JP2000354640A - 消火用配管方法 - Google Patents
消火用配管方法Info
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- JP2000354640A JP2000354640A JP11169623A JP16962399A JP2000354640A JP 2000354640 A JP2000354640 A JP 2000354640A JP 11169623 A JP11169623 A JP 11169623A JP 16962399 A JP16962399 A JP 16962399A JP 2000354640 A JP2000354640 A JP 2000354640A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L41/00—Branching pipes; Joining pipes to walls
- F16L41/04—Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
- F16L41/06—Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor making use of attaching means embracing the pipe
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】メイン管とサブメイン管とからなる配管の所定
位置に、スプリンクラーを設置する分岐配管を、分岐位
置ずれを引き起こすことなく、管路内の水を抜くことな
く、施工性よく行うことができる消火用配管方法を提供
する。 【解決手段】メイン管とサブメイン管とからなる配管を
行った後に、その管路3に、枝管接続口122を有する
不断水分岐サドル1を用いて、順次、スプリンクラー8
を設置する分岐配管を行う消火用配管方法である。
位置に、スプリンクラーを設置する分岐配管を、分岐位
置ずれを引き起こすことなく、管路内の水を抜くことな
く、施工性よく行うことができる消火用配管方法を提供
する。 【解決手段】メイン管とサブメイン管とからなる配管を
行った後に、その管路3に、枝管接続口122を有する
不断水分岐サドル1を用いて、順次、スプリンクラー8
を設置する分岐配管を行う消火用配管方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火用配管方法に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、消火設備としてのスプリンクラー
を設置する場合、例えば、特開平10─30778号公
報に記載のとおり、合成樹脂管との接続口を複数備えた
多口継手を用いて、スプリンクラー用分岐配管を行う方
法が知られている。
を設置する場合、例えば、特開平10─30778号公
報に記載のとおり、合成樹脂管との接続口を複数備えた
多口継手を用いて、スプリンクラー用分岐配管を行う方
法が知られている。
【0003】この多口継手は、一つの管より複数の合成
樹脂管をエレクトロフュージョン継手によって接続する
ものであるので、管路の末端に小規模の消火設備として
のスプリンクラーを設置するのには適しているが、大規
模の消火設備としてのスプリンクラーを設置する場合に
は適用することができず、又、管路の末端に下向きに接
続しなければならないので、天井懐高さが必要となると
いう欠点がある。
樹脂管をエレクトロフュージョン継手によって接続する
ものであるので、管路の末端に小規模の消火設備として
のスプリンクラーを設置するのには適しているが、大規
模の消火設備としてのスプリンクラーを設置する場合に
は適用することができず、又、管路の末端に下向きに接
続しなければならないので、天井懐高さが必要となると
いう欠点がある。
【0004】この点に鑑み、大規模な消火設備としての
スプリンクラーを新築工事として設置する場合には、図
6に示すように、予め、工場にて図面等より分岐位置を
読みとって、所定の長さに切断したメイン管とサブメイ
ン管aとを準備するとともに、枝管接続口cを有する多
数の分岐継手bと枝管dを施工現場にセットにて持ち込
み、メイン管及びサブメイン管aとを、多数の枝管接続
口cを有する分岐継手bを介して、分岐継手bの枝管接
続口cに枝管を接続し、その各枝管の先端にスプレンク
ラーeを接続するような施工を行うことにより、隣接す
る枝管dの間隔が所定間隔L,Lとなるように接続する
ことも試みられている。
スプリンクラーを新築工事として設置する場合には、図
6に示すように、予め、工場にて図面等より分岐位置を
読みとって、所定の長さに切断したメイン管とサブメイ
ン管aとを準備するとともに、枝管接続口cを有する多
数の分岐継手bと枝管dを施工現場にセットにて持ち込
み、メイン管及びサブメイン管aとを、多数の枝管接続
