JP2000340646A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000340646A
JP2000340646A JP11148486A JP14848699A JP2000340646A JP 2000340646 A JP2000340646 A JP 2000340646A JP 11148486 A JP11148486 A JP 11148486A JP 14848699 A JP14848699 A JP 14848699A JP 2000340646 A JP2000340646 A JP 2000340646A
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film
oxide film
silicon oxide
buried
insulating film
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Masahiro Koike
正博 小池
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレンチ素子分離構造を有する半導体装置の
製造において、化学機械研磨処理後の残留研磨材粒子の
低減、及び平坦化研磨時の均一を図る。 【解決手段】 表面にストッパ膜43を形成した半導体
基板41の主面に素子分離のための溝46を形成し、こ
の溝46内を埋め込むように基板41の全面上に埋め込
み絶縁膜47を形成する工程と、埋め込み絶縁膜をスト
ッパ膜43が露出する手前まで化学機械研磨法により平
坦化処理する工程と、埋め込み絶縁膜47をストッパ膜
43まで除去し平坦化を完了する工程を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレンチ素子分離
構造を有する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ULSI等に見られるように半導
体装置の高集積化及び高性能化が進展するに伴い、MO
Sトランジスタにおいてもゲート電極や素子分離領域の
微細化、及びそれらの距離の縮小化の要求が益々厳しく
なってきている。そのうち、ゲート電極の微細化につい
ては、リソグラフィ工程の露光機の性能に依るところが
大きいが、素子分離領域の微細化及びゲート電極との距
離の縮小化については、先端リソグラフィ技術の他に、
トレンチ素子分離(Shallow Trench Isolation)技術も
注目を集めている。
【0003】LSIの素子分離は、この10年来、熱酸
化によるLOCOS(Local Oxidation of Silicon)素
子分離が用いられてきた。LOCOSは、Si3 4
をマスクとしてシリコン基板自身を熱酸化させるため、
プロセスが簡潔で酸化膜の素子応力の問題も少なく、生
成される酸化膜質が良いという大きな利点があった。そ
のために、LOCOS素子分離は、技術革新の激しいL
SIプロセスでも改良を重ねつつ使われ続けてきたが、
0.25μmの世代が本格化してくると微細化の観点か
ら限界が来るといわれている。
【0004】具体的には、熱酸化の際、横方向にも酸化
反応が広がる所謂バーズビークのため、素子分離ピッチ
はマスクのSi3 4 膜の開口幅よりもバーズビークの
進入分だけ広くなってしまう。バーズビーク抑制には、
Si3 4 膜直下のパッド酸化膜を削除する方法が効果
的だが、Si3 4 膜によるシリコン基板への応力が結
晶欠陥を引き起こすという問題が生じる。よって、総合
的には、やはりバーズビークが致命的となってLOCO
Sの微細化は非常に困難と言わざるを得ない。
【0005】そこで、LOCOSに代わる素子分離技術
として注目されているのが、トレンチ素子分離である。
トレンチ素子分離では、溝をエッチングし絶縁物を埋め
込む形のために、設計寸法からの変換差が少なく、微細
化には原理的に適している。また、絶縁物を埋込んだ後
は、何らかの方法で平坦化を行うため、高精度のリソグ
ラフィに必要な平坦性に対しても有利と言える。
【0006】図16〜図18は、トレンチ素子分離技術
を用いて例えばMOSトランジスタを素子分離した半導
体装置の製造方法を示す。先ず、図16Aに示すよう
に、例えば第1導電型のシリコン半導体基板11の主面
上に熱酸化によるシリコン酸化膜(いわゆるパッド酸化
膜)12及びストッパ膜となる減圧CVDによるシリコ
ン窒化膜13を被着形成する。次に、図16Bに示すよ
うに、活性領域となる領域上にフォトレジスト膜(図示
せず)を形成し、例えばKrFエキシマステッパーによ
りフォトレジスト膜をパターニングして、このフォトレ
ジスト膜をマスクに表面のパッド酸化膜12及びシリコ
ン窒化膜13と共に基板11の主面を選択エッチングし
て活性領域15を分離する溝16を形成する。
【0007】次に、図17Cに示すように、溝16を埋
