JP2000351375A - 運搬用台車の転倒防止装置 - Google Patents

運搬用台車の転倒防止装置

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JP2000351375A
JP2000351375A JP11164127A JP16412799A JP2000351375A JP 2000351375 A JP2000351375 A JP 2000351375A JP 11164127 A JP11164127 A JP 11164127A JP 16412799 A JP16412799 A JP 16412799A JP 2000351375 A JP2000351375 A JP 2000351375A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運搬用台車で運搬物を保管するにあたって運
搬物の重さで台車が倒れてしまうことを確実に防止で
き、更に簡易構成で取り扱い操作も容易に行える画期的
な運搬用台車の転倒防止装置を提供すること。 【解決手段】 運搬用台車Aの台部1の周縁部に脚体2
を外方へ突出スライド自在に設けると共に、この脚体2
を回動自在に設け、この脚体2にこの脚体2を回動する
ことによって接地面3に向かって垂下する垂下部2Aを
設けた運搬用台車の転倒防止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運搬用台車に大型
のガラスや板材などの高さのある運搬物を立てた状態で
載置保管した場合に、この運搬用台車が運搬物の重さで
倒れてしまうことを防止する運搬用台車の転倒防止装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】運搬用
台車に、例えば大型のガラスや高さのある板材などの荷
台部よりも大きな運搬物を積み込みする場合には、一般
にこの大型運搬物を運搬用台車の台部に立てた状態で載
置して運搬を行うようにしている。
【0003】一方、運搬用台車に運搬物を積み込んでそ
のまま保管することがあるが、この際、特に上記のよう
な大型運搬物を立てた状態で保管した場合にはこの大型
運搬物の重さによって台車が傾く恐れがあり、この際高
さのある大型運搬物が単に立てられた状態で不安定に載
置されていることもあって台車が倒れてしまう危険性が
ある。
【0004】しかしながら、従来の運搬用台車には、こ
のような場合に転倒を防止できるような補助的な機構を
備えているものはなかった。
【0005】本発明は、このような現状に鑑み、運搬用
台車で運搬物を保管するにあたって運搬物の重さで台車
が倒れてしまうことを確実に防止でき、更に簡易構成で
取り扱い操作も容易に行える画期的な運搬用台車の転倒
防止装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】運搬用台車Aの台部1の周縁部に脚体2を
外方へ突出スライド自在に設けると共に、この脚体2を
回動自在に設け、この脚体2にこの脚体2を回動するこ
とによって接地面3に向かって垂下する垂下部2Aを設
けたことを特徴とする運搬用台車の転倒防止装置に係る
ものである。
【0008】また、前記垂下部2Aは、前記台部1の周
縁部に水平に沿設した状態から脚体2を外方へ突出スラ
イドさせて回動することで接地面3に向かって垂下する
ように構成したことを特徴とする請求項1記載の運搬用
台車の転倒防止装置に係るものである。
【0009】また、前記脚体2は、L字状の棒状体で構
成してこのL字状の脚体2の一端部を前記垂下部2Aと
し、このL字状の脚体2の他端部を前記台部1の周縁部
にスライド自在であって且つ回動自在に設けたことを特
徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の運搬用台
車の転倒防止装置に係るものである。
【0010】また、前記脚体2に、この脚体2に設けた
前記垂下部2Aが前記台部1の周縁部に沿設した状態
と,この脚体2が前記台部1の周縁部から外方へ突出ス
ライドして前記垂下部2Aが回動垂下した状態とに切り
替え固定する固定機構4を設けたことを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1項に記載の運搬用台車の転倒防止
装置に係るものである。
【0011】また、前記台部1の周縁部に前記脚体2取
