JP2924991B2 - 反転装置のクランプ機構を遠隔制御式に操作する装置 - Google Patents

反転装置のクランプ機構を遠隔制御式に操作する装置

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JP2924991B2
JP2924991B2 JP5172834A JP17283493A JP2924991B2 JP 2924991 B2 JP2924991 B2 JP 2924991B2 JP 5172834 A JP5172834 A JP 5172834A JP 17283493 A JP17283493 A JP 17283493A JP 2924991 B2 JP2924991 B2 JP 2924991B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/10Combinations of transfer drums and grippers
    • B41F21/106Combinations of transfer drums and grippers for reversing sheets, e.g. for perfecting machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F13/00Common details of rotary presses or machines
    • B41F13/0008Driving devices

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反転装置のクランプ機
構、特に枚葉紙案内胴及び輪転印刷機の側壁における反
転装置のクランプ機構を遠隔制御式に操作する装置であ
って、この場合反転装置が少なくとも、1つの反転ドラ
ムと1つの貯えドラムと移動調節可能な複数の歯付セグ
メントとを備えていて、該構成要素がクランプエレメン
トを有しており、該クランプエレメントを介して、プレ
ロードの負荷によって、相対的に移動調節可能な力伝達
エレメントの間におけるクランプ結合と制御セグメント
の間におけるクランプ結合とが生ぜしめられかつ維持さ
れる形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第3814831
号明細書には、本発明の先行技術として、反転装置の胴
の回転位置を移動調節するため及び、枚葉紙輪転印刷機
のこの胴におけるグリッパ制御装置を切り換える調節部
材を軸方向摺動させるための装置が開示されている。手
によって操作されるこの装置では、差込みソケット付加
部を備えたねじ山付スリーブが回動させられ、これによ
って押圧リングを介して、ばねユニットによって押圧レ
バーに加えられるクランプ力を減じること又は完全に消
滅させることができるようになっている。さらに、ねじ
山付スリーブの軸方向位置に関連して環状溝を介して操
作可能なダブルレバーは、固定歯車と移動歯車との間に
おけるクランプ作用が消滅した場合に給電回路を遮断す
るため及び、固定歯車と移動歯車との間におけるクラン
プ作用が再び生ぜしめされた場合に給電回路を閉じるた
めに働く。この公知の装置における欠点としては、クラ
ンプ作用を消滅させるために手による操作が必要である
ということ及び、電流回路の遮断が機械的な方式で行わ
れるということが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の装置を改良して、規格化された
コンパクトな構成要素から成る遠隔制御可能なクランプ
装置のための必要条件を満たすことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、少なくとも一体的な可動の押圧ロ
ッドに、圧力媒体によって負荷可能な調節部材が配置さ
れており、該調節部材が、蓄力器によって生ぜしめられ
るクランプ作用を無効にするように、伝達エレメントを
運動させるように構成されている。
【0005】
【発明の効果】このように構成された装置には次のよう
な利点がある。すなわち本発明による装置では、印刷機
を遠隔制御するための系内において反転ユニットにおけ
るクランプ装置を結び付けることが可能である。すべて
の構成要素、例えば反転装置が、本発明による装置を備
えると、種々異なった構成要素を同時に遠隔操作するこ
とが可能になり、この結果、片面印刷から両面印刷への
切換え時における準備時間は著しく減じられることにな
る。本発明の別の構成では、調節部材の圧力媒体負荷時
に、環状に延在する制限面の間において圧力室が形成さ
れるようになっている。このように構成されていると、
圧力形成のために別体の前室が必要ではないので、調節
