JP2000516521A - ゴルフボール用耐紫外線性ウレタントップコート - Google Patents

ゴルフボール用耐紫外線性ウレタントップコート

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ゴルフボール用の耐UV光線性を有し、可視透過性であり、UV硬化性インクと共に使用されるウレタントップコート組成物及び該トップコートを有するゴルフボールに関する。トップコートは、少なくとも約350nm以上の波長の少なくとも所定の紫外光線を吸収して可視光線を放出する光学的増白剤と、光安定化剤とを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】 ゴルフボール用耐紫外線性ウレタントップコート 技術分野 本発明は、紫外線(“UV”)硬化性インクと共に使用されるゴルフボール用 耐紫外線ウレタントップコートに関する。 発明の背景 今日用いることのできるゴルフボールのカバーは、ゴルフボールの所望する性 能特性に応じて、典型的にはバラタ(balata)、すなわちトランスポリイソプレン 、ポリウレタン、及び/又は例えばSURLYN(登録商標)及びIOTEK(登録商標) といったアイオノマー樹脂等、種々の材料から形成されている。これらのボール は、白、黄色、オレンジ及びピンクといった種々の色で製造され、典型的にはボ ールの外側面を印刷することにより着色が行われるか、又はカバー組成物へと直 接的に顔料を添加することにより着色が行われている。概ね、ボールにはまた、 トレードマーク、ロゴ、同定番号、モデルネーム、数字といった同定用標識がス タンプ印刷される。典型的には、印刷されたボールにおいては、プライマ層がま ずカバーへと施され、ボールへとスタンプ印刷が行われ、その後第2の仕上げコ ートが施される。これとは別に、顔料が直接カバー層へと添加される場合には、 着色されるか又は透過性のプライマコートが施され、ボールに対して同定用標識 をスタンプ印刷し、クリアトップコート層を施して高グロスとし、ボールの全体 的な見栄えが向上されている。 クリアトップコートは、多くの場合、ボール、クリア又は着色された印刷層、 及びいかなる同定用標識を保護するために施される。トップコートはまた、それ らの高いグロス及び鏡面様の表面により、ボールに対して好ましい見栄えを付加 する。クリアトップコートは、概ね顔料の添加がなされておらず、無色透明であ る。しかしながら、トップコートは、少量の染料、顔料、及び他の材料を、トッ プコートが実質的に透明となる範囲で含有している場合もある。これに加えて、 トップコートは典型的には、太陽からの約370〜約400nmの波長のUV光 線を吸収すると共に、可視光線を放出することによりボールの見栄えを向上させ る増白剤と、太陽からのUV輻射に晒されることによる劣化からゴルフボールの カバーコーティングを保護するための光安定化剤パッケージとを含有する。 保護用のクリアトップコート材料は、当業界においては良く知られている。概 ね、トップコートとしては、ウレタン、ウレタンハイブリッド、ポリエステル及 びアクリル類を挙げることができる。硬化されたポリウレタンは、保護用トップ コートの材料として広く用いられており、典型的には、“1成分”又は“2成分 ”系とされている。1成分系は、概ね微細なポリマー粒子から形成されており、 これらの粒子は、典型的には予め反応されて高分子量のポリマーとして形成され ていると共に、1種以上の溶媒又は水中に分散又は懸濁されている。硬化又はそ れに続くコーティングの形成は、溶媒又は水の蒸発により行われる。2成分系で は、プライマリ反応体は、使用前に互いに分離されている。これらの反応体を混 合することにより、重合が生じ、混合物をボールに塗布してトップコートが形成 される。このようなトップコートを形成するに際しては、反応は、溶媒の蒸発に 伴って行われるか、溶媒の蒸発の後に行われる。典型的な2成分系ポリウレタン ステムは、ポリオール成分とイソシアネート成分といった別々のパッケージを含 有しており、これらが互いに混合されて熱硬化性組成物を形成する。水ベース及 び非水溶媒ベースポリウレタンシステムは、双方とも用いることができる。 上述したように、トレードマーク、ロゴ、同定番号、又はモデルネーム又はモ デルナンバーといった同定用標識は、典型的にはトップコートを施す前にカバー 又はプライマコートへと直接施される。大量生産されるゴルフボールについて言 えば、印刷技術は典型的には“プロダクションプリンティング”として参照され ている。“プロダクションプリンティング”とは、カバー又はプライマーコート へとトップコートを施す前にインクを直接塗布することを言う。インクによって 製造された像は、“製造”プリントと呼ばれ、使用されるインクは、“製造”イ ンクである。通常では、製造インクを用い、トップコートに対してUV光線を照 射することは、ゴルフボールを製造するプロセスの一部とされてはいない。 