JP2000501020A - Csh結合成形体の熱水硬化と乾燥方法およびその工程を実施するための装置 - Google Patents

Csh結合成形体の熱水硬化と乾燥方法およびその工程を実施するための装置

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ベルント シュティビ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、オートクレーブの形態で、珪酸カルシウム水和物結合成形体を硬化および乾燥する方法および装置に関し、オートクレーブの内部の底部側において、少なくとも一個の縦方向に伸びる生蒸気レール(10)および縦方向に伸びて相互に横方向に間隔をおいて配置される支持エレメント(3a,3b,3c)が、硬化および乾燥処理される成形ブロックを適合する支持要素のために配置されており、適当な熱源(8a,8d)がオートクレーブ側壁部域に配置される場合において、前記支持要素間および成形ブロック(2a,2b,2c)間の横方向間隔が、成形ブロック(2a,2b,2c)間に与えられる蒸気循環のための流路のために充分な大きさに選択され、かつ少なくとも一個の上部蒸気レール(7a,7b)が蒸気循環のために流路(2d)上に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】 CSH結合成形体の熱水硬化と乾燥方法および その工程を実施するための装置 本発明は、請求の範囲19の前文にしたがった工程に関し、更に請求の範囲1 の前文による装置に関する。 気泡コンクリートや石灰岩製品のような珪酸カルシウムの水和物(CSH)の 建築材料は、水蒸気中で184−204℃に相当する、10−16barの超大 気圧のオートクレーブ中で一般に硬化する。本質的にトバモライトである望まし いCSH相を生成するためには、優勢である水分の存在下で一定の時間の間(5 時間のオーダー)で、ほぼ190℃の周囲条件が必要である。 一般には、圧力容器(オートクレーブ)にグリーンプロダクトを入れた後で、蒸 気レールを経て蒸気中に入れることによる制御方式で、容器内部の蒸気圧をほぼ 12barの超大気圧にまで「立上げ」る。この立上げ段階の前には排出または 排気段階がある。この立上げ段階の次に、この圧力は、飽和した蒸気の条件下で 一定時間(たとえば5時間)の間一定に保たれる。この保持段階の後で、制御方 式によってふたたび圧力を減らすと、出発条件に戻る。 この方法によると、立上げ段階では、材料の表面での蒸気の凝縮によって望む 温度(たとえば190℃)に材料が加熱される。保持段階は、正しい相(トバモ ライト)を生成して材料を硬化させるためにある。 オートクレーブ処理した後、CSH建築材料ブロックは、30%から40%の 水分(乾燥重量からの算出)を含んだ状態でオートクレーブから取り出される。 このように高い水分含有量は、たとえば主にその建築材料のグリーンプロダクト が成形された時に水分含有量が高かったことの結果である。これは、この材料を 使って建てられる建物では始めの数年間(完全な乾燥が自然に起こるまで)に、 その材料の輸送と加工重量ならびに物理的な建築物の性質(たとえば断熱性)に ついての不利な影響を生じる。 請求の範囲1に記載した一般的な工程は、US−A2,534,303で知ら れている。この工程によって同時的または連続的なCSH材料の硬化および乾燥 が可能となる。追加の熱源(たとえば蒸気または伝熱オイルで加熱する熱交換機 の表面)をオートクレーブの中に設置することによって、CSH材料に追加の熱 エネルギーが供給されることになるので、たとえば成形の結果として、その材料 の中に存在する水分が蒸発し、それによって材料が乾燥する。既知の工程には2 種類の変形がある。 第一の変形は、保持段階の後、立下げ段階の前に乾燥を行なう。保持段階の終 わりの後で、それゆえに硬化の終わりの後で、オートクレーブの中の追加の熱源 を作動させる。これによってオートクレーブの内部の温度が上昇し、それによっ てオートクレーブの中の蒸気を過熱する。蒸気の過熱の結果として(さらにはま た熱輻射の結果として)、水分がCSH材料から蒸発し、表面から始まって材料 の内部にまで作用しながらその材料を乾燥させる。