JP2001001126A - 電動射出ダイカストマシン - Google Patents

電動射出ダイカストマシン

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JP2001001126A
JP2001001126A JP11177163A JP17716399A JP2001001126A JP 2001001126 A JP2001001126 A JP 2001001126A JP 11177163 A JP11177163 A JP 11177163A JP 17716399 A JP17716399 A JP 17716399A JP 2001001126 A JP2001001126 A JP 2001001126A
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power supply
pressure
electric
die casting
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Saburo Noda
三郎 野田
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大出力の電動サーボモータを不要とし、コス
ト高および応答性の低下を伴うことなく環境保護、省エ
ネルギーに優れていること。 【解決手段】 制御機構11を、運動変換機構12,動
力補給機構10の駆動状態を検知するセンサA〜Dから
なるセンサ機構と、各センサA〜Dの出力信号の入力に
より、運動変換機構12,動力補給機構10の駆動状
態,および動力補給タイミングを判断し、この判断に基
づいてパワーソース19を介して所定部位の駆動を制御
すると共に、動力補給タイミング時に、流量制御弁8を
ON・OFFして、動力補給機構10から運動変換機構
12への動力補給を油圧シリンダ50を介して制御する
ようにした制御装置20とを備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダイカストマシ
ンであって、より詳しくは合成樹脂用の射出成形機に採
用されている電動射出式を適用した電動射出ダイカスト
マシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイカストマシンは、油圧を動力
として採用している関係で、環境保護、省エネルギー等
に課題を有しており、この課題を解消するために合成樹
脂用の射出成形機に採用されている電動射出式の実現が
要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
ニウム合金等の軽金属は、合成樹脂に比べて冷却時間が
短いため、高速の射出速度(通常、射出成形機の10倍
程度の3m/sec.以上の実鋳造速度が必要)を実現
することが必要で、このため合成樹脂用の射出成形機を
そのまま採用したのでは、大出力の電動サーボモータが
必要となって、コスト高を招くばかりでなく、モータの
ロータが大きくなって慣性力による応答性の低下をも招
き、かつ電力消費も大きくなる、と言う課題を有してい
る。
【0004】そこで、この発明は、大出力の電動サーボ
モータを不要としたにも拘わらず高速の射出速度を達成
することができ、以てコスト高および応答性の低下を伴
うことなく環境保護、省エネルギーに優れた電動射出ダ
イカストマシンを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、射出用電動サーボモータの回転
を直線運動に変換し、この直線運動に連動して前進移動
するプランジャチップによって、射出スリーブ内の可塑
状の金属を金型キャビティ内へ充填加圧する電動射出ダ
イカストマシンであって、前記射出用電動サーボモータ
の回転を直線運動に変換する運動変換機構と、この運動
変換機構により前進移動させられる前記プランジャチッ
プに動力を補給する動力補給機構と、この動力補給機構
への蓄圧、および前記充填加圧時における低速射出運
転,高速射出運転,および昇圧・保圧運転を制御する制
