JP2000339719A - 光ディスクのトラバース駆動装置 - Google Patents

光ディスクのトラバース駆動装置

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JP2000339719A
JP2000339719A JP11149922A JP14992299A JP2000339719A JP 2000339719 A JP2000339719 A JP 2000339719A JP 11149922 A JP11149922 A JP 11149922A JP 14992299 A JP14992299 A JP 14992299A JP 2000339719 A JP2000339719 A JP 2000339719A
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和宏 手代木
Masanobu Shimizu
正信 清水
Katsutoshi Sumida
勝利 隅田
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    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光スポットの絶対位置の検出精度に影響され
ずに、トラッキングアクチュエータの変位を精度よく抑
える。 【解決手段】 トラバース18の停止状態でトラッキン
グアクチュエータ2aをその中立位置から半径方向に移
動させ、光スポットが情報トラックを所定本数横切った
ときの変位検出部11の出力をあらかじめ記憶部14に
設定値として記憶するとともに、光ディスク1に対して
情報の記録あるいは再生を行うときには、当該駆動時に
おける変位検出部11の変位検出値を設定値と比較し、
その設定値を超えたときトラバース18を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの情報
トラックに沿って情報を記録または再生する光ディスク
のトラバース駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにおいては、光ピックアップ
の対物レンズを微小に位置制御しながら、光ディスクの
情報トラック(溝、ピット列)に添って情報の記録また
は再生を行い、光ピックアップ全体の光ディスク半径方
向への移送をトラバースモータで行っている。従来、光
ディスクのトラバース駆動装置は特開平10−1883
24号に記載されたものが知られている。
【0003】図5は従来の光ディスクのトラバース駆動
装置の構成ブロック図を示すものである。図5におい
て、1は同心円状あるいは螺旋状の情報トラックを有す
る光ディスク、2は図示しない対物レンズと対物レンズ
を半径方向に移動させるトラッキングアクチュエータ2
aと光ディスク1からの反射光を電気信号に変換する受
光部2bからなり、光ディスク1の情報面に光ビームを
集光して光スポットを形成しその反射光を検出する光ピ
ックアップ、3は受光部2bの出力からトラッキング誤
差信号を生成し出力するトラッキング誤差検出回路、4
はトラッキング誤差信号を入力としてトラッキング制御
を行うトラッキング制御部、7はトラッキング制御部4
の出力によりトラッキングアクチュエータ2aを光ディ
スク1の半径方向に駆動するアクチュエータ駆動回路、
12はトラッキングアクチュエータ2aの変位を検出す
る変位検出部であり、受光部2b上に構成される図示し
ない情報トラックに垂直な方向に少なくとも2分割され
た受光素子の差信号から光スポットの位置を検出する光
スポット位置検出部12aと、光スポット位置検出部1
2aの出力から低周波数成分を抽出するローパスフィル
タ12bからなっている。19は低周波帯域を所定のゲ
インで増幅する低域持ち上げ回路、17は低域持上げ回
路19の出力によりトラバース18を駆動するトラバー
ス駆動回路、18は光ピックアップ2を光ディスク1の
半径方向に移動させるトラバースである。
【0004】以上のように構成された光ディスクのトラ
バース駆動装置について、以下その動作について説明す
る。
【0005】光ディスク1を回転させ、光ピックアップ
2により光ディスク1の情報面に光ビームを集光して光
スポットを形成し、その反射光を受光部2bで検出す
る。受光部2bの出力からトラッキング誤差検出回路3
がトラッキング誤差信号を生成しトラッキング制御部4
に出力する。トラッキング制御部4はトラッキング誤差
信号に所定のフィルタ処理とゲインを乗じてアクチュエ
ータ駆動回路7に出力され、アクチュエータ駆動回路7
により光スポットが情報トラックを追従するようにトラ
ッキングアクチュエータ2aが駆動される。
