JP2000351906A - 非ハロゲン系樹脂用複合難燃剤 - Google Patents

非ハロゲン系樹脂用複合難燃剤

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JP2000351906A
JP2000351906A JP11163731A JP16373199A JP2000351906A JP 2000351906 A JP2000351906 A JP 2000351906A JP 11163731 A JP11163731 A JP 11163731A JP 16373199 A JP16373199 A JP 16373199A JP 2000351906 A JP2000351906 A JP 2000351906A
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phosphorus
resin
acid
halogen
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Yasuyoshi Miyaji
保好 宮地
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非ハロゲン系樹脂において高い難燃効果
を発揮しうる非ハロゲン系複合難燃剤を提供する。 【解決手段】 (a) リン系難燃剤1〜99重量%と
(b) 錫酸金属塩、ヒドロキシ錫酸金属塩および硼酸金
属塩より任意に選ばれる無機酸金属塩99〜1重量%よ
りなる非ハロゲン系樹脂用複合難燃剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リン系難燃剤と特
定の無機酸金属塩とを組み合わせた非ハロゲン系樹脂用
複合難燃剤に関し、さらに当該複合難燃剤および非ハロ
ゲン系樹脂を含有する難燃性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】各種樹脂を難燃化する手段として、樹脂
組成物に難燃剤を添加する方法が広く用いられている。
難燃化の手段として最も古くから汎用に用いられている
ものがハロゲン化合物である。ハロゲン化合物のハロゲ
ンは、樹脂組成物の燃焼時に気相に拡散し、Hラジカル
やOHラジカルを連鎖反応的にトラップし延焼を抑制す
る機能を有するとされ、一般にラジカルトラップ機構と
呼ばれている。従って、ハロゲン化合物のハロゲンは、
ポリ塩化ビニルのように樹脂中に含まれている形態で
も、ハロゲン系難燃剤を樹脂組成物に添加する形態でも
良い。特に、ハロゲン系に難燃助剤として二酸化アンチ
モンを組み合わせた系は難燃効果に優れており、これま
で幅広く用いられてきた。
【0003】しかし最近になって、ダイオキシン等の環
境問題への関心の高まりから、脱ハロゲン化の動きが見
られ、難燃剤及び難燃性樹脂においても脱ハロゲン化の
ニーズが高まっている。
【0004】このような流れの中、ハロゲン化合物を用
いない系で難燃化する検討がなされている。それらの技
術は、例えば、“ポリマーの難燃化ーその科学と実際技
術,大成社(1992)”、“高分子難燃化の技術と応
用,シーエムシー(1996)”等の専門書に総括的にま
とめられている。
【0005】非ハロゲン系難燃剤の代表的なものとして
はリン系難燃剤が挙げられる。リン系難燃剤としてはリ
ン酸エステル、リン酸塩系化合物、赤リン等があるが、
中でもリン酸エステルが最も広く用いられている。しか
しながら、非ハロゲン系樹脂においては、このような非
ハロゲン系難燃剤により十分な難燃性を得ることは難し
い。非ハロゲン系樹脂において難燃性を高める試みとし
ては例えば、多価アルコール化合物とリン系難燃剤を組
み合わせた例(ジャーナル オブ ファイアーアンド
フレーマビリティー,2巻,97頁,1971年(J.
