JP2000503379A - ガラスシートを加熱するための強制対流加熱装置および方法 - Google Patents

ガラスシートを加熱するための強制対流加熱装置および方法

Info

Publication number
JP2000503379A
JP2000503379A JP09525949A JP52594997A JP2000503379A JP 2000503379 A JP2000503379 A JP 2000503379A JP 09525949 A JP09525949 A JP 09525949A JP 52594997 A JP52594997 A JP 52594997A JP 2000503379 A JP2000503379 A JP 2000503379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass sheet
working fluid
gas burner
housing
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP09525949A
Other languages
English (en)
Inventor
ケニス アール コルマンヨス
Original Assignee
グラステク インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グラステク インコーポレイテッド filed Critical グラステク インコーポレイテッド
Publication of JP2000503379A publication Critical patent/JP2000503379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B29/00Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins
    • C03B29/04Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way
    • C03B29/06Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way with horizontal displacement of the products
    • C03B29/08Glass sheets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B9/00Furnaces through which the charge is moved mechanically, e.g. of tunnel type; Similar furnaces in which the charge moves by gravity
    • F27B9/06Furnaces through which the charge is moved mechanically, e.g. of tunnel type; Similar furnaces in which the charge moves by gravity heated without contact between combustion gases and charge; electrically heated
    • F27B9/10Furnaces through which the charge is moved mechanically, e.g. of tunnel type; Similar furnaces in which the charge moves by gravity heated without contact between combustion gases and charge; electrically heated heated by hot air or gas

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Gas Burners (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明のガラスシートを加熱するための強制対流加熱装置及び方法は、内部領域を有するハウジング(200)と、ハウジングの内部領域を貫通してガラスシートを搬送する搬送機と、ハウジングと連携して動作し高温燃焼ガスを生成して装置への熱入力を提供するガスバーナ(204)と、を備えている。調節器(210)が、ガスバーナと連携して動作し、ガスバーナから装置への熱入力のレベルを調節して、熱入力を変化させて、それにより、所定の設定温度で、作動流体の温度を保持するようにしている。さらに、ガラスシートの上面及び/又は底面上の作動流体の衝突速度を制御する少なくとも1つの速度制御手段を備えている。この衝突速度、及びこれによる作動流体とガラスシートの間の対流熱交換は、装置への熱入力の制御とは実質的に独立に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】 ガラスシートを加熱するための強制対流加熱装置および方法技術分野 この発明は、ガラスシートを内部に入れて加熱するためのガス燃焼強制対流加 熱装置および方法に関する。背景技術 ガス燃焼強制対流炉内でのガラスシート加熱は数年前から知られている。実際 に、従来技術の一つのタイプのガス燃焼炉では、ガラスのシートが、空気のベッ ドの上で炉内を通り抜けるように搬送される。ガラスが炉を通り抜ける際に「浮 かんでいる」ことから、熱い空気が、そのガラスシートの上下表面に向かって分 配され、接触する。しかしながら、「浮上」システムが複雑であるために、従来 のこのタイプの装置では、ガラスシートの下面には対流熱伝達を利用し、ガラス シートの上面には放射熱伝達を利用するのが普通である。 加熱された作動流体がガラスシートの下面に衝突した後に、「使用済み」の作 動流体の一部は、近くに配置されたガスバーナに向かってランダムに戻され、そ こで、使用済み作動流体と新たに生成された燃焼生成物が混合され、ガラスシー トへの衝突に向けて再循環される。 さらに、従来のガス燃焼加熱装置の例としては、ガラスシートがその装置を通 過するときに、ガラスシートの上方に配置された一つまたは複数のガスバーナか ら来た対流熱がそのガラスシートの上面に当たるように分配され、ガラスシート の下面に当たる対流熱は、そのガラスシートの下方に配置された一つまたは複数 のガスバーナから分配されるものもある。 しかし、これまでのガス燃焼対流加熱システムでは、システムへの熱入力の制 御とは独立に、加熱されるガラスシートの表面に対する作動流体の衝突速度を別 個に制御することはできなかった。 さらに、そのような従来の装置はいずれも、ガス燃焼バーナをガラスシートの 上方と下方に動作できるように配置して、高温作動流体の強制対流を生成し、ガ ラスシートの対応する上面および下面に、以下に示す条件で分配するような使い 方については、何らの開示も暗示もなかった。