【0006】このようなトラッキングアクチュエータ2
aの動作に対して、変位検出部12の光スポット位置検
出部12aが受光部2b上に構成される複数の受光素子
の差信号から光スポットの位置を検出しローパスフィル
タ12bにより低周波数成分を抽出される。ローパスフ
ィルタ12bの出力はさらに低域持ち上げ回路19で低
周波帯域を所定のゲインで増幅され、この信号によりト
ラバース駆動回路17はトラバース18を駆動しトラッ
キングアクチュエータ2aの変位が小さくなるように光
ピックアップ2を移動させるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような光ディスク
のトラバース駆動装置においては、トラッキングアクチ
ュエータ2aの変位が大きくならないようにトラバース
18が追従して移動することが要求されているが、光ス
ポットの位置検出信号の低域成分を抽出してトラバース
18を駆動しているために、トラバース18の追従の精
度は光スポットの絶対位置の検出精度に依存してしま
う。
【0008】本発明は、光スポットの絶対位置の検出精
度に影響されずに、トラッキングアクチュエータの変位
を精度よく抑えるように追従することのできる光ディス
クのトラバース駆動装置を提供することを目的としてな
されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の光ディスクのトラバース駆動装置は、光ディ
スク上の情報トラックに光ビームを照射して記録再生を
行う光ディスクのトラバース駆動装置であって、対物レ
ンズを光ディスクの半径方向に移動させるトラッキング
アクチュエータを有し、光ディスクに対して対物レンズ
を介して光ビームを集光して光スポットを形成し、反射
光を電気信号に変換して出力する光ピックアップと、光
スポットを情報トラックに追従させるようにトラッキン
グアクチュエータを駆動するアクチュエータ制御手段
と、光ピックアップが出力する電気信号からトラッキン
グアクチュエータの半径方向の位置を検出して変位検出
値を生成する変位検出手段と、光ピックアップを半径方
向に移動させるトラバースと、トラバースの移動を制御
するトラバース制御手段と、変位検出値を記憶する記憶
手段と、アクチュエータ制御手段とトラバース制御手段
を制御する制御手段とを備え、制御手段は、トラバース
の停止状態でトラッキングアクチュエータをその中立位
置から半径方向に移動させ、光スポットが情報トラック
を所定本数横切ったときの変位検出値をあらかじめ記憶
手段に設定値として記憶するとともに、光ディスクに対
して情報の記録あるいは再生を行うときには、当該駆動
時における変位検出手段の変位検出値を設定値と比較
し、その設定値を超えたときトラバースを駆動するよう
に構成したものである。
【0010】これにより、トラッキングアクチュエータ
をその中立位置から移動させ、光スポットが情報トラッ
クを所定本数横切ったときの変位検出値をあらかじめ設
定値として記憶しておき、記録あるいは再生時に変位検
出値が設定値を超えたなら所定量トラバースを駆動させ
るようにしたため、光スポットの絶対位置の検出精度に
影響されずに、トラッキングアクチュエータの変位を精
度よく抑えるように追従することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光ディスク上の情報トラックに光ビームを照射して
記録再生を行う光ディスクのトラバース駆動装置であっ
て、対物レンズを光ディスクの半径方向に移動させるト
ラッキングアクチュエータを有し、光ディスクに対して
対物レンズを介して光ビームを集光して光スポットを形
成し、反射光を電気信号に変換して出力する光ピックア
ップと、光スポットを情報トラックに追従させるように
トラッキングアクチュエータを駆動するアクチュエータ
制御手段と、光ピックアップが出力する電気信号からト
ラッキングアクチュエータの半径方向の位置を検出して
変位検出値を生成する変位検出手段と、光ピックアップ
を半径方向に移動させるトラバースと、トラバースの移
動を制御するトラバース制御手段と、変位検出値を記憶
する記憶手段と、アクチュエータ制御手段とトラバース
制御手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、ト
ラバースの停止状態でトラッキングアクチュエータをそ
の中立位置から半径方向に移動させ、光スポットが情報
トラックを所定本数横切ったときの変位検出値をあらか
じめ記憶手段に設定値として記憶するとともに、光ディ
スクに対して情報の記録あるいは再生を行うときには、
当該駆動時における変位検出手段の変位検出値を設定値
と比較し、その設定値を超えたときトラバースを駆動す