め込むように基板11の全面上に例えば高密度プラズマ
CVD法により埋め込みシリコン酸化膜18を堆積す
る。次に、図17Dに示すように、広い活性領域15A
上に存在する埋め込みシリコン酸化膜18Aを一部選択
的にエッチング除去、即ち、例えばi線ステッパーによ
り露光し、現像してフォトレジスト膜をパターニングし
た後、RIE(反応性イオンエッチング)法にて選択的
に除去して、他の狭い活性領域15B上に存在する埋め
込みシリコン酸化膜18Bの研磨条件と同程度となる形
状にする。
【0008】次に、図18Eに示すように、化学機械研
磨法(CMP:chemical mechanical polishing )によ
り、埋め込みシリコン酸化膜18をストッパ膜であるシ
リコン窒化膜13まで研磨して平坦化処理する。この平
坦化処理によって埋め込みシリコン酸化膜18は、溝1
6に対応する部分にのみ残る。この溝16と之に埋め込
まれたシリコン酸化膜18によってトレンチ素子分離領
域6が形成される。
【0009】次に、活性領域15上のシリコン窒化膜1
3をホットリン酸で剥離し、さらにパッド酸化膜12を
フッ酸で剥離した後、図示せざるも活性領域15の表面
に新たにシリコン酸化膜を形成して活性領域15に例え
ばチャネル形成用、あるいはウエル領域形成用等の不純
物のイオン注入を行う。
【0010】次に、図18Fに示すように、活性領域1
5の表面にゲート絶縁膜(例えばSiO2 膜)19を被
着形成した後、例えば全面にCVD法によりゲート電極
材料、例えば多結晶シリコン膜を堆積し、続いてスパッ
タ法によるタングステンシリサイド膜を形成し、フォト
レジスト膜をマスクにパターニングして多結晶シリコン
膜とタングステンシリサイド膜からなるゲート電極3を
形成する。その後は、このゲート電極3をマスクに活性
領域15に図示せざるもソース・ドレイン領域をイオン
注入で形成してMOSトランジスタを形成する。溝16
と埋め込みシリコン酸化膜18でトレンチ素子分離領域
4が形成される。このようにして、トレンチ素子分離を
用いた半導体装置5が得られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】トレンチ素子分離は、
次世代デバイスへの適用がもはや不可欠になってきてい
る技術であるが、実用化に向けてまだ解決すべき課題か
多いと云わざるを得ない。
【0012】図19は、その課題の一例を示す。前述の
図17Dから図18Eの工程においては、埋め込みシリ
コン酸化膜18をシリコン窒化膜13が露出してくるま
で化学機械研磨法で平坦化処理する。しかし、このと
き、化学機械研磨の研磨量のウエーハ面内やウエーハ間
のばらつき、或は活性領域15のパターン疎密依存性に
起因したばらつきによって、埋め込みシリコン酸化膜1
8の基板面からの凹凸量にばらつきが生じてしまう。
【0013】図19Aでは、活性領域15のパターンの
疎の領域が密の領域より埋め込みシリコン酸化膜18の
研磨量が多い状態を示す。このように、埋め込みシリコ
ン酸化膜18の基板面からの凹凸量にばらつきが生じる
と、図19Bに示すように、例えば、埋め込みシリコン
酸化膜18が活性領域15の面より下がったいわゆる凹
部(窪みの部分)21では、活性領域15が埋め込みシ
リコン酸化膜18より突出して一部露出し、この露出側
面にゲート電極3がかぶさる。この結果、活性領域15
の上面での主チャネル領域C1 の他に側面でのサブチャ
ネル領域C2 が形成され、MOSトランジスタのチャネ
ル長を短くしていった場合、容易にオン状態になる所謂
逆狭チャネル効果が現われてしまう。
【0014】また、埋め込みシリコン酸化膜18が活性
領域15の面より上方に突出している。いわゆる凸部2
2ではゲート電極3のパターニング時に、埋め込みシリ
コン酸化膜18の突出している側壁部分にゲート電極残
り23が生じ易くなり、隣接するゲート電極3間で短絡
不良を引き起こす。
【0015】即ち、図20に示すように、例えばダイナ
ミックRAMを形成するような場合、ワード線となるゲ
ート電極3が各活性領域15上を横切るように形成され
るが、このゲート電極3のパターニング時の電極残り2
3によって隣り合うゲート電極3同士が短絡してしま
う。
【0016】また、化学機械研磨の研磨材には、シリカ
等の研磨粒子をKOH等のアルカリ溶液に分散させたも
のを用いるが、このシリカ粒子のパーティクルは疎水性
の膜やチャージアップを引き起し易い膜上に残り易い。
この場合、図19Aに示すように、シリコン窒化膜13
上に研磨粒子24が残留し易くなる。この残留粒子24
が後工程において、加工不良や金属汚染を引き起こす可
能性がある。
【0017】図21は課題の他の例を示す。半導体装置
の製造時の各露光工程では、例えば図22に示すよう
に、半導体ウエーハ26に設けた合せマーク28を基準
にして露光用マスク合せを行い、ステッパー27により
順次露光が行われる。合せマーク28は、例えばスクラ
