JP2000338618A - 画像情報読取装置 - Google Patents
画像情報読取装置Info
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- JP2000338618A JP2000338618A JP2000083875A JP2000083875A JP2000338618A JP 2000338618 A JP2000338618 A JP 2000338618A JP 2000083875 A JP2000083875 A JP 2000083875A JP 2000083875 A JP2000083875 A JP 2000083875A JP 2000338618 A JP2000338618 A JP 2000338618A
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- JP
- Japan
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- sheet
- cassette
- stimulable phosphor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】片面シート体と両面シート体のそれぞれに対
し、単一の装置で処理を行うことができる兼用機を構成
することを可能にする。 【解決手段】片面シート体22aと両面シート体22b
とがカセッテ18を介して装填されるカセッテ装填部2
0a〜20dを備えるとともに、前記カセッテ18に第
2バーコード34が貼り付けられる一方、前記カセッテ
装填部20a〜20dの内部には、前記第2バーコード
34を読み取る読み取り手段132が装着される。第2
バーコード34と読み取り手段132とにより、シート
体識別部134が構成される。
し、単一の装置で処理を行うことができる兼用機を構成
することを可能にする。 【解決手段】片面シート体22aと両面シート体22b
とがカセッテ18を介して装填されるカセッテ装填部2
0a〜20dを備えるとともに、前記カセッテ18に第
2バーコード34が貼り付けられる一方、前記カセッテ
装填部20a〜20dの内部には、前記第2バーコード
34を読み取る読み取り手段132が装着される。第2
バーコード34と読み取り手段132とにより、シート
体識別部134が構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄積性蛍光体シー
トを収容されたカセッテを装填し、前記蓄積性蛍光体シ
ートに蓄積記録された放射線画像情報を読み取った後、
残存する放射線画像情報を消去して該蓄積性蛍光体シー
トを前記カセッテに戻す画像情報読取装置に関する。
トを収容されたカセッテを装填し、前記蓄積性蛍光体シ
ートに蓄積記録された放射線画像情報を読み取った後、
残存する放射線画像情報を消去して該蓄積性蛍光体シー
トを前記カセッテに戻す画像情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シート状に構成さ
れて蓄積性蛍光体シートとして使用されている。
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シート状に構成さ
れて蓄積性蛍光体シートとして使用されている。
【0004】上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体
シートに記録された画像情報の読み取りを行う読み取り
部と、読み取り処理後に前記蓄積性蛍光体シートに残存
する画像情報を消去する消去部とを備えた画像情報読取
装置が採用されている。この画像情報読取装置では、外
部の撮影装置により被写体の放射線画像情報が記録され
た蓄積性蛍光体シートを収容するカセッテが装填部に挿
入される。
シートに記録された画像情報の読み取りを行う読み取り
部と、読み取り処理後に前記蓄積性蛍光体シートに残存
する画像情報を消去する消去部とを備えた画像情報読取
装置が採用されている。この画像情報読取装置では、外
部の撮影装置により被写体の放射線画像情報が記録され
た蓄積性蛍光体シートを収容するカセッテが装填部に挿
入される。
【0005】次いで、カセッテが開蓋された状態で、シ
ート体枚葉手段の作用下に前記カセッテから蓄積性蛍光
体シートが取り出され、この蓄積性蛍光体シートがシー
ト体搬送手段を介して読み取り部に搬送される。読み取
り部で放射線画像情報の読み取り処理が施された蓄積性
蛍光体シートは、消去部で残像の消去処理が行われた
後、装填部に配置されているカセッテ内に収容される。
ート体枚葉手段の作用下に前記カセッテから蓄積性蛍光
体シートが取り出され、この蓄積性蛍光体シートがシー
ト体搬送手段を介して読み取り部に搬送される。読み取
り部で放射線画像情報の読み取り処理が施された蓄積性
蛍光体シートは、消去部で残像の消去処理が行われた
後、装填部に配置されているカセッテ内に収容される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の蓄積性蛍光体
シートは、通常、不透明なベース面上に蛍光体層(記録
面)を設けて構成されている。このため、読み取り部に
は、蛍光体層側に励起光を照射する励起光照射手段と、
前記励起光の照射によって前記蛍光体層から発せられる
輝尽発光光を集光する集光手段とが配置されるととも
に、消去部では、前記蛍光体層側から消去光を照射する
ための消去用光源が設けられている。
シートは、通常、不透明なベース面上に蛍光体層(記録
面)を設けて構成されている。このため、読み取り部に
は、蛍光体層側に励起光を照射する励起光照射手段と、
前記励起光の照射によって前記蛍光体層から発せられる
輝尽発光光を集光する集光手段とが配置されるととも
に、消去部では、前記蛍光体層側から消去光を照射する
ための消去用光源が設けられている。
【0007】ところで、最近、マンモ撮影等のように、
被写体の放射線画像情報を高画質で再生するために、蓄
積性蛍光体シートに蓄積されたエネルギを効率よく読み
取ることが望まれている。そこで、蓄積性蛍光体シート
のベース面を透明にする工夫がなされている。この蓄積
性蛍光体シートでは、蛍光体層側から励起光が照射され
ると、この蛍光体層側の他、ベース面側(裏面側)から
も輝尽発光光が発せられる。従って、読み取り部では、
蓄積性蛍光体シートの両面側に輝尽発光光を集光するた
めの2つの集光手段が設けられている。
被写体の放射線画像情報を高画質で再生するために、蓄
積性蛍光体シートに蓄積されたエネルギを効率よく読み
取ることが望まれている。そこで、蓄積性蛍光体シート
のベース面を透明にする工夫がなされている。この蓄積
性蛍光体シートでは、蛍光体層側から励起光が照射され
ると、この蛍光体層側の他、ベース面側(裏面側)から
も輝尽発光光が発せられる。従って、読み取り部では、
蓄積性蛍光体シートの両面側に輝尽発光光を集光するた
めの2つの集光手段が設けられている。
【0008】このように、蓄積性蛍光体シートは、記録
面(蛍光体層)側から輝尽発光光を発する片面シート体
と、前記記録面およびベース面の両面側から輝尽発光光
を発する両面シート体とを有しており、画像情報読取装
置は、前記片面シート体用、前記両面シート体用にそれ
ぞれ専用機として構成されている。これにより、片面シ
ート体と両面シート体とを併用しようとすると、それぞ
れ専用機として構成される2台の画像情報読取装置を設
置しなければならず、設備費が高騰するとともに、設置
スペースが拡大するという問題が指摘されている。
面(蛍光体層)側から輝尽発光光を発する片面シート体
と、前記記録面およびベース面の両面側から輝尽発光光
を発する両面シート体とを有しており、画像情報読取装
置は、前記片面シート体用、前記両面シート体用にそれ
ぞれ専用機として構成されている。これにより、片面シ
ート体と両面シート体とを併用しようとすると、それぞ
れ専用機として構成される2台の画像情報読取装置を設
置しなければならず、設備費が高騰するとともに、設置
スペースが拡大するという問題が指摘されている。
【0009】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、片面シート体と両面シート体とを有する蓄積性蛍光
体シートに対して単一の装置で読み取り処理を行うこと
ができ、汎用性に優れるとともに、設備費および設置ス
ペースの削減が容易に遂行可能な画像情報読取装置を提
供することを目的とする。
り、片面シート体と両面シート体とを有する蓄積性蛍光
体シートに対して単一の装置で読み取り処理を行うこと
ができ、汎用性に優れるとともに、設備費および設置ス
ペースの削減が容易に遂行可能な画像情報読取装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像情報読
取装置では、蓄積性蛍光体シートとして記録面側から輝
尽発光光を発する片面シート体または両面側から輝尽発
光光を発する両面シート体が使用される際、カセッテ内
の前記蓄積性蛍光体シートが、片面シート体または前記
両面シート体のいずれであるかを識別するシート体識別
部を備えている。これにより、単一の装置を用いて、片
面シート体と両面シート体とに良好な画像情報の読み取
り処理を施すことができ、汎用性に優れるとともに、設
備費および設置スペースの削減が可能になる。このた
め、画像情報の読み取り処理を行う際に、例えば、通常
は片面シート体を使用する一方、マンモ撮影等の高画質
が要求される場合には、両面シート体を使用する等、種
々の用途に容易に適応可能となる。
取装置では、蓄積性蛍光体シートとして記録面側から輝
尽発光光を発する片面シート体または両面側から輝尽発
光光を発する両面シート体が使用される際、カセッテ内
の前記蓄積性蛍光体シートが、片面シート体または前記