るように構成したことを特徴とした光ディスクのトラバ
ース装置としたものであり、トラッキングアクチュエー
タをその中立位置から移動させ、光スポットが情報トラ
ックを所定本数横切ったときの変位検出値をあらかじめ
設定値として記憶しておき、記録あるいは再生時に変位
検出値が設定値超えたなら所定量トラバースを駆動させ
るため、光スポットの絶対位置の検出精度に影響されず
に、トラッキングアクチュエータの変位を精度よく抑え
るという作用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスクのトラバース装置において、変位検出値を記
憶手段に設定値として記憶する際は、トラッキングアク
チュエータをその中立位置から半径方向の内周側と外周
側に移動させ、各側において光スポットが情報トラック
を所定本数横切ったときの変位検出値をあらかじめ記憶
手段に各側の設定値として記憶するものであり、内周側
と外周側に個別の設定値を記憶することによりトラッキ
ングアクチュエータの変位をより精度よく抑えるという
作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1〜2記
載の光ディスクのトラバース装置において、光ピックア
ップの出力から、光スポットが情報トラックを横切った
ことを検出するトラッククロス検出手段を備え、トラッ
ククロス検出手段により、光スポットが情報トラックを
所定本数横切ったことを検出したときの変位検出値を記
憶手段に設定値として記憶するものであり、変位検出値
を記憶手段に設定値として記憶する際に、光ピックアッ
プの出力から光スポットが情報トラックを横切ったこと
を検出することによりトラッキングアクチュエータの変
位をより精度よく抑えるという作用を有する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3記
載の光ディスクのトラバース装置において、光スポット
が情報トラックを所定本数横切ったときの変位検出値を
記憶手段に設定値として記憶する際は、光ディスクの回
転を停止して行うものであり、トラッキングアクチュエ
ータをその中立位置から移動させ、光スポットが情報ト
ラックを所定本数横切ったときの変位検出値に、情報ト
ラックの螺旋形状と光ディスクの回転により情報トラッ
クの位置が相対変化することを考慮する必要がなく、ト
ラッキングアクチュエータの変位をより精度よく抑える
という作用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4記
載の光ディスクのトラバース装置において、光スポット
が情報トラックを所定本数横切ったときの変位検出値を
記憶手段に設定値として記憶する際は、当該装置が水平
な状態において行うものであり、トラッキングアクチュ
エータをその中立位置から移動させ、光スポットが情報
トラックを所定本数横切ったときの変位検出値に、装置
の姿勢で発生する重力による対物レンズの変位による誤
差が生じないようにすることにより、トラッキングアク
チュエータの変位をより精度よく抑えるという作用を有
する。
【0016】以下本発明の実施の形態について、図1か
ら図2を用いて説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態における光ディスクのトラバース駆動装置の構
成ブロック図、図2は図1の光ディスクのトラバース駆
動装置のトラッキングアクチュエータにおける光スポッ
トが情報トラックを横切った本数に対する変位検出値を
示す特性図、図3は図1の光ディスクのトラバース駆動
装置におけるトラバース起動値設定動作の制御部15の
制御フローチャート、図4は図1の光ディスクのトラバ
ースサーボの制御部15の制御フローチャートを示して
いる。
【0018】図1において、1は同心円状あるいは螺旋
状の情報トラックを有する光ディスク、2は図示しない
対物レンズと対物レンズを半径方向に移動させるトラッ
キングアクチュエータ2aと光ディスク1からの反射光
を電気信号に変換する受光部2bからなり、光ディスク
1の情報面に光ビームを集光して光スポットを形成しそ
の反射光を検出する光ピックアップ、3は受光部2bの
出力からトラッキング誤差信号を生成し出力するトラッ
キング誤差検出回路、4はトラッキング誤差信号を入力
としてトラッキングアクチュエータ2aの制御を行うト
ラッキング制御部、5はトラバース起動設定動作時に制
御部15の制御によりトラッキングアクチュエータ2a
を半径方向に駆動する起動値設定制御部、6は制御部1
5の制御によりトラッキング制御部4の出力と起動値設
定制御部5の出力とのどちらかを選択する選択部、7は
選択部6の出力によりトラッキングアクチュエータ2a
