JP2000343032A - アルミホイールの塗膜構造およびアルミホイールの塗膜構造の形成方法 - Google Patents

アルミホイールの塗膜構造およびアルミホイールの塗膜構造の形成方法

Info

Publication number
JP2000343032A
JP2000343032A JP11261553A JP26155399A JP2000343032A JP 2000343032 A JP2000343032 A JP 2000343032A JP 11261553 A JP11261553 A JP 11261553A JP 26155399 A JP26155399 A JP 26155399A JP 2000343032 A JP2000343032 A JP 2000343032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coat
solvent
coating
aluminum wheel
hologram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11261553A
Other languages
English (en)
Inventor
Kishiro Abe
喜四郎 阿部
Hisashi Yoshimura
久志 吉村
Toru Shimizu
徹 清水
Takayuki Sato
隆行 佐藤
Tatsuya Oguri
立也 小栗
Nobuhiko Momose
信彦 百瀬
Katsumi Kunugi
克己 椚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topy Industries Ltd
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topy Industries Ltd, Nippon Paint Co Ltd filed Critical Topy Industries Ltd
Priority to JP11261553A priority Critical patent/JP2000343032A/ja
Publication of JP2000343032A publication Critical patent/JP2000343032A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 めっきの使用を排除でき、深みのあるめっき
調や、立体的あるいは虹色の色彩感を創出できるアルミ
ホイールの塗膜構造とその形成方法の提供。 【解決手段】 アルミホイール1の表面に、ホログラム
クリヤーコート3を含む複数コートの塗膜を形成したア
ルミホイールの塗膜構造とその形成方法。アルミホイー
ル1の表面は前処理されている。アルミホイール1の表
面の上に粉体プライマーコート4や溶剤または水系ベー
スコート5を形成し、その上にホログラムコート3を形
成してもよい。ホログラムクリヤーコート3の上にトッ
プコート5を形成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミホイールの
塗膜構造およびアルミホイールの塗膜構造の形成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】アルミホイールには、意匠性、耐蝕性を
向上させるために、塗装またはめっきが施される。塗装
は、通常、シルバー塗装であるが、高級感を出すために
めっき調コートのニーズもある。メッキは、通常、クロ
ムめっきである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のアルミ
ホイールの塗装およびめっきにはつぎの問題がある。 1)シルバー塗装では、顔料が不定形で、かつランダム
な配列をしているため、光輝感が出ない。 2)めっき調コートでは、平滑で薄膜なアルミフレーク
顔料(厚み=1μm以下)を使用するため、光輝感を出
しやすいが、 平行配列しないと光輝感が出にくい。すなわち、アル
ミ鋳肌(飾り窓部はアルミ鋳肌への塗装となる)のよう
に凹凸がある場合は光輝感が発揮できない、 隠蔽性に劣るため、下地の色が全体の外観に影響を及
ぼす、などの特性がある。したがって、めっき調コート
のみの色調では意匠性に乏しい。 3)クロムの湿式めっきは、作業環境がよくない。ま
た、製造工程が複雑なためコストが極めて高い。 上記の問題点を解決するため、先に出願人はめっきの使
用を排除でき、しかも深みのある色調を実現できるめっ
き調アルミホイールの塗膜構造を開発した。(特願平1
0ー319471)しかし、この塗膜構造は、光輝感は
出せるものの、特に、シルバー塗装では、顔料が不定形
で、かつランダムな配列をしているために、光輝感がい
ま一つ満足できないことと、色彩的に変化のあるイメー
ジを創出することはできなかった。本発明の目的は、め
っきの使用を排除でき、しかも深みのあるめっき調や、
立体的、あるいは虹色の色彩感を創出できるアルミホイ
ールの塗膜構造およびアルミホイールの塗膜構造の形成
方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明はつぎの通りである。 (1) アルミホイールの表面に、ホログラムクリヤー
コートを含む複数コートの塗膜を形成したアルミホイー
ルの塗膜構造。 (2) アルミホイールの前処理した表面に、下層側か
ら上層側に順に、カラー&粉体プライマーコート、粉体
ホログラムクリヤーコートを形成したアルミホイールの
塗膜構造。 (3) アルミホイールの前処理した表面に、下層側か
ら上層側に順に、粉体プライマーコート、溶剤あるいは
水性カラーベースコート、溶剤あるいは水性のホログラ
ムクリヤーコート、溶剤あるいは粉体トップコートを形
成したアルミホイールの塗膜構造。 (4) アルミホイールの前処理した表面に、下層側か
ら上層側に順に、粉体&カラープライマーコート、溶剤
あるいは水性ホログラムクリヤーコート、溶剤または水
性あるいは粉体のクリヤートップコートを形成したアル
ミホイールの塗膜構造。 (5) アルミホイールの前処理した表面に、下層側か
ら上層側に順に、溶剤または水性のカラーベースコー
ト、溶剤または水性のホログラムクリヤーコート、溶剤
または粉体あるいは水性のトップクリヤーコートを形成
したアルミホイールの塗膜構造。 (6) アルミホイールの前処理した表面に、下層側か
ら上層側に順に、粉体プライマーコート、溶剤または水
系シルバーコート、溶剤または水系クリヤーコート、溶
剤または水系ホログラムクリヤーコート、溶剤または粉
体あるいは水系のトップクリヤーコートを形成したアル
ミホイールの塗膜構造。 (7) アルミホイールの前処理した表面に、下層側か
ら上層側に順に、粉体プライマーコート、溶剤または水
系ベースコート、溶剤または水系メッキ調コート、溶剤
または水系ホログラムクリヤーコート、溶剤または粉体
あるいは水系トップクリヤーを形成したアルミホイール
の塗膜構造。 (8) アルミホイールの前処理した表面に、下層側か
ら上層側に順に、粉体&カラープライマーコート、溶剤
または水系メッキ調コート、溶剤または水系のホログラ
ムクリヤーコート、溶剤または粉体あるいは水系トップ
クリヤーコートを形成したアルミホイールの塗膜構造。 (9) アルミホイール基材の上に、下記(1)〜