Fire &Flammability,2,97(1
971))などが知られているが、必ずしも十分満足の
いくものではなかった。このように、非ハロゲン系によ
る難燃化は容易ではなく、非ハロゲン系で高い難燃性を
発揮できる難燃剤及び難燃性樹脂の開発が求められてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非ハ
ロゲン系樹脂において高い難燃効果を発揮しうる、非ハ
ロゲン系難燃剤を提供すことにある。更には、当該難燃
剤および非ハロゲン系樹脂を含有する難燃性樹脂組成物
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる実状
に鑑み鋭意検討した結果、驚くべきことに、リン系難燃
剤と特定の無機酸金属塩の組み合わせた複合難燃剤が非
ハロゲン系樹脂において高い難燃性を発揮することを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は下記成分a)およびb)を
含有することを特徴とする非ハロゲン系樹脂用複合難燃
剤に関する。 a)リン系難燃剤1〜99重量%。 b)錫酸金属塩、ヒドロキシ錫酸金属塩、硼酸金属塩よ
り任意に選ばれる無機酸金属塩99〜1重量%。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る複合難燃剤に用いる
リン系難燃剤は、通常リン系難燃剤として用いられてい
る各種含リン化合物を任意に用いることができる。具体
的な化合物群としては、リン酸エステル類、リン系無機
酸および/またはその塩類、ホスフィン類、ホスファゼ
ン類等が挙げられる。
【0010】リン酸エステル類の例としては、トリメチ
ルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリプロピ
ルホスフェート、トリオクチルホスフェート等のトリア
ルキルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリ
クレジルホスフェート、トリス(イソプロピル化フェニ
ル)ホスフェート、トリス(t−ブチル化フェニル)ホ
スフェートトリキシレニルホスフェート、クレジルジフ
ェニルホスフェート、ビス(2,6−キシレニル)ジフェ
ニルホスフェート、トリスノニルフェニルホスフェー
ト、ビスノニルフェニルフェニルホスフェート等のトリ
アリールホスフェート類;オクチルジフェニルホスフェ
ート、ラウリルジフェニルホスフェート、ジステアリル
フェニルホスフェート等のアルキルアリールホスフェー
ト類;レゾルシノールビス(ジフェニルホスフェート)、
レゾルシノールビス(ジ−2,6−キシレニルホスフェー
ト)、ビスフェノールAビス(ジフェニルホスフェー
ト)、ビスフェノールAビス(ジクレジルホスフェー
ト)、ハイドロキノンビス(ジ−2,6−キシレニルホ
スフェート)、エチレングリコールビス(ジフェニルホ
スフェート)等の縮合型リン酸エステル類;ジメチルメ
チルホスフォネート、ジエチルエチルホスフォネート、
ジブチルブチルホスフォネート、ジオクチルオクチルホ
スフォネート等の亜リン酸エステル類;トリメチルホス
ファイト、トリエチルホスファイト、トリフェニルホス
ファイト等のホスファイト類;ジオクチルホスフェー
ト、ジフェニルホスフェート、ビスフェノールAビス
(フェニルホスフェート)等の酸性リン酸エステルなど
が挙げられる。
【0011】リン系無機酸の例としては、リン酸、亜リ
ン酸、ピロリン酸、ポリリン酸、次亜リン酸、メタリン
酸等が挙げられる。リン系無機酸の塩としては、例えば
金属塩および/またはアミン塩が挙げられる。
【0012】リン系無機酸の金属塩の例としては、リチ
ウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、
カルシウム塩、銅塩、アルミニウム塩、亜鉛塩、銀塩、
バリウム塩等が挙げられ、 特に周期律表II、III、IV族
元素より任意に選ばれる金属塩が望ましい。
【0013】リン系無機酸のアミン塩を構成するアミン
化合物としては、一般の有機アミン化合物を任意に用い
ることができるが、例えば、アンモニア、エチレンジア
ミン、ヘキサメチレントリアミン、メラミン、シクロヘ
キサンジアミン、ナフタレンジアミン、アニリン、テト
ラメチレンジアミン、1,2,5−ペンタントリアミ
ン、2−アミノ−1,3,5−トリアジン、トリエチルア
