JP2000505390A - 油圧制御装置 - Google Patents

油圧制御装置

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JP2000505390A
JP2000505390A JP9529713A JP52971397A JP2000505390A JP 2000505390 A JP2000505390 A JP 2000505390A JP 9529713 A JP9529713 A JP 9529713A JP 52971397 A JP52971397 A JP 52971397A JP 2000505390 A JP2000505390 A JP 2000505390A
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ソレンセン,オレ・ビンセンツ
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ダンフォス・エイ/エス
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  • Transportation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 圧力接続部とタンク接続部とを有し、油圧式に並列に接続され、機械的に並列に動作可能な少なくとも2つの定量ポンプ(5、6)と、2つの定量ポンプ(5、6)間の油圧接続部内の締切り弁(8)とを含む定量ポンプ・ユニット(4)を有し、締切り弁(8)は定量ポンプ(6)にフランジ取付けされ、ハウジング(13)内にスライダ部材(12)を有し、スライダ部材は圧力接続部(P)から圧力を受けると定量ポンプ(6)に向かって軸方向に移動可能である油圧制御装置を開示する。このような制御装置内では摩耗および傷を低レベルに保つことが望ましい。その目的のため、スライダ部材(12)用の変位制限装置(26、28)が設けられ、この変位制限装置はスライダ部材が定量ポンプ(6)に達するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 油圧制御装置 本発明は、圧力接続部とタンク接続部とを有し、油圧式に並列に接続され、機 械的に並列に動作可能な少なくとも2つの定量ポンプと、2つの定量ポンプ間の 油圧接続部内の締切り弁とを含む定量ポンプ・ユニットを有し、締切り弁は定量 ポンプにフランジ取付けされ、ハウジング内にスライダ部材を有し、スライダ部 材は圧力接続部から圧力を受けると定量ポンプに向かって軸方向に移動可能であ る、油圧制御装置に関する。 このような制御装置は、車両を操縦するために使用することが好ましい。この 場合、定量ポンプ・ユニットは、方向弁によりステアリング・モータに接続され る。定量ポンプと方向弁はどちらもステアリング・ハンドホイールまたは匹敵す る装置に接続される。ステアリング・ハンドホイールを回すと、方向弁は所望の 方向に変位し、定量ポンプ・ユニットはステアリング・モータが所望の位置に達 するまで作動液を送り続ける。通常の乱されていない運転時には、両方の定量ポ ンプが機能する。このポンプは対応する大量の作動液を送ることができ、それに より、ステアリング・モータはステアリング・ハンドホイールの動きに迅速に反 応することができる。 何らかの理由で、たとえば、担当の供給ポンプに欠陥があるために、ポンプ接 続部の圧力が低下するかまたはなくなると、定量ポンプはいわゆる「緊急運転」 時に補助ポンプとしても使用することができる。その場合、定量ポンプは作動液 の圧力を発生するのに使用する。このために必要なエネルギーは、ステアリング ・ハンドホイールにより、すなわち、一般に人間の筋力によって取り入れなけれ ばならない。これに関連するオペレータの労力を軽減するため、DE 22 2 8 531 C2により、締切り弁を設けることが知られており、それにより、 ポンプ接続部の圧力がなくなると、第2の定量ポンプが切断される。その場合、 オペレータは1つの定量ポンプだけを操作すればよい。