JP2000344342A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2000344342A
JP2000344342A JP11296415A JP29641599A JP2000344342A JP 2000344342 A JP2000344342 A JP 2000344342A JP 11296415 A JP11296415 A JP 11296415A JP 29641599 A JP29641599 A JP 29641599A JP 2000344342 A JP2000344342 A JP 2000344342A
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Japan
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substrate
processing
speed
lifter
operation speed
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JP11296415A
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English (en)
Inventor
Katsunori Tamai
克典 玉井
Tomoyasu Furuta
智靖 古田
Toru Kuroiwa
徹 黒岩
Mitsumasa Kodama
光正 児玉
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送手段の動作速度を基板の処理内容に応じ
て容易に変更することができる基板処理装置を提供す
る。 【解決手段】 RAM45には、リフターLHについて
予め付与された速度設定用パラメータが記憶されてい
る。また、RAM45には、リフターLHの動作のため
のレシピが記憶されている。そのレシピには必要に応じ
て基板の処理内容と関連付けたリフターLHの処理用動
作速度を記述しておく。レシピにリフターLHの動作速
度が記述されている場合にはそれをリフターLHの動作
速度として、記述されていない場合には予め設定された
速度設定用パラメータをリフターLHの動作速度として
マスターコントローラ40が選択し、その動作速度にて
リフターLHが動作するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)を搬
送し、当該基板に浸漬処理等の所定の処理を行う基板処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記の基板の製造工程におい
ては、基板をエッチング液等の薬液や純水中に順次浸漬
させることにより薬液処理や洗浄処理を繰り返し、一連
の基板処理を進行させている。一般に、このような基板
処理を行う装置としては、薬液を貯留する薬液槽や純水
を貯留する水洗槽からなる複数の処理槽を備え、それぞ
れの処理槽において薬液処理や洗浄処理を行う多槽式の
装置と、一つの処理槽において薬液処理や洗浄処理を繰
り返すワンバスタイプの装置とが使用されている。
【0003】いずれのタイプの装置であっても、処理槽
中の処理液に基板を浸漬させるときには、基板を保持す
るリフターを昇降させることにより行っている。また、
基板を収納して運搬するためのカセットとリフターとの
間で基板の受渡を行うときには、搬送ロボットにより行
っている。
【0004】このようなリフターや搬送ロボットにはそ
れぞれ速度設定用パラメータが割り当てられており、リ
フターや搬送ロボットの動作速度はその速度設定用パラ
メータによって規定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、リフターの動作
速度、すなわち昇降速度は基板の処理内容に応じて異な
るものとした方が好ましい。例えば、使用する処理液の
粘性が高い場合と低い場合とではリフターの昇降速度を
異なるものとした方が良好な処理結果が得られる。ま
た、同じ処理液に基板を浸漬させる場合であっても、基
板を下降させるとき(処理液に浸けるとき)と上昇させ
るとき(処理液から離脱させるとき)とではリフターの
昇降速度を異なるものとした方が良い。
【0006】また、リフターが基板を保持しているとき
と保持していないときとでは、その動作速度を異なるも
のとした方が好ましい。すなわち、リフターが基板を保
持しているときは、衝撃による基板の損傷を防止すべく
比較的低速にて動作した方が良い。一方、リフターが基
板を保持していないときは、装置全体の効率を向上させ
るべく比較的高速にて動作した方が良い。
【0007】しかしながら、従来においては、リフター
の動作速度が上記の速度設定用パラメータによって一律
に定められていたため、基板の処理内容やリフターの基
板保持の有無に応じて異なるものとすることは困難であ
った。
【0008】もっとも、装置のオペレータが速度設定用
パラメータを設定・変更することは可能であるため、処
理内容や基板保持の有無に応じてオペレータが逐一速度
設定用パラメータを変更することも一応可能ではあっ
た。しかし、その作業負担は非常に大きなものであるだ
けでなく、連続して行われる一連の処理工程の途中で毎
回同じタイミングにて速度設定用パラメータを変更する
ことはほとんど不可能に近い。すなわち、従来において
は、リフターの動作速度を基板の処理内容やリフターの
基板保持の有無に応じて異なるものとすることは実質的
に不可能であったと言える。
【0009】このようなことは、搬送ロボットについて
も同様であり、搬送ロボットの動作速度を基板の処理内
容やその基板保持の有無に応じて異なるものとすること
は非常に困難であった。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、搬送手段の動作速度を基板の処理内容に応じて
容易に変更することができる基板処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】また、本発明は、搬送手段の動作速度をそ
の搬送手段の基板保持の有無に応じて容易に変更するこ
とができる基板処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板を搬送し、当該基板に所定
の処理を行う基板処理装置であって、基板を搬送する搬
送手段と、基板に前記所定の処理を行う処理部と、前記
搬送手段の動作条件を記憶する記憶部と、前記記憶部に
記憶された前記動作条件に従って前記搬送手段を制御す
る制御手段と、を備え、前記動作条件に、前記搬送手段
について予め付与された基準動作速度と、前記搬送手段
の動作内容に応じて個別具体的に設定された個別的動作
