JP2000516862A - 歯車の成形方法及び該方法により成形された製品 - Google Patents

歯車の成形方法及び該方法により成形された製品

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Abstract

(57)【要約】 歯車を成形するための方法であって、以下の各ステップを含む:厚さの均一な円形のシートメタルブランクを用意するステップを含み、前記シートメタルブランクの外周部を冷間成形して、(1)成形される歯車の外周を約2%以上超えない外周、(2)成形される歯車の歯丈よりも少なくとも2.0mm大きい半径方向寸法、及び(3)ブランクの一様な厚さの少なくとも2倍の軸方向寸法、を有する、一様なほぼ長方形の断面を有する厚肉のリムを形成するステップを含み、冷間成形が、断面輪郭の複数の部分を結合させることなく、断面輪郭の中の金属の一体構造の完全性を維持しながら、断面輪郭を有する金属ブランクの所定の周縁部を半径方向の内側に且つ軸方向の外側に段階的に移動させるステップを含み、厚肉化したリムの周縁部にホビング作業によって一連の歯を切削するステップを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 歯車の成形方法及び該方法により成形された製品 本発明は、歯車の製造に関し、より詳細には、ほぼ一様な厚さのシートメタル (金属板)の円形のブランクからの歯車の製造に関する。 ここで目的とするタイプの歯車は、自動車で、例えばそれらの車両のモータの ためのスタータアセンブリ等で利用されるタイプである。特に、本願の内容は、 米国特許第5,152,061号、第5,203,223号、第5,237,744号、及び第5,404,640号に おいて開示されたタイプの歯車の製造を意図したものであり、それぞれの開示内 容は本願に参考文献として完全に組み入れられる。 上記の各特許は、ほぼ一様な厚さのシートメタルの円形のブランクから歯車を 製造する方法を開示している。各事例において、方法は本質的に2つの主要ステ ップ、(1)ブランク上に厚肉の外側リムを冷間成形するステップ、及び(2) この厚肉のリムに一連の歯を冷間成形するステップ、を含む。各例において、厚 肉のリムの冷間成形のステップは、複数のステージ又はステップで達成される。 開示された厚み形成ステージ又はステップの多くにおいて、円形シートメタルブ ランクの外周部は、先ずそれ自体を二重にされ、その後、歯の最終冷間成形が達 成された後は重要でなくなる領域内上の厚肉のリムに接合点が生じ得るように、 一体化した厚肉部にまとめられる。 特許第5,404,640号には、歯が全て冷間成形される場合、狭い公差は達成する ことが難しいため、歯の寸法精度が要求される用途では、最終切削ステップは歯 の冷間成形が完了した後に行われることが示されている。開示された方法では、 厚肉のリムの成形後に、最初に成形された一連の歯が歯成形ツールユニットの歯 成形周縁部と転がり接触することによって冷間成形される。この最初に成形され た各歯は、歯先部と、溝部と、歯先部と溝部との間に画定された対向して配置さ れる一対の加工面と、を有する。最終ステップは、その一対の加工面から材料を 除去することによって、一連の一体化した歯を成形するというものである。 最終切削ステップの精度が要求される用途では、最初の歯の冷間成形を省き、 (1)厚肉のリムの冷間成形が本発明の原理に従って達成され、ここで金属ブラ ンクの所定の周縁端部は半径方向の内側に、且つ軸方向の外側に漸次移動する断 面輪郭を有するが、断面輪郭内の金属の一体構造の完全性は、断面輪郭の複数の 部分を結合することなく保持され、且つ(2)金属ブランクの予め定められた周 縁端部が、(a)成形されるべき歯車の外周を約2%(2パーセント)以上超え ない外周、(b)成形されるべき歯車の歯丈よりも少なくとも2.0mm(2ミ リメートル)大きい半径方向寸法、及び(c)ブランクの一様な厚さの少なくと も2倍の軸方向寸法、を有する一様なほぼ長方形の断面形状である厚肉の環状リ ムを成形するために十分な金属量を含む、という条件下で従来のホビング(歯切 り法)手順によって歯を成形することが実行に適し、且つコスト有効性が高いこ とが確認された。 従って、本発明の目的は、一様な厚さの円形シートメタルブランクを提供する ことと、シートメタルブランクの外周部を、(1)形成されるべき歯車の外周を 約2パーセント以上超えない外周、(2)成形されるべき歯車の歯丈よりも少な くとも2.0mm大きい半径方向寸法、及び(3)ブランクの一様な厚さの少な くとも2倍の軸方向寸法、を有するほぼ長方形の断面形状の厚肉のリムへと冷間 成形することと、その後そのリムを、金属ブランクの予め定められた周縁端部を 半径方向の内側に、且つ軸方向の外側に漸次移動させるが、周縁部の断面輪郭内 の金属の一体構造の完全性を、断面輪郭の複数の部分を結合することなく維持す ることにより冷間成形することと、によって歯車を成形する方法を提供すること である。