JP2000342369A - シートバック角度調整システム - Google Patents
シートバック角度調整システムInfo
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- JP2000342369A JP2000342369A JP11161353A JP16135399A JP2000342369A JP 2000342369 A JP2000342369 A JP 2000342369A JP 11161353 A JP11161353 A JP 11161353A JP 16135399 A JP16135399 A JP 16135399A JP 2000342369 A JP2000342369 A JP 2000342369A
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- Japan
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- seat
- interlocking shaft
- seat reclining
- reclining devices
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】シートリクライニング装置と同時にシートに組
み付ける必要がなく、シートにシートリクライニング装
置が組み付けられてから任意の時点で組み付けを可能と
し、シートバック角度調整システムの大きな組み付け工
程の自由度が得られるようにする。 【解決手段】連動シャフト4を、左右のシートリクライ
ニング装置10R,10Lをシートに装着した後に前記
左右のシートリクライニング装置に対して一方の前記シ
ートリクライニング装置側から挿入組み付けできるよう
構成した、ことである。
み付ける必要がなく、シートにシートリクライニング装
置が組み付けられてから任意の時点で組み付けを可能と
し、シートバック角度調整システムの大きな組み付け工
程の自由度が得られるようにする。 【解決手段】連動シャフト4を、左右のシートリクライ
ニング装置10R,10Lをシートに装着した後に前記
左右のシートリクライニング装置に対して一方の前記シ
ートリクライニング装置側から挿入組み付けできるよう
構成した、ことである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートバックをシ
ートクッションに対して傾斜角調整自在に支持する左右
のシートリクライニング装置を備えたシートバック角度
調整システムに関するものである。
ートクッションに対して傾斜角調整自在に支持する左右
のシートリクライニング装置を備えたシートバック角度
調整システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシートバック角度調整装
システムとしては、 実開平6−5545号公報に示さ
れるものが知られている。これは、シートの左右にシー
トリクライニング装置が装着され、左右のシートリクラ
イニング装置が相互に連動シャフトを介して作動するシ
ートバック角度調整装システムである。
システムとしては、 実開平6−5545号公報に示さ
れるものが知られている。これは、シートの左右にシー
トリクライニング装置が装着され、左右のシートリクラ
イニング装置が相互に連動シャフトを介して作動するシ
ートバック角度調整装システムである。
【0003】この従来装置においては、連動シャフトの
長さは、シートバックの幅より長く、左右のシートリク
ライニング装置を貫通するように構成されており、連動
シャフトのシートへの組み付けは、シートリクライニン
グ装置のシートへの組み付けと同時に行われている。
長さは、シートバックの幅より長く、左右のシートリク
ライニング装置を貫通するように構成されており、連動
シャフトのシートへの組み付けは、シートリクライニン
グ装置のシートへの組み付けと同時に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、シートバッ
クは、かなりの重量を有し、左右のシートリクライニン
グ装置が完全にシートに組み付けられるまでシートバッ
クを特別なジグによって所定の位置にセットしておく必
要がある。そして、このジグは、シートバックを支える
ために強固なものとならざるをえない。又、シートリク
ライニング装置のシートへの組み付け作業中にに連動シ
ャフトが回転すると、シートリクライニング装置のロッ
クが解除され、シートリクライニング装置の組み付けに
都合の良い位置が保てなくなる。このためシートリクラ
イニング装置及び連動シャフトの組み付け手順は、細心
