JP2000502605A - ゼオライト含有粒状固体の活性を増加させる方法 - Google Patents

ゼオライト含有粒状固体の活性を増加させる方法

Info

Publication number
JP2000502605A
JP2000502605A JP09524370A JP52437097A JP2000502605A JP 2000502605 A JP2000502605 A JP 2000502605A JP 09524370 A JP09524370 A JP 09524370A JP 52437097 A JP52437097 A JP 52437097A JP 2000502605 A JP2000502605 A JP 2000502605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
zeolite
slurry
contaminants
activity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP09524370A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000502605A5 (ja
Inventor
イー. デービス,ロバート
ビー. バーソリック,デビッド
Original Assignee
イー. デービス,ロバート
ビー. バーソリック,デビッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー. デービス,ロバート, ビー. バーソリック,デビッド filed Critical イー. デービス,ロバート
Publication of JP2000502605A publication Critical patent/JP2000502605A/ja
Publication of JP2000502605A5 publication Critical patent/JP2000502605A5/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J38/00Regeneration or reactivation of catalysts, in general
    • B01J38/48Liquid treating or treating in liquid phase, e.g. dissolved or suspended
    • B01J38/60Liquid treating or treating in liquid phase, e.g. dissolved or suspended using acids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/90Regeneration or reactivation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J38/00Regeneration or reactivation of catalysts, in general
    • B01J38/48Liquid treating or treating in liquid phase, e.g. dissolved or suspended
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J38/00Regeneration or reactivation of catalysts, in general
    • B01J38/48Liquid treating or treating in liquid phase, e.g. dissolved or suspended
    • B01J38/60Liquid treating or treating in liquid phase, e.g. dissolved or suspended using acids
    • B01J38/62Liquid treating or treating in liquid phase, e.g. dissolved or suspended using acids organic

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ゼオライトの気孔を塞ぎ、それらの活性を妨げる効果をもたらす汚染物質を含むゼオライト含有粒状固体の活性を増加させる方法であって、汚染されたゼオライト質を酸、洗浄剤または界面活性剤を含む液体でスラリー化し、このスラリーを撹拌して気孔を塞いでいる汚染物質をゼオライトの気孔から遊離させてそれらを液体中で懸濁し、液の一部をスラリーから取り出して濾過し、懸濁された汚染物質を除去し、結果として生じる液をスラリーに戻し、そして処理したゼオライト含有粒状固体を溶液から除去および回収する。

