JP2000355175A - 熱転写記録方法、装置および記録体 - Google Patents

熱転写記録方法、装置および記録体

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JP2000355175A
JP2000355175A JP11169254A JP16925499A JP2000355175A JP 2000355175 A JP2000355175 A JP 2000355175A JP 11169254 A JP11169254 A JP 11169254A JP 16925499 A JP16925499 A JP 16925499A JP 2000355175 A JP2000355175 A JP 2000355175A
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Inventor
Nobuyoshi Taguchi
信義 田口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 普通紙を用いて光沢のある画像安定性の良い
高画質画像を、銀塩現像プリントと同等の高速でプリン
トできること、及び銀塩印画紙プリントと同等の低ラン
ニングコストを実現することを目的とする。 【解決手段】 大径ドラム10及び小径ドラムを閉ルー
プ記録中間体8で連結し、小径ドラム110上に染着層
転写部1、大径ドラム10上に各色画像記録部2、3、
4を配置し、閉ループ内に画像転写部5を配置した構成
とした熱転写記録方法及び装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速でフルカラー
の高画質画像が低価格普通紙上に形成可能な熱転写記録
方法、装置及び記録体に関する。
【0002】
【従来の技術】染料熱転写記録方法は、カラ−写真に匹
敵する高画質画像を提供できる、環境に優しく、小型・
保守・即時性の優れた記録技術である。しかし、高画質
を再現するためパルプ紙の両面を発泡ポリエステル(PE
T)フィルム等で積層した高価で選択自由度のない受像
紙基材を用いる必要がある。このような課題を解決する
ため再転写記録法が提案されている。その第1の方法は
PETフィルム等の薄い基材に受像層をコーティング等で
形成した受像層シートに画像を形成し、その画像を紙等
に再転写する方法である。しかし、この方法は薄いシー
ト基材に熱記録するため、画像のレジストレーションが
悪く、また受像シートの装置内での引き回しが実用的で
ない。第2の方法はドラムまたはベルト等の閉ループの
記録中間体を用いるものであり、ドラムを用いる方法は
特開平4−156384号公報、ベルトを用いる方法は
特開平8−67016号公報にそれぞれ開示されてい
る。これは、別に設けた染着層転写体から記録中間体上
に染着層を転写し、この染着層に染料熱転写による画像
を形成した後、紙等の受像体に染着層ごと再転写する方
法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
2の再転写記録方法において、閉ループ記録中間体にド
ラムを用いる方法(特開平4−156384号公報記載
の方法)では、高速で安定な記録走行が行える反面、最
終受像体への熱転写が紙等の背面から熱を付与するか、
ドラムの内側から加熱するため、熱制御が困難である。
また閉ループ記録中間体にベルトを用いる方法(特開平
8−67016号公報記載の方法)では、ベルト内側に
画像転写加熱源を設けられるので転写は比較的安定であ
るが、高速で安定な記録とベルトの蛇行制御に課題が生
じる。特に、不安定なベルト上に受像層を転写し、画像
記録を行う方法は記録プロセスの余裕度を低減化させ
る。また、ベルト内の加熱源にはハロゲンランプ等が用
いられたため、ベルト表面温度制御に課題が生じ、これ
もプロセス余裕度の低減化を招いていた。
【0004】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために、本
発明の請求項1記載の発明は、基材上に染着層を有する
染着層転写体と、基材上に昇華性染料層を有する染料転
写体と、大径ドラムと複数の小径ドラムに跨る表層に機
能層を有する閉ループ基材からなる記録中間体と、受像
体とを用い、一方の前記小径ドラムの閉ループ基材外側
に染着層転写部を構成し、前記大径ドラム外周上の閉ル
ープ外側に複数の記録ヘッドを配置して画像記録部を構
