JP2001002426A - 磁性トナー用黒色磁性酸化鉄粒子粉末及びその製造法 - Google Patents
磁性トナー用黒色磁性酸化鉄粒子粉末及びその製造法Info
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Abstract
気的特性が優れた磁性トナー用黒色磁性酸化鉄粒子粉末
及びその製造法を提供する。 【解決手段】 芯粒子である黒色スピネル型酸化鉄粒子
の粒子表面に微細なスピネル型酸化鉄粒子からなる表面
層が形成されており、且つ、該表面層の表面から粒子半
径に対して3.5%に相当する厚さの表面近傍層におけ
るFeO含有量が該表面近傍層に含有されるFe量に対
して8〜14重量%である黒色磁性酸化鉄粒子からな
り、平均粒子径が0.1〜0.3μmであることを特徴
とする磁性トナー用黒色磁性酸化鉄粒子粉末である。
Description
分散性と電気的特性が優れた磁性トナー用黒色磁性酸化
鉄粒子粉末及びその製造法に関するものである。
ャリアを使用せずに樹脂中にマグネタイト粒子粉末等の
黒色磁性酸化鉄粒子粉末を混合分散させた複合体粒子を
現像剤として用いる所謂一成分系磁性トナーによる現像
法が広く知られ、汎用されている。
ル複写機の高速化や高画質化に伴って、現像剤である磁
性トナーの特性向上が強く要求されており、その為に
は、磁性トナーの帯電性能の向上が強く要求される。
子粉末の電気的特性と密接な関係を有していることか
ら、優れた電気的特性を有する黒色磁性酸化鉄粒子粉末
が強く求められている。
に黒色磁性酸化鉄粒子粉末についても更に特性改善が求
められている。
ためには、黒色磁性酸化鉄粒子粉末が十分な黒色度を有
し、分散性がより向上しており、電気的特性がより優れ
ていることが要求されている。
体及び粉末冶金」第26巻7号239〜240頁の「試
料の黒色度合はFe(II)含有量および平均粒径によ
って左右され、平均粒径0.2μmの粉末は青味を帯び
た黒色粉末であり、黒色顔料として最も好適である。…
…Fe(II)含有量が10%以上では黒色度合に若干
の差異が認められるが、試料はいずれも黒色である。F
e(II)含有量が10%以下に減少すると各試料は黒
色から赤茶色に変化する。」なる記載の通り、磁性トナ
ー用に用いられる0.1〜0.5μm程度の黒色磁性酸
化鉄粒子粉末の場合には、主にFe2+(FeO)含有
量によって左右されることが知られている。そこで、F
eO含有量が多く黒色度が高い黒色磁性酸化鉄粒子粉末
が要求されている。
子粉末の表面状態に大きく依存することから、黒色磁性
酸化鉄粒子粉末の粒子表面をケイ素化合物又はアルミニ
ウム化合物などで被覆することによって、黒色磁性酸化
鉄粒子粉末の粒子表面を改善し分散性の向上が試みられ
ている。また、黒色磁性酸化鉄粒子粉末は微粒子である
ため磁気的凝集を起こしやすく、樹脂との混合性を低下
させるため、それを抑制することが要求されている。
に露出している黒色磁性酸化鉄粒子の表面状態に大きく
依存する。特に、黒色磁性酸化鉄粒子中のFeOは磁性
トナーとしての電気抵抗を低下させるため、その含有量
及び粒子中での存在分布は磁性トナーの帯電性能を大き
く左右するものである。この事実は、特開平4−338
971号公報に「磁性酸化鉄中のFeO含有量よりも、
磁性酸化鉄の表面層におけるFe(II)の分布状態
が、トナーの様々な環境下における摩擦耐電量の安定に
寄与する…」と記載されている通りである。
散性及び電気的特性向上のためには黒色磁性酸化鉄粒子
