JP2001003895A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JP2001003895A
JP2001003895A JP11170885A JP17088599A JP2001003895A JP 2001003895 A JP2001003895 A JP 2001003895A JP 11170885 A JP11170885 A JP 11170885A JP 17088599 A JP17088599 A JP 17088599A JP 2001003895 A JP2001003895 A JP 2001003895A
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JP
Japan
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fan
blower
plate
washer
electric motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11170885A
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English (en)
Inventor
Katsuhide Kato
勝英 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Publication of JP2001003895A publication Critical patent/JP2001003895A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動モータの回転速度が上がっても送風効率
が低下することを防止することのできる電動送風機を提
供する。 【解決手段】 送風ファン16の第一ファンプレート1
6aの前後面を挟んで押さえる前部ファンワッシャ18
と後部ファンワッシャ17との内、後部ファンワッシャ
17の当接面17dに第一ファプレート16a側に突出
するボス17eを設け、第一ファンプレート16aに
は、ボス17eに係合する凹部16eを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気掃除機等に
搭載される電動送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電気掃除機に搭載される電動
送風機として、図5に示す電動送風機1が知られてい
る。電動送風機1は、モータケース3内に設けられた電
動モータ2と、電動モータ2の駆動により回転する送風
ファン4等を備えている。電動モータ2は、ステータ2
aと、回転軸2bとロータ2cと整流子2dとを備えた
回転子2eと、整流子2dに弾接してロータ2cに給電
するカーボンブラシ2fとから構成される。5は送風フ
ァン4を覆うファンカバーであり、このファンカバー5
の中央部には吸気口5aが設けられている。
【0003】送風ファン4は、電動モータ2の回転軸2
bに固定される平板状の第一ファンプレート4aと、フ
ァンカバー5側に設けられファンカバー5に沿う方向に
延びる曲面状の第二ファンプレート4bと、吸気口5a
側から放射状に延びてプレート4a,4b間を仕切る多
数のファンブレード4c、・・とを有している。
【0004】そして、電動モータ2の駆動により、回転
軸2bとともに送風ファン4が回転すると、ファンカバ
ー5に形成された吸入口5aから空気が取り入れられ、
送風ファン4によって矢印方向へ空気が流れていく。
【0005】ここで、送風ファン4の第一ファンプレー
ト4aには、図6に示すように、両面から図7、図8に
示す形状を有するファンワッシャ6,7が当接され第一
ファンプレート4aを前後から押さえつけていることに
より、送風ファン4が電動モータ2の回転軸とともに回
転するようになっている。8は回転軸2bを回転自在に
支持する軸受、9は前方側から回転軸2bに締結された
ナットである。また、6b、7bは回転軸を通すための
穴である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の電動
送風機は、小型・軽量化が進められてきており、これに
伴って、電動送風機に備えられる送風ファンの外径も小
さくなってきている。送風ファンの外径が小さいと、空
気の吸い込み量が少なくなってしまうので、外径が小型
化された送風ファンにおいては、空気の吸い込み量を減
らさないように送風ファンを従来のものよりも高速回転
させることが要求される。
【0007】しかし、上記の送風ファン4にあっては、
電動モータ2の回転速度が一定以上になると、送風ファ
ン4の第一ファンプレート4aとファンワッシャ6,7
との間に大きなすべりが発生し、その結果、送風効率が
低下してしまうという問題があった。
【0008】なお、このファンワッシャ6,7には、図
7、図8に示すように、周方向に沿って外方(図7にお
いて左側)に突出した凸部6a,7aが形成されている
が、この凸部6a、7aは、ファンワッシャ6,7自体
の強度を向上させるためのものであって、ファンワッシ
