JP2000505870A - 改良されたトーションダンパ、およびこのトーションダンパを備えるダンピング装置 - Google Patents

改良されたトーションダンパ、およびこのトーションダンパを備えるダンピング装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、2つの回転要素、すなわち、入力要素(51)と出力要素(61)との間に配置されたトルクダンパに関し、このトルクダンパは、円周方向に作用する弾性部材(60)と、要素のうちの1つ(51)と連動し、他方の要素(61)に連動するディスク(54)の両側に軸方向に配置された2つのガイドワッシャ(52)(53)とを備え、弾性部材(60)が、ガイドワッシャ(52)(53)およびディスク(54)内に互いに対向して設けられたウィンド(64)(65)(66)に設置されて、2つのガイドワッシャ(52)(53)とディスク(54)との間で作動し、前記ウィンド(64)(65)(66)が、2つの側方エッジ(75)(76)を有し、該エッジに弾性部材(60)の端部が当接するように、押圧され、これらエッジが、外側に開口する角度(60)を形成し、弾性部材(60)の軸線(70)が、凹部が入力要素(51)と出力要素(61)の共通する回転軸線に向かった状態の直線状でない曲線となっており、これにより、前記弾性部材(80)の端部の支承面が、両者の間に同じ角度(67)を形成するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 改良されたトーションダンパ、および このトーションダンパを備えるダンピング装置 技術状態 本発明は、トーシヨンダンパ、およびこのトーションダンパを備えるダンピン グ装置、例えば自動車用クラッチ摩擦部材に組み込まれるダンピング装置に関す る。 2つのトーションダンパ、すなわち主ダンパとプリダンパとを含むトーション ダンピング装置を備えるクラッチ摩擦部材は知られている。 主ダンパは、ディスクの各側に配置された2つのガイドワッシャに固定された 入力要素を有する。ガイドワッシャは、これらアセンブリを互いに固定するスト ラットによって共に接続されている。ダンピング装置がクラッチ摩擦部材に使用 されている場合、入力要素は、支持ディスクから成り、クラッチのスラストプレ ートと反作用プレートとの間にクランプされるようになっている摩擦ライニング が、この支持ディスクの両側に固定されている。 変形例として、入力要素は自動車のエンジンのフライホイールに直接固定され たディスクとして構成できる。この入力要素は、エンジンのフライホイールに直 接固定され、径方向に延びるガイドワッシャの1つでもよい。 入力要素は、それが摩擦ライニング支持ディスクとなっている場合には、主ダ ンパのガイドワッシャのうちの1つに押圧されながら、ストラットまたは変形例 では、特殊なリベットによってガイドワッシャに固定される。 ストラットは、ディスクの外周部に形成されたスカラップを貫通し、ディスク とガイドワッシャとの間の回転運動は、ストラットとスカラップのエッジとの協 働によって制限される。 変形例としては、剛性が大きく、ガイドワッシャとディスクとを弾性的に結合 する、螺旋スプリングからなる、円周方向に作用する弾性部材が連続する巻線部 を設けることによって、この回転運動の制限が行なわれている。 ガイドワッシャは、内側に溝切りされたハブから構成されたダンパ装置の出力 要素を囲んでいる。このことは、一部が間隙をもってハブに噛合する主ダンパの ディスクについても当てはまる。従って主ダンパは、運動力学的に入力要素によ って直接に駆動される。 ディスクと主ダンパのガイドワッシャの一方との間に、主ダンパのスプリング の径方向内側にプリダンパが設けられる。 このダンパは、運動力学的に出力要素の直接上流側に設置され、歯によってハ ブに対して回転しないように固定されたディスクの両側に配置された2つのガイ ドワッシャをも有している。 弾性部材、例えば螺旋スプリングが、プリダンパのディスクをこれに連動する ガイドワッシャに弾性的に結合するようになっており、このプリダンパディスク は、ハブにクリンプ留めされ、ハブの溝は、前記ディスクを軸方向に固定するよ うに働くショルダーを形成するよう、異なる高さを有する。 2つのダンパを備えたかかる装置では、プリダンパのガイドワッシャは、主ダ ンパのディスクに対して回転しないように接続されており、プリダンパの円周方 向に作用するスプリングの方が、主ダンパの円周方向に作用するスプリングより も剛性が小さくなっている。 