JP2000507976A - ヘアコンディショニング組成物 - Google Patents

ヘアコンディショニング組成物

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JP2000507976A JP10541591A JP54159198A JP2000507976A JP 2000507976 A JP2000507976 A JP 2000507976A JP 10541591 A JP10541591 A JP 10541591A JP 54159198 A JP54159198 A JP 54159198A JP 2000507976 A JP2000507976 A JP 2000507976A
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Abstract

(57)【要約】 (a)約0.6重量%から約9.0重量%のアミドアミン;(b)約0.1重量%から約10.0重量%の、酢酸、酒石酸、フマル酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸及びこれらの混合物からなる群より選択された酸;(c)約1重量%から約15重量%の、脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪アルコール誘導体、脂肪酸誘導体、炭化水素、ステロイド及びこれらの混合物からなる群より選択された少なくとも約25℃の融点を有する高融点化合物;並びに(d)水;を含むヘアコンディショニング組成物であって、ここで該ヘアコンディショニング組成物のpHが約2.5から約4.5であり、該組成物が実質的に四級アンモニウム化合物を含まない当該ヘアコンディショニング組成物が開示される。当該コンディショニング組成物の適当な作製方法も更に開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘアコンディショニング組成物 技術分野 本発明は、アミドアミン及び選択された酸を含有するものであって良好なコン ディショニング利益をもたらすヘアコンディショニング組成物に関する。 発明の背景 頭皮及び髪は、周囲環境との接触のため及び毛包から分泌される皮脂により汚 れる。皮脂の蓄積及び環境の汚れは、髪を不潔な又は油っこい感じにし、美しく ない外観にしてしまう。これらの影響を改善するために、髪を定期的にシャンプ ーすることが必要となる。 髪をシャンプーすることは、過剰な皮脂及び他の環境的な汚れを取り除くが、 髪を濡らし、もつれさせ、一般的に制御できない状態にしてしまう。シャンプー することは、また自然な油と他の髪の保湿物質の除去のために、髪を乾燥した状 態にもしてしまう。シャンプー後、髪はまた「軟らかさ」の明らかな欠如にも悩 むことになる。頻繁なシャンプーは、また、特に長い髪の場合に、「枝毛」現象 にも関与してしまう。枝毛は、髪の末端が2以上の毛幹に分かれた状態を指し、 これは、縮れた外観をもたらす。 種々の試みが、髪をコンディショニングするために開発されている。これらは 、シャンプー後のヘアリンスから、リーブ・オンヘアコンディショナーや、シャ ンプー中にヘアコンディショニング成分の含有にまで及ぶ。多くの消費者は、コ ンディショナーを含有する簡単で便利なシャンプーを好むが、ある程度の消費者 は、シャンプーとは別の段階として、通常、シャンプーに続けて髪に塗布される 一層慣習的なコンディショナー配合物を好む。これらのヘアコンディショナーは 、通常、髪への分配及び塗布の簡便性のために、増粘化製品、例えばジェル又は クリームとして配合される。 良好なコンディショニング利益にも拘わらず、四級アンモニウム化合物、例え ばジタロウジメチルアンモニウムは、髪、頭皮又は皮膚に対してきつく刺激とな り得るため、また生分解能が低いために、最近、使用に対してあまり好ましくな いものとなっている。アミドアミンは代わりのコンディショニング剤として用い られている。コンディショニング組成物中でのアミドアミンの使用は、当業界で 既知であり、例えば特開平5−271035号、同5−271036号及び同7 −2629号がある。 これらに基づいて、四級アンモニウム化合物を含有せず、また広いpH範囲に おいて良好なコンディショニング利益をもたらすヘアコンディショニング組成物 に対する要求がある。本発明の長所及び利益の全てをもたらすものは現在の業界 にはない。 発明の要約 本発明は、ヘアコンディショニング組成物に関し、これは、(a)約0.6重 量%から約9.0重量%のアミドアミン;(b)約0.1重量%から約10.0重 量%の、酢酸、酒石酸、フマル酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸及びこれらの混合 物からなる群より選択された酸;(c)約1重量%から約15重量%の、脂肪ア ルコール、脂肪酸、脂肪アルコール誘導体、脂肪酸誘導体、炭化水素、ステロイ ド及びこれらの混合物からなる群より選択された少なくとも約25℃の融点を有 する高融点化合物;並びに(d)水;を含み、ここで該ヘアコンディショニング 組成物のpHが約2.5から約4.5であり、該組成物が実質的に四級アンモニウ ム化合物を含まない。 本発明は、更にヘアコンディショニング組成物を作成する適当な方法に向けら れている。 本発明のこれらの及び他の特徴、態様及び長所は、本開示を読むことによって 、当業者に明らかとなるであろう。 発明の詳細な記載 明細書は、部分的に指摘し、本発明を明確に請求する請求の範囲で結論づけら れているが、本発明は下記の記述により一層よく理解されるであろう。 全てのパーセンテージは、特に他に示さなければ、全組成物の重量によるもの である。全ての割合は、他に示さなければ、重量比である。ここで示される配合 剤の全てのパーセンテージ、比、及びレベルは、配合剤の活性量に基づくもので あり、特に示さなければ、溶媒、充填剤、又は、配合剤が市販製品として結合さ れ得る他の物質を含まない。 ここで用いられる場合、「含む」とは、最終的な結果に影響しない他のステッ プ及び他の配合剤が添加されることができることを意味する。この用語は、用語 「からなる」及び「から本質的になる」を包含する。 全ての引用文献は、全て援用して本文の一部とされる。如何なる文献の引用も 、請求された発明に対する従来技術としての有用性についての如何なる決定に関 する認知ではない。アミドアミン 本発明の組成物は、約0.6重量%から約9.0重量%、好ましくは約1.0重 量%から約6.0重量%の、下記一般式を有するアミドアミンを含む: R1ONH(CH2)mN(R2)2 式中R1は、約11から約24の炭素原子を有する脂肪酸残基であり、R2は1か ら約4の炭素原子を有するアルキルであり、mは1から約4の整数である。 ここで有用な好ましいアミドアミンには、ステアロアミドプロピルジメチルア ミン、ステアロアミドプロピルジエチルアミン、ステアロアミドエチルジエチル アミン、ステアロアミドエチルジメチルアミン、パルミトアミドプロピルジメチ ルアミン、パルミトアミドプロピルジエチルアミン、パルミトアミドエチルジエ チルアミン、パルミトアミドエチルジメチルアミン、ベヘンアミドプロピルジメ チルアミン、ベヘンアミドプロピルジエチルアミン、ベヘンアミドエチルジエチ ルアミン、ベヘンアミドエチルジメチルアミン、アラキドアミドプロピルジメチ ルアミン、アラキドアミドプロピルジエチルアミン、アラキドアミドエチルジエ チルアミン、アラキドアミドエチルジメチルアミン、及びこれらの混合物が含ま れ、より好ましいのは、ステアロアミドプロピルジメチルアミン、ステアロアミ ドエチルジエチルアミン、及びこれらの混合物である。 ここで有用な市販アミドアミンには、次のものが含まれる:商品名LEXAMINE S-13としてInolex(Philadelphia Pennsylvania USA)から、及び商品名AMIDOAM INE MSPとしてNikko(東京、日本)から入手可能なステアロアミドプロピルジメ チルアミン、商品名AMIDOAMINE SとしてNikkoから入手可能なステアロアミドエ チルジエチルアミン、商品名INCROMINE BBとしてCroda(NorthHumberside,Engla nd)から入手可能なベヘンアミドプロピルジメチルアミン、並びに商品名SCHERCO DINEシリーズとしてScher(Clifton New Jersey USA)から入手可能な種々のアミ ドアミン。 本発明の組成物は、約0.1重量%から約10.0重量%、好ましくは約0.2 重量%から約5.0重量%の選択された一群の酸を含む。酸はまた、約2.5から 約4.5の間のpHのヘアコンディショニング組成物を提供するようなレベルで 含まれる。このpH範囲では、選択された酸、上述のアミドアミン及び後述され る高融点化合物で作られるジェルが、適当な粘性を組成物に付与する。ここでの 適当な粘性は、コンディショニング組成物を、好適なクリーム状のテクスチャを 与えるのに十分に濃く、しかも容易に分配できるのに十分流動可能にすることが できる。 ここで有用な酸は、酢酸、酒石酸、フマル酸、乳酸、リンゴ酸、コハク酸及び これらの混合物からなる群より選択される。好ましくは、酸は、酢酸、酒石酸、 フマル酸及びこれらの混合物からなる群より選択される。 ここで有用な市販の酸は、化合物名と同一の商品名を有するものであり、これ には次のものが含まれる:UPIから入手可能な商品名UNICHEM LACA及びShowa Kakoから化合物名と同一の商品名を有する乳酸、Kyowa Hakko(東京、日本)及 びFuso Kagaku(大阪、日本)から入手可能な化合物名と同一の商品名を有するリ ンゴ酸、Denki Kagaku Kogyoから入手可能な化合物名と同一の商品名を有する酢 酸、並びにFuso Kagakuから入手可能な化合物名と同一の商品名を有するコハク 酸。高融点化合物 本発明の組成物は、約1重量%から約15重量%、好ましくは約1.4重量% から約10重量%、より好ましくは約3重量%から約8重量%の、脂肪アルコー ル、脂肪酸、脂肪アルコール誘導体、脂肪酸誘導体、炭化水素、ステロイド及び これらの混合物からなる群より選択された少なくとも約25℃の融点を有する高 融点化合物を含む。特定の理論に拘束されないが、これらの高融点化合物は、髪 の表面を被って摩擦を減らし、これにより、髪における滑らかな感触と櫛通り良 さをもたらすと思われる。本明細書のこの章において開示された化合物が、ある 場合では1以上の分類に該当することができ、例えばある脂肪アルコール誘導体 は、脂肪酸誘導体としても分類できると、当業者により理解されている。しかし ながら、与えられた分類は、特定の化合物における限定を意図するものではなく 、分類及び命名の簡便性のために成されるものである。更に、二重結合の数及び 位置、並びに分岐体の長さ及び位置に依存して、ある所望された炭素原子を有す るある化合物が約25℃よりも低い融点を有し得ると、当業者に理解されている 。低融点のこのような化合物は、本章に含まれるとは意図されていない。高融点 化合物の非限定例は、International Cosmetic Ingredient Dictionary,第5版 、1993年及びCTFA Cosmetic Ingredient Handbook、第2版、1992年に見出され 、これら双方を全て援用して本文の一部とする。 ここで有用な脂肪アルコールは、約14から約30の炭素原子、好ましくは約 16から約22の炭素原子を有するものである。これらの脂肪アルコールは、直 鎖又は分岐鎖アルコールであることができ、飽和又は不飽和アルコールであるこ とができる。脂肪アルコールの非限定例には、セチルアルコール、ステアリルア ルコール、ベヘニルアルコール、及びこれらの混合物が含まれる。 ここで有用な脂肪酸は、約10から約30の炭素原子、好ましくは約12から 約22の炭素原子、より好ましくは約16から約22の炭素原子を有するもので ある。これらの脂肪酸は、直鎖又は分岐鎖酸であることができ、飽和又は不飽和 であることができる。ここでの要求に適合する二酸、三酸及び他の多酸も含まれ る。これらの脂肪酸の塩もここに含まれる。脂肪酸の非限定例には、ラウリン酸 、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、セバシン酸、及びこれらの混合物が 含まれる。 ここで有用な脂肪アルコール誘導体及び脂肪酸誘導体には、脂肪アルコールの アルキルエーテル、アルコキシル化脂肪アルコール、アルコキシル化脂肪アルコ ールのアルキルエーテル、脂肪アルコールのエステル、エステル化可能なヒドロ キシ基を有する化合物の脂肪酸エステル、ヒドロキシ置換脂肪酸、及びこれらの 混合物が含まれる。脂肪アルコール誘導体及び脂肪酸誘導体の非限定例には、例 えばメチルステアリルエーテル;ceteth-1からceteth-45のようなcetethシリー ズの化合物、これはセチルアルコールのエチレングリコールエーテルであり、こ こで数字表記は存在するエチレングリコール部分の数を示す;steareth-1からst eareth-10のようなstearethシリーズの化合物、これはステアレスアルコールの エチレングリコールエーテルであり、ここで数字表記は存在するエチレングリコ ール部分の数を示す;ceteareth-1からceteareth-10、これはセテアレスアルコ ールのエチレングリコールエーテルであり、即ち、主としてセチル及びステアリ ルアルコールを含有する脂肪アルコールの混合物であり、ここで数字表記は存在 するエチレングリコール部分の数を示している;今説明したceteth、steareth及 びceteareth化合物のC1−C30アルキルエーテル;ベヘニルアルコールのポリオ キシエチレンエーテル;エチルステアレート、セチルステアレート、セチルパル ミテート、ステアリルステアレート、ミリスチルミリステート、ポリオキシエチ レンセチルエーテルステアレート、ポリオキシエチレンステアリルエーテルステ アレート、ポリオキシエチレンラウリルエーテルステアレート、エチレングリコ ールモノステアレート、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシエチ レンジステアレート、プロピレングリコールモノステアレート、プロピレングリ コールジステアレート、トリメチロールプロパンジステアレート、ソルビタンス テアレート、ポリグリセリルステアレート、グリセリルモノステアレート、グリ セリルジステアレート、グリセリルトリステアレート及びこれらの混合物が含ま れる。 ここで有用な炭化水素には、少なくとも約20の炭素原子を有する化合物が含 まれる。 ここで有用なステロイドには、コレステロールのような化合物が含まれる。 高純度の単一化合物の高融点化合物が好ましい。純性セチルアルコール、ステ アリルアルコール及びベヘニルアルコールの群から選択された純性脂肪アルコー ルの単一化合物がかなり好ましい。ここでの「純性」とは、化合物が少なくとも 約90%、好ましくは少なくとも約95%の純度を有することを意味する。これ らの高純度の単一化合物は、消費者が組成物を洗い落とす(リンスオフ)ときに 、髪からの優れたリンス能をもたらす。 ここで有用な市販の高融点化合物には次のものが含まれる:セチルアルコール 、New Japan Chemical(大阪、日本)から入手可能な商品名KONOLシリーズ及び NOF(東京、日本)から入手可能なNAAシリーズのベヘニルアルコール;WAKO(大阪 、日本)から入手可能な1-DOCOSANOLの商品名の純性ベヘニルアルコール、 Akzo(Chicago Illinois,USA)から入手可能な商品名NEO-FATの種々の脂肪酸、 Witco Corp.(Dublin Ohio,USA)から入手可能なHYSTRENE、及びVevy(Genova, Italy)から入手可能なDERMA;並びに、Nikkoから入手可能なNIKKOL AGUASOME LA の商品名のコレステロール。 本発明の組成物は、上述した化合物及び上述される他の追加成分の残りとして 水を含む。脱イオン水が好ましく用いられる。鉱物カチオンを含む天然供給源か らの水も用いることができ、これらは、製品の所望特性に基づく。不存在の四級アンモニウム化合物 本発明の組成物は、当業界で普通に用いられている四級アンモニウム化合物が 実質的に存在しないものである。四級アンモニウム化合物の例は、下記の一般式 のものである: 式中R1、R2、R3及びR4の少なくとも1つは、8から約30の炭素原子の脂肪 族基、又は約22までの炭素原子を有する芳香族、アルコキシ、ポリオキシアル キレン、アルキルアミド、ヒドロキシアルキル、アリール若しくはアルキルアリ ール基から選択されたものであり、R1、R2、R3及びR4の残りは、独立して、 約1から約22の炭素原子を有する脂肪族基又は約1から約22の炭素原子 を有する芳香族、アルコキシ、ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、ヒドロ キシアルキル、アリール若しくはアルキルアリール基であり、Xはハロゲン(例 えばクロリド、ブロミド)、アセテート、シトレート、ラクテート、グリコレー ト、ホスフェート、ニトレート、スルフェート及びアルキルスルフェート基から 選択されたような自己形成アニオンである。脂肪族基は、炭素及び水素原子に加 えて、エーテル結合、並びにアミノ基のような他の基を含んでもよい。油性化合物 本発明の組成物は、約0.02重量%から約2重量%、好ましくは約0.2重量 %から約1.5重量%の油性化合物を更に含み、これは第1の油性化合物、第2 の油性化合物及びこれらの混合物からなる群より選択された約25℃を超えない 融点を有するものである。ここで有用な油性化合物は、揮発性でも不揮発性でも よい。特定理論に拘束されないが、油性化合物は髪に浸透して髪のヒドロキシ結 合を改変し、これにより髪に柔らかさと可とう性をもたらし得ると考えられてい る。油性化合物は、ここで記述される第1の油性化合物及び第2の油性化合物の いずれかを含み得る。好ましくは、第1の油性化合物及び第2の油性化合物の混 合物が用いられる。この章の油性化合物は、上述された高融点化合物と区別され るべきである。油性化合物の非限定例は、International CosmeticIngredient D ictionary,第5版,1993及びCTFA Cosmetic Ingredient Handbook,第2版,1992に 見出され、これらを全て援用して本文の一部とする。第1の油性化合物 第1の油性化合物は、本発明の組成物に含まれ得る。好ましくは本発明の組成 物は、約0.1重量%から約0.75重量%の第1の油性化合物を含む。ここで有 用な第1の油性化合物は、脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪アルコール誘導体、脂 肪酸誘導体及びこれらの混合物からなる群より選択される。 ここで有用な脂肪アルコールには、約10から約30の炭素原子、好ましくは 約12から約22の炭素原子、より好ましくは約16から約22の炭素原子を有 するものが含まれる。これらの脂肪アルコールは、直鎖又は分岐鎖アルコールで あることができ、また飽和又は不飽和アルコールであることができ、好ましくは 不飽和アルコールである。これらの化合物の非限定例には、オレイルアルコール 、 パルミトレインアルコール、イソステアリルアルコール、イソセチルアルコール 、ウンデカノール、オクチルドデカノール、オクチルデカノール、オクチルアル コール、カプリルアルコール、デシルアルコール及びラウリルアルコールが含ま れる。 ここで有用な脂肪酸には、約10から約30の炭素原子、好ましくは約12か ら約22の炭素原子、より好ましくは約16から約22の炭素原子を有するもの が含まれる。これらの脂肪酸は、直鎖又は分岐鎖酸であることができ、飽和又は 不飽和であることができる。適当な脂肪酸には、例えばオレイン酸、リノール酸 、イソステアリン酸、リノレン酸、エチルリノレン酸、エチルリノレン酸、アラ キドン酸及びリシノール酸が含まれる。 脂肪酸誘導体及び脂肪アルコール誘導体は、例えば、脂肪アルコールのエステ ル、アルコキシル化脂肪アルコール、脂肪アルコールのアルキルエーテル、アル コキシル化脂肪アルコールのアルキルエーテル及びこれらの混合物を含むように ここで定義される。脂肪酸誘導体及び脂肪アルコール誘導体の非限定例には、例 えば、メチルリノレエート、エチルリノレエート、イソプロピルリノレエート、 イソデシルオレエート、イソプロピルオレエート、エチルオレエート、オクチル ドデシルオレエート、オレイルオレエート、デシルオレエート、ブチルオレエー ト、メチルオレエート、オクチルドデシルステアレート、オクチルドデシルイソ ステアレート、オクチルドデシルイソパルミテート、オクチルイソペラルゴネー ト、オクチルペラルゴネート、ヘキシルイソステアレート、イソプロピルイソス テアレート、イソデシルイソノナノエート、Oleth-2、ペンタエリスリトールテ トラオレエート、ペンタエリスリトールテトライソステアレート、トリメチロー ルプロパントリオレエート、及びトリメチロールプロパントリイソステアレート が含まれる。 ここで有用な市販の第1の油性化合物には、次のものが含まれる:New Japan Chemicalから入手可能な商hinn 名UNJECOL 90BHRのオレイルアルコール、Kokyu Alcohol(千葉、日本)から入手可能な商品名KAKPTI及びKAKTTIのペンタエリスリ トールテトライソステアレート及びトリメチロールプロパントリイソステアレー ト、New Japan Chemicalから入手可能な化合物名と同一の商品名を有するペ ンタエリスリトールテトラオレエート、New Japan Chemicalから入手可能な商品 名ENUJERUBU TP3SOのトリメチロールプロパントリオレエート、Scherから入手可 能な商品名SCHERCEM0Lシリーズの種々の液体エステル、並びにKokyuAlcoholから 入手可能な商品名HISのヘキシルイソステアレート及び商品名ZPISのイソプロピ ルイソステアレート。第2の油性化合物 第2の油性化合物は、本発明の組成物に含まれ得る。好ましくは本発明の組成 物は、約0.1重量%から約0.75重量%の第2の油性化合物を含む。ここで有 用な第2の油性化合物には、約25℃を超えない融点を有する限り、飽和及び不 飽和のいずれかであることができる直鎖、環状及び分岐炭化水素が含まれる。こ れらの炭化水素は、約12から約40の炭素原子、好ましくは約12から約30 の炭素原子、及び好ましくは約12から約22の炭素原子を有する。アルケニル モノマーの高分子炭化水素、例えばC2-6のアルケニルモノマーのポリマーもこ こで包含される。これらのポリマーは直鎖又は分岐鎖ポリマーであることができ る。直鎖ポリマーは、普通、比較的短い長さをしており、上述したような炭素原 子の総数を有する。分岐鎖ポリマーは、実質的に大きな鎖長を有することができ る。このような物質の数平均分子量は、大きく変えることができるが、普通約5 00まで、好ましくは約200から約400、より好ましくは約300から約3 50である。種々の等級の鉱油もここで有用である。鉱油は、炭化水素の液体混 合物であり、石油から得られる。適当な炭化水素物質の特定例には、パラフィン 油、鉱油、ドデカン、イソドデカン、ヘキサデカン、イソヘキサデカン、エイコ セン、イソエイコセン、トリデカン、テトラデカン、ポリブテン、ポリイソブテ ン、及びこれらの混合物が含まれる。鉱油、イソドデカン、イソヘキサデカン、 ポリブテン、ポリイソブテン及びこれらの混合物からなる群より選択された炭化 水素がここでの使用に好適である。 ここで有用な市販の第2の油性化合物には、Presperse(South PlainfieldNew Jersey,USA)から入手可能な商品名PERMETHYL 99A、PERMETHYL 101A及びPERMETHY L 1082のイソドデカン、イソヘキサデカン及びイソエイコセン、Amoco Chemical s(Chicago,Illinois,USA)から入手可能な商品名INDOPOL H-100のイソ ブテン及びノルマルブテンのコポリマー、Witcoから入手可能な商品名BENOLの鉱 油、並びにExxon Chemical Co.(Houston Texan,USA)から入手可能な商品名ISOPA Rのイソパラフインが含まれる。追加コンディショニング剤 本発明の組成物は、更に追加コンディショニング剤を含み得る。含まれる場合 、追加コンディショニング剤は、組成物の約0.1重量%から約20.0重量%、 好ましくは約1.0重量%から約15.0重量%、より好ましくは約2.0重量% から約10重量%のレベルで含まれる。適当なコンディショニング剤は、カチオ ン性ポリマー、シリコーン、タンパク質、及びこれらの混合物である。カチオン性ポリマー ここで有用なカチオン性ポリマーは、いくらか水溶性であるものである。ここ で用いられる場合、用語「ポリマー」とは、1タイプのモノマーの重合によって 作られた物質又は、2以上のタイプのモノマーによって作られた物質(すなわち 、コポリマー)を含む。 「水溶性」カチオン性ポリマーとは、25℃の水中において0.1%の濃度に て裸眼に対して実質的に透明な溶液を形成するために、水に十分可溶性であるポ リマーを意味する。好ましいポリマーは、0.5%の濃度で、より好ましくは1. 0%の濃度で実質的に透明な溶液を形成するために十分可溶性であり得る。 本発明のカチオン性ポリマーは、一般的に少なくとも約5,000、普通は少 なくとも約10,000であり、約1000万を越えない重量平均分子量を有す る。好ましくは、分子量は、約100,000から約200万である。カチオン 性ポリマーは、一般に、カチオン性窒素含有部分、例えば四級アンモニウム又は カチオン性アミノ部分、及びこれらの混合物を有し得る。 カチオン電荷密度は、好ましくは少なくとも約0.1meq/gram、より好ましく は少なくとも約1.5meq/gram、更に好ましくは少なくとも約1.1meq/gram、一 層更に好ましくは少なくとも約1.2meq/gramである。カチオン性ポリマーのカ チオン電荷密度は、ケルダール法によって測定することができる。当業者は、ア ミノ含有ポリマーの電荷密度がpH及びアミノ基の等電点に依存して変化し得る ことを理解できる。電荷密度は、意図された使用でのpHにおいて上記制限内に するべきである。 如何なるアニオン性対イオンも、水溶性基準が適合する限りカチオン性ポリマ ーに利用することができる。適当な対イオンには、ハロゲン(例えば、Cl、B r、I又はF、好ましくはCl、Br又はI)、スルフェート、及びメチルスル フェートが含まれる。このリストは排除するためのものではないので、他のもの も使用できる。 カチオン性窒素含有部分は、一般に、カチオン性ヘアコンディショニングポリ マーの全モノマーユニットのフラクション上の置換体として存在し得る。従って 、カチオン性ポリマーは、四級アンモニウム若しくはカチオン性アミン置換モノ マーユニット及び、ここでスペーサーモノマーユニットと呼ばれる他の非カチオ ン性ユニットのコポリマー、ターポリマーなどを含むことができる。このような ポリマーは、当業界では既知であり、CTFA Cosmetic Ingredient Dictionary,第 3版,Estrin,Crosley及びHaynes編,(The Cosmetic,Toiletry,and Fragrance Association,Inc.,Washington,D.C.,1982)に、その多様なものを見出すことがで きる。 適当なカチオン性ポリマーには、例えば、カチオン性アミン若しくは四級アン モニウム官能体を有するビニルモノマーと、水溶性スペーサーモノマー、例えば アクリルアミド、メタクリルアミド、アルキル及びジアルキルアクリルアミド、 アルキル及びジアルキルメタクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメ タクリレート、ビニルカプロラクトン並びにビニルピロリドンとのコポリマーが 含まれる。アルキル及びジアルキル置換モノマーは、好ましくは、C1−C7アル キル基、より好ましくはC1−C3アルキル基を有する。他の適当なスペーサーモ ノマーには、ビニルエステル、ビニルアルコール(ポリビニルアセテートの加水 分解により作製)、マレイン酸無水物、プロピレングリコール及びエチレングリ コールが含まれる。 カチオン性アミンは、一級、二級又は三級アミンであることができ、これは、 組成物の特定の種及びpHに依存している。一般に、二級及び三級アミン、特に 三級アミンが好ましい。 アミン置換ビニルモノマーは、アミン形態で重合することができ、それから場 合によっては、四級化反応によってアンモニウムに転化することができる。また 、アミンはポリマーの形成に続けて同様に四級化されることもできる。例えば、 三級アミン官能物は、式R’Xの塩と反応することによって四級化でき、ここで R’は、短鎖アルキル、好ましいC1−C7アルキル、より好ましくはC1−C3ア ルキルであり、Xは四級化アンモニウムによって水溶性塩を形成するアニオンで ある。 適当なカチオン性アミノ及び四級アンモニウムモノマーには、例えば、ジアル キルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、 モノアルキルアミノアルキルアクリレート、モノアルキルアミノアルキルメタク リレート、トリアルキルメタクリロキシアルキルアンモニウム塩、トリアルキル アクリロキシアルキルアンモニウム塩、ジアリル四級アンモニウム塩で置換され たビニル化合物、並びに環状カチオン性窒素含有環、例えばピリジニウム、イミ ダゾリウム及び四級化ピロリドンを有するビニル四級アンモニウムモノマー、例 えばアルキルビニルイミダゾリウム、アルキルビニルピリジニウム、アルキルビ ニルピロリドン塩が含まれる。これらのモノマーのアルキル部分は、好ましくは 、低級アルキル、例えばC1−C3アルキル、より好ましくはC1−C2アルキルで ある。ここでの使用に適当なアミン置換ビニルモノマーには、ジアルキルアミノ アルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、ジアルキル アミノアルキルアクリルアミド及びジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド であって、ここでアルキル基は、好ましくはC1−C7ヒドロカルビル、より好ま しくはC1−C3アルキルであるものが含まれる。 ここでのカチオン性ポリマーは、アミン−及び/又は四級アンモニウム−置換 モノマー及び/又は適合性スペーサーモノマーから誘導されるモノマーユニット の混合物を含むことができる。 適当なカチオン性ヘアコンディショニングポリマーには、例えば、1−ビニル −2−ピロリドン及び1−ビニル−3−メチルイミダゾリウム塩(例えばクロリ ド塩)のコポリマー(Cosmetic,Toiletry and Fragrance Association,“CTFA” により当産業界ではPolyquaternium-16と呼ばれている)、例えばBASF Wyandotte Corp.(Parsippany,NJ,USA)からLUVIQUATの商品名で市販されているもの(例え ばLUVIQUAT FC 370);1−ビニル−2−ピロリドン及びジメチルアミノエチルメ タクリレートのコポリマー(CTFAにより当業界ではPolyquaternium-11と呼ばれ ている)、例えばGaf Corporation(Wayne,NJ.USA)からGAFQUATの商品名で市販 されているもの(例えばGAFQUAT 755N);カチオン性ジアリル四級アンモニウム含 有ポリマー、これには例えば、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドホモポリ マー並びに、アクリルアミド及びジメチルジアリルアンモニウムクロリドのコポ リマーとが含まれ、当産業界(CTFA)ではそれぞれPolyquaternium 6及び Polyquaternium 7と呼ばれているもの;並びに、3から5の炭素原子を有する不 飽和カルボン酸のホモ及びコポリマーのアミノアルキルエステルの鉱酸塩であっ て、援用して本文の一部とされる米国特許第4,009,256号に記述されているもの が含まれる。 使用できる他のカチオン性ポリマーには、多糖ポリマー、例えばカチオン性セ ルロース誘導体及びカチオン性デンプン誘導体が含まれる。 ここでの使用に適するカチオン性多糖ポリマー物質には、下記の式のものが含 まれる: ここで:Aはアンヒドログルコース残基、例えばデンプン又はセルロースアンヒ ドログルコース残基であり、Rはアルキレンオキシアルキレン、ポリオキシアル キレン若しくはヒドロキシアルキレン基、又はこれらの組み合わせであり、R1 、R2及びR3は、それぞれアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールア ルキル、アルコキシアルキル又はアルコキシアリール基であり、各基は、約18 までの炭素原子を有し、各カチオン性部分の炭素原子の総数(即ち、R1、R2及 びR3の炭素原子の合計)は、好ましくは約20以下であり、Xは、既述のアニ オン性対イオンである。 カチオン性セルロースは、トリメチルアンモニウム置換エポキシドとの反応に よるヒドロキシエチルセルロースの塩であるPolymer JR(商品名)及びLR(商品 名)シリーズのポリマーとしてAmerchol Corp.(Edison,NJ.USA)から入手可能で あり、これは当産業界(CTFA)でPolyquaternium 10と呼ばれている。カチオン性 セルロースの他のタイプには、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと の反応によるヒドロキシエチルセルロースの高分子四級アンモニウム塩が含まれ 、これは当産業界(CTFA)でPolyquaternium 24と呼ばれている。これらの物質は 、Polymer LM-200の商品名でAmerchol Corp.(Edison,NJ,USA)から入手可能であ る。 ここで使用できる他のカチオン性ポリマーには、カチオン性グアーガム誘導体 、例えばグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(Jaguar Rシリーズと してCelanese Corp.から市販されている)が含まれる。他の物質には、四級窒素 含有セルロースエーテル(例えば、援用して本文の一部とされる米国特許第 3,962,418号に記述されているもの)及びエーテル化セルロースとデンプンとの コポリマー(例えば、援用して本文の一部とされる米国特許第3,958,581号に記 述されているもの)が含まれる。シリコーン 本発明のヘアコンディショニング組成物は、揮発可溶性若しくは不溶性、又は不 揮発可溶性若しくは不溶性のシリコーンコンディショニング剤を含むことができ る。可溶性とは、シリコーンコンディショニング剤が、組成物のキャリヤーと、 同一相の一部を形成するように混和性であることを意味する。「不溶性」とは、 シリコーンが、シリコーンの小滴のエマルジョン又は分散物の形態であるような キャリヤーと分離した不連続の相を形成することを意味する。 ここで用いられる不揮発性分散シリコーンは、好ましくは25℃で約1,00 0から約2,000,000センチストーク、より好ましくは約10,000から 約1,800,000、更により好ましくは約100,000から約1,500,0 00の粘度を有することができる。粘度は、Dow Corning Corporate TestMethod CTM0004,1970年7月20日に説明されたガラスキャピラリ粘度計の測定により測定 でき、これを全文援用して本文の一部とする。適当なシリコーン流体には、ポリ アルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサ ン、ポリエーテルシロキサンコポリマー、及びこれらの混合物が含まれる。 ヘアコンディショニング特性を有する他の不揮発性シリコーン化合物も使用でき る。 ここでの不揮発性分散シリコーン化合物には、また下記の構造(I)を有する ポリアルキル又はポリアリールシロキサンも含まれる: ここで、Rはアルキル又はアリールであり、xは約7から約8000の整数であ る。“A”は、シリコーン鎖の末端を封止する基を表す。シロキサン鎖(R)に おいて又はシロキサン鎖の末端(A)で置換されたアルキル又はアリール基は、 得られたシリコーンが室温で流動性を保持し、分散性であり、髪に塗布したとき に刺激も毒性も他の有害性もなく、組成物の他の成分と相溶性があり、通常の使 用及び保管状態で化学的に安定であり、髪に付着してその性能を整えることがで きる限り、如何なる構造をも有することができる。適当なA基には、ヒドロキシ 、メチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ及びアリーロキシが含まれる。ケイ 素原子の2つのR基は、同一の基又は異なる基を表し得る。好ましくは、2つの R基は、同一の基を表す。適当なR基には、メチル、エチル、プロピル、フェニ ル、メチルフェニル及びフェニルメチルが含まれる。好ましいシリコーン化合物 は、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン及びポリメチルフェニル シロキサンである。ポリジメチルシロキサンは、ジメチコーンとしても既知であ り、特に好ましい。ここで使用できるポリアルキルシロキサンには、例えばポリ ジメチルシロキサンが含まれる。これらのシリコーン化合物は、例えば、Genera lsElectric CompanyからViscasilR及びSF96シリーズとして、並びにDow Corning からDow Corning200シリーズとして入手可能である。 ポリアルキルアリールシロキサンも使用でき、これには、例えばポリメチルフ ェニルシロキサンが含まれる。これらのシロキサンは、例えばGeneral Electric CompanyからSF1075METHYL PHENIL FLUIDとして、又はDow Corningから566 Cosmetic Grade Fluidとして入手可能である。 髪のつや特性を高めるためには、高度アリール化シリコーン化合物、例えば、 約1.46以上、特に約1.52以上の屈折率を有する高度フェニル化ポリエチル シリコーンが特に好ましい。これらの高屈折率シリコーン化合物を用いる場合、 これらは、後述するように、表面張力を減らし、物質の薄膜形成能を高めるため に、展着剤、例えば界面活性剤又はシリコーン樹脂と、混合されるべきである。 使用できる不揮発性分散シリコーン化合物には、例えば、ポリプロピレンオキ シド変性ポリジメチルシロキサンが含まれるが、エチレンオキシド又はエチレン オキシド及びプロピレンオキシドの混合物も使用できる。エチレンオキシド及び ポリプロピレンオキシドのレベルは、シリコーンの分散特性を干渉しないように 十分低くすべきである。これらの物質はまた、ジメチコーンコポリオールとして も既知である。 他の不揮発性分散シリコーン化合物には、アミノ置換物質が含まれる。適当な アルキルアミノ置換シリコーン化合物には、下記の構造(II)によって表されるも のが含まれる:ここで、Rは、CH3又はOHであり、x及びyは分子量に依存した整数であり 、平均分子量は、およそ5,000から10,000の間となる。このポリマーは また、「アモジメチコーン」としても既知である。 適当なアミノ置換シリコーン流体には、式(III)で表されるものが含まれる: (R1)aG3-a-Si-(-OSiG2)n-(-OSiGb(R1)2-b)m-O-SiG3-a(R1)a (III) 式中Gは水素、フェニル、OH、C1−C8アルキルからなる群より選択され、好 ましくはメチルであり;aは0又は1から3の整数を表し、好ましくは0と等し く;bは0又は1を表し、好ましくは1と等しく;n+mの合計は1から2,0 00の数であり、好ましくは50から150であって、nは0から1,999の 数を表すことができ、好ましくは49から149であり、mは1から2,000 の整数を表すことができ、好ましくは1から10であり;R1は一価の基である 式Cq2qLであって、式中qは2から8の間の整数であり、Lは下記の基から 選択され、 −N(R2)CH2−CH2−N(R2)2 −N(R2)2 −N(R2)3A− −N(R2)CH2−CH2−NR22A− 式中、R2は水素、フェニル、ベンジル、飽和炭化水素基、好ましくは1から2 0の炭素原子を含有するアルキル基からなる群から選択され、A−はハライドイ オンを表す。 式(III)に相当する特に好ましくはアミノ置換シリコーンは、式(IV)の「トリ メチルシリルアモジメチコーン」として既知のポリマーである: この式中、n及びmは所望される化合物の実際の分子量に依存して選択される 。 使用できる他のアミノ置換シリコーンポリマーは、式(V)で表されるもので ある: ここでR3は、1から18の炭素原子を有する一価の炭化水素基を表し、好まし くはアルキル又はアルケニル基例えばメチルであり;R4は炭化水素基を表し、 好ましくはC1−C18のアルキレン基又はC1−C18、より好ましくはC1−C8の アルキレンオキシ基であり;Qはハライドイオン、好ましくはクロリドであり; rは2から20、好ましくは2から8の平均統計学的値(averagestatistical va tue)を表し;sは20から200、好ましくは20から50の平均統計学的値を 表す。このクラスの好ましいポリマーは、“UCAR SILICONE ALE56”の名称でUni on Carbideから入手可能である。 適当な不揮発性分散シリコーン化合物を開示する参考文献には、Greenの米国 特許第2,826,551号;1976年6月22日発行のDrakoffの米国特許第3,964,500号;Pa derの米国特許第4,364,837号;及びWoolstonの英国特許第849,433号が含まれ、 これら全てを全文援用して本文の一部とする。また、1984年にPetrarch Systems Inc.,から刊行の“Silicon Compounds”も、全文援用して本文の一部とする。 この文献は適当なシリコーン化合物の拡張リストを与えるものであって、排除の ためのものではない。 特に有用であり得る他の非揮発性分散シリコーンは、シリコーンガムである。 用語「シリコーンガム」とは、ここで用いられる場合、1,000,000センチ ストークよりも大きい又はこれに等しい25℃での粘度を有するポリオルガノシ ロキサン物質を意味する。ここで記述されるシリコーンガムはまた、上記で開示 されたシリコーンといくつか重複することができると理解される。この重複は、 これらの物質のいずれかに限定するためのものではない。シリコーンガムは、 Petrarchによって記述されており、また他には1979年5月1日発行のSpitzerらの 米国特許第4,152,416号及びNoll,Walter,Chemistry and Technology of Silicon es,New York:Academic Press 1968年が含まれる。General Electric Silicon Rubber Product Data Sheets SE30,SE33,SE54及びSE76も、記述され たシリコーンガムである。これらを全て全文援用して本文の一部とする。「シリ コーンガム」は、普通約200,000を越える質量分子量、一般には約200 ,000と約1,000,000の間の質量分子量を有することができる。特定例 には、ポリジメチルシロキサン、ポリ(ジメチルシロキサンメチルビニルシロキ サン)コポリマー、ポリ(ジメチルシロキサンジフェニルシロキサンメチルビニ ルシロキサン)コポリマー及びこれらの混合物が含まれる。 シリコーン樹脂も有用であり、これは高度に架橋された高分子シリコーン系で ある。架橋は、シリコーン樹脂の製造において一官能性又は二官能性或いはこれ ら双方のシランを用いて三官能性及び四官能性のシランを組み込むことにより導 入される。当業界でよく理解されるように、得られるシリコーン樹脂のために要 求される架橋度は、シリコーン樹脂に組み込まれる特定のシランユニットに応じ て変わることができる。一般に、十分なレベルの三官能性及び四官能性シロキサ ンモノマーユニットを有するシリコーン物質は、このため、乾燥して硬質の又は 堅い薄膜となるような十分なレベルの架橋が、シリコーン樹脂となるために考慮 される。酸素原子対ケイ素原子の割合は、特定のシリコーン物質における架橋レ ベルを示す。ケイ素原子当たり少なくとも1.1酸素原子を有するシリコーン物 質は、一般にここでは、シリコーン樹脂であろう。好ましくは、酸素:ケイ素原 子の割合は、少なくとも約1.2:1.0である。シリコーン樹脂の製造に用いら れるシランには、モノメチル−、ジメチル−、トリメチル−、モノフェニル−、 ジフェニル−、メチルフェニル−、モノビニル−及びメチルビニルクロロシラン 並びにテトラクロロシランが含まれ、メチル置換シランが最も普通に用いられる 。