JP2000504375A - 金属を基板に電気めっきする装置及び方法 - Google Patents

金属を基板に電気めっきする装置及び方法

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    • C25D5/08Electroplating with moving electrolyte e.g. jet electroplating

Abstract

(57)【要約】 基板方向に移動する基板(12)を電気めっきするのに使用する装置(10)。装置(10)は、第1の流体ストリーム及び第2の流体ストリームをそれぞれ、基板(12)の第1及び第2の幅部分にわたって方向付ける。第1及び第2の流体ストリームは基板方向に実質的に一致しては流れず、逆方向にも流れない。

Description

【発明の詳細な説明】 金属を基板に電気めっきする装置及び方法発明の分野 本発明は、流体を移動する基板に加える装置及び方法に関し、特に、金属を基 板に電気めっきする装置及び方法に関する。背景技術 電気めっきは、写真材料の現像のように、公知の方法である。現像の均一性及 び再現性は、現像溶液の温度、化学的活性及び攪拌を初めとする数多くの要因に 依存する。写真要素を現像するために、これらの要因の様々な面を制御する自動 処理機が使用される。処理機は公知の技術を使用して、現像過程のパラメータを 注意深く制御する。±0.5℃(±1゜F)までの温度変動を認める温度制御が 慣例である。更に、処理流体のある程度の運動(別名、攪拌)が重要であり、処 理液体内にこの運動を発生させるために様々な方法が利用可能である。そのよう な利用可能な方法の中に、ロール運動と浴液体の循環とがある。処理浴の化学的 活性は自動補充過程を通して維持される。 経済的観点からもエコロジーの観点からも、写真フィルムの処理に使用する材 料の量を減じることが望まれる。ハロゲン化銀画像形成材料の1平方メートルの 乾燥シートは40ミリリットルまでの現像液を吸収するが、チャンバからの過度 の漏れ及び酸化による漸次劣化によって、公知の現像液では無効果の流体の使用 が発生する。新規ハロゲン化銀現像液の製造業者は、最も少ない量の処理化学物 質を使用して且つそのような材料から期待される高品質な性能を犠牲にしないこ とを確実にして、できるだけ効果的にハロゲン化銀材料の処理を最適化しようと 試みた。 適切なレベルの化学的活性の維持は、製品の一貫した性能を保証する現像過程 の重要な面である。現像の間、反応体が消費され反応生成物が形成されるため現 像液の成分は消耗する。反応体としてヒドロキノン及び水酸化物イオンの消耗、 及び、反応生成物としてヒドロキノンモノスルホネートまたはヒドロキノンジス ルホネート及び臭化物イオンの究極的形成に特に注意を要する。反応体の消耗及 び反応生成物の形成により、更なる画像を現像する処理浴の能力が劣化する。写 真要素から材料が浸出することも現像品質を劣化させる。写真媒体の表面から反 応生成物を除去し、媒体表面に新鮮な化学物質を提供し、且つ画像形成反応が発 生している層に拡散によって媒体の連続現像を確実にするのは攪拌の役割である 。反応体を連続供給し且つ反応生成物を稀釈して処理浴の全体の化学的活性を維 持することは補充の役割である。 補充の必要性及びフィルムを現像するための処理浴の能力の保持は、フィルム の銀含有量、ハロゲン化銀結晶が画像銀に転換される率(すなわち使用量率)及 び現像液の処方を初めとする数多くの要因によって決定される。目標は、補充に より一定のレベルで浴の活動が維持され、一貫した且つ再現可能な現像結果を提 供する定常状態を達成することである。過小補充、すなわち補充が不十分である と、処理活動が低下するため処理浴が劣化する。過小現像の結果は、不十分な画 像形成(低密度)、低コントラスト、及び現像がほとんどないあるいは全くない ところでは結局完全な消耗、である。他方、補充過多の場合、浴の活動が過剰な 状態になり、結果として、現像のし過ぎ、過度の画像形成(高密度)、高コント ラスト及びフィルムの過剰かぶり(Dmin)となる。従来、一貫性を提供するため に、反応体の大規模な溜め槽を使用することが勧められてきたが、これは使用す る化学物質に関しては不経済である。 処理浴内の現像液と補充液の現像液との間には区別をつけなければならない。 補充液は浴の活動を維持するために加えられる。浴内の現像液は作業現像液とし ても知られ、補充液から得られる。しかし、自動処理機の作業現像液は、反応副 産物と、補充液と比較するとレベルの低い反応体とを含む。定常状態では、現像 液及び反応生成物は一定のレベルにあり、現像中に反応生成物を蓄積して反応体 を消耗する一方、補充により新鮮な反応体が供給され反応副産物が稀釈される。 適切な補充速度で、装置は写真フィルムを一貫して現像しながら、ほぼ定常状態 平衡を維持する。補充液中のフィルムを現像するために補充液溶液を使用すると 、補充液溶液は枯らしまたは作業現像液浴よりも強い現像浴であるため、通常、 過剰現像画像になる。