JPH10315552A - 画像形成装置および画像形成装置で用いられる検出方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置で用いられる検出方法

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JPH10315552A
JPH10315552A JP9126543A JP12654397A JPH10315552A JP H10315552 A JPH10315552 A JP H10315552A JP 9126543 A JP9126543 A JP 9126543A JP 12654397 A JP12654397 A JP 12654397A JP H10315552 A JPH10315552 A JP H10315552A
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JP
Japan
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recording sheet
sheet
detection
forming apparatus
image forming
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JP9126543A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kazama
敏之 風間
Hirotaka Mori
浩隆 森
Makoto Ando
良 安藤
Takashi Abe
隆 阿部
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質の両面印刷や多重印刷を実現するため
に、被記録シートのシート長を、高精度かつ高い繰り返
し精度で求めることを可能にする。 【解決手段】 被記録シート1の搬送機能を有した画像
形成装置において、前記被記録シート1の搬送方向に沿
って配設され、搬送される被記録シートの検出を行う複
数の検出手段11,12…と、これら検出手段11,1
2…の間の距離と各検出手段11,12…での検出のタ
イミング差とに基づいて、前記被記録シート1のシート
長を算出する演算手段20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被記録シート上に
画像を形成する画像形成装置に関する。さらに、本発明
は、被記録シート上に画像を形成する画像形成装置にお
いて、被記録シートのシート長を検出するためのシート
検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像形成装置では、
例えば記録用紙などの被記録シートの両面に画像を形成
する両面印刷機能や、同じ面に複数の画像を重ねて形成
する多重印刷機能を有するものが知られている。このよ
うな画像形成装置では、両面印刷や多重印刷を行う場合
に、同一の被記録シートに少なくとも2回の画像形成を
行うため、この画像形成に伴う被記録シートの変形(縦
方向あるいは横方向の寸法が変化)が問題となる。この
変形は、例えば、被記録シート上にトナー像を定着させ
るための定着工程において、被記録シートに加える熱や
圧力によって、被記録シートの含水率等が変化してしま
うことにより発生する。また、その変形量は、定着の方
式によって、伸びであったり、縮みであったりする。
【0003】このように、被記録シートの変形が発生す
ると、例えば両面印刷を行った場合に、印刷後の被記録
シートは、その表裏面で画像の大きさに差が生じてしま
う。被記録シートの表裏面で画像の大きさに差が生じる
と、複数枚の被記録シートを冊子状に中綴じした場合
に、ページ間に跨がる綴じ部周辺の領域では、画像ずれ
が発生して見栄えが悪くなってしまい、その商品価値等
が低下してしまう可能性がある。そのために、両面印刷
や多重印刷を行う画像形成装置には、例えば特公平6−
48414号公報に開示されているように、被記録シー
トのシート長を検出することによって、被記録シートの
変形量を求め、その変形量に合わせて2回目以降に形成
する画像の大きさを補正するものがある。
【0004】ところで、従来、被記録シートのシート長
は、被記録シートの搬送速度と、その被記録シートを検
出する1つのセンサにおける検出時間とから算出してい
る。例えば、図9に示すように、被記録シートを搬送す
るための搬送ローラA,Bと、その間に配設されたセン
サとを備えている場合に、略同一の周速Vで回転する搬
送ローラA,Bにより被記録シートが挟持搬送される
と、これらの間のセンサが、搬送される被記録シートの
先端と後端とを検出する。センサが被記録シートの先端
と後端とを検出すると、その間の時間(センサによる検
出時間)Tを求め、この検出時間Tと、搬送ローラA,
Bの周速Vとから、被記録シートのシート長L=V×T
