JP2004053578A - 光学式物体識別装置および処理システムおよび搬送処理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発光素子10から発せられた光をコリメートレンズ11によりコリメートした後、対物レンズ12により集光して、所定の方向に移動する被検出物9に照射することにより被検出物9上に所定のスポット径を有する光スポット18を形成する。上記光スポット18内の少なくとも一部の領域から反射した光を受光レンズ14により集光し、その集光された光が受光素子16に入射する。そして、上記受光素子6の出力波形の振幅および出力レベルに基づいて、被検出物9である物体の種類を演算処理回路部17により識別する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、光学式物体識別装置および処理システムおよび搬送処理システムに関し、特に、印刷用紙等の紙類や樹脂フィルムおよびシート等の種類を識別する光学式物体識別装置およびその光学式物体識別装置を用いた複写機や印刷機等の処理システムおよび搬送処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録媒体を搬送しながら処理を行う複写機や印刷機は、高機能化、高速処理化、高解像度化が進んでおり、使用する記録媒体も普通紙、光沢紙、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)シート等さまざまである。このように多種多様な記録媒体に画像記録装置である印刷機、とりわけインクジェット記録方式の印刷機では、記録媒体の種類によるインクの浸透速度や乾燥時間の違いに対応した高品位な画像を形成するには、記録媒体に応じた記録制御を行う必要がある。
【0003】
従来の印刷用紙等の紙類や樹脂フィルムおよびシート等の記録媒体を検出する方法には、
(1) 記録媒体が搬送部に挿入されたときに接触子等の変位量の変化により記録媒体の種類検出を行う機械的検出方法。
【0004】
(2) 発熱体を記録媒体に当てて、記録媒体の熱の変化または発熱体自体の熱の変化により記録媒体種類検出を行う熱的検出方法。
【0005】
(3) 発光素子と受光素子を備え、発光素子の光を記録媒体に照射し、用紙からの反射光量の変化により用紙種類検出を行う光学的検出方法。
がある。
【0006】
上記光学的検出方法による光学式物体識別装置として、図15に示すように、用紙51に対する発光素子53a(53b)および受光素子52の配置角度による受光素子52の出力の変化により用紙の種類を識別するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
また、他の光学的検出方法による光学式物体識別装置として、図16に示すように、受光部に二次元光検出アレイであるCCDやCMOSなどのイメージセンサにより二次元の画像処理を行うことで用紙識別を行うものがある(例えば、特許文献2参照)。図16において、61はセンサ要素、62は結像光学装置、63は小孔、64は照明源、65は照明光学装置、66は振幅ビームスプリッタ、67は照明光学装置、68は照明源、69は記録媒体、70は照明光学装置、71は照明源である。
【0008】
また、他のもう1つの光学的検出方法による光学式物体識別装置として、所定の色素または蛍光物質を含む検出液を記録媒体に浸透させ、その部分に上記色素または蛍光物質が吸収する波長域を有する光を照射し、反射された反射光強度の測定および赤外線を照射し、反射光の赤外線吸収スペクトルを測定することで記録媒体の種類を検出するものもある。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−198174号公報
【特許文献2】
特開2000−301805号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記機械的検出方法および熱的検出方法では、記録媒体に接触する必要があり、搬送されている記録媒体の動きを妨げる恐れがあると同時に記録媒体の形状変化を引き起こす可能性がある。また、接触部の磨耗による劣化のために誤検知する恐れもある。
【0011】