の注意を払い進めなければならない。この結果、従来の
シートバック角度調整システムのように、左右のシート
リクライニング装置と連動シャフトとをシートに同時に
組み付けせざるを得ず、シートバック角度調整システム
のの組み付け工程の自由度が損なわれていた。
クは、かなりの重量を有し、左右のシートリクライニン
グ装置が完全にシートに組み付けられるまでシートバッ
クを特別なジグによって所定の位置にセットしておく必
要がある。そして、このジグは、シートバックを支える
ために強固なものとならざるをえない。又、シートリク
ライニング装置のシートへの組み付け作業中にに連動シ
ャフトが回転すると、シートリクライニング装置のロッ
クが解除され、シートリクライニング装置の組み付けに
都合の良い位置が保てなくなる。このためシートリクラ
イニング装置及び連動シャフトの組み付け手順は、細心
の注意を払い進めなければならない。この結果、従来の
シートバック角度調整システムのように、左右のシート
リクライニング装置と連動シャフトとをシートに同時に
組み付けせざるを得ず、シートバック角度調整システム
のの組み付け工程の自由度が損なわれていた。
【0005】故に、本発明は、シートに組み付けやすい
シートバック角度調整システムを提供することを、その
技術的課題とするものである。
シートバック角度調整システムを提供することを、その
技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、連動シャ
フトを、左右のシートリクライニング装置をシートに装
着した後に前記左右のシートクリライニング装置に対し
て一方の前記シートリクライニング装置側から挿入組み
付けできるよう構成した、ことである。
るために本発明において講じた技術的手段は、連動シャ
フトを、左右のシートリクライニング装置をシートに装
着した後に前記左右のシートクリライニング装置に対し
て一方の前記シートリクライニング装置側から挿入組み
付けできるよう構成した、ことである。
【0007】この技術的手段によれば、連動シャフトを
左右のシートリクライニング装置に対して一方のシート
リクライニング装置側から挿入組み付けできるので、連
動シャフトは、従来のように、シートリクライニング装
置と同時にシートに組み付ける必要がなくなり、シート
にシートリクライニング装置が組み付けられてから任意
の時点で組み付けが可能となる。これにより、シートバ
ック角度調整システムの大きな組み付け工程の自由度が
得られるようになる。
左右のシートリクライニング装置に対して一方のシート
リクライニング装置側から挿入組み付けできるので、連
動シャフトは、従来のように、シートリクライニング装
置と同時にシートに組み付ける必要がなくなり、シート
にシートリクライニング装置が組み付けられてから任意
の時点で組み付けが可能となる。これにより、シートバ
ック角度調整システムの大きな組み付け工程の自由度が
得られるようになる。
【0008】より好ましくは、前記左右のシートリクラ
イニング装置の前記ロック機構は、前記連動シャフトが
挿通される貫通孔を備えたカムを有し、前記貫通孔は前
記連動シャフトに対して前記カムを一体回転可能且つ軸
方向に挿入組付け可能な形状を呈する、と良い。
イニング装置の前記ロック機構は、前記連動シャフトが
挿通される貫通孔を備えたカムを有し、前記貫通孔は前
記連動シャフトに対して前記カムを一体回転可能且つ軸
方向に挿入組付け可能な形状を呈する、と良い。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、シートバ
ック角度調整装システム20は、シート(図示せず)の
幅方向(図1示左右方向)における左右側部に所定の間
隔をもって装着されロック及びロック解除が可能な対の
シートリクライニング装置10R、10L、シートリク
ライニング装置10R、10L間に配置されシートリク
ライニング装置10R、10Lを連動してロック及び、
ロック解除動作させる連動シャフト4、連動シャフト4
に取り付けられた操作レバー7によって構成されてい
る。
ック角度調整装システム20は、シート(図示せず)の
幅方向(図1示左右方向)における左右側部に所定の間
隔をもって装着されロック及びロック解除が可能な対の
シートリクライニング装置10R、10L、シートリク
ライニング装置10R、10L間に配置されシートリク
ライニング装置10R、10Lを連動してロック及び、
ロック解除動作させる連動シャフト4、連動シャフト4
に取り付けられた操作レバー7によって構成されてい
る。
【0010】シートリクライニング装置10R、10L
は、夫々、ロアアーム1及びアッパアーム2を備えてい
る。ロアアーム1は、シートクッションフレームAにエ