材料中の水分の蒸発は、オー トクレーブの中の圧力の増加を生じるが、生じた圧力は、制御された方式でオー トクレーブから蒸気を流出させることによって打ち消すことができる。安全性の 理由からは、一般に与えた圧力の下である上限温度まででオートクレーブを操作 することのみであるので、替わりにオートクレーブの内部の圧力を減らす可能性 もある(たとえば12 barという超大気圧からたとえば10 barの超大 気圧へと)。 材料は、硬化または保持段階の終了後に乾燥させるだけなので、材料の表面か らの水分の早すぎる蒸発によって材料が破壊される危険性が無い。しかしながら 、材料の硬化にとっては追加の時間とエネルギーとが必要である。 この既知の工程は、DE 33 26 492 A1およびEP 0 133 239 B1という書類に記載されている工程と同一である。 第二の変形では、乾燥は、立上げ段階と保持段階とで行なわれる。オートクレ ーブの内部の熱源は、保持段階に達する前にさえも作動させる。材料の表面で十 分な硬化が起こるや否や、表面で水分を蒸発させることによって、硬化と乾燥と が同時に外側から内側へと起こりうる。この方法が可能となるのは、CSHグリ ーンプロダクト中には、一般に相の生成、そして硬化のために必要とされる量よ りも多くの水分が存在しているからである。この工程は、DE 33 26 4 92 A1、EP 0 133239 B1およびDE 40 35 061 A1中に同様に記載されている。ある圧力(たとえば6 bar)までの生蒸気 の供給と、たとえば熱輻射による望ましい最終圧力(たとえば12 bar)へ の継続加熱との両方、さらにはまたもっぱら空気の存在下で熱を供給することに よるオートクレーブの内部での蒸気の生成が、これらの刊行物の中に記載されて いる。オートクレーブの内部で蒸気を生成する方式(熱交換機、表面の誘導加熱 、マイクロ波)は、適切ではない。 既知のこれらの方法は、エネルギーの消費を抑えることに使うことができる。 オートクレーブの内部でグリーンプロダクトの水分を蒸散させることによって、 圧力が生じる。蒸気の外部からの供給をなしにすることができる。 開始段階と保持段階といった時期に乾燥工程を始めるという事実のために、時 間が短かくなる。 ところが、材料の表面からの水分の早期蒸発によって、表面に不十分な相を生 成する危険が生じる。材料は表面で十分な硬化をせず、その結果として壊れるこ とになる。 CSH建築用ブロック乾燥の目的は、すべての乾燥ブロックの乾燥程度を同一 にすることである。しかしながらこのことは、現在の工業的方法では、単に一個 のブロックをではなく、複数の、一般的には3個のブロックを同時にオートクレ ーブに入れ、互いに隣接させ、または互いの上に置くという事実によって困難と なる。オートクレーブの中にブロックを十分に詰め込むため、またそれによって オートグレーブ工程の高い経済性を達成するために、ブロック間の距離をことさ ら短く保つ。オートクレーブの壁面に側方から熱交換面を配置すると、そのため に熱エネルギーを中央のブロックに運ぶことが不可能となる。二個の外側のブロ ックの外壁だけが熱せられる。これらの二個の外側ブロックは乾燥するが、しか し、中央部のブロックは湿ったまま残される。 そのようなわけで、付加的に加えられる熱エネルギーをブロックの表面に可能 な限り一様に伝えることができたときのみ、オートクレーブの中央部での乾燥が 技術的に可能となる。これは、たとえばオートクレーブの内部での過熱蒸気の強 制循環(対流)によって行なうことができる。同時にこれによって、乾燥用の媒 体と材料表面との間の伝熱が改善される。 さらには、乾燥用の媒体(たとえば過熱蒸気)の飽和を避けるために、そして 、この時点での乾燥作業の中断を避けるために、材料の表面から蒸発した水分を 放出することが必要である。過熱蒸気をオートクレーブの中で対流させると、こ の問題を解決することができる。 EP 0 538 755 B1ならびにEP 0 624 561 B1な どの刊行物には過熱蒸気をオートクレーブの中で強制循環させることができると される工程が記載されている。 EP 0 538 755 B1によれば、「対流チムニー」を設置すること によってオートクレーブの内部で高い水準で自然対流が起こるとされている。 EP 0 624 561 B1によれば、オートクレーブの内部での蒸気の 運動は、過熱蒸気で脈動する圧力によって実現される。