歯車は次に、ホビング操作により厚肉のリムの周縁に一連の歯を切削す ることにより形成される。 図面において 図1は、部分的に実線で、そして部分的に点線で示された本発明の方法に従っ て構成されるスタータ歯車の斜視図である。 図2は、本発明の原理を実行する際に好ましい出発材料を構成し、部分断面的 にも示される第一の回転保持ユニット内に固定された円形シートメタルの2分の 1の部分断面図である。 図3は、図2に示される回転保持ユニット内に固定された円形シートメタルの 2分の1の部分断面図であり、シートメタルの予め定められた周縁端部を半径方 向の内側に、且つ軸方向の外側に漸次移動させる一方で、本発明の方法に従って 断面輪郭の完全性を維持する、冷間成形工程の好ましい方法における第一のステ ップを実行する第一の厚肉化ツールの部分断面図を示す。 図4は、図3に示された図と同様の図であり、第二の厚肉化ツールにより実行 されるシートメタルの厚肉の予め定められた周縁端部の半径方向の内側への僅か な前進、及び明白に非対称な軸方向への移動を示す。 図5は、図4に示された図と同様の図であり、第三の厚肉化ツールの冷間成形 作業により生じる回転保持ユニットの円筒形の外部表面の一部との最初の接触状 態に発展するシートメタルの周縁端部を示す。 図6は、第二の回転保持ユニット内に固定されたシートメタル片の部分断面図 であり、金属の周縁マス(塊体)の一部を軸方向に、且つ半径方向の内側に動か して、第二の回転保持ユニットにより形成された周縁環状空間に移動させる第四 の厚肉化ツールを示しており、その周縁環状空間はシートメタルの外側部分を非 対称に囲み、漸次シートメタルを受け取る。 図7は、図6と同様の図であり、シートメタルの周縁マスを周縁環状空間に更 に移動させる第五の厚肉化ツールを示す。 図8は、図7と同様の図であり、シートメタルの周縁マス上に円筒形の外側表 面を形成する第六の厚肉化ツールを示す。 図9は、ホビング前にトリミングされているシートメタルの冷間成形された周 縁部を示す。 図10は、複数の歯をそこに成形するためにホビングされているシートメタル の冷間成形された周縁部を示す。 図11は、本発明の原理を実行する際の、好ましい出発材料を構成する円形シ ートメタルの半分を単独で示す部分断面図である。 そして、図12、13、及び14は、図3から8と同様の図であり、本発明の 方法の他の実施の一形態の実行におけるステップを示す。 図1から10をここでより詳細に参照すると、図1には歯車が、本発明の原理 に従って構成され全体を10で示されるスタータ歯車の形で示される。図2から 10は、本発明の方法の実施の一形態に従ってスタータ歯車10を製造する好ま しい方法における一連のステップを示す。示されるように、スタータ歯車10は 一様な厚さのシートメタル14、例えば好ましくは冷間成形が可能なスチール等 の単一の円形部品から製造される。図1に最もよく示されるように、スタータ歯 車10は、出発材料を形成するシートメタルの予め定められた厚さとほぼ等しい 厚さを有するシートメタルの中央壁12を含む。図11は、円形シートメタル1 4の2分の1を断面で示しており、そのシートメタルの成形は本発明の方法の第 一のステップを構成している。またスタータ歯車10は、中央壁12の外周と一 体に形成された厚肉の環状部分を含み、その部分の一部が、そこに複数の歯車の 歯16を成形するために、好ましくはホビングによって切削される。 図2及び11をここでより詳細に参照すると、円形のシートメタル片14が、 スチールの連続シートからの打抜きを含む複数の方法で成形され得る別個のスチ ール片として図に示される。シート材料のロール又は連続ウェブからの円形の出 発材料部品14の分離は、円形部品14が後続の処理のために生産される単一の ステップで達成される必要はなく、この方法における一連の複数のステップの一 部として単に過渡的に形成され得ることは理解されるであろう。 図2に示されるように、一様な厚さのシートメタル14の出発材料の円形部品 は、全体を参照番号18で示される第一の回転保持ユニット内に固定される。こ の第一の回転保持ユニットは、図2から5に部分断面図で示される2つの同一の 回転保持部材20を含む。