JP2000509884A - 多心丸形ケーブルを絶縁被覆を剥がすことなしに接触するための方法及び装置 - Google Patents

多心丸形ケーブルを絶縁被覆を剥がすことなしに接触するための方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 絶縁材から成る外装によって取り囲まれた、撚られた少なくとも2本の心線を有する丸形ケーブルの導電性の心線の心を電気的に接触するための方法において、接触を、外装部を取り除くことなしに外装部を貫通して行い、接触箇所の位置を心線の延びる形状から検出することが提案されている。さらにまた、この方法を実施するための接触装置が提案されており、この接触装置においては、貫通接触接続具(8〜10,34,62,71,79,82)が、心線の延びる形状から検出された、絶縁材の接触部(18,31)における接触箇所の位置に応じて配置されており、前記接触部が、貫通接触接続具(8〜10,34,62,71,79,82)によって丸形ケーブル(7,36)の外装(3,45)に前もって圧着可能となっている。これによって、従来技術のものと比較して簡単で安価な形式で、多心丸形ケーブルの心を確実に接触させ、ひいてはこのような、安価でスタンダード型のケーブルとして津年に提供可能な丸形ケーブルを、非常に広い適用範囲で提供することができ、さらにコード化されたフラット型ケーブルと比較して別の利点が得られる。この方法を実施するための有利な可能性及び、接触装置の構造及び構成が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 多心丸形ケーブルを絶縁被覆を剥がすことなしに 接触するための方法及び装置 本発明は、請求項1,12,16及び29の上位概念に記載した接触方法及び 接触装置に関する。 絶縁された個別の心線を接触させるために、絶縁を接触接続具(例えばドイツ 連邦共和国特許第3909648号明細書)又はカッタクランプ(例えばドイツ 連邦共和国特許第4214711号明細書、ドイツ連邦共和国特許第44377 91号明細書)によって貫通させることが既に公知である。このような技術は、 心線の絶縁被覆を剥がしてからはんだ付け又はクランピングによって接触を行う 同様に公知の接触方法よりも簡単で安価である。 しかしながら多心丸形ケーブルにおいては、公知の接続技術は、心線を個別に 分離させる必要があるので、コストが高くなる。このために、まず接触箇所の周 囲においてケーブル外装を取り除く必要がある。これは既にケーブル端部におい て高価であって、被覆剥がし工具によって心線が損傷を被る危険性を考慮すれば 、実施することは非常に困難である。しかしながらこれは特別な場合、つまり例 えばヨーロッパ特許第0392422号明細書に記載されているように、接触を ケーブルの始端部領域及び終端部領域で行うことができず、そのためにリング状 の外装を取り除く必要があるような場合には適している。 さらにまた、心線を個別に分離させるためには、撚った心線を、これが互いに 十分な間隔を保って目標箇所に位置決め可能で、ここに配置されるように、解く 必要がある。このために付加的な手段、例えば仕切壁によって形成された接触ク ランプ(例えば前記ヨーロッパ特許第0392422号明細書の第2図参照)が 必要がある。 前記のような理由により、今日では多心丸形ケーブルは価格が安価であるにも 拘わらず、経済的に使用することは限定的な範囲内でのみ可能である。特に、多 心丸形ケーブルは、ネット網例えばバスシステム、家庭用配電盤装置、リング導 線及びこれと類似のものには適していない。 そこで本発明の課題は、冒頭に述べた形式の接触方法及び接触装置を改良して 、多心丸形ケーブルの心線を確実に接触させることが簡単で安価な形式で可能に することである。 この課題は本発明によれば、請求項1及び12に記載した接触方法、並びに請 求項16及び29に記載した接触装置によって解決された。これらの方法及び所 属の装置は、接触の形式に関してのみ、つまり一方では外装を貫通して行われる ようになって、他方では心 線の心の端面を介して行われるようになっている点で異なっているだけである。 しかしながらどちらの場合も、従来技術に対して、被覆を剥がすことなしに及び 心線を個別に分離させることなしに丸形ケーブルの心線を接触させる、基本的に 新しい考え方が実現されている。 被覆を剥がす作業を省いたことによって、面倒で高価な作業段階が省かれただ けではなく、被覆剥がし工具による心線の損傷の危険性も取り除かれる。さらに また、心線を個別に分離させる必要はなく、心線はむしろ、撚られた不変の位置 で接触可能であって、この場合、心線の延び形状(請求項1、16)の特性によ って、心線をケーブルの任意の箇所に位置決めすることが公知であるので、正確 でひいては確実な接触を行うことができる。これは端面側の接触(請求項12, 29)においては、公知の心線構造に基づいて、ケーブル始端部若しくは終端部 において可能である。 例えば2本心線式のバス導線としていわゆるアクチュエータ・センサ・インタ ーフェース・バスシステム(Aktuator-Sensor-Interface-Bussystem)において 使用されているような、コード化されたフラット型ケーブルの正しい接触に関連 した非対称の横断面では、心線の延び形状から接触箇所が得られる(ドイツ連邦 共和国特許第4320327号明細書参照)、被覆を剥がすことなしの接触は既 に公知である。この場合、ケ ーブルに沿った接触箇所は、ケーブル軸線に対して平行な直線状の心線の延び形 状に基づいて、常に同じ軸線間隔を有しているので、すべての心線の確実な接触 が例えば貫通接触接続具によって簡単に実現可能である。 しかしながらこの公知の形状のコード化されたフラットケーブルは、多心丸形 ケーブルとは異なり、特別な導線は市販されている標準型のものに相当していな いので、提供することが困難である。しかも特に非常に高価であって、種々異な るコード化のために、種々異なる横断面形状を有する相応に多数のケーブルが必 要である。 しかも、このようなケーブルによっては、市販の多心丸形ケーブルによって得 られるような一連の技術的要求を満たすことができない。例えば市販の多心丸形 ケーブルは、限定なしにすべての方向で撓み可能であるが、これは、フラット導 線においてはケーブル軸線に対して横方向の軸線を中心にしてしか可能ではない 。それにも拘わらず、いわゆる交互撓み可能性は、例えばロボット等の自動操作 装置に使用する場合、可動なケーブルピット(Kabelschaecht)に使用する場合 、牽引チェーン(Schleppketten)として使用する場合又はブッシングに敷設す る場合の重要な前提条件である。しかも、フラットケーブルにおいては、不都合 なループ形成によって引っかかる危険性がある。 外装のための材料選択、引っ張り強度及び所要スペースに関連しても、多心丸 形ケーブルは、コード化されたフラットケーブルに対して明確な利点を有してい る。フラットケーブルにおいては、材料の必要な形状安定性は、わずかな絶縁材 料によってのみ達成可能であって、撚られていない心線ガイドは著しくわずかな 引っ張り負荷を許容し、特に互いに平行に配置された心線方向でのケーブル寸法 は、心線の数が増えるに伴って、このようなフラットケーブルが大きい所要スペ ースに基づいて多くの使用可能性のために適していない程度に大きくなる。また 、多心丸形ケーブルにおいては、非対称のフラットケーブルとは異なり、心線配 置を有利な形式で選択することができる。 以上のような利点に基づいて、従来から、コード化されたフラットケーブルの 代わりに多心丸形ケーブルを使用する必要があった。