JP2000500788A - 疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロースを含有するヘアケア組成物 - Google Patents

疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロースを含有するヘアケア組成物

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JP2000500788A JP10-534305A JP53430598A JP2000500788A JP 2000500788 A JP2000500788 A JP 2000500788A JP 53430598 A JP53430598 A JP 53430598A JP 2000500788 A JP2000500788 A JP 2000500788A
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(57)【要約】 重量で、(a)約0.01%から約10%の下式を有する疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロース、 但し、R1は約8から約22の炭素を有するアルキルであり、nは1から約1250の整数であり、xは0又は1から約6の整数であり、約250,000よりも多くない分子量を有する。(b)約0.01%から約20%の、ゲルネットワーク、コンディショニングポリマー、髪固定用ポリマー、及びこれらの混合物よりなる群から選択される粘着剤、及び(c)水性担体を含有するヘアケア組成物が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロースを含有するヘアケア組成物 技術分野 本発明は、良好なコンディショニングを付与するある分子量を有する、疎水性 となるように修飾されたカチオン性セルロースを含有するヘアケア組成物に関す る。 背景 頭皮及び髪は、周囲の環境に接触することにより、及び毛包から分泌される皮 脂により汚される。皮脂及び環境による汚れの蓄積は、髪を不潔にするか、又は 脂ぎった感じにし、美しくない外見にする要因となりうる。これらの影響を改善 するためには、規則正しく髪をシャンプーする必要がある。 髪をシャンプーすることで余分な皮脂及び他の環境による汚れが除かれるが、 髪が濡れたままとなり、絡み合い、相対的に扱いにくい状態になる。シャンプー をすることはまた、天然のオイル又は他の髪に湿り気を与える物質が除かれるこ とにより、髪が乾燥するという結果になりうる。シャンプーした後、髪は知覚し 得るほどの「柔軟性」の喪失も受けうる。頻繁にシャンプーすることは、特にロ ングヘアで、枝毛の現象にも寄与する。枝毛とは、髪の末端が2以上の枝(shaf ts)に分裂し、縮れ毛のような外観になる状態をいう。 髪をコンディショニングする多くのアプローチが開発されている。これらは、 シャンプーした後に髪をリンスすることから、ヘアコンディショナーをつけるこ と、シャンプーにヘアコンディショナー成分を含めることにまで及んでいる。こ れらのヘアコンディショニング組成物がシャンプー及びコンディショナーとして 処方される場合、これらは典型的には、ゲル又はクリームのような、髪への塗布 が容易な濃化した製品である。これらのヘアコンディショニング組成物がムース 及びヘアスプレーとして処方される場合、これらは典型的には、髪をスタイリン グするための髪固定用ポリマーを更に含有する。 ポリクオーターニウム(Polyquaternium)−24のような疎水性となるよう に 修飾されたカチオン性セルロースは、髪に平滑さ及び柔軟性を付与するヘアコン ディショニング剤として、日本公開特許公報S61−181801及びH7−3 04637にあるように当分野で公知である。適切なポリクオーターニウム−2 4ポリマーの例は、アマーコール(Amerchol)により供給される商品名クオー タリーソフト・ポリマーLM−200(QUATERISOFT POLYME R LM-200)を有するものである。 シャンプー及びコンディショナーの形態でのヘアコンディショニング組成物は 、従来、脂肪アルコールのような固体脂肪族化合物と組み合わせた、四級アンモ ニウム化合物のようなカチオン性界面活性剤の組合せをベースとしていた。これ らの組合せは一般に、ゲルネットワーク構造をもたらす。このゲルネットワーク 構造は、濃厚でクリーミーな肌触りをこの組成物にもたらし、従って髪に該組成 物が容易に塗布できることになる。しかし、疎水性となるように修飾された高分 子量のカチオン性セルロースがこれらの製品に添加される場合、これらの化合物 は、ゲル−ネットワークを形成し、粘着性になりすぎて、髪に好ましくないねば ねばした感触を付与する製剤となる。加えて、粘稠な製剤は、加工が困難である 。ムース及びヘアスプレーの形態のヘアコンディショニング組成物は、典型的に は、ヘアスタイリングに役立つ髪固定用ポリマーを更に含有する。しかし、疎水 性となるように修飾された高分子量のカチオン性セルロースをこれらの製品に添 加する場合、これらの化合物が髪固定用ポリマー、特にアニオン及び/又は疎水 性部分を有するものと会合し、製剤が粘着性になりすぎてムース及びヘアスプレ ーに使用される容器から放出できない。 上記に基づけば、好ましくは、コンディショニングに役立つような、組成物に 粘性を与える成分と組み合わせる、疎水性となるように修飾されたカチオン性セ ルロースを含みうるヘアコンディショニング組成物が必要である。現存する技術 の何れも、本発明の全ての利点及び利益をもたらさない。 概要 本発明は、重量で (a)約0.01から約10%の下式を有する疎水性となるよう に修飾された カ チオン性セルロース、 但し、R1は約8から約22の炭素を有するアルキルであり、nは1から約 1250の整数であり、xは0又は1から約6の整数であり、約250,000 以下の分子量を有する。 (b)ゲルネットワーク、ヘアコンディショニングポリマー、髪固定用ポリマー 、及びこれらの混合物よりなる群から選択される約0.01から約20%の粘性 付与剤、及び (c)水性担体 を含有するヘアケア組成物に向けられる。 本発明のこれらの及び他の特徴、側面並びに利点は、本発明の開示の記載から 当業者に明らかになるであろう。 詳細な説明 本明細書は、本発明を特に指摘し、明確に特許請求した請求の範囲で終わるが 、本発明は以下の説明からよりよく理解されるであろう。 全てのパーセンテージは、特に断らない限り、全組成物についての重量である 。全ての比は、特に断らない限り、重量比である。本明細書中に示される成分の 全てのパーセンテージ、比、及びレベルは、特に断らない限り、活性成分の実際 の量を基準にし、商業的に利用可能な製品である溶媒、フィラー、又は活性成分 と組み合わされうる他の物質を含まない。 本明細書で使用される「含有する(comprising)」は、他の段階及び最終的な 結果に影響を及ぼさない他の成分を加えうることを意味する。この語は、「より なる(consisting of)」及び「より本質的になる(consisting essentially of )」の語を包含する。 全ての引用文献はこれら全体を引用して本明細書に取り込まれる。何れの文献 の引用も、従来技術として利用可能なものであり、本発明に対する何れの決定に ついても関与するものではない。疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロース 本発明のヘアケア組成物は、重量で、約0.01%から約10%、好ましくは 約0.1%から約5%、より好ましくは約0.5%から約3%の、疎水性となる ように修飾された低分子量のカチオン性セルロースを含有する。 本発明で使用しうる、低分子量の疎水性となるように修飾されたカチオン性セ ルロースは、下式を有するものである。 但し、R1は約8から約22の炭素、好ましくは約10から約18の炭素を 有するアルキルであり、nは1から約1250、好ましくは約4から約500の 整数であり、xは0又は1から約6、好ましくは1から3の整数である。 本発明で有用な疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロースは、約25 0,000以下、好ましくは約800から約100,000の分子量を有してい なければならない。このような疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロ ースの3%水溶液は、約200cps以下、好ましくは約2から約100cpsの粘度 を有する。本発明の疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロースは、従 来より使用されている高分子量の疎水性となるように修飾されたカチオン性セル ロースよりもヘアケア組成物に多くの利益をもたらす。本発明の疎水性となるよ うに修飾されたカチオン性セルロースは、シャンプー及びコンディショナー組成 物に含まれるゲルネットワーク及びコンディショニングポリマーと適合し、有利 なコンディショニング及び肌触りを提供する。本発明の疎水性となるように修飾 されたカチオン性セルロースは、ヘアスタイリングに役立つ、ヘアスプレー組成 物に含まれる髪固定用 ポリマーと適合する。更に、本発明の疎水性となるように修飾されたカチオン性 セルロースは、処方に際して、本明細書中で説明する種々のヘアケア組成物によ り容易に溶解する。