また、上記光学的検出方法では、検出精度を上げるには、配置角度の異なる複数の発光素子または受光素子を必要とするため、部品点数が多くなって構成が複雑になりコストが高くなる。また、上記光学的検出方法では、受光部にイメージセンサを用いたものは、処理が複雑であり、識別精度を上げれば上げるほど判定する要素を増やさねばならず、さらに複雑となるばかりか素子も高額となると共に、発光素子および受光素子の配置角度調整に注意を払わなければならない。加えて、装置の構成を複数の発光素子と1つの受光素子にした場合は、各々の発光素子の発光タイミングをずらす必要があるために信号処理が複雑となる。
【0012】
また、検出液を浸透させてその部分からの反射光を測定する方法では、記録媒体に色素変化や汚れを与える可能性がある。加えて、検出液を浸透させる手段が必要となり、装置が大型化するとともに赤外線吸収スペクトルを測定するには、受光部の構成および信号処理が複雑となる。
【0013】
そこで、この発明の目的は、簡単な構成と信号処理で、記録媒体等の物体に触れることなくその種類を精度よく識別できる低コストな光学式物体識別装置および処理システムおよび搬送処理システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明の光学式物体検出装置では、発光素子(望ましくは半導体レーザ素子)から発せられる光を光学系により集光し、所定の方向に移動する被検出物に照射することで、被検出物上に所定のスポット径を有する光スポットを形成する。この光スポットの大きさは10μm〜100μm程度(望ましくは10μm〜50μm)であり、この光スポット内の少なくとも一部の領域から反射した光を上記光学系を介して集光した後、受光素子に入射させる。上記光学系は、望ましくはコリメートレンズと対物レンズ(または1枚の組み合わせレンズ)および受光レンズで構成する。
【0015】
以上の構成により被検出物が移動すると、受光素子で検出される信号は被検出物の材質および表面の状態(凹凸のレベル)により振幅に差異が生じると共に、出力レベル(出力の平均値等)にも差異が現れる。このため、この振幅と出力レベルを測定し、電気回路上の処理を行うことで被検出物である物体の種類を検出することができる。したがって、簡単な構成と信号処理で、記録媒体等の物体に触れることなくその種類を精度よく識別できると共に、コストダウンができる。
【0016】
上記構成において、受光素子の前にピンホールを配置すれば、光スポットを数十μm程度まで絞らなくても、被検出物の限られた領域からの反射光を受光素子が受光し、被検出物の凹凸レベルを精度よく検出できる。
【0017】
上記被検出物に照射される光の光軸が被検出物の平面に対して略垂直にすることによりスポットサイズの変動を小さくすることができ、被検出物の表面の凹凸レベルの検出精度を向上できる。
【0018】
また、反射光を集光するとき、この光軸を照射側の光軸と同軸となるようにすれば小型化できる。さらに照射側、反射側とも光軸が略垂直であれば受光素子での検出が正反射光の検出となりS/N比(信号対雑音比)が向上し、被検出物の種類の識別精度が向上する。例えば、上記被検出物の照射側の光軸と反射側の光軸を被検出物の平面に対して略垂直にするためには、ビームスプリッタまたは回折格子等でどちらかの光軸を所定の角度に回転させる。
【0019】
加えて、上記ピンホールのサイズを直径10μm〜50μmにすれば、光スポットの大きさがある程度ばらついても限られた領域からの反射光を受光することができ、被検出物の表面の凹凸レベルの平均化を防ぐことができ、検出精度が上がる。上記ピンホールの直径が50μmよりも大きいと、被検出物の広範囲からの反射光により表面状態を読み取ることになるので、表面の凹凸の情報が平均化されて位置による差が小さくなり、真の表面状態を読み取れないことになる。一方、ピンホールの直径が10μmよりも小さいと、表面状態は精密に読み取れるが、あまり小さいと光量が不足して適当な信号が得られない。
【0020】
これら光学部品を所定の位置関係に保持するケースが必要になるが、このケースに上記被検出物を案内するガイドを設けることによって、被検出物が光学系から所定の距離で通過するようにする。
【0021】
また、被検出物を移動させながら所定の処理を行う搬送処理システムの被検出物移動経路に光学式物体識別装置を用いることで、被検出物が移動すると被検出物の種類が検出でき、この情報を処理装置に送ることで被検出物の種類別に所定の処理を行うことができる。
【0022】