プリダンパは、エンジンのアイドリングレンジにおける振動を除くようになっ ており、主ダンパは、エンジンのアイドルレンジからの通常の作動レンジ(走行 レンジと称される)における振動を除くようになっている。プリダンパは、エン ジンのトルクが小さいときの走行レンジにおける振動も除くこともできる。 エンジンのアイドルレンジから、例えば毎分2500回転までの自動車の走行 レンジにおける低周波のねじり振動に対して、トーションダンピング装置が有効 に働くには、駆動要素と被動要素との間の回転運動が大きいこと、例えば約40 度回転運動することが必要である。この運動は、ガイドワッシャと主ダンパのデ ィスクとを弾性的に結合する、円周方向に作用する弾性部材に抗して行われる。 一般に弾性部材は、ガイドワッシャ、およびディスクにそれぞれ形成されたウ ィンド内に配置された螺旋スプリングからなっている。1つの同じスプリングを 収容する3つのウィンド、すなわちガイドワッシャ内の2つのウィンドとディス ク内のウィンドとは、互いに直線上に配置されており、これらウィンドは、1つ の内側エッジと2つの側方、すなわち支持エッジと、1つの外側エッジとを有す る。 図1および図2に略示するように、ディスク1内のウィンド11、およびガイ ドワッシャ2および3内のウィンド12および13は、長方形の3つの辺に沿っ て配置された内側エッジ14および114、ならびに側方エッジ15、16およ び115、116と、前記長方形の長手方向に沿って延びる内側エッジ14また は114とから成っている。 内側エッジ14、114側を向く外側エッジ17、117は、凹部が内側エッ ジ14、114側を向く、すなわち、作動時にディスク1およびガイドワッシャ 2および3が回転する際に中心となる軸線90側を向く曲線状となっている。 図1では、これら3つのウィンドの輪郭は、便宜上平面図にて重ねられた状態 に示されているが、実際には、特にガイドワッシャ2および3内にウィンド12 および13がそれぞれ設けられているケースでは、側方エッジ115および11 6は、図2に示すように、フラップ18および19の一部を形成する内側エッジ 114および外側エッジ117に対して軸方向にオフセットしている。 図1では、ガイドワッシャ内のウィンドの外側エッジ117および内側エッジ 114は、螺旋スプリング20を径方向にガイドする母線の、図面の平面におけ る軸線90に沿った投影を示すラインによって示されている。、ディスク11内 のウィンドは実線で示され、ガイドワッシャ内に形成されたウィンドは点線で示 されている。 螺旋スプリング20は、軸線21が直線状となっている通常のスプリングから 成っている。このスプリング20を、ウィンド11、12および13内に設置す ると、その軸線21は、前記ウィンドの内側エッジ14、114に対して平行と なり、その端部の巻線部は、前記ウィンドの側方エッジ15、115および16 、116に当接する。 前記端部の巻線部の座着は完全であり、入力要素と出力要素、すなわち、ディ スク1とガイドワッシャ2および3とが相対的に回転角運動すると、これら端部 の巻線部は、前記側方エッジに対して相対的に運動することなく、前記側方エッ ジに接触したままである。従って、側方エッジ15、115および16、116 には、ヒステリシスを調節するための主ダンパの計算された内部摩擦と干渉し得 るような寄生摩擦は発生しない。 好ましくないことであるが、上記構造には、当初直線状であったスプリング2 0の軸線21が、図3に示すように、凹部が外側を向く湾曲した形状となるよう に、作動時、特に相対的回転運動の終了時に、スプリング20自身が変形すると いう欠点がある。従って、スプリング20は、スプリング20に起因する接線方 向の力が圧倒的な平均半径が減少するという不良条件で作動し、最終的にこの接 線方向の力を制御することが困難となる。 スプリング20が長くなればなるほど、この欠点が大きくなることは理解でき よう。当然ながら、この欠点を解消するために、短いスプリングを使用すること もできるが、この場合、大きな移動量を得るために、多数のスプリングを直列に 配置しなければならず、この結果、特に部品数が多いために複雑な構造となり、 更に奇生摩擦を制御することがより困難となる。 運動の終了時におけるスプリング20の軸線21の曲線状の変形を回避するた めに、従来、々のウィンドと入力要素および出力要素とを連動させること、すな わち、これら2つの要素のうちの1つにおけるウィンドが、内側エッジと共に直 角よりも若干大きい角度を形成する側方エッジ、すなわち支持エッジを有するよ うにすることが、これまでに提案されている。 