粉末の表面層のFeO含有量及び存在状態を最適化する
ことが必要とされる。
含有量を特定することによって、分散性及び電気的特性
を改善する試みがなされている(特開昭58−1896
46号公報、特開平3−201509号公報、特開平4
−338971号公報、特開平4−141664号公
報、特開平11−30877号公報等)。
分散性と電気的特性が優れた磁性トナー用黒色磁性酸化
鉄粒子粉末は現在最も要求されているところであるが、
前記諸特性を満たす黒色磁性酸化鉄粒子粉末は未だ得ら
れていない。
磁性酸化鉄粒子粉末全体のFeO含有量を特定したもの
(特開昭58−189646号公報、特開平3−201
509号公報、特開平11−30877号公報)及び表
面から中心に向かってFeO含有量が増加するように特
定したもの(特開平4−338971号公報、特開平4
−141664号公報)であるが、黒色磁性酸化鉄粒子
粉末の表面層のFeO含有量が多く、黒色磁性酸化鉄粒
子粉末の電気的特性が十分とは言い難いものである。
色磁性酸化鉄粒子粉末を製造する工程の乾燥工程におい
て、乾燥雰囲気、乾燥温度を制御して乾式処理によって
FeO含有量を特定範囲内に調整しているが、表面層の
みのFeO含有量が少ない黒色磁性酸化鉄粒子粉末を得
ることは困難である。
酸化鉄粒子粉末の分散性および電気的特性を改良するこ
とを技術的課題とする。
りの本発明によって達成できる。
ル型酸化鉄粒子の粒子表面に微細なスピネル型酸化鉄粒
子からなる表面層が形成されており、且つ、該表面層の
表面から粒子半径に対して3.5%に相当する厚さの表
面近傍層におけるFeO含有量が、該表面近傍層に含有
されるFe量に対して8〜14重量%である黒色磁性酸
化鉄粒子からなり、平均粒子径が0.1〜0.3μmで
あることを特徴とする磁性トナー用黒色磁性酸化鉄粒子
粉末である(本発明1)。
鉄粒子粉末の粒子表面が、アルミニウムの水酸化物、ア
ルミニウムの酸化物、ケイ素の水酸化物及びケイ素の酸
化物から選ばれる少なくとも一種からなる表面被覆物に
よって被覆されていることを特徴とする磁性トナー用黒
色磁性酸化鉄粒子粉末である(本発明2)。
鉄塩水溶液中のFe2+に対し当量未満のアルカリ性水
溶液とを反応して得られた水酸化第一鉄塩コロイドを含
む第一鉄塩反応水溶液に酸素含有ガスを通気して黒色ス
ピネル型酸化鉄粒子を芯粒子として生成させたpH4.
0〜5.0の反応溶液に、引き続き、酸素含有ガスを通
気して該芯粒子の表面酸化を行い、次いで、当該芯粒子
の表面酸化終了後の反応溶液に水酸化アルカリ水溶液を
添加して反応溶液のpH値を7.0〜8.0に調整した
後、酸素含有ガスを通気して当該芯粒子の表面に微細な
スピネル型酸化鉄粒子を生成させて微細なスピネル型酸
化鉄粒子からなる表面層を形成し、引き続き、該反応溶
液に酸素含有ガスを通気して該微細なスピネル型酸化鉄
粒子からなる表面層の酸化を行うことを特徴とする上記
の磁性トナー用黒色磁性酸化鉄粒子粉末の製造法であ
る。
ば次の通りである。
末について述べる。
芯粒子である黒色スピネル型酸化鉄粒子の粒子表面に微
細なスピネル型酸化鉄粒子からなる表面層が形成され、
且つ、該表面層の表面から粒子半径に対して3.5%に
相当する厚さの表面近傍層におけるFeO含有量が該表
面近傍層に含有されるFe量に対して8〜14重量%で
ある黒色磁性酸化鉄粒子からなる。
面近傍層とは、芯粒子である黒色スピネル型酸化鉄粒子
の表面酸化された部分及び芯粒子の粒子表面に形成され