これは、しかしながら従来 では、一方では特に、ケーブルの被覆を剥がすことによる及び心線を個別に分離 させることによる、接触させるための高価な準備作業によってだめになり、また 他方では、公知の簡単なフラットケーブル接触が、多心丸形ケーブルにおいて、 その撚られた心線ガイドのために使用できないことによってだめになっている。 請求項1及び請求項16に記載した本発明によれば、安価で、標準型ケーブル として常に十分な大きさで提供される多心丸形ケーブルを、従来のものよりも著 しく広い使用範囲で使用することができる。この場合、ケーブル外周部のすべて の角度位置で生じる、撚られた心線に基づいて、特に有利な形式で、接触法及び 接触装置を、多数の多心単線ケーブルより構成された複合ケーブルにおいても使 用することができる。この場合、単線ケーブルは軸平行に延びているか又は単線 ケーブル自体を再び撚ることができる。接触させるために貫通接触技術を使用す る限りにおいて、貫通接触部材を、2つのケーブル外装及び付加的に心線絶縁部 を貫通するように構成するだけでよい。 請求項1及び16に記載した本発明によれば、多心丸形ケーブルを機械的に製 造する際に、心線が撚られ、この際に、心線の巻数、送り及び直径に基づいて計 算される”ストローク(Schlag)“が得られる。このストロークは、前記パラメ ータをケーブル全長に亙って一定に維持することによって同じであって、また各 ケーブル形式のための選択可能及び繰り返し可能である。”ストローク(Schlag )“とは、同じ心線の、1巻回転(360°)後の軸方向の間隔のことである。 この値によって、隣接する心線の軸方向の間隔も計算することができる。 これによって、ケーブル始端部における心線配置(構成)、及び任意のケーブ ル箇所における少なくとも1つの心線の位置、並びに巻き方向を確認することに よって、ケーブル全長に亘ってのすべての心線の位置 を識別することができるので、ケーブルのそれぞれ所望の箇所において、ケーブ ルの被覆を剥がすことなしに及びケーブルを個別に分離させることなしに、1本 若しくは多数の所定の心線の確実な接触が可能である。 個別の心線の接触箇所は、丸形ケーブルを使用する際には最初に確認すること ができるが、フラットケーブルにおいては軸平行な心線の延び形状によってあら かじめ確認することができる。しかしながらこのような高いコストは、それぞれ のケーブル形式のために1回だけ負担すればよいので、特に大きい範囲内で使用 する場合には、大したことではない。面倒で高価な被覆剥がし及び心線個別化及 びひいては簡単な接触を省いたことによって、公知のフラットケーブルと比較し て安価な丸形ケーブルを使用することによって、費用が全体的に著しく安価にな った。しかも被覆剥がし作業における心線損傷の危険性は避けられる。前記利点 は、請求項12及び29に示した端面側の心線接触においても当てはまる。何故 ならば、丸形ケーブルの心線の心を端面側で、軸方向に押し込まれる接触接続具 によって接触させることは、ドイツ連邦共和国特許第4418259号明細書及 びドイツ連邦共和国特許第4318800号明細書により既に公知だからである 。しかしながらどちらの場合においても、既に述べたような公知の接触と同じよ うに、ケーブルの端部領域 の被覆部を剥がし、またこの領域で個別の心線に互いに解す必要がある。 使用者のためには、本発明による接触方法及びそれに属する若しくは本発明に よる接触装置によれば、最終的に、標準的(スタンダード)な導線として常に提 供可能な丸形ケーブルを、多くの既存の使用分野で用いることができる。例えば 自動操作装置に、また特にバス・及びリング導線(Bus-und Ringleitung)とし て用いることもできる。この場合、特に例えば分岐式のバス回路網等の長いケー ブルを有する装置に使用する場合には、コード化されたフラット導線を使用する 場合と比較して、決定的な意味がある。しかしながら例えば、丸形ケーブルが組 み込まれた家庭用配電装置の例えば制御導線からの電流又は信号の分岐部として の特別な使用も考えられる。 しかしながら丸形ケーブルを挿入できるという可能性は、コスト的な観点だけ で有利なのではない。例えばフラットケーブルと比較して心線平面(特に多くの 心線において)における所要スペースが著しく低減されるので、接触装置を著し く小さく構成することができる。これによってその適用可能性は改善される。 良好なシール可能性も重要である。何故ならば、公知の非対称なフラットケー ブルのためには高価なプロフィールシールが必要であるのに対して、丸形ケーブ ルのためには安価な標準型シール(例えばシールリン グ)を使用することができる。特別な場合には、撚られた心線に基づいて丸形ケ ーブルの高い引張負荷可能性も得られる。このために、本発明の方法及び接触装 置によれば、接触は、ケーブルの被覆を剥がして心線を個別に分ける従来の方法 と比較して、著しく安価であって、接触箇所が多ければ多い程、多く設けること ができる。丸形ケーブルにおいてはさらに、外装の化学的な耐性又は曲げ可能性 等の材料特性に関連して広い選択可能性が得られる。従って、丸形ケーブルは、 フラットケーブルよりも実際の使用における種々異なる要求に良好に適合させる ことができ、従って幅多様な使用可能性も有している。最後にまた、フラットケ ーブルとは異なり、丸形ケーブルにおいてはスペース的な心線配置(心線構造) を選択することができる。これによっても、個別のケースの所与性に対する適合 可能性が高められる。 接触装置は、接続装置、分岐装置、配電装置又は接続モジュールとして、場合 によってはアクチュエータ又はセンサなどの組み込み装置と共に、また差込み接 続無しで又は差込み接続装置を備えた構成することができ、ケーブル端部におい ても、ケーブルの延び形状の任意の箇所でも、丸形ケーブルの心線に接続するこ とができる。これによって、実際の取り扱いにおいて、丸形ケーブルを使用しな がら、特に有利な結合及び接続技術が得られる。この場合、基本的には、心線が リッツ線を含有しているか又は単線を含有しているかは問題ではないが、主な適 用範囲は、リッツ線ケーブルの簡単な接触作業である。 従属請求項には、請求項1及び12に記載した方法及び請求項16及び29に 記載した接触装置の有利な実施態様及び変化実施例が記載されている。 ケーブル型式及びひいては心線のストローク、数及び構成が分かっていれば、 すべての心線の、任意の別のケーブル箇所における所望の接触箇所を計算するこ とができるようにするためには、丸形ケーブルのいずれかの位置における心線の 位置及び巻き方向を確認するだけで十分である。これによって、請求項2に記載 した接触方向は、ケーブル端部における丸形ケーブル接続部のためだけでなく、 ケーブル全体のいずれの所望の箇所においても最良に適している。しかしながら 特に、これによって、接触装置の接触部材の目標−構造も、接触装置の接触部材 によって容易に規定することができ、それに従って装置を実現することができる 。接触部材が、所属の心線の検出された位置に当てつけられると、残りのすべて の接触部材が自動的に正しい接触箇所に配属される。それによって接触は非常に 簡単に行うことができる。 請求項3に記載したようなマーキングによる心線位置の特定によって、心線位 置を確認できるケーブル端部が見える位置にないか又はアクセスできない場合に (これは特に長いバス・又はリング導線に使用する場合にそうである)も、本発 明による接触方法を簡単に用いることができる。このためのは勿論、マーキング を、ケーブルのアクセス可能な領域に形成し、マーキングが所望の単数若しくは 複数の接触箇所の到達可能な近い箇所に位置していることが前提となる。