JP2000343147A - 孔あけ装置 - Google Patents

孔あけ装置

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JP2000343147A
JP2000343147A JP11151868A JP15186899A JP2000343147A JP 2000343147 A JP2000343147 A JP 2000343147A JP 11151868 A JP11151868 A JP 11151868A JP 15186899 A JP15186899 A JP 15186899A JP 2000343147 A JP2000343147 A JP 2000343147A
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JP
Japan
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punch
roller
movable
die
upper roller
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JP11151868A
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Inventor
Fumitaka Haga
文孝 芳賀
Tokuaki Takahashi
徳朗 高橋
Yoriyuki Watanabe
頼之 渡辺
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アルミ箔の孔あけコストを大幅に低廉化させ、
しかも、孔あけ加工時に、アルミ箔にしわが生じること
を有効に防止することが可能な孔あけ装置を提供する。 【解決手段】アルミ箔202を間に挟みながら、アルミ
箔202の送りと同期してそれぞれ回転する2つのロー
ラ12及び14を具備し、2つのローラ12及び14の
うち、上ローラ12は、少なくともその外周面からパン
チ16が進退自在とされた可動パンチ部18を有し、下
ローラ14は、少なくともパンチ16と対応する位置に
ダイス孔20が形成されたダイス部22を有し、可動パ
ンチ部18は、上ローラ12内に弾性部材34を介して
該上ローラ12の半径方向に移動自在に配設されたパン
チ16と、上ローラ12の同軸上に固定され、外周部が
パンチ16の後退時のストッパとして機能するパンチス
トッパ部材36と、該パンチストッパ部材36における
外周部の一部に固定され、パンチ16の先端部を上ロー
ラ12から突出させるためのカム部材38とを有して構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続的に搬送され
る長尺物に対して連続的に孔あけを行う孔あけ装置に関
し、例えば、キャパシタ電極を構成する金属箔に対して
バリ形成のための孔あけを行う孔あけ装置に適用して好
適な孔あけ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続的に搬送される長尺物に対
して連続的に孔あけを行う孔あけ装置は、長尺物の送り
に同期して回転し、かつ、外周面に多数の固定パンチが
設けられたドラムと、該ドラムに対向して設けられ、前
記パンチ用ドラムに設けられた多数のパンチと対応する
位置にダイス孔が形成されたダイスを具備して構成され
ている(例えば特開昭62−214835号公報参
照)。
【0003】そして、ドラムとダイスが共に長尺物の送
りに同期して回転し、ドラムの外周面のうち、長尺物に
対向する部分の固定パンチが長尺物を貫通して、ダイス
のダイス孔に入り込むことによって、長尺物に多数の孔
が連続して形成されることになる。
【0004】しかし、固定パンチが設けられたドラムを
使用した場合、固定パンチはドラムの外周面から所定の
高さだけ突出した状態となっているため、長尺物を間に
挟んでダイス孔に対向するまでに、すでに固定パンチの
先端が長尺物に当たり、パンチがダイス孔に入り込むま
での期間、並びにパンチが長尺物から完全に離脱するま
での期間において、ドラムの外周面が長尺物を押さえる
パッドの役目を果たさないことから、長尺物に不要な力
がかかり、長尺物にしわが生じるおそれがある。
【0005】そこで、従来では、ドラムにパンチの移動
機構を設け、ドラムに設けられたパンチのうち、長尺物
に対向するパンチを選択的に突出させて、長尺物に連続
的に孔あけを行うようにした孔あけ装置が提案されてい
る(例えば特開昭54−152288号公報参照)。
【0006】このような可動パンチを用いた場合、パン
チの先端が長尺物に接触している期間を大幅に短縮する
ことができるため、長尺物にしわが発生しにくくなり、
加工精度を向上させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