を算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、被記録シートのシート長を、被記録
シートの搬送速度と1つのセンサの検出時間とから算出
しているので、以下に述べる理由により、その算出結果
に誤差やばらつきを含んでしまう。
【0006】例えば、被記録シートが搬送ローラA,B
によって搬送される場合に、これら搬送ローラA,Bの
周速は、各ローラの駆動構成、ローラ径の偏心、温度変
化等の要因により、実際には同一ではなく異なっている
と考えられる。したがって、これらの搬送ローラA,B
によって搬送される被記録シートでは、検出時間Tの
間、その搬送速度が一定とはならない。そのため、速度
一定として算出したシート長と実際のシート長との間に
誤差が生じてしまう。また、この誤差はローラ径の偏心
や速度変化等によるものであるため、同一の被記録シー
トであっても、シート長を算出する毎に、その結果がば
らついてしまう可能性がある。
【0007】このように、被記録シートのシート長の算
出結果に誤差やばらつきを含んでしまった場合には、例
えば複数枚の被記録シートを冊子状に中綴じした場合
に、ページ間で一定範囲の画像ずれが発生してしまうこ
ととなり、結果として冊子の品質が安定しなくなってし
まう。
【0008】そこで、本発明は、被記録シートのシート
長を、高精度かつ高い繰り返し精度で求めることが可能
な画像形成装置を提供することを目的とする。また、本
発明は、被記録シートのシート長を、高精度かつ高い繰
り返し精度で求めることが可能なシート検出方法を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたもので、被記録シートの搬送機
能を有した画像形成装置において、前記被記録シートの
搬送方向に沿って配設され、前記搬送機能によって搬送
される被記録シートの検出を行う複数の検出手段と、前
記複数の検出手段の間の距離と各検出手段での検出のタ
イミング差とに基づいて、前記被記録シートのシート長
を算出する演算手段とを備えることを特徴とする。
【0010】上記構成の画像形成装置によれば、搬送さ
れる被記録シートを複数の検出手段のそれぞれが順に検
出する。このとき、複数の検出手段の間の距離は固定値
である。また、各検出手段での検出のタイミング差か
ら、被記録シートが搬送されている際の実速度が分か
る。したがって、演算手段によって算出される被記録シ
ートのシート長は、固定値である検出手段間の距離と被
記録シート搬送時の実速度とから算出されるので、誤差
が少なく高精度なものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明に係
わる画像形成装置及びこの画像形成装置で用いられる検
出方法について説明する。
【0012】先ず、本発明の概要について説明する。本
発明に係わる画像形成装置は、図1に示すように、例え
ば記録用紙などの被記録シート(以下、単に用紙と称
す)1の搬送機能を有しているものであり、さらには、
用紙1の搬送方向に沿って配設された複数の検出手段1
1,12…と、これら複数の検出手段11,12…と接
続する演算手段20とを備えるものである。
【0013】検出手段11,12…は、それぞれが透過
型あるいは反射型の光電センサ等からなるものであり、
搬送される用紙1の検出を行うものである。演算手段2
0は、例えば図2に示すように、タイマ機能及び演算機
能を有するCPU(Central Processing Unit )21
と、ワークエリアとして用いられるRAM(Random Acc
ess Memory)22と、CPU21の動作に必要なプログ
ラム及びデータを予め記憶しているROM(Read Only
Memory)23と、CPU21による演算結果を出力する
ためのI/O(Input/Output)24と、I/O24から
の出力に従って各種制御対象を制御するためのドライバ
25とから構成されるものである。
【0014】このような構成の画像形成装置では、用紙
1の搬送が行われると、各検出手段11,12…が、搬
送される用紙1を順に検出する。各検出手段11,12
…が用紙1を順に検出すると、その検出のタイミング差
と各検出手段11,12…の間の距離とに基づいて、演
算手段20が搬送される用紙1の用紙長を算出する。こ
のとき、各検出手段11,12…の間の距離は固定値で
あり、ROM23にデータとして予め記憶されている。
また、CPU21のタイマ機能を利用すれば、各検出手
段11,12…での検出のタイミング差から、用紙1が
搬送されている際の実速度が分かる。
【0015】したがって、演算手段20では、固定値で
ある検出手段11,12…間の距離と用紙1搬送時の実
速度とから用紙長を算出するので、1つのセンサを用い
て用紙長を検出する場合に比べて、誤差が少なく高精度
に用紙長を求めることができるようになる。さらには、
検出手段11,12…間距離と用紙1搬送時の実速度と
から用紙長を算出するので、同一の用紙1の用紙長を算
出する毎にその算出結果がばらついてしまう要因を排除