ている酸化された微細なスピネル型酸化鉄粒子からなる
表面層とからなる。該表面近傍層は、黒色磁性酸化鉄粒
子の表面から粒子半径に対して3.5%に相当する厚さ
である。
には、電気的特性が低下するため好ましくない。上記範
囲を超える厚さの場合には、磁性トナー用黒色磁性酸化
鉄粒子粉末として十分な黒色度及び磁気特性が得られな
い。
面近傍層は、例えば、黒色磁性酸化鉄鉄粒子の粒子径が
0.2μmの場合には、表面から約35Åまでの部分で
ある。
面近傍層のFeO含有量は表面近傍層に含有されるFe
量に対して8〜14重量%である。8重量%未満の場合
には、十分な黒色度を有する黒色磁性酸化鉄粒子粉末が
得られない。14重量%を超える場合には、黒色磁性酸
化鉄粒子粉末の電気的特性が低下し磁性トナーの帯電性
能が低下する。好ましくは9〜13重量%である。
傍層を除く中心部分のFeO含有量は、27〜34重量
%が好ましい。より好ましくは、28〜33重量%であ
る。
粒子全体の平均FeO含有量は18.0〜22.5重量
%が好ましい。
均粒子径が0.1〜0.3μmである。0.1μm未満
の場合には黒色磁性酸化鉄粒子相互間の凝集力が大きく
分散が困難となる。0.3μmを超える場合には、一個
の磁性トナー粒子中に含まれる黒色磁性酸化鉄粒子の個
数が少なくなり、各磁性トナー粒子について黒色磁性酸
化鉄粒子の分布に偏りが生じ易く、その結果、磁性トナ
ーの帯電性能の均一性が損なわれる。好ましくは、0.
15〜0.25μmである。
マグネタイト粒子((FeO)x・Fe2O3、0<x
≦1)からなり、必要により、鉄以外の金属元素Mn、
Ni、Zn、Cu、Mg、Co、Tiから選ばれる1種
又は2種以上の金属元素を含有してもよい。
比(平均最長径/平均最短径)が1.4未満が好まし
い。軸比が1.4以上の場合には、保磁力が大きくな
り、磁気的凝集力が強くなるため好ましくない。より好
ましくは1.3以下である。
ET比表面積値は5〜15m2/gが好ましい。より好
ましくは6.0〜12.0m2/gである。
飽和磁化値が81.0〜86.0Am2/kg(81.
0〜86.0emu/g)が好ましい。より好ましく
は、82.0〜85.0Am2/kg(82.0〜8
5.0emu/g)である。
溶性ナトリウム塩の含有量は100ppm以下が好まし
い。より好ましくは50ppm以下である。
黒色度a*が+1.0以下が好ましい。より好ましくは
+0.8以下である。
散度は、44μmメッシュ残が10%以下が好ましい。
より好ましくは6%以下である。
電量が飽和する時間は、20分以下が好ましい。より好
ましくは15分以下である。
末は必要により粒子表面をアルミニウムの水酸化物、ア
ルミニウムの酸化物、ケイ素の水酸化物及びケイ素の酸
化物から選ばれる少なくとも一種からなる表面被覆物
(以下、「表面被覆物という」)によって被覆しておく
ことが好ましい。表面被覆物で被覆することにより、樹
脂とのなじみがよくなり、より分散性が向上する。
の酸化物による被覆量は、黒色磁性酸化鉄粒子粉末に対
してAl元素として0.01〜0.5重量%が好まし
い。0.01重量%未満の場合には、表面被覆効果が得
られない。0.5重量%を超える場合には、アルミニウ
ム化合物で被覆された黒色磁性酸化鉄粒子粉末の吸湿性
が高くなるため、電気的特性が低下する。好ましくは
0.05〜0.3重量%である。
る被覆量は、黒色磁性酸化鉄粒子粉末に対してSiO2
換算で0.01〜0.5重量%が好ましい。0.01重
量%未満の場合には、表面被覆効果が得られない。0.