を光ディスク1の半径方向に駆動するアクチュエータ駆
動回路、8は受光部2b上に構成される図示しない複数
の受光素子の出力を演算することにより光スポットが情
報トラックを横切る方向を検出する方向検出回路、9は
トラッキング誤差検出回路3の出力を2値化するトラッ
ククロス検出部、10はトラッククロス検出部9の出力
信号の立ち上がりエッジをカウントし制御部15にカウ
ント値を出力するとともに、制御部15によりリセット
されることによりカウント値をクリアするカウンタで、
方向検出回路8の出力により、光スポットの移動方向が
外周側の場合はアップ、内周側の場合はダウンし、カウ
ント値は光スポットが情報トラックを横切った本数を示
す。11はトラッキングアクチュエータ2aの変位を検
出する変位検出部であり、受光部2b上に構成される図
示しない情報トラックに垂直な方向に少なくとも2分割
された受光素子の差信号から光スポットの位置を検出す
る光スポット位置検出部11a、光スポット位置検出部
11aの出力信号の低域成分を抽出するローパスフィル
タ11b、ローパスフィルタ11bの出力をディジタル
信号に変換するA/Dコンバータ11cからなってお
り、ローパスフィルタ11bのカットオフ周波数は、光
ディスク1の回転周期の影響を受けないような周波数、
例えば数Hzに設定される。13は制御部15の制御に
より変位検出部11の出力である変位検出値を記憶する
記憶部、14は制御部15にトラバース起動値設定動作
の開始指令を行う操作部。15は後述する制御を行う制
御部、16は制御部15の制御によりトラバース18を
駆動させるトラバース制御部、17はトラバース制御部
16の出力信号によりトラバース18を光ディスク1の
半径方向に駆動するトラバース駆動回路、18は光ピッ
クアップ2を光ディスク1の半径方向に移動させるトラ
バースである。
【0019】図2において、横軸はトラッキングアクチ
ュエータ2aをその中立位置から半径方向に移動させ光
スポットが情報トラックを横切った本数であり、外周側
を正、内周側を負の数で表す。縦軸は変位検出部11の
出力である変位検出値を表している。Aは外周側設定値
であり、トラッキングアクチュエータ2aをその中立位
置から外周側に移動させ光スポットが情報トラックをX
本横切った位置における変位検出値、Bは内周側設定値
であり、トラッキングアクチュエータ2aをその中立位
置から内周側に移動させ光スポットが情報トラックをX
本横切った位置における変位検出値をそれぞれ示してい
る。ここでX本の値は、再生あるいは記録時にフォーカ
ス、トラッキング制御を安定に行うことのできるトラッ
キングアクチュエータ2aの最大の変位を、中立位置か
ら光スポットが情報トラックを横切る本数に置き換えた
値として設定される。
【0020】また、この2図から明らかなように、変位
検出部11の変位検出値がゼロのときのトラッキングア
クチュエータ2aの位置は、中立位置から内周側に外れ
たC点となる絶対位置の測定誤差がある。このため、変
位検出値を基にして制御する場合、2図においてその変
位検出値がゼロであるC点を中心として制御することに
なるが、このゼロ点を中心とする±Dの変位検出値を設
定した場合、その位置における横軸の位置は、それぞれ
+Y1,−Y2となり、変位検出部11の変位検出値は
前述の中立位置O点を中心とする位置+X,−Xの位置
に対して内周側を示すという誤差がある。この誤差に対
して、本実施形態では、トラバース18の停止状態でト
ラッキングアクチュエータ2aをその中立位置から半径
方向に移動させ、光スポットが情報トラックを所定本数
横切ったときの変位検出値を設定値として記憶すること
により、変位検出値による絶対位置の検出精度に影響さ
れないものとなる。
【0021】以上のように構成された光ディスクのトラ
バース駆動装置について、図3、図4のフローチャート
を参照しながら以下その動作について説明する。
【0022】図3は図1の光ディスクのトラバース駆動
装置におけるトラバース起動値設定動作の制御部15の
制御フローを示している。このトラバース起動値設定動
作とは、後述するトラバースサーボ、すなわち光ディス
ク1に対して情報の記録あるいは再生時にトラバース1
8をトラッキングアクチュエータ2aに追従するよう駆
動する制御において、トラバース18の駆動する変位検
出値を、あらかじめ記憶部13に設定値として記録する
動作をいう。
【0023】トラバース起動値設定動作を行う場合に
は、本装置を水平状態に設置し、光ディスク1をセット
し、操作部14で起動値設定開始の操作を行う。ここで
本装置を水平状態に設置することは、正確な設定値を得
るために重要な条件である。操作部14で起動値設定開
始の操作を行うことにより操作部14より制御部15に
