JP2000516161A - ポリマーフィルム - Google Patents

ポリマーフィルム

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Abstract

(57)【要約】 ポリエステルフィルム基材(1)であって、少なくとも1つのUV吸収剤を上記ポリエステルの重量当たり0.1〜10重量%の範囲で含有するポリエステルフィルム基材と、上記基材表面上のヒートシール可能層(2)とを備えたポリマーフィルム。上記フィルムは金属板(6)上の保護膜としての使用に特に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリマーフィルム 本発明は、ポリマーフィルムに関し、特に、紫外(UV)線吸収剤を含有する ヒートシール性フィルム、および上記フィルムを含む金属板に関する。 コイルまたはプレート状の金属板は、十分な耐食性を保持するために保護層で 被覆される必要がある。一般に、塗料層またはポリ塩化ビニル(PVC)などの ポリマーフィルム、あるいは上記2つを組み合わせたものは、金属板を被覆する ために使用されてきた。ポリマーフィルムは、塗料層に比べ、硬度、耐候性およ び美観などのある種の利点を有している。しかし残念ながら、ポリマーフィルム は、プライマー被覆されたり、塗装された金属板に接合することが困難である。 さらに、被覆された金属板のある応用分野の場合に金属板を建造物の外装材とし て使用するなど日光にさらす場合、ポリマーフィルムは不十分な耐候性しか有さ ないことがある。 一般にポリエステルフィルムはUV線に対する安定性に欠ける。この安定性の 欠如は、日光にさらしたときのポリエステルフィルムの黄色化、白濁化およびひ び割れという形で現れ、このことが戸外環境で上記フィルムを使用する可能性を 制限してきた。 UV吸収材料を内部に組み込むことによりポリエステルなどのポリマーのUV 光線に対する安定性を高めることは知られている。UV吸収剤は当該ポリマーよ りも遥かに高い吸光係数を有するので、入射UV光線のほとんどが上記ポリマー でなくUV吸収剤により吸収されるほどである。上記UV吸収剤は、一般に、吸 収したエネルギーを熱として放散する。すなわち、結果として上記ポリマーのU V光線に対する安定性が高まりポリマえー鎖の劣化に至らない。 実際、UV吸収剤の中には、UV光線により劣化し、経時的な効果が低下する ものがある。さらに、UV吸収剤の中には、比較的高い揮発性を有したり、熱劣 化したりするために、特にフィルム製造用にポリマーに組み込まれた場合、有効 性の減少などの問題を引き起こすものがある。 ここに、上記問題点のうちの少なくとも1つを軽減もしくは解消する、ポリマ ーフィルムおよび積層金属板を発明した。 すなわち、本発明は、ポリエステルフィルム基材であって、少なくとも1つの UV吸収剤を上記ポリエステルの重量当たり0.1〜10重量%の範囲で含有す るポリエステルフィルム基材と、上記基材表面上のヒートシール可能層とを備え たポリマーフィルムを提供するものである。 本発明はまた、溶融ポリエステル層であって、少なくとも1つのUV吸収剤を 上記ポリエステルの重量当たり0.1〜10重量%の範囲で含有する溶融ポリエ ステル層を押出し、上記押出物を急冷し、上記の急冷された押出物を少なくとも 一方向に配向し、そして上記基材表面にヒートシール可能層を形成することによ り基材を形成することを含む、ポリマーフィルムを製造する方法を提供するもの である。 本発明はさらに、金属板上の保護被覆層として、ポリエステルフィルム基材で あって、少なくとも1つのUV吸収剤を上記ポリエステルの重量当たり0.1〜 10重量%の範囲で含有するポリエステルフィルム基材と、上記基材表面上のヒ ートシール可能層とを備えたポリマーフィルムの使用を提供するものである。 本発明はさらに、(i)金属板、(ii)任意選択のプライマー層、(iii )塗料層、および(iv)ポリエステルフィルム基材であって、少なくとも1つ のUV吸収剤を上記ポリエステルの重量当たり0.1〜10重量%の範囲で含有 するポリエステルフィルム基材と、上記基材表面上のヒートシール可能層とを備 え、上記のヒートシール可能層が上記塗料層と接触しているポリマーフィルムを 含む積層金属板を提供するものである。 