JP2000338367A - 光コネクタおよび光コネクタ接続方式 - Google Patents

光コネクタおよび光コネクタ接続方式

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JP2000338367A
JP2000338367A JP11150740A JP15074099A JP2000338367A JP 2000338367 A JP2000338367 A JP 2000338367A JP 11150740 A JP11150740 A JP 11150740A JP 15074099 A JP15074099 A JP 15074099A JP 2000338367 A JP2000338367 A JP 2000338367A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に、機器の内側から光コネクタアダプタを
介して外側の光コネクタと切替接続される光コネクタに
あっては、光コネクタアダプタに対する接続切替が少な
いため、小型化、部品点数の減少、低コスト化等が実現
できる技術の開発が求められていた。 【解決手段】 光コネクタフェルール22の後端側にて
光コネクタフェルール22側の光ファイバに対して目的
の光ファイバ26を接続する接続機構27を備えてなる
光コネクタ本体23が光コネクタアダプタ24内に収納
され、これを抜け止め手段25で抜け止めする構成の光
コネクタ20、並びに、建物の壁等の支持体11側の光
コネクタ23が現場付けであり、これを支持体11外側
から挿入されるラッチ7付きの光コネクタ1bに対して
光コネクタアダプタ24を介して接続する光コネクタ接
続方式を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光コネクタおよび
光コネクタ接続方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光コネクタアダプタに対して押し込むだ
けで簡単に接続できる光コネクタとして、例えば、図1
0(a)、(b)、図11に示すような光コネクタ1が
提供されている。この光コネクタ1は、いわゆるMTR
J形光コネクタと呼ばれるものであり、JIS C 5
982に制定されるMPO形光コネクタ(MultifiberPu
sh On)と似た機構、すなわち、光コード2端末に露出
させた抗張力体(ケブラ)を引き留めるカシメ部材と、
光コード2端末から引き出した光ファイバ(主として光
ファイバ心線)を突き合せ接続可能に成端する光コネク
タフェルール3と、この光コネクタフェルール3を突き
合せ接続方向前方に付勢する付勢手段(コイルスプリン
グ等)とを、ハウジング5内部に備えている。光コネク
タアダプタ6の両側から光コネクタ1を挿入すると、各
光コネクタ1の光コネクタフェルール3同士が突き合わ
され、これら光コネクタフェルール3に内装固定されて
いる光ファイバ同士が光接続される。光コネクタフェル
ール3としては、JISC 5981に制定されるいわ
ゆるMT形光コネクタ(Mecanically Transferable)を
採用しているから、一方の光コネクタ1側の光コネクタ
フェルール3の接合端面3aの両側に穿設されたガイド
ピン穴3bに、他方の光コネクタフェルール3から突設
されたガイドピン(図示せず)を挿入することで、光コ
ネクタフェルール3間は精密に位置決めされ、各光コネ
クタ1の光コネクタフェルール3の接合端面3aに露出
された1または複数本の光ファイバ2a(裸ファイバ。
図10(a)、(b)では2本)同士も精密に位置決め
されて突き合せ接続される。光コネクタアダプタ6に挿
入された光コネクタ1は、ハウジング5から光コネクタ
アダプタ6への挿入方向前方へ向けて突設されているラ
ッチ7先端の係合爪7bが光コネクタアダプタ6の係合
穴8に係脱可能に係合されることで引き抜きが規制され
る。これにより、各光コネクタ1のハウジング5内に収
納した付勢手段の付勢力が、突き合わされた光コネクタ
フェルール3間の突き合わせ力と作用し、光ファイバ2
a間(光ファイバ2間)に目的の低接続損失が実現され
る。光コネクタアダプタ6外側に露出しているラッチ7
のレバー部7aを押し込み操作して、光コネクタアダプ
タ6の係合穴7からラッチ7を離脱させて係合を解除す
ると、光コネクタ1を光コネクタアダプタ6から引き抜
くことができる。ハウジング5の後端(光コネクタアダ
プタ6への挿入方向後端)に装着された柔軟性のブーツ
9は、光コード2に光特性に影響を与えるような急激な
曲げが作用することを防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に示
すように、アウトレット10に取り付けられた光コネク
タアダプタ6等では、片側の光コネクタ1(説明の便宜
上、「光コネクタ1a」とする)を固定にし、この固定
側の光コネクタ1aに対して他側の光コネクタ1(説明
の便宜上、「光コネクタ1b」とする)を着脱する方式
