JP2000512829A - 遠隔操作装置による電気機器の調整値を連続的に変更する方法及びその装置 - Google Patents

遠隔操作装置による電気機器の調整値を連続的に変更する方法及びその装置

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JP2000512829A JP10542297A JP54229798A JP2000512829A JP 2000512829 A JP2000512829 A JP 2000512829A JP 10542297 A JP10542297 A JP 10542297A JP 54229798 A JP54229798 A JP 54229798A JP 2000512829 A JP2000512829 A JP 2000512829A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、遠隔操作装置(1)、例えばオーディオ又はビデオ遠隔操作装置による電気機器の調整値を連続的に変更する方法及びその装置に関する。遠隔操作装置(1)内の発電機(13)により、調整値の変更に必要な電気エネルギを発生する。調整値の変更を開始するスタート指令が送信された後、調整値の自動変更を終了させるストップ指令が発生するまで、遠隔操作電子回路は実質的にゼロ電流状態に切り換えられる。操作されたキー(4)が解放されるまで閉成されない作動接点を用いてストップ指令が発生される。

Description

【発明の詳細な説明】 遠隔操作装置による電気機器の調整値を連続的に変更する方法及びその装置 本発明は、請求項1又は5の前文による遠隔操作装置、例えばオーディオ又は ビデオ遠隔操作装置による電気機器の調整値を連続的に変更する方法及びその装 置に関する。 例えばテレビの音量、輝度、彩度等又は照明スイッチの調光機能等を含む電気 機器の所定の機能を連続的に変更でき、前記機能の調整値を所定時間内に増減す ることが望ましい。従来の電池駆動式遠隔操作装置では、キーの解放まで遠隔操 作装置の送信指令を毎秒数回反復することにより前記機能を連続的に変更するこ とができる。しかしながら、電池駆動式遠隔操作装置は、電池又は二次電池の再 交換又は追加充電が常時必要であり、コスト面及び環境面から望ましくない欠点 がある。 米国特許第3480808号公報より公知の通り、この欠点は、電池がなくか つ電気ネットワーク(電気回路)から独立した遠隔操作装置により解決できる。 この公知の遠隔操作装置では、信号の送信に必要な電気エネルギを手動操作可能 な小型発電機から供給する。この小型発電機では、ローレット加工による星型の ハンドルの手動回転により発電機の揺動バネを揺動し、これによりコイルにエネ ルギパルスを発生する。この公知の遠隔操作装置では、揺動バネに沿って手動で 移動可能な機械的ダンパにより所定の制御機能又はスイッチ機能を選択し、揺動 バネの共鳴周波数及びテレビ受像機に送信される変調周波数を変更する。この公 知の装置は、遠隔操作装置の無電池で確実に作動できるが、取扱いが面倒であり 、発電機を1回操作するだけでは多数の送信パルスの送信に十分なエネルギを発 生できないので、支障無く調整値を連続的に変更することができない。 更に、三相電流非同期モータの周波数を制御するトランジスタ式逆変換装置を 使用する作動指令装置は、ドイツ特許出願公開第1951183A1号公報より 公知である。この公知の作動指令装置では、スタート指令を含む送出信号の送信 後、作動キーの操作によりストップ指令を含む他の送出信号の送信まで、増大 キー又は減少キーの操作により選択された調整値を自動的に変更することができ る。しかしながら、この作動指令装置では、発電機の手動操作によって信号送信 に必要なエネルギを発生することができない。 更に、キーを押圧する際にキーに組み込まれた磁石及びコイルにより入力信号 に用いる電圧を発生する入力信号発生装置は、米国特許第3739204号公報 より公知である。この装置では、対応する機械的接点のみを置換している。 本発明は、前記従来技術から出発して、無電池の遠隔操作装置でも簡易かつ確 実に電気機器の調整値を連続的に変更できる方法を提供する課題に基づく。