JP2000342370A - シートのリクライナ構造 - Google Patents

シートのリクライナ構造

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JP2000342370A
JP2000342370A JP15396999A JP15396999A JP2000342370A JP 2000342370 A JP2000342370 A JP 2000342370A JP 15396999 A JP15396999 A JP 15396999A JP 15396999 A JP15396999 A JP 15396999A JP 2000342370 A JP2000342370 A JP 2000342370A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 係止歯の内歯に対する噛み合い強度を向上さ
せる。 【解決手段】 カム5は、回動中心がロックプレート4
の上下方向に延びる中心線A上に設定され、ロックプレ
ート4の湾曲凹部45および湾曲凹部45に対向したカ
ム5の周面は、それぞれの中心が中心線Aと湾曲凹部4
5の縁部との交点から中心線Aに対して追込み角θだけ
傾斜してカム5の内側に向かって延ばされる追込み線B
上に設定された円弧面を有し、カム5の周面(第2円弧
縁部51b)の曲率半径R1は、湾曲凹部45の曲率半
径R2より小さく寸法設定されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートのリクライ
ナ構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シートボトムとシートバックとの
間に介設されたシートのリクライナ構造が知られてい
る。このリクライナ構造は、シートボトムおよびこのシ
ートボトムに傾倒可能に取り付けられたシートバックの
いずれか一方に固定された第1ブラケットと、他方に固
定され、かつ、第1ブラケットに回動中心回りに相対回
動可能に連結された第2ブラケットとの間に介設されて
いる。
【0003】そして、かかるリクライナ構造には、第1
ブラケットと第2ブラケットとの間に介設され、かつ、
上記回動中心と同心の支持軸回りに共回り可能に固定さ
れたカムが設けられている。このカムは、支持軸の正逆
回動によって先端面に係止歯を備えたロックプレートを
第1および第2ブラケット間で径方向に正逆移動させる
ものである。また、第1ブラケットには、径方向に延び
る互いに平行な対向壁を備えた案内溝が設けられ、上記
ロックプレートが上記カムの回動で案内溝内を正逆移動
することによって係止歯が案内溝から出没するようにな
っている。
【0004】一方、第2ブラケットには、上記回転中心
と同心の円弧軌跡に沿って内歯が形成されている。これ
によって上記カムの回動でロックプレートが案内溝から
外方に突出し、その係止歯が内歯に噛合することによっ
て第1ブラケットと第2ブラケットとの相対回動が規制
されるとともに、カムの逆回動で係止歯の内歯に対する
噛合が解除されることにより、第1ブラケットと第2ブ
ラケットとが相対回動し得るようになる。
【0005】従って、上記支持軸に操作桿を取り付け、
この操作桿の操作で支持軸を正逆回動することにより、
係止歯を内歯に噛合させてシートバックの傾倒位置をロ
ックすることができるとともに、上記噛合を解除して傾
倒位置の変更を行うことが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
のようなリクライナ構造においては、案内溝の対向壁面
とロックプレートとの間やカムとロックプレートとの間
など、各所に摺接部分が存在するが、この摺接部分に僅
かではあるが隙間が存在するため、シートバックに荷重
が付加されると係止歯が回動方向に傾き、内歯に対する
噛み合い強度が弱くなって確実なロック状態が得られな
くなるという不都合が存在した。
【0007】かかる不都合を解消するために、案内溝お
よびロックプレートの寸法精度を向上させ、これによっ
て案内溝の対向壁とロックプレートとの間の隙間寸法を
