JP2000348090A - アクション情報管理システム - Google Patents

アクション情報管理システム

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JP2000348090A
JP2000348090A JP15821499A JP15821499A JP2000348090A JP 2000348090 A JP2000348090 A JP 2000348090A JP 15821499 A JP15821499 A JP 15821499A JP 15821499 A JP15821499 A JP 15821499A JP 2000348090 A JP2000348090 A JP 2000348090A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクション情報を管理するシステムに関し、
開発プロジェクトなどにおいて各工程に参画するメンバ
がそれぞれ実行するべきアクションを適時実行するよう
にアクション実行喚起を行い、アクション情報を管理す
る手段を提供することを目的とする。 【解決手段】 アクション名とアクションが関与する共
同作業への関与属性、実行予定日およびアクション実行
を喚起するべきメンバ名をアクション情報として記憶す
るアクション情報記憶手段2と、アクション情報記憶手
段2に記憶されたアクション名毎に、実行予定日および
関与属性に基づいて実行喚起日を算出する実行喚起日算
出手段3と、アクション名毎に算出された実行喚起日が
本日以前であるとき、アクション情報記憶手段2の上記
アクション名に対応して記憶されたメンバに実行喚起す
るべきアクション情報を通知する実行喚起通知手段4と
を備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多くの共同作業工
程からなる開発プロジェクトなどにおいて、各工程に参
画する多くのメンバが責任をもって実行するべきアクシ
ョンを適時実行するようにアクション情報を管理するシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、適時実行するべきアクションの実
施もれの防止を行うための仕組みは、個人、あるいはあ
らかじめ設定されたグループ内におけるアクション管理
によるものであった。
【0003】たとえば、個人用の電子手帳などに備わっ
ているアクション管理では所有者である個人が行うべき
アクション項目を実施するべき期日と優先度などを付加
して記憶し、日付順、優先度順などで順序づけして表示
したり、カレンダーの日付との比較で実施予定日が近づ
いたものを強調表示等して警告するような機能が提供さ
れている。
【0004】また、グループ作業を行うときにも上記し
た個人用のアクション管理を発展して複数のメンバある
いはグループの行うべきアクションを上記したものと同
様に一覧にして警告表示したりするものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
メンバからなる多くのグループが参画して実行する共同
作業におけるアクションを実施すべきメンバに適時実行
喚起したり、多くのメンバが関与する共同作業の工程や
作業分担が変更されたときにも変更に対応して適切なタ
イミングで適切なメンバにアクション実行喚起すること
は上記従来技術では想定していなかった。
【0006】例えば、ソフトウェア開発プロジェクトの
ように長期間にわたり多数のメンバが多数の工程に重複
してそれぞれの役割をもって参画しながら作業が進捗す
るものでは、開発条件や開発環境、その他外部要因によ
り、当初予定した計画の変更が発生し、メンバ構成の変
更や工程線表を変更せざるを得なくなり、これに伴い行
わなければならないアクションも実施予定日が変更とな
ったり、行うべきメンバやグループが変更になったりす
る。
【0007】ソフトウェア開発プロジェクトにおいて
は、このように変更があったときにも、各アクションの
実施日に対応して、最適な時期に、関係する最適なメン
バに実施の確認を行うことができる必要がある。
【0008】すなわち、状況の変化に応じてダイナミッ
クに対応できるアクション管理が課題でありその解決策
が求められていた。
【0009】本発明はこのような点にかんがみて、多く
の工程からなる開発プロジェクトなどにおいて、各工程
に参画する多くのメンバがそれぞれ責任をもって実行す
るべきアクションを適時実行するようにアクション実行