圧力の脈動は、一定の間 隔で急減制御弁を介して蒸気が引き出され、それによってオートクレーブの中の 圧力が減り、そこで(過熱された)生蒸気が生蒸気レールを介してオートクレー ブの中に戻る(圧力の増加)ことを意味する。熱交換機によってオートクレーブ の内部で過熱蒸気が生成することもある。 これらの工程の欠点は、流れる蒸気がブロックの間で移動しないか、または非 常に限られた程度でのみ移動することである。ハーゲン−ポアズイユの法則から 類推すると、体積流量は流路の直径の4乗に比例する。これは、オートクレーブ の内部で目下優勢である流れ条件のもとで、蒸気流量の最高割合がオートクレー ブの壁面と二個の外部ブロックの間で明らかに移動するということを意味する。 本発明の目的は、硬化と乾燥の作用を最適にすることが可能な方法と装置とを 提供することである。 本発明による装置と本発明にしたがった工程とは、気泡コンクリートの硬化に とって好適であることが望ましい。しかしながら、この装置と方法とは、望まし い、いかなる珪酸カルシウム水和物によって結合された成形体の硬化と乾燥にと ってもまた、適している。 本発明による方法は、基本的には米国特許2 524 303およびEP 0 624 561に記載された乾燥工程に基づいている。とはいうものの、圧力 パルスに必要な過熱蒸気量は、吹込みと抜き取りによるよりも、循環ループにお ける熱交換を経てエネルギーを供給することによって供給される。本発明にした がった装置は、気泡コンクリートケーキの間の間隙の中で対流を起こすといった 方式によってオートクレーブにおける流路の改善を可能にする。 本発明は、図面を参照しつつ例示することにより、以下にさらに詳しく説明す る。この図では開いたオートクレーブの前面を単一の図で模式的に描いている。 オートクレーブ1では、3個の気泡コンクリートケーキまたはブロック2a、2 b、2cがあり、これらは側方に離れて(間隙2d)互いに隣接しており、3個 の硬化基盤または可動台部3a,3b,3c上に置かれ、これはレール(図示せ ず)のような適切に合致した支持要素上に置かれ、この要素はオートクレーブの 基部上に横方向に離れて、また縦方向に伸びて、配置される。硬化基盤または可 動台部は、硬化させる成形体のための担持要素である。前述のように、気泡コン クリートの硬化のために必要とされる生蒸気(たとえば12bar超大気圧で1 91℃)が底側に配置され、かつ縦方向に伸長する低位の蒸気レール10を通じ て、供給される。蒸気レールは、蒸気の出口としての開口部を有するパイプであ る。オートクレーブには、過熱蒸気を生成するための、そしてそれによって気泡 コンクリートを乾燥するための、熱交換レジスター8a、8bも含んでも良い。 このレジスターは、オートクレーブの壁面に側方から配置される。 本発明によれば、追加の二個の上部蒸気レール7a,7bが前述の気泡コンク リートケーキの間の間隙の周辺の気泡コンクリートケーキ2a、2b、2c上に 便宜上配置され、また好ましくは1またはそれ以上の追加の蒸気レール9が中央 部の硬化可動台部3bの下部に配置されるか、または同様に、気泡コンクリート ケーキの間の間隙2dの周辺に配置される。 二個の上部蒸気レール7a,7bは、オートクレーブの外側に配置されたサー キュレータ4の出口に接続され、また下部の蒸気レール9は、サーキュレータ4 の入口に接続される。サーキュレータ4は、換気装置か、または蒸気ジェットノ ズルかのどちらかによって、実現され得る。 本発明の実施態様の一つによれば、作動する蒸気レール10は、頂部で注入さ れた蒸気を吸い出すように設計される。三方弁(そして、図示しない)を経て、 オートクレーブの外側に配置されているこのレール10は、あるときは生蒸気レ ールとして、およびあるときは吸入レールとして用いることができる。 上部の蒸気レール7aと7b、さらに付加的な蒸気レール9は、レール上また はその近辺に配置される熱交換レジスター8a、8bに付加して結合することが 好ましい。しかしながら、レジスター8a、8bの熱交換パイプもまた、蒸気ラ インの内側に位置させることができる。蒸気レール7a、7b、9は、ここでオ ートクレーブの内部における蒸気の過熱装置として作用する。 冷水の導入のための注入ノズルと供給ラインは、蒸気レール7a、7b、9、 10への供給ラインに置くことができる。