JP2000514236A - 制御モジュールを有したリレー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 制御モジュールがほぼ直方体状のケーシング（１１）を有しており、該ケーシング（１１）が、直方体状のリレーケーシング（２１）の補助接続面（２５）に設けられた差込接続部に対する連結面（１４）を有している。連結面（１４）と補助接続面（２５）とには互いに補完的な、機械的かつ電気的に接続可能な差込結合エレメント（２６，２７）が設けられており、これらの差込結合エレメントにより、制御モジュール（１０）とリレー（２０）との間の機械的かつ電気的な連結が可能にされる。このようにして、制御モジュールを被せ嵌めることにより、ユニバーサルリレーが、所定の特別な作用を有した特別なリレーに変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】 リレーのための制御モジュール及びリレー装置 本発明は、リレーのための制御モジュールであって、前記リレーが、主接続面 と、これとは異なる補助接続面とを有したケーシングを有しており、前記主接続 面からは負荷接続エレメントが延びていて、前記補助接続面からは制御差込接続 部が延びている形式のものに関する。さらに本発明は、リレーとこのような形式 の制御モジュールとから成る装置に関する。 電磁リレーを制御する若しくは監視するためには、多重の電気的若しくは電子 的回路が使用される。このような回路はリレーとは分離されて、例えばプリント 配線板に配置されている。リレーが制御回路と組み合わされることは多面的に所 望される。この場合、電子回路がリレーケーシング自体に取り付けられるという こも公知である。しかしながら組み込まれた電子回路を有したこのようなリレー は、比較的手間がかかり高価であり、特別な回路構成であるため所定の目的にし か使用できない。相応して所要な部品数も比較的少ない。一方、電子機械的なリ レー構成のために部品数が極めて多いならば、相応に安価に製造することができ る。リレーのための電子モジュールを、分離したモジュールとして製造し、必要 時にリレーケーシングの相 応する室に付加的に取り付けることも公知である（ドイツ連邦共和国特許出願公 開第３６１４９１９号明細書参照）。この場合、電子モジュールとリレーとの間 の電気的な連結は外部で、プリント配線板又はこれに類似のものを介して行われ る。 さらにプラグインリレーと付加的なモジュールとが１つのユニットを形成する ようにそれぞれのケーシングを介して結合されることも公知である（欧州特許公 開第０５０７７２９号明細書）。しかしこの場合、付加的なモジュールのリレー への電気的な連結は、それぞれの接続ピンと、共通のリレーソケットとを介して しか行われていない。これに対してケーシングは互いに機械的にしか結合されて いない。さらに、例えばプリント配線板のろう接面を介して制御を行うために、 接続ピンを種々様々なケーシング面に有しているリレーも公知である（欧州特許 公開第０４０９６１３号明細書参照）。この場合、負荷接続部は扁平プラグを介 して連結される。 本発明の課題は、制御モジュールを所望のようにリレーに連結することができ 、この場合、リレーとともに機械的なだけではなく電気的なユニットも形成し、 一方ではリレーは、制御モジュールなしでも通常の操作が可能であるような、制 御モジュールと、この制御モジュールとリレーとの組み合わせを提供することで ある。 この課題は本発明によれば、制御モジュールが、リレーケーシングの補助接続 面に適合する連結面を有したモジュールケーシングを有していて、この連結面に は、リレーの制御差込接続部に対して補完的な差込接続部が設けられており、こ れらの差込接続部が、制御モジュールとリレーとの電気的な接続を可能にするこ とにより解決された。 本発明による制御モジュールは、ケーシングに、差込エレメントを有した連結 面を有している。これらの差込エレメントによって制御モジュールが、対応する 制御差込接続部を備えた補助面を有する対応するリレーケーシングに被せ嵌めら れることができる。