付用の取付部材5を設け、この取付部材5に筒状のガイ
ド部6を設けてこのガイド部6に,一端部を前記垂下部
2AとしたL字状の前記脚体2の他端部をスライド自在
且つ回動自在に嵌挿連結若しくは被嵌連結し、この脚体
2の一端部の垂下部2Aを前記台部1の周縁部に略水平
にした状態で脚体2と前記ガイド部6とに連通状態にし
て第一差し込み孔7を設け、且つ垂下部2Aを前記台部
1の周縁部から外方へ突出スライドさせて略垂下させた
状態で脚体2とガイド部6とに連通状態にして第二差し
込み孔8を設け、この第一差し込み孔7と第二差し込み
孔8とを選択して係止ピン9を着脱自在に差し込み係止
することで、前記垂下部2Aを,前記台部1の周縁部に
位置した状態であって接地面3から回動退避した固定状
態と、台部1の周縁部よりも外方に突出した状態であっ
て接地面3に向かって垂下する固定状態とに切り替え固
定し得るように設けて、前記固定機構4を構成したこと
を特徴とする請求項4記載の運搬用台車の転倒防止装置
に係るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0013】運搬用台車Aの台部1に運搬物Bを積み込
みそのまま保管する場合には、この台部1の周縁部から
脚体2を外方へ突出スライドさせ、この突出させた脚体
2を回動させることでこの脚体2に設けた垂下部2Aを
接地面3に向かって垂下させると、この垂下部2Aが運
搬用台車Aの転倒防止用の補助脚として機能することに
なる。
【0014】従って、例えば、高さのある大型のガラス
や板材などの大型運搬物Bを運搬用台車Aの台部1に立
てた状態で載置した場合などに、万一この大型運搬物B
の重さによって台車Aが転倒してしまいそうになって
も、台部1の周縁部よりも外方に突出した垂下部2Aが
接地面3に接地して台車Aの傾きを阻止するため、台車
Aの転倒が確実に阻止されることになる。
【0015】また、単に、脚体2を外方へ突出スライド
させた上で脚体2を回動させて垂下部2Aを接地面3に
向かって垂下させるだけの簡易操作で、垂下部2Aを転
倒防止用補助脚として機能させることができ、補助脚が
不要な場合には逆の操作で脚体2と共に垂下部2Aを台
部1の周縁部に位置させれば、この脚体2や垂下部2A
が運搬用台車Aの走行移動の邪魔とならず、従来の運搬
用台車と同等に使用できることになるなど操作性にも非
常に秀れた構成となる。
【0016】また、単に、運搬用台車Aの台部1の周縁
部に垂下部2付の脚体2を外方へ突出スライド自在に設
けると共に、この脚体2を回動自在に設けるだけの構成
のために、この構成は簡易に設計実現可能で安価に量産
可能となる秀れた構成の運搬用台車の転倒防止装置とな
る。
【0017】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0018】本実施例は、運搬用台車Aの台部1の周縁
部に脚体2を外方へ突出スライド自在に設けると共に、
この脚体2を回動自在に設け、この脚体2にこの脚体2
を回動することによって接地面3に向かって垂下する垂
下部2Aを設けている。
【0019】具体的には、前記垂下部2Aは、前記台部
1の周縁部に水平に沿設した状態から脚体2を外方へ突
出スライドさせて回動することで接地面3に向かって垂
下するように構成している。
【0020】更に説明すると、前記脚体2は、L字状の
棒状パイプ材で構成してこのL字状の脚体2の一端部を
前記垂下部2Aとし、このL字状の脚体2の他端部を前
記台部1の周縁部にスライド自在であって且つ回動自在
に設けている。
【0021】また、本実施例では、垂下部2Aの長さ寸
法を、この垂下部2Aが垂下した状態で接地面3に接地
しない長さ寸法に設定している。即ち、この垂下部2A
を垂下させた状態でも台車Aを走行させることができる
構成とし、この垂下部2Aを突出スライドし垂下させた
状態で走行させれば、万一走行中に台車Aが転倒しそう
になっても転倒防止効果が得られるようにしている。
【0022】また、この垂下部2Aの下端には、樹脂な
どによって構成した接地キャップ10を設け、この接地キ
ャップ10によって接地面3が傷付いたり垂下部2Aの下
端が傷付いたりすることを防止している。
【0023】また、この脚体2の台部1の周縁部への取
付構造を説明すると、図3に示すように、台部1底面の
周縁部にして四隅の車輪部11近傍に前記脚体2取付用の
取付部材5を設け、この各取付部材5には筒状のガイド
部6が備えられていて、この各ガイド部6に前記L字状