そのため、蒸気温度を非常に正確に制 御することが可能である。たとえば気泡コンクリートケーキの表面の温度が早す ぎて飽和蒸気雰囲気から離れてしまうようなときには、水で蒸気を冷やすことが 適当である。 蒸気ラインでの流速が十分高い場合には、蒸気を冷やすための冷水の注入は、 技術的な水準で実現できる。不動の蒸気状態への冷水の注入(たとえばオートク レーブ内に直接)は、第一に技術上不可能であるかまたは非常に高い費用でのみ 可能であり、第二に、その蒸気を望ましい程度に冷却する結果をも産まない。本 発明にしたがえば、これは、新しい型の蒸気循環と回路ループの操作とによって 実現される。 蒸気レール7aと7bとの配列ならびに蒸気レール中の図示しない(蒸気の除 去のための)孔の配列と直径とは、サーキュレータ4によって注入された蒸気の ほとんどを気泡コンクリートケーキの間の間隙2dに流入させる方式で選ばれる 。ほんの少しの体積比の蒸気だけがケーキの外部表面とオートクレーブの壁面と の間の領域に沿って流れる。 本発明のさらに特別な実施態様によれば、中心部の気泡コンクリートケーキ2 bは、外側のケーキとくらべて高い位置に置く。この位置の高さは、ケーキの間 の間隙の幅と大体同じであって、たとえばほぼ10から20cmであることが望 ましい。結果として、同一の直径の流路をそのケーキの間に設置することが大い に望ましい。 ある技術水準では、中央部のケーキは、普通に用いられ、中央部の硬化基盤3 bを入れる硬化用可動台(図示せず)の中央部のマンドレルを長くすることによ って、位置を高くすることができる。また中央部の硬化基盤3bは、適当な上昇 装置手段によって上げることも考えられる。この上昇装置は、オートクレーブで 処理するに先立って直ちに、硬化可動台(図示せず)上に配置される。 蒸気および乾燥用媒体の搬送と、ブロックの内側の伝熱とを改善するために、 気泡コンクリートケーキ中に透孔を形成しても良い。生産方法によっては、たと えば上昇段階の後(切断前)にケーキの中に針を挿入することによって、ケーキ の中にこれらの孔を形成しても良い。 この工程によって、外表面と気泡コンクリートケーキの芯との間のブロックが より均一に乾燥する。同時に、乾燥用媒体のための材料表面が、結果として増え る。 オートクレーブの内部にに十分な対流があり、そのために孔の開口間に十分な 圧力の差がある場合に、これらの孔の導入は、とくに効果的である。そうしない と、乾燥媒体が孔の中で飽和し、望ましい乾燥効果がそのブロックの内部で起こ らぬことになる。 サーキュレータ4から供給された蒸気が、蒸気レール手段によってオートクレ ーブに導かれるという結果として、たとえばそのケーキの側面などのような効果 的な位置を指向するように蒸気を送ることができる。 蒸気レール7aと7bから出る流れの方向および蒸気量は、適当な配置と、レ ールの孔の異なる直径とにより、簡単な方式で設定することができる。結果とし て、費用がかかるバッフル板とガイド・チムニーを設置せずに済むことになる。 とはいうものの、蒸気レールは、バッフル板(図示せず)に付加的に設けても良 い。 乾燥しないときでも、生じた対流は、オートクレーブの中の蒸気の分布をさら に一様にする。これによって、オートクレーブの頂部とオートクレーブの底部と の間の温度勾配の生成を避けることも、また気泡コンクリートの非一様な硬化の 危険性を避けることもできる。 たとえば伝熱オイル手段によって熱せられてもよい熱交換機を蒸気レール7a 、7bの上に直接またはそのすぐそばに配置すると、オートクレーブ室内の蒸気 が過熱される。結果として、オートクレーブの外側に位置するラインには損失が 無くなる。蒸気レール7a、7b中へは伝達されない、熱交換機からの熱エネル ギーは、オートクレーブ室内の残りの部分で蒸気を過熱し、そのため、損失が生 じることはない。 硬化基盤3a,3b,3cの間の間隙が小さすぎて、オートクレーブの内部の 気泡コンクリートの乾燥が著しく妨げられる好ましくない幾何学的な流れの条件 は、とくに中央部のケーキの位置を高くすることで避けられる。 ケーキの中の孔によってケーキの表面積が増えるし、またそれによって伝熱が 改善されるし、ブロックの内側の材料の移送も改善される。その結果、気泡コン クリートケーキがより一様に乾燥される。 