いずれの場合もリレー自体は、コイル接続部も接続すること ができる主接続面を有しているので、制御モジュールはその連結面の差込接続部 でのみリレーに対して向けられる。しかし有利には制御モジュールも連結面の他 に別のモジュール接続面を有している。このモジュール接続面は外側接続部を有 している。これにより、全ての制御接続部及び検査接続部をリレーの負荷接続部 から特に良好に電気的に分離することができる。 本発明の被せ嵌め可能な制御モジュールによれば、ユニバーサルに形成された リレーを制御モジュールを有して又は有さずに使用することができる。この場合 、全ての作用エレメントが完全に同じ構成のリレーが、キャップにおける付加的 な接続エレメントだけを有 しているということが考えられる。この場合、例えばキャップを交換することに より、付加的な制御装置を有さない通常のリレー又は、制御モジュールと組み合 わせ可能なリレーが形成される。 本発明による制御モジュールを有したリレー装置のために、有利には、リレー ケーシングとモジュールケーシングとがそれぞれほぼ直方体状に形成されていて 、リレーケーシングの補助接続面とモジュールケーシングの連結面とが、前記両 ケーシングを互いに被せ嵌めた状態でほぼ直方体状の１つの組み合わせケーシン グが形成されるように、同一平面を有しているようになっている。制御モジュー ルを被せ嵌めることにより、両ケーシングは電気的にだけではなく、機械的にも 既に結合されている。この機械的な結合を強化するために付加的に互いに内外に 係合する係止エレメントが両ケーシングに設けられてよい。さらに一方のリレー ケーシングと他方のモジュールケーシングとの間のケーシング間隙は付加的にシ ールされる。 次に図面につき本発明の実施例を詳しく説明する。 第１図は、本発明による制御モジュールとこれに適合するリレーとを互いに被 せ嵌められる状態で示していて、 第２図は、第１図のリレーと制御モジュールとから成るリレーモジュールを示 している。 第１図には、モジュールケーシング１１を有した制 御モジュール１０が示されている。このモジュールケーシング１１は、組み合わ せケーシング３１を有した１つのリレーモジュール３０を形成するように、リレ ー２０若しくはリレーケーシング２１に接合することができる。制御モジュール １０は、ほぼ直方体状のケーシング１１を有しており、このケーシング１１は、 その下面若しくはモジュール接続面１２に付加的に、一体成形された差込カラー １３を有している。この差込カラー１３は接続部材、例えば扁平形プラグ又は円 形プラグ（図示せず）を有している。さらにケーシング１１は連結面１４を有し ており、この連結面１４には差込ブシュを有した差込開口（図示せず）が設けら れている。これらの差込開口は、リレー２０の、以下に記載する扁平プラグと機 械的かつ電気的に接続するために設けられている。さらに連結面１４の側方にそ れぞれ係止フック１５が一体成形されている。その反対側の面には例えば固定舌 片１６が一体成形されている。 リレーケーシング２１も同様に基本的に直方体状に形成されている。ケーシン グ２１はその下面又は主接続面２２に２つの室２３を有している。これらの室２ ３には、リレー内部から導出される負荷接続エレメント２４が、例えば１５０Ａ の高電流のために配置されている。リード線はこの場合、例えばねじ状ターミナ ルを介して接続されていてよい。負荷接続部を制御接 続部から完全に分離するために、制御接続部は主接続面においてではなく、これ に対して直角をなして位置する、ケーシング２１の補助接続面２５において外方 に向かってガイドされている。この実施例では、制御接続部とは２つのコイル接 続部２６と２つの付加的な負荷接続部２７とである。しかしながら、この負荷接 続部を介しては例えば５Ａの比較的小さな電流しか流すことができない。この付 加的な負荷接続部２７は、付加的な制御モジュールにおける負荷電流の測定のた めに使用される。補助接続面２５の側方には、制御モジュールの係止フック１５ に対応する係止切欠２８が一体成形されている。さらに補助接続面２５には環状 のシールカラー２９が配置されている。このシールカラー２９は例えばエラスト マ材料から射出成形されて取り付けられている。 リレー２０の内部構成はここでは問題にしない。