JP2000350932A - 使用済み活性炭の再生方法及び排ガスの処理方法 - Google Patents

使用済み活性炭の再生方法及び排ガスの処理方法

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JP2000350932A JP11164584A JP16458499A JP2000350932A JP 2000350932 A JP2000350932 A JP 2000350932A JP 11164584 A JP11164584 A JP 11164584A JP 16458499 A JP16458499 A JP 16458499A JP 2000350932 A JP2000350932 A JP 2000350932A
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一徳 大中
Yukio Niwa
幸雄 丹羽
Shoji Kitabayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイオキシンを吸着した使用済み活性炭を安全
且つ経済的に再生できる方法、及びこれにより再生した
活性炭を用いてダイオキシンを含む排ガスを経済的に処
理できる方法を提供する。 【解決手段】ダイオキシンを吸着した使用済み活性炭を
ダイオキシン分解能を有する粉末状の触媒と接触させて
該使用済み活性炭に吸着しているダイオキシンを分解す
ることにより再生し、これを再使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使用済み活性炭の再
生方法及び排ガスの処理方法に関する。有害なダイオキ
シンの吸着除去に活性炭が使用されている。例えば、ご
み焼却炉、焼却灰や飛灰等の焼却残渣の溶融炉、更には
製鋼用電気炉等の各種の炉からはダストを同伴する排ガ
スが発生するが、かかる排ガス中には程度の差はあるも
ののダイオキシンが含まれているので、これを除去する
ため、排ガス中に粉末状の活性炭を吹き込んで該活性炭
にダイオキシンを吸着させることが行なわれている。ダ
イオキシンの吸着除去に活性炭を使用すると、ダイオキ
シンを吸着した使用済み活性炭が副生することはいうま
でもないが、本発明はかかる使用済み活性炭を再生する
方法及びこれにより再生した活性炭を用いる排ガスの処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイオキシンの吸着除去、例えば前記し
たような排ガス中のダイオキシンの吸着除去に活性炭は
相応に有効であるものの、従来はダイオキシンを吸着し
た使用済み活性炭の処分に困っているのが実情である。
使用済み活性炭を、焼却すると、吸着していたダイオキ
シンが再び排ガス中に放出されるという問題があり、ま
た埋め立てると、二次的環境汚染を引き起こす危険があ
るという問題があり、更に溶融固化すると、そのための
設備費も含めて膨大なコストがかかるという問題がある
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ダイオキシンを吸着した使用済み活性炭の
安全且つ経済的な再生方法及びこれにより再生した活性
炭を用いる経済的な排ガスの処理方法を提供する処にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明は、ダイオキシンを吸着した使用済み活性炭を再生
する方法であって、使用済み活性炭をダイオキシン分解
能を有する粉末状の触媒と接触させて該使用済み活性炭
に吸着しているダイオキシンを分解することを特徴とす
る使用済み活性炭の再生方法に係る。また本発明は、各
種の炉から発生する排ガス中に活性炭を吹き込んで該活
性炭に該排ガス中のダイオキシンを吸着させ、ダイオキ
シンを吸着した活性炭を下流側で回収する排ガスの処理
方法において、回収した活性炭をダイオキシン分解能を
有する粉末状の触媒と接触させて該活性炭に吸着してい
るダイオキシンを分解し、かくして再生した活性炭と触
媒との混合物を排ガス中に吹き込む活性炭として再使用
することを特徴とする排ガスの処理方法に係る。
【0005】本発明に係る使用済み活性炭の再生方法で
は、ダイオキシンを吸着した使用済み活性炭をダイオキ
シン分解能を有する粉末状の触媒と接触させて、該使用
済み活性炭に吸着しているダイオキシンを分解する。使
用済み活性炭と触媒との接触方法は特に制限されない。
例えば、使用済み活性炭と触媒とをロータリキルンに入
れて混合することにより、双方を接触させることができ
る。
【0006】使用済み活性炭と触媒との接触は、単に双
方を撹拌乃至混合することにより行なってもよいが、加
熱下或は紫外線照射下に行なうのが好ましい。加熱或は
紫外線照射により触媒を励起して、使用済み活性炭に吸
着しているダイオキシンの分解を促進することができる
からである。加熱下に双方を接触させる場合には、10
