JP2000355443A - プリンタシステム - Google Patents

プリンタシステム

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JP2000355443A
JP2000355443A JP11169645A JP16964599A JP2000355443A JP 2000355443 A JP2000355443 A JP 2000355443A JP 11169645 A JP11169645 A JP 11169645A JP 16964599 A JP16964599 A JP 16964599A JP 2000355443 A JP2000355443 A JP 2000355443A
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JP11169645A
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Yosuke Wakizaka
陽介 脇坂
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プリンタシステム10は、インクジェットプ
リンタ12およびPC14を含む。インクジェットプリ
ンタ12の電源がオンされると、CPU16の指示に従
って制御回路20が駆動され、用紙トレイから用紙が一
枚取り出される。取り出された用紙に対して、反射型セ
ンサ26の発光部から光が照射され、用紙の表面で反射
した反射光が受光部で検出される。反射型線26は受光
した反射光に対応する電圧をCPU16に出力し、CP
U16は発光部の駆動電圧と反射光に対応する電圧とに
基づいて反射率を検出する。他方、PC14はCPU1
6から送信される反射率のデータに基づいて用紙種類を
判定し、判定した用紙種類に応じて用紙プロパティを変
更する。したがって、プリンタドライバに設定されてい
るインクの噴射量が用紙種類に対応して決定され、印字
が実行される。 【効果】 簡単に用紙種類に応じた印字が実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプリンタシステムに関
し、特にたとえば用紙の種類に応じて情報を印字する、
カラープリンタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプリンタシステムの一例
が、平成7年7月21日付で出願公開された特開平7−
181756号公報[G03G 15/00,B41J
13/00,G03G 21/00,H04N 1/
00]に開示されている。このプリンタでは、用紙カセ
ットが装着されると、オペレータがディップスイッチを
用いて用紙のサイズ,紙質および色等の用紙に関する情
報を予め設定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、用
紙カセットを交換する度に、オペレータがディップスイ
ッチを用いて用紙に関する情報を設定する必要があり、
操作が面倒であった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、簡
単に紙質に応じて印字できる、プリンタシステムを提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、任意の種類
の用紙上に情報を印字するプリンタシステムにおいて、
用紙に光を照射する発光部、光が用紙の表面で反射され
た反射光を受光する受光部、および受光部の出力に基づ
いて用紙の種類を判定する判定手段を備えることを特徴
とする、プリンタシステムである。
【0006】
【作用】プリンタシステムでは、ホストからの指示に従
ってプリンタは任意の情報(画像,文字など)を用紙に
印字する。この場合、プリンタシステムでは、プリンタ
の電源がオンされた場合や用紙カセットを交換した場合
に、反射光を利用して用紙種類を検出する。すなわち、
発光部から用紙に光が照射され、受光部は用紙の表面で
反射された反射光を受光する。判定手段が受光部の出力
(反射光)に基づいて用紙種類を判定する。このよう