しかし、補充液溶液を稀釈し何らかの反応生成物、例えば 臭素を加えて補充なしで露出フィルムを走らせるか、または補充液の過度の活動 を抑制するよう組み合わせてそれを作業現像液のレベルへ持っていくことによっ て、補充液から作業現像液浴を調製することが当該分野での習わしである。 一貫した化学的活性の維持を助けるために、自動処理機は大量の、例えば、2 0リットル以上の液体を備えた現像液浴を有することが常法である。これらは一 般に「深タンク処理機」と呼ばれる。深タンク処理機は、最高の処理率を提供し 、処理の一貫性に寄与する現像液浴用の緩衝液能力を提供する。 しかし、深タンク処理機の不利点は重大である。第1に、おそらく最も重要な ことは、大容量の処理流体の使用及び結果として起こる処分はエコロジー的に望 ましくない。この不利点は、不正確な混合のためまたは流体汚染のため大容量の 流体を捨てなければならないときに、強調される。第2に、経済的な面から大容 量の購入は望ましくない。第3に、大容量を所望の操作温度に加熱するには、か なりの時間が必要である。 深タンク処理機の不利点に対処する浅タンクまたは減容量タンクが市販されて いる。しかし、あまり受け入れられてはいない。一般に受け入れられない主な理 由の1つは、従来、低容量処理機は、深タンク処理機が提供する出力要求条件( 画像形成材料を処理する生産性、すなわち、処理率)または一貫した性能(ひっ かききず、圧力跡または他の人工物を画像形成材料に作らない現像均一性)を提 供していないということである。 米国特許第5,168,926号には、小容量を使用し適切な現像を提供する ために設計された間仕切りのある処理チャンバを備えた処理機が記載されている 。この特許は、低充填容量の使用だけではなく、補充液の減少した使用量(ミリ リットル/平方メートル)についても報告している。 国際特許第93−00612号には、低容量タンクで写真処理を行う装置が規 定され、攪拌の重要性を教示している。低容量処理機において、タンクの領域が 適切な攪拌、従って、フィルム表面への新鮮な処理溶液への接近を制限すると述 べている。この特許は、フィルム表面へ新鮮な処理溶液が接近するのを確実にす る手段を規定する。 欧州特許第410322号において、化学物質が処理するフィルムに直接配分 される。そのような膨潤処理は、画像を完全に現像するのを確実にするために吸 収される容量に十分な反応体があるように化学物質を配合する必要がある。欧州 特許第410322号は、現像液配合の最小限で2つの配分を必要とする。しか し、配分される材料は処理タンク内で現像液の一部にはならない。 米国特許第5,059,997号は、溶液が空気に接触するのを効果的に制限 して、それによって酸化による現像液の劣化を低減するよう試みる低容量タンク の例である。 米国特許第5,266,994号は、処理対象の材料の表面にわたって溶液を 分布する意図で複数のフィンガを含む低容量処理タンクの例である。 前述のように、処理されるフィルムの量(面積)、より的確には現像される銀 画像の量に釣り合った速度で新鮮な化学物質を加える補充によって化学的活性は 維持される。工業的白黒市場、例えば、メディカル及びグラフィックアート領域 における大半の処理において、現像過程が利用可能な銀の約50%を現像し、使 用する材料の銀塗膜重量は処理フィルム1平方メートルにつき3〜4グラムの範 囲であると仮定して、規定された補充量は、通常、処理フィルム1平方メートル につき補充化学物質約450ミリリットルである。その方法を行うフィルムの優 勢が異なる銀塗膜重量を有するときまたは画像に転換される銀の平衡が50%と は大幅に異なる方法の場合は、補充量を調整して差を補うことを勧める。 例として、50%の画像形成または露出フィルムの場合、ある企業の製品のデ ータシートは通常、50%画像形成されたハロゲン化銀写真フィルムの場合1平 方フィート当たり39ミリリットル(75%画像形成されたフィルムの場合1平 方フィート当たり53ミリリットル)を勧めた。1平方フィート当たり39ミリ リットルは、1平方メートル当たり420ミリリットルと等価である。できるだ け低い1平方フィート当たり29ミリリットルを使うこともあり、これは1平方 メートル当たり312ミリリットルと等価である。また、50%の画像形成フィ ルムの場合、1平方フィート当たり22〜35ミリリットルの範囲を使うことも あり、これは、1平方メートル当たり235〜375ミリリットルと等価であり 、これが勧められる。これに関しては、数多くの特許が、低容量処理タンク及び 結果として生ずる化学物質使用量の減少の利益に言及しているが、そのような言 及は常にタンクに関してであり、そのようなタンクを充填または中身を捨てる必 要性に関してである。延長した期間にわたって過程を維持するのに使用され現像 液材料の使用量を拡大する従来の補充以外の補充の必要性に関しては言及してい るものはないように思われる。 1つの公知の市販処理化学物質配合が、使用される補充化学物質の容量の減少 を達成する。