の用途が多い。しかし、固定側の光コネクタ1aは、光
コネクタアダプタ6に対する着脱を殆ど行わないにも関
わらず、着脱操作される側の光コネクタ1bと同じ構造
とすることは無駄が多く、例えば、光コード以外の光フ
ァイバ心線等の光ファイバをコネクタ接続可能に成端す
る場合はカシメ部品等が無駄になり、部品点数が必要以
上に多いため、経済的にも不利であった。また、アウト
レット10は、例えば取付面10aを、建物の壁や装置
のフレーム、筐体等の支持体11に当接して取り付けら
れるようになっており、固定側の光コネクタ1aの収納
スペースを確保する必要があるが、前述のように部品点
数が多い光コネクタ1aでは小型化が困難であり、無用
に大きい収納スペースを確保する必要があった。
【0004】ところで、固定側の光コネクタ1aが組み
立てられる光ファイバ(光コード2)は建物内の配線等
を引き込んだ引込線であることが多く、光コネクタ1a
は、光コネクタが組み立てられていない光ファイバ先端
に現場で組み立てできることが望ましい。これに鑑み
て、近年では、光コネクタフェルールにメカニカルスプ
ライス方式の接続機構を組み付けてなる現場付けタイプ
の光コネクタが提案されており、これを固定側の光コネ
クタに適用することが考えられる。この光コネクタは、
光コネクタフェルール側に予め挿入して位置決め保持し
た光ファイバに対して、接続機構に別途挿入した目的の
光ファイバを接続機構内にて突き合わせ接続すること
で、目的の光ファイバ先端に組み立てられるようになっ
ている。しかし、前述の光コネクタ1aに接続機構を組
み込むと、現場での組み立てが可能になるものの、部品
点数の増大やサイズの大型化が一層顕著になり、コスト
の上昇、収納スペースの大型化が避けられなくなってし
まう。このため、固定側の光コネクタにあっては、現場
で組み立て可能で、しかも、部品点数が少なく、小型化
できる技術の開発が求められていた。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、現場で組み立て可能で、しかも、部品点数が少な
く、小型化や低コスト化を実現できる光コネクタおよび
光コネクタ接続方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、光ファイバを突き合わせ接続可能に位置決め保持す
る光コネクタフェルールの突き合せ接続される接合端面
に対向する後端側に、前記光コネクタフェルールに位置
決め保持された前記光ファイバに別の光ファイバを突き
合せ接続する接続機構を備えてなる光コネクタ本体と、
挿入された前記光コネクタ本体を反対側から挿入される
別の光コネクタに対して突き合せ接続可能に位置決めし
て収納する光コネクタアダプタと、この光コネクタアダ
プタからの前記光コネクタ本体の抜けを防止する抜け止
め手段とを備えることを特徴とする光コネクタを前記課
題の解決手段とした。この光コネクタでは、光コネクタ
本体の接続機構に光ファイバを挿入して光コネクタフェ
ルール側の光ファイバと接続することで、光コネクタ本
体を目的の光ファイバ先端に簡単に組み立てることがで
きる。そして、光ファイバ先端に組み立てた光コネクタ
本体を光コネクタアダプタに挿入して収納し、抜け止め
手段で抜けを防止することで、光コネクタが組み立てら
れる。光コネクタアダプタ内における光コネクタ本体と
別の光コネクタとの突き合せ接続は、具体的には光コネ
クタ本体の光コネクタフェルールと別の光コネクタの光
コネクタフェルールとの突き合せ接続によりなされる
が、この時、両光コネクタ間(光コネクタフェルール)
間に突き合わせ力を作用させることが一般的である。光
コネクタ本体が抜け止め手段により抜け止めされていれ
ば、前記突き合わせ力によって光コネクタアダプタから
光コネクタ本体が押し出されることが防止され、突き合
わせ力を効率良く作用させることができる。
【0007】抜け止め手段としては、各種構成が採用可
能である。請求項2記載の発明は、請求項1記載の光コ
ネクタにおいて、前記抜け止め手段が、光コネクタアダ
プタへの前記光コネクタ本体の挿入口を覆うようにして
取り付けられることで前記光コネクタアダプタからの前
記光コネクタ本体の抜けを防止するキャップ状の外部ハ
ウジングであり、この外部ハウジングに反力をとった付
勢部材により、前記光コネクタアダプタへの挿入方向前
方へ前記光コネクタ本体が付勢されるようになっている
ことを特徴とする。この発明によれば、光コネクタアダ
プタの挿入口に取り付けた外部ハウジングが光コネクタ
本体の抜け止め手段として機能するとともに、光コネク
タ本体を別の光コネクタに対して付勢する付勢部材を支
持する支持部材として機能する。外部ハウジングに反力
をとった付勢部材から光コネクタ本体に付与される付勢
力は、光コネクタ本体とこれに突き合せ接続される光コ
ネクタとの間の突き合わせ力として機能する。
【0008】請求項3記載の光コネクタ接続方式は、筐
体、装置、建物の壁等である支持体に取り付けられたア
ウトレットに光コネクタアダプタが設けられ、光コネク
