JP2000341389A

JP2000341389A - 自動呼出装置及び方法

Info

Publication number: JP2000341389A
Application number: JP14483599A
Authority: JP
Inventors: Hiroko Munemura; 裕子宗村
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1999-05-25
Filing date: 1999-05-25
Publication date: 2000-12-08

Abstract

(57)【要約】【課題】受付待ちの顧客の要請に応じて顧客を携
帯端末装置で呼び出すこと。【解決手段】顧客データ記憶部１０７に、順番待ち顧
客の携帯端末装置の携帯端末番号を待ち順番に従って記
憶し、音声データ記憶部１０６に、顧客へ通知する音声
ガイド（順番が来ました等の音声ガイド）を記憶し、デ
ータベース処理部１０３で、顧客データ記憶部１０７か
ら次に呼び出す顧客の携帯端末番号を検索し、音声送信
部１０２で、その検索された携帯端末番号で発呼し、こ
の発呼による携帯端末装置との呼接続後に音声ガイドを
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動呼出装置及び
方法に関し、特に、移動体通信システムにおけるＰＨＳ
(Personal Handyphone System)や携帯電話機或いは情報
端末機等の携帯端末装置（移動局）を用いて顧客を呼び
出す場合に好適な自動呼出装置及び方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、イベント会場での順番待ちなど何
らかの受付待ちが生じる場合、順番が来るまで待つ必要
があり、その間、顧客は長時間にわたって拘束されてい
た。

【０００３】また、従来の自動呼出装置及び方法として
は、特開平９−５４８８８号公報に記載されているもの
がある。この公報の報知設備は、各種センサからの出力
を受信監視制御装置で監視し、この監視情報を自動伝送
装置が電話網を介して基地局へ伝送し、この伝送されて
きた監視情報を基地局がユーザのＰＨＳに送信するよう
に構成されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、緊急時の報知設備であることから、緊
急時の報知が目的であり、受付待ちの顧客を呼び出す設
備ではなく、また、情報の提供が一方通行のため、顧客
の要請が反映できないという問題がある。

【０００５】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、受付待ちの顧客の要請に応じて顧客を携帯端末装
置で呼び出すことができる自動呼出装置及び方法を提供
することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、順番待ち顧客
の携帯端末装置の携帯端末番号を待ち順番に従って記憶
すると共に、顧客へ通知する順番待ち到来を知らせる音
声ガイドを記憶しておき、その記憶された次に呼び出す
顧客の携帯端末番号を検索し、この検索された携帯端末
番号で発呼し、呼接続後に音声ガイドを送信し、また、
この送信された音声ガイドに対して顧客が携帯端末装置
でダイヤル指定する待ち順番到来の了承、待ち順番の後
回し、及び順番待ちのキャンセルの応答内容をダイヤル
信号に対応付けて記憶しておき、携帯端末装置からのダ
イヤル信号を受信した際に、この受信ダイヤル信号に対
応する記憶応答内容を検出し、この検出された応答内容
を実行する。

【０００７】

【発明の実施の形態】本発明の第１の態様は、順番待ち
顧客の携帯端末装置の携帯端末番号が待ち順番に従って
記憶された顧客データ記憶手段と、顧客へ通知する音声
ガイドが記憶された音声データ記憶手段と、前記顧客デ
ータ記憶手段から次に呼び出す顧客の携帯端末番号を検
索する処理手段と、前記検索された携帯端末番号で発呼
し、呼接続後に前記音声ガイドを送信する送信手段とを
具備する構成を採る。

【０００８】この構成によれば、順番が来たことを顧客
の携帯端末装置に自動的に知らせることができ、これに
よって、顧客はその場で順番待ちを行わなくとも良く、
順番待ちのために拘束されることがなくなる。

【０００９】本発明の第２の態様は、第１の態様におい
て、処理手段は、送信手段による発呼後に発呼先の携帯
端末装置が話中の場合、顧客データ記憶手段に記憶され
た前記携帯電話装置の携帯端末番号を待ち順番の最後に
回す変更を行う構成を採る。