すなわち、(1)ガラスシートの 上方および下方の作動流体への熱入力およびその結果としての温度が独立に制御 できること、かつ/または(2)ガラスシートの上面および下面に分配される高 温作動流体の衝突速度は、独立に制御できること、である。この制御は、ガラス シートの上面および下面への対流熱伝達が均一になる方向に向けて行なうもので あり、ガラスの厚さ、コーティング、色およびその他の変数を補償するものであ る。 そして、従来の装置は、使用済み作動流体の再循環と、ガス燃焼バーナの使用 を開示してはいるが、ガスバーナの主要部分との関係で動作可能にかつ近接して 配置された混合チャンバ内に使用済み作動流体を引き込むこと、そして、そのガ スバーナは、加熱されているガラスシートのそれぞれ、上面および/または下面 に高温燃焼ガスを分配するように特に配慮されて作られているということについ ては、何らの開示も暗示もない。 これらおよびその他の本発明の特徴は、この明細書、請求の範囲および図面に よって明らかである。発明の開示 この発明は、上面と下面とを有するガラスシートを加熱するためのガス燃焼強 制対流加熱装置に関する。この装置は、内部領域を有するハウジングと、そのハ ウジングの内部領域を貫通してガラスシートを搬送する搬送機とを具備する。ハ ウジングと連携して動作し、高温の燃焼ガスを生成する少なくとも一つのガスバ ーナがあり、これによって、この装置に熱入力が提供される。ガスバーナへの入 力に動作可能に取り付けられてそれを制御する調節器があって、これによって熱 入力が変化せられ、作動流体の温度があらかじめ選択された設定点に維持される 。 この強制対流加熱装置はさらに、ガスバーナ手段の少なくとも一部分の近くに 動作可能に配置された混合チャンバを有する。その混合チャンバは、第1および 第2の分配手段と連携する近い側の端部と、この近い側の端部から距離を隔てた 第2の開放端部を含む。 この装置はさらに、ガラスシートの上面および下面の少なくとも一方に衝突し た使用済み高温作動流体を混合チャンバに向けてその中に入るように方向付ける 方向付け器を含む。これによって、その使用済み高温作動流体の少なくとも一部 がガスバーナからの新たに生成された高温ガス燃焼生成物と混合し、それが、第 1および第2の分配器のうちの少なくとも一方に向けて送られ、そしてその後、 ハウジングの内部領域内のガラスシートの上面および下面のうちの少なくとも一 方に向けて、そしてそれと接触するように方向付けられる。 この装置はさらに、高温作動流体がガラスシートの表面に向かって、そしてそ れに接触する衝突速度を、ガスバーナの調節操作とは独立に制御する速度制御手 段を含む。ガラスシート表面での対流熱交換率は作動流体の衝突速度の関数であ るから、この速度の制御によって、ガラスシートへの対流熱伝達率を、システム への熱入力の(調節器による)制御とは独立に制御することができる。 この装置はさらに、ガスバーナからの高温燃焼ガスの少なくとも一部を含む作 動流体をガラスシートの表面に向け、そして衝突させる分配器も含む。 一つの実施形態では、分配器は、ガスバーナ手段からの高温燃焼ガスの少なく とも一部をハウジングの内部領域内のガラスシートの下面に分配する第1の分配 器を含み、さらに、ガスバーナ手段からの高温燃焼ガスの少なくとも一部をハウ ジングの内部領域内のガラスシートの上面に分配してそこに衝突させる第2の分 配器を含む。同様に、作動流体がガラスシートの下面に衝突する前にその作動流 体の温度を調節する第1の温度調節機と、これとは別個に、作動流体がガラスシ ートの上面に衝突する前にその作動流体の温度を調節する第2の温度調節機と、 が組み込まれている。これらの第1および第2の調節器は、互いに独立に操作さ れ、調節できるようになっている。 この発明の一つの実施形態では、速度制御手段はさらに、ハウジングの内部領 域内のガラスシートの下面に向かってそれに接触する高温作動流体の衝突速度を 制御する第1の速度制御手段と、ハウジングの内部領域内のガラスシートの上面 に向かってそれに接触する高温作動流体の衝突速度を制御する第2の速度制御手 段と、を有する。第1と第2の速度制御手段は互いに独立に操作され、制御でき るようになっている。 この発明の一つの実施形態では、ガス燃焼強制対流加熱装置はさらに、混合チ ャンバ内で使用済み作動流体と新たに生成された高温燃焼ガスとを混合する混合 器を有する。混合器は、ガスバーナ手段内に一体的に形成された複数の開口を有 し、これらの開口から、ガスバーナ手段の長手方向の軸に対してほぼ垂直方向に 、高温燃焼ガスが放出される。それから、使用済み高温作動流体は、それがガス バーナ手段から動作可能なように放出されるときに、高温燃焼ガスにほぼ垂直な 方向に、混合チャンバ内に、動作可能なように引き込まれ、その結果として使用 済み作動流体と新たに生成された高温燃焼ガスとが混合されるようになっている 。 この発明のさらに一つの実施形態では、作動流体方向付け手段は、ハウジング の内部領域内のガラスシートの上面および下面の少なくとも一方に衝突した使用 済みの高温作動流体の少なくとも一部を混合チャンバに向けてそしてその中に引 き込むために、混合チャンバと連携する少なくとも一つのファンを含む。さらに 、好ましくは、第1の分配器および第2の分配器それぞれは、少なくとも一つの ファンと、その少なくとも一つのファンの対応する一つと連携する少なくとも一 つの作動流体流路部材を含む。少なくとも一つの作動流体流路部材のそれぞれは 、ハウジングの内部領域内のガラスシートの上面および下面のうちの対応する一 つに隣接して動作可能に配置された少なくとも一つのノズル部材を有し、次いで 高温の燃焼ガスの少なくとも一部をガラスシートの上面および下面に隣接する方 向にそしてそれに衝突させるようになつている。 第1および第2の分配器はそれぞれ、少なくとも一つのファンと少なくとも一 つの作動流体流路部材のそれぞれに対応する一つとの間に、動作可能に配置され たプレナム部材を含む。 この発明の好ましい実施形態はさらに、ガス燃焼強制対流加熱装置内でガラス シートを加熱する方法を含み、その装置は内部領域を有するハウジングを含み、 そのガラスシートは上面と下面とを有する。 この発明のシステムはさらに、好ましくは、少なくとも一つの排気スタックを 有し、その排気スタックは、システムからの作動流体の排気流量を制御する調節 可能なダンパを含む。このダンパによって、炉の、搬送ローラの座、ガラスシー ト入口、ガラスシート出口での圧力バランスが与えられる。それにより、工場環 境からの比較的低温の周辺空気が炉の中に流入するのが阻止される。 この方法は、(a)ハウジングの内部領域内にガラスシートを挿入する工程と 、 (b)少なくとも一つのガスバーナから高温燃焼ガスを生成することによってこ の装置に熱を入力する工程と、(c)高温ガス燃焼生成物を作動流体と混合する 工程と、(d)作動流体を、ハウジングの内部領域内のガラスシートの少なくと も一部に接触するように分配する工程と、(e)作動流体の温度を監視する工程 と、(f)作動流体の温度をあらかじめ選択された設定点に保持するように熱入 力を調節する工程と、(g)作動流体の衝突速度を調節してそれによってガラス シート表面での対流熱交換率を調節する工程と、を有する。 