部材を特にコンパクトに構成することが可能である。し
かも、圧力形成のために必要な媒体の容量も小さく保つ
ことができる。本発明の別の構成では、少なくとも一体
的な可動の押圧ロッドが、回動不能に支承されている圧
力媒体によって負荷可能な調節部材によって、回転可能
に受容されている。このような構成の利点としては次の
ことが挙げられる。すなわちこのように構成されている
と、別個に設ける必要のある回転貫通部を省くことが可
能であり、このことによって製造コストを著しく安価に
することができる。圧力室を制限している部材の範囲に
おいては回転運動が発生しないので、シールや漏れの問
題が生じることはない。
【0006】本発明の別の構成では、圧力媒体によって
負荷可能な調節部材に、支承装置エレメントが挿入可能
である。このように構成されていると、調節部材は回転
する押圧ロッドにも回転しない押圧ロッドにも挿入する
ことが可能であり、しかもこの場合に調節部材の幾何学
形状を変化させることはなんら必要がない。従ってこの
ような調節部材は普遍的に使用することが可能であり、
ひいては大量に製造することができるので、製造コスト
を下げるために有利である。
【0007】本発明の別の構成では、圧力媒体によって
負荷可能な調節部材が直接的に、少なくとも一体的な可
動の押圧ロッドによって受容されている。このように構
成されていると、別体の支承装置エレメントを省くこと
ができ、しかもこの使用例に対して調節部材の輪郭形状
を維持することが可能である。
【0008】本発明のさらに別の構成では、冒頭に述べ
た形式の装置において、少なくとも一体的な可動の押圧
ロッドに間接的に、圧力媒体によって操作可能な調節部
材が配置されており、該調節部材が、蓄力器によって生
ぜしめられるクランプ作用を無効にするように、伝達エ
レメントを運動させるように構成されている。このよう
に構成されていると、この場合には圧力媒体を介して間
接的に操作可能な調節部材が使用されるので、例えば押
圧面やレバー比に関して構成部材を適宜に寸法設定する
ことによって、ハイドロリック式又はニューマチック式
の小型でコンパクトな調節部材を使用することが可能に
なる。この場合本発明の別の有利な構成では、圧力媒体
を介して間接的に操作可能な調節部材が、偏心ピンを受
容しており、該偏心ピンがレバーを介してサーボシリン
ダと結合されている。このような構成では、圧力発生部
の外周部を、操作されるクランプ装置の外部に取り付け
ることが可能である。
【0009】本発明のさらに別の構成では、少なくとも
一体的な軸方向可動の押圧ロッドが、ピン支承体に回転
可能に支承されている。この場合に有利には、ピン支承
体がラジアル軸受を有していて、偏心ピンの回動時にス
ラスト軸受を介してストッパに支持されるように構成さ
れている。レバーの端部にもたらされる、しかしながら
小さなサーボ力によって、最小の切換え運動距離におい
ても、蓄力器のばね力を消滅させて、移動調節操作を実
施することが可能である。
【0010】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0011】図1には、回転する押圧ロッドに設けられ
ていて圧力媒体によって負荷可能で遠隔制御式に操作可
能な調節部材が断面図で示されている。固定歯車1と移
動歯車3との間における力接続を維持するために、固定
歯車1と移動歯車3とは押圧レバー5を介して互いにク
ランプされる。押圧レバー5は、ジャーナル付加部2に
よって受容されている移動歯車3を、固定歯車1に押し
付けている。すなわちこの場合押圧レバー5は環状面4
に作用している。押圧レバー5は、ねじ6によってジャ
ーナル付加部2にねじ結合されている支持プレート7に
支持されている。短いレバーアームと長いレバーアーム
とに分割されている押圧レバー5は、下側のレバーアー
ムでそれぞれ円板11に接触している。円板11と押圧
ロッド9の段部9aとの間には皿ばねユニットとして構
成されたばね12が配置されており、このばね12はク
ランプを維持するために必要なプレロードを生ぜしめて
いる。このばね12は一方では、押圧レバー5の下側の
レバーアームに作用し、これによって押圧レバー5は、
該押圧レバー5の背側に構成されている突子を介して支
持プレート7に支持されている。押圧レバー5の短いレ
バーアームを介しては、レバー比に相応して増大された
クランプ力によって、固定歯車1と移動歯車3とが互い
にクランプされる。他方では、胴8の内部に押圧レバー
8cが設けられており、この押圧レバー8cはヒンジピ
ン8dに支承されている。押圧ロッド9が押圧レバー8
cを押圧すると、押圧レバー8cは抗張ピン8bを介し
て移動キャリッジ8aを胴8におけるそのポジションに
おいてしっかりと緊定する。
【0012】押圧ロッド9の端部には2つのナット1