【００１０】この構成によれば、順番が来たことを知ら
せるために余計な時間が掛かるといったことがなくなり
効率よく順番を通知することができる。

【００１１】本発明の第３の態様は、第１の態様におい
て、処理手段は、送信手段による発呼後に発呼先の携帯
端末装置から予め設定されたコール回数経過後に応答が
無い場合、顧客データ記憶手段に記憶された前記携帯電
話装置の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行
う構成を採る。

【００１２】この構成によれば、順番が来たことを知ら
せるために余計な時間が掛かるといったことがなくなり
効率よく順番を通知することができる。

【００１３】本発明の第４の態様は、第１の態様から第
３の態様いずれかにおいて、音声ガイドに対して顧客が
携帯端末装置でダイヤル指定する複数種類の応答内容を
ダイヤル信号に対応付けて記憶した設定データ記憶手段
と、前記携帯端末装置からのダイヤル信号を受信し、こ
の受信ダイヤル信号に対応する前記応答内容を前記設定
データ記憶手段から検出する検出手段とを具備し、処理
手段が、前記検出手段で検出された応答内容を実行する
構成を採る。

【００１４】この構成によれば、例えば、音声ガイドで
顧客が順番が来たことを知った場合に、「それを了承し
た」、「順番を最後に回す」、「順番待ちをキャンセル
する」等の顧客の要請に従った応答内容を実行すること
ができる。

【００１５】本発明の第５の態様は、第４の態様におい
て、処理手段は、音声ガイド送信後に検出手段において
ダイヤル信号が予め設定された時間内で受信されない場
合、顧客データ記憶手段に記憶された前記音声ガイド送
信先の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行う
構成を採る。

【００１６】この構成によれば、順番が来たことを知ら
せるために余計な時間が掛かるといったことがなくなり
効率よく順番を通知することができる。

【００１７】本発明の第６の態様は、第４の態様又は第
５の態様において、送信手段は、検出手段において設定
データ記憶手段に設定されたダイヤル信号が受信された
場合、その受信ダイヤル信号に対応する応答内容の実行
を確認する音声ガイドを前記ダイヤル信号の送信元の携
帯端末装置へ送信し、処理手段は、前記音声ガイド送信
後に前記送信元の携帯端末装置からの前記応答内容の実
行確認を示すダイヤル信号が検出手段で検出された際
に、顧客データ記憶手段に記憶された前記送信先携帯端
末装置の携帯端末番号に呼出完了をマークする構成を採
る。

【００１８】この構成によれば、自動順番呼び出しを完
了した顧客を区別することができる。

【００１９】本発明の第７の態様は、第６の態様におい
て、処理手段は、応答内容の実行を確認する音声ガイド
送信後にこの送信先の携帯端末装置からの応答内容の実
行非確認を示すダイヤル信号が検出手段で検出された際
に、顧客データ記憶手段に記憶された前記送信先携帯端
末装置の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行
う構成を採る。

【００２０】この構成によれば、順番が来たことを知ら
せるために余計な時間が掛かるといったことがなくなり
効率よく順番を通知することができる。

【００２１】本発明の第８の態様は、第６の態様におい
て、処理手段は、応答内容の実行を確認する音声ガイド
送信後にこの送信先の携帯端末装置から設定データ記憶
手段に記憶されたダイヤル信号以外のダイヤル信号が、
検出手段で予め設定された回数以上検出された際に、顧
客データ記憶手段に記憶された前記送信先携帯端末装置
の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行う構成
を採る。

【００２２】この構成によれば、順番が来たことを知ら
せるために余計な時間が掛かるといったことがなくなり
効率よく順番を通知することができる。

【００２３】本発明の第９の態様は、第２の態様から第
８の態様いずれかにおいて、処理手段において顧客デー
タ記憶手段に記憶された携帯端末番号を待ち順番の最後
に回す変更が行われた際に、前記携帯端末番号の携帯端
末装置との呼接続を切断する制御手段を具備する構成を
採る。