ステアリング・モータの 同じ動きを達成するためにオペレータはステアリング・ハンドホイールをさらに 回さなければならないが、関連の労力は小さくなる。 必ず、必要な取付け空間をできるだけ小さく保ち、ステアリングに必要な部品 類をできるだけ軽量にすることが望ましいのは、まさに車両のステアリング・シ ステムの場合である。このため、DE 22 28 531 C2による制御装 置では、2つの定量ポンプが互いにフランジ取付されている。さらに、締切り弁 も定量ポンプの一方にフランジ取付けされている。通常動作時には、圧力接続部 に供給ポンプのポンプ圧が供給されると、圧力接続部からのこの圧力によって、 締切り弁のスライダ部材が隣接している定量ポンプに押し付けられる。定量ポン プのハウジングとして必要なだけの材料を使用することが望ましいので、スライ ダ部材の圧力を受けるとその定量ポンプのハウジングが変形する可能性がある。 これは定量ポンプが機能する能力を損なうものではないが、場合によっては発生 する摩耗および傷がかなり大きくなり、制御装置の耐用年数を短縮する可能性が ある。このような摩耗および傷は、締切り弁に隣接するギア・アセンブリの軸摩 耗のみによって発生するわけではない。摩擦が増大するので、両方のポンプは圧 力を増して機能させなければならず、ギア・ホイール間の圧力差が比較的高いの で、その結果、2つのギア・アセンブリの摩耗がより大きくなる。 したがって、本発明は、このような制御装置の摩耗および傷を低減するという 問題に基づくものである。 この問題は、変位制限装置がスライダ部材に設けられ、それにより、スライダ 部材が定量ポンプを圧するのを防止する、導入部で述べた類の油圧制御装置で解 決される。 したがって、変位制限装置は、それが定量ポンプを圧するようになる前にハウ ジング内のスライダ部材を停止させる。したがって、同時に、スライダ部材は、 定量ポンプまたは定量ポンプのハウジングに対する相応の力を加えることができ なくなる。したがって、定量ポンプのハウジングの変形も避けられる。定量ポン プのハウジング内部の摩擦はさらに増すことはないので、摩耗および傷は低レベ ルに保つことができる。この構造の利点は、定量ポンプのハウジングが変更を必 要としないことである。特に、通常は、どちらも望ましくない重量の増加や取付 け空間の拡大を引き起こすと思われる補強は一切不要である。 有利な構造では、変位制限装置はハウジング内の機械式停止部材の形式になって いる。2つの定量ポンプ間の接続部をブロックしないようにスライダ部材を位置 決めする力は、ハウジングによって吸収されるので、定量ポンプに伝わらない。 一方、変形せずにハウジングをこのような圧力または力を吸収できるだけの十分 な強さにするには、非常な困難を伴うものである。 この点については、スライダ部材が、停止部材と協同する少なくとも1つの半 径方向に伸びる突出部を有することが好ましい。プロセス中に、変位制限装置は スライダ部材の実際の移動領域から離されるので、その目的のために設けられた 領域内でのスライダ部材の移動と、おそらくスライダ部材によって制御すべき作 動液の流れのいずれも中断されない。突出部が半径方向に伸びていることにより 、力を加えるために使用可能な領域がさらに拡大するので、寸法がより小さい部 品類でも力を吸収するために十分である。 この点については、突出部は定量ポンプから離れたスライダ部材の端部の領域 内に配置されることが好ましい。必要な取付け空間は一般にそこで得られる。そ の結果、製造は単純化される。しかも、実質的にハウジングの厚さ全体が保持力 を吸収するために使用可能である。 スライダ部材を受け入れるハウジング・ボアの直径を拡大することにより停止 部材を形成することは特に有利である。この種の直径の拡大は非常に容易に行う ことができる。スライダ部材を挿人し、その半径方向に突出する突出部がハウジ ング・ボア内に入った瞬間に、突出部と協働することができる停止部材もすでに 存在している。 突出部は環状であることが好ましい。その場合、円周方向に均一に力が分布す る。また、スライダ部材が傾いて、そのために傾斜したり押しつぶされる危険性 はほとんどない。 