起動値設定開始の指令がなされ、図3に示すトラバース
起動値設定動作の制御が開始する。このトラバース起動
値設定動作においては、光ピックアップ2は光ディスク
1に対して情報の再生を行うときと同様に光ディスク1
の情報面に光スポットを形成し、その反射光を受光部2
bで検出しているが、光ディスク1は回転しない停止状
態であり、トラバース18も停止状態である。
【0024】ステップS20において、制御部15は選
択部6の入力を起動値設定制御部5に切り換える。つづ
くステップS21においてカウンタ10をリセットし、
ステップS22において起動値設定制御部5に外周側へ
駆動指令を行う。ステップS21においてカウンタ10
がリセットされた時点でトラッキングアクチュエータ2
aは中立状態にある。ステップS22において外周側へ
駆動指令がなされた起動値設定制御部5はトラッキング
アクチュエータ2aをその中立位置から外周方向に移動
させる。
【0025】ステップS23において制御部15はカウ
ンタ10の出力が+X以上になるまで待ち状態である。
制御部15がカウンタ10の出力が+Xになったことを
検出すると図3の制御が再開される。ステップS24に
おいて制御部15は起動値設定制御部5の駆動を停止す
る。つづくステップS25において記憶部13に外周側
設定値書き込み指令を行う。これにより、トラッキング
アクチュエータ2aをその中立位置から外周方向に移動
させ、光スポットが情報トラックをX本横切ったときの
変位検値が記憶部13に外周側設定値として記憶され
る。
【0026】つづくステップS26において起動値設定
制御部5に内周側へ駆動指令を行う。ステップS27に
おいて制御部15はカウンタ10の出力が−X以下にな
るまで待ち状態である。カウンタ10は光スポットが外
周側に情報トラックを1本横切ったとき出力を1アップ
し、内周側に情報トラックを1本横切ったとき出力を1
ダウンする構造である。これにより、トラッキングアク
チュエータ2aが外周側から中立位置に戻った時点でカ
ウンタ10の出力は0となり、さらに内周側に情報トラ
ックを横切った本数を負の数として出力される。
【0027】制御部15がカウンタ10の出力が−Xに
なったことを検出すると図3の制御が再開される。ステ
ップS28において制御部15は起動値設定制御部5の
駆動を停止する。つづくステップS29において記憶部
13に内周側設定値書き込み指令を行う。これにより、
トラッキングアクチュエータ2aをその中立位置から内
周方向に移動させ、光スポットが情報トラックをX本横
切ったときの変位検値が記憶部13に内周側設定値とし
て記憶される。
【0028】つづくステップS30において起動値設定
制御部5に外周側へ駆動指令を行う。ステップS31に
おいて制御部15はカウンタ10の出力が0になるまで
待ち状態である。制御部15がカウンタ10の出力が0
になったことを検出すると図3の制御が再開される。ス
テップS32において、制御部15は選択部6の入力を
トラッキング制御部4に切り換え、トラバース起動値設
定動作の制御を終了する。
【0029】以上がトラバース起動値設定動作における
制御部15の制御である。これにより、トラバース18
の停止状態でトラッキングアクチュエータ2aをその中
立位置から外周方向および内周方向に移動させ、光スポ
ットが情報トラックをX本横切ったときの変位検出値を
記憶部13に外周側設定値および内周側設定値として記
憶されることとなる。
【0030】つぎに図4を参照しながらトラバースサー
ボにおける制御部15の制御について説明する。光ディ
スク1を回転させ、光ピックアップ2により光ディスク
1の情報面に光ビームを集光して光スポットを形成し、
その反射光を受光部2bで検出する。受光部2bの出力
からトラッキング誤差検出回路3がトラッキング誤差信
号を生成しトラッキング制御部4に出力する。トラッキ
ング制御部4はトラッキング誤差信号に所定のフィルタ
処理とゲインを乗じてアクチュエータ駆動回路7に出力
され、アクチュエータ駆動回路7により光スポットが情
報トラックを追従するようにトラッキングアクチュエー
タ2aが駆動される。このようなトラッキングアクチュ
エータ2aの動作に対して、トラバースサーボは制御部
15によって次のように行われる。
【0031】ステップS40において制御部15は変位
検出部11の出力である変位検出値を外周側設定値とを
比較し、外周側設定値以上であればステップS41に進
む、外周側設定値未満のときはステップS44に進む。
ステップS41において制御部15はトラバース制御部
16に外周側へ駆動指令を行う。つづくステップS42
において制御部15は変位検出値が移動先値以下になる
まで待ち状態である。