ンボス15の係合とフォルダ6の溶接aによって固定さ
れている。アッパアーム2は、シートバックフレームB
にピン22の溶接bとエンボス24との係合によって固
定されている。フォルダ6は、ロアアーム1とアッパア
ーム2とを相対回動自在にシート幅方向において重合保
持している。これにより、アッパアーム2は、ロアアー
ム1に回動自在に支持される。
は、夫々、ロアアーム1及びアッパアーム2を備えてい
る。ロアアーム1は、シートクッションフレームAにエ
ンボス15の係合とフォルダ6の溶接aによって固定さ
れている。アッパアーム2は、シートバックフレームB
にピン22の溶接bとエンボス24との係合によって固
定されている。フォルダ6は、ロアアーム1とアッパア
ーム2とを相対回動自在にシート幅方向において重合保
持している。これにより、アッパアーム2は、ロアアー
ム1に回動自在に支持される。
【0011】図2に示されるように、ロアアーム1に
は、凹部11が半抜き形成されている。この凹部11
は、アッパアーム2に対向する面側に開口しており、ア
ッパアーム2のロアアーム1に対する回動軸線C(図2
示)を中心とした内周面11aを備えている。アッパアー
ム2は、ロアアーム1の凹部11内にその外周面21が
凹部11の内周面11aと摺接するように収納されてい
る。このロアアーム1の凹部11の内周面11aとアッ
パアーム2の外周面21との摺接がロアアーム1とアッ
パアーム2との相対回動における軸受として機能してい
る。
は、凹部11が半抜き形成されている。この凹部11
は、アッパアーム2に対向する面側に開口しており、ア
ッパアーム2のロアアーム1に対する回動軸線C(図2
示)を中心とした内周面11aを備えている。アッパアー
ム2は、ロアアーム1の凹部11内にその外周面21が
凹部11の内周面11aと摺接するように収納されてい
る。このロアアーム1の凹部11の内周面11aとアッ
パアーム2の外周面21との摺接がロアアーム1とアッ
パアーム2との相対回動における軸受として機能してい
る。
【0012】アッパアーム2には、凹部25が半抜き形
成されている。この凹部25は、ロアアーム1に対向す
る面側に開口しており、回転軸線Cを中心とした内歯2
5aを備えている(図5示)。
成されている。この凹部25は、ロアアーム1に対向す
る面側に開口しており、回転軸線Cを中心とした内歯2
5aを備えている(図5示)。
【0013】ロアアーム1とアッパアーム2との間に
は、ロック機構3が配設されている。このロック機構3
は、3つのポール33、カム32、及びポールプレート
31によって構成されている。3つのポール33は、ア
ッパアーム2の凹部25内に回転軸線Cを中心として略
等間隔で放射状に配置されており、ロアアーム1の凹部
11内に突出形成された3個所のガイド部12によりロ
アアーム1及びアッパアーム2の径方向に摺動案内され
ている。このポール33には、アッパアーム2の内歯2
5aと噛合可能な外歯33aが形成されている。又、ポー
ル33には、突起33bが形成されている。カム32
は、アッパアーム2の凹部25に回転軸線上に配置され
ている。このカム32には、3つのカム面32dが形成
されている。このカム面32dは、ポール33の外歯3
3aとは反対側の背面33cと当接可能となっている。ポ
ールプレート31は、カム32と一体的に作動するよう
に3個所の穴31aと3個所の突起32bとの嵌合でカム
32に固着されている。又、ポールプレート31には、
3つのカム穴31cが形成されており、このカム穴31c
にポール33の突起33bが挿通されている。
は、ロック機構3が配設されている。このロック機構3
は、3つのポール33、カム32、及びポールプレート
31によって構成されている。3つのポール33は、ア
ッパアーム2の凹部25内に回転軸線Cを中心として略
等間隔で放射状に配置されており、ロアアーム1の凹部
11内に突出形成された3個所のガイド部12によりロ
アアーム1及びアッパアーム2の径方向に摺動案内され
ている。このポール33には、アッパアーム2の内歯2
5aと噛合可能な外歯33aが形成されている。又、ポー
ル33には、突起33bが形成されている。カム32
は、アッパアーム2の凹部25に回転軸線上に配置され
ている。このカム32には、3つのカム面32dが形成
されている。このカム面32dは、ポール33の外歯3
3aとは反対側の背面33cと当接可能となっている。ポ
ールプレート31は、カム32と一体的に作動するよう
に3個所の穴31aと3個所の突起32bとの嵌合でカム
32に固着されている。又、ポールプレート31には、
3つのカム穴31cが形成されており、このカム穴31c
にポール33の突起33bが挿通されている。