この発明の一つの実施形態では、この方法はさらに、(a)ガラスシートの下 面に向けてそしてガラスシートの下面と接触するように分配される作動流体の温 度を調節する工程と、(b)ガラスシートの上面に向けてそしてガラスシートの 上面と接触するように分配される作動流体の温度を調節する工程と、を有する。 ガラスシートの上面およびに下面に向けてそしてガラスシートの上面および下面 と接触するように分配される作動流体の温度の調節はそれぞれ、互いに独立にな しうる。 この発明の好ましい一実施形態では、ガス燃焼強制対流加熱装置内でガラスシ ートを加熱する方法はさらに、(a)ガラスシートの上面および下面の少なくと も一方と接触した使用済みの高温作動流体の少なくとも一部を、前記少なくとも 一つのガスバーナのうちの対応する一つと連携する混合チャンバ(その混合チャ ンバは、少なくとも一つのガスバーナのうちの対応する一つの少なくとも一部分 の近くに配置されている。)に向けてそしてその中に、引き込む工程と、(b) 混合チャンバ内で、使用済みの高温作動流体と、少なくとも一つのガスバーナの うちの対応する一つから生成される高温燃焼ガスとを混合する工程と、(c)混 合された高温作動流体と新たに生成された高温燃焼ガスを、ハウジングの内部領 域内のガラスシートの上面および下面のうちの少なくとも一方に向けてそしてそ れと接触するように分配する工程と、を有する。 この発明の他の実施形態では、ガス燃焼強制対流加熱装置内でガラスシートを 加熱する方法はさらに、(a)ガラスシートの下面に来てそれに接触する使用済 み高温作動流体と新たに生成された高温燃焼ガスとの混合流体の衝突速度を制御 する工程と、(b)ガラスシートの上面に来てそれに接触する使用済み高温作動 流体と新たに生成された高温燃焼ガスとの混合流体の衝突速度を制御する工程と 、を有する。ガラスシートの上面および下面に来てそれぞれに接触する混合流体 の衝突速度の制御は、互いに独立に制御できる。図面の簡単な説明 図1は、この強制対流加熱装置の部分断面・部分切欠斜視図である。 図2は、この強制対流加熱装置の切欠側面図である。 図3は、図2の3−3線にほぼ沿う、強制対流加熱装置の断面図である。 図4は、図3の4−4線にほぼ沿う、強制対流加熱装置の断面図である。 図5は、第1および第2の分配手段の配列の断面図であって、特に、対応する ノズルから出る高温作動流体の分配、そしてそれにより、強制対流加熱装置のハ ウジングの内部領域内のガラスシートの上面および下面に向かって行って接触す る高温作動流体を示す図である。 図6は、ノズルの斜視図である。 図7は、この発明の装置の模式図である。この発明の最良の実施形態 この発明のガス燃焼強制対流加熱装置10を、図7に模式的に示す。この装置 は、一つのハウジング200と、一つの搬送機202と、少なくとも一つのガス バーナ204とを有する。ガスバーナ204は高温の燃焼ガス生成物を生成する ためのものであって、これによって、装置への熱入力が提供される。この装置は さらに、燃焼生成物を作動流体と混合するための混合チャンバ206を有する。 この装置はさらに、高温の燃焼生成物の少なくとも一部をハウジング200の内 部領域内のガラスシート100の表面に分配するための分配器208を有する。 この装置はさらに、作動流体の温度をあらかじめ選択された設定点に維持するた めにガスバーナ204からの熱入力のレベルを調節する調節器210を有する。 この装置はさらに、作動流体がガラスシート100の表面に衝突する前の作動流 体の速度を調節する制御手段212を有する。この作動流体の速度調節により、 作動流体とガラスシートの間の対流熱交換率が、システム10への熱入力の制御 とはほとんど独立に制御される。 この発明は、種々の実施形態として把握することができる。ここに図示し、詳 細に開示する実施形態はこの発明原理の一つの例示であって、この発明を、ここ に示す実施形態に限定することを意図するものではない。 ガス燃焼強制対流加熱装置10は多数のバーナおよびそれに関連する分配・再 循環組立体/ユニットを具備して構成されることが想定されるが、はじめに、そ のような組立体/ユニットが2個だけの場合を詳細に説明する。さらにユニット を追加する場合は、実質的に同じ要素およびそれら要素の連携になるからである 。 強制対流加熱装置10の一実施形態が図1および図3に示されている。加熱装 置10は、ハウジング12と、搬送機14と、第1のガスバーナ16と、第2の ガスバーナ18と、第1の分配器20と、第2の分配器22と、第1の混合チャ ンバ26と、第2の混合チャンバ28と、第1の方向付け器30と、第2の方向 付け器32(図3)と、第1の温度調節器83(図1)と、第2の温度調節器8 4(図1)と、混合器36(図3)と、第1の衝突速度制御手段85と、第2の 衝突速度制御手段86とを有する。 ハウジング12は、図1〜図3に示すように、上部40、下部41および内部 領域42を含む。搬送機14は、たとえば複数のセラミックローラからなり、ハ ウジング12の上部と下部の間で動作可能に配置されていて、ガラスシートを搬 送するのに使用される。ガラスシートは、たとえば、図2および図3に示すよう な、ハウジング12の内部領域42を貫通するガラスシート100である。図2 と図3からわかるように、ガラスシート100がハウジング12の内部領域42 内で動作可能な状態で配置されたとき、上面101は、動作可能なように、ハウ ジングの上部40にさらされ、下面102は、ハウジング12の隣接する下部4 1に、動作可能なようにさらされる。 図3に示すように、第1の分配器20は、ファン45と、作動流体流路46と 、プレナム部材47とを有する。作動流体流路46は、複数の雄型挿入部材48 、48’(図3)を含む。雄型挿入部材48、48’は、対応するプレナム部材 47(図4)の対応する受け部80、80’内に、動作可能に配置されている。 作動流体流路46はまた、複数のノズルすなわちジェット50(図5)をも含む 。後に詳述するように、ノズル50は流路70を有し(図6)、これにより、高 温の作動流体が、ガラスシート100の下面102に向かって、そしてそれに接 触 するように放出される。ノズル50は、セパレータ71によって隔てられて締結 具72によって互いに保持された2枚の平行平板を有する。この構造以外の種々 の実施形態も考えられる。たとえば、高温の燃焼ガスを半径方向の円弧状に分配 するノズルや、複数のノズルを定義する一群の流路を提供するように型形成され た半ノズルを組み合わせたものなどが考えられる。 図3には第2の分配器22も示されており、これは、ファン52と、作動流体 流路53と、プレナム部材54とを有する。第2の分配手段の作動流体流路53 はさらに、複数の雄型挿入部材49、49’(図3)を含む。雄型挿入部材49 、49’は、プレナム部材54の対応する受け部(図示せず)内に、動作可能に 配置されている。作動流体流路53はまた、複数のノズル(図5)をも含む。