可動パンチを用いたものは、ソレノイドなどを使用した
複雑な制御系を有する機構を用いたものが多いため、装
置自体が大型化し、価格も高いという問題があり、製造
コストの低廉化に限界が生じる。
【0008】また、可動パンチによって形成された孔
は、通常、その周囲に孔あけの方向に沿ってバリが生じ
るが、このバリがダイスのダイス孔に張り付いて抜けに
くくなり、ドラムの回転系や長尺物の搬送系を停止させ
るおそれがある。この場合、長尺物に対する孔の連続形
成が困難になる。
【0009】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、可動パンチの移動機構を簡単な構成で実
現させることができ、長尺物の孔あけコストを大幅に低
廉化することができる孔あけ装置を提供することを目的
とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、長尺物にしわ
を発生させることなく孔あけ加工を行うことができる孔
あけ装置を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、可動パンチの
ローラからの進退を円滑にすることができる孔あけ装置
を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、孔あけ後のバ
リの張り付き(ダイス部のダイス孔に対する張り付き)
を防止することができ、長尺物に対する孔の連続形成を
スムーズに行うことができる孔あけ装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】連続的に搬送される長尺
物に対して連続的に孔あけを行う孔あけ装置において、
前記長尺物を間に挟みながら、前記長尺物の送りと同期
してそれぞれ回転する2つのローラを具備し、前記2つ
のローラのうち、一方のローラは、少なくともその外周
面からパンチが進退自在とされた可動パンチ部を有し、
他方のローラは、少なくとも前記パンチと対応する位置
にダイス孔が形成されたダイス部を有し、前記可動パン
チ部は、前記ローラ内に弾性部材を介して該ローラの半
径方向に移動自在に配設された前記パンチと、前記ロー
ラの同軸上に固定され、外周部が前記パンチの後退時の
ストッパとして機能するパンチストッパ部材と、前記パ
ンチストッパ部材における外周部の一部に固定され、前
記パンチの先端部を前記ローラから突出させるためのカ
ム部材とを有することを特徴とする。
【0014】これにより、まず、一方のローラにおいて
は、可動パンチ部におけるパンチが弾性部材による付勢
によって、ローラの中心に向かう方向に後退した状態
(ローラ内に埋没した状態)で、かつ、パンチストッパ
部材によってその後退がある範囲で規制された状態でロ
ーラの回転と共に回転する。前記範囲としては、パンチ
の先端がローラ内に所定位置だけ埋没した位置とすると
好適である。
【0015】そして、パンチがパンチストッパ部材に固
定されたカム部材に到達した段階で、前記パンチは、カ
ム部材によって変位し、その先端がローラの外周面より
も外方に突出することとなる。
【0016】従って、カム部材を長尺物と対向する位置
に設けることによって、パンチが長尺物に孔をあけ、該
パンチの先端は他方のローラにおけるダイス部のダイス
孔内に入り込む。
【0017】カム部材を通過したパンチは再び弾性部材
によってローラの中心に向かって後退させられ、その先
端はローラ内に所定深さだけ埋没した位置に規制され
る。
【0018】このように、本発明に係る孔あけ装置にお
いては、複雑な制御系を使用する必要がなく、少なくと
もローラ、パンチ、弾性部材、パンチストッパ部材及び
カム部材を有する簡単な構成で済むため、長尺物の孔あ
けコストを大幅に低廉化することができる。
【0019】また、パンチは、カム部材に到達していな
い間は、弾性部材を介してローラ内に埋没した状態(後
退した状態)にあり、カム部材に到達した段階、即ち、
ローラの外周面で長尺物を押さえるというパッドの役目
を果たしている段階において、パンチが突出することに
なるため、長尺物に不要な力を与えることがなくなり、
長尺物にしわが生じることを有効に防止することができ
る。
【0020】そして、前記構成において、前記他方のロ
ーラに、前記ダイス部に加えて、外周面にパンチが固定
された固定パンチ部を設け、前記一方のローラに、前記
可動パンチ部に加えて、前記他方のローラに設けられた
前記固定パンチ部のパンチと対応する位置にダイス孔が
形成されたダイス部を設けるようにしてもよい。
【0021】この場合、長尺物の両方向から孔あけが行
われ、孔あけによって発生するバリは両方向に延在して
形成されることになる。そのため、例えば、キャパシタ
電極を構成する金属箔にカーボン等の導電膜を積層する
場合に、金属箔の両面に導電膜を強固に固着することが