さらに、上記発光素子,受光素子および光学系を2組み、被検出物の移動方向に平行な直線上に所定の間隔をあけて配置する。このとき、被検出物の移動に伴う2つの受光素子の出力波形は、一方の波形よりも他方の波形が時間的に遅れた形になり、この遅れを電気回路上の処理をすることで被検出物の移動速度が測定できる。すなわち、被検出物上の2つの光スポット間の距離と上記遅れを表す時間差に基づいて、被検出物の移動速度が求まる。
【0023】
加えて、光学式物体識別装置を用いて測定した被検出物の移動速度を搬送系にフィードバックして被検出物の速度を一定に保つことや、搬送を行いながら被検出物になんらかの処理をするとき、その処理のタイミングにフィードバックして、被検出物への処理を所定の位置で被検出物の種類別の処理を行える搬送処理システムも可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の光学式物体識別装置および処理システムおよび搬送処理システムを図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0025】
(第1実施形態)
図1はこの発明の第1実施形態の光学式物体識別装置の概略構成図であり、9は被検出物、10は発光素子(望ましくは半導体レーザ素子)、11はコリメートレンズ、12は対物レンズ、14は受光レンズ、16は受光素子、17は上記受光素子16からの信号を受けて、被検出物9の種類を識別する識別部の一例としての演算処理回路部である。上記コリメートレンズ11,対物レンズ12および受光レンズ14で光学系を構成している。
【0026】
図1に示すように、発光素子10から発せられる光をコリメートレンズ11でコリメートした後、対物レンズ12により集光された光を被検出物9に照射し、所定の方向に移動する被検出物9上に光スポット18を形成する。このとき、図2に示す1枚の組み合わせレンズ7で光スポットを形成することもできる。この光スポット18より反射する光はあらゆる方向に進むが、受光レンズ14で集光されて受光素子16に入射する光は、被検出物9上の限られた領域(光スポット18内の少なくとも一部の領域)から反射されたものである。
【0027】
ここで、図1に示す被検出物9上の光スポット18の領域の大きさは、直径10μm〜100μm程度である。上記光スポット18の大きさが10μmより小さい場合は、受光素子16に入射する光量が少なく十分な出力が得られない。また、上記光スポット18の大きさが100μmより大きい場合は、被検出物9の表面状態を平均化した信号を受けることになるので、絶対量は大きいがS/N比の悪い信号となってしまう。
【0028】
上記構成の光学式物体識別装置において、被検出物9が移動すると、受光素子16で検出される信号は、被検出物9の材質および表面の状態(凹凸のレベル)により振幅に差異が生じる。また、受光素子16で検出される信号の出力レベルにも差異が現れるため、この振幅と出力レベルを測定して電気回路上の処理を行うことで被検出物9の種類を検出することができる。
【0029】
図3は照射側の被検出物への入射角度が垂直な場合とそうでない場合の例である。図3(b)のように角度が垂直でない場合は、角度θが小さくなるにしたがってD−D’、E−E‘、F−F’のように被検出物表面の位置により光スポットサイズの差異が大きくなってしまうが、図3(a)の角度が垂直な場合はA−A‘、B−B’、C−C‘のように被検出物表面の位置では光スポットサイズにはほとんど差異が無いため、検出精度が向上する。
【0030】
図4(a)〜(c)はこの第1実施形態のθ1=90°,θ2=75°での用紙種類別の受光素子16(図1に示す)の出力波形の例を示しており、図4(a)は被検出物を普通紙としたときの受光素子16の出力レベルAの変化と振幅Bを示し、図4(b)は被検出物をフォト光沢紙としたときの受光素子16の出力レベルの変化と振幅Cを示し、図4(c)は被検出物をOHPシートとしたときの受光素子16の出力レベルの変化を示している。
【0031】
上記被検出物9(図1に示す)をある一定の速度で移動させると、受光素子16の出力は、普通紙の場合は図4(a)に示すように出力レベルA、振幅Bとなるが、フォト光沢紙の場合は図4(b)のように出力レベルはAよりわずかに大きく、振幅CはBの1.5倍近い大きさとなる。また、OHPシート(凹凸レベル2μm程度)は、図4(c)に示すように、反射光が受光素子16にほとんど入射しておらず出力が得られない。よって、この結果を普通紙のときの出力レベルおよび振幅をそれぞれ1とした場合の相対関係をまとめると表1のようになる。