Description

【発明の詳細な説明】 ゼオライト含有粒状固体の活性を増加させる方法 発明の分野 本発明はゼオライト質を含む粒状固体物質の活性を改善する方法に関し、特に 流動接触分解、水素化分解、アルキル化、脱アルキル、アルキル交換、異性化、 重合、および分離工程での使用で知られるそれらのゼオライト触媒のようなゼオ ライト含有炭化水素処理触媒の再活性化の方法に関する。 発明の背景 ゼオライトは自然界においてとても一般的な物質であって、多くのタイプの合 成ゼオライトがある。34種類のゼオライト鉱物と、約100タイプの合成ゼオ ライトがあると見積もられる。 ゼオライトは幅広い範囲の化学処理技術で使用される。幅広い用途の多様性は 、直鎖パラフィン炭化水素の分離および回収、炭化水素反応用の触媒、冷媒の乾 燥、空気成分の分離、樹脂およびゴムの硬化での触媒の保持、放射性廃棄溶液か らの放射性鉄の回収、高所での二酸化炭素の除去、酵素の可溶化、水素同位体の 分離、および二酸化硫黄のような大気汚染物質の除去を含む。流動接触分解(F CC)および炭化水素留分の水素化分解で使用されるような分解触媒は、結晶の ゼオライトを含み、しばしば分子篩として言及され、現在ほとんど100%が1 日に約1000万バレルの石油を処理するFCC装置で使用されていている。 ゼオライト、または分子櫛は結晶の単位構造で独特に決定される典型的に3〜 10Åの範囲の均一な大きさの気孔を持つ。これらの 気孔は気孔の直径よりも大きい分子を完全に遮断する。天然または合成により形 成される場合、ゼオライトは結晶質で、希土類のようなより多価のイオンまたは 水素と交換できるI族およびII族原子、特にナトリウム、カリウム、マグネシ ウム、カルシウム、ストロンチウム、およびバリウムの水和アルミノケイ酸塩で ある。構造的にゼオライトは、全ての酸素を共有することによって相互に四面体 結合をしたAlO4およびSiO4の無限に広がる3次元組織に基づく”骨組み” のアルミノケイ酸塩である。ゼオライトは以下の実験式で表せる。 M2/nO・Al23・xSiO2・yH2O この酸化物の式において、AlO4四面体はSiO4四面体に加わっているだけ なのでxは一般に2以上であり、nはカチオンの原子価である。骨組みはカチオ ンおよび水分子で占められる孔路および相互結合された空洞を含む。カチオンは 大変移動しやすく、様々な程度に他のカチオンと交換することができる。多くの ゼオライト内の結晶間”ゼオライト”水は連続的および可逆的に取り除かれる。 多くの他のゼオライトにおいて、鉱物および合成物のカチオン交換または脱水は 骨組みに構造的な変化をもたらすことがある。 上記のようにゼオライトの用途は多いが、それらをプロセス用途で使用する場 合には、一般的に他の物質と組み合わせなければならない。例として、通常4μ mより小さい寸法の合成ゼオライト質は、Demmelの米国特許第4,826 ,793号明細書で説明するようにカオリン土、シリカゾル、または非結晶シリ カ、アルミナ、およびジルコニアのような結合試薬と組み合わされ、次いで噴霧 乾燥または押出をされて、意図された用途に望まれる特性を持つ完成した物質に される。これらの特性は耐摩耗性、破壊強度、粒径分布、表面積、マトリックス 面積、活性および安定性を含むことがあ る。ゼオライトを含有する完成した製品を製造する他の方法は、Haydenの 米国特許第3,647,718号明細書で説明されるようにゼオライトを現場で 製造することだろう。これらの特許は主にFCC型の触媒を取り扱っているが、 同様な方法が他のプロセス用途用のゼオライト質の製造に使用される。一例とし て、水素化分解、アルキル化、脱アルキル、アルキル交換、異性化、重合、およ び分離工程で使用されるようなほとんどの固定層のゼオライト質触媒は、ゼオラ イト成分を主にアルミナからなるペレットに分散させる。これらの固定層のペレ ット状にしたゼオライト質触媒およびゼオライトのFCC型触媒の製造において ゼオライトの気孔のいくらかが母材物質内で塞がれるまたは埋められること、我 々の方法がこの障害物を除去して利用できるゼオライトを増加させることが、我 々の発見に基づく我々の確信である。このように我々の方法は使用済みの触媒ま たは平衡触媒(equilibrium catalyst)に適用できるだけ でなく、新しい触媒にも適用できる。 原油の精製の目的は常に、最も高い付加価値の製品を最大量で生産して、精製 の収益性を改善することであった。限られた市場を持つ特別な製品を除いて、最 大の市場を持つ最も高い付加価値の石油精製製品は、ガソリン、ジェット燃料お よびディーゼル燃料のような輸送燃料である。歴史的に、原油精製における最大 の課題は輸送燃料の製造を最大化することである。このことは、1000°Fよ り高い温度で沸騰する原油留分である重い残油を、経済的により低い沸点範囲の 輸送燃料に転化できる精製工程または手段を要求する。この重い残油の処理の主 な障害は、原油のこの部分に含まれる金属、窒素、硫黄、およびアスファルテン (コークスの先駆物質)のような精製触媒の触媒毒の濃度である。 世界の石油精製所のほとんどは重い軽油を輸送燃料へ改質する主 要な処理として良く知られた流動接触分解(FCC)処理を使用しており、重い 残油の処理での使用にFCC処理を考えるべきだということさえ当然なことにす ぎない。もっとも、これは最近の10〜15年の場合である。しかしながら、精 製者が経済的にFCC処理で転化できる残油の量は、供給原料の金属に起因する 触媒の失活の結果として必要とされる交換用の触媒の費用で制限される。コーク スの先駆物質、窒素および硫黄のような他の触媒毒の触媒への堆積は、アスファ ルテン化合物からのコークス形成の影響をなくす触媒冷却器の使用、供給される 硫黄の環境への影響をなくす再生装置の煙道ガス処理の使用、および短い接触時 間のFCC処理の使用によって、供給される窒素の影響をなくしおよび供給され る金属の影響をある程度なくす米国特許第4,985,136号明細書で説明す るように効率的に制御できる。 過去20年以上、最も広く使用されてきたFCC触媒は、母材中に分散した高 い活性のゼオライト質を持つ、通常はシリカ−アルミナ、アルミナまたは同様な ものである比較的不活性な母材で形成される細かく分けられた粒子のゼオライト 触媒である。よく知られているように、このような触媒に使用されるゼオライト は結晶で典型的には、転化させる炭化水素分子の侵入を許すように選択された孔 径を持つ相互接続している気孔構造を持ち、ゼオライトは大変高い分解活性を持 つ。このように高い活性のゼオライトは、商業的な使用に望まれる活性を提供す る比率で、より小さい分解活性を持つ母材中に分散させる。典型的に使用される ゼオライトは、例えばX−、Y−またはL−型の合成ゼオライトであるフォージ ャサイト型のもので、ゼオライトが約5重量%〜約70重量%のものが採用され る。そのようなゼオライトFCC触媒は、それらの製造およびFCC処理におけ るそれらの使用が当業者によく知られている。 残油FCC供給原料に含まれるバナジウムが組織を攻撃して不可逆的にゼオラ イトを失活させること、およびこのバナジウムの効果が約1330°Fより高い 温度でより顕著であることは、石油精製工業で一般に認められる。熱水失活によ るまたは金属(例えばナトリウムおよびバナジウム)攻撃による失活が不可逆で あることも一般に認められている。 FCC処理装置(FCU)の運転における処理の経済性は、新しい触媒と循環 している触媒(平衡触媒)の交換速度にほとんど依存している。平衡触媒とは、 FCC処理において何周期も反応器と再生装置の間を循環しているFCC触媒で ある。必要な新しい触媒の付加量または触媒の交換速度は、触媒の損失速度およ び望ましい平衡触媒の活性を維持するのに必要な速度および最適な生産機構を提 供する選択肢によって決定される。供給原料が残油を含む運転を行う場合、十分 な交換触媒を加えて、循環している触媒の金属濃度をFCC生産機構がなおも経 済的に実行可能な濃度よりも低い濃度に維持することも必要である。多くの場合 、活性の良好である金属分の少ない平衡触媒を、新しい触媒と共に加えて最小の 費用で適切なFCC触媒の釣り合いを維持する。 ゼオライトを使用するプロセス用途においては、物質が望ましい役割を行う能 力を失ったときにそれを交換しなければならない。つまり、ゼオライト物質はプ ロセスで採用される条件下で失活する。FCCおよびTCC型の触媒操作のよう ないくらかの場合には、新しいゼオライト物質、この場合ではZSM−5(米国 特許第3,703,886号明細書で説明される)のようなゼオライト触媒また は添加剤を毎日加える。新しいゼオライト触媒を処理装置の残留量の1%〜高く て10%の典型的な割合で毎日加えて、プラントの望ましい活性を維持する。水 素化分解、アルキル化、脱アルキル、ア ルキル交換、異性化、重合、および分離処理で使用されるような他のゼオライト 触媒は、通常はゼオライト質がある程度まで失活したときに、プラントを停止し てゼオライトを交換する場所で一度にゼオライトを交換する。 