JP2000009965A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

Info

Publication number
JP2000009965A
JP2000009965A JP10179346A JP17934698A JP2000009965A JP 2000009965 A JP2000009965 A JP 2000009965A JP 10179346 A JP10179346 A JP 10179346A JP 17934698 A JP17934698 A JP 17934698A JP 2000009965 A JP2000009965 A JP 2000009965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
stop ring
optical fiber
optical connector
coupling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10179346A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3939441B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Takizawa
和宏 瀧澤
Toru Arikawa
徹 有川
Yasuhiro Tamaki
康博 玉木
Tokuichi Ayuta
徳一 鮎田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAI ICHI DENSHI KOGYO KK
DDK Ltd
Fujikura Ltd
Original Assignee
DAI ICHI DENSHI KOGYO KK
DDK Ltd
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAI ICHI DENSHI KOGYO KK, DDK Ltd, Fujikura Ltd filed Critical DAI ICHI DENSHI KOGYO KK
Priority to JP17934698A priority Critical patent/JP3939441B2/ja
Publication of JP2000009965A publication Critical patent/JP2000009965A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3939441B2 publication Critical patent/JP3939441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバをコネクタ接続可能に成端する光
コネクタにあっては、光ファイバから後方への引っ張り
力が作用しても、フェルール同士の突き合わせ力に影響
を与えない技術の開発が求められていた。 【解決手段】 前記フェルール51側の光ファイバ56
に対して、別の光ファイバ63を突き合わせ接続する接
続機構52を収納するストップリング53が、その外側
に設けられたカップリング55に対して、係止機構によ
って係止され、後方への相対的な変位が規制される光コ
ネクタ50を提供する。係止機構としては、例えば、カ
ップリング55側から突設された係合突壁55aと、ス
トップリング53側の係合溝53dの一側壁を構成する
補強リング58との係合であって、補強リング58がス
トッパとして働く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバ同士
を接続する際に用いられる光コネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、光ファイバのコネクタ成端
を、工場以外の接続現場にて行う現場付けの各種の光コ
ネクタが提案されている。現場付け光コネクタとは、予
め先端研磨済みのフェルールに光ファイバを挿通固定す
ることにより、フェルールへの光ファイバの接続後のコ
ネクタ研磨作業を省略する方式の光コネクタである。近
年では、フェルールに予め短い光ファイバを挿入してお
き、フェルール後端側に備えたメカニカルスプライスタ
イプの接続機構により、前記光ファイバと、別途後端側
から挿入した光ファイバとを突き合わせ接続して、光フ
ァイバ先端に光コネクタを組み立てるタイプの光コネク
タが提案されてきている。
【0003】図3から図5は、接続機構を具備する現場
付け光コネクタの一例を示す。図3および図4におい
て、光コネクタ20は、いわゆるST形光コネクタであ
って、円筒状のカップリング21と、このカップリング
21内に収納されたフェルール24と、このフェルール
24の先端面23に対する後端側に配設された接続機構
25とを備えている。フェルール24の先端面23に
は、予め研磨が施されている。また、図5に示すよう
に、このフェルール24に予め内装固定した光ファイバ
22(裸ファイバ)は、一端(先端)が前記先端面23
に露出し、他端(後端)が、前記接続機構25のほぼ中
央部に到達する長さになっている。
【0004】前記接続機構25は、筒状のストップリン
グ27内に収納されている。フェルール24の後端部に
固定された筒状のフェルールホールド29からは、フェ
ルール24後方へ延びる筒部31が突設され、この筒部
31の後端には、前記ストップリング27先端(図5中
左側)へ突出状態に固定された補強リング29aが連結
されている。図5において、接続機構25は、3つの部
材32a、32b、32cからなる二つ割り構造の素子