【００２４】この構成によれば、顧客に順番が来たこと
を知らせるに時間がかかる場合は、余計な呼接続を切断
しておくことができる。

【００２５】本発明の第１０の態様は、第１の態様から
第９の態様いずれかにおいて、送信手段は、基地局装置
を介して携帯端末装置へ発呼及び信号送受信を行う構成
を採る。

【００２６】この構成によれば、基地局装置を介した携
帯端末装置との通信においても第１の態様から第９の態
様いずれかと同様にの作用効果を得ることができる。

【００２７】本発明の第１１の態様は、移動体通信シス
テムに、第１の態様から第１０の態様いずれかに記載の
自動呼出装置を具備する構成を採る。

【００２８】この構成によれば、移動体通信システムに
おいても、第１の態様から第１０の態様いずれかと同様
の作用効果を得ることができる。

【００２９】本発明の第１２の態様は、順番待ち顧客の
携帯端末装置の携帯端末番号を待ち順番に従って記憶す
ると共に、顧客へ通知する順番待ち到来を知らせる音声
ガイドを記憶しておき、前記記憶された次に呼び出す顧
客の携帯端末番号を検索し、この検索された携帯端末番
号で発呼し、呼接続後に前記音声ガイドを送信するよう
にした。

【００３０】この方法によれば、順番が来たことを顧客
の携帯端末装置に自動的に知らせることができ、これに
よって、顧客はその場で順番待ちを行わなくとも良く、
順番待ちのために拘束されることがなくなる。

【００３１】本発明の第１３の態様は、第１２の態様に
おいて、音声ガイドに対して顧客が携帯端末装置でダイ
ヤル指定する待ち順番到来の了承、待ち順番の後回し、
及び順番待ちのキャンセルの応答内容をダイヤル信号に
対応付けて記憶し、前記携帯端末装置からのダイヤル信
号を受信した際に、この受信ダイヤル信号に対応する前
記記憶された応答内容を検出し、この検出された応答内
容を実行するようにした。

【００３２】この方法によれば、音声ガイドで顧客が順
番が来たことを知った場合に、顧客が、待ち順番到来の
了承、待ち順番の後回し、及び順番待ちのキャンセル何
れかの要請を実行することができる。

【００３３】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。

【００３４】（実施の形態）図１は、本発明の実施の形
態に係る自動呼出装置の構成を示すブロック図である。

【００３５】この図１に示す本実施の形態の自動呼出装
置は、移動体通信システムの基地局等に接続されるもの
であり、制御部１０１と、音声送信部１０２と、データ
ベース処理部１０３と、環境設定部１０４と、ダイヤル
信号検出部１０５と、音声データ記憶部１０６と、顧客
データ記憶部１０７と、設定データ記憶部１０８と、表
示装置１０９と、入力装置１１０とを備えて構成されて
いる。

【００３６】環境設定部１０４は、基地局（図示せず）
を介して顧客が所持する携帯端末装置（図示せず）に送
信する順番の到来等を通知する音声ガイドを音声データ
として音声データ記憶部１０６に登録したり、受付待ち
顧客の呼び出すべき人数、コール回数、ダイヤル信号受
信待ち時間（例えば、秒数）、リトライ回数、及び図２
に示すダイヤル信号−制御対応表２０１を、設定データ
として設定データ記憶部１０８に登録するものである。

【００３７】但し、ダイヤル信号−制御対応表２０１
は、ダイヤル信号と機能との対応を表すものであり、顧
客が携帯端末装置においてダイヤル信号１を選択した場
合、応答を意味し、ダイヤル信号２を選択した場合、受
付待ち順番を最後に回すことを意味し、ダイヤル信号３
を選択した場合、順番待ちのキャンセルを意味する。そ
れぞれの意味に応じて、データベース処理部１０３が顧
客データ記憶部１０７に記憶された顧客データを変更す
るようになっている。