御機構とを備えており、前記運動変換機構が、前記プラ
ンジャチップを一端側に連係する雄ねじにナットを螺合
してなるボールねじと、このボールねじのナットの外径
に形成された歯車に噛合すると共に、前記射出用電動サ
ーボモータに連係する駆動歯車とからなり、前記動力補
給機構が、前記ボールねじの雄ねじの他端側をシリンダ
ロッドとして構成される油圧シリンダと、この油圧シリ
ンダに流量制御弁を介して連結されるアキュムレータ
と、このアキュムレータに作動油を供給するポンプ手段
とからなり、かつ前記制御機構が、前記運動変換機構お
よび前記動力補給機構の駆動状態を検知する複数のセン
サからなるセンサ機構と、前記センサ機構の各センサか
らの出力信号の入力により、前記運動変換機構および前
記動力補給機構の駆動状態,および動力補給タイミング
を判断し、この判断に基づいてパワーソースを介して所
定部位の駆動を制御すると共に、前記動力補給タイミン
グ時に、前記流量制御弁をON・OFFして、前記プラ
ンジャチップへの動力補給を前記油圧シリンダを介して
制御するようにした制御装置とを備えて構成されている
ことを特徴とする。
【0006】このため、請求項1の発明では、運動変換
機構により前進移動させられるプランジャチップに動力
補給する動力補給機構を設けたので、運動変換機構の射
出用電動サーボモータだけでは不足する出力を、動力補
給機構からの動力補給により補って必要とする出力を得
ることができ、これにより射出用電動サーボモータの出
力を大きくすることなく、可塑状の金属の充填加圧時に
おける、高速射出運転及び昇圧・保圧運転が可能とな
る。
【0007】そして、このときの動力補給タイミング
は、流量制御弁のON・OFF制御により、アキュムレ
ータから油圧シリンダへの作動油の流れを制御すること
により行うようにしたので、動力補給機構の慣性力の伝
達を流量制御弁のOFFにより断ち切ることができるの
で、応答性の低下を伴うこともない。
【0008】また、センサ機構の各センサからの出力信
号の入力により駆動系の駆動及び動力補給タイミングを
判断する制御装置を備えて制御機構を構成したので、前
記した低速射出運転,高速射出運転,及び昇圧・保圧運
転を精度良く実行することができると共に、そのときの
動力補給タイミングを的確に実行することができる。
【0009】また、射出用電動サーボモータによる射出
は、射出速度の多段変速が容易で、最適射出速度の設定
が可能となる。
【0010】また、アキュムレータを備えて動力補給機
構を構成したので、保圧運転を蓄圧されたアキュムレー
タを動力源として、動力補給機構のみで行うことができ
る。
【0011】また、動力補給機構を、油圧シリンダを備
えて構成し、この油圧シリンダを介して運動変換機構へ
の動力補給を行うようにしたので、油圧シリンダで高荷
重を発生および受圧することができ、これにより運動変
換機構のボールねじの小容量化および長寿命化が図れ
る。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
電動射出ダイカストマシンであって、前記動力補給機構
の油圧シリンダが、前記ボールねじの雄ねじの他端側に
設けられる主ピストンと、この主ピストンに対して直列
に配置される従ピストンとを有して構成される増圧シリ
ンダであることを特徴とする。
【0013】このため、請求項2の発明では、アキュム
レータ内の油圧は、増圧シリンダでさらに増圧されて運
動変換機構に作用する。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項1または
2記載の電動射出ダイカストマシンであって、前記動力
補給機構の流量制御弁は、前記アキュムレータから供給
される作動油の通過量を、前記制御機構により可変可能
に構成されていることを特徴とする。
【0015】このため、請求項3の発明では、流量制御
弁への供給電力を制御機構により制御することにより、
運動変換機構に補給される動力の大きさを可変すること
ができ、これにより油圧駆動と同様な射出波形を得るこ
とができると共に、このときの鋳造圧力を許容鋳造圧力
の範囲内に維持して、鋳張りの原因となるキャビティ外
