JP2000507407A - ビデオカセットレコーダインデックスと電子番組ガイドの組み合わせ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 テレビジョンシステムがテレビ視聴モード（５０）とガイドモード（５６、５８）を有する。ガイドモードには、同調された番組に関する視聴者向け番組情報を提供する電子番組ガイド（ＥＰＧ）と、ビデオカセット（１６）に記録された番組に関する情報を提供するテープインデックスガイド（ＴＩＧ）とが含まれている。両ガイドにおいて、番組のリアルタイム画像がテレビ画面上のＰＩＰウィンドウ（５０）に、ガイド情報が背景に表示される。両ガイドで視聴者は、現に放映中の番組ないし記録番組との間での切換ができる。視聴者はテレビモードから前記ガイドのいずれのモードにもアクセスすることができ、その逆も可能である。ガイドモードにおいて、視聴者はガイド情報と番組タイプ(同調か記録か)を、各々独立させてＰＩＰウィンドウ内に切り換えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオカセットレコーダインデックスと電子番組ガイドの組み合わせ 発明の属する技術分野 本発明はテレビ技術分野に関するものであり、より詳しくは、テレビ視聴モー ドと、テレビ放送される番組に対する番組ガイド画面及び記録された番組に対す るビデオテープインデックスガイド画面により構成されるガイドモードとの間で 切換を行うための方法と装置に関する。 発明の背景 視聴者に利用可能な番組に関する情報を提供するため、様々なタイプのオンス クリーンガイドを含んだテレビジョンシステムが利用可能となっている。電子番 組ガイド（ＥＰＧ）は現に放送中の番組と将来放送される番組に関する情報を提 供する。ＥＰＧには、番組に関する時刻、チャンネル、長さ、タイトルを提供す る番組一覧が含まれており、画面の別の部分に番組内容の簡単な説明を提供する こともできる。多くのＥＰＧシステムは、タイプ、時刻、視聴者の好みごとに番 組一覧を分類する能力を備えている。 ビデオカセットレコーダ（ＶＣＲ）用のテープインデックスシステムにより、 視聴者は自分のビデオテープライブラリに記憶させた記録番組を識別できる。こ うしたシステムは又、ロードされたテープ上で利用可能なオンスクリーン番組デ ィレクトリを提供し、そしてビデオテープを自動的にスキャンしテープ上に記憶 された望みの番組の位置へ行くことができる ＥＰＧとインデックスガイドのタイプの中には、選択したテレビ番組からのリ アルタイムの動画像又は静止画像を表示するため、画像内画像（ＰＩＰ）ウィン ドウ付きの画面を有するものがある。 両タイプのガイド、即ちＥＰＧとテープインデックスガイド、を備えたテレビ ジョンシステムを提供することが望ましく、これによりガイドモードの際、様々 なガイド画面間の移動と、選択したテレビ番組を画面全体で見る普通のテレビ視 聴モードとガイドモードの間の移動が容易になる。 又、ガイドモードでのＰＩＰウィンドウ内に、普通のテレビ視聴モードで視聴 者が欲する同じやり方で、どの番組を表示するかを視聴者が制御できるようにす ることが望ましい。これには、チャンネル間の切換や、ＶＣＲ出力とチューナー 出力の間の切換が含まれる。 発明の概要 本発明によるテレビジョンシステムは、テープインデックス表示を生成するた めのテープ索引付け＆探索（ＴＩＳ）装置と、ＥＰＧ表示を生成するための電子 番組ガイド（ＥＰＧ）装置と、記録されたテレビ番組を流すためのＶＣＲと、放 映されたテレビ番組を受信するチューナーとを有している。２つのガイド装置の ビデオ出力はガイドスイッチに接続され、チューナーとＶＣＲのビデオ出力は番 組ソーススイッチに接続される。ＰＩＰチップは、操作されることによりガイド スイッチと番組ソーススイッチに接続され、能動モード時に、ＰＩＰチップはテ レビ画面上にＰＩＰウィンドウを表示し、選択された番組のリアルタイムの動画 像を、選択されたガイド情報を含む背景上に重ねて表示する。 