【0032】
【表1】
【0033】
上記表1に示すように、出力レベルと振幅の2要素に基づいて、電気回路上の処理を行って判別することで3種類の用紙種類の識別が可能となる。
【0034】
このように、上記第1実施形態の光学式物体識別装置によれば、簡単な構成と信号処理で、記録媒体等の物体に触れることなくその種類を精度よく識別できると共に、小型化と低コスト化ができる。
【0035】
また、上記発光素子10に発光部が点光源に近い半導体レーザ素子を用いることによって、レンズで効率よく集光でき、受光素子で信号検出に必要な光量を被検出物上からの反射光で得ることができる。
【0036】
また、上記被検出物9に照射される光の光軸を被検出物9の平面に対して略垂直にすることによって、光スポットサイズの変動を抑えることができ、検出精度が向上する。
【0037】
次に、この第1実施形態において、検出精度を上げる手段としてピンホール15aを受光素子16の直前に配置した場合について説明する。
【0038】
図5は光スポットとピンホール15aおよび集光スポットの関係を示している。図5に示すように、光スポットから反射した光はあらゆる方向に進むが、そのうちの受光レンズ14により集光された光は、受光素子16の受光面16aで焦点を結ぶように配置している。しかし、被検出物9上の光スポットサイズが100μmを超えた場合、受光素子16上の集光スポットのサイズも大きくなり、光の強度が平均化され、被検出物9の凹凸レベルに合わせた出力が得られなくなる。そこで、上記ピンホール15aを受光素子16の直前に配置することによって、ピンホール15aにより受光素子16に入射する光は、被検出物9上の光スポット18内のさらに限られた領域から反射されたものとなり、被検出物9の凹凸レベルに合わせた出力が得られると共に、外乱光の影響を低減させることもできる。
【0039】
図6に示すように、ピンホール15aを有するマスク15を受光素子16の前に配置した場合、例え受光素子16の受光面16a上のスポットサイズが100μmを超えた場合でも、ピンホール15a(望ましくは大きさ10μm〜50μm)を通過して受光素子16に入射した光は、光スポット内の限られた領域から反射した光となり、被検出物9の表面の凹凸レベルに応じた出力波形を得ることができる。上記ピンホール15aの大きさを10μm〜50μmにすれば、光スポットの大きさがある程度ばらついても、被検出物9の表面の限られた領域からの反射光を受光することができ、かつ表面状態の平均化を防ぐことができる。
【0040】
(第2実施形態)
図7はこの発明の第2実施形態の光学式物体識別装置の概略構成図であり、9は被検出物、10は発光素子(望ましくは半導体レーザ素子)、11はコリメートレンズ、12は対物レンズ、13はビームスプリッタ、14は受光レンズ、15はピンホール15aを有するマスク、16は受光素子、17は上記受光素子16からの信号を受けて、被検出物9の種類を識別する識別部の一例としての演算処理回路部である。上記コリメートレンズ11,対物レンズ12,ビームスプリッタ13および受光レンズ14で光学系を構成している。
【0041】
図7に示すように、この第2実施形態の光学式物体識別装置は、発光素子10より発せられる光をコリメートレンズ11でコリメートした後、ビームスプリッタ13を通過した光を対物レンズ12により集光し、その集光された光を光軸が被検出物9の平面に対して略垂直になるように照射し、所定の方向に移動する被検出物9に光スポット18を形成する。この光スポット18から反射する光はあらゆる方向に進むが、対物レンズ12を通過し、ビームスプリッタ13で光軸を所定の角度だけ回転させた後、受光レンズ14により集光され、ピンホール15を通過して受光素子16に入射する。上記受光素子16に入射する光は、被検出物9上の限られた領域(光スポット内の少なくとも一部の領域)から反射されたものである。なお、組み合わせレンズを用いた場合は、図8に示すような構成となる。図8において、8は組み合わせレンズ、6はビームスプリッタであり、照射光の光軸と被検出物9の平面とのなす角度θ1は90°、反射光の組み合わせレンズにより集光される反射光の光軸と被検出物9の平面とのなす角度θ2は90°としている。
【0042】