【００３８】データベース処理部１０３は、顧客データ
記憶部１０７に記憶された顧客データの中から次に呼び
出すべき顧客を検索し、この検索された顧客の携帯端末
番号を取得するものである。

【００３９】音声送信部１０２は、データベース処理部
１０３で検索された顧客の携帯端末番号に対応する、音
声データ記憶部１０６に登録された音声ガイドを送信す
るものである。

【００４０】ダイヤル信号検出部１０５は、顧客が携帯
端末装置で選択したダイヤル信号「１〜３，＊，＃」を
検出し、設定データ記憶部１０８に記憶されたダイヤル
信号−制御対応表２０１と照らし合わせて、顧客の要請
を判断し、顧客データ記憶部１０７に記憶された受付待
ち顧客の受付順番を変更するものである。

【００４１】制御部１０１は、上記の各部を制御すると
共に、入力装置１１０より入力された顧客データ、音声
データ及び設定データを、各々に対応する顧客データ記
憶部１０７、音声データ記憶部１０６及び設定データ記
憶部１０８に記憶したり、それらデータ等を表示装置１
０９に表示するための制御を行うものである。

【００４２】次に、このような構成の自動呼出装置の動
作を、図３に示すフロー図を参照して説明する。

【００４３】ステップＳＴ３０１において、入力装置１
１０により順番待ち受付の対応済みの顧客の情報が入力
されると、制御部１０１によってその対応済みの顧客情
報がチェックされ、ステップＳＴ３０２において、デー
タベース処理部１０３が顧客データ記憶部１０７から受
付待ちの顧客を検索する。

【００４４】この検索によって、ステップＳＴ３０３に
おいて、制御部１０１は、受付待ち顧客がいるか／いな
いかを判断し、いない場合は、ステップＳＴ３０４にお
いて、入力装置１１０より顧客データが入力されるまで
待ちの状態になる。

【００４５】一方、いる場合は、ステップＳＴ３０５に
おいて、データベース処理部１０３が顧客の携帯端末番
号を取得し、音声送信部１０２が、その取得された受付
待ちの顧客の携帯端末番号で発呼し、ステップＳＴ３０
６において、制御部１０１が、その発呼先の携帯端末装
置が話中又は、設定データ記憶部１０８に設定された指
定コール回数で応答なしか否かを判断する。

【００４６】この判断結果、話中又は指定コール回数応
答なしの場合、ステップＳＴ３０７において、制御部１
０１が、通話を切断し、データベース処理部１０３が顧
客データ記憶部１０７に記憶されたその顧客データを最
後に回すように変更する。

【００４７】応答ありの場合、ステップＳＴ３０８にお
いて、音声送信部１０２が、検索された顧客の携帯端末
番号に対応する音声データ記憶部１０６の登録音声ガイ
ド、例えば「順番が来ました」を送信する。

【００４８】この後、ステップＳＴ３０９において、ダ
イヤル信号検出部１０５がダイヤル信号の受信を、設定
データ記憶部１０８に記憶された設定データが指定する
秒数内受け付ける。

【００４９】指定秒数内でダイヤル信号が受信できない
場合、ステップＳＴ３０７において、通話を切断し、デ
ータベース処理部１０３が顧客データ記憶部１０７に記
憶されたその顧客データを最後に回すように変更する。

【００５０】指定秒数内でダイヤル信号が受信された場
合、ステップＳＴ３１０において、ダイヤル信号検出部
１０５が、ダイヤル信号−制御対応表２０１と、受信ダ
イヤル信号とを比較し、受信ダイヤル信号が制御信号
「１〜３」でない場合は、ステップＳＴ３０９に戻る。

【００５１】受信ダイヤル信号が制御信号「１〜３」の
場合は、ステップＳＴ３１１において、音声送信部１０
２が、顧客が指定したダイヤル信号「１〜３」を確認す
る音声を送信する。