成し、他方の小径ドラムの前記閉ループ内側に画像転写
ヘッドを配置して画像転写部を構成し、前記染着層転写
部における前記染着層転写体の染着層を前記記録中間体
上に熱転写するプロセスと、前記画像記録部における転
写された染着層に染料転写体の染料を熱転写記録するプ
ロセスと、前記画像転写部における記録された染着層を
受像体上に熱転写するプロセスを有することを特徴とす
る熱転写記録方法であって、画像転写部を別途閉ループ
内側に画像転写ヘッドを配置して構成することにより最
終受像体への熱転写制御が容易になる。また、染着層転
写部は小径ドラムに画像記録部は大径ドラムの各外側に
分離して配置した構成とすることにより、異なるプロセ
スを分離して転写条件等の制御を個別に制御することが
可能になる。特に染着層記録部における冷間剥離距離を
余裕をもってとることが可能になる。また大径ドラムの
サイズを最適化することが可能になり大径ドラムの安定
性が向上する。
【0005】本願の請求項2記載の発明は、閉ループ基
材の両側部にスプロケットホールを有する記録中間体を
用い、大径ドラム、小径ドラム及び閉ループに接する任
意ローラの両側外周部にスプロケットホールと勘合する
凸部を有する閉ループ基材蛇行及び滑り防止機構を有す
る熱転写記録方法であって、蛇行防止と滑り防止に効果
がある。
【0006】本願の請求項3記載の発明は、大径ドラム
外周に配置した染着層転写部と画像記録部の複数の記録
ヘッドを、記録画像サイズのピッチと同等以上になるよ
う配置し、かつ、記録画像が前記閉ループ記録中間体上
全体にほぼ等間隔になるように連続記録する熱転写記録
方法であって、転写記録速度の高速化が図れるとともに
染着層転写体や染料転写体の転写体材料の使用量も少な
くすることが可能となる。
【0007】本願の請求項4記載の発明は、閉ループ基
材の回転駆動を前記大径ドラムに連結した回転駆動部で
行うことを特徴とした熱転写記録方法であり、回転安定
性が向上しかつ駆動ロスが少ないという効果を有する。
【0008】本願の請求項5記載の発明は、染着層転写
部、画像記録部、画像転写部に冷間剥離機構を設け、染
着層転写部の冷間剥離角度は45度以上、画像転写部の
冷間剥離角度を染着層転写部の冷間剥離角度より大きい
ことを特徴とした熱転写記録方法であり、剥離が完全に
行えるという効果を有する。
【0009】本願の請求項6記載の発明は、染着層転写
部において、染着層転写体上の染着層を任意形状に切断
して記録中間体上に転写し、画像記録部で染着層に記録
した後、画像転写部で、記録中間体上の染着層を受像体
上に全面熱転写することを特徴とする熱転写記録方法で
あり、最初に染着層を任意形状に切断して記録中間体上
に転写し、最終的に染着層を受像体上に全面熱転写する
ことにより良好な最終画像を得ることが可能となる。
【0010】本願の請求項7記載の発明は、閉ループ上
の機能層が、柔軟層であることを特徴とする熱転写記録
方法である。
【0011】本願の請求項8記載の発明は、閉ループ上
の機能層が、柔軟で断熱性を有することを特徴とする熱
転写記録方法であり、より良好な転写が可能となる。
【0012】本願の請求項9記載の発明は、同一基材上
に面順次に複数の色素を有する昇華性染料層を染料転写
体が設けられたことを特徴とする熱転写記録方法であ
り、同一ヘッドで順次記録することが可能となり、部品
点数を少なくすることが可能となる。
【0013】本願の請求項14記載の発明は、染着層転
写体の基材背面に滑性耐熱層を設け、基材上に熱記録ヘ
ッドにより任意形状に切断転写される染着層を設けたこ
とを特徴とする前記記載の記録方法および装置に供する
染着層転写体である。
【0014】本願の請求項15記載の発明は、染着層
が、水酸基価が30以上あるポリオール樹脂とポリエステ
ル樹脂と塩酢ビ共重合系樹脂と水酸基またはメトキシ基
を有するシリコーン樹脂と架橋剤を含むことを特徴とす
る染着層転写体であって、透明性に優れ、記録感度が高
くかつ安定的な転写が可能となる。
【0015】本願の請求項16記載の発明は、染着層が
高級脂肪酸エステルまたはその誘導体と高級脂肪酸変性
シリコーンオイルの少なくとも一方を含む染着層転写体
である。
【0016】本願の請求項17記載の発明は、記録中間
体上のフッソ系ゴムからなる機能層中に断熱性多孔質部
を有する前記記載の記録方法および装置に供する記録中
間体であって、記録感度が高くなるという効果を有す
る。
【0017】本願の請求項18記載の発明は、記録中間
体の基材と機能層間に多孔質層を有する記録中間体であ