可能となり、しかも、金属箔と導電膜との導通も確実に
行わせることができる。
【0022】また、前記構成において、前記他方のロー
ラに、前記ダイス部に加えて、前記一方のローラに設け
られた前記可動パンチ部と同様の可動パンチ部を設け、
前記一方のローラに、前記可動パンチ部に加えて、前記
他方のローラに設けられた前記可動パンチ部のパンチと
対応する位置にダイス孔が形成されたダイス部を設ける
ようにしてもよい。
【0023】この場合、他方のローラにも可動パンチ部
が設けられることから、長尺物の両面に低コストで、し
かも、しわを発生させることなく、高精度のパンチ孔を
形成することができる。
【0024】また、前記構成において、前記パンチと対
応する位置に貫通孔を有し、かつ、前記長尺物の両面を
押圧しながら前記長尺物の送りと同期して移動する押圧
手段を備えるようにしてもよい。
【0025】この場合、長尺物が押圧手段によって押圧
されながら長尺物にパンチ孔が形成されることになるた
め、前記押圧手段が孔あけに対するパッドの役目を果た
し、しかも、前記可動パンチによる効果との相乗効果に
より、しわの発生をより少なくすることができる。
【0026】また、前記構成において、前記パンチの先
端のうち、少なくとも孔あけに供する部分をテーパ部に
してもよい。具体的には、パンチの先端形状を第1のテ
ーパ部とそれに連続する第2のテーパ部とで構成する。
【0027】この場合、パンチによる孔あけによって生
じるバリは、テーパ部に沿って延在することになり、ダ
イス部のダイス孔に接触することがなくなる。これによ
り、孔あけ後のバリの張り付き(ダイス部のダイス孔に
対する張り付き)を防止することができ、長尺物に対す
る孔の連続形成をスムーズに行うことができる。
【0028】また、パンチの先端形状を第1のテーパ部
とそれに連続する第2のテーパ部とで構成することによ
り、パンチによる長尺物への孔あけがスムーズに行われ
る。そのため、ローラの回転系や長尺物の搬送系に不要
な負荷を与えることがなくなり、長尺物に対するパンチ
孔の連続形成を円滑に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る孔あけ装置を
キャパシタ電極の構成材料である金属箔(アルミ箔)に
多数のパンチ孔を形成する孔あけ装置に適用したいくつ
かの実施の形態例を図1A〜図11を参照しながら説明
する。
【0030】本実施の形態に係る孔あけ装置10を説明
する前に、まず、この孔あけ装置10が適用されるキャ
パシタ電極200の製造工程について図1A〜図1Cを
参照しながら簡単に説明する。
【0031】この製造工程は、図1Aに示すように、長
尺のアルミ箔202が巻回されたロール204からアル
ミ箔202を引き出し、その引き出されたアルミ箔20
2に対してバリ形成のための多数のパンチ孔を孔あけ装
置10を用いて形成する。この孔あけによって、図2A
に示すように、アルミ箔202には、パンチ孔206の
周囲に孔あけの方向に沿ってバリ208が生じる。
【0032】パンチ孔206が形成されたアルミ箔20
2は、その後、接着剤塗布装置210によって両面に接
着剤が塗布され、次いで、長尺のカーボンシート212
が巻回されたロール214から引き出され、アルミ箔2
02の両面に前記カーボンシート212が貼着される
(図2B参照)。
【0033】両面にカーボンシート212が貼着された
アルミ箔202は、その後、例えば一対のローラ216
a及び216b間に搬送され、該一対のローラ216a
及び216bによって圧着される。このとき、図2Bに
示すように、アルミ箔202の両面にカーボンシート2
12が接着されると共に、バリ208によってそのアル
ミ箔202とカーボンシート212の固着が強固にな
り、しかも、アルミ箔202とカーボンシート212と
の導通も図られることになる。
【0034】両面にカーボンシート212が圧着された
アルミ箔202は、その後、乾燥装置218によって乾
燥処理され、一旦、ローラに巻回されてロール220と
される。
【0035】次の工程では、図1Bに示すように、アル
ミ箔202(両面にカーボンシート212が圧着されて
いる)が巻回されたロール220から該アルミ箔202
が引き出され、型抜き用のトリミングプレス装置222
によって所定形状に型抜きされて、キャパシタ電極20
0が作製される。作製されたキャパシタ電極200は整
列、積層される。
【0036】その後、図1Cに示すように、多数枚のキ
ャパシタ電極200間に長尺のセパレータ224を介在
させながら前記多数枚のキャパシタ電極200を積層さ
せて1つのキャパシタセル226が作製されることにな
る。
【0037】そして、第1の実施の形態に係る孔あけ装
置10Aは、図3に示すように、長尺のアルミ箔202
を間に挟みながら、該アルミ箔202の送りと同期して
それぞれ回転する2つのローラ(上ローラ12及び下ロ