タフェルールに位置決め保持された光ファイバに別の光
ファイバを突き合せ接続する接続機構を備えてなる光コ
ネクタが、前記支持体側から前記光コネクタアダプタに
差し込まれ、前記光コネクタアダプタに挿入されると同
時に係脱自在に係合し、かつ、前記アウトレット外部に
露出されているレバー部の押し込み操作により前記光コ
ネクタアダプタとの係合が解除されるようになっている
ラッチを備えてなる光コネクタが、前記支持体外側から
前記光コネクタアダプタに挿入されるようになっている
ことを特徴とする。アウトレットの光コネクタアダプタ
に支持体側から挿入される光コネクタは、接続機構を有
することから、光ファイバ先端に簡単に組み立てること
ができる。例えば、支持体として、建物の壁内に配線さ
れる光ファイバは、壁内の引き回し作業性を確保するた
めに、先端に光コネクタが組み立てられていることが少
ないが、接続機構を有する光コネクタであれば、この光
ファイバ先端に簡単に組み立てることができる。一方、
支持体外側から挿入される光コネクタは、光コネクタア
ダプタに挿入すると同時にラッチが光コネクタアダプタ
に係合して、光コネクタアダプタに対する挿入状態が維
持される。また、この光コネクタは、アウトレット外部
に露出されているレバー部の押し込み操作により前記光
コネクタアダプタに対する係合状態を簡単に解除でき、
これにより光コネクタアダプタから引き抜くことができ
る。このため、この光コネクタは、光コネクタアダプタ
に対する着脱作業性に優れている。この光コネクタ接続
方式は、支持体側の光コネクタを固定とし、支持体外側
から挿入される光コネクタを着脱することで、光コネク
タ同士の接続と接続解除の切り替え、光コネクタが組み
立てられた光ファイバ間の接続と接続解除の切り替えを
行う用途に適している。なお、請求項2の光コネクタ接
続方式を構成する光コネクタアダプタは、請求項1の光
コネクタを構成する光コネクタアダプタ、光コネクタ接
続方式において支持体側から光コネクタアダプタに挿入
される光コネクタは、請求項1の光コネクタの光コネク
タ本体、光コネクタ接続方式において支持体外側から光
コネクタアダプタに挿入される光コネクタは、請求項1
の光コネクタの「別の光コネクタ」に相当する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の1実施の形態の光コ
ネクタ20を図面を参照して説明する。図1は本実施の
形態の光コネクタ20を示す分解斜視図、図2は光コネ
クタ20の組み立て状態を示す斜視図、図3はアウトレ
ット10に適用した光コネクタ20を示す正断面図であ
る。図1から図3に示すように、光コネクタ20は、光
ファイバ21を突き合わせ接続可能に位置決め保持する
光コネクタフェルール22を先端に備えてなる光コネク
タ本体23と、挿入された前記光コネクタ本体23を反
対側から挿入される別の光コネクタ1b(光コネクタプ
ラグ。図3参照)に対して突き合せ接続可能に位置決め
して収納する光コネクタアダプタ24と、この光コネク
タアダプタ24からの前記光コネクタ本体23の抜けを
防止する抜け止め手段としてのキャップ状の外部ハウジ
ング25(カップリング)とを備えて構成されている。
【0010】ここで、アウトレット10、光コネクタ本
体23、光コネクタアダプタ24、外部ハウジング2
5、光コネクタ1bは、請求項3の光コネクタ接続方式
を構成する。光コネクタ本体23は、支持体11側から
光コネクタアダプタ24に挿入される光コネクタであ
り、光コネクタ1bは、支持体11外側から光コネクタ
アダプタ24に挿入される光コネクタである。
【0011】図4から図6(a)、(b)は、光コネク
タ本体23の詳細を示す。また、図6(a)、(b)
は、図5のA−A線断面矢視図であり、(a)は開放状
態、(b)はクランプ状態を示す。図4および図5に示
すように、光コネクタ本体23は、光コネクタフェルー
ル22の接合端面22aに対向する後端側に、前記光コ
ネクタフェルール22側の光ファイバ21に別の光ファ
イバ26を突き合せ接続する接続機構27を備えた構成
になっている。
【0012】本実施の形態において、光コネクタフェル
ール22は、JIS C 5981に制定されるMT形
光コネクタ(Mecanically Transferable)である。この
光コネクタフェルール22は、例えば図4に示すよう
に、複数本の光ファイバ21(裸ファイバ。図4では2
本)を保持固定しており、研磨された接合端面22aに
は各光ファイバ21先端が露出されており突き合わせ接
続可能になっている。光コネクタ21の光コネクタフェ
ルール22後端側に突出された部分は、接続機構27内
に挿入されており、この接続機構27にて、該接続機構
27の後端側(光コネクタフェルール22から離間され
た後端側)から挿入される別の光ファイバ26に対して
突き合わせ接続される。光ファイバ26は、多心の光フ
ァイバテープ心線や光コード等であり(図4、図5等で
は2心光ファイバテープ心線)、その先端の被覆を除去
して露出させた光ファイバ26a(裸ファイバ)を、接