5重量%を超える場合には、ケイ素化合物で被覆された
黒色磁性酸化鉄粒子粉末の吸湿性が高くなるため、電気
的特性が低下する。好ましくは0.05〜0.3重量%
である。
子粉末は、被覆されていない本発明に係る黒色磁性酸化
鉄粒子粉末とほぼ同程度の粒子サイズ、軸比、FeO含
有量、可溶性ナトリウム含有量及び黒色度を有してい
る。
の製造法について述べる。
e2+に対し当量未満のアルカリ性水溶液とを反応して
得られた水酸化第一鉄塩コロイドを含む第一鉄塩反応水
溶液を70〜100℃の温度範囲に加熱しながら酸素含
有ガスを通気して黒色スピネル型酸化鉄粒子からなる芯
粒子を生成させたpH4.0〜5.0の反応溶液に、引
き続き、酸素含有ガスを通気して該芯粒子の表面酸化を
行い、次いで、当該芯粒子の表面酸化終了後の反応溶液
に水酸化アルカリ水溶液を添加してpH値を7.0〜
8.0に調整した後、該反応溶液を70〜100℃の温
度範囲に加熱しながら酸素含有ガスを通気して当該芯粒
子の粒子表面に微細なスピネル型酸化鉄粒子を生成させ
て微細なスピネル型酸化鉄粒子からなる表面層を形成
し、引き続き、該反応溶液に酸素含有ガスを通気して該
微細なスピネル型酸化鉄粒子からなる表面層の酸化を行
うことにより平均粒子径0.1〜0.3μmの黒色磁性
酸化鉄粒子粉末を得る。
硫酸第一鉄水溶液、塩化第一鉄水溶液等を使用すること
ができる。
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
金属の水酸化物の水溶液、水酸化マグネシウム、水酸化
カルシウム等のアルカリ土類金属の水酸化物の水溶液、
また、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウ
ム等の炭酸アルカリ水溶液及びアンモニア水等を使用す
ることができる。
アルカリ水溶液の量は、第一鉄塩水溶液中のFe2+に
対して0.90〜0.99当量である。0.90当量未
満の場合には、後に生成する微細なスピネル型酸化鉄粒
子からなる表面層が厚くなるため、十分な黒色度を有す
る黒色磁性酸化鉄粒子粉末が得られない。0.99当量
を越える場合には、上記表面層が薄くなり、電気的特性
に優れた黒色磁性酸化鉄粒子粉末が得られない。好まし
くは0.90〜0.97当量の範囲である。
70〜100℃である。70℃未満である場合には、針
状ゲータイト粒子が混在してくる。100℃を越える場
合も黒色スピネル型酸化鉄粒子は生成するが、オートク
レーブ等の装置を必要とするため工業的に容易ではな
い。
を液中に通気することにより行う。
液のpH値は4.0〜5.0である。芯粒子の表面酸化
は、70〜100℃の温度範囲にて行う。
含む反応溶液に水酸化アルカリ水溶液を添加して反応溶
液のpH値を7.0〜8.0、より好ましくはpH7.