の脚体2の他端部をスライド自在且つ回動自在に嵌挿連
結した場合を示している。即ち、本実施例では、台部1
の周縁部の四隅に脚体2(垂下部2A)を設けた場合を
示しているもので、この四隅から突出する垂下部2Aに
よって略どの方向に対しても極めて良好な転倒防止効果
が得られることになる。
【0024】また、この取付部材5は、前記車輪部11の
連結部材11Aに重合状態に取付されると共に、この連結
部材11Aを台部1の底面に固定するための固定部材(ネ
ジ)12によって車輪部11と共に取付固定される構成とし
ている。図中符号5Aは固定部材12を挿通するための取
付孔である。
【0025】従って、本実施例においては、単に車輪部
11を利用して図2に示すような取付部材5と脚体2とか
ら成る装置を取付できるために、極めて取付作業が簡易
に行われると共に、既存の台車Aにも容易に取付可能と
なる秀れた構成となる。
【0026】また、本実施例では、前記脚体2に、この
脚体2に設けた前記垂下部2Aが前記台部1の周縁部に
水平に沿設した状態と,この脚体2が前記台部1の周縁
部から外方へ突出スライドして前記垂下部2Aが回動垂
下した状態とに切り替え固定する固定機構4を設けてい
る。
【0027】この固定機構4について更に具体的に説明
すると、前記垂下部2Aを前記台部1の周縁部に位置さ
せると共に,略水平にした状態で脚体2と前記ガイド部
6とに連通状態にして第一差し込み孔7を設け、且つ垂
下部2Aを前記台部1の周縁部から外方へ突出スライド
させると共に,略垂下させた状態で脚体2とガイド部6
とに連通状態にして第二差し込み孔8を設けている。
【0028】また、図面では、前記ガイド部6に設けた
連通孔13が第一差し込み孔7と第二差し込み孔8との双
方の役割を担う構成とし、このガイド部の連通孔13に,
前記脚体2の二箇所に互いに直交する方向に設けた合わ
せ孔14A・14Bを選択して位置合わせすることで、第一
差し込み孔7と第二差し込み孔8とが形成される構成と
している。
【0029】一方、この取付部材5にはチェーンなどの
吊下部材15を介して係止ピン9を吊り下げ状態に設け、
図4に示すように、前記第一差し込み孔7と第二差し込
み孔8とを選択してこの係止ピン9を着脱自在に差し込
み係止することで、前記垂下部2Aを,前記台部1の周
縁部に位置した状態であって接地面3から回動退避した
水平固定状態と、台部1の周縁部よりも外方に突出した
状態であって接地面3に向かって垂下する固定状態とに
切り替え固定し得るように構成している。
【0030】従って、この係止ピン9を抜き差しするだ
けで固定機構4の切り替え固定操作を簡易に行うことが
でき、しかもこの固定機構4の構成は簡易に設計実現可
能な構成であり、量産性に秀れ安価に構成できる。
【0031】また、この係止ピン9について更に説明す
ると、基端が直角に折曲したL字状の棒状杆で構成して
いる。
【0032】また、この係止ピン9は、先端を割りピン
状に形成してこの先端割り溝部に係止片9Aを枢着軸17
により起伏回動自在に設け、更にこの係止片9Aは、図
4に示すようにこの係止片9Aに設けた長穴18と,この
長穴18に挿通させて前記割り溝間に架設した挿通杆19と
の関係によって係止ピン9の外周面から係止ピン9の基
端の直角折曲部9Bの突出方向にだけ回動突出し得るよ
うに構成している。
【0033】従って、この係止ピン9を前記第一差し込
み孔7若しくは第二差し込み孔8に差し込み係止する
と、この係止ピン9は基端の直角折曲部9Bの重さによ
って自動的にこの直角折曲部9Bが下方へ垂下した状態
に移動し、このとき前記係止片9Aも係止ピン9の外周
面から回動突出してこの突出する係止片9Aにより係止
ピン9が第一差し込み孔7若しくは第二差し込み孔8か
ら抜け止め不能状態に保持される構成としている。ま
た、係止ピン9を引き抜く際には、直角折曲部9Bを回
動して上方へ位置させれば、係止片9Aが自動的に回動
没入して係止ピン9を引き抜き可能な状態となる。
【0034】よって、本実施例においては、係止ピン9
による簡易な固定構造でありながら、この係止ピン9の
係止状態が確固に保持されて前記各固定状態が確固に保
持されることになり、しかもこの係止ピン9の抜き差し
操作も簡易に行われる上、前記係止片9Aを有する係止
ピン9構造も簡易に設計実現可能な構成であるなど秀れ
た構成となる。
【0035】次に作用・効果を伴って、本実施例の使用
方法を説明する。
