JP2001003549A - タイル貼り床、ステップ及び床施工方法 - Google Patents

タイル貼り床、ステップ及び床施工方法

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JP2001003549A
JP2001003549A JP11172672A JP17267299A JP2001003549A JP 2001003549 A JP2001003549 A JP 2001003549A JP 11172672 A JP11172672 A JP 11172672A JP 17267299 A JP17267299 A JP 17267299A JP 2001003549 A JP2001003549 A JP 2001003549A
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tiles
floor
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tile
center line
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JP11172672A
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Tomoko Okubo
朋子 大久保
Hiroshi Yamaguchi
大志 山口
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外観をより向上できるタイル貼り床、ステップ
及び床施工方法を提供すること。 【解決手段】床面30Aの中心線Cを含み、かつ、両端
縁部分を除く範囲に中心線から両端縁に向けた幅方向に
複数枚並べて貼り付けられ平面寸法が規格に沿った基準
タイル40と、床面30Aの両端縁部分にそれぞれ貼り
付けられ前記基準タイル40とは前記幅方向の寸法が異
なる端縁用タイル50とを備える。これらの基準タイル
40及び端縁用タイル50は中心線Cを中心として幅方
向に対称に配列される。1枚の端縁用タイル50あたり
の基準タイル40に対する寸法差が少ない。床面全体が
中心線に対して幅方向対称とされる。そのため、規格寸
法外の端縁用タイル50が目立たなくなり、タイル貼り
の床の外観が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚のタイルを
貼り付けたタイル貼り床、このタイル貼り床を有するス
テップ及び床施工方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、建物に高級感を与えるために、
タイルを床面に複数枚貼り付けて床を施工することがあ
る。例えば、玄関土間を施工するにあたり、コンクリー
トの床面に平面矩形状のタイルを格子状に貼り付けるこ
とが行われている(特開平10-219815号)。
【0003】図5に示される通り、従来では、コンクリ
ートを打設してなる所定面積の床面100に対して幅が
規格に沿った寸法Lの基準タイル101を床面の一端縁
から他端縁に向けて複数並べて貼り付ける。この床面の
他端縁部では、床面の幅寸法が基準タイル101の幅寸
法の整数倍に対応するものとは限らないので、基準タイ
ル101の幅寸法Lより短い寸法Mの調整用タイル10
2を床面端縁部に貼り付けることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、床面の一
端縁から規格寸法Lの基準タイル101を他端方向に向
けて順次貼り付けるが、最後は基準タイル101と寸法
の異なる調整用タイル102を貼り付けなければならな
い。そのため、仕上げられた床は、一端縁から他端縁の
途中まで基準タイル101が規則正しく配列されている
が、他端縁では非規格の調整用タイル102が貼り付け
られていることになり、全体として左右非対称の形状と
なって、床の外観が必ずしも十分とはいえない。
【0005】本発明の目的は、外観をより向上できるタ
イル貼り床、ステップ及び床施工方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、床
面の中央部に基準タイルを貼り付け、床面の両端縁に基
準タイルとは幅寸法の異なる端縁用タイルを貼り付けて
幅方向対称の構造とすることにより前記目的を達成しよ