32を、その外側に装着したバネ33(コ字状バネ、C
形バネ等)によって一体化状態を維持するようにしてク
ランプ保持した構成になっている。二つ割りの素子32
間には、例えば調心溝32d等からなる調心機構を備
え、フェルール24側の光ファイバ22後端は、この調
心溝32dによって、予め位置決め調心されている。図
3中符号26の楔を、ストップリング27の側面に開口
された溝状の楔挿入穴28から素子32に対して挿抜す
ると、バネ33の力に抗して素子32を簡便に開閉する
ことができ、この素子32を開放すると、光コードであ
る光ファイバ36先端に露出させた光ファイバ心線36
aを素子32間の前記調心溝32dへ挿入、引き抜きが
可能となり、楔26を引き抜いて素子32を閉じると、
バネ33のクランプ力によって、光ファイバ22(光フ
ァイバ心線36aを挿入している時は光ファイバ36a
も)が素子32内にクランプ保持される。図4に示すよ
うに、ストップリング27の後端部27aには、光コー
ドである光ファイバ36端末から引き出された抗張力体
36a(ケブラ)や、コード被覆36b先端部が、かし
めリング34、35によって、かしめ固定される。ま
た、具体的には、接続機構25の素子32へは、光ファ
イバ36先端に露出させた光ファイバ心線36aが挿入
される。
【0005】図5に示すように、フェルールホールド2
9は、金属等の十分な剛性を有する材料からなる。この
フェルールホールド29の、フェルール24の後端部に
固着されるリング部30と、カップリング21の後端内
周側から突設された環状係止片21aとの間には、フェ
ルールホールド29の筒部31の外周に設けられたコイ
ルバネ13が挿入され、両者の間を離間させるように働
く。また、前記筒部31の後端近傍に形成された環状溝
部11に嵌め込まれた係止リング12は、前記環状係止
片21aが、フェルール24先端側から係合されるよう
になっており、フェルール24後端方向へのカップリン
グ21の抜け止めになっている。図3に示すように、カ
ップリング21の直径方向に対向する2カ所には、カッ
プリング21先端に開口し、かつカップリング21軸方
向へ沿って延びる溝状の挿通溝14aが形成されてお
り、この挿通溝14aの奥部(図1中右奥側)には、周
方向へ向かって形成された係止溝14bが形成されてい
る。
【0006】光コネクタ20を光コネクタアダプタ1を
介して別の光コネクタ20と接続するには、まず、フェ
ルールホールド29のリング部30外周から突設されて
いる位置決めキー30aを、光コネクタアダプタ1の接
続筒部4のキー溝5へ挿入し、接続筒部4の係止突起6
を、カップリング21の挿通溝14aに挿通させ、係止
突起6を挿通溝14aの奥部に到達せしめた後、カップ
リング21を周方向へ僅かに回動させ、係止溝14bに
係止突起6を係合させる。この時、フェルールホールド
29およびフェルール24は、位置決めキー30aとキ
ー溝5とによって回動せず、カップリング21のみが、
フェルール24の軸回りに回動して、係止突起6が係止
溝14bに係合し、光コネクタアダプタ1から光コネク
タ20が引き抜かれなくなる。そして、光コネクタアダ
プタ1内にて突き合わせられたフェルール24間には、
コイルバネ13の付勢力によって、突き合わせ力が与え
られ、これにより、目的の低接続損失が確実に得られる
ようになっている。カップリング21を逆方向に回動し
て、係止突起6と係止溝14bとの係合を解除すれば、
光コネクタアダプタ1から光コネクタ20を引き抜くこ
とができる。なお、図1中、符号2は、各種機器等への
ネジ止めのための孔、3は固定片である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光コネクタ
アダプタ1と接続された光コネクタ20に、光ファイバ
36から後方(図4中右側)への引っ張り力が作用する
と、この光ファイバ36の抗張力体36bやコード被覆
36cが固定されているストップリング27が、フェル
ールホールド29やフェルール24とともに、コイルバ
ネ13を押し縮めつつ、一体的に後方へ移動してしま
い、光コネクタアダプタ1内にて突き合わせ接続される
フェルール間の突き合わせ力を確保出来なくなり、光学
特性が低下する(接続損失の増大等)といった問題があ
った。すなわち、カップリング21は、係止溝14bと
光コネクタアダプタ1側の係止突起6との係合によっ
て、後方への引っ張り力に対して移動しないが、このカ
ップリング21に対して、フェルールホールド29やフ
ェルール24は、コイルバネ13の圧縮限度内で移動可
能になっているため、ストップリング27に光ファイバ
36からの引っ張り力が作用すると、ストップリング2
7と一体的に、コイルバネ13の圧縮限度内で後方へ移
動してしまう。
【0008】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、別の光コネクタと突き合わせ接続された状態に
て、光ファイバに引っ張り力が作用しても、この光ファ
イバ先端のフェルールが接続方向後方へ後退することが
防止され、接続状態を確保でき、相手側の光コネクタの
フェルールとの間に目的の接続損失が安定に得られる光
コネクタを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光コネクタは、抗張力体を内蔵する光ファ
イバ先端に組み立てられることで、この光ファイバを突
き合わせ接続可能に成端する光コネクタであって、光フ
ァイバが予め内装固定され先端研磨が施されてなるフェ
ルールと、前記フェルールの後端側に連結され、このフ
ェルール後端から突出した前記光ファイバを収納し、こ
の光ファイバに対して、別の光ファイバを位置決め調心