しかしながら、製造者は、しばしばカスタムロゴ又はカスタム標識が付された 限定数のカスタムボールの発注を受ける場合がある。このような限定製造の間に は、典型的には、ロゴ印刷として知られている、より経済的な技術が使用される 。この技術においては、インクは、仕上げボールの表面のトップコートへと施さ れることになる。したがって、迅速に硬化して、汚れや、別のボール、又はボー ルハンドリング装置へとインクを移動させることのないインクが必要とされる。 このため、UV硬化性インクは、ロゴ印刷のために好ましい。これらのインクを 硬化するためには、インクとゴルフボールとを、典型的には約200〜約400 nmの波長範囲のUV光線で照射することが必要とされる。これは、インク中の 光開始剤に対して極めて高い反応成分、例えばフリーラジカルを提供し、反応を 開始させると共に、インク中の材料を重合及び硬化させる。 従来の安定化剤パッケージは、太陽からのUV輻射に対してのみ保護を行うよ うに設計されているので、典型的には安定化剤パッケージは、太陽からのUVス ペクトル、すなわち約300〜約400nmの全体にわたって保護するような広 いスペクトル、又は約300nm〜約330nmの間の波長において保護するよ うに狭いスペクトル幅の吸収剤となるように配合されており、UV光線の光子が それぞれより長波長の光子よりもエネルギーの高い光子を含む場合には、トップ コートに対してさらなる損傷を引き起こす可能性がある。約300nm以下の波 長のUV輻射からの保護は、典型的にはUV光線源が太陽のみである場合には必 要とはならない。この理由は、地球には300nmよりも短い波長の太陽輻射は 、上層大気中のオゾンや別の化学種による吸収のため極僅かであるか又はまった く届かないためである。この結果、従来の光安定化剤パッケージは、UV硬化性 インクを硬化する際のUV源により供給されるすべてのUV波長を吸収すること ができず、このためUV硬化性インクの硬化プロセスに対して互換性を有するも のではない。従来の光安定化剤パッケージを含有するトップコートをインク硬化 中にUVにより照射すると、トップコートの脱色や、黄ばみが発生する。 更に、広い範囲のスペクトルの光安定化剤パッケージが添加された従来のトッ プコートは、約300nm〜約400nmの波長を吸収し、光安定化剤が波長約 370nm以上のUV光線を用いる光学的増白剤と競合してしまうことになる。 この結果、トップコートの白色度は、光学的増白剤を高濃度にトップコートへと 添加して太陽光線に曝露された場合に所望する白色度となるようにしない限り、 低減してしまうことになる。光学的増白剤の分子構造は、典型的には芳香族成分 を含んでいるので、光学的増白剤は、トップコートの黄ばみに影響を与える。硬 化プロセス中に高強度のUV光線に照射されると、光学的増白剤は、UV光線を 吸収してフリーラジカルを発生させるか、又は電子の再配置を生じさせる。これ は、トップコートに対して目視できる退色を生じさせたり、発色団を形成させる 結果となり、発色団が充分な量で存在する場合には、黄ばみを生じさせることに なる。したがって、UV硬化性インクと共に広いスペクトルの光安定化剤を用い る場合には、所望する白色度を得るために高くされた光学的増白剤の濃度のため 、UV光線が吸収されると大量の発色団が形成され、望ましくない量の退色や黄 ばみが生じてしまうことになる。 従来のゴルフボール用のトップコートとしては、Kitaoh等による米国特 許第5,156,405号において開示されているコアと、アイオノマーカバー と、クリアペイントの外側層とを有するゴルフボールを挙げることができ、カバ ー及び外側層は、それぞれ光安定化剤及びUV光線吸収剤を含有している。光安 定化剤及びUV光線吸収剤は、カバーにおいてはアイオノマー樹脂の重量100 部に対して0.1〜5部の量で添加され、クリアペイントにおいては、ペイント 固体の固形分100重量部に対して0.1〜20部で添加されている。光安定化 剤の量の比は、カバー中においては75/25〜25/75とされ、クリアペイ ント中では、75/25〜5/95とされている。ペイントは、さらに蛍光増白 剤をペイントの固形分100重量部に対して0.04〜1.6重量部で含有する 。光安定化剤及びUV光線吸収剤は、カバー及びクリアペイント層が太陽からの UV光線により照射される場合に退色するのを防止している。 Kitaoh等の‘405特許に開示の光安定化剤は、例えば、ビス(2,2 ,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−セバケート、及びビス(1,2, 2,6,6−ペンタメチル−4−ピペラジル)−セバケートといったSankyo Co .Ltd.からSANOL LS 770及びSANOL LS 76Jとして市販されているヒンダードアミ ン光安定化剤("HALS")である。UV光線吸収剤としては、サリチル酸誘導体、 ベンゾフェノン、ベンゾトリアゾール、置換アクリロニトリル、又はCiba-Geigy Co. 製のTinuvin 990、又はBASF社製のUvinul N-35等のニッケル錯体を挙げることが できる。