(4)のうち(3)を含む2コート以上の塗膜層を順次
形成するアルミホイールの塗膜構造の形成方法。 (1)粉体塗料から形成されるプライマーコート (2)カラーベースコート (3)ホログラムクリヤーコート (4)トップクリヤーコート (10) アルミホイール基材の上に、下記(1)〜
(4−2)のうち(3)と(4−1)を含む2コート以
上の塗膜層を順次形成し、これらの塗膜層のうち下記
(3)と(4−1)の各コートとの2層をウエットオン
ウエットで形成するアルミホイールの塗膜構造の形成方
法。 (1)粉体塗料から形成されるプライマーコート (2)カラーベースコート (3)ホログラムクリヤーコート (4−1)第1クリヤーコート (4−2)第2クリヤー上塗りコート (11) 前記カラーベースコートが、アルミニウムフ
レーク顔料含有塗料から形成された塗膜層を含む(9)
または(10)のアルミホイールの塗膜構造の形成方
法。 (12) 前記カラーベースコートが、着色顔料含有塗
料から形成された塗膜層を含む(9)または(10)の
アルミホイールの塗膜構造の形成方法。
【0005】上記(1)、(2)、(3)、(4)、
(5)、(6)、(7)、(8)のアルミホイールの塗
膜構造および上記(9)、(10)のアルミホイールの
塗膜構造の形成方法では、コート層中に、ホログラムの
クリヤーコート(ホログラム顔料含有光輝性塗料から形
成される光輝性クリヤー塗膜層)を含むので、虹色の色
彩感や立体感を創出できる。また、上記(6)、(7)
のアルミホイールの塗膜構造および上記(11)のアル
ミホイールの塗膜構造の形成方法では、めっき調コート
(アルミニウムフレーク顔料含有塗料から形成された塗
膜層)とホログラムクリヤーコートのコンビネーション
によって、めっき調コートの光沢感を向上させることが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のアルミホイールの塗膜構
造およびアルミホイールの塗膜構造の形成方法の共通構
成部分を、たとえば図1〜図5、図10、図11を参照
して、説明する。本発明のアルミホイールの塗膜構造
は、アルミ(アルミ合金を含む)ホイール1の表面に、
ホログラムクリヤーコート3(ホログラム顔料3a含有
光輝性塗料から形成される光輝性クリヤーコート)を含
む複数のコートの塗膜を形成した塗膜構造からなる。複
数のコートは、粉体プライマー4、カラーベースコート
7、メッキ調コート8、クリヤートップコート6を含ん
でいてもよい。本発明のアルミホイールの塗膜構造の形
成方法は、アルミ(アルミ合金を含む)ホイール基材1
の上に、粉体塗料から形成されるプライマーコート4、
カラーベースコート5、ホログラムクリヤーコート3、
トップクリヤーコート6のうち、光輝性クリヤーコート
3を含む2コート以上の塗膜層を、順次形成する方法か
らなる。トップクリヤーコートは、第1クリヤーコー
ト、第2クリヤー上塗りコートから形成されていてもよ
い。その場合、ホログラムクリヤーコートと第1クリヤ
ーコートとの2層をウエットオンウエットで形成しても
よい。各塗膜を形成する方法はとくに限定されないが、
スプレー法、ロールコーター法等あり、粉体塗料を塗装
する場合は静電塗装が好ましく、また、複数回塗装する
ことも可能である。乾燥条件は、80〜160℃で所定
時間焼き付けられ、塗膜を得ることができる。
【0007】アルミホイール基材 アルミホイールのうち外から見える部分の、複数のコー
トが塗装される表面は、切削面1aと鋳肌面1b(たと
えば、図1参照)を含む。アルミホイールの前面は切削
面であり、飾り窓(ベンチレーション)の表面は鋳肌面
である。アルミホイールの複数のコートが塗装される表
面は、塗装に先立ち前処理が施される。
【0008】前処理 この前処理は、従来は 脱脂+化成(クロメート)であり、従来と同じ前処理
を適用してもよいが、望ましくは、酸洗をいれてつぎの
〜の何れかによる。 脱脂+酸洗+化成(クロメート) 脱脂(酸洗効果を付与)+化成(クロメート) 脱脂+酸洗+化成(ノンクロメート) 脱脂+酸洗+化成(ノンクロメート)+後処理 脱脂(酸洗効果を付与)+化成(ノンクロメート) 脱脂(酸洗効果を付与)+化成(ノンクロメート)+
後処理 このように、酸洗を入れることで、従来に比し、優れた
耐蝕性能を発揮させることができる。
【0009】プライマーコート 粉体プライマー4(粉体塗料から形成されるプライマー
コート)とその形成方法は、つぎの通りである。プライ
マーコートとしては、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、アクリル樹脂からなる塗膜形成樹脂、架橋剤、およ
び必要に応じて顔料、硬化触媒、表面調整剤、その他の
添加剤を配合して混練し、粉砕、分級して得られる粉体
塗料により形成されるプライマーコートであり、下地を
隠蔽してもよいし、隠蔽しなくてもよい。エポキシ樹脂
としては、分子内に2個以上のオキシラン基を有する化
合物が望ましい。具体的にいえば、たとえば、グリシジ
ルエステル樹脂、ビスフェノールAとエピクロロヒドリ
ンとの縮合反応物等のグリシジルエーテル型樹脂、脂環
式エポキシ樹脂、線状脂肪族エポキシ樹脂、含臭素エポ
キシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂等を挙げることができ
る。エポキシ樹脂の硬化剤としては、たとえば、フェノ
ール性水酸基を有するエポキシ樹脂、アミン系化合物、
ジシアンジアミド、ポリイミダゾール化合物、ポリイミ
ダゾリン化合物等を挙げることができる。上記ビスフェ
ノール型エポキシ樹脂としては、たとえば、エピコート
828、エピコート1001、エピコート1004、エ
ピコート1007、エピコート1009(いずれも、シ
ェルケミカル社製)等が挙げられ、またこれらを適当な
鎖延長剤を用いて鎖延長したものも用いることができ
る。なお、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂について
は、カラーベースコートの形成で後述するものを用いる
ことができる。プライマーコートの乾燥膜厚は、塗膜平
滑性、防食性、耐チッピング性の観点から、30〜20
0μm、とくに50〜150μmとなるように塗装され
ることが好ましい。プライマーコートの形成に粉体塗料
を用いることにより、表面粗度の粗いホイール用基材の
粗度をカバーし、塗膜を平滑化することができる。な
お、粉体塗料の塗装には、静電塗装方法が用いられ、公
知の静電塗装機等を用いて行うことができる。
【0010】カラーベースコート(含むメッキ調コー
ト) カラーベースコートは1層以上形成される。カラーベー
スコート5、7、9(そのうち、アルミニウムフレーク
顔料等の光輝性顔料を含む塗膜層を、とくにメッキ調コ
ート10と呼ぶこととする)とその形成方法は、つぎの
通りである。カラーベースコートは、塗膜形成樹脂およ
び必要に応じて架橋剤とからなるビヒクルとホログラム
顔料以外の中塗塗装または上塗り塗装に用いられる光輝
性顔料(以下、光輝性顔料という)および/または着色
顔料を分散して得られる溶剤型塗料により形成してもよ
いし、または混練し、粉砕、分級して得られる粉体型塗
料により形成してもよい。溶剤型塗料としては、一液型
塗料を用いてもよいし、二液型ウレタン塗料等のような