口cを有する分岐継手bを介して、分岐継手bの枝管接
続口cに枝管を接続し、その各枝管の先端にスプレンク
ラーeを接続するような施工を行うことにより、隣接す
る枝管dの間隔が所定間隔L,Lとなるように接続する
ことも試みられている。
【0005】しかし、この方法の場合には、メイン管や
サブメイン管aの切断長さの誤差や、接合長さの誤差
(螺子込み接合方式ではねじ込み長さ、接着接合方式で
は挿入長さ)が蓄積し、管路が長くなるにつれて分岐位
置にずれが生じてしまうという問題点がある。
サブメイン管aの切断長さの誤差や、接合長さの誤差
(螺子込み接合方式ではねじ込み長さ、接着接合方式で
は挿入長さ)が蓄積し、管路が長くなるにつれて分岐位
置にずれが生じてしまうという問題点がある。
【0006】又、改築工事の場合には、居室空間の増改
築に応じて、スプリンクラーの設置位置の変更・増設が
必要となるが、配管替えを行ったり、スプリンクラーを
設置する位置の管路を切断し、枝管接続口を有する分岐
継手を介して接続しなおし、分岐継手の枝管接続口に枝
管を接続し、その各枝管の先端にスプレンクラーを接続
するような施工を行う必要があるので、その施工作業が
煩雑である上に、産業廃棄物が多く発生し、その処理に
も費用や労力を要するという問題点がある。
築に応じて、スプリンクラーの設置位置の変更・増設が
必要となるが、配管替えを行ったり、スプリンクラーを
設置する位置の管路を切断し、枝管接続口を有する分岐
継手を介して接続しなおし、分岐継手の枝管接続口に枝
管を接続し、その各枝管の先端にスプレンクラーを接続
するような施工を行う必要があるので、その施工作業が
煩雑である上に、産業廃棄物が多く発生し、その処理に
も費用や労力を要するという問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の問題点を解消し、メイン管とサブメイン管とか
らなる配管の所定位置に、スプリンクラーを設置する分
岐配管を、分岐位置ずれを引き起こすことなく、管路内
の水を抜くことなく、施工性よく行うことができる消火
用配管方法を提供することを目的としてなされたもので
ある。
な従来の問題点を解消し、メイン管とサブメイン管とか
らなる配管の所定位置に、スプリンクラーを設置する分
岐配管を、分岐位置ずれを引き起こすことなく、管路内
の水を抜くことなく、施工性よく行うことができる消火
用配管方法を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明(本発明1)は、メイン管とサブメイン管とからな
る配管を行った後に、その管路に、枝管接続口を有する
不断水分岐サドルを用いて、順次、スプリンクラーを設
置する分岐配管を行う消火用配管方法である。
発明(本発明1)は、メイン管とサブメイン管とからな
る配管を行った後に、その管路に、枝管接続口を有する
不断水分岐サドルを用いて、順次、スプリンクラーを設
置する分岐配管を行う消火用配管方法である。
【0009】本願の請求項2に記載の発明(本発明2)
は、前記不断水分岐サドルの枝管接続口が、電熱線が埋
設された合成樹脂からなる本発明1の消火用配管方法で
ある。
は、前記不断水分岐サドルの枝管接続口が、電熱線が埋
設された合成樹脂からなる本発明1の消火用配管方法で
ある。
【0010】
【作用】本発明1の消火用配管方法は、メイン管とサブ
メイン管とからなる配管を行った後に、その管路に、枝
管接続口を有する不断水分岐サドルを用いて、順次、ス
プリンクラーを設置する分岐配管を行うことにより、メ
イン管とサブメイン管とからなる配管を行った後の管路
に対するスプリンクラーを設置する分岐配管の位置決め
を施工性よく且つ信頼性が向上した状態にて行うことが
でき、不断水分岐サドルを用いるので、スプリンクラー
の改修工事を行う際にも管路内の水を抜くことなく、施
工性よく行うことができる。
メイン管とからなる配管を行った後に、その管路に、枝
管接続口を有する不断水分岐サドルを用いて、順次、ス
プリンクラーを設置する分岐配管を行うことにより、メ
イン管とサブメイン管とからなる配管を行った後の管路
に対するスプリンクラーを設置する分岐配管の位置決め
を施工性よく且つ信頼性が向上した状態にて行うことが
でき、不断水分岐サドルを用いるので、スプリンクラー
の改修工事を行う際にも管路内の水を抜くことなく、施
工性よく行うことができる。
【0011】本発明2の消火用配管方法は、前記不断水
分岐サドルの枝管接続口が、電熱線が埋設された合成樹
脂からなることにより、枝管接続口への枝管の接続をよ
り容易且つ確実に行うことができる。
分岐サドルの枝管接続口が、電熱線が埋設された合成樹
脂からなることにより、枝管接続口への枝管の接続をよ
り容易且つ確実に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に使用される不断水
分岐サドルの一例を示す一部断面図、図2はその右側面
視一部断面図である。図1及び図2に示すように、不断