両面シート体のいずれであるかを識別するシート体識別
部を備えている。これにより、単一の装置を用いて、片
面シート体と両面シート体とに良好な画像情報の読み取
り処理を施すことができ、汎用性に優れるとともに、設
備費および設置スペースの削減が可能になる。このた
め、画像情報の読み取り処理を行う際に、例えば、通常
は片面シート体を使用する一方、マンモ撮影等の高画質
が要求される場合には、両面シート体を使用する等、種
々の用途に容易に適応可能となる。
【0011】さらに、シート体識別部は、少なくとも両
面シート体が収容されるカセッテに設けられた識別部材
と、装置内に設けられて前記識別部材を読み取る読み取
り手段とを備えている。ここで、片面シート体は光を透
過しないベース面を備えるため、このベース面側にバー
コードを貼り付けることができる。一方、両面シート体
は透明なベース面を備えるため、このベース面側からバ
ーコード読み取り用照射光を照射すると、記録面側にこ
の照射光が透過するおそれがあり、前記両面シート体に
はバーコードを貼り付けることができない。
面シート体が収容されるカセッテに設けられた識別部材
と、装置内に設けられて前記識別部材を読み取る読み取
り手段とを備えている。ここで、片面シート体は光を透
過しないベース面を備えるため、このベース面側にバー
コードを貼り付けることができる。一方、両面シート体
は透明なベース面を備えるため、このベース面側からバ
ーコード読み取り用照射光を照射すると、記録面側にこ
の照射光が透過するおそれがあり、前記両面シート体に
はバーコードを貼り付けることができない。
【0012】従って、カセッテに識別部材を設けること
により、このカセッテ内の蓄積性蛍光体シートが片面シ
ート体または両面シート体のいずれであるかを確実に認
識することが可能になり、それぞれの種類に適応した処
理が遂行される。
により、このカセッテ内の蓄積性蛍光体シートが片面シ
ート体または両面シート体のいずれであるかを確実に認
識することが可能になり、それぞれの種類に適応した処
理が遂行される。
【0013】また、読み取り部は、蓄積性蛍光体シート
の記録面側に配置される第1集光手段と、前記蓄積性蛍
光体シートの裏面側に配置される第2集光手段とを備え
ている。そして、蓄積性蛍光体シートが片面シート体で
ある際に第1集光手段のみが駆動される一方、両面シー
ト体である際には第1および第2集光手段が駆動され
て、前記両面シート体の両面側から発せられる輝尽発光
光を確実に集光することができる。
の記録面側に配置される第1集光手段と、前記蓄積性蛍
光体シートの裏面側に配置される第2集光手段とを備え
ている。そして、蓄積性蛍光体シートが片面シート体で
ある際に第1集光手段のみが駆動される一方、両面シー
ト体である際には第1および第2集光手段が駆動され
て、前記両面シート体の両面側から発せられる輝尽発光
光を確実に集光することができる。
【0014】さらに、消去部は、第1および第2消去ユ
ニットを備えており、片面シート体が用いられる際に
は、記録面側に配置された前記第1消去ユニットのみが
駆動される一方、両面シート体が用いられる際には、前
記第1消去ユニットと裏面側に配置された第2消去ユニ
ットとが駆動されて、該両面シート体の両面側から消去
処理が行われる。その際、読み取り手段から入力される
識別信号に基づいて、第2集光手段および/または第2
消去ユニットのオン/オフ制御が行われる。
ニットを備えており、片面シート体が用いられる際に
は、記録面側に配置された前記第1消去ユニットのみが
駆動される一方、両面シート体が用いられる際には、前
記第1消去ユニットと裏面側に配置された第2消去ユニ
ットとが駆動されて、該両面シート体の両面側から消去
処理が行われる。その際、読み取り手段から入力される
識別信号に基づいて、第2集光手段および/または第2
消去ユニットのオン/オフ制御が行われる。
【0015】これにより、読み取り部および消去部にお
いて、第1および第2集光手段と第1および第2消去ユ
ニットとを、片面シート体および両面シート体に応じて
正確に切り替え制御することができ、前記片面シート体
および前記両面シート体に対してそれぞれ適切な画像情
報の読み取り処理が遂行される。
いて、第1および第2集光手段と第1および第2消去ユ
ニットとを、片面シート体および両面シート体に応じて
正確に切り替え制御することができ、前記片面シート体
および前記両面シート体に対してそれぞれ適切な画像情
報の読み取り処理が遂行される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る画像情報読取装置10の概略構成説明図である。
に係る画像情報読取装置10の概略構成説明図である。
【0017】画像情報読取装置10を構成する装置本体
12の前面(操作面)上部には、操作部およびモニタの
機能を有するタッチパネル14が設けられ、このタッチ
パネル14の下方には、複数、例えば、4つのカセッテ
18を着脱自在なカセッテ装填部20a〜20dが設け
られる。
12の前面(操作面)上部には、操作部およびモニタの
機能を有するタッチパネル14が設けられ、このタッチ
パネル14の下方には、複数、例えば、4つのカセッテ
18を着脱自在なカセッテ装填部20a〜20dが設け
られる。
【0018】図1および図2に示すように、カセッテ1
8は、蓄積性蛍光体シート22を収容する筐体24と、
この筐体24の開口部26を開閉自在な蓋体28とを有
している。蓋体28には、その幅方向の略中央部にカセ
ッテ18の識別情報が記録された第1バーコード30が
貼り付けられるとともに、筐体24の位置決め用基準面
32にも、その装填方向前方側に前記カセッテ18の識
別情報が記録された第2バーコード34が同様に貼り付
けられる。
8は、蓄積性蛍光体シート22を収容する筐体24と、
この筐体24の開口部26を開閉自在な蓋体28とを有
している。蓋体28には、その幅方向の略中央部にカセ
ッテ18の識別情報が記録された第1バーコード30が
貼り付けられるとともに、筐体24の位置決め用基準面
32にも、その装填方向前方側に前記カセッテ18の識
別情報が記録された第2バーコード34が同様に貼り付
けられる。
【0019】カセッテ18は、収容される蓄積性蛍光体
シート22の寸法に応じて種々の異なる寸法に設定され
ており、このカセッテ18がカセッテ装填部20a〜2
0dに装填される際には、常に、筐体24の一方の端部
である基準面32を基準側としている。すなわち、各種
寸法の異なるカセッテ18は、カセッテ装填部20a〜
20dに装填された際に基準面32が常に同一位置に配
置されており、この基準面32の一定位置に第2バーコ
ード34が貼り付けられている。
シート22の寸法に応じて種々の異なる寸法に設定され
ており、このカセッテ18がカセッテ装填部20a〜2
0dに装填される際には、常に、筐体24の一方の端部
である基準面32を基準側としている。すなわち、各種
寸法の異なるカセッテ18は、カセッテ装填部20a〜
20dに装填された際に基準面32が常に同一位置に配
置されており、この基準面32の一定位置に第2バーコ
ード34が貼り付けられている。
【0020】蓄積性蛍光体シート22は、不透明なベー
ス面36a上に記録面(蛍光体層)38aが設けられ、
励起光の照射によって前記記録面38aから輝尽発光光
を発する片面シート体22aと、透明なベース面36b
上に記録面(蛍光体層)38bが設けられ、前記励起光
の照射によって両面側から輝尽発光光を発する両面シー
ト体22bとを有している。第2バーコード34には、
カセッテ18内に収容されている蓄積性蛍光体シート2
2が片面シート体22aまたは両面シート体22bのい
ずれであるかを識別する識別情報も記録されている。片
面シート体22aは、ベース面36aの裏面側に第3バ
ーコード39が貼り付けられている。
ス面36a上に記録面(蛍光体層)38aが設けられ、
励起光の照射によって前記記録面38aから輝尽発光光
を発する片面シート体22aと、透明なベース面36b
上に記録面(蛍光体層)38bが設けられ、前記励起光
の照射によって両面側から輝尽発光光を発する両面シー
ト体22bとを有している。第2バーコード34には、
カセッテ18内に収容されている蓄積性蛍光体シート2
2が片面シート体22aまたは両面シート体22bのい
ずれであるかを識別する識別情報も記録されている。片
面シート体22aは、ベース面36aの裏面側に第3バ
ーコード39が貼り付けられている。
【0021】カセッテ18には、筐体24に対して蓋体
28を閉蓋状態で固定するロック手段40が設けられ
る。図3に示すように、ロック手段40は、筐体24内
にガイド42を介して矢印X方向に進退自在に配設され
るスライダ44を備え、このスライダ44にロック爪4
6と傾斜面48とが一体的に形成される。スライダ44
には、傾斜面48側の端部に対応して圧縮ばね50が装
着され、このスライダ44が、常時、前方側(矢印X1
方向)に付勢されている。蓋体28の内面側には、スラ
イダ44のロック爪46に係合自在なロック爪52と、
傾斜面48に当接して前記蓋体28を開動させる突起5
4とが設けられる。筐体24の前方端面には、ピン通過
孔56が形成される一方、カセッテ装填部20a〜20
dには、このピン通過孔56を通ってスライダ44を矢
印X2方向に押圧するためのロック解除ピン58がそれ
ぞれ所定の位置に固定されている。
28を閉蓋状態で固定するロック手段40が設けられ
る。図3に示すように、ロック手段40は、筐体24内
にガイド42を介して矢印X方向に進退自在に配設され
るスライダ44を備え、このスライダ44にロック爪4
6と傾斜面48とが一体的に形成される。スライダ44
には、傾斜面48側の端部に対応して圧縮ばね50が装
着され、このスライダ44が、常時、前方側(矢印X1
方向)に付勢されている。蓋体28の内面側には、スラ
イダ44のロック爪46に係合自在なロック爪52と、