より詳細に言うと、図4に示すように、ガイドワッシャに形成されたウィンド 、例えば図中のウィンド22、23は、平行でなく、傾斜しており、従って、デ ィスク1のウィンド11内の側方エッジ15、16と所定の角度38をなす側方 エッジ35、36を有する。 入出力要素が、ディスク内のスカロップのエッジに当接するガイドワッシャを 接続するコラムに対応する最大の相対運動を行った際に、側方エッジ15と36 とは、図5に示すように平行となり、スプリング20の端部が、平行またはほぼ 平行となり、スプリング20が良好な条件で作動するように、角度38が設定さ れている。 好ましくないことに、図4に示すように、傾斜した側方エッジ36によってス プリング20の移動は、スプリング20に対してセンタリングされない。その理 由は、図4および図6におけるポイント39によって略示される入出力要素の軸 線に近い端部の巻線部の一部で、駆動が生じるからである。すなわち、スプリン グ20上のこの部分におけるスラスト力40は、スプリング20の軸線に平行な 横方向の部品41に分かれ、スプリング20の相対運動の開始時におけるラジア ル部品42は、ウィンド22、23の外側エッジ37に46において当接するま で、エッジ36に対して移動する。この結果、すでに欠点を説明した寄生摩擦、 および部品の大きな摩耗が生じる。 構造を反転した場合、例えば入力要素をディスクに固定し、出力要素を2つの ガイドワッシャに固定した場合でも、これまで説明したことのすべては、その通 りであることは理解できると思う。 螺旋スプリングを、エラストマー材料、例えばゴムまたは複合材料で製造し、 例えば2つの端部ディッシュに接着した弾性部材と置換することも可能である。 本発明の課題は、これまで知られているトーションダンピング装置に固有の上 記欠点を解消することにある。 発明の概要 本発明によれば、2つの回転要素、すなわち、入力要素と出力要素との間に配 置され、円周方向に作用する弾性部材および要素のうちの一方に連動し、要素の 他方に連動するディスクの両側に軸方向に配置された2つのワッシャを有し、円 周方向に作用する弾性部材が軸線を有すると共に、2つのガイドワッシャとディ スクとの間で作用し、ガイドワッシャ内およびディスク内に形成され、互いに対 向するように設置されたウィンドに設けられており、前記ウィンドが、弾性部材 の端部が当接するようになっている2つの側方エッジを有するトーションダンパ であって、ガイドワッシャおよびディスク内に、それぞれ形成された前記ウィン ドの側方エッジが、両者の間に外側に向かって開口する角度を形成し、弾性部材 の軸線が、凹部が入力要素および出力要素の共通回転軸線の方を向く状態の非直 線状の曲線であり、これにより、前記弾性部材の端部の支承面が、両者の間に同 一角度を形成するようにしたことを特徴とする。 好ましくは、ガイドワッシャおよびディスクが、最大の相対的回転運動をした 際に、弾性部材の一端が当接するガイドワッシャ内のウィンドの側方エッジと弾 性部材の他端部が当接するディスク内のウィンドの側方エッジとが平行となる か、またはほとんど平行となるような角度とする。 好ましくは、弾性部材の軸線は、円弧状をした曲線とする。 変形例によれば、弾性部材の軸線は、鈍角をなす2つの直線状ハーフ軸線から 成っている。 別の変形例によれば、弾性部材の軸線は、互いに鈍角をなす3つの直線状の線 分から成っている。 一実施例によれば、弾性部材は、軸線を中心としてコイル状に巻かれた螺旋ス プリングであり、スプリングの端部巻線部は、他の巻線部よりも互いに接近して いる。 このような構造により、円周方向に作用する長い弾性部材を有する本発明に係 わるトーションダンパは、寄生摩擦を発生しない。その理由は、弾性部材は、そ の軸線に沿って作用を受けるからであり、部品の摩耗も最小となる。更に、弾性 部材は、それらの端面が平行となる運動の終了時に良好な条件で作動する。 上記のいずれにおいても、作動中に弾性部材が受ける遠心力の作用を考慮して いなかった。しかし、公知のように、弾性部材、例えばスプリング20によって 伝達されるトルクが微弱であるか、または皆無であるとき、スプリング20は、 速度と共に徐々にガイドワッシャまたはディスク内のウィンドの外側エッジに押 圧される傾向があり、同時に、当初直線状であった軸線21が、内側に向かって 凹入する湾曲した形状に変形する。 