JP2000356963A - 表示装置、回路基板、回路基板の製造方法 - Google Patents

表示装置、回路基板、回路基板の製造方法

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JP2000356963A
JP2000356963A JP11167555A JP16755599A JP2000356963A JP 2000356963 A JP2000356963 A JP 2000356963A JP 11167555 A JP11167555 A JP 11167555A JP 16755599 A JP16755599 A JP 16755599A JP 2000356963 A JP2000356963 A JP 2000356963A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素間および画面全体の輝度ムラを生じない
表示装置の回路配置や製造方法を提供する。 【解決手段】 電界発光層の電源となる給電配線203
と電界発光層に電流を供給するための画素電極205と
の間に薄膜トランジスタ12を備える。薄膜トランジス
タ12は、ゲート電極202が長手に形成されている。
また、画素電極205と接続するための第1のコンタク
トホール303が長手に形成され、給電配線203と接
続するための第2のコンタクトホール304が長手に形
成されている。これらゲート電極202とコンタクトホ
ール303および304は、長手方向が平行になってお
り、キャリアの流れる方向と長手方向と直角をなしてい
る。このため引出配線無しで最短距離で均一に電流を電
界発光素子10に供給可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる電界発光
(以下「EL」(Electro-Luminescence)という。)素
子を備えた表示装置に係り、特にEL素子を駆動する駆
動回路の配置や製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】EL素子を用いた表示装置における基板
配置に関する公知技術としては、本願出願人の発明に係
る特開平11−24604号公報に記載されるようなも
のがあった。このような回路では、回路の寄生容量を下
げることができていた。
【0003】EL素子を駆動するための能動素子に関し
ては、論文”High Resolution Light Emitting Polymer
Display Driven by Low Temperature Polysilicon Thi
n Film Transistor with Integrated Driver”, Asia D
isplay 98, pp217-220,に記載されているように、ポリ
シリコンを利用した薄膜トランジスタが適している。こ
れらEL素子と薄膜トランジスタとの組み合わせを用い
ることにより、軽量化、薄形化、低消費電力化、広い視
角および高速応答が可能になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
知技術を利用した表示装置であっても画素間における明
るさの斑(ムラ)、画面全体の輝度傾斜、筋上の斑など
が生じるという問題点があった。
【0005】画素間における明るさの斑は、EL素子は
電流駆動形であるため、能動素子であるTFTを介して
EL薄膜に流れる電流量に差が生じ、電流量の差がその
まま輝度の差に繋がることが原因であった。
【0006】画面全体の輝度傾斜は、駆動回路から各E
L素子に対して電圧降下が生じ、駆動回路から遠いEL
素子である程暗くなることが原因であった。
【0007】筋状の斑は、給電配線ごとにその電圧降下
が異なることが原因であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この問題点に鑑み、本発
明の第1の課題は、画素間の輝度斑を排除可能な回路配
置を提供することにより、画素間において均一な明るさ
が得られる表示装置を提供することである。
【0009】本発明の第2の課題は、給電配線における
電圧降下を防止可能な回路配置を提供することにより、
表示装置においては画面全体において均一な明るさが得
られ、筋状の斑などが発生しない回路基板を提供するこ
とである。
【0010】本発明の第3の課題は、画素間の輝度斑を
防止するのに適する結晶化方法を提供することにより、