上記ポリエステルフィルム基材は、支持基盤の無いところで自立した存在を可 能にする自立性構造を意味する自立性フィルムである。 基材層の形成に使用するのに好適なポリエステルは、好ましくは直鎖状合成ポ リエステルであり、1つか複数のジカルボン酸またはその低級アルキル(6個以 下の炭素原子)ジエステル、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2 ,5−、2,6−もしくは2,7−ナフタレンジカルボン酸、コハク酸、セバシ ン酸、アジピン酸、アゼライン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、ヘキサ ヒ ドロテレフタル酸または1,2−ビス−(p−カルボキシ)フェノキシエタン( 任意選択でピバル酸などのモノカルボン酸と共に)を、1つか複数のグリコール 、特に脂肪族もしくは脂環式のグリコール、例えばエチレングリコール、1,3 −プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコールおよび 1,4−ヘキサンジメタノールと縮合して得ることができる。ポリエチレンテレ フタレートまたはポリエチレンナフタレートのフィルムが好ましい。ポリエチレ ンテレフタレートフィルムが特に好ましく、例えばGB−A−838708に記 載されているように、一般に70〜125℃の範囲の温度で互いに直交する二方 向に連続延伸して二軸配向させ、好ましくは一般に150〜250℃の範囲の温 度でヒートセットしたかかるフィルムが好ましい。 上記ポリエステル基材は、配向してなくてもよいが、一軸配向など配向してい るのが好ましく、機械特性と物理特性との満足な組み合わせを達成するために上 記フィルム面内で互いに直交する二方向に延伸することにより二軸に配向したも のがより好ましい。熱可塑性樹脂ポリマーチューブを押出し、それを次いで急冷 し、再加熱し、次いで横断方向の配向を起こさせるために内部の気体圧力により 膨張させ、かつ縦方向の配向を起こさせる速度で引っ張ることにより、同時二軸 配向をもたらすことができる。テンタ法で、上記熱可塑性材料を平坦な押出物と して押出し、次いでこれを最初に一方向に延伸し、次いで互いに直交する他の方 向に延伸して連続延伸をもたらすことができる。一般に、最初に縦方向、つまり フィルム延伸機の進行方向に延伸し、次いで横断方向に延伸するのが好ましい。 延伸された基材フィルムは、そのガラス転移温度を超える温度で、寸法上の拘束 下でヒートセットすることにより寸法的に安定化でき、またその方が好ましい。 原則として、ポリエステルに使用するのに好適などの有機もしくは無機のUV 吸収剤も本発明に使用できる。好適な例として、「Encyclopaedla of Chemical Technology」、Kirk-Othmer、第3版、John Wiley & Sons、23巻、615〜6 27頁に開示された有機UV吸収剤が含まれる。UV吸収剤の具体例として、ベ ンゾフェノン、ベンゾトリアゾール(米国特許4684679、米国特許481 2498および米国特許4681905)、ベンゾキサジノン(米国特許444 6262、米国特許5251064および米国特許5264539)およびトリ アジン(米国特許3244708、米国特許3843371,米国特許4619 956、米国特許5288778およびWO 94/05645)などがある。 前記した特許明細書の教示を、本明細書中では参照として記載する。 本発明の一実施形態では、上記UV吸収剤を上記ポリエステル鎖中に化学的に 組み入れることができる。好ましいUV安定ポリエステルは、例えば、EP−A −0006686、EP−A−0031202、EP−A−0031203およ びEP−A−0076582に記載されているように、ベンゾフェノンを上記ポ リエステルに組み入れることにより製造され、その教示を本明細書中では参照と して記載する。 トリアジンが好ましいUV吸収剤であり、ヒドロキシフェニルトリアジンがよ り好ましく、特に式1 (式中、Rは水素、C1−C18アルキル、水素またはC1−C12アルコキシで置換 されたC2−C6アルキル、またはベンジル;R’は水素またはメチル)のヒドロ キシフェニルトリアジン化合物が好ましい。