本発明の工程によれば、US−A 2 524 303から知ることができる 工程と同様に、CSH建設材料の硬化と乾燥とを二つの異なった手法によって行 なうことができる。その第一は、保持段階の終了後(材料の硬化の後)であり、 第二は、立上げ段階ならびに保持段階の最中(同時に、乾燥と硬化)である。 材料をオートクレーブの中に置いた後で、従来技術にしたがって、さらには事 前の流出および排出段階が可能となった後で生蒸気を流入させることによって、 オートクレーブ中の圧力をほぼ12barの超大気圧の値にまで連続的に増加さ せる。 つづいて起こる保持段階では、オートクレーブの中でのこれらの圧力と温度の 条件は、材料の硬化が非常に大規模に、または完全に、終わるまで(だいたい2 から5時問後)維持される。 オートクレーブの中の熱源を作動させることにより、また操作中にサーキュレ ータをセットすることにより、乾燥作業を始めることができるようになる。 加熱操作の最中にはCSH材料から水分が蒸発し、オートクレーブの中の圧力 が増す。US−A 2 524 303によれば、この圧力は、立下げ用蒸気の 制御弁を介した排出制御によって、一定の水準(12barの超大気圧)に保つ ことができる(温度は上がる)し、または減少させることもできる(オートクレ ーブの中は一定の温度)。乾燥段階終了後で、オートクレーブ中の圧力は、立下 げ用の蒸気制御弁を介して制御する方式で蒸気を排出することによって、周囲の 条件と同じになるように減少される。 しかし、別の方式として、乾燥法は、EP 0 624 562 B1に記載 されているパルス操作を用いて行なうこともできる。立下げ用の蒸気制御弁を介 して蒸気を排出することによって圧力が減少し、気泡コンクリートの塊から水分 が蒸発することによって圧力が増加する。排出される蒸気は、この場合には、他 のオートクレーブを行う他のオートクレーブに流入させるか、または蒸気のアキ ュムレータに導くかのどちらかにできる。気泡コンクリートケーキの乾燥状態が 高まると、圧力を増加するために十分な水分がそのケーキから蒸発するまでには 時間が必要である。そのため、パルスの間隔がますます長くなり、乾燥の必要時 間が長くなる。 乾燥を立上げ段階と保持段階との間に行なうならば、流出および排出段階の後 のオートクレーブの圧力は、生蒸気の導入によってある水準(たとえば5bar 超大気圧)にまで増加する。しかしこの超大気圧は、まだ従来のオートクレーブ に必要な圧力水準(たとえば12barの超大気圧)を下回っている。望ましい 硬化用の圧力(12barの超大気圧)にまで圧力をさらに増加するのは、熱源 とサーキュレータとを作動させた後にその材料の表面から水分を蒸発させること によって行われる。この工程の特徴的な特色は、圧力が高まるこの段階中、材料 の表面の温度が一定になっていることを適当な温度センサの手段によってモニタ することである。材料の表面の温度が前もって決めてある上限値(それぞれ支配 圧力に対応する飽和蒸気温度)を超えるや否や、熱源を切り、蒸気レール7aと 7bの中のノズルを介して水を注入することによって、オートクレーブの中の加 熱された蒸気が冷却され、結果として、材料の表面も冷却される。 これによって、硬化が生じるために必要であるCSH相の形成はもはや起こら ないであろうし、また材料が表面で破壊されるであろうから、必要な硬化時間( 約2から5時間)の終了前に、材料の表面から水分が過剰に蒸発するのを防ぐた めに、この温度監視と材料冷却とを行うことが、適切である。相続く立上げおよ び硬化段階の終了後に立下げ段階を始めることができ、あるいは乾燥の望ましい 程度によっては、たとえば上記のパルス法を用いてさらに乾燥させても良い。低 い立上げ圧力のレベルは、主に気泡コンクリートケーキの表面での水分含量に依 存し、それゆえ、低圧力は搬入したグリーンプロダクトの材料にも依存するし、 またオートクレーブの充填レベルにも依存する。材料の表面で蒸発させるために もっと水を使えるならば、この圧力をもっと低く選ぶことになる。この値は実験 的にか、または計算で求める(材料の乾燥曲線が既知であるならば)かのどちら かで決定することができる。 オートクレーブの内部への熱エネルギーの供給の水準と時間とによって、硬化 と乾燥とにおける材料中の望ましい残存水分含量を設定することができる。