JP2008241886A - カラオケシステム,カラオケ装置,管理サーバおよびプログラム。 - Google Patents

カラオケシステム,カラオケ装置,管理サーバおよびプログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】カラオケ装置の使用が終了したことに伴う自動的なログアウトを実現する。
【解決手段】あらかじめユーザに入力させたユーザ識別情報に対応する端末識別情報をユーザの端末装置4に提供しておくことで(c〜g)、カラオケ装置2側では、ユーザ識別情報の入力を受けた後、そのユーザ識別情報に対応する端末識別情報を伴ってアクセスしてきた端末装置4のみを、間違いなくそのユーザの端末装置4と認識し、その通信状態を監視できるようになる。そして、カラオケ装置2は、端末装置4との通信状態の監視を開始した以降、その端末装置との通信の終了が検出されると(n)、その端末装置4のアクセスに伴う端末識別情報に対応づけられたユーザ識別情報に基づいて確立したセッションを解放させる(p)。これにより、ユーザによるカラオケ装置2を介した管理サーバ3とのログアウトを、そのユーザの操作を伴うことなく自動的に実現できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、それぞれ通信可能に接続されたカラオケ装置および管理サーバと、少なくともカラオケ装置と無線通信可能な端末装置と、からなるカラオケシステムに関する。
近年、カラオケシステムでは、それぞれ通信可能に接続されたカラオケ装置および管理サーバにより構成し、そのカラオケ装置を利用するユーザに関するユーザ関連情報(歌唱履歴や、過去の採点結果などのカラオケ履歴)を管理サーバ側で管理したり、その管理サーバ側で管理されているユーザ管理情報をカラオケ装置側に提供したりすることで、ユーザのカラオケ履歴を次回のカラオケ歌唱に反映させる、といったサービスが提供されている。
このようなサービスの提供は、次に示すシステムを構築することにより実現されている。それは、ユーザがそのユーザに割り当てられたユーザ識別情報を伴ってカラオケ装置から管理サーバにログインしてきた際に、そのログイン後のセッション(ここで言うセッションとは、ログインからログアウトする間における管理サーバとカラオケ装置との通信を意味する。)におけるカラオケ装置の利用状況(歌唱曲名とその採点値など)に関する情報を、そのユーザのユーザ関連情報として管理サーバ側で管理し、次回そのユーザがログインしたときには、サーバ側で管理されているユーザ管理情報を、そのログインに係るカラオケ装置側に提供する、といったシステムである。
具体的には、ユーザ識別情報を伴ってカラオケ装置から管理サーバへのログインを行ってカラオケ装置を利用したユーザが、カラオケ装置の利用を終了するときには、カラオケ装置から管理装置へユーザ識別情報を伴ったログアウトを行う。前記ログアウトによって、カラオケ装置と管理サーバとの間のセッションも解放されるときに、カラオケ装置はログインからログアウト間に前記カラオケ装置を利用することによって更新された前記ユーザ関連情報を、カラオケ装置から管理サーバへ転送する。そして管理サーバ側で、ユーザ識別情報とユーザ関連情報とを対応付けて蓄積し、そのユーザが次回に、別のカラオケ装置からユーザ識別情報を伴ってログインしたときに、管理サーバがユーザ識別情報に対応したユーザ関連情報を、ユーザがログインしたカラオケ装置に正しく情報提供するものである。
このシステムは、同一セッションにおけるカラオケ装置の利用状況などに関する情報を、そのセッションに先立ってログインしてきたユーザに関するユーザ関連情報として蓄積する構成上、前記情報を正しき蓄積するためには、そのユーザがカラオケ装置の利用を終了したときには、必ずそのセッションを解放すべくログアウトする必要がある。
ところが、実際には、カラオケボックスのカラオケルームやスナック、バーなどで娯楽としてコンピュータ(カラオケ装置)を利用するユーザによる、コンピュータを用いたカラオケシステムへのログイン、ログアウト作業は、職務としてコンピュータを利用するユーザによるコンピュータシステムへのログイン、ログアウト作業と異なり、お酒等を飲みながらコンピュータを操作することでカラオケを楽しむ事も多く、カラオケ歌唱中にお酒を飲めば、管理サーバへのログインを正常に行えたユーザであっても、ログアウトするときまでに酔い状態となり、ログアウトのための操作を行うことなくカラオケ装置の利用を終了せずにカラオケボックスなどから帰宅してしまうケースがあり、管理サーバとカラオケ装置間のセッションが継続したままとなる。この場合、それ以降にカラオケボックスなどを訪れた別のユーザが、そのカラオケ装置で歌唱すると、先に利用していたユーザのユ
ーザ関連情報に別のユーザに関する情報(歌唱曲名や採点値など)が反映されてしまい、ユーザ関連情報が不正確になるという問題があった。
また、カラオケはユーザの利用状況に応じて課金されるサービスは利用時間に応じて課金されることもある。ユーザがカラオケ装置の操作していない時間をタイムアウト時間として予め設定することによって、ユーザをログアウトさせたとしても、その間はセッションが継続したままになるので、ユーザに対して課金され続け、課金の情報が正しく蓄積されない。更に、前記課金のために課金情報(クレジットカード番号など)がユーザ関連情報に含まれることも多いので、ログアウトするまでの間に別のユーザによって課金情報が改変されて正しく蓄積されない恐れもあるので、ユーザがカラオケ装置の利用を終了した状況(カラオケボックスなどから離脱するなど)を検出したときには、すみやかにログアウトさせることで、カラオケ装置の利用をも終了させて、セッションも終了させユーザ関連情報を蓄積したほうが、蓄積して記録した情報の正確さの面からみても良い。なお、ここで「正しく蓄積される」というのは、カラオケシステムのセキュリティが維持されているということも意味する。
このような問題に対しては、ユーザがカラオケボックスなどでのカラオケ装置の利用を終了したことを何らかの手段により特定し、そうして利用の終了を検出したことをもってカラオケ装置から自動的にログアウトのための処理を行うように構成することが考えられる。
ここで、カラオケ装置の利用を終了したことを特定するための手段としては、例えば、ユーザが、カラオケ装置と無線通信可能な携帯電話機などの端末装置を所持している場合を想定し、この端末装置との無線通信状態をカラオケ装置側で監視する手段が考えられる。
ユーザは、カラオケ装置の利用を終了すると、端末装置と共にカラオケ装置から離れていくことになるが、このとき、カラオケ装置との無線通信が可能な通信圏内から外れていれば、カラオケ装置と端末装置との通信が正常に行われなくなる。
そのため、カラオケ装置は、このように端末装置との間における無線通信状態の変化があったことを、ユーザがカラオケ装置の利用を終了したこととして検出でき、この検出をもって自動的にログアウトのための処理を行うこととすることも可能といえる。
この場合、カラオケ装置は、適切に自動的なログアウトを行えるようにするために、ログインしたユーザの所有する端末装置との無線通信状態のみを監視するようにする必要がある。ところが、カラオケ装置側では、そのログインの操作をしてきたユーザの端末装置が、自身の無線通信可能な端末装置のうちのいずれであるかまで識別する術がないため、ログインしたユーザ以外のユーザが所有する端末装置に基づいて間違ってログアウトのための処理を行ってしまう恐れがあるので、ユーザにとって、正しくユーザ関連情報が蓄積されなくなる。
また、ログインに伴い利用するユーザ識別情報(ユーザIDやパスワードなど)は変更しないユーザが多いので、上記無線を用いた通信を他人によって傍受され盗聴されて、他人によってユーザ識別情報を利用され、カラオケ歌唱が行われ採点されると、ユーザ関連情報が改変されるため、正当なユーザにとってユーザ関連情報(カラオケ履歴)の正しさが失われる。
そこで、ログインの操作をしてきたユーザの端末装置が、自身の通信可能な端末装置のうちのいずれであるかを識別するために、次に示す技術を用いて識別情報での通信を実現
することが考えられる。
それは、無線通信可能な2つの装置のうち、一方の装置からのアクセスを受けた他方の装置がそのアクセスに応答して識別情報(PIN;Personal Identification Number)を生成し、これを一方の装置に提供することで、この識別情報に基づいて二者間の通信を行うようにする,といった技術である(特許文献1参照)。
この技術を上述したカラオケ装置と端末装置とに適用すると、ログイン後最初に端末装置からのアクセスを受けたカラオケ装置は、この端末装置に対して識別情報を生成して提供でき、これにより、第三者が識別情報を盗聴したとしていても、識別情報は一定でないため、セキュリティレベルは毎回同じレベルで、この識別情報に基づく端末装置との無線通信状態を監視できるようになる。
そのため、ユーザが、ログインの操作直後に自身の所持する端末装置によるカラオケ装置へのアクセスを行うことにより、カラオケ装置は、自身の無線通信可能な端末装置の中から、ログインの操作をしてきたユーザの端末装置を確実に識別でき、その端末装置との無線通信状態を監視して自動的にログアウトのための処理を行うことができるようになる。
特開2005−174327号公報
ただ、上記構成では、ユーザがログインの操作直後に端末装置によるカラオケ装置へのアクセスを行わなければ、間違った端末装置を、ログインの操作をしてきたユーザの端末装置として識別してしまう可能性が高くなる。そのため、上記構成を採用したとしても、ログインしたユーザ以外のユーザが所有する端末装置に基づいて間違ってログアウトのための処理を行ってしまう恐れがあることにはかわりない。