RはC1−C12アルキルまたはベン ジルが好ましく、C3−C6アルキルがより好ましく、ヘキシルが特に好ましい。 R’は水素が好ましい。特に好ましいUV吸収剤は、2−(4,6−ジフェニル −1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−(ヘキシル)オキシフェノールで あり、これはCiba-AdditivesからTinuvin 1577 FFとして市販されている。 好適な無機UV吸収剤として、電子顕微鏡により測定されるような平均結晶 径が200nm未満、好ましくは5〜150nmの範囲内、特に10〜100n m、とりわけ15〜40nmにある、酸化亜鉛または二酸化チタンなどの金属酸 化物粒子が含まれる。二酸化チタン粒子が特に好ましい。 上記二酸化チタン粒子はアナターゼもしくはルチル型結晶形でよい。上記二酸 化チタン粒子はルチルを主成分として、好ましくは少なくとも60重量%、特に 少なくとも80%、とりわけ約100重量%含有するのが好ましい。上記粒子は 、塩化物法、あるいは好ましくは硫酸鉛法など、標準的手法により調製できる。 本発明の一実施形態では、上記二酸化チタン粒子をアルミニウム、ケイ素、亜 鉛、マグネシウムまたはそれらの混合物などの無機酸化物で被覆するのが好まし い。上記被覆は、その上、好適には8〜30個、好ましくは12〜24個の炭素 原子を有する脂肪酸および好ましくはアルカノールなどの有機化合物を含有する のが好ましい。ポリジメチルシロキサンまたはポリメチルハイドロジェンシロキ サンなどのポリジオルガノシロキサンまたはポリオルガノハイドロジェンシロキ サンが好適な有機化合物である。 上記被覆は、水性懸濁液に分散した二酸化チタン粒子に好適に適用される。上 記無機酸化物を、アルミン酸ソーダ、硫酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、 硝酸アルミニウム、ケイ酸、ケイ酸ソーダなどの水溶性化合物から水性懸濁液中 で沈殿させる。 好適な二酸化チタン粒子は市販されていて、例えばTioxide(英国)から「Tio sorb」超微粉二酸化チタン粒子が市販されている。 上記ポリエステル基材中にあるUV吸収剤の量は、上記ポリエステルの重量当 たり好ましくは0.2〜7%の範囲、より好ましくは0.6〜4%、特に0.8 〜2%、とりわけ0.9〜1.2%である。 本発明の一実施形態では、有機UV吸収剤、好ましくはトリアジンと無機UV 吸収剤、好ましくは二酸化チタンの両方が、上記ポリエステル基材中に存在する 。無機UV吸収剤と有機UV吸収剤との重量比は、好ましくは0.5〜10:1 、より好ましくは1〜5:1、特に1.5〜2.5:1の範囲にある。 上記ポリエステル基材の外表面がつや消し面であり、本明細書中に記載したよ うに測定された60°光沢度が好ましくは60%未満、より好ましくは5〜55 %の範囲、特に20〜50%、とりわけ35〜45%の範囲にある場合、特に改 良された美観が現れる。 上記ポリエステル基材の外表面は、本明細書中に記載したように測定された二 乗平均表面粗さ(Rq)が好適には50nm超、好ましくは200〜1500n mの範囲、より好ましくは400〜1200nmの範囲、特に500〜1000 nmの範囲である。 上記ポリマーフィルムは透明または半透明が好ましく、規格ASTM D 1 003−61に従って測定された広角度ヘイズが、好適には30μm厚フィルム について、好ましくは75%未満、より好ましくは30〜70%の範囲、特に4 0〜65%、とりわけ45〜55%である。上記ポリエステルフィルム基材表面 の好ましい特性を得るために、比較的少量の充填材料をその中に組み入れること が一般に必要である。好適な充填剤には、シリカ、陶土、ガラス、雲母、炭酸カ ルシウムなどの無機材料、およびシリコーン樹脂粒子などの有機材料が含まれる 。球状単分散充填剤を使用できる。シリカは特に好ましい充填剤である。 上記基材中に存在する充填剤粒子の濃度は、上記ポリエステルの重量当たり好 ましくは0.001〜5重量%の範囲、より好ましくは0.05〜3重量%、特 に0.5〜2重量%、とりわけ0.8〜1.2重量%である。 