2つの回転保持部材20は、時には「ブランク」とも 呼ばれるシートメタル14の出発材料の円形部品よりも直径が小さく、各回転保 持部材20は、ブランクの両側に対称的に位置する半径方向の外側に面する滑ら かな円筒形表面22を画定する。第一の回転保持ユニット18は、冷間成形工程 の最初の3ステップでの冷間成形部材即ちツールの一連の個別回転に関して、シ ートメタル被加工物14を固定及び回転するために使用される。第一の回転保持 ユニット18の円筒形表面22の少なくとも1つは、冷間成形工程の間、被加工 物を暫定形状に形作るために冷間成形部材と協働する。ブランク14が回転保持 部材20の間に配置されると、部材20の外側の環状部分24は左右対称にそこ から半径方向の外側に延出する。シートメタル14の円形片の外方向への延出部 分24は、冷間成形の開始の前に本質的に平面であるリングを円筒形の外側エッ ジ26と共に画定する。この構造は、図2に部分断面図で示される。ブランク1 4は、各回転保持部材20に形成された中央壁と係合する一対の内側表面28に よって、回転保持部材20の間に保持される。 本明細書中で被加工物14とも呼ばれるシートメタル14は、複数の別個の厚 肉化ツールにより冷間成形され、その外周エッジに徐々に厚みを持たせ、そして シートメタル14の冷間成形されていない部分に関してリム又はフランジを成形 するために、シートメタルの外周エッジを軸方向、好ましくは主に軸の一方向に 向ける。好ましい実施の形態では、シートメタル14が第一の回転保持ユニット 18内に固定されている間に、3つの厚肉化ツールが連続的にシートメタルを冷 間成形する。これらの3つの厚肉化ツールはそれぞれ、工程内の別個のステップ で使用され、それらは図3から5に示され、そしてシートメタル14の外周エッ ジ30を徐々に半径方向の内側に、且つ軸方向、好ましくは主に軸の一方向に移 動させるように作用するが、軸対称の冷間成形、軸の両方向に軸に非対称のcodf orming、及び軸の一方向への軸方向冷間成形も本発明の範囲内である。好ましい 方法では、冷間成形は軸の両方向に軸に非対称的に実行される。 冷間成形は、図6、7、及び8に示されるように、シートメタル14を第二の 回転保持ユニット60に配置した後も続き、3つの連続するステップで第四、第 五、及び第六の厚肉化ツールによりシートメタル14を冷間成形する。冷間成形 された最終製品14は、固定保持アセンブリ72に配置され、そこでトリミング 装置によりトリムされ、最終的に複数の歯16がシートメタル14の冷間成形さ れた部分36に、好ましくはホビング装置38を用いて当該技術で公知の方法で ホビングすることによって切削される。またブローチ削りも、歯を切削するため に使用することができる。 より詳細には、冷間成形工程は、ブランク14を回転し、第一の厚肉化ツール 40をブランクと係合するように移動させることにより開始される。第一の厚肉 化ツール40は、後続の全ての厚肉化ツールと同様に、シートメタル14の回転 軸と平行な軸のまわりを回転し、各厚肉化ツールと被加工物14との回転速度は 同期をとられる。第一の厚肉化ツール40は、図3に断面が示される形づけられ た側壁44と共に深い滑らかな環状凹部42を画定する。この第一のステップは 被加工物14の周縁エッジ30を本質的に短くし、拡幅する。好ましい方法は、 マス30の外側表面46がそれ自体を折り重ねることなく厚肉化するように形状 を変化させるように、被加工物14の周縁エッジ上に次第に厚くなるマス30を 成形することが重要である。もし軸方向に、且つ半径方向の内側に移動している マス30の外側表面46の2つの部分が互いに接触すると、継目又は裂目が結果 として生じ得、それらは冷間成形の結果として生じる周縁リム又はフランジ36 を、ホビング又はブローチ削りを含むあらゆる方法を使用して切削することによ り複数の歯16を画定するためには不適切な出発材料の構造にするであろう。従 って、図3の厚肉部30は本質的に半径方向の内側に向かい、被加工物14の側 面を軸の両方向に外側に僅かに膨らませることは理解されるであろう。 第二の厚肉化ツール48の効果は、移動している周辺マス30がより厚くなっ ていること、及び回転保持部材20の1つに向かって非対称の軸方向移動が開始 したことを示す図4に示されている。第二の厚肉化ツール48は第一の厚肉化ツ ール40のものよりも幅が広く、半径方向により狭いU型形状の断面を有する環 状加工表面を画定する。図5に示される第三の厚肉化ツール50は、周縁部が好 ましくは回転保持ユニット18の回転保持部材20の内の1つの外側に面した1 つの円筒形表面22と接触し、部分的に平らになるように厚肉化した周縁部30 を冷間成形する。