この結果、一方で、ダンパに奇生摩擦が生じると共に、他方で、弾性部材の端 部がウィンドの支持エッジから離間することとなる。よって、ディスクとガイド ワッシャとの相対的な回転運動中に、当該端部が側方エッジと接触した後に限り 、伝達されるトルクの制御が行われる。 図2を再度参照し、更に現象の理解を容易とするために、スプリング20の横 断面を示したことを除けば、図1と同じ図14を参照して、より詳細に説明する 。これら図には、スプリング20のガイドの役割が完全にガイドワッシャ2およ び3に依存している最も一般的な実施例が示されている。 このように、ガイドワッシャに依存している理由は、側方エッジ115、11 6に当接するスプリング20の端部巻線部が、内側エッジ114および外側 エッジ117と、側方エッジ115、116とのそれぞれの接合部にて、これら 内側エッジ114および外側エッジ117によって、それぞれセンタリングされ るからである。 フラップ18、19、従って外側エッジ117は半円形であり、外側エッジ1 17は軸線90に対して外側を向く、91を中心とする円弧であり、従って、デ ィスク1内のウィンド11の外側エッジ17は、ポイント91と比較して外側を 向く、92を中心とする円弧であり、従って外側エッジ17は、スプリング20 に対して間隙を有するエッジとなっている。 しかし、前記外側エッジ17の端部は、側方エッジ15および16に対する接 続部の領域において、スプリング20の端部巻線部に対して接線方向にある。内 側エッジ14は、ウィンド12、13の内側エッジ114よりも若干更に内側に ある。 エンジンが充分高速で回転しながら、伝達トルクが、ゼロかまたは極めて小さ い場合、例えばアイドリング状態の場合、スプリング20は、当初、遠心力の作 用を受けて、これまで説明した図15に示すような形状となる。 この形状では、スプリングは、ウィンド12および13の外側エッジ117に 押圧され、その軸線21は湾曲した状態となり、端部の巻線部の内側部分は、ウ ィンドの側方支持エッジから離間する。 更に速度が増すと、端部の巻線部が側方エッジから離間する。この現象は、図 16に誇張して示されている。ディスク1がガイドワッシャ2および3に対して 移動すると、図17における矢印Fで示すように、ウィンド11の外側エッジ1 7が最初にスプリング20の端部巻線部に接触する。この端部巻線部は、ディス ク1内のウィンド11の側方エッジ15上の当接位置に至るまで、ディスク1の 外側エッジに沿って摩擦を生じながら移動し、スプリングが側方エッジ15およ び116に当接した瞬間の後でしか、トルクが正常に伝達されない。 当然ながら、ガイドワッシャではなく、スプリングをガイドするために、ディ スクを選択するよう設計した場合にも、同様な推定を行うことができる。 本発明の目的は、これら欠点を解決することにもある。 本発明によれば、ガイドワッシャまたはディスクに形成されたウィンドの前記 外側エッジは、内側、すなわち入力要素および出力要素の回転軸線に向かって径 方向にオフセットした部分を有し、この部分は、入力要素および出力要素の一方 向または他方向の相対的な回転運動中に、弾性部材の端部が通過しない領域にお いて円周方向に延びている。 好ましくは、入力要素および出力要素の回転軸線を中心とする円の弧の形状を した部分により、側方エッジに前記外側エッジが接続されている。 好ましくは、一方の内側にオフセットした部分と、他方の接続部分との間で、 外側エッジは、外側に向かって径方向にオフセットした間隙部分を有する。 好ましくは、内側にオフセットした部分は、入力要素および出力要素の回転軸 線に対し、中心が外側に位置する円弧状となっており、間隙部分は、内側にオフ セットした部分を構成する同じ円に属する円弧である。 好ましい実施例によれば、前記外側エッジは、ガイドワッシャに形成されたウ ィンドの外側エッジである。 本発明のダンパは、自動車への使用に適する。入力要素は、自動車のエンジン のフライホイールに固定されるようになっているか、または固定自在であり、出 力要素は、自動車のギアボックスの入力に接続されるようになっている。 本発明の課題は、一方で、力学的に入力要素に直接作用する主ダンパと、他方 で、出力要素の直接上流側に設置されたプリダンパとを備え、主ダンパが、上記 トーションダンパとなっているダンピング装置を提供することにある。 本発明の課題を良好に理解するために、添付図面に示した単に説明のための非 限定的な実施例により、本発明を説明する。 