して突き合わせ接続する接続機構と、前記フェルール後
端側に設けられて前記接続機構を収納し、かつ、前記接
続機構によってフェルール側の光ファイバに対して接続
される光ファイバ先端に引き出された前記抗張力体が固
定されるストップリングと、前記フェルールに突き合わ
せ接続方向前方への付勢力を与えるための付勢手段と、
前記ストップリングを収納する筒状に形成され、かつ、
別のフェルールと突き合わせ接続するべく前記フェルー
ルが挿入されるハウジングに係脱可能に係止されるカッ
プリングとを具備してなり、前記ストップリングは、そ
の外側に設けられた前記カップリングに対して、係止機
構によって係止されることにより、前記突き合わせ接続
方向後方への相対的な変位が規制されるようになってい
ることを特徴とする光コネクタを前記課題の解決手段と
している。この光コネクタによれば、フェルール同士の
突き合わせ接続時には、この光コネクタのフェルールが
挿入されるハウジングにカップリングが係止されると、
光ファイバ端末に引き出された抗張力体が固定されたス
トップリングに、この抗張力体を介して接続方向後方へ
の光ファイバの引っ張り力が伝達されても、ストップリ
ングは、係止機構によってカップリングに引き留められ
ることで、それ以上、接続方向後方へ変位しない。これ
により、フェルール、接続機構、ストップリング等のカ
ップリングに対して一体的に相対変位する部分の接続方
向後方への移動が規制され、付勢手段の付勢力が、突き
合わせられたフェルール間の突き合わせ力として有効に
働き、フェルール間に目的の光学特性(接続損失等)が
安定に得られる。請求項2記載の発明は、請求項1記載
の光コネクタにおいて、前記係止機構が、前記ストップ
リングおよび前記カップリングの一方に設けられた係合
溝と、他方に設けられた係合突壁とからなり、前記係合
溝の一側壁と係合突壁との係合によって、前記カップリ
ングが、前記ストップリングの外側にて、該ストップリ
ング回りに相対回転自在に支持されていることを特徴と
する。なお、係合溝内には、フェルール接続方向前後へ
の係合突壁の若干の変位を許容するクリアランスを確保
することも可能である。請求項3記載の発明は、請求項
1または2記載の光コネクタにおいて、前記ストップリ
ングは、前記接続機構を突き合わせ接続方向前後への移
動を許容して収納する筒状であり、このストップリング
の後端部に収納された前記付勢手段によって前記接続機
構が付勢されることにより、前記フェルールに、突き合
わせ接続方向前方への付勢力が前記接続機構を介して与
えられるようになっていることを特徴とする。請求項
1,2記載の発明では、付勢手段は、例えば、カップリ
ングに反力をとってフェルールを付勢する構成も採用可
能であるが、請求項3記載の発明では、付勢手段の収納
位置がストップリング後端部となるため、フェルールと
カップリングとの間に付勢手段の収納領域を確保する必
要が無くなる。また、ストップリング内に収納する付勢
手段は、フェルールとカップリングとの間に設けられる
付勢手段に比べて、構成の自由度が高く、小型化が容易
である。しかも、カップリングに対して、フェルール、
接続機構、ストップリングが変位しても、付勢手段の付
勢力に変動が無く、フェルールに目的の付勢力を安定に
作用させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光コネクタの実施
の形態を、図を参照して説明する。図1(a)、(b)
および図2(a)、(b)において、符号50は、本実
施の形態の光コネクタである。図1(a)、(b)およ
び図2(a)、(b)に示すように、この光コネクタ5
0は、予め先端面51aに研磨が施され、別の光コネク
タのフェルールと突き合わせ接続されるフェルール51
と、このフェルール51の後端側に設けられ、該フェル
ール51と一体的に変位可能に連結されている接続機構
52と、前記フェルール51の後端側に設けられ、前記
接続機構52を収納する円筒状のストップリング53
と、このストップリング53の後端部53a(図1
(a)、図2(a)右側)に収納され、接続機構25を
介して、前記フェルール51を前方へ付勢する付勢手段
54(コイルスプリング)と、前記ストップリング53
の外側に設けられたカップリング55とを備えている。
【0011】前記フェルール51は、セラミック、ジル
コニア等からなる円筒状スリーブを主体として構成さ
れ、このスリーブ51bの中心軸線上に穿設された微細
孔(図示せず)内には、予め光ファイバ56(裸ファイ
バ)が挿入固定されている。この光ファイバ56は長さ
十数mm程度の短いものであり、その先端は、フェルー
ル先端面51aに露出され、後端はフェルール51後端
から、接続機構52内に挿入、収納されている。
【0012】また、このフェルール51の後端部には、
フェルールホールド57を備えている。フェルールホー
ルド57は、金属等の十分な剛性を有する素材から全体
が一体的に形成されることが一般的であり、フェルール
51後端部に固定される円筒状のリング部57aと、こ
のリング部57aからフェルール51後方へ延在突出さ
れた鍔部57bとを備えている。
【0013】前記リング部57aの外周に形成された凹
所57c(図1(b)および図2(a)参照)には、ス
トップリング53bの先端に固定された補強リング58
が係合され、回り止めされている。補強リング58は、
金属等の十分な剛性を有する素材から形成されることが
一般的である。
【0014】図2(a)、(b)に示すように、前記接
続機構52は、前記鍔部57bおよびこの鍔部57bに
対して開閉する二つの蓋体59a、59bからなる二つ
割り構造の素子60と、この素子60の外側に装着さ
