JP2000512679A - ポリホスフェート難燃剤および液晶添加剤のブレンド - Google Patents

ポリホスフェート難燃剤および液晶添加剤のブレンド

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Abstract

(57)【要約】 この開示は、優勢な量のポリホスフェート難燃剤と、熱可塑性ポリマーに添加されたときに、ポリホスフェート難燃剤のみの使用に比べて粘度を減少させかつ相溶性を高めるために有効な量の液晶添加剤とを含むブレンド教示する。ポリホスフェートは、レゾルシノールビス(ジフェニルホスフェート)および/またはそのより高次のオリゴマーを含むことができる。液晶は、液晶状のセグメント化されたブロックコポリマーまたは液晶オリゴマーであることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリホスフェート難燃剤および液晶添加剤のブレンド発明の背景 有機リン組成物とそれよりはるかに大量の液晶組成物とのブレンドを含む組成 物に関する開示が、従来技術に若干ある。以下のものが含まれる: 1.カナダ国特許第2,138,728号は、液晶ポリエステルとポリアルキレンテレフ タレートとのブレンドである樹脂100重量部および、リンエステル例えばペン タエリスリトールホスファイト5重量部までを含む組成物を記載する; 2.欧州特許公報第411,866号は、優勢な量(95重量%より上)の液晶ポリエ ステルおよび5重量%までのリンエステル化合物、好ましくはホスファイトを含 む組成物を記載する; 3.特公平5-140,423号公報は、100重量部の液晶ポリエステルおよび約5重 量部までのポスホナイト化合物を含む組成物を記載する; 4.特公平7-109,406号公報は、100重量部の液晶ポリエステルおよび約30 重量部までの有機リン化合物を含む組成物を記載する;および 5.特公平7-109,406号公報は、100重量部の液 晶ポリエステル、約30重量部までの有機リン化合物および約30重量部までの 有機窒素化合物を含む組成物を記載する。 ポリホスフェートは、熱可塑性プラスチックス例えばポリエチレンテレフタレ ート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート等のための難燃添加剤と して使用されている。しばしば、これらの難燃添加剤の使用は、マトリックスポ リマーとの不相溶性および溶融ブレンドプロセス中の滲出のために制限される。 ポリホスフェートへの有効量の液晶添加剤の添加は、液晶添加剤を含まない系に 比べて、ポリホスフェートと熱可塑性ポリマーマトリックスとの相溶性を改善し 、また、ポリホスフェート添加剤のみの使用に比べて、ポリホスフェート/熱可 塑性ポリマー ブレンドの溶融粘度を減らすことが、予期せずに見出された。発明の要旨 本発明は、優勢な量のポリホスフェート難燃剤と、熱可塑性ポリマーに添加さ れたときに、ポリホスフェートだけの使用に比べて上記した粘度減少および相溶 性の利点のために有効な量の液晶添加剤とのブレンドに関する。好ましい実施態様の記載 その中のホスフェート部分間に、アリーレン含有ジオールから誘導された架橋 単位を含むポリホスフェート難燃添加剤は、好ましい態様においては、一般式 (ここで、Rは置換されていないまたは置換されているアリールであり、Aは、 アルキレン基、1つのアリーレン環または、互いに直接結合しているかまたはア ルキレン架橋基によって結合されている2つのアリーレン環を含む架橋基であり 、nは1〜約10の範囲である) を有する。先の式において、Aは、モノアリーレン、例えばレゾルシノールまた はヒドロキノンから誘導されたモノアリーレンまたは、2つのアリール環間にア ルキレン架橋基を有するビアリーレン、たとえばビスフェノールAから誘導され たビアリーレンであることができる。そのようなポリホスフェートの混合物の場 合、式中のnの値は通常、上記の数の範囲内の小数値である。そのようなポリホ スフェートは、例えば「ビス」ホスフェート(式中の「n」は 1)、またはオリゴマーホスフェート(nは2以上)であることができる。その ようなポリホスフェートの混合物が使用できる。本発明の組成物においては、そ のようなポリホスフェートは一般に、全組成物の約50〜約95重量%で存在す ることができる。B.L.