この場合、リレー２０は通常 の電磁機構であり、相応の構造的な構成により、負荷接続部２４及び２７並びに コイル接続部２６が図示のように導出されている。接続部２６，２７はこの場合 、有利にはキャップ自体に固定されている。有利な構成では、リレーの一方の面 におけるコイル接続部への連結、及びリレーの他方の面における負荷接続部への 連結はキャップの被せ嵌めによって行うことができる。 制御モジュール１０の内部構造も同様に任意に行わ れてよい。使用例に応じてこの制御モジュールは、所定の条件に応じて電磁機構 を制御するための電子的な制御回路を有している。所定の条件とは例えば、時間 制御装置としての又は、所定の条件に基づくバッテリ分離回路としての又は、負 荷電流監視装置としての又は、リレーの運転保持状態におけるコイル出力を低減 させるためのものである。総合判断モジュールも制御モジュールに設けられてい てよい。 モジュールケーシング１１がリレーケーシング２１に被せ嵌められた状態では 、第２図に示したような組み合わせケーシング３１が形成される。この組み合わ せケーシング自体は主として直方体である。両個別ケーシングの間の連結継ぎ目 ３２は、シールカラー２９によって洗浄密に閉鎖されている。これにより差込ス リーブ（図示せず）への差込接続部２６，２７はモジュールケーシング１１内で 保護されている。一方ではリレーケーシングにおいて主接続面３３と補助接続面 ２５とが相応に対応配置されていることにより、他方ではモジュールケーシング のモジュール接続面１２と連結面１４とが相応に対応配置されていることにより 、共通の接続面３３も形成される。この共通の接続面３３から負荷接続部２４と 、差込カラー１３におけるモジュール接続部（図示せず）とが延びている。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１０年５月１３日（１９９８．５．１３） 【補正内容】 明細書 制御モジュールを有したリレー装置 本発明は、制御モジュールを有したリレー装置であって、リレーがほぼ直方体 状のケーシングを有しており、該ケーシングが、主接続面と、該主接続面とは異 なる補助接続面とを有しており、前記主接続面からは負荷接続エレメントが延び ていて、前記補助接続面が制御接続部を備えており、制御モジュールがモジュー ルケーシングを有していて、該モジュールケーシングが、リレーケーシングの補 助接続面に装着可能な連結面と、該連結面の領域で、制御接続部に対して補完的 な差込接続部とを有しており、これらの接続部が、リレーへの制御モジュールの 電気的な接続を形成する形式のものに関する。 電磁リレーを制御する若しくは監視するためには、多重の電気的若しくは電子 的回路が使用される。このような回路はリレーとは分離されて、例えばプリント 配線板に配置されている。リレーが制御回路と組み合わされることは多面的に所 望される。この場合、電子回路がリレーケーシング自体に取り付けられるという こも公知である。しかしながら組み込まれた電子回路を有したこのようなリレー は、比較的手間がかかり高価であり、特別な回路構成であるため所定の目的にし か使用できない。相応して所要な部品数も比較的少ない。一方、電子機械的なリ レー構成のために部品数が極めて多いならば、相応に安価に製造することができ る。リレーのための電子モジュールを、分離したモジュールとして製造し、必要 時にリレーケーシングの相応する室に付加的に取り付けることも公知である（ド イツ連邦共和国特許出願公開第３６１４９１９号明細書参照）。この場合、電子 モジュールとリレーとの間の電気的な連結は外部で、プリント配線板又はこれに 類似のものを介して行われる。 さらにプラグインリレーと付加的なモジュールとが１つのユニットを形成する ようにそれぞれのケーシングを介して結合されることも公知である（欧州特許公 開第０５０７７２９号明細書）。しかしこの場合、付加的なモジュールのリレー への電気的な連結は、それぞれの接続ピンと、共通のリレーソケットとを介して しか行われていない。これに対してケーシングは互いに機械的にしか結合されて いない。さらに、例えばプリント配線板のろう接面を介して制御を行うために、 接続ピンを種々様々なケーシング面に有しているリレーも公知である（欧州特許 公開第０４０９６１３号明細書参照）。