JP2001009833A - 乾燥促進性の良い熱可塑性ポリエステル樹脂とその乾燥方法および製造方法 - Google Patents

乾燥促進性の良い熱可塑性ポリエステル樹脂とその乾燥方法および製造方法

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JP2001009833A
JP2001009833A JP11180924A JP18092499A JP2001009833A JP 2001009833 A JP2001009833 A JP 2001009833A JP 11180924 A JP11180924 A JP 11180924A JP 18092499 A JP18092499 A JP 18092499A JP 2001009833 A JP2001009833 A JP 2001009833A
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core
sheath
drying
thermoplastic polyester
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JP11180924A
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English (en)
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Hiroyuki Mori
寛之 森
Sumiro Hamada
澄郎 浜田
Takeshi Ito
伊藤  剛
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Sumika Color Co Ltd
Original Assignee
Sumika Color Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非晶性ポリエステル樹脂や低融点のポリエス
テル樹脂などを含む熱可塑性ポリエステル樹脂を、ブロ
ッキングが起きる高い温度で乾燥しても、乾燥容器内部
に融着したり、ペレット同士の互着を発生させることな
く、高温で短時間に、しかも容易に乾燥させる方法を提
供する。 【解決手段】 熱可塑性ポリエステル樹脂をブロッキン
グが起きる高い温度で乾燥する方法であって、前記熱可
塑性ポリエステル樹脂を芯とし、前記乾燥温度ではブロ
ッキングが起きない熱可塑性樹脂を鞘とする芯鞘構造ペ
レットの形態で乾燥する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾燥促進性の良い
熱可塑性ポリエステル樹脂とその乾燥方法および製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑
性ポリエステル樹脂は、エステル結合を有する繰り返し
単位から構成されていることを構造上の特徴としている
が、水分共存下で加熱されるとエステル結合が加水分解
されて樹脂の変質が起こり、成形性が悪くなる等の問題
が起こる。このため、成形前に、熱可塑性ポリエステル
樹脂中の水分を除去することが必要であり、工業的には
一般にガラス転移点よりも十分に高い温度で乾燥を行う
ことが望ましい。ここで、樹脂がポリエチレンテレフタ
レートやポリブチレンテレフタレートのように高結晶性
である場合は、ガラス転移点よりも高い温度で乾燥を行
っても特に問題となることはなかった。ところが近年、
液体用紙容器、スナック包装のフレバーバリアシート、
APET用ふた材、イージーピール材、押出ワイヤーコ
ーティング、ヒートシール材、PETフィルム改質剤、
軟化剤、コイルコーティング、シュリンクフィルム、保
香性ヒートシールフィルム、バインダー繊維、複合繊
維、熱収縮性フィルム、接着剤、ガスバリアー性ボトル
などの様々な用途で、結晶性がほとんどない非晶性ポリ
エステル樹脂や低融点のポリエステル樹脂を使用しなく
てはならないケースが増加しており、これらの樹脂をガ
ラス転移点以上で乾燥させると、樹脂が流動状態とな
り、乾燥容器内部に付着したり、ペレット同士が互着し
ブロッキングが発生するという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の欠点に対し、特
開平9−164526には、非晶性ポリエステル樹脂の
乾燥方法として、非晶性ポリエステル樹脂ペレットに結