イブライン29上に対応した位置に形成され、1つのウ
エーハに対して例えば1つが設けられる。
【0018】そして、この合せマーク28は、次のよう
にして形成される。基板11の主面に前述の図16B工
程で素子分離のための溝16を形成すると同時に、合せ
マーク28を形成すべき位置にも図21Aに示す同様の
溝161を形成する。次いで、前述の図17C工程で埋
め込みシリコン酸化膜18を堆積した後の前述の図17
D工程で広い活性領域15A上に存在している埋め込み
シリコン酸化膜18Aを、パターニングされたフォトレ
ジストをマスクにRIE(反応性イオンエッチング)で
一部除去する時に、同時に、図21Aに示すように、合
せマークとなるべき溝161上にフォトレジスト膜(図
示せず)を覆わずに溝161内の埋め込みシリコン酸化
膜18を全て除去する。これにより大きな領域の溝16
1において深さ分の段差が形成される。
【0019】次に、図21Bに示すように、埋め込みシ
リコン酸化膜18を化学機械研磨によってシリコン窒化
膜13が露出するまで平坦化する(図18Eの工程と同
じ)。この化学機械研磨による平坦化後も、溝161で
は段差として残り、他の領域とはトレンチパターンの位
置認識が行えるいわゆる合せマーク28として形成され
る。
【0020】しかしながら、この合せマーク28では、
その溝161内の埋め込みシリコン酸化膜18が全て除
去されシリコン基板11の面が露出される(図21A参
照)。この状態から、シリカ等の研磨粒子をアルカリ溶
液に分散させた研磨材とポリウレタン製の研磨布を用い
て化学機械研磨による平坦化処理を行うと、図21Bに
示すように、シリカ等の研磨粒子24が前述したように
疎水性の面、ここでは、溝161内に露出したシリコン
基板11の面上に、残留し易くなる。この残留研磨材粒
子24が後工程において、加工不良や金属汚染を引き起
こす可能性がある。
【0021】従って、上述のような研磨材粒子24の残
留を抑制するための埋め込みシリコン酸化膜18の平坦
化処理が切望される。
【0022】本発明は、上述の点に鑑み、埋め込み絶縁
膜の平坦化処理に於ける研磨材粒子の残留を抑制し、ト
レンチ素子分離構造を有する半導体装置を歩留りよく製
造できるようにした半導体装置の製造方法を提供するも
のである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
の製造方法は、表面にストッパ膜を形成した半導体基板
の主面に素子分離のための溝を形成した後、溝内を含む
全面に埋め込み絶縁膜を形成し、埋め込み絶縁膜をスト
ッパ膜が露出する手前まで化学機械研磨法で平坦化し、
さらに残りの埋め込み絶縁膜をストッパ膜まで除去し平
坦化を完了する工程を有する。
【0024】この製造方法では、親水性膜である埋め込
み絶縁膜をストッパ膜が露出する手前で一旦化学機械研
磨による平坦化処理を停止した後、他の手段で除去し、
平坦化を完了するので、化学機械研磨時に用いられた研
磨材粒子の残留が低減され、残留研磨材粒子による汚染
が抑制される。またパター密度依存性に起因する過剰研
磨も抑制される。
【0025】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板の主面に素子分離のための溝を形成し、溝内を
含む全面に埋め込み絶縁膜を形成した後、化学機械研磨
法による埋め込み絶縁膜の平坦化工程前、又は平坦化工
程中に局部的に露出している疎水性の面を親水性膜で被
覆する工程を有する。
【0026】この製造方法では、化学機械研磨による埋
め込絶縁膜の平坦化工程前又は平坦化工程中に、局部的
に露出している疎水性の面を親水性膜で被覆するので、
化学機械研磨での研磨材粒子の研磨面上への残留が低減
され、残留研磨材粒子による汚染が抑制される。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体装置の製造方
法は、表面にストッパ膜を形成した半導体基板の主面に
素子分離のための溝を形成し、この溝内を埋め込むよう
に半導体基板の全面上に埋め込み絶縁膜を形成する工程
と、埋め込み絶縁膜をストッパ膜が露出する手前まで化
学機械研磨法により平坦化する工程と、埋め込み絶縁膜
をストッパ膜まで除去し平坦化を完了する工程を有す
る。
【0028】前記埋め込み絶縁膜の除去は、ウェットエ
ッチング又はドライエッチングにより行うことができ
る。
【0029】埋め込み絶縁膜としては、シリコン酸化膜
で形成することができ、ストッパ膜としては、シリコン
窒化膜で形成することができる。
【0030】本発明に係る半導体装置の製造方法は、半
導体基板の主面に素子分離のための溝内を埋め込むよう
に半導体基板の全面上に埋め込み絶縁膜を形成する工程
と、化学機械研磨法による埋め込み絶縁膜の平坦化工程
前又は平坦化工程中に局部的に露出されている疎水性の
面を親水性膜で被覆する工程を有する。