に、簡単に用紙種類を判定することができ、用紙プロパ
ティを自動で変更できる。
【0007】判定手段は、たとえば用紙の反射率に基づ
いて用紙種類を判定する。つまり、反射率から用紙の表
面の粗さを検出することができ、従って用紙の種類を判
定することができる。
【0008】また、判定手段は、複数の種類の用紙につ
いて予め測定した反射率のテーブルと比較することによ
って、用紙種類を判定する。したがって、簡単に用紙種
類を判定することができる。
【0009】さらに、判定された用紙種類に応じて印字
濃度が決定されるようにしてもよい。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、用紙プロパティを自
動で変更できるので、簡単に用紙種類に応じた印字を実
行することができる。
【0011】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【実施例】図1を参照して、この実施例のプリンタシス
テム10は、インクジェットプリンタ12およびパーソ
ナルコンピュータ(PC)14を含む。インクジェット
プリンタ12はCPU16を含み、CPU16はバス1
8を介して制御回路20,バッファメモリ22およびイ
ンタフェース24と接続される。制御回路20は、反射
型センサ26,透過光センサ28,厚みセンサ30,モ
ータ34およびキャリッジ36に接続される。また、イ
ンクジェットプリンタ12は、インタフェース24を介
してPC14に接続される。
【0013】また、インクジェットプリンタ12は、図
2のように示される。つまり、図1に示す反射型センサ
26,透過光センサ28,厚みセンサ30およびキャリ
ッジ36が、図2のように配置される。インクカートリ
ッジ32がキャリッジ36に装着され、反射型センサ2
6がキャリッジ36に取り付けられる。図3から分かる
ように、キャリッジ36はタイミングベルト44の所定
位置に固定され、用紙42aの主走査方向に移動され
る。また、キャリッジ36にはコネクタ36aが設けら
れ、コネクタ36aに図示しないFPCケーブルが差し
込まれ、制御回路20と接続される。したがって、噴射
口(ノズル)32aからインクを噴射するためのノズル
データ(印字データおよび噴射量に関するデータ)が、
制御回路20からFPCケーブルを介してキャリッジ3
6に与えられる。なお、図3は、図2に示すインクジェ
ットプリンタ12を用紙42aの搬送経路の上流側から
見た図である。図2に戻って、透過光センサ28は反射
型センサ26の直線上に設けられ、厚みセンサ30は透
過光センサ28と搬送ローラ38との間に設けられる。
さらに、インクジェットプリンタ12はピックアップロ
ーラ40および用紙カセット42を含み、用紙トレイ4
2には、用紙42aが積層される。
【0014】インクジェットプリンタ12は、PC14
から送信されたノズルデータに従って印刷処理を実行す
る。印刷が実行されると、PC14から送信されたノズ
ルデータに含まれる印字データが、インターフェイス2
4を介してバッファメモリ22に保持される。また、イ
ンクの噴射量に関するデータが、CPU16に設けられ
たメモリ16bに記憶される。ここで、インクの噴射量
に関するデータは用紙42aの種類(用紙種類)によっ
て異なり、PC14で用紙プロパティが設定され、その
用紙プロパティ(用紙種類)に応じて予め設定された噴
射量が決定される。
【0015】続いて、CPU16は制御回路20を指示
して、モータ34を駆動し、フィードローラ38を回転
駆動し、用紙42aを印刷開始位置に搬送する。用紙4
2aが印刷開始位置に搬送されると、噴射量に関するデ
ータに基づいて制御回路20を指示し、バッファメモリ
22に保持された印字データを制御回路20を介してキ
ャリッジ36に与える。この印字データおよび噴射量に
関するデータ(ノズルデータ)に応じてノズル32aが
制御されるとともに、キャリッジ36が主走査方向に走
査される。このようにして、用紙42aにPC14から
送信された印字データが印字される。印字が終了する
と、たとえば図示しないドライヤでインクが乾燥され、
用紙42aがインクジェットプリンタ12から排出され
る。
【0016】このインクジェットプリンタ12では、主