晶性のポリエステル粉を混合し、好ましくは攪拌混合状
態で、乾燥する方法が開示されている。しかし、この方
法では、乾燥を行う非晶性ポリエステル樹脂はペレット
状のものに限られるため、ペレット化し難い物性のポリ
エステル樹脂の乾燥には適用できない。また、この方法
では、限られた乾燥装置しか用いることができない。さ
らに、非晶性ポリエステル樹脂に対して比較的多くの量
の結晶性のポリエステル粉が必要とされる。
【0004】そこで本発明の課題は、非晶性ポリエステ
ル樹脂や低融点のポリエステル樹脂などを含む熱可塑性
ポリエステル樹脂を、ブロッキングが起きる高い温度で
乾燥しても、乾燥容器内部に融着したり、ペレット同士
の互着を発生させることなく、高温で短時間に、しかも
容易に乾燥させる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決すべく鋭意検討した。その結果、非晶性ポリエステル
樹脂や低融点のポリエステル樹脂などを含む熱可塑性ポ
リエステル樹脂を芯部とし、その芯部成分に対して特定
の物性を有する熱可塑性樹脂を鞘部に有するようなペレ
ット構造にすれば、芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂
でブロッキングが起きる高い温度で乾燥しても、上記問
題が起こらないことを見出した。さらに本発明のペレッ
トは、芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂と鞘となる熱
可塑性樹脂を芯鞘型ダイより同時に押し出して製造でき
るので、たとえ芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂がペ
レット化し難い物性のポリエステル樹脂であっても、鞘
となる熱可塑性樹脂によるサポートによってペレット形
状とすることができることを見いだした。本発明はこの
ようにして完成された。
【0006】すなわち本発明にかかる熱可塑性ポリエス
テル樹脂の乾燥方法は、熱可塑性ポリエステル樹脂をブ
ロッキングが起きる高い温度で乾燥する方法であって、
前記熱可塑性ポリエステル樹脂を芯とし、前記乾燥温度
ではブロッキングが起きない熱可塑性樹脂を鞘とする芯
鞘構造ペレットの形態で乾燥することを特徴とする。ま
た、本発明にかかる熱可塑性ポリエステル樹脂ペレット
は、熱可塑性ポリエステル樹脂を芯とし、前記熱可塑性
ポリエステル樹脂でブロッキングが起きる乾燥温度では
ブロッキングが起きない熱可塑性樹脂を鞘とする芯鞘構
造をとり、前記乾燥温度で乾燥を促進できるようにして
なることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明にかかる熱可塑性ポリエス
テル樹脂ペレットの製造方法は、熱可塑性ポリエステル
樹脂を芯とし、前記熱可塑性ポリエステル樹脂でブロッ
キングが起きる乾燥温度ではブロッキングが起きない熱
可塑性樹脂を鞘とする芯鞘構造をとり、前記乾燥温度で
乾燥を促進できるようにしてなる、熱可塑性ポリエステ
ル樹脂ペレットの製造方法であって、溶融状態の前記芯
となる熱可塑性ポリエステル樹脂と前記鞘となる熱可塑
性樹脂を芯鞘型ダイより押し出した後にペレット化する
ことを特徴とする。
【0008】本発明の構成をとることにより、所望の乾
燥温度ではブロッキングが起きる熱可塑性ポリエステル
樹脂を、その乾燥温度より高い温度での乾燥が可能にな
り、容易に、短時間で効果的に水分を除去することが出
来る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明にかかる熱可塑性ポリエステル樹脂組成物の乾燥方
法は、熱可塑性ポリエステル樹脂をブロッキングが起き
る高い温度で乾燥する方法であって、前記熱可塑性ポリ
エステル樹脂を芯とし、前記乾燥温度ではブロッキング
が起きない熱可塑性樹脂を鞘とする芯鞘構造ペレットの
形態で乾燥することを特徴とする。
【0010】前記の芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂
とは、熱可塑性ポリエステル樹脂に、必要により各種添
加剤や顔料等を配合したものである。すなわち、樹脂単
体でもよいし、その樹脂を含む組成物であってもよい。
前記熱可塑性ポリエステル樹脂とは、ジカルボン酸成分
とグリコール成分が縮合されたエステル単位、あるいは
ジカルボン酸成分やグリコール成分とヒドロキシカルボ
