JP2001008350A - ケーブル終端接続部 - Google Patents
ケーブル終端接続部Info
- Publication number
- JP2001008350A JP2001008350A JP11168294A JP16829499A JP2001008350A JP 2001008350 A JP2001008350 A JP 2001008350A JP 11168294 A JP11168294 A JP 11168294A JP 16829499 A JP16829499 A JP 16829499A JP 2001008350 A JP2001008350 A JP 2001008350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- bolt
- flange
- cable
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims abstract description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 8
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 18
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 7
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 碍管10の正六角形のフランジ21を電
気機器側の取付部にボルト22を介して固定すると共
に、保護管18をボルト22から離間する凹部18aを
設けて星形に形成し、碍管10の開口端面にボルト23
にて固定する。 【効果】 ボルト22と保護管との間の沿面放電を予め
防止できる。
気機器側の取付部にボルト22を介して固定すると共
に、保護管18をボルト22から離間する凹部18aを
設けて星形に形成し、碍管10の開口端面にボルト23
にて固定する。 【効果】 ボルト22と保護管との間の沿面放電を予め
防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の金属製
の取付部にボルトを介して取付けられるケーブル終端接
続部に関する。
の取付部にボルトを介して取付けられるケーブル終端接
続部に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のケーブル終端接続部は、ケーブ
ル端末が挿入されるエポキシ樹脂製の碍管にフランジを
一体的に設け、このフランジを、電気機器側の金属製の
取付板にボルトを介して固定することにより、電気機器
に取付けられている。
ル端末が挿入されるエポキシ樹脂製の碍管にフランジを
一体的に設け、このフランジを、電気機器側の金属製の
取付板にボルトを介して固定することにより、電気機器
に取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このケーブ
ル終端接続部では、ケーブル端末の挿入される碍管の開
口端面に保護管が固定されている。そして、碍管のフラ
ンジはこの開口端面の近傍に一体形成されている。この
ため、フランジを固定するボルトと、保護管の周面との
絶縁距離(間隔)が小さく、ケーブル側と電気機器との
間で電位が大きく変化すると、ボルトと保護管との間で
沿面放電が生じる虞れがあった。
ル終端接続部では、ケーブル端末の挿入される碍管の開
口端面に保護管が固定されている。そして、碍管のフラ
ンジはこの開口端面の近傍に一体形成されている。この
ため、フランジを固定するボルトと、保護管の周面との
絶縁距離(間隔)が小さく、ケーブル側と電気機器との
間で電位が大きく変化すると、ボルトと保護管との間で
沿面放電が生じる虞れがあった。
【0004】絶縁距離を確保するために、フランジの径
を大きくしてボルトの固定位置を保護管から離間させる
ことも可能である。この場合には電気機器の取付板にお
けるボルト挿入位置を変えるため、相間距離が大きくな
って電気機器が大型化する欠点がある。。
を大きくしてボルトの固定位置を保護管から離間させる
ことも可能である。この場合には電気機器の取付板にお
けるボルト挿入位置を変えるため、相間距離が大きくな
って電気機器が大型化する欠点がある。。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような点
を解決するため次の構成を備える。即ち、本発明は、電
気機器に接続される導体が配される碍管と、この導体に
電気接続されるケーブル端末を覆い、碍管の開口端面に
固定される金属製の保護管と、碍管に一体形成されて電
気機器側の金属製の取付部にボルトを介して固定される
フランジとを備えるケーブル終端接続部であって、保護
管に、ボルトから離間する凹所を設けたことを特徴とす
る。
を解決するため次の構成を備える。即ち、本発明は、電
気機器に接続される導体が配される碍管と、この導体に
電気接続されるケーブル端末を覆い、碍管の開口端面に
固定される金属製の保護管と、碍管に一体形成されて電
気機器側の金属製の取付部にボルトを介して固定される
フランジとを備えるケーブル終端接続部であって、保護
管に、ボルトから離間する凹所を設けたことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図2は本発明に係るケーブル終端接
続部の断面図である。この接続部は、エポキシ樹脂製の
碍管10を備え、この碍管10上部には導体11が配さ
れている。導体11は筒状に形成され、内部接触子12
が固定されている。接触子12にはケーブル13のケー
ブル導体に固着された接続端子14が嵌入されている。
参照して説明する。図2は本発明に係るケーブル終端接
続部の断面図である。この接続部は、エポキシ樹脂製の
碍管10を備え、この碍管10上部には導体11が配さ
れている。導体11は筒状に形成され、内部接触子12
が固定されている。接触子12にはケーブル13のケー
ブル導体に固着された接続端子14が嵌入されている。
【0007】ケーブル13の絶縁層上にはストレスコー
ン15が装着されている。このストレスコーン15は、
押し金具16及びコイルスプリング17を介して碍管1