ミン、トリエタノールアミン、フェニルヒドラジン、ヒ
ドラジノフェノール、1−アミノピペラジン、アセタミ
ジン、ベンザミドラゾン、3,5−ジフェニルホルマザ
ン、カルボジイミド、グアニジン、1,1,3−トリメチ
ルグアニジン、尿素、チオ尿素、セミカルバジド、カル
バゾン、1,5−ジフェニルカルボノヒドラジド、3,
4−ジメチルイソセミカルバジド、チオカルバゾン、チ
オカルボジアゾン等が挙げられる。また、アミン化合物
としてアミノ酸を任意に用いてもよく、特にリジン、ア
ルギニン、オルニチン、プロリン等のアミノ基を複数有
するアミノ酸が望ましい。
【0014】本発明に用いられるリン系無機酸の塩は、
金属やアミン化合物等から選ばれる一種との塩であって
もよく、またこれら二種以上との複塩であってもよい。
さらに、使用するリン系無機酸の種類に関しても、単一
のリン系無機酸との塩であっても、複数種類のリン系無
機酸との複塩であってもよい。
【0015】ホスフィン類の例としては、トリエチルホ
スフィン、トリフェニルホスフィン、トリエチルホスフ
ィンオキシド、トリフェニルホスフィンオキシド、アセ
チルジエチルホスフィン、ホスフィントリイル三酢酸、
亜鉛ジエチルホシフィド、等が挙げられる。
【0016】ホスファゼン類の例としては、アミドホス
ファゼンオリゴマー、プロポキシホスファゼンオリゴマ
ー、フェノキシホスファゼンオリゴマー、4−アミノフ
ェノキシホスファゼンオリゴマー、アニリノホスファゼ
ンオリゴマー、ピリジロキシホスファゼンオリゴマー、
ベンジロキシホスファゼンオリゴマー等が挙げられる。
【0017】その他、本発明に用いられるリン系難燃剤
の例としては、赤リン、窒化リン、重焼リン、重過リン
酸石灰、熔成リン肥、セスキ硫化リン、五硫化リン等が
挙げられる。
【0018】本発明に用いられるリン系難燃剤で常温に
おいて固体形状を示すものは、耐水性や分散性を改善す
るために、無機酸および/またはその塩の表面をメラミ
ン化合物で被覆したり、シラン系のカップリング剤で表
面処理してもよい。具体的な手法については、特公昭5
3−15478号公報、特公昭52−39930号公
報、特開昭61−103962号公報等に述べられてい
る。
【0019】前記に述べたリン系難燃剤は1種を単独で
用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0020】本発明に用いる錫酸金属塩、ヒドロキシ錫
酸金属塩、硼酸金属塩より任意に選ばれる無機酸金属塩
は、特に限定されないが、例えば錫酸、ヒドロキシ錫酸
または硼酸のリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、
マグネシウム塩、カルシウム塩、銅塩、アルミニウム
塩、亜鉛塩、銀塩、バリウム塩等を挙げることができ
る。特にマグネシウム塩、アルミニウム塩、亜鉛塩が好
ましい。これらの無機酸金属塩のほとんどは工業的に入
手が可能である。また、無機酸金属塩は単独の金属塩で
あっても、複数の金属との複塩であっても良い。
【0021】本発明に用いる無機酸金属塩は、必要に応
じて表面処理を施して使用することもできる。表面処理
剤としては、工業的に汎用に使用されているものを任意
に用いることができ、具体的には、シラン系、アルミ
系、リン酸系等のカップリング剤や、カチオン系、アニ
オン系、ノニオン系の界面活性剤、高分子系の分散剤等
が挙げられる。
【0022】非ハロゲン系樹脂において錫酸金属塩、ヒ
ドロキシ錫酸金属塩、硼酸金属塩から任意に選ばれる無
機酸金属塩をリン系難燃剤と組み合わせて用いることに
より、相乗的に機能し樹脂への難燃性付与効果が著しく
向上する。錫酸金属塩はハロゲン系難燃剤またはハロゲ
ン系樹脂との組み合わせで相乗的難燃効果を発揮する三
酸化アンチモンの代替物として開発されたものであり
(錫とその用途、No.165,1(1992)、従
来、ハロゲン系の難燃助剤として三酸化アンチモンの代
替や減量を目的とした難燃助剤として使用されてきた。
一方、リン系難燃剤と錫酸亜鉛等の組み合わせをハロゲ
ン樹脂に用いた例が特開平5−331336号公報に報
告されている。しかしながら、該先行文献は、軟質系の
塩化樹脂では可塑剤を多量に含有するため、難燃性低下
や発煙を生じるという、ハロゲン樹脂特有の問題を解決
課題としたものである。錫酸亜鉛等の錫酸金属塩はハロ
ゲン樹脂における発煙抑制性、たれ落ち防止性の観点か