こ れらのノズルにより、第1の分配手段20のノズル50と同様に、対応するガス バーナ手段18(図3)から生成される高温燃焼ガスが、ガラスシート100の 表面101に向けて開放され、これと接触せしめられる。 第1の混合チャンバ26と第2の混合チャンバ28は図3および図4に示され ている。図からわかるように、第1の混合チャンバ26は第1のガスバーナ手段 16の部分の付近に動作可能に配置され、第2の混合チャンバ28は第2のガス バーナ手段18の部分の付近に動作可能に配置されている。第1および第2の混 合チャンバはそれぞれ、近い方の端部65および67と、開放端部68および6 9とを含む。近い方の端部65および67は、対応するファン、たとえばファン 45および52に隣接して配置される(図3)。 ファン45および52は特に、それぞれのガスバーナ手段からガラスシートに 向かって最終的にそれに接触する高温の燃焼ガスを分配するのに寄与する。ファ ンはさらに、(図3の矢印の方向で示すように)ガラスシート100の上面10 1および下面102に衝突した使用済み作動流体を引いて、第1または第2の混 合チャンバ26、28の対応する一方に向けて導く方向付け手段の一部としても 機能する。第1の方向付け器30と第2の方向付け器32はそれぞれ、ファン4 5および52を使用して、使用済みの高温作動流体をそれに対応する混合チャン バへ導く。 使用済みの作動流体がそれぞれの混合チャンバ内に引き込まれたとき、使用済 み作動流体と新たに生成された高温燃焼ガスは、混合器36(図3)によって混 合される。図3からわかるように、混合器には複数の開口90〜95があって、 それらの開口は、ガスバーナ16、18等のそれぞれを貫通して一体に形成され る。それらのガスバーナは、使用済み高温作動流体が混合チャンバに流入したと き、それぞれのガスバーナの長手方向の軸に対してほぼ平行なその使用済み高温 作動流体と結び付けられる。したがって、新たに生成された高温の燃焼生成物が 、開口90〜95等の開口を通して、ガスバーナの長手方向の軸に対してほぼ垂 直の方向に開放されるので、混合チャンバ内に吸引されている使用済み高温作動 流体は、結果として、新たに開放された高温燃焼ガスと衝突し、その結果として 、使用済みガスと新たに生成された高温燃焼ガスとの混合物になる。 図1に示すように、第1の調節器83および第2の調節器84はそれぞれ、熱 電対33および34に接続された制御手段を有する。ただし、対応する一つのガ スバーナ手段から生成されるべき、または生成された後の、高温燃焼ガスの温度 を変える従来の他のどのようなタイプの機構でも使用を考えることができる。後 に説明するように、調節器のそれぞれが独立に熱入力を制御する。この制御は、 好ましくは一つのガスバーナへの空気およびガスの入力を制御することによって 行なう。 第1および第2の衝突速度制御手段を図3に示す。ここで、ガラスシートの上 面および下面に向かって分配されそれに衝突する高温作動流体の衝突速度は、フ ァン45、52などのファンの軸の速度を調節することによって独立に制御され る。そのような制御手段により、ガラスシートの上面に向かって行ってそれに接 触する燃焼ガスの衝突速度は独立に制御することができ、そしてその速度は、所 望により、ガラスシートの下面に向かって行ってそれに衝突する高温作動流体と は異なる速度とすることができる。 実際の運転においては、ガラスシート100が、ガラスシート入口部(図示せ ず)を通ってハウジング12の内部領域42内に挿入される。そしてハウジング の内部領域を通ってガラスシートが搬送されるのは、搬送手段14によって達成 される。搬送手段は、たとえばセラミックローラからなるが、他のタイプのロー ラまたは他の従来の搬送機構を使用することも考えられる。 ガラスシート100がハウジング12を貫通して搬送されるとき、上面101 は、動作可能なように第2の分配器22の一部分に隣接してさらされており、よ り具体的には作動流体流路53内のノズルの配列に隣接してさらされている(図 5参照)。同様に、ガラスシート100の下面102は、動作可能なように第1 の分配器20の一部分に隣接してさらされており、より具体的には作動流体流路 46内のノズル550の配列に隣接してさらされている。図2および図5からわ かるように、第1の分配器20の作動流体流路46の各ノズル50は、動作可能 なように、搬送手段14の個々のローラの間に配置される。このような配置によ って、ガラスシート100の下面102に向かって衝突する高温作動流体の衝突 が比較的妨げられないですむ。 さらに、ガラスシート100がハウジング12を貫通して搬送されているとき 、各ガスバーナ手段16、18等は、各混合チャンバ26、28との組み合わせ で、所望の温度の高温作動流体を生成する。加熱されるべきガラスのシートは、 装置10で前に加熱されたガラスのシートと異なるタイプのものであるかもしれ ない(たとえば、ガラスの色、表面処理、そして/または厚さなどの変数が異な るかもしれない)。したがって、それぞれのガスバーナ手段から生成される高温 作動流体の温度が、各混合チャンバおよびその流体の衝突速度との組み合わせに おいて、互いに独立に(それぞれに対応する温度の調節と衝突速度制御とによっ て)制御できることが重要である。さらにこのシステムの実施形態では、加熱さ れるその特定のガラスシート100の上面101および下面102への対流熱伝 達をそれぞれ独立に制御できる。実際に、このように熱入力と対流熱伝達率を独 立に制御すること、および、ガラスシートの上面および下面のこれらのパラメー タのそれぞれを独立に制御することにより、ガラスシートの熱処理をより正確に 制御することになる。これによって、装置10内で、種々のガラスシートを、装 置内でのガラス搬送速度を変えることなく、ほぼ一定の率で処理することができ るようになる。 高温の燃焼ガスがガスバーナ手段16および18から生成されるとき、そのガ スはバーナ手段の開口部から放出され、図3に示す矢印の方向に流れる。高温燃 焼ガスは、開口部68および69を通じて戻ってくる使用済み作動流体と混合し 、 新たな高温作動流体を生成する。前に説明したように、そのようなフローパタン は、それぞれ対応するファン45および52によって起こされる。その新たな高 温作動流体は、ファン45および52の動作によってそれぞれ、第1および第2 の分配器20および22に入る。それから高温作動流体はそれぞれの作動流体流 路を流れ続け、それぞれのノズル50、56等を通じて放出される。ノズルから 放出されたところで、高温の燃焼ガスは、隣接して配置されたガラスシート10 0の上面101および下面102に衝突して、そのガラスシートを加熱する。 新たに生成された高温作動流体がガラスシートに衝突した後に、ガラスシート 100の上面101に衝突した流体は、その後は表面から離れる方向に流れ、こ の使用済み高温作動流体は、第2の混合チャンバ28へと引き込まれる。同様に 、ガラスシート100の下面102に衝突した流体は、その後は表面から離れる 方向に流れ、この使用済み高温作動流体は、第1の混合チャンバ26へと引き込 まれる(図3および図5の矢印の方向として示されている)。 