できるようになる。
【0016】次に、本発明の具体的な実施の形態につい
て詳細に説明する。ここでは、本発明を、両面印刷機能
または多重印刷機能を有した画像形成装置に適用した場
合を例に挙げて説明する。
【0017】本発明が適用される画像形成装置は、例え
ば図3に示すように、周知の構成である、用紙1を収納
するトレイ31、用紙1にCyan,Magenta ,Yellow,Bl
ackの4色の画像形成を行う画像形成部(Image Output
Terminal;以下、IOTと略す)32、原稿から画像デ
ータを読み取る画像読み取り部(Image Input Termina
l;以下、IITと略す)33、IIT33からの画像
データに必要な処理を行ってIOT32へ送出する画像
処理部(Image Processing System;以下、IPSと略
す)34、及びIOT32への用紙1の供給および両面
印刷や多重印刷のための用紙搬送を行う用紙搬送路35
を備えているものである。
【0018】このような構成の画像形成装置において、
IOT32は、用紙1に熱や圧力を加えてこの用紙1上
のトナー像を定着させる定着部32aを有している。ま
た、用紙搬送路35は、両面印刷や多重印刷のために、
一旦IOT32での画像形成が行われた用紙1を再びI
OT32まで搬送する両面パス部35aを有している。
なお、画像形成装置は、例えば図4に示すように、IO
T32が中間転写体32bを有し、この中間転写体32
bを介して用紙1へのトナー像の転写を行うものであっ
てもよい。
【0019】ところで、図3あるいは図4に示す画像形
成装置において、用紙搬送路35の両面パス部35aに
は、用紙1の搬送方向に沿って2組の搬送ローラA,B
が設けられており、さらにこれら搬送ローラA,Bの間
に2つのセンサ11,12が配設されている。
【0020】ここで、搬送ローラA,B及びセンサ1
1,12について、図5を参照しながら説明する。搬送
ローラA,Bは、それぞれが用紙1を挟持搬送するもの
である。そのために、搬送ローラAと搬送ローラBとの
軸間距離は、用紙1の用紙長L(mm)と略同一になってい
る。ただし、この軸間距離は、用紙長L以下であれば略
同一でなくてもよい。また、搬送ローラAは周速VA (m
m/sec)で回転し、搬送ローラBは周速VA と略同一の周
速VB (mm/sec)で回転する。
【0021】ただし、搬送ローラAと搬送ローラBとで
は、用紙1の搬送方向下流側に位置する搬送ローラAの
方が、用紙1に対する搬送支配力が大きい。具体的に
は、搬送ローラAのニップ力(挟持力)が搬送ローラB
のニップ力よりも強くなっている。また、搬送ローラA
の周速VA を搬送ローラBの周速VB よりも若干速くす
ることにより、搬送ローラAの搬送支配力を大きくして
もよい。このように、搬送ローラAの搬送支配力を搬送
ローラBよりも大きくすれば、搬送ローラA,Bの両方
に用紙1が挟持されている場合に、その用紙1の搬送速
度は搬送ローラAの周速VA によって支配されるように
なるので、詳細を後述するように、用紙1の用紙長Lを
求める上で好適になる。
【0022】このような搬送ローラA,Bの間には、用
紙1の搬送方向に沿って2つのセンサ11,12が配設
されている。これら2つのセンサ11,12は、それぞ
れが先述した検出手段として機能するものであり、ここ
では図示しない演算手段に接続されているものとする。
2つのセンサ11,12は、その間の距離が所定距離L
1(mm)になるように配置されている。また、2つのセン
サ11,12のうち、用紙1搬送方向上流側のセンサ1
2は、用紙1搬送方向下流側の搬送ローラAから、所定
距離L2(mm)の位置に設けられている。
【0023】各センサ11,12間の距離L1は、用紙
1の用紙長Lを求める上で特に精度が必要である。した
がって、各センサ11,12は、一体で形成されてい
る。これにより、センサ間距離L1を高精度で管理する
ことが可能となるので、用紙1の用紙長Lを高精度かつ
高い繰り返し精度で求めるのに好適となる。
【0024】また、各センサ11,12間の距離L1
は、搬送ローラA,Bの周長の自然数倍となるようにす
れば、各搬送ローラA,Bの偏心の影響を抑えることが
可能となる。例えば、搬送ローラA,Bのローラ半径を
rとした場合に、センサ間距離L1を2πrとすれば、
搬送ローラA,Bに偏心があっても、その偏心が各セン
サ11,12の検出タイミングに影響を及ぼすことがな
い。
【0025】このような搬送ローラA,B及びセンサ1
1,12が用紙搬送路35の両面パス部35aに設けら
れているのは、以下のような理由による。用紙搬送路3
5上において用紙1の用紙長Lを求めるためには、その
用紙1が略一定の速度で搬送されていることが必要不可
欠である。つまり、搬送中の用紙1に対して一時停止あ
るいは速度調整が行われるような箇所では、正確な用紙
長Lを求めることができない。したがって、用紙長Lを
求めるための搬送ローラA,B及びセンサ11,12
