JP2000349331A - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

半導体発光素子の製造方法

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JP2000349331A
JP2000349331A JP15668899A JP15668899A JP2000349331A JP 2000349331 A JP2000349331 A JP 2000349331A JP 15668899 A JP15668899 A JP 15668899A JP 15668899 A JP15668899 A JP 15668899A JP 2000349331 A JP2000349331 A JP 2000349331A
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semiconductor
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light emitting
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Yoshikazu Ishida
美和 石田
Takashi Tomarino
貴司 泊野
Kenjiro Koga
健二郎 古賀
Kenji Shimomura
健二 下村
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光取り出し面での結晶内部からの光取り出し
効果等を向上させ、外部発光効率を向上させることがで
きる半導体発光素子の製造方法を提供する。 【解決手段】 発光層11aが形成された半導体ウェハ
11の上下両主面にそれぞれn電極12、p電極13を
形成してシンタリングを行い、n電極12を所定形状に
パターニングした後、半導体ウェハ11をダイシングし
て所定寸法の複数の半導体チップ16に分離するように
した半導体発光素子の製造方法で、半導体ウェハ11を
複数の半導体チップ16に分離した後に、半導体チップ
16の光取り出し面の上面が、n電極12下以外のアロ
イ層14が除去された所定面粗度のフロスト状面18a
になるように、また半導体チップ16の側面も破砕層が
除去された所定面粗度のフロスト状面18bになるよう
に所定濃度の硝酸水溶液によるエッチング処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体発光素子の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を、Ga(1−X)AlAs
系半導体発光素子を例に、図15乃至図18を参照して
説明する。図15は第1の工程の断面図であり、図16
は第2の工程の断面図であり、図17は第3の工程の断
面図であり、図18は第4の工程の断面図でる。
【0003】先ず、図15に示す第1の工程において、
GaAs基板上に、pn接合が形成されるようクラッド
層、活性層等を積層して発光層1aを形成し、光取り出
し面となる上面の組成がGa(1−X)AlAsでな
る半導体ウェハ1を形成する。続いて、半導体ウェハ1
の上下両面に電極材料の金(Au)を蒸着して上側電極
2、下側電極3を形成する。
【0004】次に、図16に示す第2の工程において、
電極2,3が形成された半導体ウェハ1を400℃〜5
00℃に加熱し、電極2,3の電気的接続が良好なもの
となるようシンタリングを行なう。これにより、半導体
ウェハ1の上下両面と電極2,3との界面部分にアロイ
層4が形成される。
【0005】次に、図17に示す第3の工程において、
上側電極2を所定の電極パターンとなるようにパターニ
ングする。このパターニングによって、上側電極2が除
去された半導体ウェハ1の上面にアロイ層4が露出す
る。
【0006】次に、図18に示す第4の工程において、
下側電極3が形成されている半導体ウェハ1の下面にダ
イシングシート5を粘着剤によって貼付する。続いて、
ダイシングシート5が貼付された半導体ウェハ1をダイ