以上より、従来の技術だけでは、ユーザがログインのための操作を行った後、そのユーザが所持する端末装置との間における無線通信状態を間違いなく監視することができず、前記ユーザがカラオケ装置の使用が終了した状態を検出したことに伴う、前記ユーザに対する自動的なログアウトが行えず、ログインしたユーザにとって、ユーザ関連情報を正しく蓄積することを実現することができなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザがログインしたカラオケ装置によってカラオケの開始を行うときに、常に同じセキュリティレベルでカラオケ装置の利用が開始でき、ユーザがログアウトによるカラオケ装置の使用の終了を忘れても、カラオケ装置の使用が終了した状態を検出したことに伴う自動的なログアウトを行い、ログインしたユーザに対応したユーザ関連情報をカラオケ装置から管理サーバへ正しく蓄積させることで、カラオケ履歴や課金などのユーザ関連情報を常に正確なものとするための技術を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載のカラオケシステムは、それぞれ通信可能に接続されたカラオケ装置および管理サーバと、少なくとも前記カラオケ装置と無線通信可能な端末装置と、からなる。
これらのうち、前記カラオケ装置は、ユーザそのものに割り当てられたユーザ識別情報の入力を受け付ける入力受付手段と、該入力受付手段にて受け付けられたユーザ識別情報に基づき、該ユーザ識別情報を伴うログイン要求を前記管理サーバに送信することにより
、該管理サーバとの間でそのユーザ識別情報に基づくセッションを確立するセッション確立手段と、該セッション確立手段により送信された前記ログイン要求を受けた前記管理サーバから通知される端末識別情報,および,前記入力受付手段にて受け付けられたユーザ識別情報を対応づけて登録する対応登録手段と、前記端末装置から、前記対応登録手段により登録された端末識別情報と同一の端末識別情報を伴う無線通信によるアクセスの有無をチェックする端末アクセス判定手段と、該端末アクセス判定手段によりアクセスがあったと判定された以降、そのアクセス元である端末装置との無線通信が継続していることを監視する継続監視手段と、該継続監視手段により監視されている端末装置との無線通信が終了した場合に、その端末装置のアクセスに伴う前記端末識別情報に対応づけられた前記ユーザ識別情報に基づくセッションにつき、そのセッションの解放を要求するためのログアウト要求を前記管理サーバに送信することにより、そのセッションを解放するセッション解放手段と、を備え、前記セッション確立手段により確立されたセッションにおいて、そのセッションにおけるユーザ識別情報のユーザに関するユーザ関連情報を前記管理サーバとの間でやりとりするように構成されている。
また、前記管理サーバは、前記カラオケ装置から前記ユーザ識別情報を伴うログイン要求を受信した際に、そのカラオケ装置との間でそのユーザ識別情報に基づくセッションを確立するセッション被確立手段と、該セッション被確立手段によるセッションの確立に際して、前記ユーザ識別情報,および,該ユーザ識別情報に基づいて生成されたユニークな端末識別情報が対応づけて登録されたデータテーブルのうち、そのセッションにおけるユーザ識別情報に対応する前記端末識別情報を、そのセッションの確立に際して前記ログイン要求を送信してきた前記カラオケ装置に通知する端末識別情報通知手段と、前記セッション被確立手段によりセッションが確立された以降、前記ログアウト要求が受信された場合に、該ログアウト要求において要求されたセッションを解放するセッション被解放手段と、を備え、前記セッション被確立手段により確立されたセッションにおいて、そのセッションにおける識別情報のユーザに関するユーザ関連情報を前記カラオケ装置との間でやりとりするように構成されている。
そして、前記端末装置は、前記端末識別情報に基づき、前記カラオケ装置に対して無線通信によるアクセスを行う第1アクセス手段,を備えている。
このように構成されたカラオケシステムでは、ユーザからのユーザ識別情報の入力を受けたカラオケ装置が、このユーザ識別情報に基づいて管理サーバとの間でセッションを確立し、これにより、ユーザによるカラオケ装置を介した管理サーバとのログインが実現される。こうして、カラオケ装置と管理サーバとの間でセッションが確立されると、管理サーバは、そのユーザ識別情報に対応する端末識別情報をカラオケ装置へと通知する。
カラオケ装置は、こうして通知された端末識別情報と、そのセッションにおけるユーザ識別情報と、を対応づけて登録し、以降、この端末識別情報を伴う端末装置からのアクセスの有無をチェックするようになる。そして、そうして登録した端末識別情報を伴う端末装置からのアクセスがあった以降、その端末装置との通信状態の監視を開始する。
ここで、カラオケ装置側に登録された端末識別情報は、カラオケ装置自身が入力を受けたユーザ識別情報に対応するものとして管理サーバから通知されたユニークなものであるため、カラオケ装置が通信状態を監視するのは、そのカラオケ装置に入力されたユーザ識別情報に対応する端末識別情報を伴ってカラオケ装置にアクセスできる端末装置についてだけである。
そのため、ユーザにユーザ識別情報を割り当て、かつ、そのユーザ識別情報に基づいて生成した端末識別情報をそのユーザが所持する端末装置に提供しておけば、カラオケ装置
側では、ユーザ識別情報の入力を受けた以降、そのユーザ識別情報に対応する端末識別情報を伴ってアクセスしてきた端末装置のみを、間違いなくそのユーザの所持する端末装置であると認識して、その通信状態を監視できるようになる。
そして、カラオケ装置は、端末装置との通信状態の監視を開始した以降、その端末装置との通信の終了が検出されたことをもって、その端末装置のアクセスに伴う端末識別情報に対応づけられたユーザ識別情報に基づいて確立したセッションを解放することができる。
これにより、ユーザによるカラオケ装置を介した管理サーバとのログアウトを、そのユーザの操作を伴うことなく自動的に実現することができる。
その結果、ユーザがログインしたカラオケ装置の利用を開始するときに、常に同じセキュリティレベルでその利用が開始でき、ユーザがログアウトによるカラオケ装置の使用の終了を忘れても、その使用が終了した状態を検出したことに伴う自動的なログアウトを行うことができる。そのため、ログインしたユーザに対応したユーザ関連情報をカラオケ装置から管理サーバへ正しく蓄積させることができるようになり、カラオケ履歴や課金などのユーザ関連情報を常に正確なものとすることが可能となる。
また、上記構成において、カラオケ装置は、対応登録手段によりユーザ識別情報と端末識別情報との対応関係を登録するが、このような対応関係は、その端末識別情報を伴うカラオケ装置へのアクセスが行われうる期間にのみ登録させておくこととすることが望ましい。それは、カラオケ装置に登録されたままの対応関係が何らかの要因により漏洩してしまうと、カラオケ装置を介した管理サーバへの不適切なログインが行われてしまう恐れがあるからである。
このように、上記対応関係を、端末識別情報を伴うカラオケ装置へのアクセスが行われうる期間にのみ登録させておくためには、例えば、上記請求項1の構成におけるカラオケ装置に、次に示す対応削除手段を備えた構成とすることが考えられる。
この対応削除手段の例としては、例えば、セッション解放手段によりセッションが解放された際に、前記対応登録手段により登録された対応関係のうち、そのセッションにおけるユーザ識別情報との対応関係を削除する、といったものが考えられる。
このように構成すれば、セッションが解放された時点で、そのセッションにおけるユーザ識別情報と端末識別情報との対応関係を削除することができるため、以降、その対応関係が漏洩することによる管理サーバへの不適切なログインを防止できる。
また、対応削除手段の例としては、請求項2に記載のように、前記継続監視手段により監視されている端末装置との無線通信が終了した場合に、前記対応登録手段により登録された対応関係のうち、その端末装置がアクセスしてきたときの端末識別情報と該端末識別情報に対応するユーザ識別情報との対応関係を削除する、といったものも考えられる。
このように構成すれば、端末装置との無線通信が終了した時点で、その端末装置のアクセスに伴う端末識別情報とユーザ識別情報との対応関係を削除することができるため、以降、その対応関係が漏洩することによる管理サーバへの不適切なログインを防止できる。
また、上記構成において、カラオケ装置は、管理サーバとの間で確立したセッションにおける当該カラオケ装置の利用状況に関する情報を、ユーザの利用状況に関するユーザ関連情報として記憶部に蓄積することとなるが、このようなユーザ関連情報は、そのセッシ
ョン中にのみ記憶させておくこととすることが望ましい。それは、カラオケ装置にユーザ関連情報が蓄積されたままにしてしまうと、以降にそのカラオケ装置を利用する別のユーザにそのユーザ関連情報を閲覧されてしまう恐れがあるからである。
このように、上記ユーザ関連情報を、セッション中にのみ記憶させておくためには、例えば、上記請求項1,請求項2の構成におけるカラオケ装置に、次に示す情報消去手段を備えた構成とすることが考えられる。
この情報消去手段の例としては、例えば、セッション解放手段によりセッションが解放された際に、前記記憶部に蓄積されている前記ユーザ関連情報のうち、そのセッション中におけるユーザ関連情報を消去する、といったものが考えられる。