【0014】図1及び図2に示されるように、連動シャ
フト4は、シート幅方向に延在し、シートリクライニン
グ装置10L、10R間の距離より長い長さの棒状のもの
で、図3に示されるように、その外周面41に開口し且
つその長手方向に延びる複数の切り欠き溝42が形成さ
れたスプライン形状の断面を有している。カム32に
は、回転軸線C上に位置する貫通穴32aが形成されたボ
ス部32eが形成されている。この貫通穴32aは、連動
シャフト4の断面形状に対向するスプライン形状の断面
を有している。又、ポールプレート31及びアッパアー
ム2には、回転軸線C上に位置し且つ連動シャフト4の
外径に対して十分大きい径の貫通穴31b、23が形成
されている。又、ロアアーム1は、回転軸線C上に位置
し且つ連動シャフト4を回転自在に支持すべく、回転軸
の外径と略同じ径の貫通穴13が形成されている。又、
連動シャフト4の一端側及び他端側には、スナップリン
グ溝41が設けられている。このような構成において、
連動シャフト4は、回転軸線C上に位置し、その一端側
でシートバックフレームBを貫通して、シートリクライ
ニング装置10Lのロアアーム1、カム32、ポールプ
レート31及びアッパアーム2の貫通孔13、32a、
31b、23に挿通されてロアアーム1に回動自在支持
され、さらに、シートクッションフレームAを貫通して
スナップリング溝41に装着されたスナップリング8に
て抜け止めされている。また、その他端側でシートバッ
クフレームBを貫通して、シートリクライニング装置1
0Rのロアアーム1、カム32、ポールプレート31及
びアッパアーム2の貫通孔13、32a、31b、23に
挿通されてロアアーム1に回動自在に支持され、さら
に、シートクッションフレームAを貫通してスナップリ
ング溝41に装着さらたスナップリング8にて抜け止め
されている。
フト4は、シート幅方向に延在し、シートリクライニン
グ装置10L、10R間の距離より長い長さの棒状のもの
で、図3に示されるように、その外周面41に開口し且
つその長手方向に延びる複数の切り欠き溝42が形成さ
れたスプライン形状の断面を有している。カム32に
は、回転軸線C上に位置する貫通穴32aが形成されたボ
ス部32eが形成されている。この貫通穴32aは、連動
シャフト4の断面形状に対向するスプライン形状の断面
を有している。又、ポールプレート31及びアッパアー
ム2には、回転軸線C上に位置し且つ連動シャフト4の
外径に対して十分大きい径の貫通穴31b、23が形成
されている。又、ロアアーム1は、回転軸線C上に位置
し且つ連動シャフト4を回転自在に支持すべく、回転軸
の外径と略同じ径の貫通穴13が形成されている。又、
連動シャフト4の一端側及び他端側には、スナップリン
グ溝41が設けられている。このような構成において、
連動シャフト4は、回転軸線C上に位置し、その一端側
でシートバックフレームBを貫通して、シートリクライ
ニング装置10Lのロアアーム1、カム32、ポールプ
レート31及びアッパアーム2の貫通孔13、32a、
31b、23に挿通されてロアアーム1に回動自在支持
され、さらに、シートクッションフレームAを貫通して
スナップリング溝41に装着されたスナップリング8に
て抜け止めされている。また、その他端側でシートバッ
クフレームBを貫通して、シートリクライニング装置1
0Rのロアアーム1、カム32、ポールプレート31及
びアッパアーム2の貫通孔13、32a、31b、23に
挿通されてロアアーム1に回動自在に支持され、さら
に、シートクッションフレームAを貫通してスナップリ
ング溝41に装着さらたスナップリング8にて抜け止め
されている。
【0015】図1及び図4に示されるように、連動シャ
フト4の他端には、連動シャフト4のスプライン形状と
嵌合する取り付け孔71を有する操作レバー7がネジ部
品9によって係止されている。又、図1及び図2に示さ
れるように、カム32のボス部32e周りには、一端が
ロアアーム1に形成された溝14に係止され且つ他端が
ボス部32eに形成された溝32cに係止されたスパイラ
ルスプリング5が配置されている。
フト4の他端には、連動シャフト4のスプライン形状と
嵌合する取り付け孔71を有する操作レバー7がネジ部
品9によって係止されている。又、図1及び図2に示さ
れるように、カム32のボス部32e周りには、一端が
ロアアーム1に形成された溝14に係止され且つ他端が
ボス部32eに形成された溝32cに係止されたスパイラ
ルスプリング5が配置されている。
【0016】連動シャフト4の取り付け方法について説
明する。
明する。
【0017】図1及び図2に示されるように、連動シャ
フト4は、シートの左右にシートリクタイニング装置1
0R、10Lを取り付けた後、シートリクライニング装置