この点については、ハウジング内に組み込まれた固定要素がかみ合う回転防止 溝によって突出部が遮られることは利点の1つである。たとえば、鋸引きまたは フライス削りによって突出部にこのような溝を形成することは単純なことである 。この溝は半径方向に外側の位置にあるので、この回転防止手段はそれに対応し て大きいてこの作用を発揮し、その結果、必要な固定要素はいくらか弱いものに す ることができる。 それに加えて、またはそれに代わるものとして、スライダ部材はその側壁と定 量ポンプから離れたその端面との間に接続チャネルを有することができる。圧力 接続部はハウジング・ボアの環状壁に通じており、そこには圧力接続部の口とチ ャネルの口がスライダ部材の所定の位置範囲内で一致するようにスライダ部材が 配置されており、このスライダ部材はそれが定量ボンプを圧するようになるまで にスライダ部材が移動する経路より軸方向の長さが短くなっており、スロットル はスライダ部材に平行に配置されている。この構造の場合、スライダ部材用の駆 動装置は、スライダ部材がポンプを圧するようになる前に、いわば、遮られる。 圧力接続部からの圧力は、チャネルのみにより、スライダ部材の端面まで伝搬す ることができる。しかし、この場合、圧力接続部からの圧力が第1の位置にある チャネルに到達できることが必要である。これは、チャネルと圧力接続部が互い に一致するようなときだけ可能である。重複が終了すると、ただちに作動液は引 き続き流れることができなくなる。スライダ部材の端面上の圧力を強めていた作 動液は、スライダ部材と平行に配置されたスロットルによりその圧力が低下する 。このため、ハウジング内でのスライダ部材の比較的安定した位置決めは、依然 として定量ポンプ・ハウジングから必要な間隔を有する位置で達成することがで きる。 スロットルは、スライダ部材内に配置されるこどが好ましい。このため、製造 が容易になる。スライダ部材に貫通ボアを設け、この貫通ボアがそれ自体でスロ ットルを形成するか、スロットリング・ユニットを受け入れるために設けられる ことは十分なことである。 また、圧力接続部またはチャネルが環状溝により側壁または環状壁に通じるこ とも好ましいことである。この構造の場合、スライダ部材が圧力接続部に対して 正確な回転位置に位置合せしているかどうかは、もはや重大ではない。これに対 して、作動液は環状溝によりスライダ部材とハウジング・ボアの円周上に均一に 広がることができる。単に環状溝(複数も可)が軸方向に適当に一致することが 重要である。 圧力接続部から環状壁への口と、定量ポンプから離れた側のスライダ部材用の 機械式停止部材との距離は、それが定量ポンプを圧するようになるまでスライダ 部材が移動する経路より大きいことが好ましい。チャネル、たとえば、環状溝の 口はそれが定量ポンプを圧するようになるまでスライダ部材が移動する経路より 小さい軸方向寸法を有するが、圧力接続部の口と停止部材との距離は依然として その経路より大きいので、円周方向のスライダ部材のシーリング面が圧力を受け た作動液が入ってこないように必要な信頼性をもってその端面で圧力チャンバを 保護するのに十分な大きさになるように保証することは可能である。 添付図面とともに好ましい実施形態を参照して以下に本発明を説明する。 第1図は、制御装置の概略回路レイアウトである。 第2図は、定量装置の第1の実施形態における概略断面図である。 第3図は、その定量装置のスライダ部材の斜視図である。 第4図は、定量装置の他の実施形態を示している。 第1図に概略を示す油圧制御装置1は方向弁2を含み、この方向弁はステアリ ング・モータ3に接続されるように配置された2つの作業接続部L、Rに接続さ れている。さらに、ポンプまたは圧力接続部Pとタンク接続部Tが設けられてい る。 方向弁2のもう一方の側は定量ポンプ・ユニット4に接続され、このユニット は、油圧式に並列に接続され、同じく方向弁2を操作する共通シャフト7により 機械的に並列に動作可能な第1の定量ポンプ5と第2の定量ポンプ6とを含む。 