電界発光素子においては画素間において均一な明るさが
得られるような回路基板の製造方法を提供することであ
る。
【0011】本発明の第1の課題を解決する発明は、電
流が供給されることによって発光する発光層を備える表
示装置において、発光層の電源となる配線と発光層に電
流を供給するための画素電極との間に能動素子を備え、
能動素子と画素電極とを接続する第1のコンタクトホー
ルが長手に形成されていることを特徴とする表示装置で
ある。
【0012】本発明の他の態様は、電流が供給されるこ
とによって発光する発光層を備える表示装置において、
発光層の電源となる配線と発光層に電流を供給するため
の画素電極との間に能動素子を備え、能動素子と配線と
を接続する第2のコンタクトホールが長手に形成されて
いることを特徴とする表示装置である。
【0013】上記能動素子は、長手に形成されたゲート
電極を備えていることを特徴とする。
【0014】上記能動素子において、第1のコンタクト
ホールにおける長手方向、ゲート電極における長手方向
または第2のコンタクトホールにおける長手方向のうち
いずれか二以上が平行に形成されている。
【0015】本発明の第2の課題を解決する発明は、複
数の導電体層が絶縁層を介して積層されている回路基板
であって、第1の導電体層によって形成されている第1
の配線パターンとは異なる第2の導電体層によって、当
該第1の配線パターンに沿った第2の配線パターンが形
成されており、第1の配線パターンと第2の配線パター
ンとが少なくとも一部でコンタクトホールにより電気的
に接続されていることを特徴とする回路基板である。
【0016】ここで、上記第1の導電体層または第2の
導電体層のいずれか一方は、複数の導電体層のうち最も
抵抗率の低い材料で形成された導電体層である。
【0017】本発明は、例えば、上記回路基板における
配線パターンを、発光層に電源を供給するための電源配
線に適用したことを特徴とする表示装置である。
【0018】本発明の第3の課題を解決する発明は、エ
ネルギーを供給することによって半導体を結晶化させる
工程を備える回路基板の製造方法において、線状にエネ
ルギーを供給して半導体層を結晶化させる場合に、当該
半導体層においてキャリアが流れる方向と略平行な方向
に当該線状に供給されるエネルギーの長手方向を一致さ
せて当該半導体層全体を結晶化させることを特徴とする
回路基板の製造方法である。
【0019】本発明の他の態様は、エネルギーを供給す
ることによって半導体を結晶化させる工程を備える回路
基板の製造方法において、線状にエネルギーを供給して
半導体層を結晶化させる場合に、当該半導体層に形成す
るゲート電極における長手方向と略直角な方向に当該線
状に供給されるエネルギーの長手方向を一致させて当該
半導体層全体を結晶化させることを特徴とする回路基板
の製造方法である。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態
を、図面を参照して説明する。 (実施形態1)本発明の実施形態1は、画素間の輝度斑
を解消可能な表示装置の回路配置に関する。
【0021】図1に本実施形態の表示装置における画素
構造の平面図、図2に図1におけるA−A切断面の断面
図を示す。これらの図は一つの画素領域について拡大し
て示したものである。図1は、配線層上の層構造を削除
して示している。
【0022】表示装置は、図1に示すように、画素領域
1ごとに、電界発光素子10、制御トランジスタ11お
よび駆動トランジスタ12が形成されて構成される。
【0023】制御トランジスタ11および駆動トランジ
スタ12は、薄膜トランジスタ(TFT)としての構造
を備えている。
【0024】制御トランジスタ11において、第1の半
導体層101aのソース側はコンタクトホール301を
介して信号配線204(sig)に電気的に接続されて
いる。第1の半導体層101aのドレイン側は、電極2
07が設けられ、1つのコンタクトホール302を介
し、当該コンタクトホール302内で駆動トランジスタ
12のゲート電極202に電気的に接続されている。
【0025】駆動トランジスタ12においては、図2に
示すように、第2の半導体層101bのソース側は、コ
ンタクトホール304を介して給電配線203(co
m)に電気的に接続されている。第2の半導体層101
bのドレイン側は、コンタクトホール303を介して画
素電極205に電気的に接続されている。
【0026】また駆動トランジスタ12部分では、図2
に示すように、基板上に第2の半導体層101bが形成