続機構27を構成する二つ割り構造の素子部28内に設
けられた調心機構である調心溝29(V溝、U溝、丸溝
等。図6(a)、(b)ではV溝)に挿入することで高
精度に位置決め調心されて、それぞれ光コネクタフェル
ール22側の光ファイバ21に対して突き合わせ接続さ
れる。なお、本実施の形態においては、図3に示すよう
に、光コネクタフェルール22側に固定して接合端面2
2aから突出させたガイドピン22dを、光コネクタ1
b側の光コネクタフェルール3の接合端面3aに開口さ
れているガイドピン穴3bに挿入嵌合することで、両光
コネクタフェルール22、3間が精密位置決めされる構
成を採用しているが、光コネクタ1b側の光コネクタフ
ェルール3に設けたガイドピンを光コネクタフェルール
22側のガイドピン穴22e(図4参照)に挿入嵌合す
る構成にしても良いことは言うまでも無い。図4、図5
中、符号22fの窓は、光コネクタフェルール22内に
て光ファイバ21を収納して位置決め保持する微細孔2
2g(図5参照)に屈折率整合材を注入するためのもの
である。
【0013】図4および図5に示すように、接続機構2
7の前記素子部28は、ロッド状の素子28aと別の二
つの素子28b、28cとの間に挿入された光ファイバ
21、26aを、これら素子28a、28b、28cの
外側に装着された断面コ字形スリーブ状のバネ30(図
6参照)のクランプ力によって挟み込んでクランプ固定
するようになっている。また、接続機構27は、素子部
28側部から、素子28aと素子28b、28cとの間
の分離境界に楔状の開放部材32(図4参照)を圧入す
ることで開放され、素子部28から開放部材32を引き
抜くことで閉じられる。調心溝29は、素子28aの素
子28b、28cに臨む分離面に形成されており、光コ
ネクタフェルール22側の光ファイバ21は、調心溝2
9内に予め収納されている。一方、光ファイバ26a
は、開放された接続機構27の素子部28の後端側から
光コネクタフェルール22に向かって素子28aの素子
28b、28cに臨む分離面に形成された案内溝31の
後端開口部31aから挿入され、この案内溝31に案内
されつつ素子部28内を進み調心溝29に挿入され、光
コネクタフェルール22側の光ファイバ21に対して突
き合わせ接続される。案内溝31は調心溝29よりも調
心精度が低いため、後端開口部31aから案内溝31へ
の光ファイバ26aの挿入は容易である。しかも、案内
溝31は、テーパ状の調心精度移行部31bを介して調
心溝29に連通されているため、案内溝31から調心溝
29への光ファイバ26aの挿入は円滑になされる。
【0014】光コネクタフェルール22側の光ファイバ
21に光ファイバ26aが突き当てられると、案内溝3
1には光ファイバ26の被覆部26bが収納される。な
お、バネ30は、スリット30aを介して分離された2
対の板バネ部30b、30cが、それぞれ素子28b、
28cに対応する素子部28のクランプ用のバネとして
単独に機能するため、光ファイバ21、26aのクラン
プ固定、光ファイバ26の被覆部26bのクランプ固定
がそれぞれ適切なクランプ力を以て確実になされる。一
方、開放部材32も、素子部28側面にて素子28b、
28cに対応して分離境界に形成された複数の凹所33
a、33bに個別に挿入される複数の挿入突起32a、
32bを備えているから、開放部材32による素子部2
8の各部の開放量の調整は容易である。
【0015】図6(a)に示すように、素子28a、2
8b、28cの前記分離境界に開放部材32を圧入し
て、バネ30のクランプ力に抗して素子部28を開放し
た状態では、調心溝29に対する光ファイバ26aの挿
入や引き抜きが自在であり、図6(b)に示すように、
素子部28から開放部材32を引き抜くと、バネ30の
クランプ力によって素子部28が閉じられて素子28
a、28b間に光ファイバ26aがクランプ固定され、
しかも、光ファイバ21、26aは調心溝28の底部に
向けて押し付けられて高精度に位置決め調心される。こ
のクランプ状態から、再度、素子部28の分離境界に開
放部材32を圧入して開放状態とすれば、接続機構27
から光ファイバ26aを引き抜くことができる。
【0016】なお、接続機構としては、前述の構成に限
定されず、光コネクタフェルール側の光ファイバに対し
て、光コネクタ20が組み立てられる光ファイバを突き
合わせ接続可能な構成であれば、各種構成が採用可能で
ある。但し、現場での接続作業性や、接続作業のやり直
し、接続切替(光コネクタの交換)等に鑑みて、開閉自
在な二つ割り構造の素子部に光ファイバをクランプ固定
する構造であることが好ましい。また、調心機構として
は、素子28a側のみに形成した調心溝に限定されず、
対向する両側の素子に形成した調心溝、マイクロキャピ
ラリ、3以上の精密ボールや精密ロッドに光ファイバを
担持する構造等も採用可能である。
【0017】図7は光コネクタアダプタ24を示す図で
あって、(a)は平断面図、(b)は正断面図である。
図8(a)は光コネクタ本体23を収納していない状態