ン酸成分とが縮合されたエステル単位など、エステル結
合を有するポリマーである。ジカルボン酸の例としてテ
レフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸
等の芳香族ジカルボン酸、あるいはアジピン酸、セバシ
ン酸等の脂肪族ジカルボン酸が挙げられる。グリコール
としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール等が挙げられ、ヒ
ドロキシカルボン酸の例としてp−ヒドロキシ安息香酸
などが挙げられ、各種の添加剤を含有していても良い。
【0011】前記の芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂
とは、特に、非晶性ポリエステル樹脂や低融点のポリエ
ステル樹脂などを含む、軟化点、融点、あるいはガラス
転移温度の低い熱可塑性ポリエステル樹脂である。前記
非晶性ポリエステル樹脂とは、溶融状態から徐冷するこ
とで結晶が生成しないポリエステル樹脂をいう。結晶が
生成していないことは、広角X線回折測定で非晶ハロー
以外観測されないことで確認できる。結晶性ポリエステ
ル樹脂とは、溶融状態から徐冷することで結晶が生成す
るポリエステル樹脂をいう。ここでいう結晶とは広角X
線回折を測定したときに非晶ハローのピーク面積に対し
て同程度以上のピーク面積を有する回折を生じるものを
いう。具体的には、例えば、テレフタル酸とエチレング
リコールと1,4ーシクロヘキサンジメタノールを共重
合したグリコール変性PET(イーストマンケミカル社
製、EASTAR6763、GN071)が代表的なも
のであり、他には、東洋紡績株式会社製のバイロン20
0、103、300、500や、ユニチカ株式会社製の
エリーテルUE3220、UE3221、UE323
0、UE3231、UE3400、UE3500や、東
レ株式会社製のケミットR−50、R−188、R−8
0、R−70、K−1294、K−1089等が挙げら
れる。
【0012】また、前記低融点のポリエステル樹脂とし
ては、具体的には、例えば、東洋紡績株式会社製のバイ
ロン30P(融点125℃)、GM−900(融点11
3℃)、GM−400(融点143℃)や、東レ株式会
社製のケミットR−1450(融点191℃)、Q−1
500(融点170℃)、R−251(融点130
℃)、R−282(融点113℃)、R−99(融点7
5℃)等が挙げられる。
【0013】本発明でいう軟化点とは一定速度で加熱す
るとき、変形し始める温度をいう。非晶性物質を加熱す
ると結晶性物質のように明確な融点を示さずに漸次軟化
して溶融状態となる。一般に用いられる測定方法は、J
ISK−2531である。一般には、この軟化点以上で
熱可塑性ポリエステル樹脂を乾燥するとペレットが溶融
状態になりペレット同士が互着してしまい、成形時にホ
ッパーへの供給が出来なくなる。また、樹脂が非晶性の
場合には、軟化点とともにガラス転移温度も重要であ
り、このガラス転移点以上で乾燥するときも上記と同様
の問題点が起こりうる。結晶性物質については、一般に
軟化点より融点が用いられる。融点は示差熱分析装置で
一般に測定され、非晶性物質の軟化点と同様に扱われ
る。
【0014】本発明における前記鞘となる熱可塑性樹脂
とは、前記芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂でブロッ
キングが起きる乾燥温度ではブロッキングが起きない熱
可塑性樹脂であれば、非晶性でも結晶性でも特に限定さ
れない。具体的には、上述の、芯として用いることので
きる熱可塑性ポリエステル樹脂でもよいし、また、芯と
なる熱可塑性ポリエステル樹脂の性質を損なわない範囲
であれば、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエーテ
ルスルホン、ポリスルホン、ポリアリレート、ポリイミ
ド等を用いても構わない。このとき、例えば、最終製品
としてできるだけ均一な品質が要求される場合には、芯
と鞘の樹脂の種類が同じである方が好ましいので、鞘と
しても熱可塑性ポリエステル樹脂であることが好まし
く、また、結晶性の樹脂であることも好ましい態様であ
る。
【0015】本発明に係る熱可塑性ポリエステル樹脂お
いて、ブロッキングが起きる、起きないというのは、以
下の様な状態をいう。すなわち、所定の乾燥温度に設定