ら添加されており、非ハロゲンにおける難燃性に関して
は全く示唆されていない。
【0023】すなわち、リン系難燃剤と錫酸亜鉛等の組
み合わせが非ハロゲン系樹脂において相乗的難燃効果を
示すことは当業者においても予期し得なかったものと言
える。
【0024】本発明に係る非ハロゲン系樹脂用複合難燃
剤における、リン系難燃剤と無機酸金属塩との配合比
は、1:99〜99:1(重量比)から任意に選ぶこと
ができる。好ましくは50:50〜98:2の割合であ
り、特に70:30〜98:2の割合であるのが好まし
い。リン系難燃剤が1重量%未満の場合、もしくは、無
機酸金属塩が1重量%未満の場合は、難燃化における相
乗的な機能は発揮されず高い難燃性は得られない。
【0025】本発明の複合難燃剤において、リン系難燃
剤と無機酸金属塩の樹脂への配合方法は特に限定されな
い。すなわち、樹脂への配合前にリン系難燃剤と無機酸
金属塩を予め混合して使用しても良いし、樹脂の混練〜
加工時にそれぞれを別々に計量、添加しても良い。添加
の順序も、予め一方を樹脂と混練した後にもう一方を添
加、混練しても良いし、両方を同時に樹脂に添加、混練
しても良い。リン系難燃剤と無機酸金属塩を予め混合し
て使用する場合の混合方法についても、粉体同士の場合
はリボンミキサー等で単純混合しても良いし、ヘンシェ
ルミキサー等のよりシェアーのかかる混合法で表面処理
的に混合しても良い。また、一方が液体の場合も、任意
の方法で混合できるが、混合後固体成分が沈降し、混合
系が不均一になることに注意する必要があり、そのよう
な場合は樹脂への配合時にそれぞれを添加する方が好ま
しい。
【0026】本発明の複合難燃剤においては、難燃性を
更に高めるため必要に応じて多価アルコール化合物を併
用して用いることができる。
【0027】本発明の複合難燃剤に併用しうる多価アル
コール化合物は、特に限定されないが、具体的には、例
えばペンタエリスリトール、ソルビトール、スターチ、
エチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセ
リン等、およびその2種以上の混合物が挙げられる。ま
た、これら多価アルコール化合物の脱水縮合物であって
もよい。多価アルコール化合物の脱水縮合物の場合は、
同一の多価アルコール化合物の脱水縮合物でも、2種以
上の多価アルコール化合物からの脱水縮合物であっても
よい。中でも、ペンタエリスリトール、グリセリン、ソ
ルビトール、およびそれらの脱水縮合物を多価アルコー
ル化合物として用いた場合、分子中の水酸基価の数が多
く、分子中の酸素原子含有量も多いため、難燃助剤とし
て優れている。これら多価アルコール化合物は任意の一
種を単独で、あるいは任意の二種以上を混合して用いる
ことができる。
【0028】さらに本発明の非ハロゲン系樹脂用複合難
燃剤に併用する多価アルコール化合物としては、先に述
べた多価アルコール化合物とカルボン酸化合物との縮合
物であってもよい。カルボン酸化合物との縮合反応によ
り、多価アルコール化合物の煮沸水への溶解度、撥水
性、分散性、樹脂組成物の成形加工性、流動性等の他物
性の向上も期待できるために好ましい。化学修飾に用い
るカルボン酸化合物としては、酢酸、プロピオン酸、酪
酸、吉草酸、ピバル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、アクリル酸、クロトン酸、
オレイン酸、安息香酸、トレイル酸、ケイ皮酸、グリコ
ール酸、乳酸、ベンジル酸、ヒドロキシステアリン酸、
サリチル酸、ベラトルム酸等のモノカルボン酸化合物;
シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、スベリン
酸、セバシン酸、マレイン酸、メサコン酸、フタル酸、
タルトロン酸等のジカルボン酸化合物;2,3,5−ヘ
キサントリカルボン酸、1,2,3−ブタントリカルボ
ン酸、2−(3−カルボキシプロピル)−1,1,5,6−
ヘプタンテトラカルボン酸等のポリカルボン酸化合物;
アラニン、アルギニン、グルタミン酸、アスパラギン
酸、グリシン、リジン、ロイシン、シスチン、プロリ
ン、バリン等のアミノ酸化合物;オキサミド酸、カルバ
ニリド酸、スクシンアミド酸等のアミド酸化合物等が挙
げられ、これら各種カルボン酸化合物より選ばれる1種
のカルボン酸を用いてもよいし、2種以上を任意の比率
で用いてもよい。これらの各種カルボン酸化合物のカル