図3から5に見られるように、第一の回転保持部材20は、被 加工物14の第一の内側環状部52を第一の回転保持部材の間に保持し、ブラン ク14の第一の外側周縁端部54が、最後の厚肉化したリム又はフランジの外周 寸法よりも大きい外周寸法、及び図4から6に示される後続の冷間成形ステップ により成形されるべき厚肉化したリムの内周寸法よりも大きい内周寸法を有する 軸方向に厚肉化した形状を成形するまで、ブランク14の第一の外側周縁端部5 4が冷間成形されるように被加工物14を保持する。この暫定形状に、3つの厚 肉化ツール40、46及び48は、マス30が回転保持部材20の側面22に対 して部分的に平坦化ずるようにマス30を付勢し、それにより図5に示される軸 方向に厚肉化した暫定形状を形成するようにリムを軸方向に厚肉化するまで、被 加工物14は冷間成形される。工程の次のステップでは、図3から5に示される 最初の3つの厚肉化ステップで保持部材20の間に保持された被加工物14の第 一の環状部分52がもはや第二の回転保持ユニット60の保持部材21の間に位 置せず、従って第四の厚肉化ツール66、第五の厚肉化ツール67、及び第六の 厚肉化ツール68により冷間成形することができるように、被加工物14が第一 の環状部52から半径方向の内側に離間される第二の内側環状部62で拘束され るように、被加工物14を第二の回転保持ユニット60に配置する。第二の回転 保持ユニット60は、被加工物14の第一の環状部52に隣接する凹部64を画 定し、その凹部は被加工物14の外周が後続の厚肉化ツール66、67、及び6 8により冷間成形される際に、移動しているマス30を漸次受容する。 これらの3つの厚肉化ツール66、67、及び68がリムを冷間成形する際に 、マス30の断面輪郭が厚肉化ツール66、67、及び68により半径方向の内 側に、且つ軸方向の外側に漸次移動されると、第一の環状部分52はマス30の 一部となる。厚肉化ツール66、67、及び68は、マス30が第一の環状部分 52を中に取り込むように拡大されると、断面輪郭の複数の部分を結合すること なく、断面輪郭内の金属の一体構造の完全性を維持する。 従って、被加工物14に第4の厚肉化ツール66を使用する前に、被加工物1 4の外周部に形成されたマス30を受容するための環状空間を画定する第2の回 転保持ユニット60中に、被加工物14が配置される。第4及び第5の厚肉化ツ ールが、マス30の外面46を平滑な連続表面として維持しながらマスを環状空 間64中に付勢する。図8に示すように、第6の厚肉化ツール68は本質的に円 筒形の外面70を画定する。第6の厚肉化ツール68と環状空間64は協働して 、図8において被加工物14の周縁部に、一様なほぼ長方形の断面の本質的に円 筒 形のリム或いはフランジ36を形成する。6つの段階的な工具40、48、50 、66、67及び68、並びに第1及び第2の回転保持ユニット18及び60を 使用することにより、断面輪郭の複数の部分が結合することなく、断面輪郭の中 の金属の一体構造の完全性を維持しながら、ブランク14の周縁部は断面輪郭が 半径方向の内側で且つ軸方向の外側に次第に移動することがわかる。冷間成形さ れる金属ブランク14の所定の周縁部は、一様なほぼ長方形の断面形状を有する 厚肉化した環状リムを形成するのに十分な量の金属を含む。最終的な歯車10の 歯がホビングによりその中に切削されるため、リム36の仕上寸法は重要である 。従って、6つの厚肉化ツールを用いて、用意した円形の、厚さの均一なシート メタルブランク14から冷間成形された厚肉のリム36の外周が、(1)成形さ れる歯車10の外周を約2%以上超えない外周、(2)成形される歯車10の歯 丈よりも少なくとも2.0mm(2ミリメートル)大きい半径方向寸法、及び( 3)ブランク14の厚さの少なくとも2倍の軸方向寸法、を有することが望まし い。厚肉のリム36の特定の例は、成形される歯車の外周を約1%以上超えない 外周、成形される歯車の歯丈よりも少なくとも2.5mm大きい半径方向寸法、 及び前記ブランクの均一な厚さの少なくとも4倍の軸方向寸法、を有する。 一様な冷間成形されたリムに歯切を行うのにトップレスホビングを用いた場合 には、冷間形成したリムの周縁寸法の厚肉のリムの外周は成形される歯車の外周 と等しくなる。リムに歯を画定するのにホビングを用いた場合は、一連の歯の山 を形成するホビング作業により形成された複数の切削部分が歯車10の周縁寸法 を画定する。厚肉のリム36の側面は、ホビング作業を行う前にリム36から材 料を除去することによりトリミングすることができる。リム36を形成する冷間 成形された金属の一体構造の完全性は、6つの厚肉化ツール40、48、50、 66、67及び68、並びに2つの保持ユニット18及び60が協働することに より維持されているため、一連の歯を形成するためにこのような寸法のリムをホ ビンク化てもよい。