喚起を行い、アクション情報を管理する手段を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、下記の如
くに構成された、共同作業に参画するメンバが実行する
べきアクション情報を管理するアクション情報管理シス
テムによって解決される。
【0011】図1は、本発明の構成図である。
【0012】図において、2はアクション名に対応して
このアクションが関与する共同作業への関与属性、実行
予定日およびアクション実行を喚起するべきメンバ名を
アクション情報として記憶するアクション情報記憶手
段、3はアクション情報記憶手段2に記憶されたアクシ
ョン名毎に、実行予定日および関与属性に基づいて実行
喚起日を算出する実行喚起日算出手段、4はアクション
名毎に算出された実行喚起日が本日以前であるとき、ア
クション情報記憶手段2の上記アクション名に対応して
記憶されたメンバに実行喚起するべきアクション情報を
通知する実行喚起通知手段である。(請求項1、請求項
2、請求項5) また、1は共同作業関与グループファイル8を検索し
て、アクション情報記憶手段2に記憶されたアクション
と同じ関与属性を持つグループ名を抽出し、グループ構
成ファイル9に記憶された上記抽出されたグループに所
属するメンバ名を抽出するアクション喚起メンバ抽出手
段である。そしてアクション情報記憶手段2はアクショ
ン喚起メンバ抽出手段1が抽出したメンバをアクション
実行を喚起するべきメンバ名として設定する。(請求項
3) さらに、5は実行喚起通知手段4により通知されたメン
バがアクション情報に対応して実行状況を入力して報告
する実行状況報告手段、6はアクション名、メンバ名の
組合せ毎に、報告された実行状況を記憶する実行状況記
憶手段、7は記憶された実行状況を集計して出力する実
行状況集計手段である。(請求項4)以上のような構成
によりアクション毎の共同作業への関与属性に基づいて
定まる日数だけ早い時点にアクションを実行するべき日
時が迫っていることを警告したり前もって準備作業を行
うことを忘れないように注意を喚起することができる。
【0013】また、前もって喚起するべき期日の計算は
たとえばアクションの重要度が大きければ時間的に余裕
をもって準備作業に取りかかるようにしたり、アクショ
ンの属性としてやるべきことの種類によって、たとえば
時間が掛かる作業をともなうものは多くの実行のための
時間をみたり、短時間で対処できるものは少ない時間的
な余裕をみるといったことを自動的に各アクションにつ
いて算出するようにできる。
【0014】さらに、注意を喚起するべきメンバをもれ
なく抽出する必要があるが、これはアクション毎の共同
作業への関与属性によりどのグループが共同作業にどの
ように関与しているのかを共同作業関与グループファイ
ルに設定しておき、グループ構成ファイルにどのメンバ
がどこのグループに属するのかを設定しておくことによ
り実現している。
【0015】また、アクションの実行を喚起されたメン
バはそれぞれのアクションの実行状況を報告するように
してあり、このアクション毎、メンバ毎の仕掛、完了の
状況を共同作業におけるアクション状況として集計して
共同作業の進捗、品質の確認、重大なアクションの達成
状況など各種の面からチェックする手段として利用する
ことができるようになっている。
【0016】
【発明の実施の形態】図2に本発明の実施の形態の構成
図を示す。
【0017】本実施の形態においては、パーソナルコン
ピューター、ワークステーション等の汎用的な目的で使
用される計算機上で実行するコンピュータプログラムに
より実現する形態を示す。
【0018】本発明のアクション情報管理システムは、
処理装置、主記憶装置、補助記憶装置、入出力装置など
から構成される計算機上で、コンピュータプログラムを
実行して実現される。また、コンピュータプログラム
は、フロッピーディスクやCD−ROM等の可搬型媒体
やネットワーク接続された他の計算機の主記憶装置や補
助記憶装置等に格納されて提供される。本発明の記録媒
体は、上記可搬型媒体、主記憶装置、補助記憶装置に該
当する。
【0019】提供されたコンピュータプログラムは、可
搬型媒体から直接計算機の主記憶装置にロードされ、ま
たは、可搬型媒体から一旦補助記憶装置にコピーまたは
インストール後に、主記憶装置にロードされて実行す
る。また、ネットワーク接続された他の装置に格納され
て提供された場合も、他の装置からネットワークを経由
して受信後に、補助記憶装置にコピー、主記憶装置にロ
ードされ実行するものである。
【0020】本発明の実施の形態にはソフトウェアの開
発プロジェクトの各工程の遂行に必要なアクションの実