例示されたゴルフボールは、100時間の耐候性試験の後でも、クリア プリント層の劣化及び剥離が低減されている。 Isaac等の米国特許第4,865,326号においては、光学的増白剤を 添加した外側クリアコートを有するゴルフボールが開示されている。開示された 光学的増白剤は、スチルベン誘導体、ベンゼンのスチリル誘導体、ビフェニル、 ビス(ベンザゾール−2−イル)誘導体、クマリン、カルボスチリル類、ナフタ ルイミド、ジベンゾチオフェン−5,5−ジオキシドの誘導体、ピレン誘導体、 ピリドトリアゾール類である。 Kennedyによる米国特許第5,494,291号は、蛍光性のカバーと 、UV光線ブロック性の可視透過性のトップコートとを有するゴルフボールを開 示している。カバーは、波長が320nmよりも大きな、少なくとも所定のUV 光線を吸収すると共に、可視光線を放出する蛍光性の材料を含有する。トップコ ートは、狭いスペクトル幅の短波長UV吸収剤を含有していて、トップコートは 、約320nmの波長以上のUV光線を、約350nmの波長のUV光線よりも 吸収する。好ましい実施例においては、トップコートは、350nmよりも32 0nmのUV光線を少なくとも10倍以上吸収する。米国特許第5,494,2 91号に開示されるUV光線吸収剤の吸収スペクトルを図1に示す。この図は、 UV硬化性インクを硬化させるために用いられる波長においてUV光線吸収剤に より与えられる吸収量は、硬化プロセス中におけるトップコートの退色又は黄ば みを防止するには充分なものではないことを示している。特に、米国特許第5, 494,291号に開示のUV光線吸収剤は、約330nm以上及び約290n m以下の波長において、適切な保護を提供できるものではない。 従来の光安定化剤は、太陽からのすべてのUV波長を吸収するか、又は太陽か らの主として短波長のより高いエネルギーのUV波長のいずれかを吸収するもの であり、このためUV硬化性インクを硬化させるために用いるすべての波長を吸 収することができなかった。したがって、太陽からのUV及びUV硬化性インク を硬化させるために用いるUV光線の双方から、トップコートを保護することが できることに加え、より長波長のUV波長において吸収が低くされていて、光学 的増白剤のレベルを低減させて使用でき、退色及び黄ばみを低減又は防止するこ とが可能な光安定化剤が要求されている。 発明の要約 本発明は、UV硬化性インクと共に用いられる耐UV光線性があり、可視透過 性のゴルフボール用ウレタントップコート組成物、及びカバーと、コアと、上述 のトップコート組成物とを有するゴルフボールに関する。トップコート組成物は 、光学的増白剤及び光安定化剤パッケージを含有する。 光学的増白剤は、少なくとも約350nmよりも大きな波長の所定の紫外線を 吸収し、可視光線を放出するものであり、ボールの白色度を可視的に増加させる に充分な量で添加される。好ましくは、光学的増白剤は、約370nm〜約39 0nmの波長においてUV光線の吸収ピークを有することが好ましい。好ましい 光学的増白剤としては、2,2’−(2,5−チオフェネジル(thiophenedyl)) ビス(5−tert−ブチルベンゾオキサノール)を挙げることができる。 光安定化剤は、少なくとも1種のUV光線吸収剤を含有し、UV硬化性インク の硬化に用いられるUV光線が照射された際に、ボールの退色を目視上で低減、 又は排除するに充分な量で添加され、任意に用いられる少なくとも1種の光安定 化剤は、HALSとされることが好ましい。UV光線吸収剤は、約330nm〜約3 60nmの間の波長において、さらには約340nm〜約350nmの間におい て吸収ピークを有していることが好ましく、約350nmの波長におけるUV光 線の吸光度が、約370nmの波長のUV光線の吸光度の少なくとも3倍大きく されていることが好ましい。好ましいトップコート組成においては、UV光線吸 収剤の吸光度は、約340nm〜350nmの波長において、約370nmの波 長における吸光度よりも約5倍大きくされており、約380nmの波長における よりも約340nm〜350nmの波長において、約10倍大きくされているこ とが好ましい。好ましいUV吸収剤としては、2,4−ビス(2,4−ジメチル フェニル)−6−(2−ヒドロキシ−4−イソオクチロキシフェニル)−1,3 ,5−トリアジンを挙げることができ、好ましい光安定化剤としては、3−ドデ シル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−2,5− ピロリジンジオン(pyrrolidinedion)である。 典型的には、本発明のゴルフボール用ウレタントップコート組成物は、ウレタ ンポリオール成分と、イソシアネート成分とを含有する。ポリオールの固形含有 量に対して光学的増白剤は、約0.1〜約0.6部の量で添加され、UV光線吸 収剤は、約1〜約6部の量で添加される。用いられる場合には、光学的HALSは、 ポリオールの固形分含有量に対して約0.05〜約2部の量で添加される。 