への可塑状の金属の浸出を防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0017】図1は、この発明の一実施の形態としての
電動射出ダイカストマシンを示す。この電動射出ダイカ
ストマシンは、射出用電動サーボモータ1の回転を直線
運動に変換し、この直線運動に連動して前進移動するプ
ランジャチップ3によって、射出スリーブ2内の可塑状
の金属Mを金型5のキャビティ4内へ充填加圧するよう
にしたもので、射出用電動サーボモータ1の回転を直線
運動に変換する運動変換機構12と、この運動変換機構
12により前進移動させられるプランジャチップ3に動
力を補給する動力補給機構10と、この動力補給機構1
0への蓄圧、および前記充填加圧時における低速射出運
転,高速射出運転,および昇圧・保圧運転を制御する制
御機構11とを備えて大略構成されている。可塑状の金
属Mは、給湯装置(図示せず)により、給湯口2aから
射出スリーブ2内に供給される。
【0018】このとき運動変換機構12は、プランジャ
チップ3を一端側に連係する雄ねじ18にナット17を
螺合してなるボールねじ22と、このボールねじ22の
ナット17の外径に形成された歯車に噛合すると共に、
射出用電動サーボモータ1に連係する駆動歯車14とか
ら構成されている。本実施形態では、プランジャチップ
3は、雄ねじ18の先端(一端側)にカップリング21
を介して取り付けられたプランジャロッド25の先端に
取り付けられており、かつ駆動歯車14は、電磁クラッ
チ16を介して射出用電動サーボモータ1に連係されて
いる。電磁クラッチ16は、好ましくは湿式の電磁クラ
ッチが用いられる。
【0019】また、動力補給機構10は、ボールねじ2
2の雄ねじ18の他端側をシリンダロッドとして構成さ
れる油圧シリンダ50と、この油圧シリンダ50に流量
制御弁8を介して連結されるアキュムレータ6と、この
アキュムレータ6に作動油を供給するポンプ手段7とか
ら構成されている。
【0020】本実施形態では、油圧シリンダ50は、ボ
ールねじ22の雄ねじ18の他端側に設けられる主ピス
トン51と、この主ピストン51に対して直列に配置さ
れる従ピストン52とを有する増圧シリンダで構成され
ている。この油圧シリンダ50には、主ピストン51と
従ピストン52の間に形成されて少なくとも主ピストン
51を鋳込み方向へと変位させる中間ポート51aと従
ピストン52を鋳込み方向へと変位させる端末ポート5
2aとを備えて構成されている。なお、符号53は、油
圧シリンダ50の前部および後部に接続するタンクを示
す。
【0021】また、流量制御弁8は、アキュムレータ6
から供給される作動油の通過量を、制御機構11により
可変可能に構成されている。具体的には、流量制御弁8
は、制御機構11からの供給電力で駆動するデジタル制
御弁で構成されており、供給電力の制御によりアキュム
レータ6から供給される作動油の通過量を可変すること
ができる。
【0022】さらに、ポンプ手段7は、制御機構11に
よって駆動を制御される電動機9と、この電動機9によ
り駆動する油圧ポンプ13と、この油圧ポンプ13で送
給される作動油を貯留する油タンク23と、油圧ポンプ
13とアキュムレータ6とを連結する油圧回路cに介装
したアンロディングバルブ15とを備えて構成されてい
る。
【0023】また、アキュムレータ6は、本実施形態で
はガス室6aと油室6bとを仕切り、かつ上下動可能に
設けられたピストン6cを有するピストンアキュムレー
タで構成されている。このアキュムレータ6のガス室6
aには、ガス圧を検出する圧力計6dが室外に導出され
て設けられており、その油室6bには、ポート6eが設
けられている。
【0024】そして、この動力補給機構10の油圧回路
は、アキュムレータ6のポート6eと流量制御弁8とを
接続する通路aと、流量制御弁8と油圧シリンダ50の
端末ポート52aとを接続する通路bと、通路aから分
岐され逆止弁31,アンロディングバルブ15,および
油圧ポンプ13を介装して油タンク23に接続する通路
cと、通路bから分岐され逆止弁32を介装する通路d
と、この通路dと電磁切換弁24に接続する通路fとを