極力小さくすることが考えられるが、このようにする
と、ロックプレート等に対して極めて精密な高精度の金
属加工を施さなければならず、加工コストが嵩むという
新たな問題点が提起される。
【0008】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するためになされたものであり、係止歯の内歯に対す
る噛み合い強度を確実に向上させることが可能なシート
のリクライナ構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シートボトムおよびシートバックのいずれか一方に固定
された第1ブラケットと、他方に固定されて第1ブラケ
ットに回動中心回りに相対回動可能に連結された第2ブ
ラケットと、第1および第2ブラケット間に介設された
上記回動中心回りに回動可能なカムと、このカムの正逆
回動に連係して第1および第2ブラケット間で径方向に
出没するロックプレートとが備えられ、第1ブラケット
にはロックプレートの出没を案内する案内溝が設けられ
ている一方、第2ブラケットには上記案内溝から突出状
態のロックプレート先端の係止歯と噛合する内歯が設け
られ、上記ロックプレートが上記案内溝から突出するよ
うにカムを支持軸回りに付勢する付勢手段が設けられて
なるシートのリクライナ構造において、上記ロックプレ
ートは、その係止歯が内歯に噛合した状態でシートバッ
クに荷重が加わることによって上記案内溝内で荷重の加
わる方向に傾く動きを案内溝奥部の溝縁と干渉すること
によって阻止する係止突起を有していることを特徴とす
るものである。
【0010】この発明によれば、シートバックに荷重が
加わることによりこの力が内歯を介して係止歯に伝わ
り、ロックプレートに案内溝内で荷重の加わる方向に傾
く力が生じるが、この力は係止突起が案内溝の溝奥の縁
部に干渉することによって打ち消される。従って、ロッ
クプレートが傾くことで係止歯の内歯に対する噛み合い
状態が悪くなるという不都合が解消され、これによって
シートバックの設定された傾倒姿勢が確実に維持され
る。
【0011】請求項2記載の発明は、シートボトムおよ
びシートバックのいずれか一方に固定された第1ブラケ
ットと、他方に固定されて第1ブラケットに回動中心回
りに相対回動可能に連結された第2ブラケットと、第1
および第2ブラケット間に介設された上記回動中心回り
に回動可能なカムと、このカムの正逆回動に連係して第
1および第2ブラケット間で径方向に出没するロックプ
レートとが備えられ、第1ブラケットにはロックプレー
トの出没を案内する案内溝が設けられている一方、第2
ブラケットには上記案内溝から突出状態のロックプレー
ト先端の係止歯と噛合する内歯が設けられ、上記ロック
プレートが上記案内溝から突出するようにカムを支持軸
回りに付勢する付勢手段が設けられてなるシートのリク
ライナ構造において、上記カムは、シートバックに荷重
が加わることによって上記係止歯が上記内歯からの力を
受けることによりカムに生じるモーメントの支点位置が
可能な限り作用点から離間した位置になるように形状設
定されていることを特徴とするものである。
【0012】この発明によれば、第1ブラケットと第2
ブラケットとの間に介設されたロックプレートの係止歯
が、付勢手段の付勢力によって第1ブラケットの案内溝
から外部に突出することにより第2ブラケットの内歯に
噛合し、これによって第1および第2ブラケットの相対
回動が規制され、シートバックの設定された傾倒位置が
ロックされた状態になる。
【0013】そして、カムは、係止歯が内歯からの力を
受けることによりカムに生じるモーメントの支点位置が
可能な限り作用点から離間した位置になるように形状設
定されているため、シートバックに荷重が加わることに
よってその力が内歯から係止歯に伝えられた状態で、作
用点と支点との距離が大きくなっていることに起因して
ロックプレートは案内溝から突出した係止歯の内歯に対
する噛み合い度合いが大きくなる方向に移動し、これに
よって内歯に対する係止歯の噛み合い強度が向上し、設
