JP2000345985A - 多段ルーツ型真空ポンプ式吸引装置 - Google Patents

多段ルーツ型真空ポンプ式吸引装置

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JP2000345985A
JP2000345985A JP11156794A JP15679499A JP2000345985A JP 2000345985 A JP2000345985 A JP 2000345985A JP 11156794 A JP11156794 A JP 11156794A JP 15679499 A JP15679499 A JP 15679499A JP 2000345985 A JP2000345985 A JP 2000345985A
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修 小林
Daiji Yamada
大二 山田
Yasuhiko Sawada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前段ポンプ部から後段ポンプ部に冷却・シー
ル用の水を流しつつ運転する真空ポンプ式吸引装置にお
いて、運転初期段階で後段ポンプ部で一時的に発生する
高圧空気のためにケーシング外に漏れる冷却水量を減少
させること。 【解決手段】 前段ポンプ部1aと後段ポンプ部1bの
各吸入口7,9に冷却水の注水口31,32を設置し、
前段注水口31に注水量を少な目に規制する前段オリフ
ィス41を配置し、後段注水口32に注水量を多目に規
制する後段オリフィス42と逆止弁43を配置して、運
転初期に後段ポンプ部1bに発生した高圧空気で逆止弁
43を閉じて後段注水口32からの注水を中止し、運転
初期終了後は逆止弁43を冷却水水圧で開いて後段注水
口32への注水を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに反対方向に
回転する一対のロータをケーシング内に収容し、ケーシ
ングの片側の吸入口から反対側の吐出口へと減圧空間を
発生させる複数のルーツ型ポンプ部を多段に連通連結し
た多段ルーツ型真空ポンプ式吸引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】土砂や汚水等を真空吸引する吸引車に
は、真空発生源としてルーツ型真空ポンプが搭載されて
いる。このルーツ型真空ポンプは、ケーシング内で複数
葉(2葉〜4葉など)の一対のロータを互いに反対方向
に回転させて減圧空間を発生させるものである。この真
空ポンプの場合、1つのケーシングと一対のロータで構
成されるポンプ部が1段だけの単基構造であると、発生
できる真空度の上限が−500mmHg程度と小さいこ
とから、ポンプ部を2段、3段と多段に連通連結して最
終的に発生できる真空度を上げるようにした多段ルーツ
型真空ポンプが普及している。
【0003】従来の例えば2段ルーツ型真空ポンプは、
図5の概略図によって説明すると、前段ポンプ部1aと
後段ポンプ部1bを直列2段に連通連結して構成され
る。前段ポンプ部1aは前段ケーシング2aの中に一対
の3葉ロータ3,4を収納し、後段ポンプ部1bは後段
ケーシング2bの中に一対の3葉ロータ5,6を収納す
る。前段ケーシング2aの両側に空気の吸入口7と吐出
口8が形成され、後段ケーシング2bの両側にも空気の
吸入口9と吐出口10が形成される。前段ケーシング2
aと後段ケーシング2bは一体化され、前段ケーシング
2aの吐出口8と後段ケーシング2bの吸入口9は接近
して連結管13で連通する。前段ケーシング2aの吸入
口7に連通する吸気管11に冷却水の注水口12が形成
される。後段ケーシング2bの吐出口10が連通する排
気管14と連結管13がバイパス管15で連結され、バ
イパス管15にチェック弁16が設置される。