れ、素子60を一体化状態にクランプ保持するクランプ
バネ61(C形バネ、コ字状バネ等のスリーブ状のバ
ネ)と、前記素子60の間に設けられた調心機構62と
を備えている。そして、この接続機構52は、後端側
(図2(a)中右側)から、ストップリング後端部53
aの光ファイバ導入穴53bを介して別途挿入される光
ファイバ63(図1(a)参照。例えば光ファイバ心線
や裸ファイバ等)が調心機構62に挿入されることよっ
て、予め調心機構62に挿入されているフェルール51
側の光ファイバ56に対して位置決め調心して突き合わ
せ接続するようになっている。図2(a)、(b)にお
いて、前記調心機構62である調心溝(図ではV溝)
は、接続機構52後端側(図2(a)中右側)のガイド
部62aと、このガイド部62aからフェルール51方
向に連続し、前記ガイド部62aよりも調心精度の高い
調心部62bとを備えているので、ガイド部62aから
挿入された光ファイバ63は、円滑に調心部62bへ導
かれ、この調心部61b内にて、前記フェルール51側
の光ファイバ56と突き合わせ接続される。なお、調心
機構としては、前記V溝以外の丸溝、角溝等の調心溝、
マイクロキャピラリ、3個の精密ロッドや精密ボール等
の間に光ファイバ63を坦持する構造等、各種構成が採
用可能である。
【0015】また、接続機構52の素子60は、図3記
載の接続機構25と同様に、楔64によって簡便に開閉
操作されるようになっている。図2(b)に示すよう
に、ストップリング53、カップリング55、補強リン
グ58には、楔64を素子60に対して挿入するための
溝状の楔挿入穴64a、64b、64cが形成されてい
る。図2(a)、(b)に示すように、素子60は、フ
ェルールホールド57の一部である鍔部57bによって
回り止めされており、補強リング58は、フェルールホ
ールド57のリング部57aの凹所57cとの係合によ
って回り止めされており、補強リング58に形成された
楔挿入穴64cは、二つ割りの素子60の分割境界に常
時位置決めされる。一方、ストップリング53も、その
側部から突設した突起53cが、補強リング58の係止
穴58aに係合されて回り止めされているため、ストッ
プリング53に形成された楔挿入穴64aは、二つ割り
の素子60の分割境界に常時位置決めされる。カップリ
ング55の楔挿入穴64bは、素子60の開閉時のみ、
カップリング55をストップリング53回りに回転させ
て、楔挿入穴64a、64cおよび素子60の分割境界
と一致させる。なお、補強リング58の係止穴58a
と、ストップリング53から突設されている突起53c
との係合によって、補強リング58とストップリング5
3とは、一体的になっている。
【0016】図2(b)において、素子60は、断面菱
形あるいは楕円状になっており、その長軸方向(図2
(b)中左右)を楔挿入穴64a、64cの連通方向に
一致させているため、長軸方向一端部から楔64が圧入
されると、長軸方向他端部がストプリング53内面に当
接して、楔64挿入方向奥側への素子60の押し込みを
規制する。逆に、素子60から楔64を引く抜く時に
は、楔挿入穴64a近傍のストップリング53に、素子
60の長軸方向一端部が当接しているため、素子60に
無用な変位や曲がり等を生じさせること無く、素子60
から楔64を引き抜くことができる。しかも、素子60
の短軸方向(図2(b)中上下)両端は、いずれも、ス
トプリング53内面に対して、点接触あるいは面接触し
ているため、特に、二つ割り構造の素子60の一方を構
成する蓋体59a、59bは、この接触部分を中心とし
て容易に回転でき、素子60の他方を構成する鍔部57
bに対して円滑に開閉されるため、繰り返し開閉操作を
行っても、素子60に変形等の不都合が発生しにくく、
調心機構62の調心精度等を安定に維持できるようにな
っている。
【0017】図1(a)に示すように、ストップリング
53は、金属等の十分な剛性を有する素材から形成され
ており、その後端部53aには、単心光コードである光
ファイバ65端末に引き出した抗張力体65a(ケブ
ラ)や、コード被覆先端65bが、例えば、かしめリン
グ66a、66bを使用してかしめ固定される。ここ
で、抗張力体65aや、コード被覆先端65bのストッ
プリング後端部53aへの固定作業は、光ファイバ65
端末から引き出した光ファイバ63(光ファイバ単心
線)を、ストップリング後端部53aの光ファイバ導入
穴53bから、接続機構52の調心機構62へ、必要な
長さを挿入するとともに、さらに、若干の長さをストッ
プリング53内へ押し込んで湾曲させた後、行う。押し
込まれた光ファイバ63により、接続機構52内で突き
合わせ接続された光ファイバ56、63間に突き合わせ
力が与えられるとともに、光ファイバ65に突き合わせ
接続方向(以下前後方向)後方への引っ張り力が作用し
たとしても、接続機構52に挿入した光ファイバ63に
引き抜き力が作用せず、光ファイバ56、63の接続状
態に与える影響が無い。
【0018】図2(a)に示すように、ストップリング
先端53eと、前記リング部57aの凹所57cに挿入
された補強リング58との間に確保されたクリアランス
69内には、フェルールホールド57のリング部57a
から突設された係止片57dが前後動自在に挿入されて
いる。付勢手段54の付勢力によって、接続機構52や
フェルール51は、常時前方へ付勢されているので、例
えば、接続前フェルール51のように、後方への押し込
み力が働いていない時では、係止片57dは、凹所57
c近傍の補強リング58へ常時押し付けられ、フェルー
ル51の突き合わせ接続時等、押し込み力が働いたとき
には、前記クリアランス69内での係止片57dの可動