行を着実に行うように管理するアクション情報管理シス
テムを示す。
【0021】ソフトウェアの開発は対象となるシステム
の分析からはじまり、インタフェースの設計、プログラ
ムの構造設計、プログラムの作成、テスト等の多くの作
業工程に分かれた共同作業で行われる。
【0022】開発に関わるメンバも多く、各メンバはそ
れぞれの役割に応じて複数の作業工程に関与することに
なる。共同作業は各工程毎に多くのグループが分担して
関与している。そして、具体的作業はこれらのグループ
に所属するメンバによりグループの分担する関与の仕方
に基づいて実行される。
【0023】また、メンバはその役割により単純に一つ
のグループに属して自分の責務を遂行するものもあれ
ば、グループにまたがって多くの面で共同作業に関わる
ものもある。
【0024】たとえば、プロジェクトリーダ等プロジェ
クトの全体管理を行うものは多くの工程の多くの作業に
目を配らなければならない。このような役割のメンバは
細かい作業での関わりではないが、工程の進捗管理、作
成された仕様の確認、開発されたプログラムなどの生産
物の品質管理等について多くの工程、多くの作業レベル
に関与する。
【0025】したがって、各共同作業工程の推進に必要
なメンバはその関与の仕方に対応してグループを構成す
る。例えば、プログラム作成者の集まりであるプログラ
ム開発グループ、複数のグループで開発される生産物を
統合する仕事をするグループ、各グループの責任者で構
成するプロジェクト全体を推進するグループ、生産物の
品質を保証するための検査をするグループ等がある。
【0026】このようなグループのメンバ構成をみる
と、特定のメンバが多くのグループに兼務で関与するこ
とが多く発生することがある。プログラム開発グループ
の責任者は担当しているプログラムの開発に関する進
捗、品質、仕様などいろいろな面で共同作業に関与する
ので開発の他プロジェクト推進グループにも属すことに
なる。
【0027】アクションは定常的に決められたルーチン
ワークとは別にそれにともなう行動を指す。例えば、分
担したプログラムの開発作業をルーチンワークで作業す
るとき、日程が決まった他グループとの仕様調整打合
せ、定期的なプロジェクト全体の工程会議などに臨むと
きに各役割に応じてあらかじめ実施すべき作業、突発的
に発生した問題の対応などがあるが、これをここではア
クションと呼んでいる。これらのアクションを一つ一つ
実行してあらかじめ定められた時点までに実施済として
行くことがプロジェクト推進の基礎であり、本発明のア
クション情報管理システムの目的とするところである。
【0028】上記のように本実施の形態では、共同作業
であるソフトウェア開発プロジェクトの多くの工程に関
与するグループのメンバが実施するべきアクションにつ
いて、その状態を示すアクション情報を、実施するべき
メンバに最適なタイミングで通知して行動を促してプロ
ジェクトを推進すると共に、通知された各メンバがアク
ション毎に完了状態を報告することにより、ソフトウェ
ア開発プロジェクトのその時々の全体の推進状況を把握
するようにしたアクション情報管理システムを示す。以
下に説明することから分かるように、本発明の実施の形
態はここに示すソフトウェア開発プロジェクト以外の共
同作業を行う多くのプロジェクトの推進にも適用可能で
ある。
【0029】図2には本発明の実施の形態の構成図を示
す。また、図3、図4にファイルの構成の説明図を示し
てあり、以下あわせて参照する。入力部20はアクショ
ン情報と関連するその他の情報を利用者が入力するもの
である。入力された情報は以下の各種ファイルとして記
憶され、アクション情報の処理に供される。
【0030】21は作業工程ファイル、22はアクショ
ン情報ファイル、23は、実施メンバファイル、24は
通知日算出ファイルである。
【0031】25はこれらのファイルの情報を基にアク
ションを実施するべきメンバに、アクションするべき時
期を予告する通知日を算出して各メンバが操作する対話
操作部27に通知する自動通知処理部である。
【0032】26は通知されたアクション情報に対し
て、各メンバが対話操作部27a、27bへ入力する実
施状況の報告を実施メンバファイル23に記録し、これ
を統計処理してアクション情報統計ファイル29に記録
する統計情報作成部である。
【0033】プロジェクトの作業は区分された多くの作
業工程に分けられその一つ一つを多くのメンバが与えら
れた作業を与えられた期間に実施して行く。図3(a)
に示すように作業工程ファイル21には別途あらかじめ
作業工程を示す工程No、工程名称とともに開始日、終
了日が格納されている。後に説明するように入力部20