設定 する残存水分含量は、材料に依存しており、または実験的に求めるか計算(材料 の乾燥曲線が既知であるならば)するかのどちらかによって決定することができ る。エネルギーの供給時間を変化させることによって、極めて経済的に乾燥を行 なうことができる(たとえば、飽和蒸気の条件下で以前のオートクレーブ作業の 場合と同じエネルギーしか消費しない乾燥材料)か、またはまた、他にいかなる 望ましい乾燥程度も設定できる。 材料中の望ましい水分含量を少なく選ぶほどさらに多くの水分を材料から蒸発 させなければならず、このため、オートクレーブの内部で生成する蒸気の量が多 くなる。ある乾燥水準以上では、ここで生産する蒸気の量は、次のオートクレー ブを開始圧力(たとえば6bar)にまで動かすのに必要な蒸気の量よりも多い 。この過剰な過熱されて高圧になった(12barの超大気圧)蒸気は、たとえ ば加熱室や加熱トンネルを加熱することや、あるいは蒸気タービン手段によって 電流(たとえば外部サーキュレータ用として)を作ることに用いることができる 。 本発明によれば、このようにして、硬化と乾燥工程とを結合することならびに 同程度のエネルギー消費を伴って、いままでより乾燥した材料を生産することが できる。望ましい水分含量は、乾燥作業時間の手段によって設定することができ る。本発明にしたがった方法では、表面温度をモニタすることで材料に対する作 用が穏やかとなる。過熱と冷却とによって蒸気の質を設定することが可能である し、またそれゆえに、硬化によって生じる障害を減らすことができる。 本発明によれば、なお乾燥工程の他の変形が可能である。この変形では、乾燥 は、立上げ段階の間でのみ行なう。この工程は以下のように進む:流出および真 空段階終了後、生蒸気を用いるかアキュムレータまたは他のオートクレーブから の蒸気の手段によってかどちらかを用いてオートクレーブの圧力を前もって決め た値(たとえば2ないし5bar)に立ち上げる。次に、望ましい保持圧力(た とえば12ないし15bar)に達するまで、追加の熱源と蒸気のサーキュレー タを作動させることによって、成形ブロックから水分を蒸発させる。設置部品を 少なくするために、望むならば、側方の熱交換レジスター8c、8d無しに行な うことができる。この場合には、蒸発の速度とオートクレーブの中の温度とは、 熱源とサーキュレータとを制御することによって、あるいはまた冷水を注入する ことによって設定できる。保持圧力(12ないし16bar)に達した後、熱源 とサーキュレータとを停止させるか、あるいはそれらの出力をオートクレーブの 中の圧力と熱の損失と補償するだけの範囲に限定する。この場合には、保持段階 の最中にさらに乾燥を行なうことはない。この方法の利点として、既存のオート クレーブ装置を使い続けることができる。オートクレーブの中の温度は、立上げ 段階中の保持圧力の飽和蒸気温度を超えることがない。結果として、高温用にオ ートクレーブを改造する必要が無い。これらの装置は、オートクレーブ工程中に 相対的に短時間(立上げ段階)でのみ必要なので、一台だけの伝熱オイルプラン トと一台の蒸気サーキュレータとを用いて複数のオートクレーブを操作すること ができる。保持段階における乾燥中(変形1、2)に、成形体からの水分の蒸発 は、追加の蒸気が生じることを意味する。この蒸気は、保持段階の間に排出させ ねばならない。これを行なうことが求められる工業的な設備(立下げ制御弁、立 下げ蒸気レール)であっても、複数のオートクレーブの組み合わせに対し一旦設 置するだけでよい。 蒸気レール7a,7b,9は、蒸気の出口の開口に同一および/または異なっ た直径を持たせるような方式でも設計することができる。これらにはまた、たと えば交換できるノズルまたはパイプ突出部を取り付けても良く、これらは、たと えば異なった長さであってもよく、または予め流れの方向を決めることができる 方式で、方向を持たせたりまたは曲げたりしても良い。 本発明のこれ以外の実施態様によれば、側方の熱交換レジスター8c、8dは 、熱交換レジスターの表面と二個の外方成形体2a,2cの外表面との間の間隙 が、成形体の間の距離2dにほぼ対応するような方式で設計し、配置する。この 場合には、7a、7bの型の蒸気レールをさらに二本、熱交換レジスター8c、 8dと外方成形体2a,2cとの間の間隙の上に配置させても良い。