ャ6,7と第一ファンプレート4aとの間に生じるすべ
りを防止することはできない。
【0009】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、電動モータの回転速度が上がっても送風効
率が低下することを防止することのできる電動送風機を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、電動モータと、この電動モータ
によって回転する送風ファンとを備え、前記送風ファン
は、ファンプレートと、このファンプレートに設けられ
て放射状に延びた複数のファンブレードとを有し、前記
ファンプレートがその両面側から二つのファンワッシャ
により挟持されて前記回転軸に固定される電動送風機で
あって、前記ファンプレートと前記ファンワッシャーと
のどちらか一方に凸部を設け、他方にこの凸部に係合す
る凹部を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、電動モータと、この電
動モータによって回転する送風ファンとを備え、前記送
風ファンは、ファンプレートと、このファンプレートに
設けられて放射状に延びた複数のファンブレードとを有
し、前記ファンプレートがその両面側から二つのファン
ワッシャにより挟持されて前記回転軸に固定される電動
送風機であって、前記ファンワッシャーに前記ファンプ
レートに向かって突出する凸部を設け、前記ファンプレ
ートに前記凸部に係合する凹部を設けたことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る電動送風機
の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1に示す電動送風機10において、11
は後側(図1において左側)を閉塞し前側を開口11a
とする円筒形状のモータケース、12はモータケース1
1の内壁11bの内周に沿って固定されたステータ、1
3はモータケース11内に回転自在に設けられる回転子
である。この回転子13は、モータケース11の後部に
設けられた軸受部11cと後述の支持板15の軸受15
aとによって回転自在に支持された回転軸13aとステ
ータ12に対向して設けられたロータコイル13bとロ
ータコイル13bの後部側に設けられた整流子13cと
から構成されている。14はモータケース11の外部に
導通するとともに整流子13cに弾接してロータコイル
13bに給電するカーボンブラシである。電動モータ
は、ステータ12と、回転子13と、カーボンブラシ1
4とで構成される。
【0014】15は回転子13の回転軸13aの前端側
を回転自在に支持する軸受部15aを有する支持板であ
り、モータケース11の開口11aに取り付けられてい
る。
【0015】16は回転軸13aの先端に取り付けられ
回転軸13aの回転によって回転する送風ファン、Cは
送風ファン16を覆うファンカバーである。
【0016】送風ファン16は、回転軸13aの前端に
固定される平板状の第一ファンプレート16aと、ファ
ンカバーC側に設けられファンカバーCに沿う方向に延
びる曲面状の第二ファンプレート16bと、吸気口16
c側から放射状に延びてプレート16a,16bの間を
仕切る複数のファンブレード16d、・・とを有する。
第一ファンプレート16aの中央部には、回転子13の
回転軸13aを通す穴16fが形成されており、後側
(図1において左側)には、後述の後部ファンワッシャ
17に形成されたボス17eに係合する凹部16eが形
成されている。
【0017】17は第一ファンプレート16aの後面に
当接する後部ファンワッシャである。この後部ファンワ
ッシャ17は、図3、図4に示すように、円形の板体で
あって、中央部には、第一ファンプレート16aの穴1
6fと同形の穴17aが形成されている。また、その外
部面17b側には、ファンワッシャ17自体の強度の向
上を図るため、後側(図3において左側)に突出した凸
部17cが周方向に沿って設けられている。当接面17
d側には、前方に突出したボス(凸部)17eが形成さ
れている。
【0018】18は第一ファンプレート16aの前面に
当接する前部ファンワッシャである。この前部ファンワ
ッシャ18は、後部ファンワッシャ17のボス17eが
ない他は後部ファンワッシャ17と同じ構成であるの
で、詳しい説明は省略する。
【0019】19は軸受15aと後部ファンワッシャ1
7との間に設けられたスリーブである。
【0020】20は回転軸13aの前方から締結されて
送風ファン16を回転軸13aに取り付けるナットであ
る。
【0021】送風ファン16は、図2に示すように、第
一ファンプレート16aの前後面の両面に前部ファンワ
ッシャ17と後部ファンワッシャ18との当接面17
d、18dを当接させて挟み込んだ状態にし、後方(図
2において左側)から第一ファンプレート16aの穴1
6fに回転軸13aを貫通させ、前方から回転軸13a
の先端にナット20を締めることにより取り付けられて
いる。ここで、後部ファンワッシャ17の当接面17d
に形成されたボス17eは、第一ファンプレート16a
の後面に形成された凹部16eに係合している。
【0022】このように、後部ファンワッシャ17のボ