【0004】図5の2段ルーツ型真空ポンプAの具体的
構造を図6乃至図8に示し、この真空ポンプAを使用し
た吸引車ないし定置型真空吸引処理設備の要部を図9に
示し説明する。
【0005】図6は真空ポンプAの縦或いは横断面図
で、前段ポンプ部1aと後段ポンプ部1bの各ケーシン
グ2a、2bは一体化されて、この各ケーシング2a、
2bを前後方向に2本の平行な駆動シャフト21と従動
シャフト22が貫通して、シャフト前後両端部が軸封部
23、23で回転可能に支持される。軸封部23は軸受
24とオイルシール25を備える。駆動シャフト21に
各ポンプ部1a、1bの一方のロータ3、5が固定さ
れ、従動シャフト22に他方のロータ4,6が固定され
る。一対の各シャフト21,22の一端部同士がタイミ
ングギヤセット26で連結されて、駆動シャフト21を
外部からの動力(モータ動力、車両のPTO軸動力な
ど)で回転させると各シャフト21,22が互いに反対
方向に回転し、各ポンプ部1a、1bの各一対のロータ
3,4とロータ5,6が互いに反対方向に回転する。
【0006】前段ポンプ部1aの一対のロータ3,4が
互いに反対方向に回転すると、吸入口7から空気を吸引
し吐出口8に吐出する真空ポンプ動作が繰り返し行われ
る。同時に後段ポンプ部1bも一対のロータ5,6が互
いに反対方向に回転することで、前段ポンプ部1aの吐
出口8から吐出された空気を吸引し吐出口10に吐出す
る真空ポンプ動作をする。前段ポンプ部1aの真空ポン
プ動作で減圧空間の真空度が上げられ、更に後段ポンプ
部1bの真空ポンプ動作で真空度が段階的に上げられ
る。
【0007】上記真空ポンプAにおいては、後段ポンプ
部1bのケーシング容積を前段ポンプ部1aのケーシン
グ容積より小さく設定して、高い真空度が迅速に得られ
るように構成されている。また、両ポンプ部1a、1b
を真空ポンプ動作させると、前段ケーシング2aの吸気
管11に設けた注水口12から冷却水がベンチュリー効
果で吸気管11に冷却水ミストとなって真空吸引され、
この吸引された冷却水ミストが前段ケーシング2a内と
後段ケーシング2b内を順に空気流に乗って流れて各ケ
ーシング2a、2bの内部を冷却すると共に、オイルシ
ール25のシール性を高める。この真空ポンプ動作時に
各ケーシング2a、2b内を流れる冷却水の水量は、高
い真空度に対しても十分な高シール性能と冷却性能を維
持して連続した長時間の真空ポンプ動作を可能にするだ
けの量で、例えば13リッター/分の冷却水が吸入口7
から吸入されて吐出口10から吐出される。
【0008】また、真空ポンプAの図5で示されるチェ
ック弁16は、真空ポンプ動作の初期段階においてケー
シング内で一時的に生じる高圧空気を逃がして、ケーシ
ング外への冷却水漏れを抑制する。即ち、前段ポンプ部
1aと後段ポンプ部1bが同時に真空ポンプ動作をする
運転初期段階においては、前段ポンプ部1aの空気吐出
量よりも後段ポンプ部1bの空気吸込み量が少ないた
め、後段ケーシング2b内で一時的に高圧空気が発生す
る。この高圧状態を放置すると、図6に示す軸封部23
のオイルシール25が内圧で変形してケーシング内の冷
却水が変形オイルシール25を通過してケーシング外に
漏水することがある。そこで、真空ポンプ動作の初期段
階で後段ケーシング2b内に高圧空気が一時的に発生す
ると、この高圧空気の圧力でチェック弁16を開かせて
高圧空気を後段ケーシング2bのバイパス管15から吐
出口10側へと逃がすようにして、後段ケーシング2b
内の圧力上昇を抑制し、オイルシール25の変形を抑制
するようにしている。
【0009】また、真空ポンプAの前段ポンプ部1aは
例えば図9に示すような湿式集塵器Eに接続され、この
湿式集塵器Eにはサイクロン式集塵器D、集塵タンクC
及び土砂等の流動物体を吸引する吸引管Bが順番に連結
される。吸引管Bで吸引された流動物体の内の比較的比