【0036】運搬用台車Aの台部1に運搬物Bを積み込
みそのまま保管する場合には、この台部1の周縁部から
脚体2を外方へ突出スライドさせ、この突出させた脚体
2を回動させることでこの脚体2に設けた垂下部2Aを
接地面3に向かって垂下させ、この際に連通する第一差
し込み孔7に係止ピン9を差し込み係止すると、この垂
下部2Aの垂下状態が固定保持され、垂下部2Aが運搬
用台車Aの転倒防止用の補助脚として機能することにな
る。
【0037】従って、例えば、図1に示すように、高さ
のある大型のガラスや板材などの大型運搬物Bを運搬用
台車Aの台部1に立てた状態で載置した場合などに、万
一この大型運搬物Bの重さによって台車Aが転倒してし
まいそうになっても、台部1の周縁部よりも外方に突出
した垂下部2Aが接地面3に接地して台車Aの傾きを阻
止するため、台車Aの転倒が確実に阻止されることにな
る。
【0038】また、単に、脚体2を外方へ突出スライド
させ、脚体2を回動させて垂下部2Aを接地面3に向か
って垂下させた上で、第一差し込み孔7に係止ピン9を
差し込み係止してするだけの簡易操作で垂下部2Aを転
倒防止用補助脚として機能させることができるために非
常に操作性に秀れた構成となる。
【0039】また、補助脚が不要な場合には、逆の操作
で脚体2と共に垂下部2Aを台部1の周縁部に位置さ
せ、この状態で連通する第二差し込み孔8に係止ピン9
を差し込み係止すれば、この垂下部2Aが台部1の周縁
部に位置する状態が固定保持されて脚体2や垂下部2A
が運搬用台車Aの走行移動の邪魔とならず、従来の運搬
用台車と同等に使用できることになり、この操作も同様
にして容易に行われ、操作性に秀れる。
【0040】また、本実施例においては、上記したよう
に垂下部2Aが垂下した状態で接地面3に接地しないか
ら、この垂下部2Aを垂下させた状態でも台車Aを走行
させることができ、この垂下部2Aを突出スライドし垂
下させた状態で走行させれば、万一走行中に台車Aが転
倒しそうになっても転倒防止効果が得られることにな
る。
【0041】尚、図中符号16は、台車Aの台部1上に立
設した運搬物B立て掛け用の支柱である。
【0042】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、台
部の周縁部から脚体を外方へ突出スライドさせ、この突
出させた脚体を回動させることでこの脚体に設けた垂下
部を接地面に向かって垂下させておけば、高さのある大
型のガラスや板材などの大型運搬物を運搬用台車の台部
に立てた状態で載置して保管した場合などに万一この大
型運搬物の重さによって台車が転倒してしまいそうにな
っても、台部の周縁部よりも外方に突出した垂下部が接
地面に接地して台車の傾きを阻止するために台車の転倒
が確実に阻止されることになる極めて実用性に秀れた運
搬台車用の転倒防止装置となり、また、単に、脚体を外
方へ突出スライドさせ,回動させて垂下部を接地面に向
かって垂下させるだけの簡易操作で、垂下部を転倒防止
用補助脚として機能させることができるし、補助脚が不
要な場合には逆の操作で脚体と共に垂下部を台部の周縁
部に位置させるだけで、脚体や垂下部が運搬用台車の走
行移動の邪魔とならない状態にできるので、取り扱い操
作が極めて容易に行える秀れた構成となり、しかも単
に、運搬用台車の台部の周縁部に垂下部付の脚体を外方
へ突出スライド自在に設けると共に、この脚体を回動自
在に設けるだけの構成のために、簡易に設計実現可能で
安価に量産可能となるなどの秀れた実用上の効果を発揮
する画期的な運搬用台車の転倒防止装置となる。
【0043】また、請求項2記載の発明においては、垂
下部が台部の周縁部に水平に沿設した状態とすることで
確実に運搬用台車の使用(移動)に際して邪魔となら
ず、且つ台部から外方突出させて回動垂下させることで
転倒防止補助脚として確実に機能することになる一層実
用的となる秀れた構成の画期的な運搬用台車の転倒防止
装置となる。
【0044】また、請求項3記載の発明においては、例
えば台部の周縁部に水平に沿設した状態とすることで確
実に運搬用台車の使用(移動)に際して邪魔とならず、
且つ台部から外方突出させて回動垂下させることで転倒
防止補助脚として確実に機能することになる垂下部付の
脚体の構造を簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀
れた画期的な運搬用台車の転倒防止装置となる。
【0045】また、請求項4記載の発明においては、脚