0の内側テーパ面に押し付けられている。ケーブル13
の端末は、保護管18にて覆われ、保護管18の小径部
とケーブル13の半導電層の間には、ゴムスペーサ19
が配されている。そして、保護管18とケーブル13の
シース層との間に防食層20がテープ巻きにて形成され
ている。
ン15が装着されている。このストレスコーン15は、
押し金具16及びコイルスプリング17を介して碍管1
0の内側テーパ面に押し付けられている。ケーブル13
の端末は、保護管18にて覆われ、保護管18の小径部
とケーブル13の半導電層の間には、ゴムスペーサ19
が配されている。そして、保護管18とケーブル13の
シース層との間に防食層20がテープ巻きにて形成され
ている。
【0008】上記保護管18上部は、碍管10のケーブ
ル13を挿入するための開口の端面にボルト23にて固
定されている。碍管10の下方には、フランジ21が一
体形成されている。このフランジ21は複数(本実施例
では6本)のボルト22にて取付部30の下面に固定さ
れている。即ち、電気機器の金属製の取付板には、碍管
10を挿入するための挿入穴31が設けられ、この挿入
穴31の縁部が取付部30を形成している。
ル13を挿入するための開口の端面にボルト23にて固
定されている。碍管10の下方には、フランジ21が一
体形成されている。このフランジ21は複数(本実施例
では6本)のボルト22にて取付部30の下面に固定さ
れている。即ち、電気機器の金属製の取付板には、碍管
10を挿入するための挿入穴31が設けられ、この挿入
穴31の縁部が取付部30を形成している。
【0009】さて、図1は本発明の碍管10の底面図で
ある。この図1に示すように、上記保護管18の上部
は、破線で示すように、各ボルト22から離間する凹部
18aから形成され、全体として星形形状を有してい
る。従って、各ボルト22と保護管18の周面(凹部1
8a)との絶縁距離を大きく設定することができるの
で、これらの間での沿面放電を予め防止することができ
る。
ある。この図1に示すように、上記保護管18の上部
は、破線で示すように、各ボルト22から離間する凹部
18aから形成され、全体として星形形状を有してい
る。従って、各ボルト22と保護管18の周面(凹部1
8a)との絶縁距離を大きく設定することができるの
で、これらの間での沿面放電を予め防止することができ
る。
【0010】また、碍管10の開口近傍の端部10a
は、各ボルト22と対向する面がボルト22から離間す
る直線状の規制面10bからなり、全体として正六角形
状に形成されている。従って、規制面10bからボルト
22までのフランジ21の肉厚tを大きくすることがで
きるので、ボルト22を強く締付けてもフランジ21の
ボルト穴周縁には破断等が生じることがなく、よって、
ボルト22の締付調整が簡単になり、かつフランジ21
を取付部30に強固に固定することが可能である。
は、各ボルト22と対向する面がボルト22から離間す
る直線状の規制面10bからなり、全体として正六角形
状に形成されている。従って、規制面10bからボルト
22までのフランジ21の肉厚tを大きくすることがで
きるので、ボルト22を強く締付けてもフランジ21の
ボルト穴周縁には破断等が生じることがなく、よって、
ボルト22の締付調整が簡単になり、かつフランジ21
を取付部30に強固に固定することが可能である。
【0011】一方、保護管18は、碍管の正六角形の端
面の頂部にボルト23を介して固定されている。即ち、
保護管18は凹部18a位置の固定が不能なので、ボル
ト22に対し30度ずらした位置でボルト23にて固定
されている。
面の頂部にボルト23を介して固定されている。即ち、
保護管18は凹部18a位置の固定が不能なので、ボル
ト22に対し30度ずらした位置でボルト23にて固定
されている。
【0012】更に、フランジ21は、各ボルト22の締
付位置を頂点とする正六角形に形成されている。従っ
て、図3に示すように、各フランジ21を接近させて各
相の本発明の接続部を配置し、これらフランジ21を電
気機器の取付板に固定することができる。よって、各相
の本発明の接続部の配置空間を小さくすることが可能で
ある。
付位置を頂点とする正六角形に形成されている。従っ
て、図3に示すように、各フランジ21を接近させて各
相の本発明の接続部を配置し、これらフランジ21を電
気機器の取付板に固定することができる。よって、各相
の本発明の接続部の配置空間を小さくすることが可能で
ある。
【0013】上記実施例において、保護管18の凹部1
8aは直線状であってもよく、要はボルト22から離間
する形状であればよい。また、碍管10の端部10aの
規制面10bは、直線以外に湾曲面から形成されてもよ
い。尚、本発明は、ガス中のケーブル終端接続部及び気
中又は油中のケーブル終端接続部に適用可能である。
8aは直線状であってもよく、要はボルト22から離間
する形状であればよい。また、碍管10の端部10aの
規制面10bは、直線以外に湾曲面から形成されてもよ
い。尚、本発明は、ガス中のケーブル終端接続部及び気
中又は油中のケーブル終端接続部に適用可能である。
【図1】本発明に係るケーブル終端接続部の碍管の底面
図である。
図である。
【図2】同接続部の断面図である。
【図3】同接続部の三相配置の概念図である。
10 碍管 10a 端部 10b 規制面 18 保護管 18a 凹部 21 フランジ 22 ボルト
Claims (5)
- 【請求項1】 電気機器に接続される導体が配されてい
る碍管と、前記導体に電気接続されるケーブル端末を覆
い、前記碍管の開口端面に固定される金属製の保護管
と、前記碍管の前記保護管近傍に一体形成され、前記電
気機器側の金属製の取付部にボルトを介して固定される
フランジとを備えるケーブル終端接続部であって、 前記保護管に前記ボルトから離間する凹所が設けられて
いることを特徴とするケーブル終端接続部。 - 【請求項2】 前記碍管の前記ボルトと対向する面が該
ボルトから離間する規制面であることを特徴とする請求
項1記載のケーブル終端接続部。 - 【請求項3】 前記フランジが、固定に用いる前記ボル
トの数を頂点数とする多角形であることを特徴とする請
求項1又は請求項2記載のケーブル終端接続部。 - 【請求項4】 前記フランジが正六角形であり、前記保
護管に該フランジの頂点位置の前記ボルトから離間する