重の大きな固形物等が集塵タンクCに溜められ、塵芥類
や水等の比重の小さなものが、必要に応じて設置される
サイクロン式集塵器Dに捕捉され、湿式集塵器Eで沈殿
して、湿式集塵器Eから除塵された清浄な空気が真空ポ
ンプAの吸入口7に吸入される。真空ポンプAの後段ポ
ンプ部1bの吐出口10から吐出された冷却水ミストを
含む空気は気液分離器Fに送られ、ここで水分が分離さ
れてサイレンサGから大気中に放出される。湿式集塵気
Eと気液分離器Fは補給水タンクH上に隣接させて設置
され、補給水タンクHの水が冷却されて真空ポンプAの
冷却水として使用される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記真空ポンプAは、
真空度を立ち上げる運転初期段階から真空度が所定値ま
で立ち上がってからの運転の段階を通してほぼ定量の冷
却水を流すようにしているが、これには次なる問題があ
った。
【0011】前段ポンプ部1aと後段ポンプ部1bが真
空ポンプ動作する際に必要な冷却水の適量は、真空能力
の低い前段ポンプ部1aが少なく、真空能力の高い後段
ポンプ部1bが数倍に多く、そこで、後段ポンプ部1b
に適量となる冷却水を前段ポンプ部1aから後段ポンプ
部1bへと供給するようにしている。そのため、前段ポ
ンプ部1aには、その適量を大きく超える過分な冷却水
が常に供給されていることになって、特に真空ポンプ動
作の初期段階で前後段ポンプ部間に一時的に高圧空気が
発生すると、この高圧空気と共に冷却水の一部がチェッ
ク弁16や軸封部23を通って外部に無駄な漏水として
排出されてしまう。
【0012】尚、上記漏水の発生は、真空ポンプ自体の
機能にあまり問題とならないのであるが、真空ポンプ周
辺が漏水で濡れたり、車両搭載型真空ポンプのように搭
載水量に制約がある場合は水不足を起こすなどの問題が
あった。
【0013】本発明の目的は、各段のポンプ部に冷却水
を適量供給して冷却水の無駄を抑制し、特に運転初期段
階におけるケーシングからの冷却水漏れを抑制するよう
にした多段ルーツ型真空ポンプ式吸引装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の多段ルーツ型真空ポンプ式吸引装置は、空気と
冷却水が真空吸引される吸入口とこの吸入口に吸入され
た空気と冷却水が吐出される吐出口を有するケーシング
に一対のロータを収納した複数のポンプ部が直列多段に
連通連結され、前段ポンプ部の吐出口を隣接する後段ポ
ンプ部の吸入口と連通させて、各ポンプ部のロータを同
時回転させて各ポンプ部を真空ポンプ動作させるように
した多段ルーツ型真空ポンプ式吸引装置において、前段
ポンプ部及び後段ポンプ部の各吸入口に外部から冷却水
を注入する前段注水口及び後段注水口を設け、前段注水
口に単位時間当たりの注水量を規制する前段オリフィス
を設置し、後段注水口に単位時間当たりの注水量を前段
オリフィスによる注水量より多い量に規制する後段オリ
フィスを設置すると共に、後段注水口の冷却水通路の一
部に各ポンプ部の真空ポンプ動作の初期段階で前段ポン
プ部から後段ポンプ部に吐出されて一時的に加圧状態と
なる加圧空気の逆流で閉じて後段注水口からの注水を一
時的に止める逆止弁を設置したことを特徴とする。
【0015】ここで、前段オリフィスと後段オリフィス
は冷却水が通る冷却水配管の途中に設置されて冷却水通
路断面積を規制するもので、前段オリフィスによる冷却
水通路断面積が小さく、後段オリフィスによる冷却水通
路断面積が数倍程度に大きく設定されて、各々の冷却水
通路断面積に比例させて単位時間当たりの注水量が規制
される。また、逆止弁は後段オリフィスが設置される冷
却水配管のいずれか一箇所に設置されるもので、真空ポ
ンプの運転初期段階だけに後段ポンプ部内の高圧空気で
閉じて、後段注水口から後段ポンプ部への冷却水の注水
を一時停止させる。この逆止弁は運転初期段階で発生す