0〜400℃の範囲とするのが好ましく、200〜30
0℃の範囲とするのがより好ましい。また紫外線照射下
に双方を接触させる場合、紫外線としては最大波長36
0nmのものを用いるのが好ましく、最大波長200n
m以下の遠紫外領域のものを用いるのがより好ましい。
【0007】本発明において、ダイオキシン分解能を有
する触媒としては、二酸化チタン、チタン酸バリウム、
チタン酸バナジウムの他に、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化タ
ングステン、酸化ジルコニウム等を使用できるが、ダイ
オキシン分解能の点で、二酸化チタン、チタン酸バリウ
ム及びチタン酸バナジウムから選ばれる1種又は2種以
上を用いるのが好ましい。これらの触媒は粉末状のもの
を用いる。使用済み活性炭との接触効率をよくして、該
使用済み活性炭に吸着しているダイオキシンの分解を促
すためである。
【0008】使用済み活性炭に対する触媒の使用量は特
に制限されず、使用済み活性炭の性状、特に使用済み活
性炭に吸着しているダイオキシン量によって異なるが、
使用済み活性炭100重量部当たり、触媒を0.1重量
部以上の割合で双方を接触させるのが好ましく、触媒1
重量部を目安として双方を接触させるのがより好まし
い。
【0009】ところで、各種の炉から発生する排ガス中
のダイオキシンを除去するため、排ガス中に活性炭を吹
き込んで該活性炭にダイオキシンを吸着させることが行
なわれている(特開平10−277335)。かかる排
ガスの処理方法では、排ガス中のダイオキシンを吸着し
た使用済み活性炭を下流側で回収している。前記した本
発明に係る使用済み活性炭の再生方法は、上記のような
排ガスの処理方法において回収した使用済み活性炭にも
適用できる。
【0010】本発明に係る排ガスの処理方法では、各種
の炉から発生する排ガス中に活性炭を吹き込んで該活性
炭に該排ガス中のダイオキシンを吸着させ、ダイオキシ
ンを吸着した活性炭(使用済み活性炭)を下流側で回収
した後、回収した使用済み活性炭をダイオキシン分解能
を有する粉末状の触媒と接触させて該使用済み活性炭に
吸着しているダイオキシンを分解し、かくして再生した
活性炭と触媒との混合物を排ガス中に吹き込む活性炭と
して再使用する。
【0011】再生した活性炭と触媒との混合物から例え
ば比重選別により活性炭のみを分離し、これを排ガス中
に吹き込む活性炭として再使用することもできる。しか
し、再生した活性炭と触媒との混合物から活性炭のみを
分離するのは手間であるし、そもそも触媒は排ガス中に
吹き込んでも特には支障がなく、むしろ吹き込んだ触媒
が排ガス中のダイオキシンを分解する一助となるので、
再生した活性炭と触媒との混合物を排ガス中に吹き込む
活性炭として再使用するのが好ましい。
【0012】上記のように混合物を排ガス中に吹き込む
と、該混合物中の活性炭に該排ガス中のダイオキシンが
吸着されるので、ダイオキシンを吸着した活性炭と触媒
とを下流側で回収する。この場合には、既に触媒が共存
しているので、回収した活性炭と触媒との混合物を、好
ましくは加熱下或は紫外線照射下で混合乃至撹拌して、
活性炭に吸着しているダイオキシンを分解し、再び再生
する。再び再生した活性炭と触媒との混合物を排ガス中
に吹き込む活性炭として再び再使用できることはいうま
でもない。活性炭を触媒とは、繰り返して再使用できる
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明において使用され得
る再生装置としての密閉型の外熱式ロータリキルンを略
示する径方向の縦断面図である。一体的に回転する外筒
1と内筒2とが同心で装備されている。内筒2内に入れ
た使用済み活性炭と粉末状の触媒とを、外筒1及び内筒
2を一体的に回転させながら双方の間の中空部3へ加熱
ガスを通すことにより、加熱下に接触させるようになっ
ている。
【0014】図1について前記した密閉型の外熱式ロー
タリキルンを用い、下記の条件で、使用済み活性炭を処
理した(実施例1)。 条件・・使用済み活性炭:ごみ焼却炉から発生した排ガ
ス中に吹き込み、下流側のバグフィルタで回収した活性
炭100kg、触媒:粉末状のチタン酸バリウム1kg、外
筒及び内筒の回転数:1回/分、温度:250℃、圧
力:約2気圧、処理時間:3時間 比較のため、触媒を用いないこと以外は同じ条件で、使
用済み活性炭を処理した(比較例1)。未処理の使用済
み活性炭、実施例1で処理した活性炭及び比較例1で処
理した活性炭に含まれるダイオキシン量を廃棄物処理財
団のマニュアルに準拠して求めた。未処理の活性炭に含
まれるダイオキシン量は0.85ng−TEQ/g−活
性炭であり、また比較例1で処理した活性炭に含まれる
ダイオキシン量は0.81ng−TEQ/g−活性炭で
あったが、実施例1で処理した活性炭に含まれるダイオ
キシン量は0.001ng−TEQ/g−活性炭になっ
ていた。