定されたシートバックの傾倒姿勢が確実に維持される。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記カムは略楕円状に形成されている一
方、上記ロックプレートは基端側で上記カムの周面に対
応し、かつ、上記周面と少なくとも線接触する湾曲凹部
を有し、上記カム周面の適所には押圧突起が突設されて
いる一方、上記湾曲凹部には上記押圧突起に対応し、か
つ、カムの回動により上記押圧突起に係合して係止歯を
案内溝内に没入させる係合突起が突設され、上記カム
は、回動中心が上記ロックプレートの上下方向に延びる
中心線上に設定され、ロックプレートの湾曲凹部および
湾曲凹部に対向したカムの周面は、それぞれの中心が上
記中心線と上記湾曲凹部の縁部との交点から中心線に対
して所定の追込み角だけ傾斜してカムの内側に向かって
延ばされる追込み線上に設定された円弧面で形成され、
上記カムの周面の曲率半径は、上記湾曲凹部の曲率半径
より小さく寸法設定されていることを特徴とするもので
ある。
【0015】この発明によれば、カムの回動中心を中心
線上に設定する一方、カム周面およびロックプレートの
湾曲凹部の中心位置を中心線に対して追込み角θだけ傾
いた追込み線上に設定してカムを略楕円形状にしている
ため、カムを、その長軸方向が湾曲凹部の凹面に当接す
る方向に回動することにより、ロックプレートはカムの
回動中心から径方向に移動し、係止歯が案内溝から外部
に突出して内歯に噛合し、第1ブラケットと第2ブラケ
ットとがロック状態になる一方、カムを逆方向に回動す
ることにより、カムの短軸側が湾曲凹部の凹面に対向し
た状態になるとともに、このときカムの押圧突起がロッ
クプレートの係止突起を押圧してロックプレートを回動
中心側に引き戻すため、係止歯は案内溝内に没入して内
歯との噛合が解消されたアンロック状態になる。
【0016】そして、湾曲凹部に対向したカムの周面の
曲率半径R1は、湾曲凹部の曲率半径R2より小さく寸
法設定されているため、カム周面は、湾曲凹部の凹面に
対して常に線接触した状態になっているとともに、内歯
から係止歯に力が加わった状態では、作用点からの距離
が大きくなる方向にモーメントの支点が移動するため、
係止歯の内歯に対する噛み合い度合いが大きくなり、常
に良好なロック状態が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のリクライナ構造
が適用されるリクライニングシートの一実施形態を示す
側面視の説明図である。この図に示すように、自動車用
のシートSは、シートボトムS1と、シートバックS2
とからなり、シートボトムS1とシートバックS2と
は、一対のリクライナ1で前後傾倒自在に連結されてい
る。
【0018】図2は、リクライナ1の一実施形態を示す
一部切欠き分解斜視図、図3はその組立斜視図であり、
リクライナ1は、シートボトムS1に固定された第1ブ
ラケット2と、シートバックS2に上記第1ブラケット
2に対向して固定される第2ブラケット3と、これらブ
ラケット2,3間に介設される一対のロックプレート4
と、カム軸6回りに正逆共回りして上記一対のロックプ
レート4を離接する方向に移動させるカム5と、上記カ
ム軸6を軸心回りに正逆回動操作する操作レバー7と、
この操作レバー7を抜け止めして保持する保持プレート
8とを備えた基本構成を有している。
【0019】上記第1ブラケット2は、上部が半円状で
下部が下広がりに形成され、半円状の曲率中心部分に上
記カム軸6を挿通する挿通孔21が穿設されているとと
もに、左方の面には、前後方向一対のガイド部材22が
幅方向の内方(図2の左方)に向けて押し起こしで膨設
されている。各ガイド部材22は、挿通孔21を中心と
した円弧状に形成され、かつ、挿通孔21に対して点対
称に形状設定されている。
【0020】図4は、図2のX線視の斜視図であり、上
記各ガイド部材22の対向面には、それぞれ上下方向に
延びるガイド凹部23が凹設されているとともに、この
ガイド凹部23の凹設によって各ガイド部材22の上下
部には互いに対向する方向に突出したガイド突起22a
が形成されている。
【0021】そして、対向したガイド凹部23間にはロ
ックプレート4およびカム5を収容する収容空間24が