5,16が設けられており、両方のナットのうちのナッ
ト15は、止めナット16によって固定されるストッパ
を形成している。スラスト軸受17とラジアル軸受19
とによって、押圧ロッド9にはピストン20が受容され
ており、この場合ピストン20は、回動不能ではあるが
しかしながら軸方向摺動可能にケーシング24において
受容されている。ケーシング24は、押圧ロッド側の切
欠きにスラスト軸受18を受容しており、回動防止部材
25を介して輪転印刷機の端壁と回動不能に結合されて
いる。スラスト軸受18のレースには、押圧ロッド9に
沿って軸方向に運動可能な押圧スリーブ13が接触して
いる。押圧スリーブ13のばね側端部と押圧ロッド9の
段部10との間には、遊びが存在しており、この遊びに
よって、切換え運動距離14が可能になっている。ケー
シング24は環状溝21を有しており、この環状溝21
の中にはシールエレメント22が挿入されている。ピス
トン20の制限壁23は、圧力室30の制限部を形成し
ている。ケーシング24は、圧力媒体のための供給導管
26を有しており、かつ別のシールエレメント27を備
えている。この別のシールエレメント27は、シールエ
レメント22と協働して、相対的に運動可能な構成部
材、つまりピストン20とケーシング24との間におけ
る圧力室30をシールしており、圧力形成を可能にして
いる。ケーシング24は、その制限面28によって、ピ
ストン20とケーシング24との間において環状に延び
ている圧力室30を完成させており、この圧力室30に
は、供給導管26を介して圧力媒体が供給されるように
なっている。ケーシング24における突出部29によっ
て、スラスト軸受18を受容するための切欠きが制限さ
れている。
【0013】圧力媒体の供給が、回動不能ではあるがし
かしながら軸方向移動可能なケーシング24を介して行
われるので、多くの場合シールが問題になるような高価
な回転貫通部を使用する必要がなくなる。本発明による
解決策では、圧力形成は、相対回動不能に配置された2
つの構成要素、つまりピストン20とケーシング24と
の間において行われるので、両者の間におけるシールは
何ら問題にならない。圧力媒体が供給される場合、制限
面23と28とによって形成されている圧力室30にお
いては、過圧が発生する。そしてピストン20はスラス
ト軸受17を介して、止めナット16によって固定され
ているストッパ15に支持されている。同時にケーシン
グ24は、圧力室30における過圧の形成に相応して、
軸方向でばね12に向かって運動する。スラスト軸受1
8を介して、円板11に接触している押圧スリーブ13
は、ケーシング24の摺動距離に相当する摺動を行う。
切換え運動距離14だけ進むやいなや、押圧スリーブ1
3は、ばね12を受容している押圧ロッド9の段部10
に接触する。押圧スリーブ13が押圧ロッド9の段部1
0に接触するのと同時に、同様に軸方向摺動可能な円板
11を介して、ばね12によって生ぜしめられたプレロ
ードが消滅する。すなわち押圧レバー5と押圧レバー8
cとは無負荷状態になる。そしていまや、固定歯車1に
対する移動歯車3の回動位置の移動調節と移動キャリッ
ジ8aの移動調節とを行うことが可能になる。圧力媒体
の供給導管26に一体に組み込まれた圧力監視器を介し
て、切換え段階中における輪転印刷機の保護が行われ
る。すなわちこの場合圧力形成時には給電回路が遮断さ
れるので、クランプ開放時における輪転印刷機の始動は
中断されている。このように構成されていることによっ
て、リミットスイッチロッドを省くことができる。
【0014】図2には、クランプ機構を遠隔制御式に操
作するための装置が断面図で示されており、この場合こ
の装置は、貯えドラムにフランジ結合されている。
【0015】貯えドラム31のジャーナルに配置された
ストッパ31bに対して貯えドラム31の周壁31aを
クランプするために、皿ばねユニットとして構成された
ばね12がケーシング35に支持されている。ケーシン
グ35はねじ34を介して貯えドラム31にフランジ結
合されている。ばね12は、押圧ロッド32を段部32
aを介して、押圧レバー33の(支持のための突子に比
べて)長いレバーアームに押圧している。押圧レバー3
3の短いレバーアームは、貯えドラム31の周壁31a
を、貯えドラム31のジャーナルに固定されているスト
ッパ31bに対してクランプしている。
【0016】ピストン20とケーシング24とは、スラ
スト軸受17,18及びラジアル軸受19を介して、図
1に示された実施例と同様に、押圧ロッド32に受容さ
れている。ピストン20は、スラスト軸受17を介して
ストッパ15に支持されており、この場合ストッパ15
は止めナット16によって固定されている。回動防止部
材25によって側壁と結合されているケーシング24
は、ピストン20を回動不能にではあるがしかしながら