本発明はまた、UV硬化におけるゴルフボールの退色を防止する方法に関する 。本発明の方法は、カバーと、コアとを有するゴルフボールを形成し、耐UV光 線性を有し、可視透過性のゴルフボール用ウレタントップコートを製造するもの であり、ゴルフボール用ウレタントップコート組成物は、ポリオール樹脂と、ポ リイソシアネートと、光学的増白剤と、少なくとも1種のUV光線吸収剤と、上 述したように任意に少なくとも1種のHALSとを含有する。ポリオールの固形 分含有量に対して、光学的増白剤は、約0.1〜約0.6部の量で、UV光線吸 収剤は、約1〜約6部の量で、所望により用いられる任意のHALSは、約0. 05〜約2部の量で添加することができる。トップコートはその後、ゴルフボー ル上にゴルフボール用ウレタントップコート組成物を用いて形成され、UV硬化 性インクによりトップコート上に画像が形成される。インクを硬化させるために 、ゴルフボールのトップコート上のインクには、インクを硬化させる波長及び量 及び時間にわたりUV光線を照射して、インクを硬化させる。 インクを硬化させるためのUV光線は、約370nm以下の波長で少なくとも 約98%のUV光線のエネルギーを占めるUV源から得られることが好ましい。 典型的には、ゴルフボール上のインクは、約200nm〜約400nmの波長の UV光線により、約0.05秒〜約2秒の間隔で照射される。 トップコートを、太陽、又はトップコート上に堆積されたUV光線硬化性イン クを硬化させるために用いるUV源からのUV光線で照射する場合には、UV光 線吸収剤は、約200nm〜約370nmの間の波長のUV光線の少なくとも一 部分を吸収し、用いられる場合には、光安定化剤は、UV光線の照射により、ト ップコート中に形成されたフリーラジカルを捕捉する。UV光線を吸収し、かつ フリーラジカルを捕捉することにより、トップコートの黄ばみの他、退色や、別 の類似のUV誘起の損傷を防止することができる。しかしながら、光安定化剤パ ッケージはまた、従来のゴルフボールの白色度を維持させつつ、光学的増白剤の 量を低減して用いることができるように光学的増白剤が吸収することのできる波 長のUV光線を充分な量で透過させている。 光学的増白剤の量を低減して用いることは、さらにインク硬化プロセス中におけ るUV光線への照射の際に、トップコートが黄ばむのを低減又は排除する。 図面の簡単な説明 図1は、典型的な従来のUV光線吸収剤のUV吸収スペクトルを示した図であ る。 図2は、本発明の光安定化剤パッケージのUV吸収スペクトルを示した図であ る。 図3は、本発明において用いることができる光学的増白剤の吸収スペクトル及 びエミッションスペクトルである。 発明の詳細な説明 本発明においては、用語“光安定化剤パッケージとは、”UV光線吸収剤と、 任意に光安定化剤とを含有する組成物のことを言い、光安定化剤パッケージは、 ゴルフボールのカバー及びトップコートをUV光線の照射による劣化及び退色や 黄ばみから保護する。これに加えて、用語“UV”、“UV光線”、及び“UV 輻射”は、すべて相互に置き換えて用いられ、目に見えない電磁気的輻射、すな わち波長がX線よりも長く、かつ約400nm以下の光線を言う。典型的には、 UV輻射とは、本発明においては、約300nm〜約400nmの範囲の波長を 有する太陽からのUV輻射、又はUVインクを硬化させるためのUV源により供 給され、典型的には約200nm〜約400nmの波長のUV輻射のいずれかを 言う。 本発明は、UV硬化性インクと共に用いるゴルフボールカバーの可視透過性ト ップコートに関する。本発明のトップコートは、光安定化剤パッケージと、従来 のゴルフボールに典型的に用いられている量に比較して少量の光学的増白剤とを 含有する。典型的には、本発明のトップコートは、トップコートにおけるポリオ ールの固形分含有量に対して、UV光線吸収剤を約1〜約6部、任意にHALS 、すなわちヒンダードアミンといった光安定化剤を約0.05〜約2部を含有す る。これに加えて、トップコートは、約0.1〜約0.6部の光学的増白剤を含 有する。 本発明の光安定化剤パッケージは、Cytec Industries,Inc.,West Paterson,NJ から市販されているCYAGARD-1164 L(登録商標)(2,4−ビス(2,4−ジメチ ルフェニル)−6−(2−ヒドロキシ−4−イソオクチロキシフェニル)−1, 3,5−トリアジン)といったUV光線吸収剤と、任意に典型的には、Clariant Corporation of Charlotte,N.Cの市販品が利用できる、SANDUVOR 3055(登録商 標)(3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル )−2,5−ピロリジンジオン)といったヒンダードアミン光安定化剤("HALS") とを含有する。CYAGARD(登録商標)1164 L及びSANDUVOR(登録商標)3055とを 含有する光安定化剤パッケージの吸収スペクトルを、図2に示す。