速度と、を含ませ、前記制御手段に、前記個別的動作速
度が設定されている場合には前記個別的動作速度を、前
記個別的動作速度が設定されていない場合には前記基準
動作速度を、前記搬送手段の動作速度として選択させ、
当該動作速度にて前記搬送手段が動作するように前記搬
送手段を制御させている。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る基板処理装置において、前記個別的動作速度に、
前記処理部にて行われる前記処理の処理内容に関連付け
て設定された前記搬送手段の処理用動作速度を含ませ、
前記制御手段に、前記処理用動作速度が設定されている
場合には前記処理用動作速度を、前記処理用動作速度が
設定されていない場合には前記基準動作速度を、前記搬
送手段の動作速度として選択させ、当該動作速度にて前
記搬送手段が動作するように前記搬送手段を制御させて
いる。
【0014】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
に係る基板処理装置において、前記処理部を、処理液を
貯留し、基板を当該処理液中に浸漬することによって浸
漬処理を行う処理槽とし、前記搬送手段を、前記処理槽
に対して基板を昇降させることによって当該基板を前記
処理液中に浸漬しまたは前記処理液から離脱させるリフ
ターとし、前記動作速度を、前記リフターの昇降速度と
している。
【0015】また、請求項4の発明は、基板を搬送し、
当該基板に所定の処理を行う基板処理装置であって、基
板を搬送する搬送手段と、基板に前記所定の処理を行う
処理部と、前記処理部にて行われる前記処理の処理内容
に関連付けて設定された前記搬送手段の処理用動作速度
を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記処理
用動作速度にて前記搬送手段が動作するように前記搬送
手段を制御する制御手段と、を備えている。
【0016】また、請求項5の発明は、基板を搬送し、
当該基板に所定の処理を行う基板処理装置であって、基
板を保持して搬送する搬送手段と、基板に前記所定の処
理を行う処理部と、前記搬送手段が基板を保持している
ときには第1動作速度を、前記搬送手段が基板を保持し
ていないときには前記第1動作速度よりも速い第2動作
速度を、前記搬送手段の動作速度として選択し、当該動
作速度にて前記搬送手段が動作するように前記搬送手段
を制御する制御手段と、を備えている。
【0017】また、請求項6の発明は、請求項5の発明
に係る基板処理装置において、前記搬送手段の搬送内容
を記憶する記憶部をさらに備え、前記制御手段に、前記
記憶部に記憶されている前記搬送内容に基づいて、前記
搬送手段が基板を保持しているか否かを判別させてい
る。
【0018】また、請求項7の発明は、請求項5の発明
に係る基板処理装置において、前記搬送手段に、前記搬
送手段が基板を保持しているか否かを検知する検知手段
を設けている。
【0019】また、請求項8の発明は、基板を搬送し、
当該基板に所定の処理を行う基板処理装置であって、基
板を保持して搬送する搬送手段と、基板に前記所定の処
理を行う処理部と、前記搬送手段が基板を保持している
ときには前記処理部にて行われる前記処理の処理内容に
関連付けて設定された処理用動作速度を、前記搬送手段
が基板を保持していないときには前記処理用動作速度よ
りも速い非処理用動作速度を、前記搬送手段の動作速度
として選択し、当該動作速度にて前記搬送手段が動作す
るように前記搬送手段を制御する制御手段と、を備えて
いる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0021】<第1実施形態> <1.基板処理装置の全体構成>図1は、本発明に係る
基板処理装置の全体構成を示す斜視図である。図示のよ
うに、この装置は、未処理基板を収納しているカセット
Cが投入されるカセット搬入部21と、このカセット搬
入部21からのカセットCが載置されて内部から複数の
基板が同時に取り出される基板取出部41と、カセット
Cから取り出された未処理基板に順次浸漬処理が行われ
る基板処理部6と、浸漬処理後の複数の処理済み基板が
同時にカセット中に収納される基板収納部42と、処理
済み基板を収納しているカセットが払い出されるカセッ
ト搬出部22とを備えている。さらに、装置の前側に
は、基板取出部41から基板収納部42にかけて基板移
載搬送機構8が配置されており、処理前、処理中及び処
理後の基板を一箇所から別の箇所に搬送したり移載した
りする。
【0022】カセット搬入部21は、水平移動、昇降移
動及び垂直軸回りの回転が可能なカセット移載ロボット
CR1を備え、カセットステージ21a上の所定位置に
載置された一対のカセットCを基板取出部41に移載す
る。
【0023】基板取出部41は、一対のホルダ41a、
41bを備える。これらのホルダ41a、41bは、図
示を省略するアクチュエータによって昇降移動する。そ
して、ホルダ41a、41bの上面にはそれぞれガイド
溝が刻設されており、カセットC中の未処理基板を垂直
に支持することを可能にする。したがって、ホルダ41
a、41bが上昇すると、カセットC中から基板が取り
出される。カセットC中から取り出された基板は、基板
移載搬送機構8に設けた搬送ロボットTRの一対のハン
ド80、81に把持されてこれに受け渡され、水平移動
後に基板処理部6に投入される。
【0024】基板処理部6は、硫酸、アンモニア、塩
酸、フッ酸等の薬液を収容する薬液槽CBを備える薬液
処理部62と、純水を収容する水洗槽WBを備える水洗
処理部64と、スピンドライヤを内蔵する乾燥部66と
を備える。なお、本明細書においては、薬液槽および水
洗槽を総称して「処理槽」とする。また、薬液および純
水を総称して「処理液」とする。
【0025】基板処理部6において、薬液処理部62及
び水洗処理部64の後方側には、基板浸漬機構68が配
置されており、基板浸漬機構68は搬送ロボットTRと
の間で基板の受け渡しが可能であるとともに、上下動及
び横行可能なリフターLHを備える。リフターLHは、
薬液槽CBと水洗槽WBとの間で基板を搬送することが
可能であるとともに、処理槽に対して基板を昇降させる
ことによって当該基板を処理槽に貯留された処理液中に
浸漬しまたはその処理液から離脱させることができる。
【0026】基板収納部42は、基板取出部41と同様
の構造を有し、昇降可能な一対のホルダ42a、42b
によって、搬送ロボットTRに把持された処理済み基板
を受け取ってカセットC中に収納する。また、カセット
搬出部22は、カセット搬入部21と同様の構造を有
し、移動自在のカセット移載ロボットCR2を備え、基
板収納部42上に載置された一対のカセットをカセット
ステージ22a上の所定位置に移載する。