ブラディ(Brady)らの米国特許第5,457,221号明細書 は、そのようなポリホスフェートの好ましいクラス(例えば、レゾルシノールビ ス(ジフェニルホスフェート)および/またはそのより高次のオリゴマーを含む ポリホスフェート)を記載し、それらを作ることができる好ましいやり方を記載 し、かつまた、得られるポリホスフェートのオリゴマー含量が出発試薬の適当な 制御によっていかに変えられるかについて記載する。 本発明の新規なブレンドを達成するために上記したタイプのポリホスフェート 難燃添加剤に添加されるときの、液晶添加剤の1つのタイプは、同時継続の米国 特許出願第53,838号(1993年4月28日出願)および国際特許出願公開第93/01238 号(1993年1月21日出願)に記載された液晶のセグメント化された(segmented )ブロックコポリマーのタイプである。このセグメント化されたブロックコポリ マーは、「棒(rod)」および「可撓性コイル」ブロックをそれぞれ含む。ポリホ スフェート難燃剤に添加されることを意図されたそのような液晶のセグメント化 されたブ ロックコポリマーは、一般式 -[[棒]x-[コイル]y]p- ここで、「棒」は、メソゲンブロックを表し、xはメソゲン繰り返し部分の数 を示し、通常2〜15であり、「コイル」は、可撓性コイルポリエステルセグメ ントを含むブロックを表し、yは例えば可撓性のポリエステルブロック中の繰り 返し単位の数を示し、通常約2〜約25であり、pは棒およびコイルブロックの 繰り返し単位を示す、 を有すると意図され得る。全ポリマー中の棒のモル%は、約4〜約80%の範囲 であり得る。繰り返し車位pは、約1から、ほぼはるかに大きい数例えば、高分 子量のセグメント化されたブロックコポリマーについては50〜500までの範 囲であり得る。ポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレート は、好ましいコイル部分を含む。ブロックコポリマー添加剤のための液晶の特性 に応答し得る棒の長さおよび、マトリックス/ブロックコポリマーの組合せ中の %ブロックは、上記に与えられた一般的範囲内で適当に釣り合わされる必要があ る。 概して、本発明に従い添加することができる液晶コポリマーの量は、ポリホス フェート難燃剤および液晶添加剤の5〜50重量%の範囲であることができる。 上記したタイプのセグメント化されたブロックコ ポリマーの棒部分についてのメソゲン単位のタイプは、例えば米国特許第4,952, 334号明細書(参照することにより本願明細書に組み込まれている)に示された ような、一般構造 [−A−Y−X−Z−]m (I) を有するものを含む公知のメソゲン単位(主鎖サーモトロピック液晶ポリマー) から適当に選択できる。上記式において、例えば好ましい実施態様においては、 Xは(CH2nであることができ、ここでnは2〜10の整数であり、mは約5 〜約15の範囲であることができ、YおよびZはそれぞれ、−C(O)O−また は−C(O)NH−であるか、または2つの炭素原子間の単結合であることがで き、Aはp−フェニレン、1,4−、2,6−または1,5−ナフタレン、メチ ル、クロロまたはフェニル置換でモノ置換されたフェニレン;−ArCH=CH Ar−(ここでArはフェニル環)、−AR−C(O)OAr−、−Ar−C(O )NHAr−、または−ArOC(O)−Ar−C(O)O−Ar−であり、こ れらは、上記した特許に、より完全に述べられている。さらに、使用できる別の メソゲン単位は、構造−Ar−C(O)−NH−Ar−NH−C(O)−Ar− を有する。オキシベンゾエート単位、4,4’−ビフェニレンテレフタレート単 位およびオキシナフタレン カルボキシレート単位(後者2つは、オキシベンゾエート単位を有するコポリマ ーを含む)に基づく市販の棒ポリマーは、特に好ましくあり得る。 「棒」またはメソゲン単位のための特に好ましい構造は、オーべル(Ober)ら のポリマージャーナル(Polymer Journal)、第14巻1号、9-17頁(1982年)に 記載された一般的タイプを有し、ブロックコポリマー中のその存在のゆえに、オ ーベルらのホモポリマーと比べて、構造: −[−OArC(O)O(CH2nOC(O)ArOC(O)ArC(O)− ]x− ここで、Arはパラ結合部位を有するフェニルを表し、nは2〜10の範囲、 例えば4であることができ、xは例えば約5〜約15の範囲であることができる 、 を有する。