これは ケーブル長さが短い場合には、一般に、このような使用においては、請求項4に 記載したように1つのマーキングを設けるだけで十分である。この場合、マーキ ングのコストは最小限である。また、ややコストがかかるが、実際の使用のため には、請求項5に記載した接触方法が特に良好に適している。何故ならば、ケー ブル全体の任意の箇所における心線の位置もまた巻き方向も、ケーブル長さとは 無関係に直接確認することができ、確かめる必要はない。ケーブル型式によって 知ることができるデータ、つまり種々異なる色の心線のストローク、数及び構成 (連続)によって、最小の時間及び計算の手間で、すべての心線の所定の接触箇 所を規定することができ、ひいては接触装置の接触部材の構成を規定することが できる。 選択的に、マーキングは有利な形式で外装表面(請求項6)又は外装内部(請 求項7)に設けることができる。最初に述べた方法では、簡単かつ安価な製造で 、しかもマーキングを正確に位置決めすることができる。後の方法では、外部の 機械的及び/又は化学的な 作用とは無関係な、損耗することのないマーキングが保証されるが、正確な位置 決めは簡単ではない。 選択的に、マーキングを実線で(請求項8)又は破線で(請求項9)設けるこ とができるが、この場合、請求項8に記載した方法は(いずれにしても外装表面 に設けられたマーキングにおいて)、製造(例えば巻線軸線と一緒に延びる色鉛 筆による)に関しても、また破線において中間スペース内に位置しひいては正確 に規定することができない正しい接触箇所を見つけだすことに関しても、簡単か つ確実に実施できる。これに対して、請求項9に記載した方法におけるマーキン グ手段を消費がわずかで済むという利点は、対して重要ではない。 特に有利な接触方法は請求項10に記載されている。コード化されたパターン によって、1本又は多数の心線の正確な延び(その状態による)若しくはその正 確な位置だけではなく、ケーブル型式(コード化若しくは符号化されている)も 情報として利用することができる。この情報は、ケーブルデータを介して、特に 自動的な大量生産も可能にする。この場合、自動装置は、例えばバーコードから 重要なケーブルデータを問い合わせて、それによって、各ケーブルに接触のため に所属の接触装置を必要な位置及び整列状態にガイドするようになっている。こ れによって本発明による方法は、既製の多心式丸形ケーブルを経済的に大量生産 するためにも適している。 このような、ケーブルデータを問い合わせることによる位置確認装置を有する 自動大量生産の利点は、請求項11に記載した方法も有している。この請求項1 1に記載した方法においては、マーキングが導電性の材料によって形成される。 これは特に外装内部内の配置のためにも適している。何故ならば外部から「読み 取り可能」で、この場合、損傷に対して保護されるだけでなく、「相応にコード 化されている場合には」、このようなケーブルを第3者が不都合に使用すること が困難となる。 接触結合具を端面側で押し込む際に、心線の心は半径方向で拡開され、これに よって各心の既に小さい互いの間隔はさらに小さくされるので、ケーブル端面に おける心線間の前記エアギャップ及び沿面距離はもはや維持されなくなる。この ような危険性は、簡単な形式で請求項13に記載した特徴によって避けることが できる。勿論、心線の心の自由端面は、心線を個別の分離させることなしで、ま た接触接続具を端面側で軸方向に押し込むこともなしで既に、必要なエアギャッ プ及び沿面距離に関連した相対的な小さい間隔を有している。従って例えば請求 項13に記載されているように、接続具によって間隔を増大させることは、ケー ブル端部領域の接触をケーブル外装を貫通させて行うためにも有利である。有利 な形式で、端面側の心線接 触においては、ケーブル端部は絶縁部によって取り囲まれており、この絶縁部は 、有利には接触接続具の貫通接触部材を受容するためにあらかじめ設けられてい る。このようなスリーブによって、一方では心線の拡開が限界に維持され、それ と同時に接触接続具を挿入うする際に、接触圧及びひいては接触確実性を高める 対抗圧が形成される。 接触がケーブル外装を貫通させることによっても、また心線の心の端面を介し ても有利な形式で無接触で(請求項14)、つまり容量性又は誘導性の結合によ って可能であるか、或いは請求項15に記載したように接触接続具又はカッタク ランプ部材などの貫通接触接続具によって電気的に可能である。貫通接触接続具 による方法は、正確に規定された箇所における簡単で確実な接触を特徴としてい て、直流を伝達するためにもまた、すべての周波数の交流を伝達するためにも適 しており、これに対して無接触の接触は、主に高周波数使用に限定される。いず れの場合でも、接触箇所のシール性は特別のシール手段なしで達成することがで きる。 請求項16に記載した本発明による接触装置の有利な構成は、請求項17によ れば、貫通接触接続具が、軸方向で相前後して接触部に取り付けられていて、互 いに隣接し合う心線を有している、という点にある。これによって、非常に簡単 で、貫通接触接続具の正確 に位置決めに関連した比較的問題がなく、ひいては安価に製造可能な接触装置の 構成が得られる。このような構造は特に心線の数が少ない場合に有利である。多 数の心線を有するケーブルにおいては、このような構造では、軸方向長さが比較 的長くなり、すべての使用範囲において使用できるものではない。 多数の心線を有する丸形ケーブルの撚られた構造によれば、請求項18に記載 した貫通接触接続具を配置したことによって接触部材及びひいては接触装置の著 しい短縮が得られる。これによって、多数の心線を有するケーブルにおいても短 い長さが実現可能である。最小の軸方向長さは、すべての貫通接触接続具が1平 面内でケーブル軸線に対して直角に位置している構成によって得られる。心線内 に差し込まれた接触部材の互いに間隔が、所要スペース特に前記エアギャップ及 び沿面距離に関連して小さすぎる場合には、これは、貫通接触接続具を軸方向で 螺旋状に整列させることによって非常に簡単に避けられる。 貫通接触接続具は、接触過程時に接触部又はその部分によって覆われるので、 特に手作業の接触時に正確な挿入が保証されないが、これは、有利にな形式で、 請求項19に従って、接触部が所定の心線に配属された、見えるマーキングを有 していることによって避けられる。これと同じ効果は、このマーキングが、組み 付け時に見ることができる貫通接触接続具に配属され ていれば、得られる。同様の解決策は、丸形ケーブルがマーキングを有していて 、このマーキングの、所定の貫通接触接続具の目標接触箇所からの間隔が、この 貫通接触接続具と接触部端部との間隔に相当するようにすれば得られる。それに よって正確な接触のためにこの接触部端部とマーキングとを合致させるだけでよ い。別の可能性としては、貫通接触接続具と接触部端部との間の間隔を、ストロ ーク(Schlag)と同じであるように選択するということが挙げられる。この場合 、接触のためには、この端部だけを、当該の心線の目標接触箇所に設けた、ケー ブルのマーキングと合致させるだけよい。 ケーブル外装を貫通し心線内に侵入する接触接続具によって、既に大抵の場合 十分な引張負荷が与えられる。これに対して高い要求が求められる場合には、之 は簡単な形式で、請求項20に記載した接触部の構成によって達成される。この 手段は、例えば接触部と一体的に射出成形によって形成されたウエブより成って いる。これによって事実上、超過費用をかけることなしに、高いケーブル緊締が 得られ、それと同時に貫通接触箇所は、ケーブル外装及び心線によって、軸方向 引張り負荷時にもはや負荷されることはない。