図面の簡単な説明 図1〜図6は、上に説明した従来技術に関連する説明図であり、 図7は、本発明のクラッチの部分断面図であり、 図8は、図7のクラッチのウィンドおよびスプリングを略図で示す部分平面図 であり、 図9は、入力要素と出力要素との回転運動が最大となっている、図8に類似し た図であり、 図10は、本発明におけるスプリングだけを示す平面図であり、 図11〜図13は、本発明におけるスプリングの変形例を示し、 図14〜図17は、上に説明した従来技術に関する説明図であり、 図18は、遠心力に関係した問題を解消するようになっている、本発明に係わ るウィンドの変形例の平面図であり、 図19は、図18に示したウィンドが設けられた摩擦ディスクの平面図である 。 好ましい実施例 図6および図8には、ディスク54の両側に配置されたガイドワッシャ52、 53に入力要素51が固定された主ダンパ50が示されている。ガイドワッシャ 52、53は、これらワッシャを共に固定するストラット57により共に接続さ れている。円周方向に作用する弾性部材60、ここでは螺旋スプリングが、ディ スク54をガイドワッシャ52、53に弾性的に結合している。 本装置をクラッチ摩擦部材に利用した場合、入力要素51は、支持ディスク5 5から成り、この支持ディスク55各面には、摩擦ライニング56が固定され、 クラッチのスラストプレートと反作用プレートとの間にクランプされるようにな っている。 摩擦ライニング支持ディスク55は、ストラット57により主ダンパ50に固 定されながら、この主ダンパ50のガイドワッシャ52のうちの1つに押圧され る。 ストラット57は、ディスク54の周辺に形成されたスカラップ58を貫通し ており、ディスク54とガイドワッシャ52および53との間の回転運動は、ス トラット57とスカラップ58のエッジとの協働によって制限される。 ガイドワッシャ52と53とは、62にて内部に溝が設けられたハブから成る ダンピング装置の出力要素61を囲んでいる。このことは、主ダンパ50のディ スク54についても当てはまり、ディスク54の一部は、端部の一方に低い高さ の部分62を有するハブ61上の外側溝63と間隙をもって噛合している。 プリダンパ80は、ディスク54と主ダンパ50のガイドワッシャの一方、こ こではワッシャ52との間に位置し、このプリダンパは、前記主ダンパ50のス プリング60の径方向内側に位置している。このプリダンパ80は、ハブ61上 の溝63の部分64に対して回転しないように固定されたディスク84の各側に 配置された2つのガイドワッシャ82、83も有する。 円周方向に作用する弾性部材85、ここでは螺旋スプリングが、ガイドワッシ ャ82、83をディスク84に弾性的に結合し、プリダンパ80のディスク84 は、ハブ61にクリンプ留めされている。 主ダンパ50のスプリング80よりもプリダンパ80のスプリング85の方が 、剛性が小さくなっている。 プリダンパ80は、特にエンジンのアイドリングレンジ内における振動を除去 するようになっているが、主ダンパ50は、自動車の通常の作動レンジ(走行レ ンジと称される)内における振動を除去するようになっている。ダンパ50、8 0は、それ事態公知の態様で、特殊な、軸方向に作用する摩擦装置59、86を 有する。 主ダンパのスプリング60は、ガイドワッシャ52、53およびディスク54 内に形成され、対向して設置されたウィンド内に設けられている。図面を複雑に せず、かつ説明を容易にするために、図8では、図1と同じように、これらウィ ンドは互いに重ねられた状態に示されている。これらウィンドは、スプリング6 0に対する当接部として働く側方エッジ75および76を有する。 本発明によれば、各ウィンド64、65、66の側方エッジ75、76は、外 側に向かって開口する角度67を両者の間に形成し、螺旋スプリング60の巻線 部が巻かれる際の中心となる軸線70は、入力要素51および出力要素61の共 通回転軸線側に凹部が向いた、直線でない曲線となっているので、スプリング8 0の両端部の支承面は、両者の間に同じ角度67を形成する。 図8に示すように、軸線70は、円の弧の形状をした曲線であり、図8におけ るスプリング60は、図10のアイドル状態に単独で示されている。 図11〜図13は、変形スプリングを示す。 図11においては、スプリング160の巻線部は、図9の巻線部と同様に軸線 70を中心として巻かれているが、一方の端部巻線部87と他方の端部巻線部8 8は、スプリング160の別の巻線部よりも接近している。 