って、より記録感度が高くなるという効果を有する。
【0018】本願の請求項19記載の発明は、記録中間
体基材背面に耐熱滑性層を設けたことを特徴とする記録
中間体であって、記録中間体のスムーズな走行が可能と
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施形態の構成断
面図を示す。
【0020】直径200mm程度の大径ドラム10と直径
50mm程度以下の小径ドラム52、100、110、1
20等に跨るまたは接するベルト等の閉ループからなる
記録中間体8が設けられている。大径ドラム10外周上
には画像記録部2、3、4が配置されている。また、小
径ドラム110外周上には染着転写部1、閉ループ内側
に画像転写部5が設けられている。1の染着層転写部は
記録ヘッド11、染着層転写体6及びその巻だし部1
2、巻き取り部13、冷間剥離機構14からなる。画像
記録部2、3、4はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)色の記録部がダンデム構造に設置されてい
る。Y、M、C画像記録部2、3、4は所定の記録サイ
ズと同等以上の間隔をあけて配置されている。例えば、
A6サイズ横置きであればその間隔は110mm程度が適当で
ある。Y画像記録部2は記録ヘッド21、Y染料転写体
7a、その巻だし部22、巻き取り部23、冷間剥離機
構24からなる。M画像記録部3は記録ヘッド31、M
染料転写体7b、その巻だし部32、巻き取り部33、
冷間剥離機構34からなる。C画像記録部4は記録ヘッ
ド41、C染料転写体7C、その巻だし部42、巻き取
り部43、冷間剥離機構44からなる。画像転写部5
は、記録ヘッド51、小径ドラム52、冷間剥離機構部
のガイドローラー100、受像体9、受像体巻だし部9
1からなる。
【0021】図3は記録中間体8の断面図(図3-a)と
平面図(図3-b)を示す。8の両側部にはスプロケット
ホール84が設けられている。
【0022】図2は大径ドラム10の横断面図を示す。
ドラム表面の円周方向にはその外周部を除いてゴム硬度
60ないし70度のゴム等の弾性体11が設けられ、ド
ラム最外周部の円周方向には記録中間体8のスプロケッ
トホール84と勘合する凸部12が形成されている。
【0023】ベルト状の閉ループからなる記録中間体の
駆動は、大径ドラム10の主軸に連動される駆動装置で
動かされる。ベルトの主な駆動力は大径ドラム表面のゴ
ム弾性体11とベルト基材背面との摩擦力で行われる
が、すべり成分はベルト基材のスプロケットホール84
と勘合する大径ドラムの凸部機構12により防止され
る。この84と12からなる機構は同時にベルト基材の
蛇行防止機能も果たしている。
【0024】記録中間体8は図3に示すように、ベルト
状基材81とその表面の機能層82、スプロケットホー
ル84からなり、必要に応じて基材背面に耐熱滑性層8
3を設けてもよい。
【0025】図4に染着層転写体6の構成断面図を示
す。基材61の背面に滑性耐熱層62を設け、基材表面
には染着層64が全面形成されている。必要に応じて剥
離層63が基材と染着層間に設けられる。
【0026】染料転写体7(7a、7b、7c)は、通常
の昇華プリンタに搭載されるインクシートが用いられ
る。
【0027】また、記録ヘッドは画像記録用の市販端面
ヘッド(解像度は一般に300dpi)が用いられ、画像転写
部の画像転写ヘッドにはC端面ヘッド(コーナーヘッ
ド)が用いられる。
【0028】次に全体のプロセス動作を説明する。ま
ず、染着層転写部1において、画信号に基づき画像サイ
ズより少し大きめの任意サイスの染着層64が記録中間
体8の機能層82上に切断転写される。この切断転写さ
れた染着層の先端が画像記録部2にくるとY画像の記録
が開始される。同様に順次画像記録部3、4でM、Cの
画像が同一染着層上に形成される。最後に画像転写部5
で普通紙等任意の受像体9上に3色記録された染着層が
全面転写され、目的の画像が得られる。このプロセスは
順次連続行われるので、5ヘッドは同時に駆動されてい
る。従って、例えばY記録時には同時に次の画面の染着
層転写動作が行われている。連続記録時、記録中間体上
にはほぼ全面に、等間隔に画像が配列されている。即
ち、高速の連続プリントが可能となる。300dpiの分
解能のライン記録ヘッドを用いて、5ms/ラインの速
度でA6サイズ横置きの記録を行うと、最初のプリントは
30ないし40秒かかるが、連続プリント時には10秒