傾斜面48に当接して前記蓋体28を開動させる突起5
4とが設けられる。筐体24の前方端面には、ピン通過
孔56が形成される一方、カセッテ装填部20a〜20
dには、このピン通過孔56を通ってスライダ44を矢
印X2方向に押圧するためのロック解除ピン58がそれ
ぞれ所定の位置に固定されている。
【0022】図1に示すように、カセッテ装填部20a
〜20dには、カセッテ18を載置するための支持台6
0が設けられるとともに、装置本体12の内部を遮光す
るためのシャッター部材62が開閉自在に配置される。
カセッテ装填部20a〜20dの内部には、前記カセッ
テ装填部20a〜20dの任意の1つに対応して配置さ
れ、任意のカセッテ18から蓄積性蛍光体シート22を
取り出す一方、後述する読み取り処理、消去処理後の前
記蓄積性蛍光体シート22を前記カセッテ18内に戻す
昇降枚葉部66が装着される。
〜20dには、カセッテ18を載置するための支持台6
0が設けられるとともに、装置本体12の内部を遮光す
るためのシャッター部材62が開閉自在に配置される。
カセッテ装填部20a〜20dの内部には、前記カセッ
テ装填部20a〜20dの任意の1つに対応して配置さ
れ、任意のカセッテ18から蓄積性蛍光体シート22を
取り出す一方、後述する読み取り処理、消去処理後の前
記蓄積性蛍光体シート22を前記カセッテ18内に戻す
昇降枚葉部66が装着される。
【0023】図4に示すように、昇降枚葉部66は、シ
ート体枚葉機構68と、このシート体枚葉機構68を上
下方向(矢印D方向)に進退自在な昇降機構70とを備
える。昇降機構70は、固定フレーム72を有し、この
固定フレーム72には鉛直方向に延在して一組のラック
74a、74bが固定される。昇降機構70を構成する
昇降フレーム76にモータ78が固定されるとともに、
このモータ78がベルト・プーリ手段80を介して歯車
伝動部82に連結される。この歯車伝動部82は、回転
軸84に回転力を付与する。回転軸84の両端にはピニ
オン86a、86bが固着され、このピニオン86a、
86bがラック74a、74bに噛合して昇降フレーム
76を所定の位置に保持している。昇降フレーム76に
はシート体枚葉機構68が組み込まれている。
ート体枚葉機構68と、このシート体枚葉機構68を上
下方向(矢印D方向)に進退自在な昇降機構70とを備
える。昇降機構70は、固定フレーム72を有し、この
固定フレーム72には鉛直方向に延在して一組のラック
74a、74bが固定される。昇降機構70を構成する
昇降フレーム76にモータ78が固定されるとともに、
このモータ78がベルト・プーリ手段80を介して歯車
伝動部82に連結される。この歯車伝動部82は、回転
軸84に回転力を付与する。回転軸84の両端にはピニ
オン86a、86bが固着され、このピニオン86a、
86bがラック74a、74bに噛合して昇降フレーム
76を所定の位置に保持している。昇降フレーム76に
はシート体枚葉機構68が組み込まれている。
【0024】シート体枚葉機構68は、カセッテ装填部
20a〜20dで蓋体28が開放されたカセッテ18内
に進入自在な吸着盤90a、90bと、この吸着盤90
a、90bを前記カセッテ18と搬送手段92との間で
進退させ、該カセッテ18内の蓄積性蛍光体シート22
を前記搬送手段92に送り出し可能な移動手段94とを
備える。
20a〜20dで蓋体28が開放されたカセッテ18内
に進入自在な吸着盤90a、90bと、この吸着盤90
a、90bを前記カセッテ18と搬送手段92との間で
進退させ、該カセッテ18内の蓄積性蛍光体シート22
を前記搬送手段92に送り出し可能な移動手段94とを
備える。
【0025】昇降フレーム76は、蓄積性蛍光体シート
22の取り出し方向(矢印E方向)と交差する矢印F方
向に所定の間隔離間する側板100a、100bを設け
ている。図4および図5に示すように、側板100aに
は、移動手段94を構成する第1モータ102が固定さ
れ、この第1モータ102の駆動軸102aに軸着され
る小径プーリ104と、駆動軸106の一端に固着され
た大径プーリ108とにベルト110が設けられる。
22の取り出し方向(矢印E方向)と交差する矢印F方
向に所定の間隔離間する側板100a、100bを設け
ている。図4および図5に示すように、側板100aに
は、移動手段94を構成する第1モータ102が固定さ
れ、この第1モータ102の駆動軸102aに軸着され
る小径プーリ104と、駆動軸106の一端に固着され
た大径プーリ108とにベルト110が設けられる。
【0026】駆動軸106は、側板100a、100b
にその両端側を回転自在に支持されており、その一端に
設けられた大径プーリ108にアーム112の一端が固
着される。アーム112の他端にリンク114の一端が
揺動自在に連結されるとともに、このリンク114の他
端に第1支軸116が設けられる。駆動軸106の他端
にはアーム112の一端が直接固着されており、このア
ーム112の他端に第1支軸116を設けたリンク11
4が連結されている。
にその両端側を回転自在に支持されており、その一端に
設けられた大径プーリ108にアーム112の一端が固
着される。アーム112の他端にリンク114の一端が
揺動自在に連結されるとともに、このリンク114の他
端に第1支軸116が設けられる。駆動軸106の他端
にはアーム112の一端が直接固着されており、このア
ーム112の他端に第1支軸116を設けたリンク11
4が連結されている。
【0027】側板100a、100bには、吸着盤90
a、90bを蓄積性蛍光体シート22の被吸着面(記録
面とは反対側の裏面)に対し上方から斜め下方に傾斜す
る軌跡に沿って移動させるために、ガイド溝120、1
22が設けられる。ガイド溝120、122は、吸着盤
90a、90bに所望の軌跡を付与するためにそれぞれ
の形状が設定されており、可動フレーム124の両端に
は、それぞれ前記ガイド溝120、122に対応して第
1支軸116および第2支軸126が固着される。
a、90bを蓄積性蛍光体シート22の被吸着面(記録
面とは反対側の裏面)に対し上方から斜め下方に傾斜す
る軌跡に沿って移動させるために、ガイド溝120、1
22が設けられる。ガイド溝120、122は、吸着盤
90a、90bに所望の軌跡を付与するためにそれぞれ
の形状が設定されており、可動フレーム124の両端に
は、それぞれ前記ガイド溝120、122に対応して第
1支軸116および第2支軸126が固着される。
【0028】可動フレーム124には、カセッテ18の
蓋体28を強制的に開動させるガイド板127と、最小
寸法の蓄積性蛍光体シート22の矢印F方向の寸法に対
応する吸着盤90a、90bとが装着される。搬送手段
92は、複数組のローラ対128と、これらローラ対1
28を一体的に駆動する第2モータ130とを備える。
蓋体28を強制的に開動させるガイド板127と、最小
寸法の蓄積性蛍光体シート22の矢印F方向の寸法に対
応する吸着盤90a、90bとが装着される。搬送手段
92は、複数組のローラ対128と、これらローラ対1
28を一体的に駆動する第2モータ130とを備える。
【0029】寸法の異なる種々の蓄積性蛍光体シート2
2は、全て側板100aに近接する位置を基準にして配
置されており、前記蓄積性蛍光体シート22を収容する
カセッテ18の基準面32は、前記側板100aから、
常時、一定の距離だけ離間した位置に配置される。この
側板100aには、各種寸法の異なるカセッテ18の基
準面32に貼り付けられた第2バーコード34に対応す
る位置に、前記第2バーコード34を読み取る読み取り
手段132が装着される。第2バーコード34および読
み取り手段132により、シート体識別部134が構成
されている。識別部材として第2バーコード34が用い
られるため、読み取り手段132はバーコードリーダで
構成されている。
2は、全て側板100aに近接する位置を基準にして配
置されており、前記蓄積性蛍光体シート22を収容する
カセッテ18の基準面32は、前記側板100aから、
常時、一定の距離だけ離間した位置に配置される。この
側板100aには、各種寸法の異なるカセッテ18の基
準面32に貼り付けられた第2バーコード34に対応す
る位置に、前記第2バーコード34を読み取る読み取り
手段132が装着される。第2バーコード34および読
み取り手段132により、シート体識別部134が構成
されている。識別部材として第2バーコード34が用い
られるため、読み取り手段132はバーコードリーダで
構成されている。
【0030】図1に示すように、昇降枚葉部66の下方
には、搬送系136を介して消去部138および読み取
り部140が配設される。搬送系136は、複数の互い
に対をなすローラ対142を備えており、このローラ対
142により構成される鉛直搬送路の下端側に片面シー
ト体22aに貼り付けられた第3バーコード39を読み
取るバーコードリーダ141が配置され、さらに前記ロ
ーラ対142により構成される水平搬送路の上方に読み
取り部140が配置される。
には、搬送系136を介して消去部138および読み取
り部140が配設される。搬送系136は、複数の互い
に対をなすローラ対142を備えており、このローラ対
142により構成される鉛直搬送路の下端側に片面シー
ト体22aに貼り付けられた第3バーコード39を読み
取るバーコードリーダ141が配置され、さらに前記ロ
ーラ対142により構成される水平搬送路の上方に読み
取り部140が配置される。
【0031】読み取り部140は、カセッテ18から取
り出された蓄積性蛍光体シート22を副走査方向(矢印
A方向)に搬送する副走査搬送機構144と、副走査方
向に搬送される前記蓄積性蛍光体シート22に主走査方
向(副走査方向と略直交する方向)にレーザ光Lを照射
する光学系146と、このレーザ光Lの照射によって蓄
積性蛍光体シート22から生ずる輝尽発光光を光電的に