5〜8.0の範囲に調整しておく。反応溶液のpH値が
7.0未満の場合には、Fe 2+が残存するため工業的
ではない。反応溶液のpH値が8.0を越える場合に
は、結晶性の高い黒色スピネル型酸化鉄粒子層が芯粒子
の粒子表面に生成するため、この後の表面酸化処理が困
難となる。
鉄粒子からなる表面層の生成反応が終了した後、反応溶
液の前記pH値及び前記温度を維持した状態にて、微細
なスピネル型酸化鉄粒子からなる表面層の酸化反応を行
う。
鉄以外の金属元素で、Mn、Zn、Ni、Cu、Tiか
ら選ばれる1種又は2種以上の金属元素の金属塩を添加
することにより、前記金属元素を含有させることができ
る。
化物等を使用することができる。
対して好ましくは0〜10原子%、より好ましくは0〜
8原子%、さらに好ましくは0.01〜8原子%であ
る。
化鉄粒子粉末は、表面層の酸化が終了した前記黒色磁性
酸化鉄粒子粉末の水懸濁液にアルミニウム化合物又はケ
イ素化合物を添加して、水懸濁液のpH値を調整するこ
とによって粒子表面にアルミニウムの水酸化物、アルミ
ニウムの酸化物、ケイ素の水酸化物及びケイ素の酸化物
から選ばれる表面被覆物を被覆することができる。
ニウム、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硝酸ア
ルミニウム等のアルミニウム塩や、アルミン酸ナトリウ
ム等のアルミン酸アルカリ塩、アルミナゾル等が使用で
きる。
ルトケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、コロイ
ダルシリカ等が使用できる。
化鉄粒子粉末は前記被覆処理をした後、圧縮、せん断及
びへらなで作用を有する処理装置、例えばホイール型混
練機又はらいかい機によって混練することが好ましい。
の通りである。
型電子顕微鏡により観察したものである。
透過型電子顕微鏡により撮影した写真(倍率1万倍)を
4倍に拡大して、300個についてマーチン径により求
めた値である。
した写真より300個について最長径と最短径を求め、
その比(最長径/最短径)で示した。
定及びFeO含有量は、下記の化学分析法により求めた
値で示した。
を入れて該水温が45℃になるように加温する。160
mlのイオン交換水でスラリー化した黒色磁性酸化鉄粒
子粉末10gを別途用意した320mlのイオン交換水
で洗浄しながら、該イオン交換水とともに前記2リット
ルビーカー中に加える。
を40℃、攪拌速度を200rpmに保ちながら特級塩
酸150mlを加え、溶解を開始する。この時の黒色磁
性酸化鉄粒子粉末の濃度は、5g/l、塩酸水溶液は約
1規定になっている。
溶液が透明になるまで5分毎に溶液の20mlを採取
し、0.1μmメンブランフィルターで濾過し、濾液を
採取する。
ラズマ原子発光分光光度計 SPS−4000型」(セ
イコー電子工業(株)製)により、鉄元素の定量を行
う。
は、以下の計算式で算出した。
鉄元素濃度(mg/l))/(完全に溶解した時の鉄元
素の濃度(mg/l))×100
さは、上記鉄元素溶解率を用いて算出した。
は、上記の残りの濾液10mlに、イオン交換水約50
mlを加えて試料を調整し、該試料に指示薬としてジフ
ェニルアミンスルホン酸を2〜3滴加えて、0.1Nの
重クロム酸カリウム水溶液を用いて酸化還元滴定し、該
試料が青紫に着色したところを終点として滴定量を求
め、下記式によりFeOの鉄元素に対する比率(重量
%)を求めた。
71.85)×0.1×滴定量(ml))/(サンプル
中の鉄元素重量(mg))×100
磁性酸化鉄粒子の粒子表面から粒子半径に対して3.5
%に相当する厚さまでに含有されるFeO含有量を該部
分に含有されるFe量に対する割合(重量%)で求め
た。
O含有量は、下記の化学分析法により求めた値で示し
た。
磁性酸化鉄粒子粉末約0.5gを精秤し、リン酸:硫酸
が2:1の割合である混合溶液25ccを添加して溶解