され、当該半導体層101b上にゲート絶縁膜102を
介してゲート電極202が形成されている。ゲート絶縁
膜102上には層間絶縁膜103が形成されている。第
2の半導体層101bのドレイン側には、層間絶縁膜1
03上で、かつ、層間絶縁膜103に貫通されたコンタ
クトホール303を介して画素電極205が電気的に接
続して設けられ、当該画素電極の領域に対応して電界発
光素子が設けられる。電界発光素子10の断面構造は、
図2に示すように、画素電極205上に発光層105お
よび共通電極206が積層された構造となっている。特
にインクジェット法等により画素電極205上に選択的
に発光層105を形成することができる。発光層105
には、後述するような電流で発光する有機発光材料を使
用する。画素電極205を陽極、共通電極206を陰極
として駆動させる場合、発光層105と画素電極205
間に必要に応じて正孔注入層を、発光層105と画素電
極205間に電子輸送層を設けてもよい。層間絶縁膜上
の画素電極の領域以外の駆動トランジスタに対応する領
域に、画素を区画するバンク層107を設ける。
【0027】上記の構造の他に、図9で後述するよう
に、半導体層101bのドレイン側にドレイン電極を、
層間絶縁膜103上に第2の層間絶縁膜(104)を、
当該第2の層間絶縁膜(104)上に画素電極205を
各々設け、当該第2の層間絶縁膜(104)に設けたコ
ンタクトホール305Aを介して画素電極205とドレ
イン電極とを電気的に接続し、当該画素電極領域におい
て発光層105を形成し、第2の層間絶縁膜(104)
上の画素電極の領域以外の駆動トランジスタに対応する
領域にバンク層(107)を設けることもできる。
【0028】本実施形態では、特に、能動素子である駆
動トランジスタ12と画素電極205とを接続する第1
のコンタクトホール303が長手に形成されている点、
駆動トランジスタ12と給電配線203とを接続する第
2のコンタクトホール304が長手に形成されている
点、および駆動トランジスタ12が長手に形成されたゲ
ート電極を備えている点に特徴を有する。第1のコンタ
クトホール304における長手方向、ゲート電極202
における長手方向および第2のコンタクトホール303
における長手方向が、互いに実質的に平行に形成されて
いる点にも特徴がある。
【0029】材料に関し、透明基板100は、光透過性
があり、一定の機械的強度を有するガラス、石英などが
使用される。第1および第2の半導体層101a,b
は、例えば実施形態3で説明するように、パターン化さ
れたアモルファスシリコンにレーザ光を照射して重合化
したポリシリコンで形成され、ソース・ドレインに不純
物がドーピングされている。ゲート絶縁膜102、層間
絶縁膜103、バンク層104は、酸化珪素、窒化珪
素、ポリイミドなどの絶縁材料で形成されている。ゲー
ト電極201,202、給電配線203、信号配線20
4、電極層207としては、アルミニウム、タンタル、
モリブデン、チタン、タングステン、銅などを使用可能
である。ゲート電極201・202は、ゲート絶縁膜1
02上で同時にパターン形成が可能である。共通電極2
06には、電界発光素子における陰極としてアルミニウ
ムまたはアルミニウムと他の元素(リチウムやカルシウ
ムなど)の合金を使用可能である。画素電極205に
は、電界発光素子の陽極として、ITOなど光透過性と
導電性を有する材料を使用可能である。発光層105に
は、低分子または高分子の有機発光材料が用いられる。
有機発光材料としては公知技術の種々の材料を適用可能
である。
【0030】ここで給電配線203や信号配線204
は、当該回路基板上に使用する金属層のうち最も抵抗率
の小さい材料(例えばアルミニウム)の層で形成するこ
とが好ましい。給電配線や信号配線は、特に電界発光素
子を用いた表示装置では多くの電流が流れるため、抵抗
率が小さいほど電圧降下を少なくすることができるから
である。電圧降下が少なければ、配線の末端にある画素
領域にも所定の電圧が供給でき、駆動回路に近い画素領
域と同様の明るさで電界発光素子を発光させることが可
能だからである。
【0031】図3に画素領域1における等価回路を示
す。
【0032】上記回路基板の配置により、制御トランジ
スタ11のソースが信号配線204、ゲートがゲート電
極201(走査配線gate)、ドレインが駆動トラン
ジスタ12のゲート電極202に接続されている。この
ゲート電極202の配線は、図1に示すように給電配線
203と重なる延設部を備えることにより電位を保持す