【0027】なお、本実施形態においては、リフターL
Hまたは搬送ロボットTRが搬送手段に相当し、薬液槽
CBまたは水洗槽WBが処理部に相当する。
【0028】<2.基板処理装置の制御機構>次に、上
記基板処理装置の制御機構について説明する。図2は、
図1の基板処理装置の制御機構を説明するための機能ブ
ロック図である。この基板処理装置には、卓上型コンピ
ュータ30が組み込まれており、オペレータは当該卓上
型コンピュータ30を介して装置に指令を与えたり、処
理条件(以下、「フローレシピ」または単に「レシピ」
と称する)の設定を行ったりできる。
【0029】卓上型コンピュータ30は、その本体部で
あるCPU31と、読み出し専用メモリーであるROM
32と、読み書き自在のメモリーであるRAM33と、
制御用ソフトウェア、データおよびレシピなどを記憶し
ておく磁気ディスク34と、付随する入出力機器とのイ
ンターフェイスである入出力ポート35と、基板処理装
置を直接制御する部分とのインターフェイスであるネッ
トワークポート36と、装置外部に設けられているホス
トコンピュータなどと通信を行う通信ポート37とを備
えている。
【0030】また、卓上型コンピュータ30には、入出
力ポート35を介してディスプレイ38とキーボード3
9とが付随して設けられており、これらが編集手段60
を構成している。オペレータはディスプレイ38の表示
を確認しつつ、キーボード39からコマンドやパラメー
タを入力して、卓上型コンピュータ30に指令を与えた
り、磁気ディスク34に格納されているレシピの内容を
編集・変更することができる。なお、この編集手段60
としては、ディスプレイ38とキーボード39との組み
合わせに限定されず、例えば、タッチパネルなどのよう
にコマンドやパラメータを入力できるものであれば良
い。
【0031】卓上型コンピュータ30に入力された指令
は、処理用のソフトウェアに基づいて処理され、必要に
応じて当該卓上型コンピュータ30からネットワークポ
ート36を介してマスターコントローラ40および槽コ
ントローラ50などに伝達される。マスターコントロー
ラ40は、搬送ロボットTRおよびリフターLHの動作
を制御する。また、槽コントローラ50は、槽制御装置
BCを制御して、各処理槽への注排液などを行う。
【0032】マスターコントローラ40および槽コント
ローラ50は、それぞれメモリーとしてRAM45、5
5とバッファ46、56とを備えている。RAM45
は、搬送ロボットTRおよびリフターLHの動作条件を
記憶する。具体的には、RAM45は、搬送ロボットT
RおよびリフターLHのそれぞれに予め設定された速度
設定用パラメータを記憶するとともに、磁気ディスク3
4に格納されているレシピのうち処理対象となるロット
(複数の基板の集合体)に対応するレシピを記憶する。
バッファ46は、磁気ディスク34からRAM45にレ
シピが転送されるときに使用されるバッファメモリーで
ある。マスターコントローラ40は、RAM45に記憶
された動作条件に従って搬送ロボットTRおよびリフタ
ーLHを制御する。
【0033】また、RAM55もレシピを記憶するメモ
リーであり、バッファ56も上記バッファ46と同様の
バッファメモリーである。なお、本実施形態において
は、RAM45が記憶部に相当し、マスターコントロー
ラ40が制御手段に相当する。
【0034】<3.処理手順>次に、上記構成および制
御機構を有する基板処理装置における処理手順について
説明する。装置全体としての基板処理の手順は、概ねカ
セット搬入部21からカセット搬出部22に向けて基板
を順次搬送し、その搬送途中の基板処理部6において基
板にエッチング等の薬液処理、純水による洗浄処理およ
び乾燥処理を行うというものである(図1参照)。ここ
では、リフターLHを動作させるときの処理手順につい
てさらに詳述する。
【0035】図3は、リフターLHを動作させるときの
処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップ
S1において、装置からのリフター動作要求があるか否
かがマスターコントローラ40によって判断される。こ
れは、マスターコントローラ40自身がリフターLHに
動作命令を出すか否かを判断するものである。リフター
動作要求がない場合、リフターLHは当然に停止したま
まであり、リフター動作要求があるまで待機することと
なる。
【0036】リフター動作要求があった場合は、ステッ
プS2に進み、そのリフター動作要求がレシピに基づく
動作の要求であるか否かがマスターコントローラ40に
よって判断される。レシピとは上述の如く基板の処理条
件を示すものであり、レシピに基づく動作とはレシピに
記述された動作、すなわち基板の処理のための動作を意
味する。例えば、薬液中に基板を浸漬させるためにリフ
ターLHが降下を行う動作は基板の処理のための動作で
あり、レシピに基づく動作である。一方、例えば、リフ
ターLHが所定の待機位置まで待避する横行移動は基板
の処理とは無関係の動作であり、レシピに基づく動作で
はない。
【0037】リフター動作要求がレシピに基づく動作の
要求である場合は、ステップS3に進み、マスターコン
トローラ40がRAM45に記憶されている対応するレ
シピを参照する。図4は、レシピの構造の一例を示す概
念図である。RAM45には、処理に供されるロットご
とに作成されたフローレシピが記憶されている。図4に
示す例では、ロット1からロット5までについてのフロ
ーレシピが記憶されている。そして、各ロットのレシピ
には、大まかな処理を示す処理ステップが順に記述され
ている。例えば、ロット1のフローレシピの処理ステッ
プ1では第1の薬液処理を行い、処理ステップ2では第
1の水洗処理を行うというように記述されている。
【0038】そして、さらに、各処理ステップにはその
処理の具体的内容が記述されている。処理の具体的内容
とは、例えば、使用する処理槽(処理槽番号)、処理時
間、処理液の温度、リフターLHの昇降速度等である。
ここで、図4に示す例では、リフターLHの昇降速度と
して上昇および下降のそれぞれについて2種類ずつ記述
されているが、これについては後述する。
【0039】図3に戻り、ステップS3では、対象とさ
れているロットについてのその時点での処理の具体的内
容をマスターコントローラ40が参照するのである。そ
して、レシピに速度設定があるか否かが、すなわち、例
えばレシピ中の処理の具体的内容に動作速度に関する記
述がなされているか否かがマスターコントローラ40に
よって判断される(ステップS4)。
【0040】レシピに速度設定がある場合は、ステップ
S5に進み、レシピ内データをリフターLHの動作速度
としてマスターコントローラ40が設定する。レシピ内
データとは、レシピ中の処理の具体的内容に記述された
動作速度である。例えば、図4に示した例のように、リ