以下の説明から分かるだろうように、多くのタイプのゼオライト触媒は本発明 で利益を得られる、なぜなら一般の確信と異なり、ゼオライト触媒の活性低下の 主な原因がゼオライトの気孔の閉塞だからであって、これは遊離しているシリカ またはアルミナ、またはシリカ若しくはアルミナの化合物、またはゼオライトの 気孔の開口部に残されてゼオライトの気孔の開口部を塞ぐ他の物質のために、触 媒製造工程でさえ起こることがある。 本発明の主要な目的は、触媒の一体性を破壊せずにゼオライト触媒を失活させ ている物質を除去することを可能にすること、および同時に触媒の活性および選 択性を実質的に改善することである。本発明のもう一つの目的は、環境的に安全 で許容できる方法を使用するゼオライト含有平衡触媒の再活性化をすることであ る。更に本発明のもう一つの目的は、様々なタイプのゼオライト触媒および他の ゼオライト含有粒状固体、特に炭化水素の処理での使用の間に失活したものの活 性を改善することである。 本発明の更なる目的はFCCの平衡触媒の活性および選択性の改善である。本 発明のもう一つの目的は新しいゼオライト触媒の活性を改善することである。更 に本発明のもう一つの目的は、FCC装置へ新しい触媒を補充する必要を減少さ せることであり、これは新しい触媒の費用、運搬費用、平衡触媒の廃棄費用、装 置の触媒損失を減少させる。本発明の他の目的は以下の本発明の説明および/ま たは実例で明らかになるだろう。 本発明の概要 本発明の上記の目的および他の利点は、ゼオライトの気孔を塞ぎゼオライト含 有粒状固体の活性に好ましくない影響を与える1つまたは複数の汚染物質を含ん でいる汚染されたゼオライト含有粒状固体の活性を改善する方法であって、上記 固体を以下のa〜fにより処理することを含む方法によって達成することができ る。 a.酸、洗浄剤および界面活性剤からなる群より選ばれる活性剤であって、汚 染物質を可溶化しまたは取り除くのに効果的な活性剤を含む水溶液で上記粒状固 体とスラリーを形成すること。 b.汚染物質を可溶化するまたは取り除くのに十分な温度および時間を含む活 性条件下で上記スラリーを撹拌して、結果として生じる可溶化したまたは取り除 かれた汚染物質を粒状固体から上記溶液によって取り出すこと。 c.可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を含む上記溶液の一部分を上記ス ラリーから取り出すこと。 d.結果として得られた粒状固体をスラリー中に残っている溶液から分離する こと。 e.分離した粒状固体を洗浄して、全ての残留溶液を除去すること。 f.汚染された固体の活性よりも高いレベルの活性を持つ処理されたゼオライ ト含有粒状固体を回収すること。 ゼオライト物質の失活機構の多くがゼオライトの気孔の閉塞に起因し、そして それは逆に戻せることを我々はここで発見した。この気孔の閉塞は、シリカまた は他の結合物質若しくはマトリックス物質がゼオライト気孔内に残留することに よって製造段階の間に起こることがある。気孔の閉塞は、気孔に表面移動するシ リカ、ゼオライトの気孔中に堆積または表面移動する、供給物からのまたは反応 生成物からの炭化水素、または供給物内に存在する他の物質、または触媒自身に よって処理段階の間でも起こることがあり、それによってゼオライトの接触を妨 害し、活性を低下させる。炭化水素物質がゼオライトの気孔内でシリカと他の供 給物を母材物質に結合させるのを促進してまたは炭化水素物質が単独で、気孔を 閉塞する場合があることを我々は指摘する。この閉塞は反応体がゼオライトの気 孔に入るのを妨げ、それによってゼオライトの活性を減少させる。もう一つのゼ オライト失活の原因はゼオライト構造の脱水である。 下記(1)および(2)の方法に基づくこれらのゼオライト質の再活性化をす る様々な方法があることを我々は発見した。(1)ゼオライトの気孔を塞ぐ物質 を解放するまたは可溶化する化学的処理。(2)気孔閉塞物質を機械的に除去す ることを助ける撹拌。気孔から除去した物質を再活性化した製品と分離しないと 、これら2つの工程だけではゼオライトを満足に再活性化しないことも発見した 。例えば、もし初めに気孔の閉塞をもたらしていた小さい粒径の物質と、炭化水 素物質を分離せずに、全ての溶液を濾過して固体から液体を分離すると、小さい 粒子と炭化水素物質はゼオライトの気孔内に再付着してしまう場合があることを 我々は実験を通して学んだ。小さい粒子と炭化水素のこの再分配は再び気孔を塞 ぎ、ゼオライトの活性を減少させることがある。これは新しい触媒の製造におい ても起こる。特にスラリーを使用する製造工程において、工程を変更してこれら の小さい寸法の粒子を取り除く分離工程を加え、最終製品を増加/改良できるだ ろう。一例として、もしFCC触媒製造において希土類元素の交換が撹拌された スラリーの系で達成されるならば、化学/撹拌段階でゼオライトの気孔から除去 された物質の再分配のために最終製品の活性が減少することがある。一方、もし これらの気孔を塞いでいる物質が濾過の前に溶液から除去されれば 、最終製品の活性は上昇するだろう。 ここで我々は本発明に基づいて、最も満足にゼオライトを再活性化するために 、再活性化されるゼオライトからのゼオライトの気孔を塞ぐ気孔閉塞物質の分離 が望ましいことを発見した。このような分離によって、ゼオライトの製造の間ま たは再活性化の間どちらでも、ゼオライト質の活性を改善する方法で一貫した結 果を得ることができる。 ゼオライト質を再活性化する化学的方法のいくつかを試して、化学的処理を、 活性剤を含む化学溶液内での固体ゼオライト質の撹拌並びに化学的処理および撹 拌によってゼオライトの気孔から除去された小さい(<10μm)気孔閉塞物質 の分離の両方と組み合わせた場合、それらの全てがゼオライトの活性を増加させ た。撹拌および分離を行わない同じ化学処理はゼオライトの活性を大きくは改善 しないことが分かった。 化学的処理は通常、pH3〜7および212°Fより低い温度で行われる。化 学処理は洗浄剤と同様に、脱脂/界面活性剤を含む酵素、リンゴ酸、活性なフッ 化物、塩酸ヒドロキシルアミン、および他の酸性物質のような活性剤で達成され る。温度を212°Fよりも高くして、沸騰によって撹拌を得ることを補助して も良いが、その場合は新しい構成液の供給および蒸気の回収をしなければならな い。より高い温度が望ましいことが判明したら、もう一つの選択は、より費用が かかるが運転を加圧条件で行うことである。 撹拌は撹拌子による撹拌、エアレーション、またはタンブリングで行える。F CC型触媒のような小さな粒径の物質に好ましい方法は、固体分濃度が75%ま でのスラリーを作り、溶液中に懸濁された粒状固体を保ち、そしてまた撹拌子に よる撹拌およびエアレーションによって新しい化学反応にさらされる固体の最大 表面積を保つ ことである。水素化分解触媒、重合触媒、ZSM−5触媒、および分子櫛を含む だろうより大きい粒径のゼオライト物質にについては、撹拌子による撹拌は、接 触容器内の液体がエアレーション媒体と共にペレット/押出物の層を通して上方 に流れるようにそれをポンプで送るほど、実用的ではなかろう。ポンプ送り(p umparound)される液体は上部の液面の下から取り出して接触容器の底 に戻し、撹拌とゼオライトの気孔からの小さい粒子の剥ぎ取りを促進する接触容 器内の化学液体の混合およびエアレーション媒体を伴う液体の上昇流を提供する 。どちらの場合にも、ゼオライトの気孔から遊離した小さい粒子を、凝集、浮選 、湿式分級、および清澄濾過のような既知の粒子分離方法で連続的にまたは再活 性サイクルの最後にスラリーから取り除いてもよく、好ましい方法は連続浮選( 1つまたは複数の無機質の粒子またはパルプ中の若しくはスラリー中の化合物を 、選択的にセルまたはタンクの表面に空気の泡の動きによって持ち上げ、粒子を タンクの表面に形成された泡に保持させて泡と共に除去し、一方上昇しない粒子 をスラリー中に残してセルまたはタンクの底で抜き取る方法として定義される) 、または浮選と凝集または湿式分級の組み合わせである。 処理の時間は温度、化学物質濃度、固体の割合、ゼオライト質の粒径、および 気孔を塞いでいる物質の性質に依存して数分から何時間にも変わることがある。 我々は、化学的に活性剤が気孔閉塞物質を溶解および/またはゆるめる働きをし 、一方ではエアレーション/撹拌がここで再活性化される物質から気孔を塞いで いる小さい粒子を分離するのを促進することを発見した。浮選または凝集により 小さい粒子の分離を促進する界面活性剤と洗浄剤の追加も有益であることが判明 した。 図面の簡単な説明 本発明は、本発明による好ましい方法の概略の流れ図である添付の図1に関連 して読まれる以下の説明を参照することによって、より完全に理解されよう。 好ましい態様の説明 ゼオライトの最も大きい市場の1つはFCC触媒の製造なので、以下の方法の 説明は再生されたFCC触媒の再活性化に言及する。しかしながら、本発明は任 意の新しい、使用済みの、失活したまたは平衡に達しているゼオライト含有物質 に使用できる。ゼオライト物質の表面にはコークスがないことが必要なだけであ る。