凹所が設けられていることを特徴とする請求項1又は請
求項2記載のケーブル終端接続部。 - 【請求項5】 前記フランジが正六角形であり、前記碍
管の開口側端部が該フランジの頂点間に頂点を有する正
六角形であり、前記保護管が前記碍管の開口端面の頂点
位置でボルト止めされていることを特徴とする請求項4
記載のケーブル終端接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11168294A JP2001008350A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | ケーブル終端接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11168294A JP2001008350A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | ケーブル終端接続部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001008350A true JP2001008350A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=15865355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11168294A Pending JP2001008350A (ja) | 1999-06-15 | 1999-06-15 | ケーブル終端接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001008350A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009144876A1 (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | ケーブル終端接続部 |
-
1999
- 1999-06-15 JP JP11168294A patent/JP2001008350A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009144876A1 (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | ケーブル終端接続部 |
JP2009291033A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | ケーブル終端接続部 |
JP4547021B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2010-09-22 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | ケーブル終端接続部 |
CN102047517A (zh) * | 2008-05-30 | 2011-05-04 | 昭和电线电缆系统株式会社 | 电缆终端连接部 |
KR101423366B1 (ko) * | 2008-05-30 | 2014-07-24 | 쇼와 전선 케이블 시스템 주식회사 | 케이블 터미널 접속부 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1110724A (en) | Cable termination connector assembly | |
US6669511B1 (en) | Structure for connecting shielded cable to shield connector | |
US5631444A (en) | Cable coupling for grounding an internal lightning protector device | |
KR101423366B1 (ko) | 케이블 터미널 접속부 | |
EP1490938A1 (en) | Isolated phase bus duct joint assembly | |
JP2001008350A (ja) | ケーブル終端接続部 | |
CA1077150A (en) | Cable termination connector assembly | |
JPH09274947A (ja) | 機器直結形ケーブル接続部 | |
JP3036827B2 (ja) | ケーブル終端箱 | |
JP2724086B2 (ja) | ガス絶縁ブッシング | |
JP3581769B2 (ja) | 電流用測定機器における電流センサの取付構造 | |
JPH0358406A (ja) | 電解コンデンサの取付構造 | |
JP5607444B2 (ja) | 気中終端接続箱 | |
KR920007518Y1 (ko) | 변압기의 2차측 터미널구조 | |
JP4814542B2 (ja) | 電力ケーブル用変流器 | |
JPH0412755Y2 (ja) | ||
JP2543346Y2 (ja) | ガス絶縁変流器 | |
JPH0919040A (ja) | 電気機器の終端接続部構造 | |
JPH0411360Y2 (ja) | ||
JPH0919039A (ja) | 電気機器の終端接続部構造 | |
JPH0231941Y2 (ja) | ||
JP2023135505A (ja) | 円筒形カットアウト | |
JP3011364B2 (ja) | 電気機器の終端接続部構造 | |
JP3470773B2 (ja) | ケーブル終端接続部 | |
CN117458320A (zh) | 一种环网柜进线绝缘子装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040106 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20040323 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040408 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040720 |