このように構成すれば、セッションが解放された時点で、そのセッション中におけるユーザ関連情報を消去することができるため、以降、そのカラオケ装置を利用する別のユーザにそのユーザ関連情報が閲覧されてしまうことを防止できる。
また、情報消去手段の例としては、請求項3に記載のように、前記継続監視手段により監視されている端末装置との無線通信が終了した場合に、前記記憶部に蓄積されている前記ユーザ関連情報のうち、その端末装置のアクセスに伴う端末識別情報に対応づけられたユーザ識別情報に基づいて確立したセッション中におけるユーザ関連情報を消去する、といったものも考えられる。
このように構成すれば、端末装置との無線通信が終了した時点で、該当セッションにおけるユーザ関連情報を消去することができるため、以降、そのカラオケ装置を利用する別のユーザにそのユーザ関連情報が閲覧されてしまうことを防止できる。
また、上述したカラオケ装置の備える端末アクセス判定手段は、常時、端末装置からのアクセスの有無をチェックするように構成すればよい。ただ、端末装置からのアクセスの有無をチェックするのは、その端末装置との通信状態を監視して自動的なログアウトを行う必要があるからであるため、自動的なログアウトを行う必要のないときにまでアクセスの有無をチェックする必要はない。具体的には、管理サーバとの間でのセッションが確立される前は、自動的なログアウトを行うという要望が存在しないため、そのような期間でアクセスの有無をチェックする必要はない。
そこで、上記各構成におけるカラオケ装置の端末アクセス判定手段を、請求項4に記載のように、前記管理サーバとの間でのセッションが確立された以降に、前記端末装置からのアクセスの有無をチェックし始める、ように構成するとよい。
このように構成すれば、必要のないときにアクセスの有無をチェックすることがなくなり、その結果、カラオケ装置に対する処理負担を軽減することができる。
ところで、上述した各構成において、ユーザ識別情報に対応する端末識別情報をユーザに提供するためには、上記各構成における管理サーバを、請求項5に記載のように構成すればよい。
具体的には、前記端末装置のユーザからのアクセスを受けて、該ユーザに割り当てられたユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、該ユーザ識別情報取得手段により取得されたユーザ識別情報に基づいて、該ユーザ識別情報に対応するユニークな前記端末識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記ユーザ識別情報取得手段により取得されたユーザ識別情報,および,前記識別情報生成手段により生成された端末識別情報を対応
づけて前記データテーブルに登録するテーブル登録手段と、前記ユーザ識別情報取得手段によりユーザ識別情報を取得したアクセス元に対して、前記識別情報生成手段により生成された端末識別情報を提供する端末識別情報提供手段と、を備えた構成である。
このように構成すれば、管理サーバは、端末装置のユーザからユーザ識別情報を取得した後、これを、これに基づいて生成した端末識別情報に対応づけてデータテーブルに登録したうえで、その端末識別情報をユーザ側に提供することができる。
この構成において、ユーザ識別情報取得手段は、端末装置のユーザからのアクセスを受けてユーザ識別情報を取得する手段であり、そのユーザ識別情報を取得するための具体的な構成は特に限定されない。例えば、管理サーバと通信可能な他の端末装置(本カラオケシステムを構成しないものを含む)を介してのアクセスを受けた際に、そのアクセスものとの端末装置に対してユーザ識別情報を要求し、この要求に応じて送信されてきたユーザ識別情報を取得する、といった構成が考えられる。
また、端末識別情報提供手段は、管理サーバと通信可能な他の端末装置からのアクセスを受けた場合であれば、そのアクセス元の端末装置に対して、端末識別情報を送信することとすればよい。
また、このように、端末識別情報を端末装置に送信する場合には、端末識別情報のみをそのまま送信することとしてもよいが、その端末識別情報を伴うカラオケ装置へのアクセスが容易に行えるようにするためのプログラムなどを併せて送信するようにするとよい。
このためには、例えば、前記管理サーバにおいて、端末識別情報提供手段を、前記端末識別情報と共に、前記第1アクセス手段としての機能を実現するためのプログラムを提供する、ように構成するとよい。
この構成では、端末装置のユーザが、前記管理サーバから提供されるプログラムを前記端末装置に組み込んで起動することにより、その端末装置が、前記第1アクセス手段による前記カラオケ装置に対するアクセスを実施可能な状態となる。
このように、ユーザは、自身の有する端末装置に、管理サーバから提供されるプログラムを組み込んで起動することにより、別途専用の端末装置を用意しなくても、その端末装置を本カラオケシステムにおける端末装置として機能させることができるようになる。
また、上述したように、管理サーバが、端末装置からのアクセスを受けた際に、その端末装置に端末識別情報を送信するように構成されている場合には、端末装置を、次に示す請求項7に記載のように構成するとよい。
具体的には、当該端末装置のユーザに前記ユーザ識別情報を入力させる情報入力手段と、該情報入力手段により入力されたユーザ識別情報を伴って、前記管理サーバにアクセスする第2アクセス手段と、該第2アクセス手段により前記管理サーバへのアクセスが行われた後、該管理サーバから提供される前記端末識別情報を取得する端末識別情報取得手段と、を備えており、前記第1アクセス手段が、前記端末識別情報取得手段により取得された端末識別情報に基づいて、前記カラオケ装置に対して無線通信によるアクセスを行う、といった構成である。
このように構成すれば、端末装置は、ユーザに入力させたユーザ識別情報を管理サーバに渡した後、この管理サーバから提供される端末識別情報を取得することにより、この端末識別情報に基づいてカラオケ装置にアクセスすることができるようになる。
また、この構成において、端末装置は、請求項8に記載のように、前記端末識別情報取得手段により取得された端末識別情報を記憶部に記憶させる端末識別情報記憶手段を備え、前記第1アクセス手段が、前記端末識別情報記憶手段により記憶部に記憶された端末識別情報に基づいて、前記カラオケ装置に対して無線通信によるアクセスを行う、ように構成されており、さらに、前記第1アクセス手段により前記カラオケ装置に対するアクセスが行われなくなった際に、前記端末識別情報記憶手段により記憶部に記憶された端末識別情報を削除する端末識別情報削除手段,を備えている、といった構成とするとよい。
このように構成すれば、端末装置は、カラオケ装置に対するアクセスが行えなくなった際に、記憶部に記憶された端末識別情報を削除する。ここで、端末装置によるカラオケ装置へのアクセスが行えなくなる状況は、端末装置を所持するユーザが、カラオケ装置の利用を終了するなどしてそのカラオケ装置から離れることにより、端末装置がカラオケ装置の通信圏内から外れたことを意味する。
このような状況となった以降は、端末装置側に端末識別情報を記憶しておく必要がないため、そのような状況になったことをもってその端末識別情報を削除することにより、端末装置の記憶部から不必要な情報を削除して、その記憶領域を有効利用できる。
また、上記構成のように、管理サーバは、ユーザからユーザ識別情報を取得する都度、そのユーザ識別情報とそれに対応する端末識別情報とをデータテーブルに登録して、その端末識別情報をユーザに提供するように構成されている。このようなデータテーブルに登録した各情報は、その後、意図的に削除しない限り登録したままとしておいてもよい。
ただ、このデータテーブルに登録されたユーザ識別情報および端末識別情報は、管理サーバとカラオケ装置との間で確立されたセッション中に両者間でやりとりされることから、それらが何らかの要因により漏洩してしまう可能性を否定できない。これら情報が漏洩してしまうことは、本カラオケシステムの不適切な使用の原因になってしまうため、安全上、好ましいことではない。
そのため、上記データテーブルに登録した情報については、安全上の観点から、所定の条件が満たされたタイミングで削除されるように構成するとよい。
この条件としては、例えば、データテーブルに登録された情報に基づくセッションが解放されたこと、を採用することが考えられる。
このような条件を採用するためには、上記請求項5〜8のいずれかに記載の構成における管理サーバを、請求項9に記載のように、前記被セッション解放手段によりセッションが解放された際、前記データテーブルに登録された対応関係のうち、そのセッションにおけるユーザ識別情報および該ユーザ識別情報に対応する前記端末識別情報を削除するテーブル削除手段,を備えた構成とすればよい。
このように構成すれば、管理サーバは、カラオケ装置とのセッションが解放された際に、データテーブルに登録された対応関係のうち、そのセッションにおけるユーザ識別情報およびこれに対応する端末識別情報を削除することができる。そのため、セッションが解放された以降、該当するユーザ識別情報および端末識別情報が漏洩してしまうことを防止することができる。
また、上記課題を解決するための別の構成としては、次に示すものが考えられる。
例えば、請求項1から9のいずれかに記載のカラオケ装置が備える全ての手段を備えたカラオケ装置が考えられる。これであれば、上記請求項1から9のいずれかに記載のカラオケシステムの一部を構成することができるからである。