【００５２】次に、ステップＳＴ３１２において、ダイ
ヤル信号検出部１０５が、ダイヤル信号−制御対応表２
０１と、受信ダイヤル信号とを比較する。この結果、受
信ダイヤル信号が確認（＊）の場合、ステップＳＴ３１
３において、データベース処理部１０３が顧客データ記
憶部１０７に記憶された顧客データベースに完了フラグ
を記憶する。

【００５３】一方、非確認(＃)又は、ダイヤル信号−制
御対応表２０１に登録されていないダイヤル信号を受信
した場合、ステップＳＴ３１４において、ダイヤル信号
検出部１０５が、顧客が行うダイヤル指定のリトライ回
数をカウントアップする。

【００５４】そして、ステップＳＴ３１５において、ダ
イヤル信号検出部１０５が、設定データ記憶部１０８の
設定データとリトライ回数とを比較する。この結果、設
定データの指定回数以上の場合、ステップＳＴ３０７に
おいて、通話を切断し、データベース処理部１０３が顧
客データ記憶部１０７に記憶されたその顧客データを最
後に回すように変更する。指定回数以内の場合は、ステ
ップＳＴ３０８に戻る。

【００５５】このように、本実施の形態の自動呼出装置
によれば、顧客データ記憶部１０７に、順番待ち顧客の
携帯端末装置の携帯端末番号を待ち順番に従って記憶
し、音声データ記憶部１０６に、顧客へ通知する音声ガ
イド（順番が来ました等の音声ガイド）を記憶し、デー
タベース処理部１０３で、顧客データ記憶部１０７から
次に呼び出す顧客の携帯端末番号を検索し、音声送信部
１０２で、その検索された携帯端末番号で発呼し、この
発呼による携帯端末装置との呼接続後に音声ガイドを送
信するようにしたので、順番が来たことを顧客の携帯端
末装置に自動的に知らせることができ、これによって、
顧客はその場で順番待ちを行わなくとも良く、順番待ち
のために拘束されることがなくなる。

【００５６】また、データベース処理部１０３が、音声
送信部１０２による発呼後に発呼先の携帯端末装置が話
中の場合、顧客データ記憶部１０７に記憶された前記発
呼先の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行う
ようにしたので、順番が来たことを知らせるために余計
な時間が掛かるといったことがなくなり効率よく順番を
通知することができる。

【００５７】また、データベース処理部１０３が、音声
送信部１０２による発呼後に発呼先の携帯端末装置から
予め設定されたコール回数経過後に応答が無い場合、顧
客データ記憶部１０７に記憶された前記発呼先の携帯端
末番号を待ち順番の最後に回す変更を行うようにしたの
で、順番が来たことを知らせるために余計な時間が掛か
るといったことがなくなり効率よく順番を通知すること
ができる。

【００５８】また、設定データ記憶部１０８に、音声ガ
イドに対して顧客が携帯端末装置でダイヤル指定する複
数種類の応答内容をダイヤル信号に対応付けて記憶し、
ダイヤル信号検出部１０５が、携帯端末装置からのダイ
ヤル信号を受信し、この受信ダイヤル信号に対応する応
答内容を設定データ記憶部１０８から検出し、データベ
ース処理部１０３が、その検出された応答内容を実行す
るようにしたので、例えば、音声ガイドで顧客が順番が
来たことを知った場合に、「それを了承した」、「順番
を最後に回す」、「順番待ちをキャンセルする」等の顧
客の要請に従った応答内容を実行することができる。

【００５９】また、データベース処理部１０３が、音声
ガイド送信後にダイヤル信号検出部１０５においてダイ
ヤル信号が予め設定された時間内で受信されない場合、
顧客データ記憶部１０７に記憶された音声ガイド送信先
の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行うよう
にしたので、順番が来たことを知らせるために余計な時
間が掛かるといったことがなくなり効率よく順番を通知
することができる。