うとするものである。具体的には、本発明のタイル貼り
床は、添付の図面を参照して説明すると、床面10A,
20A,30Aの中心線Cを含み、かつ、両端縁部分を
除く範囲に中心線から両端縁に向けた幅方向に複数枚並
べて貼り付けられ平面寸法が規格に沿った基準タイル4
0と、前記床面10A,20A,30Aの両端縁部分に
それぞれ貼り付けられ前記基準タイル40とは前記幅方
向の寸法が異なる端縁用タイル50とを備え、これらの
基準タイル40及び端縁用タイル50は前記中心線Cを
中心として幅方向に対称に配列されたことを特徴とす
る。
【0007】この構成の発明では、基準タイル40を貼
った後に床面10A,20A,30Aに残る領域を2枚
の端縁用タイル50で吸収するので、1枚のタイルで吸
収する従来例に比べて1枚の端縁用タイル50あたりの
基準タイル40に対する寸法差が少なくなる。しかも、
端縁用タイル50は床面10A,20A,30Aの両端
縁に配置され、床面全体が中心線に対して幅方向(左
右)対称とされる。そのため、規格寸法外の端縁用タイ
ル50が目立たなくなり、タイル貼りの床の外観が向上
する。
【0008】ここで、本発明では、前記端縁用タイル5
0は、前記基準タイル40に比べて前記幅寸法が長いも
のとしてもよい。この構成では、建設現場において、基
準タイル40を床面10A,20A,30Aに貼り付け
た後に、端縁用タイル50を貼り付けるスペースが狭い
場合には、この端縁用タイル50を現場合わせで切断等
することができる。
【0009】さらに、本発明では、前記タイル貼り床が
異なる高さに形成されたステップ10に適用してもよ
い。この場合、前記高さの異なる床面10Aの間に形成
された蹴上げ面10Bに前記基準タイル40及び前記端
縁用タイル50を一列に並んで貼り付け、これらの基準
タイル40及び端縁用タイル50を前記床面10Aに配
列された基準タイル40及び端縁用タイル50に対応さ
せるものでもよい。この構成では、ステップ10の蹴上
げ面10Bに床面10Aと対応して基準タイル40及び
端縁用タイル50を貼り付けたから、各タイルの外観上
の調整をとることができ、タイル貼りのステップの外観
がより良好となる。
【0010】また、前記床面10A,20Aの両側端縁
に隣接する両側面10Cに、前記基準タイル40を並ん
で貼り付けたものでもよい。この構成では、ステップ1
0の側面にも床面10Aと同様にタイルで装飾されるこ
とから、ステップ10の外観が良好となる。
【0011】また、本発明の床施工方法は、床面10
A,20A,30Aの中心線からそれぞれ両端縁側に向
かう幅方向に複数の基準タイル40を並べて貼り付け、
その後、前記床面10A,20A,30Aの両端縁部分
に前記基準タイル40とは幅寸法が異なる端縁用タイル
50をそれぞれ貼り付けたことを特徴とする。この構成
の本発明では、基準タイル40を床面10A,20A,
30Aの中心線Cから割り付けていくことで、タイルを
貼る際に生じる誤差を最も目立たない両端縁で吸収する
ことができる。そのため、仕上がったタイル貼り床の最
も目立つ中央部は誤差がすくなくタイルが貼られている
ため、床10A,20A,30Aの外観がより向上す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1から図4には本発明の一実施
形態が示されている。図1は本実施形態が適用された建
物1の全体を示す側面図であり、図2は玄関部分を示す
平面図である。
【0013】図1において、建物1は、基礎2の上に建
物本体3が設けられた3階建ての工業化住宅であり、そ
の玄関の正面に本実施形態のステップ10を有する玄関
ポーチ20が設けられている。図2に示される通り、玄
関ポーチ20は建物内部の玄関土間30の正面に位置し
ており、これらの玄関土間30及び玄関ポーチ20は、
共通の中心線Cを中心とした幅方向(図中、左右方向)
対象構造である。なお、図2中、符号60は柱を示す。
【0014】玄関土間30はコンクリートから床本体が
形成されており、この床本体の上面が床面30Aとされ
る。この床面30Aの中心線Cを含み、かつ、両端縁部
分を除く所定範囲において図中左右方向(幅方向)に基
準タイル40が複数枚並べて貼り付けられている。これ
らの基準タイル40は前記幅方向に直交する長さ方向に
5列配列されている。床面30Aの両端縁部分には基準
タイル40に隣接して端縁用タイル50がそれぞれ貼り
付けられている。これらの端縁用タイル50は基準タイ