を示す正断面図、図8(b)は光コネクタアダプタ24
を挿入口34側から見た側面図である。但し、図8
(a)に示す外部ハウジング251は、付勢部材38を
保持する爪25eを後壁部に突設したものであり、爪2
5eを有する点で図7(a)、(b)に示す外部ハウジ
ング25と異なる。図7(a)、(b)および図8
(a)に示すように、光コネクタ本体23は、光コネク
タフェルール22側から光コネクタアダプタ24に挿入
され、この光コネクタアダプタ24内部に設けられた位
置決め収納部35内に収納され、光コネクタ1bに対し
て突き合わせ接続可能に位置決めされる。
【0018】外部ハウジング25は、光コネクタアダプ
タ24に突設されたスリーブ状の収納筒24aの外側に
挿入して被せるようにして装着されるキャップ状に形成
され、係脱可能な係合手段により係合保持され、収納筒
24aの突出方向先端の挿入口34が外部ハウジング2
5の後壁部25aによって覆われることで(但し、後壁
部25aの光ファイバ穴25fによって内外に連通した
状態が維持される)、光コネクタアダプタ24からの光
コネクタ本体23の抜け出しが防止される。光コネクタ
本体23から後方に引き出された光ファイバ26は、光
ファイバ穴25fを介して光コネクタアダプタ24の内
外に連通される。後壁部25aは、挿入口34に近接配
置され、また、外部ハウジング25の後壁部25a以外
の部分も、光コネクタアダプタ24外面に沿って配置さ
れ、光コネクタアダプタ24外面から大きく外側に突出
する部分は存在しない。前記後壁部25aの窪み25b
に嵌装されたコイルスプリングである付勢部材38は、
外部ハウジング25に反力をとって、光コネクタ本体2
3を光コネクタアダプタ24への挿入方向前方へ向けて
付勢する。図8(a)および図9に示す外部ハウジング
251では、コイルスプリングである付勢部材38は、
窪み25b内の4箇所に均等配置された爪25eの間に
嵌め込まれることで、位置ずれが生じないようになって
いる。
【0019】図3に示すように、光コネクタアダプタ2
4にて光コネクタ本体23を光コネクタ1bと突き合せ
接続すると(光コネクタフェルール22、3同士の突き
合せ接続)、光コネクタ1b内蔵の付勢部材や前記付勢
部材38の付勢力が光コネクタフェルール22、3間の
突き合わせ力として機能する。光コネクタ本体23側で
は、前記外部ハウジング25によって前記突き合わせ力
の反力が支圧される。付勢部材38であるコイルスプリ
ングは、素子28a、28cを延長して接続機構27後
方へ突出させた部分であるファイバ受け台28d近傍に
て素子部28に対しても嵌合しており、付勢部材38の
付勢力は光コネクタ本体23に対して偏在すること無く
安定に作用するようになっている。一方、光コネクタ1
b側では、当該光コネクタ1bのラッチ7先端の係合爪
7bが光コネクタアダプタ24の係合穴24bに係合さ
れることで、光コネクタアダプタ24によって前記突き
合わせ力の反力が支圧される。これにより、光コネクタ
フェルール22、3間には突き合わせ力が効率良く作用
し、光ファイバ21、2a間、光ファイバ26、2間が
目的の低接続損失を以って光接続される。
【0020】図1に示すように、外部ハウジング24は
有底角筒状である。図7(b)等に示すように、本実施
の形態では、光コネクタアダプタ24に対して外部ハウ
ジング25を係合保持する係合手段として、外部ハウジ
ング24側の係合穴25cと、光コネクタアダプタ24
側に突設した係合爪24fとの係合構造を採用してい
る。外部ハウジング24を光コネクタアダプタ24に挿
入していくと(具体的には収納筒24aに挿入)、外部
ハウジング24の支圧壁25dが係合爪24fのテーパ
面24gを押圧して係合爪24fを光コネクタアダプタ
24内へ押し込みつつ(具体的には、収納筒24a内へ
の押し込み)乗り越えて凹所24hに入り込むと同時
に、係合穴25cが係合爪24fに入り込み係合する。
これにより、外部ハウジング24は、突き合わせ力の反
力が作用しても、支圧壁25dが係合爪24fにより抜
け止めされているため、光コネクタアダプタ24から離
脱しない。係合爪24fを押し込むと(収納筒24a内
部への押し込み)、係合穴24fとの係合が解除され、
光コネクタアダプタ24から外部ハウジング24を離脱
できる。係合手段としては、前述の構成に限定されず、
例えば、光コネクタアダプタ24側に設けた係合穴に、
外部ハウジング25側の係合爪を係合する構成等、各種
構成が採用可能である。
【0021】一方、光コネクタ1bは、光コネクタアダ
プタ24から突設された収納筒24c内側のコネクタ収
納穴24d内に収納されるようになっており、前記係合
穴24bは前記収納筒24cの側壁部に開口されてい
る。収納筒24cに挿入して収納された光コネクタ1b
のラッチ7のレバー部7aは収納筒24cの外側に露出
されており、このレバー部7aを押し込み操作すれば、
係合穴24bに対するラッチ7の係合を解除して光コネ
クタアダプタ24からラッチ7を離脱でき、光コネクタ
アダプタ24から光コネクタ1bを引き抜くことができ