シング装置に装着し、半導体ウェハ1のダイシングを行
い、所定寸法の半導体チップ6に切断、分離する。な
お、7はダイシングによって各半導体チップ6の側面部
分に形成された破砕層である。
【0007】しかし、上記のようにして形成された半導
体チップ6では、光取り出し面である上面の上側電極2
以外の部分にアロイ層4が形成されているので、このア
ロイ層4が素子を発光させた場合に光吸収層となり、半
導体チップ6の外部発光効率を低いものとしていた。ま
た、上面の光取り出し面は平滑な面であるため、結晶内
部からの光を内方に反射し易く、光取り出し効果が低い
ものとなっていた。
【0008】さらに、電極2,3を形成した半導体ウェ
ハ1を、ダイシングによって個々の半導体チップ6に分
離するので、分離された半導体チップ6の側面部分に
は、ダイシングにより機械的なダメージを受けた破砕層
7が残っている。このため、破砕層7が光吸収層となっ
て外部発光効率を低いものとし、また破砕層7による悪
影響が、素子特性や素子の信頼性等に及ぶ虞があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
アロイ層除去によって輝度を向上させ、また光取り出し
面での内方への反射を少なくして結晶内部からの光取り
出し効果を向上させ、外部発光効率を向上させることが
できると共に、素子特性や素子の信頼性等を良好なもの
とすることができる半導体発光素子の製造方法を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体発光素子
の製造方法は、発光層が形成された半導体ウェハの両主
面にそれぞれ電極を形成し、該電極の片方を所定形状に
パターニングした後、半導体ウェハをダイシングして所
定寸法の複数の半導体チップに分離するようにした半導
体発光素子の製造方法において、電極の片方をパターニ
ングした後に、半導体ウェハの光取り出し面をフロスト
状になるようエッチング処理することを特徴とする方法
であり、また、発光層が形成された半導体ウェハの両主
面にそれぞれ電極を形成し、該電極の片方を所定形状に
パターニングした後、半導体ウェハをダイシングして所
定寸法の複数の半導体チップに分離するようにした半導
体発光素子の製造方法において、半導体ウェハを複数の
半導体チップに分離した後に、半導体チップの光取り出
し面をフロスト状になるようエッチング処理することを
特徴とする方法であり、さらに、光取り出し面が、Ga
AsまたはGa(1−X)AlAsの少なくとも一方
の組成を有する面であることを特徴とする方法であり、
さらに、光取り出し面のGa(1−X)AlAsが、
0.5≦X≦0.8であることを特徴とする方法であ
り、さらに、エッチング処理が、硝酸水溶液を用いて行
うものであることを特徴とする方法であり、さらに、硝
酸水溶液の濃度が、50%〜70%であることを特徴と
する方法であり、さらに、エッチング処理は、温度が2
℃〜8℃で、エッチング時間が2秒〜10秒であること
を特徴とする方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態であるG
(1−X)AlAs系半導体発光素子における形態
を、図面を参照して説明する。
【0012】先ず第1の実施形態を、その製造工程の順
にしたがい図1乃至図9により説明する。図1は第1の
工程の断面図であり、図2は第2の工程の断面図であ
り、図3は第3の工程の断面図であり、図4は第4の工
程の断面図であり、図5は第5の工程の断面図であり、
図6は第5の工程における半導体チップの上面図であ
り、図7は第5の工程開始時の半導体チップを示す図
で、図7(a)は断面図、図7(b)は図7(a)の要
部Aを拡大して示す断面図であり、図8は第5の工程で
行うエッチング処理の時間経過と加工状態を説明するた
めの断面図で、図8(a)はエッチング処理を1秒施し
た後の断面図、図8(b)はエッチング処理を5秒施し
た後の断面図、図8(c)はエッチング処理を10秒施
した後の断面図であり、図9はエッチング時間に対する
外部発光効率の向上率を示す図である。
【0013】先ず、図1に示す第1の工程において、G