【0031】平坦化工程前に被覆する親水性膜は、酸化
性雰囲気中で酸化される膜にて形成することができる。
【0032】平坦化工程前、又は平坦化工程中に被覆す
る親水性膜は、酸化性溶液により酸化される膜にて形成
することができる。
【0033】埋め込み絶縁膜は、親水性膜、例えばシリ
コン酸化膜で形成することができる。
【0034】局部的に露出されている疎水性の面として
は、例えば、合せマークを構成する溝内面に露出する半
導体基板面、或は、他部領域の面とすることができる。
【0035】以下、図面を参照して本発明の半導体装置
の製造方法の実施の形態を示す。
【0036】各実施の形態は、MOSトランジスタを有
する半導体集積回路(ULSI,VLSI,LSI等)
に適用した場合であるが、本発明はこれに限らず、他の
トレンチ素子分離構造を有する半導体装置にも適用でき
るものである。
【0037】図1〜図4は、本発明の一実施の形態を示
す。本実施の形態においては、先ず、図1Aに示すよう
に、例えば第1導電型のシリコン半導体基板41の主面
上に熱酸化によるシリコン酸化膜(いわゆるパッド酸化
膜)42及びストッパ膜となるシリコン窒化膜43を順
次積層してなる積層膜44を形成する。パッド酸化膜4
2は薄い膜厚、例えば5nm〜20nm程度の膜厚で形
成することができる。ストッパ膜となるシリコン窒化膜
43は、減圧CVD法にて所定の膜厚、例えば50nm
〜250nm程度の膜厚で形成することができる。
【0038】次に、基板全面にフォトレジスト膜を被着
し、例えばKrFエキシマステッパにより選択的に露光
し、現像し、活性領域となる領域上にフォトレジスト膜
を残した後、図1Bに示すように、このフォトレジスト
膜をマスクに積層膜44と共に基板41の主面を選択エ
ッチングして活性領域45を分離する溝(いわゆるトレ
ンチ)46を形成する。
【0039】次に、図3Cに示すように、例えば高密度
プラズマCVD法により溝46内をうめ込むように基板
全面上に埋め込み絶縁膜となる例えばシリコン酸化膜4
7を堆積する。
【0040】次に、図2Dに示すように、広い活性領域
45A上に存在する埋め込みシリコン酸化膜47A上を
含んで全面にフォトレジストを被着し、例えばi線ステ
ッパにより選択的に露光し、現像してパターニングし、
広い活性領域45A上の埋め込みシリコン酸化膜47A
上に開口を有するフォトレジスト膜48を形成し、この
フォトレジスト膜48をマスクにRIE法で埋め込みシ
リコン酸化膜47aの一部を選択的にエッチング除去
し、他の狭い活性領域45B上に存在する埋め込みシリ
コン酸化膜47Bと同程度の形状にする。即ち、この後
の平坦化処理に際して、広い活性領域45Aと狭い活性
領域45B上の埋め込みシリコン酸化膜47A及び47
Bとが同じ条件で研磨されるような形状にする。
【0041】次に、この状態から図3Eに示すように、
埋め込みシリコン酸化膜47に対し、例えばシリカ等の
研磨材粒子を例えばKOH等のアルカリ溶液中に分散さ
せた研磨材と例えばポリウレタン製の研磨布を用いてな
る化学機械研磨法によって、平坦化処理を行う。
【0042】このときの化学機械研磨は、埋め込みシリ
コン酸化膜47を下地のシリコン窒化膜43が露出する
手前まで(即ち、シリコン窒化膜43が露出されない位
置まで)研磨するような条件に設定する。例えば埋め込
みシリコン酸化膜47の凸部50のみを研磨するような
条件を設定することができる。
【0043】そして、例えば凸部50が化学機械研磨に
より除去され、下地のシリコン窒化膜43が露出する前
に化学機械研磨処理を停止する。
【0044】化学機械研磨後の洗浄には、PVA(ポリ
ビニルアルコール)製の両面ブラシや希沸酸によるウエ
ット処理を行うことにより、研磨によるパーティクルや
金属汚染を除去する。このとき、シリコン酸化膜47は
親水性であるので、比較的容易にこれらのパーティクル
や金属汚染を除去できる。
【0045】次に、図3Fに示すように、ドライエッチ
ング例えばRIEによって埋め込みシリコン酸化膜47
をシリコン窒化膜43が露出するまで除去して埋め込み
シリコン酸化膜47に対する平坦化処理を完了する。例
えば、ストッパ膜であるシリコン窒化膜43に対して選
択比を有するシリコン酸化膜47のRIE条件を用い
て、シリコン窒化膜43上にある全てのシリコン酸化膜
47を除去する。このとき、RIEの終端検出(EP
D:End Point Detection)機能を用いることにより、適
切なプロセス制御が行える。
【0046】図3Fの工程では、その他、ウエットエッ
チングにより、埋め込みシリコン酸化膜47を除去する
こともできる。即ち、図3Eの工程の後、希沸酸などの
薬液を用いてシリコン窒化膜43上の埋め込みシリコン
酸化膜47を除去すると同時に、埋め込み酸化膜47、
いわゆるフィールド酸化膜を所望の膜厚にするように処
理時間を設定する。このようにして、図3Fに示すよう
に埋め込み酸化膜47に対する平坦化処理を完成する。