以内に1枚が形成され、4分以内に24枚のプリントが
可能である。
【0029】更に、各部の詳細プロセスを説明する。染
着層転写部1において、記録ヘッド11の上流から小径
ドラム110に沿うようにして染着層転写体6が挿入さ
れ、記録ヘッド11で任意形状の切断エネルギを印可さ
れた後、ファン等で冷却され14の冷間剥離機構で45
度以上の急峻な角度で染着層転写体6がドラムから剥が
される。切断は余熱と切断開始点での急峻な過大エネル
ギとその後の熱履歴制御を付与して行われる。
【0030】Y、M、Cの画像記録は通常の方法による
が、染着層は記録中間体8上に準安定的に固定されてい
るだけなので、染料転写体の引き剥がし時は充分冷却さ
せる必要があり、図の24、34、44部の冷間剥離プ
ロセスが重要である。
【0031】画像転写部5に置いても、画像転写後の冷
間剥離は特に重要であり、転写ヘッド51の位置と剥離
ローラ100の距離は充分離す必要がある。画像全部が
転写してから受像体9を記録中間体8から離すと効果が
大きい。
【0032】再度、染着層が転写される迄に、記録中間
体8の機能層82上をクリニングローラ111で清浄し
てもよい。
【0033】記録中間体8の基材は25ないし50μm
のポリイミドフィルム基材が適当である。スプロケット
ホール部84はポリイミドフィルムを2重にして強度を
付与することが好ましい。その他、アラミドフィルム、
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレン
サルファイト(PPS)などの耐熱フィルムも使用可能で
あるが特定するものではない。機能層82はフッソ系ゴ
ムやシリコーン系ゴムを5ないし30μmの薄さに形成
したものが用いられる。フッソ系ゴムとしては、カーボ
ンや酸化マグネシウム等の微粒子を含むフッ化ビニリデ
ン・6フッ化プロピレン・4フッ化エチレンの3元共重
合体フッソゴム(バイトン)などが有効である。また、
ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン
・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ビニ
リデンフルオライド・ヘキサフルオロプロピレン系のフ
ッソ樹脂、フッソゴム等も有用である。シリコーンゴム
としては、各種コーティング用、剥離紙用、粘着剤用の
付加重合または縮合重合して製膜可能なものが好まし
い。
【0034】記録感度を高める機能層構成として、閉ル
ープ基材側に多孔性の層を設け、この上に平滑な柔軟性
ゴム層を設けると良い。フッソ系材料で構成する場合
は、下層にカーボン等の微粒子の多い多孔性層を設け、
上層に微粒子含有量の少ない平滑なゴム層を形成するこ
とにより実現できる。
【0035】染着層転写体6の基材61及び背面層62
は染料転写体と同等のものが用いられる。基材61とし
て、6ないし12μmのポリエステル(PET)フィルムが
一般的である。背面層62はアクリルポリオール系樹
脂、可塑系樹脂、架橋剤の他、タルク・シリカ等の微粒
子、各種シリコーンオイル等の組成物で構成される架橋
系樹脂層が約1μmに形成される。基材表面の染着層6
4としては、画質・感度・切断転写性・記録中間体機能
層82との準安定接着性を考慮した組成物が用いられ
る。
【0036】上記組成物の基本骨格はアクリルポリオー
ル系樹脂と低分子ポリエステル系樹脂とからなる2元相
溶系透明樹脂層である。塩酢ビ系樹脂を加えて3元相溶
透明樹脂系も有用であるその他、各種の添加材が加えら
れた場合も染着層または、塗料として全体として相溶系
で構成される。
【0037】従来、透明性の優れるアクリル(メタクリ
ル)系樹脂は昇華プリンタに一般的に使われる色素染着
性が少なく、受像層材料に用いられなかった。しかし、
水酸基等の官能基を多く含むアクリルポリオール系樹脂
は、色素染着性が増加することに着目し、染着層の膜強
度を保つ骨格樹脂に選定した。
【0038】また、一般の(飽和線状)ポリエステル樹
脂(数平均分子量Mn約2万)は色素染着性の高いことで
知られているが、粘着性が高すぎ、これを主たる受像層
樹脂に使うためには剥離付与材選択に多くの困難が伴っ
た。また、上記アクリルポリオール系樹脂と併用すると
相溶性が不充分で、平滑で透明な製膜ができない。そこ
で、Mnが1万以下の低分子ポリエステル樹脂を採用する
ことにより、相溶性を向上させることができ、染着性と
膜強度の高いアクリルポリオールとポリエステルの相溶