図5に示すように、光スポットから反射した光はあらゆる方向に進むが、そのうちの受光レンズ14にて集光された光は、受光素子16の受光面16aで焦点を結ぶように配置してある。しかし、被検出物9上の光スポットサイズが100μmを超えた場合、受光素子16の受光面16a上のスポットサイズも大きくなり強度が平均化され、被検出物9の表面の凹凸レベルに合わせた出力が得られなくなる。
【0043】
また、図6に示すように、ピンホール15aを受光素子16の前に配置した場合、例え受光素子16の受光面16a上のスポットサイズが100μmを超えた場合でも、ピンホール15a(望ましくは大きさ10μm〜50μm)を通過して受光素子16に入射した光は、光スポット内の限られた領域から反射した光となり、被検出物9の凹凸レベルに応じた振幅および出力レベルの出力波形を得ることができる。
【0044】
この第2実施形態の光学式物体識別装置は、第1実施形態と違い、入射光と反射光の経路が同じ(被検出物9の平面に対して垂直状態)であり、同軸構造とすることで小型化できる。さらに入射光と反射光の経路が略垂直であることから、受光素子に入射する反射光は正反射成分となる。図9に示すように被検出物と入射光と反射光のなす角が同じであれば正反射光成分が得られ、その強度は(反射物が拡散板や吸光板などの特殊な場合を除いて)拡散反射光に比べて大きい。よって、受光出力レベルが大きい事からS/N比が上がり検出精度が向上し、表面状態の差異の少ない普通紙と光沢紙の判別についても可能となる。
【0045】
図10(a)〜(d)はこの第2実施形態の受光素子16(図7に示す)の出力波形の例を示しており、図10(a)は普通紙、図10(b)は光沢紙、図10(c)はフォト光沢紙、図10(d)はOHPシートの出力レベルの変化を示している。
【0046】
図10(a)〜(d)に示すように、普通紙の出力レベルD,振幅Eに対して光沢紙は出力レベルがわずかに大きく、光沢紙の振幅Fが普通紙の振幅Eの1.5倍程度となる。また、フォト光沢紙は、出力レベルが普通紙の出力レベルDの3倍程度、振幅Gが普通紙の振幅Eの2.5倍程度となる。また、OHPシートは、出力レベルが普通紙よりわずかに低く、振幅Hが普通紙の振幅Eの2.5倍〜数倍となっている。よって、この結果を普通紙のときの出力レベルおよび振幅を1とした場合の相対関係をまとめると表2のようになる。
【0047】
【表2】
【0048】
上記表2に示すように、出力レベルと振幅の2要素に基づいて電気回路上の処理を行って判別することで、4種類の用紙種類検出が可能となる。
【0049】
次に、これら光学部品等を所定の位置関係に保持するケースが必要になる。図11(a)は被検出物9が通過するガイド31を有するケース30を備えた光学式物体識別装置の断面図であり、図11(a)に示すように、このケース30のガイド31により被検出物9が対物レンズ12から所定の距離で通過する。これにより被検出物9と対物レンズ12との間の距離変動を小さくでき、精度のよい検出が可能となる。
【0050】
上記のような構成による光学式物体識別装置をプリンタのような用紙を移動させて処理を行う処理システムの用紙移動経路の先端に配置してあれば、用紙の動き出しと同時に用紙種類が識別でき、この情報を処理装置に送ることで用紙種類別の印刷および印字条件が自動的に設定できる複写機や印刷機等の処理システムが実現可能となる。
【0051】
このように、上記第2実施形態の光学式物体識別装置によれば、簡単な構成と信号処理で、記録媒体等の物体に触れることなくその種類を精度よく識別できると共に、小型化と低コスト化ができる。
【0052】
また、上記発光素子10に、発光部が点光源に近い半導体レーザ素子を用いることによって、レンズで効率よく集光でき、受光素子16で信号検出に必要な光量を被検出物上からの反射光で得ることができる。
【0053】
また、上記発光素子10の前にピンホール15aを配置することによって、光スポット18を数十μm程度まで絞らなくても、光スポット18内の限られた領域からの反射光のみを受光素子16に入射させることができると同時に外乱光の影響を無くすことができる。
【0054】
また、被検出物9に照射される光の光軸を被検出物9の平面に対して略垂直にすることによって、スポットサイズの変動を小さくすることができ、被検出物の検出精度が上がる。
【0055】