る高圧空気がチェック弁で逃がされて低圧となると、冷
却水の水圧で開いて冷却水の流入を許容し、後段オリフ
ィスで規制された注水量で冷却水が後段ポンプ部内に前
段ポンプ部からの冷却水と共に注水される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図3を参照して説明する。
【0017】図1は、図5の2段ルーツ型真空ポンプに
適用した本発明真空ポンプの概略図である。図1の真空
ポンプAの図3と同一、又は、相当部分には同一符号を
付して説明の重複を避ける。なお、この真空ポンプAは
図4のようにタンクTを搭載した吸引車Vに配設され
る。
【0018】図1に示す本発明の真空ポンプAの第1の
特徴は、隣接する前段ポンプ部1aと後段ポンプ部1b
の双方の吸入口7,9に外部から冷却水を注入する前段
注水口31と後段注水口32を形成したことである。ま
た、第2の特徴は、前段注水口31及び後段注水口32
の各々に注水量を規制する前段オリフィス41及び後段
オリフィス42を設置したことである。更に、第3の特
徴は、後段注水口31に冷却水を供給する冷却水配管5
2の一部に冷却水流れを一時的に中断する逆止弁43を
設置したことである。
【0019】前段ポンプ部1aの前段注水口31は、図
5の注水口12と同様のもので、吸引管11の一部に形
成される。前段注水口31に連通させた冷却水配管51
と、後段ポンプ部1bの後段注水口32に連通させた冷
却水配管52が共通の冷却水配管53に連結される。共
通の冷却水配管53から外部の冷却水が各配管51,5
2に分流させて給水される。前段オリフィス41が冷却
水配管51の途中箇所に設置されて、前段注水口31か
ら前段ポンプ部1aの吸入口7に供給される冷却水ミス
トの単位時間当たり(毎分)の注水量を後段オリフィス
42より小さく規制する。前段オリフィス41で規制さ
れる注水量は、前段ポンプ部1aの真空ポンプ動作で必
要な所定量で、例えば3リッター/分である。
【0020】後段ポンプ部1bの後段注水口32は、連
結管13におけるバイパス管15接続部のやや下流側に
形成され、この注水口32に冷却水配管52の先端が連
結される。また冷却水配管52の前後2箇所に後段オリ
フィス42と逆止弁43が設置される。後段オリフィス
2は後段注水口32から後段ポンプ部1bの吸入口9に
供給される冷却水ミストの単位時間当たり(毎分)の注
水量を前段オリフィス41より多い所定量に規制する。
この後段オリフィス42で規制される注水量は、前段ポ
ンプ部1aより高い真空度で真空ポンプ動作する後段ポ
ンプ部1bに必要な適量で、例えば10リッター/分で
ある。
【0021】逆止弁43は、後段オリフィス42の上流
側或いは下流側の冷却水配管52の一部に、この配管5
2を流れる冷却水の流れを邪魔しないように配置される
常開弁で、真空ポンプAの運転初期の段階で後段ポンプ
部1b内で一時的に発生する高圧空気が冷却水配管52
に逆流すると、この高圧空気の圧力で閉じる。逆止弁4
3が一時的に閉じると、冷却水配管52から後段注水口
32への給水が一時的に止まる。逆止弁43が閉じるの
は、運転初期段階で後段ポンプ部1bに一時的に高圧空
気が発生してからチェック弁16で逃がされるまでの間
で、チェック弁16が高圧空気を逃がすと逆止弁43の
上流側から給水される冷却水の水圧が勝って逆止弁43
が開く。
【0022】図1の真空ポンプAの例えば正面図を図2
に示すと、ケーシング外面に左右一対の管接続具61,
62が固定され、一方の管接続具61に前段オリフィス
41入り冷却水配管51が脱着可能に連結され、他方の
管接続具62に後段オリフィス42及び逆止弁43入り
冷却水配管52が脱着可能に連結される。また、真空ポ
ンプAのケーシング外面の上記管接続具61,62とケ
ーシング中心線に対して線対称となる位置に一対の管接
続具63,64を設置して、この一対の管接続具63,