この場合、負荷接続部は扁平プラグを介 して連結される。 フランス国特許公開第２６９６０４０号明細書により断続スイッチが公知であ る。その構造は冒頭で述べ たリレーの構成に相当する。しかしこの場合、負荷接続エレメントは、付加的な モジュールを装着することにより初めて主接続面にガイドされる。これにより多 部分から成るケーシングは全ての面において開口部を有しているが、これは絶縁 及び感電保護の要求が比較的高いリレーでは許容されない。熱保護リレーとして の制御モジュールがここでは同様に概略的に多数示されているが、ケーシング形 状が適合するものはない。 本発明の課題は、制御モジュールを所望のようにリレーに連結することができ 、この場合、リレーとともに機械的なだけではなく電気的なユニットも形成し、 一方ではリレーは、制御モジュールなしでも通常の操作が可能であるような、冒 頭で述べた形式の制御モジュールを有したリレー装置を提供することである。 この課題は本発明によれば、モジュールケーシングが同様に直方体状であって 、リレーケーシングの補助接続面とモジュールケーシングの連結面とが、同一平 面を有しており、互いに被せ嵌められた両ケーシングがほぼ直方体状の１つの組 み合わせケーシングを形成するように、互いに適合されていることにより解決さ れた。 本発明による制御モジュールは、ケーシングに、差込エレメントを有した連結 面を有している。これらの差込エレメントによって制御モジュールが、対応する 制御差込接続部を備えた補助面を有する対応するリレ ーケーシングに被せ嵌められることができる。いずれの場合もリレー自体は、コ イル接続部も接続することができる主接続面を有しているので、制御モジュール はその連結面の差込接続部でのみリレーに対して向けられる。しかし有利には制 御モジュールも連結面の他に別のモジュール接続面を有している。このモジュー ル接続面は外側接続部を有している。これにより、全ての制御接続部及び検査接 続部をリレーの負荷接続部から特に良好に電気的に分離することができる。 本発明の被せ嵌め可能な制御モジュールによれば、ユニバーサルに形成された リレーを制御モジュールを有して又は有さずに使用することができる。この場合 、全ての作用エレメントが完全に同じ構成のリレーが、キャップにおける付加的 な接続エレメントだけを有しているということが考えられる。この場合、例えば キャップを交換することにより、付加的な制御装置を有さない通常のリレー又は 、制御モジュールと組み合わせ可能なリレーが形成される。 制御モジュールを被せ嵌めることにより、両ケーシングは電気的にだけではな く、機械的にも既に結合されている。この機械的な結合を強化するために付加的 に互いに内外に係合する係止エレメントが両ケーシングに設けられてよい。さら に一方のリレーケーシングと他方のモジュールケーシングとの間のケーシング間 隙は付加的にシールされる。 請求の範囲 1. 制御モジュールを有したリレー装置であって、リレーがほぼ直方体状のケー シング（２１）を有しており、該ケーシング（２１）が、主接続面（２２）と、 該主接続面（２２）とは異なる補助接続面（２５）とを有しており、前記主接続 面（２２）からは負荷接続エレメント（２４）が延びていて、前記補助接続面（ ２５）が制御接続部を備えており、制御モジュール（１０）がモジュールケーシ ング（１１）を有していて、該モジュールケーシング（１１）が、リレーケーシ ング（２１）の補助接続面（２５）に装着可能な連結面（１４）と、該連結面（ １４）の領域で、制御接続部（２６，２７）に対して補完的な差込接続部とを有 しており、これらの接続部が、リレー（２０）への制御モジュール（１０）の電 気的な接続を形成する形式のものにおいて、 モジュールケーシング（１１）が同様に直方体状であって、リレーケーシング （２１）の補助接続面（２５）とモジュールケーシング（１１）の連結面（１４ ）とが、同一平面を有しており、互いに被せ嵌められた両ケーシング（１１，２ １）がほぼ直方体状の１つの組み合わせケーシング（３１）を形成するように、 互いに適合されていることを特徴とする、制御モジュールを有したリレー装置。 