形成されているとともに、ガイド突起22aの対向面間
に各ロックプレート4の一部(後述する係止歯プレート
41)を摺接状態で嵌装する上下一対の案内溝25が形
成されている。
【0022】また、各ガイド部材22の表面には、ガイ
ド部材22の外周面と同心の円弧状のガイド凸条22b
がそれぞれ設けられ、これらのガイド凸条22bが後述
する第2ブラケット3の円形ガイド溝31aに摺接状態
で嵌入されるようになっている。
【0023】上記第2ブラケット3は、図2に示すよう
に、下方が半円形状に形成されているとともに上方が略
矩形状に形成されている。かかる第2ブラケット3の左
側面には、半円形状部分の曲率中心を中心とした押し起
こしによる円形膨出部31が膨設されているとともに、
この円形膨出部31の中心部分には上記第1ブラケット
2の挿通孔21に対向した貫通孔32が穿設されてい
る。
【0024】また、円形膨出部31の右側には装着凹部
33が凹設されている。この装着凹部33の内径寸法
は、上記一対のガイド部材22の曲率半径より僅かに大
きく寸法設定されて、第1ブラケット2と第2ブラケッ
ト3とを合わせた状態で、各ガイド部材22は、それら
の円弧外周面が装着凹部33の内周面に摺接しながら装
着凹部33に嵌め込まれるようになっている。
【0025】また、装着凹部33の右側面には、上記ガ
イド凸条22bに対応した上記貫通孔32と同心の円形
ガイド溝31aが凹設され、ガイド凸条22bが円形ガ
イド溝31aに嵌め込まれることによって第1ブラケッ
ト2と第2ブラケット3との相対回動がより安定して行
われるようになっている。かかる装着凹部33の内周面
には、径方向に切り込まれることによって形成された内
歯34が上下で対向して設けられている。
【0026】かかる第2ブラケット3の上縁部には、前
後端部にそれぞれ取付け孔が穿設され、これらの取付け
孔を介してボルト止めされることにより第2ブラケット
3がシートバックS2に固定されるようになっている。
また、第2ブラケット3は、前後の取付け孔間に第1ブ
ラケット2の方向に向かって突設された位置決め突起を
有している。これらの位置決め突起は、第1ブラケット
2が第2ブラケット3から外れないように押さえる押え
板35の装着位置を位置決めするためのものである。
【0027】そして、第2ブラケット3に第1ブラケッ
ト2を積層した状態で押え板35を第2ブラケット3に
固定することにより、押え板35が第1ブラケット2の
回動を許容しながらその上部を押さえた状態になり、こ
れによって第1ブラケット2の上部が第2ブラケット3
から離間するのを防止するようにしている。
【0028】また、上記第1ブラケット2の下縁部にも
前後端部にそれぞれ取付け孔が穿設され、これらの取付
け孔を介してボルト止めされることにより第1ブラケッ
ト2がシートボトムS1に固定されるようになってい
る。
【0029】図5は、ロックプレート4の一実施形態を
示す正面図であり、(イ)はロックプレート4の係止歯
41aが案内溝25から外部に突出した状態、(ロ)は
係止歯41aが案内溝25内に没入した状態をそれぞれ
示している。図5に示すように、ロックプレート4は、
第1ブラケット2の案内溝25に上下動可能に嵌め込ま
れる係止歯プレート41と、この係止歯プレート41の
基端側に一体に連設された鈎形プレート42とからなっ
ている。
【0030】上記係止歯プレート41は、先端縁に形成
された第2ブラケット3の内歯34(図2)に噛合する
係止歯41aを有しており、ガイド部材22が装着凹部
33に嵌め込まれた状態で係止歯41aが内歯34に噛
合することにより第1ブラケット2と第2ブラケット3
との相対回動が規制されるようになっている。
【0031】上記鈎形プレート42は、外方の側縁部が
ガイド凹部23の内縁部に摺接するとともに、内方の縁
部がカム5の外周面に摺接するように形状設定され、係
止歯プレート41の基端部に一体に結合された横方向に
延びる横プレート43と、この横プレート43の時計方
向の端部から係止歯プレート41と反対方向に延びた縦
プレート44とからなっている。縦プレート44の長さ