収束して油圧シリンダ50の中間ポート51aに接続す
る通路eと、電磁切換弁24と油タンク23とを接続す
る通路hとを備えて構成される。
【0025】また、制御機構11は、運動変換機構12
および動力補給機構10の駆動状態を検知する複数のセ
ンサからなるセンサ機構と、センサ機構の各センサから
の出力信号の入力により、運動変換機構12および動力
補給機構10の駆動状態,および動力補給タイミングを
判断し、この判断に基づいてパワーソース19を介して
所定部位の駆動を制御すると共に、動力補給タイミング
時に、流量制御弁8をON・OFFして、プランジャチ
ップ3への動力補給を油圧シリンダ50を介して制御す
るようにした制御装置20とを備えて構成されている。
【0026】このときセンサ機構は、射出用電動サーボ
モータ1の回転数を検出するモータ用センサAと、アキ
ュムレータ6の圧力を検出するアキュムレータ用センサ
Bと、プランジャチップ3の前進移動速度を検出する射
出速度センサCと、プランジャチップ3に負荷する荷重
を検出する鋳造圧力センサDとから構成されている。モ
ータ用センサAは、モータの回転軸の回転数を検出する
ように射出用電動サーボモータ1に取り付けられてお
り、アキュムレータ用センサBは、油圧を検出するよう
にアキュムレータ6の油室6bに取り付けられている。
また、射出速度センサCは、雄ねじ18の移動速度を検
出するようにボールねじ22に取り付けられており、鋳
造圧力センサDは、プランジャチップ3に負荷する荷重
をプランジャロッド25および雄ねじ18を介して検出
するように、油圧シリンダ50の中間ポート51aに接
続する通路eに取り付けられている。
【0027】また、制御装置20は、記憶手段,タイマ
手段,及び中央処理装置(CPU)等が搭載されて構成
されており、パワーソース19は、動力補給機構10の
流量制御弁8,電動機9,および電磁切換弁24、およ
び運動変換機構12の射出用電動サーボモータ1および
電磁クラッチ16とに少なくとも導通接続されて配置さ
れている。
【0028】すなわち、制御装置20は、センサ機構の
各センサA,B,C,Dからの出力信号の入力により駆
動系の駆動及び動力補給タイミングを判断し、この判断
に基づいてパワーソース19に出力信号を発信すると共
に、パワーソース19を介して駆動系の所定部位を駆動
させることができるように構成されている。
【0029】次に、このように構成された電動射出ダイ
カストマシンの作動を、図2乃至図7に基づいて説明す
る。
【0030】図2は、電動射出ダイカストマシンの運転
線図であり、図3は、電動射出ダイカストマシンの運転
時の射出用電動サーボモータ1,電磁クラッチ16,電
動機9,電磁切換弁24,流量制御弁8,およびセンサ
A〜Dのタイミングチャートであり、図4乃至図7は、
電動射出ダイカストマシンの運転フローチャートであ
る。
【0031】まず、図4に示す蓄圧工程を行う。この蓄
圧工程では、油圧ポンプ13を駆動して、油タンク23
の作動油をアキュムレータ6に供給して、アキュムレー
タ6の圧力を所定高さにする。
【0032】先ず、運転開始点(時刻t0)において、
射出用電動サーボモータ1,電磁クラッチ16,電磁切
換弁24,および流量制御弁8をOFF状態にしたま
ま、電動機9をONして油圧ポンプ13を駆動する。こ
の運転により油タンク23の作動油は、アキュムレータ
6に充填される。
【0033】この作動油の充填によりアキュムレータ6
のガス圧(Pac)が上昇する。このガス圧は、アキュ
ムレータ用センサBにより検出される。アキュムレータ
用センサBは、アキュムレータ6のガス圧が設定ガス圧
Pac1に到達したことを検出し(時刻t1)、この検
出信号を制御装置20へ発信する。制御装置20は、前
記検出信号の入力により蓄圧工程の終了を確認すると共
に、この確認信号をパワーソース19に発信し、パワー
ソース19を介して電動機9をOFF状態にする。
【0034】この蓄圧工程においては、電動機9は、時
刻t0からt1まで継続して運転される。なお、図4中
の符号Xは、図5中の符号Xに続く。
【0035】次に、図5に示す低速射出工程を継続して