ボン酸基と水酸基とを縮合させる方法としては、水酸基
と酸無水物との反応、水酸基とカルボン酸エステルとの
エステル交換反応、水酸基とカルボン酸クロリドとの反
応、水酸基とカルボン酸との酸触媒存在下における脱水
反応、等の公知の方法を用いることができ、例えば“プ
ロテクティブ グループス イン オーガニック ケミス
トリー,エー ウィレイ−インターサイエンス パブリ
ケーション,1981年(Protective Gr
oups in Organic Chemistry,
A Wiley−Interscience Publi
cation(1981))”等に記載されている化学
反応を任意に用いることができる。
【0029】本発明の複合難燃剤に多価アルコール化合
物を併用する際は、多価アルコール化合物も含めた複合
難燃剤全体における、多価アルコール化合物の含有量は
3〜50重量%であることが望ましい。3重量%未満の
場合および50重量%より多い場合は、他成分との燃焼
化学量論的なバランスが崩れるため、難燃付与効果が著
しく低下する。燃焼化学量論的なバランスの効果につい
ては、ジャーナル オブ ファイアー アンド フレーマ
ビリティー,2巻,97頁,1971年(J.Fire
& Flammability,2,97(197
1))等で述べられている。
【0030】本発明の複合系難燃剤には、必要に応じ
て、他の難燃剤や難燃助剤を任意に併用し用いてもよ
い。難燃剤や難燃助剤の具体的な例としては、含窒素有
機化合物、金属水酸化物、シリコーン系化合物、金属酸
化物等が挙げられる。含窒素有機化合物としては、一般
的に工業的に入手可能な含窒素化合物の1種以上を任意
に用いることができるが、成形後の樹脂配合物の物理強
度等の観点よりその平均粒径は10μm以下であること
が好ましい。具体的には、トリアジン化合物、尿素、ブ
チル尿素、グアニジン化合物、ジシアンジアミド、ベン
ゼンスルホニルヒドラジド、リジン、アルギニン、カゼ
イン、ポリアミド樹脂等、およびその2種以上の混合物
が挙げられる。特に、トリアジン骨格を有する化合物類
は、分子内の窒素含有量が高く、かつ工業的に広く安価
に用いられているため、工業的な見地から見た場合特に
優れたパフォーマンスを付与できる。トリアジン骨格を
有する化合物を更に具体的に挙げるならば、メラミン、
シアヌル酸、メラミンシアヌレート、ベンゾグアナミ
ン、アセトグアナミン、アクリログアナミン、3,9−
ビス(2−シアノエチル)−2,4,8,10−テトラオ
キサスピロ[5,5]ウンデカンの両末端グアナミン化
合物〔CTU−グアナミン(味の素(株)製〕等、およ
びその2種以上の混合物が挙げられる。金属水酸化物と
しては、一般に難燃剤として幅広く用いられている金属
水酸化物を用いることができ、具体的には水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウムが挙げられるが、それらの
複塩やシュウ酸との複塩であってもよく、また粉体表面
が各種処理剤で表面処理されていてもよい。シリコーン
化合物としては、シリカゲル、ポリジメチルシロキサ
ン、ポリメチルフェニルシロキサン、エポキシ基含有変
成ポリシロキサン、メタクリル基含有変成ポリシロキサ
ン等が挙げられる。金属酸化物の例としては、酸化アル
ミニウム、酸化ビスマス、酸化錫、酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、酸化鉄、酸化モリブデン等が挙げられる。そ
の他、硼酸、硫酸錫、硫酸亜鉛、炭酸バリウム、硫酸バ
リウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、リン酸亜
鉛、膨張性黒鉛、フェロセン、炭酸カリウム、窒化硼
素、窒化ケイ素等を任意に用いてもよい。
【0031】本発明における非ハロゲン系樹脂は大別し
ていわゆる熱可塑性樹脂と硬化性樹脂の2種類を包含す
る。熱可塑性樹脂とは、加熱すると軟化して流動し、冷
却すると再び硬くなる樹脂をいい、具体的には、スチレ
ン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アク
リル樹脂、メタクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレ
ンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリス
ルホン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、変性ポリフ
ェニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹
脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
【0032】硬化性樹脂とは、最初は低分子量である
が、熱または触媒あるいは紫外線などの作用によって化
学変化を起こして橋かけ結合が発達し分子量が増大して
高分子となり硬化して不溶、不融性となる樹脂をいい、
具体的には、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0033】上述の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂は単独
でも2種以上を組み合わせて用いてもよい。組み合わせ
た例として、例えば熱硬化性ウレタンエラストマーが挙
げられるが、これに限定されるものではない。
【0034】本発明の複合難燃剤は、本発明の効果を損
なわない範囲で、必要に応じて通常各種樹脂への添加剤
として用いる、安定剤、顔料、可塑剤、滑剤、整泡剤、
発泡剤等と併用することができる。
【0035】本発明の複合難燃剤を非ハロゲン系樹脂、
つまり上記熱可塑性樹脂および/または熱硬化性樹脂に
混練する方法としては、例えば、一軸混練機、二軸混練
機、バンバリーミキサー、熱ロール等で混合処理する方
法等が挙げられるが、通常混練に用いられる方法であれ
ば特に限定されない。
【0036】熱可塑性樹脂および/または熱硬化性樹脂
への本発明の複合難燃剤の添加量は、通常、樹脂100
重量部に対して0.5〜100重量部の範囲であり、好
ましくは1〜50重量部の範囲であり、更に好ましくは
5〜50重量部の範囲である。添加量が0.5重量部未
満の場合、添加する樹脂組成物に対して十分な難燃性を
付与することができない。また添加量が100重量部よ
り多い場合、配合物の諸物性、例えば成形加工性、破断
強度、衝撃強度、破断伸度等の低下を引き起こす。
【0037】
【実施例】更に本発明の特徴をより明らかにすべく、実
施例にて具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に
限定されるものではない。
【0038】以下に実施例および比較例において使用し
た各成分を示す。 〈リン系難燃剤〉 ポリリン酸アンモニウム:タイエンS,太平化学(株)
製 リジンリン酸塩:特開平2−175604公報に準拠し
製造 亜リン酸アルミニウム:同上 ポリリン酸メラミン:MPP−A,三和ケミカル(株)
製 トリフェニルホスフェート:レオフォスTPP,味の素
ファインテクノ(株)製 レゾルシノール ビス(ジ−2,6−キシレニルホスフェ
ート):PX−200,大八化学工業(株)製 赤リン:ノーバエクセル140,リン化学工業(株)製
【0039】〈無機酸金属塩〉 錫酸亜鉛:ZS,森澤商事(株)製 錫酸マグネシウム:特公昭49−20255公報に準拠
し製造 ヒドロキシ錫酸亜鉛:ZHS,森澤商事(株)製 硼酸亜鉛:ZB,ボラックスジャパン(株)製 硼酸マグネシウム:MgB,森澤商事(株)製
【0040】〈他難燃剤、難燃助剤〉 ジペンタエリスリトール:広栄化学(株)製 CTU−G:商品名,味の素(株)製,3,9−ビス(2−
シアノエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ
[5,5]ウンデカンの両末端グアナミン化合物 メラミンシアヌレート:MC−610,日産化学工業
(株)製 シリコーン化合物:シリカパウダーDC4−7105,
東レ・ダウコーニング(株)製 酸化銅:純正化学(株)製 酸化錫:純正化学(株)製 酸化亜鉛:純正化学(株)製
【0041】[製造例1]各種複合難燃剤の製造。
【0042】[実施例1〜9、比較例1〜4]表1に記
載の配合に基づき、実施例1〜9、比較例1〜4の複合
難燃剤を製造した。原料粉体の混合は、ヘンシェルミキ
サー(岡田精工(株)製,SK−150)を用い300rp
mで10分間実施した。
【0043】
【表1】
【0044】表1に記載の配合に基づき、複合難燃剤を
用いポリプロピレン配合物を混練、成型した。ポリプロ
ピレン樹脂は日本ポリオレフィン(株)製J−アロマー
MK122を使用、混練は、ラボプラストミル(東洋精
機(株)製,MRタイプ)、2軸混練機(東洋精機