従って、これらの疎水性となるように修飾されたカチオン性 セルロースは、広範囲のヘアケア組成物に取り込まれ、柔軟性、平滑さ、なめら かな感じ、及び混合のしやすさのようなコンディショニングの利益がもたらされ うる。従って、本発明の疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロースは 、当業者に公知の通常の方法で、種々のヘアケア組成物に取り込まれうる。粘性付与剤 本発明のヘアケア組成物は、約0.1重量%から約20重量%の、ゲルネット ワーク、コンディショニングポリマー、髪固定用ポリマー、及びこれらの混合物 よりなる群から選択される粘性付与剤を含有する。ヘアケア組成物が、シャンプ ー又はコンディショニング組成物である場合、ゲルネットワーク及び/又はコン ディショニングポリマーを含有することが好ましく、髪固定用ポリマーは任意に 含有される。ヘアケア組成物がヘアスプレー又はムース組成物である場合、髪固 定用ポリマーを含有することが好ましく、コンディショニングポリマーを含有す ることが好ましい。ゲルネットワーク 本発明で有用なゲルネットワークは、固体脂肪族化合物及びカチオン性界面活 性剤より作成される。好ましくは、本発明のシャンプー及びコンディショナー組 成物は、約0.01%から約19.9%、好ましくは約0.1%から約10%の 固体脂肪族化合物、及び約0.01%から約10%、好ましくは約0.1%から 約4%のカチオン性界面活性剤を含有する。固体脂肪族化合物 本発明で有用な固体脂肪族化合物は、少なくとも約25℃の融点を有する、脂 肪アルコール、脂肪酸、脂肪アルコール誘導体、脂肪酸誘導体、炭化水素、ステ ロイド、及びこれらの混合物よりなる群から選択されるものである。幾つかの脂 肪アルコール誘導体が脂肪酸誘導体に分類されうることも、当業者に理解される であろう。 しかし、示された分類は、その個々の化合物に限定することを意図するものでは なく、分類と命名法の便宜のためにそのようにしたものである。更に、二重結合 の数及び位置、分岐の長さ及び位置に依存して、ある必要な炭素原子を有するあ る化合物は約25℃以下の融点を有する。このような低融点化合物は、このセク ションに含めることを意図していない。 本発明で有用な脂肪アルコールは、約14から約30の炭素原子、好ましくは 約16から約22の炭素原子を有するものである。これらの脂肪アルコールは、 直鎖又は分岐鎖のアルコールであり得、飽和又は不飽和であり得る。脂肪アルコ ールの制限を意味しない例には、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベ ヘニルアルコール、及びこれらの混合物が含まれる。 本発明で有用な脂肪酸は、約10から約30の炭素原子、好ましくは約12か ら約22の炭素原子、より好ましくは約16から約22の炭素原子を有するもの である。これらの脂肪酸は、直鎖又は分岐鎖の脂肪酸であり得、飽和又は不飽和 でありうる。また、本発明の要求に合致した二酸、三酸、及び他の複数酸(multi ple acids)も含まれる。本発明では、これら脂肪酸の塩も含まれる。脂肪酸の制 限を意味しない例には、ラウリル酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸 、セバチン酸、及びこれらの混合物が含まれる。 本明細書で有用な脂肪アルコール誘導体及び脂肪酸誘導体には、脂肪アルコー ルのアルキルエーテル、アルコキシル化された脂肪アルコール、アルコキシル化 された脂肪アルコールのアルキルエーテル、脂肪アルコールのエステル、エステ ル化が可能なヒドロキシ基を有する化合物の脂肪酸エステル、ヒドロキシで置換 された脂肪酸、及びこれらの混合物が含まれる。脂肪アルコール誘導体及び脂肪 酸誘導体の制限を意味しない例には、メチルステアリルエステルのような物質; セチルアルコールのエチレングリコールエーテルであるセテス−1からセテス− 45(ここで、示された数字は存在するエチレングリコール部分の数を表す。) のようなセテスシリーズの化合物;ステアレスアルコールのエチレングリコール エーテルであるステアレス−1から10(ここで、示された数字は存在するエチ レングリコール部分の数を表す。)のようなステアレスシリーズの化合物;セテ アレスアルコールのエチレングリコールエーテル、即ちセチルアルコールとステ アリルアルコールを主に含 有する脂肪アルコールの混合物であるセテアレス−1からセテアレス−10(こ こで、示された数字は存在するエチレングリコール部分の数を表す。);上述の セテス、ステアレス、及びセテアレス化合物のC1−C30アルキルエーテル;ベ ヘニルアルコールのポリオキシエチレンエーテル;ステアリン酸エチル、ステア リン酸セチル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチル酸ミ リスチル、ステアリン酸ポリオキシエチレンセチルエーテル、ステアリン酸ポリ オキシエチレンステアリルエーテル、ステアリン酸ポリオキシエチレンラウリル エーテル、モノステアリン酸エチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシ エチレン、ジステアリン酸ポリオキシエチレン、モノステアリン酸プロピレング リコール、ジステアリン酸プロピレングリコール、ジステアリン酸トリメチロー ルプロパン、ステアリン酸ソルビタン、ステアリン酸ポリグリセリル、モノステ アリン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル、トリステアリン酸グリセリル 、及びこれらの混合物が含まれる。 本発明で有用な炭化水素には、少なくとも約20の炭素を有する化合物が含ま れる。 本発明で有用なステロイドには、コレステロールのような化合物が含まれる。 高純度の単一化合物の固体脂肪族化合物が好ましい。純粋なセチルアルコール 、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコールから選択される純粋な脂肪ア ルコールの単一化合物が好ましい。本明細書で、「純粋」とは、化合物が少なく とも約90%、好ましくは少なくとも約95%の純度を有することを意味する。 これらの高純度の単一化合物は、消費者がこの組成物を洗い流すときに、髪から の良好な洗浄性を提供する。 本発明で有用な商業的に利用しうる固体脂肪族化合物には、New Japan Che mi-cal(大阪、日本)から利用可能な商品名KONOLシリーズであるセチルア ルコール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコール、及びNOF(東京 、日本)から利用可能なNAAシリーズ;WAKO(大阪、日本)より利用可能 な商品名1-DOCOSANOLを有する純粋なベヘニルアルコール、Akzo(シ カゴ・イリノイ、USA)より利用可能な商品名NEO-FAT、Witco Corp .(ダブリン・オハイオ、USA)より利用可能なHYSTRENE、及びVev y(ジェノバ、イタリー)より利用 可能なDERMAを有する種々の脂肪酸;並びにNikkoより利用可能な商品名N IK-KOL AGUASOME LAを有するコレステロールが含まれる。カチオン性界面活性剤 本発明で有用なカチオン性界面活性剤には、一般式(I)に対応するものが含 まれる。 但し、R1、R2、R3、及びR4の少なくとも1つは、8から30の炭素原 子脂肪族基又は約22までの炭素原子を有する芳香族、アルコキシ、ポリオキシ アルキレン、アルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アリール又はアルキルアリ ール基から選択され、R1、R2、R3及びR4の残りは、独立に、1から約22の 炭素原子の脂肪族基、又は約22までの炭素原子を有する芳香族、アルコキシ、 ポリオキシアルキレン、アルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アリール又はア ルキルアリール基から選択され、Xはハロゲン(例えば塩素、臭素)、アセテー ト、シトレート、ラクテート、グリコレート、ホスフェート、ナイトレート、ス ルホネート、スルフェート、アルキルスルフェート、及びアルキルスルホネート 基から選択されるものような塩を形成するアニオンである。 脂肪族基には、炭素及び水素原子に加え、エーテル結合、及びアミノ基のような 他の基が含まれる。長鎖脂肪族基、例えば約12の炭素原子又はより長鎖のもの は、飽和であるか、又は不飽和でありうる。R1、R2、R3、及びR4が独立にC1 から約C22アルキルから選択される場合が好ましい。有用なカチオン性界面活 性剤の制限を意味しない例には、以下のCTFA名を有する物質が含まれる:ク オーターニウム−8、クオーターニウム−24、クオーターニウム−26、クオ ーターニウム−27、クオーターニウム−30、クオーターニウム−33、クオ ーターニウム−43、クオーターニウム−52、クオーターニウム−53、クオ ーターニウム−56、クオーターニウム−60、クオーターニウム−62、クオ ーターニウム−70、 クオーターニウム−72、クオーターニウム−75、クオーターニウム−77、 クオーターニウム−78、クオーターニウム−80、クオーターニウム−81、 クオーターニウム−82、クオーターニウム−83、クオーターニウム−84、 及びこれらの混合物。 