それによって、貫通侵入箇所のシ ールが危険にさらされることもなく、付加的なシール手段を必要とすることもな い。 請求項16に記載した接触装置の特に有利な構成は請求項21に記載されてい る。この請求項21に記載した簡単な構成によれば、外周にずらして配置された すべての貫通接触接続具は半径方向で心線内に侵入し、それによって最適な侵入 深さ及びひいては接触確実性が得られる。それと同時に、2つの心線の心内に貫 通接触接続具が侵入することによる心線間の短絡は、平らな接触部におけるのと 同様に、避けられる。 請求項22によれば、有利な形式で貫通接触接続具は、接触部の各シェル状の 部分に分配して配置されている。それによって、一方では貫通接触接続具間の最 大間隔、他方では前述のように、接触部及びひいては接触装置の最小長さが得ら れる。シェル状の部分内での貫通接触接続具の保持は、従来の形式で、埋め込み 射出成形技術、流し込み成形技術又は接着技術によって行われる。 異なる数の貫通接触接続具を備えたシェル状部分を用意しておけば特に有利で ある。それによって、装置例えば5極式差込み接続装置を、必要に応じて種々異 なる心線数を有するケーブルに接続することができる。例えば3つだけの異なる シェル型式だけで、つまり貫通接触接続具を有していないもの、2つ有している もの、3つ有しているもの、又は貫通接触接続具を1つ有しているもの、2つ有 しているもの及び3つ有しているものだけで、2本心線、3本心線、4本心線及 び5本心線式のケーブルを大量生産することができる。しかも、異なる構成の貫 通接触接続具を有するシェル状部分によって、異なるケーブル型式に合わせるこ とも、1つのケーブル型式の異なる構成の接続部(貫通接触接続具が心線に対し てそれぞれ異なって配属されている)に合わせることも可能である。接触部(例 えばハーフシェル)のシェル状の部分内における貫通接触接続具の配置は、接続 しようとするケーブルの心線連続に合わせることができる。この場合、2本心線 及び4本心線式のケーブルにおいては、同じ構成の貫通接触接続具をケーブルの 始端部と終端部で180°ずらして取り付けたハーフシェルを使用することも可 能である。 請求項16に記載した接触装置の、請求項23に記載した有利な構成によれば 、接触部のシェル状の部分が、そのケーブルとは反対側の端部で互いに弾性的に 接続されている。この接続部は、請求項24によれば、簡単な1回の作業段階で 製造可能でフィルムヒンジである。これによって接触部は一体的であるので、接 触装置の紛失し易い部分の数は減少される。組み付けるために、接触部はケーブ ル側の端部に折り畳み開放され、ケーブル端部に被せ嵌められ、目標位置で折り 畳み閉鎖され、この際に、貫通接触接続具はケーブル外装を貫通してケーブル心 線内に侵入する。 接触をケーブル端部ではなく、ケーブルの延びてい る箇所で行いたい場合には、請求項25に記載した接触部の構成が有利である。 何故ならば、これによってシェル状の部分は圧縮される前にケーブルに巻き付け られるからである。 永続的に保証するために請求項26によれば有利には、接触終了後に接触部を 狭く取り囲むスリーブが設けられている。単純でしかも効果的な構成においては 、スリーブは、接触部の雄ねじ山にねじ被せられたキャップナットである(請求 項27)。閉鎖されたスリーブによって、ケーブル端部を取り囲むだけで十分で ある。ケーブル延長部に取り付けるためには、分割されたスリーブ又は請求項2 5と類似の構成のスリーブが必要がある。このスリーブは接触後に閉鎖される。 接触部を保護する必要がない場合には、選択的に、接触部のシェル状の部分も互 いに固定、例えば互いにねじ結合される。 請求項16に記載した接触装置の別の有利な構成は、請求項28に記載されて いる。この場合、簡単な形式で接触は(例えばハーフシェル状の)接触部を圧縮 することによっても、またスリーブによる固定によっても得られる。 請求項29に記載した第2の接触装置においては、端面側で接触するために、 貫通接触接続具を心線の心内に軸方向で押し込むことによってケーブル端部が広 げられる。これは、十分なエアギャップ及び沿面拒理 を得るために、拡開が請求項13に記載したように接続具によって行われれば、 さらに強化される。請求項30に記載した、丸形ケーブルを取り囲む、ケーブル ホルダの部分の有利な構成によって、ケーブル端部の必要な拡開が問題なく、付 加的な費用をかけることなしに可能である。 請求項31に記載した別の構成によれば、ケーブルホルダが端面側で、所定の 心線に配属された特徴部を有している。この特徴部は、請求項32によれば、コ ード化切欠(又は補完的なコード化突起)によって形成することができる。これ によって簡単な形式で、丸形ケーブルの正しい位置決めが、ケーブルホルダ内で も、また個別の心線に配属された貫通接触接続具内でも得られる。しかも、特徴 部及びコードのためには、1つの手段を設けるだけでよく、これによって製造コ ストが減少される。 請求項33に記載した接触装置の有利な構成に従って、費用の理由からもまた 高い形状安定性及び良好な操作性に関連しても、差込み接続部を接触装置のその 他の部分と構造的に一体的なユニットとして構成すれば有利である。例えば請求 項26乃至28で設けられたスリーブは、同時に、差込み接続部・ケーシングを 形成することができる。このような一体的なユニットによって、簡単な大量生産 外で、2つ又はそれ以上の相応の大量生産されたケーブルの互いの又は装置との 解除可能な結合が、直接的な接続としてまたは配電器若しくは分岐装置として可 能である。この場合、差込み接続部は、真っ直ぐな接続部として又はアングル状 の接続部として構成することができる。 本発明の接触装置の別の有利な構成は請求項34に記載されている。この場合 、回路は例えばケーブル端部に接続された消費器又は加入者(アクチュエータ) であってよい。この消費器又は加入者は、連続するバスラインに接続されている 。この回路は、同様に、接触装置の残りの部分を有する構造的に一体的なユニッ トとして構成されていて、共通のケーシング内に配置されている。またこの回路 は、ケーシングの一部(例えば回路基板)であってもよい。 請求項35に記載した本発明の特に有利な構成によれば、有利には2つの接触 部材が1つのユニットにまとめられている。このような簡単に製造可能で安価で コンパクトなユニットは、真っ直ぐに延びるケーブル接続部又はアングル状のケ ーブル接続部として、2つ又はそれ以上の分配器として、若しくは1つ又は複数 の分岐装置として構成することができる。少なくとも2つの接触部材の貫通接触 接続具を相応に結合することによって、同じ心線数で異なるケーブル型式のもの を互いに結合することができる。このようなユニットにおいては差込み接続装置 は必要ない。しかしながら、1つ又は多数の接触部材に差込み接続部を設けるこ とは勿論可能である。 2つ又はそれ以上の接触部材を直接的に又は差込み接続装置を介して接続する 代わりに、請求項36に記載したように1つの接続部材を介して接続することも 可能である。これによって特に、多数の接触部材を接続する場合に、機械的に簡 単な構造が得られる。 最も簡単な構造では、このユニットは、ケーブル又は回路を互いに、又はケー ブルと回路とを電気的に接続するための接続装置を構成している(請求項37) 。異なる心線数及び/又は心線横断面を有するケーブルにおいては、所属の心線 は互いに接続される。 請求項38に記載した有利な構成によれば、接続部材は場合によっては、増幅 器、減衰器、分配回路若しくは分岐回路、信号増幅器、修復器等の回路を有して いる。多くの使用例においては、回路と電気的な接続部とを接続部材内で組み合 わせるようにすれば有利である。