【0032】この移動先値とは、トラッキングアクチュ
エータ2aの変位をいくらに補正するか、その変位に相
当する変位検出値である。この移動先値の設定要件は、
トラッキング制御により光スポットが徐々に外周側に誘
導され続けている例で次のように説明される。トラッキ
ングアクチュエータ2aを中立点に補正すると、補正後
に光スポットが中立点からまた徐々に外周側に誘導され
るる。トラッキングアクチュエータ2aは中立点から外
周側設定値の範囲で動作することとなる。これに対して
内周側設定値まで補正すると、理論的にはトラッキング
アクチュエータ2aは内周側設定値から外周側設定値の
範囲で動作することとなる。しかし、実際に内周側設定
値付近まで補正すると制御が不安定になるため移動先値
は中立位置から内周側設定値の間に設定される。
【0033】変位検出値が移動先値以下になると図4の
処理が再開される。ステップS43において制御部15
はトラバース制御部16に停止指令を行う。つづくステ
ップS44において制御部15は変位検出値を内周側設
定値とを比較し、内周側設定値以下であればステップS
45に進む、外周側設定値を超えるときは処理を終了す
る。ステップS45において制御部15はトラバース制
御部16に内周側へ駆動指令を行う。つづくステップS
46において制御部15は変位検出値が移動先値以上に
なるまで待ち状態である。移動先値は前述した理由によ
り今度は中立位置から外周側設定値の範囲に設定され
る。変位検出値が移動先値以上になると図4の処理が再
開される。ステップS47において制御部15はトラバ
ース制御部16に停止指令を行い処理を終了する。
【0034】ここで、ステップS41〜S43・S45
〜S47はトラバース18がDCモータの場合の制御で
あるが、トラバース18がステッピングモータの場合は
移動量が正確に設定できるためステップS41およびス
テップS45において移動先値相当の位置までトラバー
スを駆動し、ステップS42〜S43・S46〜S47
の制御は省略することができる。
【0035】ここで図4は、トラバースサーボ1回分の
処理を示したものであり、光ディスク1に対して情報の
記録あるいは再生時を行う状態においては連続して繰り
返し図4に示す処理が行われるものである。
【0036】以上のように本実施形態によれば、トラバ
ース18の停止状態でトラッキングアクチュエータ2a
をその中立位置から外周方向および内周方向に移動さ
せ、光スポットが情報トラックをX本横切ったときの変
位検出値を記憶部13に外周側設定値および内周側設定
値として記憶するとともに、光ディスク1に対して情報
の記録あるいは再生時を行うときには、変位検出部11
の変位検出値を、前述したトラバース起動値設定動作に
より記憶部13に記憶された外周側設定値および内周側
設定値と比較し、外周側設定値を超えたときはトラバー
ス18を外周側に駆動し、内周側設定値を下回ったとき
はトラバース18を内周側に駆動させるようにしたた
め、光スポットの絶対位置の検出精度に影響されずに、
トラッキングアクチュエータ2aの変位を精度よく抑え
るように追従することができることとなる。
【0037】なお、トラバース起動値設定動作は、工場
における出荷前調整としても、あるいはユーザーの操作
により行われるものとしてもよい。
【0038】また、トラバース起動値設定動作におい
て、本実施の形態では光ディスク1の回転を停止させて
いるが、光ディスク1を回転させ、情報トラックの螺旋
状と光ディスクの回転により情報トラック位置の相対変
化は制御系の演算により補正する制御としてもよい。
【0039】また、トラバース起動値設定動作におい
て、トラッキングアクチュエータ2aをその中立位置か
ら半径方向に移動させ、変位検出値を記憶部13に記憶
させる際に、光スポットが外周方向、内周方向とも同数
の情報トラックをX本横切ったときの変位検出値をとし
たが、外周方向と内周方向について個別の本数としても
よい。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トラバー
スの停止状態でトラッキングアクチュエータをその中立
位置から半径方向に移動させ、光スポットが情報トラッ
クを所定本数横切ったときの変位検出値をあらかじめ記
憶手段に設定値として記憶するとともに、光ディスクに
対して情報の記録あるいは再生を行うときには、当該駆
動時における変位検出手段の変位検出値を設定値と比較
し、その設定値を超えたときトラバースを駆動するよう
にしたため、光スポットの絶対位置の検出精度に影響さ
れずに、トラッキングアクチュエータの変位を抑えるよ
うに精度よく追従することができるという有利な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による光ディスクの