範囲、付勢手段54の弾性変形範囲内にて、フェルール
51が後方へ押し込まれることになる。なお、抗張力体
65aや、コード被覆先端65bのストップリング後端
部53aへの固定は、前記かしめに限定されず、接着固
定、融着固定、結束材による結束固定等、各種構成が採
用可能である。
【0019】カップリング55は、その軸方向中央部か
ら内面側に突設した係合突壁55aを、ストップリング
53外周全周に亘って設けられた係合溝53dに挿入し
ており、これら係合突壁55aと係合溝53dとの係合
によって、ストップリング53回りに相対回転自在にな
っている。前記係合溝53dは、補強リング58の後端
58b位置によって、係合突壁55aの厚さに対応する
開口幅tが調整されるため、これにより、カップリング
55の、ストップリング53に対する前後方向への可動
範囲が設定される。前記係合突壁55aと係合溝53d
とは、請求項1記載の係止機構を構成する。請求項1記
載の係止機構としては、カップリングに対するストップ
リングの、後方への変位を規制できるものであれば足
り、係合溝53dに代えて、補強リング後端58bの
み、ストップリング53から突設した係止用の突起等も
採用可能である。
【0020】本実施形態の光コネクタ50は、いわゆる
ST形光コネクタであって、カップリング55の先端
(図2(a)左側)には、図3に示した光コネクタアダ
プタ1に対して係脱可能に係止するための機構として、
挿入溝55b、係止溝55cが形成されている。これら
挿入溝55b、係止溝55cは、図3記載の光コネクタ
20のカップリング21の挿入溝14a、係止溝14b
と同様の作用により、すなわち、カップリング55をス
トップリング53回りに回転して、光コネクタアダプタ
1側の係止突起6を係止溝55cに係止することで、光
コネクタアダプタ1の接続筒部4からの光コネクタ50
の引き抜きを規制できる。また、カップリング55を逆
方向に回転操作して、係止突起6の係止溝55cによる
係止を解除すれば、接続筒部4から光コネクタ50を引
き抜くことが可能になる。
【0021】図1(b)、図2(a)、(b)に示すよ
うに、補強リング58外周に突設された突起58cは、
光コネクタアダプタ1の接続筒部4のキー溝5に挿入さ
れることにより、フェルール51を回り止めするキーと
して機能する。なお、この光コネクタ50の接続対象
は、光コネクタアダプタ1に限定されず、各種光コネク
タハウジングが適用可能であり、挿入溝55b、係止溝
55c、突起58cの形状、数等は適宜選択されるもの
である。
【0022】図2(a)において、キャップ67は、フ
ェルール51の外側に着脱自在に装着されており、光コ
ネクタ50を接続に用いない時には、図2(a)の装着
状態によってフェルール51を保護し、接続作業時に
は、フェルール51から取り外す。このキャップ67か
ら突設された挿入片67aは、カップリング55の直径
方向に対向する両側に形成された係止溝55b(図1
(b)参照)の内の一方にのみ挿入され、キャップ67
を回り止めする。
【0023】図1(a)に示すように、光コードである
光ファイバ65先端に組み立てられた光コネクタ50
は、光コネクタアダプタ1(図3参照)の一方の接続筒
部4に接続すると、光コネクタアダプタ1の反対側の接
続筒部4に接続された別の光コネクタと、フェルール同
士を突き合わせ接続することができる。この時、カップ
リング55は、係止溝55cと係止突起6との係合によ
り、接続筒部4に対して引き抜かれないように係止さ
れ、係合突壁55aと係合溝53dとの係合によって決
まる所定位置に、ストップリング53が位置決めされ
る。光コードである光ファイバ65から後方への引っ張
り力が、抗張力体65aやコード被覆先端65bを介し
てストップリング53に作用すると、係合突壁55aと
係合溝53dとが係合されてなる係止機構によって、具
体的には、前記係合溝53dの一側壁を構成する補強リ
ング58の後端58bが係合突壁55aに当接すること
で、ストップリング53がカップリング55に対して引
き留められ、後方へ変位しない。この時、補強リング5
8は、係合溝53dからの係合突壁55aの引き抜きを
規制するストッパとして機能する。当然ながら、補強リ
ング58の係止穴58aと、ストップリング53から突
設されている突起53cとの係合によって、補強リング
58とストップリング53とは、一体的になっているの
で、係合突壁55aに当接された補強リング後端58b
が、ストップリング53に作用する光ファイバ65から
の引張力を負担しても、ストップリング53は補強リン
グ58から引き抜かれることは無く、補強リング58の
後端58bが係合突壁55aに当接したと同時にストッ
プリング53は引き留められ、それ以上、後方へ移動す
ることは無い。しかも、この時、光ファイバ65から作
用する引っ張り力は、抗張力体65aやコード被覆先端
65bによってストップリング後端部53aへ伝達さ
れ、接続機構52へ挿入された光ファイバ63には前記
引っ張り力が一切作用せず、ストップリング53への押
し込みによる湾曲が確保されたままであるため、接続機
構52内での光ファイバ56、63同士の接続状態が安
定に維持される。補強リング58およびその後端58b
も、係合溝53dの一側部を構成するものとして、請求
項1記載の係止機構に相当する。
【0024】また、フェルール同士の突き合わせ位置に
対応して、付勢手段54が伸縮することで、フェルール
同士間に適度の突き合わせ力が与えられるが、光ファイ
バ65からの引っ張り力が作用した時には、係合溝53
d内に確保した微小なクリアランスtの範囲でのみスト
ップリング53の後退が可能であり、それに伴い、付勢
手段54の支持位置が僅かに変位する程度の微小な影響