軸方向摺動可能に受容している。圧力室30は、ピスト
ン20もしくはケーシング24の環状に延びている2つ
の制限面23,28によって形成されている。圧力室3
0は、ピストン20の環状溝21におけるシールエレメ
ント22とケーシング24のシールエレメント27とに
よって、圧力形成のために適した形式でシールされてい
る。
【0017】圧力媒体用の供給導管26を介して圧力室
30が圧力負荷されると、この実施例ではピストン20
がケーシング24から走出し、圧力形成の開始時には押
圧ロッド32のストッパ15に接触している。圧力がさ
らに上昇すると、押圧ロッド32は左に向かって運動
し、この運動は、切換え運動距離14だけ進んだ後で押
圧ロッド32の段部32aがケーシング35におけるス
トッパに当接するまで続く。これによって押圧レバー3
3はその下端部において負荷軽減され、貯えドラム31
のストッパ31bと周壁31aとの間におけるクランプ
作用がなくなる。そしていまや移動調節を行うことが可
能になる。
【0018】図1との比較から明らかなように、調節部
材つまりピストン20及びケーシング24の幾何学形状
は同一であり、従ってこれによってこれらの構成部材
は、反転装置の複数の構成要素における使用において
も、普遍的に使用することが可能である。さらに、貯え
ドラム及び反転ドラムが本発明による装置を備えている
場合には、複数の構成要素を同時に操作することが可能
である。さらに、図1及び図2に示された実施例を用い
て、既に引き渡されている輪転印刷機に後から本発明に
よる装置を装備させることが可能であり、この結果、こ
れらの引渡し済みの輪転印刷機においても、本発明によ
る装置に内在する合理化の可能性を得ることが可能であ
る。
【0019】図3には、歯付セグメントのためのクラン
プを遠隔制御式に操作する装置が断面図で示されてお
り、この場合歯付セグメントは、輪転印刷機の側壁に移
動調節可能に支承されている。
【0020】この実施例ではベル形部材36、又は相応
に成形された湾曲部材が、輪転印刷機の側壁38に設け
られている。この場合ベル形部材36は例えばねじ37
を用いて側壁38に固定されている。構成スペースを節
減するために、ベル形部材36はまた側壁38の中に埋
め込まれていてもよく、これによって押圧ロッドセグメ
ント39の長さを短縮することが可能である。押圧ロッ
ドセグメント39には段部40が設けられている。段部
40と、ケーシングに固定されていて調節運動距離14
を制限しているストッパ41との間において、押圧ロッ
ドセグメント39には、少なくとも1つのばね12が受
容されている。ピストン20はねじ44を介してベル形
部材36と結合されており、これに対してケーシング2
4は、押圧ロッドセグメント39の端部においてセンタ
リングされていて、肩部で段部40に接触している。
【0021】押圧ロッドセグメント39は、歯付セグメ
ント43に向けられた後方部分に突出部42を備えてお
り、この突出部42は、軸方向における押圧ロッドセグ
メント39の運動時に歯付セグメント43を側壁38に
クランプするか又は、移動調節のために歯付セグメント
43を解放するようになっている。
【0022】環状に延びる制限面23,28によって形
成された圧力室30の圧力負荷時に、ケーシング24は
軸方向においてピストン20から離反運動する。押圧ロ
ッドセグメント39の段部40におけるケーシング24
の接触は、圧力室30の圧力負荷による押圧ロッドセグ
メント39の軸方向摺動時におけるばね12の圧縮を生
ぜしめる。押圧ロッドセグメント39の軸方向摺動時
に、突出部42は歯付セグメント43を解放し、次いで
この歯付セグメント43は移動調節可能になる。圧力室
30が放圧されると、ばね12によって突出部42は歯
付セグメント44を押圧し、これによって歯付セグメン
ト44はその旋回ポジションにおいてロックされる。圧
力室30の圧力負荷時に、切換え運動距離14はストッ
パ41によって規定される。この構成における短い切換
え運動距離は、本発明による装置の別の構成における使
用時においては長い切換え運動距離に延長することが可
能である。図1及び図2に示された実施例について既に
述べたように、ピストン20及びケーシング24は、圧
力室における圧力形成を保証するために、環状溝によっ
て受容されるシールエレメント22,27を備えてい
る。
【0023】図1〜図3に示された実施例では、ケーシ
ング24及びピストン20のための取付け例が示されて
おり、このケーシング24及びピストン20は図1及び
図2に実施例では、支承エレメントを介して回転する押
圧ロッド9,32によって該支承エレメント内に受容さ
れているのに対して、図3には、回転しない押圧ロッド
セグメント39における配置形式が示されている。この