第1および第2の定量ポンプ5、6が並列に接続されているという概念は、定 量ポンプ5の入力接続部が第2の定量ポンプ6の対応する入力接続部に接続され ているかまたは接続することができ、第1の定量ポンプ5の出力接続部が第2の 定量ポンプ6の対応する出力接続部に接続されているかまたは接続することがで きることを意味する。実際に定量ポンプ・ユニット4は締切り弁8も含み、この 弁は第1の定量ポンプ5と第2の定量ポンプ6とのこの接続部を遮ることができ る。第1図に示す位置では、この接続部が遮られ、第2の定量ポンプ6が短絡さ れているので、シャフト7が回転すると、第1の定量ポンプ5だけが方向弁2に 向かって作動液を送ることができる。 このような制御装置1の動作それ自体は知られている。ポンプ9はタンク10 から方向弁2に作動液を送る。同時に、締切り弁8はスプリング11の力に対抗 して、2つの定量ポンプ5、6が油圧式に並列に接続される位置まで変位する。 次にシャフト7を操作した場合、作動液は方向弁2によりステアリング・モー タ3に進む。作動液の量は、ここで2つの定量ポンプ5、6によって決定される 。 ポンプ9が故障した場合、すなわち、方向弁2のポンプ接続部Pに圧力がまっ たく存在しない場合、締切り弁8は停止する。すなわち、2つの定量ポンプ5、 6間の接続を遮る。 依然として定量ポンプ5だけが方向弁2とともに機能することができる。シャ フト7を回すと、定量ポンプ5はステアリング・モータ3の動作に必要な作動液 を送る。 通常、さらに他の接続部および線、特に負荷圧力制御接続部LSが設けられる が、明確にするため、ここでは図示していない。 第2図は、2つの定量ポンプ5、6が締切り弁8とともにフランジ取付けされ ている定量ポンプ・ユニット4の構造をより詳細に示している。この場合、第1 の定量ポンプ5はギア・アセンブリ5A、5Bを有し、第2の定量ポンプはギア ・アセンブリ6A、6Bを有する。どちらのギア・アセンブリも同じ直径を有し 、互いに対して同じ向きを有する。しかし、ギア・アセンブリ5A、5Bは第2 のポンプのギア・アセンブリ6A、6Bより小さい軸方向長さを有する。したが って、第1の定量ポンプ5は第2の定量ポンプより小さい容量を有し、すなわち 、同じ回転角の場合、それは第2の定量ポンプ6より少ない作動液を送る。2つ のギア・アセンブリ間の機械的接続はシャフト7によって行われる。 第2の定量ポンプ6にフランジ取付けされた締切り弁8は、ハウジング・ボア 14を有するハウジング13内で軸方向に変位可能に取り付けられたスライダ部 材12を含む。ハウジング13はカバー15によって閉じられる。 制御圧力線16は、方向弁2(完全に概略で示す)のポンプ接続部Pに接続さ れ、定量ポンプ6から離れたスライダ部材12の端面が圧力によって作用できる ようにする。圧力Pが制御圧力線16に作用すると、スライダ部材12は第2の 定量ポンプ6に向かって変位する。このため、スライダ部材12は軸方向に伸び る溝17を有し、それによりスライダ部材はハウジング・ボア14の内壁に設け られた溝18、19を相互接続することができる。溝18、19は円周方向に所 定の長さを有する。これらの溝は次に線20、21に接続され、この線により第 1の定量ポンプ5を第2の定量ポンプに接続することができる。 さらに、スライダ部材12内に環状溝22が設けられ、この溝により線21を 短絡することができる。 定量ポンプ6に隣接するスライダ部材12の端面は、完全に概略で示す制御接 続部24に接続された圧力チャンバ23内の圧力を受ける。この制御接続部24 は方向弁2のタンク接続部Tに接続される。 ポンプ圧力Pの全体がスライダ部材12に作用しうる場合、スライダ部材12 は相当な力を第2の定量ポンプ6のカバー・プレート25に及ぼすものと思われ 、その力はこのカバー・プレート25を変形する可能性があるので、結果的に第 2の定量ポンプのギア・アセンブリ6A、6Bの相当な摩耗および傷が発生する ものと思われる。 スライダ部材12が定量ポンプ6のカバー・プレート25を圧しないようにす るため、スライダ部材12は、ハウジング・ボア14の直径拡大部27内に配置 された円周方向および半径方向に突出する突出部26が形成される。突出部26 とこの直径拡大部27によって形成された停止面28との距離は、第2の定量ポ ンプ6に面するスライダ部材の端面とカバー・プレート25との距離より小さい 。