このようなすべての構成は、直接的な接続部と してもまた、差込み接続装置を備えて構成することもできる。 貫通接触接続具の有利な構成は、請求項39に記載されている。この簡単で安 価な手段によって、接触装置は、遮蔽された多心式丸形ケーブルにおいても、シ ールドと心線との間での短絡を恐れることなしに、使用することができる。ケー ブルシールドの接触を付加的に行いたい場合には、これは、請求項40に記載し た接触装置の構成によって簡単な形式で可能である。請求項41から45には、 貫通接触接続具の有利な選択的な構成が記載されている。この場合、請求項43 及び44に記載した貫通接触接続具による特に確実な接触が得られる。請求項4 3に記載した構成においては、心線の心は、貫通接触接続具によって中央部でも 、また押し潰しによってカッタクランプアーム間でも接触させることができる。 心線の心はカッタクランプアーム間で保持され、それによって貫通接触接続具を 押し込む際にそれることがないので、すべての接触箇所において高い接触圧が得 られる。請求項44に記載したように、先端を有するカッタクランプアームの構 成によって、わずかな力で心線絶縁部を確実に貫通することができるので、多数 の心線を有するケーブルを使用する場合でも、接触部材を手によって圧縮するこ とによって簡単に可能である。 請求項45に従って構成されたカッタクランプアームを使用すれば、心線の心 を不都合に切断することが効果的に避けられる。請求項46に記載されたカッタ クランプアームの構成によれば、2つのカッタクランプアームは、逆方向で、共 通のカッタクランプシャフトの平面から変位(交差)されている。これによって 、接触は、標準的なカッタクランプにおけるように心線軸線に対して横方向で行 われるのではなく、むしろカッタクランプアームはケーブル軸線の方向で相前後 して位置することになる。この場合、カッタクランプシャフトの平面は、同様に ケーブルの軸方向に延びている。これによって、この接触部材は、軸線に対して 横方向に位置するカッタクランプアームを備えた通常のカッタクランプと比較し て、この方向で維持リスtくわずかな所要スペースを有しており、これによって 、やはり、貫通接触接続具の互いに大きい安全間隔が得られる。このような利点 は、事実上付加的な費用を必要とすることなない。何故ならば、貫通接触接続具 は、打ち抜き曲げ加工部分による1回の作業工程で製造されるからである。カッ タクランプアームは、所要スペースを著しく大きくすることなしに、比較的強く 構成することができるので、その形状安定性は高められる。最後に、カッタクラ ンプアームは、ケーブル軸線に対して斜めに延びる、撚られた心線を通って、心 線側に向けられた縁部(面状の部分ではない)が心線内に押し込まれ、これによ って、心線の心を傷つけることなしに、心線絶縁部を確実に貫通し、それによっ て効果的な接触が確実に得られる。 同様の効果は、選択的に、請求項45によれば、交差されていない、ほぼ4角 形に構成されたカッタクランプアームを備えた標準型カッタクランプが、心線の 心に対して斜めに配置されていることによって、得られる。 本発明を以下に、図面に示した種々異なる接触装置 並びにそれらの部分の実施例を用いて詳しく説明する。 第1図は、本発明による接触装置によって、3本心線の丸形ケーブルに接続さ れたケーブル差込み接続装置の断面図であって、この場合ケーブル外装は、心線 の延び形状を示すために内室が破断して示されている 第2図は、開放した接触装置を備えたケーブル差込み接続装置の斜視図; 第3図は、4本心線の丸形ケーブルの端部に接続しようとする、差込み接続装 置及び接続具を備えた接触装置の組立てていない状態(第3図のa)及び組み立 てた状態(第3図のb)の斜視図; 第4図は、ケーブル接続装置として、貫通接触部材のための2つの接触装置か ら組み立てられたユニットの斜視図; 第5図は、増幅器若しくは分岐装置として、貫通接触部材のための3つの接触 装置から組み立てられた別のユニットの斜視図; 第6図は、丸形ケーブルーバスラインの1区分及びこれに接続された加入者の 斜視図; 第7図は、8つのケーブル分配器若しくは分岐装置の斜視図; 第8図は、1本のケーブル心線に接触する、交差したアームを備えた2腕状の カッタクランプとして構成 された貫通接触部材の概略的な斜視図; 第9図は、一部破断して示されたケーブル心線に接続された、三つ又状の貫通 接触部材の、2つの実施例の斜視図; 第10図は、遮蔽された丸形ケーブルの接触を示す概略的な断面図; 第11図は、端面側で心線接触するための接触装置の前組立状態の、一部破断 した側面図である。 第1図及び第2図に示したケーブル差込み接続装置1は、3つの貫通接触接続 具8,9,10を用いて、外装3によって取り囲まれた、3本心線の丸形ケーブ ル7の絶縁しようとする心線4,5,6を接触させるための接触装置2と、ナイ フ形接点として構成された差込み接点支持体12,13,14を受容するための 差込み接点支持体11と、掴み刻み目16を備えたキャップナット15と、キャ ップナット15のケーブル入口開口をシールするためのシールリング17とから 成っている。 接触装置2は、接触部材18を形成するシェル状の2つのプラスチック・射出 成形部19及び20を有しており、これらの射出成形部19及び20は、ケーブ ル側の端部で、射出成形されたフィルムヒンジ21によって互いに結合されてい て、このフィルムヒンジ21を中心にして折り畳み可能である。外周のほぼ3/ 4を占めるシェル状の部分19は雄ねじ山19aを有 しており、この雄ねじ山19aに、接触部材15が折り畳まれた時にキャップナ ット15がねじ被せられる。 第1のシェル状の部分19は、射出成形法で差込み接点支持体11と一緒に製 造され、この差込み接点支持体11内に埋め込まれた貫通接触接続具8,9,1 0を支持しており、これらの貫通接触接続具8,9,10は導電性の接続部22 を介して所属のナイフ形接点12,13,14と一体的に結合されている。貫通 接触接続具8,9,10は、それぞれその先端部が、相応のナイフ形接点と接続 しようとする所属のケーブル心線内に正確に侵入し、その際に反対側の心線絶縁 部23を突き破ることがないように構成され、軸方向で相前後して配置されてい る。その位置は、使用されたケーブル形式の公知のデータに基づいて計算される 。 第2のシェル状の部分20は、内側に突き出たウエブ24を有しており、これ らのウエブ24の内側面とシェル状の内壁との間で丸形ケーブル7がガイドされ ている。ウエブ24は、同時に、シェル状の部分19,20を重ね合わせる際に 、効果的な引っ張り負荷解除作用を有している。 丸形ケーブル7は、外装3の表面に施されたマーキングライン25を有してお り、このマーキングライン25は、選択された心線の延びる形状を示している。 この延びる形状に応じて、ケーブル7は、所定の箇所で機械式に切断され、次い で規定された整列状態(マーキング矢印26の先端がシェル状の部分20の端面 でマーキングされた心線を正確に示している)で、差込み側のウエブ24内に設 けられたショルダ28に当接するまで導入される。この位置において、3つのす べての心線の所属の接触箇所に対して正確な貫通接触接続具8,9,10の整列 が得られる。 これによって丸形ケーブル7の製造は非常に簡単に、ひいては手による簡単な 製造のためだけでなく、機械による安価な大量生産のためにも最良に適している 。機械による大量生産の場合には、原則としてスリーブは使用されず、接触部材 が射出成形によって埋め込まれる。 まず配列の順番に従って、キャップナット15、シールリング16、重ね合わ された接触部材18のシェル状の部分20が、前述のように短くされた丸形ケー ブル7の端部区分上に、この丸形ケーブルの端面がショルダ28に当接するまで 、被せ嵌められる。