する。黒色磁性酸化鉄粒子粉末を溶解した溶液を希釈
し、該希釈溶液に指示薬としてジフェニルアミンスルホ
ン酸を数滴加えた後、重クロム酸カリウム水溶液を用い
た酸化還元滴定を行った。上記希釈液が紫色を呈した時
を終点とし、該終点に至るまでに使用した重クロム酸カ
リウム水溶液の量から計算して求めた。
値は、「Mono Sorb MS−II」(湯浅アイ
オニックス(株)製)を用いBET法により求めた。
「振動試料型磁力計 VSM−3S−15」(東英工業
(株)製)を用いて外部磁場10kOe下で測定した値
で示した。
ム塩の含有量は、「誘導結合プラズマ原子発光分光光度
計 SPS−4000型」(セイコー電子工業(株)
製)で測定した値で示した。
測定用試料片を「多光源分光測色計MSC−IS−2
D」(スガ試験機(株)製)を用いてHunterのL
ab空間によりL*値、a*値、b*値をそれぞれ測色
し、国際照明委員会(Commission Inte
rnatinal e de l’Eclairag
e、CIE)1976(L*、a*、b*)均等知覚色
空間に従って表示した値で示した。a*が0に近づく程
黒色度に優れた黒色磁性酸化鉄粒子粉末となる。
面被覆された黒色磁性酸化鉄粒子粉末の被覆量は、「蛍
光X線分析装置3063M型」(理学電機工業(株)
製)にて測定し、黒色磁性酸化鉄粒子粉末に対してAl
換算又はSiO2換算で求めた値である。
る時間は、下記測定法によって測定した。
鉄粉キヤリア(パウダーテック社製TEFV−200/
300)4.75gとを内容積が15ccのガラス製の
サンプル瓶に精秤し、ペイントコンデショナーを用いて
摩擦帯電させ、「ブローオフ帯電量測定装置」(東芝ケ
ミカル社製)を用いて摩擦帯電量を測定した。この時の
ペイントコンデショナーを用いて摩擦帯電させた時間と
摩擦帯電量をグラフにして帯電量が安定した時間を帯電
量が飽和する時間とした。
る時間が短い程、黒色磁性酸化鉄粒子粉末の電気的特性
が良好になることに起因して、磁性トナーの帯電性能が
向上する。
試験法 JIS K−5101−1991のふるい残分
の測定法に従って、黒色磁性酸化鉄粒子粉末10gにつ
いて3回測定し、測定した値の平均値で示した。
分散性は、黒色磁性酸化鉄粒子粉末を下記混合割合でヘ
ンシェルミキサーにより混合し、二軸押し出し混練機
(栗本鉄鋼社製 商品名:S−1)を用いて溶融混練し
た。混練物を冷却後、次いで微粉砕した。さらに、これ
を分級して体積平均粒子径が8〜10μm(コルターカ
ウンター社製 商品名:Multisizer IIで
測定)の磁性トナーを製造した。得られた磁性トナー1
00重量部に対して疎水性シリカ微粉末(日本アエロジ
ル社製 商品名:RX−200)0.5重量部を外添処
理し、磁性トナーを得た。
ム(RESEACH MANFACTURING社製
商品名:MT2C)を用いてスライスし、その断面を透
過型電子顕微鏡(倍率10000倍)で観察し、視野内
の黒色磁性酸化鉄粒子粉末の凝集状態を観察し、4段階
で評価した。凝集物が少ないほど分散性が良いことを示
す。
いた磁性トナーの画像濃度は、磁性トナーをレーザービ
ームプリンター(キヤノン製 商品名レーザーショット
LBP−B406E)を用いてベタ黒(A4)を印刷
し、そのベタ黒の画像濃度をRD914(商品名、MA
CBETH社製)で測定した。
定装置(E−イーストパーアナライザー:商品名)(細
川ミクロン社製)を用いて測定した。得られた帯電量分
布から、参考例を基準(○)として、よりシャープな場
合には◎とした。
度を測定したベタ黒の印刷物をルーペにて拡大して観察
した。観察結果は参考例を基準(○)として、よりシャ
ープな場合には◎とした。
一鉄溶液(Fe2+の濃度;1.723mol/l、比
重;1.248g/cc、Fe3+/Fe2+=0.7
(mol%))31.942kg、NaOH(18.5
N)4.806l(当量比=0.95)および水17.