しかし、容量減少は、材料使用量、すなわち、使用されるヒドロキ ノン(HQ)の絶対量の等価の減少を意味しない。この配合を使用すると、現像 されるフィルム1平方メートル当たり補充容量は0.450リットルから0.1 25リットルへ減少するが、処理浴に使用されるヒドロキノンの濃度は標準濃度 の1.5〜2倍になる(50から80だが、1リットル当たりHQ呼称65グラ ムから1リットル当たりHQ呼称およそ113.8グラム)。結果として、HQ の使用量は、1平方メートル当たり29.3グラム(50%の画像形成で)から 1平方メートル当たり約14.3グラムに減少するだけである。この使用量は依 然としてHQを大幅に浪費するという結果である。(現像されるフィルム1平方 メートルにつき使用するHQはおよそ1グラムのみであるが、そのとき処理流体 は1リットル当たり65グラムのHQを含み、フィルムは現像されるフィルム1 平方メートル当たり4グラムの銀を含み、フィルムは50%画像形成される)。 a)関連化学物質の使用を最低限にし(流体損失の減少、化学物質の効果的な 使用及び/または酸化の減少による)、b)ひっかききず及び/または材料の圧 力跡を最低限にしながら装置中を移動し、c)適切な現像均一性及び生産性を提 供する、装置及び方法が必要である。この必要性は、写真フィルム、防水加工プ レート、及び拡散転写型画像形成材料、特に幅広い画像形成材料等の画像形成材 料を処理するときに強く感じられる。 深タンク現像液の欠陥の多くは公知の電気めっき装置と共通であるため、a) 電気めっき流体の使用量及び損失は最小でありながら、比較的高い流体流量、b )空間(フットプリント)の効率の良い使用、及びc)電気めっき流体の良好な 温度制御、を含む電気めっき装置及び方法の必要性も存在する。発明の開示 本発明は、公知の電気めっき装置に関連する問題に対処する。1つの実施例で は、本発明は、基板方向に移動する基板を電気めっきするのに使用する装置に関 する。基板は、第1の幅部分と第2の幅部分とを含む基板幅を有する。第1及び 第2の幅部分は、基板幅より狭い。本装置は、電気めっき流体を含むための電気 めっきチャンバを有するハウジングを含む。ハウジングは、基板を電気めっきチ ャンバに通らせるための少なくとも1つの基板ポートを有する。本装置は、電気 めっき流体の少なくとも1つの第1のストリームを第1の幅部分にわたって方向 付け、電気めっき流体の少なくとも1つの第2のストリームを第2の幅部分にわ たって方向付けるためにハウジングに作用的に連結された手段を有する。少なく とも1つの第1のストリーム及び少なくとも1つの第2のストリームは、基板方 向に実質的に一致しては流れず、逆方向にも流れない。 本発明の別の実施例は基板を電気めっきするのに有用な装置を含む。基板は、 基板幅を有する。本装置は、電気めっき流体を含むための電気めっきチャンバを 有するハウジングを含む。ハウジングは、電気めっきチャンバと連通して基板を 電気めっきチャンバに通らせる基板ポートを有する。ハウジングは第1の側端部 と第2の側端部とを有する。流体導管の第1のグループが含まれ、電気めっき流 体を流れさせる。第1のグループは実質的には第1の側端部に位置決めされる。 流体導管の第2のグループは、第1のグループと第2の側端部との間に位置決め され、電気めっき流体を第1のグループと第2のグループとの間に、少なくとも 基板幅の一部にわたって流れさせる。第2のグループは、基板幅に対して第1の 位置に位置決めされた第1の流体導管と、基板幅に対して第2の位置に位置決め された第2の流体導管とを含む。第2の位置は基板幅に対して第1の位置と一致 しない。 本発明の別の実施例は、基板方向に移動できる基板を電気めっきする方法を含 む。基板は、第1の幅部分と第2の幅部分とを含む基板幅を有する。第1及び第 2の幅部分は、それぞれ基板幅より狭い。この方法は、電気めっき流体を含むた めの電気めっきチャンバを有するハウジングを提供するステップを含む。ハウジ ングは、基板を電気めっきチャンバ中に動かすための少なくとも1つの基板ポー トを有する。別のステップは、基板を電気めっきチャンバ内に移動させる。別の ステップは、電気めっき流体の第1のストリームを第1の幅部分にわたって方向 付ける。第1のストリームは、基板方向に実質的に一致しては流れず、逆方向に も流れない。別のステップは、電気めっき流体の第2のストリームを第2の幅部 分にわたって方向付ける。第2のストリームは、基板方向に実質的に一致しては 流れず、逆方向にも流れない。別のステップは、基板を電気めっきチャンバから 移動させる。図面の簡単な説明 図1は、本発明の1つの実施例の等角断面概略図である。 図2は、図1に示す装置の別の実施例の等角断面概略図である。 図3は、図1、2に示す装置の別の実施例の等角断面概略図である。 図4は、図1〜3に示す装置の別の実施例の等角断面概略図である。 図5は、図1〜4に示す装置の別の実施例の概略側面図であり、特に基板を電 気めっきするのにふさわしいものである。