からは作業工程ファイル21に格納された工程期間の更
新すなわち工程の開始日、終了日の更新ができる。
【0034】アクション情報ファイル22は図3(b)
にその構成を示すように、アクション毎にアクション内
容に対応させて、関与する作業工程No、関与の仕方す
なわち関与種別、関与の重大度、アクションを実施すべ
き実施日、あとで説明する関与するメンバに注意を喚起
して知らせる日付すなわち通知日、関与するメンバを規
定するグループIDを記憶するものである。
【0035】図3(b)を具体例で示すと、アクション
NoがA001のアクション「インターフェース設計開
始準備」は工程NoがUI01すなわち「インターフェ
ース設計」の進捗に関与する重大度2のアクションであ
るとして記憶されていることが分かる。そしてその実施
日すなわち実施期限はインタフェース設計が始まる19
98/11/20であり、関与するメンバにアクション
を喚起する日付は通知日として1998/11/10と
されている。この日付は、実施日、種別、重大度に基づ
いて算出されて格納された状態を示している。
【0036】また、通知対象グループIDはGP01お
よびGP02が設定されている。これは図4(c)の実
施グループファイルに記録されている工程No、種別に
対応する実施グループIDとして設定されている。つま
り、共同作業工程への関与種別によりどのグループが関
与すべきアクションかを判別して設定される。
【0037】なお、図4(c)とともに図4(d)グル
ープメンバ構成ファイルは図2における実施メンバファ
イル23を構成する。すなわち実施メンバファイル23
はこれらの二つの部分ファイルで構成され、アクション
の関与する工程Noと関与種別により、アクションに関
与するグループ、つまり関与するメンバを抽出すること
ができる。そして、グループメンバ構成ファイルには、
各メンバ別にアクション情報を通知するために、また、
そのメンバが関与するアクションの完了状況を記録する
ために、関与アクションNoと共にアクション完了状況
を記録するようにしている。
【0038】通知日算出ファイル24は上記したアクシ
ョン情報ファイル22に通知日を算出して設定するとき
に参照するもので、図4(e)種別日数ファイル、図4
(f)重大度日数ファイルからなる。アクション情報フ
ァイルに設定されたアクションの共通作業工程への関与
種別、関与の重大度により予告して通知する余裕期間が
どの程度必要かを種別、重大度それぞれについて日数で
表現するようにしたものである。種別としては進捗、品
質、仕様を、また、重大度はレベルを1、2、3と三段
階に設定した例を示してある。重大度は影響度を示すも
のでありレベル1を最高として日数を7日としてある。
レベル3のものであれば1日の余裕を見積もる。同様に
種別ごとに余裕日数をこのファイルに設定しておき通知
日計算の基礎データとして使用する。
【0039】具体例として、図3(b)で取り上げたア
クションA001は実施日が11月20日であり通知日
は種別が進捗で7日、重大度がレベル2で3日、すなわ
ち合計10日の余裕をとってアクション実施日が近づい
たことを予告するものとして通知日は10日前の11月
10日としている。
【0040】次に、自動通知処理部25と統計情報作成
部26の機能および動作についてフローチャートのステ
ップにしたがい、その他の図面も参照しながら説明す
る。
【0041】図8は自動通知処理部の動作フローチャー
トである。自動通知処理部25はあらかじめ設定されて
いるアクション情報のアクションNo毎に通知日を算出
して設定するとともに、通知するべきメンバIDを確定
する。
【0042】ステップS81では通知対象グループID
の設定を行う。すなわち、アクション情報ファイル22
のすべてのアクションについて、工程No、種別の組合
せから実施グループファイルを検索し、実施グループI
Dを取得してアクション情報ファイル22の通知対象グ
ループIDとして設定する。
【0043】アクション情報にはそれぞれのアクション
が共同作業工程毎にどのように関与するのかを種別によ
ってあらかじめ設定されている。一方共同作業に参加す
る各メンバの関与の仕方は作業への関与の仕方によって
グループ化されている。すなわち、図4に実施グループ
ファイルとして実施メンバファイル23の一部に工程
別、関与の種別毎にグループIDが設定して記憶されて
いる。
【0044】なお、ここにはグループIDで示してある
が特定のメンバは1グループが1メンバとして作業に関
与する場合もあるのでメンバIDを混在させる場合もあ
る。このように1グループが1メンバの場合は他のファ