【0015】図2は本発明において使用され得る他の再
生装置を略示する径方向の縦断面図である。軸線部に紫
外線ランプ4を備える円筒状容器5が回転可能に装備さ
れている。円筒状容器5内に入れた使用済み活性炭と粉
末状の触媒とを、円筒状容器5を回転させながら紫外線
ランプ4から紫外線を照射することにより、紫外線照射
下に接触させるようになっている。
【0016】図2について前記した処理装置を用い、下
記の条件で、使用済み活性炭を処理した(実施例2)。 条件・・使用済み活性炭:ごみ焼却炉から発生した排ガ
ス中に吹き込み、下流側のバグフィルタで回収した活性
炭100kg、触媒:粉末状の二酸化チタン1kg、円筒状
容器の回転数:1回/分、温度:70℃、紫外線:2m
W/cm2(最大波長360nm)、処理時間:3時間 比較のため、触媒を用いないこと以外は同じ条件で、使
用済み活性炭を処理した(比較例2)。未処理の使用済
み活性炭、実施例2で処理した活性炭及び比較例2で処
理した活性炭に含まれるダイオキシン量を廃棄物処理財
団のマニュアルに準拠して求めた。未処理の使用済み活
性炭に含まれるダイオキシン量は0.81ng−TEQ
/g−活性炭であり、また比較例2で処理した活性炭に
含まれるダイオキシン量は0.78ng−TEQ/g−
活性炭であったが、実施例2で処理した活性炭に含まれ
るダイオキシン量は0.001ng−TEQ/g−活性
炭になっていた。
【0017】図3は本発明において排ガスの処理状況を
略示する全体図である。ここでは製鋼用アーク炉から発
生する排ガスを処理している。アーク炉11の炉蓋に炉
頂予熱装置21が装備されており、炉頂予熱装置21で
アーク炉11から発生する排ガスにより原料となる金属
スクラップAを予熱するようになっている。炉頂予熱装
置21には予熱後の排ガスを直接に吸引する直接吸引系
統31が接続されており、またアーク炉11及び炉頂予
熱装置21を覆うフードにはこれらから漏出した排ガス
を間接的に吸引する間接吸引系統41が接続されてい
て、直接吸引系統31は脱臭塔32、クーラ33及び補
助吸引ファン34を備えている。
【0018】直接吸引系統31と間接吸引系統41はそ
の下流側で合流し、主吸引ファン52を介して主バグフ
ィルタ51へと接続されており、主バグフィルタ51で
両系統を介して吸引した排ガス中のダストを捕集するよ
うになっている。主バグフィルタ51の下流側には副吸
引ファン62を介して副バグフィルタ61が接続されて
おり、主バグフィルタ51と副吸引ファン62とを接続
する排ガスダクト71の上流部に活性炭吹き込み手段8
1が設けられている。活性炭吹き込み手段81はホッパ
82、ロータリバルブ83及び吹き込みファン84を備
えており、ホッパ82には粉末状の活性炭Bが一時的に
貯留されている。副バグフィルタ61の下部には再生装
置91として、図1について前記した密閉型の外熱式ロ
ータリキルンが設置されており、再生装置91はホッパ
82へと連絡されている。
【0019】図3に例示した排ガスの処理では、主バグ
フィルタ51でダストを除去した後の排ガス中に粉末状
の活性炭Bを吹き込み、主に排ガスダクト71内で双方
を接触させて該排ガス中のダイオキシンを活性炭Bに吸
着させ、ダイオキシンを吸着した活性炭(使用済み活性
炭)を副バグフィルタ61で回収している。そして回収
した使用済み活性炭を再生装置91でダイオキシン分解
能を有する粉末状の触媒と加熱下に接触させて、該使用
済み活性炭に吸着しているダイオキシンを分解し、かく
して再生した活性炭と触媒との混合物をホッパ82へ循
環するようになっている。したがって当初(1回目)
は、粉末状の活性炭Bを排ガスダクト71内へ吹き込む
が、ホッパ82に貯留されている活性炭Bを吹き込み終
わった後(2回目以降)は、再生した活性炭と触媒との
混合物を排ガスダクト71内へ繰り返し吹き込むように
なっている。
【0020】図3について前記した排ガスの処理を、以
下の条件で行なった(実施例3)。 条件・・排ガス:主バグフィルタ51でダストを除去し
た後の80℃の排ガス7000Nm3/時、活性炭或は
再生した活性炭と触媒との混合物の吹き込み量:0.5
g/Nm3、副バグフィルタで回収した使用済み活性炭
或は混合物中の使用済み活性炭の再生:前記した実施例
1と同じ(但し、混合物中の使用済み活性炭の再生にお
いては新たに触媒を追加せず) 主バグフィルタ51から排出した直後の排ガスC及び副
バグフィルタ61から排出した直後の排ガスDに含まれ
るダイオキシン量を廃棄物処理財団のマニュアルに準拠
して求めた。結果を表1に示した。
【0021】
【表1】
【0022】表1において、 1回目:未使用の活性炭Bを吹き込んで処理した場合 2回目:1回目に吹き込んだ活性炭を回収し、これに触
媒を加え、双方を加熱下に混合して、再生した活性炭と
触媒との混合物を吹き込んで処理した場合 3回目:2回目に吹き込んだ混合物を回収し、これを加
熱下に混合して、再び再生した活性炭と触媒との混合物