また、請求項5から9のいずれかに記載の管理サーバが備える全ての手段を備えた管理サーバが考えられる。これであれば、上記請求項5から9のいずれかに記載のカラオケシステムの一部を構成することができるからである。
また、請求項1から9のいずれかに記載のカラオケ装置が備える全ての手段として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムが考えられる。これにより制御されるコンピュータシステムであれば、上記請求項1から9のいずれかに記載のカラオケシステムの一部を構成することができるからである。
そして、請求項5から9のいずれかに記載の管理サーバが備える全ての手段として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムが考えられる。これにより制御されるコンピュータシステムであれば、上記請求項5から9のいずれかに記載のカラオケシステムの一部を構成することができるからである。
なお、上述した各プログラムは、コンピュータシステムによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、各種記録媒体や通信回線を介してカラオケ装置,管理サーバや、これを利用するユーザに提供されるものである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1)全体構成
カラオケシステム1は、図1に示すように、それぞれネットワーク100を介して通信可能なカラオケ装置2および管理サーバ3と、少なくともカラオケ装置2と無線通信可能な端末装置4と、からなる。本実施例において端末装置4には携帯電話を用いる。
カラオケ装置2は、カラオケ装置2全体の動作を制御する制御部12,カラオケ装置2をネットワーク100に接続するためのインタフェース部14,演奏楽曲の伴奏内容および歌詞を示す楽曲データや映像データなどを記憶する記憶部16,所定の無線通信規格(本実施形態においては、Bluetooth(登録商標)規格;以下同様)に基づく通信を制御する無線通信部18,各種映像の表示を行う表示部20,複数のキー・スイッチなどからなる操作部22,マイク24からの音声の入力とスピーカ26からの音声の出力とを制御する音声入出力部28などを備えている。
管理サーバ3は、管理サーバ3全体の動作を制御する制御部32,管理サーバ3をネットワーク100に接続するためのインタフェース部34,各種情報を記憶するための記憶部36などを備えた周知のサーバ装置である。
端末装置4は、端末装置4全体の動作を制御する制御部42,端末装置4を携帯電話網の中継装置(以下中継装置)200経由でネットワーク100に接続すると共に所定の携帯電話の無線通信規格に基づく通信を制御する通信部44a,Bluetooth(登録商標)規格に基づく通信を制御する通信部44b、各種情報を表示する表示部46,複数のキー・スイッチなどからなる操作部48,各種情報を記憶するための記憶部49などを備えた周知の携帯情報端末(例えば、Bluetooth(登録商標)内蔵携帯電話端末)である。
(2)カラオケシステム1による動作
上述した構成のカラオケシステム1の動作を図2に基づいて説明する。
このカラオケシステム1では、端末装置4からユーザ登録を行うために管理サーバ3へと通信部44aを用いて中継装置200を介して登録要求を送信すると(図2のa参照)、この登録要求を受けた管理サーバ3が、端末装置4にユーザ登録用のウェブページである登録ページを送信する(同図b参照)。
なお、この通信は、管理サーバ3が、携帯電話網によるパケット通信によるコンテンツ提供サービス(例えば、iモード(登録商標)、EZweb(登録商標)など)によって実施してもよい。もし携帯端末がPHS(商標)などであれば、PHSデータ通信によるftp(File Transfer Protocol)プロトコルを用いてダウンロード通信で実施してもよい。
この登録ページを受信した端末装置4のユーザが、登録ページに対してログインIDおよびパスワードを入力した後、これを管理サーバ3に送信するための操作を行うと(同図c参照)、これらログインIDおよびパスワードが、ユーザ識別情報として管理サーバ3へと送信される(同図d参照)。
このユーザ識別情報を受信した管理サーバ3は、後述するように、カラオケ装置2と端末装置4との通信に際して用いる端末識別情報(PIN;Personal Identification Number)を生成し(同図e参照)、これをユーザ識別情報に対応づけてデータテーブル(対応テーブル)へと登録する(同図f参照)。この時点で端末識別情報(PIN)とユーザ識別情報との対応付けが完了する。
こうして対応テーブルへの登録が行われた後、管理サーバ3は、その登録に係る端末識別情報と、後述する専用アプリケーションプログラム(以降、単に「専用アプリ」という)とを端末装置4へと送信する(同図g参照)。この専用アプリは、端末装置4にインストールされ、ユーザの操作を受けて起動する(同図h参照)。これ以降、携帯端末4は、この専用アプリにより、端末識別情報に基づくカラオケ装置2へのアクセスを、通信部44bを介してBluetooth(登録商標)通信の開始をする試みを行うようになる。
なお、ここで言う「専用アプリ」とは、例えば、携帯端末4がiモード(登録商標)を利用するものであればiアプリ(登録商標)、EZweb(登録商標)を利用するものであればEZアプリ(登録商標)などの、通称java(登録商標)アプリであるし、Windows(登録商標) Mobleを用いたPHS携帯端末などであれば、Windows(登録商標) Mobleから実行可能なプログラムである。
この後、カラオケ装置2の利用を開始したユーザが、このカラオケ装置2を介してログインIDおよびパスワードを操作部22から入力すると(同図i参照)、このログインIDおよびパスワードが、ログイン要求としてカラオケ装置2から管理サーバ3へと送信される(同図j参照)。
このログイン要求を受けた管理サーバ3は、そのログインIDおよびパスワードに基づいて認証を行い、正常に認証できれば、その旨の認証結果と、そのログインIDに対応する端末識別情報と、を順次カラオケ装置2に送信する(同図k,l参照)。
こうして、正常に認証できた場合には、カラオケ装置2と管理サーバ3との間で、そのログインIDによるセッションが確立され、管理装置3に蓄積されたユーザ識別情報に対応したユーザ関連情報がカラオケ装置2へ送付され、カラオケ装置2の記憶部16に一時記憶することで、以降、両者間でログインしたユーザによるカラオケ装置2の利用状況などに関するユーザ関連情報がやり取りされるようになる。
この後、前記ログインIDに対応した端末識別情報を受信したカラオケ装置2は、前記識別情報をBletooth(登録商標)通信のペアリングに用いるPINとして無線通信部18を介してBluetooth(登録商標)通信の開始を試みることで、上述したように同じログインIDに対応した端末識別情報に基づいてアクセスしてくる端末装置4とのペアリングが成功し、Bluetooth(登録商標)通信(以下、「無線通信」という)が開始される(同図m参照)。
こうして、カラオケ装置2と端末装置4との無線通信が開始された以降、ユーザは、操作部22を操作してカラオケ曲番号入力を行い、前記カラオケ曲の歌唱を行い、採点結果が出力されるので、前記ユーザによるカラオケ装置2の利用状況に関するユーザ関連情報も更新される。そして前記ユーザが、カラオケ歌唱を終了して、カラオケ装置2を終了する操作(少なくともユーザIDを含んだユーザ識別情報の入力操作とともに、ログアウトを要求する操作)をせずにカラオケ装置2の設置場所から離脱した場合には、前記ユーザが所持する端末装置4も前記ユーザと共にそのカラオケ装置2の設置場所から離れていくことになる。これにより、端末装置4はカラオケ装置2との無線通信の通信圏内から外れることになる。
そうすると、端末装置4,カラオケ装置2それぞれが前記無線通信の遮断を検出すると(同図n参照)、端末装置4側では上記専用アプリを終了して(同図o参照)、カラオケ装置2側では、遮断した無線通信の端末識別情報に対応するユーザ識別情報のユーザをログアウトさせるためのログアウト要求を、前記ユーザ識別情報と、前記ユーザに対応するユーザ関連情報とともに管理サーバ3へと送信する(同図p参照)。
そして、このログアウト要求を受けた管理サーバ3は、そのユーザに対するセッションを解放する(同図q参照)。
なお、図2においては、ログインIDによるセッションが開始とともにユーザ関連情報を送付しているが、上記ペアリングの成功をもって、ユーザ関連情報を送付してもよい。この場合は、ユーザ関連情報を送付したが、その直後にユーザが端末装置4の電源を切断するなどしてペアリングが成功しなかったときには、ログアウトも検出できないので、カラオケ装置2は、管理サーバ3からの認証結果が受信された後にペアリングが成功しないこと検出した場合には、カラオケ装置2は管理サーバ3へ、ペアリング不成功を通知し、管理サーバ3はペアリング不成功の場合には、カラオケ装置2へユーザ関連情報を送付しないようにすれば、ユーザ関連情報が正確でなくなる可能性を更に少なくすることができるからである。
このように動作するカラオケシステム1における各装置の具体的な処理内容については、以降に説明する。
(3)カラオケ装置2による処理
以下に、カラオケ装置2の制御部12により実行される処理の手順を説明する。
(3−1)ログアウト方法選択処理