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年7月22日(1997.7.22) 【補正内容】 新請求の範囲1 1.オートクレーブ(1)の形態の珪酸カルシウム水和物結合成形体を硬化さ せ乾燥させるための装置であって、 オートクレーブの内部には底部側で縦方向に伸びる少なくとも一個の作動可能 な蒸気レール(10)と、硬化させて乾燥させる成形ブロック(2a,2b,2 c)に適合する支持要素のために互いに、横方向に間隔をもって配置され、縦方 向に伸びる担持要素(3a、3b、3c)とが配置され、適当な熱源(8a,8 d)をオートクレーブの側壁領域に設ける場合には、 a)成形ブロック(2a,2b,2c)間の流路(2d)である所に対して十分 広くなるように支持要素と成形ブロック(2a、2b、2c)の間の横方向間隔 が選択され、 b)蒸気のサーキュレータを備え、その手段によって、循環中に、蒸気が実質的 に流路(2d)を通じて排出され、 c)少なくとも一個の上部蒸気レール(7a、7b)を蒸気の循環のために流路 (2d)上に配置した珪酸カルシウム水和物結合成形体を硬化させ乾燥させるた めの装置。 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.オートクレーブ(1)の形態であって、その内部には底部側に縦方向に伸び る少なくとも一個の作動可能な蒸気レール(10)と、硬化させて乾燥させる成 形ブロック(2a,2b,2c)と適合する支持要素のために互いに横方向に一 定の間隔で配置され、縦方向に伸びる担持要素(3a、3b、3c)とが配置さ れ、適合する熱源(8a,8d)をオートクレーブの側壁領域に設けたら、蒸気 の循環のための流路(2d)のために、支持要素間および成形ブロック(2a、 2b、2c)間の横方向間隔が十分大きく選択され、成形ブロック(2a,2b ,2c)の間に供給し、また蒸気循環のための少なくとも一個の上部蒸気レール (7a、7b)が流路(2d)上に配置される珪酸カルシウム水和物結合成形体 を硬化させ乾燥させるための装置。 2.少なくとももう一つの蒸気レール(9)が流路(2d)の領域の中の硬化基 盤(3a,3b,3c)の下に配置されている請求の範囲1に記載の装置。 3.ループ内で水蒸気循環装置作動を形成するために、上部の蒸気レール(7a ,7b)が、オートクレーブ(1)の外側に配置したサーキュレータ(4)の出 口に接続されており、下部の蒸気レール(9)がサーキュレータ(4)の入口に 接続されている請求の範囲1および/または2に記載の装置。 4.サーキュレータ(4)が換気装置によって実現されている請求の範囲3に記 載の装置。 5.サーキュレータ(4)を換気ノズルによって実現されている請求の範囲3に 記載の装置。 6.生蒸気レールが(10)が上部の蒸気レール(7a,7b)から入ってきた 蒸気を吸い出すように設計されている請求の範囲1から5の1またはそれ以上の 装置。 7.生蒸気レール(10)が、オートクレーブ(1)の外側に配置された三方弁 装置を介して、生蒸気供給装置と吸入装置との両者に接続されている請求の範囲 6に記載の装置。 8.上部の蒸気レール(7a,7b)が蒸気過熱装置を有し、この目的のために 、たとえば蒸気レール(7a,7b)の領域の上、内側または内部に配置された 熱交換器レジスター(8a,8b)に好ましくは接続されている請求の範囲1か ら7の1またはそれ以上に記載の装置。 9.蒸気レール(9)もまた、たとえば蒸気レール(9)の上、内側または内部 に蒸気過熱装置を有する請求の範囲8に記載の装置。 10.蒸気の流れに冷水を導くための供給路と注入口とが蒸気レール(7aおよ び/または7bおよび/または9および/または10)用の蒸気供給路に配置さ れている請求の範囲1から9の1またはそれ以上に記載の装置。 11.蒸気レール(7a,7b)それ自身の配置およびその蒸気レールの蒸気流 出口の配置と直径と、さらに望ましくはたとえばノズルやパイプ突出部などの形 態における空間的な位置もまた、注入された蒸気のほとんどが流路(2d)中に 排出され、成形ブロック(2a,2c)の外側の表面とオートクレーブの壁面と の間の領域を通じて流れる蒸気の容量の比較的少ない比率のみであるように選択 される請求の範囲1から10の1またはそれ以上に記載の装置。 12.