電源がオンされた場合に、用紙カセット42に積層され
た用紙42aを1枚取り出し、取り出した用紙42aを
用いて用紙42aの種類(用紙種類)の判定処理が実行
される。なお、主電源がオンされた場合だけでなく、用
紙カセット42が交換された場合にも用紙種類の判定処
理を実行するようにしてもよい。この場合には、用紙カ
セット42の着脱を検出するためのセンサを設ければよ
い。
【0017】動作において、インクジェットプリンタ1
2の主電源がオンされると、ピックアップローラ40が
用紙42aを一枚取り出し、取り出された用紙42aが
フィードローラ38によって用紙42aの先端が測定位
置Aを越える位置まで搬送される。つまり、反射型セン
サ26で用紙42aを検出するまで、用紙42aを搬送
する。この動作と平行して、キャリッジ36は、図3に
示すように、透過光センサ28に対面する位置に移動さ
れる。続いて、CPU16の指示に従って反射型センサ
26の発光部(図示せず)から光が発せられる。用紙4
2aを透過した透過光は、透過光センサ28で受光され
る。透過光センサ28はRGBフィルタ(図示しない)
を含み、RGBフィルタによって抽出された三原色のデ
ータに基づいて色温度を測定する。測定した色温度のデ
ータ(色温度データ)が制御回路20を介してCPU1
6に与えられる。CPU16は、色温度データをメモリ
16aに格納する。
【0018】また、用紙42aで反射された反射光が反
射型センサ26の受光部(図示せず)で受光され、この
反射光によって反射型センサ26に発生した電圧がCP
U16に与えられる。CPU16は、反射型センサ26
から出力された反射光に対応する電圧に基づいて用紙4
2aの反射率を検出する。つまり、反射型センサ26は
一定電圧で発光するように駆動されるため、この一定電
圧と反射光による電圧とによって反射率を検出すること
ができる。CPU16は、検出した反射率のデータ(反
射率データ)をメモリ16aに格納する。
【0019】次にCPU16は、制御回路20を指示し
て厚みセンサ30を制御する。厚みセンサ30は、図3
から分かるように、コの字状に形成され、この厚みセン
サ30の上側部材(L字が180度回転された部分)3
0aが上下に駆動できる。したがって、制御回路20の
指示に従って、上側部材30aの水平部分と下側部材3
0bとの間に用紙42aを挟んで、用紙42aの厚みを
測定することができる。つまり、厚みセンサ30は用紙
42aの厚みをノギスで測定する場合と同様に測定し、
測定した用紙42aの厚みのデータ(厚みデータ)が制
御回路20を介してCPU16に与えられる。CPU1
6は、この厚みデータをメモリ16aに格納する。
【0020】CPU16は、用紙42aの色温度デー
タ,反射率データおよび厚みデータ(用紙データ)を検
出すると、制御回路20を指示して、モータ34を駆動
し、フィードローラ38を逆回転させ、用紙42aを測
定位置A(印刷開始位置)より上流側に戻す。つまり、
反射型センサ26で用紙42aを検出しなくなるまで、
フィードローラ38を逆回転させる。そして、CPU1
6は、メモリ16aに記憶した用紙データをインタフェ
ース24を介してPC14に転送する。
【0021】上述のような動作を、CPU16は図4お
よび図5に示すフロー図に従って処理する。インクジェ
ットプリンタ12の主電源がオンされると、CPU16
は処理を開始し、ステップS1で用紙42aの先端が測
定位置Aを越えるまで、用紙42aを搬送する。続くス
テップS3では、用紙データの測定処理を実行して、ス
テップS5で測定した用紙データをPC14に転送す
る。用紙データの転送が終了すると、ステップS7で用
紙42aを印刷開始位置より上流側に戻して、処理を終
了する。
【0022】図5に示すように、用紙データの測定処理
が開始されると、ステップS11で反射型センサ26を
発光する。続くステップS13で透過光センサ28から
出力された色温度データを読み取り、ステップS15
で、読み取った色温度データをメモリ16aに記憶す
る。そして、ステップS17では、厚みセンサ30を駆
動し、ステップS19で厚みセンサ30から出力された
厚みデータを読み取り、ステップS21で用紙42aの