更に 、本発明は、この方法の実施に使用する装置も提供する。 この課題は、本発明では、請求項1又は5に記載の方法及び装置により解決さ れる。 本発明による方法では、スタート指令を含む送出信号を送信した後、遠隔操作 装置によりストップ指令を含む他の送出信号の送信まで、選択された調整値を自 動的に変更し、その際、少なくともスタート指令とストップ指令との間で大部分 の時間、遠隔操作電子回路はスタンバイ状態に移行される。 この本発明の方法によれば、スタンバイ状態(スリープモード)では、実質的 に無電流、即ち1μA未満の保持電流のみ流れるので、遠隔操作装置に必要なエ ネルギは最小となる。従って、機械エネルギ/電気エネルギ変換器(発電機)の 形態であるエネルギ源により作動する遠隔操作装置を使用する際も、調整値を連 続的に変更するために、対応する機能始動要素(例えば押圧キー)を反復して押 圧する必要はない。むしろ、押圧キーを1回操作し、調整値の変更が終了するま で押圧状態を維持すれば十分である。その後、対応するキーの解放により容易に 終了できる。これに関し、使用者は、常に目標値を制御する感覚を得る。その際 、調整値の変更を開始し及び終了する送出信号の2つの送出信号のみが必要であ るから、遠隔操作装置に必要なエネルギ量は最小となる。受信側では、スタート 指令の受信後、ストップ指令を受信するまで、機器制御装置は調整量の変更を続 行して連続的に調整量を変更する。オーディオ/ビデオ装置では、例えばスター ト指令「音量+」を検出すると、ストップ指令を検出するまで、機器制御装置は 音量を段階的に増大する。 押圧キーを解放する代わりに、所定の押圧キーを新たに押圧してストップ指令 を発生してもよい。 連続的に変更可能な電気機器の全ての機能に対し、ストップ指令を含む送出信 号は常に同じにすることが有利である。これは、ストップ指令を短くかつコード 化にクリアランス(空き時間)が発生しないように、僅かなパルスのみから構成 できる点で有利である。これに対し、多数の機能始動要素を有する遠隔操作装置 、例えばオーディオ/ビデオ遠隔操作装置では、個々の機能始動要素により発生 するスタート指令は異なるので、1つの機能始動要素を押圧する際に調整すべき 機能を選択し、同時に発電機の手動操作により機械エネルギ/電気エネルギの変 換を行う。 好適には、発電機によりコンデンサを充電し、スタート指令を含む送出信号の 送信時に充電エネルギの一部のみを電子回路に送出する。コンデンサの残余エネ ルギは、ストップ指令を含む送出信号の送信に使用される。 本発明による装置では、遠隔操作電子回路に接続された少なくとも1つの作動 接点が設けられ、調整値の変更を開始するスタート指令を含む送出信号を送信す るため、関連する機能始動要素により作動接点を閉成できる。更に、遠隔操作装 置内のマイクロコントローラは、調整値の変更を終了するストップ指令を含む送 出信号を送信するため、操作された機能始動要素の初期位置への復帰に基づき手 動操作の終了を認識する。これにより、エネルギ必要量を最小にしかつ簡単に本 発明の方法の実施を可能にする遠隔操作装置を達成する。 有利な実施の形態では、少なくとも1つの作動接点に加えて少なくとも1つの 固定接点を遠隔操作装置内に備え、調整値の変更を終了するストップ指令を含む 送出信号を送信するため、操作された機能始動要素の初期位置への復帰により固 定接点を閉成できる。この装置により、本発明による方法を簡易に実施できる。 極めて簡易な実施の形態では、少なくとも1つの機能始動要素は、遠隔操作装 置のカバーに対し相対移動可能な押圧キーであり、作動接点及び固定接点の少な くとも1つは、機能始動要素により持ち上げられた静止位置と圧下された作動位 置との間で移動可能な基板上に配置される。この実施の形態は、機能始動要素の 押圧時に、遠隔操作装置のカバー及び操作されない全機能始動要素が動かず、代 わりに発電機を駆動するため、目視できないが、その下方部分のみが動く追加の 利点を有する。 有利な実施の形態では、機能始動要素の操作による基板の圧下時に揺動装置が 揺動し、これにより基板がハウジングに支持された揺動装置と協働して発電機の 磁石を備えた揺動バネが揺動される。