る。係合穴24bから離脱されたラッチ7は、収納筒2
4c内側に形成されたラッチ収納溝24e(図1、図
2、図3等参照)に入り込ませることで、係合穴24b
と係合しない位置まで退避させることができる。
【0022】図7(a)、(b)および図8(a)に示
すように、位置決め収納部35は、光コネクタフェルー
ル22を収納するフェルール収納穴36と、このフェル
ール収納溝36を拡張した形状に形成されて接続機構2
7を収納する接続機構収納穴37とを備えている。フェ
ルール収納穴36は光コネクタフェルール22よりも若
干大きい程度であり、内面側に突設された一対の押え片
36aが対向する両側から光コネクタフェルール22の
両側に当接または近接することで光コネクタフェルール
22を概略位置決めする。また、押え片36aは、光コ
ネクタフェルール22後端部にフランジ状に突設されて
いる鍔部22bが突き当てられることで、この光コネク
タフェルール22の挿入方向前方への移動限界を設定す
るストッパとしても機能する。フェルール収納穴36の
接続機構収納穴37側の端部には、光コネクタフェルー
ル22の鍔部22bを両側から挟み込むようにして保持
する押え壁36cと、プラスチック等の樹脂製の光コネ
クタフェルール22の成形時のパーティングライン22
b(図4参照)から光コネクタフェルール22外側に突
出することがあるバリ等を収納するパーティング部収納
溝36d(図8(b)参照)とが設けられている。図7
(a)および図8(a)に示すように、光コネクタフェ
ルール22の鍔部22bは、接続機構収納穴37のフェ
ルール収納穴36側の端部に突設された突壁37aによ
っても両側から挟み込まれるようにして押えられる。
【0023】付勢部材38の付勢力により光コネクタフ
ェルール22の鍔部22bが押え片36aに押圧当接
し、押え壁36cや突壁37aによって両側から押え込
まれている状態では、光コネクタフェルール22は浮動
すること無く、安定に支持される。しかしながら、光コ
ネクタアダプタ24内での光コネクタフェルール22と
光コネクタ本体23との接続時には、光コネクタ本体2
3全体が光コネクタアダプタ24外側へ押し出される方
向へ若干変位することがあり、押し込みによって光コネ
クタフェルール22の鍔部22bが接続機構収納穴37
に入り込むと、押え片36a、押え壁36c、突壁37
aによる鍔部22bの拘束が解除され、コネクタ収納穴
24d方向へ末広がりのテーパ形状のフェルール収納穴
36内での光コネクタフェルール22先端(接合端面2
2a近傍)の変位が許容される。一方、接続機構収納穴
37では鍔部22bに周囲全周に確保されるクリアラン
スの範囲で若干の変位が許容されるから、光コネクタフ
ェルール22の可動範囲は、フェルール収納穴36内で
の光コネクタフェルール22先端の可動範囲によって決
まる。さらに、押え片36aの互いに相手側に向けて突
出する頂部36bは鋭角に尖っており、両頂部36bに
よって面方向両側から挟み込まれた光コネクタフェルー
ル22は、いずれかの頂部36bを中心として回転す
る。但し、光コネクタフェルール22は、フェルール収
納穴36のコネクタ収納穴24d側の端部にてその内面
側に突設された突壁36eによって厚さ方向両側から挟
み込まれているため、厚さ方向にぐらつくことなく面方
向に回転する。このように、光コネクタフェルール22
に若干の変位が許容されることで、光コネクタ1b側の
光コネクタフェルール3のガイドピン穴3bに光コネク
タフェルール22側のガイドピン22dが誘い込まれる
ようにして挿入嵌合されるようになり、挿入嵌合作業が
容易になるから、光コネクタ1bと光コネクタ本体23
との間の接続作業性を向上できる。
【0024】この光コネクタ20は、光コネクタ本体2
3の接続機構27にて、光コネクタフェルール22側の
光ファイバ21と光ファイバ26とを突き合わせ接続し
た後、挿入口34から光コネクタアダプタ24に挿入し
た光コネクタ本体23を、光コネクタアダプタ24に装
着した外部ハウジング25により抜け止めすることで簡
単に組み立てることができる。また、光コネクタアダプ
タ24から外部ハウジング25を離脱することで光コネ
クタ本体23を簡単に取り出すことができるから、光コ
ネクタ20の分解、光ファイバ21、26同士の接続作
業のやり直し、接続切替(光コネクタの交換)等の作業
を簡単に行うことができる。
【0025】図3に示すように、アウトレット10に適
用した光コネクタ20は、建物の壁、装置のフレームや
筐体等の機器に取り付けられる取付面10a側に外部ハ
ウジング25が向けられ、逆側から光コネクタ1bが着
脱操作されるようにして設けられる。光コネクタ20の
光コネクタ本体23側では、光コネクタ本体23を収納
するための特別なハウジングが不要になり、光コネクタ
アダプタ24のハウジングを兼ねる外部ハウジング25
によって光コネクタ本体23の抜け止めと、突き合わせ
力の反力の支圧とがなされるから、図11に示す従来構
造に比べて大幅な小型化が可能である。また、光コネク