読み取る第1および第2集光系(集光手段)148a、
148bとを備えている。
り出された蓄積性蛍光体シート22を副走査方向(矢印
A方向)に搬送する副走査搬送機構144と、副走査方
向に搬送される前記蓄積性蛍光体シート22に主走査方
向(副走査方向と略直交する方向)にレーザ光Lを照射
する光学系146と、このレーザ光Lの照射によって蓄
積性蛍光体シート22から生ずる輝尽発光光を光電的に
読み取る第1および第2集光系(集光手段)148a、
148bとを備えている。
【0032】副走査搬送機構144は、互いに同期して
回転駆動される第1および第2ローラ対150、152
を備え、この第1および第2ローラ対150、152は
それぞれ開閉自在である。第1集光系148aは、蓄積
性蛍光体シート22の記録面上のレーザ光Lの照射位置
に主走査線に沿って配置される第1光ガイド154a
と、この第1光ガイド154aの上部に装着される第1
フォトマルチプライヤ156aとを備える。第2集光系
148bは、蓄積性蛍光体シート22の裏面側に配置さ
れており、前記蓄積性蛍光体シート22の裏面側で主走
査線に沿って配置される第2光ガイド154bと、この
第2光ガイド154bの端部に装着される第2フォトマ
ルチプライヤ156bとを備える。
回転駆動される第1および第2ローラ対150、152
を備え、この第1および第2ローラ対150、152は
それぞれ開閉自在である。第1集光系148aは、蓄積
性蛍光体シート22の記録面上のレーザ光Lの照射位置
に主走査線に沿って配置される第1光ガイド154a
と、この第1光ガイド154aの上部に装着される第1
フォトマルチプライヤ156aとを備える。第2集光系
148bは、蓄積性蛍光体シート22の裏面側に配置さ
れており、前記蓄積性蛍光体シート22の裏面側で主走
査線に沿って配置される第2光ガイド154bと、この
第2光ガイド154bの端部に装着される第2フォトマ
ルチプライヤ156bとを備える。
【0033】読み取り部140の搬送方向前方側には、
読み取り処理後の蓄積性蛍光体シート22を上方に搬送
する搬送部158が設けられ、この搬送部158を介し
て上方に搬送される前記蓄積性蛍光体シート22の搬送
方向先端側が、一旦、電源部160の上方で水平方向に
案内される。電源部160に近接して消去搬送部162
が設けられ、この消去搬送部162は、上方に搬送され
た蓄積性蛍光体シート22を水平方向に向かって、すな
わち、図1中、左側から右側に向かって搬送する。
読み取り処理後の蓄積性蛍光体シート22を上方に搬送
する搬送部158が設けられ、この搬送部158を介し
て上方に搬送される前記蓄積性蛍光体シート22の搬送
方向先端側が、一旦、電源部160の上方で水平方向に
案内される。電源部160に近接して消去搬送部162
が設けられ、この消去搬送部162は、上方に搬送され
た蓄積性蛍光体シート22を水平方向に向かって、すな
わち、図1中、左側から右側に向かって搬送する。
【0034】消去搬送部162の搬送途上には、蓄積性
蛍光体シート22の記録面側に配置される第1消去ユニ
ット164aと、前記蓄積性蛍光体シート22の裏面側
に配置される第2消去ユニット164bとが配置され
る。第1および第2消去ユニット164a、164b内
には、それぞれ複数の消去用光源166a、166bが
水平方向に配列されている。消去搬送部162は、消去
部138を通過した後に、斜め上方に延在して搬送系1
36に合流自在である。
蛍光体シート22の記録面側に配置される第1消去ユニ
ット164aと、前記蓄積性蛍光体シート22の裏面側
に配置される第2消去ユニット164bとが配置され
る。第1および第2消去ユニット164a、164b内
には、それぞれ複数の消去用光源166a、166bが
水平方向に配列されている。消去搬送部162は、消去
部138を通過した後に、斜め上方に延在して搬送系1
36に合流自在である。
【0035】装置本体12の上部には、コントローラ1
68が装着され、このコントローラ168は、画像情報
読取装置10全体の駆動制御を行う。
68が装着され、このコントローラ168は、画像情報
読取装置10全体の駆動制御を行う。
【0036】本発明の第1の実施形態では、コントロー
ラ168にシート体識別部134に設けられている読み
取り手段132からのカセッテ識別信号が入力される
と、このコントローラ168は、予め登録された患者情
報や撮影情報等を検索(引用)するとともに、カセッテ
18内の蓄積性蛍光体シート22が片面シート体22a
または両面シート体22bのいずれであるかを判別し、
第2集光系148bおよび第2消去ユニット164bの
オン/オフ制御を行うように機能する。
ラ168にシート体識別部134に設けられている読み
取り手段132からのカセッテ識別信号が入力される
と、このコントローラ168は、予め登録された患者情
報や撮影情報等を検索(引用)するとともに、カセッテ
18内の蓄積性蛍光体シート22が片面シート体22a
または両面シート体22bのいずれであるかを判別し、
第2集光系148bおよび第2消去ユニット164bの
オン/オフ制御を行うように機能する。
【0037】次に、このように構成される画像情報読取
装置10の動作について、説明する。
装置10の動作について、説明する。
【0038】先ず、図示しない撮影装置により人体等の
被写体の撮影画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シ
ート22を収容するカセッテ18が、画像情報読取装置
10の、例えば、カセッテ装填部20aを構成する支持
台60に沿って装置本体12の内方に導入される。この
カセッテ18は、その先端部でシャター部材62を押し
開いて該カセッテ18の先端部が装置本体12の内部に
挿入される。
被写体の撮影画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シ
ート22を収容するカセッテ18が、画像情報読取装置
10の、例えば、カセッテ装填部20aを構成する支持
台60に沿って装置本体12の内方に導入される。この
カセッテ18は、その先端部でシャター部材62を押し
開いて該カセッテ18の先端部が装置本体12の内部に
挿入される。
【0039】カセッテ装填部20aには、図3に示すよ
うに、ロック解除ピン58が設けられており、カセッテ
18が矢印X1方向に挿入されると、このロック解除ピ
ン58が筐体24のピン通過孔56を通ってスライダ4
4を相対的に矢印X2方向に押圧する。このため、スラ
イダ44が矢印X2方向に移動し、ロック爪46が蓋体
28のロック爪52から離脱し、この蓋体28のロック
が解除される。スライダ44が、さらに矢印X2方向に
移動することにより、このスライダ44の傾斜面48が
蓋体28の突起54に当接し、この蓋体28を所定の位
置まで開動させる。
うに、ロック解除ピン58が設けられており、カセッテ
18が矢印X1方向に挿入されると、このロック解除ピ
ン58が筐体24のピン通過孔56を通ってスライダ4
4を相対的に矢印X2方向に押圧する。このため、スラ
イダ44が矢印X2方向に移動し、ロック爪46が蓋体
28のロック爪52から離脱し、この蓋体28のロック
が解除される。スライダ44が、さらに矢印X2方向に
移動することにより、このスライダ44の傾斜面48が
蓋体28の突起54に当接し、この蓋体28を所定の位
置まで開動させる。
【0040】同様にして、カセッテ装填部20b〜20
dにもそれぞれカセッテ18が装填された後、昇降枚葉
部66を構成する昇降機構70が駆動され、シート体枚
葉機構68が、例えば、カセッテ装填部20aに対応し
て配置される。具体的には、図4に示すように、昇降フ
レーム76に装着されたモータ78の駆動作用下に、ベ
ルト・プーリ手段80および歯車伝動部82を介して回
転軸84が所定の方向に回転される。この回転軸84の
両端には、ピニオン86a、86bが固着されており、
このピニオン86a、86bがラック74a、74bに
噛合した状態で矢印D方向に移動し、昇降フレーム76
に装着されているシート体枚葉機構68がカセッテ装填
部20aに対応して配置される。
dにもそれぞれカセッテ18が装填された後、昇降枚葉
部66を構成する昇降機構70が駆動され、シート体枚
葉機構68が、例えば、カセッテ装填部20aに対応し
て配置される。具体的には、図4に示すように、昇降フ
レーム76に装着されたモータ78の駆動作用下に、ベ
ルト・プーリ手段80および歯車伝動部82を介して回
転軸84が所定の方向に回転される。この回転軸84の
両端には、ピニオン86a、86bが固着されており、
このピニオン86a、86bがラック74a、74bに
噛合した状態で矢印D方向に移動し、昇降フレーム76
に装着されているシート体枚葉機構68がカセッテ装填
部20aに対応して配置される。
【0041】その際、昇降フレーム76と一体的に昇降
する側板100aがカセッテ装填部20aに対応して配
置され、この側板100aに装着されている読み取り手
段132が前記カセッテ装填部20aに装填されている
カセッテ18の基準面32に貼り付けられた第2バーコ
ード34に対応して位置決めされる。読み取り手段13
2が第2バーコード34を読み取ることにより、コント
ローラ168は、カセッテ18内に収容されている蓄積
性蛍光体シート22が片面シート体22aまたは両面シ
ート体22bのいずれであるかを識別するとともに、読
み取ったバーコードナンバーから患者情報や撮影情報等
を検索する。ここで、カセッテ18内の蓄積性蛍光体シ
ート22が片面シート体22aであると識別されると、
コントローラ168は、読み取り部140を構成する第
2集光系148bおよび消去部138を構成する第2消
去ユニット164bをオフ制御する。
する側板100aがカセッテ装填部20aに対応して配
置され、この側板100aに装着されている読み取り手