硬化基盤(3aまたは3bまたは3c)は他の硬化基盤(3aまたは3b または3c)に比べると高い位置にある請求の範囲1から11の1またはそれ以 上に記載の装置。 13.この高い位置の高さはほぼ流路(2d)の幅に相当する請求の範囲12に 記載の装置。 14.蒸気レール(7a,7b,9,10)にはバッフル板が装着されている請 求の範囲1から13の1またはそれ以上に記載の装置。 15.に熱交換器レジスター(8a,8b)が、伝熱オイルを用いて加熱する事 ができるよう設計されることを特徴とする請求の範囲1から14の1またはそれ 以上に記載の装置。 16.流路(2d)の幅は5ないし20cm、特に10ないし20cmである請 求の範囲1から15の1またはそれ以上に記載の装置。 17.側方の熱交換器レジスター(8c,8d)は、熱交換器レジスターの表面 と2個の外側の成形体(2a,2c)外表面との間のスペースの外表面が成形体 (2d)の間の間隔にほぼ相当するように設計され、配置されている請求の範囲 1から16の1またはそれ以上に記載の装置。 18.さらに二つの(7a,7b)タイプの蒸気レールを熱交換器レジスター( 8c,8d)と外側の成形体(2a,2c)との間のスペースの上に配置する請 求の範囲1から17の1またはそれ以上に記載の装置。 19.特に請求の範囲1から16の1またはそれ以上に記載の装置を用い、オー トクレーブ中の蒸気中で珪酸カルシウム水和物結合成形体を硬化し、乾燥するた めの方法であって、成形体が乾燥する間に立上げ段階と保持段階と立下げ段階と を有し、硬化させる成形体を、互いに横方向に間隔を保つことでスペース(2d )を形成して配置し、硬化と乾燥の目的のためかまたは単に乾燥の目的のために スペースを通じて蒸気が排出されることを特徴とする方法。 20.比較的大量の蒸気がスペース(2d)に排出され、また比較的少量の蒸気 が成形ブロックとオートクレーブの壁面との間の領域を通じて排出される請求の 範囲19に記載の方法。 21.5cmと20cmとの間、特に10cmから20cmの間のスペースであ る請求の範囲19および/または20に記載の方法。 22.1個の成形ブロックを高い位置に配置する請求の範囲19から22の1ま たはそれ以上に記載の方法。 23.蒸気を除くための蒸気レールは、成形ブロックの下側で用いられる請求の 範囲19から22の1またはそれ以上に記載の方法。 24.ループをもつ蒸気を循環させる操作が用いられる請求の範囲19から23 の1またはそれ以上に記載の方法。 25.過熱蒸気と冷却蒸気とは、たとえば交代させて、蒸気の循環中で所望に用 いられる請求の範囲19から24の1またはそれ以上に記載の方法。 26.冷却蒸気は、蒸気供給路へ水を注入することによって生成させる請求の範 囲19に記載の方法。 27.蒸気の循環に用いる蒸気レールに与えられる熱交換器レジスターは、過熱 蒸気を生成するために用いられる請求の範囲19から26の1またはそれ以上に 記載の工程。 28.熱交換器レジスターは、伝熱オイルを用いて操作する請求の範囲27に記 載の方法。 29.乾燥は、圧力を減少させるために吹き出させる蒸気と、圧力を増加するた めに成形体の塊から水分を蒸散させることによって生成する蒸気との中で、パル スモードで行なわれる請求の範囲19から28の1またはそれ以上に記載の方法 。 30.材料の表面の温度が、適当な温度センサによって測定され、蒸気の過熱ま たは冷却が、測定した値に従って調整される請求の範囲19から29の1または それ以上に記載の方法。 31.乾燥は、もっぱら立上げ段階と保持段階間とで行なう請求の範囲1から1 6の1またはそれ以上に記載の方法。 32.熱交換器レジスター(8a,8b)を有する蒸気サーキュレータ(4)は 、立上げ段階の間でのみ用いられる請求の範囲31に記載の方法。 33.立上げ段階の間での乾燥中に生じる蒸気は、オートクレーブの中の圧力を 生成するために用いる請求の範囲31から32の1またはそれ以上に記載の方法 。 34.乾燥は、保持段階に達するまで行なわれる請求の範囲31から33の1ま たはそれ以上に記載の方法。 35.請求の範囲19から30の1またはそれ以上に記載の特徴ある特色を有す ることを特徴とする請求の範囲31から34の1またはそれ以上に記載の方法。
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