された恒温室に、熱可塑性ポリエステル樹脂ペレット1
00個をビーカーに重なるようにいれ、2時間置いた後
に取り出し、ペレット同士が互着したものが1つもない
状態が、ブロッキングが起きない状態である。
【0016】なお、上記のような試験を経なくても、以
下のようにして簡単に判断できる。すなわち、芯とな
る熱可塑性ポリエステル樹脂が結晶性であり、鞘となる
熱可塑性樹脂も結晶性である場合には、鞘の融点が芯の
融点よりも高ければ、ブロッキングが起きない状態であ
り、芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂が結晶性であ
り、鞘となる熱可塑性樹脂が非晶性である場合には、鞘
のガラス転移温度が芯の融点よりも高ければ、ブロッキ
ングが起きない状態であり、芯となる熱可塑性ポリエ
ステル樹脂が非晶性であり、鞘となる熱可塑性樹脂が結
晶性である場合には、鞘の融点が芯の軟化点またはガラ
ス転移温度よりも高ければ、ブロッキングが起きない状
態であり、芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂が非晶
性であり、鞘となる熱可塑性樹脂も非晶性である場合に
は、鞘のガラス転移温度が芯の軟化点またはガラス転移
温度よりも高ければ、ブロッキングが起きない状態であ
る。
【0017】前記の芯と鞘の比率としては特に限定され
ないが、芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂の含有量が
多い方が好ましく、芯と鞘の重量比率が50/50から
99/1の範囲であることが好ましく、93/7〜99
/1の範囲であることがより好ましい。鞘の割合が上記
範囲よりも多すぎると、ペレット使用時において芯の特
性が損なわれる恐れがあり、好ましくない。また、鞘の
割合が上記範囲よりも少なすぎると、鞘のサポートによ
る本発明の効果が十分に発揮されないので好ましくな
い。
【0018】本発明にかかる芯鞘構造のペレットの形状
としては特に限定されるものではないが、鞘に覆われて
いないペレット断面は小さいほど乾燥時のペレット互着
が少なくなる傾向があるので、ペレット直径は「円」に
換算して0.5〜5mmΦが好ましく、1〜3mmΦが
より好ましい。またペレットの長さも特に限定されるも
のではないが、鞘に覆われている部分の面積が大きいほ
ど乾燥時のペレット互着は少なくなる傾向があるので、
ペレット長さは1〜5mmが好ましく、3〜5mmがよ
り好ましい。
【0019】芯に用いる熱可塑性ポリエステル樹脂、お
よび/または、鞘に用いる熱可塑性樹脂は、顔料や添加
剤を含有していても良く、いわゆるマスターバッチとし
て用いられる配合でも良い。マスターバッチとは、基材
樹脂を主成分としこの基材樹脂に顔料等を練り込んだも
ので、通常マスターバッチは使用時にナチュラル樹脂に
より2〜150倍に希釈して用いられる。
【0020】本発明で用いることができる顔料として
は、公知の有機顔料、無機顔料、体質顔料等がいずれも
使用できる。有機顔料としては、縮合アゾ等のアゾ系顔
料、アントラキノン系、ペリノン系、ペリレン系、チオ
インジゴ系等のスレン系、フタロシアニンブルー、フタ
ロシアニングリーン等のフタロシアニン系、キナクリド
ン系、ジオキサジン系、イソインドリノン系、ピロロピ
ロール系、アニリンブラック、有機蛍光顔料等が挙げら
れる。無機顔料としては、クレー、バライト、雲母等の
天然物、紺青等のフェロシアン化物、硫化亜鉛等の硫化
物、硫酸バリウム等の硫酸塩、酸化クロム、亜鉛華、チ
タン白、弁柄、鉄黒等の酸化物、水酸化アルミニウム等
の水酸化物、珪酸カルシウム、群青等のケイ酸塩、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩、カーボンブ
ラック、グラファイト等の炭素、アルミニウム粉、ブロ
ンズ粉、亜鉛粉等の金属粉、その他焼成顔料等が挙げら
れる。体質顔料としては、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、タルク等が挙げられる。これらの顔料は単独あるい
は2種類以上混合して用いられる。また樹脂物性を損な
わない範囲であれば染料も使用可能である。
【0021】本発明で用いることができる添加剤とは、
樹脂物性(加工性、柔軟性、弾性、脆性、取り扱い性
等)、樹脂性能(安定性、耐久性、難燃性、保温性等)
および加工性(離型性、混練り性等)等を改質させる目