揺動装置は、遠隔操作装置の機能始動要素 が存在する場所に依存せず、発電機の揺動バネに操作エネルギを安全かつ確実に 伝達する利点を示す。 以下、本発明の実施の形態を図面について詳細に説明する。図面中、 図1は、本発明による第一の実施の形態を示すTV遠隔操作装置の一部破断斜 視図である。 図2は、上部及び下部にそれぞれバネ及び発電機を備えた図1の揺動装置の斜 視図である。 図3は、図2の揺動部材の拡大詳細図である。 図4は、図1及び図2の発電機の詳細図である。 図5Aは、静止状態の押圧キー及び押圧キーの下方に設けられた基板の略示側 面図である。 図5Bは、図5Aに対応して1つの押圧キーを押圧した状態を示す略示図であ る。 図6は、付加的な固定接点を設けた遠隔操作装置キーボードの回路図である。 図7は、遠隔操作装置キーボードの他の構成を示す回路図の詳細図である。 図8は、連続的に変更する遠隔操作装置の装置機能のタイムチャートを示すグ ラフである。 図9は、本発明による第二の実施の形態を示す壁面取付可能なスイッチの一部 破断斜視図である。 図1は、図示しないテレビ受像機用の遠隔操作装置(ハンドリモコン)1を示 す。遠隔操作装置1は、皿状の側方が上方へ延伸するハウジング2を備え、ハウ ジング2は、ハウジングカバー3(上面を部分断面図で示す)により被覆される 。従来と同様に、ハウジングカバー3上には押圧キーの形態を有する多数の機能 始動要素4が突出し、例えば番組(チャンネル)等の1回の機能又は例えば音量 、 輝度、彩度その他の連続的に変更可能な機能を機能始動要素4により変更する。 連続的に変更可能な機能を生ずる押圧キーの例として押圧キー4bを図示する。 ハウジングカバー3の下方には、機能始動要素4を連結するスイッチマット4 0(部分破断により示す)が配置される。スイッチマット40の下には、同様に 部分破断により示す電子回路基板5が設けられ、電子回路基板5は、マイクロコ ントローラ6の形態を有する電子制御回路、赤外線ダイオード7、整流器8及び 貯蔵コンデンサ9を支持する。更に、公知の方法で特に押圧キー4の下部にも延 伸するプリント配線回路10が電子回路基板5上に印刷配設される。 電子回路基板5の最前部及び最後部の端部領域は揺動装置上に載置され、揺動 装置は大揺動部材11a及び小揺動部材11bを有する。揺動部材11a、11 bは、それぞれ板材より形成され、大揺動部材11aは横軸(横方向橋部)12 a上に載置され、小揺動部材11bは横軸12b上に載置される。横軸12a、 12bは、実質的にハウジング2の全幅に亘りハウジング底部から上方へ延伸す る。更に、双方の揺動部材11a、11bが僅かに重なり合うように、図3に詳 細に示す大揺動部材11aの前端は、小揺動部材11bの後端領域に載置される 。 揺動部材11a、11bの下部には、ハウジング2の底部に取り付けた小型発 電機13が配置される。図4に詳細に示す通り、発電機13は、基本的に、固定 されたU字状のステータ、即ち軟金属コア14と、ステータの脚部に捲回された 接続ライン16を備えたコイル15と、一端がステータ14に取り付けられかつ 他方の自由端が永久磁石18及び磁極片19を支持する揺動バネ17とを備える 。発電機13及び僅かに構成が相違する同一作用の揺動部材11a、11bの構 成及び機能的手段は、既にドイツ特許出願第19620880.7−32号に記 載されており、その開示内容を全体として引用する。 図1〜図4に示す遠隔操作装置1の機能的手段では、押圧キー4の押圧時に、 操作された押圧キー4により電子回路基板5が下方に押圧される。電子回路基板 5の前後の端部は揺動部材11a、11bに載置されるため、揺動部材11a、 11bは横軸12a、12bの周りに揺動し、重なり合う重複端部が上方へ揺動 する。発電機揺動バネ17の上方へ延伸しかつ最初に揺動バネ17の永久磁石1 8に付着する揺動舌片29(図3)は、揺動バネ17の揺動に従い、揺動バネ1 7の自由端を上方へ持ち上げる。大揺動部材11aの前端領域と下方から係合す る小揺動部材11bにより、大揺動部材11aの揺動運動は下方から支持される 。発電機揺動バネ17が十分変形して永久磁石18の保持力を超えると、永久磁 石18は揺動舌片29から解放されるため、揺動バネ17は永久磁石18及び磁 極片19と共に自由に振動し、徐々に弱まる機械振動を行い、これによりコイル 15に対応する電気振動が発生する。 