ル40に対応して長さ方向に5枚ずつ配列されている。
【0015】基準タイル40は、幅寸法がLであり、長
さ寸法がHの平面矩形状のタイルであり、これらの寸法
LHはJISその他の基準に従って規格化されている。
端縁用タイル50は、幅寸法がLより長いNであり、長
さ寸法がHの平面矩形状のタイルであり、基準タイル4
0とは異なり規格化されていない。
【0016】玄関ポーチ20は、コンクリートから床本
体が形成されており、この床本体の玄関土間30の床面
30Aと同一高さ平面が床面20Aとされる。この床面
20Aでは、図2中、最上列から5列目まで、複数枚の
基準タイル40が両端縁の間で貼り付けられており、6
列目から最下列までは床面20Aの中心線Cを含み、か
つ、両端縁部分を除く所定範囲において幅方向に基準タ
イル40が複数枚並べて貼り付けられている。床面20
Aの両端縁部分には基準タイル40に隣接して端縁用タ
イル50がそれぞれ貼り付けられている。これらの端縁
用タイル50は基準タイル40に対応して長さ方向に配
列されている。
【0017】ステップ10の3個所の床面10Aは、そ
れぞれ同じ面積であり、その中心線Cを含み、かつ、両
端縁部分を除く所定範囲において幅方向に基準タイル4
0がそれぞれ複数枚並べて貼り付けられている。これら
の基準タイル40は、各床面10Aに対して4列配列さ
れている。床面10Aの両端縁部分には基準タイル40
に隣接して端縁用タイル50がそれぞれ長さ方向に4枚
ずつ貼り付けられている。
【0018】図3に示される通り、ステップ10は、床
面20Aを含む高さの異なる床面10Aを有するもので
あり、隣り合う床面20A,10Aの間に蹴上げ面10
Bが形成されている。これらの蹴上げ面10Bの高さ寸
法と床面10Aの長さ寸法との比率は1対4である。
【0019】蹴上げ面10Bには基準タイル40及び端
縁用タイル50が、床面10Aに配列された基準タイル
40及び端縁用タイル50に対応して一列に並んで貼り
付けられている。ステップ10の両側面10C(図3
中、一側面のみ示す)には蹴上げ面10Bに貼り付けら
れた端縁用タイル50と連続として基準タイル40が複
数枚並べて貼り付けられている。
【0020】次に、これらの基準タイル40及び端縁用
タイル50を用いて床を施工する方法を図4に基づいて
説明する。まず、通常の通り、現場でコンクリートを打
設し、あるいは、プレキャストコンクリート部材を現場
に配設して床本体を形成する。
【0021】この床本体の各床面10A,20A,30
Aにタイルを貼る。例えば、玄関土間30の床面30A
にタイルを貼るには、図4(A)に示される通り、床面
30Aの中心線Cに沿って複数の基準タイル40を長さ
方向に並べて貼り付ける。その後、これらの基準タイル
40の幅方向両隣に同じく基準タイル40を中心線Cと
平行に並べて貼り付ける。この作業を床面30Aの両端
縁部分を残した状態まで行う。その後、図4(B)に示
される通り、床面30Aの両端縁部分に複数の端縁用タ
イル50を基準タイル40に隣接してそれぞれ長さ方向
に一列貼り付ける。
【0022】玄関ポーチ20の床面10A,20Aにも
玄関土間30の場合と同様に基準タイル40及び端縁用
タイル50を貼り付ける。さらに、ステップ10の蹴上
げ面10Bでは、中心線Cから両端縁に向けて基準タイ
ル40を貼り付けていき、最後に、端縁用タイル50を
両端縁部にそれぞれ貼り付ける。さらに、ステップ10
の両側面10Cには基準タイル40を貼り付ける。
【0023】従って、本実施形態では、床面10A,2
0A,30Aの中心線Cを含み、かつ、両端縁部分を除
く範囲に幅方向に複数枚並べて貼り付けられ平面寸法が
規格に沿った基準タイル40と、床面10A,20A,
30Aの両端縁部分にそれぞれ貼り付けられ基準タイル
40とは幅寸法が異なる端縁用タイル50とを備えてタ
イル貼り床を構成したから、基準タイル40を貼った後
に床面10A,20A,30Aに残る領域を2枚の端縁
用タイル50で吸収するので、1枚のタイルで吸収する
従来例に比べて1枚の端縁用タイル50あたりの基準タ
イル40に対する寸法差が少なくなる。
【0024】つまり、従来では、幅寸法Lの基準タイル
2枚と幅寸法Mの調整用タイルとで床面の両端縁部を貼
り付けていたものが、本実施形態では、幅寸法Nの2枚
の端縁用タイル50を貼り付けている。そのため、N=
L+M/2となり、本実施形態の端縁用タイル50は従
来の調整用タイルより幅寸法が基準タイル40の幅寸法