段132が前記カセッテ装填部20aに装填されている
カセッテ18の基準面32に貼り付けられた第2バーコ
ード34に対応して位置決めされる。読み取り手段13
2が第2バーコード34を読み取ることにより、コント
ローラ168は、カセッテ18内に収容されている蓄積
性蛍光体シート22が片面シート体22aまたは両面シ
ート体22bのいずれであるかを識別するとともに、読
み取ったバーコードナンバーから患者情報や撮影情報等
を検索する。ここで、カセッテ18内の蓄積性蛍光体シ
ート22が片面シート体22aであると識別されると、
コントローラ168は、読み取り部140を構成する第
2集光系148bおよび消去部138を構成する第2消
去ユニット164bをオフ制御する。
【0042】次いで、移動手段94が駆動されて吸着盤
90a、90bをカセッテ18内に移動させる。すなわ
ち、移動手段94では、第1モータ102の駆動作用下
に小径プーリ104、ベルト110を介して大径プーリ
108が駆動軸106と一体的に所定方向に回動する。
大径プーリ108および駆動軸106の他方の端部に
は、アーム112の一端が固着されており、これらアー
ム112が前記駆動軸106を支点にして揺動する。各
アーム112の他端には、リンク114を介して第1支
軸116が連結されるとともに、この第1支軸116お
よび第2支軸126が側板100a、100bのガイド
溝120、122に配置されている。
90a、90bをカセッテ18内に移動させる。すなわ
ち、移動手段94では、第1モータ102の駆動作用下
に小径プーリ104、ベルト110を介して大径プーリ
108が駆動軸106と一体的に所定方向に回動する。
大径プーリ108および駆動軸106の他方の端部に
は、アーム112の一端が固着されており、これらアー
ム112が前記駆動軸106を支点にして揺動する。各
アーム112の他端には、リンク114を介して第1支
軸116が連結されるとともに、この第1支軸116お
よび第2支軸126が側板100a、100bのガイド
溝120、122に配置されている。
【0043】このため、第1および第2支軸116、1
26がガイド溝120、122に沿って移動し、この第
1および第2支軸116、126を設けた可動フレーム
124は、吸着盤90a、90bをカセッテ18内の片
面シート体22aのベース面36aに対して上方から斜
め下方に傾斜する軌跡に沿って移動させる。一方、可動
フレーム124がカセッテ18側に移動すると、この可
動フレーム124に設けられたガイド板127がカセッ
テ18内に進入することにより、蓋体28は、吸着盤9
0a、90bの進入を許容する位置までさらに回動され
る。
26がガイド溝120、122に沿って移動し、この第
1および第2支軸116、126を設けた可動フレーム
124は、吸着盤90a、90bをカセッテ18内の片
面シート体22aのベース面36aに対して上方から斜
め下方に傾斜する軌跡に沿って移動させる。一方、可動
フレーム124がカセッテ18側に移動すると、この可
動フレーム124に設けられたガイド板127がカセッ
テ18内に進入することにより、蓋体28は、吸着盤9
0a、90bの進入を許容する位置までさらに回動され
る。
【0044】次に、吸着盤90a、90bにより片面シ
ート体22aのベース面36aが吸着保持された状態
で、移動手段94を構成する第1モータ102が逆方向
に駆動される。このため、アーム112の揺動作用下に
可動フレーム124と一体的に吸着盤90a、90bが
カセッテ18内から搬送手段92側に移動し、このカセ
ッテ18内の片面シート体22aは、前記吸着盤90
a、90bに吸着されて前記カセッテ18の開口部26
から取り出される。
ート体22aのベース面36aが吸着保持された状態
で、移動手段94を構成する第1モータ102が逆方向
に駆動される。このため、アーム112の揺動作用下に
可動フレーム124と一体的に吸着盤90a、90bが
カセッテ18内から搬送手段92側に移動し、このカセ
ッテ18内の片面シート体22aは、前記吸着盤90
a、90bに吸着されて前記カセッテ18の開口部26
から取り出される。
【0045】そして、片面シート体22aの先端が搬送
手段92を構成するローラ対128に挟持される。その
際、ローラ対128は、第2モータ130の作用下に、
予め所定の回転速度で回転しており、片面シート体22
aの先端部が前記ローラ対128に挟持されるのと略同
時に、吸着盤90a、90bによる前記片面シート体2
2aの吸着保持が解除される。これにより、片面シート
体22aは、複数のローラ対128から搬送系136に
受け渡された後、この搬送系136を構成する複数のロ
ーラ対142の回転作用下に鉛直方向下方に向かって搬
送される。
手段92を構成するローラ対128に挟持される。その
際、ローラ対128は、第2モータ130の作用下に、
予め所定の回転速度で回転しており、片面シート体22
aの先端部が前記ローラ対128に挟持されるのと略同
時に、吸着盤90a、90bによる前記片面シート体2
2aの吸着保持が解除される。これにより、片面シート
体22aは、複数のローラ対128から搬送系136に
受け渡された後、この搬送系136を構成する複数のロ
ーラ対142の回転作用下に鉛直方向下方に向かって搬
送される。
【0046】片面シート体22aのベース面36aに貼
り付けられた第3バーコード39がバーコードリーダ1
41を通過することにより、この第3バーコード39が
読み取られる。従って、片面シート体22aに関する患
者情報や撮影情報等が検索された後、この片面シート体
22aが読み取り部140に送られる。
り付けられた第3バーコード39がバーコードリーダ1
41を通過することにより、この第3バーコード39が
読み取られる。従って、片面シート体22aに関する患
者情報や撮影情報等が検索された後、この片面シート体
22aが読み取り部140に送られる。
【0047】図1に示すように、読み取り部140で
は、片面シート体22aが副走査搬送機構144を構成
する第1および第2ローラ対150、152の作用下に
矢印A方向に副走査搬送されながら、この片面シート体
22aの記録面38a側に光学系146からレーザ光L
が主走査される。これにより、片面シート体22aに蓄
積記録されている放射線画像情報が、第1集光系148
aにより光電的に読み取られることになる。
は、片面シート体22aが副走査搬送機構144を構成
する第1および第2ローラ対150、152の作用下に
矢印A方向に副走査搬送されながら、この片面シート体
22aの記録面38a側に光学系146からレーザ光L
が主走査される。これにより、片面シート体22aに蓄
積記録されている放射線画像情報が、第1集光系148
aにより光電的に読み取られることになる。
【0048】読み取り処理後の片面シート体22aは、
搬送部158を介して鉛直方向上方に向かって搬送さ
れ、その搬送方向先端側が電源部160の上方で水平方
向に案内され、この片面シート体22aが前記搬送部1
58から消去搬送部162に受け渡される。消去搬送部
162では、片面シート体22aが搬送部158による
搬送方向後端側を先端部として水平方向に搬送され、消
去部138を構成する第1消去ユニット164aに設け
られた複数の消去用光源166aを介して、この片面シ
ート体22aに残存する放射線画像情報の消去処理が行
われる。消去処理後の片面シート体22aは、搬送系1
36に合流して上方に搬送された後、昇降枚葉部66の
作用下にカセッテ装填部20aに配置されている空のカ
セッテ18内に送り込まれる。
搬送部158を介して鉛直方向上方に向かって搬送さ
れ、その搬送方向先端側が電源部160の上方で水平方
向に案内され、この片面シート体22aが前記搬送部1
58から消去搬送部162に受け渡される。消去搬送部
162では、片面シート体22aが搬送部158による
搬送方向後端側を先端部として水平方向に搬送され、消
去部138を構成する第1消去ユニット164aに設け
られた複数の消去用光源166aを介して、この片面シ
ート体22aに残存する放射線画像情報の消去処理が行
われる。消去処理後の片面シート体22aは、搬送系1
36に合流して上方に搬送された後、昇降枚葉部66の
作用下にカセッテ装填部20aに配置されている空のカ
セッテ18内に送り込まれる。
【0049】なお、1枚目の蓄積性蛍光体シート22
(上記の説明では、片面シート体22a)が読み取り部
140の直前に移送される際、昇降枚葉部66は、昇降
動作を行って、例えば、カセッテ装填部20bに装填さ
れているカセッテ18内の蓄積性蛍光体シート22を枚
葉する位置に待機している。そして、装置本体12の内
部では、複数枚の蓄積性蛍光体シート22がそれぞれ所
定の処理を施されることになる。
(上記の説明では、片面シート体22a)が読み取り部
140の直前に移送される際、昇降枚葉部66は、昇降
動作を行って、例えば、カセッテ装填部20bに装填さ
れているカセッテ18内の蓄積性蛍光体シート22を枚
葉する位置に待機している。そして、装置本体12の内
部では、複数枚の蓄積性蛍光体シート22がそれぞれ所
定の処理を施されることになる。
【0050】ところで、カセッテ18内に収容されてい
る蓄積性蛍光体シート22が、両面シート体22bであ
ると識別されると、読み取り部140を構成する第1お
よび第2集光系148a、148bがオン制御されると
ともに、消去部138を構成する第1および第2消去ユ
ニット164a、164bのそれぞれの消去用光源16
6a、166bがオン制御される。一方、バーコードリ
ーダ141は、オフ制御される。
る蓄積性蛍光体シート22が、両面シート体22bであ
ると識別されると、読み取り部140を構成する第1お
よび第2集光系148a、148bがオン制御されると
ともに、消去部138を構成する第1および第2消去ユ
ニット164a、164bのそれぞれの消去用光源16