寸法は、ガイド凹部23の上下寸法より距離dだけ短く
寸法設定され、これによって縦プレート44はガイド凹
部23内で距離dだけ上下動し得るようになっている。
【0032】上記距離dは、係止歯41aの歯丈寸法よ
り若干大きめに設定され、鈎形プレート42が挿通孔2
1から径方向に外方に向けて移動することによって係止
歯プレート41の係止歯41aが内歯34に噛合する一
方、鈎形プレート42が挿通孔21の方向に向けて移動
することにより、係止歯41aの内歯34に対する噛合
が解除されるようになっている。
【0033】また、横プレート43と縦プレート44と
は略直角に結合され、これら横プレート43および縦プ
レート44の各内側部分にカム5を収容する湾曲凹部4
5が形成されている。また、横プレート43の両端部に
は、ガイド部材22のガイド突起22aに当接する当接
突片43aが設けられ、これらの当接突片43aがガイ
ド突起22aに当接することにより係止歯プレート41
の荷重を受けた方向に向かう傾倒が阻止され、これによ
って常に係止歯41aが内歯34に対して確実に噛合さ
れるようにしている。
【0034】また、縦プレート44の略中央位置にはカ
ム5に向かって突設された係合突起44aが設けられ、
この係合突起44aが回動するカム5と干渉することに
よって係止歯プレート41が案内溝25内に没入するよ
うになっている。
【0035】また、一対のロックプレート4は、それら
が挿通孔21の孔心を中心とした収容空間24の点対称
位置に装着された状態で、一方の縦プレート44の先端
部が他方の横プレート43の側端面に当接するように形
状設定されており、これによって各ロックプレート4の
収容空間24への装着状態が安定するようになってい
る。
【0036】上記カム5は、略楕円形状を呈したカム本
体51と、このカム本体51の点対称位置の縁部から外
方に向かって突設された一対の押圧突起52とからなっ
ている。カム本体51の中心部分にはカム軸6が挿通さ
れる六角孔53が穿設されている。一方、カム軸6は、
図3に示すように、シートボトムS1を横断して左右の
リクライナ1間に架橋され操作レバー7の操作が両リク
ライナ1に及ぶようにしている。具体的には、カム軸6
は、上記六角孔53に摺接内嵌されるように寸法設定さ
れ、操作レバー7の操作で一方のリクライナ1のカム5
を回動操作することにより、このカム5の回動がカム軸
6を介して他方のリクライナ1のカム5に伝達され、他
方のカム5が一方のカム5と軸心回りに同期回動するよ
うになっている。
【0037】上記一対の押圧突起52は、図5に示すよ
うに、各ロックプレート4の縦プレート44にそれぞれ
突設された係合突起44aに対応して設けられ、図5の
(イ)に示す状態のカム5がカム軸6回りに時計方向に
回動することによって押圧突起52が係合突起44aを
押圧し、これによって、図5の(ロ)に示すように、ロ
ックプレート4は係止歯41aが案内溝25内に没入し
たロック解除位置に位置するようになっている。
【0038】図6は、ロックプレート4とカム5との相
対的な位置関係を説明するための説明図である。なお、
図6では点対称位置にある一対のロックプレート4の
内、上方のもののみを示している。従って、図示はして
いない下方のロックプレート4については、左右および
上下が上方のものと逆になる。
【0039】図6に示すように、カム本体51は、回動
中心Oが上下方向に延びる中心線A上に設定されてい
る。かかるカム本体51は、上記係止歯プレート41の
係止歯41aを案内溝25から外部に突出させるロック
姿勢に設定された状態で、中心線Aより左側に第1円弧
縁部51aが形成されているとともに、中心線Aより右
側に第1円弧縁部51aより曲率半径が大きい第2円弧
縁部51bが形成されている。また、第2円弧縁部51
bより更に右側部分には直状の弦縁部51cが形成され
ているとともに、この弦縁部51cに続いて第3円弧縁
部51dが形成されている。
【0040】一方、ロックプレート4には、鈎形プレー
ト42部分における中心線Aの左右位置の湾曲凹部45
に第1および第2円弧縁部51a,51bのいずれかに
摺接した状態で対向した凹状円弧縁部45aが形成さ