二液型塗料を用いてもよい。上記成分の他に硬化触媒、
表面調整剤、その他の添加剤を配合してもよい。このカ
ラーベースコートは、下地を隠蔽する必要がある。カラ
ーベースコートを形成するのに用いられるカラーベース
塗料では、塗膜形成樹脂として(a)アクリル樹脂、
(b)ポリエステル樹脂、(c)アルキド樹脂、(e)
エポキシ樹脂、(f)ポリウレタン樹脂、(g)ポリエ
ーテル樹脂等が挙げられ、これらは、単独または2種以
上を組み合わせて使用することができ、好ましくはアク
リル樹脂およびポリエステル樹脂である。(a)アクリ
ル樹脂としては、アクリル系モノマーと他のエチレン性
不飽和モノマーとの共重合体を挙げることができる。上
記共重合に使用し得るアクリル系モノマーとしては、ア
クリル酸またはメタクリル酸のメチル、エチル、プロピ
ル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、2−エチル
ヘキシル、ラウリル、フェニル、ベンジル、2−ヒドロ
キシエチル、2−ヒドロキシプロピル等のエステル化
物、アクリル酸またはメタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ルのカプロラクトンの開環付加物、アクリル酸グリシジ
ル、メタクリル酸グリシジル、アクリルアミド、メタク
リルアミドおよびN−メチロールアクリルアミド、多価
アルコール(メタ)アクリル酸エステルなどがある。こ
れらと共重合可能な上記他のエチレン性不飽和モノマー
としては、スチレン、α−メチルスチレン、イタコン
酸、マレイン酸、酢酸ビニルなどがある。(b)上記ポ
リエステル樹脂としては、飽和ポリエステル樹脂や不飽
和ポリエステル樹脂等が挙げられ、たとえば、多塩基酸
と多価アルコールを加熱縮合して得られた縮合物が挙げ
られる。多塩基酸としては、たとえば、飽和多塩基酸、
不飽和多塩基酸等が挙げられ、飽和多塩基酸としては、
たとえば、無水フタル酸、テレフタル酸、コハク酸等が
挙げられ、不飽和多塩基酸としては、たとえば、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマル酸等が挙げられる。多価
アルコールとしては、たとえば、二価アルコール、三価
アルコール等が挙げられ、二価アルコールとしては、た
とえば、エチレングリコール、ジエチレングリコール等
が挙げられ、三価アルコールとしては、たとえば、グリ
セリン、トリメチロールプロパン等が挙げられる。ま
た、上記塗膜形成用樹脂には、硬化性を有するタイプと
ラッカータイプがあるが、通常硬化性を有するタイプの
ものが使用される。硬化性を有するタイプの場合には、
メラミン樹脂、(ブロック)ポリイソシアネート化合
物、アミン化合物、ポリアミド化合物、ポリイミダゾー
ル化合物、ポリイミダゾリン化合物、多価カルボン酸等
の架橋剤と混合して使用され、加熱または常温で硬化反
応を進行させることができる。また、硬化性を有しない
タイプの塗膜形成用樹脂を硬化性を有するタイプと併用
して使用することも可能である。上記ビヒクルが架橋剤
を含む場合、塗膜形成用樹脂と架橋剤との割合として
は、固形分換算で塗膜形成用樹脂が90〜50重量%、
架橋剤が10〜50重量%であり、好ましくは塗膜形成
用樹脂が85〜60重量%、架橋剤が15〜40重量%
である。架橋剤が10重量%未満では(塗膜形成用樹脂
が90重量%を超えると)、塗膜中の架橋が十分でな
い。一方、架橋剤が50重量%を超えると(塗膜形成用
樹脂が50重量%未満では)、塗料組成物の貯蔵安定性
が低下するとともに、硬化速度が大きくなるため、塗膜
外観が悪くなる。
【0011】メッキ調コートは、光輝性顔料として、従
来から塗料用として常用されている、たとえば、アルミ
ニウムフレーク顔料、着色アルミニウムフレーク顔料、
アルミナフレーク顔料、グラファイト顔料、マイカ顔
料、金属チタンフレーク顔料、ステンレスフレーク、板
状酸化鉄、フタロシアニンフレークまたは金属メッキガ
ラスフレーク等を任意の添加量で含有することができ
る。とくにアルミニウムフレーク顔料または着色アルミ
ニウムフレーク顔料を主体としたカラーベースコートを
形成することにより、アルミニウムフレークの金属光沢
とホログラム顔料の虹色感とが複合されたユニークな光
輝感が得られる。上記カラーベース塗料において、光輝
性顔料の含有量(塗料固形分100重量部に対する顔料
の固形分重量割合:PWC)は、25%未満に設定する
ことが好ましく、20%未満がより好ましい。25%を
超えると塗膜外観が低下する。上記カラーベース塗料
は、着色顔料を含有することができる。このようなもの
として、従来から塗料用として常用されている、たとえ
ば、有機顔料としては、アゾレーキ系顔料、フタロシア
ニン系顔料、インジゴ系顔料、ペリレン系顔料、キノフ
タロン系顔料、ジオキサジン系顔料、キナクリドン系顔
料、イソインドリノン系顔料、金属錯体顔料等が挙げら
れ、また、無機顔料としては、黄鉛、黄色酸化鉄、ベン
ガラ、二酸化チタン、カーボンブラック等が挙げられ
る。とくに緑、黄、青または赤等の原色系の着色顔料を
主体としたカラーベースコートをホログラムクリヤーコ
ートの下に形成することにより、これら鮮やかな着色顔
料とホログラム顔料の虹色感とが複合されたユニークな
光輝感が得られる。着色顔料を含む場合の含有量(PW
C)は、25%未満に設定することが好ましく、20%
未満がより好ましい。25%を超えると塗膜外観が低下
する。上記光輝性顔料との総顔料含有量(PWC)は、
50%未満が好ましく、30%未満がより好ましい。5
0%を超えると塗膜外観が低下する。また、タルク、炭
酸カルシウム、沈降性硫酸バリウム、シリカ等の各種体
質顔料等を併用することができる。カラーベース塗料
は、上記成分の他に、脂肪族アミドの潤滑分散体である
ポリアミドワックスや酸化ポリエチレンを主体としたコ
ロイド状分散体であるポリエチレンワックス、沈降防止
剤、硬化触媒、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング
剤、シリコーンや有機高分子等の表面調整剤、タレ止め
剤、増粘剤、消泡剤、滑剤、架橋性重合粒子(ミクロゲ
ル)等を適宜添加して含有することができる。これらの
添加剤は、通常、上記ビヒクル100重量部(固形分基
準)に対して、たとえば、それぞれ15重量部以下の割
合で配合することにより、塗料や塗膜の性能を改善する
ことができる。上記カラーベースコート塗料が溶剤型の
場合、上記構成成分を、通常、溶剤に溶解または分散し
た態様で提供される。溶剤としては、ビヒクルを溶解ま
たは分散するものであればよく、有機溶剤および/また
は水を使用し得る。有機溶剤としては、塗料分野におい
て常用されているものを挙げることができる。たとえ
ば、トルエン、キシレン等の炭化水素類、アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、セロソル
ブアセテート、ブチルセロソルブ等のエステル類、アル
コール類等を例示できる。環境の観点から有機溶剤の使
用が規制されている場合には、水を用いることが好まし
い。この場合、適量の親水性有機溶剤を含有させてもよ
い。カラーベースコートの乾燥膜厚は、10〜100μ
mが好ましい。10μm未満では、下地を隠蔽し難く、
100μmを超えると塗膜外観不良を生じるおそれがあ