水分岐サドル1は、合成樹脂製サドル11と分水栓継手
本体12、バンド13とからなる。
を参照して説明する。図1は本発明に使用される不断水
分岐サドルの一例を示す一部断面図、図2はその右側面
視一部断面図である。図1及び図2に示すように、不断
水分岐サドル1は、合成樹脂製サドル11と分水栓継手
本体12、バンド13とからなる。
【0013】合成樹脂製サドル11は、分岐配管を行う
べき管に跨がる鞍部111を有している。鞍部111の
外面中央には接続用管部112が突設されている。鞍部
111の両端部には、ボルト締結用鍔部111a,11
1aが設けられている。ボルト締結用鍔部111a,1
11aには、ボルト挿通孔が設けられている。
べき管に跨がる鞍部111を有している。鞍部111の
外面中央には接続用管部112が突設されている。鞍部
111の両端部には、ボルト締結用鍔部111a,11
1aが設けられている。ボルト締結用鍔部111a,1
11aには、ボルト挿通孔が設けられている。
【0014】接続用管部112内には、鍔付き短管状の
インサートブッシュ113がゴムリング114と抜け止
め機構115を介して装着されている。インサートブッ
シュ113の短筒部の内面には、雌ねじが設けられてい
る。接続用管部112の外周囲には補強用の金属リング
116が嵌められている。
インサートブッシュ113がゴムリング114と抜け止
め機構115を介して装着されている。インサートブッ
シュ113の短筒部の内面には、雌ねじが設けられてい
る。接続用管部112の外周囲には補強用の金属リング
116が嵌められている。
【0015】不断水式の分水栓継手本体12は、胴部1
21に横方向に向けて枝管接続受口(枝管接続口)12
2が突設され、枝管接続受口122を開閉するコック1
23が胴部121を貫通して設けられ、胴部121に下
方に向けてサドル用接続部124が突設され、胴部12
1の上端にガスケットを介してキャップ125が被せら
れているものからなる。サドル用接続部124の外面に
は、雄ねじが設けられている。
21に横方向に向けて枝管接続受口(枝管接続口)12
2が突設され、枝管接続受口122を開閉するコック1
23が胴部121を貫通して設けられ、胴部121に下
方に向けてサドル用接続部124が突設され、胴部12
1の上端にガスケットを介してキャップ125が被せら
れているものからなる。サドル用接続部124の外面に
は、雄ねじが設けられている。
【0016】枝管接続受口122内の内面には、図示し
ない電熱線が埋設されている。尚、枝管接続受口122
は、例えば、塩化ビニル樹脂管の接着接合に用いられる
ようなテーパーを有するようなものであってもよい。
又、枝管接続受口122のかわりに枝管接続挿口が設け
られていてもよい。
ない電熱線が埋設されている。尚、枝管接続受口122
は、例えば、塩化ビニル樹脂管の接着接合に用いられる
ようなテーパーを有するようなものであってもよい。
又、枝管接続受口122のかわりに枝管接続挿口が設け
られていてもよい。
【0017】コック123には、図4(a)に示すよう
に、胴部121内に配設される部分に、枝管流路開閉用
の孔123aと、この孔123aを枝管接続受口122
に導通するための空洞123bとが設けられている。コ
ック123の孔123aの中心軸方向が胴部121の管
軸方向に一致されると、枝管接続受口122に対して開
通状態になり、他方、コック123の孔123aの中心
方向が胴部121の管軸方向に直交状態にされると枝管
接続受口122に対して閉鎖状態にされるようになって
いる。
に、胴部121内に配設される部分に、枝管流路開閉用
の孔123aと、この孔123aを枝管接続受口122
に導通するための空洞123bとが設けられている。コ
ック123の孔123aの中心軸方向が胴部121の管
軸方向に一致されると、枝管接続受口122に対して開
通状態になり、他方、コック123の孔123aの中心
方向が胴部121の管軸方向に直交状態にされると枝管
接続受口122に対して閉鎖状態にされるようになって
いる。
【0018】バンド13は、分岐配管を行うべき管に跨
がる湾曲するバンド本体131を有している。バンド本
体131の両端部には、ボルト締結用鍔部132,13
2が設けられている。ボルト締結用鍔部132,132
には、ボルト挿通孔が設けられている。尚、不断水分岐
サドル1は、バンド13が設けられるかわりに、合成樹
脂製サドル11の鞍部111の内面に電熱線が埋設され
た電気融着方式の構造とされていてもよい。
がる湾曲するバンド本体131を有している。バンド本
体131の両端部には、ボルト締結用鍔部132,13
2が設けられている。ボルト締結用鍔部132,132
には、ボルト挿通孔が設けられている。尚、不断水分岐
サドル1は、バンド13が設けられるかわりに、合成樹
脂製サドル11の鞍部111の内面に電熱線が埋設され
た電気融着方式の構造とされていてもよい。
【0019】合成樹脂製サドル11のインサートブッシ