れ、この凹状円弧縁部45aの右側には、カム本体51
の回動中心O回りの時計方向への回動によっても第2円
弧縁部51bが当接しない逃げ円弧縁部45bが形成さ
れている。
【0041】そして、本発明においては、中心線Aと凹
状円弧縁部45aとの交点Pを基点として中心線Aより
右方に向けて追込み角θだけ傾斜した傾斜線Bが設定さ
れ、上記第1および第2円弧縁部51a,51bの円弧
面は、その円弧中心O1が傾斜線B上に設定され、しか
も第1円弧縁部51aの曲率半径R0は、第2円弧縁部
51bの曲率半径R1より若干小さ目に寸法設定されて
いる。
【0042】また、ロックプレート4の凹状円弧縁部4
5aの円弧中心O2は、傾斜線B上であって、第1およ
び第2円弧縁部51a,51bの円弧中心O1より若干
下方位置に設定され、これによって凹状円弧縁部45a
の曲率半径R2はカム本体51の第2円弧縁部51bの
曲率半径R1より若干大きくなっている。
【0043】カム本体51とロックプレート4の湾曲凹
部45との間の相対的な寸法関係を上記のように設定す
ることにより、図6に示すように、カム5がロック姿勢
に姿勢設定された状態で、ロックプレート4の係止歯4
1aに荷重Fが加われば、その荷重Fは、第2円弧縁部
51bの右端部の点Qを支点にしたモーメントとしてロ
ックプレート4に作用するため、従来のように支点位置
が点Qより左方にある場合に比較して(参考のために例
えば支点が交点Pに存在した場合のモーメントの方向を
二点鎖線の矢印で示している)、左端の係止歯41aが
より多く第2ブラケット3の内歯34に食い込んだ状態
になるとともに、右端の係止歯41aの内歯34からの
逃げ量が少なくなり、これによって係止歯41aは内歯
34により確実に噛合することになり、両者間の噛み合
い強度が向上する。
【0044】上記操作レバー7は、図2に示すように、
L字形状を呈したL形板71と、このL形板71の先端
部に取り付けられた取っ手72とからなっている。L形
板71の上端部には、カム軸6を挿通するための挿通孔
73が穿設されているとともに、この挿通孔73を挟ん
で一対の切起し片74が第1ブラケット2の挿通孔21
に貫通されるように突設されている一方、上記カム5に
は切起し片74が嵌入される係止孔54が穿設されてい
る。カム5とL形板71とで第1ブラケット2を挟んだ
状態で上記係止孔54に切起し片74を嵌め込んで係止
することにより、取っ手72の操作で操作レバー7をカ
ム軸6回りに回動することによってカム5がカム軸6回
りに共回りするようになっている。
【0045】かかる操作レバー7は、切起し片74が第
1ブラケット2の挿通孔21に貫通されてカム5の係止
孔54に差し込まれた状態で、保持プレート8が第1ブ
ラケット2にリベット76でかしめ止めされることによ
り外れ止めされ、これによって操作レバー7の第1ブラ
ケット2への装着状態を安定させるようになされてい
る。
【0046】上記保持プレート8は、図2に示すよう
に、操作レバー7のL形板71を押さえるプレート本体
81と、このプレート本体81の上縁部に外方に向かっ
て突設された円弧板82とからなっている。プレート本
体81の下縁部後端にはばね掛け突片83が突設されて
いる一方、上記操作レバー7のL形板71にもばね掛け
突片75が突設され、これら両突片75,83間にコイ
ルばね84が張設されることによって操作レバー7がカ
ム軸6回りに反時計方向に向けて付勢されるようにして
いる。
【0047】そして、操作レバー7がカム軸6回りに反
時計方向に向けて付勢されることにより、上記カム5も
操作レバー7の切起し片74を介してカム軸6回りに反
時計方向に向かって回動するように付勢力を受けている
ため、カム5の第2円弧縁部51b(図6)がロックプ
レート4を径方向に外方に向けて押圧した状態になって
おり、これによる係止歯41aの案内溝25から外部へ
の突出によって係止歯41aが第2ブラケット3の内歯
34に噛合し、普段は第2ブラケット3のカム軸6回り
の回動が規制された状態になっている。
【0048】この状態で操作レバー7を上方に向けて操
作することにより、カム5がカム軸6回りに時計方向に