的で用いられるものであり、溶融樹脂への添加時に熱分
解を起こさないものであれば特に限定されない。例え
ば、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤、
難燃化剤、抗菌剤、帯電防止剤、銅害防止剤、金属不活
性化剤、粘着付与剤、滑剤、スリップ剤、内部離型剤、
防曇剤、付香剤、界面活性剤、湿潤剤、防腐剤、防かび
剤、充填剤、補強剤、安定剤、保温剤、発泡剤、防震
剤、耐衝撃性向上剤、表面処理剤、分散剤等を挙げるこ
とが出来る。
【0022】本発明にかかる熱可塑性ポリエステル樹脂
の乾燥方法は、上述の構成を有する芯鞘構造ペレットの
形態で乾燥を行うことを特徴とする。本発明の構成によ
り、芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂がブロッキング
を起こすような高い温度で乾燥し、前記芯となる熱可塑
性ポリエステル樹脂が一種の流動状態になった場合で
も、鞘となる熱可塑性樹脂によるサポートが存在するこ
とにより、ペレット同士の互着やブロッキングが防止で
きる。
【0023】上記乾燥方法における乾燥温度は、芯とな
る熱可塑性ポリエステル樹脂がブロッキングを起こす温
度以上であるが、本発明の効果を十分に発揮するため
に、鞘となる熱可塑性樹脂がブロッキングを起こす温度
よりも低い温度であることが必要である。本発明で使用
できる乾燥機としては、一般に熱可塑性ポリエステル樹
脂の乾燥に用いられるものが使用でき、特に制限されな
い。具体的には、例えば、材料静置型乾燥機、回分式箱
型乾燥機、材料移送型乾燥機、材料攪拌型乾燥機、熱風
移送型乾燥機、円筒型乾燥機、赤外線乾燥機、高周波乾
燥機等が挙げられる。
【0024】これらの乾燥機の乾燥方法としては、熱風
乾燥法、放射乾燥法、伝導乾燥法、均一発熱法、真空乾
燥法、加熱蒸気乾燥法等が挙げられ特に制限はない。本
発明の芯鞘構造ポリエステル樹脂ペレットの製造方法と
しては、2台の押出機を用いてそれぞれ芯側と鞘側に原
料を溶融状態で供給し、芯鞘型ダイによりストランド状
に押出し水槽で冷却したのちペレタイザーでペレット状
にカッティングすることで本発明の芯鞘構造の熱可塑性
ポリエステル樹脂ペレットを得ることが出来る。
【0025】上記製造方法によれば、芯となる熱可塑性
ポリエステル樹脂自体がペレット化し難い物性のもので
ある場合、具体的には、例えば、分子量が10000以
下の東洋紡績株式会社製バイロンGV110(分子量2
000〜3000、軟化点92℃)、GV230(分子
量3000〜4000、軟化点95℃)、GV700
(分子量2500〜3500、軟化点86℃)、GV7
30(分子量3000〜4000、軟化点94℃)、G
V740(分子量3000〜4000、軟化点94℃)
や、ユニチカ株式会社製のエリーテルUE3320(分
子量1800、軟化点63℃)、UE3360(分子量
5000、軟化点80℃)、UE3380(分子量80
00、軟化点72℃)などを含む場合であっても、鞘と
なる熱可塑性樹脂と同時に芯鞘型ダイから押し出して芯
鞘構造とするので、ペレット形状とすることが容易であ
る。従って、従来、ペレット化し難く、乾燥が困難であ
った、熱可塑性ポリエステル樹脂について、本発明の乾
燥方法は非常に有効なものである。
【0026】
【実施例】以下に本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。 (実施例1)軟化点約80℃の非晶性ポリエステル樹脂
A(商品名:イーストマンケミカル社製EASTAR6
763、密度1.27g/cm3 、IV=0.75)を
芯用二軸押出機(46Φmm、L/D=35)に供給
し、Aより軟化点の高い共重合ポリエステル樹脂B(商
品名:日本エステル社製ユニペットRN163、融点2
35℃、密度1.41g/cm3 、IV=0.84)を
鞘用単軸押出機(50Φmm、L/D=25)に供給し
た。それぞれの押出機から温度250℃で芯鞘型ダイ
(口金6個)に芯鞘比が、芯/鞘=80/20重量%で
供給した。押し出された6本のストランドを水槽に通し
冷却しペレタイザーにてカッティングし、ペレット外径
3.0Φmm、長さ3.0mm、鞘厚み0.14mmの
芯鞘構造をとるペレットを得た。 (実施例2)実施例1と同様にして芯鞘比が、芯/鞘=
90/10重量%で外径3.0Φmm、長さ3.0m
m、鞘厚み0.07mmの芯鞘構造をとるペレットを得