2元系透明樹脂層を実現できた。水酸基を有する低分子
ポリエステル樹脂は更に相溶効果が大きい。
【0039】塩酢ビ系樹脂は、色素染着性と自己剥離性
(色材層と受像層間の剥離性)に優れているが、染着記
録された画像安定性に課題があり、単独では用いにくく
受像層補助樹脂として用いられていた。アクリルポリオ
ール/ポリエステル相溶樹脂系に塩酢ビ系樹脂を加える
ことにより、更に染着性と剥離性を付与した3元相溶系
を実現できる。水酸基を有する塩酢ビ系樹脂を採用する
とその効果が増大する。
【0040】上記2元または3元相溶系樹脂層に更に剥
離性を付与するために、水酸基またはメトキシ基を有す
る変性用シリコーン樹脂を添加するとその効果が大きく
なる。水酸基などの官能基を有するため、上記2元また
は3元相用樹脂系とソフトなネットワークを作り安定な
経時変化の少ない染着層の剥離性が得られる。また、樹
脂層製膜性(レベリング性)も改善される。
【0041】上記相溶樹脂系とシリコーン樹脂の構成樹
脂が全て水酸基を有すると、染着層全体がソフトなネッ
トワークを構成し、柔軟で強靱な染着層を形成できる。
【0042】上記染着層に更に、高速記録(高温記録)
適性を付与するために架橋材を含有する部分架橋樹脂系
を構成することもできる。これにより透明で強靱な架橋
系受像層を形成できる。
【0043】上記染着層には、必要に応じて高級脂肪酸
エステルや脂肪酸変性シリコーンオイルなどの樹脂相溶
分散促進材を添加してもよい。
【0044】更に、染着層の各構成要素について詳述す
る。
【0045】ポリオールは1分子中に活性水素基(-OH,
=NH2)等の官能基を2個以上持つ高分子の総称で、ア
クリルポリオールの他ポリエーテル系、ポリエステル系
等がある。アクリルポリオールは水酸基等を持つアクリ
ルモノマーとアクリル酸エステルとの共重合アクリル樹
脂である。本発明には特に、水酸基価が30以上、望まし
くは約50で、ガラス転移点(Tg)が40℃から70℃、望ま
しくは50℃から60℃の物性値を持つ透明樹脂が好まし
い。
【0046】低分子ポリエステル樹脂は、数平均分子量
が1万以下、望ましくは6000以下が好ましい。Tgは50℃
から70℃が好ましい。また、水酸基価は10から70程度有
するものが好ましい。
【0047】塩酢ビ系樹脂は、塩化ビニル/酢酸ビニル/
ビニルアルコールの共重合樹脂が適する。Tgは60℃から
80℃程度が好ましく、水酸基を含むほうが好ましい。
【0048】官能基を有する樹脂変性用シリコーン樹脂
の水酸基価は3から10が好ましい。メトキシ基含有でも
効果が期待できる。
【0049】混合樹脂分散促進材または剥離材として添
加効果がある高級脂肪酸エステルは、ステアリン酸ブチ
ル等の高級脂肪酸のアルコールエステルや水酸基を有す
る多塩基酸のアルコールエステルなどが用いられる。
【0050】染着層を部分架橋系にするために、架橋材
として一般的なポリイソシアネート(1分子中にイソシ
アネート基-NCOを2個以上持つ化合物)が用いられる。
イソシアネート量は樹脂合計に対して5重量%以下で十分
な効果を発揮する。望ましくは2重量%以下で十分である 上記染着層組成物に、各種光安定剤や紫外線吸収剤、ク
エンチャー、酸化防止剤等を配合すると、画像安定性が
向上する。特に、光安定剤としてヒンダードアミン系安
定剤(HALS)を、紫外線吸収剤(UVA)としてサリチル
酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系UVAの
組み合わせが有効である。
【0051】染着層は単層で構成されるだけでなく、必
要に応じて機能分離して2層以上の層構成で使われる。
2層の場合、上層の樹脂層の表面エネルギーは下層より
高いものが用いられる。前述の単層組成物をベースに考
える場合、上層はポリエステル成分が多く、下層は塩酢
ビ成分を多くすると、上下層に表面エネルギの差を設け
ることができ、染着層の記録中間体上への転写及び色材
の記録に安定性がより付与される。
【0052】7a,7b,7cの染料転写体の昇華染料と樹脂か
らなる色材層はそれぞれ、Y,M,Cの色材層が単独でベタ
塗り印刷される。Y昇華染料としては、キノフタロン系
・スチリル系・ピリドンアゾ系の色素が2種類以上混合
したものを用いる。M色素としてはイミダゾールアゾ系
の末端基の若干異なるものが2種類以上混合される。必
要に応じてアントラキノン系色素を混合してもよい。C
色素としては複数のインドアニリン系色素と補色用とし