ーラ14)を具備する。
【0038】上ローラ12は、図5に示すように、少な
くともその外周面からパンチ16が進退自在とされた可
動パンチ部18を有し、下ローラ14は、少なくとも前
記可動パンチ部18におけるパンチ16と対応する位置
にダイス孔20が形成されたダイス部22を有する。
【0039】また、前記下ローラ14は、前記ダイス部
22に加えて、その外周面にパンチ24が固定された固
定パンチ部26を有し、上ローラ12は、前記可動パン
チ部18に加えて、前記下ローラ14に設けられた固定
パンチ部26のパンチ24と対応する位置にダイス孔2
8が形成されたダイス部30を有する。
【0040】上ローラ12に設けられた可動パンチ部1
8は、図6に示すように、上ローラ12の外周部に設け
られた多数の貫通孔32と、前記上ローラ12内に、弾
性部材34を介して、該上ローラ12の半径方向に、そ
れぞれ貫通孔32を通して移動自在に配設された多数の
パンチ16と、上ローラ12の同軸上に固定され、外周
部が前記多数のパンチ16の後退時のストッパとして機
能するパンチストッパ部材36と、該パンチストッパ部
材36における外周部の一部に固定され、前記パンチ1
6の先端部を上ローラ12の外周面よりも外方に突出さ
せるためのカム部材38とを有する。弾性部材34とし
ては、例えば図6に示すように圧縮コイルばね等を用い
ることができる。
【0041】具体的に説明すると、この孔あけ装置10
Aは、図3及び図4に示すように、基台40に対して鉛
直方向に立ち上がるように設けられた2つの支持板42
及び44を有し、各支持板42及び44の上部と下部に
は、それぞれ回転軸46及び48を挿通するための貫通
孔(図示せず)が形成され、更に、各回転軸46及び4
8のための一対の軸受部(50a、50b)及び(52
a、52b)が例えばネジ止めによって固着されてい
る。
【0042】そして、上ローラ12は、円板54の外周
部分に一方向に立ち上がるリング状の側壁56が一体に
形成された断面ほぼコ字状の円板形状を有し、その基部
の円板54が、回転軸46に固着された歯車58の一方
の板面に例えばネジ止め等によって固定されている。
【0043】リング状の側壁56には、上ローラ12の
中心に向かう多数の孔28及び32(図5参照)が形成
され、これら多数の孔28及び32のうち、可動パンチ
部18を構成する貫通孔32には、それぞれパンチ16
が挿通されている。このとき、パンチ16の先端が上ロ
ーラ12の外方を向くように挿通される。
【0044】パンチストッパ部材36は、支持板44に
例えばネジ止めによって固着され、回転軸46に対して
回転自在とされて支持板44と共に固定状態とされた支
持部60と、該支持部60の先端に固着され、上ローラ
12の円板54とリング状の側壁56にて形成される収
容空間62に収容された円板部64とを有する。
【0045】円板部64は、その外周部分に一方向(上
ローラ12側)に立ち上がるリング状の側壁66が形成
された断面ほぼコ字状の円板形状を有し、その外径は、
上ローラ12における側壁56の内径よりも小に設定さ
れている。つまり、上ローラ12における側壁56の内
周面と、パンチストッパ部材36における円板部64の
側壁66の外周面との間には、弾性部材34を収容する
ための空間68が形成されている。
【0046】パンチ16は、図5及び図6に示すよう
に、貫通孔32を挿通するパンチ本体16aと、該パン
チ本体16aの後端部に設けられ、外径が貫通孔32の
径よりも大に設定された受け部16bが一体にあるいは
別体に形成されて構成されている。そして、弾性部材3
4は、各パンチ16におけるパンチ本体16aを挿通
し、かつ、各パンチ16の受け部16bと上ローラ12
における側壁56の内周面との間に位置するように設置
される。
【0047】従って、各パンチ16は、弾性部材34に
よって上ローラ12の中心に向かう方向に付勢されるこ
とになるが、パンチストッパ部材36の側壁66によっ
て、その変位が規制され、例えば、パンチ16の先端1
6cが上ローラ12の外周面から所定深さtだけ埋没し
た位置に維持されている。
【0048】前記パンチストッパ部材36は、下ローラ
14に最も近接する部分、即ち、中心を通る鉛直線の最
下部の部分に円筒状のカム部材38が固着されている。
このカム部材38は、図6に示すように、その一部が、
パンチストッパ部材36の側壁66よりも外方(下ロー
ラ14寄り)に位置するように固着されている。
【0049】このカム部材38は、図6の例では、断面
円形状に形成されているが、円形状に代えて複数の曲率
を持ったカム形状にしてもよい。この場合、パンチ16
の配列ピッチや上ローラ12及び下ローラ14の径等に
よって任意に曲率を選定することができる。
【0050】一方、下ローラ14は、円板80の外周部
分に一方向に立ち上がるリング状の側壁82が一体に形
成された断面ほぼコ字状の円板形状を有し、その基部の