体並びに垂下部を、固定機構により運搬用台車の使用
(移動)に際して邪魔とならない状態と,転倒防止補助
脚として確実に機能する状態とに切り替え固定できるの
で、上記各状態において勝手に脚体や垂下部がスライド
したり回動したりするような誤作動がなく、一層実用性
に秀れた画期的な運搬用台車の転倒防止装置となる。
【0046】また、請求項5記載の発明においては、前
記請求項4記載の発明の作用効果を確実に発揮する簡易
構造の固定機構を容易に設計実現可能となる一層実用性
に秀れた画期的な運搬用台車の転倒防止装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の垂下部を垂下させた使用状態を示す
説明図である。
【図2】本実施例の要部である取付部材と脚体とから成
る装置部品を示す拡大斜視図である。
【図3】本実施例の垂下部を垂下させた状態の要部を示
す部分拡大斜視図である。
【図4】本実施例の固定機構を示す部分拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 台部 2 脚体 2A 垂下部 3 接地面 4 固定機構 5 取付部材 6 ガイド部 7 第一差し込み孔 8 第二差し込み孔 9 係止ピン A 運搬用台車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名古屋 仁 新潟県三条市大字三貫地新田972番地1 株式会社マルサ内 Fターム(参考) 3D050 AA11 AA38 BB02 CC04 DD03 EE08 EE15 KK00 KK11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬用台車の台部の周縁部に脚体を外方
    へ突出スライド自在に設けると共に、この脚体を回動自
    在に設け、この脚体にこの脚体を回動することによって
    接地面に向かって垂下する垂下部を設けたことを特徴と
    する運搬用台車の転倒防止装置。
  2. 【請求項2】 前記垂下部は、前記台部の周縁部に水平
    に沿設した状態から脚体を外方へ突出スライドさせて回
    動することで接地面に向かって垂下するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の運搬用台車の転倒防止
    装置。
  3. 【請求項3】 前記脚体は、L字状の棒状体で構成して
    このL字状の脚体の一端部を前記垂下部とし、このL字
    状の脚体の他端部を前記台部の周縁部にスライド自在で
    あって且つ回動自在に設けたことを特徴とする請求項
    1,2のいずれか1項に記載の運搬用台車の転倒防止装
    置。
  4. 【請求項4】 前記脚体に、この脚体に設けた前記垂下
    部が前記台部の周縁部に沿設した状態と,この脚体が前
    記台部の周縁部から外方へ突出スライドして前記垂下部
    が回動垂下した状態とに切り替え固定する固定機構を設
    けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の運搬用台車の転倒防止装置。
  5. 【請求項5】 前記台部の周縁部に前記脚体取付用の取
    付部材を設け、この取付部材に筒状のガイド部を設けて
    このガイド部に,一端部を前記垂下部としたL字状の前
    記脚体の他端部をスライド自在且つ回動自在に嵌挿連結
    若しくは被嵌連結し、この脚体の一端部の垂下部を前記
    台部の周縁部に略水平にした状態で脚体と前記ガイド部
    とに連通状態にして第一差し込み孔を設け、且つ垂下部
    を前記台部の周縁部から外方へ突出スライドさせて略垂
    下させた状態で脚体とガイド部とに連通状態にして第二
    差し込み孔を設け、この第一差し込み孔と第二差し込み
    孔とを選択して係止ピンを着脱自在に差し込み係止する
    ことで、前記垂下部を,前記台部の周縁部に位置した状
    態であって接地面から回動退避した固定状態と、台部の
    周縁部よりも外方に突出した状態であって接地面に向か
    って垂下する固定状態とに切り替え固定し得るように設
    けて、前記固定機構を構成したことを特徴とする請求項
    4記載の運搬用台車の転倒防止装置。
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