更に、大揺動部材11aの下方には、図2に示すバネ脚部20aを有する捩り バネ20が設けられ、捩りバネ20は揺動部材11aの孔30を通って斜め上方 へ延伸すると共に、押圧キー4の解放後に揺動部材11a、11bを下方へ押圧 し、また、これにより基板5は初期位置に向かって上方へ押圧される。 図5A及び図5Bは、押圧キー4の構成及び機能的手段を更に詳細に示し、3 つの押圧キーを符号4a、4b、4cで示す。押圧キー4は、ハウジングカバー 3の下面で節部21により多数の位置に取り付けられた所謂スイッチマット40 の形態で構成される。押圧キー4は、対応するハウジングカバーの開口部を通過 し、上方へ突出する。基板5上のプリント配線回路10と、押圧キー4の下面に 取り付けられかつスイッチマット内に埋設された導電性ゴムストッパ22との協 働により、接点が形成される。図5Aに示す静止状態では、ゴムストッパ22の 多数はプリント配線回路10上に載置される。これにより、開離(解放)に必要 な通路を構成するキーのストロークが減少する。図5Bに示すように押圧キー4 bを押圧すると、基板5が下方へ移動する。従って、押圧キー4bと関連する接 点を除き、他の全ての接点が開離される。 図面では、特に、ゴムストッパ22と同様にハウジングカバー3の下面に取り 付けられかついずれかの押圧キー4の押圧により開離される固定接点の一部であ る導電性ゴムストッパ23を示す。以下、特別の押圧キーと関連しないこの固定 接点の意義を説明する。 2部分から成る揺動部材11a、11bは、少なくとも遠隔操作装置1の実質 的に全幅及び全長に亘り延伸し、発電機13の上部に位置する領域のみに孔を形 成し、この領域にて揺動部材11a、11bが可能な限り大きく圧下できる。 以下、遠隔操作装置1の調整値、例えば音量の連続制御を図5A〜図8につい て説明する。 最初に、押圧キー4bを押圧すると、前記の通り、遠隔操作電子回路への電力 供給及びスタート指令を有する送出信号の送信に必要なエネルギが発電機13に 発生する。同様に、マイクロコントローラ6は、押圧されたキー4bを認識し、 スタート指令を送信する。従って、キーの押圧の際、常に機械エネルギ/電気エ ネルギ変換及び機能選択が同時に行われる。スタート指令を含む送出信号は、赤 外線ダイオード7により送信される。 しかしながら、スタート指令を有する送出信号が終わっても、遠隔操作電子回 路は直ちに復旧せず、指が押圧キー4b上に留まる間は、無電流状態に移行する 。直接制御可能な機能の場合、例えば所定の番組(チャンネル)を選択する場合 、スタート指令の送信後、貯蔵コンデンサ9が完全に放電した状態でリセットさ れるが、他方、連続的に変更可能な機能では、少量のエネルギが貯蔵コンデンサ 9に保持される。以下説明するように、この残余のエネルギは、スタート指令に よって始動された調整値の変更を終了する後のストップ指令の送信に必要である 。 スタート指令の送信後、ソフトウェアの命令に応じて、電子回路は、実際に無 電流状態の「スタンバイ(スリープ)」状態に移行する。従来技術では、電子回 路に実際に電流を通さずかつ貯蔵コンデンサ9を迅速に放電させないように、周 期的に制御回路をスタンバイ状態から起動(目覚め)させ、キーが押圧されてい ないかを確認し、「プルアップ」抵抗を挿入できる所謂「監視」タイマーを使用 することができない。 本発明による装置では、既設の作動接点としての接点に加えて設けた共通の固 定接点23により、起動(目覚め)を行う。押圧キー、例えば押圧キー4bを押 圧すると(図5B)、電子回路基板5は下方へ押圧され、これによってゴムスト ッパ23は下方のプリント配線回路10から分離され、固定接点10’、ゴムス トッパ23が開離される。発電機13による電子回路へのエネルギ供給前に固定 接点10’、ゴムストッパ23が既に開離するため、最初は作動しない。このた め、固定接点10’、ゴムストッパ23は大きな抵抗となり電流を通さない。 押圧されたキー4bが解放され基板5が静止位置に戻ることにより、はじめて 固定接点10’、ゴムストッパ23が閉成される。