好適な実施の形態では、これらの寸法を実現するのに用いら れる環状空間64は、第2の回転保持ユニット60の2つの保持部材21の協働 により、図9及び図10に示すように、環状平面部分62の両側でリム36が軸 方向に延出するように画定される。1つの軸方向にのみ進む冷間成形されたマス を受け取るための第2の回転保持部材のうちの1つのみに環状空間64を画定す る第2の回転保持ユニット60を提供することは本発明の範囲内にある。 図10に示すように、次いで被加工物14を固定保持構造72中に配置し、ト リミング工具74を用いてトリミングする。リムのエッジ78及び被加工物14 のリム36の各側面における部分もトリミングしてもよいが、トリミング工具7 4は周縁部リム36の外方向に面した円筒形表面76をトリミングすることが好 ましい。トリミング工程はリム又はフランジ36に複数の歯16を切削するのに 用いる方法によって変わる。トリミングが終了すると、周縁部リム36を切削し 、複数の溝、或いは複数の山と溝を画定し、リム上に複数の歯16を形成する。 ホビングは歯16を切削する方法として好適であり、好適なトップレスホビング 、及び通常のホビングのいずれかを用いることができる。ホビング工程はハース モジュール(Hurth Modul)ホブ盤型式番号WF300により行うことが好まし い。トップレスホビング手順は被加工物14の周縁部リムに溝のみを切削する。 一方通常のホビングでは山及び溝の両方を切削する。 リム36に複数の歯16が切削されると、その歯車構造10の用途に合わせて 歯16を硬化させることが望ましい。上記の手順に従って製造したスタータ歯車 10の場合には、最終的な形状が少なくとも一連の歯16の領域において熱処理 を施したものであることが望ましい。好適には、熱処理は850℃〜900℃の 温度まで誘導加熱することにより行い、次いで、熱処理した箇所の温度をほぼ室 温にまで水中で冷却する。運転中の歯のうず形表面に沿って加えられる大きな負 荷のために、熱処理はスタータ歯車の場合に望ましいと考えられる。タイミング ベルトプーリ及びパルスリングなどの他の歯車の形成においては、一体形成され たパルスリングに一連の歯を備えることは省略してもよく、又熱処理も同様に省 略可能である。更に、図1に最もよく示されているように、中央壁12は番号8 0で示されるように中心方向に開口部を有する。この開口工程は一連の歯16を 切削した後に行うことのできる冷間成形工程であるが、その前に行うことが好ま しい。 図11乃至図14を参照すると、本発明の原理の範囲内で他の変更例が示され ている。図11はスチールのシートメタルの出発材料円形部品14を図示してい る。円形部品14は前述したユニット18と同様の回転保持ユニット82で固定 されている。ユニット82は2つの回転保持部材84及び86を含む。保持部材 84及び86は被加工物14と動作上の関係にあるとき、一対の外周表面92及 び94に向かって延出する内側の一対の中央壁係合表面88及び90を含む。 円形の被加工物14は、外周表面92及び94の面から、中央壁86を構成す る円形部品14の中央部の外周を越えて、ほぼ軸方向の外側に延出するように保 持部材84と86との間に動作上関係して固定される。円形部品14の環状部分 は厚肉化ツール90を用いて、中実の環状部分98に厚肉化される。 回転式厚肉化ツール100を回転保持ユニット82の回転と関連して前進させ ることにより、円形部品14の外側環状部分は中実の環状部分98に厚肉化され る。環状部分98は、成形される歯の幅と等しいか又はそれよりも僅かに大きい 幅を有し、又成形される歯の高さよりも大きい高さ即ち半径方向の広さを有する 。 図13は、図14に示すような厚肉部分98の一連の歯102を加工する工程 に先だって、厚肉部分98の周縁部及び側面部を加工する、本発明に従った変更 例を示している。側面を予備加工することは、ホビング工程又はブローチ削り工 程が各々別に行われるのではなく、互いに隣接して取り付けられた多数の事前成 形品に事前成形される場合において特に望ましい。 以上により、本発明の目的が完全に且つ効率的に達成されたことがわかるであ ろう。但し、前述した好適な特定の実施の形態は本発明の目的のために示され記 載されたものであり、本発明の原理を逸脱せずに変更することが可能であること を理解されたい。従って、本発明は以下の請求の範囲の精神及び範囲に包含され る全ての変更態様を包含する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月2日(1998.9.2) 【補正内容】 明細書 歯車の成形方法及び該方法により成形された製品 本発明は、歯車の製造に関し、より詳細には、ほぼ一様な厚さのシートメタル (金属板)の円形のブランクからの歯車の製造に関する。 