前に説明したように、関連するガスバーナ(たとえばガスバーナ16)からの 新たに生成された高温燃焼生成物の比較的高温のガスのみならず、使用済み高温 作動流体も、対応するファン(たとえばファン45)によって生ずる吸い込みに よって、それぞれの混合チャンバ内に引き込まれる。さらに、これもまた前に説 明したことであるが、使用済み高温作動流体と新たに生成された高温燃焼ガスが 混合することから、再循環され、ガラスシートの上面および下面へ分配される、 加熱された流体は、ほぼ均一な混合物になる。 再び図1において、この発明の装置10は、好ましくは、チャンバ42に接続 された少なくとも一つの排気スタック110を有する。排気スタック110は、 システムからの燃焼生成物の排出率を制御するための調節可能なダンパ112を 含む。各排気110のダンパ112をあらかじめ選択した位置に調節することに よって、スタックを通る排気の流量が制御され、システム内の圧力をバランスさ せるか、または所望により若干プラスにすることができる。このような圧力条件 でない場合は、炉の開口部(たとえば入口、出口、あるいは搬送機ロールのシー ル部)を通じて外気が流入するが、圧力をバランスさせまたは若干プラスにする ことによって、こうした外気の流入が抑制される。このように入ってほしくない 比較的低温の空気の流入が低減または阻止されることから、加熱される環境全体 において、温度のより良いそしてより効率的な制御が可能になる。 この詳細な説明および図面は、単に発明を説明して示すためのものであって、 これによって発明が限定されるものではない。ただし、添付された請求の範囲が 限定されすぎていて、ここに開示された内容に基づいて当業者が、発明の範囲か ら離れることなく、修正や変形ができる場合はこの限りでない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR ,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 上面と下面とを有するガラスシートを加熱するためのガス燃焼強制対流加 熱装置において、 内部領域を有するハウジングと、 そのハウジングの内部領域を貫通してガラスシートを搬送する搬送機と、 ハウジングと連携して動作し、高温の燃焼生成物を生成して前記装置への熱 入力を提供する少なくとも一つのガスバーナと、 前記ガスバーナと連携して動作し、前記ガスバーナから前記装置への熱入力 のレベルを調節する調節器と、 前記高温の燃焼生成物を、前記ハウジング内を再循環した作動流体と混合す る混合チャンバと、 前記ガスバーナからの高温の燃焼生成物の少なくとも一部を含む作動流体を 、前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの表面に、分配して、その後衝 突させる分配器と、 ガラスシートの表面上の作動流体の衝突速度を調節し、それによって、作動 流体とガラスシートの間の対流熱交換率を、前記装置への熱入力の制御とは実 質的に独立に制御する速度制御手段と、 を有することを特徴とする装置。 2. 請求項1の装置において、前記分配器はさらに、 前記作動流体の一部を、前記ガラスシートの前記下面に分配して、衝突させ る第1の分配器と、 前記作動流体の一部を、前記ガラスシートの前記上面に分配して、衝突させ る第2の分配器と、 を有すること、を特徴とする装置。 3. 請求項1の装置において、前記速度制御手段はさらに、 前記ガラスシートの下面に向かってそれに接触する作動流体の衝突速度を制 御する第1の速度制御手段と、 前記ガラスシートの上面に向かってそれに接触する作動流体の衝突速度を制 御する第2の速度制御手段と、を有し、 前記第1および第2の衝突速度制御手段は、互いに独立に動作できかつ制御 できるものであること、 を特徴とする装置。 4. 請求項1の装置において、前記調節器は、 前記ガラスシートの下面に作動流体が衝突する前にあらかじめ選択された第 1の設定点にその作動流体の温度を維持するための第1の温度制御手段と、 前記ガラスシートの上面に作動流体が衝突する前にあらかじめ選択された第 2の設定点にその作動流体の温度を維持するための第2の温度制御手段と、 を有すること、を特徴とする装置。 5. 請求項1の装置において、 前記混合チャンバは、前記ガスバーナの少なくとも一部の近くで動作可能に 配置され、 前記混合チャンバは、前記第1および第2の分配器と連携して動作可能な近 い側の端部と、その近い側の端部から間隔をおいた第2の開放端とを有し、 前記ガラスシートの上面と下面の少なくとも一つに衝突した使用済み高温作 動流体の少なくとも一部をガスバーナからの新たに生成された高温燃焼ガスと 混合するべく、前記混合チャンバに向けてそしてその中に向けて方向付け、前 記使用済み高温作動流体を前記第1および第2の分配器のうちの少なくとも一 つに向け、その後、前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの上面および 下面の少なくとも一方に向けて、また、これに接触するように方向付ける方向 付け器を有すること、 を特徴とする装置。 6. 請求項5の装置において、前記強制対流加熱装置はさらに、前記混合チャン バ内で前記使用済み作動流体と前記新たに生成された高温燃焼ガスの混合を起 こさせる混合器を含むことを特徴とする装置。 7. 請求項6の装置において、前記ガスバーナは長手方向の軸を有し、前記混合 器は、 ガスバーナ手段内に一体的に形成され、前記ガスバーナ手段の長手方向の軸 に対してほぼ垂直方向に、前記高温燃焼ガスを放出する複数の開口を有し、 前記使用済み高温作動流体は、それがガスバーナから動作可能なように放出 されるときに、高温燃焼ガスにほぼ垂直な方向に、混合チャンバ内に、動作可 能なように、引き込まれ、その結果として使用済み作動流体と新たに生成され た高温燃焼ガスとが混合されるようになっていること、 を特徴とする装置。 8. 請求項5の装置において、前記方向付け手段は、 前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの上面および下面の少なくとも 一方に衝突した使用済みの高温作動流体の少なくとも一部を前記混合チャンバ に向けてそしてその中に引き込むために、前記混合チャンバと連携する少なく とも一つのファンを含むこと、 を特徴とする装置。 9. 請求項2の装置において、前記第1の分配器および第2の分配器それぞれは 、少なくとも一つのファンと、その少なくとも一つのファンの対応する一つと 連携する少なくとも一つの作動流体流路部材を含み、 その少なくとも一つの作動流体流路部材のそれぞれは、前記ハウジングの内 部領域内のガラスシートの上面および下面のうちの対応する一つに隣接して動 作可能に配置された少なくとも一つのノズル部材を有し、次いで高温の燃焼ガ スの少なくとも一部を前記ガラスシートの上面および下面に隣接する方向にそ してそれに衝突させるようになっていること、 を特徴とする装置。 