JP2001001620A - ラインサーマルプリンタ - Google Patents

ラインサーマルプリンタ

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Publication number
JP2001001620A
JP2001001620A JP17201199A JP17201199A JP2001001620A JP 2001001620 A JP2001001620 A JP 2001001620A JP 17201199 A JP17201199 A JP 17201199A JP 17201199 A JP17201199 A JP 17201199A JP 2001001620 A JP2001001620 A JP 2001001620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
line thermal
thermal head
ink
thermal printer
Prior art date
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Pending
Application number
JP17201199A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kitahara
聡 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクリボンが幅方向に縮むことにより発生
する皺が印字部に入り込むことによる印字品質の低下を
防止する。 【解決手段】 基板23に複数の発熱素子24が直線状
に配列されたラインサーマルヘッド16の発熱素子24
を発熱させることによりインクリボンIのインクを印字
媒体Sに転写させるラインサーマルプリンタにおいて、
発熱素子24を通過し基板23のエッジ部分で屈曲され
て印字媒体Sから離れたインクリボンIを圧接させる円
筒面28を、その軸方向を発熱素子24の配列方向に平
行に設ける。インクリボンIは、長さ方向に張力を与え
られることによって幅方向に縮もうとするが、円筒面2
8に接している部分では円筒面28との間の摩擦力で妨
げられ、また、インクリボンIは円筒面28に面接触し
ているため円筒面28に対してすべりにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の発熱素子が
直線状に配列されたラインサーマルヘッドによりインク
リボンのインクを印字媒体に転写させるラインサーマル
プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラインサーマルプリンタの印字部
の例を図4及び図5に示す。図4は、エッジ型のライン
サーマルヘッド1が用いられた印字部2であって、ライ
ンサーマルヘッド1には、インクリボンI及び印字媒体
Sを介してプラテン3が圧接している。図5は、平面型
のラインサーマルヘッド4が用いられた印字部5であっ
て、ラインサーマルヘッド4には、インクリボンI及び
印字媒体Sを介してプラテン6が圧接している。
【0003】従来のラインサーマルプリンタでは、ライ
ンサーマルヘッド1,4とプラテン3,6との圧接部分
を通過した用紙SからインクリボンIが剥がされる際の
用紙SとインクリボンIとの間の角度は、最適となるよ
う考慮されているが、剥がし始めの位置であるラインサ
ーマルヘッド1,4の用紙搬送方向下流側の端縁は、一
般に略直角に形成されていて、角が面取りされて丸めら
れているものでも、その丸みの半径は1〜2mm程度と
小さい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インクリボンは厚さが
6μmと薄いので、印字後のインクが抜けた部分とイン
クが残っている部分との厚さのばらつきによって、皺が
生じ易い。また、インクリボンIには、長さ方向に張力
が与えられているため、妨げる部材がなければ幅方向に
縮む。この幅方向への縮みは、インクリボンIがライン
サーマルヘッド1,4に接している部分では、インクリ
ボンIとラインサーマルヘッド1,4との摩擦力で妨げ
られるが、インクリボンIが用紙Sから剥がされてライ
ンサーマルヘッド1,4の端縁から離れると、インクリ
ボンIの幅方向への縮みを妨げる部材がなくなるので、
この位置から幅方向へインクリボンIが縮み、皺がよっ
てしまう。
【0005】ここで、図5に示す平面型のラインサーマ
ルヘッド4では、インクリボンIはラインサーマルヘッ
ド4のエッジには圧接しているが、平面部分との摩擦力
は弱い。したがって、ラインサーマルヘッド4から離れ
たインクリボンIに皺が生じた状態で印字を続けた場
合、エッジでインクリボンIがすべると、インクリボン
Iの皺はラインサーマルヘッド4とプラテン6とで挟ま
れている部分にも入り込んで、印字品質に悪影響を与え
る。
【0006】また、図4に示すエッジ型のラインサーマ
ルヘッド1では、ラインサーマルヘッド1とプラテン3
とで挟まれている部分を過ぎた位置からすぐにインクリ
ボンIが幅方向に縮み始めるので、インクリボンIの皺
がラインサーマルヘッド1とプラテン3とで挟まれてい
る部分にも入り込み易い。
【0007】本発明は、インクリボンが幅方向に縮むこ
とにより発生する皺が印字部に入り込むことによる印字
品質の低下を防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のラインサーマル
プリンタは、基板上に複数の発熱素子が直線状に配列さ
れたラインサーマルヘッドの前記発熱素子を発熱させる
ことによりインクリボンのインクを印字媒体に転写させ
るラインサーマルプリンタにおいて、前記発熱素子を通
過し前記基板のエッジ部分で屈曲されて前記印字媒体か
ら離れた前記インクリボンが圧接される円筒面がその軸
方向を前記発熱素子の配列方向に平行に設けられてい
る。
【0009】したがって、ラインサーマルヘッドを通過
したインクリボンが円筒面に圧接されるために、インク
リボンが長さ方向に張力を与えられることによって幅方
向に縮もうとしても、円筒面に接している部分ではイン
クリボンと円筒面との間の摩擦力で妨げられ、また、イ
ンクリボンは円筒面に面接触しているため円筒面に対し
てすべりにくい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のラインサーマルプリンタ
の実施の一形態について、図1及び図2に基づいて説明
する。まず、図1は、本実施の形態のラインサーマルプ
リンタ10の内部構造を示す縦断右側面図である。ライ
ンサーマルプリンタ10は、本体ケース11の背面側
に、印字媒体である長尺状の用紙Sがロール状に巻かれ
たロール紙Rを支持するロール紙ホルダ12を備え、本
体ケース11の背面には、ロール紙ホルダ12に支持さ