好ましい樹脂は、General ElectricからGE SS4230及びSS4267として提供され ている。市販のシリコーン樹脂は、一般に低粘度の揮発性又は不揮発性シリコー ン流体中の分散形態で供給され得る。ここで使用されるシリコーン樹脂は、当業 者にすぐに明らかであるように、このような分散形態で供給され、本発明の組成 物に組み込まれる。特定理論に拘束されないが、シリコーン樹脂は、髪への他の シリコーン化合物の付着を高めることができ、高い屈折率値のヘアの光沢に高め ることができると思われる。 他の有用なシリコーン樹脂は、CTFA規格のポリメチルシルセキオキサン(polym ethylsilsequioxane)が与えられている物質のようなシリコーン樹脂粉末であり 、これはToshiba SiliconesからTospearl(商品名)として市販されている。 シリコーン化合物におけるバックグラウンド物質は、シリコーン流体、ガム及 び樹脂及びシリコーン化合物の製造を論議する部分に含まれるが、これはEncycl opedia of Polymer Science and Engineering,第15巻、第2版、pp204-308,John Wiley & Sons,Inc.,1989年に見出すことができ、これを全文援用して本文の一部 とする。 シリコーン物質及び、特にシリコーン樹脂は、“MDTQ”命名法として当業 者に周知の短縮化命名法によって、簡便に同定することができる。この方法では 、シリコーンは、シリコーンを作り上げる種々のシロキサンモノマーユニットの 存在によって記述される。簡単に言えば、記号Mは一官能性ユニット(CH3)3S iO.5を表し;Dは二官能性ユニット(CH3)2SiOを表し;Tは三官能性ユニ ット(CH3)SiO1.5を表し;及びQは四価の若しくは四官能性ユニットSiO2 を表す。ユニット記号のダッシュ、例えばM’、D’、T’及びQ’は、メチ ル以外の置換基を表し、それぞれの場合について特別に定義されなければならな い。普通に変えられる置換体には、例えばビニル、フェニル、アミノ、ヒドロキ シなどの基が含まれる。種々のユニットのモル比は、シリコーン中の各タイプの ユニットの合計数又はその平均を示す記号に付された下付きの用語であっても、 又は分子量との組み合わせの割合を特別に示すものであっても、MDTQ法によ りシリコーン物質を完全に記述する。シリコーン樹脂中のT、Q、T’及び/又 はQ’対D、D’、M及び/又はM’のより高い相対モル量は、より高いレベル の架橋を示す。しかしながら、前で述べたように、架橋のすべてのレベルは、ま た酸素対ケイ素比によっても示すことができる。 ここで使用される好ましいシリコーン樹脂は、MQ、MT、MTQ、MQ及び MDTQ樹脂である。従って、好ましいシリコーン置換物は、メチルである。特 に好ましいのは、M:Qの割合が約0.5:1.0から約1.5:1.0であり、樹 脂の平均分子量が約1000から約10,000であるMQ樹脂である。タンパク質 ここで有用なタンパク質には、天然源に由来するタンパク質及びタンパク質誘 導体が含まれる。タンパク質の非限定例には、加水分解コラーゲン、加水分解ケ ラチン及びタンパク質が含まれる。 ここで有用な市販のタンパク質には、次のものが含まれる:Crodaから入手可 能な商品名CROTEINシリーズ及びSeiwa Kaseiから入手可能な商品名PROMOISシリ ーズの物質。追加成分 広範な種々の他の追加成分が本発明に配合できる。これらの追加成分は、最終 製品の所望の特性に従って技術者により選択される。追加成分には、非イオン性 界面活性剤、両性界面活性剤、双性イオン性界面活性剤;水性溶媒、例えばC1- 5 のアルキル一価アルコール及びポリビニルアルコール;油性溶媒、例えば低分 子量の揮発性及び不揮発性シリコーン流体;増粘剤及び懸濁化剤、例えばキサン タンガム、グアーガム、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、澱粉 及び澱粉誘導体;粘性改質剤、例えば長鎖脂肪酸のメタノールアミド、例えばコ コモノエタノールアミド;真珠箔助剤、例えばエチレングリコールジステアレー ト;防腐剤、例えばベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベン、 イミダゾリジニル尿素、メチルクロロイソチアゾリン及びメチルイソチアゾリン ;pH調整剤、例えばナトリウムシトレート、リン酸、ナトリウムヒドロキシド 、及びナトリウムカーボネート;塩、一般に例えばカリウムアセテート及びナト リウムクロリド;着色剤、例えばFD&C又はD&C染料のいずれか;ヘア酸化(漂白 )剤、例えば過酸化水素、パーボレート及びパースルフェート塩;ヘア還元剤、 例えばチオグリコレート;香料;金属イオン封止剤、例えばエチレンジアミンテ トラアセテート及びその塩;ポリマー可塑剤、例えばグリセリン、ジソブチルア ジペート、ブチルステアレート及びプロピレングリコール;並びに、紫外線及び 赤外線スクリーニング及び吸収剤、例えばオクチルサリチレート、フケ防止剤、 例えばピリジンチオン亜鉛、並びに噴射剤、例えばフルオロ炭化水素、ジメチル エーテル、二酸化炭素、窒素及びLPGガスが含まれる。このような任意の追加 成分は一般に、それぞれ、組成物の約0.01重量%から約10.0重量%、好 ま しくは約0.05重量%から約5.0重量%のレベルで用いられる。 作製方法 本発明のヘアコンディショニング組成物は、3つのステップを含む方法により 好ましく作製される。第1のステップは水、アミドアミン及び酸の一部をなくと も70℃の温度で混合することを含む。第2のステップは、温度を維持しながら 、得られた混合物に高融点化合物を添加することを含む。混合(アジテーション) は普通、第2のステップの含まれる。第3のステップは、得られた混合物を60 ℃よりも低い温度まで冷ますことを含み、ここでもしあるなら残りの酸が追加さ れる。次いで他の成分が添加される。 第1のステップに含まれる酸の量を変えることによって、種々の特性の組成物 が得られ得ることが発見された。約80%から約100%、好ましくは約100 %の酸が第1のステップにおいて含まれる場合、比較的より高い専断減粘性特性 をもたらすコンディショニング組成物が得られる。このレオロジーは、良好な拡 散性及び良好なリンス能として消費者に認識されることができる。約80%まで 、好ましくは約50%から約75%の酸が第1のステップに含まれ、第3のステ ップにおいて残りが含まれる場合、比較的小さい専断減粘性特性をもたらすコン ディショニング組成物が得られる。このレオロジーは、リッチ感及びクリーム感 として消費者に認識されることができる。 従って、第1のステップに含まれる酸の量は、最終製品の所望利益によって組 成物に用いられる成分の観点から決定される。 もし含まれるならば、低融点油性化合物は、第1のステップにおいて又は第3 のステップの後に添加され得る。低融点油性化合物が添加されるステップを変え ることによって、低融点油性化合物から期待される最適なコンディショニングレ ベルが調整されることができる。 実施例 下記の実施例は、本発明の範囲内の実施形態を更に説明し、実証する。実施例 は、説明の目的にのみ与えられるので、本発明の制限として取り扱われるべきで はなく、その多くの変更は、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく可能であ る。