これらのメソゲン単位は、可撓性のアルキレンスペーサーを含む芳香 族エステルメソゲン単位として特徴づけることができる。3つの線状に配列した 芳香族環、ビス(p−カルボキシフェニル)テレフタレート部分および長さ(n )が変化する可撓性のスペーサー(アルキレンまたはヘテロ原子例えば酸素を有 するアルキレンであることができる)を含む「トリアッド(triad)」構造は、先に 述べたように、特に好ましい。メソゲン単位は一般に、「ダイアッド(diad)」ま たは「ダイアッド(dyad)」結合、 −OC(O)ArOC(O)ArC(O)−を、コイルブロック部分と結合する 点に隣接したいずれかの端で含む。一般に、ここで記載されるブロックコポリマ ーは、約7,000〜約8,000の分子量を有する。 上記構造(I)の特定のサーモトロピックLCPブロック(例えば、可撓性の スペーサーブロックおよびポリエステルブロックを有するトリアッド)は、真の 堅い棒(rigid-rod)ではないが、それは容易に、伸ばされた鎖状構造を仮定し、 ネマティックメソフェーズおよびしたがって高いモジュラス/強度構造を形成す る。理想的には、高強度の鎖状の伸ばされたブロックポリマー分子は、PETマ トリックス中に非常に良好に分散され、高性能分子複合材料としての可能性を持 つことが期待される。 前述したタイプのサーモトロピック液晶ブロックコポリマーは、米国特許出願 第53,838号明細書(1993年4月28日出願)に示された方法によって合成すること ができる。初期段階において、メソゲンのオリゴマーが1つの反応器中で製造さ れ、選ばれたポリエステルのオリゴマーが第2の反応器中で製造され、各オリゴ マーの組は、各オリゴマーの組の後の反応のための適当な相補的末端基を有する 。次いで、先に形成されたオリゴマーは、互いに反応させられて、所望のブロッ クコポリマーを形成する。このタイプ の方法においては、それぞれのオリゴマーの大きさが、それぞれのブロックの長 さを制御する。 より好ましくは、それは、米国特許第5,194,569号明細書(参照することによ り本明細書に組み込まれる)に記載され、特許請求された1反応器での方法によ り合成される。この1反応器での方法においては、a,w−ビス(ヒドロキシベ ンゾイルオキシ)アルカンが、芳香族酸クロリドとの反応のための好ましい試薬 であって、所望のメソゲン単位を有する官能化された液晶オリゴマーを形成し、 次いで、このオリゴマーを、選ばれたポリエステルオリゴマーまたはそのような ポリエステルオリゴマーを合成するための試薬と反応させる。 最も好ましい合成方法は、米国特許第5,258,486号明細書に記載されており、 ここでは、a,w−ビス(ヒドロキシベンゾイノレオキシ)アルカンモノマーが 、2つの異なる温度条件下で、官能化された可撓性のコイルオリゴマーの存在中 で、芳香族酸クロリドと反応して、初期に、第1のより低い温度で酸クロリド末 端のビス(ヒドロキシアルキルテレフタレート)オリゴマー、および第2のより 高い温度で所望のブロックコポリマーを形成する。 上記したタイプの液晶コポリマー添加剤の他に、米国特許第5,418,299号明細 書(参照することにより本明細書に組み込まれる)に記載され、特許請求 されたサーモトロピック液晶オリゴマーを使用することは、本発明の意図する範 囲内にある。この液晶オリゴマーは、ちょうど記載したセグメント化されたブロ ックコポリマー系と違って、特性において本質的にメソゲン性であるものである 。それは、そのタイプのセグメント化された液晶ブロックコポリマーに含まれる 、非常に高分子量の可撓性のコイルポリマーブロックと同様の部分を含まない。 これらのオリゴマーはまた、慣用の液晶ポリマー添加剤より一般にはるかに低い 分子量を有し、単に約7,000までの、すなわち約1,000〜約6,000 、好ましくは約1,500〜約4,000の重量平均分子量を有する。 本発明のオリゴマーは、完全に環状の構造(すなわち、シクロアルキル、芳香 族等)を含むよりむしろ線状のポリアルキレンスペーサーを含む。ここで使用さ れるように、「ポリアルキレン」という語は、慣用のポリアルキレン単位、−( CH2n−ならびに、酸素原子中断(interruption)をまた有するこれらの構造 を含む単位の両方を包含することを意図する。