6a、166bがオン制御される。一方、バーコードリ
ーダ141は、オフ制御される。
【0051】両面シート体22bは、片面シート体22
aと同様に、シート体枚葉機構68を介してカセッテ1
8から取り出されて搬送系136に受け渡された後、こ
の搬送系136を構成する複数のローラ対142の作用
下に読み取り部140に送られる。読み取り部140で
は、両面シート体22bが副走査搬送機構144を介し
て矢印A方向に副走査搬送されながら、この両面シート
体22bの記録面38b側に光学系146からレーザ光
Lが主走査される。
aと同様に、シート体枚葉機構68を介してカセッテ1
8から取り出されて搬送系136に受け渡された後、こ
の搬送系136を構成する複数のローラ対142の作用
下に読み取り部140に送られる。読み取り部140で
は、両面シート体22bが副走査搬送機構144を介し
て矢印A方向に副走査搬送されながら、この両面シート
体22bの記録面38b側に光学系146からレーザ光
Lが主走査される。
【0052】これにより、両面シート体22bの記録面
38b側から発せられる輝尽発光光が第1集光系148
aにより光電的に読み取られるとともに、透明なベース
面36bを透過して前記両面シート体22bの裏面側か
ら発せられる輝尽発光光が第2集光系148bにより光
電的に読み取られる。従って、読み取り精度が向上し、
特に、マンモ撮影等のように高画質が望まれる際にも、
有効に適応可能になる。
38b側から発せられる輝尽発光光が第1集光系148
aにより光電的に読み取られるとともに、透明なベース
面36bを透過して前記両面シート体22bの裏面側か
ら発せられる輝尽発光光が第2集光系148bにより光
電的に読み取られる。従って、読み取り精度が向上し、
特に、マンモ撮影等のように高画質が望まれる際にも、
有効に適応可能になる。
【0053】読み取り処理後の両面シート体22bは、
消去搬送部162でスイッチバックされ、消去部138
を構成する第1および第2消去ユニット164a、16
4b間を通って水平方向に搬送される。その際、第1お
よび第2消去ユニット164a、164bを構成するそ
れぞれの消去用光源166a、166bを介して両面シ
ート体22bの両面に消去光が照射され、前記両面シー
ト体22bに残存する放射線画像情報の消去処理が行わ
れる。消去処理後の両面シート体22bは、搬送系13
6を介して上方に搬送された後、昇降枚葉部66の作用
下に空のカセッテ18内に送り込まれる。
消去搬送部162でスイッチバックされ、消去部138
を構成する第1および第2消去ユニット164a、16
4b間を通って水平方向に搬送される。その際、第1お
よび第2消去ユニット164a、164bを構成するそ
れぞれの消去用光源166a、166bを介して両面シ
ート体22bの両面に消去光が照射され、前記両面シー
ト体22bに残存する放射線画像情報の消去処理が行わ
れる。消去処理後の両面シート体22bは、搬送系13
6を介して上方に搬送された後、昇降枚葉部66の作用
下に空のカセッテ18内に送り込まれる。
【0054】このように、第1の実施形態では、従来、
それぞれ専用機を用いて放射線画像情報の読み取り処理
を行っていた片面シート体22aと両面シート体22b
とに対し、同一の画像情報読取装置10により有効に処
理を行うことができる。これにより、画像情報読取装置
10が兼用機として機能し、設備費および設備の設置ス
ペースを大幅に削減することが可能になるという効果が
得られる。特に、通常の被写体には片面シート体22a
を用いる一方、マンモ撮影等の高画質が要求される被写
体には両面シート体22bを用い、これらの処理を画像
情報読取装置10で行うことによって、前記画像情報読
取装置10の汎用性が大幅に向上するという利点があ
る。
それぞれ専用機を用いて放射線画像情報の読み取り処理
を行っていた片面シート体22aと両面シート体22b
とに対し、同一の画像情報読取装置10により有効に処
理を行うことができる。これにより、画像情報読取装置
10が兼用機として機能し、設備費および設備の設置ス
ペースを大幅に削減することが可能になるという効果が
得られる。特に、通常の被写体には片面シート体22a
を用いる一方、マンモ撮影等の高画質が要求される被写
体には両面シート体22bを用い、これらの処理を画像
情報読取装置10で行うことによって、前記画像情報読
取装置10の汎用性が大幅に向上するという利点があ
る。
【0055】また、第1の実施形態では、カセッテ18
の基準面32に識別部材である第2バーコード34が貼
り付けられるとともに、昇降枚葉部66に前記第2バー
コード34を読み取る読み取り手段132が設けられ、
前記第2バーコード34と前記読み取り手段132とに
よってシート体識別部134が構成されている。
の基準面32に識別部材である第2バーコード34が貼
り付けられるとともに、昇降枚葉部66に前記第2バー
コード34を読み取る読み取り手段132が設けられ、
前記第2バーコード34と前記読み取り手段132とに
よってシート体識別部134が構成されている。
【0056】従って、カセッテ18内の蓄積性蛍光体シ
ート22が、片面シート体22aまたは両面シート体2
2bのいずれであるかを確実に検出することができ、片
面シート体22aであると識別された際には、第2集光
系148bおよび第2消去ユニット164bがオフ制御
される一方、両面シート体22bであると識別された際
には、第2集光系148bおよび第2消去ユニット16
4bがオン制御されるとともに、バーコードリーダ14
1がオフ制御される。このため、片面シート体22a
と、バーコード等を直接貼り付けることができない両面
シート体22bとを確実に識別するとともに、片面シー
ト体22a、両面シート体22bのそれぞれに対して良
好な読み取り処理を施すことが可能になる。
ート22が、片面シート体22aまたは両面シート体2
2bのいずれであるかを確実に検出することができ、片
面シート体22aであると識別された際には、第2集光
系148bおよび第2消去ユニット164bがオフ制御
される一方、両面シート体22bであると識別された際
には、第2集光系148bおよび第2消去ユニット16
4bがオン制御されるとともに、バーコードリーダ14
1がオフ制御される。このため、片面シート体22a
と、バーコード等を直接貼り付けることができない両面
シート体22bとを確実に識別するとともに、片面シー
ト体22a、両面シート体22bのそれぞれに対して良
好な読み取り処理を施すことが可能になる。
【0057】なお、第1の実施形態では、全てのカセッ
テ18に第2バーコード34を貼り付けており、この第
2バーコード34に片面シート体22aと両面シート体
22bとを識別する識別情報が記録されているが、これ
に代替して、前記両面シート体22bを収容するカセッ
テ18のみに前記第2バーコード34を貼り付けてもよ
い。これにより、読み取り手段132が第2バーコード
34を検出した際には、カセッテ18内に両面シート体
22bが収容されていると判断する一方、この第2バー
コード34を検出しない際には、前記カセッテ18内に
片面シート体22aが収容されていると判断することが
できる。その際、片面シート体22aには、ベース面3
6aに第3バーコード39を貼り付けておけば、この片
面シート体22aに関するID情報が、バーコードリー
ダ141によって読み取られるバーコードナンバーから
容易に検索されることになる。
テ18に第2バーコード34を貼り付けており、この第
2バーコード34に片面シート体22aと両面シート体
22bとを識別する識別情報が記録されているが、これ
に代替して、前記両面シート体22bを収容するカセッ
テ18のみに前記第2バーコード34を貼り付けてもよ
い。これにより、読み取り手段132が第2バーコード
34を検出した際には、カセッテ18内に両面シート体
22bが収容されていると判断する一方、この第2バー
コード34を検出しない際には、前記カセッテ18内に
片面シート体22aが収容されていると判断することが
できる。その際、片面シート体22aには、ベース面3
6aに第3バーコード39を貼り付けておけば、この片
面シート体22aに関するID情報が、バーコードリー
ダ141によって読み取られるバーコードナンバーから
容易に検索されることになる。
【0058】さらにまた、シート体識別部134とし
て、例えば、搬送系136を構成するいずれかのローラ
対142に厚み検出手段を設ける一方、片面シート体2
2aと両面シート体22bの厚さを異なる寸法に設定す
ることができる。従って、片面シート体22aと両面シ
ート体22bとの厚さの差を検出することにより、前記
片面シート体22aと前記両面シート体22bとを確実
に識別することができ、それぞれに適した放射線画像情
報の読み取り処理が効率的かつ高精度に遂行されること
になる。
て、例えば、搬送系136を構成するいずれかのローラ
対142に厚み検出手段を設ける一方、片面シート体2
2aと両面シート体22bの厚さを異なる寸法に設定す
ることができる。従って、片面シート体22aと両面シ
ート体22bとの厚さの差を検出することにより、前記
片面シート体22aと前記両面シート体22bとを確実
に識別することができ、それぞれに適した放射線画像情
報の読み取り処理が効率的かつ高精度に遂行されること
になる。
【0059】また、カセッテ18の基準面32に第2バ
ーコード34を貼り付けるものに代え、図6に示すよう
に、蓋体28に前記基準面32から一定の距離だけ離間
した位置に第2バーコード34aを貼り付けるようにし
てもよい。第2バーコード34aは、基準面32から常
時一定の位置に設けられており、カセッテ18の寸法が
各種異なる際にも、前記基準面32と前記第2バーコー
ド34aとの間隔は一定に維持されている。装置本体1
2には、第2バーコード34aを読み取るために、例え
ば、シート体枚葉機構68にバーコードリーダからなる