た。
【0027】実施例1、2で得られたペレットを評価し
た。結果を表1に示した。評価方法は以下の通りであ
る。 水分量:ペレット約0.5gをカールフィッシャー水分
計(三菱化学社製微量水分測定装置CA−06)にて測
定温度300℃、N2ガス流量200ml/minで測
定した。
【0028】乾燥試験:各ペレットを約100gアルミ
カップに入れ各温度に調整したギアオーブン中に所定時
間放置した後、ペレットのブロッキング性観察と乾燥後
のペレットの水分量を測定する。 (比較例1)実施例1、2と同様に、非晶性ポリエステ
ル樹脂Aを、未加工のまま、芯用二軸押出機に供給し、
鞘を付けないでそのまま押し出し、カッティングしてペ
レットを得た。実施例1、2と同様に評価を行った。結
果を表1に示した。
【0029】
【表1】
【0030】(実施例3)軟化点63℃の非晶性ポリエ
ステル樹脂C(商品名:ユニチカ株式会社製エリーテル
UE3320、密度1.26g/cm3 、ガラス転移温
度40℃)を芯用二軸押出機(46Φmm、L/D=3
5)に供給し、Cより軟化点の高い非晶性ポリエステル
樹脂D(商品名:ユニチカ株式会社製エリーテルUE3
690、密度1.25g/cm3 、ガラス転移温度90
℃、軟化点160℃)を鞘用単軸押出機(50Φmm、
L/D=25)に供給した。それぞれの押出機から温度
180℃で芯鞘型ダイ(口金6個)に芯鞘比が、芯/鞘
=50/50重量%で供給した。押し出された6本のス
トランドを水槽に通し冷却しペレタイザーにてカッティ
ングし、外径3.0Φmm、長さ3.0mm、鞘厚み
0.44mmの芯鞘構造をとるペレットを得た。 (実施例4)実施例3と同様にして芯鞘比が、芯/鞘=
80/20重量%で外径3.0Φmm、長さ3.0m
m、鞘厚み0.16mmの芯鞘構造をとるペレットを得
た。
【0031】実施例1、2と同様にして水分率(測定温
度200℃)と乾燥試験を行った結果を表2に示す。 (比較例2)実施例3、4と同様に、ポリエステル樹脂
Cを、そのままの状態で、評価を行った。結果を表2に
示した。なお、ポリエステル樹脂Cを、芯用二軸押出機
に供給し、鞘を付けないでそのまま押し出し、カッティ
ングしたところ、こなごなに砕けてペレット形状にはな
らなかった。
【0032】
【表2】
【0033】(実施例5)軟化点約80℃の非晶性ポリ
エステル樹脂A(商品名:イーストマンケミカル社製E
ASTAR6763、密度1.27g/cm3 、IV=
0.75)の粉砕加工品37重量%と二酸化チタン63
重量%とを芯用二軸押出機(46Φmm、L/D=3
5)に供給し、Aより軟化点の高い共重合ポリエステル
樹脂B(商品名:日本エステル社製ユニペットRN16
3、融点235℃、密度1.41g/cm3 、IV=
0.84)を鞘用単軸押出機(50Φmm、L/D=2
5)に供給した。それぞれの押出機から温度250℃で
芯鞘型ダイ(口金6個)に芯鞘比が、芯/鞘=95/5
重量%で供給した。押し出された6本のストランドを水
槽に通し冷却しペレタイザーにてカッティングし、ペレ
ット外径3.0Φmm、長さ3.0mm、鞘厚み0.0
6mmの芯鞘構造をとるペレット(マスターバッチ)を
得た。
【0034】実施例1、2と同様にして水分率(測定温
度230℃)と乾燥試験を行った結果を表3に示す。 (比較例3)実施例5と同様に、非晶性ポリエステル樹
脂Aの粉砕加工品40重量%と二酸化チタン60重量%
とを芯用二軸押出機に供給し、鞘を付けないでそのまま
押し出し、カッティングしてペレット(マスターバッ
チ)を得た。実施例5と同様に評価を行った。結果を表
3に示した。
【0035】
【表3】
【0036】(実施例6)軟化点約80℃の非晶性ポリ
エステル樹脂A(商品名:イーストマンケミカル社製E
ASTAR6763、密度1.27g/cm3 、IV=
0.75)の粉砕加工品95重量%と紫外線吸収剤(商
品名:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ株式会社製T
INUVIN326)5重量%とを芯用二軸押出機(4
6Φmm、L/D=35)に供給し、Aより軟化点の高
いポリカーボネート樹脂(商品名:住友ダウ株式会社製
カリバ−200−4、軟化点約140℃、比重1.20
g/cm3 )を鞘用単軸押出機(50Φmm、L/D=
25)に供給した。それぞれの押出機から温度280℃
で芯鞘型ダイ(口金6個)に芯鞘比が、芯/鞘=80/
20重量%で供給した。押し出された6本のストランド