好適な実施例の詳細な説明 図1〜4に示す装置10は、少なくとも1つの面に感光性乳剤(例えば、ハロ ゲン化銀写真乳剤)を塗布した露出写真フィルムシート等の画像形成材料12ま たは要素の処理に使用することができる。「シート」という用語は、8インチ× 10インチシート等の長さが比較的短い材料、あるいは芯に巻かれたまたはコン ピュータ用紙のように扇のように折られた11インチ幅材料等の長さが比較 的長い材料を称して本明細書内では使用される。 装置10で処理可能な画像形成材料12は、防水加工プレート及び拡散転写画 像形成材料も含むことができる。防水加工プレートの例は、アメリカ合衆国、ミ ネソタ州、セントポールの3M社からMATCHPRIT及びVIKINGの商品名で販売され ている。拡散転写画像形成材料の例は、アメリカ合衆国、ミネソタ州、セントポ ールの3M社からONYXの商品名で販売されている印刷プレートである。 「処理」、「処理可能な」という用語及びそれらの変化形は、写真フィルムシ ートまたは他の類似画像形成材料を言及しているときには、現像、定着及び/ま たは水洗を意味して使用される。同一の用語が、拡散転写型の画像形成材料を言 及しているときには、現像/活性化、安定及び/または水洗を意味して使用され る。同一の用語を、流体を加えることによって加工可能な基板に流体を加えるこ とを意味して使用することもある。 2種類のグラフィックアート現像液、すなわちハイブリッド化学物質及び急速 アクセス現像液、及び様々な放射線透過写真処理溶液が装置10内で使用されて いる。装置10は、拡散転写現像液またはめっき処理用活性型装置、並びにグラ フィックアートハイブリッドフィルム、スキャナフィルム、接触フィルム、従来 の放射線透過写真スクリーンフィルム及びレーザフィルムに有用である。 装置10は一般に2ピースアセンブリであり、頂プレート14と底プレート1 6とを含み、比較対的に整列して、頂プレート14と底プレート16との間に処 理チャンバ19を有する処理セル18すなわちハウジングを提供する。材料入口 ポート20と材料出口ポート22とは処理チャンバ19と連通して、画像形成材 料12を処理チャンバ19に通らせる。処理チャンバ19の1実施例は、画像形 成材料12の10インチ×12インチ(25.4cm×30.48cm)シートを処 理するよう設計されているとき、内長(材料入ロポート20から材料出口ポート 22まで)およそ8インチ(20.3cm)、内幅およそ16インチ(40.6cm )及び内高およそ0.1インチ(0.254cm)を有してもよい。 処理チャンバ19の1実施例が、画像形成材料12の10インチ×12インチ (25.4cm×30.48cm)シートを処理するよう設計されているとき、 およそ8インチ(およそ20.3cm)のチャンバ長(材料入ロポート20から材 料出口ポート22まで)を有してもよい。チャンバ幅はおよそ16インチ(およ そ40.6cm)でよい。更に、チャンバ高はおよそ0.10〜0.3インチ(お よそ0.254〜0.762cm)の範囲でよい(チャンバ高は、底プレート16 の内面から頂プレート14の内面までの距離である)。この実施例における処理 チャンバ19の容量は、およそ12.8〜38.4立方インチ(およそ210〜 629cm3)である。 あるいは、チャンバ高は先に示した範囲よりわずかに低くてもよい。しかし、 チャンバがこの範囲より大幅に小さいと、所望の流量を維持することは困難であ る。逆に、底プレート16の形状を変えて深トラフを規定することによって、チ ャンバ高を、例えばおよそ2〜4インチ(およそ5〜10cm)まで高くするこ とができる。しかし、底プレートトラフの深さが増大すると、小容量処理機の利 点は失われる。 処理チャンバ19のチャンバ高は、処理流体24が画像形成材料12の単数ま たは複数の感光面に接触する所望の流体厚を有するように選択することができる 。言い換えれば、処理流体24の所望の流体厚が、印刷プレート等の「片面」画 像形成材料の感光面に接触するか、または放射線透過写真フィルム等の「両面」 画像形成材料の両方の感光面に接触するかでなければならない。所望の厚さは、 画像形成材料12を均一に処理する厚さと、処理流体24の総容量を最小にして 少量の処理化学物質によって提供される利益がある厚さとの間になければならな い。所望の厚さの範囲の例として、0.04〜0.4インチ(およそ0.1〜1 .0cm)が挙げられる。従って、装置10が特定の「片面」画像形成材料を処理 するときは(例えば、頂プレート14に面する感光面で運ばれるとき)、底プレ ート16の内面と処理流体24の頂面との間の距離は、0.04インチ+その特 定の「片面」画像形成材料の厚さに少なくとも等しいものでなければならない。 あるいは、装置10が特定の「両面」画像形成材料12を処理するときは、底プ レート16の内面と処理流体24の頂面との間の距離は、0.08インチ(0. 04インチ流体層2層)+その特定の「両面」画像形成材料12の厚さに少なく とも 等しいものでなければならない。更に、2.5cm以上の厚さ等の1.0cmより大 きい流体厚は機能する。