次いでシェル状の部分20は、矢印26の先端が、マーキン グされた心線の中心点を正確に示すまで回転せしめられる。次いで、2つのシェ ル状の部分19,20は重ね合わされ、この際に、貫通接触接続具8,9,10 は所属の心線中心内に侵入して、所属のナイフ形接点12〜14と確実で持続的 な電気的接続が形成される 。同時にまた、ウエブ24は、良好な引っ張り負荷解除が得られるように、ケー ブル7に対して押し付けられるので、接触箇所は強い張力を受けても負荷されな い。また、キャップナット15は、差込み接点支持体11のリングフランジ29 に当接するまで接触部材18にねじ被せられる。これによって、一方ではシェル 状の部分19,20は確実な接触を得るために結合され、他方ではシールリング 17と、差込み接点支持体11の外側面に配置されたリング状のシール30とは 、ケーブル差込み接続装置1が気密になるように互いに圧縮される。 第3図のa及びbに示したケーブル差込み接続装置においては、接触部材31 は2つの同一のハーフシェル部分32から成っており、これらのハーフシェル部 分は、ゴムリング33によって保持される(第3図のaには、ハーフシェル部分 32が、丸形ケーブル36に組み付けるために、例えば指の圧力によって互いに 離れる方向に拡開された状態が示されている)。ハーフシェル32は、4本心線 の丸形ケーブル36を接触させるための、内側面から半径方向に突き出るそれぞ れ2つの貫通接触接続具34を有しており、これらの貫通接触接続具34は、ハ ーフシェル部分32から軸方向に突き出るナイフ形接点37と直接一体的に結合 されている。各ハーフシェル部分32の2つの端部領域38は、自由端部に向か って円錐形状に先細りして いる。 さらに差込み部39が設けられていて、この差込み部39は、ナイフ形接点3 7を貫通ガイドするための切欠を備えた接点支持体プレート40と図示していな いねじ山とを有しており、このねじ山にキャップナット42がストッパ41まで ねじ被せられる。差込み部39とキャップナット42とは、ハーフシェル部分3 2の円錐形の端部領域38に対応するそれぞれ1つの円錐形の内側面43を有し ており、差込み部39は付加的に、半径方向で互いに拡開させひいては心線35 の互いの間隔を大きくするためのいわゆる接続具44を有している。 以上のような形式の、丸形ケーブルのための本発明による接触装置を備えたケ ーブル差込み接続装置の構成においても、簡単で迅速で安価でしかも機械による 実施のために適した製造が考えられる。このためにはまず、キャップナット42 、次いでゴムリング33の力に抗して互いに拡開されるハーフシェル部分対32 が、貫通接触接続具34がケーブルデータ及び心線35の延びる形状から検出さ れる目標接触箇所に正確に位置するように、ケーブル36の端部区分に取り付け られる。ハーフシェル部分32が外されてから、貫通接触接続具34がゴムリン グ33の力によって、ケーブル外装45内に予めやや押し付けられ、それによっ て接触部材31の位置を安定させる。次いで差込み部 39及びキャップナット42が両側から接触部材31上に被せ嵌められて互いに ねじ結合される。この際に、対応する円錐形の面38及び43が互いに滑動し、 それによって貫通接触接続具34が半径方向で所属の心線の心内に侵入し、ハー フシェル32がその位置で保持される。同時に、本来の差込み領域を形成するた めに、ナイフ形接点37が、接点支持体プレート40の切欠を貫通し、しかも接 続具44の先端46がケーブル46の端面の中央に導入され、この際に、端面内 ので心線の互いに間隔は、必要なエアギャップ及び沿面距離が確実に維持される 。 第4図に示されたケーブル接続装置及び、第5図に示された分配器又は分岐装 置は、第1図及び第2図に示したケーブル接続装置において詳しく説明したよう に、2つ若しくは3つの接触装置47から成っている。 接触装置47は、それぞれ接続部材48若しくは49によって1つのユニット に組み合わされている。つまり互いに電気的及び機械的に結合されている。電気 的な接続は、例えば貫通接触接続具8〜10の純粋に電気的な接続である。これ によって”古典的な“ケーブル接続装置が得られる。この電気的な接続は例えば 、信号準備のための中継器又は中間増幅器等の任意の電気回路より成っていてよ い。特に高周波数−使用のための第5図に示した構成においては、接続の十分な 解除を保証する例えば分配器回路又は分岐回路が有利である。 この実施例においては機械的な接続のために、接続部材48,49が射出成形 法で、シェル状の部分19と一体的に製造されている。しかしながら選択的に、 接続部材48,49は、キャップナットをねじ込み可能なねじ山付きスリーブを 備えていてもよい。接触の固定及び接触部材18のシールは、第1図及び第2図 に示した実施例におけるように、キャップナット15を雄ねじ山19aにねじ被 せることによって行われる。 第6図には、バスシステムにおける本発明の使用が示されている。バスライン は、多心線式の丸形ケーブル51によって形成されている。この丸形ケーブル5 1から例えばデータ信号が加入ステーション52,54に出力されるか及び/又 はこの丸形ケーブル51内に例えば加入ステーション52,54からの制御振動 が供給可能である。典型的な加入者は、例えばアクチュエータ(例えば磁石弁及 び吊り上げ磁石)又はセンサ(例えばフォトセンサ、アプローチスイッチその他 )である。これらは、気密にしかも大抵の場合妨害電波なしで取り付ける必要が あるので、相応のケーシング53が設けられている。 加入者回路若しくは加入者装置の電気的な接続のために、請求項12に記載し た分岐装置として構成され た接触装置が設けられており、この接触装置の貫通接触部材は、バスライン(丸 形ケーブル)51の心線内に直接押し込まれている。バスライン51の直ぐ近く に存在する加入ステーション52において、これらの加入ステーション52は、 分岐装と共に有利な形式で1つのケーシング53内に収容されている。 これに対して、離れた別の加入ステーション54は、バスライン51に接続さ れ、固有のケーシング55内に配置された分岐装置に、分岐ケーブル56を介し て接続されていて、その心線が装置接続部に接触されている。この実施例でも、 接触は、前記形式で丸形ケーブル51の心線のマーキングライン57の補助を受 けた行われる。 前記分岐装置の原理は、第7図に示した8重の分岐装置においても使用される 。この分岐装置は、例えば、貫通するバスライン58の信号を著しく弱めること なしに、8つの消費器に接続するためのバス網に挿入することができる。本発明 による簡単で安価な接触部、並びに組み込まれた差込みブシュ60を備えたケー シング59内に差込み可能な加入装置の接続部のコンパクトな構成によって、こ の多重分岐装置は特にその構造、製造及び接触が安価である。 第8図に示した本発明のカッタクランプアーム62(請求項46)は、2つの クランプアーム63を有しており、これらのクランプアームは、そのシャフト6 4の平面からほぼ逆方向に変向(交差)し、エッジ65内で終わるように構成さ れている。このような、従来のカッタクランプに対して高い費用をかけることな しに得られる改良によって、カッタクランプ接点62は、軸線に対する著しく僅 かな所要スペース、丸形ケーブル67及び心線絶縁部68の外装66の容易な貫 通、並びに確実な接触を有している。これによって、多心線式の丸形ケーブル6 7の撚られた心線69の接触のために特に良好に適している。 第8図に示したカッタクランプ接点の選択的な構成は、第9図のa及び第9図 のbに示されている。