は、用紙1の定速搬送域である両面パス部35aに配置
されている。
【0026】また、両面パス部35aでは、一旦IOT
32での画像形成が行われた用紙1を再びIOT32ま
で搬送する。つまり、定着部32aで熱や圧力が加えら
れた後の用紙1を搬送する。よって、両面パス部35a
に搬送ローラA,B及びセンサ11,12を設けること
により、定着部32aで用紙1の変形が発生しても、変
形後の用紙1の用紙長Lを正確に求めることが可能にな
り、両面印刷や多重印刷の際、2回目以降に形成する画
像の大きさを補正するのに好適となる。
【0027】次に、以上のような搬送ローラA,B及び
センサ11,12を備える画像形成装置において、用紙
1の用紙長Lを求める場合の手順について説明する。搬
送ローラA,Bによって用紙1の搬送が行われると、先
ずセンサ12がその用紙1の先端を検出し、その後t1
(sec) 遅れてセンサ11がその先端を検出する。さら
に、センサ12が用紙1の後端を検出すると、その後t
2(sec) 遅れてセンサ11がその後端を検出する。
【0028】このとき、用紙1は、先ず搬送ローラBの
回転駆動によって搬送される。その後、用紙1が搬送ロ
ーラA,Bの両方に跨がると、搬送ローラAの搬送支配
力の方が大きいので、用紙1は、搬送ローラAの回転駆
動に支配された状態で搬送される。よって、センサ12
が用紙1の先端を検出してからその後端を検出するまで
の時間を検出時間T2(sec) とすると、この検出時間T
2は、搬送ローラBによって送られた時間TB (sec)
と、搬送ローラAによって送られた時間TA (sec) とに
分けられる。つまり、センサ12による検出時間T2
は、次の式で表すことができる。
【0029】T2=TA +TB ・・・(1)
【0030】それぞれの時間TA ,TB は、搬送ローラ
A,Bの軸間距離が用紙1の用紙長Lと略同一あるいは
それ以下であるとすると、そのLと、各搬送ローラA,
Bの周速VA ,VB と、センサ12と搬送ローラAとの
間の距離L2とから、次に示す式によって求まる。
【0031】TA =(L−L2)/VA ・・・(2) TB =L2/VB ・・・(3)
【0032】また、用紙1は、センサ12がその先端を
検出してからセンサ11がその先端を検出するまでの
間、搬送ローラBによって送られる。これと同様に、セ
ンサ12がその後端を検出してからセンサ11がその後
端を検出するまでの間は、搬送ローラAによって送られ
る。よって、搬送ローラA,Bの周速VA ,VB は、各
センサ11,12における検出のタイミング差t1,t
2と、そのセンサ間距離L1とから、次に示す式によっ
て求まる。
【0033】VA =L1/t2 ・・・(4) VB =L1/t1 ・・・(5)
【0034】これらの(1)〜(5)式から、用紙1の
用紙長Lを求めるための式を導き出すと、次のようにな
る。
【0035】 T2=(L2/L1)×t1+(L−L2)×(t2/L1) L=(T2/t2)×L1+(t2−t1)×(L2/t2)・・・(6)
【0036】搬送ローラA,Bによって用紙1の搬送が
行われ、センサ11,12がそれぞれその用紙1の先端
及び後端を検出すると、これら2つのセンサ11,12
と接続する演算手段20では、上記(6)式を用いて、
その用紙1の用紙長Lを算出する。なお、センサ11,
12の間の距離L1及びセンサ12と搬送ローラAとの
間の距離L2は固定値であるので、上記(6)式と併せ
て、演算手段20が有するROM23等に予め記憶して
おけばよい。
【0037】このような手順によって用紙1の用紙長L
を求めれば、搬送ローラAの周速V A と搬送ローラBの
周速VB とが略同一であるので、上記(6)式のうちの
t2−t1の値は、極めて小さいものとなる。よって、
L2の値、すなわちセンサ12の取り付けの位置精度
は、用紙長Lの算出結果に対して大きな影響を与えるこ
とがない。また、L1の値は、センサ11,12の一体
型等によって、高精度を確保することが可能である。し
たがって、用紙長Lの算出結果に対して影響を与える要
因となるのは、センサ12による検出時間T2の値と、
センサ11,12の検出のタイミング差の時間t1,t
2の値とになる。
【0038】そこで、用紙長Lの算出を行う演算手段2
0では、図6に示すように、センサ11,12が用紙1
を検出すると、CPU21が、図示しないクロック発振
器によって発生された所定周波数の基準クロック(以
下、タイマクロックと称す)を用いて、センサ12によ
る検出時間T2及びセンサ11,12の検出のタイミン
グ差t1,t2を解析するようになっている。つまり、
CPU21は、タイマクロックに従って動作するタイマ
a,bを有するとともに、センサ11,12による検出
結果をタイマa,bの割り込みポートへ入力し、この入
力があると直ちにタイマa,bによる計測値を読み込む
ようになっている。
【0039】詳しくは、図7に示すように、用紙1搬送
の際に(ステップ101、以下ステップをSと略す)、
センサ12がその用紙1の先端を検出し、センサ12か