aAs基板上にpn接合が形成され発光層11aが形成
されるように、例えばp型GaAs基板の主面上にp型
Ga (1−y)AlAs層、さらにn型Ga
(1−X)AlAs層を液相成長(LPE)法により
順次エピタキシャル成長させて積層する。この時の光取
り出し面となる最上層であるGa(1−X)AlAs
層の上面の組成が0.5≦X≦0.8となっている。そ
して、このような最上層を有する半導体ウェハ11の上
下両面に電極材料の金(Au)を所定の厚さとなるよう
蒸着し、上側主面にn電極12、下側主面にp電極13
を形成する。
【0014】次に、図2に示す第2の工程において、n
電極12、p電極13が形成された半導体ウェハ11を
400℃〜500℃の雰囲気中で加熱し、n電極12、
p電極13が電気的に良好に接続されるようシンタリン
グを行う。これにより、半導体ウェハ11の上下の両主
面とn電極12、p電極13との界面部分にアロイ層1
4が形成される。
【0015】次に、図3に示す第3の工程において、半
導体ウェハ11の上側主面に形成されたn電極12を、
写真蝕刻法を用いて所定の電極パターンとなるようにパ
ターニングする。このパターニングによって、不要とな
るn電極12部分が除去された半導体ウェハ11の上面
部分にアロイ層14が露出した状態になる。
【0016】次に、図4に示す第4の工程において、p
電極13が形成されている半導体ウェハ11の下面にダ
イシングシート15を粘着剤によって貼付する。続い
て、ダイシングシート15が貼付された半導体ウェハ1
1を図示しないダイシング装置に装着し、半導体ウェハ
11のダイシングを行い、所定寸法の半導体チップ16
に切断、分離する。これにより、各半導体チップ16の
側面部分にはダイシングによる機械的なダメージを受け
て破砕層17が形成される。
【0017】次に、図5に示す第5の工程において、複
数の半導体チップ16に分離され、ダイシングシート1
5が貼付されたままの状態の半導体ウェハ11を、濃度
70%の硝酸と純水とを10:1の比で混合した硝酸水
溶液をエッチャントとしてエッチング処理する。このエ
ッチング処理は、温度を2℃〜8℃の所定温度にした状
態で、エッチング時間を2秒〜10秒の間の所定時間と
なるように設定して実行する。
【0018】すなわち、第4の工程においてダイシング
され第5の工程に投入された半導体ウェハ11の各半導
体チップ16は、エッチング処理を開始する時点では図
7に示すように、n電極12以外の上面にはアロイ層1
4が露出しており、側面部分には破砕層17が形成され
た状態になっている。そして、このような状態のものに
対してエッチング処理を開始すると、エッチング処理を
1秒施した後には、図8(a)に示すように上面のアロ
イ層14は一部除去され、所定の面粗度を有するフロス
ト状面18aとなり、側面部分の破砕層17も一部除去
されて、同様に所定の面粗度を有するフロスト状面18
bとなる。
【0019】さらに、エッチング処理を継続し、5秒施
した後には、図8(b)に示すように上面のアロイ層1
4は略除去され、側面部分の破砕層17も大半が除去さ
れ、全体がフロスト状面18a,18bとなる。またさ
らに、エッチング処理を継続し、開始から10秒施した
後には、図8(c)に示すように上面のアロイ層14は
除去され、場合によってはn電極12の縁部下にまで一
部食い込むようにエッチングが進み、また側面部分の破
砕層17についても全部が除去される。なお、10秒を
超えて、さらにエッチング処理を継続すると、エッチン
グが発光層11aの結晶内部にまで進み、n電極12の
下部にまでエッチングがおよぶために、素子特性上で悪
い影響が生じ、所定の特性が得られなくなる。
【0020】そしてエッチング処理を行った後、水洗過
程でエッチャント等を純水を用いて十分に洗い落とし、
乾燥させる。
【0021】以上のようにして半導体チップ16のn電
極12以外の上面は、露出していたアロイ層14が除去
され、さらに組成がGa(1−X)AlAsで、0.
5≦X≦0.8の所定の面粗度を有するフロスト状面1
8aとなる。また、半導体チップ16の破砕層17が形
成された側面部分は、破砕層17が除去され、同様にG