厚みをメモリ16aに記憶する。さらに、ステップS2
3で反射型センサ26で検出された反射光に対応する電
圧を読み取り、この電圧に基づいて用紙42aの反射率
データを測定する。続くステップS25では、測定した
反射率データをメモリ16aに記憶して、リターンす
る。
【0023】インクジェットプリンタ12から用紙デー
タが転送されると、PC14は転送された用紙データを
メモリ14aに一旦記憶する。PC14は、この用紙デ
ータに基づいて用紙42aの色(色情報)を識別し、ま
た用紙42aの種類(用紙種類)を判定する用紙情報
(色情報および用紙種類)の判定処理を実行する。続い
て、PC14は、この用紙情報に基づいて、印字色およ
び印字濃度(インクの噴射量)を決定する。
【0024】つまり、PC14は、色温度データを参照
して、色相,明度および彩度(色情報)を判定する。P
C14は、判定した色相に基づいて、用紙42aが色付
き用紙かどうかを判定することができる。色付き用紙で
あれば、PC14は、厚みデータに基づいて、用紙42
aの彩度を補正する。つまり、用紙42aの厚みに応じ
て透過光センサ28で検出する光量が異なるため、用紙
42aの厚みに応じて正確な彩度に補正する必要があ
る。具体的には、厚みの異なる用紙42aを用いて測定
したデータのテーブルAがPC14のメモリ14bに記
憶されており、このテーブルAを用いて、厚みデータに
基づいて彩度が補正される。このように、判定された色
相、明度および補正された彩度がメモリ14cに記憶さ
れる。
【0025】続いて、PC14は、メモリ14aに記憶
された反射率データに基づいて、用紙種類を判定する。
つまり、反射率の大小によって用紙42aの表面の粗さ
を検出することができ、検出した用紙42aの表面の粗
さから、OHP用紙,光沢紙,再生紙,上質紙および普
通紙などの用紙種類を判定することができる。この用紙
種類の判定もまた、予め上述のような異なる複数の種類
の用紙42aを用いて測定して得られたデータ(反射率
データ)のテーブルBがメモリ14bに記憶されてお
り、このテーブルBとメモリ14aに記憶された反射率
データとを比較して用紙種類が判定される。PC14
は、判定した用紙種類をメモリ14bに記憶する。用紙
種類が判定されると、この用紙種類に基づいて用紙プロ
パティが変更される。したがって、用紙種類に応じてプ
リンタドライバに設定されている標準のインクの噴射量
が決定される。なお、用紙42aが色付き用紙でなけれ
ば、用紙種類のみが判定される。
【0026】用紙情報の判定終了すると、PC14は、
続いて印字色および印字濃度の決定処理を実行する。用
紙42aが色付き用紙の場合には、メモリ14aに記憶
された色相に基づいて印字色(印字データの色)を補色
に変更する。また、用紙42aの明度および色彩に基づ
いてインクの噴射量を調整する。つまり、明度が低い場
合には、標準の噴射量から増やす。また、彩度も明度と
同様に、明度が低い場合には標準の噴射量から増やす。
このインクの噴射量についても、様々な明度および彩度
の用紙42aを用いて測定したデータのテーブルCがメ
モリ14bに記憶されており、このテーブルCを用いて
明度および彩度から噴射量が調整される。なお、明度お
よび彩度が高い場合には、白色により近似する色になる
ため、標準の噴射量でも十分に印字後の画像を識別する
ことができる。
【0027】また、厚みデータに基づいて、彩度および
明度に応じて調整されたインクの噴射量がさらに微調整
される。つまり、用紙42aの厚みが標準の厚みより大
きい場合にはインクの噴射量を増やし、用紙42aの厚
みが標準より厚みが小さい場合にはインクの噴射量を減
らす。なお、標準の厚みの場合には、噴射量は微調整さ
れない。また、用紙42aが色付きでない場合には、厚
みのみに基づいてインクの噴射量が微調整される。
【0028】上述のような動作をPC14は図6〜図8
に示すフロー図に従って処理する。図6に示すように、
PC14の主電源がオンされると、PC14は処理を開
始し、ステップS31でCPU16からデータが転送さ
れたかどうかを判断する。ステップS31で“NO”で
あれば、データが転送されていないと判断し、そのまま
ステップS31に戻る。一方、ステップS31で“YE