らの出力がローレベルからハイレベルになると(S10
2)、CPU21は、その検出結果からタイマaをスタ
ートさせて、時間計測を開始する(S103)。その
後、センサ11が用紙1の先端を検出すると(S10
4)、CPU21は、その時点におけるタイマaの計測
値Taを、センサ11,12における検出のタイミング
差t1とする(S105)。
【0040】次いで、センサ12が用紙1の後端を検出
し、センサ12からの出力がハイレベルからローレベル
になると(S106)、CPU21は、その時点におけ
るタイマaの計測値Taを、センサ12による検出時間
T2とする(S107)。これと同時に、CPU21
は、タイマbをスタートさせて、このタイマbによる時
間計測を開始する(S108)。その後、センサ11が
用紙1の後端を検出すると(S109)、CPU21
は、その時点におけるタイマbの計測値Tbを、センサ
11,12における検出のタイミング差t2とする(S
110)。
【0041】そして、CPU21は、これらの検出時間
T2及びタイミング差t1,t2に基づいて、用紙1の
用紙長Lを算出する(S111)。このように、CPU
21では、検出時間T2及びタイミング差t1,t2の
値を、タイマクロックに従って動作するタイマa,bを
用いて解析するようになっている。したがって、タイマ
クロックの周波数を高くすれば、検出時間T2及びタイ
ミング差t1,t2の値を高精度に解析できるようにな
り、結果として用紙1の用紙長Lを正確に求めることが
可能になる。
【0042】例えば、タイマクロックの周期を10μs
に設定すると、センサ11,12による検出結果のエッ
ジ検出精度は、クロック1パルス分の10μsとなる。
これは、用紙1の移動速度が300mm/secであるとする
と、3μmに相当する。つまり、3μmの分解能を得る
こととなる。したがって、仮に、センサ間距離L1=6
0mmとしてタイミング差t2を求めると200msとな
るので、用紙1の搬送速度が300mm/secである場合の
検出ばらつきは、10μs/200ms=0.005%
となり、これを420mmの用紙長に換算すれば、±約2
0μm程度の検出精度となる。
【0043】通常、日本工業規格(JIS)で規定され
ている用紙1自体の用紙長Lのばらつきは1.5〜2m
m、画像形成時における用紙1の変形量は用紙長L方向
で平均して0.6mmであることが知られている。ま
た、印刷後の用紙1上における画像ずれは0.5mm程
度、市場によってはそれ以上が要求されている。したが
って、高品質の両面印刷や多重印刷を実現するために
は、用紙1の用紙長Lを数10μm程度の検出精度によ
って求めなければならない。
【0044】これは、従来の画像形成装置、すなわち1
つのセンサを用いてシート長を求めるのでは達成できな
いことが明らかである。これに対して、本実施の形態の
画像形成装置では、先述したように、例えば420mmの
用紙長に対して、これを±約20μm程度の検出精度で
算出することが可能となる。つまり、用紙1の用紙長L
を数10μm程度の検出精度によって求めることが可能
になるので、高品質の両面印刷や多重印刷を実現するこ
とができるようになる。
【0045】ところで、先述したように、本実施の形態
の画像形成装置では、2つのセンサ11,12による検
出結果を用いて用紙1の用紙長Lを求めるようになって
いる。したがって、これら2つのセンサ11,12での
立ち上がり、立ち下がりのヒステリシスによる影響を考
慮しなければならない。この影響は、用紙長Lを算出す
る毎の繰り返しのばらつきではなく、センサ11,12
毎(画像形成装置毎)の固体差として現れる。
【0046】そのために、本実施の形態の画像形成装置
は、次のようにして求める補正係数αを用いて、用紙長
Lの算出結果に対する補正を行う。先ず、この画像形成
装置では、装置出荷検査時などの装置稼働前に、予め用
紙長さが分かっている用紙を、熱や圧力等を加えること
なく搬送し、その用紙の用紙長を算出する。そして、そ
の算出結果と実際の用紙長との差から補正係数αを求め
る。この補正係数αは、RAM22やROM23等に記
憶させればよい。その後、装置稼働中に用紙1の用紙長
Lを算出すると、CPU21は、その算出結果に対して
補正係数αを用いた補正を行う。
【0047】これにより、この画像形成装置では、セン
サ11,12の検出特性に応じた補正を行うことがで
き、より一層高精度に用紙1の用紙長Lを求めることが
できるようになる。なお、センサ11,12の回路構成
において、ヒステリシスがないように構成された素子を
用いてもよい。この場合であっても、補正係数αを用い
た場合と同様に、用紙長Lの高精度化を実現できる。
【0048】また、センサ11,12の検出特性ではな
く、用紙1の変形特性に応じた補正を行うようにしても
よい。すなわち、装置稼働前に、熱や圧力等を加えた場
合の変形率が予め分かっている用紙から用紙変形特性に
応じた補正係数βを求め、用紙1の算出結果に対して補
正係数βを用いた補正を行った場合であっても、より一