つまり、コークスは再生により例えば使用済みの触媒をコークスが燃焼する ように上昇させた温度で酸素を含むガスと接触させることによって、触媒から除 去しなければならない。 本発明は、ゼオライトの気孔を塞いでいる物質をゆるめるまたは可溶化するよ うに選ばれた化学的に活性剤を含む撹拌されたスラリー溶液中でゼオライト含有 物質を処理すること、および処理された物質を液体のスラリーから分離する前に 、ゼオライトの気孔および物質の表面から化学処理/撹拌によって除去された小 さい粒径の物質から、処理されたゼオライト質を分離することを含む。ゼオライ トの気孔から小さい粒子を除去するこの液体の化学処理は、平衡FCC触媒また は使用済みの水素化分解触媒からの金属(Ni,V,Na,Mo,Co,Fe, など)の化学除去、またはゼオライトの活性または選択性を変更するためのゼオ ライトと希土類元素または他のカチオンとの交換のような他の処理工程と結び付 けて行うことができる。 第一の処理段階は気孔を塞いでいる物質を溶液中に押し出すこと 、または気孔を塞いでいる小さい粒子をゆるめることである。これは、活性剤の として酸または酸の混合物を含む撹拌された溶液中でのゼオライト含有固体粒子 の処理によって達成され、続いて処理された触媒から汚染物質を除去する洗浄処 理を行ってもよい。好ましい処理方法において、酸溶液の撹拌は撹拌子による撹 拌およびエアレーションの両方によってなされる。処理のためには酸の組み合わ せの使用がより効果的であり、これが好ましい方法であることが分かつた。 水素化分解反応器から取り出したときに石油がしみ込んでいる使用済みの水素 化分解触媒の処理のような応用において、好ましくは、本発明の方法の効果を妨 害する炭化水素の表面層を除去するために触媒を処理をする。通常、これらのタ イプの使用済みの固定層触媒は制御した条件下で再生して、本発明の処理をする 前に炭化水素/炭素の層を除去する。 以下の例から明らかになるが、触媒再活性化の機構は触媒の分野の当業者の確 信に反する。本発明の結果は、触媒の失活の方式が熱水条件またはナトリウムお よびバナジウムのような金属の攻撃に起因する不可逆的なゼオライト構造の崩壊 だという受け入れられてきた理論に反するものであろうことを示す。我々の試験 の結果は触媒失活の方式が可逆的であることを示す。我々は触媒失活の正確な方 式は知らなくてもよく、我々の試験の結果は触媒失活の主要な方式がゼオライト 気孔の閉塞であると理論化をすることに我々を導いた。この閉塞は、大きい有機 化合物のような供給成分の汚染物質、ゼオライトかご内の有機金属化合物または ゼオライト反応の重合生成物および/または、アルミナおよびシリカ化合物のよ うな触媒基材物質に起因すると考えられる。 本発明に使用するのに好ましい酸は、リンゴ酸、酢酸、および重 フッ化アンモニウムのような弱酸である。例えば、リンゴ酸はpHを3.0以上 に維持するように使用して、触媒組織のアルミナに対する攻撃と除去を最小化し てもよい。但し、リンゴ酸はゼオライトの気孔を塞いでいる物質をゆるめる働き をするが、触媒組織に目立った構造的な変化を起こすほど強くないと我々は考え る。重フッ化アンモニウムも、シリカ中にたくさんあると思われる気孔を塞いで いる物質をゆるめることを促進すると我々は考える。シリカと反応する他のフッ 化物が使用できるが、それらの環境的/安全性の懸念およびそれらが構造のシリ カを除去する傾向があることからHFのように非常に活性なフッ化物は推薦しな い。通常、溶液に加える重フッ化アンモニウムの量は再活性化する触媒の10重 量%より少なく、典型的には1〜4重量%である。リンゴ酸は通常、処理する触 媒の15重量%より少なく、典型的には5〜10重量%である。以下の例の一つ で示すように、洗浄剤および界面活性剤の両方を含む酵素およびリンゴ酸も使用 して、平衡FCC触媒を再活性化した。この場合において使用した空気媒体は、 再活性化された触媒から微粒子を分離する泡を作った。好ましい酵素物質は炭化 水素の結合または閉塞の原因物質を攻撃する界面活性剤および洗浄剤の両方を含 み、ゼオライトのかごの中の気孔閉塞物質を除去し、それによってゼオライトを 再活性化する。酸による可溶化、および撹拌子による撹拌/エアレーションの撹 拌媒体を酵素物質中の界面活性剤と組み合わせて、ゼオライトの気孔から除去さ れた小さい粒子を、それらを除去することができる溶液の表面に持ち上げる。こ れら細かい無機物質または炭化水素物質をゼオライトのかごから除去することで 、ゼオライト内の孔路を解放して、ゼオライトの内部が蒸気にとって近づきやす くなり、それにより触媒が再活性化される。このタイプの処理で、製造の間にゼ オライトの気孔内に保持されることがあ る全ての遊離したアルミナまたはシリカの化合物を除去して、新しいFCCゼオ ライト触媒の活性が増加する場合があることも考えられる。このことは、ゼオラ イトの水素処理法触媒または水素化分解触媒、ZSM−5,ゼオライト重合触媒 または分子櫛のようなゼオライトを含有する任意の新しいまたは平衡触媒の場合 にも同様だろう。 我々の試験の結果は、撹拌子より撹拌される溶液中の固体の分散と同様に、空 気による撹拌も非常に好ましいことを示す。細かく分散した泡での固体の撹拌は ゼオライトの気孔から障害物を除去するのに有利であることが理論立てられる。 以下の例は、約10〜20重量%のY型のゼオライト含有シリカ−アルミナ母 材でできた商業的なFCC触媒の再活性化で使用する場合の本発明の利点を例示 する。 例A 再生された平衡FCC触媒50gの試料を、脱イオン水200ml、リンゴ酸 20gおよび商業的な酵素1mlの溶液に加えて、機械的に撹拌子で撹拌されて いるビーカー内で12時間、約130°Fに加熱した。この時間の間、溶液を圧 縮空気でエアレーションした。エアレーションと酵素中の洗浄剤の組み合わせは 泡の層を作って液面上に展開した。エアレーションと泡が組合わさって再活性化 される物質から小さい粒子を分離し、これら小さい粒子を、それらがすくい取ら れるビーカーの上方に上昇させる。12時間後、処理した触媒を濾過および洗浄 して、全ての残っている液体と汚染物質を除去した。平衡触媒(処理前)および 再活性化した触媒(処理後)をそれぞれマイクロ活性試験(Micro Act ivityTesting)(MAT)装置で、標準の軽油を使用して、触媒 と油の比を3:1,16WHSV、960°Fにして試験した。新しい触媒の活 性、並びに処理していない初めの触媒および処理した触媒の分析の結果を以下に 示す。(2つの数字は2回の試験を示す。) 適切な手順を決定するためのゼオライト再活性化の幅広い実験室試験の後で、 平衡触媒の5つの試料をFCC装置の5つの異なる運転で得た。ほとんどのFC C装置は、加えられる新しい触媒、および場合によってはやはり加えられる平衡 触媒以外の新しい触媒のタイプを変えるので、これら5つの平衡触媒試料のそれ ぞれは異なる供給者からの異なるタイプの新しい触媒の適切な混合物以上のもの である。但し、これらの装置は軽油での運転から残油での運転までの供給原料を 処理するので、これら5つの平衡触媒は大変幅広い範囲の活性と金属の量(Ni /V)を持つことが知られている。但し、これら装置に加えた新しい触媒は典型 的に、異なる活性の程度の母材と共に20〜30%のYまたはUSYゼオライト を持つだろう。5つの試料は全て以下1〜8のように処理した。 1.受け取った平衡触媒を酸素を含むガスを使用して、4時間、1250°F のマッフル炉で再生した。 2.再生した平衡触媒100gを脱イオン水500ccに加えた 。 3.ヒドロキシルアミン4gを加えて71°FでpHを3.8〜4.0にした 。ヒドロキシルアミンは還元剤として使用し、主に触媒上のニッケルを還元する 。 4.工程3の試料を電磁撹拌機−ホットプレートに乗せた。125°Fで重フ ッ化アンモニウム2gおよびリンゴ酸(pH3.0)10gを加え、温度を約1 50°Fまで上昇させた。 5.125°F〜150°Fで2時間たった後、撹拌機−ホットプレートから 試料を取り外し、触媒物質の主な部分が懸濁されなくなり、小さい粒径の物質お よびコロイド物質がなお溶液中にあるようになるまで試料を沈降させ、試料をデ カントしてなお溶液中にある微粒子を取り除いた。 6.デカントした試料を脱イオン水300mlで3回洗浄し、それぞれの洗浄 の後に上記5で説明したようにデカントした。5つの再活性化した平衡試料のそ れぞれの試料を試験し、結果を下に示した。 7.工程6からの5つの洗浄した再活性化された試料のうちのそれぞれの40 gを、脱イオン水100cc中の希土類元素溶液3.64g(La2312.2 3%,CeO27.22%,Nd235.64%,Pr641.95%からなる 希土類元素酸化物27.46%)で交換した。190°Fで2時間たった後、こ こで希土類で交換された再活性化された試料を150ccの脱イオン水で2回洗 浄し、乾燥機で一晩乾燥させ、1000°Fのマッフル炉に1時間入れた。 8.再生された平衡触媒、工程6からの再活性化された試料、および工程7か らの希土類元素で交換された試料を、以下に示すように試験した。 