に近くなり、基準タイル40と端縁用タイル50とのサ
イズの差が目立たなくなる。しかも、端縁用タイル50
は床面10A,20A,30Aの両端縁に位置し、床面
全体が中心線に対して左右対称とされるため、規格寸法
外の端縁用タイル50が目立たなくなり、タイル貼りの
床の外観が向上する。
【0025】さらに、端縁用タイル50は、前記基準タ
イル40に比べて前記幅方向の寸法が長いから、建設現
場において、基準タイル40の床面10A,20A,3
0Aへの貼り付けが誤って隙間をもって行われた場合、
端縁用タイル50を貼り付けるスペースが狭くなること
があるが、この場合には、端縁用タイル50を現場合わ
せで切断等することにより、施工上の不具合を解消する
ことができる。また、本実施形態では、ステップ10の
蹴上げ面10Bに床面10Aと対応して基準タイル40
及び端縁用タイル50を貼り付けたから、各タイルの外
観上の調整をとることができ、タイル貼りのステップ1
0の外観がより良好となる。
【0026】さらに、床面10A,20Aの両側端縁に
隣接される側面10Cに、基準タイル40を並んで貼り
付けたから、ステップ10の側面10Cにも床面10A
と同様にタイルで装飾されることになる。そのため、こ
の点からもステップ10の外観が良好となる。
【0027】また、本実施形態では、床を施工するにあ
たり、床面10A,20A,30Aの中心線からそれぞ
れ両側に向かう幅方向に複数の基準タイル40を並べて
貼り付け、その後、前記床面10A,20A,30Aの
両端縁部分に前記基準タイル40とは幅寸法が異なる端
縁用タイル50をそれぞれ貼り付けたから、基準タイル
40を床面10A,20A,30Aの中心線から割り付
けていくことで、タイルを貼る際に生じる誤差を最も目
立たない両端縁で吸収することができる。そのため、仕
上がったタイル貼り床の最も目立つ中央部は誤差がすく
なくタイルが貼られているため、床10A,20A,3
0Aの外観がより向上する。
【0028】さらに、ステップ10の蹴上げ面10Bの
高さ寸法と床面10Cの長さ寸法との比率を1対4とし
たから、ステップ10の傾斜が緩やかとなり、足の不自
由な人でも安全に上り下りすることができる。
【0029】なお、本発明は前述の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での
変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、
前記実施形態では、端縁用タイル50の幅寸法Nを基準
タイル40の幅寸法Lより長くしたが、本発明では、基
準タイル40の幅寸法Lより短くしてもよい。さらに、
基準タイル40及び端縁用タイル50とも平面矩形状と
したが、これらのタイルの形状は平面矩形状に限定され
るものではなく、例えば、平面円形、楕円形、三角形、
五角形等の形状であってもよい。
【0030】また、本発明では、両端縁部に端縁用タイ
ル50を貼り付けるものであるならば、その施工方法は
限定されない。例えば、まず、両端縁部に端縁用タイル
50を貼り付け、その後、基準タイル40を中心線Cに
向かって割り付けるものでもよい。さらに、基準タイル
40及び端縁用タイル50を1方向にのみ配列したが、
本発明では、互いに直交する2方向に基準タイル40及
び端縁用タイル50を配列するものでもよい。
【0031】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
次のような効果がある。すなわち、請求項1に記載の本
発明によれば、床面の中心線を含み、かつ、両端縁部分
を除く範囲に中心線から両端縁に向けた幅方向に複数枚
並べて貼り付けられ平面寸法が規格に沿った基準タイル
と、前記床面の両端縁部分にそれぞれ貼り付けられ前記
基準タイルとは前記幅方向の寸法が異なる端縁用タイル
とを備え、これらの基準タイル及び端縁用タイルは前記
中心線を中心として幅方向に対称に配列されたから、1
枚のタイルで寸法差を吸収する従来例に比べて1枚の端
縁用タイルあたりの基準タイルに対する寸法差が少なく
なるなり、しかも、床面全体が中心線に対して幅方向
(左右)対称とされるため、規格寸法外の端縁用タイル
が目立たなくなり、タイル貼りの床の外観が向上する。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、前記端縁
用タイルは、前記基準タイルに比べて前記幅方向の寸法
が長いから、建設現場において、基準タイルを床面に貼