層高精度に用紙1の用紙長Lを求めることができるよう
になる。
【0049】このような用紙変形特性に応じた補正を行
う場合に、用紙1の紙質毎に補正係数βを求め、これを
テーブル形式で記憶しておけば、多種の用紙に対応をす
ることが可能になる。また、センサ11,12の配置位
置によっては、定着部32aからの搬送距離により変形
後、温度変化等で復元していく可能性もあるが、これに
ついても上述したようなテーブル形式の補正係数βで補
正することで解決することができる。
【0050】これらの補正係数α,βは、画像形成装置
の操作パネルやこの画像形成装置と接続するホスト装置
など、ユーザや保守員に対するUI(User Interfase)
上で表示したり、あるいはそのUI上から任意に設定で
きるようにしてもよい。この場合には、装置としての汎
用性が増すこととなりユーザや保守員に対してより高い
機能を提供することとなる。
【0051】以上のように、本実施の形態の画像形成装
置及びこの画像形成装置で用いられる用紙長の検出方法
によれば、搬送ローラA,B間に配置されたセンサ1
1,12が搬送ローラA,Bによって搬送される用紙1
を検出すると、センサ11,12間の距離L1、センサ
12と搬送ローラAとの間の距離L2、及びセンサ1
1,12による検出結果T2,t1,t2とに基づい
て、用紙1の用紙長Lを算出するようになっている。こ
れにより、例えば、搬送ローラA,Bの周速VA ,V B
が、各ローラの駆動構成、ローラ径の偏心、温度変化等
の要因により、実際には同一ではなく異なっており、こ
れらの搬送ローラA,B間で用紙1の搬送速度が一定と
はならなくても、これによる影響で用紙長Lの算出結果
に誤差が生じてしまうことがない。さらには、用紙長L
の算出を行う毎に、その算出結果がばらついてしまうよ
うなこともない。
【0052】したがって、本実施の形態の画像形成装置
及びこの画像形成装置で用いられる用紙長の検出方法で
は、用紙1の用紙長Lを数10μm程度の検出精度によ
って求めることが可能になり、しかもこれを高い繰り返
し精度の元で実現できる。また、この画像形成装置及び
検出方法では、定着前後における用紙変化率を正確に求
めることができるので、両面印刷時または多重印刷時に
2回目以降の画像倍率補正を的確に行えるようになり、
結果として高品質の両面印刷または多重印刷を実現する
ことができる。さらには、高品質の両面印刷または多重
印刷を実現することにより、例えば両面印刷後の用紙を
冊子状に中綴じした場合であっても、ページ間に跨がる
綴じ部周辺領域における画像ずれの発生を抑えることが
できるようなる。
【0053】次に、本発明に係わる画像形成装置の他の
実施の形態について、図8を参照しながら説明する。
【0054】この実施の形態の画像形成装置では、先述
した実施の形態の場合と異なり、用紙1の搬送方向下流
側のセンサ11が、搬送方向下流側の搬送ローラAの軸
上に設けられている。センサ11を搬送ローラAの軸上
に設けた場合には、センサ11,12間の距離L1と、
センサ11が用紙1の先端を検出してからその後端を検
出するまでの時間T1(sec) と、センサ11,12の検
出のタイミング差t2とから、搬送される用紙1の用紙
長Lを求めることができる。
【0055】これを詳しく説明すると、搬送ローラA,
Bによって用紙1の搬送が行われると、先述した実施の
形態の場合と同様に、センサ12が用紙1を後端を検出
した後、t2遅れてセンサ11がその後端を検出する。
このとき、用紙1は、搬送ローラAの搬送支配力の方が
大きいので、この搬送ローラAの回転駆動に支配された
状態で搬送される。よって、センサ11による検出時間
T1は、次の式で表すことができる。
【0056】T1=L/VA ・・・(7)
【0057】搬送ローラAの周速VA は、先述した
(4)式によって表されるので、これら(4)及び
(7)式から、用紙1の用紙長Lを求めるための式を導
き出すと、次のようになる。
【0058】 L=(T1/t2)×L1 ・・・(8)
【0059】このように、センサ11を搬送ローラAの
軸上に設けた場合には、上記(8)式を用いて、その用
紙1の用紙長Lを算出する。この場合に、センサ12の
取り付けの位置精度(先述した実施の形態におけるL2
の精度)は、用紙長Lの算出結果に対して全く影響を与
えることがない。
【0060】したがって、センサ11を搬送ローラAの
軸上に設け、これらセンサ11,12間の距離L1と、
センサ11,12による検出結果T1,t1,t2とに
基づいて、用紙1の用紙長Lを算出すれば、先述した実
施の形態の場合、すなわち(6)式を用いて用紙長Lを
算出する場合に加えて、さらに高精度かつ高い繰り返し
精度の算出結果が得られるようになる。
【0061】なお、上述した実施の形態では、本発明
を、用紙1に対する両面印刷または多重印刷をフルカラ
ーで行う画像形成装置に適用した場合を例に挙げて説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、両面印刷機能または多重印刷機能を有しておらず、