ここで目的とするタイプの歯車は、自動車で、例えばそれらの車両のモータの ためのスタータアセンブリ等で利用されるタイプである。特に、本願の内容は、 米国特許第5,152,061号、第5,203,223号、第5,237,744号、及び第5,404,640号、 そしてEP 0493792において開示されたタイプの歯車の製造を意図したものであ る。 上記の各特許は、ほぼ一様な厚さのシートメタルの円形のブランクから歯車を 製造する方法を開示している。各事例において、方法は本質的に2つの主要ステ ップ、(1)ブランク上に厚肉の外側リムを冷間成形するステップ、及び(2) この厚肉のリムに一連の歯を冷間成形するステップ、を含む。各例において、厚 肉のリムの冷間成形のステップは、複数のステージ又はステップで達成される。 開示された厚み形成ステージ又はステップの多くにおいて、円形シートメタルブ ランクの外周部は、先ずそれ自体を二重にされ、その後、歯の最終冷間成形が達 成された後は重要でなくなる領域内上の厚肉のリムに接合点が生じ得るように、 一体化した厚肉部にまとめられる。 特許第5,404,640号には、歯が全て冷間成形される場合、狭い公差は達成する ことが難しいため、歯の寸法精度が要求される用途では、最終切削ステップは歯 の冷間成形が完了した後に行われることが示されている。 本明細書中で被加工物14とも呼ばれるシートメタル14は、複数の別個の厚 肉化ツールにより冷間成形され、その外周エッジに徐々に厚みを持たせ、そして シートメタル14の冷間成形されていない部分に関してリム又はフランジを成形 するために、シートメタルの外周エッジを軸方向、好ましくは主に軸の一方向に 向ける。好ましい実施の形態では、シートメタル14が第一の回転保持ユニット 18内に固定されている間に、3つの厚肉化ツールが連続的にシートメタルを冷 間成形する。これらの3つの厚肉化ツールはそれぞれ、工程内の別個のステップ で使用され、それらは図3から5に示され、そしてシートメタル14の外周エッ ジ30を徐々に半径方向の内側に、且つ軸方向、好ましくは主に軸の一方向に移 動させるように作用するが、軸対称の冷間成形、軸の両方向に軸に非対称の冷間 成形、及び軸の一方向への軸方向冷間成形も本発明の範囲内である。好ましい方 法では、冷間成形は軸の両方向に軸に非対称的に実行される。 冷間成形は、図6、7、及び8に示されるように、シートメタル14を第二の 回転保持ユニット60に配置した後も続き、3つの連続するステップで第四、第 五、及び第六の厚肉化ツールによりシートメタル14を冷間成形する。冷間成形 された最終製品14は、固定保持アセンブリ72に配置され、そこでトリミング 装置によりトリムされ、最終的に複数の歯16がシートメタル14の冷間成形さ れた部分36に、好ましくはホビング装置38を用いて当該技術で公知の方法で ホビングすることによって切削される。またブローチ削りも、歯を切削するため に使用することができる。 より詳細には、冷間成形工程は、ブランク14を回転し、第一の厚肉化ツール 40をブランクと係合するように移動させることにより開始される。第一の厚肉 化ツール40は、後続の全ての厚肉化ツールと同様に、シートメタル14の回転 軸と平行な軸のまわりを回転し、各厚肉化ツールと被加工物14との回転速度は 同期をとられる。 図3から5に見られるように、第一の回転保持部材20は、被加工物14の第一 の内側環状部52を第一の回転保持部材の間に保持し、ブランク14の第一の外 側周縁端部54が、最後の厚肉化したリム又はフランジの外周寸法よりも大きい 外周寸法、及び図4から6に示される後続の冷間成形ステップにより成形される べき厚肉化したリムの内周寸法よりも大きい内周寸法を有する軸方向に厚肉化し た形状を成形するまで、ブランク14の第一の外側周縁端部54が冷間成形され るように被加工物14を保持する。この暫定形状に、3つの厚肉化ツール40、 48及び50は、マス30が回転保持部材20の側面22に対して部分的に平坦 化するようにマス30を付勢し、それにより図5に示される軸方向に厚肉化した 暫定形状を形成するようにリムを軸方向に厚肉化するまで、被加工物14は冷間 成形される。