はじめに、ログアウト方法選択処理の処理手順を図3に基づいて説明する。このログアウト方法選択処理は、操作部22を介してログインIDおよびパスワードを入力する操作が行われる(図2のi)(s102)ことにより起動される。
こうして起動した後、その起動に際して入力されたログインIDおよびパスワード(ユーザ識別情報)がログイン要求として管理サーバ3に送信される(同図j)(s110)。このログイン要求を含め、カラオケ装置2から管理サーバ3へと送信される各種情報には、カラオケ装置2のシリアル番号が付された状態で送信され、このシリアル番号に基づ
いていずれのカラオケ装置2からの情報であるかを管理サーバ3側で特定できるようにしている。
次に、ログイン要求を受信した管理サーバ3からの認証結果が受信された後(同図k)(s120)、その認証結果がチェックされる(s130)。
このs130で認証結果が「正常に認証できた」旨であれば(s130:YES)、引き続き管理サーバ3から送信されてくる端末識別情報が受信される(同図l)(s140)。この端末識別情報は、上記s110にて送信したユーザ識別情報に対応するものとして管理サーバ3から送信されるものである。
こうして、「正常に認証できた」旨の認証結果を受信することにより、カラオケ装置2と管理サーバ3との間でセッションが確立され、以降、管理サーバ3との間で、カラオケ装置2の利用状況に関する情報がやり取りされるようになる。
次に、上記s140にて受信した端末識別情報と、上記s110にてログイン要求として送信したユーザ識別情報とが対応づけられた状態で記憶部16に一時記憶される(s150)。
次に、端末装置4からのアクセスの有無が一定時間にわたってチェックされ(s160)、端末装置4からのアクセスがあった場合(s170:YES)、その端末装置4との間で、上記s150にて一時記憶された端末識別情報に基づく通信の実現(ペアリングの実施)が試みられる(s180)。ここでは、上記s150にて一時記憶された端末識別情報と、上記s170におけるアクセスに伴う端末識別情報と、が同一であれば、その端末識別情報に基づく通信が実現されることとなる(同図m)。
このs180で、該当する端末識別情報に基づく通信が実現(ペアリングが実施)できたら(s180:YES)、この端末識別情報,および,操作部22に対する操作に基づくログアウトを実施するためのログアウト処理(自動ログアウト処理)が起動された後(s190)、本ログアウト方法選択処理が終了する。
一方、このs180で、該当する端末識別情報に基づく通信が実現(ペアリングが実施)できなければ(s180:NO)、操作部22に対する操作のみに基づくログアウトを実施するためのログアウト処理(手動ログアウト処理)が起動された後(s200)、本ログアウト方法選択処理が終了する。
また、上記s130で認証結果が「正常に認証できない」旨であれば(s130:NO)、その旨を通知するためのメッセージが表示部20に表示された後(s210)、プロセスがs200へ移行する。また、上記s170で、端末装置4からのアクセスがなかった場合についても(s170:NO)、プロセスがs200へと移行する。
(3−2)自動ログアウト処理
続いて、ログアウト方法選択処理において起動される自動ログアウト処理の処理手順を図4に基づいて説明する。
この自動ログアウト処理では、まず、操作部22によりログアウトするためのログアウト操作が行われたか否かがチェックされる(s220)。
このs220で、ログアウト操作が行われたと判定された場合(s220:YES)、上記s120にて確立されたセッションを解放すべき旨のログアウト要求が、管理サーバ3へと送信される(図2のp)(s230)。
このログアウト要求は、上記s150で一時記憶されたユーザ識別情報(ログインIDのみでもよい)と利用状況に関するユーザ関連情報とが共に管理サーバ3へ送信され、これを受けた管理サーバ3側では、そのユーザ識別情報に基づくセッションを解放すべく処理を行い(同図q)、そのユーザ識別情報に対応した利用状況に関するユーザ関連情報に、前記送信された利用状況に関するユーザ関連情報を追加する処理(過去のカラオケ履歴に今回のカラオケ履歴が追加される処理)を行う。
そして、上記s120にて確立されたセッションにおいて、カラオケ装置2側に蓄積(記憶部16に記憶)されたカラオケ装置2の利用状況に関するユーザ関連情報と、上記s150にて一時記憶されたユーザ識別情報および端末識別情報とが削除された後(s240)、本自動ログアウト処理が終了する。
また、上記s220で、ログアウト操作が行われていないと判定された場合(s220:NO)、上記s180にて実現された端末識別情報に基づく通信の状態がチェックされる(s250)。
このs250で、該当する端末識別情報に基づく通信が継続していると判定された場合(s250:YES)、プロセスがs220へ戻る一方、該当する端末識別情報に基づく通信が終了している(同図n)と判定された場合(s250:NO)、プロセスがs230へと移行してログアウト要求の送信が行われる。
このように、本自動ログアウト処理では、端末装置4との通信が開始された以降、この端末装置4との通信状態を監視することにより、ユーザがカラオケ装置2の利用を終了したか否かを判定し、自動的にログアウトするように構成されている。
(3−3)手動ログアウト処理
続いて、ログアウト方法選択処理において起動される手動ログアウト処理の処理手順を図5に基づいて説明する。
この手動ログアウト処理では、まず、操作部22によりログアウト操作が行われるまで待機状態となる(s260)。
その後、ユーザによるユーザ識別情報の入力操作を伴なったログアウト操作が行われたと判定された場合(s260:YES)、上記s220と同様、上記s120にて確立されたセッションを解放すべき旨のユーザ識別情報に対応したユーザのログアウト要求が、前記ユーザのユーザ関連情報とともに、管理サーバ3へと送信される(s270)。
そして、上記s120にて確立されたセッションにおいてカラオケ装置2側に蓄積(記憶部16に記憶)されたカラオケ装置2の利用状況に関するユーザ関連情報と、上記s150にて一時記憶されたユーザ識別情報および端末識別情報とが削除された後(s280)、本自動ログアウト処理が終了する。
(4)管理サーバ3による処理
以下に、管理サーバ3の制御部32により実行される処理の手順を説明する。
(4−1)ユーザ登録処理
はじめに、ユーザ登録用のウェブページである登録ページが端末装置4に送信された(図2のb)以降(s302)、その端末装置4からユーザ識別情報を受信する(同図d)(s304)ことにより起動されるユーザ登録処理を、図6に基づいて説明する。
このユーザ登録処理が起動されると、まず、上述した対応テーブルに登録されているログインIDの中に、このユーザ登録処理の起動に先立って受信したユーザ識別情報におけ
るログインIDと同じログインIDが登録されている(登録済み)か否かがチェックされる(s310)。
このs310で登録済みであると判定された場合(s310:YES)、そのログインIDによるユーザ登録ができない旨を通知するためのウェブページ(登録拒否ページ)がアクセス元の端末装置4に送信された後(s320)、本ユーザ登録処理が終了する。
一方、このs310で登録済みでないと判定された場合(s310:NO)、そのログインIDに基づいてユニークな端末識別情報が生成される(s330)。
次に、上記対応テーブルに、このユーザ登録処理の起動に先立って受信したユーザ識別情報(ログインIDおよびパスワード)と、上記s320にて生成された端末識別情報とが対応づけて登録される(s340)。
そして、上記s330にて生成された端末識別情報と、この端末識別情報に基づいてカラオケ装置2へのアクセスを行うための専用アプリと、がアクセス元の端末装置4に送信される(s350)。ここでは、上記専用アプリに、上記s330にて生成された端末識別情報が埋め込まれたうえで、これらが単一のデータとして送信される。
なお、ここでは、端末識別情報と、専用アプリとを同時に端末装置4へと送信するように構成されているが、例えば、端末識別情報と、専用アプリをダウンロードするためのアドレス(URL;Uniform Resource Locator)を掲載したウェブページと、を送信し、専用アプリのダウンロードは、ユーザの操作に任せることとしてもよい。
(3−2)セッション管理処理
続いて、カラオケ装置2からログイン要求を受信(図2のj)した際に起動されるセッション管理処理の処理手順を図7に基づいて説明する。
このセッション管理処理が起動されると、この起動に先立って受信したログイン要求に基づいて認証が行われる(s410)。ここでは、ログイン要求として送信されてきたユーザ識別情報におけるログインIDとパスワードとの組み合わせが、上記対応テーブルに登録されたログインIDとパスワードとの組み合わせの中に存在している場合に、そのログイン要求に基づいて正常に認証できたとされ、該当する組み合わせが存在していない場合に、そのログイン要求に基づいて正常に認証できないとされる。
次に、上記s410による認証の結果が「正常に認証できない」旨であれば(s420:NO)、その旨の認証結果が、アクセス元のカラオケ装置2に対して送信された後(s430)、本セッション管理装置が終了する。
一方、上記s410による認証の結果が「正常に認証できた」旨であれば(s420:YES)、その旨の認証結果が、アクセス元のカラオケ装置2に対して送信される(図2のk)(s440)。こうして、「正常に認証できた」旨の認証結果を送信することにより、カラオケ装置2と管理サーバ3との間でセッションが確立され、以降、カラオケ装置2との間で、その利用状況に関する情報がやり取りされるようになる。