固定接点10’、ゴムストッ パ23の閉成によりマイクロコントローラ6が「起動(目覚め)」するが、これ は割込回路10''(図7)により行われる。ある種のマイクロコントローラ6で は、入力の1ビットが変化すると割込される。図6に示すように、例えば固定接 点10’、ゴムストッパ23は符号24で示すように7ビットで束ねて取り付け られる。この割込の結果、マイクロコントローラ6が起動し(目覚め)、貯蔵コ ンデンサ9の残余エネルギによって短いストップ指令が送信される。 他の構成では、キー4bの解放の際に発電機13を1回軽く始動し、変形した 揺動バネ17からのエネルギを追加の電気エネルギに変換することも考えられる 。 続いて、新たにキーを押圧する際に限ってシステムが動作を開始するように、 貯蔵コンデンサ9を完全に放電する。 指令信号のタイムチャートを図8に示す。第一の線は、調整値の連続制御用の 押圧キー、例えば押圧キー4bの状態を示す。斜線を付した領域25は、押圧キ ー4bが押圧され保持された状態を示す。この押圧状態は、時間t1の間、保持 される。第二の線は、固定接点10’、ゴムストッパ23の状態を示す。斜線を 付した領域26は、固定接点10’、ゴムストッパ23が閉成された状態を示す 。第三の線は、スタート指令27を含む信号の送信及びストップ指令28を含む 信号を送信する際のタイムチャートを示す。スタート指令27の終端とストップ 指令28の終端との間の時間を符号t2で示す。 図8より、押圧キー4bの押下の直後に、スタート指令27が発生し、押圧キ ー4bの作動接点の閉成時に始動されることが明らかである。 数秒間より長い間隔でもよい時間t1の後で押圧キー4bが解放されると、直 ちに固定接点10’、ゴムストッパ23は閉成する。固定接点10’、ゴムスト ッパ23の閉成直後、ストップ指令28が発生する。時間t2は時間t1とほぼ同 じ長さであり、時間的に僅かにずれるので、使用者は、キーの押圧により調整値 をアナログ調整機構と同様に変更できる感覚を得る。 受信側では、連続的に変更する調整量は、以下のように処理される。まず、ス タート指令27「音量+」を検出すると、制御装置は、音量を段階的に増大する 。この状態は、ストップ指令28を検出するまで保持される。安全のため、変更 領域を例えば10段階に限定してもよい。 以下、本発明による第二の実施の形態を示す遠隔操作スイッチ101を図9に ついて説明する。遠隔操作スイッチ101は、例えばスイッチオン及びスイッチ オフに、更に電灯の調光又はブラインド等の作動に使用される。第一の実施の形 態と同一の構成要素には同一の符号を付す。スイッチ101は、2つのキー10 4a、104bによりオン指令又はオフ指令を送信し、照明スイッチの場合には 調光器として使用される。 双方のキー104a、104bは、ハウジング102の表面に揺動可能に取り 付けられる。キー104a、104bを操作すると、指の力が弓形金具111に 伝達され、弓形金具111が永久磁石18に付着する。弓形金具111は壁面に 向かって湾曲し、これにより第一の実施の形態に示す揺動舌片29と同様に、解 放装置として機能する。また、この実施の形態では、弓形金具111は戻しバネ の機能も果たす。 キー104a、104bの押圧と同時に、接点122a、122bを介してス タート指令「オン」又は「オフ」が発生する。更に、キー104a、104b及 び弓形金具111は、適宜の方法でマイクロコントローラ6に電気的に接続され る。同様に、例えばキー104aの押圧の際に、基板5と弓形金具111との間 の固定接点123が開放される。マイクロコントローラ6は、整流器8、貯蔵コ ンデンサ9及び赤外線ダイオード7と共に基板5上に取り付けられる。スイッチ 101の電気的機能は、第一の実施の形態による遠隔操作装置1と同様である。 各キー104a、104bは、他方のキーを操作する際に揺動しないように静止 位置に軽く固定される。 キー104a、104bを手動操作する際、スイッチ101は常に機能選択及 び機械エネルギ/電気エネルギ変換を同時に行い、更に対応するキーを押圧する 限り、スタート指令とストップ指令との間で調整値を連続的に変更できる本発明 の原理から逸脱しない範囲で、4又は5以上のキー104a、104bを備えて もよい。 