【００６０】また、音声送信部１０２は、ダイヤル信号
検出部１０５において設定データ記憶部１０８に設定さ
れたダイヤル信号が受信された場合、その受信ダイヤル
信号に対応する応答内容の実行を確認する音声ガイドを
ダイヤル信号の送信元携帯端末装置へ送信し、データベ
ース処理部１０３が、その音声ガイド送信後にこの送信
先携帯端末装置からの応答内容の実行確認を示すダイヤ
ル信号がダイヤル信号検出部１０５で検出された際に、
顧客データ記憶部１０７に記憶された送信先携帯端末装
置の携帯端末番号に呼出完了をマークするようにしたの
で、自動順番呼び出しを完了した顧客を区別することが
できる。

【００６１】また、データベース処理部１０３が、応答
内容の実行を確認する音声ガイド送信後にこの送信先携
帯端末装置からの応答内容の実行非確認を示すダイヤル
信号がダイヤル信号検出部１０５で検出された際に、顧
客データ記憶部１０７に記憶された送信先携帯端末装置
の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行うよう
にしたので、順番が来たことを知らせるために余計な時
間が掛かるといったことがなくなり効率よく順番を通知
することができる。

【００６２】また、データベース処理部１０３が、応答
内容の実行を確認する音声ガイド送信後にこの送信先携
帯端末装置から設定データ記憶部１０８に記憶されたダ
イヤル信号以外のダイヤル信号が、ダイヤル信号検出部
１０５で予め設定された回数以上検出された際に、顧客
データ記憶部１０７に記憶された送信先携帯端末装置の
携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行うように
したので、順番が来たことを知らせるために余計な時間
が掛かるといったことがなくなり効率よく順番を通知す
ることができる。

【００６３】また、制御部１０１が、データベース処理
部１０３において顧客データ記憶手段に記憶された携帯
端末番号を待ち順番の最後に回す変更が行われた際に、
その携帯端末番号の携帯端末装置との呼接続を切断する
ようにしたので、顧客に順番が来たことを知らせるに時
間がかかる場合は、余計な呼接続を切断しておくことが
できる。

【００６４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受付待ちの顧客の要請に応じて顧客を携帯端末装置で呼
び出すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係る自動呼出装置の構成
を示すブロック図

【図２】上記実施の形態に係る自動呼出装置の設定デー
タ記憶部に記憶されたダイヤル信号−制御対応表の一構
成例図

【図３】上記実施の形態に係る自動呼出装置の動作を説
明するためのフロー図

【符号の説明】

１０１制御部１０２音声送信部１０３データベース処理部１０５ダイヤル信号検出部１０６音声データ記憶部１０７顧客データ記憶部１０８設定データ記憶部

フロントページの続きＦターム(参考） 5K024 AA46 AA75 AA76 FF01 FF05 GG12 5K036 AA07 DD05 DD48 JJ01 JJ16 KK14 5K067 AA21 BB04 CC12 DD13 EE02 EE16 FF13 FF25 GG01 HH13 HH14 HH22 9A001 BZ03 CC02 JJ71 KK60