円板80が、回転軸48に固着された歯車84の一方の
板面に例えばネジ止め等によって固定されている。
【0051】この下ローラ14における円板80の外径
は、上ローラ12における円板54とほぼ同一の外径を
有し、上ローラ12が固着された歯車58と下ローラ1
4が固着された歯車84も互いにほぼ同一の径を有す
る。従って、上ローラ12と下ローラ14は、互いに方
向を逆にしてほぼ同じ回転数で回転することになる。
【0052】図5に示すように、前記リング状の側壁8
2には、上ローラ12に設置されたパンチ16と対応す
る位置に、下ローラ14の中心に向かう多数の貫通孔、
つまり、前記パンチ16を受けるためのダイス孔20が
形成されている。
【0053】また、この下ローラ14の外周面には、外
方に突出する多数のパンチ24が設けられている。この
パンチ24は、上述した上ローラ12における可動パン
チ部18のパンチ16とは異なり、下ローラ14に固定
された状態となっている。
【0054】従って、上ローラ12の側壁56には、前
記下ローラ14のパンチ24に対応する部分に、上ロー
ラ12の中心に向かう多数の貫通孔、つまり、前記パン
チ24を受けるためのダイス孔28が形成されている。
【0055】そして、上ローラ12のうち、側壁56に
設けられた貫通孔32、パンチ16、弾性部材34及び
カム部材38が上述した可動パンチ部18を構成し、ダ
イス孔28が形成された部分が上述したダイス部30を
構成する。一方、下ローラ14のうち、パンチ24が形
成された部分が上述した固定パンチ部26を構成し、ダ
イス孔20が形成された部分が上述したダイス部22を
構成する。
【0056】第1の実施の形態に係る孔あけ装置10A
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用効果について説明する。
【0057】まず、例えば上ローラ12の回転軸46が
一方向に回転することによって、上ローラ12に固定さ
れた歯車58と上ローラ12とが一方向に回転し、同時
に下ローラ14に固定された歯車84と該下ローラ14
が他方向に回転する。このとき、パンチストッパ部材3
6は、固定状態を維持している。この状態で、アルミ箔
202が上ローラ12と下ローラ14間に搬送される。
【0058】そして、上ローラ12においては、可動パ
ンチ部18におけるパンチ16が弾性部材34による付
勢によって、上ローラ12の中心に向かう方向に後退し
た状態(上ローラ12内に埋没した状態)で、かつ、パ
ンチストッパ部材36によってその後退がある範囲で規
制された状態で上ローラ12と共に回転する。前記範囲
は、上述したように、パンチ16の先端16cが上ロー
ラ12内に所定深さtだけ埋没した位置とすると好適で
ある。
【0059】前記パンチ16がパンチストッパ部材36
に固定されたカム部材38に到達した段階で、パンチ1
6は、カム部材38によって変位して、その先端16c
が上ローラ12の外周面よりも外方に突出し、対向する
下ローラ14のダイス孔20に入り込む。このとき、ア
ルミ箔202は、前記パンチ16の先端16cの変位に
よってパンチ孔206(図2A参照)があけられ、同時
に前記パンチ16の移動方向(下方)に沿って延在する
バリ208が形成される。
【0060】また、アルミ箔202は、下ローラ14の
パンチ24(固定パンチ部26のパンチ24)によって
別の位置にパンチ孔206があけられ、同時に前記パン
チ24の穿孔方向(上方)に沿って延在するバリ208
が形成される。
【0061】上ローラ12において、カム部材38を通
過したパンチ16は再び弾性部材34によって上ローラ
12の中心に向かって後退させられ、その先端16cは
上ローラ12内に所定深さtだけ埋没した位置に規制さ
れる。
【0062】このように、第1の実施の形態に係る孔あ
け装置10Aにおいては、複雑な制御系を使用する必要
がなく、少なくとも上ローラ12、貫通孔32、パンチ
16、弾性部材34、パンチストッパ部材36及びカム
部材38を有する簡単な構成で済むため、アルミ箔20
2のような長尺物の孔あけコストを大幅に低廉化するこ
とができる。
【0063】また、パンチ16は、カム部材38に到達
していない間は、弾性部材34で上ローラ12内に埋没
した状態(後退した状態)にあり、カム部材38に到達
した段階、即ち、上ローラ12の外周面でアルミ箔20
2を押さえるというパッドの役目を果たしている段階に
おいて、パンチ16が突出することになるため、アルミ
箔202に不要な力を与えることがなくなり、アルミ箔
202にしわが生じることを有効に防止することができ
る。
【0064】特に、この第1の実施の形態に係る孔あけ
装置10Aにおいては、アルミ箔202の両方向から孔
あけが行われ、この孔あけによって発生するバリ208
は両方向に延在して形成されることになる。
【0065】そのため、例えば、キャパシタ電極200