有用な光学的 増白剤は、UV光線を吸収し、可視光線を放出してボールの視認性と見栄えとを 向上させ、クマリン、オキサジノン、スチルベン、ナフタリン化合物、ピラゾリ ン、及びこれらの誘導体を挙げることができるが、これらに限定されるものでは ない。光学的増白剤としては、2,2’−(2,5−チオフェネジル)−ビス( 5−tert−ブチルベンゾオキサゾール)が好ましく、Ciba-Geigyから、UVIT EX(登録商標)OBとして市販のものが利用できる。UVITEX(登録商標)OBの吸収 スペクトルにおける吸光度ピークは、図3に示すように約370nm〜約380 nmを有している。 本発明の光安定化剤パッケージは、約350nm以下のUV波長を強く吸収す ると共に、約340nmの波長において吸光度ピークを有しており、約350n m以上の波長においてシャープな吸収カットオフを示し、約370nm以上の波 長ではUV光線の吸収がわずかか、又はまったくない。したがって、光吸収剤及 び光安定化剤パッケージは、全体として約350nm以上のUV光線を用いる光 学的増白剤とは、強く競合しない。これにより、使用する光学的増白剤の量を低 減させることができると共に、従来のトップコートの白色度を維持でき、さらに UV硬化性インクの硬化プロセス中におけるトップコートの黄ばみを防止するこ とができる。 典型的には、本発明のトップコートにプリントされたUV硬化性インクの硬化 のために用いられるUV源は、約200nm〜約400nmの範囲の波長にわた るUV光線を与えると共に、400nmを超えた波長の幾分かの可視光線を与え る。したがって、約300nm以上の波長における太陽のUV輻射のみを保護す るように配合された従来の光吸収剤は、UV源によって発生される、より短い波 長において適切な保護はできない。 典型的なUV源は、少なくとも所定のUV光線を約200nm〜約400nm の間の実質的にすべての波長において発生させるか、UV光線の大部分は、相対 的に狭いスペクトルバンドとして発生されている。例えば、水銀蒸気ランプは通 常、約250nm〜約270nm、約300nm〜320nm、約360nm〜 約370nmのスペクトルバンドを有している。この結果、250nm〜300 nmの間のランプにより発生するエネルギーのうちの少なくとも約60%は、約 250nm〜約270nmのバンド内で発生される。同様に、300nm〜35 0nmの間で発生されるエネルギーの少なくとも約80%は、約300nm〜約 320nmの間のバンドにおいて発生され、350nm〜400nmの間で発生 されるエネルギーの少なくとも約85%は、約360nm〜約370nmの間の バンドにおいて発生される。しかしながら、UV源のエネルギーのうちの約1% 以下が、約370nmよりも長いUV波長として放出されるにすぎない。 硬化に際しては、インクは、上述したUV光線源からのUV光線で約0.05 秒〜約2秒、好ましくは、約1秒〜約1.5秒の間隔で照射される。当業者によ れば、UV輻射の照射時間は、硬化させるインクの厚さ及び光開始剤のレベル、 インク中の着色剤により変化することは理解されよう。UV照射量は、概ね約0 .4J/cm2〜約10J/cm2の範囲とされ、好ましくは、約1J/cm2〜 約4.00J/cm2である。UV輻射源は、当業者によれば良く知られている 。市販に利用できるUV輻射源としては、Rockville,MarylandのFusion System s Model UVA Print 740(例えば、Dバルブ、Hバルブ、Qバルブ、Vバルブ、又 は約200nm〜約450nmの出力波長を有する当業界で知られている別のバ ルブを装着する)、Ultraviolet Exposure Systems Inc.,Sunnyvale,Californ ia製のUVEXS Model CCU,UVEXS Model ECU,UVEXS Model SAC,UVEXS Model SAC C,UVEXS Model OCU,UVEXS SCU,UVEXS Model 471といったUVEXSモデルを挙げ ることができる。 典型的な従来のウレタントップコートは、UV硬化性インクを硬化させるため に用いる波長及び強度のUV光線に照射された場合に、黄ばんだり、退色する傾 向にある。この黄ばみは、少なくとも部分的には、トップコート内の光学的増白 剤の存在によるものであると考えられている。理論に関連づけるわけではないが 、トップコート中の光学的増白剤が強いUVに照射されると、大量のフリーラジ カルが解放されるか又は電子が再配列され、発色団が形成される。この結果、ウ レタントップコートは黄ばむことになるものと考えられている。 光安定化剤パッケージの吸収スペクトル及び典型的なUV光源のエミッション スペクトルの結果、ゴルフボール用の本発明のトップコートは、硬化プロセスの 間に用いられるUV光線の照射による劣化、退色、黄ばみなしにUV硬化性イン クと共に用いることができる。UV源は、370nm以上の波長のUV輻射を僅 かにしか発生させず、光安定化剤パッケージは、370nm以下の波長を吸収す る。