試験はマイクロ活性試験(MAT)装置で、標準の軽油を使用して、触媒と油 の比を1:3,16WHSV、960°Fにして行った。試料AおよびCは残油 でのFCCUの運転からの平衡触媒である。MAT試験の結果を以下に示した。 上記のMATの結果は全ての再活性化された試料で活性の増加を示すだけでな く、再生された平衡触媒と比較して、再活性化された触媒の選択性の改善も示し た。試料A、B、およびCは、結果として活性および選択性の増加をもたらした 希土類元素との交換をされた利用できるゼオライトがあったということを示す。 これらの結果に基づいて、ゼオライト触媒再活性化の機構はゼオライトの気孔か らの小さい粒径の物質の除去であると我々は考える。この物質の分析は、アルミ ナ、ニッケル、およびバナジウムを含む触媒の他の成分と共にそれがシリカに富 むことを示す。気孔を塞ぐ物質は、新しい触媒の製造の間のおよび処理装置の運 転の間のシリカの表面移動 によって、ゼオライトの気孔に堆積するということを我々は理論化する。 上記のデータは一般の確信とは反対に、再生したFCC触媒の活性および選択 性を大きく改善できることを示す。このように、本発明の実施によって、処理装 置から一般に平衡ゼオライト触媒として言及されるものを取り出し、ここで開示 したように触媒を処理して、改善された活性および選択性を持つ処理された触媒 を再利用できる。 これらの例で見られるように、うまく行くゼオライト触媒再活性化処理の鍵は 、ゼオライトの気孔からのゼオライトの気孔を塞ぐ物質の除去、および再活性化 されたゼオライト触媒からのこの物質の分離であると我々は考える。これらの例 は、気孔を塞いでいる物質と反応する緩酸(mild acid)または酸の組 み合わせによって気孔を塞いでいる物質を解放すること、およびゼオライトの気 孔から除去した微粒子を分離する最良の方法が浮選によるものだということを示 している。実験室のデータはまた、pH3〜5の重フッ化アンモニウムおよびリ ンゴ酸のような緩酸の混合物は、リンゴ酸自身よりも時間をかけないことを示す 。 ゼオライト触媒の再活性化工程 本発明のゼオライト触媒の再活性化方法を使用する商業的な運転において、本 質的に炭素を含まない触媒を、撹拌された接触容器内で活性剤を含む化学溶液と 混合してスラリーを作る。液面の上面から、懸濁された微粒子およびゼオライト の気孔から遊離した固体の大部分を含む化学溶液の部分の回収を行う。この回収 された溶液および微粒子を濾過して、懸濁された固体を除去し、濾過した溶液を 接触容器に戻す。望ましい温度での期間の後、処理され再活性化されたゼオライ トを化学溶液から分離し、洗浄してできる限り多くの 残った全ての化学溶液を除去して、再活性化されたゼオライト質を再利用できる ようにした。 商業的なFCC触媒の再活性化プロセスは、接触容器内でリンゴ酸のような緩 酸、またはリンゴ酸と重フッ化アンモニウムのような緩酸の混合物からなる活性 剤を含む、撹拌子で撹拌されかつ空気で撹拌された化学溶液中で再生される触媒 を接触させることを含むであろう。接触容器の液面の上面から、ゼオライトの気 孔から遊離して懸濁された微粒子の大部分を含む化学溶液の部分を連続的に回収 する。この液体を濾過して小さい粒子を取り除き、濾液を接触容器に循環させる 。望ましい温度での期間の後、処理されて活性化されたFCC触媒を化学溶液か ら分離し、洗浄してできる限り多くの残った全ての化学溶液を除去し、再活性化 されたFCC触媒を再利用できるようにした。FCC触媒は粒径が小さいので、 撹拌子で撹拌される触媒スラリーの接触容器が好ましい。ゼオライトの気孔から 遊離した全ての炭化水素は、処理され再活性化された触媒を化学溶液から分離す る前に、接触容器の液面の上面から取り除くこともできる。 ペレット状にされたまたは押出をされたゼオライト触媒のような大きい寸法の ゼオライト質は、撹拌子で撹拌される容器内で処理することもできる。しかしな がら所望なら、タンブリングまたは懸濁気泡のような他の形式の撹拌を使用して も、またはエアレーション媒体と組み合わせた化学物質の連続上昇流を与える容 器の底への化学溶液の循環だけを使用してもよい。 本発明の再活性化方法の任意の態様での好ましいエアレーション媒体は空気で あるが、<10μmの小さな粒子の浮選媒体として働く窒素または軽い炭化水素 ガスのような他のガスを使用してもよい。 本発明はFCC処理装置と統合することができ、または平衡触媒および添加剤 を再生装置から回収し、冷却し、貯蔵庫に置き、その後で再活性化工程に送って 再活性化し、FCC工程に加えるためにもとの場所に戻すことができる。経済性 および本発明独自の再活性化工程をFCC工程に統合し易いこと基づいて、再活 性化工程の好ましい位置はFCC工程と結合する位置であって、離れた位置では ない。 図1は本発明の実施の好ましい処理の流れを示す。当業者は、この処理で採用 することができる他の装置を知っていよう。しかしながら、選択された装置はこ こで望ましい役割を行い、望ましい反応および結果を得るということが大切であ る。図1の好ましいバッチ処理図において、所望重量の再生されたゼオライトF CC触媒が貯蔵ホッパー1から重力流れにより流れ、ロードセル2および制御弁 3を利用し、接触容器4に入って接触容器内の液体とスラリーを形成する。接触 容器内の液体は、ゼオライト気孔内の気孔閉塞汚染物質を取り除くおよび/また は可溶化するのに効果的な望ましい量の緩酸を含む水である。接触容器4は機械 的な撹拌子5および、空気分配格子7を通って液体の底に吹き込まれる管路6か らの空気で撹拌される。貯蔵ホッパー10からのリンゴ酸またはリンゴ酸と重フ ッ化アンモニウムの混合物を、ロードセル8および制御弁9を使用して重量を調 節して接触容器4に加えて、pHを3〜7、好ましくはpHを約5.2に調節す る。貯蔵タンク11からの界面活性剤/洗浄剤をロードセル12を利用して重量 を調節し、制御弁13を通して接触容器4に加えて、界面活性剤/洗浄剤の濃度 を、触媒および接触容器で採用される条件に依存して約1ppm〜10重量%で よいふさわしい範囲に調節する。このような界面活性剤および/または洗浄剤は 泡を形成して、接触容器の液体の上面に小さな汚染物 質粒子が浮かぶのを助ける。接触容器の撹拌を伴う界面活性剤/洗浄剤の使用は 、化学溶液内に十分に活性な界面活性剤/洗浄剤がある限り、接触容器内で液面 の上面に泡の形成をもたらす。このように、もしこのバッチ処理の間のいつ泡が 消えても、そのときは更なる界面活性剤/洗浄剤を加えて、ゼオライトの気孔か ら遊離した小さい汚染物質粒子の浮選による除去を促進する界面活性剤/洗浄剤 の働きを回復できる。接触容器4は周囲温度で運転できるが、約130°F〜2 00°Fで、但し決して界面活性剤/洗浄剤の活性をなくさない温度で運転する ことが望ましい。。接触容器4の温度は、容器の蒸気コイルまたはジャケットの ような外部熱源により制御できる。処理されるゼオライト質のタイプ、並びに処 理で採用される化学物質および温度に依存して、処理時間は短くて10分、長く て36時間にすることができ、通常4〜12時間である。 図1に示すようにエアレーションの供給は、接触容器4の上方からガスを取り 出し、分配格子7を通して再循環させて接触容器4の底に戻すよう圧縮機6aを 使用する閉じた循環系でよく、または接触容器4から排気されたエアレーション 媒体と共にワンススルーする系でよい。 接触容器4は、接触容器の水位を制御する横の抜き出し(side draw )14を配備される。懸濁液内にゼオライトから取り除かれた小さい粒子を含む 溶液の横の抜き出し14からの連続流れは、ポンプ15を通してフィルター16 に運ばれる。図1に示されるフィルターはプレート・アンド・フレームフィルタ ーだが、循環液体から<10μmの粒子を除去する任意のフィルターが使用でき るだろう。濾過された液体を接触容器4の底に戻し、エアレーション媒体と共に 上方に流して、活性剤を含む撹拌されている溶液よってゼオライトの気孔から遊 離させる小さい固体粒子を除去すること を促進する。 再活性化工程が完了した後、エアレーション媒体、およびフィルターを通って 循環する液体を止める。スラリー溶液を接触容器4の底から抜き出す前に、液面 の上面に蓄積した全ての炭化水素を横の抜き出しから抜き出して除去できる。再 活性化されたゼオライトおよび溶液を好ましくはベルトフィルター(図示せず) で分離し、再活性化された触媒を洗浄して全ての残った溶液を除去する。必要な らば、この再活性化された物質を乾燥できる。 ふさわしい濃度の重フッ化アンモニウムを活性な液体に加えてゼオライトの気 孔から離れたシリカの除去を促進することによって、本再活性化方法の効率を改 善できることを我々の試験は示した。