aAs基板上に積層されたクラッド層や活性層等の積層
端面も所定の面粗度を有するフロスト状面18bとな
る。
【0022】この結果、光吸収層となっていたアロイ層
14と破砕層17が除去され、輝度が向上すると共に光
取り出し面である上面での内方への反射が少なくなり、
結晶内部からの光取り出し効果が向上して、図9に示す
特性線Lのように半導体チップ16でなる半導体発光
素子の外部発光効率は、従来のものに対し25%以上の
向上率を示す。また破砕層17を除去してしまうので、
これによる悪影響がなくなり、素子特性や素子の信頼性
等が向上したものとなる。なお、エッチング処理も適正
な濃度のエッチャントを用いた適正なエッチング時間、
温度等の条件下で行われるために、素子特性への悪影響
もなく、素子の信頼性等も良好なものとなる。
【0023】次に、第2の実施形態を、その製造工程の
順にしたがい図10乃至図14により説明する。図10
は第1の工程の断面図であり、図11は第2の工程の断
面図であり、図12は第3の工程の断面図であり、図1
3は第4の工程の断面図であり、図14は第5の工程の
断面図である。なお、上記の第1の実施形態と同一部位
には同一符号を付して説明を省略し、第1の実施形態と
異なる構成について説明する。
【0024】図10に示す第1の工程において、GaA
s基板上にpn接合が形成され発光層11aが形成され
るように、例えばp型GaAs基板上にpn接合を形成
したエピタキシャルウェハにおいて最上面のGa
(1−X)AlAs層のAl混晶比が0.5≦X≦
0.8である半導体ウェハ11を形成する。続いて、半
導体ウェハ11の光取り出し面となる組成がGa
(1−X)AlAsで、0.5≦X≦0.8の最上層
の上面、および下面に電極材料の金(Au)を所定に厚
さとなるよう蒸着し、上側主面にn電極12、下側主面
にp電極13を形成する。
【0025】次に、図11に示す第2の工程において、
n電極12、p電極13が形成された半導体ウェハ11
を400℃〜500℃に加熱し、シンタリングを行う。
これにより、半導体ウェハ11の上下の両主面とn電極
12、p電極13との界面部分にアロイ層14が形成さ
れる。
【0026】次に、図12に示す第3の工程において、
半導体ウェハ11の上側主面に形成されたn電極12
を、写真蝕刻法を用いて所定の電極パターンとなるよう
にパターニングする。このパターニングによって、不要
となるn電極12部分が除去された半導体ウェハ11の
上面部分にアロイ層14が露出した状態になる。
【0027】次に、図13に示す第4の工程において、
半導体ウェハ11を、濃度70%の硝酸と純水とを1
0:1の比で混合した硝酸水溶液をエッチャントとする
ことによてエッチング処理する。このエッチング処理
は、温度を2℃〜8℃の所定温度にした状態で、エッチ
ング時間を2秒〜10秒の間の所定時間となるように設
定して実行する。このエッチング処理により、半導体ウ
ェハ11上面のn電極12以外の部分に露出しているア
ロイ層14が除去され、さらに、組成がGa(1− X)
AlAsで、0.5≦X≦0.8の半導体ウェハ11
上面が露出し、露出した上面が所定の面粗度を有するフ
ロスト状面19となる。なお、この場合にエッチング時
間が長いと、n電極12の下方にまで食い込むようにエ
ッチングが進み、素子特性上で悪い影響が生じ、所定の
特性が得られなくなる。
【0028】そしてエッチング処理を行った後、水洗過
程でエッチャント等を純水を用いて十分に洗い落とし、
乾燥させる。
【0029】次に、図14に示す第5の工程において、
p電極13が形成されている半導体ウェハ11の下面に
ダイシングシート15を粘着剤によって貼付する。続い
て、ダイシングシート15が貼付された半導体ウェハ1
1を図示しないダイシング装置に装着し、半導体ウェハ
11のダイシングを行い、所定寸法の半導体チップ20
に切断、分離する。この時、各半導体チップ20の側面
部分に、ダイシングによる機械的なダメージを受けて破
砕層17が形成される。
【0030】以上のようにして半導体チップ20のn電
極12以外の上面は、露出していたアロイ層14が除去
され、さらに組成がGa(1−X)AlAsで、0.