を吹き込んで処理した場合 4回目:3回目に吹き込んだ混合物を回収し、これを加
熱下に混合して、更に再び再生した活性炭と触媒との混
合物を吹き込んで処理した場合
【0023】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、ダイオキシンを吸着した使用済み活性炭を安全
且つ経済的に再生でき、またこれにより再生した活性炭
を用いてダイオキシンを含む排ガスを経済的に処理でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用され得る再生装置としての
密閉型の外熱式ロータリキルンを略示する径方向の縦断
面図。
【図2】本発明において使用され得る他の再生装置を略
示する径方向の縦断面図。
【図3】本発明において排ガスの処理状況を略示する全
体図。
【符号の説明】
1・・外筒、2・・内筒、4・・紫外線ランプ、5・・
円筒状容器、11・・アーク炉、21・・炉頂予熱装
置、31・・直接吸引系統、41・・間接吸引系統、5
1・・主バグフィルタ、61・・副バグフィルタ、81
・・活性炭吹き込み手段、91・・再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/86 B01D 53/34 A 4G069 B01J 21/06 134E 23/02 53/36 J 35/02 C B09B 3/00 ZAB B09B 3/00 ZAB 304L Fターム(参考) 2E191 BA15 BB00 BC01 BD13 BD17 4D002 AA21 AC04 AC10 BA04 BA09 BA14 CA11 CA20 DA41 EA07 EA13 GA01 GA02 GB01 GB02 GB03 HA10 4D004 AA47 AB07 BA10 CA22 CA34 CA43 CB09 CC09 4D048 AA11 AB01 AB03 BA07X BA13X BA15X BA41X BA42X BB01 CB03 CB05 EA01 4G066 AA05B CA33 DA02 GA01 GA18 GA22 4G069 AA02 AA11 BA04B BA48A BA48C BB06B BC13B BC50B BD02B CA02 CA07 CA10 CA19 DA08 EA01Y EA02Y

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイオキシンを吸着した使用済み活性炭
    を再生する方法であって、使用済み活性炭をダイオキシ
    ン分解能を有する粉末状の触媒と接触させて該使用済み
    活性炭に吸着しているダイオキシンを分解することを特
    徴とする使用済み活性炭の再生方法。
  2. 【請求項2】 使用済み活性炭を触媒と加熱下に接触さ
    せる請求項1記載の使用済み活性炭の再生方法。
  3. 【請求項3】 使用済み活性炭を触媒と紫外線照射下に
    接触させる請求項1記載の使用済み活性炭の再生方法。
  4. 【請求項4】 触媒が、二酸化チタン、チタン酸バリウ
    ム及びチタン酸バナジウムから選ばれる1種又は2種以
    上である請求項1、2又は3記載の使用済み活性炭の再
    生方法。
  5. 【請求項5】 各種の炉から発生する排ガス中に活性炭
    を吹き込んで該活性炭に該排ガス中のダイオキシンを吸
    着させ、ダイオキシンを吸着した活性炭を下流側で回収
    する排ガスの処理方法において、回収した活性炭をダイ
    オキシン分解能を有する粉末状の触媒と接触させて該活
    性炭に吸着しているダイオキシンを分解し、かくして再
    生した活性炭と触媒との混合物を排ガス中に吹き込む活
    性炭として再使用することを特徴とする排ガスの処理方
    法。
  6. 【請求項6】 更に、排ガス中に吹き込んだ混合物を下
    流側で回収し、回収した混合物中の活性炭に吸着してい
    るダイオキシンを分解して、再び再生した活性炭と触媒
    との混合物を排ガス中に吹き込む活性炭として繰り返し
    再使用する請求項5記載の排ガスの処理方法。
  7. 【請求項7】 回収した活性炭或は混合物中の活性炭を
    触媒と加熱下に接触させて該活性炭に吸着しているダイ
    オキシンを分解する請求項5又は6記載の排ガスの処理
    方法。
  8. 【請求項8】 回収した活性炭或は混合物中の活性炭を
    触媒と紫外線照射下に接触させて該活性炭に吸着してい
    るダイオキシンを分解する請求項5又は6記載の排ガス
    の処理方法。
  9. 【請求項9】 触媒が、二酸化チタン、チタン酸バリウ
    ム及びチタン酸バナジウムから選ばれる1種又は2種以
    上である請求項5、6、7又は8記載の排ガスの処理方
    法。
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