るための保持容量14を形成している。駆動トランジス
タ12のソースは給電配線203に接続され、ドレイン
は電界発光素子10のアノード(陽極)に接続されてい
る。電界発光素子10のカソード(陰極)は共通電極2
06となり、一定の電位に接地されている。
【0033】図4に上記画素領域1の集合である表示装
置の全体回路図を示す。
【0034】当該表示装置は、信号配線sigに信号側
駆動回路2および検出回路4が接続され、画像信号を信
号配線sigに供給するようになっている。給電配線c
omには、一定電圧に電流を供給可能に維持されてい
る。走査配線gateには走査側駆動回路3が接続さ
れ、走査信号を走査配線gateに供給するようになっ
ている。信号側駆動回路2および走査側駆動回路3は、
N型のトランジスタとP型のトランジスタとで相補型ト
ランジスタ回路が形成されている。相補型トランジスタ
によって、駆動回路として機能させるためのシフトレジ
スタ、レベルシフタ、アナログスイッチ、ラッチなどの
基本回路が構成されている。
【0035】上記構成において、走査配線gateを介
して走査信号が制御トランジスタ11のゲート電極20
1に供給されると、制御トランジスタ11がオン状態に
なり、信号配線sigを介して画像信号の電位がドレイ
ンに供給される。この電位は保持容量14において保持
される。画像信号として画素を点灯させる電位が供給さ
れていると、駆動トランジスタ12がオン状態になり、
ソースを介して画素電極205に電源電流が供給される
ようになる。発光層105では、画素電極205から輸
送された正孔と共通電極206から輸送された電子とが
結合して電界発光現象を生じ発光する。発光層105か
らの光は透明電極である画素電極205を介して透明基
板100より射出される。
【0036】このとき、駆動トランジスタ12のソース
と給電電極203を直接コンタクトホールで接続した
り、ドレインと画素電極205とを直接コンタクトホー
ルで接続したりしてあるので、能動素子から配線までの
引出配線が無く、給電配線203を介して最短距離で画
素電極205に電流を供給できる。また第1コンタクト
ホール304や第2コンタクトホール303が長手に形
成されているので、接触抵抗が少ない。このため電圧降
下を最小限に押さえることができる。コンタクトホール
はゲート電極や給電配線と長手方向が平行に形成されて
おり、引出配線のための面積が不要なので、抵抗をさら
に下げることが可能となり、面積効率がよい。すなわち
画素間、さらには画素内における輝度斑を少なくし、明
るい表示を可能にすることができる。
【0037】さらに引出配線による電力消費も無くすこ
とができ、発熱を抑制できる。これらの作用により、表
示装置としての画質を向上させることができる。 (実施形態2)本発明の実施形態2は、画素間の輝度斑
をさらに低減可能な電界発光素子を用いた表示装置の回
路配置に関する。
【0038】図5に本実施形態の表示装置における画素
構造の平面図、図6に図5におけるA−A切断面の断面
図を示す。これらの図は一つの画素領域について拡大し
て示したものである。図5は、配線層の上の層構造を削
除して示している。
【0039】当該表示装置は、これらの図に示すよう
に、ほぼ実施形態1と同様の回路配置および層構造を備
えている。ただし、給電配線203と駆動トランジスタ
12とのコンタクトホール部分の構成が異なる。他の構
成は実施形態1と同様であるため同一の符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0040】駆動トランジスタ12は、図5に示すよう
に、コンタクトホール306を介して給電配線203に
電気的に接続されている。特に本実施形態では、第1の
導電体層によって形成されている第1の配線パターンと
は異なる第2の導電体層によって、当該第1の配線パタ
ーンに沿った第2の配線パターンが形成されており、第
1の配線パターンと第2の配線パターンとが少なくとも
一部でコンタクトホールにより電気的に接続されている
点に特徴がある。具体的には、第1の導電体層はアルミ
ニウムで形成された給電配線203であり、第2の導電
体層は例えばタンタルなどで形成された電極層208で
ある。電極層208は、薄膜トランジスタのゲート電極
層202を形成する際に、全体に形成され、パターニン
グされた電極層である。つまり、上層に形成される給電
配線203の部分と平行して、ゲート電極層202と同
一の層がパターニングされたものである。コンタクトホ