したがって、スライダ部材12が第2の定量ポンプ6のカバー・プレート25 を圧する前に、突出部26は停止面28に達する。スライダ部材12を定量ポン プ6に向かって変位させる力はすでにハウジング13内で吸収されているので、 その力は定量ポンプ6に到達することができない。この点については、停止面2 8は定量ポンプ6から離れたハウジング13の端部に配置されている。したがっ て、実質的にハウジングの厚さ全体が力の吸収に使用可能になる。 第3図から分かるように、回転防止手段をそこに設けるために、突出部26に 溝29も設けることができる。 突出部26は環状である必要はない。個別の、好ましくは左右対称に分布し、 半径方向に突出する突出部を設けることで十分であると思われる。しかし、環状 突出部26は、それが必要な力を吸収するように単純に形成できるという利点を 有する。これはむやみに厚くする必要はない。多くの場合、3〜5mmという軸 方向範囲が十分であることが判明している。 したがって、突出部26と停止面28はここでスライダ部材用の変位制限手段 を形成する。所与の範囲を上回るスライダ部材12の移動は確実に防止される。 第4図は代替構造を示しており、同一部分には同じ参照番号が付けられ、対応 する部分にはプライム付き参照番号が付けられている。 この実施形態では、スライダ部材12’に環状突出部がまったくない。変位制 限手段は、ここでは以下の機構の組合せによって形成されている。すなわち、ス ライダ部材12’は、環状溝31に接続され、スライダ部材12’の端面32に 至るチャネル30を有する。ハウジング・ボア14には、圧力接続部Pに接続さ れたもう1つの環状溝33が設けられている。ただし、環状溝31が溝33と一 致するのであれば、作動液は圧力Pを受けてチャネル30を通ってスライダ部材 12’の端面32まで流れることができる。 端面32と環状溝31との間にはエプロン34が設けられ、このエプロンは、 スライダ部材12’が定量ポンプ6に向かって十分な距離だけ変位したときに溝 33を閉じるものである。 さらに、スライダ部材12には、油圧式にスライダ部材に平行に、すなわち、 制御線24に接続されたタンク接続部Tとポンプ接続部Pとの間に位置するスロ ットル35が存在する。 この点については、エプロン34が溝33の上を覆うために必要な軸方向距離 Aは、それが定量ポンプ6のカバー・プレート25を圧する前にスライダ部材1 2’が移動しなければならない距離Bより小さい。溝33とカバー15との距離 Cはさらに大きく、これはここではスライダ部材12’用の停止部材として機能 する。したがって、A<B<Cになる。 第4図による締切り弁8は以下のように動作する。すなわち、圧力接続部Pに 圧力がある場合、これは溝33、環状溝31、チャネル30によりスライダ部材 12’の端面32まで進み、定量ポンプ6に向かってスプリング11の力に対抗 してスライダ部材12’を変位させる。スライダ部材12’がカバー・プレート 25を圧する(そのためにはそれが距離Bだけ移動することが必要と思われる) 前に、エプロン34(距離Aを移動後)が溝33を閉じ、圧力を持った作動液が スライダ部材12’の端面32にさらに供給されるのを防止する。次に端面32 の圧力はスロットル35により低下し、スライダ部材12’はスプリング11の 力によって定量ポンプ6からもう一度押し返されるので、溝33は再びカバーが 外される。したがって、スライダ部材12’はカバー・プレート25を圧するこ とはない。実際には、そのうち平衡状態が発生し、2つのスロットル31、33 、35での圧力低下がスプリング11によって発揮される反力と同じ大きさにな るように、溝31、33間に追加のスロットルが形成される。 この最後の解決策は、たとえば、追加の固定機能を引き受けることができる機 械式停止部材とともに使用することもできる。 