2. モジュールケーシング（１１）とリレーケーシング（２１）とに、互いに内 外に係合する係止部材（１５，２８）が設けられている、請求項１記載の装置。 3. 係止部材（１５，２８）がケーシング表面に凹設されている、請求項２記載 の装置。 4. リレーケーシング（２１）とモジュールケーシング（１１）との間の間隙（ ３２）に、縁部に沿って環状の弾性的なシール部材（２９）が配置されている、 請求項１から３までのいずれか１項記載の装置。 5. 弾性的なシール部材（２９）が、両ケーシングのうちの一方（２１）に、二 成分系射出成形法により一体成形されている、請求項４記載の装置。 6. モジュールケーシング（１１）が、連結面（１４）とは異なるモジュール接 続面（１２）を有していて、該接続面（１２）から外側接続部が延びている、請 求項１から５までのいずれか１項記載の装置。 7. モジュール接続面（１２）に、外側接続部を有した差込カラー（１３）が一 体成形されている、請求項６項記載の装置。 8. リレーケーシング（２１）の補助接続面（２５）が主接続面（２２）に対し て垂直に延びており、モジュールケーシング（１１）の連結面（１４）がモジュ ール接続面（１２）に対して垂直に延びている 、請求項７記載の装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1. リレー（２０）のための制御モジュール（１０）であって、前記リレー（２ ０）が、主接続面（２２）と、これとは異なる補助接続面（２５）とを有したケ ーシング（２１）を有しており、前記主接続面（２２）からは負荷接続エレメン ト（２４）が延びていて、前記補助接続面（２５）からは制御差込接続部（２６ ，２７）が延びている形式のものにおいて、 制御モジュール（１０）が、リレーケーシング（２１）の補助接続面（２５） に適合する連結面（１４）を有したモジュールケーシング（１１）を有していて 、この連結面（１４）には、リレーの制御差込接続部（２６，２７）に対して補 完的な差込接続部が設けられており、これらの差込接続部が、制御モジュール（ １０）とリレー（２０）との電気的な接続を可能にすることを特徴とする、リレ ー（２０）のための制御モジュール。 2. モジュールケーシング（１１）が、連結面（１４）とは異なるモジュール接 続面（１２）を有していて、該接続面（１２）から外側接続部が延びている、請 求項１記載の制御モジュール。 3. 連結面（１４）に、差込エレメントを取り囲む環状のシール部材が設けられ ている、請求項１又は２ 記載の制御モジュール。 4. モジュール接続面（１２）に、外側接続部を有した差込カラー（１３）が一 体成形されている、請求項１から３までのいずれか１項記載の制御モジュール。 5. 請求項１から４までのいずれか１項記載の制御モジュールを有したリレー装 置において、 リレーケーシング（２１）とモジュールケーシング（１１）とがそれぞれほぼ 直方体状に形成されていて、リレーケーシングの補助接続面（２５）とモジュー ルケーシングの連結面（１４）とが、前記両ケーシング（１１，２１）を互いに 被せ嵌めた状態でほぼ直方体状の１つの組み合わせケーシング（３１）が形成さ れるように、同一平面を有していることを特徴とする、制御モジュールを有した リレー装置。 6. モジュールケーシング（１１）とリレーケーシング（２１）とに、互いに内 外に係合する係止部材（１５，２８）が設けられている、請求項５記載の装置。 7. 係止部材（１５，２８）がケーシング表面に凹設されている、請求項６記載 の装置。 8. リレーケーシング（２１）とモジュールケーシング（１１）との間の間隙（ ３２）に、縁部に沿って環状の弾性的なシール部材（２９）が配置されてい る、請求項５から７までのいずれか１項記載の装置。 9. 弾性的なシール部材（２９）が、両ケーシングのうちの一方（２１）に、二 成分系射出成形法により一体成形されている、請求項８記載の装置。 10．リレーケーシング（２１）の補助接続面（２５）が主接続面（２２）に対し て垂直に延びており、モジュールケーシング（１１）の連結面（１４）がモジュ ール接続面（１２）に対して垂直に延びている、請求項５から９までのいずれか １項記載の装置。