また、親水性となるうように置換されたカチオン性界面活性剤であって、少な くとも1つの置換基が、基の鎖中の置換基として若しくは結合として存在する1 以上の芳香族、エーテル、エステル、アミド、又はアミノ部分を含有するものが 好ましい。この場合、R1〜R4基の少なくとも1つが、アルコキシ(好ましくは C1−C3アルコキシ)、ポリオキシアルキレン(好ましくはC1−C3ポリオキシ アルキレン)、アルキルアミノ、ヒドロキシアルキル、アルキルエステル、及び これらの組合せから選択される1以上の親水性部分を含有する。好ましくは、親 水性となるように置換されたカチオン性界面活性剤は、上記の範囲内にある2か ら約10のノニオン性親水部分を含有する。好ましい親水性となるように置換さ れたカチオン性界面活性剤には、以下の式(II)から式(VII)のものが含まれ る。 但し、nは8から約28であり、x+yは2から約40であり、Z1は短 鎖アルキル、好ましくはC1−C3アルキル、より好ましくはメチル、又は−(C H2CH2O)zH(但し、x+y+zは60までである。)であり、Xは先に定 義した塩を形成するアニオンである。 但し、mは1から5であり、R5、R6、及びR7の1以上が独立に、C1− C30アルキルであり、残りが−CH2CH2OHであり、R8、R9、及びR10の1 又は2が独立に、C1−C30アルキルであり、残りが−CH2CH2OHであり、 Xが先に述べたとおりの塩を形成するアニオンである。 但し、Z2はアルキル、好ましくはC1−C3アルキル、より好ましくはメ チルであり、Z3は短鎖ヒドロキシアルキル、好ましくはヒドロキシメチル又は ヒドロキシエチルであり、p及びqは独立に、2から4(両端を含む)の整数で あり、好ましくは2から3(両端を含む)であり、より好ましくは2であり、R11 及びR12は独立に、置換又は無置換のヒドロカルビル、好ましくはC12−C20 アルキル又はアルケニルであり、Xは先に定義したような塩を形成するアニオン である。 但し、R13はヒドロカルビル、好ましくはC1−C3アルキル、より好まし くはメチルであり、Z4及びZ5は独立に、短鎖ヒドロカルビル、好ましくはC2 −C4アルキル又はアルケニル、より好ましくはエチルであり、aは2から約4 0、好ましくは約7から約30であり、Xは先に定義したような塩を形成するア ニオンである。 但し、R14及びR15は独立に、C1−C3アルキル、好ましくはメチルであ り、Z6はC12−C22ヒドロカルビル、アルキル、カルボキシ又はアルキルアミ ノであり、Aは蛋白質、好ましくはコラーゲン、乳タンパク、シルク、大豆タン パク、小麦タンパク、又はこれらの加水分解された形態であり、Xは先に定義し たような塩を形成するアニオンである。 但し、bは2又は3であり、R16及びR17は独立に、C1−C3ヒドロカルビ ル、好ましくはメチルであり、Xは先に定義したような塩を形成するアニオンで ある。 有用な親水性となるように置換されたカチオン性界面活性剤の制限を意味しない 例には、以下のCTFA名を有する物質が含まれる:クオーターニウム−16、 クオーターニウム−61、クオーターニウム−71、クオーターニウム−79加 水分解コラーゲン、クオーターニウム−79加水分解ケラチン、クオーターニウ ム−79加水分解乳タンパク、クオーターニウム−79加水分解シルク、クオー ターニウム−79加水分解大豆タンパク、及びクオーターニウム−79加水分解 小麦タンパクが含まれる。非常に好ましい化合物には、以下の商品名の商業的に 利用可能な物質が含まれる:Witco ChemicalからのVARIQUAT K1215 及び638、MclntyreからのMACKPRO KLP、MACKPRO WLW、M ACKPRO MLP、MACKPRO NSP、MACKPRO NLW、MA CKPRO WWP、MACKPRO NLP、MACKPRO SLP、Akzoか らのETHOQUAD 18/25、ETHOQUAD O/12PG、ETHOQUAD C/25、ETHO-QUAD S/25、及びETHODUOQUAD、Henkelから のDEHYQUAT、並びにICIAmencasからのATLAS G265。 一級、二級、及び三級脂肪アミンの塩も適切なカチオン性界面活性剤である。 このようなアミンのアルキル基は、好ましくは、約12から約22の炭素原子を 有し、置換されうるか、又は無置換でありうる。置換された三級脂肪アミンが特 に有用である。本発明で有用なこのようなアミンには、ステアルアミドプロピル ジメチルアミン、ステアルアミドプロピルジエチルアミン、ステアルアミドエチ ルジエチルアミン、ステアルアミドエチルジメチルアミン、パルミタミドプロピ ルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジエチルアミン、パルミタミドエチル ジエチルアミン、パルミタミドエチルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメ チルアミン、ベヘナミドプロピルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジエチルア ミン、ベヘナミドエチルジメチルアミン、アラキダミドプロピルジメチルアミン 、アラキダミドプロピルジエチルアミン、アラキダミドエチルジエチルアミン、 アラキダミドエチルジメチルアミン、ジエチルアミノエチルステアルアミドが含 まれる。ジメチルステアルアミン、ジメチルソイアミン、ソイアミン、ミリスチ ルアミン、トリデシルアミン、 エチルステアリルアミン、N−タロウプロパンジアミン、エトキシル化(5モル のエチレンオキシド)ステアリルアミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミン 、及びアラキジルベヘニルアミンも有用である。これらのアミンはまた、L−グ ルタミン酸、乳酸、塩酸、マレイン酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、酒石酸、ク エン酸、L−グルタミン酸塩酸塩、及びこれらの混合物、より好ましくはL−グ ルタミン酸、乳酸、クエン酸のような酸と組み合わせて使用されうる。これらの 有用なものの中に含まれるカチオン性アミン界面活性剤は、1981年6月23 日に発行されたNachtigalらの米国特許4,275,055(これは、その全体 を引用して本明細書の一部に取り込まれる。)に開示されている。 本発明で使用するためのカチオン性界面活性剤にはまた、複数の四級アンモニ ウム部分又はアミノ部分、又はこれらの混合したものが含まれる。コンディショニングポリマー 本発明で有用なコンディショニングポリマーは、カチオン性ポリマー、ノニオ ン性ポリマー、シリコーンポリマー、及びこれらの混合物よりなる群から選択さ れる。好ましくは、本発明のシャンプー及びコンディショナー組成物は、重量で 約0.01%から約20%、好ましくは約0.1%から約10%のコンディショ ニングポリマーを含有する。カチオン性ポリマー 本発明で有用なカチオン性ポリマーには、1タイプのモノマーの重合で作成さ れる物質又は2(即ち、コポリマー)若しくはそれ以上のタイプのモノマーで作 成される物質が含まれる。 好ましくは、カチオン性ポリマーは、水溶性カチオン性ポリマーである。「水 溶性」カチオン性ポリマーとは、25℃で、水(蒸留水又は同等物)中、0.1 %の濃度において裸眼で実質的に透明な溶液を形成する、水に十分可溶性である ポリマーを意味する。好ましいポリマーは十分に溶解し、0.5%濃度、より好 ましくは1.0%濃度で実質的に透明な溶液を形成するであろう。 本発明のカチオン性ポリマーは、一般に、少なくとも約5,000、典型的に は 少なくとも10,000であり、約1千万以下の重量平均分子量を有するであろ う。好ましくは、分子量は約100,000から約2百万である。カチオン性ポ リマーは、一般に、四級アンモニウム又はカチオン性アミノ部分、及びこれらの 混合したもののようなカチオン性の窒素を含有する部分を有するであろう。 カチオン性の電荷密度は、好ましくは、少なくとも約0.1meq/gram、より好 ましくは少なくとも約1.5meq/gram、更に好ましくは少なくとも約1.1meq/ gram、更に好ましくは少なくとも約1.2meq/gramである。カチオン性ポリマー のカチオン性電荷密度は、Kjeldahl法に従って決定することができる。当業者 は、アミノを含有するポリマーの電荷密度がpH及びアミノ基の等電点に特に依 存しうることを認識するであろう。電荷密度は意図したpHで上記範囲内にある べきである。 水溶性の基準に合致する限り、何れかのアニオン性カウンターイオンをカチオ ン性ポリマーに使用しうる。適切なカウンターイオンには、ハライド(例えばC l、Br、I、又はF、好ましくはCl、Br、又はI)、スルフェート、及び メチルスルフェートが含まれる。この列記は、限定的ではないので他のものも使 用することができる。 カチオン性の窒素を含有する部分は、カチオン性のヘアコンディショニングポ リマーの全モノマーユニットの断片で、一般に置換基として提供されであろう。 従って、カチオン性ポリマーは、四級アンモニウム又はカチオン性のアミンで置 換されたモノマーユニット及びスペーサーモノマーユニットとして本明細書中で 引用した他のにカチオン性ユニットの、コポリマー、ターポリマー等を含有しう る。