【手続補正書】 【提出日】1998年7月8日(1998.7.8) 【補正内容】 (1)(ア)明細書第1頁24行、「約1000万バレル」を『約159万m3( 約1000万バレル)』と補正する。 (イ)明細書第1頁27行、「3〜10Å」を『0.3〜1.0nm(3〜 10Å)』と補正する。 (ウ)明細書第3頁21行、「1000°F」を『537℃(1000°F )』と補正する。 (エ)明細書第5頁3行、「約1330°F」を『約721℃(約1330 °F)』と補正する。 (オ)明細書第9頁15行、「212°F」を『100℃(212°F)』 と補正する。 (カ)明細書第9頁18行、「212°F」を『100℃(212°F)』 と補正する。 (キ)明細書第14頁16行から17行、「ml」を『cm3(ml)』と 補正する。 (ク)明細書第14頁17行、「ml」を『cm3(ml)』と補正する。 (ケ)明細書第14頁18行から19行、「約130°F」を『54℃(約 130°F)』と補正する。 (コ)明細書第15頁1行、「960°F」を『515℃(960°F)』 と補正する。 (サ)明細書第15頁26行、「1250°F」を『676℃(1250° F)』と補正する。 (シ)明細書第15頁27行、「cc」を『cm3(cc)』と補正する。 (ス)明細書第16頁1行、「71°F」を『22℃(71°F)』と補正 する。 (セ)明細書第16頁4行から5行、「125°F」を『51℃(125° F)』と補正する。 (ソ)明細書第16頁7行、「約150°F」を『約65℃(約150°F )』と補正する。 (タ)明細書第16頁8行、「125°F〜150°F」を『51℃〜66 ℃(125°F〜150°F)』と補正する。 (チ)明細書第16頁13行、「ml」を『cm3(ml)』と補正する。 (ツ)明細書第16頁18行、「cc」を『cm3(cc)』と補正する。 (テ)明細書第16頁21行、「190°F」を『87℃(190°F)』 と補正する。 (ト)明細書第16頁22行、「cc」を『cm3(cc)』と補正する。 (ナ)明細書第16頁23行、「1000°F」を『537℃(1000° F)』と補正する。 (ニ)明細書第17頁2行、「1:3」を『3:1』と補正する。 (ヌ)明細書第17頁2行、「960°F」を『515℃(960°F)』 と補正する。 (ネ)明細書第21頁7行から8行、「約130°F〜200°F」を『約 54℃〜93℃(約130°F〜200°F)』と補正する。 (2) 請求の範囲を別紙の通り補正する。 請求の範囲 1.下記のa〜gを含む、ゼオライトの気孔を塞ぎ、ゼオライト含有粒状固体 の活性に好ましくない影響を与える汚染物質を含むゼオライト含有粒状固体の活 性を増加させる方法。 a.酸、酵素および界面活性剤からなる群より選ばれる少なくとも1つの活性 剤であって汚染物質を可溶化または取り除くのに有効な活性剤を含む液体で上記 粒状固体のスラリーを作ること。 b.汚染物質を可溶化するまたは取り除くのに十分な温度および時間を含む活 性条件下で接触容器内において上記スラリーを撹拌して、その結果可溶化したま たは取り除かれた汚染物質を結果として得られた粒状固体から上記液体によって 取り出すこと。 c.接触容器内で可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を保持する上記液体 から、上記結果として得られた粒状固体を分離すること。 d.可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を保持する上記液体の一部分を接 触容器から取り出すこと。 e.スラリー中に残る分離された液体から上記の結果として得られた粒状固体 を分離すること。 f.分離された粒状固体を洗浄して、それから上記活性剤を含む残留液体を除 去すること。 g.汚染された固体の活性よりも大きい活性レベルを持つ処理されたゼオライ ト含有粒状固体を回収すること。 2.上記可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を、撹拌された混合スラリー の上方液面(upper liquid level)から上記取り出される液 体と共に除去し、混合物を濾過して汚染物質を除去し、濾液をスラリーに再循環 させる請求項1の方法。 3.上記活性剤がリンゴ酸、酢酸、マレイン酸、クエン酸、蟻酸、シュウ酸、 塩酸、硝酸、硫酸、重フッ化アンモニム、酵素、洗浄剤であり、または当該活性 剤の任意のものの混合物である請求項1の方法。 4.下記のa〜iを含む、ゼオライトの気孔を塞ぎ、その触媒活性に不利な影 響を与える炭質の付着物および1つ以上の他の汚染物質を含む使用済みのゼオラ イト含有粒状触媒を再活性化する方法。 a.制御された酸化条件下で、上記触媒を酸素を含むガスに接触させることに よって、上記使用済みの触媒から炭質の付着物を除去すること。 b.その結果得られる炭質の付着物の量を減少させた触媒を冷却すること。 c.汚染物質を可溶化するまたは取り除くのに効果的な酸、酵素、および界面 活性剤からなる群より選ばれる活性剤の水溶液で上記の冷却された触媒のスラリ ーを形成すること。 d.汚染物質を可溶化するまたは取り除くのに十分な高温および時間を含む活 性条件下で接触容器内の上記スラリーを撹拌して、その結果可溶化したまたは取 り除かれた汚染物質を結果として得られた触媒から上記溶液によって取り出すこ と。 e.接触容器内の可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を保持する液体から 上記の結果として得られた触媒を分離すること。 f.上記可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を保持する溶液の一部分をス ラリーから取り出すこと。 g.スラリー中に残る溶液から上記結果として得られた触媒を分離すること。 h.分離した触媒を洗浄して、全ての残った溶液を除去すること。 i.汚染された固体よりも大きい触媒活性レベルを持つ処理されたゼオライト 含有触媒を回収すること。 5.上記酸がリンゴ酸、重フッ化アンモニウム、酢酸、マレイン酸、クエン酸 、蟻酸、シュウ酸、塩酸、硝酸、または硫酸であり、または当該の酸のものの任 意の混合物である請求項4の方法。 6.可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を、撹拌された混合スラリーの上 面から上記取り出される溶液と一緒に除去し、混合物を濾過して汚染物を除去し 、濾液をスラリーに再循環させる請求項4の方法。 7.上記触媒が新しい触媒、平衡触媒、または使用済みの触媒である請求項4 の方法。 8.上記撹拌を機械的に、スラリー中へのガスの導入によって、またはそれら の組み合わせによって行う請求項4の方法。 9.上記高温が212°Fより低く、上記活性剤の失活温度以下である請求項 4の方法。 10.再活性化するゼオライト触媒が炭化水素処理装置から連続的に取り出さ れるゼオライト触媒であり、再活性化した触媒を連続的に炭化水素処理装置に戻 す請求項4の方法。 11.上記粒状固体が炭化水素処理装置から定期的に取り出されたゼオライト 触媒であって、回収され処理された触媒を炭化水素処理装置に戻す請求項1の方 法。 12.処理した固体に希土類元素交換処理を行い、1種以上の希土類元素をゼ オライトに導入する請求項1の方法。 13.スラリーに再循環させる濾液をスラリーの下部に送り込んでスラリー中 を上方に流す請求項2の方法。 14.スラリーに再循環させる濾液をスラリーの下部に送り込んでスラリー中 を上方に流す請求項6の方法。 15.エアレーション媒体をスラリーの下部に導入してスラリー中を上方に流 す請求項13の方法。 16.エアレーション媒体をスラリーの下部に導入してスラリー中を上方に流 す請求項14の方法。 17.上記液体が酸および界面活性剤を含む請求項1の方法。 18.上記水溶液が酸および界面活性剤を含む請求項14の方法。 19.エアレーション媒体をスラリーの下部に導入し、接触容器の上方液面か ら汚染物質を除去する請求項17の方法。 20.エアレーション媒体をスラリーの下方に導入し、接触容器の上方液面か ら汚染物質を除去する請求項18の方法。 21.上記液体が酸および界面活性剤を含み、撹拌子による撹拌およびエアレ ーションによって上記スラリーの撹拌を行い、可溶化したまたは取り除かれた汚 染物質を保持する上記液体を接触容器の上方液面から取り出す請求項1の方法。 22.エアレーション媒体をスラリーの下部に導入し、接触容器の上方液面か ら汚染物質を除去する請求項4の方法。 【手続補正書】 【提出日】1999年2月4日(1999.2.4) 【補正内容】 (1) 明細書第5頁6行の後で改行して、『金属で汚染されたゼオライト FCC触 媒を再活性化させる様々な方法が提案されてきた。例えばヨーロッパ特許出願 0 ,499,248号及び同 0,499,258号明細書は、金属で汚染された使用済みのゼオライ トクラッキング触媒を酸溶液と接触させ、続いて濾過、遠心分離、又は沈降等に よって溶液から酸で処理された触媒を分離することを含む触媒の再活性化方法を 開示する。』を挿入する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 バーソリック,デビッド ビー. アメリカ合衆国,ニュージャージー 07060,ウォッチャング,ウェッタンプカ レーン 75