ス17eが第一ファンプレート16aの凹部16eに係
合しているので、回転軸13aが高速回転しても、後部
ファンワッシャ17と送風ファン16の第一ファンプレ
ート16aとの間にすべりが発生せず、送風ファン16
の回転効率が低下しない。
【0023】なお、この実施の形態においては、後部フ
ァンワッシャ17に一つのボスを設けたものであるが、
複数のボスを設ける、第一ファンプレート16a側にボ
スを設ける等の他の構成のものであってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、電動モータと、この電動モータによって回転す
る送風ファンとを備え、前記送風ファンは、ファンプレ
ートと、このファンプレートに設けられて放射状に延び
た複数のファンブレードとを有し、前記ファンプレート
がその両面側から二つのファンワッシャにより挟持され
て前記回転軸に固定される電動送風機であって、前記フ
ァンプレートと前記ファンワッシャーとのどちらか一方
に凸部を設け、他方にこの凸部に係合する凹部を設けた
ので、電動モータが高速回転してもファンワッシャとフ
ァンプレート間ですべりが発生せず、送風ファンの回転
効率は低下しない。
【0025】請求項2の発明は、電動モータと、この電
動モータによって回転する送風ファンとを備え、前記送
風ファンは、ファンプレートと、このファンプレートに
設けられて放射状に延びた複数のファンブレードとを有
し、前記ファンプレートがその両面側から二つのファン
ワッシャにより挟持されて前記回転軸に固定される電動
送風機であって、前記ファンワッシャーに前記ファンプ
レートに向かって突出する凸部を設け、前記ファンプレ
ートに前記凸部に係合する凹部を設けたので、電動モー
タが高速回転してもファンワッシャとファンプレート間
ですべりが発生せず、送風ファンの回転効率は低下しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電動送風機を示した断面図であ
る。
【図2】この発明に係る電動送風機の回転軸の先端部分
を拡大した断面図である。
【図3】この発明の電動送風機に使用される後部ファン
ワッシャを示す断面図である。
【図4】この発明の電動送風機に使用される後部ファン
ワッシャを示す正面図である。
【図5】従来の電動送風機を示した断面図である。
【図6】従来の電動送風機の回転軸の先端部分を拡大し
た断面図である。
【図7】従来の電動送風機に使用される後部ファンワッ
シャを示す断面図である。
【図8】従来の電動送風機に使用される後部ファンワッ
シャを示す正面図である。
【符号の説明】
16 送風ファン 16a 第一ファンプレート 16e 凹部 17 後部ファンワッシャ 17d 当接面 17e ボス 18 前部ファンワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 29/62 F04D 29/62 C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータと、この電動モータによって回
    転する送風ファンとを備え、前記送風ファンは、ファン
    プレートと、このファンプレートに設けられて放射状に
    延びた複数のファンブレードとを有し、前記ファンプレ
    ートがその両面側から二つのファンワッシャにより挟持
    されて前記回転軸に固定される電動送風機であって、 前記ファンプレートと前記ファンワッシャーとのどちら
    か一方に凸部を設け、他方にこの凸部に係合する凹部を
    設けたことを特徴とする電動送風機。
  2. 【請求項2】電動モータと、この電動モータによって回
    転する送風ファンとを備え、前記送風ファンは、ファン
    プレートと、このファンプレートに設けられて放射状に
    延びた複数のファンブレードとを有し、前記ファンプレ
    ートがその両面側から二つのファンワッシャにより挟持
    されて前記回転軸に固定される電動送風機であって、 前記ファンワッシャーに前記ファンプレートに向かって
    突出する凸部を設け、前記ファンプレートに前記凸部に
    係合する凹部を設けたことを特徴とする電動送風機。
JP11170885A 1999-06-17 1999-06-17 電動送風機 Pending JP2001003895A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005256662A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Toshiba Tec Corp 電動送風機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005256662A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Toshiba Tec Corp 電動送風機
JP4567994B2 (ja) * 2004-03-10 2010-10-27 株式会社東芝 電動送風機

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