を構成するアルミ箔202に例えばカーボンシート21
2を積層する場合などに、アルミ箔202の両面にカー
ボンシート212を強固に固着することが可能となり、
しかも、アルミ箔202とカーボンシート212との導
通も確実に行わせることができる。
【0066】次に、第1の実施の形態に係る孔あけ装置
10Aのいくつかの変形例について図7A及び図7Bを
参照しながら説明する。
【0067】まず、第1の変形例に係る孔あけ装置10
Aaは、上述した第1の実施の形態に係る孔あけ装置1
0Aとほぼ同じ構成を有するが、パンチ16の先端形状
が、以下のように異なる。
【0068】即ち、このパンチ16の先端形状は、図7
Bに示すように、少なくとも孔あけに供する部分がテー
パ面とされている。具体的には、パンチ16の先端形状
は、第1のテーパ面90とそれに連続する第2のテーパ
面92とで構成されている。
【0069】第1のテーパ面90は、パンチ16の先端
部における根元部分からパンチ16の先端16cに向か
って形成され、鉛直線に対する傾斜角はθとされてい
る。第2のテーパ面92は、第1のテーパ面90からパ
ンチ16の先端16cにかけて連続して形成され、鉛直
線に対する傾斜角はφ(>θ)とされている。
【0070】一般に、パンチ16の先端部分は、図7A
にも示すように、1つのテーパ面94が形成されて、ア
ルミ箔202等に孔をあけやすいように構成されてお
り、特に、パンチ16の先端部分のうち、ダイス孔20
内に進入する根元部分は、鉛直線に沿った垂直面96と
されている。
【0071】パンチ16によって形成されたパンチ孔2
06は、通常、その周囲に孔あけの方向に沿ってバリ2
08が生じるが、前記根元部分が垂直面96となってい
ると、このバリ208がダイス孔20に張り付いて抜け
にくくなり、上ローラ12及び下ローラ14の回転系や
アルミ箔202の搬送系を停止させるおそれがある。こ
の場合、アルミ箔202に対するパンチ孔206の連続
形成が困難になる。
【0072】一方、この第1の変形例に係る孔あけ装置
10Aaは、パンチ16の先端形状が、2つのテーパ面
90及び92で構成されて、パンチ16の先端部分のう
ち、ダイス孔20内に進入する根元部分が第1のテーパ
面90とされているため、パンチ16による孔あけによ
って生じるバリ208は、第1のテーパ面90に沿って
延在することになり、下ローラ14におけるダイス孔2
0に接触することがなくなる。
【0073】これにより、孔あけ後のバリ208の張り
付き(ダイス孔20に対する張り付き)を防止すること
ができ、アルミ箔202に対するパンチ孔206の連続
形成をスムーズに行うことができる。
【0074】また、パンチ16の先端形状を第1のテー
パ面90とそれに連続する第2のテーパ面92とで構成
することにより、パンチ16によるアルミ箔202への
孔あけがスムーズになる。そのため、上ローラ12及び
下ローラ14の回転系やアルミ箔202の搬送系に不要
な負荷を与えることがなくなり、アルミ箔202に対す
るパンチ孔206の連続形成を円滑に行うことができ
る。
【0075】次に、第2の変形例に係る孔あけ装置10
Abについて図8〜図10Bを参照しながら説明する。
【0076】この第2の変形例に係る孔あけ装置10A
bは、図8に示すように、上述した第1の実施の形態に
係る孔あけ装置10Aとほぼ同じ構成を有するが、アル
ミ箔202の両面にそれぞれベルト100及び102を
押圧させた状態で搬送させるベルト搬送機構104を有
する点で異なる。
【0077】このベルト搬送機構104は、孔あけ装置
10Abの上流側に設置された一対のベルト搬送ローラ
106a及び106bと、一対の押さえローラ108a
及び108bを有して構成されている。上ベルト100
は、上側のベルト搬送ローラ106aと上ローラ12間
を搬送し、下ベルト102は、下側のベルト搬送ローラ
106bと下ローラ14間を搬送するように設置されて
いる。
【0078】そして、上ベルト100及び下ベルト10
2は、図9に示すように、例えば薄い鋼板で構成され、
上ローラ12におけるパンチ16と下ローラ14におけ
るパンチ24にそれぞれ対応した位置に孔110及び1
12が形成されている。
【0079】上ベルト100に設けられる孔110と下
ベルト102に設けられる孔112の各径を調整するこ
とによって、バリ208の形成状態を変化させることが
可能となる。
【0080】例えば、図10Aに示すように、例えば下
ベルト102の孔112の径d2をダイス孔28(上ロ
ーラ12に設けられたダイス孔28)の径dよりも小と
し、上ベルト100の孔110の径d1をダイス孔28
の径dよりも大きくする。これにより、形成されるバリ
208は、その根元部分と先端部分近傍で折れ曲がり、
特に根元部分の曲率が大きくなる。
【0081】また、図10Bに示すように、例えば下ベ
ルト102の孔112の径d2をダイス孔28の径dよ