イルについても特にことわらない場合にも、グループI
Dと説明しているところにメンバIDも混在することも
ある。
【0045】図9の通知対象グループID設定のフロー
チャートによって詳細な説明を行う。ステップS91で
は、アクション情報ファイル22から順次、処理対象の
アクション情報を取り出す。ステップS92でアクショ
ン情報ファイル22のすべてについて処理したことを確
認するまで全アクションについてアクションの実施期限
前に予告通知するべきグループのIDを設定する。
【0046】ステップS93で、まず、アクション情報
から処理対象のアクションの工程番号と種別を抽出す
る。ステップS94では上記抽出した工程番号と種別の
組合せにより図4の実施グループファイルを検索し実施
グループIDの並びを取り出す。ステップS95におい
ては、上記検索して取り出した実施グループIDを処理
対象のアクション情報ファイル22の通知対象グループ
IDの並びとして格納する。これにより図3のアクショ
ン情報ファイル22は各アクションを実施するべきメン
バがグループIDとして設定されたことになる。
【0047】図8のステップS82では、通知日算出を
行う。すなわち、アクション情報ファイル22のすべて
のアクションについて、種別と重大度のそれぞれについ
て通知日ファイルの日数を取得して合計した日数を実施
日から減ずることにより通知日を算出して設定する。図
10の通知日算出のフローチャートによりステップを追
って詳細に説明する。
【0048】ステップS101では、アクション情報フ
ァイル22から順次,処理対象のアクションを取り出
し、ステップS102ですべてのアクション情報につい
て完了を確認するまで繰り返して処理する。
【0049】ステップS103でアクション情報の種別
を抽出し、ステップS104で種別日数ファイルを検索
して作業工程への関与種別による通知日への影響を種別
日数として記憶しておく。同様にステップS105、ス
テップS106でそのアクションの重大度の影響を重大
度日数として記憶する。
【0050】ステップS107で記憶した種別日数、重
大度日数を加算しただけの日数をアクション情報に設定
されているアクションの実施日から減算して通知日を日
付計算する。これをアクション情報の通知日として格納
して次のアクション情報について処理するためにステッ
プS101に移る。
【0051】このようにして、すべてのアクション情報
について実施日に対応する通知日が算出されて設定され
る。
【0052】また、図8の自動通知処理部の動作フロー
チャートに戻り、ステップS83では関与アクション設
定を行う。関与アクションとは各メンバについて関与す
るアクションを意味するものであり、各アクション情報
で関与するグループが通知対象グループIDとして関係
付けられているものを各メンバ毎に関与するアクション
を陽に整理するとともに各メンバ毎の各アクションの完
了状況を記録するための領域を確保するものである。図
11の関与アクション設定のフローチャートにより詳細
に説明する。
【0053】ステップS111とステップS112によ
りアクション情報ファイル22から順次すべてのアクシ
ョン情報について、処理対象のアクションを取り出しそ
れぞれについて以下の処理を行う。
【0054】ステップS113、ステップS114によ
り上記ステップS81で設定され、各処理対象アクショ
ン情報に記憶されているすべての通知対象グループID
について処理対象とするように順次取り出して記憶す
る。
【0055】ステップS115、ステップS116によ
りグループメンバ構成ファイルのすべてのメンバIDに
ついて以下の処理を行うように制御する。
【0056】ステップS117で上記記憶した通知対象
グループIDと各グループメンバ構成ファイルの各メン
バIDの所属するグループのIDとを比較して一致をチ
ェックする。一致した場合は処理中のメンバが所属する
グループが通知対象であるグループとなっているので処
理対象のアクション情報のアクションがこのメンバが関
与するアクションであることがわかる。ステップS11
8でこれを関与アクションNoとしてグループ構成メン
バファイルに記憶する。
【0057】また、このとき、図4(d)関与アクショ
ンNoの記載例として(A001,完)、(A002,
未)のようにあるのはメンバの関与するアクションNo
毎に対応して完了状態を記憶できるように領域を確保
し、後で説明するように各通知されたメンバがそれぞれ
の責任で実施すべきアクションの完了状態を記憶する領
域とすることを示している。
【0058】上記フローチャートにより説明してきたよ