いずれの場合にも、カバー・プレート25にかかる非常に大きい圧力による力 は回避されるので、特に定量ポンプ6の摩耗および傷を低減することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),UA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AM,AT ,AU,BA,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KR,KZ,LT,LU,LV ,MD,MK,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SE,SG,SI,SK,TR,UA,US,U Z,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.圧力接続部とタンク接続部とを有し、油圧式に並列に接続され、機械的に並 列に動作可能な少なくとも2つの定量ポンプと、前記2つの定量ポンプ間の油圧 接続部内の締切り弁とを含む定量ポンプ・ユニットを有し、前記締切り弁は定量 ポンプにフランジ取付けされ、ハウジング内にスライダ部材を有し、前記スライ ダ部材は前記圧力接続部から圧力を受けると前記定量ポンプに向かって軸方向に 移動可能である油圧制御装置において、前記スライダ部材(12、12’)用の 変位制限装置(26、28;31、33)が設けられ、前記変位制限装置は前記 スライダ部材(12、12’)が前記定量ポンプ(6)を圧するのを防止するこ とを特徴とする油圧制御装置。 2.前記変位制限装置(26、28)が前記ハウジング(13)内の機械式停止 部材(28)の形式であることを特徴とする、請求項1に記載の油圧制御装置。 3.前記スライダ部材(12)が、前記停止部材(28)と協働する少なくとも 1つの半径方向に伸びる突出部(26)を有することを特徴とする、請求項2に 記載の油圧制御装置。 4.前記突出部(26)が、前記定量ポンプ(6)から離れた前記スライダ部材 (12)の端部の領域内に配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の 油圧制御装置。 5.前記停止部材(28)が、前記スライダ部材(12)を受け入れるハウジン グ・ボア(14)の直径拡大部(27)によって形成されることを特徴とする、 請求項1に記載の油圧制御装置。 6.前記突出部(26)が環状であることを特徴とする、請求項3ないし5のい ずれか一項に記載の油圧制御装置。 7.前記突出部(26)が、前記ハウジングに固定された固定要素がかみ合う回 転防止溝(29)によって遮られることを特徴とする、請求項6に記載の油圧制 御装置。 8.前記スライダ部材(12’)が、その側壁と前記定量ポンプ(6)から離れ たその端面(32)との間の接続チャネル(30)を有し、前記圧力接続部(P )が、前記圧力接続部の口(33)と前記チャネルの口(31)が前記スライダ 部材の所定の位置範囲(A)内で一致するように前記スライダ部材(12’)が 配置されている前記ハウジング・ボア(14)の環状壁に通じ、前記範囲はそれ が前記定量ポンプ(6)を圧するようになるまで前記スライダ部材(12’)が 移動する経路(B)より軸方向に短く、スロットル(35)が前記スライダ部材 (12’)に平行に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし7のいず れか一項に記載の油圧制御装置。 9.前記スロットル(35)が前記スライダ部材(12’)内に配置されている ことを特徴とする、請求項8に記載の油圧制御装置。 10.前記圧力接続部(P)または前記チャネル(30)が環状溝(31、33 )により側壁または環状壁に通じていることを特徴とする、請求項8または9に 記載の油圧制御装置。 11.前記環状壁への前記圧力接続部(P)の前記口(33)と前記定量ポンプ (6)から離れた側の前記スライダ部材(12’)用の機械式停止部材(15) との距離(C)が、それが前記定量ポンプ(6)を圧するようになるまで前記ス ライダ部材が移動する前記経路(B)より大きいことを特徴とする、請求項8な いし10のいずれか一項に記載の油圧制御装置。
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