片面印刷のみを行うことが可能な画像形成装置や、白黒
印刷を行う画像形成装置であっても、本発明を用いれ
ば、従来よりも高精度に用紙長検出を行うことができる
ようになる。
【0062】また、上述した実施の形態では、用紙1が
搬送ローラA,Bによって搬送される場合について説明
したが、例えば用紙1が搬送ベルトによって搬送される
ように構成されていても、搬送ローラA,Bの場合と同
様に適用可能である。さらに、用紙1の検出を行うセン
サ11,12は、例えば機械式のスイッチなど、光電セ
ンサ以外のものであってもよい。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像形
成装置及びこの画像形成装置で用いられる検出方法によ
れば、搬送される被記録シートを複数の検出手段が検出
すると、これら検出手段の間の距離と各検出手段での検
出のタイミング差とに基づいて、被記録シートのシート
長を算出するようになっている。したがって、搬送され
る被記録シートのシート長を、高精度、例えば数10μ
m程度の検出精度で求めることができ、しかもその結果
を高い繰り返し精度で得られるようになる。これによ
り、例えば両面印刷や多重印刷等を行う場合であって
も、高品質の印刷を実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概要を説明するためのブロック図で
ある。
【図2】 用紙長の算出を行う演算手段の詳細な構成の
一例を示すブロック図である。
【図3】 本発明が適用される画像形成装置の一例の全
体構成図である。
【図4】 本発明が適用される画像形成装置の他の例の
全体構成図である。
【図5】 本発明に係わる一実施形態における搬送ロー
ラ、センサ、及びこのセンサの用紙検出タイミングを示
す説明図である。
【図6】 センサによる検出時間の解析の説明図であ
る。
【図7】 用紙長検出の際の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】 本発明に係わる他の実施形態における搬送ロ
ーラ、センサ、及びこのセンサの用紙検出タイミングを
示す説明図である。
【図9】 従来の画像形成装置における用紙長検出を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 用紙(被記録シート) 11,12 センサ(検出手段) 20 演算手段 21 CPU 22 RAM 23 ROM A,B 搬送ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 隆 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録シートの搬送機能を有した画像形
    成装置において、 前記被記録シートの搬送方向に沿って配設され、前記搬
    送機能によって搬送される被記録シートの検出を行う複
    数の検出手段と、 前記複数の検出手段の間の距離と各検出手段での検出の
    タイミング差とに基づいて、前記被記録シートのシート
    長を算出する演算手段とを備えることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 被記録シートの搬送を行うために該被記
    録シートの搬送方向に沿って配置された2組の搬送手段
    と、 前記2組の搬送手段の間で前記被記録シートの搬送方向
    に沿って配設され、該搬送手段によって搬送される被記
    録シートの検出を行う第1及び第2の検出手段と、 前記第1及び第2の検出手段の間の距離と、該検出手段
    と前記搬送手段との間の距離と、各検出手段での検出の
    タイミング差とに基づいて、前記被記録シートのシート
    長を算出する演算手段とを備えることを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、 前記被記録シートのシート長をL、前記第1及び第2の
    検出手段の間の距離をL1、搬送方向上流側に位置する
    第2の検出手段と搬送方向下流側に位置する搬送手段と
    の間の距離をL2、前記第2の検出手段による被記録シ
    ートの検出時間をT2、前記第1及び第2の検出手段で
    の検出のタイミング差をそれぞれt1、t2とした場合
    に、 L=(T2/t2)×L1+(t2−t1)×(L2/
    t2) として被記録シートのシート長Lを算出するものである
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 被記録シートの搬送を行うために該被記
    録シートの搬送方向に沿って配置された2組の搬送手段
    と、 前記2組の搬送手段のうちの前記被記録シートの搬送方
    向下流側のものと同一位置に配設され、該搬送手段によ
    って搬送される被記録シートの検出を行う第1の検出手