トラバース駆動装置の構成ブロック図
【図2】図1の光ディスクのトラバース駆動装置のトラ
ッキングアクチュエータにおける光スポットが情報トラ
ックを横切った本数に対する変位検出値を示す特性図
【図3】図1の光ディスクのトラバース駆動装置におけ
るトラバース起動値設定動作の制御部15の制御フロー
チャート
【図4】図1の光ディスクのトラバースサーボの制御部
15の制御フローチャート
【図5】従来の光ディスクのトラバース駆動装置の構成
ブロック図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ピックアップ 2a トラッキングアクチュエータ 4 トラッキング制御部(アクチュエータ制御手段) 9 トラッククロス検出部 11 変位検出部 13 記憶部 15 制御部 16 トラバース制御部 18 トラバース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 隅田 勝利 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D117 AA02 CC01 CC04 EE17 EE27 FF25 FF27 GG06 5D118 AA13 BA01 BB02 BF02 BF03 CB01 CD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク上の情報トラックに光ビーム
    を照射して記録再生を行う光ディスクのトラバース駆動
    装置であって、対物レンズを光ディスクの半径方向に移
    動させるトラッキングアクチュエータを有し、前記光デ
    ィスクに対して前記対物レンズを介して光ビームを集光
    して光スポットを形成し、反射光を電気信号に変換して
    出力する光ピックアップと、前記光スポットを前記情報
    トラックに追従させるように前記トラッキングアクチュ
    エータを駆動するアクチュエータ制御手段と、前記光ピ
    ックアップが出力する電気信号から前記トラッキングア
    クチュエータの半径方向の位置を検出して変位検出値を
    生成する変位検出手段と、前記光ピックアップを半径方
    向に移動させるトラバースと、前記トラバースの移動を
    制御するトラバース制御手段と、前記変位検出値を記憶
    する記憶手段と、前記アクチュエータ制御手段と前記ト
    ラバース制御手段を制御する制御手段とを備え、前記制
    御手段は、前記トラバースの停止状態で前記トラッキン
    グアクチュエータをその中立位置から半径方向に移動さ
    せ、前記光スポットが前記情報トラックを所定本数横切
    ったときの前記変位検出値をあらかじめ前記記憶手段に
    設定値として記憶するとともに、前記光ディスクに対し
    て情報の記録あるいは再生を行うときには、当該駆動時
    における前記変位検出手段の変位検出値を前記設定値と
    比較し、その設定値を超えたとき前記トラバースを駆動
    するように構成したことを特徴とした光ディスクのトラ
    バース装置。
  2. 【請求項2】 変位検出値を前記記憶手段に設定値とし
    て記憶する際は、前記トラッキングアクチュエータをそ
    の中立位置から半径方向の内周側と外周側に移動させ、
    各側において前記光スポットが前記情報トラックを所定
    本数横切ったときの前記変位検出値をあらかじめ前記記
    憶手段に各側の設定値として記憶する請求項1記載の光
    ディスクのトラバース装置。
  3. 【請求項3】 前記光ピックアップの出力から、前記光
    スポットが前記情報トラックを横切ったことを検出する
    トラッククロス検出手段を備え、前記トラッククロス検
    出手段により、前記光スポットが前記情報トラックを所
    定本数横切ったことを検出したときの変位検出値を前記
    記憶手段に設定値として記憶する請求項1〜2記載の光
    ディスクのトラバース装置。
  4. 【請求項4】 前記光スポットが前記情報トラックを所
    定本数横切ったときの変位検出値を前記記憶手段に設定
    値として記憶する際は、光ディスクの回転を停止して行
    う請求項1〜3記載の光ディスクのトラバース装置。
  5. 【請求項5】 前記光スポットが前記情報トラックを所
    定本数横切ったときの変位検出値を前記記憶手段に設定
    値として記憶する際は、当該装置が水平な状態において
    行う請求項1〜4記載の光ディスクのトラバース装置。
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