る。より好ましくは20〜50μmである。
【0012】ホログラムクリヤーコート ホログラムクリヤーコートは溶剤型塗料によって形成し
てもよいし、粉体型塗料により形成してもよい。溶剤型
塗料としては、一液型塗料を用いてもよいし、二液型ウ
レタン樹脂塗料等のような二液型樹脂を用いてもよい。
上記ホログラムクリヤー塗料に含まれるビヒクル、光輝
性顔料、着色顔料、その他の成分は、上記カラーベース
コートで説明したものと同じである。ホログラムクリヤ
ーコートの乾燥膜厚は、10〜100μmが好ましい。
10μm未満ではホログラム感が十分に発現できず、1
00μmを越えると塗膜外観が不十分となるおそれがあ
る。より好ましくは20〜50μmである。ホログラム
顔料は、物体からの光の波面に相当する緩衝縞がホログ
ラム像として形成される性質を有する。これらのホログ
ラム顔料は、基板となる支持フィルムの表面に熱可塑性
樹脂層を形成し、その表面に2500Å程度の凹凸を有
するホログラム面を形成させること、薄層のフィルムを
積層させること、また、基板の表面に紫外線または電子
線硬化型樹脂層に対しレリーフ型ホログラムが形成され
たホログラム原液を圧接し、圧接後に紫外線または電子
線硬化型樹脂層を硬化させることによって得られる。さ
らにホログラム面の上を、必要に応じて、各種金属を蒸
着させて用いたり、表面に保護フィルムをラミネートし
て用いてもよい。またホログラム層および支持フィルム
は、公知の方法で着色してもよい。ホログラム顔料は、
支持フィルムに形成されたホログラム層からなるが、使
用目的に応じて、グリッター加工等により得られる任意
のサイズのフレーク状のものが用いられる。そのサイズ
は、用途に応じて10〜1000μm程度に加工する。
塗膜外観からは、10〜500μm程度が好ましい。フ
レーク形状については、目的に応じて円形状、楕円状、
四角形状等のものを用いることができる。これら市販の
ホログラム顔料として、ダイヤホログラムHG−タイ
プ、HG−Sタイプ、HG−EPタイプ、ダイヤクリス
タルカラー(いずれもダイヤ工業社製)、GEOMET
RIC PIGMENTS(スペクトラテック社製)等
が挙げられる。ホログラムクリヤーコートに含有される
ホログラム顔料のホログラムクリヤー塗料組成物におけ
る含有量(PWC)は0.01〜30%が好ましく、1
〜15%がより好ましい。0.01%を下回るとホログ
ラム感が低下し、30%を越えると塗膜外観が低下する
おそれがある。
【0013】トップクリヤーコート ホログラムクリヤーコートの上にトップクリヤーコート
が形成される。トップクリヤーコートは、ホログラム顔
料を含まないもので、無色透明なクリヤーコートであ
り、さらには半透明感を付与した、いわゆる濁りクリヤ
ーコートであってもよい。ホログラムクリヤーコートの
上にトップクリヤーコートを形成することにより、光沢
向上およびホログラム顔料の突出を防止することができ
る。トップクリヤーコートはクリヤー塗料から形成され
るが、このクリヤー塗料としては、上塗り用として常用
されているものを挙げることができ、熱硬化性樹脂と架
橋剤とを混合したものを用いることができる。トップク
リヤーコートを第1クリヤーコートと第2クリヤー上塗
りコートとの2層から構成する場合は、ホログラムクリ
ヤーコートと第1クリヤーコートとをウエットオンウエ
ットで形成し、ついで第2クリヤー上塗りコートを形成
する。このことにより、平滑性の高い深み感のある光輝
性塗膜を得ることができるので、好ましい。この場合、
ウエットオンウエットで形成する第1クリヤーコートの
クリヤー塗料は、塗膜外観向上のために、ホログラムク
リヤーコートで用いる樹脂系を適用することが好まし
い。第2クリヤー上塗りコートの形成に用いる塗料はと
くに限定されない。これらのクリヤー塗料は、必要に応
じて、その透明性を損なわない範囲で、着色顔料、体質
顔料、改質剤、紫外線吸収剤、レベリング剤、分散剤、
消泡剤等の添加剤を配合することが可能である。また、
トップクリヤーコートは、溶剤型塗料から形成してもよ
いし、粉体型塗料から形成してもよい。溶剤型塗料とし
ては、一液型塗料を用いてもよいし、二液型ウレタン樹
脂塗料等のような二液型樹脂を用いてもよい。1層のト
ップクリヤーコートの場合は、乾燥膜厚は、30〜40
0μmが好ましく、この範囲を外れると塗膜外観が不十
分となるおそれがある。より好ましくは50〜200μ
mである。トップクリヤーコートを第1クリヤーコート
と第2クリヤー上塗りコートとの2層から構成する場合
は、第1クリヤーコートの乾燥膜厚は、20〜100μ
mが好ましく、第2クリヤーコートの乾燥膜厚は、30
〜400μmが好ましく、この範囲を外れると塗膜外観
が不十分となるおそれがある。
【0014】
【実施例】アルミホイールの塗膜構造の実施例 第1実施例 本発明の第1実施例のアルミホイールの塗膜構造では、
図1〜図3に示すように、アルミホイールの塗膜構造
が、アルミホイール1の前処理した表面に、下層側から
上層側に順に、粉体カラー&プライマーコート2、粉体
ホログラムクリヤーコート3を形成したものからなる。
粉体カラー&プライマーコート2は、アクリル、ポリエ
ステル、エポキシ、エポキシポリエステル等の各樹脂か
らなる。粉体ホログラムクリヤーコート3は凹凸の外観
を有する有機・無機物質の上にアルミを蒸着した顔料
(ホログラム)を塗料中にブレンドしたコートからな
る。本発明の第1実施例の作用はつぎの通りである。粉
体カラー&プライマーコート2で、鋳肌面1bの凹部を
平滑化できるので、ホログラム顔料が平行配列し、高意
匠化をはかることができる。
【0015】第2実施例 本発明の第2実施例のアルミホイールの塗膜構造では、
図4、図5に示すように、アルミホイール1の塗膜構造
が、アルミホイール1の前処理した表面に、順に、粉体
プライマーコート4、溶剤または水系カラーベースコー
ト5(特に黒色、シルバー等)、溶剤または水系ホログ
ラムクリヤーコート3、溶剤または水系トップクリヤー
コート6からなる。粉体プライマーコート4はアクリ
ル、ポリエステル、エポキシ、エポキシポリエステル等
の各樹脂からなる。溶剤または水系カラーベースコート
5は外観ニーズに合わせた塗色で特に黒色、シルバー等
が使用される。溶剤または水系トップクリヤーコート6
はアクリル樹脂等からなる。本発明の第2実施例の作用
は次のとおりである。粉体プライマーコート4で、鋳肌
面1bの凹部を平滑化できるので、ホログラム顔料が平
行配列し、鏡面反射が得られ、高意匠化をはかることが
できる。また、溶剤または水系トップクリヤーコート6
を形成したので、耐候性に優れる。
【0016】第3実施例 本発明の第3実施例のアルミホイールの塗膜構造では、
図6、図7に示すように、アルミホイールの塗膜構造
が、アルミホイール1の前処理した表面に、下層側から
上層側に順に、粉体カラー&プライマーコート2、溶剤
または水系ホログラムクリヤーコート3、溶剤または水
系または粉体トップクリヤーコート6等からなる。粉体
カラー&プライマーコート2は、アクリル、ポリエステ
ル、エポキシ、エポキシポリエステル等の各樹脂からな
る。溶剤または水系または粉体トップクリヤーコート6
は、たとえばアクリル樹脂等からなる。本発明の第3実
施例の作用は次の通りである。粉体カラー&プライマー
コート2で、鋳肌面1bの凹部を平滑化できるので、ホ