10R、10Lの一方側からシートクッションフレームA
を通してシートリクライニング装置10R、10Lの一方
のロアアーム1の貫通孔13に挿入する。連動シャフト
4は、さらにカム32の貫通孔32aを通してアッパア
ーム2の貫通孔23に挿入し、ロアアーム1、カム32
の貫通孔32a及びアッパアーム2に挿入する。シャフ
ト4の挿入後、スナップリング8が連動シャフト4の溝
に装着し、連動シャフト4の溝に装着し、連動シャフト
を軸方向に動かないように固定する。最後に、操作レバ
ー7をネジなど9の固定手段で連動シャフト4に組み付
ける。
フト4は、シートの左右にシートリクタイニング装置1
0R、10Lを取り付けた後、シートリクライニング装置
10R、10Lの一方側からシートクッションフレームA
を通してシートリクライニング装置10R、10Lの一方
のロアアーム1の貫通孔13に挿入する。連動シャフト
4は、さらにカム32の貫通孔32aを通してアッパア
ーム2の貫通孔23に挿入し、ロアアーム1、カム32
の貫通孔32a及びアッパアーム2に挿入する。シャフ
ト4の挿入後、スナップリング8が連動シャフト4の溝
に装着し、連動シャフト4の溝に装着し、連動シャフト
を軸方向に動かないように固定する。最後に、操作レバ
ー7をネジなど9の固定手段で連動シャフト4に組み付
ける。
【0018】次に上記のように構成し且つ組み付けられ
たシートバック角度調整システム20の動作について説
明する。
たシートバック角度調整システム20の動作について説
明する。
【0019】図1は、シートリクライニング装置10
R、10Lのロック状態を示し、カム32は、スパイラル
スプリング5の付勢力を受けてそのカム面32dでポー
ル33を押してポール33の外歯33aとアッパアーム
2の内歯25aとを噛合わせ、アッパアーム2のロアア
ーム1に対する回動を規制している。
R、10Lのロック状態を示し、カム32は、スパイラル
スプリング5の付勢力を受けてそのカム面32dでポー
ル33を押してポール33の外歯33aとアッパアーム
2の内歯25aとを噛合わせ、アッパアーム2のロアア
ーム1に対する回動を規制している。
【0020】この状態において、スパイラルスプリング
5に抗して、操作レバー7を回転操作すると、連動シャ
フト4を介して、シートリクライニング装置10R、1
0Lのカム32とポールプレート31が連動して回動
し、ポール33の背面とカム面dとの当接が外れる。操
作レバー7の回転操作が進むと、ポール33の突起部3
3bに対するポールプレート31のカム長孔31cのカム
作用により、ポール33がその外歯33aとアッパアー
ム2の内歯22との噛合を解除する方向に摺動する。こ
れにより、シートリクライニング装置10R、10Lが解
除状態となり、アッパーアーム2がロアアーム1に対し
て回動できるようになる。
5に抗して、操作レバー7を回転操作すると、連動シャ
フト4を介して、シートリクライニング装置10R、1
0Lのカム32とポールプレート31が連動して回動
し、ポール33の背面とカム面dとの当接が外れる。操
作レバー7の回転操作が進むと、ポール33の突起部3
3bに対するポールプレート31のカム長孔31cのカム
作用により、ポール33がその外歯33aとアッパアー
ム2の内歯22との噛合を解除する方向に摺動する。こ
れにより、シートリクライニング装置10R、10Lが解
除状態となり、アッパーアーム2がロアアーム1に対し
て回動できるようになる。
【0021】操作レバー7の回転操作を解除すると、パ
イラルスプリング5の作用により、連動シャフト4を介
して、カム32が前述と逆に回転し、シートリクライニ
ング装置10R、10Lは、ロック状態となる。
イラルスプリング5の作用により、連動シャフト4を介
して、カム32が前述と逆に回転し、シートリクライニ
ング装置10R、10Lは、ロック状態となる。
【0022】シートリクライニング装置10R、10L
は、シートへの組み付けに祭して、作業がもっともしや
すい位置にロックさせた状態で行うと良い。
は、シートへの組み付けに祭して、作業がもっともしや
すい位置にロックさせた状態で行うと良い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、シートの左右にシート
リクライニング装置を有し、左右のシートリクライニン
グ装置の連動シャフトを、シートにシートリクライニン
グ装置を装着してから組み付け可能な構成としたので、
シートバック角度調整システムの組み付け工程の自由度
を向上させることができる。
リクライニング装置を有し、左右のシートリクライニン
グ装置の連動シャフトを、シートにシートリクライニン
グ装置を装着してから組み付け可能な構成としたので、