配合剤は、化学名若しくはCTFA名、又は下記に定義される他のもので定義さ れる。 ここでのヘアコンディショニング配合剤は、他に特記しない限り、全組成物の 重量パーセンテージで表現される。実施例I−IV これらの実施例は、本発明のヘアリンス組成物及びその作製方法を示す。 実施例IからIVについては、水、ステアロアミドプロピルジメチルアミン、約 50%の酸、及び低融点油性化合物を、もし含まれるならば、70℃よりも高い 温度で混合する。それから高融点脂肪化合物、EDTA及びベンジルアルコール を、撹拌しながら添加する。60℃よりも低く冷ました後、残りの酸及び多の残 りの化合物を、攪拌しながら添加し、次いで約30℃に冷ます。 実施例I−IVは、多くの利点を有する。例えば、これらは、濡れた髪に対して リッチ感及びクリーム感をもたらし、また髪が乾いているときには良好な櫛通り 間及び艶やかな外観も示す。実施例V−VIII 実施例VからVIIIは、それぞれ実施例IからIVとして上記したものと同一の組 成物を有するヘアリンス組成物であり、下記の方法で作製される。 水、ステアロアミドプロピルジメチルアミン、全ての酸、及び低融点油性化合 物を、含むならば、70℃よりも高い温度で混合する。次いで高融点脂肪化合物 、EDTA及びベンジルアルコールを、攪拌しながら添加する。60℃よりも冷 ました後、残りの成分を、攪拌しながら添加し、次いで約30℃に冷ます。 実施例VからVIIIは、多くの利点を有する。例えば、それらは濡れた髪のとき に良好な広がり能及び良好なリンス能をもたらすことができ、髪が乾燥している きには良好な櫛通り感及び艷やかな外観も示す。実施例IX-XII これらの実施例は、本発明のヘアリンス組成物及びその作製方法を示す。 実施例IXからXIIについては、水、アミドアミン及び約50%の酸を、70℃ よりも高い温度で混合する。それから高融点脂肪化合物、EDTA及びベンジル アルコールを、攪拌しながら添加する。60℃よりも低く冷ました後、残りの5 0%の酸及び他の残りの化合物を、攪拌しながら添加し、次いで約30℃に冷ま す。 実施例I−IVは、多くの利点を有する。例えば、これらは、濡れた髪に対して リッチ感及びクリーム感をもたらし、また髪が乾いているときには良好な櫛通り 間及び艷やかな外観も示す。実施例XIII-XVI 実施例XIIIからXVIは、それぞれ実施例IXからXIIとして上記したものと同一の 組成物を有するヘアリンス組成物であり、下記の方法で作製される。 水、アミドアミン及び全ての酸を70℃よりも高い温度で混合する。それから 高融点脂肪化合物及びベンジルアルコールを、攪拌しながら添加する。60℃よ りも低く冷ました後、残りの化合物を、攪拌しながら添加し、次いで約30℃ま で冷ます。 実施例XIIIからXVIは、多くに利点を有する。例えば、これらは濡れた髪の場 合に良好な広がり能及び良好なリンス能をもたらすことができ、また髪が乾燥し ているときには良好な櫛通り間及び艷やかな外観も示す。定義 *1 ステアロアミドジメチルアミン:Nikkoから入手可能なAMIDOAMINE MPS *2 乳酸:Showa Kakoから入手可能なLACTIC ACID *3 酢酸:Denki Kagaku Kogyoから入手可能なACETIC ACID *4 リンゴ酸:Fuso Kagakuから入手可能なMALIC ACID *5 酒石酸:Fuso Kagakuから入手可能なTARTARIC ACID *6 フマル酸:Fuso Kagakuから入手可能なFUMARIC ACID *7 コハク酸:Fuso Kagakuから入手可能なSUCCINIC ACID *8 セチルアルコール:New Japan Chemicalから入手可能なKONOLシリーズ *9 ステアリルアルコール:New Japan Chemicalから入手可能なKONOLシリ ーズ *10 オレイルアルコール:New Japan Chemicalから入手可能なUNJECOL90BHR *11 鉱油:Witcoから入手可能なBENOL *12 シリコーン:General Electric Co.から入手可能な、D5シクロメチコ ーン及びジメチコーンガムの85%/15%(重量基準)混合物(約400,000から約6 00,000の重量平均分子量) *13 Kathon CG:Rohm & Haas Co.,(Philadelphia,PA,USA)から入手可能なメ チルクロロイソチアゾリン及びメチルイソチアゾリンの混合物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (a)約0.6重量%から約9.0重量%の、下記一般式を有するアミド アミン: R1CONH(CH2)mN(R2)2 式中R1は、約11から約24の炭素原子を有する脂肪酸残基であり、R2は1か ら約4の炭素原子を有するアルキルであり、mは1から約4の整数である; (b)約0.1重量%から約10.0重量%の、酢酸、酒石酸、フマル酸、乳 酸、リンゴ酸、コハク酸及びこれらの混合物からなる群より選択された酸; (c)約1重量%から約15重量%の、脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪アルコ ール誘導体、脂肪酸誘導体、炭化水素、ステロイド及びこれらの混合物からなる 群より選択された少なくとも約25℃の融点を有する高融点化合物;並びに (d)水; を含むヘアコンディショニング組成物であって、ここで該ヘアコンディショニン グ組成物のpHが約2.5から約4.5であり、該組成物が実質的に四級アンモニ ウム化合物を含まない当該ヘアコンディショニング組成物。 2.請求項1に記載のヘアコンディショニング組成物であって、前記酸が、酢 酸、酒石酸、フマル酸及びこれらの混合物からなる群より選択されたものである 当該ヘアコンディショニング組成物。 3.請求項1又は請求項2に記載のヘアコンディショニング組成物であって、 第1の油性化合物、第2の油性化合物及びこれらの混合物からなる群より選択さ れた約25℃を超えない融点を有する油性化合物を更に含む当該ヘアコンディシ ョニング組成物。 4.請求項1又は請求項2に記載のヘアコンディショニング組成物であって、 カチオン性ポリマー、シリコーン、タンパク質及びこれらの混合物からなる群よ り選択された追加コンディショニング剤を更に含む当該ヘアコンディショニング 組成物。 5.請求項1又は請求項2に記載のヘアコンディショニング組成物であって、 前記高融点化合物が純性セチルアルコール、純性ステアリルアルコール、及び純 性ベヘニルアルコールからなる群より選択されたものである当該ヘアコンディシ ョニング組成物。 6.請求項1又は請求項2に記載のヘアコンディショニング組成物を作製する 方法であって、 (a) アミドアミン、約80%を超えない酸及び水を、70℃よりも高い温度 で混合すること; (b) 高融点化合物を、70℃を超える温度で(a)の生成物に添加すること ;そして、 (c) 60℃よりも低い温度に(b)の生成物を冷まし、残りの酸を添加する こと、 を含む作製方法。 7.請求項1又は請求項2に記載のヘアコンディショニング組成物を作製する 方法であって、 (a) アミドアミン、約80%から約100%の酸、及び水を70℃よりも高 い温度で混合すること; (b) 高融点化合物を、70℃を超える温度で(a)の生成物に添加すること ;そして、 (c) 60℃よりも低い温度に(b)の生成物を冷まし、残りの酸を添加する こと、 を含む作製方法。
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