本オリゴマーのTgは、液晶オリ ゴマーのTgより下に下がり、それによって、本オリゴマー添加剤と基質樹脂と の、特許請求された、より低い温度でのブレンドにおける熱的混合を見込む。 LCオリゴマーの棒部分のためのメソゲン単位の タイプは、主鎖のサーモトロピック液晶ポリマーにおける公知のメソゲン単位か ら適当に選択できる。ただし、分子量は、ポリマーよりむしろオリゴマーを生じ るように制御される。米国特許第4,952,334号明細書(参照することにより本明 細書に組み込まれる)に記載され示されたような、一般式: [−A−Y−X−Z−]m (I) を有するものが含まれる。上記式において、例えば好ましい実施態様においては 、X(「ポリアルキレン」スペーサー)は、(CH2nおよび(CH2CH2O)n (ここでnは2〜10の整数)であることができ、mは約2〜約10の範囲であ ることができ、YおよびZはそれぞれ、−C(O)O−または−C(O)NH− 、または2つの炭素原子の間の単結合であることができ、Aはp−フェニレン、 1,4−、2,6−または1,5−ナフタレン、メチル、クロロまたはフェニル 置換でモノ置換されたフェニレン;−ArCH=CHAr−(ここでArはフェ ニル環)、−Ar−C(O)OAr−、−Ar−C(O)NHAr−、または− ArOC(O)−Ar−C(O)O−Ar−であり、これらは、上記した特許に 、より完全に述べられている。さらに、使用できる別のメソゲン単位は、構造− Ar−C(O)−NH−Ar−NH−C(O)−Ar−を有する。なお別のメ ソゲン単位は、式−ArC(O)OAr’OC(O)Ar−(ここで、Ar’は 、置換されていないまたは置換されている(例えばアルキルまたはアルコキシ)、 フェニル(ヒドロキノンから誘導された)またはビフェニル(ビフェノールから 誘導された)であることができ、Arは、テレフタルまたはメソゲン生成ナフタ レン出発物質から誘導されることができる)を有することができる。オキシベン ゾエート単位、4,4’−ビフェニレンテレフタレート単位およびオキシナフタ レンカルボキシレート単位(後者2つは、オキシベンゾエート単位を有するコポ リマーを含む)に基づく市販の棒ポリマーが、特に好ましくあり得る。 特に好ましいオリゴマーは、繰り返し単位−[(CH2)nOC(O)ArOC( O)ArC(O)OArC(O)O]− ここで、nは2〜10の範囲、好ましくは4であることができ、Arはパラフ ェニレンである、 を有する。 本発明のブレンドにおいて、オリゴマーは、上記で企図されたのと同様の量で 、液晶コポリマーのために添加され得ることが企図される。 本発明のブレンドにおいで使用されるオリゴマーは、例えば、所望のメソゲン (例えばテレフタロイルハライドおよびa,w−ビス(ヒドロキシベンゾ イルオキシ)アルカン)のために適当な構成ブロックを、他に対してわずかにモ ル過剰の1つの構成ブロックと、それぞれの単一デジットモル量(singledigit molar amount)、例えば4/3〜7/6を用いて、反応させることによって合成 され得る。実質的に等モル量の試薬の使用は、高いモル量の試薬を用いるように 、過度に大きい分子量物質(すなわちポリマー)を生じる。 以下の実施例は、本発明の種々の実施態様をさらに説明する。実施例1〜3 これらの実施例は、米国特許第5,346,970号明細書においてポリエチレンテレ フタレート樹脂のための添加剤として記載されているタイプのセグメント化され た液晶ブロックコポリマーを含む、卓越したビス(ホスフェート)難燃剤含有組 成物における高められた熱安定性能を説明する。液晶ブロックコポリマーは、3 つのパラ結合した芳香族環および可撓性のポリブチレンスペーサー(いわゆる「 トリアッド−4」または「TR−4」構造であり、ここで、「トリアッド」とい う語は、3つの芳香族環をいい、「4」はスペーサーの炭素鎖長をいう)を含む メソゲン部分(米国特許第5,346,970号明細書の第3欄第3〜10行に示されて いるような)および、ポリブチレ ンテレフタレート(または「PBT」)の可撓性のコア部分を含んでいた。この ブロックコポリマーは、0.46dl/gの固有粘度を有していた。 以下の記載において、次の略号を使用する: TR−4/PBT:上記した液晶ブロックコポリマー(また、以下では「LCP 」と称する)。 RDP:レゾルシノールビス(ジフェニルポスフェート)。 