このようなポリマーは当分野で公知であり、種々のものが、Estrin,Crosl ey及びHaynesにより編集された、CTFAコスメティック成分辞典(CTFA Cosmetic Ingredient Dictionary)、第3版(The Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association Inc.,Washington,D.C.,1982)に見いだされうる 。 適切なカチオン性ポリマーには、例えば、アクリルアミド、メタアクリルアミ ド、アルキル及びジアルキルアクリルアミド、アルキル及びジアルキルメタアク リルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメタアクリレート、ビニルカプロ ラクトン、並びにビニルピロリドンのような、水溶性スペーサーモノマーと共に カチオン性ア ミン又は四級アンモニウム官能基を有するビニルモノマーのコポリマーが含まれ る。アルキル及びジアルキル置換されたモノマーは、好ましくは、C1−C7アル キル基、より好ましくはC1−C3アルキル基を有する。他の適切なスペーサーモ ノマーには、ビニルエステル、ビニルアルコール(ポリビニルアセテートの加水 分解によって形成される。)、マレイン酸無水物、プロピレングリコール、及び エチレングリコールが含まれる。 カチオン性アミンは、個々の種類及び組成物のpHに依存して、一級、二級、 又は三級アミンでありうる。一般には、二級及び三級アミン、特に三級アミンが 好ましい。 アミンで置換されたビニルモノマーは、アミンの形態で重合され、次いで任意 に四級化反応によってアンモニウムに変換される。アミンはまた、ポリマーの形 成に引き続いて同様に四級化されうる。例えば、三級アミン官能基は、式R’X の塩(但し、R’は短鎖アルキル、好ましくはC1−C7アルキル、より好ましく はC1−C3アルキルであり、Xは四級化されたアンモニウムと水溶性の塩を形成 するアニオンである。)と反応することにより四級化されうる。 適切なカチオン性アミノ及び四級アンモニウムモノマーには、例えば、ジアル キルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタアクリレート 、モノアルキルアミノアルキルアクリレート、モノアルキルアミノアルキルメタ アクリレート、トリアルキルメタアクリルオキシアルキルアンモニウム塩、トリ アルキルアクリルオキシアルキルアンモニウム塩、ジアリル四級アンモニウム塩 、及びビニル四級アンモニウムモノマーであって、ピリジニウム、イミダゾリウ ム、及び四級化ピロリドン、例えば、アルキルビニルイミダゾリウム、アルキル ビニルピリジニウム、アルキルビニルピロリドン塩のような環状カチオン性窒素 含有環を有するものが含まれる。これらのモノマーのアルキル部分は、好ましく は、C1−C3アルキル、より好ましくはC1及びC2アルキルのような低級アルキ ルである。本明細書で使用するための適切な、アミンで置換されたビニルモノマ ーには、ジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメ タアクリレート、ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド、及びジアルキルア ミノアルキルメタアクリルアミドが含まれる。これらのアルキル基は、好ましく はC1−C7ヒドロカルビル、よ り好ましくはC1−C3アルキルである。 本発明のカチオン性ポリマーは、アミン及び/又は四級アンモニウムで置換さ れたモノマー及び/又は互換性のあるスペーサーモノマーから誘導されるモノマ ーユニットの混合物を含有しうる。 適切なカチオン性ヘアコンディショニングポリマーには、例えば、BASF Wyan-dotte Corp.(Parsippany,NJ,USA)から、LUVIQUATの商 品名(例えばLU-VIQUAT FC 370)で商業的に利用しうるような1−ビ ニル-2−ピロリドン及び1−ビニル-3−メチルイミダゾリウム塩(例えばクロ ライド塩)のコポリマー(当産業で、ポリクオーターニウム−16として、Cosme tic,Toiletry,and Fragrance Association,"CTFA"により引用されている 。);Gaf社(Wayne,NJ,USA)から、GAFQUATの商品名(例えばG AFQUAT 755N)で商業的に利用しうるような1−ビニル−2−ピロリドン 及びジメチルアミノエチルメタアクリレートのコポリマー(当産業で、ポリクオ ータリウム−11としてCTFAにより引用されている。);例えばジメチルジ アリルアンモニウムクロライドホモポリマーと、アクリルアミド及びジメチルジ アリルアンモニウムクロライドのコポリマーを含有するカチオン性ジアリル四級 アンモニウム含有ポリマー(それぞれポリクオーターニウム6及びポリクオータ ーニウム7として当産業(CTFA)で引用される。);並びに米国特許4,0 09,256(これは参照文献として本明細書の一部をなす。)に開示されてい るような3から5の炭素原子を有する不飽和カルボン酸のホモ及びコポリマーの アミノ−アルキルエステルの鉱酸塩が含まれる。 使用しうる他のカチオン性ポリマーには、カチオン性セルロースポリマー誘導 体及びカチオン性澱粉誘導体のような多糖ポリマーが含まれる。 本発明で使用するためのカチオン性多糖ポリマー物質には、下式のものが含ま れる。 但し、Aは、澱粉又はセルロースアンヒドロ残基のようなアンヒドログル コ ース残基であり、Rはアルキレンオキシアルキレン、ポリオキシアルキレン、又 はヒドロキシアルキレン基、又はこれらの組合せであり、R1、R2、及びR3は 独立に、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキ シアルキル、又はアルコキシアリール基であるが、各基が約18までの炭素原子 を有し、各カチオン性部分の全炭素数(即ち、R1、R2及びR3の炭素原子の総 数)が、好ましくは約20又はそれ以下であり、Xは先に定義したアニオン性カ ウンターイオンである。 カチオン性セルロースには、Amerchol Corp.(Edison,NJ,USA)から 、ポリクオーターニウム10として当産業(CTFA)で引用される、トリメチ ルアンモニウムで置換されたエポキシドと反応されたヒドロキシエチルセルロー スの塩とし 他のタイプのカチオン性セルロースには、ポリクオーターニウム24として当産 業(CTFA)で引用される、ラウリルジメチルアンモニウムで置換されたエポ キシドと反応されたヒドロキシエチルセルロースのポリマー状四級アンモニウム 塩が含まれる。これらの物質には、Amerchol Corp.(Edlson,NJ,USA) から、商品名 使用されうる他のカチオン性ポリマーには、グアールヒドロキシプロピルトリ オニウムクロライド(Celaness Corp.から、Jaguar Rシリーズとして商業的 に利用可能である。)のようなグアールガム誘導体が含まれる。他の物質には、 四級窒素を含有するセルロースエステル(例えば、米国特許3,962,418 (これは参照文献として本明細書の一部をなす。)に開示されているもの。)、 及びエステル化されたセルロース又は澱粉(例えば、米国特許3,958,58 1(これは参照文献として本明細書の一部をなす。)に開示されているもの。) が含まれる。ノニオン性ポリマー 本発明で有用なノニオン性ポリマーには、セルロース誘導体、疎水性となるよ うに修飾されたセルロース誘導体、エチレンオキシドポリマー、及びエチレンオ キシド/プロピレンオキシドベースのポリマーが含まれる。適切なノニオン性ポ リマーは、BENECELの商品名のメチルセルロース、NATROSOLの商 品名のヒドロキ シエチルセルロース、KLUCELの商品名のヒドロキシプロピルセルロース、 POLYSURF 67の商品名のセチルヒドロキシエチルセルロース(これらは 全てHerculusより供給される。)を含むセルロース誘導体である。他の適切な ノニオン性ポリマーは、商品名CARBOWAX PEGs、POLYOX WA SRs、及びUCONFLUIDS(これらは全て、Amercholから供給される。 )を有するエチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシドベースのポリマーで ある。シリコーンポリマー 本発明で有用なシリコーンポリマーは、揮発性の可溶性又は不溶性、又は不揮 発性の可溶性又は不溶性のものである。可溶性とは、シリコーンポリマーが組成 物の担体と混和でき、その結果同じ相の一部を形成することを意味する。不溶性 とは、シリコーンポリマーの小滴のエマルジョン又は懸濁液の形態のように、担 体と分離した不連続な相を形成することを意味する。 本発明で使用するためのシリコーンポリマーは、好ましくは25℃で約1,0 00から約2,000,000センチストークス、より好ましくは約10,00 0から約1,800,000、更に好ましくは約100,000から約1,50 0,000の粘度をを有するであろう。粘度は、Dow Corning社試験法CTM0 004、1970年7月20日(これは、この全体を引用して本明細書に取り込ま れる。)に説明されているガラスキャピラリー粘度計によって測定できる。高分 子量のシリコーンポリマーは乳化重合により製造されうる。適切なシリコーン流 体には、ポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリ ールシロキサン、ポリエーテルシロキサンコポリマー、及びこれらの混合物が含 まれる。