ことは複数の調節部材の普遍的な使用可能性を示してお
り、この場合これらの調節部材は、反転装置の複数の構
成要素の装備を可能にし、かつボタンの押圧毎に反転装
置の複数の構成要素を同時に遠隔操作することを可能に
している。
【0024】図4にはニューマチック式に負荷可能な装
置が断面図で示されている。本発明による装置の上に述
べた実施例とは異なり、図4に示された変化実施例で
は、大きな圧力室制限面を備えた構成要素が示されてい
る。回転する押圧ロッド9は、ケーシング48内におい
てラジアル軸受19を介して回転可能に受容されてお
り、これに対してピストン46はスラスト軸受47を介
して押圧スリーブ45に作用するようになっている。圧
力室30の圧力負荷は、一方ではスラスト軸受17を介
してケーシング48をストッパ15に当接させ、かつ他
方ではピストン46がスラスト軸受47を介して押圧ス
リーブ45を円板11に対して摺動させるようになって
いる。切換え運動距離14の区間だけ押圧スリーブ45
が摺動した後で、ばね12によって生ぜしめられる押圧
レバー5の負荷が消滅し、移動歯車3の回転位置の移動
調節が可能になる。
【0025】この変化実施例は、周囲において既に圧力
空気が使用されていてしかも十分な構造スペースが存在
しているような、大きなスペースを必要とする使用例の
ために適している。そしてこの変化実施例では、ハイド
ロリック式に負荷可能な変化実施例とのコンビネーショ
ンによって、使用可能性を著しく広げることが可能であ
る。
【0026】図5及び図6には、間接的に圧力媒体を介
して操作可能な調節部材の断面図と平面図が示されてい
る。回転する押圧ロッド49には、ピン支承体52がラ
ジアル軸受19によって回転可能に支承されている。さ
らにねじ山付リング50とピン支承体52との間には、
スラスト軸受17が設けられている。ピン支承体は、こ
ろがり軸受を介して偏心ピン53を受容しており、この
偏心ピン53は両端部にそれぞれ1つのローラ54を備
えている。偏心ピン53はその中央にレバー55を備え
ており、このレバー55の端部において、汎用のサーボ
シリンダ56による調節運動が行われる。ピン支承体5
2には調節体51がセンタリングされており、この調節
体51の端面には、偏心的に支承されたローラ54が接
触している。組立て時においてねじ山付リング50の回
動をピンを介して防止するために、調節体51とピン支
承体52とには孔57が設けられており、この孔57に
よってねじ山付リング50への接近が可能になってい
る。サーボシリンダ56の圧力負荷によってレリーズさ
れる、レバー55の旋回運動時に、偏心ピン53が回動
させられる。ローラ54は、調節体51の端面に作用し
て、この調節体51を、ピン支承体52及び押圧ロッド
49に対して相対的に、軸方向に摺動させる。スラスト
軸受18を介して押圧スリーブ13は相応に軸方向にお
いて摺動させられ、この結果押圧スリーブ13は、上に
述べた実施例と同様に、ばね装置のプレロードを消滅さ
せることができ、かつ移動調節操作の実行を可能にす
る。レバー比を適当に選択することによって、圧力媒体
を介して間接的に操作可能なこの変化実施例では、小さ
く構成されたサーボシリンダ56によって大きな調節力
を生ぜしめることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧力媒体負荷可能でかつ遠隔制御式に操作可能
な、回転する押圧ロッドにおける調節部材を示す断面図
である。
【図2】貯えドラムにフランジ結合された、クランプエ
レメントを遠隔制御式に操作する装置を示す断面図であ
る。
【図3】輪転印刷機の側壁に支承されている歯付セグメ
ントのためのクランプを遠隔制御式に操作する装置を示
す断面図である。
【図4】ニューマチック式に負荷可能な装置を示す断面
図である。
【図5】圧力媒体を介して間接的に操作可能な調節部材
を示す断面図である。
【図6】図5に示された装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 固定歯車、 2 ジャーナル付加部、 3 移動歯
車、 4 環状面、5 押圧レバー、 6 ねじ、 7
支持プレート、 8 胴、 8a 移動キャリッジ、
8b 抗張ねじ、 8c 押圧レバー、 8d ヒン
ジレバー、9 押圧ロッド、 9a 段部、 10 段
部、 11 円板、 12 ばね、13 押圧スリー
ブ、 14 切換え運動距離(調節運動距離)、 15
ナット(ストッパ)、 16 止めナット、 17,
18 スラスト軸受、 19ラジアル軸受、 20 ピ
ストン、 21 環状溝、 22 シールエレメント、
23 制限面、 24 ケーシング、 25 回転防
止部材、 26 供給導管、 27 シールエレメン
ト、 28 制限面、 29 突出部、 30圧力室、