したがって、硬化プロセス中のUV光線による光学的増白剤の照射が最低化 できる。これに加えて、370nm以上では、光安定化剤パッケージは、僅かな 吸光度しか有さないので、光学的増白剤の量を、従来のゴルフボールの白色度を 維持させつつ低減させることができる。この結果、光学的増白剤により発色団を 形成する反応性成分の形成が最低化され、また、トップコートの退色及び黄ばみ を低減又は排除することができる。ボールの白色度は、光学的増白剤が、より太 陽からの波長370nm以上のUV光線を利用できるために維持される。したが って、少量の光学的増白剤は、370nm以上の波長を著しく吸収する光安定剤 をそれに対応するように用いるよりも、充分な量のUV光線を吸収でき、可視光 線をより放出することが可能となる。後述する非制限的な実施例は、本発明を制 限することを意図するものではなく、単に本発明の好適な実施例を示したに過ぎ ず、本発明の範囲は、添付する請求の範囲によって決定されるものである。実施 例における各成分の量は、ポリオールの固形分に対する重量部であり、典型的な 固形分量は、約42%である。 実施例 実施例 1 従来のウレタントップコート組成物を、表1の成分を表に示した順に混合して 製造した。溶媒、メチルイソブチルケトン(“MIBK”)及びメチルエーテル プロピレングリコールアセテート(“PMアセテート”)に、光学的増白剤UVIT EX(登録商標)OBと、流動性添加剤のセルロースアセテートブチレートと、UV 吸収剤パッケージであるTINUVIN(登録商標)328 UV及びTINUVIN(登録商標)29 2 UVとを混合した。 この混合物をすべての成分が溶媒中に溶解し、均一な混合物が形成されるまで ブレンドした。ウレタントップコートのポリオール成分として示されるイクイバ レント(equivalent)分子量が225のポリエステルポリオールを、その後上述の 混合物に添加した。イソシアネート成分として示されるヘキサメチレンベースの ポリイソシアネート成分(Desmodur N-75 Bayer,USA)をその後添加した。イソシ アネート溶液のポリエステルポリオールに対する比は、40:100であり、イ ソシアネートインデックスは、1.3であった。光学的増白剤の量をポリオール の固形分39.9%に対して0.71%とした。 可視透過性のトップコートを有するゴルフボールを、水上に浮かべてプライマ 処理したゴルフボールへと上述のトップコート組成物を塗布し、トップコートを 乾燥させて製造した。UV硬化性インクをテストパターン状に各ボールの乾燥さ せたトップコートへと施し、Fusion Systems Hodel 300 UV源により約0.0 5〜約2秒の時間で硬化させた。トップコート上でのUV光線の強度は、約1〜 約4J/cm2であった。 UV硬化性インクを硬化するためのUV光線の照射の後には、ウレタントップ コートは、許容できない程度に目視で黄ばんでいた。実施例 2 本発明のポリウレタントップコートを有するゴルフボール2パックを、表2に 示す順に成分を混合して実施例1と同様の方法にして製造した。実施例2のトッ プコートは、実施例1のトップコートとは、本発明の光安定化剤パッケージに実 施例1の光吸収剤を置き換え、より少量の光学的増白剤を用いたたことが相違す る。特にCYAGARD(登録商標)11641を、100%の固形TINUVIN(登録商標)328と 等しい固形分ベースとして置き換え、TINUVIN(登録商標)292を、SANDUVOR(登 録商標)3055へと置き換え、UVITEX(登録商標)OBの量をポリオールの固形分含有量に対して0.39%へと減少させた。 コートされたゴルフボールを本発明のトップコートを用いて製造し、実施例1 と同じ方法により乾燥、インクによるプリント、UV光線による照射を行った。 実施例1のゴルフボールにおいて観測された目視される黄ばみは、本発明のトッ プコートによれば低減又は排除することができた。実施例 3 実施例1及び実施例2に記載したタイプのゴルフボール用トップコート組成物 を製造し、プライマ処理したゴルフボールカバー材料のサンプルへと塗布した。 サンプルをその後、白色度及びUV照射への曝露に際しての黄ばみについて試験 した。試験の結果を表3に示す。黄ばみの測定は、黄色へと順次値が増え、青へ と順次値が減少するカラースケールに基づいて行なった。したがって、黄ばみの 値は、ゴルフボールのカバー材料が青みがかっているので負の値となる。 上述した結果は、本発明のトップコートによりコートされたゴルフボールのカ バー材料の白色度は、従来のトップコートに用いられる光学的増白剤の量の僅か に半分しか光学的増白剤を用いていないにも拘わらず、従来のトップコートと実 質的に同一であることを示すものである。さらには、環境試験におけるUV曝露 による黄ばみの量は、従来のトップコートにおいて観測されるよりも僅かだけ高 いものの、本発明のトップコート組成物を用いたUV照射ユニットからのUV輻 射への曝露による黄ばみの量は、従来のトップコートにおいて観測されるよりも 著しく小さい。 