次に、このセッション管理処理の起動に先立ってログイン要求として受信されたユーザ識別情報に基づき、このユーザ識別情報に対応づけて上記対応テーブルに登録されている端末識別情報が抽出される(s450)。
次に、上記s450にて抽出された端末識別情報が、アクセス元のカラオケ装置2に対して送信される(同図l)(s460)。
この後、アクセス元のカラオケ装置2から、ユーザ識別情報とともにログアウト要求が送信されてきたか否かがチェックされる(s470)。
このs470で、ログアウト要求が送信されてきていないと判定された場合(s470:NO)、上記s440により認証結果を送信した以降の経過時間がタイムアウトすべき時間を超えているか否かがチェックされ(s480)、その時間を超えていなければ(s480:NO)、プロセスがs470へ戻る。
また、上記s470で、ログアウト要求が送信されてきたと判定された場合(s470:YES)、または、上記s480で、タイムアウトすべき時間を超えていると判定された場合(s480:YES)、上記s440にて確立されたユーザ識別情報に対応したセッションが解放され(同図q)、前記ユーザ識別情報に対応したユーザ関連情報は、既に蓄積しているユーザ関連情報に追加して蓄積される(カラオケ履歴の追加)(s490)。 そして、上記対応テーブルから、上記s490にて解放されたセッションにおけるユーザ識別情報,および,これに対応する端末識別情報が削除された後(s500)、本セッション管理処理が終了する。
(5)端末装置4による処理
以下に、端末装置4の制御部42により実行される各種処理手順を説明する。
(5−1)ユーザ登録
はじめに、上述したユーザ登録のために行われる処理の手順を図8に基づいて説明する。
このユーザ登録に際し、ユーザは、操作部48により登録ページのアドレスを入力したうえで、ウェブブラウザを起動させるための操作を行うことになる。これにより、端末装置4からは、管理サーバ3に対して登録要求が送信される(図2のa)(s610)。なお、この登録ページのアドレスを入力するための操作としては、操作部48により直接入力する操作の他、デジタルカメラを介したバーコードリーダの読み取りにより入力する操作などの操作(例えば、端末装置4が、カメラ付きQRコード(登録商標)読取機能付き携帯電話であれば、前記携帯電話をユーザが操作して、管理サーバ3の登録頁のネットワークアドレスに相当するデータを組み込んだQRコード(登録商標)を読み取り、前記携帯電話の制御手段が前記登録ページのアドレスを抽出して、管理サーバ3に接続すること)であってもよい。
次に、管理サーバ3からの登録ページが受信され(同図b)、この登録ページが表示部46に表示される(s620)。この登録ページが表示された後(図9(a)参照)、ユーザは、操作部48によりログインIDおよびパスワードを入力したうえで、これを管理サーバ3へと送信するための操作を行うことになる。
こうして、登録ページが表示部46に表示された後、ログインIDおよびパスワードを送信するための操作待ちとなり(s630:NO)、その操作が行われたことをもって(s630:YES)、それらログインIDおよびパスワードがユーザ識別情報として管理サーバ3へと送信される(図2のd)(s640)。
このユーザ識別情報を受信した管理サーバ3からは、ユーザ識別情報に基づく対応テーブルへの登録が正常に終了した場合であれば、端末識別情報および専用アプリが送信されてくる(同図g)のに対し、その登録が正常に終了しなかった場合であれば、その旨を示す登録拒否ページが送信されてくる。
次に、ユーザ識別情報を送信した管理サーバ3からデータが受信された後(s650)
、このデータの内容がチェックされる(s660)。
このs660で、データの内容が登録拒否データである場合(s660:YES)、この登録拒否ページ(図9(b)参照)が表示部46に表示された後(s670)、本ユーザ登録処理が終了する。
一方、上記s660で、データの内容が端末識別情報および専用アプリである場合(s660:NO)、これら端末識別情報および専用アプリが記憶部49に記憶された後(s662)、この専用アプリの起動を促すための起動ページが表示部46に表示される(s680)。この起動ページは、図9(c)に示すように、専用アプリを起動するか否かをユーザに選択させるためのものである。
そして、上記s680にて表示された起動ページに基づき、専用アプリを起動させるべき旨の操作が行われた場合であれば(s690:YES)、この専用アプリが起動された後(図2のh)(s700)、本ユーザ登録が終了する。
一方、専用アプリを起動させない旨の操作が行われた場合であれば(s690:NO)、上記s700が行われることなく、本ユーザ登録が終了する。この後者の場合、ユーザは、カラオケ装置2の利用を開始するに際し、上記専用アプリを起動させるための操作を別途行うことになる。
(5−2)専用アプリケーションによる処理
続いて、上述した専用アプリにより行われる処理の手順を図10に基づいて説明する。
この専用アプリが起動されると、カラオケ装置2へのアクセスが成功するまで繰り返しアクセスが試みられる(s710:NO)。
その後、カラオケ装置2へのアクセスが成功したら(s710:YES)、そのカラオケ装置2との間で、上記s662にて記憶された端末識別情報に基づく通信の実現(ペアリングの実施)が試みられる(s720)。ここでは、上記s662にて記憶された端末識別情報と、上記s710におけるアクセスに伴う端末識別情報と、が同一であれば、その端末識別情報に基づく通信が実現される。
このs720で、該当する端末識別情報に基づく通信が実現(ペアリングが実施)できたら(s720:YES)、ここで実現された端末識別情報に基づく通信の状態がチェックされる(s730)。
このs730で、該当する端末識別情報に基づく通信が継続していると判定されている間、繰り返し通信の状態がチェックされた後(s730:YES)、該当する端末識別情報に基づく通信が終了している(図2のn)と判定された場合(s730:NO)、上記s662にて記憶された端末識別情報が削除された後(s740)、本専用アプリが終了する(同図o)。
(6)作用,効果
このように構成されたカラオケシステム1では、ユーザからのユーザ識別情報の入力を受けた(図2のi)カラオケ装置2が、このユーザ識別情報に基づいて管理サーバ3との間でセッションを確立し(同図j,k)、これにより、ユーザによるカラオケ装置2を介した管理サーバ3とのログインが実現される。こうして、カラオケ装置2と管理サーバ3との間でセッションが確立されると、管理サーバ3は、そのユーザ識別情報に対応する端末識別情報をカラオケ装置2へと通知する(同図l)。
カラオケ装置2は、こうして通知された端末識別情報と、そのセッションにおけるユー
ザ識別情報と、を対応づけて登録し、以降、この端末識別情報を伴う端末装置4からのアクセスの有無をチェックするようになる(図3のs170〜s180)。そして、そうして登録した端末識別情報を伴う端末装置からのアクセスがあった以降、その端末装置4との通信状態の監視を開始する(図4のs230)。
ここで、カラオケ装置2側に登録された端末識別情報は、カラオケ装置2自身が入力を受けたユーザ識別情報に対応するものとして管理サーバ3から通知されたユニークなものである(図2のa〜f)。そのため、カラオケ装置2が通信状態を監視するのは、そのカラオケ装置2に入力されたユーザ識別情報に対応する端末識別情報を伴ってカラオケ装置2にアクセスできる端末装置4についてだけである。
そのため、ユーザに入力させたユーザ識別情報に基づいて生成した端末識別情報をそのユーザが所持する端末装置4に提供する(図2のg)上記構成であれば、カラオケ装置2側では、ユーザ識別情報の入力を受けた以降、そのユーザ識別情報に対応する端末識別情報を伴ってアクセスしてきた端末装置4のみを、間違いなくそのユーザの所持する端末装置4であると認識して、その通信状態を監視できるようになる。
そして、カラオケ装置2は、端末装置4との通信状態の監視を開始した以降、その端末装置との通信の終了が検出されると(図4のs250「NO」)、その端末装置4のアクセスに伴う端末識別情報に対応づけられたユーザ識別情報に基づいて確立したセッションを解放させる(図4のs240,図2のp)。
これにより、ユーザによるカラオケ装置2を介した管理サーバ3とのログアウトを、そのユーザの操作を伴うことなく自動的に実現することができる。
その結果、ユーザがログインしたカラオケ装置2の利用を開始するときに、常に同じセキュリティレベルでその利用が開始でき、ユーザがログアウトによるカラオケ装置2の使用の終了を忘れても、その使用が終了した状態を検出したことに伴う自動的なログアウトを行うことができる。そのため、ログインしたユーザに対応したユーザ関連情報をカラオケ装置から管理サーバへ正しく蓄積させることができるようになり、カラオケ履歴や課金などのユーザ関連情報を常に正確なものとすることが可能となる。
また、上記実施形態におけるカラオケ装置2は、セッションを解放させた時点で(図4のs240,図5のs270)、そのセッションにおけるユーザ識別情報と端末識別情報とを削除している(図4のs250,図5のs280)。そのため、カラオケ装置2に記憶させたままの上記情報が何らかの要因により漏洩することにより、カラオケ装置2を介した管理サーバ3への不適切なログインが行われてしまう、といったことを防止することができる。