があるが、付勢手段54の付勢力によって与えられるフ
ェルール間の突き合わせ力は実質的に殆ど変動しない。
このため、突き合わせ接続されたフェルール間に、目的
の突き合わせ力が安定に確保され、これらフェルールに
よって光接続された光ファイバ間には低接続損失等の目
的の光学特性が確実かつ安定に得られる。
【0025】また、この光コネクタ50によれば、図3
に示した光コネクタ20に比べて、フェルールホールド
57の長さを大幅に短縮することができ、これにより、
全長の短縮、小型化等が可能になっている。すなわち、
図3記載の光コネクタ20では、コイルバネ13の装着
のために、フェルール24後方への長大な突出寸法が確
保された筒部31を有するフェルールホールド29を適
用しているが、本願発明に係る本実施形態の光コネクタ
50では、付勢手段54をストップリング後端部53a
内に収納しているため、前記筒部31等の構成は不要で
あり、フェルールホールド57を大幅に短く形成するこ
とが可能になり、しかも、カップリング55との間に、
付勢手段54の収納のためのスペースを確保する必要が
無くなったので、全体の小型化が可能になった。また、
全長の短縮は、例えば、光ファイバ65に作用する後方
への引っ張り力が、光コネクタ50の真っ直ぐ後方では
無く、側方へ偏在している場合(いわゆるサイドプル)
には、全長の長い光コネクタに比べて高い曲げ耐力が得
られ、光特性を安定に維持できる利点がある。
【0026】なお、本発明の光コネクタは、前述した実
施形態に限定されず、以下のような変形も可能である。 この光コネクタの接続対象が、光コネクタアダプタ1
以外の各種光コネクタアダプタ、あるいは光コネクタア
ダプタ以外のハウジングであること。このハウジングと
しては、例えば光コネクタレセプタクル、光コネクタジ
ャック等の各種構成が採用可能である。 前記に対応して、接続対象のハウジングに対して光
コネクタの接続状態を維持するための構成(主としてカ
ップリングの構造)を変更すること。また、光コネクタ
アダプタ1側の係止突起6に係合する係止溝55cを備
えたカップリング55に代えて、例えば、JIS C
5973に制定される光コネクタアダプタに設けた弾性
爪によって係脱可能に係止されるハウジング等を具備す
ること。 多心に対応するフェルールと、多心に対応する接続機
構とを具備すること。多心のフェルールとしては、例え
ば、JIS C 5981に制定されるいわゆるMT形
光コネクタ(Mechanically Transferable)等の採用が
可能である。この時、接続機構の調心機構も、多心のも
のに変更することは言うまでも無い。また、付勢手段
は、図2(a)に示したものと同様のものを適用可能で
ある。 接続機構の構成を変更すること。例えば、一対の細長
状部材の長手方向を備えて一体化してなる二つ割り構造
にしたもの、フェルールホールドの鍔部を利用していな
いもの等が、採用可能である。但し、フェルールと接続
機構との間に位置ずれが生じると、フェルール側から接
続機構に挿入された光ファイバを傷める可能性があるた
め、フェルールと接続機構との間には、ストップリング
等の部材によって位置決め性が確保される必要がある。
接続機構としては、二つ割り構造の素子を有するものに
限定されず、フェルール側の光ファイバに対して別の光
ファイバを簡便に接続できるものであれは、各種構成の
ものが採用可能である。 本発明に係る光コネクタによって突き合わせ接続可能
に成端する適用対象の光ファイバとしては、ケブラ以外
の抗張力体を備えてなる各種光コード、光ケーブル等も
採用可能である。 ストップリングとカップリングとの間の係止機構とし
ては、各種構成が採用可能である。すなわち、ストップ
リング53側の係合溝53dと、カップリング55側の
係合突壁55aとの係合に限定されず、例えば、ストッ
プリング側から突設した係合突壁を、カップリング側の
係合溝に係合させる構成も採用可能である。図2に示し
た補強リング58は、ストップリングと一体的に形成す
ることも可能である。補強リング58は、ストップリン
グ53の先端(フェルール51側)に固定されること
で、ストップリング53の係合溝53dの溝幅tを設定
する溝幅設定手段として働く。この補強リング58をス
トップリング53と一体とする場合は、別途、ストップ
リング53の後端側にリングを取り付け、溝幅設定手段
として機能させる。この場合には、ストップリング53
の後端側にリングを取り付けると同時に、カップリング
側の係合突壁が係合溝から抜け出ることが規制される。
ストップリング側から突設した係合突壁を、カップリン
グ側の係合溝に係合させる構成では、例えば、複数の分
割体からなるカップリングを採用し、カップリングを組
み立てた際に、カップリング側の係合溝にストップリン
グ側の係合突壁が引き抜き不可能に係合する構成等が採
用される。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
光コネクタによれば、フェルール同士の突き合わせ接続
時には、この光コネクタのフェルールが挿入されるハウ
ジングにカップリングが引き抜かれないよう係止された
状態で、光ファイバ端末に引き出された抗張力体が固定
されたストップリングに、接続方向後方への光ファイバ
の引っ張り力が伝達されても、ストップリングは、係止
機構によってカップリングに引き留められることで、そ
こから、接続方向後方へ変位せず、これにより、付勢手
段の付勢力が、突き合わせられたフェルール間の突き合
わせ力として有効に働き、フェルール間に目的の光学特
性(接続損失等)が安定に得られるといった優れた効果
を奏する。
【0028】請求項2記載の光コネクタによれば、前記