【0047】次に、ストッパ膜であるシリコン窒化膜4
3及びその下のパッド酸化膜42をエッチング除去す
る。次いで、図示せざるも活性領域45の表面に例えば
膜厚30nm程度の熱酸化膜(シリコン酸化膜)を形成
したのち、この熱酸化膜を通して活性領域45に例えば
チャネル形成用又はウエル領域形成用等の不純物をイオ
ン注入する。次いで上記熱酸化膜を除去する。溝46と
これに埋め込まれた埋め込みシリコン酸化膜47とによ
って、トレンチ素子分離領域36が形成される(図4参
照)。
【0048】次に、図4に示すように、活性領域45の
表面にゲート絶縁膜、例えばゲート酸化膜(SiO2
51を形成する。しかる後、全面にゲート電極材料、例
えば、CVD法により多結晶シリコン膜を形成し、その
上にスパッタ法により例えばタングステンシリサイド膜
を形成した後、例えばKrFエキシマステッパを用い
て、露光し、現像してパターニングして得たフォトレジ
スト膜をマスクに、タングステンシリサイド膜及び多結
晶シリコン膜をパターニングして、タングステンシリサ
イド膜と多結晶シリコン膜からなるゲート電極33を形
成する。ゲート電極33としては、その他、例えば多結
晶シリコンのみで、或は他の電極材料で形成することも
できる。
【0049】この後は、ゲート電極33をマスクにして
活性領域45に不純物をイオン注入してソース・ドレイ
ン領域(図示せず)を形成してMOSトランジスタ32
を形成し、図4に示すトレンチ素子分離構造を有する半
導体装置31を得る。
【0050】本実施の形態によれば、埋め込みシリコン
酸化膜47に対する平坦化処理時に、化学機械研磨によ
る平坦化処理をストッパ膜であるシリコン窒化膜43が
露出する前に停止するので、化学機械研磨によるパター
ン疎密依存性に起因した埋め込みシリコン酸化膜47の
研磨量のばらつき、従って研磨後の埋め込みシリコン酸
化膜47の膜厚のばらつきを低減し、均一に平坦化処理
できる。
【0051】従って、その後のRIE時、又は薬液処理
時に適切な埋め込みシリコン絶縁膜厚即ちフィールド絶
縁膜厚に制御することにより、前述の図19Bで説明し
たようなゲート電極形成上の問題が解決できる。即ち、
活性領域45の上部が埋め込みシリコン酸化膜47より
突出するのを抑えることができ、MOSトランジスタの
逆狭チャネル効果を抑制することができる。
【0052】また、必要以上に埋め込みシリコン酸化膜
43が活性領域45より突出するを抑えることができる
ので、ゲート電極形成時に埋め込みシリコン酸化膜47
側の側壁部にゲート電極残りが生じにくくなり、隣り合
うゲート電極間の短絡不良を回避することができる。
【0053】更に、埋め込みシリコン酸化膜47に対す
る化学機械研磨をストッパ膜であるシリコン窒化膜43
が露出される前に停止するので、化学機械研磨を終えた
状態ではウウエーハの全面は埋め込みシリコン酸化膜4
7で覆われる。従って、その後の洗浄では、埋め込みシ
リコン酸化膜47が親水性であるので、比較的容易に研
磨によるパーティクルや金属汚染を除去することができ
る。従って、化学機械研磨時に用いられた研磨材粒子の
残留を低減することができ、それによって金属汚染等が
低減され、例えば良質なゲート酸化膜の信頼性を向上で
き、優れたトランジスタ特性が得られる。
【0054】図5〜図9は、本発明の他の実施の形態を
示す。同図は、前述の図4に対応する領域(いわゆる素
子領域)101とこの領域101に連続して合せマーク
が形成される領域102とを含む断面構造である。
【0055】本実施の形態においては、先ず、図5の状
態の半導体構造を形成する。即ち、前述と同様に例えば
第1導電型のシリコン半導体基板41の主面上に熱酸化
によるシリコン酸化膜(いわゆるパッド酸化膜)42及
びストッパ膜となるシリコン窒化膜43を順次積層して
なる積層膜44を形成する。パッド酸化膜42は、薄い
膜厚、例えば5nm〜20nm程度の膜厚で形成するこ
とができる。ストッパ膜となるシリコン窒化膜43は、
減圧CVD法にて所定の膜厚、例えば50nm〜250
nm程度の膜厚で形成することができる。
【0056】次に、基板全面にフォトレジスト膜を被着
し、例えばKrFエキシマステッパにより選択的に露光
し、現像し、素子領域101の活性領域となる領域上に
フォトレジスト膜が残り、素子分離領域を形成すべき領
域上及び合せマークを形成すべき領域102上にフォト
レジスト膜の開口が形成されるように所定パターンのフ
ォトレジスト膜を形成した後、このフォトレジスト膜を
マスクに積層膜44と共に基板41の主面を選択エッチ
ングして活性領域45を分離する溝(いわゆるトレン
チ)46と、合せマークとなる溝56を形成する。次い
で、例えば高密度プラズマCVD法により分離用の溝4
6及び合せマークとなる溝56を埋め込むように基板全
面上に埋め込み絶縁膜となる例えばシリコン酸化膜47
を堆積する。
【0057】次に、図6に示すように、素子領域101