また、上記実施形態におけるカラオケ装置2は、セッションを解放させた時点で(図4のs240,図5のs270)、そのセッションにおいて記憶部16に蓄積された情報であって、カラオケ装置2の利用状況を示すユーザ関連情報についても併せて削除している(図4のs250,図5のs280)。このように、セッションを解放させた時点で、そのセッション中におけるユーザ関連情報を消去することができるため、以降、そのカラオケ装置2を利用する別のユーザにそのユーザ関連情報が閲覧されてしまうことを防止できる。
また、上記実施形態において、カラオケ装置2は、管理サーバ3との間でのセッションが確立された以降に(図3のs120)、端末装置4からのアクセスの有無をチェックし始めるように構成されている(同図s160)。
ここで、端末装置4からのアクセスの有無をチェックするのは、その端末装置4との通信状態を監視して自動的なログアウトを行う必要があるからであるため(図4のs250)、自動的なログアウトを行う必要のないときにまでアクセスの有無をチェックする必要はない。具体的には、管理サーバ3との間でのセッションが確立される前は、自動的なログアウトを行うという要望が存在しないため、そのような期間でアクセスの有無をチェックする必要はない。
そのため、上述したように、管理サーバ3との間でのセッションが確立された以降に(図3のs120)、端末装置4からのアクセスの有無をチェックし始める構成であれば、必要のないときにアクセスの有無をチェックすることがなくなり、その結果、カラオケ装置に対する処理負担を軽減することができる。
また、上記実施形態において、管理サーバ3は、端末装置4のユーザからユーザ識別情報を取得した後(図2のd)、これを、これに基づいて生成した端末識別情報に対応づけてデータテーブルに登録したうえで(同図e,f)、その端末識別情報をユーザ側に提供することができる(同図g)。
また、上記実施形態においては、管理サーバ3から端末装置4に端末識別情報を提供する際に、専用アプリが併せて提供される(図2のg)。そして、端末装置4側では、ユーザが、その専用アプリを端末装置4に組み込んで起動することで(図2のh)、その端末装置4により端末識別情報に基づくカラオケ装置2へのアクセスが可能となる。
このように、ユーザは、自身の有する端末装置4に、管理サーバから提供される専用アプリを組み込んで起動することにより、別途専用の端末装置を用意しなくても、その端末装置4を本カラオケシステム1における端末装置として機能させることができる。
また、上記実施形態において、端末装置4は、ユーザに入力させたユーザ識別情報を管理サーバ3に渡した後(図2のd)、この管理サーバ3から提供される端末識別情報を取得することにより(同図g)、この端末識別情報に基づいてカラオケ装置2にアクセスすることができるようになる(同図m)。
また、上記実施形態において端末装置4は、カラオケ装置2に対するアクセスが行えなくなった際に(図10のs740)、記憶部49に記憶された端末識別情報を削除する(同図s740)。ここで、端末装置4によるカラオケ装置2へのアクセスが行えなくなる状況は、端末装置4を所持するユーザが、カラオケ装置2の利用を終了するなどしてそのカラオケ装置2から離れることにより、端末装置4がカラオケ装置2の通信圏内から外れたことを意味する。
このような状況となった以降は、端末装置4側に端末識別情報を記憶しておく必要がないため、そのような状況になったことをもってその端末識別情報を削除することにより、端末装置4の記憶部49から不必要な情報を削除して、その記憶領域を有効利用できる。
また、上記実施形態において、管理サーバ3は、カラオケ装置2とのセッションが解放された際に(図4のs220,s250で「NO」、図5のs260で「NO」)、対応テーブルに登録された対応関係のうち、そのセッションにおけるユーザ識別情報およびこれに対応する端末識別情報を削除することができる(同図s240,s280)。
この対応テーブルに登録されたユーザ識別情報および端末識別情報は、管理サーバ3とカラオケ装置2との間で確立されたセッション中に両者間でやりとりされることから、そ
れらが何らかの要因により漏洩してしまう可能性を否定できない。これら情報が漏洩してしまうことは、本カラオケシステム1の不適切な使用の原因になってしまうため、安全上、好ましいことではない。
そのため、上述のように、セッションが解放された以降、対応テーブルに登録した対応関係が削除されるように構成することは、該当するユーザ識別情報および端末識別情報が漏洩してしまうことを防止するために好適である。
(5)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、カラオケ装置2に対するログインIDおよびパスワードの入力操作やログアウト操作が、カラオケ装置2の操作部22により行われるように構成されている。しかし、上述した各操作は、カラオケ装置2と通信可能なリモコン装置や電子早見本などにより行われるように構成できることはいうまでもない。
また、上記実施形態においては、カラオケ装置2が、セッションを解放させた時点で(図4のs230,図5のs270)、そのセッションにおけるユーザ識別情報と端末識別情報とを削除するように構成されている(図4のs240,図5のs280)。
しかし、これら情報を削除するタイミングについては、その端末識別情報を伴う端末装置4からカラオケ装置2へのアクセスが行われうる期間が終了した以降であれば、どのようなタイミングであってもよい。例えば、端末装置4との通信の終了が検出された時点で(図4のs250「NO」)、該当する情報を削除するように構成することが考えられる。具体的には、図4のs240を、同図s230の直前に行うように構成すればよい。
このように構成すれば、端末装置4との無線通信が終了した時点で、その端末装置4のアクセスに伴う端末識別情報とユーザ識別情報との対応関係を削除することができるため、以降、その対応関係が漏洩することによる管理サーバ3への不適切なログインを防止できる。
(6)カラオケシステムにおけるカラオケ履歴の正確な記録を行うためのログアウト検出に、カラオケ装置2と携帯装置4との無線通信にBluetooth(登録商標)通信を利用した理由についておいて書きとして説明する。
まず、カラオケ装置2には一般的に赤外線を用いてリモコンと接続可能になっているので、カラオケ装置2は通常、赤外線を用いた無線通信(以下赤外線通信)によっても、他の端末と通信が可能である。しかし、赤外線通信は、ユーザや早見本などによる赤外線の遮蔽によって容易に赤外線通信が遮断されるため、カラオケボックスのカラオケルームやバー、スナックなどに設置されたカラオケ装置2との赤外線通信遮断をもって、ユーザがカラオケ装置2の利用を終了したと判断することができない。
また、カラオケ装置2には、近年、無線LAN(例えば、IEEE802.11)による接続も可能になっているので、カラオケ装置2は無線LANを用いた無線通信によっても、他の端末と通信が可能であり、無線LANは赤外線通信に比べて人や本などによる赤外線の遮蔽による通信切断の可能性は低い。しかし、無線LANはBletooth(登録商標)に比べて消費電力が大きいので、電池で動作する携帯装置4がカラオケ演奏途中で低電圧状態になり、カラオケ装置2と端末装置4との無線LAN通信が切断され、ユーザがカラオケ装置2の利用を終了していないにも関わらず、終了したと判断される誤動作を生じる可能性が高いので、本願の利用分野であるカラオケシステムのログアウト検出を
行うためのカラオケ装置と端末装置4との無線通信はBluetooth(登録商標)などの微弱電波を用いた無線通信が適している。
(7)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、図3のs102が本発明における入力受付手段であり、同図s110,s120が本発明におけるセッション確立手段であり、同図s150が本発明における対応登録手段であり、同図s160〜s180が本発明における端末アクセス判定手段であり、図4のs250が本発明における継続監視手段であり、同図s230が本発明におけるセッション解放手段であり、同図s240が本発明における対応削除手段,情報消去手段である。
また、図6のs302,s304が本発明におけるユーザ識別情報取得手段であり、同図s330が本発明における識別情報生成手段であり、同図340が本発明におけるテーブル登録手段であり、同図s350が本発明における端末識別情報提供手段であり、図7のs440が本発明におけるセッション被確立手段であり、同図s450,s460が本発明における端末識別情報通知手段であり、同図s490が本発明におけるセッション被解放手段であり、図7のs500が本発明におけるテーブル削除手段である。
また、図10のs710,s720が本発明における第1アクセス手段であり、図8のs630が本発明における情報入力手段であり、同図s640が本発明における第2アクセス手段であり、同図s650が本発明における端末識別情報取得手段であり、同図s662が本発明における端末識別情報記憶手段であり、図10のs740が本発明における端末識別情報削除手段である。
カラオケシステムの全体構成を示すブロック図 カラオケシステムの動作を示すシグナルフロー ログアウト方法選択処理を示すフローチャート 自動ログアウト処理を示すフローチャート 手動ログアウト処理を示すフローチャート 事前登録処理を示すフローチャート セッション管理処理を示すフローチャート ユーザ登録の処理を示すフローチャート 端末装置に表示される画面を示す図 専用アプリケーションによる処理を示すフローチャート