ュ113に、分水栓継手本体12のサドル用接続部12
4が螺合され、その合成樹脂製サドル11の鞍部111
のボルト締結用鍔部111aと、バンド13のボルト締
結用鍔部132同士がボルトにて締結されて、不断水分
岐サドル1が形成されている。
ュ113に、分水栓継手本体12のサドル用接続部12
4が螺合され、その合成樹脂製サドル11の鞍部111
のボルト締結用鍔部111aと、バンド13のボルト締
結用鍔部132同士がボルトにて締結されて、不断水分
岐サドル1が形成されている。
【0020】以下、図1及び図2に示す不断水分岐サド
ル1を用いた、本発明の消火用配管方法の一例を図3及
び図4を参照して説明する。まず、最初の工程にて、図
3及び図4に示すように、メイン管とサブメイン管3と
からなる配管を行って管路3を形成する。
ル1を用いた、本発明の消火用配管方法の一例を図3及
び図4を参照して説明する。まず、最初の工程にて、図
3及び図4に示すように、メイン管とサブメイン管3と
からなる配管を行って管路3を形成する。
【0021】第2の工程にて、図3及び図4(a)に示
すように、不断水分岐サドル1の合成樹脂製サドル11
の鞍部111を管路3の所定位置の外面に跨がらせ、そ
のボルト締結用鍔部111aと、バンド13のボルト締
結用鍔部132同士をボルトにて締結するようにして固
定する。
すように、不断水分岐サドル1の合成樹脂製サドル11
の鞍部111を管路3の所定位置の外面に跨がらせ、そ
のボルト締結用鍔部111aと、バンド13のボルト締
結用鍔部132同士をボルトにて締結するようにして固
定する。
【0022】第3の工程にて、図4(b)に示すよう
に、コック123を操作し、その孔123aの中心線方
向を分水線継手本体12の胴部121の管軸方向に直交
状態となして枝管接続受口122に対して絶路状態に
し、枝管接続受口122内に枝管4の一端部を挿入した
後、図示しない枝管接続受口122の電熱線に通電する
ことにより両者間を融着するようにして枝管4を接続す
る。
に、コック123を操作し、その孔123aの中心線方
向を分水線継手本体12の胴部121の管軸方向に直交
状態となして枝管接続受口122に対して絶路状態に
し、枝管接続受口122内に枝管4の一端部を挿入した
後、図示しない枝管接続受口122の電熱線に通電する
ことにより両者間を融着するようにして枝管4を接続す
る。
【0023】第4の工程にて、図3に示すように、枝管
4の他端部に、エルボ型管継手6を介して、スプリンク
ラーヘッド7を接続する。スプリンクラーヘッド7に
は、スプリンクラー8を接続する。
4の他端部に、エルボ型管継手6を介して、スプリンク
ラーヘッド7を接続する。スプリンクラーヘッド7に
は、スプリンクラー8を接続する。
【0024】第5工程にて、図4(c)に示すように、
穿孔治具(筒状ホルダー51にホールソーの支持軸52
を水密に螺合支持したもの)5を筒状ホルダー51を分
水線継手本体12の胴部121の上端部に螺合した後、
コック123を回転させてコック123の中心軸方向を
分岐水栓本体12の胴部121の管軸方向に一致させ
る。その後、穿孔治具5の支持軸52の回転によりホー
ルソー53を回転・降下させてコック123の孔を通過
させ、管路3に当接させ、更にホールソー53の回転さ
せて管路3に穿孔する。この管路3の穿孔により、管路
3と枝管4とが連通され、スプリンクラーヘッド7を経
てスプリンクラー8への給水が可能となる。
穿孔治具(筒状ホルダー51にホールソーの支持軸52
を水密に螺合支持したもの)5を筒状ホルダー51を分
水線継手本体12の胴部121の上端部に螺合した後、
コック123を回転させてコック123の中心軸方向を
分岐水栓本体12の胴部121の管軸方向に一致させ
る。その後、穿孔治具5の支持軸52の回転によりホー
ルソー53を回転・降下させてコック123の孔を通過
させ、管路3に当接させ、更にホールソー53の回転さ
せて管路3に穿孔する。この管路3の穿孔により、管路
3と枝管4とが連通され、スプリンクラーヘッド7を経
てスプリンクラー8への給水が可能となる。
【0025】管路3の穿孔後は、図4(d)に示すよう
に、ホールソー53を逆回転・上昇させて筒状ホルダー
51に戻し、しかる後に、図4(e)に示すように、コ
ック123を回転させ、コック123の孔123aの中
心線方向を分水線継手本体12の胴部121の管軸方向
に直交状態となして分水線本体12を止水状態にし、更
に、図4(f)に示すように、穿孔治具5を取り外し、
その跡にキャップ25を水密に螺合する。
に、ホールソー53を逆回転・上昇させて筒状ホルダー
51に戻し、しかる後に、図4(e)に示すように、コ
ック123を回転させ、コック123の孔123aの中
心線方向を分水線継手本体12の胴部121の管軸方向
に直交状態となして分水線本体12を止水状態にし、更
に、図4(f)に示すように、穿孔治具5を取り外し、
その跡にキャップ25を水密に螺合する。
【0026】順次、同様の手順により、順次、不断水分