における広い活性領域45A上に存在する埋め込みシリ
コン酸化膜47A上を含んで全面にフォトレジストを被
着し、例えばi線ステッパにより選択的に露光し、現像
してパターニングし、広い活性領域45A上の埋め込み
シリコン酸化膜47A上に開口48aを有するフォトレ
ジスト膜48を形成する。このフォトレジスト膜48の
パターニング時に、同時にフォトレジスト膜48には、
合せマークを形成すべき領域102において、その合せ
マークとなる溝56上の埋め込みシリコン酸化膜47C
上、図6では合せマークとなる56の周辺部分を除く溝
56の中央部上に開口48bを形成する。
【0058】そして、このフォトレジスト膜48をマス
クにRIE法でマスク開口48aに対応する埋め込みシ
リコン酸化膜47Aの一部を選択的にエッチング除去
し、他の狭い活性領域45B上に存在する埋め込みシリ
コン酸化膜47Bと同程度の形状にする。即ち、この後
の平坦化処理に際して、広い活性領域45Aと狭い活性
領域45B上の埋め込みシリコン酸化膜47A及び47
Bとが同じ条件で研磨されるようにする。同時にマスク
開口48bに対応する埋め込みシリコン酸化膜47Cを
シリコン基板41の面41aが露出するようにエッチン
グ除去して溝56による合せマーク57に形成する。
【0059】なお、図6の合せマーク用溝56の埋め込
みシリコン酸化膜47Cの除去時、埋め込みシリコン酸
化膜47の堆積膜厚によっては、鎖線で示すように、広
い活性領域45A上の埋め込みシリコン酸化膜47Aは
シリコン窒化膜43に達するように除去される。
【0060】次に、図7に示すように、合せマーク57
上等に存在する露出したシリコン基板面41aを疎水性
から親水性に変えるために、酸化性ガス雰囲気中で熱酸
化処理を行って、合せマーク57上等に存在する露出し
たシリコン基板面41aに親水性膜である熱酸化膜(S
iO2 膜)581 を被着形成する。
【0061】次に、この状態から図8に示すように、埋
め込みシリコン酸化膜47に対して例えばシリカ等の研
磨材粒子を例えばKOH等のアルカリ溶液中に分散させ
た研磨材と例えばポリウレタン製の研磨布を用いてなる
化学機械研磨法によってストッパ膜であるシリコン窒化
膜43が露出するまで平坦化処理を行う。
【0062】その後、前述と同様の洗浄処理、即ち、P
VA製の両面ブラシや希沸酸によるウエット処理を行
う。この化学機械研磨による平坦化処理では、ウエーハ
上の全ての面が親水性であるシリコン酸化膜で覆われ、
特に合せマーク57においてはシリコンの熱酸化膜58
1 で覆われているので、洗浄後に研磨材粒子残りが生じ
にくくなる。
【0063】次に、前述と同様に、シリコン窒化膜43
及びパッド酸化膜42をエッチング除去する。次いで活
性領域45の表面に例えば30nm程度の熱酸化による
シリコン酸化膜を形成した後、活性領域45に例えばチ
ャネル形成用又はウエル領域形成用等の不純物をイオン
注入する。その後、このシリコン酸化膜を除去する。溝
46と埋め込みシリコン酸化膜47とによって、トレン
チ素子分離領域36が形成される。
【0064】次に、図9に示すように、前述と同様にし
て、活性領域45の表面にゲート絶縁膜(例えば酸化
膜)51を形成し、ゲート絶縁膜51上にゲート電極3
3を形成し、さらに、活性領域45にソース・ドレイン
領域を形成し、MOSトランジスタ32を形成して、ト
レンチ素子分離構造を有する半導体装置31を得る。
【0065】図10は、合せマーク57上等に存在する
露出したシリコン基板面41aを疎水性から親水性に変
えるための、他の例を示す。本例では、前述の図6の
後、図10に示すように、バッチ式もしくは枚様式洗浄
機にて、過酸化水素水などを含んだ酸化性溶液中で露出
しているシリコン基板面41aを酸化してシリコン基板
面41aに親水性であるシリコン酸化膜582を形成す
る。これ以後の工程は、前述の図8〜図9と同様であ
る。
【0066】図11は、合せマーク57上等に存在する
露出したシリコン基板面41aを疎水性から親水性に変
えるための、さらに他の例を示す。本例では、前述の図
6の後、図11に示すように、化学機械研磨装置の研磨
定盤の上で、最初に研磨する前に過酸化水素水などを含
んだ酸化性溶液61をノズル62等により吐出して露出
しているシリコン基板面41aに親水性であるシリコン
酸化膜583 を形成する。これ以後の工程は、前述の図
8〜図9と同様である。なお、化学機械研磨工程中に酸
化性溶液61を吐出してシリコン基板面41aにシリコ
ン酸化膜583 を形成することもできる。
【0067】図12は、合せマーク57上のシリコン基
板面41aに親水性であるシリコン酸化膜を形成するた
めの、さらに他の例を示す。本例では、前述の図6の広
い活性領域45Aの埋め込みシリコン酸化膜47A及び
合せマークとなる溝56の埋め込みシリコン酸化膜47
Cのエッチング除去時に、図12に示すように、合せマ
