JP2000342291A - 高度不飽和脂肪酸含有グリセリドの酵素的製造方法 - Google Patents

高度不飽和脂肪酸含有グリセリドの酵素的製造方法

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JP2000342291A
JP2000342291A JP11158017A JP15801799A JP2000342291A JP 2000342291 A JP2000342291 A JP 2000342291A JP 11158017 A JP11158017 A JP 11158017A JP 15801799 A JP15801799 A JP 15801799A JP 2000342291 A JP2000342291 A JP 2000342291A
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fatty acid
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unsaturated fatty
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Seiji Norinobu
誠司 則信
Fumi Sato
フミ 佐藤
Mitsumasa Manso
三正 万倉
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Ikeda Shokken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EPA及びDHAがともに高純度に濃縮され
たグリセリドを効率よく、かつ安価に製造することがで
きる高度不飽和脂肪酸含有グリセリドの酵素的製造方法
を提供する。 【解決手段】 エイコサペンタエン酸を25%(構成脂
肪酸中の面積%)以上含有し、且つドコサヘキサエン酸
を25%以上含有するグリセリドの製造方法において、
エイコサペンタエン酸の濃縮に有効であるリパーゼとド
コサヘキサエン酸の濃縮に有効であるリパーゼを併用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高度不飽和脂肪酸含
有グリセリドの酵素的製造方法に関し、特にエイコサペ
ンタエン酸及びドコサヘキサエン酸が共に高純度に濃縮
された高度不飽和脂肪酸含有グリセリドの酵素的製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】イワシ、サバ、サンマ、アジ等の魚類の
脂質(魚油)、鯨等の海獣類の脂質、紅藻、褐藻等の藻
類の脂質、甲殻類、貝類、海産動物類等の脂質、あるい
は微生物等の脂質の構成脂肪酸中には、高度不飽和脂肪
酸(以下、PUFAと略す)が多量に含まれている。こ
のうち、エイコサペンタエン酸(以下、EPAと略す)
やドコサヘキサエン酸(以下、DHAと略す)などはω
−3系列の不飽和脂肪酸であり、プロスタグランジンや
トロンボキサンとの関連性において、その生理活性が注
目されている。
【0003】EPAについては動脈硬化や高脂血症の医
薬品として既に市販されており、また、DHAについて
は網膜反射機能の向上作用、記憶学習機能の向上作用と
いったEPAとは異なる特徴的な生理活性が認められ、
医薬品、食品分野への開発が進められている。
【0004】上記のごときEPAやDHAを主体とした
PUFAを濃縮する方法に関しては、(1)クロマトグ
ラフィー法、(2)尿素付加法、(3)低温溶媒分別結
晶法、(4)分子蒸留法又は減圧蒸留法、(5)液−液
分配法、(6)二重結合への付加物による方法、(7)
超臨海抽出法、(8)リパーゼによる加水分解法、及び
これらを組み合わせた方法などが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、医薬品にお
けるPUFAは主として高純度に濃縮された脂肪酸エチ
ルエステルの形で利用されているが、脂肪酸エチルエス
テルはその体内における吸収性においてグリセリド(グ
リセリドとは、モノアシルグリセロール、ジアシルグリ
セロール、トリアシルグリセロールの混合物と定義す
る)に劣る。
【0006】一方、グリセリドの形でPUFAを濃縮す
る場合、上記のごとき、従来の濃縮方法では、EPAや
DHAの何れか一方のみが濃縮されるか、あるいはいず
れもが低純度に含まれているだけである。
【0007】例えば、上記リパーゼによる加水分解法で
は、PUFAを濃縮する酵素としてキャンディダ属由来
リパーゼ、リゾプス属由来リパーゼ、ムコール属リパー