(株)製,2D20S型)およびペレタイザー(東洋精
機(株)製,MC1)を用いて、210℃で実施、ペレッ
ト化した。得られたペレットから射出成型機(日本製鋼
所(株)製,N40B)を用い、試験片を作成した。得ら
れた100×100×3mmの試験片をコーンカロリー
メーター(ATLAS(株)製,CONE2)にて50
KW条件下でのPHRR(kW/m2)、およびD型キ
ャンドル燃焼試験機(東洋精機(株)製)にて酸素指数
を測定し、その難燃性を評価した。コーンカロリーメー
ターのPHHRはその数値が低いほど、酸素指数はその
数値が高いほど、それぞれ難燃性が高いことを意味す
る。
【0045】[実施例10〜13、比較例5〜9]表2
に記載の配合に基づき、複合難燃剤を用いポリアミド樹
脂配合物を混練、成型した。ポリアミド樹脂としては、
ナイロンMXD6に三菱エンジニアリングプラスチック
ス(株)製レニー6002、ナイロン66に三菱エンジ
ニアリングプラスチックス(株)製3021G30、ガラ
ス繊維に旭ファイバーグラス(株)製CS03−JAFT
2を使用、混練は、ラボプラストミル(東洋精機(株)
製,MRタイプ)、2軸混練機(東洋精機(株)製,2
D20S型)およびペレタイザー(東洋精機(株)製,M
C1)を用いて、270℃で実施、ペレット化した。得
られたペレットから射出成型機(日本製鋼所(株)製,N
40B)を用い、試験片を作成した。得られた100×
100×3mmの試験片を切断し、UL−94燃焼性試
験機(スガ試験機(株)製)によりUL−94垂直燃焼
試験を行い、その難燃性を評価した。UL−94試験結
果は、V−0>V−1>V−2>HBの順で、V−0が
最も優れた難燃性を示すことを意味する。
【0046】
【表2】
【0047】[実施例14〜19、比較例10〜13]
表3に記載の配合に基づき、複合難燃剤を用いフェノー
ル樹脂配合物を混練、成型した。フェノール樹脂は、住
友ベークライト(株)製スミコンPM−8220を使用、
混練は、熱ロールを用い、115℃にて2分間、成型は
熱プレスを用い、150℃にて200kgf/cm2
て5分間実施した。 得られた100×100×3mm
の試験片を切断し、D型キャンドル燃焼試験機(東洋精
機(株)製)にて酸素指数を測定し、その難燃性を評価し
た。
【0048】
【表3】
【0049】
【発明の効果】本発明により、非ハロゲン系樹脂におい
て高い難燃効果を発揮する非ハロゲン系複合難燃剤の提
供が可能となった。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AB043 BB031 BB121 BC031 BF021 BG041 BG051 CF061 CF071 CG001 CH071 CL001 CN011 CN031 CQ012 DA056 DE187 DF006 DH006 DH026 DH046 EC048 EC058 ED038 EH048 EN036 EN046 EN066 EN076 EN098 EN106 EQ026 ER006 EU136 EU186 EV136 EW016 EW046 EW126 FB087 FB097 FB267 FD130 FD132 FD133 FD136 FD137

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記成分a)およびb)を含有すること
    を特徴とする非ハロゲン系樹脂用複合難燃剤。 a)リン系難燃剤1〜99重量%。 b)錫酸金属塩、ヒドロキシ錫酸金属塩および硼酸金属
    塩より任意に選ばれる無機酸金属塩99〜1重量%。
  2. 【請求項2】 成分(b)の無機酸金属塩が、亜鉛塩、
    アルミニウム塩、マグネシウム塩および/またはそれら
    の複塩より任意に選ばれる請求項1記載の複合難燃剤。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の複合難燃剤50
    〜97重量%と多価アルコール化合物50〜3重量%か
    らなる非ハロゲン系樹脂用複合難燃剤。
  4. 【請求項4】 非ハロゲン系樹脂100重量部に対して
    請求項1、2または3記載の複合難燃剤を0.5〜10
    0重量部含有することを特徴とする難燃性樹脂組成物。
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