ークとなる溝56では、底面に埋め込みシリコン酸化膜
47′を薄く残すようになす。これ以後の工程は、前述
の図8〜図9と同様である。
【0068】図5〜図12に係る本実施の形態によれ
ば、化学機械研磨工程前に合せマーク57のシリコン基
板面41aに親水性のシリコン酸化膜581 ,582
583又は47′が形成されるので、その後の埋め込み
シリコン酸化膜47の化学機械研磨工程で、合せマーク
57上に研磨材粒子残りが生じにくくなる。
【0069】または、化学機械研磨工程中に合せマーク
57のシリコン基板面41aに親水性のシリコン酸化膜
583 を形成しつつ化学機械研磨することにより、合せ
マーク上に研磨材粒子残りが生じにくくなる。
【0070】従って、化学機械研磨時に用いられる合せ
マーク57での研磨材粒子の残留を低減することがで
き、研磨材粒子残りによるパーティクル、金属汚染を低
減することができる。これによって、例えば良質なゲー
ト酸化膜の信頼性が向上し、優れたトランジスタ特性が
得られる。また、化学機械研磨時に用いられた研磨材粒
子の合せマーク57上での残留を低減できるので、残留
研磨粒子による加工不良を制御することができる。
【0071】図13〜図15は、さらに本発明の他の実
施の形態を示す。なお、同図において、前述の図5〜図
8に対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略
する。
【0072】本実施の形態においては、図13に示すよ
うに、第1導電型のシリコン半導体基板41の主面にパ
ッド酸化膜(SiO2 膜)42及びシリコン窒化膜43
を積層してなる積層膜44を形成した後、活性領域45
を分離する溝46と合せマークとなる溝56を形成す
る。そして埋め込みシリコン酸化膜47を堆積した後、
広い活性領域45A上の埋め込みシリコン酸化膜47A
を一部選択的に除去すると共に、合せマークとなる溝5
6の埋め込みシリコン酸化膜47Cをシリコン基板面4
1aが露出するように除去する。次いで、溝56内のシ
リコン基板面41a上に親水性であるシリコン酸化膜5
8(例えば581 ,582 又は583 )を形成する。又
は合せマークとなる溝56では、埋め込みシリコン酸化
膜47の選択除去時に薄く埋め込みシリコン酸化膜4
7′を残す。
【0073】次に、図14に示すように、化学機械研磨
による埋め込みシリコン酸化膜47を下地のシリコン窒
化膜43が露出されない位置まで研磨する。例えば埋め
込みシリコン酸化膜47の凸部50のみを研磨するよう
にし、シリコン窒化膜43が露出する手前で化学機械研
磨を停止する。次いで、化学機械研磨後の洗浄を行い、
研磨によるパーティクルや金属汚染を除去する。
【0074】次に、図15に示すように、ウエットエッ
チング例えば薬液処理、又はドライエッチング例えばR
IEによって埋め込みシリコン酸化膜47をシリコン窒
化膜43が露出するまで除去して埋め込みシリコン酸化
膜47に対する平坦化処理を完了する。以後は、前述の
図9で説明したと同様にして、素子領域101の活性領
域45にゲート絶縁膜51、ゲート電極33及びソース
・ドレイン領域を形成しMOSトランジスタ32を形成
してトレンチ素子分離構造を有する半導体装置31を得
る。
【0075】本実施の形態によれば、前述の図1〜図4
の実施の形態及び図5〜図12の実施の形態の作用効果
を併せ有する。即ち、ウエーハ全面が親水性であるシリ
コン酸化膜47,58(又は47′)で覆われた状態で
化学機械研磨を行い途中で研磨を停止するので、研磨後
の洗浄で素子領域101及び併せマーク57の領域10
2を含むウエーハの全面上には研磨材粒子残りが生じに
くくなる。従って、更に研磨材粒子の残留によるパーテ
ィクル、金属汚染等が低減され、優れた特性を有する半
導体素子が得られる。また、残留研磨粒子による加工不
良をより抑制することができる。素子領域101では、
埋め込みシリコン酸化膜47の平坦化が均一に行われ、
前述したようなゲート電極形成上の問題を除去すること
ができ、優れたトランジスタ特性を得る。
【0076】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置の製造方法によ
れば、化学機械研磨時に用いられた研磨材粒子の残留を
軽減することができ、それによってパーティクル、金属
汚染等を低減することができる。従って、その後、例え
ば良質なゲート絶縁膜例えば酸化膜の信頼性を向上し、
優れた特性のトランジスタ素子を製造することができ
る。
【0077】化学機械研磨時に用いられた研磨材粒子の
残留を低減することが出来るので、残留研磨粒子による
加工不良を抑制することができる。
【0078】埋め込み絶縁膜の平坦化が均一に行われ、
例えばゲート形成時に活性領域の埋め込み絶縁膜よりの
突出を抑えることができ、トランジスタの逆狭チャネル
に効果を抑制できる。必要以上に埋め込み絶縁膜が活性
領域面より突出するを抑えることができ、ゲート加工時