図9の実施の形態では、「オン/オフ」及び調光機能を区別するため、以下の 取決も有効である。キー104a、104bの短時間の押圧は「オン」又は「オ フ」を発生し、他方、各キーをより長時間保持すると調光機能「増」又は「減」 を発生する。それぞれ対応する信号の解読を受信側で行う。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 遠隔操作装置(1、101)の機能始動要素(4、104)、特に押圧 キーの手動操作により、更に発電機(13)により遠隔操作装置(1、101) からの送出信号の送信に必要なエネルギを得る、遠隔操作装置(1、101)、 例えばオーディオ又はビデオ遠隔操作装置による電気機器の調整値を連続的に変 更する方法において、 スタート指令(27)を含む送出信号の送信後、遠隔操作装置(1、101) によりストップ指令(28)を含む他の送出信号の送信まで、選択された調整値 を自動的に変更し、少なくともスタート指令とストップ指令との間での大部分の 時間、遠隔操作電子回路はスタンバイ状態に移行されることを特徴とする電気機 器の調整値を連続的に変更する方法。 2. 機能始動要素(4、104)の手動操作前の初期位置への復帰により、 ストップ指令(28)を含む送出信号を発生する請求項1に記載の電気機器の調 整値を連続的に変更する方法。 3. 電気機器の全ての連続的に変更可能な機能に対し、ストップ指令(28 )を含む送出信号は常に同じである請求項1又は2に記載の電気機器の調整値を 連続的に変更する方法。 4. 発電機(13)により貯蔵コンデンサ(9)を充電し、スタート指令( 27)を含む送出信号の送信時に充電エネルギの一部のみを電子回路に送出し、 ストップ指令(28)を含む送出信号の送信に貯蔵コンデンサ(9)の残余エネ ルギを用いる請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気機器の調整値を連続的に 変更する方法。 5. 遠隔操作電子回路に接続された少なくとも1つの作動接点(10、20 )を対応する機能始動要素(4、104)により閉成して、調整値の変更を開始 するスタート指令(27)を含む送出信号を送信でき、 遠隔操作装置(1、101)内のマイクロコントローラ(6)は、操作された 機能始動要素(4、104)の初期位置への復帰に基づき手動操作の終了を認識 して、調整値の変更を終了するストップ指令(28)を含む送出信号を送信でき る請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気機器の調整値を連続的に変更する方 法を実施するための電気機器の調整値の連続変更装置。 6. 少なくとも1つの作動接点(10、20)に加えて少なくとも1つの固 定接点(10’、23)を遠隔操作装置(1、101)内に備え、操作された機 能始動要素(4、104)の初期位置への復帰により固定接点(10’、23) を閉成して、調整値の変更を終了するストップ指令(28)を含む送出信号を送 信できる請求項5に記載の電気機器の調整値の連続変更装置。 7. 少なくとも1つの機能始動要素(4)は、遠隔操作装置(1)のハウジ ングカバー(3)に対し相対移動可能な押圧キーであり、少なくとも1つの作動 接点(10、22)及び固定接点(10’、23)は、機能始動要素(4)によ り持ち上げられた静止位置と圧下した作動位置との間で移動可能な基板(5)上 に配置される請求項6に記載の電気機器の調整値の連続変更装置。 8. 遠隔操作装置カバー(2)の下面に取り付けられるスイッチマットの一 部であるキーとして構成された多数の機能始動要素(4)を備えた請求項5〜7 のいずれか1項に記載の電気機器の調整値の連続変更装置。 9. 機能始動要素(4)の操作により基板(5)を圧下した際、揺動部材( 11a、11b)は揺動運動を行い、基板(5)はハウジング(2)に支持され た揺動部材(11a、11b)と協働して発電機(13)の永久磁石(18)を 備えた揺動バネ(17)が揺動される請求項7又は8に記載の電気機器の調整値 の連続変更装置。
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