り付けた後に、端縁用タイルを貼り付けるスペースが狭
くなってしまった場合には、この端縁用タイルを現場合
わせで切断等することができる。請求項3に記載の発明
によれば、前記タイル貼り床が異なる高さに形成された
ステップに適用し、前記高さの異なる床面の間に形成さ
れた蹴上げ面に前記基準タイル及び前記端縁用タイルを
一列に並んで貼り付け、これらの基準タイル及び端縁用
タイルを前記床面に配列された基準タイル及び端縁用タ
イルに対応させたから、各タイルの外観上の調整をとる
ことができ、タイル貼りのステップの外観がより良好と
なる。
【0033】請求項4に記載の発明によれば、前記床面
の両側端縁に隣接する両側面に、前記基準タイルを並ん
で貼り付けたから、ステップの側面にも床面と同様にタ
イルで装飾されることから、ステップの外観が良好とな
る。請求項5に記載の発明によれば、床面の中心線から
それぞれ両端縁側に向かう幅方向に複数の基準タイルを
並べて貼り付け、その後、前記床面の両端縁部分に前記
基準タイルとは幅寸法が異なる端縁用タイルをそれぞれ
貼り付けたから、基準タイルを床面の中心線から割り付
けていくことで、タイルを貼る際に生じる誤差を最も目
立たない両端縁で吸収することができり。従って、仕上
がったタイル貼り床の最も目立つ中央部は誤差がすくな
くタイルが貼られているため、床の外観がより向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用された建物を示す側
面図である。
【図2】前記実施形態の平面図である。
【図3】前記実施形態の斜視図である。
【図4】本実施形態の床施工方法を説明するための図で
ある。
【図5】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 ステップ 20 玄関ポーチ 30 玄関土間 10A,20A,30A 床面 40 基準タイル 50 端縁用タイル C 中心線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面の中心線を含み、かつ、両端縁部分を
    除く範囲に中心線から両端縁に向けた幅方向に複数枚並
    べて貼り付けられ平面寸法が規格に沿った基準タイル
    と、前記床面の両端縁部分にそれぞれ貼り付けられ前記
    基準タイルとは前記幅方向の寸法が異なる端縁用タイル
    とを備え、これらの基準タイル及び端縁用タイルは前記
    中心線を中心として前記幅方向対称に配列されたことを
    特徴とするタイル貼り床。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のタイル貼り床において、
    前記端縁用タイルは、前記基準タイルに比べて前記幅方
    向の寸法が長いことを特徴とするタイル貼り床。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のタイル貼り床が異
    なる高さに形成されたステップにおいて、前記高さの異
    なる床面の間に形成された蹴上げ面に前記基準タイル及
    び前記端縁用タイルが一列に並んで貼り付けられ、これ
    らの基準タイル及び端縁用タイルは前記床面に配列され
    た基準タイル及び端縁用タイルに対応していることを特
    徴とするステップ。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のステップにおいて、前記
    床面の両側端縁に隣接する両側面には前記基準タイルが
    並んで貼り付けられたことを特徴とするステップ。
  5. 【請求項5】床面の中心線からそれぞれ両端縁側に向か
    う幅方向に複数の基準タイルを並べて貼り付け、その
    後、前記床面の両端縁部分に前記基準タイルとは前記幅
    寸法が異なる端縁用タイルをそれぞれ貼り付けたことを
    特徴とする床施工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017186884A (ja) * 2016-03-31 2017-10-12 積水化学工業株式会社 建築板、建物及び建築板の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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