ヘアコンディショニング特性を有する他の不揮発性シリコーンポリマー を使用することもできる。 本発明のシリコーンポリマーには、以下の構造(I)を有するポリアルキル又 はポリアリールシロキサンも含まれる。 但し、Rはアルキル又はアリールであり、xは約7から約8,000の整 数である。Aはシリコーン鎖の末端をブロックする基を表す。 シリコーン鎖(R)又はシロキサン鎖の末端(A)に置換されたアルキル又はア リール基は、得られたシリコーンが室温で流動性を維持し、分散性であり、髪に 塗布したときに刺激性、毒性、又は有害性の何れもなく、組成物の他の成分と適 合性を有し、通常の使用及び保存条件下で化学的に安定であり、且つ髪に沈積し 、髪の状態を整えることができる限り、何れの構造を有していてもよい。適切な A基には、ヒドロキシ、メチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、及びアリー ルオキシが含まれる。ケイ素原子上の2つのR基は、同じ基又は異なった基を表 しうる。好ましくは、2つのR基は同じ基を表す。適切なR基には、メチル、エ チル、プロピル、フェニル、メチルフェニル及びフェニルメチルである。好まし いシリコーンポリマーは、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、 及びポリメチルフェニルシロキサンである。ジメチコーン(Dimethicone)とし ても知られるポリジメチルシロキサンが特に好ましい。使用されうるポリアルキ ルシロキサン類には、例えば、ポリジメチルシロキサン類が含まれる。これらの シリコーンポリマーには、例えば、General Electric社から、これらのVisca silR及びSF 96シリーズが、及びDow Corning社から、これらのDow Corni ng 200シリーズが利用可能である。 ポリアルキルアリールシロキサン流体も使用することができ、これには例えば 、ポリメチルフェニルシロキサンが含まれる。これらのシロキサンは、例えばG eneral Electric社から、SF 1075メチルフェニル流体として、又はDow Cor ning社から556Cosmetic Grade Fluidとして利用可能である。 髪の輝きを増すために特に好ましいのは、約1.46以上、特に約1.52以 上の屈折率を有する高度にフェニル化されたポリエチルシリコーンのような高度 にアリール化されたシリコーンポリマーである。このような高い屈折率のシリコ ーンポリマーを使用する場合、これらを、表面張力を低下させ、該物質の被膜形 成能を 高める、以下に述べる界面活性剤又はシリコーン樹脂のような展着剤と混合すべ きである。 使用しうるシリコーンポリマーには、例えばポリエチレンオキシドで修飾され たポリジメチルシロキサンが含まれるが、エチレンオキシド又はエチレンオキシ ドとプロピレンオキシドの混合体を使用することもできる。エチレンオキシド及 びポリプロピレンオキシドのレベルは、シリコーンの分散性を妨害しないように 、十分低いものであるべきである。これらの物質はまた、ジメチコーンコポリオ ールとして公知である。 他のシリコーンポリマーには、アミノ置換された物質が含まれる。適切なアル キルアミノ置換されたシリコーンポリマーには、以下の構造(II)によって表さ れるものが含まれる。 但し、RはCH3又はOHであり、x及びyは分子量に依存した整数であ り、平均分子量はほぼ5,000と10,000の間である。 このポリマーも「アモジメチコーン(amodimethlcone)」として公知である。 適切なアミノ置換されたシリコーン流体には式(III)によって表されるもの が含まれる。 (R1)aG3-a-Si-(OSiG2)n-(OSiGb(R1)2-b)m-O-SiG3-a(R1)a (III) 但し、Gは水素、フェニル、OH、C1−C8アルキル、好ましくはメチル よりなる群から選択され、aは0又は1から3の整数を表し、好ましくは0に等 しく、bは0又は1を表し、好ましくは1に等しく、n+mの和は1から2,0 00、好ましくは50から150の数であり、nは0から1,999、好ましく は49から149の数を表すことができ、mは1から2,000、好まし くは1から10の整数を表すことができ、R1は式Cq2qLの一価の基である。 ここで、qは2から8の整数であり、Lは以下の基から選択される。 −N(R2)CH2−CH2−N(R22 −N(R22 −N(R23- −N(R2)CH2−CH2−NR22- ここで、R2は水素、フェニル、ベンジル、飽和炭化水素基、好ましくは 1から20の炭素原子を含有するアルキル基よりなる群から選択され、A-はハ ライドイオンを表す。 式(III)に対応する特に好ましいアミノ置換されたシリコーンは、式(IV)の「 トリメチルシリルアモジメチコーン(trimethylsilylamodimethicone)」として 知られるポリマーである。 この式で、n及びmは所望の化合物の正確な分子量に依存して選択される。 使用しうる他のアミノ置換されたシリコーンポリマーは式(V)で表される。 但し、R3は1から18の炭素原子を有する一価炭化水素基、好ましくは メチルのようなアルキル又はアルケニル基であり、R4は炭化水素基、好ましく はC1−C18アルキレン基又はC1−C18、好ましくはC1−C8アルキレンオ キシ基であり、Q-はハライドイオン、好ましくはクロライドであり、rは2か ら20、好ましくは2から8の平均統計値を表し、sは20から200、好まし くは20から50の平均統計値を表す。 この種類の好ましいポリマーは、Union Carbideから、「UCAR SILIC ONE ALE 56」の名称で利用可能である。 適切な不揮発性分散シリコーンポリマーを開示する文献には、Greenに対する 米国特許第2,826,551号、1976年6月22日に発行されたDrakoff に対する米国特許第3,964,500号、Paderに対する米国特許第4,36 4,837号、及びWoolstonに対する英国特許第849,433号があり、こ れらは、その全体を引用して本明細書に取り込まれる。また、1984年にPet rarch Sys-tems,Inc.により配布された「ケイ素化合物(Silicon Compounds )」が、その全体を引用して本明細書に取り込まれる。この参照文献は、適切な シリコーンポリマーの広範囲な一覧を提供するが、これは制限を意味するもので はない。 特に有用な他の不揮発性分散シリコーンはシリコーンゴムである。本明細書で 使用する「シリコーンゴム」の語は、25℃で1,000,000センチストー クスより大きいか又はこれに等しい粘度を有するポリオルガノシロキサン物質を 意味する。本明細書で開示されるシリコーンゴムはまた、多少上記のシリコーン ポリマーとオーバーラップしうることがわかる。このオーバーラップは、これら の何れの物質に関しても制限を意図するものではない。シリコーンゴムは、Pet rarch、及び1979年5月1日に発行されたSpitzerらに対する米国特許第4 ,152,416号及びNoll Walter、ケミストリー・アンド・テクノロジー ・オブ・シリコーンズ(Chemistry and Technology of Sihcones)、New Yor k、Academic Press 1968を含めた他のものによって開示されている。更に、開 示されているシリコーンゴムは、ゼネラル・エレクトリック・シリコーン・ラバ ー・プロダクト・データ・シーツ(General Electric Silicone Rubber Pro duct Data Sheets)SE 30、SE 33、SE 54及びSE 78である。これらの 開示された参照文献はずべて、これらの全体を引用して本明細書に取り込まれる 。「シリコーンゴム」は、典型的には、約200,000を超える質量分子量、 一般には約200,000と約1,000,000の間の質量分子量を有するで あろう。特定の例には、ポリジメチルシロキサン、ポリ(ジ メチルシロキサン メチルビニルシロキサン)コポリマー、ポリ(ジメチルシロ キサン ジフェニルシロキサン メチルビニルシロキサン)コポリマー、及びこ れらの混合物が含まれる。 有用なシリコーン樹脂にはまた、高度に架橋されたポリマー状シロキサン系が ある。架橋は、一官能性又は二官能性、又は両者のシリコーンを用いて、シリコ ーン樹脂を製造する間に三官能性及び四官能性シランを取り込むことにより導入 される。当分野においてよく理解されているように、シリコーン樹脂を生じさせ るために要求される架橋の程度は、シリコーン樹脂に取り込まれる特定のシラン ユニットに従って変化するであろう。一般に、十分なレベルの三官能性及び四官 能性シロキサンモノマーユニット、従って十分なレベルの架橋を有し、これによ ってこれらが硬直な又は堅い薄膜に乾燥するシリコーン物質は、シリコーン樹脂 であると考えられる。酸素原子対ケイ素原子の割合は、個々のシリコーン物質の 架橋のレベルの指標となる。本発明では、ケイ素原子あたり少なくとも約1.1 の酸素原子を有するシリコーン物質が一般にシリコーン樹脂であろう。好ましく は、酸素:ケイ素原子の割合は、少なくとも約1.2:1.0である。シリコー ン樹脂の製造に使用されるシランには、モノメチル−、ジメチル−、トリメチル −、モノフェニル−、ジフェニル−、メチルフェニル−、モノビニル−、及びメ チルビニルクロロシラン、並びにテトラクロロシランが含まれるが、メチル置換 されたシランが最も一般的に使用される。