S”であれば、データが転送されたと判断し、ステップ
S33で用紙情報(色情報および用紙種類)の判定処理
を実行し、ステップS35で用紙プロパティ(用紙種
類)を変更する。つまり、用紙種類に応じたインクの標
準の噴射量が決定される。続いて、ステップS37で、
印字色および印字濃度(インクの噴射量)の決定処理を
実行して、処理を終了する。
【0029】図7に示すように、用紙情報の判定処理が
開始されると、ステップS41でメモリ14aに記憶さ
れた色温度データを参照して、色相,明度および色彩を
判定する。続くステップS43では、色相に基づいて用
紙42aが色付き用紙かどうかを判断する。ステップS
43で“NO”であれば、用紙42aが色付き用紙でな
いと判断し、ステップS49に進む。一方、ステップS
43で“YES”であれば、用紙42aが色付き用紙で
あると判断して、ステップS45で、メモリ14aに記
憶された厚みデータに基づいて、用紙42aの色彩を補
正する。続くステップS47で、判定した色相,明度お
よび補正した色彩(色情報)をメモリ14cに記憶す
る。ステップS49では、メモリ14aに記憶された反
射率データに基づいて用紙42aの種類(用紙種類)を
判定する。用紙種類が判定されると、ステップS51で
判定した用紙種類をメモリ14bに記憶して、リターン
する。
【0030】図8に示すように、印字色および印字濃度
の決定処理が開始されると、ステップS61でメモリ1
4cに記憶された色相に基づいて用紙42aが色付き用
紙であるかどうかを判断する。ステップS61で“YE
S”であれば、用紙42aが色付き用紙であると判断
し、この色相に基づいて印字色(印字データの色)を補
色に変更する。続くステップS65では、メモリ14c
に記憶された明度および彩度に基づいてインクの噴射量
を調整して、つまり印字色を決定して、ステップS67
に進む。
【0031】一方、ステップS61で“NO”であれ
ば、用紙42aが色付き用紙でないと判断し、そのまま
ステップS67に進む。ステップS67では、メモリ1
4aに記憶された厚みデータに基づいて、厚みが標準で
あるかどうかを判断する。ステップS67で“YES”
であれば、標準の厚みであると判断し、リターンする。
【0032】一方、ステップS67で“NO”であれ
ば、標準の厚みでないと判断して、厚みに応じた噴射量
の微調整の処理を実行する。つまり、ステップS69で
用紙42aの厚みが標準の厚みより大きいかどうかを判
断する。ステップS69で“YES”であれば、厚みが
標準より大きいと判断し、ステップS71で、ステップ
S65で調整した噴射量または標準の噴射量から噴射量
を増加して、リターンする。一方、ステップS69で
“NO”であれば、用紙42aの厚みが標準より小さい
と判断し、ステップS73で、ステップS65で調整し
た噴射量または標準の噴射量から噴射量を減らして、リ
ターンする。
【0033】この実施例によれば、反射光を用いて用紙
種類を判定でき、用紙プロパティを自動的に変更できる
ので、簡単に用紙種類に応じて印字することができる。
【0034】なお、この実施例では、用紙の色情報およ
び用紙種類に基づいて、印字色および印字濃度(インク
の噴射量)を決定するようにしたが、用紙種類のみに基
づいてインクの噴射量を決定すれば、十分に効果を得る
ことができる。この場合には、透過光センサを用いて色
温度を測定する必要がない。つまり、図5に示すフロー
図のステップS13およびS15を削除し、また図7に
示すフロー図のステップS41〜S47を削除すればよ
い。また、用紙種類のみに基づいて印字濃度を決定する
場合には、用紙を取り出して検出する必要がない。つま
り、用紙カセットに収納された状態で検出すればよい。
この場合には、厚みを測定することができないので、厚
みに応じてインクの噴射量を微調整できない。
【0035】また、この実施例では、カラー用のインク
ジェットプリンタについて示したが、モノクロ用のイン
クジェットプリンタであってもよいことはもちろんであ
る。
【0036】さらに、プリンタはレーザプリンタを用い
ていもよい。この場合、印字濃度は現像剤の密度を調整
することによって変更できる。しかし、レーザプリンタ