10.請求項9の装置において、前記第1および第2の分配器はそれぞれ、前記少 なくとも一つのファンおよび前記少なくとも一つの作動流体流路部材のそれぞ れに対応する一つの間に、動作可能に配置されたプレナム部材を含むことを特 徴とする装置。 11.請求項1のガス燃焼強制対流加熱装置において、前記少なくとも一つのガス バーナは第1と第2のガスバーナを有し、 前記分配器は、前記第1のガスバーナからの高温燃焼ガスを前記ハウジング の内部領域内のガラスシートの下面に分配してそれに衝突させる第1の分配器 と、前記第2のガスバーナ手段からの高温燃焼ガスを前記ハウジングの内部領 域内のガラスシートの上面に分配してそれに衝突させる第2の分配器と、を有 し、 前記調節器はさらに、前記第1のガスバーナからの熱入力レベルを調節する 第1の調節器と、前記第2のガスバーナからの熱入力レベルを調節する第2の 調節器と、を有し、それら第1および第2の調節器は互いに独立に調節できる こと、 を特徴とする装置。 12.請求項11の装置において、その強制対流加熱装置はさらに、 前記第1のガスバーナ手段の少なくとも一部の近くに動作可能に配置された 第1の混合チャンバと、 前記第2のガスバーナ手段の少なくとも一部の近くに動作可能に配置された 第2の混合チャンバと、 を有し、 前記第1および第2の混合チャンバはそれぞれ、前記第1および第2の分配 手段のうちの対応する一つの一部と連携する近い方の端部とその近い方の端部 から隔たった第2の開放端部とを有し、 前記装置は、 前記ガラスシートの下面に衝突した使用済み作動流体を、前記第1の混合チ ャンバに向けてそしてその中に方向付け、その使用済み作動流体の少なくとも 一部を前記第1のガスバーナからの新たに生成された高温の燃焼ガスと混合し 、その使用済み作動流体の少なくとも一部を前記第1の分配器に向けて送り、 そして前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの下面と接触させるように 向ける第1の方向付け器と、 前記ガラスシートの上面に衝突した使用済み作動流体を、前記第2の混合チ ャンバに向けてそしてその中に方向付け、その使用済み作動流体の少なくとも 一部を前記第2のガスバーナからの新たに生成された高温の燃焼ガスと混合し 、その使用済み作動流体の少なくとも一部を前記第2の分配器に向けて送り、 そして前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの上面と接触させるように 向 ける第1の方向付け器と、 を有することを特徴とする装置。 13.請求項12の装置において、その強制対流加熱装置はさらに、前記使用済み 高温作動流体と前記新たに生成された高温燃焼ガスとを前記第1および第2の 混合チャンバそれぞれの内部で混合させる混合器を有すること、を特徴とする 装置。 14.請求項12の装置において、 前記第1の方向付け器は、前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの下 面に衝突した前記使用済み高温作動流体の少なくとも一部を、前記第1の混合 チャンバと連携して、前記第1の混合チャンバに向けてそしてその中に引き込 む、少なくとも一つの動作可能なファンを含み、 前記第2の方向付け器は、前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの上 面に衝突した前記使用済み高温作動流体の少なくとも一部を、前記第2の混合 チャンバと連携して、前記第2の混合チャンバに向けてそしてその中に引き込 む、少なくとも一つの動作可能なファンを含むこと、 を特徴とする装置。 15.請求項11の装置において、その強制対流加熱装置はさらに、 前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの上面に向かって衝突する高温 作動流体の衝突速度を制御するための第1の速度制御手段と、 前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの下面に向かって衝突する高温 作動流体の衝突速度を制御するための第2の速度制御手段と、 を有し、 前記第1および第2の速度制御手段は互いに独立に制御できること、 を特徴とする装置。 16.請求項11の装置において、前記第1および第2の調節器はそれぞれ、前記 第1および第2のガスバーナ手段の対応する一つと連携する少なくとも一つの 熱電対を含むこと、を特徴とする装置。 17.請求項11の装置において、 前記第1および第2の分配器はそれぞれ、少なくとも一つのファンと、その 少なくとも一つのファンのうちの対応する一つと連携する少なくとも一つの作 動流体流路部材とを含み、 その少なくとも一つの作動流体流路部材のそれぞれは、前記ハウジングの内 部領域内のガラスシートの上面および下面の対応する一つに隣接して動作可能 に配置され、前記隣接するガラスシートの上面および下面に向けて前記作動流 体を分配してそれに衝突させるための、少なくとも一つのノズル部材を有する こと、 を特徴とする装置。 18.請求項1の装置において、その強制対流加熱装置はさらに、前記システムか ら燃焼生成物を排出するために動作可能に接続された少なくとも一つの排気ス タックを有し、その排気スタックのそれそれは、そのスタックを通る排気の流 量を制御する調節可能なダンパを含むこと、を特徴とする装置。 19.強制対流加熱装置内のガラスシートの加熱方法において、前記装置は内部領 域を有するハウジングを含み、前記ガラスシートは上面と下面を有し、前記方 法は、 前記ハウジングの内部領域内にガラスシートを挿入する工程と、 少なくとも一つのガスバーナから高温燃焼ガスを生成する工程と、 少なくとも一つのガスバーナからの高温燃焼ガスの生成量を調節し、それに よって、前記装置への熱入力率を調節する工程と、 前記少なくとも一つのガスバーナからの高温燃焼ガスを、前記ハウジングの 内部領域内のガラスシートの上面および下面の少なくとも一部に向けて、そし てそれに動作可能に接触するように分配する工程と、 前記ガラスシート表面での前記高温燃焼ガスの衝突速度を調節して、それに よって、前記高温燃焼ガスと前記ガラスシートの間の対流熱交換率を、前記装 置への熱入力の制御とは実質的に独立に制御する工程と、 を有することを特徴とする方法。 20.請求項19の方法において、 前記ガラスシートの下面に向けてそしてそれに接触させるべく分配される前 記高温燃焼ガスの部分の温度を調節する工程と、 前記ガラスシートの上面に向けてそしてそれに動作可能に接触させるべく分 配される前記高温燃焼ガスの部分の温度を調節する工程と、 を有し、前記ガラスシートの上面および下面それぞれに向けてそしてそれら に接触させるべく分配される前記高温燃焼ガスの温度の調節は、互いに独立に 調節可能であること、 を有することを特徴とする方法。 21.