符号の説明
1…カラオケシステム、2…カラオケ装置、12…制御部、14…インタフェース部、16…記憶部、18…無線通信部、20…表示部、22…操作部、24…マイク、26…スピーカ、28…音声入出力部、3…管理サーバ、32…制御部、34…インタフェース部、36…記憶部、4…端末装置、42…制御部、44a…通信部、44b…通信部、46…表示部、48…操作部、49…記憶部。

Claims (13)

  1. それぞれ通信可能に接続されたカラオケ装置および管理サーバと、少なくとも前記カラオケ装置と無線通信可能な端末装置と、からなるカラオケシステムであって、
    前記カラオケ装置は、
    ユーザそのものに割り当てられたユーザ識別情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    該入力受付手段にて受け付けられたユーザ識別情報に基づき、該ユーザ識別情報を伴うログイン要求を前記管理サーバに送信することにより、該管理サーバとの間でそのユーザ識別情報に基づくセッションを確立するセッション確立手段と、
    該セッション確立手段により送信された前記ログイン要求を受けた前記管理サーバから通知される端末識別情報,および,前記入力受付手段にて受け付けられたユーザ識別情報を対応づけて登録する対応登録手段と、
    前記端末装置から、前記対応登録手段により登録された端末識別情報と同一の端末識別情報を伴う無線通信によるアクセスの有無をチェックする端末アクセス判定手段と、
    該端末アクセス判定手段によりアクセスがあったと判定された以降、そのアクセス元である端末装置との無線通信が継続していることを監視する継続監視手段と、
    該継続監視手段により監視されている端末装置との無線通信が終了した場合に、その端末装置のアクセスに伴う前記端末識別情報に対応づけられた前記ユーザ識別情報に基づくセッションにつき、そのセッションの解放を要求するためのログアウト要求を前記管理サーバに送信することにより、そのセッションを解放するセッション解放手段と、を備え、
    前記セッション確立手段により確立されたセッションにおいて、そのセッションにおけるユーザ識別情報のユーザに関するユーザ関連情報を前記管理サーバとの間でやりとりするように構成されており、
    前記管理サーバは、
    前記カラオケ装置から前記ユーザ識別情報を伴うログイン要求を受信した際に、そのカラオケ装置との間でそのユーザ識別情報に基づくセッションを確立するセッション被確立手段と、
    該セッション被確立手段によるセッションの確立に際して、前記ユーザ識別情報,および,該ユーザ識別情報に基づいて生成されたユニークな端末識別情報が対応づけて登録されたデータテーブルのうち、そのセッションにおけるユーザ識別情報に対応する前記端末識別情報を、そのセッションの確立に際して前記ログイン要求を送信してきた前記カラオケ装置に通知する端末識別情報通知手段と、
    前記セッション被確立手段によりセッションが確立された以降、前記ログアウト要求が受信された場合に、該ログアウト要求において要求されたセッションを解放するセッション被解放手段と、を備え、
    前記セッション被確立手段により確立されたセッションにおいて、そのセッションにおける識別情報のユーザに関するユーザ関連情報を前記カラオケ装置との間でやりとりするように構成されており、
    前記端末装置は、
    前記端末識別情報に基づき、前記カラオケ装置に対して無線通信によるアクセスを行う第1アクセス手段,を備えている
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記カラオケ装置は、
    前記継続監視手段により監視されている端末装置との無線通信が終了した場合に、前記対応登録手段により登録された対応関係のうち、その端末装置がアクセスしてきたときの端末識別情報と該端末識別情報に対応するユーザ識別情報との対応関係を削除する対応削除手段,を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 前記カラオケ装置は、
    前記管理サーバとの間でセッションが確立された以降、そのセッションにおける当該カラオケ装置の利用状況に関する情報が前記ユーザ関連情報として記憶部に蓄積されるように構成されており、さらに、
    前記継続監視手段により監視されている端末装置との無線通信が終了した場合に、前記記憶部に蓄積されている前記ユーザ関連情報のうち、その端末装置のアクセスに伴う端末識別情報に対応づけられたユーザ識別情報に基づいて確立したセッション中におけるユーザ関連情報を消去する情報消去手段,を備えている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラオケシステム。
  4. 前記カラオケ装置において、
    前記端末アクセス判定手段は、前記管理サーバとの間でのセッションが確立された以降に、前記端末装置からのアクセスの有無をチェックし始める、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のカラオケシステム。
  5. 前記管理サーバは、
    前記端末装置のユーザからのアクセスを受けて、該ユーザに割り当てられたユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    該ユーザ識別情報取得手段により取得されたユーザ識別情報に基づいて、該ユーザ識別情報に対応するユニークな前記端末識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記ユーザ識別情報取得手段により取得されたユーザ識別情報,および,前記識別情報生成手段により生成された端末識別情報を対応づけて前記データテーブルに登録するテーブル登録手段と、
    前記ユーザ識別情報取得手段によりユーザ識別情報を取得したアクセス元に対して、前記識別情報生成手段により生成された端末識別情報を提供する端末識別情報提供手段と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1
    から4のいずれかに記載のカラオケシステム。
  6. 前記管理サーバにおいて、
    前記端末識別情報提供手段は、前記端末識別情報と共に、前記第1アクセス手段としての機能を実現するためのプログラムを提供する、ように構成されており、
    前記端末装置のユーザが、前記管理サーバから提供されるプログラムを前記端末装置に組み込んで起動することにより、前記端末装置が、前記第1アクセス手段による前記カラオケ装置に対するアクセスを実施可能な状態となる
    ことを特徴とする請求項5に記載のカラオケシステム。
  7. 前記端末装置は、
    当該端末装置のユーザに前記ユーザ識別情報を入力させる情報入力手段と、
    該情報入力手段により入力されたユーザ識別情報を伴って、前記管理サーバにアクセスする第2アクセス手段と、
    該第2アクセス手段により前記管理サーバへのアクセスが行われた後、該管理サーバから提供される前記端末識別情報を取得する端末識別情報取得手段と、を備えており、
    前記第1アクセス手段が、前記端末識別情報取得手段により取得された端末識別情報に基づいて、前記カラオケ装置に対して無線通信によるアクセスを行う
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のカラオケシステム。
  8. 前記端末装置は、
    前記端末識別情報取得手段により取得された端末識別情報を記憶部に記憶させる端末識別情報記憶手段,を備え、
    前記第1アクセス手段が、前記端末識別情報記憶手段により記憶部に記憶された端末識別情報に基づいて、前記カラオケ装置に対して無線通信によるアクセスを行う、ように構成されており、
    さらに、前記第1アクセス手段により前記カラオケ装置に対するアクセスが行われなくなった際に、前記端末識別情報記憶手段により記憶部に記憶された端末識別情報を削除する端末識別情報削除手段,を備えている
    ことを特徴とする請求項7に記載のカラオケシステム。
  9. 前記管理サーバは、
    前記被セッション解放手段によりセッションが解放された際、該セッションにおける前記ユーザ識別情報に対応づけて前記データテーブルに登録された前記端末識別情報を削除するテーブル削除手段,を備えている
    ことを特徴とする請求項5から8のいずれかに記載のカラオケシステム。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載のカラオケ装置が備える全ての手段を備えている
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  11. 請求項5から9のいずれかに記載の管理サーバが備える全ての手段を備えている
    ことを特徴とする管理サーバ。
  12. 請求項1から9のいずれかに記載のカラオケ装置が備える全ての手段として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項5から9のいずれかに記載の管理サーバが備える全ての手段として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
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