また、被検出物9からの反射光の光軸を同軸にすることで、小型化できる。また、入射光と反射光の経路が略垂直であれば、受光素子に入射する反射光は正反射成分となり、拡散反射成分よりも出力レベルが大きい事からS/N比が上がり検出精度が向上し、表面状態の差異の少ない普通紙と光沢紙の判別が容易にできる。
【0056】
また、上記ピンホール15aの直径を10μm〜50μmとすることによって、被検出物9上の光スポット18の大きさがある程度ばらついても、被検出物9上の限られた領域(光スポット18内の少なくとも一部の領域)からの反射光を受光することができ、表面状態の平均化を防ぐことができ、検出精度が上がる。
【0057】
また、上記ケース20のガイド21により被検出物9が対物レンズ12から所定の距離に位置するように保たれ、被検出物9と対物レンズ12との間の距離変動を小さくでき、精度のよい検出が可能となる。
【0058】
また、上記発光素子10,受光素子16および光学系(コリメートレンズ11,対物レンズ12,ビームスプリッタ13および受光レンズ14)を2組、被検出物9の移動方向に平行な直線上に所定の間隔をあけて配置した場合、被検出物9の移動に伴う2つの受光素子16の出力波形は、図12(a),(b)に示すように、一方の波形Aよりも他方の波形Bが時間T分遅らせた形になるので、この遅れを電気回路上の処理をすることで被検出物の移動速度を測定できる。したがって、種類検出と同時に移動速度検出も可能な小型で安価な光学式物体識別装置を実現することができる。
【0059】
(第3実施形態)
図13はこの発明の第3実施形態の搬送処理システムの概略構成図であり、図14は上記搬送処理システムのブロック図である。
【0060】
図13,図14において、41は用紙である被検出物9の種類識別および移動速度を検出する光学式物体識別装置、42は上記光学式物体識別装置41からの移動情報信号を受けて、被検出物9の搬送を制御する搬送制御部、43は上記搬送制御部42からの搬送制御信号を受けて、被検出物9をローラ45,46を用いて搬送する搬送装置としての搬送部、44は上記光学式物体識別装置41からの用紙種類信号を受けて、被検出物9を処理する処理装置としての処理部である。
【0061】
図13および図14に示すように、搬送を行いながら被検出物9になんらかの処理をするとき、用紙種類情報を処理部44に送りつつ、光学式物体識別装置41を用いて測定した被検出物9の移動速度を処理部44にフィードバックし、処理のタイミングをコントロールして被検出物9の処理を所定の位置で行える搬送処理システムを実現できる。
【0062】
上記第3実施形態では、被検出物を搬送部43により移動させながら処理部44により所定の処理を行う搬送処理システムについて説明したが、光学式物体識別装置を用いて測定した被検出物の移動速度を搬送制御部にフィードバックし、被検出物の速度を一定に保つ搬送システムを実現することもできる。
【0063】
また、用紙の種類を識別し、用紙の種類に応じた処理を行う処理システムにこの発明の光学式物体識別装置を適用してもよい。
【0064】
また、この発明の光学式物体識別装置は、印刷用紙等の紙類や樹脂フィルムおよびシート等の記録媒体を搬送しながら処理を行う複写機や印刷機等の処理システムおよび搬送処理システムにおいて、被検出物として記録媒体の種類を識別するのに適用することができる。なお、上記被検出物は、記録媒体に限らず、平面を有する物体であれば、この発明の光学式物体識別装置を用いてその物体の種類を識別することが可能である。
【0065】
【発明の効果】
以上より明らかなように、この発明の光学式物体識別装置によれば、簡単な構成と信号処理で、記録媒体等の物体に触れることなくその種類を精度よく識別できると共に、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態の光学式物体識別装置の概略構成図である。
【図2】図2は組み合わせレンズを用いた場合の照射側光学系の一例を示す図である。
【図3】図3(a),(b)は被検出物へ入射角が垂直な場合とそうでない場合の光スポットサイズの変動状態を示す模式図である。
【図4】図4(a)〜(c)は上記光学式物体識別装置における受光素子の出力波形の例を示す図である。
【図5】図5は光スポットとピンホールおよび集光スポットの関係を説明する図である。
【図6】図6は受光素子の前にピンホールを配置した状態を示す断面図である。
【図7】図7はこの発明の第2実施形態の光学式物体識別装置の概略構成図である。
【図8】図8は組み合わせレンズを用いた光学式物体識別装置の概略構成図である。
【図9】図9(a),(b)は用紙表面の凹凸で光が反射する状態を示す模式図である。
【図10】図10(a)〜(d)は上記光学式物体識別装置の受光素子の出力波形の例を示す図である。
【図11】図11(a)は被検出物を案内するガイドを有するケースを備えた光学式物体識別装置の断面図であり、図11(b)はXI−XI線から見た断面図である。
【図12】図12(a),(b)は発光素子,受光素子および光学系を2組備えた光学式物体識別装置における各受光素子の出力波形の例示図である。
【図13】図13はこの発明第3実施形態の光学式物体識別装置を用いた被検出物の処理を用紙種類別に所定の位置で行える搬送処理システムの概略構成図である。
【図14】図14は上記搬送処理システムのブロック図である。
【図15】図15は従来の光学式物体識別装置の検出原理を説明するための模式図である。
【図16】図16は従来の光学式物体識別装置の概略構成図である。
【符号の説明】
7,8…組み合わせレンズ、
9…被検出物、
10…発光素子、
11…コリメートレンズ、
12…対物レンズ、
13…ビームスプリッタ、
14…受光レンズ、
15…ピンホール、
16…受光素子、
17…演算処理回路部、
18…光スポット、
20…被検出物表面への入射光、
21…被検出物表面の凹凸、
22…被検出物表面の入射光があたらない部分、
23…被検出物表面からの反射光、
24…被検出物表面から反射光が得られない部分、
30…ケース、
31…ガイド。
Claims (10)
- 発光素子と、
上記発光素子から発せられた光を集光して、所定の方向に移動する被検出物に照射することにより上記被検出物上に所定のスポット径を有する光スポットを形成すると共に、上記光スポット内の少なくとも一部の領域から反射した光を集光する光学系と、
上記光学系を介して集光された光が入射する受光素子と、
上記受光素子の出力波形の振幅および出力レベルに基づいて、上記被検出物である物体の種類を識別する識別部とを備えたことを特徴とする光学式物体識別装置。 - 請求項1に記載の光学式物体識別装置において、
上記発光素子が半導体レーザ素子であることを特徴とする光学式物体識別装置。 - 請求項1に記載の光学式物体識別装置において、
上記受光素子の前にピンホールを配置したことを特徴とする光学式物体識別装置。 - 請求項1に記載の光学式物体識別装置において、
上記発光素子より発せられた光を集光して上記被検出物に照射するとき、その光の光軸が上記被検出物の平面に対して略垂直であることを特徴とする光学式物体識別装置。 - 請求項1に記載の光学式物体識別装置において、
上記光スポット内の一部の領域から反射して集光された光の光軸が照射側の光軸と同軸であることを特徴とする光学式物体識別装置。 - 請求項3に記載の光学式物体識別装置において、
上記ピンホールの直径が10μm〜50μmであることを特徴とする光学式物体識別装置。 - 請求項1に記載の光学式物体識別装置において、
上記被検出物を案内するガイドを有するケースを備えたことを特徴とする光学式物体識別装置。 - 請求項1に記載の光学式物体識別装置を用いた処理システムであって、
上記被検出物を移動させながら上記被検出物を処理装置により処理するとき、上記光学式物体識別装置により識別された上記被検出物の種類の情報に基づいて、上記処理装置により上記被検出物の種類に応じた処理を行うことを特徴とする処理システム。 - 請求項1に記載の光学式物体識別装置において、
上記発光素子,受光素子および光学系を2組備え、
その2組の上記発光素子,受光素子および光学系が上記被検出物の移動方向に平行な直線上に所定の間隔をあけて配置され、
上記被検出物の移動に伴う上記2つの受光素子の出力波形に基づいて、上記被検出物の移動速度を検出することを特徴とする光学式物体識別装置。 - 請求項9に記載の光学式物体識別装置を有し、被検出物を搬送装置により移動させながら処理装置により所定の処理を行う搬送処理システムであって、
上記光学式物体識別装置で得られた上記被検出物の種類および移動速度の情報に基づいて、上記処理装置により上記被検出物の種類に応じた処理を所定の場所で行うことを特徴とする搬送処理システム。
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