工程の次のステップでは、図3から5に示される最初の3つの厚肉 化ステップで保持部材20の間に保持された被加工物14の第一の環状部分52 がもはや第二の回転保持ユニット60の保持部材21の間に位置せず、従って第 四の厚肉化ツール66、第五の厚肉化ツール67、及び第六の厚肉化ツール68 により冷間成形することができるように、被加工物14が第一の環状部52から 半径方向の内側に離間される第二の内側環状部62で拘束されるように、被加工 物14を第二の回転保持ユニット60に配置する。第二の回転保持ユニット60 は、被加工物14の第一の環状部52に隣接する凹部64を画定し、その凹部は 被加工物14の外周が後続の厚肉化ツール66、67、及び68により冷間成形 される際に、移動しているマス30を漸次受容する。 これらの3つの厚肉化ツール66、67、及び68がリムを冷間成形する際に 、マス30の断面輪郭が厚肉化ツール66、67、及び68により半径方向の内 側に、且つ軸方向の外側に漸次移動されると、第一の環状部分52はマス30の 一部となる。厚肉化ツー-ル66、67、及び68は、マス30が第一の環状部 分52を中に取り込むように拡大されると、断面輪郭の複数の部分を結合するこ となく、断面輪郭内の金属の一体構造の完全性を維持する。 請求の範囲 1. 歯車を成形するための方法であって、以下の各ステップを含む: 均一な厚さの円形のシートメタルブランクを用意するステップを含み、 前記シートメタルブランクの外周部を冷間成形して、(1)成形される歯車の 外周を約2%以上超えない外周、(2)成形される歯車の歯丈よりも少なくとも 2.0mm大きい半径方向寸法、及び(3)ブランクの均一な厚さの少なくとも 2倍の軸方向寸法、を有する、一様なほぼ長方形の断面形状を有する厚肉化した リムを形成するステップを含み、 前記冷間成形が、断面輪郭の複数の部分を結合させることなく、断面輪郭の中 の金属の一体構造の完全性を維持しながら、断面輪郭を有する金属ブランクの所 定の周縁部を半径方向の内側に且つ軸方向の外側に段階的に移動させるステップ を含み、 前記厚肉のリムの周縁部にホビング作業によって一連の歯を切削するステップ を含む、 歯車の成形方法。 2. 前記厚肉化したリムの冷間成形が、前記ブランクを前記第1の外周部を画 定する第1の内側環状部分に沿って制限しながら、第1の外周部の周縁をほぼ半 径方向の内側に段階的に圧迫して、最終的な厚肉のリムの外側周縁寸法よりも大 きい外側周縁寸法、及び厚肉のリムの内側周縁寸法よりも大きい内側周縁寸法を 有する、暫定的な軸方向に厚肉の形状を形成し、その後、前記ブランクを前記内 側環状部分から半径方向の内側に離間した第2の内側環状部分に沿って制限しな がら、暫定的な軸方向に厚肉化した形状をほぼ半径方向の内側に段階的に圧迫し 、前記厚肉のリムを形成することを含む、請求項1に記載の歯車の成形方法。 3. 歯車を成形するための方法であって、以下の各ステップを含む: 均一な厚さの円形のシートメタルブランクを用意するステップを含み、 前記シートメタルブランクの外周部を冷間成形して、(1)成形される歯車の 外周を約2%以上超えない外周、(2)成形される歯車の歯丈よりも少なくとも 2.0mm大きい半径方向寸法、及び(3)前記ブランクの均一な厚さの少なく とも2倍の軸方向寸法、を有する、一様なほぼ長方形の断面を有する厚肉のリム を形成するステップを含み、 前記冷間成形が、 断面輪郭の複数の部分を結合させることなく、断面輪郭の中の金属の一体構造 の完全性を維持しながら、断面輪郭を有する金属ブランクの所定の周縁部を半径 方向の内側に且つ軸方向の外側に段階的に移動させるステップを含み、 前記ブランクを第1の外周部を画定する第1の内側環状部分に沿って制限しな がら、第1の外周部の周縁をほぼ半径方向の内側に段階的に圧迫して、最終的な 厚肉のリムの外側周縁寸法よりも大きい外側周縁寸法、及び厚肉のリムの内側周 縁寸法よりも大きい内側周縁寸法を有する、暫定的な軸方向に厚肉の形状を形成 し、その後、前記ブランクを前記内側環状部分から半径方向の内側に離間した第 2の内側環状部分に沿って制限しながら、暫定的な軸方向に厚肉の形状をほぼ半 径方向の内側に段階的に圧迫して前記厚肉のリムを形成するために異なる形状の 3つの硬質表面を順次当てるステップを含み、 厚肉のリムの外周部にホビング作業によって一連の歯を切削するステップを含 む、 歯車の成形方法。 4. 前記暫定的な形状の段階的な圧迫が、形状の異なる3つの硬質表面に順次 当てることにより達成される、請求項1乃至3に記載の歯車の成形方法。 5. 前記厚肉のリムの外周部が、成形される歯車の外周を1%以上超えない、 請求項1乃至3に記載の歯車の成形方法。 6. 前記厚肉のリムの半径方向寸法が成形される歯車の歯丈よりも少なくとも 2.5mm大きい、請求項1乃至3に記載の歯車の成形方法。 7. 前記厚肉のリムの軸方向寸法が、前記ブランクの均一な厚さの少なくとも 4倍である、請求項7に記載の歯車の成形方法。 