回動し、カム5の押圧突起52による係合突起44aの
押圧により係止歯41aが第1ブラケット2の案内溝2
5内に没入して係止歯41aの内歯34に対する噛合が
解除され、これによってシートバックS2の傾倒姿勢を
任意に設定し得るようになる。
【0049】また上記押え板35にも、図2における右
方に向かって突設されたばね掛け突片35aが突設さ
れ、このばね掛け突片35aと上記保持プレート8の円
弧板82前縁部との間に渦巻きばね9が装着されてい
る。そしてこの渦巻きばね9によって第2ブラケット3
が押え板35を介してカム軸6回りに反時計方向に向か
う付勢力を受け、シートバックS2はかかる第2ブラケ
ット3を介して常に前倒姿勢になるように付勢されてい
る。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、係止歯が
内歯に噛合した状態でシートバックに荷重が加わること
によって上記案内溝内で荷重方向に傾くロックプレート
の動きを案内溝奥部の溝縁と干渉することによって阻止
する係止突起をロックプレートに設けたため、シートバ
ックに荷重が加わることによりこの力が内歯を介して係
止歯に伝わり、ロックプレートに案内溝内で荷重の加わ
る方向に傾く力が生じるが、この力を係止突起が案内溝
の溝奥の縁部に干渉することによって打ち消してロック
プレートの傾きを防止することができる。従って、ロッ
クプレートが傾くことで係止歯の内歯に対する噛み合い
状態が悪くなるという不都合が解消され、シートバック
の設定された傾倒姿勢を確実に維持することができる。
【0051】請求項2記載の本発明によれば、係止歯が
内歯からの力を受けることによりカムに生じるモーメン
トの支点位置が可能な限り作用点から離間した位置にな
るようにカム形状を設定したため、シートバックに荷重
が加わることによってその力が内歯から係止歯に伝えら
れた状態で、作用点と支点との距離が大きくなっている
ことに起因してロックプレートは案内溝から突出した係
止歯の内歯に対する噛み合い度合いが大きくなる方向に
移動し、これによって内歯に対する係止歯の噛み合い強
度が向上し、設定されたシートバックの傾倒姿勢を確実
に維持することができる。
【0052】また、請求項3のように、カムの回動中心
を中心線上に設定する一方、カム周面およびロックプレ
ートの湾曲凹部の中心位置を中心線に対して追込み角だ
け傾いた追込み線上に設定してカムを略楕円形状にする
ことにより、カムを、その長軸方向が湾曲凹部の凹面に
当接する方向に回動すれば、ロックプレートはカムの回
動中心から径方向に移動し、係止歯が案内溝から外部に
突出して内歯に噛合して第1ブラケットと第2ブラケッ
トとがロック状態になる一方、カムを逆方向に回動する
ことにより、カムの短軸側が湾曲凹部の凹面に対向した
状態になるとともに、このときカムの押圧突起がロック
プレートの係止突起を押圧してロックプレートを回動中
心側に引き戻すため、係止歯を案内溝内に没入して内歯
との噛合が解消されたアンロック状態にすることができ
る。
【0053】そして、湾曲凹部に対向したカムの周面の
曲率半径を、湾曲凹部の曲率半径より小さく寸法設定し
たため、カム周面は、湾曲凹部の凹面に対して常に線接
触した状態になっているとともに、内歯から係止歯に力
が加わった状態では、作用点からの距離が大きくなる方
向にモーメントの支点が移動し、これによって係止歯の
内歯に対する噛み合い度合いが大きくなり、常に良好な
ロック状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリクライナ構造が適用されるリクライ
ニングシートの一実施形態を示す側面視の説明図であ
る。
【図2】リクライナの一実施形態を示す一部切欠き分解
斜視図である。
【図3】図2に示すリクライナの組立て斜視図である。
【図4】図2のX線視の斜視図である。
【図5】ロックプレートの一実施形態を示す正面図であ
り、(イ)はロックプレートの係止歯が案内溝から外部
に突出した状態、(ロ)は係止歯が案内溝内に没入した
状態をそれぞれ示している。
【図6】ロックプレートとカムとの相対的な位置関係を
説明するための説明図である。