しかし、前述のように、厚さが増すと、小容量の処理化 学物質を使用する利点は失われる。 画像形成材料12の片面のみに0.04インチの流体厚がある場合、処理チャ ンバ19(長さおよそ8インチ、幅16インチ)の前述の実施例内の処理流体2 4の容量は、およそ5.12立方インチ(およそ84ミリリットル)である。0 .4インチの場合、処理流体24の容量は、およそ51.2立方インチ(およそ 840ミリリットル)である。 処理チャンバ19の別の実施例は、広い画像形成材料12を処理するよう設計 されているとき、内長およそ16インチ(およそ40.6cm)、内幅およそ24 インチ(およそ61cm)及び前述のものと同様の内高(及び流体厚範囲)を有し てもよい。 処理チャンバ19は、例えば、処理チャンバ19内の処理率及び/または流体 量に影響を与えるように、上述とは異なる寸法を有してもよい。更に、処理チャ ンバ19の大きさは、小さく(例えば30cm幅)しても大きくしてもよく、それ ぞれ狭いまたは広い画像形成材料及び様々な厚さの画像形成材料を収納すること ができる。更に、頂プレート14及び底プレート16の内面は、図示したような 平坦ではなく、不規則な形状でもよい。 画像形成材料12は、移動方向(矢印で示す)に移動するように示され、移動 面を形成する。処理流体24は、流体入口ポート26と流体出口ポート27との 向きにより、画像形成材料12にわたって実質的に横切って流れるように示され る。一定容量の液体は、処理チャンバ19を循環し、処理チャンバ19は画像形 成材料12に接触するが画像形成材料12は処理チャンバ19内にある。循環は 通常、ターンオーバーという用語で称される。「ターンオーバー」という用語は 、処理チャンバ19内に含まれる処理流体24の容量を意味する。処理チャンバ 19を処理液体が循環することは、処理チャンバ19を通る画像形成材料12の 運動に対して横切る方向に毎秒0.2ターンオーバーの処理液体の最小流れを維 持するために必要である。循環流量は、0.4ターンオーバー/秒より大きいこ と が更に好ましく、0.6ターンオーバー/秒より大きいことが最も好ましい。 画像形成材料12を処理するために、処理チャンバ19内の処理流体24の総 容量は、処理チャンバ19の表面積の1平方センチにつき現像液0.08ミリリ ットル以下である。例えば、長さ8インチ(およそ20.3cm)、幅16インチ (およそ40.6cm)の処理チャンバ19の表面積は、128平方インチ(およ そ825.8平方センチ)である。この処理チャンバ19内の処理流体24の容 量は、およそ66ミリリットル以下であることが好ましい。別の例では、長さ1 6インチ(およそ40.6cm)、幅24インチ(およそ60.9cm)の処理チャ ンバ19の表面積は、384平方インチ(およそ2477.4平方センチ)であ り、処理チャンバ19内の処理流体24の容量は、およそ198ミリリットル以 下であることが好ましい。 処理チャンバ19の寸法が変化するにつれて処理チャンバ19内の流れ特性が 変わることに注目することが重要である。処理チャンバ19の幅を広げてより広 い画像形成材料を収納すると、流れ特性に直接悪影響がある。幅が6インチ(1 5.24cm)しかない処理チャンバ19の流れ特性は、幅30インチ(76.2 cm)の処理チャンバの流れ特性とは大幅に異なる。一方の側に沿ってのみ処理チ ャンバ19に供給し、他方の側に沿ってのみ引き出すこと(片側横断流)は、幅 が広く高さの減少した処理チャンバ19ではだんだん困難になる。処理チャンバ 19が広くなる及び/または高さが減少するにつれて、処理チャンバ19内で増 大する流れ抵抗によって、処理流体24は、引き出される処理チャンバ19の他 方の側に流れるのではなく、材料入ロポート20及び/または材料出口ポート2 2を通って処理チャンバ19から流れる。言い換えると、処理流体24は、もっ とも抵抗の少ない通路を取る。このため、処理流体24は画像形成材料にわたっ て不均一に分布される。更に、処理流体24が画像形成材料にわたって流れるた め、処理流体24の活動は減少する。このため、画像形成材料12内に不均一な 現像という望ましくない影響が現れる。 装置10は、特に比較的広い画像形成材料12を処理する際のこれらの問題に 対処する。一般に、装置10は、処理チャンバ19の幅を小さい流れ領域に分割 する。この処理チャンバ19の分割を行なう場合は、単一ストリームではなく処 理流体24の複数の流れストリーム28を有することによって実行される。複数 の流れストリーム28は、処理流体24を画像形成材料にわたってより均一に分 布することができる。更に、流れストリーム28が短いことにより、処理流体2 4内の活動がより一貫したレベルになり、画像形成材料12の現像がより均一に なる。更に、比較的広い画像形成材料12にわたる複数の流れストリームの流量 は、材料入口ポート20、材料出口ポート22を通る流体損失を増大させず、狭 い画像形成材料12にわたる単一流れストリームの流量と同様でありうる。