    段と、 前記2組の搬送手段の間に配設され、該搬送手段によっ
    て搬送される被記録シートの検出を行う第2の検出手段
    と、 前記第1の検出手段と前記第2の検出手段との間の距離
    と、各検出手段での検出のタイミング差とに基づいて、
    前記被記録シートのシート長を算出する演算手段とを備
    えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記演算手段は、 前記被記録シートのシート長をL、前記第1の検出手段
    と前記第2の検出手段との間の距離をL1、前記第1の
    検出手段による被記録シートの検出時間をT1、前記第
    1の検出手段と前記第2の検出手段での検出のタイミン
    グ差をt2とした場合に、 L=(T1/t2)×L1 として被記録シートのシート長Lを算出するものである
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、複数のものが一体に形
    成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4ま
    たは5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段が搬送ローラからなる場合
    に、各検出手段は、その間の距離が前記搬送ローラの周
    長の自然数倍となるように配設されていることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5または6記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送手段は、前記被記録シートの搬
    送方向下流側のものの方が、前記被記録シートに対する
    搬送支配力が大きくなるように構成されていることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記演算手段が算出した被記録シートの
    シート長に対して、予め設定されている補正係数を用い
    て補正を行う補正手段が設けられたことを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 前記補正手段は、前記検出手段におけ
    る検出特性に応じた補正を行うものであることを特徴と
    する請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記補正手段は、前記被記録シートの
    変形特性に応じた補正を行うものであることを特徴とす
    る請求項9記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記検出手段は、前記被記録シートの
    定速搬送域に配設されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10または11
    記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記定速搬送域は、一旦画像形成が行
    われた被記録シートに対して更なる画像形成を行う際に
    該被記録シートを搬送するためのパス部であることを特
    徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 所定周波数の基準クロックを用いて、
    前記検出手段による被記録シートの検出時間及び検出タ
    イミングを解析する解析手段が設けられたことを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0、11、12または13記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 被記録シートの搬送を行う搬送手段
    と、前記被記録シートの搬送方向に沿って配設され、前
    記搬送手段によって搬送される被記録シートの検出を行
    う第1及び第2の検出手段とを備えた画像形成装置で用
    いられる検出方法であって、 前記搬送手段が被記録シートの搬送を開始すると、該被
    記録シートの搬送方向上流側に位置する第2の検出手段
    が、前記搬送手段によって搬送される被記録シートの検
    出を行い、 次いで、前記被記録シートの搬送方向下流側に位置する
    第1の検出手段が、前記搬送手段によって搬送される被
    記録シートの検出を行い、 前記第1及び第2の検出手段が被記録シートの検出を行
    うと、各検出手段での検出のタイミング差と、前記第1
    及び第2の検出手段の間の距離とに基づいて、前記搬送
    手段によって搬送された被記録シートのシート長を算出
    することを特徴とする画像形成装置で用いられる検出方
    法。
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