行う。この低速射出工程では、貯留されている空気を可
塑状の金属Mで置換するようにして可塑状の金属Mが射
出スリーブ2を経てランナ部(図示せず)へ充填され
る。
【0036】すなわち、制御装置20は、時刻t1で、
パワーソース19を介して電動機9をOFF状態にする
と共に、射出用電動サーボモータ1をONする。この時
点では、電磁クラッチ16,電磁切換弁24,および流
量制御弁8は、OFF状態のままになっている。
【0037】その後、制御装置20のタイマー制御によ
り時刻t2で、電磁クラッチ16および電磁切換弁24
がON状態になる。この電磁切換弁24がONになるこ
とによって、油圧シリンダ50の主ピストン51のヘッ
ド側と油タンク23(図1参照)は連通状態となる。
【0038】さらにその後、モータ用センサAは、射出
用電動サーボモータ1が、低速射出速度VP1換算の設
定回転数N1に到達したことを検出し、この検出信号を
制御装置20へ発信する。制御装置20は、前記検出信
号の入力によりパワーソース19を介して射出用電動サ
ーボモータ1を設定回転数N1で駆動する。
【0039】これにより射出用電動サーボモータ1の回
転が、運動変換機構12で直線運動に変換され、プラン
ジャチップ3が、射出スリーブ2内を前進して射出スリ
ーブ2内の可塑状の金属Mを、射出スリーブ2を経て金
型5のランナ部へ充填することができる。このときプラ
ンジャチップ3は、低速射出速度VP1,鋳造圧力Ph
1で前進する。また、このとき油圧シリンダ50の主ピ
ストン51のヘッド側にできた空間は真空状態となり、
油タンク23の作動油で充満される。
【0040】その後、射出速度センサCは、プランジャ
チップ3が高速射出速度VP2に切り換える位置に到達
したことを検出し、この検出信号を制御装置20へ発信
する。制御装置20は、前記検出信号の入力により低速
射出工程の終了を確認する。この低速射出工程は、時刻
t2から時刻t3まで行われ、射出用電動サーボモータ
1の動力のみで行われる。なお、図5中の符号Yは、図
6中の符号Yに続く。
【0041】また次に、図6に示す高速射出工程を継続
して行う。この高速射出工程では、プランジャチップ3
の前進変位量が一挙に増大し、可塑状の金属Mを金型キ
ャビティ4内へ充填する。
【0042】すなわち、制御装置20は、低速射出工程
の終了確認後、パワーソース19を介して射出用電動サ
ーボモータ1の回転数を高速射出速度VP2換算の回転
数N2に制御する。そして制御装置20は、モータ用セ
ンサAから射出用電動サーボモータ1の回転数N2の検
出信号を受信し、これによりプランジャチップ3の射出
速度が高速射出速度VP2に到達したことを確認する
(時刻t4)。
【0043】時刻t4以降は、射出用電動サーボモータ
1のみの動力により高速射出速度VP2,鋳造圧力Ph
2で運転する。この運転は、時刻t5まで継続される。
【0044】時刻t5で、射出速度センサCが、プラン
ジャチップ3の昇圧・保圧切換位置に到達したことを検
出し、この検出信号を制御装置20へ発信する。制御装
置20は、前記検出信号の入力により高速射出工程の終
了を確認する。なお、図6中の符号Zは、図7中の符号
Zに続く。
【0045】さらに、図7に示す昇圧・保圧工程を継続
して行う。この昇圧・保圧工程では、さらなる増圧によ
って金型キャビティ4内に十分な押湯が加えられる。
【0046】すなわち、制御装置20は、高速射出工程
の終了を確認した後、パワーソース19を介して電磁切
換弁24をOFFにすると共に、流量制御弁8をON状
態にする(時刻t5)。電磁切換弁24をOFFにする
ことにより、油圧シリンダ50の主ピストン51のヘッ
ド側に作動油が充満した状態で、油タンク23との連通
を断つことができ、かつ流量制御弁8をONにすること
により、アキュムレータ6の作動油を油圧シリンダ50
の従ピストン52のヘッド側へただちに供給することが
できる。これにより、主ピストン51のヘッド側の油圧
が従ピストン52のヘッド側との面積比で増圧され、鋳
造圧力が一挙に増大する。
【0047】その後、鋳造圧力センサDは、プランジャ
チップ3に負荷される圧力が、保圧Ph3に到達したこ