PBT:ポリ(ブチレンテレフタレート)樹脂。 PET:ポリ(エチレンテレフタレート)樹脂。 RDPの大気、LCPのみ、およびLCP含有RDPブレンド(2重量%LC P)中での等温TGA曲線(260℃/30分で)を比較したとき、LCPの熱 安定性が、RDPに比べて優れていることが注目された。少量(例えば約2重量 %)のrR−4/PBT液晶ブロックコポリマーのRDPへの添加は、RDPの 熱安定性を非常に改善した。260℃で30分間さらした後、LPC、RDPお よびRDPブレンド(2%のLCPを含んでいた)の重量損失は、それぞれ0. 6%、6%および3%であった。実施例4〜8 これらの実施例は、完全にPBT樹脂に基づくまたは、PBT樹脂を含む他の 組成からなる一連の物質のメルトフローインデックス(MFI)を説明する。 例えば、RDP含有PBTのMFIにおけるLCPの効果を、以下に与えた表 1にまとめる。260℃、2160gの荷重にて、MFIを測定した。データは 、RDP含有PBT組成物の溶融粘度が、少量のLCPの添加により著しく減少 されたことを示す。樹脂100重量部当たりの重量部(pph)がたった3重量 部の、それぞれRDPおよびLCPの添加により、PBTのMFIにおいて45 %増加が達成された。比較により、5pphのLCPを含むPBTは、より少な い効果、すなわちMFIの36%増加を示した。このように、RDPとLCPの 組合せは、PBTの溶融粘度の減少に正の効果を与える。 表1.PBTブレンドのMFIデータ LCPの添加は、PBT/RDPブレンドの熱的特性に影響を与えなかった。 例えば、PBT/RDPブ レンドとPBT/RDP/LCPブレンドのDSCサーモグラムは同様であった。 また、PBT/RDPブレンドのSEMミクログラフは、第2の球形の相を示 唆するやや大きい塊を有するいくらか不規則なモルホロジーを示した。 RDP/LCP2成分添加剤を含むPBTブレンドは、相分離なしに、より平 坦なモルホロジーを示した。LCPは、PBTとRDPとの間の界面の付着を改 善する表面変性剤としてふるまうと思われた。実施例9〜11 これらの実施例は、PBT含有試料よりむしろ、PET含有試料を用いて、実 施例4〜8に示されたものと類似のMFIデータを示す。 PETブレンドのMFIデータは、260℃(荷重=2160g)にて測定し 、表2に与えられる。PBT含有系から得た結果と同様に、RDPの添加は、P ETの溶融粘度を劇的に減少させたが、これらの実施例において試験した系にお いて、効果がより大きくすらあった。LCPの添加は、MFIのさらなる増加を もたらした。 表2.PETブレンドのMFIデータ 先の実施例のPBT含有試料と違って、PETの熱的挙動は、RDPの添加に よって変えられた。RDP含有PETの加熱サーモグラムは、主要な吸熱転移に おいて肩を示した。このことは、均一でないPET結晶の存在を示唆し得る。こ の肩は、3成分のPET/RDP/LCPブレンドのサーモグラムではほとんど見 えなかった。このように、LCPの(5pphの)添加は、PET/RDPブレ ンドのモルホロジーに正に影響を及ぼした。 表3は、列挙したブレンドのDSC試験からのデータのまとめを示す。 表3.PET/RDPブレンドおよびPET/RDP/LCPブレンドのDSCデ ータ ここで、Tg:ガラス転移温度、Tm:第2の加熱中に記録された溶融温度 Tc:結晶化温度、ΔHm:融解熱、Δ Hc:結晶化熱 3成分のPET/RDP/LCPブレンドは、2成分のPET/RDPブレンド に比べて、いくらか遅い速度で結晶化し、低い結晶化温度を有していた。実施例12〜15 これらの実施例は、実施例4〜11と違って、ポリエステル含有試料について よりむしろ、ポリカーボネート(PC)含有試料についてのいくつかのMFIデ ータを記載する。 300℃(荷重=1200g)にて測定したPCブレンドのMFIデータを表 4に与える。 表4. PCブレンドのMFIデータ このデータは、RDPの添加によりPCの溶融粘度が非常に減少されたことを 示す。さらに、効果は、少量のTR−4/PBTコポリマーの存在中で、より大 きくすらあった。 DSCサーモグラムは、無定形のブレンドを示し た。RDP含有PCは、そのままのPCに比べて、99℃の著しく低いTgを有 していた。3成分のPET/RDP/LCPブレンドは、94℃のわずかに低いTg を示した。 