うに、アクション情報ファイル22には各アクション毎
に通知するべきメンバが、グループIDあるいはメンバ
IDで記憶され、そのアクションが通知される通知日が
算出されて設定された状態となる。さらに、関連して各
メンバ毎に関与するアクションNoがその完了状態と共
に記憶するように設定されたことになる。
【0059】このように、アクション情報が自動的に設
定されるがプロジェクトの工程、個別アクションの実施
日、関与するメンバなどは個別に修正して設定する必要
がある。このようなときには図5のアクション情報入力
画面の説明図に示すアクション情報入力画面および通知
メンバ選択画面により入力して設定することができる。
設定された内容は上記説明してきたアクション情報ファ
イルに記憶される。特に、通知メンバ選択画面では直接
メンバIDを指示することもでき、上記したようにグル
ープに所属しないメンバ、1グループ1メンバもメンバ
IDによりグループIDと混在して扱うことができる。
【0060】なお、実施日の設定は工程変更のときには
相対的に工程期間内の日付として案分して自動的に設定
することができる。また、アクションの作業への関与種
別、重大度の設定を変更したときには上記した設定の処
理を再起動することにより行うことができる。
【0061】次に、図6はアクション情報通知画面の説
明図である。上記説明したようにアクション情報の設定
がされた状態で、各作業メンバの端末の立ち上げ時ある
いは積極的にアクション情報通知画面を呼び出すと、図
6のようなアクション通知画面でそのメンバの関与する
アクション項目の内、アクション情報に設定されている
通知日が本日以前のものが選択されて一覧で表示され
る。これによりタイミングよく自分に関係のあるアクシ
ョンが選ばれて表示されるので効率のよい通知ができ
る。また、この画面により通知された各アクションにつ
いて、メンバ本人のアクション完了状況を記入して報告
することができるようになっている。
【0062】各メンバから報告されたアクションの完了
状況は上記説明した図4(d)グループメンバ構成ファ
イル各メンバ毎の関与アクションNoに合わせて記憶す
るようにした領域に記憶される。これにより、メンバI
D別の各アクションNo別の完了状態が参照可能に記録
される。すなわち、グループメンバ構成ファイルの全メ
ンバについて関与アクションNoを走査することでメン
バ毎、アクション毎の完了状態を知ることができプロジ
ェクト全体で今問題とするべき予告通知されたアクショ
ンについての状況別件数が完了、仕掛中別にカウントす
ることができる。このようにカウントされたアクション
情報の統計情報を図7(a)のアクション集計情報表示
画面に表示することができる。画面にある重大度別件数
は重大度の件数をレベル1、レベル2のように区分して
カウントしたものである。また、種別は関与種別として
進捗、品質、仕様等毎の件数をカウントしたものであ
る。これらのカウントは状況別のカウントを行うときに
アクションNoによりアクション情報ファイル22を調
べることで区分してカウントできるものである。
【0063】また、図7(b)の選択項目アクション明
細表示画面はアクション集計情報表示画面の各区分され
た項目を指示したとき別画面として参照できる明細表示
である。具体的には図7(a)の●で示した状況別「仕
掛中」を指示したときの明細表示である。ここには、指
示した分類でカウントされた項目の内容が一覧となって
表示される。
【0064】以上のような統計情報を表示することがで
きるのでいろいろな角度から今現在確認すべきアクショ
ンの状況が統計的に捕らえられるので全体的な問題の摘
出や進捗確認をすることができる。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、共同作業を行うプロジェクトにおいて、アクシ
ョン情報毎に最適な通知時期と最適な通知メンバが設定
されるので、各作業メンバにとって最適な時期にアクシ
ョンを行うべく通知を受けるのでアクションの実行もれ
が防止できる。また、個々のアクション情報が各種区分
で統計情報として集計/管理ができ、いろいろな切り口
からアクション全体の状況把握や問題点の原因分析が行
え問題点の早期解決が図れる。
【0066】したがって、各種プロジェクトの工程管理
における個別アクションの着実な遂行と、統計的情報と
してプロジェクト全体の推進を効率よく確実に実行で
き、プロジェクトの信頼性向上、生産性向上、品質向上
に寄与する、という工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成図