396lとを反応させて水酸化第一鉄コロイドを含む第
一鉄塩反応溶液を得た。次いで、90℃に維持して空気
を吹き込んで黒色スピネル型酸化鉄粒子の芯粒子の生成
反応を行った。生成反応中の反応溶液のpH値は6.7
であった。
なった)したところで、反応溶液のpH値が4.2に低
下した。
分間空気酸化を行い、芯粒子の表面酸化を行った。
ように前記NaOHを添加し、残った硫酸第一鉄の微細
なスピネル型酸化鉄粒子からなる表面層の生成反応を行
った。
子からなる表面層の生成反応が終了したところで、反応
溶液のpH値が7.8の状態のまま、引き続き、微細な
スピネル型酸化鉄粒子からなる表面層の酸化を1時間行
った。
乾燥を行って、ホイール型混練機でほぐして黒色磁性酸
化鉄粒子粉末を得た。得られた黒色磁性酸化鉄粒子粉末
は、約2.5kgであった。
粒子径が0.20μm、軸比が1.1、BET比表面積
が8.0m2/g、保磁力が5.17kA/m(65.
0Oe)、飽和磁化値が83.5Am2/kg(83.
5emu/g)、表面近傍層のFeO含有量が10.7
重量%、表面近傍層を除く中心部のFeO含有量が3
1.0重量%、粒子全体のFeO含有量が20.8、表
面層の厚さが17.2Å、表面近傍層の厚さが34.5
Å(粒子半径に対して3.5%)、黒色度a*が+0.
5、分散性(44μmメッシュ残)が0%、黒色磁性酸
化鉄粒子粉末の帯電量が飽和する時間は5分であった。
溶解率と粒子表面からの厚さの関係を図1に示す。
磁性トナーを製造した場合、磁性トナー中の黒色磁性酸
化鉄粒子粉末の分散性は◎、初期画像は1.55であっ
た。
性酸化鉄粒子粉末の表面近傍層の厚さを特定し、且つ、
該表面近傍層のFeO含有量が表面近傍層のFe量に対
して8〜14重量%であることにより、十分な黒色度を
有し、分散性及び電気的特性に優れた黒色磁性酸化鉄粒
子粉末が得られるという事実である。
分な黒色度を有するのは、表面近傍層のFeO含有量を
少なくし、表面近傍層を除く粒子の中心部分のFeO含
有量が高いことによって、粒子全体では十分なFeO含
有量を有するためと本発明者は考えている。
散性に優れるのは、表面近傍層のFeO含有量が少ない
ことにより、表面近傍層の磁化値が低くなり粒子間の磁
気相互作用が小さくなり、粒子間の磁気的凝集が抑制さ
れ、個々の粒子が独立しているためと本発明者は考えて
いる。また、粒子表面がアルミニウム化合物又はケイ素
化合物で被覆された黒色磁性酸化鉄粒子粉末がより分散
性に優れるのは、磁気的凝集が抑制されているのに加え
て、樹脂とのなじみがよくなるためである。
末が電気的特性に優れるのは、表面近傍層の厚さを特定
し、且つ、表面近傍層のFeO含有量を表面近傍層のF
e量に対して8〜14重量%とすることにより、黒色磁
性酸化鉄粒子粉末の電気抵抗値が高くなり、電気的特性
が向上しているものと本発明者は考えている。
いた磁性トナーが帯電特性に優れるのは、黒色磁性酸化
鉄粒子粉末の表面近傍層中のFeO含有量が少ないこと
によって、表面近傍層の電気抵抗値が高くなり、黒色磁
性酸化鉄粒子粉末の帯電がリークしにくくなるため、黒
色磁性酸化鉄粒子粉末の帯電量飽和時間が短くなること
によるものと考えている。
比、Fe3+とFe2 +の割合、pH値、芯粒子の表面
酸化時の反応時間、微細なスピネル型酸化鉄粒子からな
る表面層の形成時のアルカリ性水溶液の種類、反応溶液
のpH値及び表面層酸化の反応時間を種々変化させた以