の場合には、現像剤が用紙の表面に付着されるため、用
紙の厚みに応じて現像剤の密度(印字濃度)を微調整す
る必要はない。つまり、図5に示すフロー図のステップ
S17〜S21を削除し、また図8に示すフロー図のス
テップS67〜ステップS73を削除すればよい。さら
に、モノクロ用のレーザプリンタでは、図8の処理は必
要でない。
【0037】さらにまた、カラー用のレーザプリンタに
おいて、複数の用紙トレイが設けられている場合には、
それぞれの用紙トレイに対応して、用紙データを検出す
るセンサを設けて、主電源がオンされた時にすべての用
紙トレイについて用紙の反射率の測定処理を実行し、そ
れぞれの用紙トレイに保持された用紙種類を判定すれば
よい。また、用紙トレイが交換された場合には、交換さ
れた用紙トレイの反射率データのみに基づいて用紙種類
を更新すればよい。
【0038】また、この実施例では、反射型センサ、透
過光センサを用いて、用紙データを検出するようにした
が、図9(A)に示すように、発光部および受光部をそ
れぞれ2つ設けるようにしてもよい。また、図9(B)
に示すように、偏光プリズムを使用して、1つの発光部
および2つの受光部を設け、偏光プリズムで光を分散さ
せるようにしてもよい。
【0039】さらにまた、この実施例では、反射率に基
づいて用紙種類を判定するようにしたが、用紙の摩擦係
数に基づいて用紙種類を判定するようにしてもよい。こ
の場合、フィードローラより上流側に用紙を検出するた
めの検出センサを設け、フィードローラをたとえばステ
ップモータで回転させる。つまり、検出センサで用紙を
検出してから測定位置Aまで搬送した場合のステップモ
ータのステップ数が検出される。このステップ数から用
紙の摩擦係数が測定される。したがって、種類の異なる
用紙について予め測定しておき、その測定結果のてテー
ブルを用いて、測定した摩擦係数に基づいて用紙種類を
判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示すインクジェットプリンタの図
解図である。
【図3】図1実施例に示すインクジェットプリンタの正
面図である。
【図4】図1実施例に示すCPUの処理の一部を示すフ
ロー図である。
【図5】図1実施例に示すCPUの処理の他の一部を示
すフロー図である。
【図6】図1実施例に示すPCの処理の一部を示すフロ
ー図である。
【図7】図1実施例に示すPC14の処理の他の一部を
示すフロー図である。
【図8】図1実施例に示すPC14の処理のその他の一
部を示すフロー図である。
【図9】インクジェットプリンタにおいて、用紙データ
を検出するためのセンサの他の例を示す図解図である。
【符号の説明】 10 …カラープリンタシステム 12 …インクジェットプリンタ 14 …PC 16 …CPU 20 …制御回路 26 …反射型センサ 28 …透過光センサ 30 …厚みセンサ 32 …インクカートリッジ 36 …キャリッジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の種類の用紙上に情報を印字するプリ
    ンタシステムにおいて、 前記用紙に光を照射する発光部、 前記光が前記用紙の表面で反射された反射光を受光する
    受光部、および前記受光部の出力に基づいて前記用紙の
    種類を判定する判定手段を備えることを特徴とする、プ
    リンタシステム。
  2. 【請求項2】前記判定手段は反射率に基づいて前記用紙
    の種類を判定する、請求項1記載のプリンタシステム。
  3. 【請求項3】前記判定手段は複数の種類の用紙について
    予め測定した反射率のテーブルを用いて前記用紙の種類
    を判定する、請求項2記載のプリンタシステム。
  4. 【請求項4】前記用紙の種類に応じて印字濃度を決定す
    る決定手段をさらに備える、請求項1ないし3のいずれ
    かに記載のプリンタシステム。
JP11169645A 1999-06-16 1999-06-16 プリンタシステム Withdrawn JP2000355443A (ja)

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