フターLHの下降速度が記述されている場合は、その下
降速度をリフターLHの昇降速度として設定するのであ
る。
【0041】一方、ステップS2においてレシピに基づ
く動作でないと判断された場合は、ステップS6に進
む。また、ステップS4において、レシピに速度設定が
ないと判断された場合、すなわちレシピ中の処理の具体
的内容に動作速度に関する記述がない場合もステップS
6に進む。ステップS6においては、パラメータ内デー
タをリフターLHの動作速度としてマスターコントロー
ラ40が設定する。パラメータ内データとは、搬送ロボ
ットTRおよびリフターLHのそれぞれに予め設定され
た上述の速度設定用パラメータである。
【0042】ステップS5またはステップS6において
リフターLHの動作速度が設定されると、ステップS7
に進み、設定された動作速度にてリフターLHが昇降す
るようにマスターコントローラ40がリフターLHを制
御する。
【0043】以上のようにすれば、本実施形態に示す処
理手順においては、レシピにリフターLHの動作速度が
記述されている場合にはそれをリフターLHの動作速度
として、記述されていない場合には予め設定された速度
設定用パラメータをリフターLHの動作速度としてマス
ターコントローラ40が選択し、その動作速度にてリフ
ターLHが昇降するように制御することとなる。ここ
で、速度設定用パラメータは、リフターLH等の駆動性
能等に基づいて設定されているものであり、リフターL
H等について予め付与された基準動作速度を規定するも
のである。一方、レシピに記述されている動作速度は、
薬液槽CBまたは水洗槽WBにて行われる処理の処理内
容に関連付けて個別具体的に設定された処理用動作速度
である。換言すれば、動作速度をレシピに記述すること
によって処理内容と関連付け、処理内容を考慮したリフ
ターLH等の処理用動作速度を設定しているのである。
【0044】従って、オペレータが逐一速度設定用パラ
メータを変更しなくても、処理内容と関連付けられた処
理用動作速度がレシピに設定されているときにはその処
理用動作速度にてリフターLHが駆動することとなり、
基板の処理内容に応じてリフターLHの動作速度を容易
に変更することができる。
【0045】<4.リフターの動作例>次に、図3に示
したような処理手順に従ったときのリフターLHの動作
の一例について図5から図16を用いつつ説明する。図
5から図16は、リフターLHの動作例を説明するため
の図である。ここでは、リフターLHが搬送ロボットT
Rからロットを受け取って、薬液槽CBに貯留された薬
液中に浸漬処理を行う場合を例として説明する。また、
この処理は図4に示したレシピに従って行われるものと
する。
【0046】まず、図5に示す如く、薬液槽CBの底部
に位置していたリフターLHがロット受け取りのための
待機位置まで矢印A5にて示すように上昇する。この上
昇動作は、基板の処理内容と直接関連のある動作ではな
く、当該上昇動作についての処理用動作速度は設定され
ていない。よって、リフターLHの上昇動作速度として
は速度設定用パラメータが選択され、基準動作速度にて
リフターLHは上昇する。
【0047】次に、未処理のロットを保持する搬送ロボ
ットTRが薬液槽CBの上方まで移動する。そして、図
6に示す如く、リフターLHが上記待機位置から搬送ロ
ボットTRのハンド80、81に把持されるロット(以
降の各図においては、図示の便宜上、ロットの端部に位
置する1枚の基板Wのみを描いている)の直下まで矢印
A6にて示すように上昇する。この上昇動作についても
処理用動作速度は設定されておらず、リフターLHの上
昇動作速度としては速度設定用パラメータが選択され
る。
【0048】その後、図7に示す如く、リフターLHが
矢印A7にて示すようにさらに上昇し、ハンド80、8
1に把持されるロット全体を突き上げるようにして受け
取る。このときにも図6におけるときと同様に、リフタ
ーLHの上昇動作速度としては速度設定用パラメータが
選択される。
【0049】リフターLHがロットを受け取ると、搬送
ロボットTRがハンド80、81を回動させて開放する
とともに、リフターLHが薬液槽CBに貯留された薬液
の液面直上まで矢印A8にて示すように下降する(図
8)。この下降動作についても処理用動作速度は設定さ
れておらず、リフターLHの下降動作速度としては速度
設定用パラメータが選択され、基準動作速度にてリフタ
ーLHは下降する。
【0050】次に、リフターLHは、矢印A9にて示す
ように、リフターLH自身が薬液中に浸かる程度にまで
少し下降する(図9)。このときには、ロットを構成す
る基板Wの一部も薬液中に浸漬される。この段階におい
て、リフターLHを急速に下降させると薬液の液面が乱
されて基板Wに付着し、その薬液処理に影響を及ぼすお
それがある。すなわち、この下降動作は、基板の処理内
容と関連のある動作であり、レシピに処理用動作速度が
設定されている動作である。具体的には、図4に示すよ
うに、この段階のリフターLHの処理用動作速度とし
て”リフター下降速度1”が設定されている。よって、
リフターLHの下降動作速度としては処理用動作速
度(”リフター下降速度1”)が選択され、その速度に
てリフターLHは下降する。
【0051】次に、リフターLHは、矢印A10にて示
すように、所定の基板処理位置(ロット全体が完全に薬
液中に浸漬される位置)まで下降する(図10)。この
段階においては、薬液の種類や粘度或いは浸漬処理の目
的によって下降速度を可変とした方が好ましい。すなわ
ち、この下降動作も、基板の処理内容と関連のある動作
であり、レシピに処理用動作速度が設定されている動作
である。具体的には、図4に示すように、この段階のリ
フターLHの処理用動作速度として”リフター下降速度
2”が設定されている。よって、リフターLHの下降動
作速度としては処理用動作速度(”リフター下降速度
2”)が選択され、その速度にてリフターLHは下降
し、ロットを液中に浸漬させる。
【0052】リフターLHが上記基板処理位置まで下降
すると、図11に示すようにリフターLHは所定の時間
その動作を停止する。この時間中にロットを構成する基
板Wの浸漬処理が進行する。なお、リフターLHが停止
する時間は処理時間としてレシピに記述されている(図
4参照)。
【0053】ロットの浸漬処理が終了すると、リフター
LHは矢印A12にて示すように上昇を開始する(図1
2)。このときには、図9に示したのと同じ位置にまで
上昇する。この段階においては、上記と同様に、薬液の
種類や粘度或いは浸漬処理の目的によって上昇速度を可
変とした方が好ましい。例えば、薬液の粘度が高いとき
に、急速にリフターLHを上昇させると基板Wに薬液が
付着したまま残留することもあるからである。すなわ
ち、この上昇動作は、基板の処理内容と関連のある動作