上記充填剤粒子は、レーザ回折により測定されるような体積分布中央粒径(体 積%を粒径に相関させた累積分布曲線上で読みとられた、全粒子体積の50%に 相当する粒子の直径であり、しばしば「D(v、0.5)」値と称される)が0 .3〜20μmの範囲、より好ましくは1〜10μm、特に3〜8μm、とりわ け5〜7μmである。 本明細書中に記載する充填剤粒子の粒径は、電子顕微鏡、コールターカウンタ ー、沈降分析および静的もしくは動的光散乱により測定できる。レーザ光回折に 基づく技法が好ましい。上記中央粒径は、選択された粒径未満の粒子体積の割合 を表す累積分布曲線を描き、50%目を測定することにより決定される。上記充 填剤粒子の体積分布中央粒径は、上記充填剤を高剪断(例えばChemcoll)混合機 中でエチレングリコールに分散した後、Malvern Instruments Mastersizer MS 1 5 Particle Sizerを用いて測定するのが好適である。 上記ポリエステル基材の厚さは広い範囲で変わり得るが、好ましくは5〜30 0μmの範囲、より好ましくは10〜100μm、特に15〜50μm、とりわ け20〜30μmである。 上記基材層組成物の成分を従来の方法で一緒に混合できる。例えば上記ポリエ ステルが誘導されるモノマー状の反応物と混合する、すなわち上記成分を上記ポ リエステルとタンブルブレンディングもしくはドライブレンディングまたは押出 機中でコンパウンド化により混合でき、次いで冷却し、通常顆粒かチップに粉砕 してもよい。上記ポリエステルを押出して上記基材層を形成する押出機に上記U V吸収剤を別個に供給してもよい。別法としてマスターバッチ技術を用いること ができる。 上記ヒートシール可能層は、上記ヒートシール可能層のポリマー材料を加熱し て軟化し、上記基材層のポリエステル材料を軟化もしくは融解せずに加圧するこ とにより、自分自身および/または上記ポリエステル基材および/または本明細 書中に記載したような金属板とヒートシール接合を形成できるポリマー被覆層で あるのが好ましい。上記ヒートシール可能層は、上記の層を自分自身にシールし て測定されるヒートシール力が好ましくは200〜3000Nm-1より好ましく は300〜1500Nm-1、特に350〜500Nm-1である。 本発明の好ましい実施形態では、上記ヒートシール可能層は、ポリエステル樹 脂、特にテレフタル酸、イソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸などの1つか 複数の芳香族二塩基酸と、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ チレングリコール、ネオペンチルグリコールなどの1つか複数のグリコールとか ら誘導されたコポリエステル樹脂を含むのが好適である。満足な特性を与える代 表的なコポリエステルは、特に50〜90モル%のエチレンテレフタレートとそ れに対応して50〜10モル%のエチレンイソフタレートとのモル比にあるエチ レンテレフタレートとエチレンイソフタレートとのコポリエステルである。好ま しいコポリエステルは65〜85モル%のエチレンテレフタレートと35〜15 モル%のエチレンイソフタレートを含み、約82モル%のエチレンテレフタレー トと約18モル%のエチレンイソフタレートのコポリエステルが特に好ましい。 上記ヒートシール可能層を有機もしくは水性の溶剤からすでに配向したポリエ ステル基材にあてがえるが、延伸操作の前か後にあてがうのがより好ましい。別 法では、上記ヒートシール性ポリマーをあらかじめ形成した基材層の上に流延す ることにより上記ヒートシール可能層を形成できる。しかしながら、共押出によ り、すなわち、各フィルム形成層を多数オリフィスダイの独立オリフィスより同 時に共押出し、次いでまだ溶融している層を接合するか、または好ましくは各ポ リマー層の溶融流れを最初にダイマニホールドに通じるチャンネル中で接合し、 次いでそれによる内部混合を起こさずに層流条件下でダイオリフィスから一緒に 押し出す単一チャンネル共押出することにより、複合シート(基材およびヒート シール可能層)を形成するのは至便である。 共押出シートを延伸して上記基材の分子配向および好ましくはヒートセットを もたらす。一般に、上記基材層を延伸するために適用される条件は、上記ヒート シール性ポリマーを部分的に結晶化させるので、上記ヒートシール可能層の望み の形態を展開するために選ばれた温度において寸法上の拘束下でヒートセットす るのが好ましい。