31 貯えドラム、 31a 周壁、 31b スト
ッパ、 32押圧ヘッド、 32a 段部、 33 押
圧レバー、 34 ねじ、 35ケーシング、 36
ベル形部材、 37 ねじ、 38 側壁、 39 押
圧ロッドセグメント、 40 段部、 41 ストッ
パ、 42 突出部、 43歯付セグメント、 44
ねじ、 45 押圧スリーブ、 46 ピストン、47
スラスト軸受、 48 ケーシング、 49 押圧ロ
ッド、 50 ねじ山付リング、 51 調節体、 5
2 ピン支承体、 53 偏心ピン、 54 ローラ、
55 レバー、 56 サーボシリンダ、 57 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fe deral Republic of Germany (56)参考文献 特開 平1−317770(JP,A) 特開 昭52−139515(JP,A) 特開 昭64−82953(JP,A) 特開 平3−178437(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 21/02 - 21/10

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転印刷機の側壁及び枚葉紙案内胴にお
    ける反転装置のクランプエレメント(12)を遠隔制御
    式に操作する装置であって、クランプエレメント(1
    2)を介して、プレロードの負荷によって、相対的に移
    動調節可能な力伝達エレメントの間におけるクランプ結
    合と制御セグメントの間におけるクランプ結合とが、少
    なくとも一体的な可動の押圧ロッド(9,39,49)
    を用いて生ぜしめられかつ維持される形式のものにおい
    て、回動不能に配置された調節シリンダ(20,24;
    46,48)が、圧力監視器を備えた供給導管(26)
    を介して圧力媒体によって負荷可能であり、調節シリン
    ダ(20,24;46,48)が、伝達エレメント(1
    3,32a,40,45)を運動させ、これによりクラ
    ンプエレメント(12)によって生ぜしめられるクラン
    プ作用を無効にするように構成されていることを特徴と
    する、反転装置のクランプ機構を遠隔制御式に操作する
    装置。
  2. 【請求項2】 調節シリンダ(20,24;46,4
    8)が圧力媒体によって負荷された時に、環状に延在す
    る制限面の間において圧力室(30)が形成される、請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 圧力媒体によって負荷可能な調節シリン
    (20,24;46,48)の少なくとも1つの圧力
    室(30)が、供給導管(26)を介して負荷可能で
    、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも一体的な可動の押圧ロッド
    (9,39)が、回動不能に支承されている圧力媒体に
    よって負荷可能な調節シリンダ(20,24;46,4
    8)を、間接的に受容している、請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 圧力媒体によって負荷可能な調節シリン
    (20,24;46,48)に、支承装置エレメント
    (17,18,19;47)が挿入可能である、請求項
    4記載の装置。
  6. 【請求項6】 圧力媒体によって負荷可能な調節シリン
    (24)が、少なくとも一体的な可動の押圧ロッド
    (39)によって、センタリングされかつ案内されてい
    る、請求項記載の装置。
  7. 【請求項7】 圧力媒体を介して間接的に操作可能な
    承体(52)が、偏心ピン(53)を受容しており、該
    偏心ピン(53)がレバー(55)を介して第2の調節
    シリンダ(56)と結合されている、請求項記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 少なくとも一体的な可動の押圧ロッド
    (49)が、ピン支承体(52)に回転可能に支承され
    ている、請求項記載の装置。
  9. 【請求項9】 偏心ピン(53)が端部に各1つのロー
    ラ(54)を受容している、請求項記載の装置。
  10. 【請求項10】 ピン支承体(52)がラジアル軸受
    (19)を有していて、偏心ピン(53)の回動時にス
    ラスト軸受(17)を介してストッパ(50)に支持さ
    れている、請求項記載の装置。
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