係止機構が、前記ストップリングおよび前記カップリン
グの一方に設けられた係合溝と、他方に設けられた係合
突壁とからなり、これら係合溝と係合突壁との係合によ
って、前記カップリングが、前記ストップリングの外側
にて、該ストップリング回りに相対回転自在に支持され
ていることを特徴とするので、いわゆるST形光コネク
タやSC形光コネクタへの応用が容易であるといった優
れた効果を奏する。
【0029】請求項3記載の光コネクタによれば、前記
ストップリングは、前記接続機構を突き合わせ接続方向
前後への移動を許容して収納する筒状であり、このスト
ップリングの後端部に収納された前記付勢手段によって
前記接続機構が付勢されることにより、前記フェルール
に、突き合わせ接続方向前方への付勢力が前記接続機構
を介して与えられるようになっていることを特徴とする
ので、付勢手段の収納位置がストップリング後端部とな
ることによって、フェルールとカップリングとの間に付
勢手段の収納領域を確保する必要が無くなり、しかも、
ストップリング内に収納する付勢手段は、フェルールと
カップリングとの間に設けられる付勢手段に比べて、構
成の自由度が高く、小型化が容易であるため、小型化、
全長の短尺化が可能である。全長の短縮化は、曲げ耐力
の向上に寄与し、光学特性を安定化させる。さらに、カ
ップリングに対して係止機構によって係止されたストッ
プリングが変位しないことからすると、付勢手段の支持
位置は一定であり、この付勢手段によって、フェルール
に目的の付勢力を安定に作用させることができ、低接続
損失等の目的の光学特性が安定に得られるといった優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の光コネクタの構成およ
び構造を説明する図であって、(a)は側面図、(b)
は正面図である。
【図2】 図1の光コネクタを説明する図であって、
(a)は側断面図、(b)は(a)のA−A線断面矢視
図である。
【図3】 従来例の現場付けタイプの光コネクタを示す
斜視図である。
【図4】 図3の光コネクタを示す側面図である。
【図5】 図3の光コネクタを示す断面図である。
【符号の説明】
1…光コネクタアダプタ(ハウジング)、50…光コネ
クタ(ST形光コネクタ)、51…フェルール、52…
接続機構、53…ストップリング、53a…ストップリ
ング後端部、53d…係止機構、係合溝、54…付勢手
段(コイルバネ)、55…カップリング、55a…係止
機構、係合突壁、56…光ファイバ(裸ファイバ)、5
8…係止機構(補強リング、係合溝の一側壁)、58b
…係止機構(係合溝の一側壁、補強リング後端部)、6
3…光ファイバ(光ファイバ単心線)、65…光ファイ
バ(単心光コード)、65a…抗張力体(ケブラ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有川 徹 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 玉木 康博 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 鮎田 徳一 東京都品川区西五反田2丁目11番20号 第 一電子工業株式会社内 Fターム(参考) 2H036 CA02 CA03 CA11 CA12 DA01 EA01 GA12 GA19 GA22 GA33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗張力体(65a)を内蔵する光ファイ
    バ(65)先端に組み立てられることで、この光ファイ
    バを突き合わせ接続可能に成端する光コネクタであっ
    て、 光ファイバ(56)が予め内装固定され先端研磨が施さ
    れてなるフェルール(51)と、 前記フェルールの後端側に連結され、このフェルール後
    端から突出した前記光ファイバ(56)を収納し、この
    光ファイバに対して、別の光ファイバ(63)を位置決
    め調心して突き合わせ接続する接続機構(52)と、 前記フェルール後端側に設けられて前記接続機構を収納
    し、かつ、前記接続機構によってフェルール側の光ファ
    イバに対して接続される光ファイバ先端に引き出された
    前記抗張力体が固定されるストップリング(53)と、 前記フェルールに突き合わせ接続方向前方への付勢力を
    与えるための付勢手段(54)と、 前記ストップリングを収納する筒状に形成され、かつ、
    別のフェルールと突き合わせ接続するべく前記フェルー
    ルが挿入されるハウジング(1)に係脱可能に係止され
    るカップリング(55)とを具備してなり、 前記ストップリングは、その外側に設けられた前記カッ
    プリングに対して、係止機構(55a、53d、58、
    58b)によって係止されることにより、前記突き合わ
    せ接続方向後方への相対的な変位が規制されるようにな
    っていることを特徴とする光コネクタ(50)。
  2. 【請求項2】 前記係止機構が、前記ストップリングお
    よび前記カップリングの一方に設けられた係合溝(53
    d)と、他方に設けられた係合突壁(55a)とからな
    り、前記係合溝の一側壁(58b)と係合突壁との係合
    によって、前記カップリングが、前記ストップリングの
    外側にて、該ストップリング回りに相対回転自在に支持
    されていることを特徴とする請求項1記載の光コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記ストップリングは、前記接続機構を
    突き合わせ接続方向前後への移動を許容して収納する筒