を水槽に通し冷却しペレタイザーにてカッティングし、
ペレット外径3.0Φmm、長さ3.0mm、鞘厚み
0.17mmの芯鞘構造をとるペレット(マスターバッ
チ)を得た。
【0037】実施例1、2と同様にして水分率(測定温
度230℃)と乾燥試験を行った結果を表4に示す。 (比較例4)実施例6と同様に、非晶性ポリエステル樹
脂Aの粉砕加工品96重量%と紫外線吸収剤4重量%と
を芯用二軸押出機に供給し、鞘を付けないでそのまま押
し出し、カッティングしてペレット(マスターバッチ)
を得た。実施例6と同様に評価を行った。結果を表4に
示した。
【0038】
【表4】
【0039】
【発明の効果】本発明にかかる乾燥方法によれば、熱可
塑性ポリエステル樹脂をブロッキングが起きる高い温度
で乾燥することが出来、短時間で水分量を低減すること
が出来る。これにより従来、長時間かかっていた熱可塑
性ポリエステル樹脂の乾燥が短時間で可能になり大幅な
コストダウンとなる。
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 剛 兵庫県伊丹市森本1丁目35番地 住化カラ ー株式会社大阪工場内 Fターム(参考) 4F201 AA24 AC01 AR15 BA02 BA04 BC01 BC02 BC12 BC17 BC19 BC37 BD05 BL06 BL42 BM06 BN21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性ポリエステル樹脂をブロッキング
    が起きる高い温度で乾燥する方法であって、前記熱可塑
    性ポリエステル樹脂を芯とし、前記乾燥温度ではブロッ
    キングが起きない熱可塑性樹脂を鞘とする芯鞘構造ペレ
    ットの形態で乾燥することを特徴とする、熱可塑性ポリ
    エステル樹脂の乾燥方法。
  2. 【請求項2】前記芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂と
    前記鞘となる熱可塑性樹脂との重量比が50/50〜9
    9/1の範囲にある、請求項1に記載の熱可塑性ポリエ
    ステル樹脂の乾燥方法。
  3. 【請求項3】前記芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂と
    前記鞘となる熱可塑性樹脂との重量比が93/7〜99
    /1の範囲にある、請求項2に記載の熱可塑性ポリエス
    テル樹脂の乾燥方法。
  4. 【請求項4】熱可塑性ポリエステル樹脂を芯とし、前記
    熱可塑性ポリエステル樹脂でブロッキングが起きる乾燥
    温度ではブロッキングが起きない熱可塑性樹脂を鞘とす
    る芯鞘構造をとり、前記乾燥温度で乾燥を促進できるよ
    うにしてなる、熱可塑性ポリエステル樹脂ペレット。
  5. 【請求項5】前記芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂が
    非晶性ポリエステル樹脂を含む、請求項4に記載の熱可
    塑性ポリエステル樹脂ペレット。
  6. 【請求項6】前記芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂と
    前記鞘となる熱可塑性樹脂との重量比が50/50〜9
    9/1の範囲にある、請求項4または5のいずれかに記
    載の熱可塑性ポリエステル樹脂ペレット。
  7. 【請求項7】前記芯となる熱可塑性ポリエステル樹脂と
    前記鞘となる熱可塑性樹脂との重量比が93/7〜99
    /1の範囲にある、請求項6に記載の熱可塑性ポリエス
    テル樹脂ペレット。
  8. 【請求項8】熱可塑性ポリエステル樹脂を芯とし、前記
    熱可塑性ポリエステル樹脂でブロッキングが起きる乾燥
    温度ではブロッキングが起きない熱可塑性樹脂を鞘とす
    る芯鞘構造をとり、前記乾燥温度で乾燥を促進できるよ
    うにしてなる、熱可塑性ポリエステル樹脂ペレットの製
    造方法であって、溶融状態の前記芯となる熱可塑性ポリ
    エステル樹脂と前記鞘となる熱可塑性樹脂を芯鞘型ダイ
    より押し出した後にペレット化する、熱可塑性ポリエス
    テル樹脂ペレットの製造方法。
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