8. 前記厚肉のリムの半径方向寸法が成形される歯車の歯丈よりも少なくとも 2.5mm大きい、請求項1乃至3に記載の歯車の成形方法。 9. 前記厚肉のリムの軸方向寸法が、前記ブランクの均一な厚さの少なくとも 4倍である、請求項8に記載の歯車の成形方法。 10. 前記厚肉のリムの軸方向寸法が、前記ブランクの均一な厚さの少なくと も4倍である、請求項1乃至3に記載の歯車の成形方法。 11. 前記厚肉のリムの周囲が成形される歯車の周囲と等しく、前記ホビング 作業がトップレスホビング作業である、請求項1乃至3に記載の歯車の成形方法 。 12. 前記ホビング作業が、歯車の外周寸法を画定する一連の歯の歯先を形成 する、請求項1乃至3に記載の歯車の成形方法。 13. ホビング作業に先だって材料を除去することにより厚肉のリムの側面を トリミングする、請求項1乃至3に記載の歯車の成形方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 55/02 F16H 55/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 歯車を成形するための方法であって、以下の各ステップを含む: 均一な厚さの円形のシートメタルブランクを用意するステップを含み、 前記シートメタルブランクの外周部を冷間成形して、(1)成形される歯車の 外周を約2%以上超えない外周、(2)成形される歯車の歯丈よりも少なくとも 2.0mm大きい半径方向寸法、及び(3)ブランクの一様な厚さの少なくとも 2倍の軸方向寸法、を有する、一様なほぼ長方形の断面を有する厚肉のリムを形 成するステップを含み、 前記冷間成形が、断面輪郭の複数の部分を結合させることなく、断面輪郭の中 の金属の一体構造の完全性を維持しながら、断面輪郭を有する金属ブランクの所 定の周縁部を半径方向の内側に且つ軸方向の外側に段階的に移動させるステップ を含み、 厚肉化したリムの周縁部にホビング作業によって一連の歯を切削するステップ を含む、 歯車の成形方法。 2. 前記厚肉化したリムの冷間成形が、前記ブランクを第1の外側周縁部を画 定する第1の内側環状部分に沿って制限しながら、前記第1の外周部の周囲をほ ぼ半径方向の外側に段階的に圧迫して、最終的な厚肉のリムの外側周縁寸法より も大きい外側周縁寸法、及び厚肉のリムの内側周縁寸法よりも大きい内側周縁寸 法を有する、暫定的な軸方向に厚肉化した形状を形成し、その後、前記ブランク を前記第1の内側環状部分から半径方向の内側に離間された第2の内側環状部分 に沿って制限しながら、暫定的な軸方向に厚肉の形状の周縁部をほぼ半径方向の 内側に段階的に圧迫して前記厚肉のリムを形成することを更に含む、請求項1に 記載の歯車の成形方法。 3. 第1の外周部の段階的な圧迫が、形状の異なる3つの連続した硬質表面を 使用することにより達成される、請求項2に記載の歯車の成形方法。 4. 暫定的な形状の段階的な圧迫が、形状の異なる3つの連続した硬質表面を 用いることにより達成される、請求項3に記載の歯車の成形方法。 5. 暫定的な形状の段階的な圧迫が、形状の異なる3つの連続した硬質表面を 用いることにより達成される、請求項2に記載の歯車の成形方法。 6. 厚肉化したリムの外周部が、成形される歯車の外周を1%以上超えない、 請求項1に記載の歯車の成形方法。 7. 厚肉化したリムの半径方向寸法が成形される歯車の歯丈よりも少なくとも 2.5mm大きい、請求項6に記載の歯車の成形方法。 8. 厚肉化したリムの軸方向寸法が、前記ブランクの均一な厚さの少なくとも 4倍である、請求項7に記載の歯車の成形方法。 9. 厚肉化したリムの半径方向寸法が成形される歯車の歯丈よりも少なくとも 2.5mm大きい、請求項1に記載の歯車の成形方法。 10. 厚肉化したリムの軸方向寸法が、前記ブランクの均一な厚さの少なくと も4倍である、請求項9に記載の歯車の成形方法。 11. 厚肉化したリムの軸方向寸法が、前記ブランクの均一な厚さの少なくと も4倍である、請求項1に記載の歯車の成形方法。 12. 前記厚肉化したリムの周囲が成形される歯車の周囲と等しく、前記ホビ ング作業がトップレスホビング作業である、請求項1に記載の歯車の成形方法。 13. 前記ホビング作業が、歯車の外周寸法を画定する一連の歯の山を形成す る、請求項1に記載の歯車の成形方法。 14. ホビング作業に先だって材料を除去することにより厚肉化したリムの側 面をトリミングする、請求項1に記載の歯車の成形方法。
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