タ本体23側では、光コネクタ本体23によって突き合
わせ接続可能に成端される光ファイバ26の引き留めの
ための抗張力体のカシメ部材や、保護のためのブーツ等
も省略されており、一層の小型化が可能であるととも
に、部品点数の減少による低コスト化も実現できる。こ
れにより、アウトレット10の取付面10a側では、光
コネクタの収納スペースを大幅に縮小できるといった利
点もある。
【0026】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れず、各種変更が可能である。請求項1の発明に係る光
コネクタの抜け止め手段は、着脱可能なカップリングで
ある外部ハウジング25に限定されず、離脱できない部
材等であっても良い。但し、接続機構での光ファイバ同
士の接続作業のやり直し、接続切替(光コネクタの交
換)等の作業を可能にするには、外部ハウジング25の
ように着脱容易な構成であることが好ましい。光コネク
タアダプタの形状等は、図示したものに限定されず、各
種構成が採用可能である。例えば、収納筒を有していな
い構成等も採用可能である。
【0027】請求項1記載の光コネクタ並びに請求項3
記載の光コネクタ接続方式を構成する光コネクタ(光コ
ネクタアダプタの両側の各光コネクタ)としては、多心
に限定されず単心のものも採用可能である。単心とは、
MT形光コネクタ(光コネクタフェルール)を単心で用
いる場合と、例えばSC形光コネクタ(JIS C 5
973等に制定される光コネクタ。SC:Single fiber
Coupling optical fiber connector)の光コネクタフ
ェルールのように単心用の光コネクタフェルールを用い
る場合とがある。SC形光コネクタの場合も、SC形光
コネクタに接続機構を組み込んだ現場付けの光コネクタ
や、SC形光コネクタの光コネクタフェルールを組み込
んでなるRJ光コネクタが採用可能である。基本的に
は、SC形光コネクタの光コネクタフェルールと、単心
用の光コネクタアダプタを使用することで、対応でき
る。単心用の光コネクタアダプタとしては、SC形光コ
ネクタの光コネクタアダプタ、あるいは、それに類似の
ものを使用すれば良い。
【0028】請求項3記載の発明の光コネクタ接続方式
おける、光コネクタアダプタに支持体外側から接続され
る光コネクタとしては、前記実施の形態に記載したMT
RJ形の光コネクタ1bに限定されず、例えば、光コネ
クタアダプタに対する挿入方向先端側から後方へ延びる
ラッチを有する構成の光コネクタ(いわゆるモジュラー
形)等も採用可能である。光コネクタアダプタに支持体
外側から接続される光コネクタとしては、アウトレット
に設けられた光コネクタアダプタに挿入されると同時に
光コネクタアダプタにラッチが係合して挿入状態が維持
され、かつ、光コネクタアダプタ外側からのラッチの操
作により、光コネクタアダプタに対するラッチの係合を
簡単に解除できる構成を有するものが適している。ラッ
チの形状等については、前記機能を満たすものであれば
良く、特に限定は無い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光コネク
タによれば、光コネクタフェルールに位置決め保持した
光ファイバに別の光ファイバを突き合せ接続する接続機
構を後端側に備えてなる光コネクタ本体を光コネクタア
ダプタに挿入して、抜け止め手段で抜け止めする構造に
より、接続機構にて光ファイバ同士を接続することで目
的の光ファイバ先端に組み立てた光コネクタ本体を光コ
ネクタアダプタに挿入して抜け止め手段で抜け止めする
だけで、現場にて簡単かつ迅速に組み立てることができ
る。構成の単純化、部品点数の減少等により、小型化、
低コスト化も可能となるといった優れた効果を奏する。
【0030】請求項2記載の光コネクタによれば、光コ
ネクタアダプタの挿入口に取り付けた外部ハウジングが
光コネクタ本体の抜け止め手段として機能するととも
に、光コネクタ本体を別の光コネクタに対して付勢して
突き合わせ力を発生する付勢部材を支持する支持部材と
して機能するため、光コネクタ本体とこれに突き合わせ
接続される光コネクタとの間に、目的の突き合わせ力が
安定に得られるといった優れた効果を奏する。
【0031】請求項3記載の光コネクタ接続方式によれ
ば、アウトレットの光コネクタアダプタに支持体側から
挿入される光コネクタは接続機構を有することから光フ
ァイバ先端に簡単に組み立てることができ、全体の組み
立ても容易になる。一方、支持体外側から挿入される光
コネクタは、光コネクタアダプタに対する係脱の容易な
ラッチにより着脱性に優れているため、支持体側の光コ
ネクタを固定とし、支持体外側から挿入される光コネク
タを着脱することで、光コネクタ同士の接続と接続解除
の切り替え、光コネクタが組み立てられた光ファイバ間
の接続と接続解除の切り替えの作業性を向上できるとい
った優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態の光コネクタを示す分
解斜視図である。