りも小とし、上ベルト100の孔110の径d1をダイ
ス孔28の径dよりも小さくする。これにより、形成さ
れるバリ208は、その根元部分のみで折れ曲がり、特
に該根元部分の曲率は図10Aの例よりも小さくなる。
いずれのバリ208の形状を選ぶかは任意である。
【0082】この第2の変形例に係る孔あけ装置10A
bにおいては、上ローラ12のパンチ16と下ローラ1
4のパンチ24に対応する位置に孔110及び112を
有し、かつ、アルミ箔202の両面を押圧しながら該ア
ルミ箔202の送りと同期して移動する上ベルト100
及び下ベルト102を備えるようにしたので、アルミ箔
202が上ベルト100及び下ベルト102によって押
圧されながら該アルミ箔202にパンチ孔206が形成
されることになる。即ち、上ベルト100及び下ベルト
102が前記孔あけに対するパッドの役目を果たし、し
かも、上ローラ12に設けられた可動パンチ部18によ
る効果との相乗効果により、アルミ箔202にしわが生
じることを有効に防止することができる。
【0083】次に、第2の実施の形態に係る孔あけ装置
10Bについて図11を参照しながら説明する。
【0084】この第2の実施の形態に係る孔あけ装置1
0Bは、図11に示すように、上述した第1の実施の形
態に係る孔あけ装置10Aとほぼ同じ構成を有するが、
下ローラ14に固定パンチ部26に代えて可動パンチ部
120が設けられている点で異なる。
【0085】即ち、下ローラ14に設けられた可動パン
チ部120は、下ローラ14の外周部に設けられた多数
の貫通孔122と、前記下ローラ14内に、それぞれ圧
縮コイルばね等の弾性部材124を介して、該下ローラ
14の半径方向に、それぞれ貫通孔122を通して移動
自在に配設された多数のパンチ126と、下ローラ14
の同軸上に固定され、外周部が前記多数のパンチ126
の後退時のストッパとして機能するパンチストッパ部材
128と、該パンチストッパ部材128における外周部
の一部に固定され、前記パンチ126の先端部を下ロー
ラ14の外周面よりも外方に突出させるためのカム部材
130とを有する。
【0086】この第2の実施の形態に係る孔あけ装置1
0Bにおいては、アルミ箔202の両方向から上ローラ
12における可動パンチ部18と下ローラ14における
可動パンチ部120にてパンチ孔206を形成するた
め、アルミ箔202の両面に低コストで、しかも、しわ
を発生させることなく、高精度のパンチ孔を形成するこ
とができる。
【0087】この第2の実施の形態に係る孔あけ装置1
0Bにおいても、上述した第1の変形例に係る孔あけ装
置10Aa及び第2の変形例に係る孔あけ装置10Ab
と同様の構成を採用することができる。
【0088】なお、この発明に係る孔あけ装置は、上述
の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱すること
なく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る孔あ
け装置によれば、以下のような効果を奏することができ
る。 (1) 可動パンチの移動機構を簡単な構成で実現させ
ることができ、長尺物の孔あけコストを大幅に低廉化す
ることができる。 (2) 長尺物にしわを生じさせることなく孔あけ加工
を行うことができる。 (3) 可動パンチのローラからの進退を円滑にするこ
とができる。 (4) 孔あけ後のバリの張り付き(ダイス部のダイス
孔に対する張り付き)を防止することができ、長尺物に
対する孔の連続形成をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1A〜図1Cは本実施の形態に係る孔あけ装
置が適用されるキャパシタ電極の製造工程を示す工程図
である。
【図2】図2Aはアルミ箔にパンチ孔を設けた状態を示
す断面図であり、図2Bはパンチ孔が形成されたアルミ
箔の両面にカーボンシートを圧着させた状態を示す断面
図である。
【図3】第1の実施の形態に係る孔あけ装置を一部破断
して示す正面図である。
【図4】第1の実施の形態に係る孔あけ装置を一部破断
して示す側面図である。
【図5】第1実施の形態に係る孔あけ装置において、上
ローラと下ローラとが最も近接する部分の構成を拡大し
て示す断面図である。
【図6】上ローラに設けられた可動パンチ部の動作を示
す断面図である。
【図7】図7Aは通常の先端形状を有するパンチでアル
ミ箔にパンチ孔を形成した状態を示す説明図であり、図
7Bは第1の変形例に係る孔あけ装置におけるパンチで
アルミ箔にパンチ孔を形成した状態を示す説明図であ
る。
【図8】第2の変形例に係る孔あけ装置を示す概略構成
図である。
【図9】第2の変形例に係る孔あけ装置において、アル
ミ箔の両面を上ベルトと下ベルトで押圧する状態を示す
説明図である。
【図10】図10Aは上ベルトに形成された孔と下ベル