    状であり、このストップリングの後端部に収納された前
    記付勢手段によって前記接続機構が付勢されることによ
    り、前記フェルールに、突き合わせ接続方向前方への付
    勢力が前記接続機構を介して与えられるようになってい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の光コネク
    タ。
JP17934698A 1998-06-25 1998-06-25 光コネクタ Expired - Fee Related JP3939441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17934698A JP3939441B2 (ja) 1998-06-25 1998-06-25 光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17934698A JP3939441B2 (ja) 1998-06-25 1998-06-25 光コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000009965A true JP2000009965A (ja) 2000-01-14
JP3939441B2 JP3939441B2 (ja) 2007-07-04

Family

ID=16064245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17934698A Expired - Fee Related JP3939441B2 (ja) 1998-06-25 1998-06-25 光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3939441B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009003137A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Nichia Corp 光コネクタ
CN101872040A (zh) * 2009-04-24 2010-10-27 住友电气工业株式会社 光纤连接器用固定部件以及光纤连接器的安装方法
CN114035279A (zh) * 2016-09-30 2022-02-11 华为技术有限公司 光纤连接头、光纤适配器及光纤连接器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009003137A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Nichia Corp 光コネクタ
CN101872040A (zh) * 2009-04-24 2010-10-27 住友电气工业株式会社 光纤连接器用固定部件以及光纤连接器的安装方法
CN114035279A (zh) * 2016-09-30 2022-02-11 华为技术有限公司 光纤连接头、光纤适配器及光纤连接器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3939441B2 (ja) 2007-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11782224B2 (en) Fiber optic connector
CA2199711C (en) Optical connector plug and optical connector
JP2928101B2 (ja) 光ファイバーコネクター
US6179482B1 (en) Optical connector and housing for optical connector
US6022150A (en) Fiber optic connector
KR100364082B1 (ko) 광커넥터
JP4499980B2 (ja) 光ファイバコネクタ及び関連のピンリテーナ
EP3474052B1 (en) Optical connector and optical connection structure
JPH1172655A (ja) 光コネクタ
US8388237B2 (en) Optical connector and method of assembling optical connector
JP2000009965A (ja) 光コネクタ
JPH11160579A (ja) 光コネクタ
JP5091105B2 (ja) シャッタ付き現場組立光コネクタ
JP4689415B2 (ja) 光コネクタ用工具、工具付き光コネクタ
JPH1164683A (ja) 光コネクタ
JP4209036B2 (ja) 光コネクタおよび光コネクタ接続方式
JP2002196189A (ja) 光コネクタ
JP3753836B2 (ja) ピンクランプ、光コネクタ
JP4638962B2 (ja) シャッタ付き光コネクタ
JP4263311B2 (ja) 光コネクタ
JP3602399B2 (ja) 光コネクタ
JP2010134098A (ja) 光コネクタ及び光ファイバ付き光コネクタ
JP2002196186A (ja) 光コネクタ
KR20050100400A (ko) 광파이버 접속 지그
JPH11326702A (ja) 光コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060815

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees