JP2000356068A - ドアガラス昇降装置 - Google Patents
ドアガラス昇降装置Info
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- 239000011521 glass Substances 0.000 title claims abstract description 43
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 6
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2201/00—Constructional elements; Accessories therefor
- E05Y2201/60—Suspension or transmission members; Accessories therefor
- E05Y2201/622—Suspension or transmission members elements
- E05Y2201/644—Flexible elongated pulling elements
- E05Y2201/654—Cables
-
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- E05Y2201/668—Pulleys; Wheels
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- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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- E05Y2600/00—Mounting or coupling arrangements for elements provided for in this subclass
- E05Y2600/10—Adjustable
- E05Y2600/30—Adjustment motion
- E05Y2600/33—Stepwise motion
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドアガラスを昇降させる索条体の耐久性を向
上できるようなドアガラス昇降装置を提供する。 【解決手段】 このドアガラス昇降装置は、ドアガラス
を昇降させるための索条体50と張力調整機構80を備
えている。索条体50は複数のプーリ間に配索されてい
る。これらプーリのうち特定のプーリ41はプーリプレ
ート82に取付けられている。プーリプレート82は固
定ベース81に取付けられている。プーリプレート82
の先端部82aは、固定ベース81の孔86に挿入され
ている。プーリプレート82は固定ベース81に対して
上下方向に変位可能である。このプーリプレート82
は、索条体50が所望張力となるようにプーリ41の高
さを調整した状態において、ボルト93,97によって
固定ベース81に固定される。
上できるようなドアガラス昇降装置を提供する。 【解決手段】 このドアガラス昇降装置は、ドアガラス
を昇降させるための索条体50と張力調整機構80を備
えている。索条体50は複数のプーリ間に配索されてい
る。これらプーリのうち特定のプーリ41はプーリプレ
ート82に取付けられている。プーリプレート82は固
定ベース81に取付けられている。プーリプレート82
の先端部82aは、固定ベース81の孔86に挿入され
ている。プーリプレート82は固定ベース81に対して
上下方向に変位可能である。このプーリプレート82
は、索条体50が所望張力となるようにプーリ41の高
さを調整した状態において、ボルト93,97によって
固定ベース81に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の車両
のドアに設けるドアガラス昇降装置に関する。
のドアに設けるドアガラス昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車のドアはドアガラスを昇降
させるためのドアガラス昇降装置(ウインドレギュレー
タ)を備えている。例えば特開平10−102902号
公報に記載されているように、ドアガラスを前後のサッ
シュによって摺動可能に支持させ、前後一対のワイヤロ
ープ移動部分にそれぞれキャリアプレートを係止し、各
キャリアプレートによってドアガラスの前部と後部を支
持するウインドレギュレータが提案されている。
させるためのドアガラス昇降装置(ウインドレギュレー
タ)を備えている。例えば特開平10−102902号
公報に記載されているように、ドアガラスを前後のサッ
シュによって摺動可能に支持させ、前後一対のワイヤロ
ープ移動部分にそれぞれキャリアプレートを係止し、各
キャリアプレートによってドアガラスの前部と後部を支
持するウインドレギュレータが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記ワイヤ式のウイン
ドレギュレータにおいて、ワイヤにアウタケーシング
(アウタチューブ)をもたない単線方式のワイヤを用い
た場合、ワイヤを駆動するための駆動プーリ(ワイヤド
ラム)とアッパプーリとロワプーリの3つは相対的に固
定された定位置に設ける必要がある。それに対し、ワイ
ヤの全長は、ワイヤを製造する際に数mm程度のばらつ
きを生じることが避けられないため、互いの相対位置が
一定の各プーリにワイヤを配索したとき、ワイヤの全長
の伸縮ばらつきに応じて、張力にばらつきが生じること
になる。ワイヤはその張力が高いほど耐久性が悪くなる
ため、張力にばらつきがあると、ワイヤの耐久性もばら
つくことになる。
ドレギュレータにおいて、ワイヤにアウタケーシング
(アウタチューブ)をもたない単線方式のワイヤを用い
た場合、ワイヤを駆動するための駆動プーリ(ワイヤド
ラム)とアッパプーリとロワプーリの3つは相対的に固
定された定位置に設ける必要がある。それに対し、ワイ
ヤの全長は、ワイヤを製造する際に数mm程度のばらつ
きを生じることが避けられないため、互いの相対位置が
一定の各プーリにワイヤを配索したとき、ワイヤの全長
の伸縮ばらつきに応じて、張力にばらつきが生じること
になる。ワイヤはその張力が高いほど耐久性が悪くなる
ため、張力にばらつきがあると、ワイヤの耐久性もばら
つくことになる。
【0004】なお前記従来例は、ワイヤの弛みを吸収す
るためのテンションプーリを備えているが、こうしたテ
ンションプーリを設けたとしても、ワイヤ全長にばらつ
きが生じている場合、ワイヤ全長が短ければその分、張
力が高くなるし、逆にワイヤが長ければ張力が下がって
しまい、耐久性にばらつきが生じる。従って本発明の目
的は、ワイヤなどからなる索条体の長さにばらつきがあ
っても一定の張力を維持でき、耐久性を向上できるよう
なドアガラス昇降装置を提供することにある。
るためのテンションプーリを備えているが、こうしたテ
ンションプーリを設けたとしても、ワイヤ全長にばらつ
きが生じている場合、ワイヤ全長が短ければその分、張
力が高くなるし、逆にワイヤが長ければ張力が下がって
しまい、耐久性にばらつきが生じる。従って本発明の目
的は、ワイヤなどからなる索条体の長さにばらつきがあ
っても一定の張力を維持でき、耐久性を向上できるよう
なドアガラス昇降装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を果たすための
請求項1に記載したドアガラス昇降装置は、プーリプレ
ートを固定するボルト等の固定部材を弛めた状態で、張
力調整機構によって索条体(例えばワイヤロープ)の張
力が適正となるようにプーリプレートを動かしてプーリ
の位置(高さ等)を調整したのち、前記固定部材によっ
てプーリプレートを固定ベースに締結する。
請求項1に記載したドアガラス昇降装置は、プーリプレ
ートを固定するボルト等の固定部材を弛めた状態で、張
力調整機構によって索条体(例えばワイヤロープ)の張
力が適正となるようにプーリプレートを動かしてプーリ
の位置(高さ等)を調整したのち、前記固定部材によっ
てプーリプレートを固定ベースに締結する。
【0006】この発明は、前記プーリプレートの一部
に、索条体の張力を把握しながら最適な位置にプーリプ
レートを固定することができるようにするために、トル
クゲージなどの荷重測定用の治具を係止させることので
きる操作部を設けるとよい。
に、索条体の張力を把握しながら最適な位置にプーリプ
レートを固定することができるようにするために、トル
クゲージなどの荷重測定用の治具を係止させることので
きる操作部を設けるとよい。
【0007】パワーウインドのように、モータによって
回転する駆動プーリによって索条体を駆動する場合に、
ドアガラスが上昇端あるいは下降端に達した時点でモー
タがある程度回転し続けようとするため、駆動プーリの
繰出し側において索条体が弛むことがある。この場合に
は、索条体の弛みを吸収するためのテンション機構を索
条体の途中に設けるとよい。
回転する駆動プーリによって索条体を駆動する場合に、
ドアガラスが上昇端あるいは下降端に達した時点でモー
タがある程度回転し続けようとするため、駆動プーリの
繰出し側において索条体が弛むことがある。この場合に
は、索条体の弛みを吸収するためのテンション機構を索
条体の途中に設けるとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態のドア
ガラス昇降装置について、図面を参照して説明する。図
5に示す自動車用ドア10は、アウタパネル等を主体と
するドアパネルユニット11に組込まれたドアモジュー
ル12を備えている。ドア10の前部はヒンジ部材13
によって車体に艤装される。
ガラス昇降装置について、図面を参照して説明する。図
5に示す自動車用ドア10は、アウタパネル等を主体と
するドアパネルユニット11に組込まれたドアモジュー
ル12を備えている。ドア10の前部はヒンジ部材13
によって車体に艤装される。
【0009】ドアモジュール12は、その骨格をなす枠
構体20を備えている。枠構体20は、車両前側に位置
する前サッシュ21と、車両後側に位置する後サッシュ
22と、ドアモジュール12の最上部に位置する上部サ
ッシュ23と、上部サッシュ23の下方に位置して水平
方向に延びる中間枠24と、ドアモジュール12の最下
部に位置する下枠25などからなる。上部サッシュ23
は、後述するドアガラス60の上縁60aに沿う形状と
なっている。枠構体20にドアガラス昇降装置30や、
ドアラッチ機構31などが取付けられている。
構体20を備えている。枠構体20は、車両前側に位置
する前サッシュ21と、車両後側に位置する後サッシュ
22と、ドアモジュール12の最上部に位置する上部サ
ッシュ23と、上部サッシュ23の下方に位置して水平
方向に延びる中間枠24と、ドアモジュール12の最下
部に位置する下枠25などからなる。上部サッシュ23
は、後述するドアガラス60の上縁60aに沿う形状と
なっている。枠構体20にドアガラス昇降装置30や、
ドアラッチ機構31などが取付けられている。
【0010】図5等に示すようにドアガラス昇降装置3
0は、中間枠24と下枠25との間に配されたベースプ
レート35と、このベースプレート35に固定されかつ
上下方向に延びる前後一対のフレーム部材36,37な
どを備えている。これらフレーム部材36,37の各々
の下端部は下枠25に固定されている。
0は、中間枠24と下枠25との間に配されたベースプ
レート35と、このベースプレート35に固定されかつ
上下方向に延びる前後一対のフレーム部材36,37な
どを備えている。これらフレーム部材36,37の各々
の下端部は下枠25に固定されている。
【0011】図6等に示すようにフレーム部材36,3
7の上端部と下端部に、それぞれ上プーリ40,41と
下プーリ42,43が設けられている。ベースプレート
35には、駆動プーリ44(ワイヤドラム)と、駆動プ
ーリ44を回転させるためのモータ45が設けられてい
る。モータ45は、車載バッテリ(図示せず)を電源と
する正逆回転可能な減速ギヤ付DCモータである。
7の上端部と下端部に、それぞれ上プーリ40,41と
下プーリ42,43が設けられている。ベースプレート
35には、駆動プーリ44(ワイヤドラム)と、駆動プ
ーリ44を回転させるためのモータ45が設けられてい
る。モータ45は、車載バッテリ(図示せず)を電源と
する正逆回転可能な減速ギヤ付DCモータである。
【0012】これらのプーリ40〜44に、ワイヤロー
プ等からなる1本の索条体50が、X状にクロスした状
態で配索されている。すなわちこの索条体50は、前側
の上プーリ40と下プーリ42との間に上下方向に張り
渡した前側移動部50aと、後側の上プーリ41と下プ
ーリ43との間に上下方向に張り渡された後側移動部5
0bと、上プーリ41と駆動プーリ44との間に斜めに
張り渡された第1の斜状部50cと、下プーリ42と駆
動プーリ44との間に斜めに張り渡された第2の斜状部
50dと、上プーリ40と下プーリ43との間に斜めに
張り渡された第3の斜状部50eとを有している。
プ等からなる1本の索条体50が、X状にクロスした状
態で配索されている。すなわちこの索条体50は、前側
の上プーリ40と下プーリ42との間に上下方向に張り
渡した前側移動部50aと、後側の上プーリ41と下プ
ーリ43との間に上下方向に張り渡された後側移動部5
0bと、上プーリ41と駆動プーリ44との間に斜めに
張り渡された第1の斜状部50cと、下プーリ42と駆
動プーリ44との間に斜めに張り渡された第2の斜状部
50dと、上プーリ40と下プーリ43との間に斜めに
張り渡された第3の斜状部50eとを有している。
【0013】第1および第2の斜状部50c,50dと
第3の斜状部50eとが、X状にクロスしている。前側
移動部50aと後側移動部50bのそれぞれの上下方向
中間部に、ドアガラス60を支持するためのガラス支持
部材として機能するキャリアプレート61が固定されて
いる。
第3の斜状部50eとが、X状にクロスしている。前側
移動部50aと後側移動部50bのそれぞれの上下方向
中間部に、ドアガラス60を支持するためのガラス支持
部材として機能するキャリアプレート61が固定されて
いる。
【0014】索条体50の一端側、すなわち第1の斜状
部50cの端部は駆動プーリ44に係止され、かつ、ド
アガラス60の昇降ストロークを許容できる長さ分が駆
動プーリ44に巻取られている。索条体50の他端側、
すなわち第2の斜状部50dの端部も駆動プーリ44に
係止され、かつ、ドアガラス60の昇降ストロークを許
容できる長さ分が駆動プーリ44に巻取られている。
部50cの端部は駆動プーリ44に係止され、かつ、ド
アガラス60の昇降ストロークを許容できる長さ分が駆
動プーリ44に巻取られている。索条体50の他端側、
すなわち第2の斜状部50dの端部も駆動プーリ44に
係止され、かつ、ドアガラス60の昇降ストロークを許
容できる長さ分が駆動プーリ44に巻取られている。
【0015】したがって駆動プーリ44が図6において
反時計回り方向に回転したときに、索条体50の第1の
斜状部50cが駆動プーリ44から繰出されるととも
に、第2の斜状部50dが駆動プーリ44に巻取られ、
移動部50a,50bが互いに同期して下降することに
より、キャリアプレート61とドアガラス60が一体と
なって、図6中に2点鎖線で示す位置までキャリアプレ
ート61が下降する。
反時計回り方向に回転したときに、索条体50の第1の
斜状部50cが駆動プーリ44から繰出されるととも
に、第2の斜状部50dが駆動プーリ44に巻取られ、
移動部50a,50bが互いに同期して下降することに
より、キャリアプレート61とドアガラス60が一体と
なって、図6中に2点鎖線で示す位置までキャリアプレ
ート61が下降する。
【0016】また、駆動プーリ44が時計回りに回転し
たときに、第1の斜状部50cが駆動プーリ44に巻取
られるとともに、第2の斜状部50dが駆動プーリ44
から繰出され、移動部50a,50bが互いに同期して
上昇することにより、キャリアプレート61とドアガラ
ス60が一体に上昇することになる。モータ45は、ド
アガラス60がその上昇端あるいは下降端に達したとき
に、モータ45への供給電流が過大になったことを制御
回路によって検出するとともにモータ45への電流を断
つようにしている。
たときに、第1の斜状部50cが駆動プーリ44に巻取
られるとともに、第2の斜状部50dが駆動プーリ44
から繰出され、移動部50a,50bが互いに同期して
上昇することにより、キャリアプレート61とドアガラ
ス60が一体に上昇することになる。モータ45は、ド
アガラス60がその上昇端あるいは下降端に達したとき
に、モータ45への供給電流が過大になったことを制御
回路によって検出するとともにモータ45への電流を断
つようにしている。
【0017】第1の斜状部50cには、ドアガラス60
が下降端に達したのちモータ45がさらに回転し続けよ
うとして駆動プーリ44の繰出し側に生じる弛みを吸収
することができるように、テンションプーリ等を備えた
テンション機構65が設けられている。第2の斜状部5
0dには、ドアガラス60が上降端に達したのちモータ
45がさらに回転し続けようとして駆動プーリ44の繰
出し側に生じる弛みを吸収することができるように、テ
ンション機構66が設けられている。
が下降端に達したのちモータ45がさらに回転し続けよ
うとして駆動プーリ44の繰出し側に生じる弛みを吸収
することができるように、テンションプーリ等を備えた
テンション機構65が設けられている。第2の斜状部5
0dには、ドアガラス60が上降端に達したのちモータ
45がさらに回転し続けようとして駆動プーリ44の繰
出し側に生じる弛みを吸収することができるように、テ
ンション機構66が設けられている。
【0018】キャリアプレート61は、ドアガラス60
の下端部60bに沿って前後方向に延びており、キャリ
アプレート61の前後2箇所に索条体50の前後の移動
部50a,50bを固定するための係止部70,71が
設けられている。キャリアプレート61の両端部はねじ
等の固定用の部材72によってドアガラス60に固定さ
れている。
の下端部60bに沿って前後方向に延びており、キャリ
アプレート61の前後2箇所に索条体50の前後の移動
部50a,50bを固定するための係止部70,71が
設けられている。キャリアプレート61の両端部はねじ
等の固定用の部材72によってドアガラス60に固定さ
れている。
【0019】図5に示すように、ドアガラス60の前縁
部60cは前サッシュ21に設けたウエザストリップ7
5に上下方向に摺動自在に接している。ドアガラス60
の後縁部60dは、後サッシュ22に設けたウエザスト
リップ76に上下方向に摺動自在に接している。すなわ
ちこのドアガラス60は、キャリアプレート61が昇降
することにより、ウエザストリップ75,76との密接
状態を維持しつつ、前後一対のサッシュ21,22にガ
イドされながら、上下方向に移動することになる。
部60cは前サッシュ21に設けたウエザストリップ7
5に上下方向に摺動自在に接している。ドアガラス60
の後縁部60dは、後サッシュ22に設けたウエザスト
リップ76に上下方向に摺動自在に接している。すなわ
ちこのドアガラス60は、キャリアプレート61が昇降
することにより、ウエザストリップ75,76との密接
状態を維持しつつ、前後一対のサッシュ21,22にガ
イドされながら、上下方向に移動することになる。
【0020】ドアガラス昇降装置30の上部に、図1か
ら図4に示す張力調整機構80が設けられている。この
張力調整機構80は、前述したフレーム部材37の上端
に固定される固定ベース81と、固定ベース81に対し
て上下方向に変位可能なプーリプレート82を備えてい
る。固定ベース81の一端側に、側方に折曲げた折曲部
85が設けられている。この折曲部85に孔86が形成
され、この孔86にプーリプレート82の先端部82a
を挿入することができるようになっている。
ら図4に示す張力調整機構80が設けられている。この
張力調整機構80は、前述したフレーム部材37の上端
に固定される固定ベース81と、固定ベース81に対し
て上下方向に変位可能なプーリプレート82を備えてい
る。固定ベース81の一端側に、側方に折曲げた折曲部
85が設けられている。この折曲部85に孔86が形成
され、この孔86にプーリプレート82の先端部82a
を挿入することができるようになっている。
【0021】固定ベース81の他端側に、上方から見て
U状に折返された折返し部87と、後述するゲージ11
0を取付けることのできる治具取付部88などが設けら
れている。折返し部87の内側にプーリプレート82の
他端部82bが入り込むことができるようにしている。
固定ベース81の裏面側にナット90,91が固定され
ている。
U状に折返された折返し部87と、後述するゲージ11
0を取付けることのできる治具取付部88などが設けら
れている。折返し部87の内側にプーリプレート82の
他端部82bが入り込むことができるようにしている。
固定ベース81の裏面側にナット90,91が固定され
ている。
【0022】図3等に示すように、プーリプレート82
の先端部82aは下向きのフック形状をなしており、こ
の先端部82aを固定ベース81の孔86に挿入するこ
とにより、先端部82aが孔86の下縁86aに係止す
るようになっている。先端部82aの近傍に、上下方向
に少し縦長な第1の孔92が形成されている。この孔9
2に、固定部材として機能する第1のボルト93が挿入
される。このボルト93は、固定ベース81に形成され
た孔を通って前記ナット90に螺合される。
の先端部82aは下向きのフック形状をなしており、こ
の先端部82aを固定ベース81の孔86に挿入するこ
とにより、先端部82aが孔86の下縁86aに係止す
るようになっている。先端部82aの近傍に、上下方向
に少し縦長な第1の孔92が形成されている。この孔9
2に、固定部材として機能する第1のボルト93が挿入
される。このボルト93は、固定ベース81に形成され
た孔を通って前記ナット90に螺合される。
【0023】プーリプレート82の他端側に、上下方向
沿って複数の歯が並ぶギヤ状の操作部95が形成されて
いる。この操作部95に、索条体50の張力を測定する
ために用いるトルクゲージ110を噛合わせることがで
きるようになっている。操作部95の近傍に、上下方向
に延びる縦長な円弧状の第2の孔96が形成されてい
る。この孔96に、固定部材として機能する第2のボル
ト97が挿入される。このボルト97は、固定ベース8
1に形成された孔を通って前記ナット91に螺合され
る。
沿って複数の歯が並ぶギヤ状の操作部95が形成されて
いる。この操作部95に、索条体50の張力を測定する
ために用いるトルクゲージ110を噛合わせることがで
きるようになっている。操作部95の近傍に、上下方向
に延びる縦長な円弧状の第2の孔96が形成されてい
る。この孔96に、固定部材として機能する第2のボル
ト97が挿入される。このボルト97は、固定ベース8
1に形成された孔を通って前記ナット91に螺合され
る。
【0024】第1の孔92と第2の孔96との間にプー
リ取付孔98が形成されている。プーリ取付孔98に前
記プーリ41の軸100が挿着され、この軸100を中
心にプーリ41が回転できるようになっている。このプ
ーリ41は、この発明で言う高さ調整可能な特定のプー
リに相当する。プーリ41とプーリプレート82との間
に、索条体50の巻掛けを案内するガイド部材101が
設けられている。
リ取付孔98が形成されている。プーリ取付孔98に前
記プーリ41の軸100が挿着され、この軸100を中
心にプーリ41が回転できるようになっている。このプ
ーリ41は、この発明で言う高さ調整可能な特定のプー
リに相当する。プーリ41とプーリプレート82との間
に、索条体50の巻掛けを案内するガイド部材101が
設けられている。
【0025】プーリプレート82の先端部82aは固定
ベース81の孔86に挿入されることによって、固定ベ
ース81に係止される。したがってこのプーリプレート
82は、ボルト93,97を弛めておけば、先端部82
aを支点として、プーリ41の径方向(この実施形態の
場合は上下方向)に移動することができる。
ベース81の孔86に挿入されることによって、固定ベ
ース81に係止される。したがってこのプーリプレート
82は、ボルト93,97を弛めておけば、先端部82
aを支点として、プーリ41の径方向(この実施形態の
場合は上下方向)に移動することができる。
【0026】第1の孔92と第2の孔96とは、それぞ
れ、プーリプレート82の前記移動(上下方向の変位)
を許容するために、先端部82aを中心とする円弧に沿
って上下方向に延びる形状としている。このプーリプレ
ート82は、先端部82aが孔86に挿入されかつ他端
部82bが折返し部87の内側に挿入されるため、ボル
ト93,97を弛めてもプーリプレート82が固定ベー
ス81に対して厚み方向に離れてしまうことはない。
れ、プーリプレート82の前記移動(上下方向の変位)
を許容するために、先端部82aを中心とする円弧に沿
って上下方向に延びる形状としている。このプーリプレ
ート82は、先端部82aが孔86に挿入されかつ他端
部82bが折返し部87の内側に挿入されるため、ボル
ト93,97を弛めてもプーリプレート82が固定ベー
ス81に対して厚み方向に離れてしまうことはない。
【0027】次に、この張力調整機構80を備えたドア
ガラス昇降装置30において、索条体50の張力を調整
する手順について説明する。索条体50を適正な張力に
するには、ボルト93,97を弛めた状態にしておき、
図4に示すように治具取付部88にロードセル等の負荷
検出センサを備えたトルクゲージ110をセットすると
ともに、トルクゲージ110を操作部95に噛合わせ
る。そしてトルクゲージ110を介してプーリプレート
82を持ち上げる方向に操作部95を動かす。
ガラス昇降装置30において、索条体50の張力を調整
する手順について説明する。索条体50を適正な張力に
するには、ボルト93,97を弛めた状態にしておき、
図4に示すように治具取付部88にロードセル等の負荷
検出センサを備えたトルクゲージ110をセットすると
ともに、トルクゲージ110を操作部95に噛合わせ
る。そしてトルクゲージ110を介してプーリプレート
82を持ち上げる方向に操作部95を動かす。
【0028】このとき、トルクゲージ110によって操
作部95に入力されたトルクを測定し、予め定められた
基準トルクに達する位置までプーリプレート82を上昇
させたところで、ボルト93,97をナット90,91
(図2に示す)に締付けることにより、プーリプレート
82を固定ベース81に固定する。こうすることによ
り、索条体50は一定の張力に保たれることになる。
作部95に入力されたトルクを測定し、予め定められた
基準トルクに達する位置までプーリプレート82を上昇
させたところで、ボルト93,97をナット90,91
(図2に示す)に締付けることにより、プーリプレート
82を固定ベース81に固定する。こうすることによ
り、索条体50は一定の張力に保たれることになる。
【0029】なお、この発明を実施するに当たって、ド
アガラス昇降装置を構成するフレーム部材や各プーリ、
索条体をはじめとして、ガラス支持部材や張力調整機構
の固定ベースおよびプーリプレートなど、この発明を構
成する各要素をそれぞれ適宜に変形して実施できること
は言うまでもない。
アガラス昇降装置を構成するフレーム部材や各プーリ、
索条体をはじめとして、ガラス支持部材や張力調整機構
の固定ベースおよびプーリプレートなど、この発明を構
成する各要素をそれぞれ適宜に変形して実施できること
は言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載したドアガラス昇降装置
によれば、ワイヤロープ等の索条体の長さがばらついて
いても、簡単な調整作業によって索条体の張力を一定に
保つことができるようになり、索条体の耐久性を向上で
きる。
によれば、ワイヤロープ等の索条体の長さがばらついて
いても、簡単な調整作業によって索条体の張力を一定に
保つことができるようになり、索条体の耐久性を向上で
きる。
【図1】 本発明の一実施形態のドアガラス昇降装置に
設ける張力調整機構の側面図。
設ける張力調整機構の側面図。
【図2】 図1中のF2−F2線に沿う断面図。
【図3】 図1に示された張力調整機構に使用されるプ
ーリプレートの側面図。
ーリプレートの側面図。
【図4】 図1に示された張力調整機構のプーリプレー
トを移動させた状態の側面図。
トを移動させた状態の側面図。
【図5】 図1に示された張力調整機構を有する車両用
ドアの側面図。
ドアの側面図。
【図6】 図5に示された車両用ドアの一部を拡大して
示す側面図。
示す側面図。
10…ドア 21,22…サッシュ 30…ドアガラス昇降装置 36,37…フレーム部材 40,41,42,43,44…プーリ 50…索条体 60…ドアガラス 61…キャリアプレート(ガラス支持部材) 80…張力調整機構 81…固定ベース 82…プーリプレート 93…ボルト(固定部材) 95…操作部 97…ボルト(固定部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内潟 敏明 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 石井 鉱二 愛知県名古屋市熱田区中出町2−64 株式 会社アンセイ内 Fターム(参考) 3D127 AA03 BB01 CB03 CC05 DF09 DF15 DF35 FF14
Claims (1)
- 【請求項1】ドアの前後に設けられたサッシュに沿って
昇降するドアガラスの下端部を支持するガラス支持部材
と、 前記ガラス支持部材に接続されかつ複数のプーリ間に配
索されて前記ドアガラスを昇降させる方向に駆動される
索条体と、 前記複数のプーリのうち特定のプーリを支持するフレー
ム部材に設けた固定ベースと前記固定ベースに取付けら
れかつ前記索条体の張力を変化させるべくプーリ径方向
に移動可能なプーリプレートと、 前記索条体が所望張力となるように前記特定のプーリの
位置を張力調整機構により調整した状態にして前記プー
リプレートを前記ベース部材に固定する固定部材と、 を具備したことを特徴とするドアガラス昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169678A JP2000356068A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | ドアガラス昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169678A JP2000356068A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | ドアガラス昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000356068A true JP2000356068A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15890889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11169678A Pending JP2000356068A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | ドアガラス昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000356068A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8819995B2 (en) | 2006-12-13 | 2014-09-02 | Shiroki Kogyo Co., Ltd. | Window regulator and jig |
US9222295B2 (en) | 2011-05-31 | 2015-12-29 | Hi-Lex Corporation | Window regulator |
CN106235850A (zh) * | 2016-08-28 | 2016-12-21 | 乐歌人体工学科技股份有限公司 | 升降式储物架 |
-
1999
- 1999-06-16 JP JP11169678A patent/JP2000356068A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8819995B2 (en) | 2006-12-13 | 2014-09-02 | Shiroki Kogyo Co., Ltd. | Window regulator and jig |
US9222295B2 (en) | 2011-05-31 | 2015-12-29 | Hi-Lex Corporation | Window regulator |
CN106235850A (zh) * | 2016-08-28 | 2016-12-21 | 乐歌人体工学科技股份有限公司 | 升降式储物架 |
CN106235850B (zh) * | 2016-08-28 | 2018-03-23 | 乐歌人体工学科技股份有限公司 | 升降式储物架 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050510 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050927 |