【符号の説明】
2 第1ブラケット 3 第2ブラケット 25 案内溝 4 ロックプレート 41 係止歯プレート 41a 係止歯 42 鈎形プレート 44a 係止突起 5 カム 6 カム軸 7 操作レバー 8 保持プレート 45 湾曲凹部 A 中心線 θ 追込み角 B 追込み線 51b 第2円弧縁部 R1 第2円弧縁部の曲率半径 R2 湾曲凹部(凹状円弧縁部)の曲率半径

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートボトムおよびシートバックのいず
    れか一方に固定された第1ブラケットと、他方に固定さ
    れて第1ブラケットに回動中心回りに相対回動可能に連
    結された第2ブラケットと、第1および第2ブラケット
    間に介設された上記回動中心回りに回動可能なカムと、
    このカムの正逆回動に連係して第1および第2ブラケッ
    ト間で径方向に出没するロックプレートとが備えられ、
    第1ブラケットにはロックプレートの出没を案内する案
    内溝が設けられている一方、第2ブラケットには上記案
    内溝から突出状態のロックプレート先端の係止歯と噛合
    する内歯が設けられ、上記ロックプレートが上記案内溝
    から突出するようにカムを支持軸回りに付勢する付勢手
    段が設けられてなるシートのリクライナ構造において、
    上記ロックプレートは、その係止歯が内歯に噛合した状
    態でシートバックに荷重が加わることによって上記案内
    溝内で荷重の加わる方向に傾く動きを案内溝奥部の溝縁
    と干渉することによって阻止する係止突起を有している
    ことを特徴とするシートのリクライナ構造。
  2. 【請求項2】 シートボトムおよびシートバックのいず
    れか一方に固定された第1ブラケットと、他方に固定さ
    れて第1ブラケットに回動中心回りに相対回動可能に連
    結された第2ブラケットと、第1および第2ブラケット
    間に介設された上記回動中心回りに回動可能なカムと、
    このカムの正逆回動に連係して第1および第2ブラケッ
    ト間で径方向に出没するロックプレートとが備えられ、
    第1ブラケットにはロックプレートの出没を案内する案
    内溝が設けられている一方、第2ブラケットには上記案
    内溝から突出状態のロックプレート先端の係止歯と噛合
    する内歯が設けられ、上記ロックプレートが上記案内溝
    から突出するようにカムを支持軸回りに付勢する付勢手
    段が設けられてなるシートのリクライナ構造において、
    上記カムは、シートバックに荷重が加わることによって
    上記係止歯が上記内歯からの力を受けることによりカム
    に生じるモーメントの支点位置が可能な限り作用点から
    離間した位置になるように形状設定されていることを特
    徴とするシートのリクライナ構造。
  3. 【請求項3】 上記カムは略楕円状に形成されている一
    方、上記ロックプレートは基端側で上記カムの周面に対
    応し、かつ、上記周面と少なくとも線接触する湾曲凹部
    を有し、上記カム周面の適所には押圧突起が突設されて
    いる一方、上記湾曲凹部には上記押圧突起に対応し、か
    つ、カムの回動により上記押圧突起に係合して係止歯を
    案内溝内に没入させる係合突起が突設され、上記カム
    は、回動中心が上記ロックプレートの上下方向に延びる
    中心線上に設定され、ロックプレートの湾曲凹部および
    湾曲凹部に対向したカムの周面は、それぞれの中心が上
    記中心線と上記湾曲凹部の縁部との交点から中心線に対
    して所定の追込み角だけ傾斜してカムの内側に向かって
    延ばされる追込み線上に設定された円弧面で形成され、
    上記カムの周面の曲率半径は、上記湾曲凹部の曲率半径
    より小さく寸法設定されていることを特徴とする請求項
    1または2記載のシートのリクライナ構造。
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