好ましい樹脂は、GE SS4230及び SS4267としてGeneral Erectricにより提供される。商業的に利用可能なシリ コーン樹脂は、一般に、低粘度揮発性又は不揮発性シリコーン液体に溶解された 形態で供給されるであろう。本発明で使用するためのシリコーン樹脂は、当業者 に容易にはっきりと理解されるであろうこのような溶解された形態で本発明の組 成物に供給され、取り込まれるべきである。理論に結びつけるつもりはないが、 シリコーン樹脂は、髪で他のシリコーンポリマーの沈積を増加させ、高い屈折率 量で髪の光沢度を高めることができる。 他の有用なシリコーン樹脂は、ポリメチルシリセキオキサン(polymethylsil- sequioxane)のCTFA名で表される物質のようなシリコーンパウダーである。 この物質は、Toshiba SihconesからTospearlTMとして商業的に利用可能であ る。 これらのシリコーンポリマーを製造する方法は、エンサイクロペディア・オブ ・ ポリマー・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Encyclopedia of Polyme r Science and Engineering)、第15巻、第二版、204〜308頁、John Wiley & Sons,Inc.、1998年(これはその全体を引用して本明細書に取 り込まれる。)に見いだされうる。 特にシリコーン物質及びシリコーン樹脂は、都合よくは、「MDTQ」命名法 として当業者に周知の簡略化命名系に従って特定される。この系では、シリコー ンは、シリコーンを形成する種々のシロキサンモノマーユニットの存在に従って 記述される。手短には、記号Mは一官能性ユニット(CH33SiO).5を表し 、Dは二官能性ユニット(CH32SiOを表し、Tは三官能性ユニット(CH3 )SiO1.5を表し、Qは四−(quadri-)又は四−(tetra-)官能性ユニット SiO2を表す。単位記号の符号のついたもの、例えばM’、D’、T’、及び Q’は、メチル以外の置換基を表し、各存在を特定して定義しなければならない 。典型的な他の置換基には、ビニル、フェニル、アミノ、ヒドロキシ等のような 基が含まれる。シリコーン中の各典型的なユニットの全数又はこれらの平均を示 す記号を下付で付すことにより、又は分子量と組み合わせて特定して示した比と しての、種々のユニットのモル比でMDTQ系のシリコーン物質の表記が完結す る。シリコーン樹脂中のD、D’、M及び/又はM’に対してT、Q、T’及び /又はQ’のモル量が相対的に高くなるにつれて架橋のレベルが高くなることが 示される。しかし、上述したように、架橋の全レベルは酸素に対するケイ素の割 合によっても表すことができる。 本発明で使用するためのシリコーン樹脂は、好ましくは、MQ、MT、MTQ 、MQ、及びMDTQ樹脂である。従って、好ましいシリコーン置換基はメチル である。特に好ましいのは、MQ樹脂であって、M:Qの比が約0.5:1から 約1.5:1.0であり、樹脂の平均分子量が約1000がら約10,000で あるものである。髪固定用ポリマー 本発明で有用な髪固定用ポリマーは、髪に、髪を固定する特性を付与するもの であり、両性髪固定用ポリマー、アニオン性髪固定用ポリマー、及びこれらの混 合物よりなる群から選択される。本発明のヘアスプレー及びムース組成物は、典 型的に は、重量で約0.01%から約10%、好ましくは約0.1%から約5%の髪固 定用ポリマーを含有する。両性髪固定用ポリマー 本発明で有用な両性髪固定用ポリマーには、以下のポリマー(1)から(5) が含まれる。 (1)本発明で有用なものは、少なくとも下式のユニットを含有するベタイン 化されたジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート又はジアルキルアミノ アルキル(メタ)アクリルアミドである。 但し、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2は1から4の炭素源を有す るアルキレン基を表し、YはO又は−NH−を表し、R3及びR4は一方とは独立 に、水素又は1から4の炭素原子を有するアルキルを表し、1つのカチオン性誘 導体は、1以上の脂肪鎖に結合された少なくとも1つの窒素原子を含有し、任意 に四級化されたカチオン性界面活性剤よりなるか、又はポリアミン、ポリアミノ ポリアミド又はポリ−(四級アンモニウム)タイプのカチオン性ポリマーであっ て、アミン又はアンモニウム基がポリマー鎖の一部を形成するか、又はこれらに 結合されているものよりなる。 これらのポリマーは通常500から2,000,000の分子量を有する。 上記式(I)に対応するユニットを含有する両性ポリマーは、一般に、上記式( I)のユニットに加えて少なくとも下式のユニットを含有するコポリマーの形態 である。 但し、R1は先に定義したとおりであり、R5は4から24の炭素原子を有 するアルキル又はアルケニル基、又は4から24の炭素原子を有する環状アルキ ル基を表す。 先に定義したユニット(I)及び(II)に加えて、下式のユニットを含有する ターポリマー、テトラポリマー又はペンタポリマーを使用することもできる。 但し、R6は好ましくは、1から3の炭素原子を有するアルキル又はアル ケニルを表し、R1は先に定義したとおりである。 ポリマーの全重量に対して、式(I)のユニットは、好ましくは、25から4 5重量%の量で存在し、式(II)のユニットは、好ましくは、5から65重量% の量で存在し、式(III)のユニットは、好ましくは、50重量%までの量で存 在する。 特に好ましいポリマーは、式(I)、(II)及び(III)のユニットであって 、Yが酸素原子を表し、R2が−C24−基を表し、R1、R3、及びR4がメチル を表し、R5が4から18の炭素原子を有するアルキル基を表し、R6が1から3 の炭素原子を有するアルキル基を表すものを含有するコポリマーである。このポ リマーの平均分子量は、好ましくは70,000から90,000である。この ポリマーは、Mitsubishi Chemical Corporationにより供給される「Yukafor mer」又は「Diaformer」の商標で販売されている。 (2)本発明で有用なものは、アクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸又は アルファクロロアクリル酸のようなカルボン酸を有するビニルモノマーと、ジア ルキルアミノアルキルメタアクリレート及びアクリレート並びにジアルキルアミ ノアルキルメタアクリルアミド及び−アクリルアミドのような少なくとも1つの 塩基 性窒素原子を含有する置換ビニル化合物である塩基性モノマーとの共重合二より 得られるポリマーである。 (3)本発明で有用なものは、 i)窒素原子がアルキル基で置換されたアクリルアミド又はメタアクリルアミド から選択される少なくとも1つのモノマー、 ii)1以上の反応性カルボキシル基を含有する少なくとも1つのモノマー、及び iii)アクリル酸及びメタアクリル酸の、一級、二級及び三級アミン置換基、及 び四級アンモニウム置換基を有するエステルのような塩基性コモノマーの少なく とも1つ、 から誘導されるユニットを含有するポリマーであり、生成物が、ジメチル又はジ エチルスルフェートでのジメチルアミノエチルメタアクリレートの四級化によっ て生じるものである。 特に好ましいN−置換アクリルアミド又はメタアクリルアミドは、アルキル基 が2から12の炭素原子を含有するグループ、特にN−エチルアクリルアミド、 N−tert.−ブチルアクリルアミド、N-tert.−オクチルアクリルアミド、N− オクチルアクリルアミド、N−デシルアクリルアミド及びN−ドデシルアクリル アミド、並びに対応するメタアクリルアミドである。酸性コモノマーは、特に、 アクリル酸、メタアクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸及びフマル 酸の中から選択され、マレイン酸又はフマル酸のアルキルモノエステル(但し、 アルキルが1から4の炭素原子を有する。)も選択される。 好ましい塩基性コモノマーは、アミノエチル、ブチルアミノエチル、N,N’ −ジメチルアミノエチル及びN−tert.−ブチルアミノエチルメタアクリレート である。 (4)本発明で有用なものは、下記一般式のポリアミノアミドから部分的に、 又は全体として誘導される架橋又はアルキル化されたポリアミノアミドである。 −[OC−R−CO−Z]− (I) 但し、Rは飽和ジカルボン酸から、エチレン様二重結合を有する脂肪族モ ノカルボン酸又はジカルボン酸から、又は1から6の炭素原子を有する低級アル カノール及びこれらの酸又はビス−一級又はビス−二級アミンに前記酸の何 れか1つを付加して誘導される基のエステルから誘導される二価基を表し、Zは ビス−一級又はモノ−若しくはビス−二級ポリアルキレン−ポリアミンの基、好 ましくは、 i)60から100モル%の割合で下記の基、 −「NH−(CH2x−NH]− (II) 但し、xは2でありNは2又は3であり、この他にはxは3であり、n は2である。この基は、ジメチレントリアミン、トリエチレンテトラミン又はジ プロピレントリアミンから誘導される。 