外は前記発明の実施の形態と同様にして黒色磁性酸化鉄
粒子粉末を得た。
黒色磁性酸化鉄粒子粉末の諸特性を表2に示す。
する時間を短くした以外は実施例1と同様にして黒色磁
性酸化鉄粒子粉末を得た。
黒色磁性酸化鉄粒子粉末の諸特性を表2に示す。
110℃で1時間の条件で酸化処理を行った。
黒色磁性酸化鉄粒子粉末の諸特性を表2に示す。
実施の形態と同様にして磁性トナーを得た。
す。
面被覆) 前記発明の実施の形態で得られた微細なスピネル型酸化
鉄粒子からなる表面層の酸化反応が終了したpH値が
8.0の反応溶液に、硫酸アルミニウム溶液を添加し、
約10分間撹拌の後、水酸化ナトリウム水溶液を添加し
て反応溶液のpH値を7.0に調整した。この状態で3
0分間保持した後、水洗して粒子表面がアルミニウム化
合物によって被覆された黒色磁性酸化鉄粒子粉末を得
た。
酸化鉄粒子粉末の諸特性を表4に示す。
実施例10と同様にして表面被覆された黒色磁性酸化鉄
粒子粉末を得た。
の諸特性を表4に示す。尚、表4中の表面被覆物の種類
のうちAは水酸化アルミニウム、Sはシリカ(Si
O2)を表す。また、帯電量は、帯電量が安定したとき
の値を示した。
実施の形態と同様にして磁性トナーを得た。
す。
は、十分な黒色度を有し、分散性及び電気的特性に優れ
ているので、磁性トナー用黒色磁性酸化鉄粒子粉末とし
て好適である。
いた磁性トナーは、黒色磁性酸化鉄粒子粉末の分散性及
び電気的特性が優れていることにより、帯電性能に優れ
た磁性トナーが得られる。
磁性酸化鉄粒子粉末のFeの溶解率と表面からの厚さの
関係を表したものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 芯粒子である黒色スピネル型酸化鉄粒子
の粒子表面に微細なスピネル型酸化鉄粒子からなる表面
層が形成されており、且つ、該表面層の表面から粒子半
径に対して3.5%に相当する厚さの表面近傍層におけ
るFeO含有量が該表面近傍層に含有されるFe量に対
して8〜14重量%である黒色磁性酸化鉄粒子からな
り、平均粒子径が0.1〜0.3μmであることを特徴
とする磁性トナー用黒色磁性酸化鉄粒子粉末。 - 【請求項2】 請求項1記載の黒色磁性酸化鉄粒子粉末
の粒子表面が、アルミニウムの水酸化物、アルミニウム
の酸化物、ケイ素の水酸化物及びケイ素の酸化物から選
ばれる少なくとも一種からなる表面被覆物によって被覆
されていることを特徴とする磁性トナー用黒色磁性酸化
鉄粒子粉末。 - 【請求項3】 第一鉄塩水溶液と該第一鉄塩水溶液中の
Fe2+に対し当量未満のアルカリ性水溶液とを反応し
て得られた水酸化第一鉄塩コロイドを含む第一鉄塩反応
水溶液に酸素含有ガスを通気して黒色スピネル型酸化鉄
粒子を芯粒子として生成させたpH4.0〜5.0の反
応溶液に、引き続き、酸素含有ガスを通気して該芯粒子
の表面酸化を行い、次いで、当該芯粒子の表面酸化終了
後の反応溶液に水酸化アルカリ水溶液を添加して反応溶
液のpH値を7.0〜8.0に調整した後、酸素含有ガ
スを通気して当該芯粒子の表面に微細なスピネル型酸化
鉄粒子を生成させて微細なスピネル型酸化鉄粒子からな
る表面層を形成し、引き続き、該反応溶液に酸素含有ガ
スを通気して該微細なスピネル型酸化鉄粒子からなる表
面層の酸化を行うことを特徴とする請求項1記載の磁性
トナー用黒色磁性酸化鉄粒子粉末の製造法。
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