とを検出し、この検出信号を制御装置20へ発信する。
制御装置20は、前記検出信号の入力により昇圧工程が
終了して保圧工程に移行したことを確認し、パワーソー
ス19を介して、射出用電動サーボモータ1および電磁
クラッチ16をOFF状態(時刻t6)にすると共に、
継続して油圧シリンダ50のみの駆動で保圧運転を行
う。この保圧運転は、キャビティ4内に充填した軽金属
が凝固する時間として予め入力されている制御装置20
のタイマ制御により時刻t7まで継続して行う。この保
圧運転時のアキュムレータ6は、設定された保圧Ph3
の圧力が低下しないガス圧Pac2に維持されている。
【0048】時刻t7以降、制御装置20は、パワーソ
ース19を介して、流量制御弁8ををOFF状態にする
と共に、電磁切換弁24をON状態にする。これにより
油圧シリンダ50に対するアキュムレータ6の油圧を速
やかに断つことができ、昇圧・保圧工程が終了する。
【0049】この昇圧・保圧工程の終了後、制御装置2
0のタイマー制御により、時刻t8で射出用電動サーボ
モータ1および電磁クラッチ16をON状態にすると共
に、射出用電動サーボモータ1を逆回転させてプランジ
ャチップ3を原位置(射出スリーブ2の給湯口2aを開
口させる位置)に復帰させ、その後時刻t9で射出用電
動サーボモータ1,電磁切換弁24,および電磁クラッ
チ16をOFFにして鋳造サイクルが終了する。
【0050】次サイクルは、続けて行う場合は前サイク
ルで蓄圧(油圧Pac2)されたアキュムレータ6をそ
のまま利用することができる。すなわち、次サイクル
は、図2及び図3に示すように、時刻t10で油圧Pa
c2のアキュムレータ6の蓄圧運転で開始され、時刻t
11で低速射出工程が開始される。以降、前サイクルと
同様にして蓄圧工程、低速射出工程、高速射出工程、及
び昇圧・保圧工程を継続して行なって次鋳造サイクルが
終了する。
【0051】また、この電動射出ダイカストマシンは、
動力補給機構10を、供給電力の制御によりアキュムレ
ータ6から供給される圧油の通過量を可変する流量制御
弁8を備えて構成したので、流量制御弁8の供給電力を
制御装置20により制御することにより、油圧シリンダ
50を介して伝達される伝達力を可変することができ、
これにより油圧駆動と同様な射出波形を得ることができ
ると共に、このときの鋳造圧力を許容鋳造圧力の範囲内
に維持して、鋳張りの原因となるキャビティ4外への可
塑状の金属Mの浸出を防ぐことができる。
【0052】すなわち、図2に示すように高速射出工程
から昇圧・保圧工程に移行するときの鋳造圧力Phの昇
圧を、それぞれ可変角度θPhの範囲内で可変すること
ができ、これによってダイカスト鋳造に最適な射出波形
(油圧駆動と同様な射出波形)を選択することができ
る。
【0053】さらに、射出用電動サーボモータ1は、射
出速度の多段変速が容易で、ダイカスト鋳造に最適な射
出速度を選択することができ、前記したダイカスト鋳造
に最適な射出波形と併せて、ダイカスト鋳造に最適な成
形サイクル波形を得ることができ、ひいては高品質鋳造
が可能となる。
【0054】また、電動射出ダイカストマシンは、鋳造
圧力Phの昇圧を、動力補給機構10からの動力補給に
より行うようにし、かつ動力補給機構10の油圧シリン
ダ50を増圧シリンダで構成したので、アキュムレータ
6の油圧を、さらに増圧して油圧シリンダ50に作用さ
せることができ、これにより射出用電動サーボモータ1
の出力を大きくする必要が無いことによる省電力化を達
成することができるばかりでなく、大型の鋳造品に対応
する射出を行うことができる。
【0055】さらに、保圧運転は、動力補給機構10の
みで行うようにしたので、射出用電動サーボモータ1の
発熱を極力避けることができ、これにより射出用電動サ
ーボモータ1の長寿命化を図ることができる。
【0056】また、動力補給タイミングは、流量制御弁
8および電磁切換弁24のON・OFF制御により行う
ようにしたので、動力補給機構10(厳密にはアキュム
レータ6)の慣性力を瞬時に断ち切ることができるの
で、応答性の低下を伴うこともない。
【0057】また、本実施形態の電動射出ダイカストマ