ール305により電極層208と給電配線203とが電
気的に接続され、コンタクトホール306により給電配
線203と第2の半導体層101bとが電気的に接続さ
れている。
【0041】このような構成では、複数の導電体層が電
気的に接続されることにより、結果的に配線パターンの
断面積を大きくしていることになる。二つの導電体層を
併せた低効率は両者の抵抗率の並列接続に等価なものと
なり、いずれか単独で配線した場合より明らかに抵抗率
が下がる。
【0042】したがって、このような回路配置および層
構造を備えることによって、当該回路基板は配線におけ
る抵抗値を下げることができる。このため電界発光素子
に多量の電流を流す場合でも給電配線の下流における電
圧降下を最小限に押さえることができ、画素間の輝度斑
を少なくすることができる。
【0043】また給電配線間の電圧降下の差を低減する
ことにより、筋状の斑を抑制できる。
【0044】このような作用効果は、その回路基板に形
成されている複数の導電性層を配線のために相互に連結
した回路配置を備えた回路基板で達成される。このよう
な複数の導電体層を並行させる配線は、電流量の多いあ
らゆる配線に適用可能である。例え複数の導電体層を連
結できる領域が断続的であっても、配線の長手方向にお
ける抵抗率を下げることができるため、効果的である。 (実施形態3)本発明の実施形態3は、上記実施形態の
ような能動素子に適する回路基板の製造方法に関する。
【0045】本実施形態は、特に線状にエネルギーを供
給して半導体層を結晶化させる工程において、当該半導
体層に形成するゲート電極における長手方向と略直角な
方向に当該線状に供給されるエネルギーの長手方向を一
致させて当該半導体層全体を結晶化させる点に特徴があ
る。
【0046】以下、実施形態1に示した表示装置の製造
工程においてこの特徴点について説明する。
【0047】図7に本実施形態の回路基板の製造方法に
おける特徴を説明する平面図を示す。
【0048】まず、透明基板100に対してTEOS
(テトラエトキシシラン)や酸素ガスなどを原料ガスと
してプラズマCVD法を適用し、約2000〜5000
オングストロームの下地保護層(図示せず)を形成す
る。次いで透明基板100の温度を一定に保持し、下地
保護層上にプラズマCVD法を適用し、約100〜10
00オングストロームのアモルファスシリコン層101
を形成する。この層は、薄膜トランジスタの半導体層を
構成するものである。次いでこのアモルファスシリコン
層101に線状エネルギーを供給する。例えばレーザア
ニール法では、例えば出力強度200mJ/cm程度
のエキシマレーザを線状に照射し、図7に示すような方
向でアモルファスシリコン層上にレーザ光を照射してい
く。
【0049】このとき、レーザ光の照射パターンの長手
方向が配線の長手方向と直角、すなわち配線の幅方向に
平行になるようにし、配線の長手方向にレーザ光を走査
する点が重要である。言い換えれば、当該アモルファス
シリコン層においてキャリアが流れる方向と略平行な方
向に当該線状に供給されるエネルギーの長手方向を一致
させて当該半導体層全体を結晶化させるのである。
【0050】レーザの出力強度がばらつくことは避けら
れないため、このような走査方向を採ることで、製造段
階において結晶化が不十分なレーザ光の照射部が生じた
としても、他のレーザ光の照射部で補償され、寄生抵抗
が均一化され動作不具合を発生する可能性を極めて低く
することができる。その結果として、画素間において均
一な明るさで電界発光素子を発光させることができる。
【0051】なお、キャリアの流れの方向と必ずしも平
行でなくとも、レーザ光の照射パターンが薄膜トランジ
スタにおけるキャリアの流れを完全に分断しないように
走査していけばよい。線状の走査によりアモルファス状
態のシリコンを結晶化させることが可能な方法であれ
ば、レーザ光に限らず他のエネルギー供給手段を使用し
てもよい。
【0052】なお、エネルギーが点状に供給されるレー
ザ光を用いることもできる。この場合には、レーザ光の
照射点をキャリアの流れる方向に平行な方向に走査し、
走査ラインを徐々に下げながら全体を走査する。そのと
き上下の走査ラインが一部で重なるように走査する。す
なわち、レーザの照射点におけるレーザ強度のピーク値
の90%に相当する部分が走査ライン間で重なるように
して走査していく。
【0053】適正なレーザ光の照射により、アモルファ
ス状態のシリコンが重合し、ポリシリコン層105が形
成される。その後は公知技術を適用して表示素子として