れたロール紙Rから引き出された用紙Sが搬送される用
紙搬送路13へ通じる給紙口14が形成されている。
【0011】本体ケース11の前面には、用紙搬送路1
3が連通する排紙口15が形成されていて、排紙口15
の上流側には、ラインサーマルヘッド16とこのライン
サーマルヘッド16が用紙搬送路13を介して圧接する
プラテン17とからなる印字部18が配設されている。
印字部18のさらに上流側には、用紙Sを引き出す際の
印字部18の負担を軽くする補助ローラ19とこの補助
ローラ19に圧接する二つの圧接ローラ20とが配設さ
れている。
【0012】ラインサーマルヘッド16に掛けられるイ
ンクリボンIは、両端をそれぞれリボンコア21,22
に巻き取られていて、リボンコア21,22が本体ケー
ス11内に固定されて支持されている。
【0013】図2は、印字部18を詳細に示す側面図で
ある。本実施の形態のラインサーマルヘッド16はエッ
ジ型であって、回路基板23のエッジ部分に複数の発熱
素子24が印字媒体搬送方向に直行させて直線状に配列
されて形成されている。回路基板23はまた、用紙搬送
路13側の面に制御部25を有しており、その反対側の
面はアルミブロック26に接着固定されている。アルミ
ブロック26の用紙搬送方向下流側の端面には、R部2
7が接着されている。R部27は、軸方向が用紙幅方向
に平行な円筒面28を有しており、インクリボンIはこ
の円筒面28に圧接するように掛けられる。R部27
は、インクリボンIが摺動した際に発生する静電気を逃
がすために、ステンレスなど導電性のある金属で形成す
るのが好ましい。
【0014】このような構成において、用紙Sに印字す
る際には、プラテン17及び補助ローラ19が回転駆動
されて用紙Sが用紙搬送路13を搬送されるとともに、
ラインサーマルヘッド16の発熱素子24が発する熱に
よりインクリボンIのインクが溶融されて用紙Sに転写
される。インクリボンIは、用紙Sと等速で移動し、リ
ボンコア21から引き出されてリボンコア22に巻き取
られる。インクリボンIには適度な張力が与えられてお
り、印字後のインクリボンIは円筒面28に圧接されて
摺動しながら移動する。
【0015】インクリボンIは、長さ方向に張力が与え
られているため幅方向に縮もうとするが、円筒面28に
圧接されているので、インクリボンIと円筒面28との
摩擦力により縮む方向への変形が妨げられて、少なくと
もラインサーマルヘッド16からR部27までの間で
は、幅方向への縮みが起こりにくい。
【0016】さらに、インクリボンIは、張力が与えら
れているところへ回路基板23のエッジだけが線接触し
ていると、エッジ部分に圧力が集中して皺になり易い
が、円筒面28が面接触して張力が与えられると、円筒
面28との接触面に圧力が分散して皺になりにくい。
【0017】ここで、図3に、本実施の形態の変形例を
示す。このラインサーマルヘッド16aは、平面型であ
って、回路基板23の平面部に発熱素子24が形成され
ている。このような構成においても、R部27を設ける
ことによって、図2のラインサーマルヘッド16と同様
の効果を得ることができる。
【0018】なお、本実施の形態では、外周面に円筒面
28を有するR部27をアルミブロック26に貼り付け
ているが、実施にあたっては、板金を湾曲させて円筒面
を形成し、この板金をラインサーマルヘッドの下流側に
取り付けても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明のラインサーマルプリンタは、発
熱素子を通過し基板のエッジ部分で屈曲されて印字媒体
から離れたインクリボンが圧接される円筒面がその軸方
向を発熱素子の配列方向に平行に設けられているので、
ラインサーマルヘッドを通過したインクリボンが円筒面
に圧接されるため、インクリボンが長さ方向に張力を与
えられることによって幅方向に縮もうとしても、円筒面
に接している部分ではインクリボンと円筒面との間の摩
擦力で妨げられ、また、インクリボンは円筒面に面接触
しているため円筒面に対してすべりにくいため、少なく
ともラインサーマルヘッドから円筒面までの間では、イ
ンクリボンが幅方向に縮んで皺が発生することを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラインサーマルプリンタの実施の一形
態の内部構造を示す縦断右側面図である。
【図2】ラインサーマルヘッドを詳細に示す右側面図で
ある。
【図3】ラインサーマルヘッドの変形例を示す右側面図
である。
【図4】従来のラインサーマルプリンタが備えるライン
サーマルヘッドの一例を示す右側面図である。
【図5】従来のラインサーマルヘッドの他の例を示す右
側面図である。
【符号の説明】
10 ラインサーマルプリンタ 16 ラインサーマルヘッド 23 基板 24 発熱素子 28 円筒面 I インクリボン S 印字媒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に複数の発熱素子が直線状に配列
    されたラインサーマルヘッドの前記発熱素子を発熱させ
    ることによりインクリボンのインクを印字媒体に転写さ
    せるラインサーマルプリンタにおいて、 前記発熱素子を通過し前記基板のエッジ部分で屈曲され
    て前記印字媒体から離れた前記インクリボンが圧接され
    る円筒面がその軸方向を前記発熱素子の配列方向に平行
    に設けられていることを特徴とするラインサーマルプリ
    ンタ。
JP17201199A 1999-06-18 1999-06-18 ラインサーマルプリンタ Pending JP2001001620A (ja)

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JP17201199A JP2001001620A (ja) 1999-06-18 1999-06-18 ラインサーマルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

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JP2001001620A true JP2001001620A (ja) 2001-01-09

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ID=15933884

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013049281A (ja) * 2012-11-08 2013-03-14 Edm Kk サーマルプリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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