ゼ、アルカリゲネス属リパーゼなどが知られているが、
これらを用いてもDHA或いはEPAの一方のみを濃縮
することしかできない。
【0008】例えば、アルカリゲネス属リパーゼのみを
用いた場合、加水分解反応に伴ってEPA純度は上昇し
続けるが、DHA純度は殆ど上昇しない。また、キャン
ディダ属由来リパーゼのみを用いる場合、反応の初期段
階ではEPA純度が上昇するが、DHA純度の上昇に伴
って急速にEPA純度は低下し、原料とほぼ同程度ある
いはそれ以下に低下してしまう。
【0009】このように、従来、EPA及びDHAをと
もに高純度に含有するグリセリドを得ることは非常に困
難であり、得られた場合にも製造コストは非常に高価な
ものになるという問題点があった。
【0010】そこで、本発明は、EPA及びDHAがと
もに高純度に濃縮されたグリセリドを効率よく、かつ安
価に製造することができる高度不飽和脂肪酸含有グリセ
リドの酵素的製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、PUFAが濃
縮されたグリセリドを得るにあたり、エイコサペンタエ
ン酸の濃縮に有効であるリパーゼとドコヘキサエン酸の
濃縮に有効であるリパーゼを併用することを特徴とする
ものである。
【0012】PUFAを提供するおもな油脂原料として
は、魚類、鯨類の海獣類、貝類、藻類、微生物等があげ
られるが、何れもEPA或いはDHAの一方のみを高純
度に含有しているか、或いは両者を低純度に含有してい
るに過ぎない。
【0013】そこで、本発明では、上記油脂を単独で或
いは混合したものを原料とし、エイコサペンタエン酸の
濃縮に有効であるリパーゼとドコサヘキサエン酸の濃縮
に有効であるリパーゼを併用することによって、EPA
及びDHAがともに高純度に濃縮されたグリセリドを効
率よく安価に製造する。
【0014】すなわち、本発明では、エイコサペンタエ
ン酸の濃縮に有効であるリパーゼとドコサヘキサエン酸
の濃縮に有効であるリパーゼを併用することによって、
エイコサペンタエン酸を25%以上含有し、且つドコサ
ヘキサエン酸を25%以上含有するグリセリドを効率よ
く安価に製造することができる。なお、本発明におい
て、エイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸の含有
%とはエイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸の構
成脂肪酸中の面積%をいう。
【0015】本発明においてエイコサペンタエン酸の濃
縮を目的とした加水分解に用いられるリパーゼとして
は、EPAとグリセリンの結合に作用しにくい、すなわ
ちEPAに対してできるだけ基質特異性の低いリパーゼ
がよく、特にアルカリゲネス(Alcaligenes )属リパー
ゼが望ましい。
【0016】また、ドコサヘキサエン酸の濃縮を目的と
した加水分解に用いられるリパーゼとしては、DHAと
グリセリンの結合に作用しにくい、すなわちDHAに対
してできるだけ基質特異性の低いリパーゼがよく、キャ
ンディダ(Candida )属、ムコール(Mucor )属、リゾ
プス(Rhizopus)属、シュードモナス(Pseudomonas)
属、ジオトリカム(Geotricum )属などの微生物由来の
リパーゼなどが挙げられるが、特に、キャンディダ・シ
リンドラシエ(Candida cylindracea )由来のリパーゼ
が望ましい。
【0017】本発明で用いられるリパーゼの加水分解反
応条件は通常のリパーゼと同様である。すなわち、リパ
ーゼの使用量は原料油脂あたり、それぞれ100〜50
00ユニット(U)の範囲であり、好ましくはそれぞれ
50〜1500ユニット(U)である。
【0018】また、水分添加量は原料油脂1gに対して
5〜500重量%の範囲であり、好ましくは10〜20
0重量%である。
【0019】pHについては3.0〜8.5の範囲が好
ましく、これを調節するために緩衝液を用いるとさらに
効果的で、pHとして4.0〜7.5が特に好ましい範
囲である。
【0020】さらにより効果的な反応を行うためには、
乳化剤、例えばポリビニルアルコールなどを用いること
もでき、また、加水分解活性を高めるためには胆汁酸塩
の添加も効果がある。反応は大気下で行っても良いが、
PUFAを多量に含む場合には不活性ガス、例えば窒素
ガスなどを用いることにより脂肪酸の劣化を防ぐことが
できる。また、酸化防止剤、たとえばトコフェロールな
どを併用しても良い。
【0021】加水分解反応は20〜60℃の範囲が好ま
しく、20℃未満では反応が遅く、60℃以上では酵素