の層構造を形成していく。
【0054】まず半導体層101a、bの形成後、ゲー
ト酸化膜102を形成する。次いでアルミニウム、タン
タル、モリブデン、チタン、タングステンなどの金属を
スパッタ法等で蒸着し、ゲート電極201、202を形
成し、パターニングを行う。この状態でイオンを打ち込
んで自己整合的に駆動トランジスタ12や制御トランジ
スタ11にソース・ドレイン領域を形成する。層間絶縁
膜103を酸化膜や窒化膜で形成してからコンタクトホ
ールを形成し、配線203,204、画素電極205を
パターン形成する。バンク層107を形成した後、電界
発光素子10を形成する画素領域のみバンク層を除去す
る。蒸着法、スパッタ法、スピンコートなどの塗布法、
スキージ法、インクジェット法等を利用して画素領域に
半導体材料を充填し発光層105を形成する。最後に共
通電極206を全体的に形成して、回路配線を行えば表
示装置が完成する。 (実施例)上記実施形態を実施して電界発光素子を用い
た表示装置を製造した。図8に実施例の表示装置におけ
る一部の画素配置の平面図、図9にそのAA切断面の断
面図、図10にそのBB切断面の断面図、図11にCC
切断面の断面図、図12にそのDD切断面の断面図を示
す。実施形態1と同等な構成には、同様の符号を付して
ある。
【0055】実施例の表示装置は、図8から判るよう
に、3つの発光素子10A,10Bおよび10Cで、一
つの画素を表示するように構成されている。このように
複数の発光素子で一つの画素を構成する技術は、輝度の
階調を上げるために採用される。
【0056】給電配線203(com)、一組の信号配
線204A(sigA)およびB(sigB)並びに走
査配線201(gate)が各画素領域に配線されてい
る。給電配線203の近傍には、駆動トランジスタ12
Aと12Bとが設けられている。走査配線201は複数
のゲート電極202aAや202aBがパターニングさ
れ、制御トランジスタ11Aと11Bとが設けられてい
る。
【0057】制御トランジスタ11Aと駆動トランジス
タ12Aとは発光素子10Aおよび10Bを駆動するも
のである。制御トランジスタ11Aは、第1の半導体層
101aAのソースがコンタクトホール306Aを介し
て信号配線204Aに電気的に接続されている。ドレイ
ンが1つのコンタクトホール302A内で電極層207
Aを介して駆動トランジスタ12Aのゲート電極202
bAに接続されている。ゲート電極202bAは給電配
線203と重なる延設部が設けられており、保持容量を
形成している。駆動トランジスタ12Aは、第2の半導
体層101bAのソースが給電配線203とコンタクト
ホール304Aで電気的に接続され、ドレインが電極層
208Aとコンタクトホール303Aで電気的に接続さ
れている。電極層208Aは、コンタクトホール305
Aで発光素子10Aの画素電極205Aと、コンタクト
ホール305Bで発光素子10Bの画素電極205Bと
それぞれ電気的に接続されている。
【0058】制御トランジスタ11Bと駆動トランジス
タ12Bとは発光素子10Cを駆動するものである。制
御トランジスタ11Bは、第1の半導体層101aBの
ソースがコンタクトホール306Bを介して信号配線2
04Bに電気的に接続されている。ドレインが1つのコ
ンタクトホール302B内で電極層207Bを介して駆
動トランジスタ12Bのゲート電極202bBに接続さ
れている。ゲート電極202bBは給電配線203と重
なる延設部が設けられており、保持容量を形成してい
る。駆動トランジスタ12Bは、第2の半導体層101
bBのソースが給電配線203とコンタクトホール30
4Bで電気的に接続され、ドレインが電極層208Bと
コンタクトホール303Bで電気的に接続されている。
電極層208Bは、コンタクトホール305Bで発光素
子10Cの画素電極205Cと電気的に接続されてい
る。
【0059】本実施例の層構造としては、図9乃至図1
2に示すように、ゲート絶縁膜102上に、走査配線2
01やゲート電極202aや202bを形成する電極層
がパターニングされて設けられている。その上には、第
1の層間絶縁膜103が設けられ、第1の層間絶縁膜1
03上に配線203、204A、204B、208A、
208B、204A、204B、電極層207A、20
7Bが設けられている。第2の層間絶縁膜104には、
画素電極205A、205Bや画素間を区画するバンク
層106,107が形成されている。画素電極205A
上には発光層105Aが、画素電極205B上には発光