であり、レシピに処理用動作速度が設定されている動作
である。具体的には、図4に示すように、この段階のリ
フターLHの処理用動作速度として”リフター上昇速度
1”が設定されている。よって、リフターLHの上昇動
作速度としては処理用動作速度(”リフター上昇速度
1”)が選択され、その速度にてリフターLHは上昇す
る。
【0054】次に、リフターLHは、矢印A13にて示
すように、薬液槽CBに貯留された薬液の液面直上に位
置するまで少し上昇する(図13)。この段階において
は、図9の段階と同様に、リフターLHを急速に上昇さ
せると薬液の液面が乱されて基板Wに付着し、その薬液
処理に影響を及ぼすおそれがある。すなわち、この上昇
動作も、基板の処理内容と関連のある動作であり、レシ
ピに処理用動作速度が設定されている動作である。具体
的には、図4に示すように、この段階のリフターLHの
処理用動作速度として”リフター上昇速度2”が設定さ
れている。よって、リフターLHの上昇動作速度として
は処理用動作速度(”リフター上昇速度2”)が選択さ
れ、その速度にてリフターLHは上昇する。
【0055】次に、リフターLHは、矢印A14にて示
すように、薬液の液面直上から搬送ロボットTRにロッ
トを渡す位置にまで上昇する(図14)。この上昇動作
は、基板の処理内容と直接関連のある動作ではなく、当
該上昇動作についての処理用動作速度は設定されていな
い。よって、リフターLHの上昇動作速度としては速度
設定用パラメータが選択され、基準動作速度にてリフタ
ーLHは上昇する。
【0056】その後、搬送ロボットTRがハンド80、
81を回動させてロットを把持するとともに、リフター
LHが矢印A15にて示すように若干下降することによ
り搬送ロボットTRにロットが渡される(図15)。こ
の下降動作についても処理用動作速度は設定されておら
ず、リフターLHの下降動作速度としては速度設定用パ
ラメータが選択される。
【0057】搬送ロボットTRにロットが渡された後、
矢印A16にて示すように、リフターLHが薬液槽CB
の底部の元の位置まで下降する(図16)。この下降動
作についても処理用動作速度は設定されておらず、リフ
ターLHの下降動作速度としては速度設定用パラメータ
が選択され、基準動作速度にてリフターLHは下降す
る。
【0058】以上のように、本実施形態の基板処理装置
においては、基板の処理内容に応じてリフターLHの昇
降速度を適宜容易に変更することができるため、処理液
への基板投入速度または基板引き上げ速度をその液の種
類等に応じて簡便に調整することができるのである。な
お、以上はリフターLHの動作の一例であり、いずれの
工程を処理用動作速度にて昇降させるかについては、レ
シピに処理用動作速度を記述することによって適宜変更
することが可能である。また、水洗槽WB中に基板Wを
浸漬させる場合であっても、レシピに処理用動作速度を
記述することによって、基板の処理内容に応じてリフタ
ーLHの昇降速度を適宜容易に変更することができる。
【0059】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態について説明する。第2実施形態の基板処理装置の
全体構成および制御機構は第1実施形態と同じであるた
め(図1、図2参照)、その説明を省略する。第2実施
形態が第1実施形態と異なるのは、マスターコントロー
ラ40によるリフターLHの制御態様である。上述のよ
うに、第1実施形態においては、レシピに従ってリフタ
ーLHおよび搬送ロボットTRを動作させていた。第2
実施形態においてもこの点については同様であるが、よ
り具体的にはマスターコントローラ40がレシピに基づ
いて例えばリフターLHの搬送内容を示す搬送データベ
ースを作成し、それに従ってリフターLHを動作させて
いる。
【0060】図17は、マスターコントローラ40が作
成した搬送データベースの一部を示す図である。この搬
送データベースは、マスターコントローラ40によって
作成され、RAM45に記憶される。同図には一例とし
て、薬液槽CBについての搬送データベースを示してい
る。この搬送データベースは、ステータスとして薬液槽
CBにおけるリフターLHの搬送内容を示しており、そ
の具体的な動作自体は第1実施形態にて説明したリフタ
ーLHの動作例と同じである(図5から図16参照)。
【0061】すなわち、順に説明すると、ステータスの
「搬送1」は薬液槽CBの底部に位置していたリフター
LHがロット受け取りのための待機位置まで上昇する動
作である(図5)。「受取り」とは、リフターLHが搬
送ロボットTRからロットを受け取るために上昇する動
作である(図6、図7)。「投入」は、ロットを受け取
ったリフターLHが基板処理位置まで下降する動作であ
る(図8から図10)。「処理中」は、リフターLHが
基板処理位置にて停止している動作である(図11)。
「払出」は、浸漬処理が終了したロットを保持してリフ
ターLHが搬送ロボットTRにそのロットを渡す位置に
まで上昇する動作である(図12から図14)。「受渡
し」は、リフターLHが搬送ロボットTRにロットを渡
すために下降する動作である(図15)。そして、最後
の「搬送2」は、ロットを渡したリフターLHが薬液槽
CBの底部の元の位置まで下降する動作である(図1
6)。
【0062】一方、RAM45には、予めリフターLH
の搬送内容と基板保持の有無とを関連づけた基板保持テ
ーブルが記憶されている。図18は、リフターLHの搬
送内容と基板保持の有無とを関連づけた基板保持テーブ
ルを示す図である。
【0063】同図に示すように、リフターLHの搬送内
容(ステータス)が「搬送1」または「搬送2」のとき
は基板を保持していないとされている。一方、リフター
LHの搬送内容が「受取り」、「投入」、「払出」また
は「受渡し」のときは、基板を保持しているとされてい
る。なお、リフターLHの搬送内容が「処理中」のとき
は、リフターLHが動作することがあり得ないため、特
に関連づけの設定は行われていない。
【0064】さらに、RAM45には、予めリフターL
Hの基板保持の有無と動作速度とを関連づけた動作速度
テーブルが記憶されている。図19は、リフターLHの
基板保持の有無と動作速度とを関連づけた動作速度テー
ブルを示す図である。
【0065】同図に示すように、リフターLHが基板を
保持しているときには、動作速度が「低速」とされてい
る。一方、リフターLHが基板を保持していないときに
は、動作速度が「高速」とされている。
【0066】マスターコントローラ40は、レシピに従
って搬送データベースを作成し、それに従ってリフター
LHを動作させるとともに、当該搬送データベース、基
板保持テーブル(図18)および動作速度テーブル(図
19)を参照し、リフターLHの動作速度を決定してい
る。すなわち、マスターコントローラ40は、搬送デー