岐サドル1を用いて、管路3への枝管4、スプリンクラ
ーヘッド7を経てスプリンクラー8を配管していく。最
終的に、それらのコック123の孔の中心線方向を分水
線継手本体12の胴部121の管軸方向に一致させて分
水線継手本体12を開通させ、枝管5への給水を行うこ
とになる。
岐サドル1を用いて、管路3への枝管4、スプリンクラ
ーヘッド7を経てスプリンクラー8を配管していく。最
終的に、それらのコック123の孔の中心線方向を分水
線継手本体12の胴部121の管軸方向に一致させて分
水線継手本体12を開通させ、枝管5への給水を行うこ
とになる。
【0027】図5は、本発明の消火用配管方法の一例を
説明する斜視図である。この例の消火配管方法において
は、図1及び図2に示す不断水分岐サドル1における、
合成樹脂製サドル11のインサートブッシュ113に、
分水栓継手本体12のサドル用接続部124が螺合され
たもの2個を組み合わせて、相対する鞍部111のボル
ト締結用鍔部111a,111a同士を、ボルトにて締
結するようにした不断水分岐サドル2を用いる。
説明する斜視図である。この例の消火配管方法において
は、図1及び図2に示す不断水分岐サドル1における、
合成樹脂製サドル11のインサートブッシュ113に、
分水栓継手本体12のサドル用接続部124が螺合され
たもの2個を組み合わせて、相対する鞍部111のボル
ト締結用鍔部111a,111a同士を、ボルトにて締
結するようにした不断水分岐サドル2を用いる。
【0028】この例の場合には、図3及び図4(a)を
参照して説明した工程に準じて、一対の不断水分岐サド
ル1の合成樹脂製サドル11の鞍部111を管路3の所
定の外面に跨がらせ、それらのボルト締結用鍔部111
a,111a同士をボルトにて締結するようにして固定
する。それ以外は、図3及び図4を参照して説明した消
火用配管方法と同じであるので、図中に対応する図番を
付して、その詳細な説明は省略する。このようにする
と、1箇所から2方向への分岐配管を行うことができ
る。
参照して説明した工程に準じて、一対の不断水分岐サド
ル1の合成樹脂製サドル11の鞍部111を管路3の所
定の外面に跨がらせ、それらのボルト締結用鍔部111
a,111a同士をボルトにて締結するようにして固定
する。それ以外は、図3及び図4を参照して説明した消
火用配管方法と同じであるので、図中に対応する図番を
付して、その詳細な説明は省略する。このようにする
と、1箇所から2方向への分岐配管を行うことができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の消火用配管方法は、上記のとお
りとされているので、メイン管とサブメイン管とからな
る配管の所定位置に、スプリンクラーを設置する分岐配
管を、分岐位置ずれを引き起こすことなく、管路内の水
を抜くことなく、施工性よく行うことができる。
りとされているので、メイン管とサブメイン管とからな
る配管の所定位置に、スプリンクラーを設置する分岐配
管を、分岐位置ずれを引き起こすことなく、管路内の水
を抜くことなく、施工性よく行うことができる。
【図1】本発明に使用される不断水分岐サドルの一例を
示す一部断面図である。
示す一部断面図である。
【図2】図1に示す不断水分岐サドルの右側面視一部断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の消火用配管方法の一例を説明する斜視
図である。
図である。
【図4】図1及び図2に示す分水栓ザドル継手を用い
て、管路に分岐管路を配管する工程を説明する説明図で
あり、(a)は分水栓サドル継手を管路の外面に取り付
ける工程を説明する断面図、(b)は枝管接続受口に枝
管を接続する工程を説明する断面図、(c)は穿孔治具
の支持軸の回転によりホールソーを回転・降下させる工
程を説明する断面図、(d)は管路にホールソーの回転
で穿孔する工程を説明する断面図、(e)はホールソー
を逆回転・上昇させて筒状ホルダーに戻す工程を説明す
る断面図、(f)は穿孔治具を取り外し、その跡にキャ
ップを水密に螺合し、最終的に、コックの孔の中心線方
向を分水線継手本体の胴部の管軸方向に一させて分水線
本体を開通させる直前の工程を説明する断面図である。
て、管路に分岐管路を配管する工程を説明する説明図で
あり、(a)は分水栓サドル継手を管路の外面に取り付
ける工程を説明する断面図、(b)は枝管接続受口に枝
管を接続する工程を説明する断面図、(c)は穿孔治具
の支持軸の回転によりホールソーを回転・降下させる工
程を説明する断面図、(d)は管路にホールソーの回転
で穿孔する工程を説明する断面図、(e)はホールソー
を逆回転・上昇させて筒状ホルダーに戻す工程を説明す
る断面図、(f)は穿孔治具を取り外し、その跡にキャ
ップを水密に螺合し、最終的に、コックの孔の中心線方
向を分水線継手本体の胴部の管軸方向に一させて分水線
本体を開通させる直前の工程を説明する断面図である。