にゲート側壁部にゲート電極材料が残留するを回避で
き、隣接するゲート電極間の短絡不良を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A〜B 本発明に係る半導体装置の製造方法の
一実施の形態を示す製造工程図である。
【図2】C〜D 本発明に係る半導体装置の製造方法の
一実施の形態を示す製造工程図である。
【図3】E〜F 本発明に係る半導体装置の製造方法の
一実施の形態を示す製造工程図である。
【図4】本発明に係る半導体装置の製造方法の一実施の
形態を示す製造工程図である。
【図5】本発明に係る半導体装置の製造方法の他の実施
の形態を示す製造工程図である。
【図6】本発明に係る半導体装置の製造方法の他の実施
の形態を示す製造工程図である。
【図7】本発明に係る半導体装置の製造方法の他の実施
の形態を示す製造工程図である。
【図8】本発明に係る半導体装置の製造方法の他の実施
の形態を示す製造工程図である。
【図9】本発明に係る半導体装置の製造方法の他の実施
の形態を示す製造工程図である。
【図10】本発明に係る合せマーク上の基板面に親水性
膜を形成するための他の方法を示す製造工程図である。
【図11】本発明に係る合せマーク上の基板面に親水性
膜を形成するためのさらに他の方法を示す製造工程図で
ある。
【図12】本発明に係る合せマーク上の基板面に親水性
膜を形成するためのさらに他の方法を示す製造工程図で
ある。
【図13】本発明に係る半導体装置の製造方法のさらに
他の実施の形態を示す製造工程図である。
【図14】本発明に係る半導体装置の製造方法のさらに
他の実施の形態を示す製造工程図である。
【図15】本発明に係る半導体装置の製造方法のさらに
他の実施の形態を示す製造工程図である。
【図16】A〜B 従来に係る半導体装置の製造方法を
示す製造工程図である。
【図17】C〜D 従来に係る半導体装置の製造方法を
示す製造工程図である。
【図18】E〜F 従来に係る半導体装置の製造方法を
示す製造工程図である。
【図19】従来の課題の説明に供する製造工程図であ
る。
【図20】従来の課題の説明に供する要部の平面図であ
る。
【図21】A〜B 従来の他の課題の説明に供する製造
工程図である。
【図22】半導体ウエーハの合せマーク説明図である。
【符号の説明】
31‥‥半導体装置、32‥‥MOSトランジスタ、3
3‥‥ゲート電極、36‥‥トレンチ素子分離領域、4
1‥‥半導体基板、42‥‥パッド酸化膜、43‥‥ス
トッパ膜(シリコン窒化膜)、45‥‥活性領域、46
‥‥素子分離用の溝、47‥‥埋め込みシリコン酸化
膜、57‥‥合せマーク、58〔581 ,582 ,58
3 〕,47′‥‥親水性のシリコン酸化膜、101‥‥
素子領域、102‥‥合せマーク形成領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にストッパ膜を形成した半導体基板
    の主面に素子分離のための溝を形成し、該溝内を埋め込
    むように前記半導体基板の全面上に埋め込み絶縁膜を形
    成する工程と、 前記埋め込み絶縁膜を前記ストッパ膜が露出する手前ま
    で化学機械研磨法により平坦化する工程と、 前記埋め込み絶縁膜を前記ストッパ膜まで除去し平坦化
    を完了する工程を有することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記埋め込み絶縁膜の除去をウェットエ
    ッチング又はドライエッチングにより行うことを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板の主面に素子分離のための溝
    を形成し、該溝内を埋め込むように前記半導体基板の全
    面上に埋め込み絶縁膜を形成する工程と、 化学機械研磨法による前記埋め込み絶縁膜の平坦化工程
    前又は平坦化工程中に、局部的に露出されている疎水性
    の面を親水性膜で被覆する工程を有することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記平坦化工程前に被覆する親水性膜
    は、酸化性雰囲気中で酸化される膜にて形成することを
    特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記平坦化工程前、又は前記平坦工程中
    に被覆する親水性膜は、酸化性溶液により酸化される膜
    にて形成することを特徴とする請求項3に記載の半導体
    装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003007656A (ja) * 2001-06-26 2003-01-10 Sony Corp 半導体装置の製造方法

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