【図2】 本発明の実施の形態の構成図
【図3】 アクション情報の説明図(その1)
【図4】 アクション情報の説明図(その2)
【図5】 アクション情報入力画面の説明図
【図6】 アクション情報通知画面の説明図
【図7】 アクション集計情報表示画面の説明図
【図8】 自動通知処理部の動作フローチャート
【図9】 通知対象グループID設定のフローチャート
【図10】 通知日算出のフローチャート
【図11】 関与アクション設定のフローチャート
【符号の説明】
1 アクション喚起メンバ抽出手段 2 アクション情報記憶手段 3 実行喚起日算出手段 4 実行喚起通知手段 5 実行状況報告手段 6 実行状況記憶手段 7 実行状況集計手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共同作業に参画するメンバが実行するべ
    きアクション情報を管理するアクション情報管理システ
    ムであって、 アクション名に対応してこのアクションが関与する共同
    作業への関与属性、実行予定日およびアクション実行を
    喚起するべきメンバ名をアクション情報として記憶する
    アクション情報記憶手段と、 アクション情報記憶手段に記憶されたアクション名毎
    に、実行予定日および関与属性に基づいて実行喚起日を
    算出する実行喚起日算出手段と、 アクション名毎に算出された実行喚起日が本日以前であ
    るとき、アクション情報記憶手段の上記アクション名に
    対応して記憶されたメンバに実行喚起するべきアクショ
    ン情報を通知する実行喚起通知手段と、を有するアクシ
    ョン情報管理システム。
  2. 【請求項2】 上記アクション情報記憶手段のアクショ
    ン名毎の共同作業への関与属性はアクションの種別およ
    びアクションの重大度からなり、 実行喚起日算出手段はアクションの種別毎およびアクシ
    ョンの重大度毎にあらかじめ設定された所要日数の合計
    をアクションの実行予定日から減じた日付を実行喚起日
    とするようにした請求項1記載のアクション情報管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 共同作業への関与属性と同じ関与属性を
    持つグループ名の対応を記憶する共同作業関与グループ
    ファイルならびに、メンバ名と所属するグループ名との
    対応を記憶するグループ構成ファイルを備え、 共同作業関与グループファイルを検索して、アクション
    情報記憶手段に記憶されたアクションと同じ関与属性を
    持つグループ名を抽出し、グループ構成ファイルに記憶
    された上記抽出されたグループに所属するメンバ名を抽
    出するアクション喚起メンバ抽出手段を有し、アクショ
    ン情報記憶手段はアクション喚起メンバ抽出手段が抽出
    したメンバをアクション実行を喚起するべきメンバ名と
    して設定するようにした請求項1乃至請求項2記載のア
    クション情報管理システム。
  4. 【請求項4】 実行喚起通知手段により通知されたメン
    バがアクション情報に対応して実行状況を入力して報告
    する実行状況報告手段と、 アクション名、メンバ名の組合せ毎に、報告された実行
    状況を記憶する実行状況記憶手段と、 記憶された実行状況を集計して出力する実行状況集計手
    段と、を追加して有する請求項1乃至請求項3記載のア
    クション情報管理システム。
  5. 【請求項5】 共同作業に参画するメンバが実行するべ
    きアクション情報を管理するアクション情報管理プログ
    ラムであって、 コンピュータを、 アクション名に対応してこのアクションが関与する共同
    作業への関与属性、実行予定日およびアクション実行を
    喚起するべきメンバ名をアクション情報として記憶する
    アクション情報記憶手段、 アクション情報記憶手段に記憶されたアクション名毎
    に、実行予定日および関与属性に基づいて実行喚起日を
    算出する実行喚起日算出手段、 アクション名毎に算出された実行喚起日が本日以前であ
    るとき、アクション情報記憶手段の上記アクション名に
    対応して記憶されたメンバに実行喚起するべきアクショ
    ン情報を通知する実行喚起通知手段、として機能させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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