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記のa〜gを含む、ゼオライトの気孔を塞ぎ、ゼオライト含有粒状固体 の活性に好ましくない影響を与える汚染物質を含むゼオライト含有粒状固体の活 性を増加させる方法。 a.酸、洗浄剤および界面活性剤からなる群より選ばれる少なくとも1つの活 性剤であって、汚染物質を可溶化または取り除くのに有効な活性剤を含む液体で 上記粒状固体のスラリーを作ること。 b.汚染物質を可溶化するまたは取り除くのに十分な温度および時間を含む活 性条件下で上記スラリーを撹拌して、その結果可溶化したまたは取り除かれた汚 染物質を上記粒状固体から上記液体によって取り出すこと。 c.可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を保持する上記液体の一部分を撹 拌されたスラリーから回収すること。 d.結果として得られた粒状固体をスラリー中に残る液体から分離すること。 e.分離された粒状固体を分離して、そこから上記活性な試薬を含む残留液体 を除去すること。 f.汚染された固体よりも大きな活性のレベルを持つ、処理されたゼオライト を含む粒状固体を回収すること。 2.上記可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を、撹拌された混合スラリー の上方の面から上記取り出される液体と共に除去し、混合物を濾過して汚染物質 を除去し、濾液をスラリーに再循環させる請求項1の方法。 3.上記活性剤がリンゴ酸、重フッ化アンモニウム、酢酸、マレイン酸、クエ ン酸、蟻酸、シュウ酸、塩酸、硝酸、硫酸、重フッ化アンモニム、酵素、界面活 性剤洗、浄剤であり、または当該活性剤 の任意のものの混合物である請求項1の方法。 4.下記のa〜iを含む、ゼオライトの気孔を塞ぎ、その触媒活性に不利な影 響を与える炭質の付着物および1つ以上の他の汚染物質を含む使用済みのゼオラ イト含有粒状触媒を再活性化する方法。 a.制御された酸化条件下で、上記触媒を酸素を含むガスに接触させることに よって、上記使用済みの触媒固体から炭質の付着物を除去すること。 b.その結果得られる炭質の付着物の量を減少させた触媒を冷却すること。 c.汚染物質を可溶化するまたは取り除くのに効果的な酸、酵素、洗浄剤、お よび界面活性剤からなる群より選ばれる活性剤の水溶液で上記の冷却された触媒 のスラリーを形成すること。 d.汚染物質を可溶化するまたは取り除くのに十分な高温および時間を含む活 性条件下で上記スラリーを撹拌して、その結果可溶化したまたは取り除かれた汚 染物質を粒状固体から上記溶液によって取り出すこと。 e.可溶化したまたは取り除かれた汚染物質を保持する溶液の一部分をスラリ ーから取り出すこと。 f.スラリー中に残る溶液から上記結果として得られた触媒を分離すること。 g.分離した触媒を洗浄して、全ての残った溶液を除去すること。 h.汚染された固体よりも大きい触媒活性レベルを持つ処理されたゼオライト 含有触媒を回収すること。 7.上記触媒が新しい触媒、平衡触媒、新しいFCC触媒、平衡FCC触媒、 新しい水素化分解触媒、または使用済みの水素化分解触媒である請求項4の方法 。 8.上記撹拌を機械的に、スラリー中へのガスの導入によって、またはそれら の組み合わせによって行う請求項4の方法。 9.上記高温が212°Fより低く、上記活性剤の失活温度以下である請求項 4の方法。 10.再活性化するゼオライト触媒が炭化水素処理装置から連続的に取り出さ れるゼオライト触媒であり、再活性化した触媒を連続的に炭化水素処理装置に戻 す請求項4の方法。 11.上記粒状固体が炭化水素処理装置から定期的に取り出されたゼオライト 触媒であって、回収され処理された触媒を炭化水素処理装置に戻す請求項1の方 法。 12.処理した固体に希土類元素交換処理を行い、1種以上の希土類元素をゼ オライトに導入する請求項1の方法。
JP09524370A 1996-01-02 1996-12-20 ゼオライト含有粒状固体の活性を増加させる方法 Ceased JP2000502605A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/581,836 1996-01-02
US08/581,836 US5900383A (en) 1996-01-02 1996-01-02 Process for increasing the activity of zeolite containing particulate solids
PCT/US1996/020057 WO1997024182A1 (en) 1996-01-02 1996-12-20 Process for increasing the activity of zeolite containing particulate solids