【図2】 図1の光コネクタの組み立て状態を示す斜視
図である。
【図3】 図1の光コネクタをアウトレットに適用した
例を示す正断面図である。
【図4】 図1の光コネクタを構成する光コネクタ本体
を示す斜視図である。
【図5】 図4の光コネクタ本体を示す正断面図であ
る。
【図6】 図5のA−A線断面矢視図であり、(a)は
開放状態、(b)はクランプ状態を示す。
【図7】 図1の光コネクタを構成する光コネクタアダ
プタを示す図であって、(a)は平断面図、(b)は正
断面図である。
【図8】 図1の光コネクタを構成する光コネクタアダ
プタを示す図であって、(a)は光コネクタ本体を収納
していない状態を示す正断面図、(b)は光コネクタア
ダプタを挿入口側から見た側面図である。
【図9】 図8(a)に示す外部ハウジングの後壁部に
突設された爪を示す拡大図である。
【図10】 従来例の光コネクタを示す図であって、
(a)は分解斜視図、(b)は光コネクタアダプタに挿
入した状態を示す斜視図である。
【図11】 図10の光コネクタを示す図であって、ア
ウトレットへの適用例を示す正面図である。
【符号の説明】
1b…別の光コネクタ、7…ラッチ、7a…レバー部、
10…アウトレット、11…支持体、20…光コネク
タ、21…光ファイバ(フェルール側光ファイバ)、2
2…光コネクタフェルール、22a…接合端面、23…
光コネクタ本体,光コネクタ、24…光コネクタアダプ
タ、25,251…抜け止め手段,外部ハウジング(カ
ップリング)、26…光ファイバ(光ファイバ心線)、
27…接続機構、34…挿入口、38…付勢部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉木 康博 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H036 QA12 QA46 QA56

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ(21)を突き合わせ接続可
    能に位置決め保持する光コネクタフェルール(22)の
    突き合せ接続される接合端面(22a)に対向する後端
    側に、前記光コネクタフェルールに位置決め保持された
    前記光ファイバに別の光ファイバ(26)を突き合せ接
    続する接続機構(27)を備えてなる光コネクタ本体
    (23)と、挿入された前記光コネクタ本体を反対側か
    ら挿入される別の光コネクタ(1b)に対して突き合せ
    接続可能に位置決めして収納する光コネクタアダプタ
    (24)と、この光コネクタアダプタからの前記光コネ
    クタ本体の抜けを防止する抜け止め手段(25)とを備
    えることを特徴とする光コネクタ(20)。
  2. 【請求項2】 前記抜け止め手段が、光コネクタアダプ
    タへの前記光コネクタ本体の挿入口(34)に取り付け
    られることで前記光コネクタアダプタからの前記光コネ
    クタ本体の抜けを防止するキャップ状の外部ハウジング
    であり、この外部ハウジングに反力をとった付勢部材
    (38)により、前記光コネクタアダプタへの挿入方向
    前方へ前記光コネクタ本体が付勢されるようになってい
    ることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  3. 【請求項3】 筐体、装置、建物の壁等である支持体
    (11)に取り付けられたアウトレット(10)に光コ
    ネクタアダプタ(24)が設けられ、 光コネクタフェルール(22)に位置決め保持された光
    ファイバ(21)に別の光ファイバ(26)を突き合せ
    接続する接続機構(27)を備えてなる光コネクタ(2
    3)が、前記支持体側から前記光コネクタアダプタに差
    し込まれ、 前記光コネクタアダプタに挿入されると同時に係脱自在
    に係合し、かつ、前記アウトレット外部に露出されてい
    るレバー部(7a)の押し込み操作により前記光コネク
    タアダプタとの係合が解除されるようになっているラッ
    チ(7)を備えてなる光コネクタ(1b)が、前記支持
    体外側から前記光コネクタアダプタに挿入されるように
    なっていることを特徴とする光コネクタ接続方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6454464B1 (en) * 1998-12-28 2002-09-24 Computer Crafts, Inc. Fiber optic connectors and transceiver test devices
JP2007121672A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Hitachi Cable Ltd 現地組立型光コネクタ
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