ログラム顔料が平行配列し、高意匠化をはかることがで
きる。溶剤または水系または粉体のトップクリヤーコー
ト6を形成したので、耐候性に優れる。
【0017】第4実施例 本発明の第4実施例のアルミホイールの塗膜構造では、
図8、図9に示すように、アルミホイールの塗膜構造
が、アルミホイール1の前処理した表面に、下層側から
上層側に順に、溶剤または水系カラーベースコート5、
溶剤または水系ホログラムクリヤーコート3、溶剤また
は水系または粉体トップクリヤーコート6からなる。溶
剤または水系カラーベースコート5は外観ニーズに合わ
せた塗色で特に黒色、シルバー等が使用される。本発明
の第4実施例の作用は次のとおりである。溶剤または水
系または粉体のトップクリヤーコート6を形成したの
で、耐候性に優れる。溶剤または水系カラーベースコー
ト5によって外観意匠ニーズに合わせた塗色が選択でき
る。
【0018】第5実施例 本発明の第5実施例のアルミホイールの塗膜構造では、
図10、図11に示すように、アルミホイールの塗膜構
造が、アルミホイール1の前処理した表面に、下層側か
ら上層側に順に、粉体プライマーコート4、溶剤または
水系シルバーコート7、溶剤または水系クリヤーコート
8、溶剤または水系ホログラムクリヤーコート3、溶剤
または水系または粉体トップクリヤーコート6からな
る。粉体プライマーコート4は、アクリル、ポリエステ
ル、エポキシ、エポキシポリエステル等の各樹脂からな
る。溶剤または水系シルバーコート7は、シルバー色を
基調とする。。溶剤または水系クリヤーコート8は、シ
ルバーコート7を平滑にするためのものである。溶剤ま
たは水系または粉体トップクリヤーコート6は、アクリ
ル樹脂等からなる。第5実施例の作用は次の通りであ
る。粉体プライマーコート4によって、鋳肌の凹凸を平
滑化した塗膜を形成できる。溶剤または水系クリヤーコ
ート8と、溶剤または水系ホログラムコート3によっ
て、耐候性に優れる。
【0019】第6実施例 本発明の第6実施例のアルミホイールの塗膜構造では、
図12、図13に示すように、アルミホイールの塗膜構
造が、アルミホイール1の前処理した表面に、下層側か
ら上層側に順に、粉体プライマーコート4、溶剤または
水性ベースコート9、溶剤または水性めっき調コート1
0、溶剤または、水系ホログラムクリヤーコート3、溶
剤または水系または粉体トップクリヤーコート6からな
る。粉体プライマーコート4は、アクリル、ポリエステ
ル、エポキシ、エポキシポリエステル等の各樹脂からな
る。溶剤または水系ベースコート9は、外観意匠ニーズ
に合わせた塗色を選択し、例えば黒色、シルバー等が選
択される。溶剤または水系めっき調コート10は、めっ
き調の光沢をだすことができるコートであればよいが、
たとえば平滑薄膜(厚み=1μm以下)のアルミフレー
ク顔料を含むコートはクロムめっき調の光輝性をだすこ
とができるので使用に適する。溶剤または水系または粉
体トップクリヤーコート6は、溶剤または水系または粉
体トップクリヤーコート6は、アクリル樹脂等からな
る。第6実施例の作用は次の通りである。粉体プライマ
ーコート4によって、鋳肌の凹凸を平滑化した塗膜を形
成できる。また、めっき調コート10とホログラムコー
ト3の組み合わせによって意匠性を向上させることがで
きる。溶剤または水系または粉体トップクリヤーコート
6によって優れた耐候性が得られる。
【0020】第7実施例 本発明の第7実施例のアルミホイールの塗膜構造では、
図14、図15に示すようにアルミホイールの塗膜構造
が、アルミホイール1の前処理した表面に、下層側から
上層側に順に、粉体カラー&プライマーコート2、溶剤
または水系めっき調コート10、溶剤または水系ホログ
ラムクリヤーコート3、溶剤または水系または粉体トッ
プクリヤーコート6からなる。粉体カラー&プライマー
コート2は、アクリル、ポリエステル、エポキシ、エポ
キシポリエステル等の各樹脂からなる。溶剤または水系
めっき調コート10は、第6実施例と同一である。第7
実施例の作用は次の通りである。粉体カラー&プライマ
ーコート2によって、鋳肌の凹凸平滑化した塗膜を形成
できる。また、めっき調コート10とホログラムクリヤ
ーコート3の組み合わせによって意匠性を向上させるこ
とができる。溶剤または水系または粉体トップクリヤー
コート6によって優れた耐候性が得られる。
【0021】アルミホイールの塗膜構造の形成方法の実
施例 つぎに、本発明のアルミホイールの塗膜構造の形成方法
を実施例および比較例をあげてさらに具体的に説明する
が、本発明の方法はこれらの実施例にのみ限定されるも
のではない。なお、配合量はとくに断りのないかぎり重
量部を表す。
【0022】実施例1〜10、比較例1〜3 光輝性塗膜形成方法 アルミニウムホイール基材に、粉体塗料からなるプライ
マーコートを形成し、このプライマーコートの上にウエ
ットオンウエット(W/W)法またはウエットオンドラ
イ(W/D)法によりカラーベースコートを形成した。
なお、W/W法とは、下地塗装をした後、風乾等により
乾燥し、未硬化状態または半硬化状態の下地塗装に塗装
する方法であり、W/D法とは、下地塗装を焼き付けて
硬化させた下地塗装に塗装する方法である。カラーベー
スコート形成後、さらにW/W法またはW/D法により
カラーベースコート上に、ホログラムクリヤーコートを
形成した。各層の塗料の調整、形成はつぎの通りであっ
た。ホログラムクリヤー塗料組成物の調整 アクリル樹脂(スチレン/メチルメタクリレート/エチ
ルメタクリレート/ヒドロキシエチルメタクリレート/
メタクリル酸の共重合体、数平均分子量約20000、
水酸基価45、酸価15、固形分50重量%)と、メラ
ミン樹脂(商品名:「ユーバン20SE」、三井化学
(株)製、固形分60重量%)とを、80:20の固形
分重量比で配合して得たビヒクルに対し、ホログラム顔
料A(平均粒径100μm、商品名:ダイヤホログラム
HG−S5EP」、ダイヤ工業社製)、ホログラム顔料
B(平均粒径50μm、商品名:「375GEOMET
RIC PIGMENTS」、スペクトラテック社製)
を表1に示す割合で配合した。ついで、有機溶剤(トル
エン/キシレン/酢酸エチル/酢酸ブチルの重量比=7
0/15/10/5)とともに攪拌機により塗装適正粘
度になるように攪拌混合し、ホログラムクリヤー塗料組
成物を調整した。ただし、比較例は、ホログラム顔料の
代わりに、表1中において、Cで示したホワイトマイカ
顔料(イリオジン103WII、メルク社製)を用いた。
【0023】基材 アルミ合金(AC4C材)ホイールをクロメート処理剤
(商品名:「アルサーフ1000」、日本ペイント社
製)を使用して処理した。
【0024】プライマーコートの形成 プライマーコートとして粉体クリヤー塗料(商品名:
「パウダックスA−400クリヤー」、日本ペイント社
製)を乾燥膜厚が、100μmとなるように基材に塗装
し、160℃で20分間焼き付け、これを基材Aとし
た。比較例用して、プライマーコートを溶剤型クリヤー
塗料(商品名:「スーパーラックM−90クリヤー」、
日本ペイント社製)を乾燥膜厚が、50μmとなるよう
基材に塗装し、140℃で20分間焼き付け、これを基
材Bとした。
【0025】カラーベースコートの形成 カラーベース塗料B1(商品名:「スーパーラックM−
90イエロー」、日本ペイント社製)またはカラーベー
ス塗料B2(商品名:「スーパーラックM−90シルバ