ii)0から40モル%の割合で、xが2であり、nが1である上記基(II) であって、エチレントリアミンから誘導されるものか、又はピペラジンから誘導 される以下の基、 及び iii)0から20モル%で、ヘキサメチレンジアミンから誘導される−NH −(CH26−NH−基 を表し、これらのポリアミドは、エピハロゲノヒドリン、ジエポキシド、ジ アンハイドライド、及びビス−不飽和誘導体から選択される二官能性架橋剤を添 加し、ポリアミノアミドのアミン基あたり0.025から0.35モルの架橋剤 を用いて架橋され、アクリル酸、クロロ酢酸又はアルカン−スルトン又はこれら の塩との反応でアルキル化される。 飽和カルボン酸は、好ましくは、アジピン酸、2,2,4−及び2.4.4− トリメチルアジピン酸、テレフタル酸のような6から10の炭素原子を有する酸 、及びアクリル酸、メタアクリル酸及びイタコン酸のようなエチレン様二重結合 を有する酸の中から選択される。 アルキル化で使用されるアルカン−スルトンは、好ましくは、プロパン−又は ブタン−スルトンであり、該アルキル化剤の塩はナトリウム塩又はカリウム塩が 好ましい。 (5)本発明で有用なのは、下式から誘導される双極性イオンユニットを含有 す るポリマーである。 但し、R1はアクリレート、メタアクリレート、アクリルアミド又はメタ アクリルアミド基のような重合可能な不飽和基であり、x及びyは独立に、1か ら3の整数を表し、R2及びR3は独立に、水素、メチル、エチル又はプロピルを 表し、R4及びR5は独立に、水素原子又はR4及びR5の炭素原子の総和が10を 越えないようなアルキル基を表す。 非常に好ましい両性髪固定用ポリマーには、National Starch & Chemical により供給されるAMPHOMER、AMPHOMER VL71、AMPHOM ER SH701、及びAMPHOMER LV47の商品名のオクチルアセチルアミ ン/アクリレート/ブチルアミノエチルメトアクリレートコポリマー、並びにM itsubishi Chemical社により供給されるYUKAFORMER SM、YUKA FORMER 301、YUKAFORMER 510、YUKAFORMER M-75、 YUKAFORMER FH、及びYUKAFORMER R250Sの商品名のメ トアクリロイルエチルベタイン/アクリレートコポリマーのような商業的に利用 可能な物質が含まれる。アニオン性髪固定用ポリマー 本発明で有用なアニオン性髪固定用ポリマーには、カルボン酸、スルホン酸又 はリン酸から誘導されるユニットを含有するポリマーが含まれ、該ポリマーは通 常500から5,000,000の分子量を有する。これらのポリマーは、水溶 性ポリマーであり、この溶解性は中和によって得ることができる。 カルボン酸基は、下式に対応するような不飽和モノカルボン酸又はジカルボン 酸によって提供されうる。 但し、nは0又は1から10の整数であり、Aは酸素又は硫黄のようなヘ テロ原子を介して、飽和の基の炭素原子、又はnが1より大きい場合には隣接し たメチレン基に任意に結合されたメチレン基を表し、R1は、水素原子又はフェ ニル又はベンジル基を表し、R2は水素原子、低級アルキル基、又はカルボキシ ル基を表し、R3は水素原子、低級アルキル基、CH2COOH、又はフェニル又 はベンジル基を表す。 本発明に従えば、カルボン酸基を含有する好ましいポリマーは、以下のもので ある。 (1)アクリル酸又はメタアクリル酸又はこれらの塩のホモポリマー又はコポ リマー、特に、VERSICOLE又はK、及びULTRAHOLDの名称でB ASFから、及びDARVAN No.7の名称でVan der Biltから販売されてい る製品;アクリル酸/アクリルアミドコポリマーであって、RETEN 421、42 3又は425の名称でHER-CULESからこれらのナトリウム塩の形態で販売さ れているもの;及びHYDAGENFの名称でHENKELから販売されている ポリヒドロキシカルボン酸のナトリウム塩。 (2)アクリル酸又はメタアクリル酸と、エチレン、スチレン、ビニル又はア リルエステルのようなモノエチレン様モノマー、又はアクリル酸エステル又はメ タアクリル酸エステルとのコポリマーであって、ポリエチレングリコールのよう なポリアルキレングリコール上で任意にグラフト化され、且つ任意に架橋された もの。他のこのようなポリマーには、任意にN−アルキル化及び/又はN−ヒド ロキシル化されたアクリルアミドユニットを鎖中に含有し、これは例えばAmeri can Cyana-mldによりQUADRAMER 5の名称で販売されているようなもの が含まれる。 (3)クロトン酸から誘導されるコポリマー、例えばその鎖に、ビニルアセテ ート又はプロピオネートユニットと、メタアリルエステルのアリル、少なくとも 5の炭素原子の炭化水素鎖を有する飽和の直鎖又は分岐のカルボン酸のビニルエ ーテル又はビニルエステル(適切であれば、これらはグラフト化及び架橋される 。)、又はα−又はβ−環状カルボン酸のビニル、アリル又はメタアリルエステ ルのような他のモノマーを任意に含有するもの。このクラスに含まれるものは、 National Starch & Chemicalsによって販売されている商品名RESYN 28 -2930、28-2913、 及び28-1310のものがある。 (4)ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルハライド、フェニルビニル誘 導体、アクリル酸及びそのエステルを有するマレイン酸、フマル酸及びイタコン 酸から誘導されるポリマー、例えばISPからGANTREZ A、SP、及び EPの名称で販売されているもの。このクラスに含まれる他のポリマーには、マ レイン酸無水物、シトラコン酸無水物及びイタコン酸無水物と、アクリルアミド 又はメタアクリルアミド基を任意に含むアリル又はメタアリルエステルとの、又 はその鎖中にα−オレフィン、アクリル酸又はメタアクリル酸エステル、アクリ ル酸又はメタアクリル酸、又はビニルピロリドンユニットとのコポリマーがある 。ここで、該無水物基はモノエステル化又はモノアミジン化されうる。 (5)カルボキシレート基を含有するポリアクリルアミド。スルホニック基を 含有するポリマーには、ビリルスルホニック、スチレンスルホニック、リグノス ルホニック又はナフタレンスルホニックユニットを含有するポリマーが含まれる 。これらのポリマーは、特に以下の中から選択される。 i)1,000から100,000の分子量を有するポリビニルスルホン酸塩、 及びアクリル酸又はメタアクリル酸、又はこれらのエステルのような不飽和コモ ノマー、更に飽和又は不飽和アクリルアミド又はメタアクリルアミド、ビニルエ ステル、ビニルエーテル及びビニルピロリドンとのコポリマー。 ii)ポリスチレンスルホン酸塩、例えばNational Starch & Chemicalsによ りFlexan 500及び130の名称で販売されているナトリウム塩。 iii)リグニンから誘導されるスルホン酸のアルカリ金属又はアルカリ土類金属 、特に、American Can Co.からMarasperse C-21の名称で販売されている製 品、Ave-beneから販売されているC10からC14の製品のようなカルシウムリグ ノスルホネート又はナトリウムリグノスルホネート。 iv)Van der BiltからDarvan No.1の名称のナトリウム塩のような、塩化さ れたアルキルナフタレンスルホン酸ユニットを含有するポリマー。 アニオン性モノマーが含まれる本発明のアニオン性髪固定用ポリマーは、好ま しくは、液体ヘアコスメティック組成物のシャンプーでの除去性を補助するため に少なくとも部分的に中和された形態で利用される。組成物では、ポリマーの中 和は無 機塩基、好ましくはKOHを用いて達成されうる、しかし、有機塩基、好ましく はAMP(アミノメチルプロパノール)及び無機及び有機塩基の混合物も、ヘア スタイリング組成物で所望のレベルの中和を行うのに使用されうる。使用される 各ポリマーの酸性モノマーの約50%から約100%、好ましくは約70%から 約100%、最も好ましくは80%から100%が、トータルで、塩基で中和さ れるべきである。 何れかの従来からの有機又は無機塩基は、これらが本明細書で特定されたよう に使用されるならば、酸性ポリマーの中和に使用されうる。アルカリ、アルカリ 土類及びアミノアルコールの水酸化物が適切な中和剤である。 本発明の組成物に含まれうる適切な中和剤の例には、アミン、特に2−アミノ −2−メチル−1,3−プロパンジオール(AMPD)、2−アミン−2エチル −1,3−プロパンジオール(AEPD)、2−アミノ−2−メチル−1−プロ パノール(AMP)、2−アミノ−1−ブタノール(AB)、モノエタノールア ミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)、トリエタノールアミン(TE A)、モノイソプロパノールアミン(MIPA)、ジイソプロパノールアミン( DIPA)、トリイソプロパノールアミン(TIPA)、ジメチルステラミン( DMS)及びアミノメチルプロパノール(AMP)、並びにこれらの混合物のよ うなアミノアルコールが含まれる。 本発明のヘアケア組成物で使用するための好ましい中和剤は、水酸化カリウム 及び水酸化ナトリウムである。 非常に好ましいアニオン性髪固定用ポリマーには、National Starch & Ch emi-calsから供給されるRESYN 28-2930、RESYN 28-2913、及びRES YN 28-1310の商標名を有するビニルアセテート/クロトン酸/ビニルネオデカ ノエートコポリマー及びビニルアセテート/クロトン酸コポリマー、並びに、B ASF社から供給されるLUVIMER 100P、ULTRAHOLD 8、及びU LTRAHOLD STRONGの商標名を有するアクリレートコポリマー及び アクリレート/アクリルアミドコポリマーのような商業的に利用可能な物質が含 まれる。