こうして、上記ヒートシール性ポリマーの結晶融解温度未満の 温度でヒートシールをもたらし、上記複合物が冷えるのを許容ないし強制するこ とにより、上記ヒートシール性ポリマーは本質的に結晶性を保持する。しかしな がら、上記ヒートシール性ポリマーの結晶融解温度を超える温度でヒートシール することにより、上記ヒートシール性ポリマーは本質的に無定形にされる。ポリ エステル基材およびコポリエステルヒートシール可能層を含む複合シートを17 5〜200℃の範囲の温度でヒートセットして実質的に結晶性のヒートシール可 能層を与えるか、200〜250℃の範囲の温度でヒートセットして本質的に無 定形のヒートシール可能層を与えることは至便である。本質的に無定形なヒート シール可能層が好ましい。 上記ヒートシール可能層の厚さは広い範囲で変わりうるが、一般に50μmを 超えることはなく、好ましくは0.5〜30μmの範囲、より好ましくは2〜1 5μm、特に3〜10μmである。 本発明の一実施形態では、上記ポリエステルフィルム基材は多層フィルムであ り、好ましくは二層、すなわち上記ヒートシール可能層とは対照的に第一の外層 と第二の内層を有する。上記の外層と内層の化学組成が同一であるのが好ましく 、ポリエチレンテレフタレートからなるのがより好ましい。上記の外層と内層と の厚さの比は、好ましくは0.02〜1:1の範囲、より好ましくは0.05〜 0.5:1、特に0.1〜0.3:1、とりわけ0.15〜0.25:1である 。 上記外部基材層中に存在するUV吸収剤の濃度は、上記ポリエステルの重量当 たり好ましくは0.5〜10重量%、より好ましくは1〜8重量%、特に3〜7 重量%、とりわけ4〜6重量%である。上記内部基材層は、UV吸収剤を実質的 に含有しないか、上記外部基材層中に存在するよりも明白に少ない量のUV吸収 剤を含有するのが好ましい。本発明の特定の好ましい実施形態では、上記内部基 材層は、UV吸収剤を上記外部基材層中に存在するUV吸収剤の重量当たり好ま しくは1〜40重量%の範囲、より好ましくは3〜25重量%、特に5〜20重 量%、とりわけ10〜15重量%含有する。同一のUV吸収剤が上記の外部およ び内部の両基材層中に存在するのが好ましい。 上記外部基材層中に存在する充填剤粒子の濃度は、上記ポリエステルの重量当 たり好ましくは0.001〜5重量%の範囲、より好ましくは0.05〜3重量 %、特に0.5〜2重量%、とりわけ0.8〜1.2重量%である。上記内部基 材層は、実質的に充填剤粒子を含有しないか、上記外部基材層中に存在するより も明白に少ない濃度の充填剤を含有するのが好ましい。 外部ポリエステル基材層/内部ポリエステル基材層/ヒートシール可能層を含 有するポリマーフィルムは、好ましくは、本明細書中に記載するように共押出に より形成される。 本発明によるポリマーフィルムの層は、望むなら、ポリマーフィルムの製造に 従来用いられる添加剤のいずれかを含有しても良い。すなわち、染料、顔料、除 去剤(voiding agents)、滑剤、酸化防止剤、ブロッキング防止剤、界面活性剤、 スリップ助剤、光沢改良剤、前分解剤(prodegradants)、粘度調節剤、分散安定 剤などの薬剤を適切に組み入れることができる。 本発明によるポリマーフィルムは、例えばEP−0686501−Aに記載さ れているように、特にコイルコーティングラインで金属板に適用する場合、金属 板上の保護被覆として使用するのに特に好適である。なお、この特許の教示は本 明細書中に参照として組込まれる。好適な金属板には冷間圧延鋼、金属被覆鋼、 ステンレス鋼、亜鉛メッキ鋼、アルミニウムなどが含まれる。 上記金属板は、任意選択で標準的プライマーコートを塗工する前に、クロメー ト処理、酸洗い、リン酸塩処理などの公知の方法で化学的前処理を行うことがで きる。乾燥したプライマーコートの厚さは2〜30μmの範囲が好ましく、5〜 20μmがより好ましい。 顔料含有もしくは非含有の塗料層を、直接または上記プライマー層を用いて、 上記金属板に塗工できる。アクリル、ポリエステル、フッ化炭化水素分散液、P VC−プラスチゾル、ビニル塗料、ラテックス塗料などの従来の塗料を使用でき る。