が失活する。25〜50℃の範囲で行うのが望ましい。
【0022】また、反応は撹拌した方が望ましいが、乳
化状態にして静置反応もできる。さらに反応はバッチ式
反応でも良いが、連続式として、固定化酵素カラムも使
用できる。
【0023】加水分解の程度は反応中の加水分解油をサ
ンプリングし、酸価を測定することにより知ることがで
きる。得られるグリセリド中のEPA及びDHAの含量
及び収率は、加水分解油の分解の程度、すなわち加水分
解油の酸価によって推定できる。
【0024】本発明の目的からは、加水分解油の酸価が
50〜150になった時点で反応を終了するのが望まし
い。通常、反応は1〜24時間の範囲で行われる。
【0025】もし、酸価が目標の値に達しない場合は、
反応時間や反応温度で調整できる。
【0026】なお、本反応においてはエイコサペンタエ
ン酸の濃縮に有効であるリパーゼとドコサヘキサエン酸
の濃縮に有効であるリパーゼを同時に添加しても良い
が、段階的に添加しても良い。また、その際には第一段
階の反応後に生成した遊離脂肪酸を予め除去した後に第
二段階の反応を行うと更に効率よくDHA及びEPAを
濃縮することができる。
【0027】また、本発明は、EPAを20%以上含有
し、且つDHAを20%以上含有するグリセリドの製造
にも用いることができる。
【0028】なお、上記加水分解油中に含まれるEPA
及びDHAを高度に含むグリセリド以外の遊離脂肪酸を
除去する方法については、通常行われているアルカリ脱
酸法、分子蒸留法の他に、溶剤抽出法、イオン交換樹脂
法、低温結晶法および減圧水蒸気蒸留法、又はこれらを
組み合わせた方法を適用することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的な実施例及び比較例に基づいて説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
【0030】
【実施例1】イワシ油(EPA:18.1%、DHA:
10.6%、酸価:4.6)100gに、アルカリゲネ
ス(Alcaligenes )属由来のリパーゼ粉末(5,000
ユニット/g)2.0gとキャンディダ(Candida )属
由来のリパーゼ粉末(60,000ユニット/g)2.
0gを含む水100gを加え、40℃、pH7.0の条
件下で12時間撹拌しながら酵素反応を行って、加水分
解油を得た。
【0031】次いで、この加水分解油を遠心分離し、油
層を回収した後に水洗によってグリセリンを除去した。
続いて、流下薄膜式分子蒸留装置を用いて、真空度0.
005mmHg、蒸発面温度200℃、流速30g/L
の条件下で処理して、遊離脂肪酸の除去を行い、EPA
及びDHAが濃縮されたグリセリド37.9gを得た。
【0032】得られたグリセリドの酸価は0.8であ
り、EPA及びDHAはそれぞれ27.1%及び25.
4%であった。
【0033】
【実施例2】イワシ油(EPA:18.1%、DHA:
10.6%、酸価:4.6)100gに、アルカリゲネ
ス(Alcaligenes )属由来のリパーゼ粉末(5,000
ユニット/g)1.0gとリゾプス(Rhizopus)属由来
のリパーゼ粉末(10,000ユニット/g)6.0g
を含む水100gを加え、40℃、pH7.0の条件下
で24時間撹拌しながら酵素反応を行って、加水分解油
を得た。
【0034】次いで、実施例1と同様に油層の回収、グ
リセリン及び遊離脂肪酸の除去を行い、EPA及びDH
Aが濃縮されたグリセリド32.1gを得た。
【0035】得られたグリセリドの酸価は1.1であ
り、EPA及びDHAはそれぞれ26.6%及び26.
2%であった。
【0036】
【実施例3】イワシ油(EPA:18.1%、DHA:
10.6%、酸価:4.6)とカツオ油(EPA:6.
1%、DHA:27.8、酸価:0.5)をあらかじめ
1:1の割合で混合し得られた油脂(EPA:12.1
%、DHA:19.2%、酸価:2.7)100gに、
アルカリゲネス(Alcaligenes )属由来のリパーゼ粉末
(5,000ユニット/g)3.0gとキャンディダ
(Candida )属由来のリパーゼ粉末(60,000ユニ
ット/g)1.0gとを含む水100gを加え、40
℃、pH7.0の条件下で12時間撹拌しながら酵素反
応を行って、加水分解油を得た。
【0037】次いで、実施例1と同様に油層の回収、グ
リセリン及び遊離脂肪酸の除去を行い、EPA及びDH
Aが濃縮されたグリセリド35.5gを得た。
【0038】得られたグリセリドの酸価は1.1であ
り、EPA及びDHAはそれぞれ25.3%及び26.