64に各配管51,52が脱着可能に連結できるように
して、各配管51,52の取付位置を変更できるように
して置く。
【0023】また、真空ポンプAを使用した真空吸引処
理設備例を図3に示すと、これは図9の設備と同様で、
吸引管Bで吸引された流動物体が集塵タンクC、サイク
ロン式集塵器D、湿式集塵器Eを通って除塵等されて清
浄な空気となり、この空気が真空ポンプAの吸入口7に
吸入される。また、補給水タンクHの水が冷却されて共
通冷却水配管53から各冷却水配管51,52に冷却水
が給水される。真空ポンプAの後段ポンプ部1bの吐出
口10から吐出された冷却水ミストを含む空気が気液分
離器Fに送られ、ここで水分が分離されて空気がサイレ
ンサGから大気中に放出され、分離された水が補給水タ
ンクHに戻されて、冷却水として再使用される。
【0024】図1の真空ポンプAの真空ポンプ動作を説
明する。真空ポンプAが動作を開始すると前段ポンプ部
1aから後段ポンプ部1bへと空気が流れ、この空気流
で前段注水口31から吸気管11に冷却水ミストが流入
して前段ケーシング2a内に流入し、また、後段注水口
32から連結管13に冷却水ミストが流入して後段ケー
シング2b内に流入する。この運転初期の段階で後段ケ
ーシング2b内で高圧空気が一時的に発生した時点で逆
止弁43が閉じて、後段注水口32からの注水だけが中
止されて、運転初期の段階では前段注水口31からだけ
冷却水が注水され、この冷却水が前段ケーシング2aか
ら後段ケーシング2bに順に流れる。
【0025】運転初期段階で前段ポンプ部1aから後段
ポンプ部1bへと給水される前段注水口31からの単位
時間当たりの注水量が前段オリフィス41で3リッター
/分と規制されていると、前段ポンプ部1aへの注水量
は多過ぎも少な過ぎもしない適量であって、前段ポンプ
部1aの真空ポンプ動作が効率よく行われる。また、運
転初期段階において後段ポンプ部1bに前段ポンプ部1
aを通過した冷却水が約3リッター/分の注水量で給水
されるが、この運転初期段階では後段ポンプ部1bがほ
とんど真空ポンプ動作をしない低真空度の初期状態で実
質的に冷却水をほとんど必要としないから、3リッター
/分の注水でも問題は全く無い。
【0026】また、運転初期段階において、後段ポンプ
部1b内で一時的に発生した高圧空気でチェック弁16
が開いて高圧空気が逃がされる間に、高圧空気発生によ
るケーシング外への冷却水漏れの可能性が生じるが、こ
のときに逆止弁43が閉じて後段ポンプ部1b内には約
3リッター/分の注水量であり、したがって常に少量の
冷却水しか流入しないので、冷却水漏れの可能性がほと
んど無くなり、仮に冷却水漏れがあっても、その漏水量
は微量でほとんど問題にならず、冷却水の消費無駄が確
実に抑制される。
【0027】上記高圧空気がチェック弁16で逃がされ
て真空ポンプAの運転状況が初期段階を終了すると、逆
止弁43が冷却水の水圧で復帰して開き、後段注水口3
2にも冷却水が供給されるようになる。後段注水口32
から後段ポンプ部1bに注水される冷却水ミストの単位
時間当たりの注水量は後段オリフィス42で10リッタ
ー/分と規制されているため、後段ポンプ部1b内には
前段注水口31と後段注水口32からの冷却水の合計値
である13リッター/分の注水量で冷却水ミストが供給
される。この13リッター/分の注水量は後段ポンプ部
1bにとって効率良く真空ポンプ動作が継続して行える
適量である。したがって、前段ポンプ部1aと後段ポン
プ部1bの各々が異なる適量の冷却水でそれぞれに高性
能にシールされ、高効率で冷却されて、真空ポンプ全体
で効率良く真空ポンプ動作が行われる。
【0028】以上の実施形態は2段ルーツ型真空ポンプ
搭載車両の例であるが、本発明は2段以上の多段のルー
ツ型真空ポンプを搭載車両にも適用可能なことは勿論で