ーメタリック」、日本ペイント社製)を乾燥膜厚が30
μmとなるよう基材Aまたは基材Bにスプレー塗装し、
140℃で20分間焼き付け、カラーベース塗膜層を形
成した。
【0026】ホログラムクリヤーコートおよびクリヤー
コートの形成 カラーベースコートが形成された基材に、表1に示す塗
料の組み合わせで塗膜形成を行った。本発明のアルミホ
イールの塗膜構造の形成方法の実施例1〜4、8、9お
よび比較例は、先に調整したホログラムクリヤー塗料を
乾燥膜厚30μmになるように塗装した。ついで、ウエ
ットオンウエット(表1中:W/Wと記載)または14
0℃で20分間焼き付けた後、以下のクリヤー塗料を使
用し、溶剤型塗料では、乾燥膜厚が50μm、粉体型塗
料では、乾燥膜厚が100μmとなるように、トップク
リヤーコートを形成した。トップクリヤーコートの焼き
付け条件は、表1に示す温度で20分間行った。ただ
し、実施例5〜7および10は、ホログラムクリヤーコ
ートを形成し、ウエットオンウエットで下記クリヤー塗
料3Cにより第1クリヤーコートを乾燥膜厚が50μm
となるように形成し、下記クリヤー塗料3Aにより第2
クリヤーコートを乾燥膜厚が50μmとなるように形成
した。焼き付け条件は、時間は20分、温度は表1に示
した。得られた塗膜の光輝感および塗膜外観を、下記評
価方法で評価し、結果を表1に示す。 3A…溶剤型アクリル樹脂系クリヤー塗料(商品名:
「スーパーラック5000AW−10クリヤー」、日本
ペイント社製) 3B…粉体型クリヤー塗料アクリル樹脂系クリヤー塗料
(商品名:「パウダックスA−400クリヤー」、日本
ペイント社製) 3C…溶剤型アクリル樹脂系クリヤー塗料(商品名:
「スーパーラック5000AW−2クリヤー」、日本ペ
イント社製、ホログラムクリヤー塗料の樹脂と同じ樹脂
系塗料)の3種類である。
【0027】評価方法 光輝感:塗膜のプリズム効果が大きく、ホログラム顔料
の一つ一つが見る角度によって虹色に変化する光輝感を
目視で評価した。 5…上記光輝感が顕著に認められ、深み感もある。 4…上記光輝感が顕著に認められる。 3…上記光輝感が認められる。 2…上記光輝感が多少認められる。 1…上記光輝感が認められない。 塗装外観:形成された塗膜の仕上がり状態を目視で評価
した。 3…平滑な塗膜が形成され、外観上問題なし 2…上記レベルよりは平滑性はないが、外観上問題ない
レベル 1…下地の粗度の隠蔽不良、ホログラム顔料の突出、ワ
キ等の外観不良あり
【0028】
【表1】
【0029】表1の結果からわかるように、本発明のア
ルミニウムホイールの塗膜構造の形成方法の実施例1〜
10では、塗膜外観が良好で、ホログラム感を有する光
輝感が発現された。一方、比較例1および2では、ホロ
グラム顔料の代わりに、ホワイトマイカ顔料を使用した
ため、ホログラム感を有する光輝感は発現されなかっ
た。また、比較例3では、プライマーとして溶剤型塗料
を用いたため、アルミホイールの素地の粗度が隠蔽され
ず、塗膜外観が良くなかった。
【0030】
【発明の効果】請求項1〜8のアルミホイールの塗膜構
造によれば、アルミホイールの表面に、ホログラムクリ
ヤーコートを含む複数コートの塗膜を形成したので、虹
色の色彩感や立体感を創出できる。また、請求項6、7
のアルミホイールの塗膜構造では、めっき調コートとホ
ログラムコートのコンビネーションによって、めっき調
コートの光沢感を向上させることができる。請求項2の
アルミホイールの塗膜構造によれば、粉体&カラープラ
イマーコートで、鋳肌面の凹部を平滑化できるので、ホ
ログラム顔料が平行配列し、高意匠化をはかることがで
きる。請求項3のアルミホイールの塗膜構造によれば、
粉体プライマーコートで、鋳肌面の凹部を平滑化できる
ので、ホログラム顔料が平行配列し、鏡面反射が得ら
れ、高意匠化をはかることができる。また、溶剤または
水系トップクリヤーコートを形成したので、耐候性に優
れる。請求項4のアルミホイールの塗膜構造によれば、
粉体&カラープライマーコートで、鋳肌面の凹部を平滑
化できるので、ホログラム顔料が平行配列し、高意匠化
をはかることができる。溶剤または水系または粉体のト
ップクリヤーコートを形成したので、耐候性に優れる。
請求項5のアルミホイールの塗膜構造によれば、溶剤ま
たは水系または粉体のトップクリヤーコートを形成した
ので、耐候性に優れる。溶剤または水系カラーベースコ
ートによって外観意匠ニーズに合わせた塗色が選択でき
る。請求項6のアルミホイールの塗膜構造によれば、粉
体プライマーコートによって、鋳肌の凹凸を平滑化した
塗膜を形成できる。溶剤または水系クリヤーコートと、
溶剤または水系ホログラムクリヤーコートによって、耐
候性に優れる。請求項7のアルミホイールの塗膜構造に
よれば、粉体プライマーコートによって、鋳肌の凹凸を
平滑化した塗膜を形成できる。また、めっき調コートと
ホログラムクリヤーコートの組み合わせによって意匠性
を向上させることができる。溶剤または水系または粉体
トップクリヤーコートによって優れた耐候性が得られ
る。請求項8のアルミホイールの塗膜構造によれば、粉
体カラー&プライマーコートによって、鋳肌の凹凸平滑
化した塗膜を形成できる。また、めっき調コートとホロ
グラムクリヤーコートの組み合わせによって意匠性を向
上させることができる。溶剤または水系または粉体トッ
プクリヤーコートによって優れた耐候性が得られる。請
求項9〜12のアルミホイールの塗膜構造の形成方法に
よれば、ホログラム顔料をクリヤー塗料中に配合するこ
とにより、得られた塗膜のプリズム効果が大きく、ホロ
グラム顔料の一つ一つが見る角度によって虹色に変化す
る光輝感を呈する光輝性塗膜をもつアルミホイールを提
供することができる。また、プライマーコートとして粉
体塗料を用いることにより、基材の表面粗度を隠蔽し、
塗膜を平滑化することができる。請求項10のアルミホ
イールの塗膜構造の形成方法によれば、ホログラムクリ
ヤーコートと第1クリヤーコートとをウエットオンウエ
ットで形成することにより、平滑性が高く一段と深みの
ある光輝性を呈する光輝性塗膜をもつアルミホイールを
提供することができる。請求項11のアルミホイールの
塗膜構造の形成方法によれば、とくにアルミニウムフレ
ーク顔料または着色アルミニウムフレーク顔料を主体と
したカラーベースコートを形成することにより、アルミ
ニウムフレークの金属光沢とホログラム顔料の虹色感と
が複合されたユニークな光輝感を有する塗膜が得られ
る。請求項12のアルミホイールの塗膜構造の形成方法
によれば、緑、黄、青または赤等の原色系の着色顔料を
主体としたカラーベースコートを形成することにより、
これら鮮やかな着色顔料とホログラム顔料の虹色感とが
複合されたユニークな光輝感を有する塗膜が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第1実施
例の切削面、鋳肌面部分の状態の、一部断面図である。
【図2】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第1実施
例の一部断面図である。
【図3】ホログラム顔料の形状を示す説明図である。
【図4】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第2実施
例の、切削面、鋳肌面部分の状態の、一部断面図であ