上記乾燥塗料層の厚さは、好ましくは5〜120μmの範囲、より好ましく は15〜80μm、特に25〜60μm、とりわけ30〜50μmである。 上記プライマーもしくは塗料層を、ドクターブレードコーティング、ローラー コーテイング、スプレー塗装、カーテンコーティングなどの従来の技法により塗 工できる。 本発明によるポリマーフィルムを、上記ヒートシール可能層を用いて、加圧ロ ーラーもしくはカレンダリングなどの従来の多層化技法により上記の塗装金属板 に接着する。上記ポリマーフィルムを、例えば上記塗装金属板を200〜230 ℃の範囲の温度においてオーブン中で加熱した、熱い塗料表面に直接あてがうの が好ましい。 本発明を以下の図面を参照して説明する。 図1は、ポリエステルフィルム基材およびヒートシール可能層を有するポリマ ーフィルムの断面を示す異なる拡大率の概略立面図である。 図2は、上記ポリエステルフィルム基材が内層および外層を有する二層フィル ムである、図1に示したフィルムの同様の概略立面図である。 図3は、塗装金属板に接合した図1に示したフィルムの同様の概略立面図であ る。 図面中の図1を参照すれば、上記ポリマーフィルムはポリエステルフィルム基 材(1)を含み、その基材は基材の表面(3)に接合したヒートシール可能層( 2)を有する。 図2のフィルムは、二層すなわち、外層(4)と上記ヒートシール可能層(2 )に接合した内層(5)とを有するポリエステルフィルム基材(1)を有する。 図3のフィルムは、さらに、上記ヒートシール可能層(2)の表面(5)に接 合した塗装された外層(7aおよび7b)を有する金属板(6)を含む。 本明細書では、上記ポリマーフィルムのある特定の特性を測定するために以下 の試験方法を用いた。すなわち、 (i)広角度ヘイズをASTM D 1003-61に従い、Hazegard System XL-211を用いて 測定した。 (ii)60°光沢度を、DIN 67530に従い、Dr Lange Reflectometer REFO 3( Dr Bruno Lange,GmbH、デュッセルドルフ、ドイツより入手)を用いて測定した 。 (iii)上記ポリエステルフィルム基材の外表面の二乗平均表面粗さ(Rq) を、0.9×1.2mmの視野にわたりWyko Optical Profilerを用いて測定し た。 (iv)ヒートシール力を、ポリエステルフィルム基材層の上にある2つのヒー トシール可能層を一緒に位置決めし、140℃、1秒間、275kPa(40p si)の圧力下で加熱して測定した。このシールされたフィルムを室温に冷却し 、シールの単位幅当たり一次の張力下で、4.23mm/秒の一定速度で上記フ ィルムの層をはがすのに必要な力を測定してヒートシール力を決定した。 (v)上記ポリエステルフィルムを以下の条件下のAtlas C165 Weather-ometer 中で試験した。すなわち、自動照射:340nmで0.35Wm2、ブラックパ ネル温度:63℃(理論最高温度)、湿球温度降下:10℃、コンディショニン グ水:30℃、ウェザリングサイクル:光102分/水18分、試験期間:10 00時間。上記フィルムの極限引張強さ(UTS)を、試験後に測定(kg/m m2)し、その元の値の割合として表した。 本発明をさらに以下の実施例を参照して説明する。 実施例1 6μmの体積分布中央粒径を有するシリカをポリエチレンテレフタレートの重 量当たり1.1重量%およびTinuvin 1577 FF(2−(4,6−ジフェニル−1 ,3,5−トリアジン−2−イル)−5−(ヘキシル)オキシフェノール、Ciba -Geigyから入手)をポリエチレンテレフタレートの重量当たり1重量%を含有す るポリエチレンテレフタレートの基材層ポリマーと、82モル%のエチレンテレ フタレートおよび18モル%のエチレンイソフタレートを含有するヒートシール 可能層ポリマーとの別個の流れを別個の押出機から単一チャンネル共押出装置へ 供給した。上記ポリマー層を、フィルム形成ダイを通して水冷回転急冷ドラム上 に押 出し、無定形流延複合押出物を与えた。上記流延押出物を約80℃の温度に加熱 し、次いで前方延伸倍率3.2:1で縦方向に延伸した。上記複合シートをテン タオーブンの中に通して乾燥し、元寸法の約3.4倍に横方向へ延伸した。上記 二軸延伸複合シートを約225℃の温度でヒートセットした。