ある。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、真空ポンプ動作の初期
段階で後段ポンプ部で高圧空気が一時的に発生すると、
この高圧空気で後段ポンプ部に冷却水を供給する通路の
逆止弁が閉じて後段ポンプ部への冷却水の供給を中止さ
せるので、後段ポンプ部の高圧空気による冷却水のケー
シング外への漏水が確実に抑制されて、冷却水ロスの削
減が図れ、車両搭載の真空ポンプにおいては車両搭載の
冷却水の節約が図れる。また、運転初期段階以降の運転
継続時においては前段ポンプ部に前段オリフィスで規制
された適量の冷却水が供給され、後段ポンプ部には後段
オリフィスと前段オリフィスで規制された適量の冷却水
が供給されて、各ポンプ部がそれぞれの最適な量の冷却
水で性能良くシール・冷却されて真空ポンプ動作をする
ので、効率の良い高性能な多段ルーツ型真空ポンプ搭載
車両を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する真空ポンプの一実施形態を示
す概略図。
【図2】図1の真空ポンプの外観の正面図。
【図3】図2の真空ポンプを使用した真空吸引処理設備
の概要を示す図。
【図4】真空ポンプを搭載した吸引車の概略側面図。
【図5】従来の多段ルーツ型真空ポンプの概略図。
【図6】図5の真空ポンプの断面図。
【図7】図6のTa−Ta線断面図。
【図8】図7のTb−Tb線断面図。
【図9】図5の真空ポンプを使用した真空吸引処理設備
の概要を示す図。
【符号の説明】
A 真空ポンプ(2段ルーツ型真空ポンプ) V 吸引車 1a 前段ポンプ部 1b 後段ポンプ部 2a 前段ケーシング 2b 後段ケーシング 3,4 ロータ 5,6 ロータ 7 吸入口 8 吐出口 9 吸入口 10 吐出口 31 前段注水口 32 後段注水口 41 前段オリフィス 42 後段オリフィス 43 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 靖彦 大阪府八尾市神武町1番48号 株式会社モ リタエコノス内 Fターム(参考) 2D063 EB11 3H029 AA06 AA22 AB06 AB08 BB12 BB41 CC02 CC09 CC12 CC22 CC26 CC48

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気と冷却水が真空吸引される吸入口と
    この吸入口に吸入された空気と冷却水が吐出される吐出
    口を有するケーシングに一対のロータを収納した複数の
    ポンプ部が直列多段に連通連結され、前段ポンプ部の吐
    出口を隣接する後段ポンプ部の吸入口と連通させて、各
    ポンプ部のロータを同時回転させて各ポンプ部を真空ポ
    ンプ動作させるようにした多段ルーツ型真空ポンプ式吸
    引装置において、 前段ポンプ部及び後段ポンプ部の各吸入口に外部から冷
    却水を注入する前段注水口及び後段注水口を設け、前段
    注水口に単位時間当たりの注水量を規制する前段オリフ
    ィスを設置し、後段注水口に単位時間当たりの注水量を
    前段オリフィスによる注水量より多い量で規制する後段
    オリフィスを設置すると共に、後段注水口の冷却水通路
    の一部に各ポンプ部の真空ポンプ動作の初期段階で前段
    ポンプ部から後段ポンプ部に吐出されて一時的に加圧状
    態となる加圧空気の逆流で閉じて後段注水口からの注水
    を一時的に止める逆止弁を設置したことを特徴とする多
    段ルーツ型真空ポンプ式吸引装置。
JP15679499A 1999-06-03 1999-06-03 多段ルーツ型真空ポンプ式吸引装置 Expired - Fee Related JP3176595B2 (ja)

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