シンによれば、油圧シリンダ50で高荷重を、発生およ
び受圧することができるので、ボールねじ22の小容量
化および長寿命化が図れると共に、ボールねじ22等の
高価な機器のコストアップをも抑制することができる。
【0058】また、本実施形態の電動射出ダイカストマ
シンによれば、電動機9,油圧ポンプ13,および油タ
ンク23等のポンプ手段7の構成機器の容量を、従来の
1/10〜1/5に小さくすることができ、これにより
動力補給機構10を小型化することができるばかりでな
く、前記したボールねじ22の小容量化と相俟って、フ
レーム(ベッド)内へ電気の制御盤等が収納可能となっ
て装置全体をコンパクトに構成することができ、ひいて
は1マシン化が達成できる。
【0059】加えて、動力補給機構10の小型化によ
り、作動油の使用量が極少量に抑えられるので、ひいて
は省エネルギー、省資源、地球環境保護等に貢献でき
る。
【0060】また、本発明は、前記した実施形態に限定
されるものではなく、次のような変形例をも含む。
【0061】すなわち、射出用電動サーボモータ1と駆
動歯車14とは、電磁クラッチ16を介することなく直
接連係しても良い。また、動力補給機構10による動力
補給は、昇圧・保圧工程ばかりでなく、高速射出工程へ
の切り替わりの際にも援用することも可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、プランジャチップを駆動する運動変換機構
が、動力補給機構からの動力補給により必要とする出力
を得ることができるように構成されており、かつこのと
きの動力補給タイミングを流量制御弁のON・OFF制
御により行って、流量制御弁のOFFにより動力補給機
構の慣性力の伝達を断ち切るようにしたので、大出力の
電動サーボモータを不要としたにも拘わらず高速の射出
速度および高鋳造圧力を達成することができ、以てコス
ト高および応答性の低下を伴うことのない電動射出ダイ
カストマシンを提供することができる。
【0063】その上、請求項1の発明によれば、ポンプ
手段の容量を、従来の1/10〜1/5に小さくするこ
とができ、これにより動力補給機構を小型化することが
できるばかりでなく、油圧シリンダで高荷重を発生およ
び受圧することができることによるボールねじの小容量
化も可能で、これらが相俟って装置全体をコンパクトに
構成することができ、ひいては1マシン化が達成でき
る。
【0064】加えて、動力補給機構の小型化により、作
動油の使用量が極少量に抑えられるので、ひいては省エ
ネルギー、省資源、地球環境保護等に貢献できる。
【0065】またさらには、アキュムレータを備えて動
力補給機構を構成したので、保圧運転を蓄圧されたアキ
ュムレータを動力源として、エネルギー変換機構のみで
行うことができ、これにより射出用電動サーボモータの
発熱を極力避けて射出用電動サーボモータの長寿命化を
図ることができる。
【0066】また、請求項2の発明によれば、動力補給
機構の油圧シリンダを増圧シリンダで構成したので、ア
キュムレータ内の油圧は、増圧シリンダでさらに増圧さ
れて主ピストンに作用することになり、これにより請求
項1の発明の効果に加えて、射出用電動サーボモータの
出力を大きくする必要が無いことによる省電力化を達成
することができるばかりでなく、大型の鋳造品に対応す
る射出を行うことができる。
【0067】また、請求項3の発明によれば、請求項1
または2の発明の効果に加えて、流量制御弁の供給電力
を制御することにより、主ピストンへの伝達力を可変さ
せて油圧駆動と同様な射出波形を得ることができるこ
と、および射出用電動サーボモータの射出速度の多段変
速が容易なこととがあいまって、ダイカスト鋳造に最適
な成形サイクル波形を得ることができ、ひいては高品質
鋳造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての電動射出ダイカス
トマシンの構成を示す概略説明図である。
【図2】図1の電動射出ダイカストマシンの運転線図で
ある。
【図3】図1の電動射出ダイカストマシンの運転時の射
出用電動サーボモータ,電磁クラッチ,電動機,電磁切