5≦X≦0.8の所定の面粗度を有するフロスト状面1
9となる。この結果、光取り出し面である上面のアロイ
層14が除去され、輝度が向上し、アロイ層14での光
吸収がなくなり、また上面が所定の面粗度を有するフロ
スト状面19となって内方への反射が少なくなり、結晶
内部からの光取り出し効果が向上する。そして、図9に
示す特性線Lのように半導体チップ20でなる半導体
発光素子の外部発光効率は、従来のものに対し略15%
の向上率を示す。なお、エッチング処理も第1の実施形
態と同様に、適正な濃度のエッチャントを用いた適正な
エッチング時間、温度等の条件下で行われるために、素
子特性への悪影響もなく、素子の信頼性等も良好なもの
となる。
【0031】なお、上記各実施形態では、光取り出し面
の組成がGa(1−X)AlAsで、0.5≦X≦
0.8のものとしたが、これに限るものではなく、Ga
ASやAl混晶比が上記のものより低いGa(1−X)
AlAsであっても、同様の効果を得ることができ
る。また、エッチャントについても、上記の濃度に限定
されるものではなく、硝酸水溶液の濃度が50%〜70
%であれば、同様の効果を得ることができる。
【0032】また、上記各実施形態に記した通り、エッ
チング処理時のエッチング時間が10秒を超えると所定
の素子特性が得られなくなり、2秒よりも短いとフロス
ト状面18a,18b,19がごく一部に形成されるか
否かの状態であって、光取り出し効果が十分に得られな
い。エッチング処理時の温度についても、2℃よりも低
いと、処理が進まなかったり、処理時間が多くかかって
しまったりし、8℃を超えると処理速度が速すぎて均一
にエッチング処理を行うことができない等の問題が生じ
てくる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、半導体発光素子における光取り出し面での内
方への反射が少なくなって、結晶内部からの光取り出し
効果が向上し、輝度が向上して外部発光効率を向上させ
ることができると共に、素子特性や素子の信頼性等を良
好なものとすることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における第1の工程の
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における第2の工程の
断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における第3の工程の
断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における第4の工程の
断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における第5の工程の
断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の第5の工程における
半導体チップの上面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における第5の工程開
始時の半導体チップを示す図で、図7(a)は断面図、
図7(b)は図7(a)の要部Aを拡大して示す断面図
である。
【図8】本発明の第1の実施形態の第5の工程で行うエ
ッチング処理の時間経過と加工状態を説明するための断
面図で、図8(a)はエッチング処理を1秒施した後の
断面図、図8(b)はエッチング処理を5秒施した後の
断面図、図8(c)はエッチング処理を10秒施した後
の断面図である。
【図9】本発明に係るエッチング時間に対する外部発光
効率の向上率を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態における第1の工程
の断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態における第2の工程
の断面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態における第3の工程
の断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態における第4の工程
の断面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態における第5の工程
の断面図である。
【図15】従来例における第1の工程の断面図である。
【図16】従来例における第2の工程の断面図である。
【図17】従来例における第3の工程の断面図である。
【図18】従来例における第4の工程の断面図である。
【符号の説明】
11…半導体ウェハ 11a…発光層 12…n電極 13…p電極 14…アロイ層 16,20…半導体チップ 17…破砕層 18a,18b,19…フロスト状面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古賀 健二郎 福岡県北九州市小倉北区下到津1丁目10番 1号 株式会社東芝北九州工場内 (72)発明者 下村 健二 福岡県北九州市小倉北区下到津1丁目10番 1号 株式会社東芝北九州工場内 Fターム(参考) 5F041 AA03 CA36 CA63 CA74 CA99 CB01 5F043 AA14 AA16 AA25 BB07 BB17 DD02 DD10 GG05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光層が形成された半導体ウェハの両主
    面にそれぞれ電極を形成し、該電極の片方を所定形状に
    パターニングした後、前記半導体ウェハをダイシングし
    て所定寸法の複数の半導体チップに分離するようにした
    半導体発光素子の製造方法において、前記電極の片方を
    パターニングした後に、半導体ウェハの光取り出し面を
    フロスト状になるようエッチング処理することを特徴と
    する半導体発光素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 発光層が形成された半導体ウェハの両主
    面にそれぞれ電極を形成し、該電極の片方を所定形状に
    パターニングした後、前記半導体ウェハをダイシングし
    て所定寸法の複数の半導体チップに分離するようにした
    半導体発光素子の製造方法において、前記半導体ウェハ
    を複数の半導体チップに分離した後に、前記半導体チッ
    プの光取り出し面をフロスト状になるようエッチング処
    理することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 光取り出し面が、GaAsまたはGa
    (1−X)AlAsの少なくとも一方の組成を有する
    面であることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記
    載の半導体発光素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 光取り出し面のGa(1−X)Al
    sが、0.5≦X≦0.8であることを特徴とする請求
    項3記載の半導体発光素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 エッチング処理が、硝酸水溶液を用いて
    行うものであることを特徴とする請求項1あるいは請求
    項2記載の半導体発光素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 硝酸水溶液の濃度が、50%〜70%で
    あることを特徴とする請求項5記載の半導体発光素子の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 エッチング処理は、温度が2℃〜8℃
    で、エッチング時間が2秒〜10秒であることを特徴と
    する請求項1あるいは請求項2記載の半導体発光素子の
    製造方法。
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