【図5】本発明の消火用配管方法の別の例を説明する斜
視図である。
視図である。
【図6】従来の配管方法の一例を説明する斜視図であ
る。
る。
1,2 分水栓サドル継手 11 プラスチック製サドル 12 分水栓継手本体 13 バンド 111 鞍部 111a,132 ボルト締結用鍔部 113 インサートブッシュ 121 胴部 122 枝管接続受口(枝管接続口) 123 コック
Claims (2)
- 【請求項1】 メイン管とサブメイン管とからなる配管
を行った後に、その管路に、枝管接続口を有する不断水
分岐サドルを用いて、順次、スプリンクラーを設置する
分岐配管を行うことを特徴とする消火用配管方法。 - 【請求項2】 前記不断水分岐サドルの枝管接続口が、
電熱線が埋設された合成樹脂からなることを特徴とする
請求項1に記載の消火用配管方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169623A JP2000354640A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 消火用配管方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169623A JP2000354640A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 消火用配管方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000354640A true JP2000354640A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15889944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11169623A Pending JP2000354640A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 消火用配管方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000354640A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2411935A (en) * | 2004-03-09 | 2005-09-14 | Project Fire Engineers Ltd | Apparatus and method for providing a branch connection to a pipe |
WO2008005685A1 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-10 | Lubrizol Advanced Materials, Inc. | Clamping tool and hole saw apparatus |
JP2009507200A (ja) * | 2005-09-07 | 2009-02-19 | ルブリゾル アドバンスド マテリアルズ, インコーポレイテッド | 機械的な相互接続と支持とを利用するcpvc火災スプリンラシステムアセンブリのシステムおよび方法 |
-
1999
- 1999-06-16 JP JP11169623A patent/JP2000354640A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2411935A (en) * | 2004-03-09 | 2005-09-14 | Project Fire Engineers Ltd | Apparatus and method for providing a branch connection to a pipe |
EP1574775A1 (en) * | 2004-03-09 | 2005-09-14 | Project Fire Engineers Limited | Apparatus and method for providing a branch connection to a pipe |
JP2009507200A (ja) * | 2005-09-07 | 2009-02-19 | ルブリゾル アドバンスド マテリアルズ, インコーポレイテッド | 機械的な相互接続と支持とを利用するcpvc火災スプリンラシステムアセンブリのシステムおよび方法 |
WO2008005685A1 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-10 | Lubrizol Advanced Materials, Inc. | Clamping tool and hole saw apparatus |
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