1%であった。
【0039】
【比較例1】イワシ油(EPA:18.1%、DHA:
10.6%、酸価:4.6)100gに、キャンディダ
(Candida )属由来のリパーゼ粉末(60,000ユニ
ット/g)2.0gを含む水100gを加え、40℃、
pH7.0の条件下で12時間撹拌しながら酵素反応を
行って、加水分解油を得た。
【0040】次いで、実施例1と同様に油層の回収、グ
リセリン及び遊離脂肪酸の除去を行い、EPA及びDH
Aが濃縮されたグリセリド25.6gを得た。
【0041】得られたグリセリドの酸価は1.2であ
り、EPA及びDHAはそれぞれ19.5%及び25.
6%であった。
【0042】
【比較例2】マグロ油(EPA:7.1%、DHA:2
7.6%、酸価:0.2)100gに、アルカリゲネス
(Alcaligenes )属由来のリパーゼ粉末(5,000ユ
ニット/g)2.0gを含む水100gを加え、40
℃、pH7.0の条件下で12時間撹拌しながら酵素反
応を行って、加水分解油を得た。
【0043】次いで、実施例1と同様に油層の回収、グ
リセリン及び遊離脂肪酸の除去を行い、EPA及びDH
Aが濃縮されたグリセリド24.6gを得た。
【0044】得られたグリセリドの酸価は1.1であ
り、EPA及びDHAはそれぞれ14.8%及び26.
9%であった。
【0045】以上の実施例、比較例の説明からも明らか
なように、本発明では、エイコサペンタエン酸の濃縮に
有効であるリパーゼとドコサヘキサエン酸の濃縮に有効
であるリパーゼを併用することによって、カツオ油、マ
グロ油、イワシ油などの魚油から、EPA及びDHAを
それぞれ25%以上含むグリセリドを、安価に工業的規
模で製造することができるという効果を奏する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、エイ
コサペンタエン酸の濃縮に有効なリパーゼとドコサヘキ
サエン酸の濃縮に有効なリパーゼを併用して高度不飽和
脂肪酸含有グリセリドの製造するようにしたので、EP
A及びDHAがともに高純度に濃縮されたグリセリドを
効率よく、かつ安価に製造することができる等の効果を
奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 万倉 三正 広島県福山市箕沖町95番地7 池田食研株 式会社内 Fターム(参考) 4B064 AD88 AD90 CA02 CA05 CA06 CA21 CC03 CD21 DA01 DA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高度不飽和脂肪酸含有油脂からリパーゼ
    を用いた加水分解により高度不飽和脂肪酸の濃縮された
    高度不飽和脂肪酸含有グリセリドを製造する高度不飽和
    脂肪酸含有グリセリドの製造方法において、 上記リパーゼとしてエイコサペンタエン酸の濃縮に有効
    なリパーゼとドコサヘキサエン酸の濃縮に有効なリパー
    ゼが併用されることを特徴とする高度不飽和脂肪酸含有
    グリセリドの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記エイコサペンタエン酸の濃縮に有効
    なリパーゼはアルカリゲネス(Alcaligenes )属由来の
    リパーゼであることを特徴とする請求項1記載の高度不
    飽和脂肪酸含有グリセリドの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記ドコサヘキサエン酸の濃縮に有効な
    リパーゼはキャンディダ(Candida )属由来のリパーゼ
    であることを特徴とする請求項1記載の高度不飽和脂肪
    酸含有グリセリドの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記高度不飽和脂肪酸含有グリセリド
    は、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を共
    に25%以上含有することを特徴とする請求項1記載の
    高度不飽和脂肪酸含有グリセリドの製造方法。
  5. 【請求項5】 上記高度不飽和脂肪酸含有油脂はエイコ
    サペンタエン酸の高純度含有油脂とドコサヘキサエン酸
    の高純度含有油脂の混合物であることを特徴とする請求
    項1記載の高度不飽和脂肪酸含有グリセリドの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 上記加水分解は反応中の加水分解油の酸
    価が50〜150になるまで行われることを特徴とする
    請求項1記載の高度不飽和脂肪酸含有グリセリドの製造
    方法。
JP11158017A 1999-06-04 1999-06-04 高度不飽和脂肪酸含有グリセリドの酵素的製造方法 Withdrawn JP2000342291A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002205953A (ja) * 2001-01-10 2002-07-23 Asahi Denka Kogyo Kk 抗腫瘍組成物
JP2013521004A (ja) * 2010-03-09 2013-06-10 ステパン スペシャルティー プロダクツ, エルエルシー 食用油の処理方法
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