上記ポリマーフィ ルムの最終膜厚は30μmであった。上記ポリエステルフィルム基材層は25μ m厚であり、上記ヒートシール可能層は5μm厚であった。 上記ポリマーフィルムを本明細書中に記載した試験方法で試験をし、以下の特 性を示した。 (i)広角度ヘイズ=67% (ii)60°光沢度=43% (iii)二乗平均粗さ(Rq)=700nm (iv)ヒートシール力=400Nm-1 (v)ウエザリング後の極限引張強さ(UTS)%=72% 上記ポリマーフィルムを、標準のコイルコーティングラインで、金属板の塗装 面と接触しているヒートシール可能層を用いて塗装金属板に積層した。上記積層 金属板は、建造物の外装材として使用するのにとりわけ好適であった。 実施例2 この例は本発明によらない比較例である。Tinuvin 1577 FFが上記フィルム中 に存在しないこと以外は、実施例1の手順を繰り返した。 上記ポリマーフィルムを本明細書中に記載した試験方法で試験をし、以下の特 性を示した。 (v)ウエザリング後の極限引張強さ(UTS)%=0% 上記ポリマーフィルムは、金属板に積層しても、建造物の外装材として使用す るのに好適ではなかった。 実施例3 上記基材層が、シリカの代わりに、0.8μmの体積分布中央粒径を有する陶 土を1500ppm含む以外は、実施例1の手順を繰り返した。 上記ポリマーフィルムを本明細書中に記載した試験方法で試験をし、以下の特 性を示した。 (i)広角度ヘイズ=55% (ii)60°光沢度=16% (iii)二乗平均粗さ(Rq)=90nm (iv)ヒートシール力=400Nm-1 (v)ウエザリング後の極限引張強さ(UTS)%=87% 上記ポリマーフィルムを金属板の塗装面に積層した。上記積層金属板はまた、 建造物の外装材として使用するのに好適であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つのUV吸収剤をポリエステルの重量当たり0.1〜10重量% の範囲で含有するポリエステルフィルム基材と、上記基材表面上のヒートシール 可能層とを備えたことを特徴とするポリマーフィルム。 2.上記UV吸収剤がトリアジン化合物を含むことを特徴とする請求項1に記載 のフィルム。 3.上記基材表面がつや消し面であることを特徴とする請求項1および2のいず れか一方に記載のフィルム。 4.上記基材が有機UV吸収剤と無機UV吸収剤の両方を含有することを特徴と する上記請求項のうちのいずれかに記載のフィルム。 5.上記のヒートシール可能層がコポリエステル樹脂を含有することを特徴とす る上記請求項のうちのいずれかに記載のフィルム。 6.上記基材および上記のヒートシール可能層が共押出により形成されることを 特徴とする上記請求項のうちのいずれかに記載のフィルム。 7.上記基材が外部基材層および内部基材層を有し、上記内部基材層が上記外部 基材層にあるUV吸収剤の量当たり1〜40重量%の範囲でUV吸収剤を含有す ることを特徴とする上記請求項のうちのいずれかに記載のフィルム。 8.ポリマーフィルムを形成する方法であって、 少なくとも1つのUV吸収剤をポリエステル重量当り0.1〜10重量%の範 囲で含有する溶融ポリエステル層を押し出すことにより基材を形成する工程と、 上記押出物を急冷する工程と、 上記急冷された押出物を少くとも一方向に配向する工程と、 上記基材表面にヒートシール可能層を形成する工程と を備えることを特徴とするポリマーフィルムを形成する方法。 9.少なくとも1つのUV吸収剤をポリエステルの重量当たり0.1〜10重量 %の範囲で含有するポリエステルフィルム基材と上記基材表面上のヒートシール 可能層とを備えたことを特徴とするポリマーフィルムの金属板上の保護被覆層と しての使用。 10.(i)金属板、 (ii)任意選択のプライマー層、 (iii)塗料層、および (iv)ポリマーフィルムであって、少なくとも1つのUV吸収剤をポリエス テルの重量当たり0.1〜10重量%の範囲で含有するポリエステルフィルム基 材と、上記基材表面上のヒートシール可能層とを備え、上記のヒートシール可能 層が上記塗料層と接触しているポリマーフィルム、 を含むことを特徴とする積層金属板。
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