る。
【図5】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第2実施
例の一部断面図である。
【図6】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第3実施
例の、切削面、鋳肌面部分の状態の、一部断面図であ
る。
【図7】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第3実施
例の一部断面図である。
【図8】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第4実施
例の、切削面、鋳肌面部分の状態の、一部断面図であ
る。
【図9】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第4実施
例の一部断面図である。
【図10】本発明のアルミホイールの塗膜構造の塗膜構
造の第5実施例の、切削面、鋳肌面部分の状態の、一部
断面図である。
【図11】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第5実
施例の一部断面図である。
【図12】本発明のアルミホイールの塗膜構造の塗膜構
造の第6実施例の、切削面、鋳肌面部分の状態の、一部
断面図である。
【図13】本発明の第6実施例のアルミホイールの塗膜
構造の一部断面図である。
【図14】本発明のアルミホイールの塗膜構造の第7実
施例の、切削面、鋳肌面部分の状態の、一部断面図であ
る。
【図15】本発明の第7実施例のアルミホイールの塗膜
構造の一部断面図である。
【符号の説明】
1 アルミホイール 1a 切削面 1b 鋳肌面 2 粉体&カラープライマーコート 3 ホログラムクリヤーコート 3a ホログラム顔料 4 粉体プライマー 5 カラーベースコート 6 トップコート 7 溶剤または水系シルバーコート 8 溶剤または水系クリヤーコート 9 溶剤または水系ベースコート 10 めっき調コート
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 201/00 C09D 201/00 (72)発明者 吉村 久志 福岡県京都郡苅田町長浜町45 九州ホイー ル工業株式会社内 (72)発明者 清水 徹 東京都千代田区四番町5番地9 トピー工 業株式会社内 (72)発明者 佐藤 隆行 東京都千代田区四番町5番地9 トピー工 業株式会社内 (72)発明者 小栗 立也 東京都千代田区四番町5番地9 トピー工 業株式会社内 (72)発明者 百瀬 信彦 東京都品川区南品川4丁目1番15号 日本 ペイント株式会社内 (72)発明者 椚 克己 東京都品川区南品川4丁目1番15号 日本 ペイント株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AE06 CB13 CB40 DA23 DB07 DC13 EA02 EA06 EA41 EA43 EC10 EC30 4J038 CG001 DB001 DD001 DF001 DG001 KA03 KA04 KA08 MA07 MA08 NA01 NA03 PA02 PA07 PB07 PC02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミホイールの表面に、ホログラムク
    リヤーコートを含む複数コートの塗膜を形成したアルミ
    ホイールの塗膜構造。
  2. 【請求項2】 アルミホイールの前処理した表面に、下
    層側から上層側に順に、カラー&粉体プライマーコー
    ト、粉体ホログラムクリヤーコートを形成したアルミホ
    イールの塗膜構造。
  3. 【請求項3】 アルミホイールの前処理した表面に、下
    層側から上層側に順に、粉体プライマーコート、溶剤あ
    るいは水性カラーベースコート、溶剤あるいは水性のホ
    ログラムクリヤーコート、溶剤あるいは粉体トップコー
    トを形成したアルミホイールの塗膜構造。
  4. 【請求項4】 アルミホイールの前処理した表面に、下
    層側から上層側に順に、粉体&カラープライマーコー
    ト、溶剤あるいは水性ホログラムクリヤーコート、溶剤
    または水性あるいは粉体のクリヤートップコートを形成
    したアルミホイールの塗膜構造。
  5. 【請求項5】 アルミホイールの前処理した表面に、下
    層側から上層側に順に、溶剤または水性のカラーベース
    コート、溶剤または水性のホログラムクリヤーコート、
    溶剤または粉体あるいは水性のトップクリヤーコートを
    形成したアルミホイールの塗膜構造。
  6. 【請求項6】 アルミホイールの前処理した表面に、下
    層側から上層側に順に、粉体プライマーコート、溶剤ま
    たは水系シルバーコート、溶剤または水系クリヤーコー
    ト、溶剤または水系ホログラムクリヤーコート、溶剤ま
    たは粉体あるいは水系のトップクリヤーコートを形成し
    たアルミホイールの塗膜構造。
  7. 【請求項7】 アルミホイールの前処理した表面に、下
    層側から上層側に順に、粉体プライマーコート、溶剤ま
    たは水系ベースコート、溶剤または水系メッキ調コー
    ト、溶剤または水系ホログラムクリヤーコート、溶剤ま
    たは粉体あるいは水系トップクリヤーを形成したアルミ
    ホイールの塗膜構造。
  8. 【請求項8】 アルミホイールの前処理した表面に、下
    層側から上層側に順に、粉体&カラープライマーコー
    ト、溶剤または水系メッキ調コート、溶剤または水系の
    ホログラムクリヤーコート、溶剤または粉体あるいは水
    系トップクリヤーコートを形成したアルミホイールの塗
    膜構造。
  9. 【請求項9】 アルミホイール基材の上に、下記(1)
    〜(4)のうち(3)を含む2コート以上の塗膜層を順
    次形成するアルミホイールの塗膜構造の形成方法。 (1)粉体塗料から形成されるプライマーコート (2)カラーベースコート (3)ホログラムクリヤーコート (4)トップクリヤーコート
  10. 【請求項10】 アルミホイール基材の上に、下記
    (1)〜(4−2)のうち(3)と(4−1)を含む2
    コート以上の塗膜層を順次形成し、これらの塗膜層のう
    ち下記(3)と(4−1)の各コートとの2層をウエッ
    トオンウエットで形成するアルミホイールの塗膜構造の
    形成方法。 (1)粉体塗料から形成されるプライマーコート (2)カラーベースコート (3)ホログラムクリヤーコート (4−1)第1クリヤーコート (4−2)第2クリヤー上塗りコート
  11. 【請求項11】 前記カラーベースコートが、アルミニ
    ウムフレーク顔料含有塗料から形成された塗膜層を含む
    請求項9または10記載のアルミホイールの塗膜構造の
    形成方法。
  12. 【請求項12】 前記カラーベースコートが、着色顔料
    含有塗料から形成された塗膜層を含む請求項9または1
    0記載のアルミホイールの塗膜構造の形成方法。