この貫通接触部材71の2つのカッタクランプアーム70 間に1つの貫通接続具72が設けられており、この貫通接続具72は、心線の心 73内に侵入する。これによって、この貫通接触部材71の製造時に高い費用を かけることなしに、接触確実性を高めることができる。第9図のbに示されてい るように、カッタクランプアーム70が心線の心73に接触していない場合でも 、貫通接続具71によって接触が保証される。ケーブル外装を容易に貫通させて ケーブルの心7若しくは心の絶縁部68内に侵入させるために、すべての接触ア ーム70,72が先端74を備えている。 従来の貫通接続具又はカッタクランプ接点は、ケーブル外装なしの本発明によ る接触方法のために適していない。何故ならば、従来の貫通接続具又はカッタク ランプ接点は、シールドを貫通する際にこのシールドに導電接続されて、このシ ールドと心線とが短絡するからである。第10図には、金属製のシールド77を 有する多心線式の丸形ケーブル78の心線76の心75の接触、及び付加的にシ ールド77自体の原理図が示されており、この第10図に示した構成で、前記の ような欠点が簡単にかつ効果的に避けることができる。このために貫通接続具7 9は、心線の心75内に侵入した先端80以外は絶縁材スリーブ81を備えてい るので、シールド77と心線の心75との間に電気的な接続は不可能である。シ ールド77の接触のために、通常の金属製の貫通接続具82が設けられている。 第11図に示した、請求項29〜32に従って構成された第2の接触装置83 は、丸形ケーブル85を受容し固定するためのケーブルホルダ84と、このケー ブルホルダ84と結合可能でねじ固定可能な接触部86とから成っている。ケー ブルホルダ84は、丸形ケーブル85を収容するフロント部87と、このフロン ト部87を間隔を保って取り囲むフランジ88と、フロント部87とフランジ8 8との間に配置されたシールリング90と、ナット91とばねケージ92とシー ル93とから成るいわゆるPGねじ結合部とを有している。 接触部86は、接点支持体94と、差込み側のキャップナット95と、フラン ジ88の雄ねじ山89にね じ被せるためのケーブル側のねじ込みスリーブ96とから成っている。接点支持 体94内に配置しようとする接触部材97は、それぞれ差込み側で差込みブシュ 98を有していて、ケーブル側でこの差込みブシュと一体的な貫通接続具99を 有している。接点支持体94は、ケーブル側で接続具100として構成されてい て、貫通接続具99をガイドするための切欠を備えている。しかも接点支持体9 4には、軸方向に延びる、3角形横断面のコード化突起102が設けられている 。このコード化突起102の矢印状の先端は、接触装置83の軸線に向かってい る。 フロント部87は、差込み側の端部領域で対応するコード化切欠103と円錐 形部104とを有しており、この円錐形部104は、接触部材87の壁部を端面 側の端部に向かって先細りさせている。 規格生産のためには、まず丸形ケーブル85がケーブルねじ結合部91〜93 を貫通して端面側のストッパまでフロント部87内に挿入され、コード化切欠1 03の先端が中央で選択されたケーブル心線を指し示すように、回転せしめられ る。次いで、この位置で丸形ケーブル85を固定するためにPG−ねじ結合部が 堅固に引き寄せられる。次いで、コード化突起102がコード化切欠103内に 係合してねじ込みスリーブ96の雌ねじ山がフランジ88の雄ねじ山89を捕ら えるまで、接触部86が接続具100と共に前もって 接点ホルダ84内に導入される。以上のようなコード化切欠103の先端部にお ける心線の整列及び、コード化突起102をコード化切欠103内に導入するこ とによって、簡単で効果的な形式で、ケーブル心線及び貫通接続具99を所望に 対応配置させることができる。 次いでケーブルホルダ84と接触部86とをねじ固定する際に、まず接続具1 00の先端105が、丸形ケーブル85の端面側の心線中間室内に、次いで貫通 接続具99が心線の心内に侵入する。この際に得られた、円錐形部104によっ て可能なケーブル端部領域の拡開によって、丸形ケーブル85の端面における心 線の心の互いに間隔は、十分に大きいエアギャップ及び沿面距離に関連した要求 が確実に満たされる。さらにまた、円錐形部104の壁部によって、貫通接続具 99と心線の心のリッツ線との間で十分な接触圧を保証する対抗力が得られる。 以上の第2の接触装置によって、丸形ケーブルの絶縁被覆を剥がすことなしに 、端面側で確実な接触が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト ヴェールレ ドイツ連邦共和国 D―78166 ドーナウ エシンゲン アダルベルト―シュティフタ ー―ヴェーク 3 (72)発明者 ペーター クーン ドイツ連邦共和国 D―73257 ケンゲン ウンタードルフシュトラーセ 21 (72)発明者 ユルゲン ザーム ドイツ連邦共和国 D―70771 ラインフ ェルデン―エヒターディンゲン オーベレ ゲルテン 17 【要約の続き】 利点が得られる。この方法を実施するための有利な可能 性及び、接触装置の構造及び構成が提供される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.絶縁材から成る外装によって取り囲まれた、撚られた少なくとも2本の心 線を有する丸形ケーブルの導電性の心線の心を電気的に接触するための方法にお いて、 接触を、外装部を取り除くことなしに外装部を貫通して行い、接触箇所の位置 を心線の延びる形状から検出することを特徴とする、多心丸形ケーブルを絶縁被 覆を剥がすことなしに接触するための方法。 2.心線の延びる形状を、丸形ケーブルの少なくとも1つの任意の箇所におけ る心線の位置と、この位置における心線の巻き方向と、心線のストロークと、心 線の数及び構成とから検出する、請求項1記載の方法。 3.心線の位置及び巻き方向を、マーキングによって識別可能にようにする、 請求項2記載の方法。 4.心線のそれぞれの位置及び巻き方向を、唯一のマーキング(25,27) によって識別可能にする、請求項3記載の方法。 5.マーキング(25,27)を、丸形ケーブルの全長における心線の延び形 状及びその巻き方向によって識別可能にする、請求項3又は4記載の方法。 6.マーキング(25,27)を外装表面に設ける、請求項3から5までのい ずれか1項記載の方法。 7.マーキングを外装内に設ける、請求項3から5までのいずれか1項記載の 方法。 8.心線の位置のマーキングを実線(25,27)として設ける、請求項3か ら7までのいずれか1項記載の方法。 9.心線の位置のマーキングを破線として設ける、請求項3から7までのいず れか1項記載の方法。 10.心線の位置及び巻き方向のマーキングを、コード化されたパターン特にバ ーコードとして設ける、請求項3から7までのいずれか1項記載の方法。 11.マーキングを導電性の材料によって形成する、請求項3から10までのい ずれか1項記載の方法。 12.絶縁材から成る外装によって取り囲まれた、撚られた少なくとも2本の導 電性の心線の心を電気的に接触するための方法において、 接触を、外装部分を取り除くことなしに、心線の心の端面を介して行うことを 特徴とする、多心丸形ケーブルを絶縁被覆を剥がすことなしに接触するための方 法。 13.丸形ケーブル(36)を、端面領域で有利には心線(35)間に侵入した 、接続具(44)の絶縁部によって、心線間の丸形ケーブル(36)の端面にお いてそれぞれ要求されたエアギャップ及び沿面距離が維持されるように、拡開す る、請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。 