上記した実施例は、本発明のいくらかの実施態様を記載することを意図された にすぎないので、限定的な意味で解釈されるべきではない。以下の請求の範囲が 、本発明の意図される範囲を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 21/14 C08L 101/00 (72)発明者 アーロンソン,アラン,エム. アメリカ合衆国,ニューヨーク州 11365, フラッシング メドウズ,173 ストリー ト 65―48 (72)発明者 バーク,ジョスト,エイチ. アメリカ合衆国,ニューヨーク州 10547, モヘガン レイク,シェルマン コート 2936

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.優勢な量のポリホスフェート難燃剤と、熱可塑性ポリマーに添加されたとき に粘度を減少させかつ相溶性を高めるために有効な量の液晶添加剤とのブレンド 。 2.ポリホスフェート難燃剤が、式 ここで、Rは置換されていないまたは置換されているアリールであり、Aは、 アルキレン基、1つのアリーレン環および、互いに直接結合しているかまたはア ルキレン架橋基によって結合されている2つのアリーレン環を含む架橋基から成 る群より選択され、nは1〜約10の範囲である、 を有する請求項1記載のブレンド。 3.ポリホスフェート難燃剤が、レゾルシノールビス(ジフェニルホスフェート) 、そのより高次のオリゴマーおよびそれらの混合物を含む請求項2記載の ブレンド。 4.ポリホスフェート難燃剤が、ブレンドの約50〜約95重量%で存在する請 求項1記載のブレンド。 5.液晶添加剤が、ブレンドの約5〜約50重量%で存在する請求項1記載のブ レンド。 6.ポリホスフェート難燃剤が、ブレンドの約50〜約95重量%で存在し、か つ液晶添加剤が、ブレンドの約5〜約50重量%で存在する請求項1記載のブレ ンド。 7.ポリホスフェート難燃剤が、ブレンドの約50〜約95重量%で存在し、レ ゾルシノールビス(ジフェニルホスフェート)、そのより高次のオリゴマーおよび それらの混合物を含み、かつ液晶添加剤が、ブレンドの約5〜約50重量%で存 在し、液晶状のセグメント化されたブロックコポリマーである請求項1記載のブ レンド。 8.ポリホスフェート難燃剤が、ブレンドの約50〜約95重量%で存在し、レ ゾルシノールビス(ジフェニルホスフェート)、そのより高次のオリゴマーおよび それらの混合物を含み、かつ液晶添加剤が、 ブレンドの約5〜約50重量%で存在し、液晶オリゴマーである請求項1記載の ブレンド。 9.液晶添加剤が、次式: -[[棒]x-[コイル]y]p- ここで、「棒」は、メソゲンブロックを表し、xはメソゲン繰り返しの数を示 し通常2〜15の数であり、「コイル」は、可撓性コイルポリエステルセグメン トを含むブロックを表し、yは可撓性のポリエステルブロック中の繰り返し単位 の数を示し通常約2〜約25の数であり、pは棒およびコイルブロックの繰り返 し単位を示す、 を有する液晶状のセグメント化されたブロックコポリマーである請求項7記載の ブレンド。 10.液晶添加剤が、次式: [−A−Y−X−Z−]m ここで、Xは(CH2nおよび(CH2CH2O)nからなる群より選択され、 ここでnは2〜10の整数であり、mは約2〜約10であり、YおよびZはそれ ぞれ、基−C(O)O−および−C(O)NH−から選択されまたは、2つの炭 素原子の間の単結合であることができ、Aはp−フェニレン、1,4−ナフタレ ン、2,6−ナフタレンおよび1,5−ナフタレン、メチル、クロロもしくはフ ェニル置換 基でモノ置換されたフェニレン、−ArCH=CHAr−(ここでArはフェニ ル環)、−Ar−C(O)OAr−、−Ar−C(O)NHAr−、または−A rOC(O)−Ar−C(O)O−Ar−、−Ar−C(O)−NH−Ar−N H−C(O)−Ar−および−ArC(O)OAr’OC(O)Ar−(ここで 、Ar’は、置換されていないまたは置換されているフェニルまたはビフェニル であり、Arは、テレフタルまたはメソゲン生成性ナフタレン出発物質から誘導 されることができる)からなる群より選択される、 を有する液晶オリゴマーである請求項8記載のブレンド。
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