層105Bが設けられている。なお、本実施例の表示装
置は、例えば発光層105Aや105Bをスピンコート
により塗布することで、画素領域のみならずバンク上に
も延設されている。
【0060】上記構成において、発光素子10Aおよび
10Bからなる組と発光素子10Cとの発光の有無を制
御することで、4階調を表示可能になっている。すなわ
ち、信号配線204AおよびBに画像信号の輝度の階調
に応じた電圧を供給することにより、どの発光素子を点
灯させるかを制御するようになっている。駆動トランジ
スタ12AおよびBのゲート電極202bA、202b
B、コンタクトホール304A、303A、304B、
303Bは、実施形態で説明したような回路配置を備え
ている。このため画素間で輝度斑の無い表示が可能にな
っている。
【0061】すなわち、本実施例では、実施形態と同様
の作用効果が得られる他、電界発光領域が円形に形成さ
れている点でも特徴がある。 (その他の変形例)本発明は、上記実施形態に限定され
ることなく種々に変形して適用することが可能である。
【0062】例えば、実施形態1における上記駆動トラ
ンジスタにおいて説明したような、ゲート電極、コンタ
クトホール、配線などの回路配置は、比較的大きな電流
を消費するあらゆる回路のための能動素子に適用可能で
ある。
【0063】同様に、実施形態2における複数の導電体
層による配線は、電界発光素子を利用した表示装置に限
ること無く、比較的大きな電流を消費する回路の配線に
適用可能である。
【0064】実施形態3における回路基板の製造方法
は、レーザアニールなどを行って半導体層を結晶化させ
るようなあらゆる製造の局面で適用可能である。すなわ
ち半導体などにおけるキャリアの流れる方向を横切らな
いように、キャリアの流れに平行に線状エネルギーの長
手方向を一致させて照射すれば、例え不十分なエネルギ
ー照査の部分が生じても、素子自体が動作不良になるこ
とが少ないからである。
【0065】
【発明の効果】第1の課題を解決する発明によれば、画
素間の輝度斑を排除可能な回路配置を備えたので、画素
間において均一な明るさが得られる表示装置を提供する
ことが可能である。
【0066】第2の課題を解決する発明によれば、給電
配線における電圧降下を防止可能な回路配置を備えたの
で、電界発光素子を用いた表示装置においては画面全体
において均一な明るさが得られ、筋状の斑が発生しない
回路基板を提供することが可能である。
【0067】第3の課題を解決する発明によれば、画素
間の輝度斑を防止するのに適する結晶化方法を備えたの
で、電界発光素子においては画素間において均一な明る
さが得られるような回路基板の製造方法を提供すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の表示装置の画素構造を説明する平
面図。
【図2】実施形態1の表示装置の画素構造を説明する断
面図。
【図3】画素の等価回路を説明する回路図。
【図4】表示装置の全体回路を説明する回路図。
【図5】実施形態2の表示装置の画素構造を説明する平
面図。
【図6】実施形態2の表示装置の画素構造を説明する断
面図。
【図7】実施形態3の回路基板の製造方法を説明する平
面図。
【図8】実施例の表示素子の画素構造を説明する平面
図。
【図9】A−A切断面における断面図。
【図10】B−B切断面における断面図。
【図11】C−C切断面における断面図。
【図12】D−D切断面における断面図。
【符号の説明】
10 電界発光素子 11 制御トランジスタ 12 駆動トランジスタ(能動素子) 14 キャパシタ(cap) 101 ポリシリコン層(p−Si) 102 ゲート絶縁膜 103 第1層間絶縁膜 104 第2層間絶縁膜 106、107 バンク層 105 発光層(必要に応じてキャリア輸送層含む) 201 走査配線(gate、Al) 202 ゲート電極(Ta) 203 給電配線(com、Al) 204 信号配線(sig) 205 画素電極(アノード、ITO) 206 共通電極(カソード、Al:Li) 303、304 コンタクトホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松枝 洋二郎 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 北和田 清文 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB02 AB06 BA06 BB07 CA01 CB01 CC00 DA01 DB03 EB00 FA01 FA02 5C094 AA04 AA23 AA48 AA55 BA03 BA29 CA19 DA13 DB01 DB04 EA04 EA05 EA07 EB02 FA01 FA02 FB12 GB10 5E317 AA11 AA25 BB01 BB11 BB16 BB17 CC17 CD32 GG11 5F110 BB01 BB02 CC02 DD02 DD03 EE02 EE03 EE04 FF01 FF02 FF03 GG02 GG13 GG25 GG45 HJ13 HL02 HL03 HL04 HL07 HL14 NN02 NN23 NN24 NN27 PP03 PP05 PP24 QQ11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流が供給されることによって発光する
    電界発光層を備える表示装置において、 発光層の電源となる配線と発光層に電流を供給するため
    の画素電極との間に能動素子を備え、 前記能動素子と前記画素電極とを接続する第1のコンタ
    クトホールが長手に形成されていることを特徴とする表
    示装置。
  2. 【請求項2】 電流が供給されることによって発光する
    発光層を備える表示装置において、 発光層の電源となる配線と発光層に電流を供給するため
    の画素電極との間に能動素子を備え、 前記能動素子と前記配線とを接続する第2のコンタクト
    ホールが長手に形成されていることを特徴とする表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記能動素子は、 長手に形成されたゲート電極を備えていることを特徴と
    する請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の表
    示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のコンタクトホールにおける長
    手方向、前記ゲート電極における長手方向または前記第
    2のコンタクトホールにおける長手方向のうちいずれか
    二以上が平行に形成されている請求項3に記載の電界発
    光表示装置。
  5. 【請求項5】 複数の導電体層が絶縁層を介して積層さ
    れている回路基板であって、 第1の導電体層によって形成されている第1の配線パタ
    ーンとは異なる第2の導電体層によって、当該第1の配
    線パターンに沿った第2の配線パターンが形成されてお
    り、前記第1の配線パターンと前記第2の配線パターン
    とが少なくとも一部でコンタクトホールにより電気的に
    接続されていることを特徴とする回路基板。
  6. 【請求項6】 前記第1の導電体層または第2の導電体
    層のいずれか一方は、複数の導電体層のうち最も抵抗率
    の低い材料で形成された導電体層である請求項5に記載
    の回路基板。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の回路基板における配線
    パターンを、発光層に電源を供給するための電源配線に
    適用したことを特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】 エネルギーを供給することによって半導
    体を結晶化させる工程を備える回路基板の製造方法にお
    いて、 線状にエネルギーを供給して半導体層を結晶化させる場
    合に、当該半導体層においてキャリアが流れる方向と略
    平行な方向に当該線状に供給されるエネルギーの長手方
    向を一致させて当該半導体層全体を結晶化させることを
    特徴とする回路基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 エネルギーを供給することによって半導
    体を結晶化させる工程を備える回路基板の製造方法にお
    いて、 線状にエネルギーを供給して半導体層を結晶化させる場
    合に、当該半導体層に形成するゲート電極における長手
    方向と略直角な方向に当該線状に供給されるエネルギー
    の長手方向を一致させて当該半導体層全体を結晶化させ
    ることを特徴とする回路基板の製造方法。
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