タベースに記述されているリフターLHの搬送内容およ
び基板保持テーブルに基づいて、リフターLHが基板を
保持しているか否かを判別する。そして、リフターLH
が基板を保持しているときには「低速」を、基板を保持
していないときにはそれよりも速い「高速」を、リフタ
ーLHの動作速度として選択し、当該動作速度にてリフ
ターLHが動作するようにリフターLHを制御してい
る。
【0067】このようにすれば、リフターLHの搬送内
容等に基づいて基板保持の有無を判別し、その判別結果
によって動作速度を決定しているため、リフターLHの
動作速度をリフターLHの基板保持の有無に応じて容易
に変更することができる。そして、例えば薬液槽CBへ
の基板の投入や払出時のようにリフターLHが基板を保
持しているときには、リフターLHを低速で動作させる
こととなるため、動作時の衝撃によって基板が損傷する
ことを防止することができる。一方、例えばリフターL
Hがロット受け取りのための待機位置まで移動するとき
のようにリフターLHが基板を保持していないときに
は、リフターLHを高速で動作させることとなるため、
装置全体の効率を向上させることができる。
【0068】なお、以上は薬液槽CBにおけるリフター
LHの動作速度を制御する場合を例として説明したが、
水洗槽WBにおけるリフターLHの動作速度を制御する
場合であっても、リフターLHの搬送内容等に基づいて
基板保持の有無を判別し、その判別結果によって動作速
度を決定することにより、リフターLHの動作速度をリ
フターLHの基板保持の有無に応じて容易に変更するこ
とができる。
【0069】<第3実施形態>次に、本発明の第3実施
形態について説明する。第3実施形態の基板処理装置が
第1実施形態の基板処理装置と相違するのは、リフター
LHに基板検知センサCSが設けられている点である。
基板検知センサCSは、リフターLHに保持されている
ロットを検知することができる光学式の反射型センサで
あり、リフターLHが基板を保持しているか否かを検知
する検知手段に相当する。なお、残余の構成については
第1実施形態の基板処理装置と同じである。
【0070】第3実施形態においては、基板検知センサ
CSがマスターコントローラ40と電気的に接続されて
おり、基板検知センサCSの検知結果に基づいてマスタ
ーコントローラ40がリフターLHの動作速度の制御を
行う。具体的には、基板検知センサCSがリフターLH
に基板を検知しないときには、マスターコントローラ4
0がリフターLHの動作速度を高速に決定し、当該動作
速度にてリフターLHが動作するようにリフターLHを
制御している。逆に、基板検知センサCSがリフターL
Hに基板が保持されていることを検知したときには、マ
スターコントローラ40がリフターLHの動作速度を低
速に決定し、当該動作速度にてリフターLHが動作する
ようにリフターLHを制御している。
【0071】このようにしても、上述した第2実施形態
のように、基板検知センサCSによってリフターLHの
基板保持の有無を判別し、その判別結果に基づいてマス
ターコントローラ40がリフターLHの動作速度を決定
しているため、リフターLHの動作速度をリフターLH
の基板保持の有無に応じて容易に変更することができ
る。そして、上記と同様に、リフターLHが基板を保持
しているときには、リフターLHを低速で動作させるこ
ととなるため、動作時の衝撃によって基板が損傷するこ
とを防止することができる。一方、リフターLHが基板
を保持していないときには、リフターLHを高速で動作
させることとなるため、装置全体の効率を向上させるこ
とができる。
【0072】<変形例>以上、本発明の実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記の例に限定されるもの
ではない。例えば、上記実施形態においては、主として
リフターLHについて説明したが、本発明に係る技術は
搬送ロボットTRについても同様に適用することができ
る。搬送ロボットTRについては、例えば、搬送する基
板の枚数やピッチに応じて搬送速度を可変とした方が好
ましい場合もある。このような場合、搬送する基板の枚
数やピッチに応じてレシピに搬送ロボットTRの処理用
動作速度を記述すれば、搬送ロボットTRの搬送速度を
容易に変更することができる。
【0073】また、搬送ロボットTRについても基板保
持の有無に応じてその搬送速度を可変とした方が好まし
い場合がある。この場合、上記の第2、第3実施形態と
同様に、搬送ロボットTRの基板保持の有無を判別し、
それに基づいて搬送ロボットTRの動作速度を決定すれ
ば、上記と同様の効果を得ることができる。
【0074】また、上記実施形態の基板処理装置は、薬
液槽CBおよび水洗槽WBのそれぞれを個別に備えるい
わゆる多槽式の装置であったが、一つの処理槽において
薬液処理や洗浄処理を繰り返すワンバスタイプの装置と
しても良い。また、本発明に係る装置は、処理液中に基
板を浸漬して表面処理を行う浸漬処理装置に限定される
ものではなく、基板を1枚ずつ複数の処理部に循環搬送
し、その基板を回転させつつフォトレジストの塗布処理
や現像処理を行う枚葉式の基板処理装置であっても良
い。枚葉式の装置については、例えば、フォトレジスト
等を塗布する際に、液だれし易い塗布膜を形成したとき
と、薄くて硬い塗布膜を形成したときとでは基板の搬送
速度を異なるものとした方が好ましい。そして、このよ
うな場合も、基板に塗布する液の種類等に応じてレシピ
に搬送ロボットの処理用動作速度を記述すれば、搬送ロ
ボットの搬送速度を容易に変更することができる。
【0075】換言すれば、本発明に係る技術は、基板の
処理内容(基板処理の目的、条件等を包括的に含むも
の)に応じて搬送ロボットやリフター等の搬送手段の動
作速度を変更した方が好ましい基板処理装置であれば適
用することができる。また、搬送ロボットやリフター等
の搬送手段の基板保持の有無に応じてその動作速度を変
更した方が好ましい基板処理装置であっても適用するこ
とができる。
【0076】また、上記実施形態においては、レシピに
動作速度を記述することによってその動作速度と処理内
容とを関連付けていたが、レシピへの記述に限定される
ものではなく、他の手法によって動作速度と処理内容と
を関連付けても良い。
【0077】また、上記実施形態においては、基板の処
理内容と関連付けられた処理用動作速度を設定するよう
にしていたが、搬送手段の動作速度と関連付けられるの
は基板の処理内容に限定されるものではなく、搬送手段
の他の動作内容と関連付けるようにしても良い。例え
ば、装置に複数の搬送手段が設けられており、それらの
相互間の干渉を防ぐべく、搬送手段の動作速度を可変と
した方が好ましい場合もある。このような場合は、基板
の処理内容とは直接関係ないものの、干渉を防ぐように
移動するという搬送手段の動作内容に応じて個別具体的
に設定された個別的動作速度をレシピに設定するように
すれば良い。個別的動作速度が設定されている場合には
その個別的動作速度を、個別的動作速度が設定されてい
ない場合には基準動作速度を、搬送手段の動作速度とし
て選択し、その動作速度にて搬送手段が動作するように
搬送手段を制御すれば、搬送手段の動作内容に応じて搬
送手段の動作速度を適宜変更することができる。
【0078】さらに、第1実施形態にて説明した処理内
容と関連付けられた処理用動作速度の設定技術と、第
2,第3実施形態にて説明した基板保持の有無に応じて
動作速度を設定する技術とを組み合わせるようにしても
良い。具体的には、第2,第3実施形態と同様にして搬
送手段の基板保持の有無を判別し、その搬送手段が基板
を保持していないときには、当該搬送手段を高速の非処
理用動作速度にて動作させる。一方、搬送手段が基板を
保持しているときには、第1実施形態と同様に、レシピ
に記述することによって、基板の処理内容と関連付けら
れた処理用動作速度を設定し、その処理用動作速度にて
搬送手段を動作させる。なお、非処理用動作速度は、少
なくとも処理用動作速度よりも高速となるように予め設
定しておく。このようにすれば、搬送手段の動作速度を
その搬送手段の基板保持の有無および基板の処理内容に
応じて容易に変更することができる。その結果、装置の
効率を向上させることができるとともに、基板の処理内
容に応じた搬送手段の速度設定を行うことができる。
【0079】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、搬送手段の動作内容に応じて個別具体的に設
定された個別的動作速度が設定されている場合にはその
個別的動作速度を、該個別的動作速度が設定されていな
い場合には搬送手段について予め付与された基準動作速
度を、搬送手段の動作速度として選択し、当該動作速度
にて搬送手段が動作するようにしているため、個別的動
作速度を基板の処理内容に応じて設定することもでき、
搬送手段の動作速度を基板の処理内容に応じて容易に変
更することができる。
【0080】また、請求項2の発明によれば、処理部に
て行われる処理の処理内容に関連付けて設定された搬送
手段の処理用動作速度が設定されている場合にはその処
理用動作速度を、処理用動作速度が設定されていない場
合には搬送手段について予め付与された基準動作速度
を、搬送手段の動作速度として選択し、当該動作速度に
て搬送手段が動作するようにしているため、搬送手段の
動作速度を基板処理の進行に合わせて逐一変更する必要
はなく、基板の処理内容に応じて容易に変更することが
できる。
【0081】また、請求項3の発明によれば、処理部
を、処理液を貯留し基板を当該処理液中に浸漬すること
によって浸漬処理を行う処理槽とし、搬送手段を、処理
槽に対して基板を昇降させることによって当該基板を処
理液中に浸漬しまたは処理液から離脱させるリフターと
し、動作速度を、リフターの昇降速度としており、リフ
ターの昇降速度を基板処理の進行に合わせて逐一変更す
る必要はなく、基板の処理内容に応じて容易に変更する
ことができる。
【0082】また、請求項4の発明によれば、処理部に
て行われる処理の処理内容に関連付けて設定された搬送
手段の処理用動作速度にて搬送手段が動作するようにし
ているため、搬送手段の動作速度を基板の処理内容に応
じて容易に変更することができる。
【0083】また、請求項5の発明によれば、搬送手段
が基板を保持しているときには第1動作速度を、搬送手
段が基板を保持していないときには第1動作速度よりも
速い第2動作速度を、搬送手段の動作速度として選択
し、当該動作速度にて搬送手段が動作するようにしてい
るため、搬送手段の動作速度を基板保持の有無によって
逐一変更する必要はなく、基板保持の有無に応じて容易
に変更することができる。
【0084】また、請求項6の発明によれば、記憶部に
記憶されている搬送内容に基づいて、搬送手段が基板を
保持しているか否かを判別しているため、基板保持の有
無を容易に判別することができ、請求項5の発明と同様
の効果を効率的に得ることができる。
【0085】また、請求項7の発明によれば、搬送手段
に、その搬送手段が基板を保持しているか否かを検知す
る検知手段を設けているため、基板保持の有無を容易に
判別することができ、請求項5の発明と同様の効果を効
率的に得ることができる。
【0086】また、請求項8の発明によれば、搬送手段
が基板を保持しているときには処理部にて行われる処理
の処理内容に関連付けて設定された処理用動作速度を、
搬送手段が基板を保持していないときには処理用動作速
度よりも速い非処理用動作速度を、搬送手段の動作速度
として選択し、当該動作速度にて搬送手段が動作するよ
うにしているため、搬送手段の動作速度をその搬送手段
の基板保持の有無および基板の処理内容に応じて容易に
変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理装置の全体構成を示す斜
視図である。
【図2】図1の基板処理装置の制御機構を説明するため
の機能ブロック図である。
【図3】図1のリフターを動作させるときの処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】レシピの構造の一例を示す概念図である。
【図5】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説明
するための図である。
【図6】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説明
するための図である。
【図7】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説明
するための図である。
【図8】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説明
するための図である。
【図9】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説明
するための図である。
【図10】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説
明するための図である。
【図11】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説
明するための図である。
【図12】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説
明するための図である。
【図13】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説