JP11261553A 1999-03-31 1999-09-16 アルミホイールの塗膜構造およびアルミホイールの塗膜構造の形成方法 Pending JP2000343032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11261553A JP2000343032A (ja) 1999-03-31 1999-09-16 アルミホイールの塗膜構造およびアルミホイールの塗膜構造の形成方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9289199 1999-03-31
JP11-92891 1999-03-31
JP11261553A JP2000343032A (ja) 1999-03-31 1999-09-16 アルミホイールの塗膜構造およびアルミホイールの塗膜構造の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000343032A true JP2000343032A (ja) 2000-12-12

Family

ID=26434267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11261553A Pending JP2000343032A (ja) 1999-03-31 1999-09-16 アルミホイールの塗膜構造およびアルミホイールの塗膜構造の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000343032A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007099151A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Hitachi Metals Ltd 軽合金ホイールおよびその塗膜形成方法
JP2014218205A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 株式会社レイズエンジニアリング 車両用ホイール
JP2015143040A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 日立金属株式会社 車両用ホイール及びその製造方法
JP2018052492A (ja) * 2017-11-15 2018-04-05 日立金属株式会社 車両用ホイール
CN109433545A (zh) * 2018-10-31 2019-03-08 宜昌金宝乐器制造有限公司 铁板面漆喷涂工艺

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007099151A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Hitachi Metals Ltd 軽合金ホイールおよびその塗膜形成方法
JP4730657B2 (ja) * 2005-10-06 2011-07-20 日立金属株式会社 光輝面を有する軽合金ホイールおよびその製造方法
JP2014218205A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 株式会社レイズエンジニアリング 車両用ホイール
JP2015143040A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 日立金属株式会社 車両用ホイール及びその製造方法
JP2018052492A (ja) * 2017-11-15 2018-04-05 日立金属株式会社 車両用ホイール
CN109433545A (zh) * 2018-10-31 2019-03-08 宜昌金宝乐器制造有限公司 铁板面漆喷涂工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001164191A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
JP2001232283A (ja) 光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP2001072933A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法及び複層塗膜
JP2000343032A (ja) アルミホイールの塗膜構造およびアルミホイールの塗膜構造の形成方法
JP2002275421A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
JP2002155240A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法及び複層塗膜
JP2006218340A (ja) 光輝性塗膜形成方法および光輝性塗装物
JP2001062391A (ja) 光輝性塗膜形成方法およびアルミホイール
JP2001179176A (ja) 漆黒複層塗膜の形成方法および漆黒塗装物
JP2002233815A (ja) 光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP2002273329A (ja) 光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP2002121493A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
JP2000354826A (ja) スチールホイールの塗膜構造およびスチールホイールの塗膜構造の形成方法
JP2001164190A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
JP2001003001A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
JP2002155242A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法及び複層塗膜
JP3908008B2 (ja) 光輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP2001179171A (ja) 光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP2001162219A (ja) 光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP2001164197A (ja) 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
JP2002080791A (ja) 低光沢金属調塗料組成物、塗膜形成方法および低光沢金属調塗装物
JP2009142822A (ja) 光輝性塗膜形成方法および塗装物
JP2001104870A (ja) 光輝性塗料組成物、光輝性塗膜形成方法および複層塗膜
JP2002201421A (ja) 真珠光沢塗膜形成方法および塗装物
JP2002080790A (ja) 低光沢塗料組成物、塗膜形成方法および低光沢塗装物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080226