水性担体 本発明のヘアケア組成物は水性担体を含有する。水性担体のレベル及び種類は 、他の成分との適合性、及び製品の所望の特性に従って選択される。 本発明で使用される水性担体には、水、低級アルキルアルコールの水溶液、多 価アルコール、及びこれらの混合物が含まれる。本発明で有用な低級アルキルア ルコールは、1から4の炭素、好ましくは2から3の炭素有するアルキル一価ア ルコールである。好ましい低級アルコールは、エタノール、イソプロパノール、 及びこれらの混合物である。本発明で有用な多価アルコールには、プロピレング リコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、プロパンジオール、及びこれら の混合物が含まれる。水性担体として有用な水は、脱イオン化水及びミネラルカ チオンを含有する天然由来の水が含まれる。脱イオン化水が好ましい。追加成分 他の種々の追加成分を、本発明のヘアケア組成物に処方しうる。これらの追加 成分は、最終生成物の所望の特性に従って当業者によって選択される。このよう な追加成分は一般に、組成物の約5重量%より多くないレベルで個々に使用され る。 シャンプー及びコンディショニング製品に有用な追加成分は、アニオン界面活 性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤及びこれらの混合物のような洗浄 性界面活性剤;Ca及びMgのような多価金属カチオン;アシル誘導体、アルカ ノールアミン、キサンタンゴム、及びカルボキシビニルポリマーのような懸濁剤 ;並びにポリアルキレングリコールのような安定剤である。 ヘアスプレー及びムースのようなヘアスタイリング製品に有用な追加成分は、 カチオン性髪固定用ポリマー、ノニオン性髪固定用ポリマー、分散性界面活性剤 、及びジメチルエーテル及びLPGガスのような噴射剤である。 本発明で有用なカチオン性髪固定用ポリマーは、ビニルビロリドン/四級化ジ アルキルアミノアルキルアクリレート若しくはメタアクリレートコポリマー;四 級アンモニウム基を含有するセルロースエーテル誘導体;カチオン性多糖;四級 化されたユニットを含有するカチオン性ポリマー;酸化合物とポリアミンとの重 縮合によって調製されるポリアミノポリアミド及びこれらのアルキル化及び/又 は架橋されたこれらの誘導体;ポリアルキレンポリアミンを反応することにより 得られるポ リマー;ポリ−(四級アンモニウム)化合物;アクリル酸又はメタアクリル酸か ら誘導されるホモポリマー又はコポリマー;並びにポリアルキレンイミン、ポリ アミンの縮合物及びエピクロロヒドリンの縮合物、ポリ−(四級ウレタン)及び キチン誘導体である。適切なカチオン性髪固定用ポリマーには、CELQUAT H100及びCELQUAT L200の商品名でNational Starch & Chemicals から供給されるポリクオーターニウム4、及びGAFQUAT 755Nの商品名で ISPから供給されるポリクオーターニウム11のような商業的に利用可能な物 質が含まれる。 本発明で有用なノニオン性髪固定用ポリマーは、ビニルピロリドン又はビニル カプロラクタムのホモポリマー及びビニルピロリドンとビニルアセテートのコポ リマー、例えばLUVISKOL Kグレード及びLUVISKOL VAグレー ドの商品名でBASF社から供給されるようなものである。 他の追加成分を、本発明の種々の製品形態に処方しうる。これらには、加水分 解されたコラーゲン、加水分解されたケラチン、蛋白質、植物抽出物、及び栄養 素のような他のコンディショニング剤;ベンジルアルコール、メチルバラベン、 プロピルパラベン及びイミダゾリジニル尿素、メチルクロロイソチアゾリン、及 びメチルイソチアゾリンのような防腐剤;低分子量の揮発性及び非揮発性シリコ ーン流体のような溶媒;クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、リン酸、水 酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムのようなpH調節剤;一般には、酢酸カリウム 及び塩化ナトリウムのような塩;何れかのFD&C又はD&C色素のような着色 剤;過酸化水素、過ホウ酸塩及び過硫酸塩のような髪酸化(ブリーチング)剤; チオグリコレートのような髪還元剤;香料;エチレンジアミン四酢酸ジナトリウ ムのような金属イオン封鎖剤;並びにサリチル酸オクチルのような紫外線及び赤 外線遮蔽剤及び吸収剤が含まれる。 例 以下の例は、本発明の範囲内の実施態様を更に開示し、説明する。これらの例 は、単に例示の目的で与えられ、本発明の意図及び範囲から逸脱しない範囲でこ れらの多くの変更が可能であるので、本発明の制限と解するべきではない。成分 は、化学名又はCTFA名で同定されるか、さもなければ以下に定義される。例1:シャンプー 例2:コンディショナー 例3:ヘアスプレー 例4:ムース *1 ポリマー1:下式を有する疎水性となるように修飾されたカチオン性セル ロース x=3 n=60 *2 ウルトラホールド8:BASFより供給されるアクリル酸、アクリル酸エ チル、及びN−t−ブチルアクリルアミドのターポリマー。 *3 ユカフォーマーSM:Mitsubishi Chemical社から供給されるメタアク リロイルエチルベタイン/アクリレートコポリマー調製方法 上に示した例1から4は、当分野で周知の何れかの従来法で調製されうる。適 切な方法を以下に説明する。 例1のシャンプーは、以下のようにして適切に製造される。シリコーンエマル ジョンをジメチコーン、少量の洗浄性界面活性剤、及び水の一部で作成する。こ れと別に、ポリマー1及び残りの洗浄性界面活性剤を残りの水に分散し、均一な 混合物を形成する。この混合物に、シリコーンエマルジョン及び香料以外の他の 成分を加え、攪拌する。得られた混合物を熱交換機に通し、冷却し、シリコーン エマルジョン及び香料を加える。 例2のコンディショナーは、以下のようにして適切に製造される。水及び塩化 ステアリルトリメチルアンモニウムを約70℃で混合する。次にセチルアルコー ル及びベンジルアルコールを攪拌しながら加える。60℃以下に冷却した後、残 りの成分を攪拌しながら加え、次いで約30℃に冷却する。 例3のヘアスプレーは、以下のようにして適切に製造される。ウルトラホール ド8を、一部の水及びエタノール中でアミノメチルプロパノールで中和する。こ れに、ポリマー1以外の残りの成分を加える。最後に、ポリマー1を加え、得ら れた混合物を均一になるまで混合する。このようにして得られた濃化物をジメチ ルエーテルと共にエアロゾルカンに詰める。 例4のムースは、以下のようにして適切に製造される。ユカフォーマーAMを 水の一部に分散する。これにポリマー1以外の残りの成分を加える。最後にポリ マー1を加え、得られた混合物を均一になるまで混合する。このようにして得ら れた濃化物をLPGガスと共にエアロゾルカンに詰める。 例1から例4のヘアケア組成物は、多くの利点を有する。例えば、これらは、 柔らかさ、平滑さ、滑らかな感触、及び髪のすき易さをもたらしうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 重量で、 (a)約0.01%から約10%の下式を有する疎水性となるように修飾され たカチオン性セルロース、 但し、R1は約8から約22の炭素を有するアルキルであり、nは1から 約1250の整数であり、xは0又は1から約6の整数であり、約250,00 0よりも多くない分子量を有する。 (b)約0.01%から約20%の、ゲルネットワーク、コンディショニング ポリマー、髪固定用ポリマー、及びこれらの混合物よりなる群から選択される粘 着剤、及び (c)水性担体 を含有するヘアケア組成物。 2. 請求の範囲第1項に記載のヘアケア組成物であって、疎水性となるよう に修飾されたカチオン性セルロースが約800から約100,000の分子量を 有するもの。 3. 請求の範囲第1項に記載のヘアケア組成物であって、疎水性となるよう に修飾されたカチオン性セルロースの3%水性溶液が約200cps より大きくな い粘度を有するもの。 4. 約0.1重量%から約10重量%の、カチオン性ポリマー、ノニオン性 ポリマー、シリコーンポリマー、及びこれらの混合物よりなる群から選択される コンディショニングポリマーを含有する請求の範囲第1項から第3項の何れかに 記載のヘアケア組成物。 5. 約0.1重量%から約19.9重量%の、固体脂肪族化合物及びカチオ ン性界面活性剤よりなるゲルネットワークを含有する請求の範囲第4項に記載の ヘアケア組成物。 6. 約0.1重量%から約10重量%の、両性髪固定用ポリマー、アニオン 性髪固定用ポリマー、及びこれらの混合物よりなる群から選択される髪固定用ポ リマーを含有する請求の範囲第1項から第3項の何れかに記載のヘアケア組成物 。
JP10-534305A 1997-07-09 疎水性となるように修飾されたカチオン性セルロースを含有するヘアケア組成物 Pending JP2000500788A (ja)

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