マイクロプロセッサーがＰＩＰチップとスイッチの作動を制御調整し、視聴者 がガイドモードの様々な画面と普通のテレビ視聴モードの間を移動できて、ＰＩ Ｐウィンドウに望みの番組を表示できることが好ましい。 リモートコントローラ上のガイド／テレビのボタンを押せば、視聴者はＥＰＧ とテープインデックスガイドのいずれのモードにも、普通のテレビモードから入 ることが可能で、いずれのガイドからもテレビ視聴モードに戻ることができる。 テレビモード、ガイドモードいずれの場合でも、番組ソースボタンにより、番組 表示をチューナーが同調した番組とＶＣＲに掛かっている記録された番組との間 で切り替えることができる。ガイドモードの場合、ガイド／インデックスボタン により、ＥＰＧガイドとテープインデックスガイドの間で切り替えることができ る。テレビモードの場合、視聴者はＰＩＰボタンにより、一方の番組ソースから 出力される番組を画面全体で見ながら、他方の番組ソース、即ちチューナーかＶ ＣＲのいずれかから現に出力中の番組を視聴することができる。 図面の簡単な説明 本発明の実施するために考えられた最善のモードの特定実施例を図面で示す。 図１は、本発明を実施する装置の概略ブロック図である。 図２は、図１と図９の装置を操作するリモートコントローラーである。 図３から図７は、図１の装置で本発明を実施すべくフォーマット化されたテレ ビ画面である。 図８は、本発明を実施する装置の別の実施例の概略ブロック図である。 図９は、ガイドモードないしテレビ視聴モードでのＰＬＡＹボタンの操作を示 すフロー図である。 図１０Ａ、１０Ｂは、テレビ視聴モードでのＧＵＩＤＥ／ＴＶボタンの操作を 示すフロー図である。 図１１Ａ、１１Ｂは、ガイドモードでのＩＮＤＥＸボタンの操作を示すフロー 図である。 図１２Ａ、１２Ｂは、ガイドモードでのＧＵＩＤＥ／ＴＶボタンの操作を示す フロー図である。 図１３Ａ、１３Ｂは、テレビ視聴モードでのＰＩＰボタンの操作を示すフロー 図である。 発明の詳細な説明 本発明の本好適実施例によるテレビシステムは、電子番組ガイド（ＥＰＧ）と テープインデックスガイドを組み合わせている。ＥＰＧは、番組一覧の少なくと も一つの画面を提供するタイプのものである。この一覧には、現に放映中の番組 と将来放送される番組が含まれていてもよい。番組一覧はカテゴリー別、時刻別 に異なるガイド画面で分類される。ＥＰＧは、現在放映中の番組を表示するため 画像内画像（ＰＩＰ）ウィンドウを含んでいる。視聴者は、現に放映中の番組の 一覧の間をカーソルで移動することにより、ＰＩＰウィンドウ内に表示された番 組を変えることができ、これがガイド機能の一つである。 テープインデックスガイドシステムは、番組タイトル、チャンネル、月日、放 送番組の長さ、といった情報を解読するＶＢＩ解読器を備えたタイプのものであ り、記録テープ上に貯えられた番組のディレクトリを提供する際とＶＣＲを制御 するのに当該情報を利用する。テープインデックスガイドシステムはまた、放映 番組が現に記録されているテープ上の、ビデオトラックのＶＢＩ部分かテープの 制御トラックのいずれかに、制御とディレクトリの情報を挿入するＶＢＩ暗号器 も備えている。テープ上に貯えられた制御とディレクトリの情報から、テープイ ンデックスガイドシステムは、画面上に表示されるべき番組ディレクトリを作り 出す。ディレクトリにより視聴者は、自分のテープライブラリ中の記録番組の位 置を決定し、ＶＣＲにロードされたテープ上の選択された番組の流れを制御でき る。オンスクリーンディレクトリは、ＰＩＰウィンドウを含んでいる。番組一覧 がディレクトリ内で選択される時に、ＰＩＰウィンドウは選択された番組全てな いし番組から選択したビデオクリップを表示するのに使用することもできる。 本発明のテレビシステムにより、視聴者はＥＰＧとテープインデックスガイド のいずれのガイドにもテレビモードからアクセスでき、更にガイドモードの最中 に２つのガイド間を移動することもできる。 