明するための図である。
【図14】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説
明するための図である。
【図15】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説
明するための図である。
【図16】図1の基板処理装置のリフターの動作例を説
明するための図である。
【図17】マスターコントローラが作成した搬送データ
ベースの一部を示す図である。
【図18】リフターの搬送内容と基板保持の有無とを関
連づけた基板保持テーブルを示す図である。
【図19】リフターの基板保持の有無と動作速度とを関
連づけた動作速度テーブルを示す図である。
【図20】第3実施形態におけるリフターの斜示図であ
る。
【符号の説明】
40 マスターコントローラ 45 RAM CB 薬液槽 CS 基板検知センサ LH リフター TR 搬送ロボット WB 水洗槽 W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/306 H01L 21/68 A 21/68 21/306 J (72)発明者 古田 智靖 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 黒岩 徹 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 児玉 光正 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 3B201 AA03 AB24 AB42 BB02 BB93 BB96 CB15 CC13 5F031 CA01 CA02 CA05 CA07 HA73 MA23 PA02 5F043 DD23 DD30 EE35 EE36 EE40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を搬送し、当該基板に所定の処理を
    行う基板処理装置であって、 基板を搬送する搬送手段と、 基板に前記所定の処理を行う処理部と、 前記搬送手段の動作条件を記憶する記憶部と、 前記記憶部に記憶された前記動作条件に従って前記搬送
    手段を制御する制御手段と、を備え、 前記動作条件は、前記搬送手段について予め付与された
    基準動作速度と、前記搬送手段の動作内容に応じて個別
    具体的に設定された個別的動作速度と、を含み、 前記制御手段は、前記個別的動作速度が設定されている
    場合には前記個別的動作速度を、前記個別的動作速度が
    設定されていない場合には前記基準動作速度を、前記搬
    送手段の動作速度として選択し、当該動作速度にて前記
    搬送手段が動作するように前記搬送手段を制御すること
    を特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置において、 前記個別的動作速度は、前記処理部にて行われる前記処
    理の処理内容に関連付けて設定された前記搬送手段の処
    理用動作速度を含み、 前記制御手段は、前記処理用動作速度が設定されている
    場合には前記処理用動作速度を、前記処理用動作速度が
    設定されていない場合には前記基準動作速度を、前記搬
    送手段の動作速度として選択し、当該動作速度にて前記
    搬送手段が動作するように前記搬送手段を制御すること
    を特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板処理装置において、 前記処理部は、処理液を貯留し、基板を当該処理液中に
    浸漬することによって浸漬処理を行う処理槽であり、 前記搬送手段は、前記処理槽に対して基板を昇降させる
    ことによって当該基板を前記処理液中に浸漬しまたは前
    記処理液から離脱させるリフターであり、 前記動作速度は、前記リフターの昇降速度であることを
    特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 基板を搬送し、当該基板に所定の処理を
    行う基板処理装置であって、 基板を搬送する搬送手段と、 基板に前記所定の処理を行う処理部と、 前記処理部にて行われる前記処理の処理内容に関連付け
    て設定された前記搬送手段の処理用動作速度を記憶する
    記憶部と、 前記記憶部に記憶された前記処理用動作速度にて前記搬
    送手段が動作するように前記搬送手段を制御する制御手
    段と、を備えることを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 基板を搬送し、当該基板に所定の処理を
    行う基板処理装置であって、 基板を保持して搬送する搬送手段と、 基板に前記所定の処理を行う処理部と、 前記搬送手段が基板を保持しているときには第1動作速
    度を、前記搬送手段が基板を保持していないときには前
    記第1動作速度よりも速い第2動作速度を、前記搬送手
    段の動作速度として選択し、当該動作速度にて前記搬送
    手段が動作するように前記搬送手段を制御する制御手段
    と、を備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の基板処理装置において、 前記搬送手段の搬送内容を記憶する記憶部をさらに備
    え、 前記制御手段は、前記記憶部に記憶されている前記搬送
    内容に基づいて、前記搬送手段が基板を保持しているか
    否かを判別することを特徴とする基板処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の基板処理装置において、 前記搬送手段に、前記搬送手段が基板を保持しているか
    否かを検知する検知手段を設けることを特徴とする基板
    処理装置。
  8. 【請求項8】 基板を搬送し、当該基板に所定の処理を
    行う基板処理装置であって、 基板を保持して搬送する搬送手段と、 基板に前記所定の処理を行う処理部と、 前記搬送手段が基板を保持しているときには前記処理部
    にて行われる前記処理の処理内容に関連付けて設定され
    た処理用動作速度を、前記搬送手段が基板を保持してい
    ないときには前記処理用動作速度よりも速い非処理用動
    作速度を、前記搬送手段の動作速度として選択し、当該
    動作速度にて前記搬送手段が動作するように前記搬送手
    段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする基
    板処理装置。
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