14.接触を無接触で行う、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。 15.接触を、貫通接触接続具(8,9,10,34,62,71,79,82 ,99)によって行う、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。 16.絶縁材から成る外装によって取り囲まれた、少なくとも2本の心線を有す る丸形ケーブルの導電性の心を、貫通接触接続具を用いて電気的に接触するため の接触装置において、 貫通接触接続具(8〜10,34,62,71,79,82)が、心線の延び る形状から検出された、絶縁材の接触部(18,31)における接触箇所の位置 に応じて配置されており、前記接触部が、貫通接触接続具(8,9,10,34 ,62,71,79,82)によって丸形ケーブル(7,36)の外装(3,4 5)に前もって圧着可能であることを特徴とする、多心丸形ケーブルを絶縁被覆 を剥がすことなしに接触するための接触装置。 17.貫通接触接続具(8,9,10)が、軸方向で相前後して接触部(18) に取り付けられている、請求項16記載の接触装置。 18.貫通接触接続具(34)が、外周部でずらして丸形ケーブル(36)内に 侵入するように、接触部(31)に配置されている、請求項17記載の接触装置 。 19.接触部(18)が、所定の心線(例えば4)に配属された見えるマーキン グ(26)を有している、請求項16から18までのいずれか1項記載の接触装 置。 20.接触部(18)として、丸形ケーブル(7)の引張負荷解除のための手段 (24)を有している、請求項16から19までのいずれか1項記載の接触装置 。 21.接触部(18,31)が、丸形ケーブル(7,36)を取り囲む少なくと も2つのシェル状の部分(19,20,32)より成っている、請求項16から 20までのいずれか1項記載の接触装置。 22.貫通接触接続具(34)が、接触部(31)の各シェル状の部分(32) に分配して配置されている、請求項21記載の接触装置。 23.シェル状の部分(18,20)が、その丸形ケーブル(7)に向いた側の 端部に互いに弾性的に結合されている、請求項21又は22記載の接触装置。 24.接触装置(18)が一体的なプラスチック射出成形部であって、このプラ スチック射出成形部のシェル状の部分(19,20)が、射出成形されたフィル ムヒンジ(21)によって一端部で互いに結合されている、請求項23記載の接 触装置。 25.n個のシェル状の部分が、n−1個のフィルムヒンジ(21)によって互 いに結合されている、請求 項24記載の接触装置。 26.接触部材(18)と丸形ケーブル(7,36)とが接触した状態でスリー ブ(15,42)によって狭く取り囲まれている、請求項16から24までのい ずれか1項記載の接触装置。 27.スリーブがねじ込みスリーブ(15)であって、該ねじ込みスリーブ(1 5)が、接触部材(18)の雄ねじ山にねじ被せられるようになっている、請求 項26記載の接触装置。 28.スリーブ(42)と接触部材(31)とが、対応する円錐形の面(38) を有しており、この面(38)は、接触部材(31)のシェル状の部分(32) がスリーブ(42)内に押し込まれる際に半径方向で丸形ケーブル(36)に向 かって押しつけられる、請求項26又は27記載の接触装置。 29.絶縁材から成る外装によって取り囲まれた、絶縁された少なくとも2本の 心線を有する丸形ケーブルの導電性の心線の心を、心線の心に端面側で侵入する 貫通接触接続具を用いて電気的に接触するための接触装置において、 丸形ケーブル(85)の端部を受容し保持するために構成されたケーブルホル ダ(84)と、このケーブルホルダ(84)に接合可能な、絶縁材料より成る接 触部(86)とが設けられており、該接触部(86)が、複数の接触部材(97 )を受容するための接点支 持体(94)を有しており、前記複数の接触部材(97)がケーブル側で貫通接 触部材(99)として構成されていて、所属の心線を有する接触部(86)とケ ーブルホルダ(84)とを接合する際に軸方向で対応するように配置されている ことを特徴とする、多心丸形ケーブルを絶縁被覆を剥がすことなしに接触するた めの接触装置。 30.丸形ケーブル(85)を取り囲む、ケーブルホルダ(84)のフロント部 (87)の内径が、フロント部(87)の自由端部に向かってロート状に拡大す る拡大部(104)を有している、請求項29記載の接触装置。 31.ケーブルホルダが端面側で、所定の心線に配属された特徴部を有している 、請求項29又は30記載の接触装置。 32.前記特徴部が、フロント部(87)のコード化切欠(103)によって形 成されていて、このコード化切欠が、接触部(86)の対応するコード化突起( 102)と協働する、請求項32記載の接触装置。 33.接触部材(18)若しくは接触部(86)が差込み接続部(11,39若 しくは86)を有しており、この差込み接続部の差込み接点部材(12,13, 14,37若しくは98)が電気的に、貫通接触接続具(8,9,10,34若 しくは99)に接続されている、請求項16から32までのいずれか1項記載の 接触装置。 34.接触部材が電気的な回路を有していて、この回路の接続部が貫通接触接続 具に電気的に接続されている、請求項16から33までのいずれか1項記載の接 触装置。 35.少なくとも2つの接触部材が1つのユニットにまとめられている、請求項 16から34までのいずれか1項記載の接触装置。 36.少なくとも2つの接触部材(18)が接続部材(48,,49)を介して 接続されている、請求項16から35までのいずれか1項記載の接触装置。 37.貫通接触部材(8,9,10)が接続部材(48,49)と直接電気的に 互いに接続されている、請求項36記載の接触装置。 38.貫通接触部材(8,9,10,34)が接続部材(48,49)内で電気 回路を介して互いに接続されている、請求項36記載の接触装置。 39.貫通接触接続具(79)が、心線の心(75)内に侵入する部分(80) を除いて絶縁層(81)を有している、請求項16から38までのいずれか1項 記載の接触装置。 40.ケーブルシールド(77)を接点部材に接触させるための絶縁されていな い別の貫通接触部材(82)が配置されている、請求項39記載の接触装置。 41.貫通接触部材が、少なくとも1つの先端を備え た接続具(8,9,10,34,71,79,82)として構成されている、請 求項16から40までのいずれか1項記載の接触装置。 42.貫通接触部材がカッタクランプ接点(62,70)として構成されている 、請求項16から40までのいずれか1項記載の接触装置。 43.貫通接触部材(71)が、少なくとも2つのカッタクランプアーム(70 )と、これらのカッタクランプアーム間に配置された過通接続具(72)とを有 している、請求項16から40までのいずれか1項記載の接触装置。 44.カッタクランプアーム(63,70)が、心線絶縁部(68)を貫通する 先端(65,75)で終わっている、請求項42又は43記載の接触装置。 45.カッタクランプアームが丸味の付けられた端部部分を有している、請求項 42記載の接触装置。 46.カッタクランプアーム(63)が交差して配置されている、請求項42か ら45までのいずれか1項記載の接触装置。 47.カッタクランプアームが、接触させるために心線軸線に対して斜めに、所 属の心線内に侵入するように配置されている、請求項42から45までのいずれ か1項記載の接触装置。
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