図12に示す変形例では、スプリング260の軸線270は両者の間に鈍角を 形成する2つの直線状のハーフ軸線271、272から成っている。 図13に示す変形例では、スプリング360の軸線370は、両者の間に鈍角 を対に形成する3つの直線状の線分371、372、373から成っている。 ウィンド64、65、66の側方エッジ75、76が両者の間に形成する角度 67は、ガイドワッシャ52、53とディスク54とが、最大の相対的な回転運 動をしたときに、スプリング60の端部が当接するガイドワッシャ52、53の ウィンド64、65の側方エッジ76と、スプリング60の他端部が当接するデ ィスク54内のウィンド60の側方エッジ75とが、図9に示すように、平行と なるような大きさとなっていることが好ましい。 従って、本発明によれば、スプリング60は良好な条件で作動し、寄生摩擦が 最大可能な程度まで減少され、皆無となることもある。 上記のような軸線70を有するスプリング60は、図8および図9から判るよ うに、ウィンドの内部エッジ74に対応する形状を与え、等しいウィンドの表面 積に対し円周方向により広い空間を生じさせる。 図18および図19は、スプリングが受ける遠心力も考慮した変形例を示す。 この変形例によれば、ガイドワッシャ(これらガイドワッシャのうちの1つの ワッシャ153は、図19で見ることができる)に形成されたウィンド164、 165の外側エッジ177は、内側にオフセットした部分、すなわち、入力要素 51および出力要素61の回転軸線90側に径方向にオフセットした部分Aを有 する。この径方向のオフセット量は、部分Aができるだけスプリング60の外側 の輪郭に接近できるような値となっている。 後に容易に理解できるように、この部分Aは、遠心力の作用を受けたスプリン グ60の変形をかなり制限する。この部分Aは、入力要素61と出力要素61が 相対的に運動する間、スプリング60の端部巻線部が通過しない領域93におい て、円周方向に延びている。 この部分Aは、一方向または他方向にも有効である。すなわち、自動車のエン ジンが自動車の車輪を駆動し、ガイドワッシャ内の運動に対し、図18から判る ように、軸線90を中心とするディスク内のウィンドの時計回り方向の運動に対 応する運転方向に有効であるだけでなく、反対方向、すなわち、自動車の車輪が 自動車のエンジンに対して運動し、前記方向と逆方向のディスク内の運動に対応 する逆方向にも有効である。 上記2つのケースでは、回転運動は等しくなく、第1のケースの運動のほうが 大きい。従って、図18に示すように、部分Aは、自動車のエンジンが回転する 方向に対応する方向に、円周方向にオフセットしている。 本発明は、中心が入力要素51および出力要素61の回転軸線90と一致する 円弧状となっている部分BおよびCにより、外側エッジ177を側方エッジ75 、76に接続するための対策も講じている。 このような構造により、端部の巻線部はその遠心作用にもかかわらず、常に側 方エッジ75、76および部分BおよびCによって形成された角度に維持された ままとなり、回転運動の間、ディスク内のウィンドの側方エッジを介し、常にデ ィスクによりスプリングに作用が加わる。すなわち、寄生摩擦を生じることなく 、ディスク内のウィンドの外側エッジは、部分BおよびCに対して自由である。 当然ながら、一方の部分Aと他方の部分BおよびCとは、間隙部分D、D2だ け分離し、互いに径方向外側にオフセットしている。 構造を簡略化するために、内側にオフセットした部分Aは、軸線90に対して 中心100が外側に向かって位置する円弧の形状をしている。同じ理由から、間 隙部分D、D2も、内側にオフセットした部分Aを構成する同じ円に属す円弧と なっている。 当然ながら、上記いずれにおいても、周方向に作用する弾性手段はウィンドの 各グループにおいて、単一の螺旋スプリングまたは図7、図18および図19に 示すように、2つの同心状の螺旋スプリングからも構成できる。