図示しない読み取り手段が装着される。
ーコード34を貼り付けるものに代え、図6に示すよう
に、蓋体28に前記基準面32から一定の距離だけ離間
した位置に第2バーコード34aを貼り付けるようにし
てもよい。第2バーコード34aは、基準面32から常
時一定の位置に設けられており、カセッテ18の寸法が
各種異なる際にも、前記基準面32と前記第2バーコー
ド34aとの間隔は一定に維持されている。装置本体1
2には、第2バーコード34aを読み取るために、例え
ば、シート体枚葉機構68にバーコードリーダからなる
図示しない読み取り手段が装着される。
【0060】そして、シート体枚葉機構68を構成する
吸着盤90a、90bによりカセッテ18内の蓄積性蛍
光体シート22を吸着する際、図示しない読み取り手段
が蓋体28に設けられている第2バーコード34aを読
み取って、前記蓄積性蛍光体シート22が片面シート体
22aまたは両面シート体22bのいずれであるかを識
別する。これにより、片面シート体22aと両面シート
体22bとの識別作業が、簡単な構成で確実に遂行可能
となるという効果がある。
吸着盤90a、90bによりカセッテ18内の蓄積性蛍
光体シート22を吸着する際、図示しない読み取り手段
が蓋体28に設けられている第2バーコード34aを読
み取って、前記蓄積性蛍光体シート22が片面シート体
22aまたは両面シート体22bのいずれであるかを識
別する。これにより、片面シート体22aと両面シート
体22bとの識別作業が、簡単な構成で確実に遂行可能
となるという効果がある。
【0061】なお、第1の実施形態では、蓄積性蛍光体
シート22の記録面側に第1消去ユニット164aが配
置されるとともに、前記蓄積性蛍光体シート22の裏面
側に第2消去ユニット164bが配置されているが、例
えば、前記第1消去ユニット164aのみを使用して前
記蓄積性蛍光体シート22に残存する放射線画像情報の
消去処理を行うこともできる。
シート22の記録面側に第1消去ユニット164aが配
置されるとともに、前記蓄積性蛍光体シート22の裏面
側に第2消去ユニット164bが配置されているが、例
えば、前記第1消去ユニット164aのみを使用して前
記蓄積性蛍光体シート22に残存する放射線画像情報の
消去処理を行うこともできる。
【0062】図7は、本発明の第2の実施形態に係る画
像情報読取装置200の概略構成説明図である。なお、
第1の実施形態に係る画像情報読取装置10と同一の構
成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は
省略する。
像情報読取装置200の概略構成説明図である。なお、
第1の実施形態に係る画像情報読取装置10と同一の構
成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は
省略する。
【0063】画像情報読取装置200を構成する装置本
体202の前面(操作面)には、単一のカセッテ18を
装填するカセッテ装填部204が設けられる。このカセ
ッテ装填部204には、カセッテ18の基準面32に貼
り付けられた第2バーコード34を読み取るための読み
取り手段206が、前記第2バーコード34の配置位置
に対応して固定されている。この読み取り手段206と
第2バーコード34とにより、シート体識別部208が
構成される。
体202の前面(操作面)には、単一のカセッテ18を
装填するカセッテ装填部204が設けられる。このカセ
ッテ装填部204には、カセッテ18の基準面32に貼
り付けられた第2バーコード34を読み取るための読み
取り手段206が、前記第2バーコード34の配置位置
に対応して固定されている。この読み取り手段206と
第2バーコード34とにより、シート体識別部208が
構成される。
【0064】このように構成される画像情報読取装置2
00では、カセッテ18がカセッテ装填部204に装填
されると、このカセッテ18に設けられた第2バーコー
ド34が読み取り手段206に対応して配置され、前記
読み取り手段206を介して前記カセッテ18内に片面
シート体22aまたは両面シート体22bのいずれが収
容されているかを識別することができる。従って、片面
シート体22aと両面シート体22bとに対し、読み取
り部140を介して良好な読み取り作業が行われるとと
もに、前記片面シート体22aおよび前記両面シート体
22bに残存する放射線画像が消去部138を介して確
実に消去される。
00では、カセッテ18がカセッテ装填部204に装填
されると、このカセッテ18に設けられた第2バーコー
ド34が読み取り手段206に対応して配置され、前記
読み取り手段206を介して前記カセッテ18内に片面
シート体22aまたは両面シート体22bのいずれが収
容されているかを識別することができる。従って、片面
シート体22aと両面シート体22bとに対し、読み取
り部140を介して良好な読み取り作業が行われるとと
もに、前記片面シート体22aおよび前記両面シート体
22bに残存する放射線画像が消去部138を介して確
実に消去される。
【0065】このため、単一の画像情報読取装置200
を用いて、片面シート体22aと両面シート体22bと
に所望の処理を確実に遂行することが可能になり、汎用
性に優れるとともに、設備費および設置スペースの削減
が可能になる等、第1の実施形態と同様の効果が得られ
る。
を用いて、片面シート体22aと両面シート体22bと
に所望の処理を確実に遂行することが可能になり、汎用
性に優れるとともに、設備費および設置スペースの削減
が可能になる等、第1の実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0066】図8は、本発明の第3の実施形態に係る画
像情報読取装置300の概略構成説明図である。なお、
第2の実施形態に係る画像情報読取装置200と同一の
構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説
明は省略する。
像情報読取装置300の概略構成説明図である。なお、
第2の実施形態に係る画像情報読取装置200と同一の
構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説
明は省略する。
【0067】カセッテ装填部204には、両面シート体
22bが収容されているカセッテ302に貼り付けられ
たシート状マグネット304に対応する読み取り手段3
06と、第2バーコード34に対応する読み取り手段2
06とが配置されている。この読み取り手段306とシ
ート状マグネット304とにより、シート体識別部30
8が構成される。
22bが収容されているカセッテ302に貼り付けられ
たシート状マグネット304に対応する読み取り手段3
06と、第2バーコード34に対応する読み取り手段2
06とが配置されている。この読み取り手段306とシ
ート状マグネット304とにより、シート体識別部30
8が構成される。
【0068】図9に示すように、カセッテ302は、両
面シート体22bを収容する筐体310と、この筐体3
10の開口部312を開閉自在な蓋体314とを有して
いる。この筐体310の裏面側には、装填方向先端側に
位置してシート状マグネット304が略同一面上に嵌め
込まれている。このシート状マグネット304は、筐体
310の位置決め用基準面316に貼り付けられた第2
バーコード34に近接した位置に設けられている。
面シート体22bを収容する筐体310と、この筐体3
10の開口部312を開閉自在な蓋体314とを有して
いる。この筐体310の裏面側には、装填方向先端側に
位置してシート状マグネット304が略同一面上に嵌め
込まれている。このシート状マグネット304は、筐体
310の位置決め用基準面316に貼り付けられた第2
バーコード34に近接した位置に設けられている。
【0069】読み取り手段306は、カセッテ302が
カセッテ装填部204に装填された状態で、シート状マ
グネット304に対応する位置に配置されており、この
シート状マグネット304の有無を検出するマグネット
センサにより構成されている。
カセッテ装填部204に装填された状態で、シート状マ
グネット304に対応する位置に配置されており、この
シート状マグネット304の有無を検出するマグネット
センサにより構成されている。
【0070】このように構成される画像情報読取装置3
00では、両面シート体22bが収容されているカセッ
テ302がカセッテ装填部204に装填されると、この
カセッテ302の筐体310に嵌め込まれたシート状マ
グネット304が読み取り手段306に対応して配置さ
れ、この読み取り手段306が前記シート状マグネット
304を検出する。このため、カセッテ302内に両面
シート体22bが収容されていることを識別することが
できる。その際、読み取り手段206により読み取られ
た第2バーコード34から、患者情報や撮影情報等のI
D情報が得られる。
00では、両面シート体22bが収容されているカセッ
テ302がカセッテ装填部204に装填されると、この
カセッテ302の筐体310に嵌め込まれたシート状マ
グネット304が読み取り手段306に対応して配置さ
れ、この読み取り手段306が前記シート状マグネット
304を検出する。このため、カセッテ302内に両面
シート体22bが収容されていることを識別することが
できる。その際、読み取り手段206により読み取られ
た第2バーコード34から、患者情報や撮影情報等のI
D情報が得られる。
【0071】一方、片面シート体22aが収容されてい
るカセッテ18がカセッテ装填部204に装填される
と、読み取り手段306がシート状マグネット304を
検出することがなく、このカセッテ18内に片面シート
体22aが収容されていることを識別する。
るカセッテ18がカセッテ装填部204に装填される
と、読み取り手段306がシート状マグネット304を