換弁,流量制御弁,及びセンサA〜Dのタイミングチャ
ートである。
【図4】図1の電動射出ダイカストマシンの運転時の蓄
圧工程のフローチャートである。
【図5】図1の電動射出ダイカストマシンの運転時の低
速射出工程のフローチャートである。
【図6】図1の電動射出ダイカストマシンの運転時の高
速射出工程のフローチャートである。
【図7】図1の電動射出ダイカストマシンの運転時の昇
圧・保圧工程のフローチャートである。
【符号の説明】
1 射出用電動サーボモータ(サーボモータ) 2 射出スリーブ 3 プランジャチップ 4 金型キャビティ 6 アキュムレータ 7 ポンプ手段 8 流量制御弁 10 動力補給機構 11 制御機構 12 運動変換機構 14 駆動歯車 17 ナット 18 雄ねじ 19 パワーソース 20 制御装置 22 ボールねじ 50 油圧シリンダ 51 主ピストン 52 従ピストン A モータ用センサ(センサ機構) B アキュムレータ用センサ(センサ機構) C 射出速度センサ(センサ機構) D 鋳造圧力センサ(センサ機構) M 可塑状の金属

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出用電動サーボモータの回転を直線運
    動に変換し、この直線運動に連動して前進移動するプラ
    ンジャチップによって、射出スリーブ内の可塑状の金属
    を金型キャビティ内へ充填加圧する電動射出ダイカスト
    マシンであって、 前記射出用電動サーボモータの回転を直線運動に変換す
    る運動変換機構と、この運動変換機構により前進移動さ
    せられる前記プランジャチップに動力を補給する動力補
    給機構と、この動力補給機構への蓄圧、および前記充填
    加圧時における低速射出運転,高速射出運転,および昇
    圧・保圧運転を制御する制御機構とを備えており、 前記運動変換機構が、前記プランジャチップを一端側に
    連係する雄ねじにナットを螺合してなるボールねじと、
    このボールねじのナットの外径に形成された歯車に噛合
    すると共に、前記射出用電動サーボモータに連係する駆
    動歯車とからなり、 前記動力補給機構が、前記ボールねじの雄ねじの他端側
    をシリンダロッドとして構成される油圧シリンダと、こ
    の油圧シリンダに流量制御弁を介して連結されるアキュ
    ムレータと、このアキュムレータに作動油を供給するポ
    ンプ手段とからなり、かつ前記制御機構が、前記運動変
    換機構および前記動力補給機構の駆動状態を検知する複
    数のセンサからなるセンサ機構と、前記センサ機構の各
    センサからの出力信号の入力により、前記運動変換機構
    および前記動力補給機構の駆動状態,および動力補給タ
    イミングを判断し、この判断に基づいてパワーソースを
    介して所定部位の駆動を制御すると共に、前記動力補給
    タイミング時に、前記流量制御弁をON・OFFして、
    前記プランジャチップへの動力補給を前記油圧シリンダ
    を介して制御するようにした制御装置とを備えて構成さ
    れていることを特徴とする電動射出ダイカストマシン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電動射出ダイカストマシ
    ンであって、 前記動力補給機構の油圧シリンダが、前記ボールねじの
    雄ねじの他端側に設けられる主ピストンと、この主ピス
    トンに対して直列に配置される従ピストンとを有して構
    成される増圧シリンダであることを特徴とする電動射出
    ダイカストマシン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電動射出ダイカ
    ストマシンであって、 前記動力補給機構の流量制御弁は、前記アキュムレータ
    から供給される作動油の通過量を、前記制御機構により
    可変可能に構成されていることを特徴とする電動射出ダ
    イカストマシン。
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