本発明においては、上述した目的が得られるように充分設計することができる ことは明らかであるが、多くの変更及び態様が当業者によれば明らかであろう。 したがって、添付する請求項は、本発明の真の趣旨及び範囲に属する上述した変 更及び態様でをすべて含むものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 175/04 C09D 175/04 (72)発明者 ハッチ ウィリアム エリス アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 16059 ヴァレンシア レスリー ロード 525 (72)発明者 ザノッティ ブライアン ルイス アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 15641 ハイド パーク セカンド アベ ニュー 413

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.耐UV光線性であり、可視透過性のゴルフボール用ウレタントップコート組 成物であって、該組成物は、約350nm以上の波長における少なくとも所定 の紫外光線を吸収すると共に、可視光線を放出する光学的増白剤と、光安定化 剤パッケージとを含有し、該光安定化剤パッケージは、少なくとも1種のUV 光線吸収剤を含有し、該UV光線吸収剤は、約330nmから約360nmの 間の波長において吸収ピークを有すると共に、約350nmの波長におけるU V光線の吸光度は、約370nmにおけるUV光線の吸光度よりも少なくとも 約3倍であり、前記光学的増白剤は、前記ボールの白色度を目視において増加 させるに充分な量で添加されていて、前記光線吸収剤が、UV硬化性インクを 硬化させるためのUV光線の照射における前記ボールの目視できる退色又は黄 ばみを低減又は排除するに充分な量で添加されたゴルフボール用ウレタントッ プコート組成物。 2.前記UV光線吸収剤の吸収ピークが、約340nm〜約350nmの波長で ある請求項1に記載のゴルフボール用ウレタントップコート組成物。 3.前記UV光線吸収剤が、約340nm〜約350nmの波長範囲における吸 光度が、約370nmの波長における吸光度よりも約5倍大きい請求項1に記 載のゴルフボール用ウレタントップコート組成物。 4.前記UV光線吸収剤の吸光度が、約340nm〜350nmの波長において 約380nmの吸光度よりも約10倍大きいゴルフボール用ウレタントップコ ート組成物。 5.前記光学的増白剤が、約370nm〜約390nmの波長において吸収ピー クを有する請求項1に記載のゴルフボール用ウレタントップコート組成物。 6.前記光学的増白剤が、クマリン、オキサジノン、スチルベン、ナフタリン化 合物、ポリアゾリン、及びこれらの誘導体からなる群から選択される請求項1 に記載のゴルフボール用ウレタントップコート組成物。 7.前記光学的増白剤が、2,2’−(2,5−チオフェネジル)ビス(5−t ert−ブチルベンゾオキサノール)である請求項1に記載のゴルフボール用 ウレタントップコート組成物。 8.前記UV光線吸収剤が、2,4−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6− (2−ヒドロキシ−4−イソオクチロキシフェニル)−1,3,5−トリアジ ンである請求項1に記載のゴルフボール用ウレタントップコート組成物。 9.前記光安定化剤パッケージが、さらに光安定化剤を含有することを特徴とす る請求項1に記載のゴルフボール用ウレタントップコート組成物。 10.前記光安定化剤が、3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル− 4−ピペリジニル)−2,5−ピロリジンジオンであることを特徴とする請求 項9に記載のゴルフボール用ウレタントップコート組成物。 11.さらに、ウレタンポリオール成分を含有し、前記光学的増白剤はが前記ポリ オールの固形分含有量に対して約0.1〜約0.6重量部の量で添加され、前 記UV光線吸収剤が、約1〜約6重量部で添加されていることを特徴とする請 求項1に記載のゴルフボール用ウレタントップコート組成物。 12.さらに、光安定化剤を、前記ポリオールの固形分含有量に対して約0.05 〜約2重量部の量で含有することを特徴とする請求項11に記載のゴルフボー ル用ウレタントップコート組成物。 13.