トに形成された孔の各径の第1の関係を示す説明図であ
り、図10Bは上ベルトに形成された孔と下ベルトに形
成された孔の各径の第2の関係を示す説明図である。
【図11】第2の実施の形態に係る孔あけ装置におい
て、上ローラと下ローラとが最も近接する部分の構成を
拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
10、10A、10Aa、10Ab、10B…孔あけ装
置 12…上ローラ 14…下ローラ 16…パンチ 18…可動パンチ
部 20…ダイス孔 22…ダイス部 24…パンチ 26…固定パンチ
部 28…ダイス孔 30…ダイス部 32…貫通孔 34…弾性部材 36…パンチストッパ部材 38…カム部材 90…第1のテーパ面 92…第2のテー
パ面 100…上ベルト 102…下ベルト 120…可動パンチ部 122…貫通孔 124…弾性部材 126…パンチ 128…パンチストッパ部材 130…カム部材 200…キャパシタ電極 202…アルミ箔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B21D 43/02 B21D 43/02 A (72)発明者 渡辺 頼之 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E048 LA01 LA10 LB10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に搬送される長尺物に対して連続的
    に孔あけを行う孔あけ装置において、 前記長尺物を間に挟みながら、前記長尺物の送りと同期
    してそれぞれ回転する2つのローラを具備し、 前記2つのローラのうち、一方のローラは、少なくとも
    その外周面からパンチが進退自在とされた可動パンチ部
    を有し、他方のローラは、少なくとも前記パンチと対応
    する位置にダイス孔が形成されたダイス部を有し、 前記可動パンチ部は、前記ローラ内に弾性部材を介して
    該ローラの半径方向に移動自在に配設された前記パンチ
    と、 前記ローラの同軸上に固定され、外周部が前記パンチの
    後退時のストッパとして機能するパンチストッパ部材
    と、 前記パンチストッパ部材における外周部の一部に固定さ
    れ、前記パンチの先端部を前記ローラから突出させるた
    めのカム部材とを有することを特徴とする孔あけ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の孔あけ装置において、 前記他方のローラは、前記ダイス部に加えて、その外周
    面にパンチが固定された固定パンチ部を有し、 前記一方のローラは、前記可動パンチ部に加えて、前記
    他方のローラに設けられた前記固定パンチ部のパンチと
    対応する位置にダイス孔が形成されたダイス部を有する
    ことを特徴とする孔あけ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の孔あけ装置において、 前記他方のローラは、前記ダイス部に加えて、前記一方
    のローラに設けられた前記可動パンチ部と同様の可動パ
    ンチ部を有し、 前記一方のローラは、前記可動パンチ部に加えて、前記
    他方のローラに設けられた前記可動パンチ部のパンチと
    対応する位置にダイス孔が形成されたダイス部を有する
    ことを特徴とする孔あけ装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の孔あ
    け装置において、 前記パンチと対応する位置に貫通孔を有し、かつ、前記
    長尺物の両面を押圧しながら前記長尺物の送りと同期し
    て移動する押圧手段を備えたことを特徴とする孔あけ装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の孔あ
    け装置において、 前記パンチは、その先端のうち、少なくとも孔あけに供
    する部分がテーパ部とされていることを特徴とする孔あ
    け装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の孔あけ装置において、 前記パンチは、その先端形状が第1のテーパ部とそれに
    連続する第2のテーパ部とで構成されていることを特徴
    とする孔あけ装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項に記載の孔あ
    け装置において、 前記長尺物は、金属箔であることを特徴とする孔あけ装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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