シートバック角度調整システムの組み付け工程の自由度
を向上させることができる。
【0024】又、本発明によれば、シートリクライニン
グ装置をシートに組み付ける際には、連動シャフトが組
み付けられていないので、シートリクライニング装置を
シートに組み付ける際、予め最も作業しやすい位置にセ
ットされたシートクライニング装置のロックが解除され
ることはなく、組み付け作業性をより向上させることが
できる。
グ装置をシートに組み付ける際には、連動シャフトが組
み付けられていないので、シートリクライニング装置を
シートに組み付ける際、予め最も作業しやすい位置にセ
ットされたシートクライニング装置のロックが解除され
ることはなく、組み付け作業性をより向上させることが
できる。
【図1】本発明に係るシートバック角度調整システムの
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明に係るシートバック角度調整システムの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】本発明に係るシートバック角度調整システムの
連動シャフト断面図である。
連動シャフト断面図である。
【図4】本発明に係るシートバック角度調整システムの
一部拡大図である。
一部拡大図である。
【図5】本発明に係るシートバック角度調整システムの
アッパアームの正面図である。
アッパアームの正面図である。
1 ロアアーム 2 アッパアーム 3 ロック機構 4 連動シャフト A シートクッションフレーム(シートクッション) B シートバックフレーム(シートバック) 10R、10L シートリクライニング装置 20 シートバック角度調整システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B087 BD03 3B099 AA05 BA04 CA05 CA23 CA30 CA31 CB06 DA07
Claims (2)
- 【請求項1】 シートの左右にシートリクライニング装
置が装着され、該左右のシートリクライニング装置が相
互に連動シャフトを介して作動するシートバック角度調
整システムにおいて、前記左右のシートリクライニング
装置は、夫々シートクッション側に保持されるロアアー
ムと、該ロアアームに回動自在に支持されシートバック
側に保持されるアッパアームと、前記ロアアームと前記
アッパアームとの間に配設され前記アッパアームの前記
ロアアームに対する回動を規制するロック機構とを有し
て構成され、前記連動シャフトを、前記左右のシートリ
クライニング装置を前記シートに装着した後に前記左右
のシートクリライニング装置に対して一方の前記シート
リクライニング装置側から挿入組み付けできるよう構成
した、ことを特徴とするシートバック角度調整システ
ム。 - 【請求項2】 前記左右のシートリクライニング装置の
前記ロック機構は、前記連動シャフトが挿通される貫通
孔を備えたカムを有し、前記貫通孔は前記連動シャフト
に対して前記カムを一体回転可能且つ軸方向に挿入組付
け可能な形状を呈する、請求項1記載のシートバック角
度調整システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161353A JP2000342369A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | シートバック角度調整システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11161353A JP2000342369A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | シートバック角度調整システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000342369A true JP2000342369A (ja) | 2000-12-12 |
Family
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---|---|---|---|---|
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-
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- 1999-06-08 JP JP11161353A patent/JP2000342369A/ja active Pending
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