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 形成するようになっている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2つの回転要素、すなわち入力要素(51)と出力要素(61)との間に 配置され、円周方向に作用する弾性部材(60)、および要素のうちの一方(5 1)に連動し、要素の他方(61)に連動するディスク(54)の両側に軸方向 に配置された2つのワッシャ(52)(53)(153)を有し、円周方向に作 用する弾性部材(60)が、軸線(70)を有すると共に、2つのガイドワッシ ャ(52)(53)(153)とディスク(54)との間で作用し、ガイドワッ シャ(52)(53)(153)内、およびディスク(54)内に形成され、互 いに対向するように設置されたウィンド(64)(164)(65)(165) (66)に設けられており、前記ウィンド(64)(164)(65)(165 )(66)が、弾性部材(64)の端部が当接するようになっている2つの側方 エッジ(75)(76)を有するトーションダンパにおいて、 ガイドワッシャ(52)(53)(153)およびディスク(54)内にそれ ぞれ形成された前記ウィンド(64)(164)(65)(165)(66)の 各々の側方エッジ(75)(76)が、両者の間に外側に向かって開口する角度 (67)を形成し、弾性部材(60)の軸線(70)が、凹部が入力要素(51 )および出力要素(61)の共通回転軸線に向いた状態の非直線状の曲線であり 、これにより、前記弾性部材(80)の端部の支承面が、両者の間に同一角度( 67)を形成していることを特徴とするトーションダンパ。 2.前記角度(67)が、ガイドワッシャ(52)(53)(l53)および ディスク(54)が、最大の相対的回転運動をした際に、弾性部材(60)の一 端が当接するガイドワッシャ(52)(53)(l53)内のウィンド(64) (164)(65)(165)の側方エッジ(75)(76)と、弾性部材(6 0)の他端部が当接するディスク(54)内のウィンド(66)の側方エッジ( 76)(75)とが平行となるか、またはほとんど平行となるような大きさとな っていることを特徴とする、請求項1記載のダンパ。 3.弾性部材(60)の軸線(70)が、円弧状をした曲線であることを特徴 とする、請求項1または2記載のダンパ。 4.弾性部材(260)の軸線(270)が、鈍角をなす2つの直線状ハーフ 軸線(271)(272)から成ることを特徴とする、請求項1または2記載の ダンパ。 5.弾性部材(360)の軸線(370)が、対にて鈍角をなす3つの直線状 の線分(371)(372)(373)から成っていることを特徴とする、請求 項1または2記載のダンパ。 6.弾性部材が、軸線を中心としてコイル状に巻かれた螺旋スプリングであり 、スプリング(160)の端部巻線部(87)(88)が、他の巻線部よりも互 いに接近していることを特徴とする、請求項1記載のダンパ。 7.ガイドワッシャまたはディスクに形成されたウィンドの前記外側エッジ( 177)が、内側、すなわち入力要素(51)および出力要素(61)の回転軸 線(90)に向かって径方向にオフセットした部分(A)を有し、この部分が、 入力要素(51)および出力要素(61)の一方向または他方向の相対的な回転 運動中に、弾性部材(60)の端部が通過しない領域(93)において、円周方 向に延びていることを特徴とする、請求項1記載のダンパ。 8.入力要素(51)および出力要素(61)の回転軸線(90)を中心とす る円弧状をした部分(B)(C)により、側方エッジ(75)(76)に前記外 側エッジ(177)が接続されていることを特徴とする、請求項1記載のダンパ 。 9.一方の内側にオフセットした部分(A)と、他方の接続部分(B)(C) との間で、外側エッジ(177)が、外側に向かって径方向にオフセットした間 隙部分(D)(D2)を有することを特徴とする、請求項1記載のダンパ。 10.内側にオフセットした部分(A)が、入力要素(51)および出力要素 (61)の回転軸線(90)に対し、中心(100)が外側に位置する円弧状と なっていることを特徴とする、請求項1記載のダンパ。 11.間隙部分(D)(D2)が、内側にオフセットした部分(A)を構成す る同じ円に属す円の弧であることを特徴とする、請求項1記載のダンパ。 12.前記外側エッジ(177)が、ガイドワッシャ(153)に形成された ウィンド(164)(165)の外側エッジであることを特徴とする、請求項1 記載のダンパ。 13.弾性部材に連動する摩擦装置(59)を有することを特徴とする、請求 項1記載のダンパ。 14.入力要素(51)が、自動車のエンジンのフライホイールに固定される ようになっているか、または固定自在であり、出力要素(61)が、自動車のギ アボックスの入力に接続されるようになっていることを特徴とする、請求項1記 載の自動車用ダンパ。
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