請求項19の方法において、前記強制対流加熱装置内のガラスシートの加熱 方法はさらに、 前記ガラスシートの上面および下面の少なくとも一方と動作可能に接触した 使用済み作動流体の少なくとも一部を、前記少なくとも一つのガスバーナのう ちの一つと動作可能に関連する混合チャンバに向けてそしてその中に、引き込 む工程と、 前記混合チャンバのそれぞれが、前記少なくとも一つのガスバーナのうちの 対応する一つの少なくとも一部分の近くに動作可能に配置される工程と、 前記混合チャンバ内の前記作動流体と、前記少なくとも一つのガスバーナの うちの対応する一つから生成される高温燃焼ガスとを、混合する工程と、 前記混合された使用済み作動流体と前記新たに生成された高温燃焼ガスを、 前記ハウジングの内部領域内のガラスシートの上面および下面の少なくとも一 方に向けて、そしてそれに動作可能に接触するように分配する工程と、 を有することを特徴とする方法。 22.請求項19の方法において、さらに、 前記ガラスシートの下面に来てそれに接触する前記作動流体の衝突速度を制 御する工程と、 前記ガラスシートの上面に来てそれに接触する前記作動流体の衝突速度を制 御する工程と、 を有し、 前記ガラスシートの上面および下面に来てそれに接触する前記作動流体の部 分の衝突速度の制御は、互いに独立に制御できること、 を特徴とする方法。 23.請求項19の方法において、さらに、 前記第1のガスバーナから高温燃焼ガスを生成する工程と、 前記第2のガスバーナから高温燃焼ガスを生成する工程と、 前記第1のガスバーナからの高温燃焼ガスを、前記ハウジングの内部領域内 のガラスシートの下面に向けて、そしてそれに動作可能に接触するように分配 する工程と、 前記第2のガスバーナからの高温燃焼ガスを、前記ハウジングの内部領域内 のガラスシートの上面に向けて、そしてそれに動作可能に接触するように分配 する工程と、 前記ガラスシートの下面に向けて、そしてそれに動作可能に接触するように 分配される作動流体の、温度を調節する工程と、 前記ガラスシートの上面に向けて、そしてそれに動作可能に接触するように 分配される作動流体の、温度を調節する工程と、 を有し、 前記ガラスシートの上面および下面に向けて、そしてそれに動作可能に接触 するように分配される作動流体の、温度の調節は、互いに独立に調節できるこ と、 を特徴とする方法。
JP09525949A 1996-01-19 1996-01-19 ガラスシートを加熱するための強制対流加熱装置および方法 Pending JP2000503379A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN96180201A CN1119615C (zh) 1996-01-19 1996-01-19 强制对流加热装置及在该装置内加热玻璃板的方法
CA002243076A CA2243076C (en) 1996-01-19 1996-01-19 Forced convection heating apparatus and process for heating glass sheets therewithin
PCT/US1996/000766 WO1997026496A1 (en) 1996-01-19 1996-01-19 Forced convection heating apparatus and process for heating glass sheets therewithin
CZ19982270A CZ286699B6 (en) 1996-01-19 1996-01-19 Convection heating equipment with forcible circulation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000503379A true JP2000503379A (ja) 2000-03-21

Family

ID=27427453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09525949A Pending JP2000503379A (ja) 1996-01-19 1996-01-19 ガラスシートを加熱するための強制対流加熱装置および方法

Country Status (14)

Country Link
EP (1) EP0877906B1 (ja)
JP (1) JP2000503379A (ja)
CN (1) CN1119615C (ja)
AT (1) ATE252717T1 (ja)
AU (1) AU702982B2 (ja)
BR (1) BR9612448A (ja)
CA (1) CA2243076C (ja)
CZ (1) CZ286699B6 (ja)
DE (1) DE69630463T2 (ja)
ES (1) ES2208728T3 (ja)
FI (1) FI120623B (ja)
HU (1) HUP9901305A3 (ja)
PL (1) PL182180B1 (ja)
WO (1) WO1997026496A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101880124A (zh) * 2010-05-28 2010-11-10 武汉理工大学 微晶玻璃隧道式晶化窑的二段热风循环的退火和冷却处理系统

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2741098A1 (de) * 1977-09-13 1979-03-22 Heinrich Patalon Vorrichtung zum thermischen vorspannen von glasscheiben, insbesondere durchlaufofen
US4591517A (en) * 1984-06-08 1986-05-27 Overly, Inc. Web dryer with variable ventilation rate
CA1332510C (en) * 1986-06-02 1994-10-18 Glasstech, Inc. Gas burner forced convection heating of glass sheets
US4997364A (en) * 1988-02-22 1991-03-05 Radiant Technology Corporation Furnace assembly for reflowing solder on printed circuit boards
US5112220A (en) * 1988-06-07 1992-05-12 W. R. Grace & Co.-Conn. Air flotation dryer with built-in afterburner
FI81330C (fi) * 1988-11-24 1990-10-10 Tamglass Oy Foerfarande och anordning foer att hindra boejning av formvagnens stoedskenor i en boejningsugn foer glasskivor.