検出することがなく、このカセッテ18内に片面シート
体22aが収容されていることを識別する。
【0072】これにより、第3の実施形態では、装置本
体202内に片面シート体22aまたは両面シート体2
2bのいずれが装填されているのかを確実に識別するこ
とが可能になり、前記片面シート体22aと前記両面シ
ート体22bとに対して所望の処理を確実に行うことが
できる等、第1および第2の実施形態と同様の効果が得
られる。
体202内に片面シート体22aまたは両面シート体2
2bのいずれが装填されているのかを確実に識別するこ
とが可能になり、前記片面シート体22aと前記両面シ
ート体22bとに対して所望の処理を確実に行うことが
できる等、第1および第2の実施形態と同様の効果が得
られる。
【0073】なお、シート状マグネット304をカセッ
テ302を構成する筐体310の基準面316側に貼り
付ける一方、読み取り手段306をこの基準面316に
対応して配置することもでき、前記筐体310の挿入方
向先端面にシート状マグネット304を配置するように
してもよい。また、シート体識別部308を第1の実施
形態に係る画像情報読取装置10に組み込んでもよい。
さらに、シート状マグネット304を両面シート体22
bが収容されているカセッテ302に設けているが、こ
のシート状マグネット304を片面シート体22aが収
容されているカセッテ18に設けることも可能である。
テ302を構成する筐体310の基準面316側に貼り
付ける一方、読み取り手段306をこの基準面316に
対応して配置することもでき、前記筐体310の挿入方
向先端面にシート状マグネット304を配置するように
してもよい。また、シート体識別部308を第1の実施
形態に係る画像情報読取装置10に組み込んでもよい。
さらに、シート状マグネット304を両面シート体22
bが収容されているカセッテ302に設けているが、こ
のシート状マグネット304を片面シート体22aが収
容されているカセッテ18に設けることも可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明に係る画像情報読取装置では、単
一の装置で、片面シート体と両面シート体のそれぞれに
対して良好な処理を施すことができるため、兼用機とし
て有効に使用され、汎用性が大幅に向上する。しかも、
片面シート体と両面シート体とにそれぞれ専用機を用い
るものに比べ、設備費および設備の設置スペースが一挙
に削減され、経済的である。
一の装置で、片面シート体と両面シート体のそれぞれに
対して良好な処理を施すことができるため、兼用機とし
て有効に使用され、汎用性が大幅に向上する。しかも、
片面シート体と両面シート体とにそれぞれ専用機を用い
るものに比べ、設備費および設備の設置スペースが一挙
に削減され、経済的である。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像情報読取装
置の概略構成説明図である。
置の概略構成説明図である。
【図2】前記画像情報読取装置に装填されるカセッテの
斜視説明図である。
斜視説明図である。
【図3】前記カセッテのロック手段の斜視説明図であ
る。
る。
【図4】前記画像情報読取装置を構成する昇降枚葉部の
概略斜視説明図である。
概略斜視説明図である。
【図5】前記画像情報読取装置を構成するシート体枚葉
機構の一部側面説明図である。
機構の一部側面説明図である。
【図6】異なる位置にバーコードが貼り付けられた前記
カセッテの斜視説明図である。
カセッテの斜視説明図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る画像情報読取装
置の概略構成説明図である。
置の概略構成説明図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る画像情報読取装
置の概略構成説明図である。
置の概略構成説明図である。
【図9】シート状マグネットが設けられたカセッテの底
面側斜視説明図である。
面側斜視説明図である。
【符号の説明】 10、200、300…画像情報読取装置 12、202…装置本体 18、302…カ
セッテ 20a〜20d、204…カセッテ装填部 22…蓄積性蛍光体シート 22a…片面シー
ト体 22b…両面シート体 24、310…筐
体 28、314…蓋体 30、34、34
a、39…バーコード 32、316…基準面 36a、36b…
ベース面 38a、38b…記録面 40…ロック手段 66…昇降枚葉部 68…シート体枚
葉機構 70…昇降機構 132、206、
306…読み取り手段 134、208、308…シート体識別部 138…消去部 141…バーコー
ドリーダ 148a、148b…集光系 154a、154
b…光ガイド 156a、156b…フォトマルチプライヤ 164a、164b…消去ユニット 166a、166
b…消去用光源 168…コントローラ 304…シート状
マグネット
セッテ 20a〜20d、204…カセッテ装填部 22…蓄積性蛍光体シート 22a…片面シー
ト体 22b…両面シート体 24、310…筐
体 28、314…蓋体 30、34、34
a、39…バーコード 32、316…基準面 36a、36b…
ベース面 38a、38b…記録面 40…ロック手段 66…昇降枚葉部 68…シート体枚
葉機構 70…昇降機構 132、206、
306…読み取り手段 134、208、308…シート体識別部 138…消去部 141…バーコー
ドリーダ 148a、148b…集光系 154a、154
b…光ガイド 156a、156b…フォトマルチプライヤ 164a、164b…消去ユニット 166a、166
b…消去用光源 168…コントローラ 304…シート状
マグネット
Claims (5)
- 【請求項1】蓄積性蛍光体シートを収容可能なカセッテ
を着脱自在に装填するカセッテ装填部と、前記カセッテ
から前記蓄積性蛍光体シートを取り出す枚葉部と、前記
蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された放射線画像情報の
読み取りを行う読み取り部と、前記読み取り後に前記蓄
積性蛍光体シートに残存する放射線画像情報を消去する
消去部とを備える画像情報読取装置であって、 前記蓄積性蛍光体シートは、記録面に励起光が照射され
る際にこの記録面側から輝尽発光光を発する片面シート
体と、 前記記録面に励起光が照射される際に両面側から輝尽発
光光を発する両面シート体と、 を有し、 前記カセッテ装填部に装填された前記カセッテ内の前記
蓄積性蛍光体シートが前記片面シート体または前記両面
シート体のいずれであるかを識別するシート体識別部を
備えることを特徴とする画像情報読取装置。 - 【請求項2】請求項1記載の装置において、前記シート
体識別部は、少なくとも前記両面シート体が収容される
前記カセッテに設けられた識別部材と、 前記装置内に設けられ、前記識別部材を読み取ることに
より前記蓄積性蛍光体シートが前記片面シート体または
前記両面シート体のいずれであるかを識別する読み取り
手段と、 を備えることを特徴とする画像情報読取装置。 - 【請求項3】請求項1記載の装置において、前記読み取
り部は、前記蓄積性蛍光体シートの前記記録面側に配置
されて前記輝尽発光光を集光する第1集光手段と、 前記蓄積性蛍光体シートの前記記録面とは反対側の裏面
側に配置され、前記両面シート体が用いられる際に前記
輝尽発光光を集光する第2集光手段と、 を備えることを特徴とする画像情報読取装置。 - 【請求項4】請求項3記載の装置において、前記消去部
は、前記蓄積性蛍光体シートの前記記録面側に消去光を
照射する第1消去ユニットと、 前記両面シート体が用いられる際に前記蓄積性蛍光体シ
ートの前記記録面とは反対側の裏面側に消去光を照射す
る第2消去ユニットと、 を備えることを特徴とする画像情報読取装置。 - 【請求項5】請求項4記載の装置において、前記読み取
り手段から識別信号が入力されるとともに、前記識別信
号に基づいて前記第2集光手段および/または前記第2
消去ユニットのオン/オフ制御を行う制御手段を備える
ことを特徴とする画像情報読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000083875A JP2000338618A (ja) | 1999-03-24 | 2000-03-24 | 画像情報読取装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8042499 | 1999-03-24 | ||
JP11-80424 | 1999-03-24 | ||
JP2000083875A JP2000338618A (ja) | 1999-03-24 | 2000-03-24 | 画像情報読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000338618A true JP2000338618A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=26421436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000083875A Pending JP2000338618A (ja) | 1999-03-24 | 2000-03-24 | 画像情報読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000338618A (ja) |
-
2000
- 2000-03-24 JP JP2000083875A patent/JP2000338618A/ja active Pending
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