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】順番待ち顧客の携帯端末装置の携帯端末
番号が待ち順番に従って記憶された顧客データ記憶手段
と、顧客へ通知する音声ガイドが記憶された音声データ
記憶手段と、前記顧客データ記憶手段から次に呼び出す
顧客の携帯端末番号を検索する処理手段と、前記検索さ
れた携帯端末番号で発呼し、呼接続後に前記音声ガイド
を送信する送信手段とを具備することを特徴とする自動
呼出装置。
【請求項２】処理手段は、送信手段による発呼後に発
呼先の携帯端末装置が話中の場合、顧客データ記憶手段
に記憶された前記携帯電話装置の携帯端末番号を待ち順
番の最後に回す変更を行うことを特徴とする請求項１記
載の自動呼出装置。
【請求項３】処理手段は、送信手段による発呼後に発
呼先の携帯端末装置から予め設定されたコール回数経過
後に応答が無い場合、顧客データ記憶手段に記憶された
前記携帯電話装置の携帯端末番号を待ち順番の最後に回
す変更を行うことを特徴とする請求項１記載の自動呼出
装置。
【請求項４】音声ガイドに対して顧客が携帯端末装置
でダイヤル指定する複数種類の応答内容をダイヤル信号
に対応付けて記憶した設定データ記憶手段と、前記携帯
端末装置からのダイヤル信号を受信し、この受信ダイヤ
ル信号に対応する前記応答内容を前記設定データ記憶手
段から検出する検出手段とを具備し、処理手段が、前記
検出手段で検出された応答内容を実行することを特徴と
する請求項１から請求項３いずれかに記載の自動呼出装
置。
【請求項５】処理手段は、音声ガイド送信後に検出手
段においてダイヤル信号が予め設定された時間内で受信
されない場合、顧客データ記憶手段に記憶された前記音
声ガイド送信先の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す
変更を行うことを特徴とする請求項４記載の自動呼出装
置。
【請求項６】送信手段は、検出手段において設定デー
タ記憶手段に設定されたダイヤル信号が受信された場
合、その受信ダイヤル信号に対応する応答内容の実行を
確認する音声ガイドを前記ダイヤル信号の送信元の携帯
端末装置へ送信し、処理手段は、前記音声ガイド送信後
に前記携帯端末装置からの前記応答内容の実行確認を示
すダイヤル信号が検出手段で検出された際に、顧客デー
タ記憶手段に記憶された前記送信先携帯端末装置の携帯
端末番号に呼出完了をマークすることを特徴とする請求
項４又は請求項５記載の自動呼出装置。
【請求項７】処理手段は、応答内容の実行を確認する
音声ガイド送信後に送信先の携帯端末装置からの応答内
容の実行非確認を示すダイヤル信号が検出手段で検出さ
れた際に、顧客データ記憶手段に記憶された前記携帯端
末装置の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行
うことを特徴とする請求項６記載の自動呼出装置。
【請求項８】処理手段は、応答内容の実行を確認する
音声ガイド送信後に送信先の携帯端末装置から設定デー
タ記憶手段に記憶されたダイヤル信号以外のダイヤル信
号が、検出手段で予め設定された回数以上検出された際
に、顧客データ記憶手段に記憶された前記携帯端末装置
の携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更を行うこと
を特徴とする請求項６記載の自動呼出装置。
【請求項９】処理手段において顧客データ記憶手段に
記憶された携帯端末番号を待ち順番の最後に回す変更が
行われた際に、前記携帯端末番号の携帯端末装置との呼
接続を切断する制御手段を具備することを特徴とする請
求項２から請求項８いずれかに記載の自動呼出装置。
【請求項１０】送信手段は、基地局装置を介して携帯
端末装置へ発呼及び信号送受信を行うことを特徴とする
請求項１から請求項９いずれかに記載の自動呼出装置。
【請求項１１】請求項１から請求項１０いずれかに記
載の自動呼出装置を具備することを特徴とする移動体通
信システム。
【請求項１２】順番待ち顧客の携帯端末装置の携帯端
末番号を待ち順番に従って記憶すると共に、顧客へ通知
する順番待ち到来を知らせる音声ガイドを記憶してお
き、前記記憶された次に呼び出す顧客の携帯端末番号を
検索し、この検索された携帯端末番号で発呼し、呼接続
後に前記音声ガイドを送信することを特徴とする自動呼
出方法。
【請求項１３】音声ガイドに対して顧客が携帯端末装
置でダイヤル指定する待ち順番到来の了承、待ち順番の
後回し、及び順番待ちのキャンセルの応答内容をダイヤ
ル信号に対応付けて記憶し、前記携帯端末装置からのダ
イヤル信号を受信した際に、この受信ダイヤル信号に対
応する前記記憶された応答内容を検出し、この検出され
た応答内容を実行することを特徴とする請求項１２記載
の自動呼出方法。