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000502605A true JP2000502605A (ja) 2000-03-07
JP2000502605A5 JP2000502605A5 (ja) 2004-08-12

Family

ID=24326764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09524370A Ceased JP2000502605A (ja) 1996-01-02 1996-12-20 ゼオライト含有粒状固体の活性を増加させる方法

Country Status (26)

Country Link
US (1) US5900383A (ja)
EP (1) EP0881947B1 (ja)
JP (1) JP2000502605A (ja)
KR (1) KR19990076980A (ja)
CN (1) CN1124894C (ja)
AR (1) AR004765A1 (ja)
AT (1) ATE224766T1 (ja)
AU (1) AU710359B2 (ja)
BR (1) BR9612339A (ja)
CA (1) CA2241998C (ja)
CO (1) CO4810318A1 (ja)
CZ (1) CZ294677B6 (ja)
DE (1) DE69623997T2 (ja)
EA (1) EA001167B1 (ja)
ES (1) ES2183989T3 (ja)
HU (1) HUP9903609A2 (ja)
IL (1) IL125041A (ja)
IN (2) IN189420B (ja)
NO (1) NO316259B1 (ja)
NZ (1) NZ325101A (ja)
PL (1) PL186933B1 (ja)
TR (1) TR199801262T2 (ja)
TW (1) TW421610B (ja)
UA (1) UA48213C2 (ja)
WO (1) WO1997024182A1 (ja)
ZA (1) ZA9610096B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5888919A (en) * 1996-11-25 1999-03-30 Bartholic; David B. Process for zeolitic catalyst reactivation
DE69913686T2 (de) 1998-05-08 2004-10-07 Shell Oil Co Verfahren zur rückgewinnung von molybden und vanadin aus verbrauchten katalysatoren durch alkalische laugung
EP1065000A4 (en) * 1998-09-29 2006-12-06 Idemitsu Kosan Co METHOD FOR REGENERATING A HYDROGENATION CATALYST
US6342462B1 (en) * 1999-03-22 2002-01-29 Uop Llc Process for regenerating an adsorbent
US6662951B1 (en) * 2000-09-27 2003-12-16 Basic Resources, Inc. Process for extracting and purifying naturally occurring zeolite
US6523714B2 (en) 2000-10-03 2003-02-25 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Container having virucidal, bacterial, and/or germicidal properties
US6878654B2 (en) * 2001-07-11 2005-04-12 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Reactivation of aromatics alkylation catalysts
US6781025B2 (en) 2001-07-11 2004-08-24 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Reactivation of aromatics alkylation catalysts
KR100473986B1 (ko) * 2001-11-01 2005-03-07 서곤 Fcc 공정 폐촉매로부터 폐고분자 물질의 액상 분해용촉매의 제조방법 및 이 촉매를 이용한 폐고분자 물질의분해방법
DE10222915B4 (de) * 2002-05-24 2013-03-28 Steag Power Saar Gmbh Verfahren zur erneuten Aktivierung wabenförmig aufgebauter Katalysatorelemente für die Entstickung von Rauchgasen
US6878656B2 (en) * 2002-10-07 2005-04-12 David B. Bartholic Method for preparing a substitute for fresh fluid catalytic cracking catalyst
US6974559B2 (en) * 2003-02-26 2005-12-13 Intercat Equipment, Inc. Apparatus for metering catalyst in a fluid catalytic cracking catalyst injection system
KR100668926B1 (ko) * 2005-08-30 2007-01-12 한국전력공사 선택적촉매환원용 촉매의 재생방법
CN101612590B (zh) * 2009-07-16 2011-02-02 浙江新和成股份有限公司 一种吡啶类脱溴催化剂的回收方法
CN107043656B (zh) * 2017-04-24 2019-08-02 中国天辰工程有限公司 一种用于洗涤硅铝磷分子筛的分散剂及洗涤装置
CN107683852A (zh) * 2017-09-08 2018-02-13 芜湖悠派护理用品科技股份有限公司 一种载Ag抗菌沸石及其制备方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3647718A (en) * 1969-03-25 1972-03-07 Engelhard Min & Chem Microspherical zeolitic molecular sieve composite catalyst and preparation thereof
US3684738A (en) * 1970-03-16 1972-08-15 Mobil Oil Corp Reactivation of deactivated zeolite catalysts
US4102811A (en) * 1976-06-14 1978-07-25 Atlantic Richfield Company Catalyst demetallization by oxidation in a defined temperature range
DE3337619C2 (de) * 1982-10-18 1994-06-16 Exxon Research Engineering Co Verfahren zur Entfernung von Metallverunreinigungen aus Hydrokonvertierungskatalysatoren
US4488984A (en) * 1983-07-05 1984-12-18 Nalco Chemical Company Self-dispersing antimony oxide sols
US4678764A (en) * 1985-11-21 1987-07-07 Mobil Oil Corporation Reactivation of noble metal-zeolite catalysts
US4686197A (en) * 1986-07-02 1987-08-11 Chemcat Corporation Catalyst demetallization and process for using demetallized catalyst
US4826793A (en) * 1987-08-12 1989-05-02 Intercat, Inc. Method of incorporating small crystalline catalytic ingredients into an attrition-resistant matrix
US4985136A (en) * 1987-11-05 1991-01-15 Bartholic David B Ultra-short contact time fluidized catalytic cracking process
US5151391A (en) * 1991-02-15 1992-09-29 Phillips Petroleum Company Reactivation of spent, metal-containing cracking catalysts
US5141904A (en) * 1991-02-15 1992-08-25 Phillips Petroleum Company Reactivation of spent cracking catalysts
US5188995A (en) * 1992-03-24 1993-02-23 Phillips Petroleum Company Reactivation and passivation of spent cracking catalysts

Also Published As

Publication number Publication date
AR004765A1 (es) 1999-03-10
ATE224766T1 (de) 2002-10-15
HUP9903609A2 (hu) 2000-04-28
NO983051D0 (no) 1998-07-01
AU710359B2 (en) 1999-09-16
CZ294677B6 (cs) 2005-02-16
TW421610B (en) 2001-02-11
CN1124894C (zh) 2003-10-22
CA2241998A1 (en) 1997-07-10
KR19990076980A (ko) 1999-10-25
CA2241998C (en) 2005-08-09
EP0881947A1 (en) 1998-12-09
EP0881947B1 (en) 2002-09-25
CO4810318A1 (es) 1999-06-30
TR199801262T2 (xx) 1999-02-22
IN191372B (ja) 2003-11-29
WO1997024182A1 (en) 1997-07-10
PL327409A1 (en) 1998-12-07
UA48213C2 (uk) 2002-08-15
NZ325101A (en) 2000-01-28
IL125041A (en) 2001-01-11
NO316259B1 (no) 2004-01-05
PL186933B1 (pl) 2004-04-30
IL125041A0 (en) 1999-01-26
CZ211198A3 (cs) 1999-03-17
DE69623997D1 (de) 2002-10-31
BR9612339A (pt) 1999-12-28
ES2183989T3 (es) 2003-04-01
EA199800618A1 (ru) 1998-12-24
DE69623997T2 (de) 2003-06-05
ZA9610096B (en) 1997-07-09
AU1292697A (en) 1997-07-28
NO983051L (no) 1998-09-02
EA001167B1 (ru) 2000-10-30
IN189420B (ja) 2003-02-22
US5900383A (en) 1999-05-04
CN1213991A (zh) 1999-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000502605A (ja) ゼオライト含有粒状固体の活性を増加させる方法
US5206194A (en) Process for reactivating a deactivated crystalline molecular sieve group VIII metal catalyst
US6114267A (en) Process for the preparation of fluidized catalytic cracking (FCC) catalyst
JP2644441B2 (ja) 酸結合スメクタイト粘土微細粒子を顆粒にするための方法
JP2554706B2 (ja) 高レベルの窒素を含有する原料油の接触分解方法
EP0949967B1 (en) Process for zeolitic catalyst reactivation
KR20070112215A (ko) 유동상 접촉 분해 공정을 위한 가솔린 황 감소 촉매
KR100856599B1 (ko) 베이어라이트 알루미나 코팅 제올라이트 및 이를 함유하는분해 촉매
US4266672A (en) Catalytic cracking with sepiolite
US4214978A (en) Catalytic cracking
EP0610293A1 (en) Process for preparing fluidized cracking catalysts from equilibrium fluidized cracking catalysts
RU2440185C2 (ru) Катализаторы, связанные сульфатом алюминия
US4261861A (en) FCC Catalyst production from used FCC catalyst
CZ185599A3 (cs) Způsob reaktivace zeolitického katalyzátoru
MXPA99004730A (es) Proceso para reactivacion de un catalizador zeolitico

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070123

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070312

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070717