てアントラキノン系色素を混合したものが用いられる。
【0053】色材層の結着樹脂としては、アクリロニト
リルスチレン共重合体(AS)樹脂、ポリアセタール樹
脂、ポリエステル樹脂、フェノキシ樹脂、一液性エポキ
シ樹脂やその混合組成物が一般的である。特に、AS樹脂
の内、アクリロニトリル樹脂成分が一般グレード(約2
3%)より多い約30重量%含有するものは基材との接
着力や耐熱性が優れ、染着層との張り付きが少なく本記
録プロセスのため安定に使用できる。
【0054】尚、染着層転写体、染料転写体、記録中間
体を総称して記録体と呼ぶことがある。
【0055】
【実施例】実施例に基づいて、更に詳述する。 ・装置設計:染着層転写小径ドラム径は50mmで染着層
転写部を配置。大径ドラムは直径200mm、幅260mm、
表層コム硬度60度の周りに、110mm間隔で、Y,M,C画像記
録部を配置。転写部、記録部は端面ヘッド(A4サイズ、
300dpi)、剥離機構、ロール巻出し・巻き取り機構を具
備。大径ドラム外周部にスプロケットホール勘合突起機
構を具備。画像転写ドラム径は50mm、画像剥離ローラ
径は20mm、転写ヘッドはコーナーヘッド(A4、300dp
i)を採用。 ・記録中間体:25μm、幅260mmのポリイミドフィルムベ
ルトの両側部を50μmの厚さにし、その部分に前記大径
ドラム突起機構と勘合するスプロケットホールを形成。
背面にインクシート背面とほぼ同様な1μmの滑性耐熱
層を設けた。25μm部分の表層には、以下の処方の機能
層を下層5μm、上層10μmの厚さに形成した。 ・機能層:下層多孔層塗料組成物 フッソゴム(バイトンB、昭和電工デュポン社)・・・・・ 10重量部 カーボン(MTカーボンN-990、cancarb 社)・・・・・・・・ 5重量部 酸化マグネシュウム(キョウーワマグ30、共和化学社)・・ 5重量部 ポリアミン架硫材・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0.4重量部 メチルイソブチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・ 40重量部 以上の組成物をポリイミド上にダイコータで塗工乾燥
し、下層を形成した。この上に上記組成物のカーボン量
を2重量部、酸化マグネシウム量を1重量部にした組成
物を上層塗料組成物とし、下層と同様に被膜を形成し機
能層上層とした。 ・染着層転写体:基材として市販の12μm厚さの重剥離
の剥離PETフィルム(180度剥離力30g/インチ)を用い、
その上に下記組成物の染着層を5μmの厚さに形成し
た。
【0056】 アクリルポリオール樹脂・・・・・・・・12重量部 低分子ポリセステル樹脂・・・・・・・・14重量部 塩酢ビ樹脂・・・・・・・・・・・・・・14重量部 水酸基含有シリコーン樹脂・・・・・・・ 4重量部 高級脂肪酸エステル・・・・・・・・・・ 2重量部 脂肪酸変性シリコーンオイル・・・・・・0.3重量部 HALS・・・・・・・・・・・・・・・・・2重量部 ベンゾヘノン系UVA・・・・・・・・・・ 2重量部 溶剤・・・・・・・・・・・・・・・・・80重量部 また、基材背面にはインクシートと同じ滑性耐熱層を設
けた。 ・インクシート:6μmのPETの背面に下記滑性耐熱層を
1μm設け、基材表面には以下のインクを用いて0.8μm
のYインク層を形成した。
【0057】 ピリドンアゾ系Y色素・・・・・・・・・・2重量部 キノフタロン系Y色素・・・・・・・・・・1重量部 AS樹脂(ダイセル製、セビアンN-080。AN成分が30重量%)・・・4重量部 溶剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・15重量部 同様にして、M,Cインキを製造し、それぞれのインクシ
ートを作製した。 ・滑性耐熱層:下記の塗料を用い1μmの滑性耐熱層を
形成した。
【0058】 アクリルポリオール樹脂・・・・・・・・・・8重量部 AS樹脂(上記色材用と同じもの)・・・・・・2重量部 変性シリコーンオイル・・・・・・・・・・・10重量部 タルク・・・・・・・・・・・・・・・・・・10重量部 溶剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60重量部 ・記録実験:染着層転写部で5ms/ラインの速度でA6横サ
イズ(幅150mm、長さ100mm)の染着層を記録中間体上に
切断転写した後、染着層先頭部がY記録部ヘッド直下に