FI81331C (fi) * 1988-11-24 1990-10-10 Tamglass Oy Vaermeoeverfoeringsfoerfarande i en boejningsugn foer glasskivor och en boejningsugn.
DE4010280A1 (de) * 1990-03-30 1991-10-02 Wsp Ingenieurgesellschaft Fuer Vorrichtung zur beidseitigen beblasung eines bahnfoermigen materials mit einem behandlungsgas
US5110338A (en) * 1991-04-17 1992-05-05 Glasstech, Inc. Method and apparatus for heating a glass sheet
US5443382A (en) * 1992-08-27 1995-08-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Atmospheric oven
US5669954A (en) * 1994-06-20 1997-09-23 Gas Research Institute Forced convection heating apparatus and process for heating glass sheets therewithin

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101880124A (zh) * 2010-05-28 2010-11-10 武汉理工大学 微晶玻璃隧道式晶化窑的二段热风循环的退火和冷却处理系统

Also Published As

Publication number Publication date
CN1119615C (zh) 2003-08-27
AU4857696A (en) 1997-08-11
PL327816A1 (en) 1999-01-04
ES2208728T3 (es) 2004-06-16
FI120623B (fi) 2009-12-31
CN1214114A (zh) 1999-04-14
HUP9901305A3 (en) 2000-02-28
EP0877906A4 (en) 1999-03-31
ATE252717T1 (de) 2003-11-15
HUP9901305A2 (hu) 1999-08-30
FI981623A0 (fi) 1998-07-16
WO1997026496A1 (en) 1997-07-24
DE69630463T2 (de) 2004-07-29
EP0877906A1 (en) 1998-11-18
CA2243076A1 (en) 1997-07-24
PL182180B1 (pl) 2001-11-30
DE69630463D1 (de) 2003-11-27
BR9612448A (pt) 1999-07-13
CZ227098A3 (cs) 1998-12-16
CA2243076C (en) 2006-03-07
EP0877906B1 (en) 2003-10-22
CZ286699B6 (en) 2000-06-14
FI981623A (fi) 1998-09-08
AU702982B2 (en) 1999-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0704043B1 (en) Apparatus for drying a wet paper web during manufacture of the paper web
KR900007826B1 (ko) 음식물 제조용 오븐
JP2009100774A (ja) 高速調理装置及び方法
JPS60238422A (ja) 物品及び材料に熱を加える方法及び装置
JP2005521395A (ja) 水分含有空気衝突を行うコンベヤ式オーブンおよび方法
US5669954A (en) Forced convection heating apparatus and process for heating glass sheets therewithin
CA2036437C (en) Direct gas-fired industrial air heater burner
US5672191A (en) Forced convection heating apparatus and process for heating glass sheets therewithin
US20100162904A1 (en) Gas-fired tunnel oven
EP0808942A2 (en) Apparatus and method for drying a wet web and modifying the moisture profile thereof
US5792232A (en) Forced convection heating apparatus
US6668590B2 (en) Forced convection heating furnace and method for heating glass sheets
JP2000503379A (ja) ガラスシートを加熱するための強制対流加熱装置および方法
US6045358A (en) Forced convection heating apparatus and process for heating glass sheets therewithin
WO2002093095A1 (en) Infrared and hot air dryer combination
US6121582A (en) Heating elements with swirl vanes
KR100382667B1 (ko) 강제대류가열장치및그내에서의유리판의가열방법
CA1051655A (en) Oven system
RU2155722C2 (ru) Нагревательное устройство с принудительной конвекцией и способ нагрева в нем листового стекла
JPS6067628A (ja) 連続熱処理炉
EP0856706B1 (en) Improvements in and relating to radiant tube heaters
SU542497A1 (ru) Печь
JPH0817990B2 (ja) 塗装用焼付炉
JP2002206737A (ja) 熱風発生装置および熱風発生方法
IE950427A1 (en) Thermal treatment of food products

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070521

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080325