カバーと、コアと、前記カバー上に施され耐UV光線性を有し、かつ可視透 過性のウレタントップコートと、該トップコート上に施されるUV光線硬化性 インクとを有するゴルフボールであって、前記トップコートは、ウレタン樹脂 と、光学的増白剤と、光安定化剤パッケージとを含有し、該光安定化剤パッケ ージが少なくとも1種のUV光線吸収剤を含有し、該UV光線吸収剤は、約3 30nm〜約360nmの問の波長において吸収ピークを有すると共に、約3 50nmの波長におけるUV光線の吸光度が約370nmにおけるUV光線の 吸光度よりも少なくとも約3倍大きくされており、前記光学的増白剤は、約3 50nm以上の波長の少なくとも所定の紫外光線を吸収して可視光線を放出し 、前記光学的増白剤は、前記ボールの白色度を目視において増加させるに充分 な量で添加され、前記光線吸収剤が、UV硬化性インクを硬化させるためのU V光線の照射において前記ボールの目視できる退色又は黄ばみを低減又は排除 するに充分な量で添加されたゴルフボール。 14.前記光安定化剤パッケージが、さらに光安定化剤を含有する請求項13に記 載のゴルフボール。 15.前記光安定化剤が、3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメチル− 4−ピペリジニル)−2,5−ピロリジンジオンであることを特徴とする請求 項14に記載のゴルフボール。 16.前記UV光線吸収剤の吸収ピークが、約340nm〜約350nmの波長で ある請求項13に記載のゴルフボール。 17.前記UV光線吸収剤の吸光度が、約340nm〜約350nmの波長範囲に おいて約380nmの波長における吸光度よりも約10倍大きい請求項13に 記載のゴルフボール。 18.前記UV光吸収剤の吸光度が、約340nm〜350nmの波長において約 370nmの吸光度よりも約5倍大きいことを特徴とする請求項13に記載の ゴルフボール。 19.前記光学的増白剤が、約370nm〜約390nmの波長に吸収ピークを有 する請求項13に記載のゴルフボール。 20.前記光学的増白剤が、クマリン、オキサジノン、スチルベン、ナフタリン化 合物、ポリアゾリン、及びこれらの誘導体からなる群から選択される請求項1 3に記載のゴルフボール。 21.前記光学的増白剤が、2,2’−(2,5−チオフェネジル)−ビス(5− tert−ブチルベンゾキサノール)である請求項13に記載のゴルフボール 。 22.前記UV光線吸収剤が、2,4−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−6− (2−ヒドロキシ−4−イソオクチロキシフェニル)−1,3,5−トリアジ ンである請求項13に記載のゴルフボール。 23.さらに、ウレタンポリオール成分を含有し、前記光学的増白剤は、前記ポリ オールの固形分含有量に対して約0.1〜約0.6重量部の量で添加され、前 記UV光線吸収剤は、約1〜約6重量部の量で添加されることを特徴とする請 求項13に記載のゴルフボール。 24.さらに、光安定化剤を、前記ポリオールの固形分含有量に対して約0.0 5〜約2重量部の量で含有することを特徴とする請求項23に記載のゴルフボ ール。 25.UV硬化中におけるゴルフボールの退色を防止するための方法であって、 該方法は、カバーと、コアとを有するゴルフボールを形成し、 ポリオール樹脂と、ポリイソシアネートと、光学的増白剤と、少なくとも1 種のUV光線吸収剤とを含有する混合物を形成して耐UV光線性を有し、可視 透過性のゴルフボール用ウレタントップコート組成物を製造し、該UV光吸収 剤は、約330nm〜約360nmの間の波長において吸収ピークを有すると 共に、約350nmの波長におけるUV光線の吸光度が約370nmにおける UV光線の吸光度よりも少なくとも約3倍大きくされており、前記光学的増白 剤は、約350nm以上の波長の少なくとも所定のUV光線を吸収して可視光 を放出すると共に、前記ボールの白色度を目視において増加させるに充分な量 で添加されていて、前記光吸収剤は、UV硬化性インクを硬化させるためのU V光線の照射において前記ボールの目視できる退色又は黄ばみを低減又は排除 するに充分な量で添加されてなり、 前記ゴルフボール用の前記ウレタントップコート組成物で前記ゴルフボール 上にトップコートを形成し、 前記UV硬化性インクで前記トップコート上に画像を形成し、 前記ゴルフボール上の前記トップコートに前記インクを硬化させるに充分な 波長及び量及び時間にわたりUV光線を照射して、前記インクを硬化させるこ とを特徴とする方法。 26.さらに、約370nm以下においてUV光線の約98%のエネルギーを与え るUV源を選択する請求項25に記載の方法。 27.さらに、前記光学的増白剤を、前記ポリオールの固形分含有量に対して約0 .1〜約0.6重量部の量で添加し、前記UV光線吸収剤を、約1〜約6重量 部の量で添加することを特徴とする請求項25に記載の方法。 28.前記ゴルフボール上の前記インクを、約200nm〜約400nmの波長の UV光線により約0.05s〜約2sの時間照射する請求項25に記載の方法 。 29.さらに、少なくとも1種の光安定化剤を前記混合物に添加することを特徴と する請求項25に記載の方法。 30.さらに、前記光安定化剤を、前記ポリオールの固形分含有量に対して約0. 05〜約2重量部の量で添加することを特徴とする請求項29に記載の方法。
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