来た時、Y記録を開始し、順次M,C記録を行った。最後
に画像転写部で普通紙(キャストコート紙、日本製紙製
エスプリコートC)上に記録された染着層を全面転写し
て、光沢のある高画質画像を得た。プリント速度は1枚
目が35秒で、連続時は8秒であった。当然のことなが
ら、連続記録時は5ヘッドが同時に駆動されている。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の発明に
よれば、画像転写部を別途閉ループ内側に画像転写ヘッ
ドを配置して構成することにより最終受像体への熱転写
制御が容易になった。また、染着層転写部は小径ドラム
に画像記録部は大径ドラムの各外側に分離して配置した
構成とすることにより、異なるプロセスを分離して転写
条件等の制御を個別に制御することが可能になった。特
に染着層記録部における冷間剥離距離を余裕をもってと
ることが可能になり、また大径ドラムのサイズを最適化
することが可能になり大径ドラムの安定性が向上した。
【0060】以上の結果、普通紙に光沢のある画像安定
性の良い高画質画像が、銀塩現像プリントより即時的に
高速で得られた。また、単独インクロール及び普通紙使
用のため、銀塩印画紙プリントと同等のランニングコス
トが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成断面図
【図2】記録中間体ドラムの構成断面図
【図3】記録中間体シートの構成断面図及び上面図
【図4】染着層転写体の構成断面図
【符号の説明】
1 染着層転写部 2、3、4 画像記録部 5 画像転写部 6 染着層転写体 7(7a,7b,7c) 染料転写体 8 記録中間体 9 受像体 10 大径ドラム 12 スプロケットホール勘合凸部機構 110 染着層転写用小径ドラム

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に染着層を有する染着層転写体と、
    基材上に昇華性染料層を有する染料転写体と、大径ドラ
    ムと複数の小径ドラムに跨る表層に機能層を有する閉ル
    ープ基材からなる記録中間体と、受像体とを用い、一方
    の前記小径ドラムの閉ループ基材外側に染着層転写部を
    構成し、前記大径ドラム外周上の閉ループ外側に複数の
    記録ヘッドを配置して画像記録部を構成し、他方の小径
    ドラムの前記閉ループ内側に画像転写ヘッドを配置して
    画像転写部を構成し、前記染着層転写部における前記染
    着層転写体の染着層を前記記録中間体上に熱転写するプ
    ロセスと、前記画像記録部における転写された染着層に
    染料転写体の染料を熱転写記録するプロセスと、前記画
    像転写部における記録された染着層を受像体上に熱転写
    するプロセスを有することを特徴とする熱転写記録方
    法。
  2. 【請求項2】閉ループ基材の両側部にスプロケットホー
    ルを有する記録中間体を用い、前記大径ドラム、小径ド
    ラム及び閉ループに接する任意ローラの両側外周部にス
    プロケットホールと勘合する凸部を有する閉ループ基材
    蛇行及び滑り防止機構を有することを特徴とする請求項
    1に記載の熱転写記録方法。
  3. 【請求項3】大径ドラム外周に配置した染着層転写部と
    画像記録部の複数の記録ヘッドを、記録画像サイズのピ
    ッチと同等以上になるよう配置し、かつ、記録画像が閉
    ループ記録中間体上全体にほぼ等間隔になるように連続
    記録することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の熱転写記録方法。
  4. 【請求項4】閉ループ基材の回転駆動を大径ドラムに連
    結した回転駆動部で行うことを特徴とした請求項1、
    2、3のいずれかに記載の熱転写記録方法。
  5. 【請求項5】染着層転写部、画像記録部、画像転写部に
    冷間剥離機構が設けられ、かつ、染着層転写部の冷間剥
    離角度が45度以上であり、画像転写部の冷間剥離角度が
    染着層転写部の冷間剥離角度より大きいことを特徴とす
    る請求項1から請求項4のいずれかに記載の熱転写記録
    方法。
  6. 【請求項6】染着層転写部において、染着層転写体上の
    染着層を任意形状に切断して記録中間体上に転写し、画
    像記録部で染着層に記録した後、画像転写部で、記録中
    間体上の染着層を受像体上に全面熱転写することを特徴
    とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の熱転写
    記録方法。
  7. 【請求項7】閉ループ上の機能層が、柔軟層であること
    を特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の
    熱転写記録方法。
  8. 【請求項8】閉ループ上の機能層が、柔軟で断熱性を有
    することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか
    に記載の熱転写記録方法。
  9. 【請求項9】基材上に染着層を有する染着層転写体と、
    同一基材上に複数の色素を有する昇華性染料層を面順次
    に設けた染料転写体と、大径ドラムと複数の小径ドラム
    に跨る表層に機能層を有する閉ループ基材からなる記録
    中間体と、受像体とを用い、一方の前記小径ドラムの閉
    ループ基材外側に染着層転写部を構成し、前記大径ドラ
    ム外周上の閉ループ外側に記録ヘッドを配置して画像記
    録部を構成し、他方の小径ドラムの前記閉ループ内側に
    画像転写ヘッドを配置して画像転写部を構成し、前記染
    着層転写部における前記染着層転写体の染着層を前記記
    録中間体上に熱転写するプロセスと、前記画像記録部に
    おける転写された染着層に染料転写体の染料を熱転写記
    録するプロセスと、前記画像転写部における記録された
    染着層を受像体上に熱転写するプロセスを有することを
    特徴とする熱転写記録方法。
  10. 【請求項10】基材上に染着層を有する染着層転写体
    と、基材上に昇華性染料層を有する染料転写体と、大径
    ドラムと複数の小径ドラムに跨る表層に機能層を有する
    閉ループ基材からなる記録中間体と、受像体とを用い、
    一方の前記小径ドラム部の閉ループ基材外側に染着層転
    写部を構成し、前記大径ドラム外周の閉ループ外側に複
    数の記録ヘッドを配置して画像記録部を構成し、他方の
    小径ドラムの前記閉ループ内側に画像転写ヘッドを配置
    して画像転写部を構成した熱記録装置。
  11. 【請求項11】閉ループ基材の両側部にスプロケットホ
    ールを有する記録中間体を用い、大径ドラム、小径ドラ
    ム及び閉ループに接する任意ローラの両側外周部にスプ
    ロケットホールと勘合する凸部を有する閉ループ基材蛇
    行及び滑り防止機構を有することを特徴とする請求項1
    0に記載の熱転写記録装置。
  12. 【請求項12】閉ループ基材の回転駆動を大径ドラムに
    連結した回転駆動部で行うことを特徴とした請求項10
    または請求項11に記載の熱転写記録装置。
  13. 【請求項13】染着層転写部、画像記録部、画像転写部
    に冷間剥離機構が設けられていることを特徴とする請求
    項10、11、12のいずれかに記載の熱転写記録装
    置。
  14. 【請求項14】染着層転写体の基材背面に滑性耐熱層を
    設け、基材上に熱記録ヘッドにより任意形状に切断転写
    される染着層を設けたことを特徴とする請求項1から請
    求項13のいずれかに記載の記録方法および装置に供す
    る染着層転写体。
  15. 【請求項15】染着層が、水酸基価が30以上あるポリオ
    ール樹脂とポリエステル樹脂と塩酢ビ共重合系樹脂と水
    酸基またはメトキシ基を有するシリコーン樹脂と架橋剤
    を含むことを特徴とする請求項14に記載の染着層転写
    体。
  16. 【請求項16】染着層が高級脂肪酸エステルまたはその
    誘導体と高級脂肪酸変性シリコーンオイルの少なくとも
    一方を含む請求項15に記載の染着層転写体。
  17. 【請求項17】記録中間体上のフッソ系ゴムからなる機
    能層中に断熱性多孔質部を有する請求項1から請求項1
    3のいずれかに記載の記録方法および装置に供する記録
    中間体。
  18. 【請求項18】記録中間体の基材と機能層間に多孔質層
    を有する請求項17に記載の記録中間体。
  19. 【請求項19】記録中間体基材背面に耐熱滑性層を設け
    たことを特徴とする請求項17または請求項18に記載
    の記録中間体。
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