言い 換えれば、単一流れストリームを複数の流れに分割することによって、流量を減 少することができる。 装置10は、流体入ロポート26(流体供給)と流体出口ポート27(流体排 出)との間に特定に配置を含むことによって、これらの複数の流れストリーム2 8を形成することができる。図1において、流体入ロポート26Aは2つのグル ープで示され、1つのグループは頂プレート14Aを介して処理チャンバと連通 して、もう1つのグループは底プレート16Aを介して処理チャンバ19Aと連 通する。流体出口ポート27Aの2つのグループは、頂プレートを介して処理チ ャンバと連通するように示される。流体出口ポート27Aの2つのグループは、 (画像形成材料12Aの幅が処理チャンバ19Aの幅より大幅に小さくないとき 、すなわち、出口が処理チャンバ19Aの縁にあるとき)、処理流体が画像形成 材料12Aの縁30A、34Aでまたはその近傍で処理チャンバ19Aから出る ようにチャンバ側端に(またはその近傍に)位置決めされる。流体入ロポート2 6Aの各グループは、流体出口ポート27Aの2つのグループの間に位置決めさ れ、外向きに流れる流れストリーム28Aに2つのグループを画像形成材料12 Aの頂面に沿わせ且つ画像形成材料12Aの底面に沿わせる。流体ポート26、 27は、チャンバ19Aに供給し排出する流体導管の一部を形成する(導管の残 りの部分は図示しておらず、流体源も図示していない)。 図1、2に示すように、流体入ロポート26Aのグループを、例えば、処理チ ャンバ19Aにわたって対角線上に走るように配置することができる(図2は対 角線上に位置決めした流体出口ポート27Bを示す)。流体入ロポート26Aは 、流体出口ポート27Aのグループとは平行せず、新鮮な流体が画像形成材料1 2Aの幅に沿った異なる位置で提供されるように整列もしないことによって、チ ャンバ19Aに流体をより均一に提供することができ、より均一に現像すること ができる。流体入口ポート26C(または図2の流体出口ポート27B)は、対 角線上ではなく、図3に示すようにジグザグに位置決めすることもできる。 図2において、別の実施例である装置10Bは、流体入口ポート26Bのグル ープの場所を流体出口ポート27Bの2つのグループと実際に入れ替えることに よって複数の流れストリーム28Bの異なる配置を形成する。この配置も、画像 形成材料12Bの頂面及び底面に沿って、内向きに流れる流れストリーム28B の2つのグループを形成する。 他の配置も企図される。例えば、流体入口ポート及び流体出口ポートは、画像 形成材料12Bの頂面及び底面の両方ではなく一方の面にわたって流れを形成す るよう配置することもできる。または、流体入口ポート及び流体出口ポートは、 流れストリーム28Bが画像形成材料の移動方向を横切らない、すなわち垂直で はないように、位置決めすることもできる。あるいは、流れストリームは画像形 成材料の移動方向に対してより対角線上に、すなわち、図3に示すように、角度 Aは移動方向に対して90度(横切る)と、例えば45度(対角線上)との間で あってもよい。この角度は、45度未満、例えば、30度であってさえもよい。 更に別の変形例も容易に想像される。結果は、依然として、画像形成材料の縁3 0、34をわたる複数の流れストリーム28を形成することができる。 図2の流体入口ポート26B及び図1、3の流体出口ポート27A、27Cは 頂プレート14の縁を介して連通するように示されているが、代わりに底プレー ト16を介して連通してもよい。同様に、ポートは、流体が垂直ではなくより水 平に出入りするように、側プレート(図示せず)を通って位置決めされてもよい 。更に、これらの可能性を組み合わせて使用してもよい。例えば、頂プレート1 4及び底プレート16を介してチャンバ19に連通するように対のポートを使用 してもよい(流体は両方のプレートを介して供給されたり引き出されたりする) 。 組み入れることができる別の特徴は、図4に示すように、セル18を閉鎖する ものである。「閉鎖した」という用語によって、セル18は、処理流体24と周 囲空気との間の接触を、妨げるのでなければ最小にすることを意味する。従って 、処理流体24の酸化を減じることができ、処理流体24の活動を拡大すること ができる。これは、装置が働いていず、処理流体24を画像形成材料12に加え ていない期間に、特に効果的である。これを達成するために、処理セル18は、 材料入ロポート20内にあるかまたは近接している上入ロポートロール44及び 下入口ポートロール46と、材料出口ポート22内にあるかまたは近接している 上出口ポートロール48及び下出口ポートロール50とを含んでもよい。 上入ロポートロール44は、上入ロポートロール44と下入ロポートロール4 6との間に空隙が生じないように位置決めすることができる。これらのロール4 4、46は、画像形成材料12がそれらの間を移動するときにロール44、46 が撓むように十分弾性のある材料(例えばシリコーンゴム)から製造される。し かし、2つのロール44、46をその間に空隙が存在するように位置決めするこ とも可能である。または、画像形成材料12がロール44A、46の間にないと きに空隙が閉鎖し、且つ画像形成材料12がロール44、46の間に導入される ときに空隙が増大することができるように、ロール44、46の一方を他方に対 して可動にすることもできる。同一の配置は、上出口ポートロール48及び下出 口ポートロール50に対しても適用することができる。 ポートロール44、46、48、50の代わりに、流体との空気接触は、画像 形成材料12がセルの間を通らないときに閉鎖することができるポートドア(図 示せず)を含むことによって、最小限にすることができる。この利点を提供する ために、他の変形例を予想することができる。 装置10が感光体材料の処理(現像、定着、水洗、活性及び/または安定)に 関連してと言及するとき、装置10の実施例は、金属を基板に電気めっきするの にも有用である。図5は、電気めっき装置60を概略的に示し、電気めっき装置 60は、図1〜4に示す特徴に加えて、電気めっき流体を含む電気めっきチャン バ62を含むことができる。一般に、導電基板64は、基板64を電気めっき流 体を通して移動することによって金属でめっきすることができる。電気めっき装 置60は、装置10の画像現像の実施例に関して上述した特徴を含むことができ る。 導電ロール66は、電気めっき装置60の入口または出口(または両方)に位 置決めされ、帯電されて、導電基板64が電気めっき装置60を入るとき及び/ または出るときに導電基板64に接触することができる。チャンバ62内にある 反対に帯電した電極68は平坦なプレートの形状であり、基板64に平行に位置 決めすることができる。1つの配置では、電極68は、銅めっき流体内の銅電極 等の消耗陽極であるか、またはめっき流体に反応して電荷を通す不活性電極であ る。(導電ロール66は、この配置では、陰極接触として作用する。)別のめっ き配置では、電極68が陰極として作用し、導電ロール66が陽極として作用す る。 基板64は、銅陽極及びCuSO4溶液を使用して銅でめっきされるポリイミ ド樹脂フィルムである。ポリイミド樹脂フィルムは、薄い銅フィルムを有し(例 えばスパッターされる)、効果的なめっきのためにフィルムに必要なまたは所望 の伝導性を与えるフィルムである。めっきの速度は、基板と陽極との間の電位差 と、基板64への銅イオン流れによって決定される。 当該分野では公知のように、他の基板を銅または他の金属でめっきすることも できる。更に、当該分野では公知のように、他の電極配置を使用することもでき る。例えば、ロール66は、基板の縁または他の部分に接触するブラシまたは小 さなロールに取り替えてもよく、ブラシまたは小さなロールを増やしてもよい。 そのような変形例では、前述の装置10の特徴による結果生じる電気めっき流体 の流れは、電気めっきするのに利点がありうる。 より一般的には、装置10は、接着溶液等の流体または他の同様の流体を基板 に塗布するか、または保護流体(例えばフルオロポリマー流体)等の特別な処理 流体で基板を処理するのにも有用である。前述の装置及び方法の他の変形例を企 図することができ、それらは本発明の範囲及び精神内である。
【手続補正書】 【提出日】1998年8月6日(1998.8.6) 【補正内容】 請求の範囲 1.基板方向に移動する基板(12)を電気めっきするのに使用する装置(1 0)であって、該基板(12)は第1の幅部分と第2の幅部分とを含む基板幅を 有し、該第1及び第2の幅部分は該基板幅より狭く、該装置(10)は、 電気めっき流体を含むための電気めっきチャンバ(19)を有し、該基板(1 2)を該電気めっきチャンバ(19)に通らせるための少なくとも1つの基板ポ ート(20、22)も有するハウジングと、 電気めっき流体の少なくとも1つの第1のストリームを該基板(12)の該第 1の幅部分にわたって方向付け、電気めっき流体の少なくとも1つの第2のスト リームを該基板(12)の該第2の幅部分にわたって方向付けるために該ハウジ ング(26、27)に作用的に連結された手段であって、該少なくとも1つの第 1のストリーム及び該少なくとも1つの第2のストリームは該基板方向に実質的 に一致しては移動せず、逆方向にも移動しない手段と、を具備し、 該基板は第1の側縁(30)と第2の側縁(34)とを有し、該方向付け手段 は該第1のストリームを該第1の側縁(30)にわたって方向付け、該第2のス トリームを該第2の側縁(34)にわたって方向付け、 該第1及び第2のストリームは該基板方向に実質的に垂直に移動する装置。 2.前記第1のストリームの方向は前記基板方向からおよそ45度〜135度 の間の角度であり、前記第2のストリームの方向は前記基板方向からおよそ45 度〜135度の間の角度である請求項1記載の装置。 3.基板方向に移動可動な基板(12)を電気めっきするのに使用する方法で あって、該基板(12)は第1の幅部分と第2の幅部分とを含む基板幅を有し、 該第1及び第2の幅部分はそれぞれ該基板幅より狭く、該方法は、 請求項1記載の装置を提供するステップと、 該基板(12)を前記電気めっきチャンバ(19)内に移動させるステップと 、 電気めっき流体の第1のストリームを該基板(12)の該第1の幅部分にわた って方向付けるステップであって、該第1のストリームは該基板方向に実質的に 一致しては移動せず、逆方向にも移動しないステップと、 電気めっき流体の第2のストリームを該基板(12)の該第2の幅部分にわた って方向付けるステップであって、該第2のストリームは該基板方向に実質的に 一致しては移動せず、逆方向にも移動しないステップと、 該基板(12)を該電気めっきチャンバ(19)から移動させるステップと、 を含む方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イッツィー,グリエルモ アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基板方向に移動する基板(12)を電気めっきするのに使用する装置(1 0)であって、該基板(12)は第1の幅部分と第2の幅部分とを含む基板幅を 有し、該第1及び第2の幅部分は該基板幅より狭く、該装置(10)は、 電気めっき流体を含むための電気めっきチャンバ(19)を有し、該基板(1 2)を該電気めっきチャンバ(19)に通らせるための少なくとも1つの基板ポ ート(20、22)も有するハウジングと、 電気めっき流体の少なくとも1つの第1のストリームを該基板(12)の該第 1の幅部分にわたって方向付け、電気めっき流体の少なくとも1つの第2のスト リームを該基板(12)の該第2の幅部分にわたって方向付けるために該ハウジ ング(26、27)に作用的に連結された手段であって、該少なくとも1つの第 1のストリーム及び該少なくとも1つの第2のストリームは、該基板方向に実質 的に一致しては移動せず、逆方向にも移動しない手段と、 を具備する装置。 2.前記基板は第1の側縁(30)と第2の側縁(34)とを有し、前記方向 付け手段は前記第1のストリームを該第1の側縁(30)にわたって方向付け、 前記第2のストリームを該第2の側縁(34)にわたって方向付ける請求項1記 載の装置。 3.前記の第1及び第2のストリームは、前記基板方向に実質的に垂直に移動 する請求項1記載の装置。 4.前記第1のストリームの方向は前記基板方向からおよそ45度〜135度 の間の角度であり、前記第2のストリームの方向は該基板方向からおよそ45度 〜135度の間の角度である請求項1記載の装置。 5.前記第1のストリームの方向は前記基板方向からおよそ60度〜120度 の間の角度であり、前記第2のストリームの方向は該基板方向からおよそ60度 〜120度の間の角度である請求項1記載の装置。 6.前記第1のストリームの方向は前記基板方向からおよそ60度〜90度の 間の角度であり、前記第2のストリームの方向は該基板方向からおよそ60度〜 90度の間の角度である請求項1記載の装置。 7.前記第1のストリームの方向は前記基板方向からおよそ75度〜90度の 間の角度であり、前記第2のストリームの方向は該基板方向からおよそ75度〜 90度の間の角度である請求項1記載の装置。 8.基板方向に移動可能な基板(12)を電気めっきする方法であって、該基 板(12)は第1の幅部分と第2の幅部分とを含む基板幅を有し、該第1及び第 2の幅部分はそれぞれ該基板幅より狭く、該方法は、 電気めっき流体を含むための電気めっきチャンバ(19)を有し、少なくとも 1つの基板ポート(20、22)を有して該基板(12)を該電気めっきチャン バ(19)中に動かすハウジング(18)を提供するステップと、 該基板(12)を該電気めっきチャンバ(19)内に移動させるステップと、 電気めっき流体の第1のストリームを該基板(12)の該第1の幅部分にわた って方向付けるステップであって、該第1のストリームは該基板方向に実質的に 一致しては移動せず、逆方向にも移動しないステップと、 電気めっき流体の第2のストリームを該基板(12)の該第2の幅部分にわた って方向付けるステップであって、該第2のストリームは該基板方向に実質的に 一致しては移動せず、逆方向にも移動しないステップと、 該基板(12)を該電気めっきチャンバ(19)から移動させるステップと、 を含む方法。 9.前記基板(12)は上基板面と下基板面とを有し、 第1のストリームを方向付ける前記ステップにおいては、第1のストリームが 第1のストリーム上部と第1のストリーム下部とを含み、該第1のストリーム上 部は該上基板面上の前記第1の幅部分にわたって流れ、該第1のストリーム下部 は該下基板面上の前記第1の幅部分にわたって流れ、 第2のストリームを方向付ける前記ステップにおいては、第2のストリームが 第2のストリーム上部と第2のストリーム下部とを含み、該第2のストリーム上 部は該上基板面上の前記第2の幅部分にわたって流れ、該第2のストリーム上下 下部は該下基板面上の前記第2の幅部分にわたって流れる、請求項8記載の方法 。
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