図１で、地上アンテナないしケーブルといったテレビ信号ソース１０を、テレ ビチューナー１２により、番組ソーススイッチ１４の一方の入力端に接続する。 ビデオカセットレコーダ（ＶＣＲ）１６のビデオ出力を、スイッチ１４の他方の 入力端に接続する。ＥＰＧ装置１８をガイドスイッチ２０の一方の入力端に接続 する。テープ索引付け＆探索（ＴＩＳ）装置２２を、スイッチ２０の他方の入力 端に接続する。スイッチ１４、２０の出力端を、従来のＰＩＰ集積回路チップ２ ３の入力端に接続する。チップ２３の出力を、画面（図示せず）を有するテレビ ２４のビデオ入力端に接続する。ＰＩＰチップ２３がオフになると、チWーナー １２ないしＶＣＲ１６からのビデオ番組がテレビ２４の画面全体に表示される。 ＰＩＰチップ２３がオンになると、チューナー１２ないしＶＣＲ１６からのビデ オ番組が、画面のＰＩＰウィンドウに表示される一方で、ＥＰＧ装置１８ないし ＴＩＳ装置２２からのテキスト材料が背景に表示される。ＥＰＧ装置１８ないし ＴＩＳ装置２２を有線ないし無線手段（図示せず）によりチューナー１２とＶＣ Ｒ１６に接続する。チューナー１２とＶＣＲ１６からの音声チャンネルは、音声 増幅器で拡声器（図示せず）に連結されるが、本拡声器はテレビの拡声器でもよ い。リモートコントローラ２６によりテレビ視聴者は装置を操作できる。種々の 部品の物理的な位置に従って、少なくとも一つのマイクロプロッセサーを使用し て、リモートコントローラ２６に応答する種々の部品−スイッチ１４、２０を始 めとする、ＥＰＧ装置１８、ＴＩＳ装置２２、チューナー１２、ＶＣＲ１６、Ｐ ＩＰチップ２３−を制御する。 図２に示す様にリモートコントローラ２６は、ＧＵＩＤＥ／ＴＶボタン２８、 ＩＮＤＥＸボタン３０、ＰＬＡＹボタン３２、ＲＥＣＯＲＤボタン３４、ＳＴＯ Ｐボタン３５を有し、これらボタンで図１の装置の作動を制御する。以下に述べ る代替実施例で、リモートコントローラはＰＩＰボタンも有している。上下矢印 ボタン３６、３８は、テレビ２４のオンスクリーンカーソルの動きを制御する。 青(Ｂ)、緑(Ｇ)、黄(Ｙ)、赤(Ｒ)の色付きの一列のボタン４０、２、４４、４６ は、種々のガイド画面上で提供されるオンスクリーンのカラーコード化されたプ ロンプトを選択するために使われる。 図３から図７の画面フォーマットは各々、背景エリア５２の上に重ねられるＰ ＩＰウィンドウ５０を有する。背景エリア５２は、バナー＆メッセージプロンプ トエリア５４を画面最上部に、番組説明エリア５６をＰＩＰウィンドウ５０に隣 接する上方右コーナーに、番組一覧エリア５８をエリア５２、５６の下側に有し ている。視聴者は、番組一覧エリア５８に表示された行の一つを強調表示させる ためにリモートコントローラ２６上の矢印ボタン３６、３８を操作して、カーソ ル６０を垂直に移動させることができる。 装置の操作について、ＰＩＰチップ２３をオフにしたテレビモードを最初に述 べる。テレビモードの場合、番組のリアルタイムの動画がテレビの画面全体に表 示される。表示される番組はチューナー1２が現に受信する放映中の番組、ＶＣ Ｒ１６中にロードされたビデオテープから流される記録番組のいずれでもよい。 スイッチ１４は、テレビ１４のビデオ入力がチューナー１２、ＶＣＲ１６のどち らから来るかを制御する。スイッチ１４は、リモートコントローラ２６上のＰＬ ＡＹボタン３２で制御される。ＰＬＡＹボタンを押すと、視聴者はテレビにつな がる入力ソースを制御することになり、チューナーから出力される現に放映中の 番組とＶＣＲから現に出力中の記録番組との間での切換を、図９Ａ、９Ｂで示す ように行うことになる。ＶＣＲ１６が記録番組を流してない場合、装置に関連し たマイクロプロッセサー（図示せず）は、スイッチ１４がチューナー側に切り換 わったままになるように制御する。代替としては、テープがＶＣＲ１６にロード されているものの流されてない場合、視聴者がＰＬＡＹボタン３２を押すと、マ イクロプロッセサーは実質的に同時にスイッチ１４がＶＣＲ１６に切り換わるよ うに制御し、ＶＣＲがテープを流すよう制御する(図９Ｂ)。 本好適実施例によれば視聴者は、ＥＰＧ、テープインデックスガイド、普通の テレビモードの間での選択をすることが可能となる。ここで使われている「テレ ビモード」とは、現に放映中ないし記録済みの番組が画面全体に表示される普通 のテレビ視聴モードを指す。「ガイドモード」とは、本発明によるガイド画面を 表示することを指しており、ＥＰＧ、テープインデックスガイドのいずれであっ てもよい。ガイド画面は、背景エリア５２中のグラフィックスと、ＰＩＰウィン ドウ５０に表示される番組とから成る。 リモートコントローラ２６上のＧＵＩＤＥ／ＴＶボタン２８は、ガイドスイッ チ２０とＰＩＰチップ２３を制御し、テレビモードとガイドモードの間の切換に 使われる。視聴者がＧＵＩＤＥ／ＴＶボタン２８を押すと、ＰＩＰチップ２３は オンとなり、ガイドスイッチ２０は、ＥＰＧ装置１８ないしＴＩＳ装置２２をＰ ＩＰチップ２３に連結し、テレビ２８はＥＰＧないしテープインデックスガイド を表示する。 ガイドスイッチ２０を制御するマイクロプロッセサーは番組ソースの条件に対 して敏感であり、スイッチ１４がチューナー1２に切り換わっている状態で、Ｇ ＵＩＤＥ／ＴＶボタン２８が押された時には、マイクロプロッセサーはガイドス イッチ２０を制御し、ＥＰＧ装置１８をＰＩＰチップ２３と連結させることが好 ましい。これはテレビ２４に図３の画面を表示させることになる。こうしたやり 方でＥＰＧに直接入った時には、テレビモードでテレビ２８が同調した最後のチ ャンネルが、例えばＰＢＳチャンネル２８と、番組一覧エリア５８の先頭に表示 され、ＥＰＧ情報が一覧エリア５８に表示される。番組一覧エリア５８中にカー ソル６０で強調表示されるリアルタイム放映番組は、ＰＩＰウィンドウ５０中に リアルタイム動画像として、例えばＡＢＣチャンネル７での放映番組と表示され エリア５６に本番組に関する記述が図１０Ａのように表示されることになる。 代替的には、テレビモードでスイッチ１４がＶＣＲ１６に切り換わっている状 態で、かつ、視聴者がＧＵＩＤＥ／ＴＶボタン２８を押すと、ＰＩＰチップ２３ はオンとなり、マイクロプロッセサーはガイドスイッチ２０を制御し、ＴＩＳ装 置２２をテレビ２４へ連結し、テープインデックスガイド情報が背景エリア５２ 中に、ＰＩＰウィンドウ５０に表示されるＶＣＲからの番組出力と共に、図１０ Ｂのように表示される。 別の好適実施例で、ＶＣＲで流れているテープが制御とディレクトリの情報で 暗号化されている場合、図７のテープインデックスガイド画面が表示される。Ｖ ＣＲ１６にロードされたテープ上の番組ないし番組の部分のディレクトリが、番 組一覧エリア５８中に表示される。ＰＩＰウィンドウに表示される番組一覧は、 カーソル６０で強調表示され、番組に関する記述がエリア５６に表示される。視 聴者がカーソル６０を別の番組一覧に動かした時、ＴＩＳ装置２２はテープ上に 貯えられた制御とディレクトリの情報を使って番組サーチを開始させ、ＶＣＲ１ ６の位置を制御し、強調表示された番組を待機させ、テープを流し、新たに選択 された記録番組をＰＩＰウィンドウ５０に表示するのが好ましい。 ＶＣＲの機械的な制約のため、選択された番組をビデオテープ上で位置決めす るには１分以上を要する。従って、視聴者がテープ上の記録番組のサーチに取り かかるまで、そうした番組をＶＣＲでサーチするのを遅らせることが望ましい。 これを達成させるのは、以下に述べる代替実施例であり、ある実施例では、一覧 エリア５８中に番組一覧がカーソル６０で強調表示されるまでのセット時間だけ 例えば５秒間、番組サーチを遅らせる。別の実施例では、視聴者が、望みの番組 上にカーソル６０を位置決めし、ＴＩＳ装置をコマンドするリモートコントロー ラ上のセットシークエンスボタンを押すことで、サーチを開始する。 本発明の代替実施例によれば、選択した番組、例えば図７の「Ｗｈｅｎ Ｙｏ ｕ Ｗｉｓｈ Ｕｐｏｎ Ａ Ｓｔａｒ」のプレイが一旦終わると、テープ索引 付け＆探索装置２２は、ＶＣＲを自動的に停止するか、テープを巻き戻して選択 した番組のプレイを繰り返すか、テープを流し続けて次の番組の「Ｂｅ ｌｌｅ」を表示するかのいずれを行ってもよい。視聴者はＳＴＯＰボタン３５を 押して、番組を止めてもよい。 ＶＣＲにロードされたテープが制御とディレクトリの情報で暗号化されてない 場合、図４の画面を表示するのが望ましい。装置２２の操作メニューが一覧エリ ア５８に表示され、プロンプトメッセージがエリア５６に表示される。視聴者は 実行されるべき機能を識別する番号を入力する。視聴者の目的は、流されるべき 番組が貯えられたビデオテープを識別することである。視聴者がビデオテープ番 号で番組を見つけだそうとする場合、視聴者が番号「１」を入力すると、図５に 示す画面がテレビ２４に表示される。視聴者がタイトルで番組を見つけだそうと して、視聴者が番号「２」を入力すると、図６に示す画面がテレビ２４に表示さ れる。適切なテープがＶＣＲにロードされた後、図７に示す画面が表示される。 番組をタイトル（図６）でサーチした場合、図７の画面に入った時に、選択され た番組がカーソル６０で強調表示される。番組をテープ番号でサーチした場合、 テープの先頭に貯えられた番組はカーソル６０で一覧エリア５８に強調表示され る。図７の画面の場合、視聴者がＰＬＡＹボタン３２を押すと、ＴＩＳ装置２２ は番組サーチを開始する。上記のようにＴＩＳ装置２２はＶＣＲ１６を制御し、 カーソル６０で選択されたテープ上の番組を位置決めし、該テープを流し、選択 された番組をＰＩＰウィンドウ５０に表示する。代替実施例では、適切なテープ がロードされるとＴＩＳ装置２２は選択された番組サーチを自動的に開始する。 ガイドモードでは、ＩＮＤＥＸボタン３０はスイッチ２０を制御する。従って 視聴者は、図３に示すようなＥＰＧ画面から、図４に示すようなテープインデッ クスガイド画面に切り換えてもよく、図１１Ａ、１１Ｂに示すようにその逆の切 換をしてもよい。本発明によると、スイッチ２０のみがＩＮＤＥＸボタン３０で 制御されるので、背景５２がＥＰＧとテープインデックスガイドの間で切り換っ てもＰＩＰウィンドウ５０に表示中の番組は変わらない。ＩＮＤＥＸボタンはテ レビモードでは操作できないのが望ましい。 ＰＬＡＹボタン３２は、テレビモード、ガイドモードのいずれでも番組ソース スイッチ１４制御し、チューナー１２とＶＣＲ１６の間の切換を行う。従って視 聴者はガイドモードの最中に、ＶＣＲ１６からの番組出力とチューナー１２から の番組出力の間の切換をＰＩＰウィンドウ５０の中で行ってもよい。またテープ がＶＣＲ１６にロードされてはいるが流されていない場合、番組ソーススイッチ １４がチューナー1２からＶＣＲ１６へ切り換えられた時に、ＰＬＡＹボタン３ ２を押すと、ＶＣＲはテープを流し始めることになる。チューナーが同調した番 組の番組一覧を含んだハイライトエリア６２は、テープインデックスガイド画面 のエリア５２に含まれるのが望ましい。これにより視聴者は、テープインデック スガイド中で、ＰＩＰウィンドウ５０中に表示された現に放映中の番組を識別で きる。 視聴者がＥＰＧからテープインデックスガイドに入りかつビデオテープがＶＣ Ｒ１６にロードされていない場合、テレビ２４は、チューナーからの番組出力を ＰＩＰウィンドウ５０に表示した図４の画面（例えば、ＡＢＣチャンネル７）を 表示するのが望ましい。視聴者は上記のように、図４の画面から図７の画面へと 移動する。カーソル６０が強調表示した一覧エリア５８の記録番組の記述がエリ ア５６に表示される。従って視聴者は、ＰＩＰウィンドウ５０に現に放映中の番 組を見続けながら、矢印キー３６、３８でカーソル６０を動かすことで、エリア ５６の記録番組の記述をスキャンすることができる。視聴者が望みの番組が記録 されたビデオテープを識別してＶＣＲ１６にロードした後、図７の画面が表示さ れる。視聴者が事前にテープを知っている場合、ＩＮＤＥＸボタン３０を押す前 にＶＣＲ１６にテープをロードすることで、図４から図６のメニューをバイパス することできる。 視聴者は、ＥＰＧ、テーブインデックスガイドのいずれからも、ＧＵＩＤＥ／ ＴＶボタン２８を使ってガイドモードを抜け出すことができる。ガイドモードの 最中にユーザーがＧＵＩＤＥ／ＴＶボタンを押すと、ＰＩＰチップ２３はオフに なる。従って番組ソーススイッチ１４が切り換えられて接続された番組ソース、 即ちチューナー１２かVＣＲ１６、はテレビに直接連結されて、番組ソースから の番組出力は画面全体に図１２Ａ、１２Ｂのように表示される。 上記全モードで、ＰＩＰウィンドウ５０に表示されるビデオ番組の音声は、テ レビ２４の拡声器で再現される。 本発明の更に別の実施例によると、ＰＩＰウィンドウ６０をテレビモードで表 示するように装置を構成してもよく、こうすると視聴者は、ＶＣＲ１６が現に出 力中の記録番組とチューナー1２から出力される現に放映中の番組を同時に視聴 することができる。図８に示すように、ＶＣＲ１６とチューナー1２は両者共、 ＴＩＳ装置２２、ＥＰＧ装置１８、ＶＣＲ１６、チューナー１２から入力される ビデオ信号間での切換をするスイッチ２０’に接続される。本実施例によると、 ＰＩＰボタン６２がリモートコントローラ２６（図２）上に備えられている。ス イッチ２０’は、スイッチ１４の条件に対して敏感なマイクロプロッセサー（図 示せず）で制御される。テレビモードで視聴者がＰＩＰボタン６３を押すと、Ｐ ＩＰチップはオンとなり、コントローラは、番組ソースのスイッチ１４とスイッ チ２０’の各々を制御してチューナーないしＶＣＲの出力への切換を行い、現に 画面全体で表示されている前回の最後の番組が背景５２に、他方の部晶（ＶＣＲ １６ないしチューナー１２）からの番組がＰＩＰウィンドウ６０に、図１３Ａ、 １３Ｂのように表示される。ＰＩＰボタン６３が押された時に、チューナーが選 択されてかつＶＣＲから出力中の番組がなければ、マイクロプロッセサーはＰＩ Ｐ回路をオンさせず代わりに、ＶＣＲにテープがない又はＶＣＲが流れていない ことを示す、ＶＣＲの条件に依存したプロンプトを表示するのが好ましい。装置 がガイドモードである間、ＰＩＰボタン６３は操作できないのが好ましい。 本発明の特定の好適実施例をここに述べてきたが、多くの変更や修正が当業者 にすれば明らかである。従って、本発明の範囲は付属の請求項目によってのみ制 限されると理解されねばならない。

【手続補正書】 【提出日】１９９９年５月１７日（１９９９．５．１７） 【補正内容】 請求の範囲 １．視聴のために番組を選択する方法において、 記憶媒体に記録された複数の番組のディレクトリを生成する段階であっ て、前記ディレクトリは、前記記録された番組のタイトルと該記録された番組 の位置とを含む、前記段階と、 複数の情報提供者から放送される複数の番組のディレクトリを生成する 段階であって、前記ディレクトリは、前記放送される番組のタイトルと該放送 される番組のチャンネルとを含む、前記段階と、 記録された番組の前記ディレクトリと放送される番組の前記ディレクト リを二者択一的に表示する段階と、 表示された前記ディレクトリの番組タイトルのうち１つを目立たせる段 階と、 前記目立たせられた番組を検索する段階と、 前記ディレクトリと同時に前記検索された番組を表示する段階と、 を備えることを特徴とする方法。 ２．所望の番組を受信するチャンネルへテレビチューナーを同調させて前記所望 の番組に代えて前記検索された番組にする段階を更に備える請求項１記載の方 法。 ３．前記検索する段階は、前記目立たせられた番組をこの目立たせられた番組に 対応する位置にて前記記憶媒体から検索することを備える請求項１記載の方法 。 ４．前記検索する段階は、前記目立たせられた番組が放送されているチャンネル へテレビチューナーを同調させることを備える請求項１記載の方法。 ５．前記ディレクトリと同時に前記検索された番組を画面上に表示する前記段階 は、前記検索された番組をＰＩＰウィンドウに表示する請求項１記載の方法。 ６．前記生成する段階は、ビデオカセットテープ上に記録された番組のディレク トリを生成する請求項１記載の方法。 ７．前記検索された番組を画面上に全画面フォーマットで表示する段階を更に備 える請求項１記載の方法。 ８．所望の番組を受信するチャンネルへテレビチューナーを同調させて前記所望 の番組に代えて前記検索された番組にする段階を更に備える請求項７記載の方 法。 ９．ＶＣＲによって流される、若しくは、テレビチューナーによって受信される 番組を選択する装置において、 画面を有するテレビモニタと、 前記画面上の第１の領域に表示されるべき信号を受信する第１の入力と 、 前記画面上の第２の領域に表示されるべき信号を受信する第２の入力とを有 す るビデオ信号ミクサと、 ビデオカセットテープを受け入れるＶＣＲと、 テレビチューナーと、 前記ＶＣＲと前記テレビチューナーを前記ビデオミクサの第１の入力に 二者択一的に接続する第１のスイッチと、 放送されるテレビ番組に関する電子番組ガイド（ＥＰＧ）の第１のソー スと、 前記ＶＣＲによって受け入れられたビデオカセットテープに関するテー プディレクトリデータの第２のソースと、 前記ビデオカセットに記録された番組、若しくは、放送される番組を、 前記第１の領域に表示するため、及び、ＥＰＧデータ、若しくは、テープディ レクトリデータを前記第２の領域に表示するため、前記第１のソースと前記第 ２のソースを前記ビデオ信号ミクサに二者択一的に接続する第２のスイッチと 、を備えることを特徴とする装置。 10．前記ビデオミクサはＰＩＰチップである請求項９記載の装置。 11．前記第１のソースは放送される番組のタイトルデータを備える請求項９記載 の装置。 12．前記第１のソースは放送される番組のチャンネル指定データを備える請求項 9記載の装置。 13．前記第１のソースは放送される番組の開始時間データを備える請求項９記載 の装置。 14．前記第１のソースは放送される番組の記述データを備える請求項９記載の装 置。 15．前記第２のソースは記録される番組のタイトルデータを備える請求項９記載 の装置。 16．前記第２の領域における複数のタイトルのうちの１つを目立たせて、該目立 たされたタイトルに対応する番組を前記第１の領域に表示する手段を更に備え る請求項１５記載の装置。 17．前記第２のソースは記録された番組の長さデータを備える請求項９記載の装 置。 18．前記第２のソースは記録された番組の記述データを備える請求項９記載の装 置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ， ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ， ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，Ｎ Ｏ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ， ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ (72)発明者 マンコヴィッツ ロイ ジェイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91316 エンシノ メドリー ドライヴ 18057 (72)発明者 クウォー ダニエル エス アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91011 ラ カナダ フリントリッジ ハ ンプスティード ロード 3975 (72)発明者 レウン エルシー ワイ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91030 サウス パサディナ ヴィア デ ル レイ 1302

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．テープインデックスガイド（ＴＩＧ）発生器と、電子番組ガイド（ＥＰＧ） 発生器と、ＴＩＧ発生器とＥＰＧ発生器との間での切換を行うガイドスイッチ と、テープ上の選択された番組を自動的に位置決めする手段を含むＶＣＲと、 チューナーと、ＶＣＲとチューナー間での切換をする番組ソーススイッチと、 操作されると、ガイドスイッチと番組ソーススイッチに接続される画像内画像 （ＰＩＰ）発生器と、ＰＩＰ発生器を非能動モードと能動モードの間に制御す るマイクロプロッセサとから成り、当該ＰＩＰ発生器は非能動モードと能動モ ードとを有し、能動モード時、番組ソーススイッチからのテレビ番組出力を表 示する第一エリアと、ガイドスイッチからのガイド情報出力を表示する第二エ リアとをテレビ画面上に表示することを特徴とするテレビジョンシステム。 ２．前記マイクロプロッセサが、ＶＣＲと自動チューニング手段の操作を制御す る手段と、ガイドスイッチ出力を制御する手段と、番組ソーススイッチ出力を 制御する手段と、から成ることを特徴とする請求項１に記載のテレビジョンシ ステム。 ３．前記ガイドスイッチが、操作されることでチューナーとＶＣＲに接続される ことを特徴とする請求項２に記載のテレビジョンシステム。 ４．テープインデックスガイド（ＴＩＧ）と、電子番組ガイド（ＥＰＧ）とから 成るテレビジョンシステムにおいて、ガイドモードとテレビ視聴モードの間を 移動するための方法が、テレビ視聴モードの際には選択された番組をテレビ画 面上に表示する段階と、ガイドモードを選択する段階と、テレビ視聴モードか らガイドモードに切り換える段階と、選択された番組を画面の第一エリアに表 示しかつガイド情報を画面の第二エリアに表示する段階と、から成 ることを特徴とする方法。 ５．前記選択された番組が記録番組であり、ガイド情報がＴＩＧを含むことを特 徴とする請求項４に記載の方法。 ６．前記選択された番組が現に放映中の番組であり、ガイド情報がＥＰＧを含む ことを特徴とする請求項４に記載の方法。 ７．前記ガイド情報が、選択された番組の一覧を始めとする複数の番組一覧を含 むことを特徴とする請求項４に記載の方法。 ８．前記選択された番組一覧を強調表示する段階を更に含むことを特徴とする請 求項７に記載の方法。 ９．カーソルを動かして、第二エリアに表示された第二の選択された番組の一覧 を強調表示させる段階と、第二の選択された番組を第一エリアに表示する段階 と、テレビモードを選択する段階と、ガイドモードからテレビモードに切り換 える段階と、第二の選択された番組をテレビジョン画面の上に表示する段階と を更に含むことを特徴とする請求項７に記載の方法。 10．テープインデックスガイド（ＴＩＧ）と、電子番組ガイド（ＥＰＧ）とから 成るテレビジョンシステムにおいて、ガイド間を移動する方法が、ガイドモー ドの際には、テレビジョン画面の第一エリアにＴＩＧないしＥＰＧのいずれか を含む第一ガイドを表示してかつ第二エリアには番組を表示する段階と、他方 のガイドを選択する段階と、第一エリアに表示された番組を変更することなく 他方のガイドを第二エリアに表示する段階とから成ることを特徴とする、ガイ ド間を移動する方法。 11．前記番組が現に放映中の番組であり、前記他方のガイドがＴＩＧであり、 ＴＩＧがプロンプトを含むことを特徴とする請求項１０に記載の方法。 12．テープインデックスガイド（ＴＩＧ）と、電子番組ガイド（ＥＰＧ）とから 成るテレビジョンシステム中でガイド間を移動する方法が、(a)チューナーな いしビデオカセットレコーダ（ＶＣＲ）のいずれかから番組ソースを選択する 段階と、(b)テレビジョン画面の第一エリアには選択された番組ソースから出 力された番組を、第二エリアにはガイドを表示する段階と、(c)他方の番組ソ ースを選択する段階と、(d)第二エリアに表示されたガイドを変更せずに、他 方の番組ソースから出力された番組を第一エリアに表示する段階とから成るる ことを特徴とする方法。 13．前記段階（ｃ）と前記段階（ｄ）の中間にテープ上に記録された番組を流す ためＶＣＲを制御する段階が更に含まれ、段階（ｃ）においては、選択された 番組ソースがチューナーであり、ＶＣＲがロードされたテープを流していない ことを特徴とする請求項１２に記載の方法。